アバッキオ「温泉旅行だと」 (1000)


……………


アバッキオ「本当にいいのかブチャラティッ!?」


ブチャラティ「ああ、ボスとの戦いには休息が必要だろう」






SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1474008092



……………




自宅





アバッキオ「フン……他のメンバーも気を利かせやがって」


アバッキオ「……まぁ、せいぜい楽しんでくるかな」


アバッキオ「念願の一人旅だ……! ギャングになってからは休みが無かったからなァ……」


アバッキオ「フフ、ありがとよ、ブチャラティ」







アバッキオ「温泉に行くには何が必要だろうか」


アバッキオ「しかたねぇ……安価で聞いてみるか……」




>>5 持って行くもの



胡散臭さ全開なガイドブック





アバッキオ「……このガイドブックか?」


アバッキオ「……ふむ」 パラパラ


アバッキオ「なかなか胡散臭いな……」


アバッキオ「だが、旅行を楽しむにはガイドは必要不可欠だ……」


アバッキオ「感謝するぜェ……」







アバッキオ「大切な荷物は決まった……」


アバッキオ「次はどんどん聞いていくぜッ!」



>>10
>>12
>>14
>>16 その他の持ち物

入浴剤

折りたたみ傘

常備薬

酔い止め薬





アバッキオ「入浴剤、折りたたみ傘、常備薬、酔い止め薬……」


アバッキオ「ベネ(良し)……準備は完了だ」


アバッキオ「薬が多い気もするが……」


アバッキオ「まぁ、普通に折りたたみ傘は必要だよな、うん」


アバッキオ「さて、行くかッ!」


アバッキオ「>>19へ!」



サルディニア島





サルディニア島



アバッキオ「………」


アバッキオ「ここか……」


アバッキオ「……なんだか、殺されそうな予感がするのは気のせいだよな」


アバッキオ「それにしても、本当に綺麗なところだ……」


アバッキオ「空気がおいしいな……まるでピクニックにでも来たみたいだ……(実際旅行だけど)」







アバッキオ「さて、2泊3日の短い期間だ。テキパキと行動しなければ」


アバッキオ「えーっと、温泉旅館はどこだったかな?」


アバッキオ「……」 ガイドブック


アバッキオ「変わった名前だな……」


アバッキオ「>>23という名前か」



双亡亭





双亡亭



ガララ…


アバッキオ「………」


主人「いらっしゃいませ」


アバッキオ「部屋、空いてるかい?」


主人「はい、ガラガラです」


アバッキオ「?……そいつは良かった……」





………


アバッキオ「フゥ~……」


アバッキオ「疲れた疲れた……」


アバッキオ「……なんか怪しい雰囲気の旅館だな」


アバッキオ「いや、部屋があるだけラッキィー!って思わないとな」


アバッキオ「そんなことより温泉だ」






温泉



アバッキオ「………」


アバッキオ「先客がいるのか」


>>28「はい?」


吉良吉影





吉良「はい?」


アバッキオ「いや、なんでもない」


吉良「すまないね、今あがるよ……」


アバッキオ「………」


吉良「……では」


アバッキオ「待ちな」


吉良「……?」








アバッキオ「………(ジョロジョロ)」


吉良「お、おい! お前ッ!」


アバッキオ「………(ジョロジョロ)」


吉良「ここは温泉だぞッ! いや、それ以前の問題か……!」


アバッキオ「お茶でも飲んで……」


アバッキオ「……>>37でもしようや」



スタンドバトル





アバッキオ「……スタンドバトルでもしようや」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


吉良「……!!」


吉良「何を言っているんだね?」


吉良「スタ……ンド?」


吉良「言ってることが分からない……イカれてるのか? この状況で」


アバッキオ「………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「トボけんじゃあねぇぜ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨








吉良「……(まさか、こいつ……この吉良吉影の正体に気付いたのか!?)」


アバッキオ「スタンド使いに共通する点を見つけた……」


吉良「………」


アバッキオ「スタンド使いは>>44をすると>>46が起こる」



温泉でリラックス

背後にスタンド像の現出





アバッキオ「スタンド使いは温泉でリラックスをすると背後にスタンド像が現出する」


吉良「ハッ!」 クルリ


キラークイーン「………」 バァーーンッ


吉良「なんてことだ……!」


アバッキオ「お前は俺のムーディブルースが見えているのだろう?」


吉良「………」


アバッキオ「見えているのかと聞いているのだッ!」


吉良「……フフ……この吉良吉影、せっかくイタリアまで来たというのに……」


吉良「ここでも安心して熟睡できないとは……」


吉良「ただし、今夜だけだッ!!」







アバッキオ「!?」


吉良「キラークイーン・第1の爆弾『触れたものを爆弾に変える』……」


吉良「すでにタオルに触れているッ!!」


アバッキオ「ハッ!」


吉良「点火ッ!」



カチッ


ドッゴォォーーーーンッ‼‼‼



アバッキオ「うおおおおおおおおおおおおおッ! この爆発ッ!」


アバッキオ「ぐあぁぁあぁぁああぁぁあああ!!」







吉良「1発では死ななかったか……」


アバッキオ「うぐぐ……!」 ジュゥゥ…


吉良「君、スタンド使いなんだろう? なぜ防御しない?」


吉良「防御していたのなら重症は負わなかった……」


吉良「そこでこの吉良吉影は考える」


吉良「防御しなかったのではなく『防御できない』のであると……ね」


アバッキオ「うぐ……」 ジュゥゥ…







アバッキオ(考えろ……対策をッ!)


アバッキオ(俺はレオーネ・アバッキオ……いくつもの修羅場を乗り越えてきたギャングだ……!」


アバッキオ(ムーディブルースでは戦えない……)


アバッキオ(頭を使うんだッ……)


吉良「なぁ……君がスタンドで戦おうと言ったんだぜ?」


吉良「こんなにみじめなことがあるか?」


アバッキオ「………」


吉良「この旅館には客は少ないんだ……助けが来るなんて思うなよ?」







アバッキオ(逃げるしかない……!)


アバッキオ(>>54をして気をひくんだッ!)



息子の大きさを見せつける





吉良「次はお前の頭を吹っ飛ばすと予告しよう……」


アバッキオ「頭ばっかり見ねぇで、下も見た方がいいぜ?」


吉良「下……?」



ジロジロ



吉良「ハッ! キラークイーンッ! すぐにそこから離れろォーーーッ!!」


アバッキオ「……俺の息子だぜ」 ボロリ


アバッキオ「フフ……下品なんですが他人よりは大きくてね……」


吉良「!?!?」


アバッキオ「……(やったぞォーー! この隙に逃げるんだッ!)」







吉良「バカなッ! この吉良吉影が……他人の息子を見せつけられて……立つことができないだと……!?」


アバッキオ「そしてこれがッ! 俺の逃走経路だ……ッ!」



ダダダダダダッ



アバッキオ「……逃げたのはいい……だが、この傷を治さなければいずれ死ぬ!」


アバッキオ「やっぱり今日は厄日だぜッ」







自分の部屋



アバッキオ「うぐぐ……」


アバッキオ「頭がクラクラしてきたぜ……」


アバッキオ「>>60をして痛みを和らげるか」



ヨガのポーズ





アバッキオ「………」


アバッキオ「………(木のポーズ)」 グググ…


アバッキオ「ヨガッ! ヨガッ!」 ブンブン


アバッキオ「ヨガッ!」 シュバッ


アバッキオ「………」


アバッキオ「フゥ~」


アバッキオ「痛みが和らいできた……ヨガって不思議だな……」


アバッキオ「よし、まだクラクラするが、痛みでヘコたれてる場合じゃあねぇな」







アバッキオ「まだ『吉良吉影』が徘徊しているかもしれねぇ……」


アバッキオ「旅館から逃げるか……せっかくの旅行だがよ」


アバッキオ「ボスとの戦いの前に死ぬわけにはいかない」


アバッキオ「……それに、ブチャラティに敵スタンド使いがいることを知らせなくては」



コンコン



アバッキオ「ノック! 吉良吉影かッ!?」


>>63「あのォ~」



トニオ





トニオ「あのォ~」


アバッキオ「………」


トニオ「わたし、トニオ・トラサルディーという者です」



ガチャッ



アバッキオ「やはりイタリア人か」


トニオ「あなたはアバッキオ様ですね?」


アバッキオ「何の用だ?」







トニオ「伝言を預かってきました」


アバッキオ「……?」


トニオ「>>66


アバッキオ「ナニッ!?」


トニオ「>>68様より」



負けて[ピーーー]

