キリト「いいか?どんなゲームにもバグはあるんだ…」 (70)

茅場「かくかくしかじか」

キリト「ぐっ…」

クライン「ピザが…キリトォ…ピザが!」

シリカ「いや…いやーーー!」

キバオウ「なんでや!」

リズ「そんな…嘘でしょ」

ディアベル「ンハッーーーイ!!」

アスナ「…」

エギル「や、安く仕入れて」

他にも沢山の人が恐怖に怯えた

キリト「皆の者安心せい!!!」

茅場「!?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1474007797

キリト「あんな聖杯みたいな登場の仕方のやつだ…ちっ本を読んだときは憧れたんだが…現実はこんなもんか」

茅場「…」

キリト「いいか?ゲームにはバグがある…むしろバグのないゲームなんてゲームじゃない」

キリト「何がゲームであってゲームじゃないだ」

キリト「とどのつまりゲームだろ?」

茅場「」

キリト「探すんだ!5分くらいでクリアできるバグを」

キリト「幸い俺はベーダテスターだ!このゲームのバグはざっと10万個は見つけている!大多数は減っているだろうがそれでもバグはある!」

キリト「まずはお前らにステータスをカンストさせるバグを伝授する…最悪これでもクリアはできるだろうが…即死系の敵が出てきたらアウトだ」

キリト「だからポケモンみたいにクリアできるバグを探すぞ」

キリト「何がリアルだ!」

キリト「おい茅場!震えろ!お前の世界が破壊されていくのをそこから見てるがいい!!」


数分後

キリト「よーし!まずはステータスをカンストさせたな…とりあえずまずは第76層への道を開くぞ…ベータテスとの時に見つけたんだ」

クライン「でもよぉ!お前は76層に行けたのに何で他のやつはいけなかったんだ?この転移門から飛べるんだろ?」

キリト「それは俺がアクティベートしなかったからだ…宝の独り占めのために」

茅場「」

キリト「第1層のこの転移門の端っこを切り刻んでると!!」

シュイーーーン!

クライン「キリトが消えた!!」

シュイーーーン!

キリト「よっ!アクティベートしといたぜ」

クライン「今のはなんだよ」

キリト「ボスに負けた時に腹が立って切りまくってたらワープできたんだ…多分誤作動だろうな」

キリト「何回やっても76層にしか行けなかったけどな」

クライン「でもお前はどうやって戻ってきたんだ?アクティベートしなきゃここには…帰って」

キリト「ベータのときは死んだら一層に帰ってくるんだよ。それを利用して宝を独り占めしてたらベータテスとが終わってた」

茅場「」

キリト「さぁてクライン!宝を独り占めするぞ!」

クライン「本当にこの武器とかもらっていいのか?」

キリト「もちのろんよ?配ろうが高値で売り払おうがすきにしてちょ」

クライン「キリト…おめぇ良い奴だな//」

キリト「や、やめろよ照れるだろ//」

キリト「カンストしてるから雑魚敵相手なら装備がブロンズソードでも勝てるからいらないんだよ!」

クライン「いくら強くても、スキルが無いのは辛いぞキリト」

キリト「確かにボス相手だとちときついよな…セレクトバグは見つけられなかったし…何か攻撃的なスキルが勝手に身につけばいいが」

キリト「ん?二刀流?なんか俺スキル覚えてるわ」

クライン「うおお…なんだそりゃすげーな」

キリト「だが俺には剣が一本しか無い…いらねぇなこれ」

茅場「」

クライン「まぁカンストしてるしゴリ押せばいけるか?76層の敵は金もよく落とすしな安心安全にクリアしようぜ」

キリト「…」

クライン「空を見てるがどうしたんだ?」

キリト「あー外壁を伝って次の層にいけないかなーと思ってさ」

茅場(ふん…それは無駄だバーカ)

クライン「おめぇな…落ちたらどうするんだ…」

茅場(落ちて死ぬがいい糞野郎)

キリト「よっほっ…えっほっ」

クライン「危なくなったら転移しろよーーー」

キリト「わっーてるよーーー」

キリト「さてと…そろそろだな…」

大音量システム音「ここから先はダメだよ!行けないよ!」

茅場(ちっ…落ちなかったか)

