お嬢(8)「パパ!次の奴隷アレでいいよ」組長「あんなのでいいのかい?」ぼく「へ?」 (44)

お嬢「うん!なんかきもいから情がわかなくていいかも!」

組長「そうか……おぉい!兄ちゃん」

ぼく「は、はい!」

組長「ウチの娘の奴隷になれるんだけどどうする?」

お嬢(ニコッ)

ぼく「(ポッ…)な、なりまぁす!」

組長「よぉし!じゃ、今から家にこい」

ぼく「ハイっ!」

若い衆「「組長!お嬢!お疲れ様です!!」」

組長「おう」

お嬢「ただいま!」

ぼく「ひぃ……」

幹部「親父、そいつは?」

組長「娘の奴隷だ」

お嬢「新しいの採ってきたの!」

ぼく「へへ……」

幹部「お嬢……今度は壊さないでくださいよ。処分も楽じゃないので……」

お嬢「うん!頑張る!」

ぼく「ひぃっ!」

お嬢「ここがあたしの部屋だよ」

ぼく「す、すごい……フリフリでお姫様みたいな部屋ですね!」

バシッ?

ぼく「いたっ!」

お嬢「誉めてくれて嬉しいけど、あんたはあたしの奴隷なんだから『はい』か『喜んで!』でしか言っちゃダメ!わかった?」

ぼく「は、ハイっ!」

お嬢「約束破ったらお馬さんのムチでたたくから!」

ぼく「ハイ!」

お嬢「うんうん!その調子だよ!」

お嬢「ねぇ、なまえは?」

ぼく「ぼくです!」

バシッ?

ぼく「いたっ!」

バシッ?

ぼく「いたい!」

バシッ?

お嬢「『ハイ』か『喜んで』以外はだめだよ?(ニコッ)」

ぼく「ハイ!」

お嬢「で?なまえは?」

ぼく「ハイっ!」

お嬢「ハイって名前なの?キモーい」

ぼく「ハイ!」

お嬢「名前つけてあげるね!」

ぼく「ハイ!」

お嬢「うーんとねー!キモい天パにキモいメガネでだらしない体型してるからぁ……」

ぼく「はい……」

お嬢「ブタ!」

ぼく「へ?」

バシッ!

ぼく「はいっ……」

お嬢「お名前つけてもらえて嬉しい?」

ぼく「ハイ!」

お嬢「じゃあ、なんか言うことあるんじゃない? 」

ぼく「あ……」

お嬢「あ……?」

ぼく「ありがとうございます!」

バシッ?

お嬢「うん!どういたしまして!」

ぼく「うぅ……」

お嬢「ねぇ、ブタ」

ぼく「はいっ」

お嬢「好きな野菜は?ちなみにあたしはピーマン嫌いなんだ」

ぼく「はい……」

お嬢「で、なに?」

ぼく「ハイ!」

バシッ?

お嬢「ハイじゃわかんないんだけど!!!」

バシッ?

ぼく「ピーマンです!」

バシッ?

