比企谷八幡二十歳「一人暮らし最高」 (396)

八幡(オナニーし放題だから一人シコリンピックとか開催してた頃が懐かしい)


ピンポーン!


八幡(TENGAは昨日来たのに変だな、ローションは一時間前にポチったからあり得ないし)ガチャ


雪乃「久しぶりねひ」


八幡「…」バタン


ピンポーン!


八幡「…」ガチャ


雪乃「私を忘れたの?」

八幡「いや、あり得ない奴がいたから夢かと」


雪乃「あり得ない奴とはご挨拶ね」


八幡「何しに来たんだよ」


雪乃「遅いわね…」


八幡「は?」


結衣「ごめんゆきのん!バイト長引いちゃってさー、ヒッキーも久しぶり!」


八幡「え?」


雪乃「説明は必要かしら?」


八幡「いらん、お前ら帰ったら?」


結衣「ひどいよヒッキー久しぶりに会ったのにさー」

雪乃「いいから私達を上げなさい」


八幡「あー、こういうのを居丈高っつうのか」


結衣「へーそうなんだ」

雪乃「お邪魔します」

結衣「お邪魔します」


八幡「少しは遠慮しろよ…」

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雪乃「意外と綺麗にしてるのね」


結衣「なんかいい匂いがする」クンクン


八幡「ほいお茶漬け」コト

結衣「え?いいの?」


雪乃「帰れと言うことね?」

結衣「なんで?いただきます」モリモリ


八幡「京都では帰ってほしいお客はんにはこうするらしいどすえ」


結衣「ふーん、おかわり」


雪乃「由比ヶ浜さん食べるの早いわね」モクモク


八幡「ガッツリ空気読まねえなお前ら」

結衣「バイト忙しかったからなんも食べてなくて」モリモリ


八幡「それで、マジで何しに来たんだよ」


雪乃「私もおかわりをお願い、鮭茶漬けで」


八幡「お前ら賊かなんかか?」


結衣「飲み物ないの?緑茶とかさ」モリモリ


八幡「たしか冷蔵庫に買い置きがあったな」


雪乃「私も緑茶をお願い」


八幡「濃い味しかねえぞ」

結衣「ナイスヒッキー、そっちの方が好き」


雪乃「同じく」


八幡(当たり前のように人んちのエンゲル係数上げてくんだなこいつら)

雪乃「ふう…ごちそうさまでした」


結衣「おいしかった、ありがとうごちそうさまヒッキー」


八幡「いいから何しに来たかさっさと話せ賊共」

雪乃「実は…」

結衣「あたしたち…」


八幡「お、おう…」


雪乃「ルームシェアをする事になったの」


結衣「で、ヒッキーのアパートの近くに引っ越してさ」


八幡「ちょっと待て、なんでお前ら俺の家を知ってる?」


雪乃「小町さんに引っ越しの話をしたら比企谷君の家の住所を教えてもらったのよ」


結衣「たまに生きてるか確認してくれたら好きにヒッキー使っていいって言ってくれたんだよ」ポリポリ


八幡「それ俺の柿ピーだよな?」


雪乃「変わりにわさピーを用意したわ」ポリポリ


八幡「今まさに用意したわさピーをお前が食ってるよな?」


雪乃「美味しいわねわさピー」ポリポリ


結衣「どっちも好きだよあたし」ポリポリ

雪乃「あら、キットカットもあるじゃない」


結衣「カントリーマァムもあるね」


八幡「なんつーモンスターに住所教えてくれたんだ小町」

雪乃「…」ポリポリ


結衣「…」ポリポリ



八幡(一心不乱に柿ピーとわさピーを貪る光景が実にシュールだな)


雪乃「あら不思議ね、わさピーがなくなったわ」

結衣「柿ピーもだよ」


八幡「…ん?そういやお前らってなんでルームシェアをするんだ?」ワシャワシャ←米を洗っている


雪乃「それに答えるなら条件があるわ」

結衣「うんうん」


八幡「そんなにヘビーな理由なのか」

雪乃「キットカットを食べたら話してあげてもいいわよ」フフン


結衣「カントリーマァムもね」ニヤリ


八幡「お前ら帰れ」

雪乃「最初はたまたまだったのよ」サクサク


結衣「たまたま近所にあたしとゆきのんが住んでてさ」ムシャムシャ


八幡「聞いてないから俺のおやつ食べるのやめてくんない?」ジャブジャブ←皿とコップを洗っている


雪乃「私の家の方が広くて部屋が余っていたから、由比ヶ浜さんが住んでた部屋を引き払って二人で住むことにしたのよ」サクサク


結衣「だけどゆきのんの家二人で住んでも広かったんだよ」ムシャムシャ


雪乃「見つけたちょうどいい家が比企谷君の家と近くてそれを」サクサク


結衣「小町ちゃんが教えてくれたから遊びに来たんだー」ムシャムシャ


八幡「…話終わり?」グツグツ←カレーを作っている


雪乃「終わりよ」サクサク


結衣「うん終わり」ムシャムシャ


八幡「お前ら俺の家の食料消費しに来ただけじゃねえか!?」


雪乃「カレーならお米は硬めに炊いているわよね?」ワクワク


結衣「明日はカレーうどんだよね?」ワクワク


八幡「念のためにデカい鍋で作ってよかったよちくしょう」

雪乃「美味しいわ」パクパク


結衣「カレーの合間のラッキョが好きなんだよ」モキュモキュ


雪乃「福神漬けも揃えているだなんて優秀ね」パクパク


八幡「両方カレーには必要だからな」ムグムグ


結衣「ふーん」モキュモキュ


雪乃「しばらくご相伴に預かるからよろしくね」


八幡「嫌に決まってんだろ!」


結衣「あたしたち飢え死にしちゃうよ…」


雪乃「私は三日も持たないわね…」


八幡「金欠か?…いやいや由比ヶ浜はまだ分かるけど金持ちの雪ノ下がなんで飢え死にすんだよ」


雪乃「おかわり」


結衣「あたしも」


八幡「…ほらよ」




結衣「一緒に暮らす時に約束したんだよ」


八幡「桃園の誓いみたいに死ぬ時は一緒だとかじゃないだろうな」


雪乃「当番の問題よ」


八幡「当番?」


雪乃「共同生活を送る以上、家事の分担の取り決めは必須よね?」


八幡「まさか…」


結衣「あたしが最初のご飯の当番の時に出した料理をゆきのんが食べたら泡吹いて倒れちゃって」

雪乃「由比ヶ浜さんが食事当番の間、全て外食や宅配サービスにせざるを得なかったわ」


八幡「いやお前が当番代わってやれよ」


結衣「あたしもそう言ったんだけど…」


雪乃「それをすると他の家事までおざなりになりかねないから却下したのよ」


八幡「今の今まで由比ヶ浜が当番の時は全部外食だったのか?」


結衣「うん、チラシ見なくてもピザの種類とかトッピングとか言えるようになったよ」


八幡「アホが二匹おる…」

雪乃「だけれどさすがに良くないと思っていた矢先にあなたの家が近い事が分かったのよ」


八幡「俺を巻き込むなよ」


結衣「小町ちゃんがヒッキー料理上手になったって言ってたし」


雪乃「大学も単位はかなり取得して余裕があるとも聞いたわ」


八幡「つうか由比ヶ浜も料理の練習しろよ」

雪乃「ダメっ!!」クワッ!


八幡「うおっ!?」ビクッ


結衣「あたしがエプロン着けて台所に立つだけでゆきのんが怖がるようになっちゃって…」


雪乃「焦げた悪魔がやってくる生臭い鬼が笑っている変色した怪物がこちらを見ている…」ガタガタガタガタ


結衣「完璧にトラウマになったみたいで…」


八幡「何作ったらこんなになるんだよ!?」

雪乃「南無阿弥陀物南無阿弥陀物…」ガタガタガタガタ


結衣「ゆきのん落ち着いて!美味しいカレーだよ!」スポッ


雪乃「はっ!?私は一体何をして…美味しいわねこのカレー」モグモグ


八幡「えらいもん植え付けたな由比ヶ浜…」


結衣「ゴメン…」


雪乃「私達の状況は分かってもらえたかしら?」

八幡「分かりたくなかったけどな」

雪乃「散々食べさせてもらっておいて言うのが遅れたのだけれどお金はきちんと払うわ、十分なお釣りが出るようにね」



結衣「お菓子のお金もちゃんと出すから」


八幡「そりゃそうしてくれないと困るが…ところで当番の周期ってどう決めてるんだ?」


雪乃「一週間で交代よ」

結衣「今日からあたしの当番だよ」


八幡「しゃあないやってやるよ」


雪乃「ありがとう比企谷君…」


結衣「ゴメンねヒッキー」


八幡「あの雪ノ下があんなに取り乱してたらな」

雪乃「お恥ずかしい限りよ」

結衣「あたしはもっとお恥ずかしいよ…」


八幡「自覚してくれただけマシだ」


結衣「カレーうどん楽しみだなー!」ワクワク

雪乃「カレーうどん用に出汁で伸ばすわよね?」ワクワク


八幡「愚問だな、昼飯には出汁で伸ばす前にカレードリアも作ってやんよ」


結衣「やったー!」


雪乃「楽しみね」

翌日

八幡「出来たぞ、朝は米派の定番定食だ」


結衣「いただきます」


雪乃「いただきます」


ドタドタ


八幡「なんか隣騒がしいな」


結衣「どんな人が住んでるの?」ガツガツ


八幡「空き部屋だったぞ」


雪乃「なら引っ越してきたのね」モクモク


八幡「…嫌な予感がする」

結衣「どんな?あ、おかわり」


八幡「ありえねーけど顔見知りがたまたま越してきて、さらに平和な一人暮らしが脅かされる予感。ほらよ」


雪乃「そんなことが現実に起こるわけないじゃない。私もおかわりをお願い」


八幡「嫌な予感が外れてくれるならそれに越したことはないけどな。お前らの飯はどんぶりで出した方がいいな、ほれ」


雪乃「予感が外れて隣の普通の人が更科のそばを引っ越しそばとしてくれると最高なのだけれど」

結衣「更科知ってる!そばがおいしいとこだよね?」


八幡「まあな」


ピンポーン!