ディオブランドー





トニオ「負けて死ね(バイツァ・ダスト)」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「ナニッ!?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


トニオ「ディオ・ブランドー様より」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「どういうことだッ!」


トニオ「あなたは表の世界の人間ではない」


トニオ「ボスの逆鱗に触れた……」


アバッキオ「……何が言いたい……?」







「ザ・ワールド」



………


アバッキオ「ぐっはァ!!」 ドグシャアァ


トニオ「アリーヴェデルチ(さよならです)……」


トニオ「最後だから教えておきましょう……」


トニオ「この旅館にあなたが来たのは偶然ではありません」


アバッキオ「………」 ピクピク


トニオ「あなたは生まれた時からこうなる運命でした」



コツコツ…



DIO「よくやった、トニオ・トラサルディー」







トニオ「やったのはあなたでしょう」


DIO「お前はよく働いてくれた」


トニオ「アバッキオはどうします?」


DIO「>>72しておけ」



海にでも流





DIO「海でも流しておけ」


トニオ「ハイ」


アバッキオ「」 ピクピク








地中海



ポイッ


ザブンッ



アバッキオ「………」 ブクブクブク…


アバッキオ「……ボハッ!」


アバッキオ「うおおぼぼ! あばばぱぱぱばっっぱ!!」


アバッキオ「ゴホッ! ゴホッ!」


アバッキオ「おえっ! どぼっ! ゴホッ!」







プカプカ…



アバッキオ「フゥ~」


アバッキオ「近くに木が浮いててよかった……」


アバッキオ「うぐぐ……いろいろ痛いぞ……」


アバッキオ「まさか温泉旅行に来たはずが海に捨てられることになるとは……」


アバッキオ「う……寒い……」


アバッキオ「俺は……死ぬのか……!?」


アバッキオ「う……ううう……」







アバッキオ「とりあえず陸地に戻りたい……」


アバッキオ「あつあつのピッツァが食べたいなぁ……」


アバッキオ「……そうだ!」


アバッキオ「>>77をしよう!」



頑張ってリくまで泳ぐ





アバッキオ「頑張って陸まで泳ぐぞッ!」


アバッキオ「ヘコたれてる場合じゃあねぇッ!」


アバッキオ「ブチャラティに会いに行くんだッ」



……………

…………

………

……









アバッキオが地中海に捨てられたのとは時間的に前後することになるが……

1時間前、ブチャラティチーム……



ナランチャ「アバッキオは今頃楽しんでんだろーなーッ!」


ミスタ「本当、ボスとの戦いを目前にしてんのによ!」


ジョルノ「ミスタ、この前はアバッキオ抜きでアメリカに旅行に行ったでしょう……それのお詫びです」


ミスタ「あーあー知ってるよ! アバッキオの存在を忘れてただけじゃねーかよォー」


ジョルノ「あれは悪いのは僕たちじゃないですか」


ナランチャ「アバッキオいいなー」







ブチャラティ「みんな、緊急事態だ」


ミスタ「ブチャラティ!」


ブチャラティ「全員いるか?」


ジョルノ「ええ、何事です?」


ブチャラティ「>>83が起こった」



暗殺チームによるボス暗殺完遂





ジョルノ「!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ブチャラティ「暗殺チームが行動を起こした……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ナランチャ「ええっと……それって……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ミスタ「ものすごくヤバいことじゃあねぇのかァァ!?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ブチャラティ「ああ、パッショーネの勢力が大きく動くだろう」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ブチャラティ「幹部は混乱を起こし、麻薬が漏れ、暴動を起こすヤツらが増えると睨んでいる」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ジョルノ「……パッショーネの崩壊……!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨








ブチャラティ「現在のボスは『リゾット・ネェロ』……まだ正規ではないが」


ブチャラティ「他の暗殺チームのメンバーは今イタリアの大臣を暗殺しようとしている」


ジョルノ「なんとかしなければ!」


ミスタ「で、でもよー、俺らが何をできるって言うんだよッ!」


ミスタ「ヤツらは顔も知られていないボスを暗殺した……」


ミスタ「そんな実力者を倒せるわけがねェーぜ!」


ナランチャ「………」



なんか水を差すようで悪いが、ボスとの戦い確定してるのに暗殺チーム健在なんだな
トリッシュの護衛の際何があったのか…





ナランチャ「ブ、ブチャラティ……俺、どうしたらいいかな?」


ナランチャ「もちろん『戦え』って言ってくれたら、そりゃぁ勇気が湧いてくるッ!」


ブチャラティ「………」


ナランチャ「め、命令してくれよ!ブチャラティが決めてくれないと俺は……」


ブチャラティ「ナランチャ、決めるのはお前だ」


ナランチャ「!」


ブチャラティ「俺は強制はしない……だが、俺は戦う」


ブチャラティ「こんなに腐っていても……俺の故郷だからな……」




>>86
そんなのあまり考えてないです(安価しだいで決めます)




ミスタ「俺は乗るぜ……!」


ミスタ「ここで信じられるのはブチャラティだけだ!」


ジョルノ「ええ……ぼくも乗ります」


ブチャラティ「ミスタ、ジョルノ……!!」



ナランチャ「う、うう……」









……

………

…………

……………



アバッキオ「ぐぐ……」


店員「………」


アバッキオ「コ、コートください……」


店員「はい」 サッ


アバッキオ「ガチガチガチガチ……」 ブルルッ







アバッキオ「寒い寒い寒い……」 ブルルッ


アバッキオ「ここはどこだ……?」 ゴソゴソ


アバッキオ「ネアポリスに帰るぞ……ッ」 ブルブル


アバッキオ「……ハァハァ」 ブルル







アバッキオ「DIOと吉良吉影について知らせなければ……!」


アバッキオ「ハァ……」


アバッキオ「>>93をして帰ろう」



協力してくれるスタンド使い探し





アバッキオ「協力してくれるスタンド使い探しをして帰ろう」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「ここはパッショーネの本拠地だ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「スタンド使いなら大勢いるぞッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「……だが」


アバッキオ「どうやったら見つかる?」


アバッキオ「うぐぐ……厳しいな……」


>>96「俺を探してるのかい?」



ポルナレフ





アバッキオ「!……あんたは?」


ポルナレフ「……私の名は『ジャン・ピエール・ポルナレフ』」


アバッキオ「フランス人か? 車椅子をしているが……障害者がなんか用か?」


ポルナレフ「……スタンド使いを探しているのだろう?」


アバッキオ「あんた……スタンド使いか……だが、戦えるとは思えないな」


ポルナレフ「……やれやれ、その口調なんとかならんのか? 私は年上なんだが……?」


アバッキオ「………」







ポルナレフ「私は戦えない……」


ポルナレフ「だが、仲間ならいる……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ポルナレフ「10年以上前からの仲間だ……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「フン」


