野崎「もうすぐ文化祭だ」 (22)

野崎「文化祭……恐らく様々なネタが見つかるに違いない」

野崎「カップルが誕生するかもしれないし、既存のカップルに進展があるかもしれない」

野崎「うちの学校は珍しく1日しかないんだ……漫画の為にもなんとしても豊富なネタを手に入れなければ……」

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2-B

委員長「2-Bはお好み焼きを出しまーす」

野崎「何っ!?」

野崎(まずいな……一日中あちこち回りたい身としては焼くのは避けたい)

男「立候補制らしいぜ。 野崎はどうする?」

野崎「俺は降りよう」

クラスメイト「寧ろ野崎は焼いたらダメよ!!」

クラスメイト「その見た目と身長だと小さい子どもが泣くかもしれねえ!!」

クラスメイト「客が来なくなるわ!!」

野崎「」

2-A

女「メイドやりたい人ーー!!!」

瀬尾「はーいはーい!! 面白そう!!!」

佐倉「……」

佐倉(まさかうちのクラスでメイド喫茶をやるなんて……)

瀬尾「ねーねー!! 千代もやろうぜ!!」

佐倉「ええっ!!? い、いやだ!! 恥ずかしいよ!!///」

佐倉「……はっ!!!」











野崎『文化祭……どこかメイド喫茶をやってくれないだろうか』

野崎『メイド服を着ているマミコが描けると思うんだが……』










女「やりたいの結月だけかー……じゃあ男子に女装を……」

佐倉「私もやります!!!」

瀬尾「おおっ! やっぱ千代もメイドになりたいんじゃん!!」

2-G

鹿島「御子柴!! やろう!! ねっ!?」

御子柴「なんで俺が接客なんてやらなきゃいけねえんだよ……面倒くせえ」

男「何言ってんだよ!! 2-Gのイケメン2トップがいたらお客さん沢山来るの間違いないって!!」

女「そうそう!!」

男「料理は作らなくていいからさ!! 頼むよ!!」

御子柴「……何を言おうが俺はやらねえよ」

女「どうしてそんなにやりたくないの?」

御子柴「俺がいたら……眩しすぎて誰もここに入れねえだろ?☆」

女「キャーーーーーー!!///」

御子柴(まともに話もできねえんだよ!!///)

堀「……つーわけで演劇部は午後に演劇をやることになった。 勿論主演は鹿島だ」

鹿島「ヒロインは部長ですよね!?」

ドゴォン!!











瀬尾「バスケ部は何もやんねーの?」

若松「はい、何もやらないです」

瀬尾「バスケのコート使い放題だったら暴れてたのに……」

若松「よその人にまで迷惑をかけるようなことしないでくださいよ……」

文化祭当日

野崎「遂にこの日がやってきた」

野崎「さて……まずはどこから行こうか」

佐倉「野崎くん!!!」

野崎「! 佐倉」

佐倉「ね、ねぇ……一緒に行かない?」

佐倉(こんな大きなイベント、二人で行く機会を逃しちゃいけないよ!!)

野崎「そうだな……一人で行くよりも二人の方がいいしな」

野崎「それに……俺も丁度佐倉を探してたところなんだ」

佐倉「!!!」ドキッ

野崎「二人でネタ探しをした方が効率がいいしな」

佐倉「」

野崎「そういえば美術部は何か展示しているのか?」

佐倉「うん!! 絵をいっぱい展示してるよ!! 見る?」

野崎「ああ」









美術部

野崎「凄いな……綺麗な絵ばかりだ」

野崎「これは佐倉の絵か……相変わらずはみ出しがないな」

佐倉「え、えへへー///」

野崎「そうか、何枚も描いたのか……ん?」

『原稿中の男』

野崎「……」

『身長190センチの男』

野崎「……」

『バスケをしていた男』

野崎「佐倉……お前の絵の男、みんな同じような気がするが……」

佐倉「そ、そうかな!!?」

バターン!!