雪乃「引っ越しそばが来たわよ」


八幡「失礼だなお前!?」

結衣「カレーそばカレーそば」ワクワク


八幡「カレー好きだなお前!?」


雪乃「カレーそば…興味深いわ」

八幡「はーい」ガチャ


「チワッスSAGAWA急ビンビンでっすwwwサインとコサインとタンジェントシクヨロでぇぃっすwww」


八幡(なんかすげぇうぜぇ配達員来た)カキカキ


コレデモンダイナイデスアリガトウゴザイマシタ


「珍しい名前っすねwwwなんて読むんすか?くらべたくらみたにさんっすかwww?」


八幡「『ひきがや』です」

エ?ヒキガヤ?


「日本語バリムズっすねーwww」

八幡「はあ、まあ」


「あざっしたwwwくらべたくらみたにさんwww」

八幡「『ひきがや』つってんだろ」

ネエネエ


八幡「ん?」


陽乃「これって運命なのかな?」


八幡「俺の命運は尽きましたけどね」

結衣「…」

雪乃「…」

陽乃「いやあ、荷ほどきがまだだから助かるよ」モグモグ


八幡「おい妹」


結衣「小町ちゃんいないよ?」


八幡「違う、雪ノ下妹だ」

雪乃「何かしら?」


八幡「なんで雪ノ下さんがこの家のこと知ってるんだよ」


雪乃「知らないわよそんなこと」


結衣「じゃあ小町ちゃんから聞いたのかな」


陽乃「運命だよ」モグモグ


結衣「運命?」イラッ

雪乃「ふざけないで」


陽乃「本当の本当にたまたまだってば」


八幡「金持ちがえらく質素な家に越してきましたね」


陽乃「お金があるのは実家だよ、あたしも汗水垂らして働いてる中でやりくりする毎日なんだよ」モグモグ


雪乃「就職して家を出てずっとそうなの?」


陽乃「学生の内は遊ばせてもらったけど就職したらさすがにね」


結衣「お、大人だ…」

雪乃「元気そうで良かったわ」


陽乃「…」ポカーン


結衣「陽乃さん?」


雪乃「じ、実家に帰ってないみたいだから心配ぐらいするわよ」


陽乃「帰ったらお見合いしろとかうるさくてね」


雪乃「そんなところだろうとは思っていたわよ」

結衣「お見合いとかホントにあるんだ…」


八幡「ハイソだな」

陽乃「普段働いてたまの休みにお見合いしろとか嫌になるよほんと」


八幡「大変そうですね」

陽乃「もう大変も大変!親の会社の従業員みんなターミネーターじゃないのか疑っちゃうよ」


結衣「ターミネーターって」


雪乃「身も心もすっかりOLになったものね」


陽乃「まあね」

八幡「俺ならさっさと良さげな相手見つけて結婚しますよ」


結衣「うわ久しぶりにそれ聞いた」

雪乃「…」


陽乃「あはは!比企谷君ならいいお嫁さんになるよ」


八幡「褒めても納豆と味付け海苔しか出ませんよ」

陽乃「生卵は?」


八幡「オマケにつけます」


陽乃「おかわりと一緒によろしく」


八幡「あいよ」


結衣「…」ソワソワ


雪乃「味付け海苔あったのね…私も食べたかったわ」


結衣「そっち!?」

陽乃「ふいー、ごちそうさま」


八幡「はいはいお粗末様」


雪乃「おやつにちょうどいいわね味付け海苔」パリパリ

結衣「クセになるね」モサモサ


八幡「たまにやるといいよな」ジャブジャブ


陽乃「あ、ちょっと待ってて」


結衣「陽乃さんどうしたんだろ?」モサモサ


雪乃「ピンポンダッシュかしら?」パリパリ


八幡「お前は自分の姉貴を何だと思ってんだ」


陽乃「これ渡すの忘れてたよ」


八幡「信州更科そばだと…!」


陽乃「え?嫌だった?」

結衣「ゆ、ゆきのん…!」

陽乃「ガハマちゃんまで…」


雪乃「姉さん…」


陽乃「ご、ごめんね?別のもの買って…」


雪乃「カレーそばは好きかしら?」


陽乃「…ん?」


結衣「天かすいりますか?」

陽乃「え?」


八幡「らっきょも福神漬けもありますよ」


陽乃「らっきょ?福神漬け?」

お昼


八幡「割といい感じでできました」


陽乃「いいタイミングでそば持ってきたみたいだね、いただきます」


雪乃「最高よ、いただきます」


結衣「いただきます」

八幡「♪」ジャブジャブ


陽乃「食べた食べた」


結衣「そろそろバイトなんで出るね」


八幡「おう」


雪乃「私も一限だけ授業があるの」


八幡「そうか」


陽乃「学生は大変だねぇ」


八幡「雪ノ下さんは仕事はないんですか?」


陽乃「有給使ったの」


八幡「あー」

陽乃「別に荷ほどきまで手伝わなくてもいいのに」バリバリ


八幡「大学も週一行く程度なんでたまにはね」


陽乃「そのグラスこっちちょうだい」


八幡「はい、衣類の箱はどこ置きますか?」


陽乃「そこの押し入れの前に置いといて」


八幡「はいはい」


陽乃「元気そうだね、みんな」


八幡「俺もそれが分かったのは昨日ですけどね」

陽乃「え?そうなの?」

八幡「かくかくしかじか」

陽乃「雪乃ちゃんもガハマちゃんもバカだなー」


八幡「本当ですよ」


陽乃「彼女にするならどっち?」


八幡「は?」


陽乃「比企谷君も好みとかあるでしょ?どっちが好み?」


八幡「…」

陽乃「まさかあの後輩の女の子?」


八幡「一色の事ですか?」

陽乃「多分」


八幡「正直具体的な好みってのがあんまりはっきりしないんですよ」


陽乃「巨乳は?」


八幡「好きです」


陽乃「髪は長い方がいい?」

八幡「どっちでもいいです」


陽乃「年上好き?年下好き?」


八幡「どっちでもいいです」

陽乃「ただの巨乳好きじゃないの」


八幡「あ、本当だ」


陽乃「雪乃ちゃん、哀れ…」ブワッ


八幡「そんなんだから妹に避けられるんじゃ…」

陽乃「もう一回言ってみて?」


八幡「妹にさ」


陽乃「…」ニコニコ


八幡「雪ノ下さんは最高のお姉さんですよね」


陽乃「ありがと♪」

陽乃「よっし、終わったね」


八幡「晩飯用意します」

陽乃「頑張るねぇ」


八幡「食費が浮くんで」

陽乃「カレーうどんとか久しぶりだよ」ワクワク


雪乃「就職したのにせわしないわよ姉さん」ワクワク

結衣「ゆきのんもじゃん」ワクワク


陽乃「ガハマちゃんだって」


八幡「へいおまち」


ワーワー!

雪乃「カレーうどんっておいしいのね」


陽乃「手作りのぬくもりって大事だね」


結衣「おいしかったー」シャクシャク


陽乃「何食べてるのガハマちゃん?」


結衣「スイカバーです」シャクシャク

八幡「冷凍庫に似たようなやつ置いてるんで食ってください」


陽乃「天国だー」


雪乃「白クマは私のよ」

陽乃「お、かき氷みっけ」


結衣「…」シャクシャク


八幡(よく食うなこいつら)シャクシャク

八幡「んじゃな」


陽乃「あたしは隣行くだけだけどね」


雪乃「ありがとう比企谷君、姉さんもおやすみなさい」


結衣「ヒッキーも陽乃さんもおやすみなさい」


八幡「おうおやすみ」

陽乃「またね雪乃ちゃんガハマちゃん」

八幡「おやすみなさい雪ノ下さん」

陽乃「おやすみ比企谷君」

八幡(明日はなに作ろうか?朝はトーストとか無難だなオムレツとポタージュにするか)


ピコン


八幡(愛しの小町からラブメッセージか)


小町『合い鍵プリーズ(はぁと)』


八幡『なんでどうしてホワイ?』


小町『たまには顔みたいし?あ、小町的にポイント高い』


八幡『でも大学生がJKに手を出すのは条例が…』

小町『それ以前に小町妹でしょ!?』


八幡『実は嘘なんだが俺と小町は血の繋がってない兄妹なんだ』


小町『嘘じゃん!最初にバラしてるじゃん!』


八幡『ちっ…』


小町『いいから合い鍵よこせ!』


八幡『着払いな』


小町『明日もらいに行くからよろしくー』


八幡(近いからそっちのがいいか)