ポルナレフ「>>104>>105だ……彼らは戦力になるぞ……」┣¨┣¨┣¨┣¨



空条承太郎

DIO





アバッキオ「空条承太郎と……DIO……!?」


アバッキオ「DIOっていうのは……えーと……『ディオ・ブランドー』のことか?」


ポルナレフ「なんだ、知っているのか」


アバッキオ「知ってるも何も、こいつに殺されかけた!!」


ポルナレフ「ナニッ!? そんなはずはないッ! DIOはしばらく私と行動している!」


アバッキオ「それがアリバイになると思っているのか? 口裏合わせなどすぐに分かるッ!」


ポルナレフ「……いや、ちがう」


ポルナレフ「おそらくお前が出会ったのは>>110だ……DIOではないはずッ!」



ドッピオ





アバッキオ「ドッピオ!? 誰だそいつは?」


ポルナレフ「そいつはDIOの名を名乗って悪事を働いている……」


アバッキオ「……つまり、ドッピオとかいうヤツが俺を殺そうとしたってことか……?」


ポルナレフ「あくまでも仮定だが」


アバッキオ「フン……まぁいい……お前の仲間の所に案内してくれ」


ポルナレフ「ああ……」


……………

…………

………

……









元暗殺チームアジト



ブチャラティ「書類はほとんど焼却されている……」


ミスタ「本当に手がかりなんて見つかるのかァ~?」


ブチャラティ「いや、それは分からない……何かリゾットの目的を知れればいいんだが……」


ジョルノ「ところで、ナランチャはどうするんです?」


ブチャラティ「ナランチャは離脱した……またチームに入れるつもりもない」


ジョルノ「ブチャラティ……」


ミスタ「お、おい! これはッ!!」


ミスタ「>>113だッ! これはいい手がかりじゃあねぇのか!?」



瀕死のディアボロ





2人「「な、なんだってーーーーー!!」」


ミスタ「『罰』と書かれた紙が貼ってある……」


ジョルノ「『ボス』と書かれた紙も貼ってある……」


ディアボロ「」 ピクピク


ブチャラティ「まだボスは生きているぞ!」


ミスタ「ジョルノ! はやく治療をしろッ!」


ジョルノ「え、ええ!」



ズキュン



ディアボロ「う、うう……」 ピクピク







ディアボロ「お、おれは……」


ディアボロ「次はどこから襲ってくるんだ……」


ジョルノ「………」


ミスタ「なんか混乱してるぜ……可哀想に見えてくるな……」


ブチャラティ「ボス、あなたに聞きたいことがある」


ブチャラティ「リゾットの目的を知っているか?」


ミスタ「………」


ディアボロ「な……」


ディアボロ「なんか分からんが>>117ッ!!」



腹へった





ディアボロ「なんか分からんが腹へったッ!!」


ミスタ「だめだこりゃ」


ブチャラティ「ジョルノ、ミスタ! ありったけの飯を持って来い!」


ジョルノ「えっ、はい」



ダダダダダダッ



ディアボロ「腹へった……依然変わりなく……」








ブチャラティ(……ボスがこんな状態になるとは)


ブチャラティ(暗殺チームはなかなかの強敵になる予感がする……)


ブチャラティ(いや……ボスが生きていたんだ……上手くいけば強い味方になってくれる……)


ブチャラティ(ひとまずはボスの体力を回復させなければ……)


ディアボロ「………」


ディアボロ「……>>124だ」 ボソッ


ブチャラティ「!?」



もうダメだぁ……おしまい





ディアボロ「もうダメだぁ……おしまいだ」 ボソッ


ブチャラティ「!?」


ブチャラティ「なんのことだッ!?」


ディアボロ「じきに分かる……」









……

………

…………

……………


ポルナレフ「ここだ」


アバッキオ「………」


承太郎「……誰だこいつは?」


DIO「………」


ポルナレフ「彼の名はアバッキオ……スタンド使いだ」


ポルナレフ「同じ目的を持つ『同士』といった所かな……」


アバッキオ「ああ……ドッピオを追っている……」


DIO「ドッピオか……フン、貴様もヤツの餌食になったというわけか」







ポルナレフ「では整理をするぞ……」


①敵はドッピオ
②ドッピオはDIOを名乗って悪事を働いている
③ドッピオの仲間はトニオ・トラサルディー
④ドッピオのスタンドは不明(ザ・ワールドを使ったという噂があるが)


ポルナレフ「……こんなもんか?」


アバッキオ「ドッピオはどこにいるんだ?」


承太郎「慌てるな……やれやれ、見つからないから追っているんだぜ……」


DIO「だが、イタリアで目撃情報があったのでわざわざ来たのだ」


アバッキオ「………」







ピロリロリン♩



アバッキオ「……メール?」


アバッキオ「ブチャラティだッ! 携帯は水に浸かったのに……今のは高性能だな」


アバッキオ「……ハッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


DIO「……?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


承太郎「……どうした?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「パッショーネが崩壊した……!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







アバッキオ「ボスは瀕死……現在のトップは『リゾット・ネェロ』……!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


承太郎「誰だ……?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「こうしちゃいられねぇッ!!」 ザッ


ポルナレフ「待て! アバッキオッ!」


アバッキオ「何だ!?」


ポルナレフ「私たちも行く……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「なぜ……?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


DIO「実は私たちは>>131なのだ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



そのお前の言うボスと、ドッピオの関係を調べ上げたところ





DIO「実は私たちはそのお前の言うボスと、ドッピオの関係を調べ上げたところなのだ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「ナニッ!?」


