幼馴染み「彼氏かぁ」男「ん?」(129)

幼馴染み「いや~、最近女ちゃんが彼氏欲しい欲しいって言っててねぇ」

男「へえ~」

幼馴染み「あんまり興味無さそうだね」

男「そこまで俺、女さんと仲良い訳でも無いし」

幼馴染み「まあそっか」

男「幼馴染みは彼氏いないんだっけ?」

幼馴染み「いないよ~」

男「つくらないの?」

幼馴染み「う~ん、別に必要ないし。男も彼女いないよね」

男「まあ、あんまりモテないし」

幼馴染み「そうかな~」

男「そもそも付き合うってよく分からないし」

幼馴染み「そうそう、それなんだよね。付き合うって結局なんなんだろう」

男「哲学だね・・・」

幼馴染み「ふわぁ・・・明日も1限からだし、もう寝よっか」

男「そうだね、おやすみ」

女「幼馴染みは良いわよね~」

幼馴染み「何が?」

女「彼氏と大学生の間から同棲だなんて」

幼馴染み「彼氏・・・?」

女「男君と同棲してるんでしょ?」

幼馴染み「同棲っていうか、ルームシェアというか」

女「同じようなもんじゃない」

幼馴染み「あと、別に男は彼氏じゃないし・・・」

女「彼氏じゃないの?」

幼馴染み「うん」

女「彼氏でしょ」

幼馴染み「ううん」

女「一緒に住んでるでしょ?」

幼馴染み「うん」

女「よく一緒に出かけてるじゃない」

幼馴染み「都会は遊ぶ場所いっぱいあるし・・・」

女「手は繋いだりする?」

幼馴染み「うん、子供の頃からしてるし」

女「え、ええっと、男君とキスした事ある?」

幼馴染み「うん、毎日してるよ」

女「ラブラブじゃない・・・」

幼馴染み「子供の頃からの習慣と言うか・・・」

女「普通、付き合っても無い男女が同棲したりキスしたりしないのよ?」

幼馴染み「でも、特にどちらからか告白とかした事無いし」

女「でも男君のこと好きなんでしょ?」

幼馴染み「うん」

女「はぁ」

友「なあ男、相談があるんだが」

男「ん、なに?」

友「お前って女さんと知り合いだったよな」

男「まあ一応知り合いではあるかな」

友「あのさ、僕に紹介してくんない?」

男「えぇ~、面倒くさい」

友「頼むよ、女さんとお知り合いになりたいんだ!」

男「自分で話しかけてみればいいじゃん」

友「それが出来たらこんな相談しないだろ~」

男「そもそも知り合いになってどうするんだよ」

友「え、まあ・・・いい感じになりたいと言うか・・・」

男「いい感じねぇ」

友「頼むよ!友達だろ!!」

男「はいはい・・・しょうがないなぁ」

友「ありがとう男!昼飯おごるぜ!」

男「別にいいよそんぐらい」

友「遠慮すんなって~」

友「あ、そうだ」

男「今度はなに?」

友「男に教授して欲しい事があってさ」

男「なに?生理学なら俺もわからないよ」

友「違う違う、幼馴染みさんとのことだよ」

男「幼馴染みがなんだって?」

友「いや~こう見えても僕さ、童貞なんだ」

男「まあどこからどう見てもそうだね」

友「うぐ・・・で、まあ女性の落とし方とか全然分からないわけだ」

男「はあ」

友「そこで、どうやって男が幼馴染みさんと付き合ったのかをご教授願いたく・・・」

男「ん~・・・難しいなぁ」

友「何が難しいんだよ、さくさくっとコツを教えてくれよ!」

男「いや、だって俺は付き合ってないし、幼馴染みと」

友「は?いやいや、意地悪はもういいからさ」

男「本当なんだよね、告白とかした事もされた事もないし」

友「え?付き合っても無いのに同棲してるの?ご飯当番とかあるの?裸エプロンなの?」

男「まあ色々あるんだよ・・・って最後のは友の願望でしょ」

友「じゃあさ、僕が幼馴染みさんを狙ってもいいの?」

男「殺されたい?」

友「冗談、マジで冗談。そんな黒いオーラ出さないで!」

男「幼馴染み~、ご飯できるから食器頼む」

幼馴染み「はいよ~。ん、良いにおい」

男「今日はジャガイモが安かったから肉じゃがだよ」

幼馴染み「やった~、でも食べすぎは注意だね」

男「そんなにご飯山盛りにしておいてよく言うねぇ」

男「あ、そう言えば、幼馴染みって女さんと仲良かったよね」

幼馴染み「うん、仲良いよ」

男「で、友っているじゃん」

幼馴染み「うん、友君がどうしたの?」