キリト「はぁ?見えない壁がありやがる…」

茅場(当たり前だ…そこは完全に壁にしてあるからな)

キリト「だが…こんなデカイフロアだ…かやなんとかでも把握しきれてない穴があるはずだ…」

キリト「クラインにメッセ送っとこう」


キ「やはり天井には壁があった…これから俺は穴を探そうと思う」


ク「わかった…穴なんてあるかわからないけど」

茅場(ふふ…あるわけ無いだろ)

次回予告(今回の担当:死に掛け神)

どうもー!駄文メーカーにして、
本作の作者、死に掛け神ですっ!
八幡が大罪のバハムートと呼ばれ由比ヶ浜ることになった理由と、空白の一ヶ月(少しも明かされてないとは言ってない。)の出来事が遂に明らかに!
そして遂に動き出す黒幕!
行け!八幡!お前はもっと強くなれる!
何故なら俺がそういう展開がすきだから!
次回!
「八幡が『大罪のバハムート』と呼ばれる理由」

見てくれると嬉しいな!

八幡「メタ発言とネタバレ止めろ!」



あとがき

葉山への復讐の第一回目が終わりました。

葉山にはまだまだ地獄を見せるので

まだまだ終わりません!
今回も読んで下さってありがとうございました!

キリト「くっ…やっぱり穴は無いのか…いやそんなことはない!!」

キリト「そうだ俺の人生!俺が主人公!!信じれば道はひらく」

キリト「足で支柱にへばりついて…剣を伸ばせば…お?」

キリト「剣が見えない壁に突き刺さったぞ?」

茅場(…そこまで届くなんて想定してなかった…普通落ちるのが怖くて、足だけで体なんぞ支えんだろう)

キリト「ッエーーイ!」

キリト「壁に…壁にめり込んだゾーー!」ゴウンゴウン

キリト「はははは!茅場め!バイトを雇ってちゃんと調べとくんだったな!そもそも何がアインクラッドだ!上によじ登れば終わるように作るなんて頭が悪いんじゃないか?」ゴウンゴウンゴウンゴウン

茅場(今のこの私ではもうデータの修復はできん…全くどうすれば…そうだ!オイルだ!オイルを塗りたくれば落ちるはずだ!)

茅場(ヒースクリフとして地に降り立つ…ヌメヌメ系の敵の油を身にまとい…システムアシストでフロア全体壁ををヌルヌルヌメヌメにしてやる!)

ヒースクリフがログインしました

ヒースクリフ「…ふふまずは挨拶と行こうかキリト君」




キリト「ふぅ…77層か…目の前が真っ暗になったときはどうなるかと思った…壁にはまらなくてよかったぜ」

ヒースクリフ「やぁ…君はキリトくんだね?」

キリト「!?」

ヒースクリフ「そんなに驚かなくてもいい…君は有名だからね」

キリト「貴様…いったい…」

ヒースクリフ「おっと、申し遅れた…私の名前はヒースクリフ」

キリト「一体なぜ、全身ヌルヌルヌメヌメなんだ!?」

キリト「なんだその裏技は…全てを捨ててまでする価値があるのか?」

キリト「気持ち悪い…話しかけないでくれ!」

ヒースクリフ「………」

キリト「はぁはぁ…なんだあの変態は…滑りをよくして一体…」

キリト「しかも俺を知っていた…まぁ有名だから知られてるのはおかしくないが…」

キリト「…まさか」ゾクッ

キリト「俺の…純ケツを狙ってたのか?」

キリト「な、なんて恐ろしい男だヒースクリフ…覚えておこう…この事はみんなに伝えなくちゃ」

キリト「とりあえずアクティベートして」

キリト「クラインにメッセだ」

キ「アクティベートできたぜ!」

ク「お?マジかよぉ~すげぇぜキリの字。そういやお前に会いたがってる女の子がいたぜ?転移門の前で待っててくれ」

キリト「ぴぃ!お、女の子…女の子が俺に!!」

キリト「えへへ」

キリト「やぁクライン!」

クライン「なんか気持ち悪い笑顔だなキリト」

キリト「それで?俺に用がある子は?」

アスナ「…私です」

キリト(めっちゃ可愛いやんけ…惚れてまう)