DIO「ボスとドッピオは>>133だ」



別人





DIO「ボスとドッピオは別人だ」


アバッキオ「えっ」


承太郎「………」


アバッキオ「なおさら意味分かんねぇーよ……」


アバッキオ「別人だったら付いて来る必要ないじゃん……」



ザザザッ



4人「「行くぞ!」」


……………

…………

………

……











……

………

…………

……………


ディアボロ「ムシャムシャ」 モグモグ


ディアボロ「ムシャムシャ」 モグモグ


ミスタ「………」


ジョルノ「………」


ブチャラティ「そろそろ話してくれてもいいだろう」


ブチャラティ「何があったんだ? リゾットに殺されかけるなんて」


ディアボロ「………」


ディアボロ「……>>137だ」



ファニー・ヴァレンタイン





ディアボロ「……ファニー・ヴァレンタインだ」


ブチャラティ「ん?」


ミスタ「なぁ……こいつ何言ってんだ?」 ヒソヒソ


ジョルノ「ファニー・ヴァレンタイン……という人物が何かをしたんですか?」


ディアボロ「……う」


ディアボロ「……ヴァレンタインが>>141をしたんだ! うわあああああああ!!」



レクイエム化





ジョルノ「レクイエム?」


ディアボロ「ハァーハァー……」 ガタガタガタ…


ミスタ「おいおい、そんなに怯えるほど恐いのかぁ~?」


ブチャラティ「詳しく教えてくれ」


ディアボロ「ヴァレンタインは『矢』を入手した……そして『神』になった……!!」 ガタガタガタ…


ディアボロ「敵わない……敵わない……」 ガタガタガタ…







ブチャラティ「リゾットではないのか?」


ディアボロ「リゾットなんて……ヤツの敵ではない……!!」 ガタガタガタ…


ディアボロ「ヤツにとって暗殺チームなんて視界に入ってない……!! ガタガタガタ…


ミスタ「どういうことだ……?」


ジョルノ「リゾットが敵ではない?」


ブチャラティ「ヴァレンタインは何者なんだ!」


ディアボロ「ヤツは>>146だ……!!」 ガタガタガタガタ…



カメユーの社員





ディアボロ「ヤツはカメユーの社員だ……!!」 ガタガタガタガタ…


ミスタ「!?」


ジョルノ「!?」


ブチャラティ「!?」


ディアボロ「ハァ……少し昔話をしよう」




……………

……………




「ヤツは社員……いや、社畜だ……」


「社畜の中の社畜だった……」



社員A「お疲れ様でーす」


社員B「俺らは帰るんで先輩お願いしますねー」


ヴァレンタイン「あ、え……今日は……」


社員A「どうせ今日も暇でしょー? 俺ら合コン行くんスよ」


社員B「それじゃー」


ヴァレンタイン「あ……ああ、行ってらっしゃい……」







ヴァレンタイン「う、うう……」


ヴァレンタイン「今日は私の誕生日なんだ……」


ヴァレンタイン「……そ、そうだ」


ヴァレンタイン「>>151をして祝おう……」



一人王様ゲーム





ヴァレンタイン「一人王様ゲームをして祝おう……」



ゴソゴソ



ヴァレンタイン「フフフ……」 コロコロ


ヴァレンタイン「『2』か……進まないなぁ……」 ポンポン


ヴァレンタイン「………」 コロコロ


ヴァレンタイン「『1』だ……嬉しいなぁ……」 ポン



ガチャ



社員A「忘れ物忘れ物ー」


ヴァレンタイン「あっ」


社員A「先輩、何やってんスか……?」







社員A「あーあ! やっちゃったっスねー!」


ヴァレンタイン「違うんだ!」


社員A「仕事サボって、なに遊んでんスか……」


ヴァレンタイン「ご、誤解なんだ……!」


社員A「知らねーよ」


ヴァレンタイン「え……」


社員A「明日までそうやっときなよ……」



ガチャ



ヴァレンタイン「う……」







ヴァレンタイン「ううう……!」


ヴァレンタイン「うわあああああぁぁぁぁああぁああぁぁああ!!!」


ヴァレンタイン「全員消えてしまえばいいんだぁぁあああぁああああ!!」


ヴァレンタイン「うあああああぁぁぁぁぁぁあああぁあああ!!」



ゴンッ!



ヴァレンタイン「痛っ!」


ヴァレンタイン「引き出し……か……」



ガララ…







ヴァレンタイン「中には……」


ヴァレンタイン「『矢』……!?」


ヴァレンタイン「なぜ、日本の田舎のデパートに……古びた矢が?」


ヴァレンタイン「よいしょ……」



ザクゥッ‼



ヴァレンタイン「うぐぅぅッ!!」 ブシャァァ


ヴァレンタイン「指を切った……!!」 ブシャァ


ヴァレンタイン「ぐぐ……ぐぅぅ……」







ヴァレンタイン「い……」


ヴァレンタイン「意識が……」


……………

…………

………

……











……

………

…………

……………


ヴァレンタイン「………」 パチッ


ヴァレンタイン「ここは……」


課長「……起きたかね?」


社員A「………」 クスクス


社員B「………」 ニヤニヤ







ヴァレンタイン「いともたやすく行われるえげつない行為……」 ボソッ


課長「ん?」



ガシッ



課長「う……うう……首が……!!」 グググ


D4C「………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ヴァレンタイン「不思議な夢を見た……自分が何人もいたよ……」


課長「……?……うう」 グググ







ヴァレンタイン「私は基本世界にいる……」


ヴァレンタイン「……そして、試練は流される血で終わる」



ドサァッ



社員A「か、課長ーー!」


ヴァレンタイン「君も倒れたいか?」


社員B「………」 ゾゾゾ







ヴァレンタイン「この能力……D4C……」


ヴァレンタイン「社員A、社員B……付いて来い……」


ヴァレンタイン「まずは手始めに>>163を行う」



私の誕生日パーティー





ヴァレンタイン「私の誕生日パーティーを行う」


社員A「は、はい! 先輩!」



サッサッ



社員B「おめでとうございますです! 先輩!」


ヴァレンタイン「よぉし! いい声だッ!」


ヴァレンタイン「ハハハハハハハハハハァァッッ!!」




……………

……………




ディアボロ「そしてヴァレンタインは誕生日パーティーを果たした……」


ジョルノ「はぁ……」


ディアボロ「おい! 飽きるんじゃあない! 話はここからだ!」


ディアボロ「ヴァレンタインはその後、カメユーデパートを支配したんだ」


ディアボロ「……で」


ディアボロ「ヤツが凄いのはここからだ……」







ディアボロ「ヤツはカメユーを1年で軍隊に変えてしまった」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ディアボロ「地方のデパートを世界トップクラスの軍隊に変えたんだ……!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ディアボロ「そして……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ディアボロ「我がパッショーネに宣戦布告をしてきた……というわけだ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







ブチャラティ「なるほど……」


ブチャラティ「ヴァレンタインがこうしてやってきたのか」


ブチャラティ「では……整理すると……」


①ディアボロを倒したのはヴァレンタイン
②そして空席になったボスの地位にリゾットがつく
③ヴァレンタインはカメユー軍を率いてどこかにいる
④ヴァレンタインのスタンドは不明だが、ディアボロを瀕死にさせるほどの実力


ブチャラティ「こんなところか」


ディアボロ「そんなところだ」


ミスタ「ヤバいことになってきたな……」







ジョルノ「では敵は『ヴァレンタイン』と『暗殺チーム』の2つですか」


ジョルノ「どちらを先に攻撃します?」


ジョルノ「我々は一度に一体しか攻撃できません……」


ブチャラティ「>>175だッ!」







ブチャラティ「上だッ!」


意外! それは上!


ブチャラティ「スティッキィ・フィンガース!」


スティッキィ・フィンガース「アリィッ!!」 ドカッ



ピョンッ‼



ブチャラティ「上! 俺は上に行くゥ!」







ミスタ「上だとォォーーー!?」


ジョルノ「ブチャラティは一体……!!」


ディアボロ「外に出た! 追うぞッ!」



ダダダダダダダダダダダダッ



ジョルノ「あ、あれは!」


ブチャラティ「うおおおおおッ!」 ピョン ピョン ピョン







ミスタ「どうしちまったんだ……」


ジョルノ「まるで忍者だ……追いつけない……」


ディアボロ「くそ……ストレスで頭がパーになったか……?」







ブチャラティ「うおおっ、うおおおっ、うおっ、うおっ!」 ピョン ピョン ピョン


ブチャラティ「うおおっ、うおっ、うおぉぉーー!」 ピョン ピョン ピョン


>>183「何やってんだ……?」



露伴





露伴「何やってんだ……?」


ブチャラティ「うおおっ!」




ジョルノ「ブチャラティは見えなくなった……」


ミスタ「だが、敵の場所が分からない以上、アバッキオと合流するまで待機した方がいいんじゃあねぇか……!」


ディアボロ「ん……?」


ジョルノ「アバッキオと合流? 今頃は温泉旅行しているはず……」


ミスタ「いや……お前はアバッキオについてよく知らねぇ……」


ミスタ「あいつはギャングだ……今ごろ旅行なんて楽しんでねぇはずだ……」


ミスタ「パッショーネ崩壊の危機だ……それにさっきブチャラティがメールをした」


ミスタ「すぐにネアポリスに戻ってくる……はず!」







ディアボロ「アバッキオというのは……?」


ジョルノ「……簡単に言うと>>189ですかね」



あなたの息子





ジョルノ「……簡単に言うとあなたの息子ですかね」


ディアボロ「俺の……息子!?」


ジョルノ「………」


ディアボロ「やっぱり……どこかにいると分かっていた……!」 ウルウル


ディアボロ「俺の息子……!」 ウルウル


ミスタ(簡単に言い過ぎだろ……」


……………

…………

………

……









車内



ブロロロロ…



アバッキオ「………」


ポルナレフ「………」


承太郎「………」


DIO「………」


アバッキオ「………」


ポルナレフ「……そこ右だ」


アバッキオ「あ、ああ……」


承太郎「………」







DIO(気まずい……)


DIO(何か話題ないかな~、えーと、えーと……)


DIO「あ、その髪型、素敵ですね!」 バン!