「キャーーーー!! 人が倒れたわーーー!!!」

佐倉「ええっ!!?」

野崎「事件か……?」

「声楽部の展示コーナーにある音楽を流した瞬間に学生の人が……」

野崎「……なんだ、大したことはないな」

佐倉「な、なんで分かるの!!?」











若松「zzz……」

佐倉「そういえばみこりんは鹿島くんと一緒にお客さんを招いてるらしいよ!!」

野崎「何っ!?」

佐倉「行ってみる?」

野崎「ああ」












野崎「『イケメンカフェ』……か」

佐倉「お邪魔しまーす!!」

御子柴「よく来たなハニー……ってなんだ、お前らかよ」

佐倉「みこりん!! スーツ姿、似合ってるよ!!」

御子柴「そ、そうか?///」

野崎「……メイド服じゃないのか」

御子柴「なんで着なきゃいけねぇんだよ!!」

鹿島「美味しい? ……ならよかった。 君の笑顔が見られて私は幸せだよ」

「かっこいい///」

佐倉「鹿島くん、やっぱり一般の人にも人気だね!!」

野崎「そうだな」

佐倉「……あっ!!!」

野崎「どうした佐倉」

佐倉「この時間……私もう、自分の仕事場に戻らないと!!」

野崎「そうか……じゃあまた後で」

佐倉「の、野崎くん!!」

野崎「?」

佐倉「も、もしよかったら……後で2-Aに来てね!!/// すぐじゃなくていいからね!!///」

野崎「ああ」

タッタッタッ……

野崎「行ってしまった……2-Aも何かお店を出しているんだろうか」

堀「なんだ野崎、2-Aで何やってるか知らねえのか」

野崎「! 堀先輩、いつの間に?」

堀「始まってからここにいた」

野崎「……鹿島ですか?」

堀「当たり前だろ、やっぱスーツ着ててもイケメンだなあいつ」

堀「おい鹿島!! そろそろ始まるぞ!!」

鹿島「はい!! 今行きます!!」

御子柴「! か、鹿島……行っちまうのか?」

鹿島「うん、演劇の方に行かなきゃ」

野崎「堀先輩、俺も演劇見に行ってもいいですか?」

堀「おう、いいぞ……けどお前、2-Aの方はいいのか?」

野崎「はい、佐倉はすぐじゃなくていいと言ってたので」

堀「そうか、じゃあ行こうぜ」

野崎「はい」

ガシッ

野崎「御子柴……? 何故俺を掴んでるんだ?」

御子柴「……鹿島の代わりになってくれ」

野崎「?」

御子柴「俺一人だと沢山のお客さんと話さなきゃいけねえだろお!!」

野崎「」

御子柴「今まで鹿島と話してたやつがみんな俺の方に来るに違いねえ!! あんなに対応しきれねえ!!」

野崎「といってもな……」

女「イケメンさーん!!」

御子柴「き、来たぁ!!」

野崎「……」












マミコ『私……こんなに沢山の人を……相手にできないよ……』

マミコ『どうして私……戦わなきゃいけないの?』










野崎「……違う違う、戦っちゃダメだ。 最近の恋しよっはカオスと化してるからつい変な想像を……」

御子柴「何言ってんだお前」

演技部

鹿島「僕はこれ以上……この手を汚したくないんだ!!!」

堀「……やっぱすげえな鹿島」ジーン

野崎「堀先輩……そう言いながらどうして耳をすませているんですか?」

堀「ああ、一般の人が鹿島の顔をどれぐらい褒めてるか気になってな」

堀「みんなかっこいいって言って当然だよな?」

野崎「なるほど……じゃあ俺も耳をすませてみよう」サッ

堀「……お前も鹿島のことが気になるのか?」

野崎「今回の演劇のストーリーの評価が気になって」

堀「そっちかよ」

2-A

男「こっちにお茶くださーい!!」

佐倉「は、はい!!」

佐倉(うう……やっぱり恥ずかしい///)

佐倉(やっぱり野崎くんには……見せない方がいいかも///)

佐倉(それにマミコがメイド服着るんだからみこりんが着た方が……)

佐倉(……ってそんな事言っちゃ駄目だよ私!! 強気で行かないと!!)

瀬尾「あ!! 若だ!! おーい!!」

若松「げえっ!!?」

瀬尾「お前も売上に貢献しろよ!! ほら!!!」

若松「ちょ、ちょっと!! 離してくださいよ!!!」

瀬尾「ほら!! 私の貴重なメイド姿だぜ!! どーよ!?」

若松「どーよって……似合わないですよ」

佐倉「!!」

佐倉(若松くん、そんな事言ったら結月、悲しんじゃうよ!!)

若松「メイドって誰かに仕える人じゃないですか! 瀬尾先輩はどう見ても誰かの下で働くような人じゃないですよ!!」

佐倉「似合わないってそういう事!!?」

瀬尾「よく分かってんじゃーん!!」

佐倉「そしてまんざらでもない結月!?」

数時間後

佐倉(野崎くん、まだ来ないなぁ……)

佐倉(で、でも……私、すぐじゃなくていいって言っちゃったしね……)

佐倉(けどあと10分しかないなぁ……)

ガラガラ

野崎「佐倉!!!」

佐倉「!! 野崎くん!!」

野崎「はぁ……はぁ……すまない……大分遅れてしまった……」

佐倉「ど、どうしたの? 凄い息が荒いよ?」

佐倉「……はっ!!」

佐倉(時間ギリギリ……そして疲れ切ってる……という事は!!)

佐倉「あちこち回って恋愛ネタを探してたんだね!!」

野崎「さっき電話で剣さんにダメ出しされて焦ってるんだ!!」

佐倉「」

野崎「そうか、佐倉のクラスはメイド喫茶をやっていたのか」

佐倉「う、うん!!/// その……野崎くんが……メイド姿を見たいって……」

野崎「!! まさか……俺の為に?」

佐倉「うん!!///」

野崎「そうか……ありがとう。 もしよかったら……」

瀬尾「あ、野崎。 メイドにはお触りは禁止だから」

野崎「大丈夫だ、写真を撮るだけだからな」

佐倉「どうぞ触って!!///」

瀬尾「千代!!?」

野崎「さ、佐倉……別に触る必要はないんじゃないか?」

佐倉「あ!! そ、そうだよね!! じゃ、じゃあ写真だけで……」

瀬尾「そうだよ千代。 こいつロリコンだし何するか分からないって」

瀬尾「スカートめくってくるかもよ?」

野崎「……」イラッ

佐倉「それはないよ結月!!」クワッ

野崎「佐倉……」

佐倉「パンチラは恋しよっにはないからね!!!」

瀬尾「は?」

野崎「御子柴が着てたら(嫌がるマミコが描けるから)めくるかもしれないけどな」

瀬尾「お前変態なの?」

野崎「……という訳で今回は文化祭ネタです」

宮前「どれどれ……」












マミコ「私……なんで男装なんかしなきゃいけないの? こんな男物のスーツなんて……」

鈴木「大丈夫だよマミコ……君が恥ずかしい思いをする時は僕も恥ずかしい思いをする」

マミコ「す、鈴木くん!! その格好……」

鈴木「……」

マミコ「メイド服!!!」













宮前「なるほど、男装・女装コンテスト……ん?」













鈴木「さぁ、不良全員倒すぞ!!」

マミコ「ええ!!」











宮前「……」

野崎「ち、違うんです!! 御子柴に群がるお客さんが原因で……」

宮前「原因はお前だよ」

~終わり~

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