男「なんか友が、女さんと知り合いになりたいらしくて」

幼馴染み「なるほど、紹介しろと」

男「まあそうだね」

幼馴染み「う~ん、じゃあ明日4人でご飯でも食べよっか」

男「食堂でいいかな」

幼馴染み「うん、女ちゃんに言っておくね」

男「ありがとう幼馴染み」

幼馴染み「まあ女ちゃんも出会いが欲しいって言ってたしね」

男「友、大丈夫かな」

幼馴染み「う~ん、友君変わってるしねぇ」

男「良いやつなんだけどね、何故か女の子の前になると」

幼馴染み「ゆでダコみたいになるよね」

男「言い得て妙だね、確かにゆでダコだねあれは」

幼馴染み「あっ」

男「ん?どうしたの」

幼馴染み「ゴム買ってくるの忘れてた・・・」

男「あ~、そう言えば頼んでたっけ」

幼馴染み「ごめんね」

男「俺が明日買ってこよっか?」

幼馴染み「大丈夫大丈夫、明日は忘れないと思うから」

男「じゃあ頼むよ」

幼馴染み「うん、任せておいて」

女「え?今日のお昼?」

幼馴染み「うん、男の友達と一緒に食べようって話になってさ、女ちゃんも行こうよ」

女「う~ん、良いわよ、行きましょう」

幼馴染み「良かった~ありがとう」

女「お礼なんて良いわよ」

幼馴染み「あ、そうだ、生協にあれ売ってないかな」

女「あれ?」

幼馴染み「あれあれ、ゴムだよゴム」

女「え、髪留めなら貸すわよ?」

幼馴染み「いや、コンドームの方」

女「コンドーム・・・っていきなり何を言い出すのよ!」

幼馴染み「いや、避妊は大事だよ?デキちゃったら大変だし」

女「そ、そういうことじゃなくてね・・・」

幼馴染み「あ~、いやね。昨日買ってくるの忘れちゃったから、今日は忘れないうちに買いたいなって思って」

女「え?何?日常的なの?男君と?」

幼馴染み「うん、まあ毎日じゃないけど、お互い若いしね」

女「でも・・・付き合ってないんでしょ?」

幼馴染み「うん」

女「・・・・・・・」



男「ん、幼馴染みからか」

友「どうしたどうした~」

男「良かったね。今日のお昼、女さん来てくれるってよ」

友「ま、マジか!楽しみになってきたぜ」

男「ゆでダコになるなよ~」

友「ゆでダコ?」

男「いや、こっちの話。緊張しすぎないで、素でいれよってね」

友「う、うむ、任せなさいっちゅうか」

男「既になんかおかしいんだけど」

友「そんなことあらへんのよ?」

男「これは酷い」

男「お~い、幼馴染み」

幼馴染み「いたいた、女ちゃんこっちだよ」

男「え~と友と女さんはお初だっけ?」

友「ど、どうもっす」

女「初めまして、女よ」

友「あっえっと・・・」

幼馴染み「友君はね、女の子の前だとゆでダコになっちゃうんだよ」

男「見たまんま初心なんだよね」

友「く、うるせ!」

女「うふふ、私も友君って呼んでいい?」

友「あ、う、うん」

女「私の事は、そうね~」

男「女さん、友のこと気に入ってたね」

幼馴染み「そうだね~、なんか可愛いんだってさ」

男「あ~確かにあいつ童顔だもんね」

幼馴染み「友君も後半は楽しそうに喋れてたし、うまくいったね」

男「うん、デートの約束したって喜んでたよ」

幼馴染み「それ、女ちゃんから誘ったらしいけどね」

男「あはははっ!まあ友だしね」

幼馴染み「で、女ちゃんがね~」

男「・・・・幼馴染み」

幼馴染み「はい」

男「また買ってくるの忘れたんじゃない?」

幼馴染み「ごめん、ついね・・・」

男「まあそうだと思って、俺が買ってきたよ」

幼馴染み「え?ほんと!やった~、大好き男!」

男「あーもう抱きつくなって。シャワー浴びてきてからな~」

幼馴染み「え~、男の臭い好きなのに~」

男「あ~もう、しょうがないな」

幼馴染み「んんっ」

汗ばむ股は、今度はべつの液体で酷く濡れていた。
優しくも時に激しく私の中をかき回す、優しい男の指。
私の弱いところは男が全て知っていた。
水音が激しくなる度に、ますます体温は上がっていく。
私が喜びの声を上げると、男は満足そうに唇を塞いでくる。
舌が絡み合い、頭が蕩け、視界はぼやける。
次の瞬間、私は達した。
全身の筋肉が不規則に硬直と弛緩を繰り返し、やがて心地よい快感に支配される。