アバッキオ「……ああ」


DIO「……はい……」


承太郎「……チッ」


ポルナレフ「………」







アバッキオ「……そういや」


アバッキオ「吉良吉影って知っているか?」


アバッキオ「旅館で会ったんだが……」


承太郎「………」


ポルナレフ「……知らないな」


DIO「し、知ってます知ってます!!(これはチャンスだッ!)」


DIO「そいつは>>195って聞いたよッ!」



杜王町のスタンド使いと手を組んで、俺たちと同じようにドッピオについて調べている、いわゆる私たちと共闘関係にある人物

ヴァレンタインがレクイエムならこれくらいの無茶はお願いしたい





DIO「そいつは杜王町のスタンド使いと手を組んで、俺たちと同じようにドッピオについて調べているんだッ!」


DIO「いわゆる共同関係にある人物だよッ!」


アバッキオ「!……それは本当かッ!?」


承太郎「ああ……ポルナレフには言ってなかったか……」


ポルナレフ「なんだよ! みずくせーな! 仲間が他にもいんのか!?」


DIO「ああ! 杜王町という町には大勢のスタンド使いがいるッ!」


DIO「今は吉良と露伴の2人がイタリアに来ているんだッ!」







ブロロロロ…



露伴「ム……あの車は……!」


露伴「承太郎さん! DIOさん! ここです!」


ブチャラティ「うおおお……」



ガチャ



承太郎「露伴か! 合流できたな!」


アバッキオ「ぶ、ブチャラティィィーーーーーーーッ!!」


ブチャラティ「う、うおうおォォーーーーーーーッ!!」







アバッキオ「え?」


ブチャラティ「うおっ、うおっ!」


DIO「なんだそいつは! 知り合いか!?」


ポルナレフ「変なヤツと知り合いなんだなぁ……」


アバッキオ「ちがうッ!」




……………

……………


説明中




露伴「こいつ……『天国の扉』で頭の中を見てみたが……」


露伴「狂っている……」


露伴「通常なら記憶が『文章』のように書かれているんだ」


露伴「だが、こいつには……まるで『子供の落書き』しか存在していない……ッ!」


一同「「な、なんだってェェーーーーー!!」」







露伴「こんなヤツは初めてみた……」


アバッキオ「おいッ! ブチャラティはどうなるんだッ!」


露伴「知らないね……そんなの……」


露伴「だが……『治らない』……とだけ言っておこう」


アバッキオ「て、てめぇッ!!」


ポルナレフ「アバッキオ、落ち着けッ!」


DIO「………」


承太郎「………」







ブチャラティ「」 zzz


アバッキオ「すまねぇ……ブチャラティ……」


アバッキオ「お前はもう治らねぇみたいだ……」


アバッキオ「……みんな見ろよ……コレ」


アバッキオ「子供みてぇに眠ってるぜ……」


承太郎「………」


露伴「………」


DIO「………」


ポルナレフ「………」









……

………

…………

……………


ジョルノ「ボス……」


ディアボロ「息子に会いたい……」 モジモジ


ジョルノ「……アバッキオは多分サルサルディニア島にいます」


ディアボロ「……なら>>213



娼婦風パスタでも作って持っていこう





ディアボロ「……なら娼婦風パスタでも作って持っていこう」


ジョルノ「なるほど、それはいいですね」


ミスタ(おい……俺の話聞いてたか? ネアポリスに戻ってくるって言ったぞ……ついさっき……!」


ディアボロ「このまえトニオに教わったんだ~!」


ジョルノ「誰ですか? それ?」


ディアボロ「コックだよコック!」







ディアボロ「では、誰でもできる『ディアボロ's キッチン』を始めるぞ!」


ディアボロ「材料は原作を読んでくれ……」


ディアボロ「まずは>>223だ!」



下ごしらえ





ディアボロ「まずは下ごしらえだ!」


ディアボロ「トマトを茹で、皮を剥き……」


ディアボロ「鷹の爪、その他諸々を準備!」


ディアボロ「次は>>226だ!」



忙しい娼婦のように材料をごった混ぜだ!





ディアボロ「次は忙しい娼婦のように材料をごった混ぜだ!」


ディアボロ「オラ! オラ!」 ドス



バン!



ディアボロ「フゥー、やっちまった……でも思ったよりたいしたことないな」


ジョルノ「では持って行きましょう」







……………

…………

………

……




露伴「で、ドッピオは見つかったんですか?」


承太郎「いや……」


アバッキオ「おい……今、思い出したぜ!」


アバッキオ「俺の能力を!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


DIO「能力?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「この前、ドッピオはサルディニア島にいたんだ……!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「そこで俺の『ムーディ・ブルース』を使えば!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「……後を追える!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







ポルナレフ「おい……先に言えよ……能力について何も聞いてなかったぞ」


承太郎「だが……お前はさっきパッショーネがどうとか言っていたが」


承太郎「そいつは後でいいのか?」


アバッキオ「……>>231だ」



今は俺のやるべきことをやるだけ





アバッキオ「……今は俺のやるべきことをやるだけだ」


承太郎「!」


アバッキオ「さぁ、行くぜ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「ノコノコしてる間に遠くに逃げられたらだるいぜ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


承太郎「………」 ニヤ


承太郎「……やれやれだぜ」







DIO「準備をしろ、すぐに出発する」


露伴「すぐそこにSPW財団のジェットがある……」


ポルナレフ「……フフ、ようやくここまで来たか」


ポルナレフ「ヤツはもう詰み(チェック・メイト)……だな」


アバッキオ「………」


アバッキオ「ブチャラティすまねぇ……」 ブン



ドゴォ‼



ブチャラティ「グハァッ!!」


ブチャラティ「」 チーン








……

………

…………

……………



サルディニア島




吉良「………」 トボトボ


吉良「………」 トボトボ







吉良「ハッ!」 サッ


偽DIO「トニオよ……アバッキオは助かると思うか?」


トニオ「いや……あの傷では無理でしょう」


偽DIO「……俺は生きていると思う」


偽DIO「奇妙だが……何か後味の悪いものが残っているのだ」


トニオ「………」


偽DIO「ヤツには強運がついている」







吉良(DIO……いや、あいつはドッピオか……!?)


吉良(なんてことだ……この吉良吉影が最初に出会ってしまうとは……)


吉良(どうする……)


吉良(倒すか……逃げるか……)


吉良(まだヤツはこっちに気づいていないッ!)


吉良(これはチャンスだ……!)


吉良(>>237か……!!) ┣¨┣¨┣¨┣¨



踊る





吉良(踊るか……!!) ┣¨┣¨┣¨┣¨



バッ



偽DIO「!?」


トニオ「!?」


吉良「ラララ~♫ ラ~ラ~♫ タンタンタッタン♫」 ヒラリクルリ


吉良「ラ~ララ~♫ タンタン♫ 1・2・3・4!!」 クルクルクルリ


偽DIO「こいつ……!」


トニオ「なんですかッ!」







吉良「実にスガスガしい気分だァ~♫」 トントン


偽DIO「こいつ……このDIOをおちょくっているのか……!!」


吉良「ララララ~♫」 ヒラリクルリトントン


偽DIO「ザ・ワールド!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


吉良「き、キラークイーン!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







偽DIO「無駄無駄無駄無駄無駄ァァッ!!」


吉良「ぐぐぐ……!」 シパパパ


偽DIO「お前は吉良吉影……だな?」


吉良「なに……!?」


偽DIO「ヴァレンタインから聞いたよ……カメユーから逃亡したんだよなァー?」


吉良「………」


吉良「……まさか、ヴァレンタインとドッピオが繋がっているとは」










吉良「……これはいい情報だな」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


偽DIO「俺はドッピオではない……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


偽DIO「俺の名はDIOだァーーーーーーーーッ!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


吉良「くっ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


吉良「『シアーハートアタック』ッッ!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


シアーハートアタック「コッチヲミロ~!」 ガシャン


吉良「行け! お前は自由だ!」







……………

…………

………

……




サルディニア島・空港




アバッキオ「SPW財団のジェット……」


アバッキオ「なかなかのパワーとスピードだ」


DIO「お前が出会ったというのはどこだ!?」


アバッキオ「双亡亭だッ! 温泉旅館……そこには吉良もいたはず!」


露伴「急げッ!」







双亡亭・フロント




ジョルノ「アバッキオはいないようですね……」


ミスタ「言ったじゃねぇか、そうなるって」


ディアボロ「だが、まだ退室はしていない」


ディアボロ「どこかに出掛けているのだろう」


ジョルノ「早くしないとパスタが冷めてしまう……」







ドッグォォオオオオーーーーーンッッ!!