八幡『了解』

午前六時

八幡「…」スヤスヤ


ピコン


八幡「あ…?」


小町『今お兄ちゃんの部屋の前にいるの』

八幡「…」ノソノソ

ガチャ

小町「おはよう、久しぶりだねお兄ちゃん」


八幡「ん…」つ合い鍵


小町「まいどあり」


八幡「早いな」


小町「お兄ちゃんがちゃんと一人暮らしできてるか気になって」


八幡「ぼちぼちだな」


小町「ふむふむ、きれいにしてるね」

八幡「なんで制服着てんの?」


小町「サービス?」


八幡「そうか、お兄ちゃん嬉しいぞ」ヌギヌギ


小町「わわわ!本気!?」


八幡「着替るのに本気もクソもないだろ」


小町「…」


八幡「今から朝飯作るしな」


小町「自炊してるんだ」

八幡「まあな」


小町「え?そんなに卵使うの?」


八幡「人数分いるからな」テキパキ


小町「人数分?」

ガチャ

陽乃「おはよー」

八幡「おはようございます」

小町「!?」

ガチャガチャ

結衣「やっはろーヒッキー」

雪乃「おはよう比企谷君」

小町「なにこの状況…」

結衣「おー小町ちゃん久しぶり」


雪乃「久しぶりね小町さん」

陽乃「妹ちゃん総武高校の制服着てるなつかしー」

小町「み、皆さんお久しぶりです」

小町「そういうことでしたか」


八幡「誰かピーナッツバターいるか?」


陽乃「あたしいる」


結衣「イチゴジャム美味しい」


雪乃「小倉餡はないのかしら?」


八幡「名古屋で頼め」


雪乃「ないならバターと砂糖で食べるわ」


結衣「はいゆきのん」


小町「お兄ちゃん、ハムとマヨネーズちょうだい」

八幡「わかった」

結衣「ねえ小町ちゃん、学校どんな感じ?」


小町「奉仕部は平和ですね」


八幡「大志のボケになにかされたりしてないよな?」


小町「うん」


陽乃「静ちゃんは?」


小町「たまに落ち込んでます」


結衣「あはは…うまくいってないんだ婚活」


雪乃「黙っていれば恐ろしく美人なのだけれど…」


八幡「最悪俺が引き取りそうだなあの人」ボソ


小町「えっ?」


陽乃「はあ?」


結衣「バカじゃないのヒッキー?」


雪乃「片腹痛いわ」


八幡「なんだお前らいきなり」

陽乃「だって、ねえ?」

小町「うんうん」


結衣「ホントもうね」


雪乃「笑いのセンスがないわね」


八幡「えー…」

陽乃「さて、仕事行ってくるね」


小町「行ってらっしゃーい」


雪乃「私も授業があるから出るわ」


結衣「いってらっしゃいゆきのん」


八幡「お前は?」


結衣「今日はバイトも授業もないよ」


八幡「ふーん」


小町「小町も行くよ」


八幡「いってら」


結衣「いってらっしゃい小町ちゃん」

八幡「…」ゴロン


結衣「…」


八幡「…」

結衣「ひ、ヒッキーさ…」ドキドキ


八幡「…」


結衣「好きな人とかいるの?」


八幡「…」スヤスヤ


結衣「うっわ信じらんない…」

結衣「おーいヒッキー」ペシペシ


八幡「…」スヤスヤ


結衣「…」ゴクリ


八幡「…」ムニャムニャ


結衣「あ、あたしも眠くなってきたなー」ゴロン

八幡「…」スヤスヤ


結衣(ヒッキーの寝顔かわいい)ツンツン


八幡「うわらばっ」


結衣「!?」ドキッ


八幡「退かぬ媚びぬ省みぬ…」ムニャムニャ


結衣「どんな夢見てんの?」

八幡「…」ムクリ


結衣「ぐへへ…ヒッキー…」zzz


八幡「なんで寝てんだこいつ」


結衣「ぐへへ…ぐへへへへ」ニマニマ


八幡「笑い方ゲスいな…飯作ろ」


結衣「たまごクラブひよこクラブこっこクラブ…」zzz


八幡「どんな夢見てんだこいつ」

八幡「♪」ジュー


結衣「!」クンクン


八幡「起きたか」


結衣「お好み焼き!」


八幡「たまに食いたくなるよな」


結衣「豚玉?」


八幡「エビ豚イカ餅チーズ玉」


結衣「おー」パチパチ

※ホットプレートを使って焼いてます


八幡「青海苔いるか?」

結衣「いる、あと粉のかつお節も頂戴」


八幡「うい」


結衣「好きなもの全部入ってると嬉しいね」モシャモシャ


八幡「まあな」チャカチャカ


結衣「焼きそばも作るの?」

八幡「モダン焼きよりも別々で食うのが好きでな」チャカチャカ


結衣「いいね!」


八幡「出掛けた連中の分も用意しとかにゃならんしな」チャカチャカ


結衣「たしかに」

結衣「お腹いっぱい」


八幡「そうか」ジャブジャブ


結衣「…」


八幡「…」フキフキ


結衣「甘いもの食べたい」


八幡「おのれは馬車馬か」

※仕方なく洗いたてのホットプレートを即使うことに


八幡「もうあんまり小麦粉ねえんだけどな」


結衣「パンケーキパンケーキ」ワクワク


八幡「おめえに食わせるパンケーキはねえ!」


結衣「…ゴメン」


八幡「ったく、よく見ろ」フワッ


結衣「クレープ!?マジで!?」


八幡「少ない小麦粉の有効活用だよ」


結衣「カスタードとかチョコは?」


八幡「カスタード作る材料はあったがチョコは俺のおやつを使う」


結衣「ヒッキー…」


八幡「これも他の連中の分を考えて食えよ」マキマキ

結衣「うん!」

結衣「あー幸せ」


八幡「お粗末さん」シマイシマイ


結衣「ヒッキーって本気で専業主夫になる気なの?」


八幡「ん?」カキカキ


結衣「ご飯美味しいし、マジなのかなって」


八幡「あんまり外に出たくないからだけど」カキカキ

結衣「…」


八幡「外には出たくないけどうまいもんは食いたいから頑張った」


結衣「ヒッキーらしいね」


八幡「つっても買い物は必要だからちょくちょく出るんだけどな」カキカキ


結衣「さっきから何書いてんの?」


八幡「買い物リスト」


結衣「一緒に行こうか?」


八幡「何言ってんだお前」


結衣「へ?」


八幡「外に出たくないのと晩飯の支度するから一人で行ってこい」つメモとお金


結衣「分かった!」キュピーン!


八幡「頼んだぞ」

♪初めてのおつかいのテーマ♪


結衣(よし、ヒッキーに頼まれたやつはバッチリ)フンフン


いろは「結衣先輩、何してるんですかこんなところで」


結衣「いろはちゃん!?久しぶりー!」


いろは「本当に久しぶりですよね」


結衣「いろはちゃんこそなにしてんの?」


いろは「え?あー、なんというかですね…」モジモジ


結衣「元気ないよ?わさピー食べる?柿ピーもあるよ?」


いろは「遠慮しておきます、っていうか荷物多くないですか?」


結衣「ああこれ?おつかい頼まれててさ」


いろは「おつかい?」


結衣「そーなんだよヒッキーが晩ご飯作るから買ってこいって」


いろは「えっ?」ピクッ


結衣「あ、そうだいろはちゃんもご飯食べにおいでよ」


いろは「いいんですか?」

結衣「いいよ、ヒッキーの料理おいしいんだよ」

いろは「ほほう…」

八幡(戸塚と小町を侍らせてイチャイチャキャッキャウフフしたい)ジュワー

結衣「買ってきたよヒッキー」


いろは「おーこれが先輩の部屋ですか」キョロキョロ


八幡「由比ヶ浜!お前なんでいらんもんまで買ってきたんだ返品してきなさい!」


いろは「誰がいらんもんですか誰が」

八幡「まあいい、由比ヶ浜、買ってきたやつくれ」


結衣「はいヒッキー」ガサガサ


いろは「何作ってるんですか?」


八幡「串カツ」ザクザク


結衣「え?なんでキャベツ切ってんの?」


いろは「そういえば串カツ屋さんってキャベツやたら出しますよね」


八幡「だろ?串カツ出るまでのいいつなぎにもなるし、胃にもいいから食っとけ」


結衣「わはっは(分かった)」モサモサ


いろは「もう食べてる…」

結衣「はよへーふいる?(マヨネーズいる?)」モサモサ


いろは「あ、私は串カツ用のソースで食べます」

結衣「ほっは(そっか)」モサモサ


八幡「意外と何を揚げてもうまいから楽しいんだよなこれ」ジュワー


結衣「…」モサモサ


いろは「…」モサモサ


八幡「二度漬け禁止だからな」ジュワー

雪乃「た、ただいま…」フラフラ

八幡「ただいまじゃねえだろ。ってかお前…」


いろは「雪ノ下先輩!?」

結衣「ゆきのんフラフラじゃん!?大丈夫!?」


いろは「具合悪いんですか?」


雪乃「あら一色さん…久しぶりね…ふらついているのは単に何も食べてないからよ」フラフラ


いろは「なんで食べてないんですか?」

雪乃「…とまあ、そういうわけなの」ペロリ


結衣「お好み焼きと焼きそばもう食べてる…」


いろは「ねえ比企谷先輩」


八幡「ん?」


いろは「雪ノ下先輩ってアホなんですか?」


八幡「意外とメガトン級のアホだな」


いろは「…」


雪乃「アホとは心外ね、早くうずらの卵を揚げなさい」

八幡「へいお待ち」

雪乃結衣いろは「いただきます」

雪乃「はふはふ」ムシャムシャ
結衣「あちち」モリモリ


陽乃「ただいまー」


八幡「ただいまじゃないでしょ」

陽乃「まあまあ、串カツとは素晴らしいメニューじゃない」


いろは「雪ノ下先輩のお姉さんまで!?」


陽乃「あら、一色ちゃんだったっけ?」


八幡「お好み焼きと焼きそばもありますよ」


陽乃「バッチこーい」


いろは「何がどうなってるんだろう…」

陽乃「あたしは隣の晩御飯に突撃してるだけだよ」モグモグ


八幡「ヨネスケか」


雪乃「私と由比ヶ浜さんは決まり事で比企谷君のお世話になっているわ」

結衣「その通り」


いろは「そうだったんですか」

いろは(前に先輩を見かけたスーパーに張り込んでずっと探してたらおかしな事になってる…)