男「挿れるよ」

私は無言で男を受け入れる。
この異物感も、私にとっては幸せの一部だ。
男がゆっくりと腰を前後に動かし始める。
長いストロークに、私の中が裏返るような感覚に陥る。
声は我慢しない、いや、我慢しようにもできないのか。
また頭の中が明滅し始め、私の中は男を強く抱きしめる。
自分の嬌声に混じって、男の苦しそうで気持ち良さそうな息づかいが聞こえた。
私の中で気持ちよくなっている男を見ると、身体に、心に喜びが刻まれる。
その事実で、快感の波はいとも容易く私を飲み込んだ。

男「締め付けがっ・・・うっ」

幼馴染み「はぁ・・・・はぁ・・・・男ぉ、気持ちよかった?」

男「はぁはぁ・・・うん」

幼馴染み「そっかぁ、私も凄かったよ・・・」

男「だろうね、イってるところも可愛かったよ」

幼馴染み「も~恥ずかしいからあんまり見ないでって」

男「そんなこと言ったってな」

幼馴染み「まあ男の顔も可愛かったけどね、へへへ」

男「可愛いって・・・このっ」

幼馴染み「ぁんっ、も~またこんなに大きくしちゃって~。早く挿れてよ!」

男「ちょっと待ってよっと・・・はいお待ちかねっ」

幼馴染み「んんんん~っっっ」


幼馴染み「ねえ男・・・私たちって付き合ってるの?」

男「う~ん・・・告白とかしてないしなぁ」

幼馴染み「そう、だよね・・・」

男「・・・・・」

友「あー緊張する・・・」

友「女の人と2人で遊ぶなんて初めてだし・・・」

女「おはよ~友君」

友「あ、お、おはよう!」

女「もしかして待った?」

友「え、えーと、1時間くらい・・・待ってないよ!全然マッテナイマッテナイ!」

女「1時間も前から来てたの?それなら私ももうちょっと早くくれば良かったかしら」

友「え、ええっと・・・・」

女「も~そんなに顔赤くしないでよ、こっちまで恥ずかしくなるわ・・・・」

友「ご、ごめん」

女「・・・・・」

友「・・・・・・」

女「ぷっ・・・あははは!そんなにシュンとしないでよ~。さ、行きましょ?」

友「う、うん」

男「そう言えば、友と女さんのデート、今日だったっけ」

幼馴染み「あ~そう言えばそうかな」

男「大丈夫かなぁ、友」

幼馴染み「う~ん」

男「ま、後でどうなったか聞けば良いか」

幼馴染み「そうだねぇ」

男「あ~、そう言えば今日は何する?」

幼馴染み「う~・・・あ、今話題の映画でも観に行こうよ」

男「あ~あれね」

幼馴染み「じゃあ30分後に出発ね」

男「りょーかい」

女「こ、混んでるわね・・・」

友「う、うん、休日だからね」

女「チケットとれるかしら」

友「あ、それなら大丈夫、もう先にネットで買っておいたから」

女「え、そうなの?」

友「うん、発券してくるからちょっと待っててね」

女「・・・・・準備良いのね」

友「はい、これが女さんの分」

女「うん、ありがとう」

友「あ、あと20分くらいで入れるけど、どうしよっか」

女「そうね~。まあここでお話でもしてましょ」