ミスタ「爆発音!?」


ディアボロ「上の部屋からだ」


ジョルノ「物騒ですね」


ミスタ「うおおおおおいッ!! なに呑気してんだよ!」


ミスタ「もういい! あんたらはここで待ってろ! 俺は様子を見てくる!」







吉良「……ハァハァ」


偽DIO「自分の爆弾で爆発するとはねェー!」


偽DIO「>>247をして殺してやろうか……」







偽DIO「関節技をして殺してやろうか……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


吉良「く、くく……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



イィーーーーーハァーーーーーーッ!


キャモーーーーーンッ!



偽DIO「ザ・ワールド」 カキンッ


偽DIO「銃弾?」


ミスタ「やはりスタンド使いか……」







ミスタ「あんた……殺気がムンムンでてるぜ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ミスタ「そこのおっさんを殺そう……としてたな?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







偽DIO「時を止めたのではない……銃弾を弾いたのだ」


トニオ「あなたはグイード・ミスタでしたね……」


ミスタ「質問に答えろォーーー!! 質問はすでに拷問に変わっているッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


偽DIO「1人できたのか? 拳銃使いは誰かの組んだ方がいいだろう?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ミスタ「自分の心配をしな……自分の眉間がこれから無くなるんだからよォーー!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


偽DIO「フン……面白い男だ……だが、これから君を殺さなくてはいけない」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ミスタ「く……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







偽DIO「決着は止まる時よりも早く着くだろうッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


世界「………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ミスタ「それがスタンドか! ……来いッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


偽DIO「無駄無駄無駄無駄」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



ザッ!



偽DIO「ヌゥ……?」



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨







┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨



ジョルノ & ディアボロ「………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ミスタ「ジョルノ……!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


偽DIO「………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


偽DIO「……ようこそ……フフ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ジョルノ「……?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


偽DIO「パッショーネの元ボスだったか?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ディアボロ「黙れ……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


偽DIO「お前のスタンドの噂は聞いてるよ……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


偽DIO「時をフッ飛ばす……だったか?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







偽DIO「こんな勝負……二度とみれないなァー?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


偽DIO「時間操作系が二人も集まったぞ……?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ディアボロ「………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



ディアボロ「キング・クリムz……」

DIO「ザ・ワールド!」 ドンッ!



ドォーーンッ!









┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨



承太郎「………」


DIO「フム……状況がよく分からないが……」


DIO「ドッピオ……貴様だな……」


承太郎「やれやれ、ドッピオの根性だけは尊敬するぜ……」


承太郎「本当の能力は>>258のくせに、時間操作と言い切るとはな……」



サンダルの鼻緒操作





承太郎「本当の能力はサンダルの鼻緒操作のくせに、時間操作と言い切るとはな……」


DIO「ああ……像(ビジョン)がたまたま似てただけなのに」


偽DIO「」


承太郎「残り4秒……ぶち壊させてもらうぜ……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァァァッ!!!」


DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァァァァァ!!!」



ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴッ!



承太郎 & DIO「「そして時は動き出す」」







偽DIO「ブッギャァァーーーーーーーーッッ!!!」


偽DIO「ウゲェッ!」



ガコッ



【燃えるゴミは月・水・金】


偽DIO「」チーン



偽DIOードッピオ…再起不能 バン!







ジョルノ「ハッ!」


ミスタ「これは……!」


ポルナレフ「ジョルノ……ミスタ……久し振りだな」


ジョルノ「ポルナレフさん!」


露伴「まさかドッピオがこうも簡単に見つかるとは……まぁいいけど」


ディアボロ「えっ、俺の出番は?」


DIO「お前は誰だ」







トニオ「ひぃぃーーーー!!」


承太郎「あとはこいつの処理だけだな……」


ディアボロ「待て、こいつからは聞きたいことがある」


承太郎「……?」


ディアボロ「貴様! ヴァレンタインの居場所を言えッ!」


トニオ「ケッ、ヴァレンタイン? 何だそれバイクか?」


ディアボロ「何ィィ!!」


トニオ「本当に知らないんですゥゥーーー!! あとバイクのこともよく知りませんーー!」


ディアボロ「やれやれ……>>263をして尋問するか」



カオスすぎて大草原





アバッキオ「待ちな、おっさん」



ズルリ



一同「「で、でかい!」」


アバッキオ「……(ジョロジョロ)」


アバッキオ「……(ジョロジョロ)」


トニオ「な、何をする気ですか!?」


アバッキオ「お茶でも飲んで……話でもしようや……」


トニオ「うわああああああぁぁぁぁああぁぁああぁぁあ!!」







露伴「連れていかれた……」


ミスタ「アバッキオは尋問の天才だからな」


ディアボロ「……えっ」


ディアボロ「……彼が……アバッキオ……!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ディアボロ「俺の息子……!?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


承太郎「?」


ジョルノ「………」 ニヤニヤ


DIO「あいつは何を言ってるんだ……?」


ディアボロ「息子の大きさは一体どこから……!?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ディアボロ「……俺のは……小さい……のに」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







ジョルノ「やれやれ……」


ポルナレフ「?」


ミスタ「……みんな分かってないみたいだ、言ってやれよ」


露伴「ん?」


ジョルノ「ディアボロは>>268なんです」 プププ



食生活の問題でナニが育ってない





ジョルノ「食生活の問題でナニが育ってないんです」 プププ


一同「「プww」」


一同「「ブワァァァハッハァァァァァァァーーーーーーッッ!!」」



ディアボロ「………」


ディアボロ「……う、うう……」 シクシク


ディアボロ「……うわーーん! みんながいじめるよォーーー!」 ウエーン







アバッキオ「おい」


アバッキオ「尋問が終わったぜ」


一同「「ブワァァァァハッハァァーーーーーーッ!」」


一同「「ノォオヘラヘラアヘアヘ」」


アバッキオ「やかましい! うっおとしいぞ!」


アバッキオ「ヴァレンタインとやらは>>272にいる」






現在のメンバー:
アバッキオ、ディアボロ、ジョルノ、ミスタ、DIO、承太郎、露伴、ポルナレフ、吉良、娼婦風パスタ

今までのストーリー
・ヴァレンタインがD4Cを得て、カメユーを軍隊にする
・アバッキオが温泉旅行にいく
・ヴァレンタインがディアボロを倒す
・パッショーネのボスにリゾットがつく
・アバッキオがドッピオに殺されかけるが、ポルナレフとたち合流する
・ブチャラティたちがディアボロを発見する
・アバッキオたちがネアポリスに向かう
・ブチャラティが壊れる
・ジョルノたちがサルディニア島にいく
・アバッキオたちが露伴と合流してサルディニア島にいく
・承太郎とDIOがドッピオを倒す
・これからケープ・カナベラルへ向かう