キリト「どうしたんだ?」

アスナ「なんで貴方はそんなに頑張れるの?」

アスナ「私はもう無理…あの茅場の演説から8時間が経ったのよ?確かに一時間で76層に来れたわ…でもそれか77層に来るまでこんなに時間が…」

キリト「でーじょーぶでーじょーぶ!壁登ってまた開くからさ」

アスナ「このフロアは確かに壁があるわ!でも次のフロアに外壁があるとは限らないの!」

クライン「確かに…」

キリト「あ」

クライン「そしたら今は真面目に…いやカンストしてるけどさ…俺らまともに戦闘したことないからすげー時間がかかるし…もし70層とかのアイテムが必須ならクリアは」

キリト「あ」

アスナ「気づいてなかったの?」

キリト「ど…どうしよう!俺みんなの前で啖呵切ってたのに!」

クライン(キリト泣いちゃった…)

アスナ「……ごめんなさい。貴方は貴方なりに頑張っていたのに…一方的に。私も協力します。一緒にクリアするためのバグを見つけましょう」

アスナ「私はゲームはやったことが無いのでバグもよくわからないの…だから教えてもらうことになるけど…宜しくね?」ニコリ

キリト「グスン…う、うん…がんばろうね」

クライン「お、おう宜しくな」

クライン(クリアするためのバグって酷いな)

あれからさらに3時間がすぎた
恐らく、クラインのピザは破棄されていることだろう

俺はというと、とりあえず外壁を登ろうとしたがヌルヌルヌメヌメしていて登れなかった

キリト「うぇ…汚い」

クライン「まるでお前がさっき言ってた変な男のようだな」

キリト「やめろよ気持ち悪い!」

アスナ「ねぇ…何でその男はキリト君の近くにいたの?」

クライン「そんなのキリトの尻を狙ってたからに決まってるだろ!」

キリト「やめてくれ!それ以上はやめて!」

クライン「す、すまねぇ」

アスナ「そんなことじゃなくて!」

キリト(そんなことって…酷い…)