八幡「レンコンいるか?」

陽乃「いる」


結衣「ちょうだい」

雪乃「私も」


いろは「じゃあ私も下さい」


八幡「あいよ」

いろは(なんか楽しいしいいかも)

八幡「ほいサーモン」

結衣「おいしいおいしい」モリモリ


八幡「モチ一丁」


陽乃「待ってました」モグモグ


八幡「アスパラお待ち」


いろは「最高ですね」パクパク


八幡「タマネギ」


雪乃「美味しいわ」サクサク

小町「ただいまー」


八幡「おかえり、とりあえずこれお好み焼きと焼きそばな」


小町「いきなりガッツリもてなされた!?」


いろは「居酒屋のお通しみたいにお好み焼きと焼きそばが…」


八幡「あ、そういや一色はお好み焼きと焼きそばの洗礼を受けてないから分けてやってくれ小町」

いろは「お好み焼きと焼きそばの洗礼ってなんですか!?」


小町「ほいどうぞいろはさん」サササ


いろは「あ、ありがとう」


雪乃「ダメじゃない一色さん」


いろは「え、なんかすみません…」


陽乃「そんなんじゃ大阪で生きてけないゾ☆」


いろは「それならたこ焼きもいるんじゃ」


結衣「ここ千葉だしいいんじゃない?」


いろは「結衣先輩がまともな事言うとイラっとしますね」チッ


結衣「フォローしたのに!?」

八幡「サツマイモとカボチャいるやつー」


全員「はい!」


八幡「よしよしいい返事だ」ジュワー


小町(しかし面白い状況だなー)

陽乃(この子達見事に餌付けされてるなー)←人の振り見て我が振り直さない魔王



雪乃(みんなよく食べるわね…)←実は二番目によく食べてる雪女



いろは(先輩をうまいこと言いくるめて食費を節約しよう)←食費とかどうでもよくて八幡といたいだけのエセスイーツ後輩


結衣(…あたしが食べた後の串が62本、ちょっと食べ過ぎかも)←『ちょっと』とか『かも』とかじゃなくて一番食べてる処女ビッチ



小町(この中の誰がお兄ちゃんとくっつくかな?)←『この中』に自分を入れていて密かに兄とのワンチャンを狙っているアブない千葉の妹



八幡(串カツなんかオッサン臭いわボケとか言われると思ったけど意外と反応がいいな)←作った料理のウケがよくてサービス精神に火がついた専業主夫志望者

八幡(次は何を作ろうか)ジャブジャブ


陽乃「冷蔵庫開けたらクレープあったけど食べていいの?」モグモグ


雪乃「もう食べてるじゃない…私ももらうわ」モグモグ


八幡「かまわんが俺の分残しとけよ」フキフキ


結衣「はーい」モグモグ



いろは「デザートまであるなんて完璧ですね」モグモグ


小町「お兄ちゃんと結婚できたらなー」モグモグ


八幡「なー」モグモグ


結衣「それけっこう本気で言ってない小町ちゃん?」


いろは「考え過ぎですよ結衣先輩」


雪乃「下手の考え休むに似たりよ由比ヶ浜さん」

陽乃「そうそう」


結衣「あたし今バカにされたよね?」


八幡「下手の考え休むに似たりだぞ由比ヶ浜」


結衣「ヒッキーのバカ!」スパーン!


八幡「アウチ!」

各自帰宅後


八幡「あ、由比ヶ浜にみりん頼むの忘れてた」


八幡(今10時前か、もうスーパー閉まってるな、仕方ないコンビニ行くか)

てろりろりろ♪

イラッシャイマセ

八幡(みりんは…あったあった、さっさとレジ行こう)スタスタ


沙希「いらっしゃいませ…もしかして比企谷じゃない?」


八幡「アッハイそうですけど」


沙希「あたし川崎なんだけど覚えてないの?」


八幡「思い出した、二年の時に同じクラスでヤンキーの…」


沙希「¨ヤンキー¨じゃないんだけど」¨!?¨


八幡「スミマセンでしたハウマッチ」


沙希「312円ね」


八幡「お納めください」チャリン


沙希「なにそれ、もうバイト上がるからちょっと待ってくれない?」


八幡「えー…」


沙希「嫌ならいいけど」

八幡「少しだけなら」


沙希「ん、ありがと」

八幡「…」


沙希「お待たせ」


八幡「なんか用なのか?」


沙希「久しぶりに会ったから少し話したくて」


八幡「お前の弟がらみか?」

沙希「いや、改めてお礼が言いたくて」


八幡「お礼参りか?」


沙希「違う、予備校のスカラシップの事で」


八幡「あれは部活動の一環だから気にすんな」


沙希「気にするよ、あれがなかったらちゃんと大学行けたか分からなかったし」


八幡「ブラコンは治ったのか?」


沙希「あんたのシスコンこそ」


八幡「バカか、千葉の兄妹は永久に不滅なんだぞ」


沙希「野球選手みたい」クス


八幡「…バイト大変そうだな」


沙希「朝まで働く必要はないから大丈夫」


八幡「そうか」


沙希「でもバイトが終わる一時間前くらいからお腹が空くのが困るかな」


八幡「家に帰ってから飯食うのか?」


沙希「一人暮らしだから廃棄のおにぎりとかで簡単に済ませてる」


八幡「一人暮らしだったのかお前」


沙希「その一人暮らしできる余裕もあんたのおかげだから」


八幡「苦学生だな」


沙希「まあね」クス


八幡「あれ?お前まだ小さい弟妹いるよな?」


沙希「大志が一通り家事を覚えてくれたから大丈夫」


八幡「しかし晩飯がコンビニばっかなのはどうなんだ」


沙希「作る時間ないから仕方ないでしょ」


八幡「余り物でよけりゃ出せるぞ」

沙希「え?」

八幡ズルーム


八幡「晩飯に串カツ作ってな、エビフライ用と一口カツ用だけパン粉つけて多めに仕込んでたんだよ」ジュワー


沙希「だからキャベツがみじん切りじゃないんだ」

八幡「ソースつけてバリバリ食うキャベツもうまいぞ」ジュワー


沙希「たしかにおいしい」モサモサ


八幡「すぐ揚がるからな」


沙希「うん」

八幡「盛り合わせお待ち、米もおかわりあるから遠慮すんな」


沙希「いただきます」サクサク


八幡「ソースの二度漬けは禁止だぞ」


沙希「…」ポロポロ


八幡「な、なんで泣くんだよ?」ビクッ


沙希「久しぶりに温かいご飯だからつい…」ポロポロ


八幡「…あー、なんかお前不健康な生活してるみたいだから晩飯食いに来い、お前の普段よりはマシなもん食わしてやるから」


沙希「ありがとう…」グスッ


八幡「それ食ったらクレープ(俺の夜食予定を急遽変更)もあるぞ」


沙希「うん…楽しみ」グスグス

八幡「いい食いっぷりだったな」ジャブジャブ


沙希「何かお礼しなきゃね」


八幡「陸奥の家訓でいい」


沙希「どういうこと?」


八幡「千年続く歴史深い一族の家訓に、富める者に恩を受けたらその場で感謝するだけでいいってのがあってな」


沙希「あんた別に富める者じゃないでしょ」


八幡「そりゃ大した金はないがお前よりも使える時間がある、時は金なりの観点で言えば富める者だよ俺は」


沙希「屁理屈じゃないのそれ?」


八幡「富める者の余裕ってヤツだ」


沙希「…」


八幡(俺が貧しい奴として川崎に飯を食わせたら、ニルチッイに荷が重過ぎる恩をドロッイイの俺が着せちまうしな)


沙希「…今はお礼だけ言わせてもらう、ありがとう比企谷」


八幡「まいどあり」

沙希「今日は本当にありがとう」ペコリ


八幡「揚げものもたまにはいいだろ?」ニヤリ


沙希「毎日はちょっと困るけどね」クス


八幡「さすがに俺の胃がもたんからやらん」


沙希「明日も、本当にいいの?」


八幡「もう飯の分量の計算にお前の分入れてるから今さらキャンセルさせねえからな」


沙希「そっか」


八幡「そうだ」

沙希「じゃあまた明日」
八幡「おう」

翌朝

八幡「目玉焼きトーストって素敵やん?」ムグムグ


陽乃「あたしも好きだよ目玉焼きトースト」ムシャムシャ


雪乃「しそドレッシングをちょうだい」


結衣「はいゆきのん」つしそドレッシング


小町「自分で料理するようになって好き嫌いなくなったよねお兄ちゃん」

八幡「俺のグルメ細胞の悪魔がお残しは許しまへんとかうるさくて」


いろは「それ忍たま…」

八幡「コーヒーのおかわりいるか一色?」


いろは「お願いします」

八幡「♪」コポコポ

あれ見てこれ書きたくなったけど別人だよ

一時間後

八幡「やっと一人になれた」フキフキ


シーン…


八幡(今日の分の食材買いに行こう)

ガヤガヤ

八幡(んー、炊き込み御飯とカレイの煮付けにするか)