アバッキオ「ケープ・カナベラルに向かう」


ジョルノ「ハハハ……ケープ・カナベラルか……」


ミスタ「ヒーヒー!……疲れた疲れた」


承太郎「空港にジェットがある……今から向かうぞ」









……

………

…………

……………


ヴァレンタイン「ケープ・カナベラル……」


ヴァレンタイン「ここには私の欲しい>>277がある」



弓と矢





ヴァレンタイン「ここには私の欲しい弓と矢がある」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ヴァレンタイン「これを使って……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ヴァレンタイン「レクイエム化する……!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ヴァレンタイン「……以前、持っていた矢はディアボロに破壊された」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ヴァレンタイン「最後の悪あがきというヤツ……か」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ヴァレンタイン「さて、社員A! 社員B! どこにあるか情報を調べてきたと言ったな!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ヴァレンタイン「どこにあるのだッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


社員A「ああ、>>280にあるだろう」



ポルポのスタンドの中





ヴァレンタイン「スタンドの中……」


ヴァレンタイン「で、ポルポとは誰のことかね?」


社員A「やれやれ……ポルポとは>>284で、>>285にいるヤツだぜ……」



人気アイドル

ロシア





ヴァレンタイン「あ? 人気アイドル? ロシア?」


社員A「ああ、そうだぜ」


ヴァレンタイン「ケープ・カナベラルに来た意味だろ……」


ヴァレンタイン「なんで来たんだよ……」


社員B「………」


ヴァレンタイン「D4C……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


D4C「」 ┣¨┣¨┣¨┣¨








ガシィッ‼



社員A「……ぐ、ぐぐ……!」 グリグリ


ヴァレンタイン「かなりムカついたぞ……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ヴァレンタイン「私をおちょくっているのか……?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ヴァレンタイン「このまま首を潰してもいいが……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ヴァレンタイン「>>288をしたら許してやらんこともない」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



矢の回収





社員A「あ、ああ……わかった……!」 グググ



バッ



社員A「ゲホッ、ゲホッ! わかったよ……俺がとってくる……」


ヴァレンタイン「フン……」


ヴァレンタイン「これを貸してやる……」 M11


社員A「ああ……ありがとう」







ヴァレンタイン「社員B、お前も行ってやれ」


社員B「お断りします」


ヴァレンタイン「……あ、そう」


ヴァレンタイン「……D4C」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


D4C「」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







ガシィッ‼



社員B「……ぐ、ぐぐ……!」 グリグリ


ヴァレンタイン「かなりムカついたぞ……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ヴァレンタイン「私をおちょくっているのか……?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ヴァレンタイン「このまま首を潰してもいいが……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ヴァレンタイン「>>292をしたら許してやらんこともない」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ポルポ暗殺





社員B「あ、ああ……わかった……!」 グググ



バッ



社員B「ゲホッ、ゲホッ! わかったよ……俺がとってくる……」


ヴァレンタイン「フン……」


ヴァレンタイン「これを貸してやる……」 M9


社員B「ああ……ありがとう」








社員A「………」


社員B「………」


ヴァレンタイン「ノルマは36時間以内……」


ヴァレンタイン「逃げたら殺す、裏切っても殺す、矢を奪っても殺す」


ヴァレンタイン「もし私を追う者と出会ったらすぐに知らせろ……いいな?」


社員A・B「「はいィッ!」」







……………

…………

………

……




ジェット機内




SPW職員「そろそろケープ・カナベラルに着きます!」


ディアボロ「ようやくだ……」


アバッキオ「やれやれ……なんで俺がヴァレンタインなんかと戦わないといけないんだ……」







承太郎「お前もパッショーネの人間なんだろう?」


承太郎「これは組織の問題なんだぜ……俺に言わせるな」


アバッキオ「フン……」


ミスタ「なぁ、ブチャラティとナランチャはどこに行ったんだろ」 ヒソヒソ


ジョルノ「さぁ……すっかり忘れてましたね」 ヒソヒソ


ポルナレフ「ん?」


ジョルノ「いえ、何も」 キッパリ







DIO(会話に入れない……)


DIO(何か話題ないかなー、えーと、えーと……)


DIO(あッ!)


DIO「アバッキオ! >>300!」


アバッキオ「!?」



スタンドの調子どう?





アバッキオ「あ、ああ……なかなか良いぜ……」


ムーディブルース「」フン!


DIO「そうか……! なら>>302だな!」



ヴァレンタインなんて一撃だな…、





DIO「そうか……! ならヴァレンタインなんて一撃だな……」


アバッキオ「!?」


アバッキオ「え……いや……あ……えぇー……」


アバッキオ「俺のスタンドは……戦闘向きじゃあ……ないんすよ……」


アバッキオ(なにこいつ……!? ハードル上げるッつぅーか、プレッシャーかけるッつぅーか……)


アバッキオ(……オツムの問題か? ……素で言ってんのか、もしかして!?)


DIO「でも、調子いいんだろ?」


アバッキオ「あ、あのですね……スタンドにはタイプというのがあってですね……」







ポルナレフ「……おい、みんな!」


ポルナレフ「そろそろ着陸するぞ! シートベルトをつけろ!」


一同「「はァーーいッ!」」



キィィーーン







ヴァレンタイン「来たか……」


ヴァレンタイン「私は死ぬわけにはいかない……」


ヴァレンタイン「矢を手にいれてナプキンを勝ち取る……!」



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨



ヴァレンタイン「ここは平行世界の>>307に任せるか……」



ブチャラティ





┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨



ブチャラティ「………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ヴァレンタイン「フフ……この世界のブチャラティは死んでいる……」


ヴァレンタイン「よって! ブチャラティは出会わないッ!」


ブチャラティ「………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ヴァレンタイン「では、私は隠れるとするよ」







ダダダダダダッ



ジョルノ「あ、あれは!」


ミスタ「ブチャラティッ!? なぜここに!」


ブチャラティ「……ジョルノに、ミスタ……そしてアバッキオ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「………」


アバッキオ(なぜここにいる……?)


アバッキオ(それに……俺が殺したはず……)


アバッキオ(まさかこいつは>>310なのか!?)



オバケ





アバッキオ(『オバケ』! 21世紀のオバケ! それは昔のものより成長していた!)


アバッキオ(ま、マジかよ……最近のオバケは足があるのか……!)


アバッキオ(てことは……走れる! 逃げることは無理だな……)


アバッキオ(それに、この前ナランチャが『オバケって>>312なんだぜェ~』って言っていた!)



壁のすり抜けが可能





アバッキオ「壁のすり抜けが可能……」


アバッキオ「勝ち目はないのか……!」


ブチャラティ「?」


アバッキオ「オバケなんていない、オバケなんていない、オバケなんていない」 ブツブツ


ミスタ「アバッキオはどうしたんだ?」


ジョルノ「ブチャラティと合流できて嬉しいんでしょう」


ブチャラティ「アバッキオ、目がうつろだぞ?」







アバッキオ(ブチャラティならスティッキィ・フィンガースが使える……)


アバッキオ(ジッパーで壁をすり抜けれるんだ……)


アバッキオ(……あれ、すり抜けるってことはオバケなのか……?)


アバッキオ(いや、ブチャラティはオバケじゃあなくて、スタンドがオバケ……)


アバッキオ(でも……オバケを操るブチャラティはオバケなのか?)


アバッキオ(……いやちがう、ブチャラティがオバケに操られているのならオバケじゃあない)


アバッキオ(なら、ブチャラティは取り憑かれているってことだな)


アバッキオ(いや! それなら俺らスタンド使いは全員が取り憑かれているのか!?)


アバッキオ(オバケはオバケでしか倒せない……てことは俺らの価値は?)