友「そ、そうだね」

女「も~、まだ緊張してるの?」

友「ごめん・・・女さんが、可愛いから」

女「・・・・あ、あ、案外、言うときは言うのね」

友「あ、いや、あ・・・」

女「あ、そ、そうだ!男君と幼馴染みちゃんの話でもしない?」

友「そ、そうだね!」

女「幼馴染みちゃんってね~」

幼馴染み「くしゅんっ」

男「くっしゃん・・・」

幼馴染み「2人そろって・・・」

男「風邪・・・?」

幼馴染み「まだまだ後期が始まったばっかなのに、風邪はいやだね」

男「そうだね・・・最近夜ちょっと涼しかったからかな」

幼馴染み「ちゃんと服は着て寝よっか・・・」

男「うん・・・」

女「で、あの2人は付き合ってないって言うんだけど」

友「あ~、それ男も言ってたよ」

女「そんな訳ないよね?」

友「う~ん、僕から見たら、完全に仲良しカップルにしか」

女「そうよね・・・」

友「そう言えば、あの2人って子供の頃からの付き合いらしい」

女「幼馴染みって訳ね」

男「そう言えば、初めて2人で映画行ったのっていつだったっけ?」

幼馴染み「え~とね・・・中学生の頃じゃなかった?」

男「あ、思い出した!中1の頃だったね」

幼馴染み「確かあの時は背伸びして2人で恋愛映画なんて観に行ってたねぇ」

男「あ~、映画の記憶が全くないってことは、面白くなかったのかなぁ」

幼馴染み「それもあると思うけど・・・その後、林でやった事に原因があると思うな~」

男「あ・・・」

幼馴染み「忘れてたの?」

男「今思い出した」

幼馴染み「私はめちゃくちゃ痛かったからよく覚えてるのに」

男「あ~・・・そういや結構血が出たんだっけ」

幼馴染み「でも、しっかり中で出しちゃってたよね」

男「アレはヤバかったなぁ」

幼馴染み「次の日なんて、あんまりにもあそこが痛いもんだからさ、学校やすんだんだよ?」

男「いや、誘ってきたのはそっちじゃん」

幼馴染み「確かにそうだけど・・・興味あったんだもん」

男「ま~、あの後は暇があったらやってたなぁ」

幼馴染み「田舎で暇しかなかったしねぇ」

男「しっかしよくあの頃妊娠しなかったもんだよね・・・」

幼馴染み「今考えるとゾッとするね・・・」

男「あ、幼馴染み、ここで乗り換えだよ」

友「そ、そう言えば、女さんの出身はどこなの?」

女「私は東京よ」

友「そ、そうなんだ、実は僕もで」

女「じゃあ実家暮らしなの?」

友「うん、女さんも?」

女「そうよ~ってそろそろ入れるんじゃない?」

友(あ~ドキドキする・・・)

友(混んでいるとは言え、暗い中女さんと隣同士なんて)

友(あ、始まる・・・真面目に観ないと、後で感想を話すときに困るな)

op
キツネツキッ
ミツハッソコニイチャダメダ
ノンダノアレッ
ナマエガワカラナイノッ
ハジメマシテノアイズヲキメヨウ 
end

女「うう・・・・ぐす・・・・」

友「す、凄かった・・・って」

友(女さん泣いてるよぉぉぉ)