「カレイの煮付けにしよっかなー」


八幡(お、晩飯のメニューかぶった)チラリ


めぐり「お惣菜も飽きたなー」


八幡「惣菜かよ!」


めぐり「えっ!?すみません!」


八幡「いや…」


めぐり「あ、比企谷君」


八幡「城廻先輩」


めぐり「独り言聞こえてた?」


八幡「カレイの煮付けとか言ってましたね」


めぐり「恥ずかしい…」

八幡「すみません…」

めぐり「大学も単位揃ってきたら暇でね」


八幡「それ分かります」

めぐり「だよね!仕送りもらってるからバイトもほとんどしないし」


八幡「下手にバイトしたらやたら働かされますもんね」


めぐり「そうなんだよ、週5入れとか平気で言ってくるし」


八幡「バイトが必要な苦学生の知り合いがいて、その人達の枠を変に奪いたくないんですよ」


めぐり「私も似たような人知ってるけど、ご飯とか心配だからおごったりしてるよ」


八幡「俺も話聞いて思わず飯作りました」


めぐり「ん?作る?」

八幡「はい」


めぐり「…」ジー


八幡「なんすか買い物かごガン見して」


めぐり「比企谷君って自炊が面倒じゃない人?」

八幡「うまいもん食いたいから少し凝っちゃいました」


めぐり「カレイの煮付け作るの?」


八幡「炊き込みご飯も作る予定ですけど」


めぐり「…」ジュルリ

八幡の部屋


八幡「昼飯は簡単に天津飯なんで」


めぐり「天津飯とか王将でしか食べたことないよ」


八幡「溶き卵を焼いて餡を作って掛けるだけなんで簡単っすよ」


めぐり「へー」


八幡「10分くらいでできますよ」

八幡「天津飯です」


めぐり「おいしい」バクバク


八幡「よかったです」


めぐり「いつも思うんだけど王将のから揚げおいしくないよね」


八幡「あれはひどいですよね」


めぐり「ねー」


八幡「あれが好きな人もいるんでしょうけど俺はあんまり…」


めぐり「私も同じ」


八幡「餃子は安定してうまいですけどチャーハンとか天津飯の付け合わせのスープは無難なやつと当たりがあるんですよ」


めぐり「それなら私は無難なやつしか食べたことないかな」


八幡「当たりの理由は簡単でしたよ」


めぐり「そうなの?」


八幡「当たりのうまいスープってわかめの分量が多いんですよ」


めぐり「それだけで当たりなの?」


八幡「そりゃゴマとかの分量もある程度関係するでしょうけど一番はわかめの量です」

めぐり「…」


八幡「作れって顔に書いてますよ」


めぐり「気になっちゃって」


八幡「すぐできるからいいっすよ」

八幡「お待ちどう」


めぐり「わかめ多っ!」


八幡「これが当たりですから」


めぐり「すごくおいしいよ!」


八幡「複雑な材料を上手に組み立てるだけがうまいもんを作ることじゃないみたいです」


めぐり「ふんふん」


八幡「料理って面白いですよ」

めぐり「ごちそーさま」

八幡「うす」


めぐり「このお菓子食べていい?」


八幡「来客用のお茶請けなんでどうぞ」


めぐり「ハッピーターンおいしい」ボリボリ


八幡「粗茶です」


めぐり「パーフェクトだね比企谷君」


八幡「感謝の極み」


めぐり「ふふふ」ボリボリ

めぐり「そういえば比企谷君」ボリボリ


八幡「はい」


めぐり「さっきカレイをたくさん買ってたけど」ボリボリ


八幡「はい」


めぐり「お昼ご飯普通の量しか食べてなかったよね」ボリボリ


八幡「…はい?」



めぐり「買ってたカレイの量を考えたら比企谷君ってすごく大食いなんだと思ってたら違ったから変だと思って」ボリボリ



八幡「ああ、あれはこれこれこういう事情で」


めぐり「はるさん隣住んでるの!?」


八幡「あ、そこ食いつくのか…」


めぐり「最近はるさん見てないから」


八幡「ハッピーターン食って待ってたら帰ってきますよ」


めぐり「ハッピーターンなくなっちゃった」


八幡「あんたが意外と大食いじゃねえか」

めぐり「おにぎりせんべいありがとう」ボリボリ


八幡「晩飯の支度しますね」


めぐり「うん」ボリボリ


八幡「…」テキパキ


めぐり「…」ボリボリ


八幡「…」グツグツ


めぐり(比企谷君いいお嫁さんになりそうだなー)ボリボリ

八幡「ナスの味噌汁は好きですか?」


めぐり「大好き」ボリボリ


八幡「そりゃ作りがいがあります」グツグツ


めぐり(毎日比企谷君の味噌汁飲みたいなー)ボリボリ

結衣「ただいまー」

八幡「ただいまじゃねえだろ」マゼマゼ


結衣「あ、めぐり先輩」

めぐり「比企谷君から話は聞いたよ」ボリボリ


結衣「ヒッキーの作るごはんおいしいんですよー」ソー…


八幡「由比ヶ浜!カレーせんべいはダメだ。ココナッツサブレで我慢しろ」


結衣「はーい」


めぐり「比企谷君カレーせんべい好きなんだ」ボリボリ


結衣「意外ですね」サクサク


雪乃「ただいま…」フラフラ

八幡「またふらついてんのかお前は」


雪乃「早く夕飯にしないと死ぬわよ、私が」


めぐり「雪ノ下さん大丈夫?」


雪乃「城廻先輩」


めぐり「おにぎりせんべいラスト一枚いる?」


雪乃「ありがたくいただきます」ボリボリ


八幡「あとは雪ノ下姉だけか」

陽乃といろは「ただいまー!」



八幡「雪ノ下さんただいまを言うなら隣ですよ、一色はもっと違う」


いろは「私忘れてましたよね先輩!?」


八幡「いい奴だったよ一色…」ホロリ

いろは「うわーん!先輩がいぢめるー!」


陽乃「あっはっはっはっ」ケラケラ



めぐり「はるさんお久しぶりです」


陽乃「あら、めぐりも比企谷君に餌付けされたの?」


八幡(え?この人達俺に餌付けされてたの?)


めぐり「いやー持つべきは料理上手の後輩ですよね」


陽乃「ホントにねー」

雪乃「し、死ぬ…」プルプル

結衣「ゆきのん頑張って!後少しだよ!」


陽乃「会社の上司がさー」


めぐり「本当にそんなことあるんですねー」


いろは「先輩のバーカバーカ」


八幡「はいはいバカですよ」


小町「お兄ちゃんのバーカ」


八幡「ぐはぁっ!?」ビシャァ


いろは「なんで!?」


八幡「お前と小町とじゃ言葉の重さが違う…」ボタボタ


小町「ただいまお兄ちゃん」


八幡「おかえり小町」


いろは「この兄妹意味が分からない…」

八幡「でけたぞー」


全員「はーいいただきまーす!」

八幡「フライングするな」


雪乃「随分と待たせてくれたわね」ガツガツ


結衣「いやいやけっこう早かったよ?」バクバク


八幡「燃費悪いなお前ら」


めぐり「スーパーのお惣菜より百倍おいしい」パクパク


陽乃「でしょ?」モグモグ

いろは「なんか複雑な心境…」ムシャムシャ


小町「嫁度が高いお兄ちゃんは小町的にポイント高いんですけどね」ムグムグ


八幡(こいつらうまそうに食うな)

二時間後

八幡(食うだけ食ったなあいつら)ボリボリ←カレーせんべいを食べている


八幡「明日は米を買いに行くか」ガリガリ←氷砂糖を食べている

ピンポーン!


