新田美波「美しい少女役?」 (19)

アイドルマスターシンデレラガールズのSSです

書き溜めはありません

iPhoneからなのでゆっくり

テキトーに見てやってください

キャラの言い回しや互いの呼び方は多少違和感あるかもしれませんが、脳内補完でどうかお願いします

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1474507410

美波「私がヒロイン役ですか?」

P「はい、舞台の出演が決まりまして、新田さんがヒロインに抜擢されました」

美波「ありがとうございます!でも、どうして私なんでしょうか?」

P「出身が新田さんと同じ県の方が作られた作品をモチーフにした舞台だそうで、是非お願いしたいとのことです」


美波「そうなんですね!それで、どんなストーリーなんでしょうか?」

P「こちらの紙に概要を記載しております」(紙を渡す)

美波「ええっと…」

美波「美しい少女?これが私の演じるヒロインの名前ですか?」

P「はい、元々の作品ではこのようになっているのです。もしかしたら後々名前がつけられるかもしれませんが」

美波「そうなんですね…」

美波 「(概要を見ると、けっこう重ためな話ね…しっかり演技しなくちゃ!)」

美波「ところで、この主人公の少年役はどなたなんでしょう?」

P「それがまだ決まっていないので、事務所から1人選出しようかと」


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美波「というわけなんだけど…」

晴「はいはい!俺やってみたい!」

美波「晴ちゃんどうしたの?随分と積極的だけど」

晴「Pのやつ俺にフリフリした衣装ばっかり着せようとしやがって…ここは一発、少年の役をやってイメージを改めねーと!」

晴「走り回ったり剣を振るうシーンもあるんだろ?なんだかかっこいい!」

美波「なるほどね。じゃあ他に希望者がいなければお願いしようかしら?」

???「ちょっと待ったー!」


晴「この声は!?」

珠美「剣を振るうシーンとあらば黙ってはいられません!ここは私が!」

晴「そりゃ剣を振るうシーンはあるけどさ、終盤だけだし走り回るシーンの方が多いぞ?足なら俺の方が速いだろうし」

珠美「な…?私だってその気になればしっかり速く走れます!それこそ少年役の説明にあるように風のように…」

晴「でも、珠美さんまだ初段取れてないんだろ?」

珠美「うっ…」

晴「まぁ、俺に任せとけって!ばっちりやりきってみせるからよ!」

???「ちょっと待ったー!」


珠美「この声は!?」

あやめ「風のように走り剣も振るう…私が求めていたものです!」

晴「でもこの話って日本じゃなくてどちらかというとヨーロッパ辺りの昔話みたいな感じだろ?」

あやめ「構いません!私は海賊役もやりましたしね。忍者修行で鍛えてますし、うまく演じられると思います!」

珠美「うぅ~あやめ殿まで参戦とは…」

あやめ「まぁ、珠美殿は少し難しいのでは?」

珠美「うぅ~言わせておけば酷いですぞ!そもそも少年役なのであやめ殿こそ違うと思います!小さい方が適役ですー!」

晴「自分で言うのか…」


あやめ「しかし珠美殿、少年は生活のためとはいえ盗みを働く設定ですよ?ここは侍よりも忍者の私の方が」

晴「でも確かにあやめさんじゃちょっとなぁ~。やはり少年役なんだから俺の方が適役だろ?それに一番乗りだし」

あやめ「うっ…確かに先は越されましたが、パンを盗み出すシーンとあらば隠密行動の訓練もしている私は負けません!」

晴「パン盗るくらいなんてことねーじゃん!俺も給食時間にやってバレなかったぞ?」

美波「それはそれでどうなの…?」

あやめ「ぬぅ…お主、やりますな!」

美波「えぇ…?」

???「ちょっと待ったー!」

あやめ「この声は!?」


みちる「パンと聞いては黙ってられません!」

珠美「あぁ…またライバルが増えた」

みちる「私もパンが食べたいです!」

晴「そっちかよ!ふつーに実家で食って来いよ!」

法子「ドーナツも美味しいよ?」のそっ

あやめ「そういう問題じゃないです!」

???「ちょっと待ったー!」

美波「この声は!」


アーニャ「ミナミがヒロインと言うことで飛んできました」

晴「やっぱりか」

アーニャ「ミナミィ!なんでこんな役引き受けたのですか?」

美波「え?何でって…せっかくもらったお仕事だし…」

アーニャ「ミナミは可愛いです!美しいです!でも、だからと言ってこんな役だなんて…私は反対です!ニェット!」

珠美「まさかの切り口ですな….」

美波「そんな…美しいだなんて…アーニャちゃん////」

晴「おい」


美波「じゃなくて!そりゃかわいそうな設定だとは思うけど、ヨーロッパ辺りの昔が舞台の物語なんだしそういうこともあるんじゃない?それにあくまでお芝居だし…」

アーニャ「ニェット!ミナミィが売られるなんでイケマセン!私が!この手で!取り返します!」

晴「スゲェ…なんか炎が立ち昇ってるみたいだ!」

あやめ「ここまでくると後光が差してるみたいです」

珠美「うぅ~どうせ珠美は小さいです….」

美波「じゃあ、アーニャちゃんこの少年役やってみる?ヒロインを取り返しに乗り込むシーンあるし」

アーニャ「はい!よろしくお願いしマス!」


晴「まぁ、しゃーないか」

あやめ「そうですね、熱意が伝わってきました」

珠美「西洋的な雰囲気もありますし」

晴「ところで、このストーリーって結末どうなるんだ?」

あやめ「確かに、どういったシーンがあるかが断片的に書かれてるだけですし」

珠美「剣と聞いて飛んできただけなので珠美も実は知らなかったです」

美波「実は監督さんからの要望で、少年役の人には結末は知らさずに1回目の稽古に臨んで欲しいそうよ。なんでも、リアルな表情が見たいとかって」

アーニャ「せめてタイトルだけでも知りたいデス」

晴「俺も知りたい!」

美波「(タイトルくらい教えてもいいよね)」

美波「えっとね…タイトルは…」

美波「『カルマの坂』って言うんだけど」

ここらで一応終わりとなります

短いとは思いますが、読んでくださった方はありがとうございます

初めてですが書ききれてほっとしています

HTML依頼ってどうやるんだっけ…?

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