女「あ、ご、ごめんね、なんか感動しちゃって」

友「ぼ、僕も感動した」

女「出よっか・・・ぐす」

友「あ、ハンカチ使う・・・?」

女「うん、ありがと」

男「さっすが郊外の映画館」

幼馴染み「休日なのに空いてるねぇ」

男「じゃ、俺チケット買ってくるね」

幼馴染み「はいお金」

男「サンキュー」

幼馴染み「飲み物でも買っとこうか」

男「買ってきたぞ~、開場はもうすぐだ」

幼馴染み「ん、ありがと」

男「あ、飲み物買っておいてくれたの?」

幼馴染み「うん、コーラでっかいやつ」

男「いつも通りだな」

幼馴染み「1人250円ね」

男「はいよ」

女「あ、そう言えばこれチケット代ね」

友「え、あ、うん」

女「奢りのつもりだったかもしれないけど、誘ったの私だし・・・それに」

友「それに?」

女「幼馴染みちゃんはいつも割り勘らしいから」

友「へえ・・・」

女「それが長続きの秘訣だったりね?」

友「長続き・・・え?」

女「あ、友君、このお店美味しそうかも」

友「あ、うん!入ろっか」

男「ああ・・・良かったなぁ、最後良かったなぁ・・・・」

幼馴染み「相変わらず男は涙もろいね~」

男「しょうがないでしょ、感動するんだから」

幼馴染み「ま、そう言うところも好きなんだけどね」

男「む~・・・」

幼馴染み「なんか食べて帰る?」

男「うん、そうだね」

幼馴染み「私ハンバーガーがいいなぁ」

男「どうせ照り焼きバーガーでしょ?」

幼馴染み「うん、美味しいよね」

男「相変わらず子供っぽいな」

幼馴染み「好きなんだからいいでしょ!」

男「ま、そんな子供っぽい幼馴染みも好きだよ」

幼馴染み「そう?ありがと、照れるわ~」

男「・・・・・。なんか納得いかない」


友「女さん、今日は誘ってくれてありがとう」

女「お礼なんて良いよ、私も楽しかったし」

友「あ、あのさっ」

女「なにかしら?」

友「また2人でどっか出かけたいな・・・なんて」

女「うふふ、うん。今度はどこに行こうかしらね」

友「女さん、ありがとう!」

女「だから、お礼なんていいの!私も友くんといるの楽しいんだか、ら・・・」

友「・・・・・・」

女「・・・・・・」

友「え、えっと」

女「で、電車来ちゃうから行くね!ば、ばいばいっ」

友「う、うん、また大学でっ・・・

友「女さん、赤くなってた・・・」

友「可愛い・・・あんな可愛い人とデートしてたなんて・・・」

男と幼馴染は今日はエッチしないんですか?

友「おはよっ男!」

男「おはよ、随分と機嫌が良さそうだね」

友「まあね」

男「女さんとセックスでもしたか?」

友「バカなのかお前は」

男「で、デートはどうだったの?」

友「お、おう、楽しかったぜ」

男「ちゃんと責任はとれよな?男なんだから」

友「だからヤッてねえって!付き合ってないやつとヤるのはお前ぐらいだよ!」

男「・・・・・・そ、そうだね、ごめん」

友「あ、別にそう言う意味じゃ・・・・」

男「・・・・やっぱりさ、俺と幼馴染みの関係って、おかしいのかな」

友「え?あ~・・・わからん」

男「う~ん・・・結婚か」

友「は?結婚・・・?」

男「ああ、友と女さんがな」

友「やったぜ!ってあれ?」

女「・・・・・・・」

幼馴染み「なんか嬉しそうな顔してるね~、女ちゃん」

女「え、嘘、そんな顔してた!?」

幼馴染み「うん、友くんとのデート楽しかったんだね」

女「そ、そうね・・・楽しかったわ」

幼馴染み「女ちゃんってさ、結構雰囲気的に経験豊富そうだよね」

女「よく言われるわ」

幼馴染み「でもさ、女ちゃんって彼氏出来た事無いでしょ」

女「まあ、ね・・・意外と鋭いね幼馴染みちゃんって」

幼馴染み「まあね~。で、友くんとはいい感じなの?」

女「どうなのかしら、正直よく分からないわ」

幼馴染み「あ、今度デート行くなら、おすすめのホテル教えてあげよっか?」

女「なんでいきなりそうなるのよ!もっと普通のスポット教えてよ!」

幼馴染み「スポット・・・あっ、ここからはちょっと遠いけど、青姦しやすいスポットなら」

女「それ普通じゃないでしょ!デートスポットのことよ、デートスポット!」

幼馴染み「え~、デートに青姦は付き物だと思うんだけどな~」

女「あなたたちいつか公然わいせつで捕まるわよ!?」

幼馴染み「む、それは困るね・・・」

女「はぁ・・・幼馴染みって、純粋そうな顔してかなりの下ネタ好きよね・・・・」

幼馴染み「へへっありがと!」

女「褒めてないわよ?」

>>72
すみません、書き溜めてる分にはしばらくエッチなシーンがないです・・・。

ハッピーエンドですか?