八幡「はーい」

沙希「き、来た…よ」


八幡「へいらっしゃい」

沙希「お邪魔します」


八幡「今日は炊き込みご飯とカレイの煮付けとサラダだぞ」


沙希「楽しみ」

八幡「うまいか?」


沙希「すごくおいしい」

八幡「そうか」


沙希「…」


八幡「おかわりいるか?」

沙希「でも…なんか図々しくない?」


八幡「そう思ったらおかわりかどうかは聞かん」

沙希「じゃあお願い」


八幡「おう」

沙希「おいしかった、ごちそうさま」


八幡「ん」ジャブジャブ


沙希「あの…」


八幡「そこにあるチョコパイ食っていいぞ」ジャブジャブ


沙希「え?」


八幡「チョコパイ嫌いか?」ジャブジャブ


沙希「好きだけど」


八幡「お前の生活スタイルなら太る心配ないだろ、たまにはカロリーを摂取しろカロリーを」フキフキ

沙希「本当にあんたは…」

八幡「俺がどうした」


沙希「優しいね」


八幡「優しいかは知らんがうまそうに飯を食う奴にはたらふく食わしたいな」


沙希「ははは、おばあちゃんみたい」


八幡「おばあちゃんだと!?」


沙希「え、ごめん」


八幡「ぽたぽた焼き買ってたの忘れてた、ナイス川崎」ボリボリ


沙希「…」


八幡「チョコパイ食う前にぽたぽた焼き食うか?」ボリボリ


沙希「もらうよ」ボリボリ

八幡「ほー、川崎は忙しくて友達がいないのか」ボリボリ

沙希「時間が合わなくて」ボリボリ


八幡「俺もいないぞ友達」ボリボリ


沙希「だから提案なんだけど」ボリボリ


八幡「おう」ボリボリ


沙希「あんたが友達になってくれない?」ボリボリ


八幡「…」


沙希「嫌ならいいけど」ズキン


八幡「嫌というか友達ってなんだったか思い出せなくてな」


沙希「…」

八幡「友達か…馴染みのない感覚だな」


沙希「あたしも」


八幡「友達ってなにすんの?」


沙希「ら、ラウンドワンとか行くんじゃない?」

八幡「ボーリングあんま興味ないんだけど」


沙希「夢と魔法の国とか行ったり…?」


八幡「イヤだよ浦安にあるくせに東京とか名乗るテーマパークなんか」


沙希「飲みに行ったりは?」


八幡「酒か、そういえば飲んだことないな」


沙希「あたしはそんな時間もお金もないけどね」


八幡「…」チラッ


沙希「時計見たりしてどうしたの?」


八幡「居酒屋とか行けないならここで飲めばいいじゃない」


沙希「え?」


八幡「ちくしょう、串カツの時にこの話しときたかったな」イソイソ


沙希「え?え?」


八幡「軽く酒買ってくるから留守番よろしく」


沙希「えー…」

八幡「これがビール、これがチューハイ、種類があるから選ぶの楽しかったぞ」


沙希「本当に買ってきたんだ…」


八幡「興味出てきてな、何飲むか選べよ」


沙希「じゃあ、このレモンのチューハイで」


八幡「ん、俺はビールいってみるか」


沙希「あたしもいいの?」


八幡「酒飲めないならお茶とか出すけど」プシッ


沙希「あたしも飲んでみたかったから大丈夫」プシッ


八幡「乾杯」グビッ


沙希「乾杯」ゴクッ


八幡「ふぅ…」


沙希「…」


八幡「なんつうか、味の濃い食いもん欲しくなるんだなビール」


沙希「チューハイは普通においしいよ」


八幡「これはいいな、塩昆布キュウリ作ってあるから食おうぜ」


沙希「マメな奴」

八幡「俺酒弱いみたいだ」グワングワン

沙希「あたしはまだ平気」ケロッ


八幡「そうか、キュウリ全部食っていいぞ…」パタリ


沙希「ちょっと!大丈夫!?」


八幡「…」スヤ
ァ…


沙希「もう潰れたんだ…」

八幡「…」スヤスヤ


沙希「…」パリポリグビグビ

八幡「…」スヤスヤ


沙希「これあたし帰れなくない?」


八幡「むにゃむにゃ…」

沙希「明日は休みだからいいか」パリポリグビグビ

八幡「むにゃむにゃ…」

沙希「お酒がちょうどいい感じに回ってきた」パリポリ


八幡「…」スヤスヤ


沙希(可愛い寝顔…)


八幡「…」スヤスヤ


沙希「…」

八幡「…」スヤスヤ


沙希「ビール残してる」ゴクッ


沙希「マズ…」グビ


沙希(か、関節キス…)ドキドキ

チュンチュン…


八幡「ん…」パチクリ


沙希「くー…」ネムネム


八幡「朝飯はだし巻きにするか」

八幡「ふんふんふーん」チャカチャカ


雪乃「…」

結衣「…」

陽乃「…」

めぐり「…」

いろは「…」

小町「…」

沙希「…」

八幡(今日は静かだなこいつら)トトトトン


結衣(なんでサキサキが普通にいるの?なんでみんななんも言わないの?)



雪乃(今日も素晴らしい包丁さばきね比企谷君)


小町(どうやってお兄ちゃんみたいなコミュ障クッキングマシーンとコミュ障ブラコンヤンキーが通じたんだろう…)


いろは(先輩のバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカ!)

陽乃(みんな戸惑ってるのが顔に出てるなー)カタカタ


めぐり(は、はるさんが動揺してる…)


沙希(みんな行儀がいい…うちの下の子達も見習って欲しい)

朝食がてら事情を説明


結衣「そうだったんだ…」ブワッ


雪乃「私の分のだし巻き玉子も食べていいわよ」ウルウル


沙希「別に大丈夫だから、そこまで泣かなくてもいいでしょ」アセアセ


陽乃「同じ姉として尊敬するよ」


小町「沙希さんは相変わらず苦労が絶えないんですね…」


いろは「鍋とか食べましょう!ね!」


沙希「あ、ありがとう…」


八幡(味噌汁がしょっぱいぜ…)ツー

八幡「ああそうだ雪ノ下ちょっと待て」

雪乃「予算が足りないのかしら?」


八幡「ちげえよ俺の家事力なめんな、お前晩飯の前に死にそうだから弁当作ったんだよ」


結衣「えー!?いいなー!」


八幡「ちゃんとお前らの分もあるぞ」ズズイ


結衣「やったー!」


陽乃「やっとランチパック地獄から抜け出せる…」

いろは「なんでランチパック縛りなんですか?」

陽乃「安くてそこそこボリュームあるから」


小町「あーそういう…」


雪乃「お昼が楽しみね」ワクワク


めぐり「男の子にお弁当作ってもらうのって珍しいね」


沙希「おいしくいただくよ」


八幡(やっべなんかこいつらに飯食わせるの楽しくて仕方ないんだけど)ルンルン

サキサキ以外出掛けました


沙希(こいつのお弁当は楽しみだけど)チラッ


八幡「…」ポクポクポク


沙希(さっきから座禅組んでポクポク変な音出してなにしてんのこいつ…っていうかどうやって音出してんの?)


八幡「!」チーン!


沙希(え?どこからチーン!とか音したの?)


八幡「今日の晩飯はパスタじゃい!」クワッ!


沙希(じゃい?)「明太子パスタ?」


八幡「カルボナーラとそれにするわ」


沙希「二種類作るの?」

八幡「いや、ボロネーゼも食いたいから三種類だな」


沙希「へー…」ゴクリ


八幡「早速買い出し行くわ」

沙希「一回帰っていい?」

八幡「いいぞ」


沙希(お風呂入ってちょっと可愛い服着たいし)

スーパー

サカナサカナサカナー


八幡(パーフェクトに揃った)キラキラ


アーチーチーアーチー


八幡(スーパーを燃やすなよ郷ひろみ…ん?これも買いだな)

ありがとうございましたー

八幡(ちょっと重いな)ズシッ

八幡(八幡男の子、力こそパワー)

チリンチリン!

八幡「っとすんません」ヒョイ

「八幡!」


八幡「え?」


留美「久しぶり、八幡」

八幡「…小町の友達?」

ルミルミの自転車に荷物を載せてもらうことに


八幡「もう高校生か」


留美「まあね、八幡は変わらないね」


八幡「成長期は過ぎたからな」


留美「なんか懐かしい」

八幡「俺と小町と同じ高校なんだな」


留美「小町?誰その女?八幡の何?」


八幡「妹」


留美「義妹さんだったんだ」


八幡「高校は楽しいか?」


留美「平塚先生が優しくて好き」


八幡「そうか、いい先生だよな」


留美「結婚とか言うと落ち込むけどね」


八幡「やっぱりか」

八幡「家近くなのか?」


留美「うん、ここから自転車で15分くらいかな」

八幡「ふーん」


留美「それにしてもすごい荷物」


八幡「ん?ああ晩飯は特に大量に作る必要があってな」


留美「そんなに食べるの?」


八幡「いや、つい最近…」

説明終了


留美「なにそれ」


八幡「なにそれもなにも、今説明したまんまだけど」


留美「…」ピキッ


八幡(なにこの迫力、最近のJKってこんなに怖いの?)


留美「私も八幡のご飯食べたい」


八幡「お前もか鶴見…!」ジーン


留美「え?」


八幡「いやあ作り甲斐があるな!誰でもうまいもん食いたいもんな!」


留美「う、うん」


八幡「高校生だもんな!食べ盛りだよな!」キラキラ

留美(八幡が輝いてる…)

八幡「お前まだ鍵っ子なのか?だったらたまには賑やかに飯食うのもいいもんだぞ」キラキラ


留美「そうなんだ」


八幡「アレルギーとかないか?好き嫌いがあるならおいしく食べられるように刻んだりしてやるから先に言えよ」


留美(なんか普通に楽しみになってきた)ワクワク

八幡「Ahテトラポッド登って♪」トントントントントン


留美(なぜaiko…)シャクシャク←山芋の短冊切りを食べている


沙希「なんでボーイフレンドなの?」


八幡「おう川崎」


沙希「…この子は?」バルン!


留美(うわ、すごくスタイルいい綺麗な人…)


沙希(なにこの子すごい可愛いんだけど)


八幡「昔ちょっとな」グツグツ

沙希「ふーん」


留美「鶴見って言います」


沙希「川崎沙希、よろしく」


留美「よろしくお願いします」


沙希「制服姿の女子高生いたから何事かと思った」


八幡「小町ので見飽きてるから普通に招待しちまった」ジュー


留美(まさかの免疫!?)ガーン


沙希(やっぱこの子かわいい)

結衣「ただいまー、小町ちゃん早い…小町ちゃんじゃない!?誘拐事件!?ヒッキーいくらなんでも…」


沙希(面白いなこいつ)シャクシャク←山芋の短冊切りを食べている


留美「お久しぶりです」

結衣「へっ?……もしかしてルミルミ?」


留美「はい」


結衣「ひーさーしーぶーりー!」ダキッ


留美(胸が!胸が!)


八幡「その辺にしとけよ由比ヶ浜」

折本「さて」

玉縄「そろそろ出番かな」クネクネ

結衣「ルミルミも高校生かー」シャクシャク←山芋の短冊切りを食べている


八幡「俺たちもハタチだしな」グツグツ


沙希「高校が懐かしい」


留美(え?なにここ巨乳しか来ちゃいけないの?)