アスナ「キリト君は壁を乗り越えて、ズルしてここにきたんだよね?」

キリト「ああそうだ…が…ああ!!」

クライン「は?どうしたんだ?」

アスナ「気づいたようね。そうその男がキリト君と同時に77層にいるのはおかs…」

キリト「あの男が壁をヌルヌルヌメヌメにしたんだ!!」

クライン「ま、まさかキリトが壁を使うことを見越して!先回りして液体をつけてたのか!?」

キリト「」ゾクゾクッ

キリト「お、俺今日は宿に帰る」

クライン「俺が付き添ってやる」

キリト「あ、ああ…」

転移○○

アスナ「おい話を聞け…」



ヒースクリフ「」

あれから3日がすぎた…おれの心の傷は深く…今も癒えていない
ゲームが始まってから約4日

行方不明者は200人に及んだ


キリト「行方不明者?死んだとかじゃなくてか?」

アスナ「そうらしいの…」

クライン「ダンジョンから帰れてないだけじゃね?」

キリト「脱出アイテムは持ってるだろうし…基本ダンジョンには誰も行かないだろ?意味ないし」

アスナ「それもそうね…」

クライン「つまり…」

キリト「脱出したんだろう…このゲームから」

クライン「なら何で俺らは脱出できねぇんだ?」

アスナ「わざと教えてくれて無いのかしら?」

キリト「多分違う…俺もバグをよく見つけるが…それをすぐには他人には言わない」

キリト「何度か試してみてからが多い…確実にそのバグを起こせてからで無いとバグじゃないからな」

キリト「そいつらは恐らく何かしらの方法で出れた」

キリト「しかし、その方法が確実に次も出れるとは限らない。だから怖くて脱出後にこちらには戻って来ないんだろうな」

キリト「偶然出れただけの可能性もあるしな」

アスナ「そ、そっか」

ピローン

アスナ「あ!リズからメッセだ」

クライン「レズぅ?ひでぇ名前だな」

アスナ「リズよ!リ・ズ!私の友達なの」

キリト「へートモダチか」

キリト「とりあえず200人が出れたと仮定して!ここから出る方法は確実にあるってことだ!他のやつも出れるな!」

キリト「この情報はでかいぞ!今すぐにピザが家で食べれるってことだぜ?クライン」

クライン「家にはねーよ…受け取ってないんだからよ!」

キリト「まぁ俺はバグでクリアしたいから抜け出しはしないがな」

クライン「ラスボスも無視するのか?」

キリト「当たり前だろ?どーせ相手は俺らよりステ高くて無敵とかだろうし」

キリト「ラスボスは茅場だろ…見え見えなんだよなぁ」

クライン「だろうなぁ…どーせ俺らを麻痺にさせたり姑息な手を使うんだぜ?」

キリト「それな!卑怯そうだし」

ピローン

クライン「お?ダチからメッセだ…俺今日はダチのとこ行くわ」

キリト「じゃあなー」

アスナ「私もリズのところ行くね…新しい友達のシリカってのを紹介してくれるんだって」

キリト「おー」


キリト「みんな行っちゃった…さみしいな」

シリカって子をに脳内修正お願いします
文字抜けは他にもありますが、シリカってのをは酷すぎでした

最終章予告

葉山「やったか?」

八幡(?)「GYAAAAAAAAAAA!!!!!!」

八幡「あぁ、俺は…好きなのか…。」

闇八幡「俺はお前だ!」

闇八幡「黒幕はお前をりようしている。」

八幡「俺、比企谷八幡は…を愛し続けます。これから先ずっと一緒にいてくれないか?」

そしてすべての交錯した世界は加速して行く

多重人格者の俺の復讐するのは間違っていない

最終章

『闇夜を切り裂き未来を手に掴む。』

設定八幡のスキル
お前の席ねーから!ノーカウント初めから頭数に入っていないスキル。
小学校の時はクラスメートとして認められなかった。
分類…過負荷
強い者イジメストロングパーソンボーイング相手が自分より幸せ者プラスな程、自分の攻撃が何倍にもなる。
分類…過負荷
いっぺん死んで見る?アイムデッド相手に自分が死ぬ映像を見せる事ができる。
何回も死の淵を彷徨った八幡が手に入れた過負荷スキル。
分類…過負荷

キリト「暇だなぁ…そういや最近地道に攻略をしているグループがあるらしいし、そこに遊びに行ってみるか」

なんか森らへん

サチ「ふははははこのモンスターが紙っぺらみたいに消えていくわ!!今の私に怖いものなんてない!」

ケイタ「サチが壊れちまった!ちくしょう!!これもあの茅場と黒の剣士笑のせいだ!!あの黒の剣士さえいなければ…もしかしたら吊り橋効果的な感じでサチと…クソ!見てくれも少しいいからって調子に乗りやっがって。なんて名前だったか…あのクソ野郎」

キリト(めんどくさそうな奴だな。念のため白い服に着替えておこう…)

キリト「やぁ元気?2人きりで何をしてるんだ?」

ケイタ「誰だお前は」

キリト「俺か?俺は深淵を覗いたら無視された漆黒の剣士キリトだ」

ケイタ「真っ白な格好で漆黒って…意味がわからない…まぁいいか。月夜の黒猫団リーダーのケイタ。こっちは同じギルドのサチだ。よろしくなキリト」

キリト「ケイタってリアルネームか?馬鹿だろお前」

ケイタ「うるせぇよほっといてくれ」

キリト「ギルメンは2人だけなのか?」

ケイタ「他にもいるぜ?その中の一人は宝箱をひたすら開け続ける仕事をやってるよ」

キリト「頭おかしいんだなそいつ」

サチ「ふぅーここら辺の魔物は狩り尽くした!!次!早く次!!」

キリト「なんて逞しい人だ」

ケイタ「今日はもう帰ろうサチ…お腹も空いたし」

サチ「そう…あれ?この人は?」

ケイタ「こいつはさっきここに来た奴で」

キリト「作文を書き終わった後の消しゴムキリトだ」

ケイタ「てきとーな奴だなお前。さっきと違うし」

サチ(何この人の圧…凄い…私にはない力…なんなのこの人は…真っ白な格好だけど…作文消しゴムから滲み出る黒さ…そしてキリトって名前…もしかして)

ケイタ「サチ?」

サチ「あの貴方もしかして黒の剣士?」

サチ(もし本当に彼なら…)

ケイタ「!?」

キリト(!?)

キリト「白の剣士です…好きなことは重箱の隅をつつくこと」


訂正

このモンスターが ×
モンスターが ◎

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