>>79
ここからbadに持っていける力量と精神は持ち合わせてないです。

友「あ、女さん」

女「こんにちは友くん」

友「い、今話せる?」

女「うん、時間はあるわよ」

友「あのさ、今度はちょっとドライブでもどうかなって」

女「え、友くん車持ってるの?」

友「うん、免許もあるよ!」

女「免許なら私も持ってるわ!」

友「・・・・・」

女「・・・・・」

友「あはははははっ」

女「ふふ・・・ふふふ・・・あはっ」

友「いい、かな?ドライブ」

女「うん、いつ行くの?」

友「週末はどうかな?」

女「大丈夫よ、楽しみにしてるわね」

友「うん、あと行く場所の希望とかある?」

女「友くんに任せるわ」

友「う、うん、任しておいて!!」

男「そう言えばさ~、友の家って結構金持ちらしくてさ~」

幼馴染み「へ~、石油王くらい?」

男「流石にそれは桁違いすぎる」

幼馴染み「で、友くんがお金持ちだから?」

男「誕生日プレゼントに車を買ってもらったんだってさ」

幼馴染み「3桁万円の誕プレは流石に初めて聞いたな~」

男「うん、しかもさ~、ドイツ車だってドイツ車」

幼馴染み「あれ?しかも上限ぎりぎりの3桁万円・・・?」

男「俺もBMWとか乗ってみたいよ・・・」

幼馴染み「まーまー、男には軽トラくらいが似合ってるよ、うん」

男「軽トラでラブホ行ったの、もしかして根に持ってる?」

幼馴染み「別に?田舎っぽくて私たちにはお似合いだと思うよ?」

男「しょうがないじゃん・・・乗っていいよって言われたのが軽トラだったんだから」

幼馴染み「・・・・・・」

幼馴染み「あ、そう言えば今度、女ちゃんが友くんにドライブ連れて行ってもらうって言ってた」

男「俺たちも・・・行く?ドライブ」

幼馴染み「・・・・電車でgoかなぁ」

男「そっか・・・楽でいいね」


女(そう言えば友くんの車ってどんなんだろう・・・)

女(駅のロータリーで待っててとわ言われたけど、友くんのことわかるかしら)

女(どれかな・・・・)

女(あ、友くんだ!って、外車?)

友「お、おはよっ女さん」

女「おはよう友くん、あの・・・」

友「あ、と、とりあえず助手席乗ってもらってもいいかな?」

女「う、うん分かったわ」

友「もしかして待たせちゃった・・・りする?」

女「ううん、大丈夫よ。それより、この車はお父さんの、かしら?」

友「え、いや僕のだよ~。あ、祖父ちゃんが誕生日に買ってくれたんだ」

女「えぇ・・・」

友「僕ももうちょっと小回りの利きやすい車が良かったんだけどね・・・」

女「ちなみになんて言う車なの?」

友「え~と・・・・BMWのなんだっけなぁ・・・440?だっけ」

女(スマホで調べてっと・・・800万円!?)

女「ま、孫思いのお祖父さんなのね」

友「そうなのかな~、自分が運転したいだけだと思うんだけどね」

女「あ、ははは」

女「そう言えば今日はどこに行くのかしら?」

友「ちょっとアウトレットにでも行ってみようかなって思ってるんだけど・・・どうかな」

女「いいと思うわよ、お買い物いっぱい出来そうね」

友「う、うん。と言っても、僕も初めて行くんだけどね」

女「道は大丈夫?」

友「うん、カーナビにセットしてあるから大丈夫!」

女「それにしても、友くん運転上手いわね」

友「そ、そんなこと無いと思うよ?まだまだこの車にも慣れてないし」

女「ううん、少なくとも私よりは全然上手いわ・・・」

友「そう言えば女さんも免許持ってるんだよね。後で運転してみる?」

女「え・・・遠慮しておくわ」

友「やっぱり休日だから、駐車場も結構満杯だね~」

女「あ、そこ空いてる」

友「よしよし、結構出入り口に近いしラッキー」

女「大丈夫?結構狭いけど」

友「え、うん、まあ」

女(こ、これは・・・噂の助手席に手をかけてのバック・・・)

女(キュンとくるじゃないの・・・こんなの見せられたら)

友「こんなもんかな~。じゃあ行こっか」

女「う、うん」

男「幼馴染みってさ、痴漢された事ある?」

幼馴染み「どしたの薮から棒に」

男「電車と言ったら痴漢かなって」

幼馴染み「あのさ~、私嫌だよ?幼馴染みが性犯罪者とか」

男「お、俺はやらないよ」

男「ただ、幼馴染みがされてたら嫌だなって思っただけで」

幼馴染み「ん~、心配してくれてるの?」

男「まあ、そりゃねぇ」

幼馴染み「ありがとね。でも、結構私されちゃう方なんだよね~」

男「え・・・どこのどいつだ、コロス」

幼馴染み「冗談冗談、そんなに頻繁にされないって!急に怖くなるのやめてよ」

男「ごめんごめん、ちょっと頭に血が上ったわ・・・ん?頻繁にはされないってことは」

幼馴染み「お、男の昔からの悪い癖だよね、もう大人なのに!」

幼馴染み「全く短気なんだから!」

男「え~まだ未成年だからギリギリ子供ってことで」

幼馴染み「ま、じゃあそう言う事にしておくよ」

男「あれ、なんかはぐらかされた気がする」

女が幼馴染みを呼ぶときに呼び捨てとちゃんづけが混じってますが、呼び捨てが正しいです・・・
脳内修正御願いします。

友「広いね・・・」

女「そうね~、どこから回りましょうか」

友「それは女さんに任せるよ!」

女「じゃあちょっと友くんの服でも見に行きましょ」

友「え、僕の服?」

女「うふふ・・・だって友くん、ちょっと高校生ぽいから」

友「ご、ごめん」

女「謝らなくて良いのに・・・えっと、このお店行きましょう」

友「う、うん」

友「試着してみたけど・・・女さんセンス良いな~」

女「友くん、どうかな着れたかしら?」

友「き、着れたよ!」

女「ちょっと見せてもらっても良いかしら」

友「う、うん・・・・どうかな」

女「うふふ、似合ってる似合ってる」

友「ほんと!?じゃあ買ってくるね!」

女「そ、即決ね・・・」

友(この服・・・同じ組み合わせで3セットくらい買っておこうかな)