雪乃「帰ったわ」ペターン

小町「途中で雪乃さんと会った小町もただいまー」チマー


留美「お、お姉様達…!」ツルーン


雪乃「な、何なのこの子」ビクッ


小町「あれ?同じ制服だ」


八幡「よかったな懐かれて」マゼマゼ


沙希(あたしも懐かれたい)

小町「あの時の小学生がもう高校生かー」シャクシャク←山芋の短冊切りを(ry

雪乃「あれからどうだったのかしら?」シャクシャク←山芋の(ry


留美「友達はいないけど楽しいです」


結衣「楽しいなら大丈夫そうだね」


沙希「こいつのご飯美味しいから毎日来た方がいいよ」


八幡(試しに前菜出したけど反応良さげだな、晩飯のつなぎに毎回出してやるか)チャキチャキ


めぐり「ただいま、お弁当美味しかったよありがとう」


陽乃「ただいまただいま、いやぁお昼にちゃんと食べると午後からの仕事も頑張れるね」


八幡「あ、みんな弁当箱水に浸けといてくれ」テキパキ


留美と八幡以外「はーい」

いろは「ただいまです」

陽乃「いろはちゃんおかえりー、また仲間増えたよ」シャクシャク←山芋(ry


めぐり「私たちの後輩だよ」シャクシャク←かゆ


八幡「ほい前菜」コト


いろは「どうもです」シャクシャク←うま


留美「はじめまして鶴見留美って言います」


いろは「よろしくね、私は一色いろはだよ」


八幡「ローラだよ☆」キラッ


結衣「うわキモ…」

八幡「そりゃキモいだろうな」ドッサリ


結衣「っていうかそのパスタ何キロあるの?」


八幡「十キロぐらいだな」(本当は十二キロだが)

留美「一番大きいお米袋の重さ…」


雪乃「腕がなるわね」ダバー

いろは「雪ノ下先輩よだれよだれ!」


陽乃「ガハマちゃんと雪乃ちゃんすごく食べるからね」フキフキ


沙希「ソースの鍋も大きい…」


めぐり「全種類楽しみたいな」


小町「はいはいみなさん、せーの」


全員「いただきます」

結衣「…」ズババババ!

雪乃「…」チュルルルル!


八幡「…マジかこいつら」


陽乃「あたしたちも結構食べたけど…」


めぐり「あの二人以外で合わせて二キロも食べてないよね」


結衣「ホントにみんなもう食べないの?」


雪乃「麺類は腹持ちが悪いから後でお腹が減るわよ?」


沙希「それだけ食べたら麺類とか関係ないでしょ」


いろは「なんで太らないんだろう…」


留美「く、苦しい…」


小町「よしよし」

※完食しました


結衣「いっぱい食べた後のデザートって最高だよね」


雪乃「その通りね」


小町「もはや小町はなにも言いません」


留美「あの二人おかしい」


沙希「同感」


いろは「なんか慣れてきましたよあの二人の大食い」


陽乃「あたしは久しぶりに会ったらあんなんなってるから戸惑ってるけど」


めぐり「ですよねー」

みんな帰って


八幡(しかしあいつらすげえな)ガシャ


八幡(叩き売り品で買ったけど使わないと思ってた特大寸胴鍋を使う日がくるとは)ゴゴゴゴ


八幡(へっへっへ、全員まとめて腹一杯食わしてやんよ)キュピーン!

確かこんな気持ちがスカトロジストへの一歩だったんだよなぁ

八幡「あんだけ食ったらどんぐらい出るんだろなぁ…」
八幡「ちょっと見せてくれよ」
八幡「なんかエロいな…」
こうやな

翌朝

八幡「みんな弁当箱忘れんなよー」


小町「はーい!」


結衣「ちゃーん!」


雪乃「ばぶ!」


陽乃「雪乃ちゃん!?」

沙希「雪ノ下が壊れた…」


いろは「今日のお弁当はなんですか?」


めぐり「ステーキ?」


留美「そんなの冷蔵庫になかったですよ」


八幡「昼までのお楽しみって事で」


いろは「もう一つだけいいですか?」


八幡「ん?鈴木雅之の身長は176センチだぞ?」

いろは「違う、そうじゃないです、そのデカい鍋のことです」


八幡「帰ってからのお楽しみだな」


めぐり「…」ジュルリ

みんな出掛けたあと


八幡(一色のやつ、ジャニーズとかにしか興味なさそうなのに鈴木雅之ネタで返すとはやりおるわ)グツグツ


八幡(たけのこの里とゆず胡椒を買いに行こう)

スーパー

ベリーメロン!ベリーメロン!


八幡(ベリーメロンに掛けてイチゴとブドウとメロンのセールをするのは面白いな、今日買うのはゆず胡椒とたけのこの里だけだが)



教えてあげないよ、ジャン!


八幡(三角関係の秘密よりたけのこの里だけ買う俺は一途な漢だよな…ってあれ?アソートの方がお得じゃないの)


八幡(きのこの山の処理に困るが…誰か食うか、ちょっと多めに買おう)

八幡(ゆず胡椒もゲット、会計して仕込みの続きしよう)

八幡ズハウス


八幡(三時のおやつに最高なたけのこの里マジデリシャス)サクサク


八幡(さてさて、今日は誰が一番早いかね)グツグツ


八幡(昆布もう少し増やすか)グツグツ

留美「ただいま…」


八幡「早いなさすが高校生、小町は一緒じゃないのか?ほい前菜」つ大学芋


留美「…あのね八幡」


八幡「竹内力の身長は180センチだぞ」


留美「そんなこと聞いてない、お昼に小町先輩とご飯食べてて…」


八幡「食べてて?」

回想


小町「部室でお兄ちゃんの手作り弁当を食べる日が来るなんてね」パカッ


留美「部外者の私がここにいていいんですか?」パカッ


小町「部長権限で大丈夫大丈夫」


留美「けっこういい加減ですね」


小町「まあね」


小町留美「いただきます」


小町「だし巻きと甘い玉子焼き両方を入れてくれるのが素晴らしいよね」ムグムグ


留美「ウィンナーもわざわざたこさんウィンナーにしてるのも嬉しいです」パクパク


小町「ご飯も俵むすびにしてくれてるしね」ムグムグ


留美「今日はハンバーグがメインなんですね」


小町「おいしいんだよこれが」


静「いいなぁ…」ドヨーン…


小町「平塚先生!?」


留美「いつの間に…」


静「君達くらい若くて可愛かったら弁当も可愛く作ってもらえるんだなぁ…」ドヨーン…


留美「先生…」ブワッ


小町(先生が直視できない…)


静「…あれ?二人とも献立がまったく同じじゃないか」


小町「そりゃそうですよ、お兄ちゃんが作ってくれてるんですから」


留美「…」コクコク


静「お兄ちゃんって、あの比企谷八幡の事だよな?」


小町「はい、他に小町の兄はいませんよ」


留美「私もついでに作ってもらってるんです」


静「わっはっはっ!あいつがそんな凝ったことするかね」


小町「えいっ」スポッ


静「…ほう、素晴らしい味のだし巻き玉子だ」ムシャムシャ


留美「はい」スポッ


静「絶妙な甘さ加減の玉子焼きだな」ムシャムシャ

小町「お兄ちゃん作です」

留美「いつもおいしい料理を作ってくれてます」

静「これを毎日あいつが?」


小町「メニューは毎日違いますけどね」


留美「昨日はエビフライがメインで玉子焼きの変わりにアスパラベーコンでした」

小町「あれもおいしかったよね」


留美「うんうん」


静「…あのですねお二人さん」

回想終わり


留美「というわけで…」

静「不束者ですがよろしくお願いいたします」ペコリ


小町「断りきれなかったよお兄ちゃん…ただいま」


八幡「おかえり、先生もちゃんとしたもん食わねえと健康とか心配だしな、悪酔いしないなら構わんぞ」


静「ありがたやありがたや…」ヘコヘコ


留美「前菜足りるの?」

八幡「馬車馬二人の分をちょっとだけ減らせば楽勝」


小町「おお、この大学芋おいしい」モグモグ


留美「本日だ」パクパク


静「至れり尽くせりだな」ムシャムシャ


八幡「酒が欲しいなら自前で用意して下さいよ」

静「ああ、そこは弁えてるよ」ムシャムシャ

留美「本日だ」

ではなく

留美「本当だ」

だった

ガヤガヤ


マダカナー


静「…」トクトク←数種類のリキュールとシロップを混ぜている


八幡「…」ジー


静「すまんな、台所を間借りして」ガッガッ←氷を細かく砕いている


八幡「あ、いやそれは構いませんが」ジー


静「ん?これはあちこち飲みに行っているうちに酒の混ぜ合わせが頭に入ってな」チャカチャカチャカチャカ!←シェイカーを振っている


八幡(あれ?この人戦力なんじゃね?)


静「度数はかなり抑えている、呑んでみたまえ」つカクテル


八幡「いただきます」クイッ


静「食前酒にうってつけだろう?」ニッ


八幡「うまい…!」


静「こうやって教え子に酒を振る舞う日が来るとはな、教師として嬉しいよ」

八幡「カクテルならフルーツとかもいりますか?」

静「あると助かるな」チャカチャカ


八幡「未成年組にもなんかできますか?」


静「シロップとフルーツ、あとは炭酸水があればけっこう色々できるぞ」

八幡「…」


静「言わなくても分かる、あいつらの分も用意するよ」キリッ


八幡「やだ…すごいイケメン…」キュン!