お嬢「え?そうなの?」

お嬢「なんか言える言葉2つだとテンポわるくなるね」

ぼく「はい……」

お嬢「じゃあ、あたしが質問したら『お答えしてもよろしいですか?』って聞いて!」

ぼく「ハイ!」

お嬢「うん!これでこまらないね!」

ぼく「ハイ!」

お嬢「そんで、ブタはピーマンが好きなんだ」

ぼく「はい!」

お嬢「じゃあ、あたしのご飯に出てきたピーマンがブタのご飯ね!いい?」

ぼく「お、お答えしてもよろしいですか?」

お嬢「なぁに?」

ぼく「ピーマン以外の食べ物は……」

お嬢「ないよ!いいよね?」

ぼく「お、お答えしてもよろしいですか?」

お嬢「だめ!喜んでって言って(ニコッ)」

ぼく「よ、喜んで……」

お嬢「わーい!」

ちとうんこ

お嬢「ねぇ、ブタ!あんたえらいね!」

ぼく「はい……?」

お嬢「じつはね、奴隷はブタで3人目なんだけど前の二人すごい反抗的で家に来て30分で埋められちゃったの」

ぼく「!!」

お嬢「だから、ブタは長くいれるように頑張ってね!」

ぼく「ハイ!」ブルブル

お嬢「あ、もう7時だ!ご飯かも!いくよーブタ」

ぼく「ハイ!」

ママ「あら、嬢ちゃんその汚いのなぁに?」

お嬢「ブタ!あたしの奴隷だよ!」

ママ「あ、そうなの?気持ち悪いからママには近づけないでね」

お嬢「うん!わかったよ」

組長「それじゃあ、ご飯にしようか」

お嬢「はーい」

ぼく「……」

お嬢「ねぇパパ!」

組長「なんだい?」

お嬢「ブタ、座布団がわりにしていい?」

組長「おぉ!いい考えだね!そうしなさい」

お嬢「わーい」

ぼく「!?」

お嬢「じゃあ、ブタここに寝て」

ぼく「はい!」

お嬢「よっこしょー!」ピョン

ドスン

ぼく「ぐぇ!」

お嬢「パパ!こいつだらしない体してるから柔らかくて座布団にちょうどいいよ!」

組長「そうか!今度パパにも座られせてくれ」

お嬢「だめー!」

ママ「もう!あなたはママの座b……

組長「ママ!!」

ママ「あら、いけないいけないふふ」

くっそ遅筆ですまんな

ママ「あら、お嬢ちゃん!またピーマン残して!だめよ?」

お嬢「違うよ!これブタの餌にするからよけてるの!」

組長「お嬢!!」

お嬢「パパ……?」

組長「優しいなぁ……」

お嬢「(ホッ)でしょ!?ブタはピーマン好きなんだよ!だからエサはずっとピーマンなの!」

ぼく「……」

ママ「そうなの?でもママお嬢ちゃんには好き嫌いしないで欲しいわぁ」

お嬢「……」

ぼく「ぶ、ぶひ!!」

組長&ママ「?」

ぼく「ぶひ!ぶひ!」

組長「お嬢ちゃん!黙らせなさい」

お嬢「うん!」

バシッ?バシッ?

ぼく「ぶひ!ぶひ!ぶひいいいいぃ!」

お嬢「ちょっと!だまりなさい!」

ぼく「ぶひ!ぶひ!ぶひ!!!!」

バシッ?バシッ?バシッ?

ママ「……あ!」

ママ「お嬢ちゃん、ブタにピーマンあげてみなさい」

バシ!バシッ!

お嬢「え?」

ぼく「ぶひ!!!」

お嬢「はい、ピーマン」

ぼく「…………」モグモグ

ママ「ブタはピーマンが食べたかったみたいね」ニコッ

ぼく「はいっ!」ニコッ

お嬢「パパ、ママ……迷惑なブタでごめんね……あとでしつけしとくね……」

ママ「あらそう?ママにはよくしつけられてるブタに見えたけど?」

お嬢「?」

組長「まぁ、とりあえず今日はブタにピーマンをあげときなさい」

お嬢「うん!そうする!」

お嬢「ブタ!ちょっときて!」

ぼく「はい!」

お嬢「なんでご飯のとき騒いだの!」

バシッ!

ぼく「お、お答えしても……」

お嬢「うん。言って」

ぼく「お、お嬢様がピーマン食べさせられそうだったので……」

お嬢「ぶ、ぶた……」

ぼく「……」

お嬢「べ、別に!そんな事たのんでない……///」

ぼく「はい……」

お嬢「でも、今日は助かったからご褒美あげるね!」

ぼく「はい!」

お嬢「ピーマンだけじゃたりないでしょ?カントリーマアム1個あげる!」

ぼく「あ、ありがとうございます……」

バシッ!

お嬢「次から『ありがとうございます』も言わせあげるね!」

お嬢「パパー」

組長「なんだい?」

お嬢「お願いなんだけどブタ洗いたいからお庭の水だしていい?」

組長「いいよ使いなさい」

お嬢「ありがと!」

ぼく「!?」

お嬢「ブタ!汚いからお庭の水で体洗ってきて!」

ぼく「は、はい……」

お嬢「いいにおいさせたいから、あたしのシャンプーとボディソープ使っていいよ!」

ぼく「ありがとうございます……」

……
…………
………………

ぼく「へっくし!」ブルブル

お嬢「ぶたー!おやすみ!」

ぼく「カチカチカチカチ……」ブルブル

お嬢「ぶた?さむいの?」

ぼく「はい……」

お嬢「うーん……あ!そうだ!」

ぼく「カチカチカチカチ……」ブルブル

お嬢「はい!新聞紙!これ敷いて掛けて寝たら暖かいよ!」

ぼく「あ、ありがとうございます」

お嬢「うれしい?」

ぼく「はい……」

お嬢「じゃ、おやすみー」

ぼく「おやすみなさい……」

バシッ!

ぼく「ぐごー!ぐごー!」

お嬢「うるさい!!」

バシッ!

ぼく「ごめんなさい!」

お嬢「ブタは汚いデブだからいびきがでるの!」

ぼく「はい!」

お嬢「いびきしないで!」

ぼく「はい!」

お嬢「次、イビキしたら寝ちゃダメだからね!」

ぼく「お嬢様……お答えしたいことが」

お嬢「なに?」

ぼく「ぼく、廊下で寝ましょうか?」

お嬢「それはだめ!」

ぼく「な、なぜでしょう……」

お嬢「ひとりでねるのこわいもん」

ぼく「あ、はい」(ニヤニヤ)

バシッ!バシッ!バシッ!

お嬢「次ニヤニヤしたらパパに埋めてもらうから!!」

ぼく「ご、ごめんなさい!!」

ねるー

バンバンバンバンバンバンバン
バン     バンバンバン
バン (∩`・ω・) バンバン
 _/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
   \/___/ ̄ ̄


  バン   はよ
バン (∩`・ω・) バン はよ
  / ミつ/ ̄ ̄ ̄/
  ̄ ̄\/___/

    ; '  ;
     \,( ⌒;;)
     (;;(:;⌒)/
    (;.(⌒ ,;))'
 (´・ω((:,( ,;;),
 ( ⊃ ⊃/ ̄ ̄ ̄/
  ̄ ̄\/___/ ̄ ̄

       /\
      / /|
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     ゜∵|/
  (ノ・ω・)ノ

  /  /
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