男「そう言えばさ~、幼馴染み弟(以後幼弟)からメール来たんだけど」

幼「へ~、なんだって?」

男「うちの家に婿入りするってさ~」

幼「そうなんだ~、でも同性婚って認められてなくない?」

男「もちろん俺の妹と結婚するって話ね?」

幼「う~ん、それにしても気の早い話だね」

男「どうやら大学行かずにうちで働くみたいでさ」

幼「へぇ、うちの弟もそんな事考えるようになってたのか~」

男「俺の妹もいつの間にか幼弟をゲットしてたようで」

幼「男妹ちゃんも男を知ったんだね・・・」

男「う・・・なんか地味に嫌だな。まあ幼弟なら良いか」

幼「あ~・・・でも、あの2人だとまだ手も繋げてなさそう」

男「いや~、それは無いでしょ。だって結婚するって相当だよ?」

幼「確かに・・・もしかして、デキちゃったとか?」

男「うぉぉ・・・でも、あの2人の子供なら可愛いよな」

幼「絶対可愛いね、なんか楽しみになってきた!」

幼弟「くしゅんっ」

男妹「くっしゃん・・・」

幼弟「2人して風邪か?」

男妹「・・・・・・噂されてるのかも」

幼弟「姉貴、かなぁ・・・」

男妹「お兄ちゃんと幼馴染みちゃん・・・早くまた帰ってこないかな・・・・」

幼弟「まあ正月には帰ってくるんじゃねーのかな、寂しい?」

男妹「幼、幼弟くんがいるから、寂しくは・・・ない」

幼弟「そ、そっか・・・へへっ」

男妹(手・・・今なら繋げるかも・・・・・)

幼弟「ん?どうした男妹」

男妹「な!なんでも・・・ない、よ」

幼弟(こいつの事は俺が守っていかないと・・・)

女「え?友くん同じ洋服3着も買うの?」

友「う、うん、変かな?」

女「それなら、ちょっとずつ変えてみたりとかかしら」

友「そ、そっか!」

女「これはこう変えたり、あとはこっちの柄もいいわね」

友「うん、これで私服が一気に増えるよ!」

女(そう言えばキャンパスで会うときも、部活生かと思う程のジャージ具合だったわね)

女「ライバル増えちゃうかしら・・・・」

友「じゃあ会計してくる」

女「ええ、待ってるわね」

女「こっちとこっち、どちらが良いかしら・・・」

友(真剣な顔して選んでる女さん・・・・可愛い)