静「それはあまり嬉しくない」

八幡「今日はおでんなんですよ」


静「やっぱりか」


八幡「おでんに合うカクテルって作れますか?」

静「できるぞ」


八幡「俺の分は度数低めでお願いします」


静「分かった、任せたまえ」

八幡「先に飲み物から出すわ」


雪乃「…あなたカクテルも作れたの?」



八幡「カクテルは先生だよ」


結衣「わー…すごいオシャレだね」


陽乃「ちょっと味見…おいしい!」ペロ


沙希「辛目なのがおでんに合いそう」ペロ


めぐり「グラスもちゃんとしたの使ってるんだ」


いろは「私ギリギリ未成年なんですけど」


静「君たちは数種類のシロップとグレープフルーツジュースを混ぜたスッキリ飲み口のノンアルコールカクテルだ」


小町「これはおいしいですね」


留美「おいしい大人の味」

いろは「あんまり甘くないのにおいしいですね」

八幡「試しに俺も作ってみたけど先生に適わなくてな、飲み物の注文は先生に頼むわ」


静「任せたまえ」キリッ


全員「おおー!」パチパチパチパチ

ガヤガヤ


陽乃「カクテルおかわりー」

静「よしきた」チャカチャカ


沙希「牛スジ牛スジ…」

結衣「大根おいしい」シャクシャク

雪乃「ゴボウ巻きもいいわよ」モグモグ

八幡(ガンモの補充と餅巾着投入)ササッ

沙希「これ赤ワインベースですか?」

静「そうだ、それと少し辛口の日本酒と…」チャカチャカ


八幡(意外とソーセージが人気だな、多めに投入するか)ササッ


小町「おでんと合うジュースって新鮮だよね」


留美「私は初めて飲みました」


いろは「なんかどんどん凝っていってるような…」


めぐり「たしかに、先生のおかげでお酒まで凝っちゃってね」


八幡(牛スジのストック投入)ササッ

沙希「紅茶リキュールが好きなんですよ」


静「ミルクで割るか?」

沙希「あるんですか?」

静「私も好きでな」


沙希「お願いします」


八幡(そういや川崎も少しバーテンやってたな)

雪乃「ジャガイモもおいしいわよ由比ヶ浜さん」モグモグ

結衣「ほくほくだね」ムシャムシャ


八幡(酒はそこそこにひたすら食うなこいつら)

小町「ロールキャベツをおでんにした人って天才だよね」


留美「ちくわぶを作った人も天才です」


八幡(言われてみればたしかに天才かもしんない!)


めぐり「からしをつけて食べるのが好きでねー」

いろは「私も味噌をつけて食べるのが好きですよ」


八幡(からしは関西、大阪とかだっけか、味噌は東海名古屋だがやな)

陽乃「比企谷君比企谷君」ツンツン


八幡「はい?」


陽乃「酔っちゃったぁ」コテン


ザワッ


八幡「水入れますよ」コト

陽乃「ありがと」クピクピ

八幡「いえいえ…ん?」キョロキョロ


静(比企谷…死ぬなよ)マゼマゼ


沙希「…」ジロッ


雪乃「ケダモノ」

結衣「スケベ」


八幡「え?」


めぐり「チャラいのはよくないよ?」


いろは「先輩、なに南アルプスの天然水使ってんですか?」チッ


八幡「な、なんで?」


留美「八幡がそんな人だと思わなかった」


小町「お兄ちゃんなんか知らないっ!」


八幡「えぇっ!?」

今日はここまで

八幡(なんだこの沈黙…)ジャブジャブ



陽乃「…」ヘラヘラ


雪乃「…」イライラ


結衣(あたしもおんなじようにやってみようかな)チラッ


沙希「あ゛?」ギロッ


結衣(やっぱやめとこう)


留美(これが駆け引き…)


めぐり(比企谷君ってサークルクラッシャーなのかな)


いろは(差し入れとして大きいいろはす十ケースくらい用意しよう)


小町(実家でうっかり間違えてお酒を飲んで潰れた小町をお兄ちゃんが…イケるかも!?)ニヤニヤ


静(えー、パイナップルとリンゴ、巨峰にイチゴとオレンジとレモン…必要な果物はこんなところか)カキカキ


八幡「あ、そうだ、きのこたけのこアソートパックいるか?」


全員「はーい!」

八幡「見事にきのこの山が残ったな」


結衣「あたしたけのこ派なんだー」サクサク


雪乃「というよりもきのこの山が売り場でたけのこの里と同じ面積を使って置いてある意味が分からないのだけれど」サクサク


沙希「きのこなんかほとんど食べない」サクサク



めぐり「たけのこの里『は』好きだよ」サクサク


留美「たけのこ最高」サクサク


小町「たけのこってポイント高いよね」サクサク


陽乃「たけのこだけの詰め合わせとか売ってないかなー」サクサク

静「…」


八幡「ああ先生、たけのこの里どうぞ」


静「いや、きのこの山を全部くれ」


八幡「えっ?」


陽乃「静ちゃん正気!?」


結衣「そこまで言うんですか!?」

静「きのこは私だ!」クワッ!

雪乃「!?」ビクッ


静「余り物には…福が…あるんだ…」ブワッ


八幡「せ、先生…」


静「ふ、福が…福が…」エグッエグッ


留美(言葉が重い…)


陽乃「…飲みに行こっか、静ちゃん」


静「きのこの山食べたら行く…」メソメソボリボリ


陽乃「はいはい、待ってますよ」


沙希(この人本当に結婚の話に弱いな)


陽乃「比企谷君」


八幡「はい」


陽乃「朝はしじみの味噌汁でお願いね」

八幡「…はい!」

雪乃(姉さん、二日酔い覚悟で付き合う気だわ)


結衣(しじみおいしいもんね)



小町(先生、陽乃さんなんか連れて行ったらますますモテないんじゃ…とかさすがに言えない)


めぐり(やっぱりはるさん優しいなぁ)

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年09月26日 (月) 23:04:50   ID: CSsPWySN

これ、3人ルームシェアした方が良いだろw

2 :  SS好きの774さん   2016年09月28日 (水) 08:20:02   ID: -ifKN4Ge

陽乃さんktkr

3 :  SS好きの774さん   2016年10月08日 (土) 12:05:21   ID: QAJV-YNQ

食べてばっかやな

4 :  SS好きの774さん   2016年10月13日 (木) 09:54:31   ID: NpPYTaFv

何人に飯ふるまっとんじゃ
めちゃ裕福やな八幡

5 :  SS好きの774さん   2016年10月16日 (日) 16:57:39   ID: uSwd1fiV

まあ、ゆきのん達が食費多めにくれてんじゃないか?

6 :  SS好きの774さん   2016年10月17日 (月) 01:15:07   ID: iwsCTzLs

めっちゃいいです!
続きが早く見たいです!!!

7 :  SS好きの774さん   2016年10月19日 (水) 08:02:08   ID: j7VUnKmH

コレ食費って収集してるよな?後、八幡自身は一緒にちゃんと飯食ってるよな?何か心配だわw

8 :  SS好きの774さん   2016年10月21日 (金) 14:04:04   ID: rZo-rYZ4

最初にゆきのんとメロンが食費とお菓子代出すってなってるからみんな出してるんじゃないかな
ただゆきのんが腹減らしてくる理由が書いてなかったような気が
読み落としたかな?なんにしろ面白い

9 :  SS好きの774さん   2016年10月21日 (金) 18:57:27   ID: m30aQb87

>>8
>ただゆきのんが腹減らしてくる理由が書いてなかったような気が
冗談だよな

10 :  SS好きの774さん   2016年10月22日 (土) 00:28:20   ID: vw8gtfZM

八幡のメシが食いたいからってことだろうけどそれでも明記はしてないよね?スレ136あたり

11 :  SS好きの774さん   2016年10月23日 (日) 17:34:54   ID: 3c5Cjsp-

137の冒頭で理由を行動で示す手法で書いてんじゃん
納得いかないなら元スレ落ちてないんだし聞いてくれば?

12 :  SS好きの774さん   2016年10月25日 (火) 01:20:52   ID: b2yf76C1

八幡マジ嫁wwwwww

13 :  SS好きの774さん   2016年10月26日 (水) 22:18:24   ID: Y3P6cNWD

小町留年してんのか…それかルミルミが飛び級か?

14 :  SS好きの774さん   2016年10月28日 (金) 01:11:51   ID: CUxZdiF4

小町と留美って三歳差だったはずだから、確かに同じ高校生ってのはおかしいな
っていうか八幡部屋はこんなに人数入れるのか?部屋なのか

15 :  SS好きの774さん   2016年11月11日 (金) 01:27:52   ID: Mox8jJA1

なんだこの腹の減るssは!

16 :  SS好きの774さん   2016年11月12日 (土) 21:50:14   ID: loLoKQif

最高です。主様に感謝です。

17 :  SS好きの774さん   2016年11月14日 (月) 03:02:20   ID: dpUG6edi

夜中に見るもんじゃないわ。明日はおでんにしよう…

18 :  SS好きの774さん   2016年11月16日 (水) 08:15:08   ID: 8TLFrRGI

飯食いながら読んだわwww
続き楽しみにしてるぜb

19 :  SS好きの774さん   2016年11月16日 (水) 10:34:53   ID: BSN51zv3

コーヒー屋さンの人じゃないよな・・?

20 :  SS好きの774さん   2016年11月16日 (水) 17:35:41   ID: rAJTDhxM

南アルプスの天然水のネタがよくわからない(;-ω-)ウーン

21 :  SS好きの774さん   2016年11月16日 (水) 21:09:44   ID: XPiHpvQT

>20
いろは「なんでいろはすじゃないんですか!水はいろはす一択でしょ!」
ではなくて?

22 :  SS好きの774さん   2016年11月21日 (月) 03:26:53   ID: xAFRNT5w

いろはすは水じゃねぇし…てかキノコに親でも殺されたのかww
あ、自分もタケノコ下さい

23 :  SS好きの774さん   2016年11月24日 (木) 23:55:23   ID: Hd2qChkx

京都のお茶漬け云々は全くの作り話だよ
こういうネタはきちんと調べてから使おうな

24 :  SS好きの774さん   2016年11月30日 (水) 01:55:45   ID: jlinb-QU

更新無いがエタったか?

25 :  SS好きの774さん   2017年01月09日 (月) 19:51:32   ID: 95AW_Lpn

>>22

いろはすって水あるの知らないのか?
まさか飲んだことないとか?w

26 :  SS好きの774さん   2017年02月28日 (火) 21:55:57   ID: JC0x7Wr5

俺も普通の人より食うけど(普通の量があいまい)1.5~2倍くらいかな?けど太らないし出る量も1.5~2倍でもない
まあ太らないってより太れないが正しいけど

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