女「ねえ友くんはどっちが良いと思う?」

友「え、う~ん・・・。あ、どっちも買えば良いんじゃないかな」

女「そんなに買えないよ・・・」

友「ぼ、僕が買うから!」

女「だーめ、友くんが選んだ方を買うわ」

友「えぇー・・・うーん」

友「き、着てみて貰えば、選びやすいかも」

女「わ、わかったわ・・・じゃあ試着しにいきましょう」

女「どうかしら・・・」

友「う、うん・・・か、か可愛いと思います」

女「あ、ありがとう」

女「・・・・・じゃあこっちはどうかしら」

友「い、良いと思う」

女「どっちが、良いかしら」

友「ぼ、僕は最初の方かな」

女「ふふっ、選んでくれてありがとう」

友「う、うん!」

幼馴染み「そう言えばね~、女ちゃんにデートスポット聞かれたんだけどさ」

男「うん、おすすめのホテルとか答えたの?」

幼馴染み「え?なんで知ってるの」

男「いや、適当に言っただけだけど、マジでホテルだったの?」

幼馴染み「うん、なんか怒られた」

男「まあ・・・女さんは何となく下ネタ嫌いそうだし」

幼馴染み「まあ人並みってところかな~」

男「幼馴染みがオープンスケベ過ぎると思うんだよなぁ」

幼馴染み「男のせいでしょ、割と」

男「いや、人の部屋で勝手にエロ本やらエロサイト覗いてた奴が悪いと思う」

幼馴染み「じゃあお互い様かな」

男「なんか腑に落ちないけど、まあそれでいいや」

幼馴染み「こんなにエッチな兄を持って、男妹は大変だね」

男「この言葉をそっくりそのまま幼弟に返すよ」

幼馴染み「いや、あいつは割と純朴な少年だよ?」

男「なーに言ってるんだ、男は誰だって中に狼を飼っているんだよ」

幼馴染み「女の子だったらなんだろうね」

男「幼馴染みならサキュバスだろうね~。他の子は、まあ、お姫様とか?」

幼馴染み「むう?」

男「女の子はロマンチックな事とか、王子様に憧れるでしょ?」

幼馴染み「はあ・・・男は女の子に幻想を抱いてますねぇ」

男「そのこころは?」

幼馴染み「女は誰だってリアリストなのだよ、男は割とロマンチスト」

男「そしてあなたは?」

幼馴染み「フェラチニスト・・・っって何言わしてんの」

男「お、乗り換えだぞ」

幼馴染み「・・・・・・・くっ」

友「よし、そろそろ行こっか」

女「え、どこに?」

友「ちょ、ちょっとね」

女(まさか・・・友くんに限ってホテルは無いわよ、ね?まだ日も高いし・・・)

女(下着は、一応大丈夫なはず、うん)

友「駐車券どこだったっけな」

女「随分と走るのね」

友「まあね~、女さんは車酔いとか大丈夫?」

女「ええ、大丈夫よ」

友「それは良かった・・・ちょっと山道走るからさ」

女「そ、そうなんだ」

女(結構日が傾いて来たわね・・・もしかして、山奥の?)

女(ダメね、最近幼馴染みに思考が浸食されてるわ)

友「間に合うかな・・・」

友「よし、着いたよ!早く早くっ」

女「そ、そんなに急ぐの?」

友「うんっこっちこっち!」

女(ここって、丘の上?公園かしら)

友「ふう・・・間に合った~。向こう見てみて?」

女「夕日が・・・」

友「どう、かな?」

女「こんなに綺麗な・・・黄昏は初めてよ」

友「良かった・・・。この景色ってなんか1人で見ると寂しくてさ・・・」

女「うん」

友「でも、2人で見たら・・・」

女「・・・・・」

友「凄く、ドキドキして、なんか嬉しい」

女「友くん、私もよ」

男「なぁ、あれって」

幼馴染み「うん、女ちゃんと友くんね」

男「夕日を見逃したと思ったら、なんか面白そうな2人を見つけてしまったね」

幼馴染み「すっごくいい雰囲気だね・・・、あのまま挿入するのかな」

男「俺たちじゃあるまいし・・・」

幼馴染み「流石に私も、こんな開けた場所だと・・・・めちゃくちゃ濡れそう」

男「おっと・・・手を握り合った!う~む、ここからだと声が聞こえないな」

幼馴染み「あ・・・」

男「へえ・・・」

友「ぷはっ・・・・・え?女さん」

女「・・・・・」

友「僕、今・・・」

女「友くん今、顔真っ赤よ」

友「女さんも、凄く赤いよ」

女「だって・・・キスなんてした事無かったし」

友「女さん・・・」

女「ねえ、これ以上私に言わせるの?」

友「・・・・あ、あ、愛してます!け、け、けっ結婚してください!!」

幼馴染み&男「「プロポーズかい!!」」

男「って大声出しすぎたわ・・・・やば、こっち向いた」

幼馴染み「わ、私たち悪くないよね?悪いの友くんだよね!!?」

男「あ、ちょっともう電車の時間がヤバいな~、なあ幼馴染み!」

幼馴染み「う、うん!お2人でお幸せに!!」

男「あとは・・・逃げるんだよぉ!!!」

幼馴染み「また大学でね~!!」


友「なんであいつらがここに・・・」

女「偶然・・・なのかしらね」

友「あ、あのさ・・・・」

女「ねえ友くん、じゃあ約束・・・結婚、してね?」

友「え、う、うん!!」

女「でも、まずは恋人から始めましょ?」

友「あ、そ、そうだよね~。ちょっとテンパってた」

女「それで・・・今日はこの後どうするのかしら?」

友「うん、夕ご飯食べて」

女「ええ」

友「女さんの家まで送るよ」

女「そうね・・・」

女(あ、当たり前よね・・・何を舞い上がってるのかしら私は)

友「よ~し出発!」

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