アバッキオ(取り憑かれているのにスタンドを操る意味……いや、ちがうか)







┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨



アバッキオ「オバケなんかと」 バン‼


アバッキオ「一緒にいられるか」 ザッザッザッ



アバッキオ「俺はジェットに戻る」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ジョルノ「……お気をつけて」







ミスタ「おいおい、どうしたんだよ、本当に」


承太郎「ほっときな……ヴァレンタインを探すぜ」


ブチャラティ「いや、それは不可能だ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


DIO「?」


ブチャラティ「なぜならお前らはこれから>>317されるからな」



オバケ扱い





承太郎「オバケ扱い? 言ってることがわからない」




ブチャラティ「うわあああああ!! で、出たああああああああ!!」


ブチャラティ「俺のそばに近寄るなああああああああ!!」


承太郎「」







露伴「どうしたどうした」 トコトコ


吉良「さっきの大声はなんだ……植物のような平穏な生活にほど遠い声は……」 トコトコ


DIO「気をつけろ! 新手のスタンド使いだ!」


承太郎「………」




ブチャラティ「オバケがいっぱいだぁぁあああああああああ!!」


ブチャラティ「来るなあああああああああああああああ!!」







ジョルノ「やはりブチャラティは壊れている……」


ジョルノ「ブチャラティと話そうとするだけ無駄なんだ無駄無駄……」


ミスタ「オバケってどういうことだよ!?」




ブチャラティ(かかったな! 混乱している!)


ブチャラティ(この隙に>>321だ!)



華麗なステップ





ブチャラティ「ブチャラティ舞曲第5番・帰れブローノ」


ブチャラティ「フンフフン!」 タッ タッ タッ!




一同「「」」










ブチャラティ(フ……華麗なステップに見惚れて声も出ないようだな……) タッ


ブチャラティ(まだまだ終わりじゃねぇッ!) タッ



ブチャラティ「おおォォーーーとッ! ここでテンポアァァーーーープッ!」 タタタタタタッ


ブチャラティ「ランランラララーン!」 タタタタタタタタタッタッタッタタッ!




一同「「」」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







露伴(承太郎さん、早くスタープラチナを!)


承太郎(わかっている……だが射程距離外だ……時を止めても間に合わねぇ……)


露伴(なら……>>325を投げてください)


承太郎(!!)


承太郎「……やれやれ、任せな!」



第二ボタン





ブチィッ



承太郎「第二ボタン……大切な人にあげたかった」


承太郎「……スタープラチナ!」


星の白金「オオオオオゥゥラァァアアアアアアアアアアアアア!!」 バヒュゥゥーーーーン‼‼



ズバァ!



ブチャラティ「うげェッ!」 バキィッ!


ブチャラティ「ぐうう……血がでているだとォーー!?」







承太郎「時は止まる……」



ドォーーz______ン



承太郎「ブチャラティ……だったか?」


承太郎「君には話してもらうことがたくさんある……」


承太郎「……だが、再起不能にさせてもらうぜ!」


星の白金「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァァァッッ!!!」



ドガドガドガドガドガァァァッ‼‼



承太郎「そして時は動きだすーー」







ブチャラティ「うぎゃああああーーーーーーーッッ!!」 ドッガァァーーーーーーン‼‼


ブチャラティ「」 チーン




ジョルノ「ブチャラティィィーーーーーー!」


ミスタ「どうしたんだッ!?」


DIO「ヤツは何かに取り憑かれている……といった所かな……」


DIO「つまり、本当のブチャラティではない」







露伴「なるほど、これが時を止めて瞬時に殴られたキズか……」


露伴「スケッチしておこう……」 カキカキ




ポルナレフ「おいおい、天国の扉で記憶を読んでくれよ…」


承太郎「……やれやれ」


ミスタ「本物じゃあないってことは……ヴァレンタインが何かをしたのか!?」









DIO「ああ……ヴァレンタインが平行世界から連れてきた」


DIO「『タップダンスが得意なブチャラティ』だッ!!」



一同「「な、なんだってェェーーーー!!」」



DIO「だが、戦闘に向いていないブチャラティを連れてくるとは……」


吉良「よほど焦っていた……ということか?」


ポルナレフ「いや、>>331だと思うぜ……」



全くその通り





ポルナレフ「いや、全くその通りだと思うぜ……」


吉良「マジすか!?」


DIO「……うむ、では話を続けるぞ」


DIO「ヴァレンタインは焦ってタップダンスのブチャラティを連れてきてしまった……」


DIO「それは焦っていたから」







DIO「なぜ焦っていてのか……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


DIO「私は2つの仮説をたてた……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨




DIO「一つ目は『我々の到着を予想していなかった』から……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ミスタ「なるほど! 味方なんて準備できなかったんだ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ポルナレフ「……では、二つ目は?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







DIO「慌てるな……二つ目は……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


DIO「『ついさっきまでここにいた』から……だ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ポルナレフ「!……それって!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


DIO「ああ、ヴァレンタインはここにいた……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


DIO「そして我々が来たのを確認してから逃げた……ということだ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ミスタ「あり得るぜッ! 逃げるための時間稼ぎか!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







DIO「そうだ、一刻も早くこの場から立ち去りたいのなら焦るだろう……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


承太郎「DIO……珍しく冴えてるじゃあねぇか」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ジョルノ「では、早く探しにいきましょう」




ディアボロ「おーい! みんなーー!」


ミスタ「どうかしたか、ボス?」


ディアボロ「アバッキオが>>337って言って出てこないんだッ! なんとかしてくれ!」



オバケ怖い





機内




アバッキオ「オバケなんていない……いない……オバケなんていない……オバケなんて……いない、いない、いない……」




ディアボロ「……そこにいるだろ?」 ヒソヒソ


ミスタ「やれやれ、困ったなぁ……」 ヒソヒソ







承太郎「オバケが怖いのか」


ポルナレフ「なんだか意外だな」 ハハハ


吉良「どうするんだ? 彼のスタンドがないとヴァレンタインを追跡できないんだろ?」


ポルナレフ「うーむ、変に声をかけても彼を傷つけてしまうぞ……」


DIO「なら>>341をすればよい」 バン‼



天岩戸的にカーニバル





ポルナレフ「天岩戸? なんだそれは?」


DIO「ム……知らないのか? このDIOですら知っているというのに……」


ポルナレフ「……教えてくれ」


吉良「日本人なら知っているんだ……天岩戸(あまのいわと)とは、神話の話だ」


承太郎「ああ、岩に閉じこもった神をカーニバルをして誘いだしたんだ……」


承太郎「人間の心理だな……何をやっているのか気になるんだろう……まぁ人間じゃなく神だが」







ミスタ「なるほど! そりゃあ、いい考えだぜ!」


ミスタ「カーニバルだったら俺に任せろ! 最高に楽しいヤツを準備してやる!」


ディアボロ「お、それは期待するぞー」


ジョルノ「みんなで楽しみましょう、アバッキオ抜きで」







1時間後
ジェット機・外




ズンチャッズンチャッ



ミスタ「フゥゥゥーーーーーーッッ!!」


DIO「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!」











ポルナレフ「切り替えはやすぎだろ……」


ポルナレフ(まぁ……アバッキオが出てきてさえくれればいいが)



露伴「フゥ~、何事かと思ったらカーニバルか」


ポルナレフ「露伴……ブチャラティのスケッチは終わったか?」


露伴「ああ、いい機会だったからね……」


ポルナレフ「今ジョルノが治療をしているか……?」


露伴「まぁね……」







承太郎「アバッキオの様子はどうだ?」


No.5「コッチヲ見テルヨォォーーー! ヤツガコッチヲ見テイルッ!」


ミスタ「興味しんしんだな……!」


ディアボロ「ならば続けて>>347だ!」



料理を開始して美味しい匂いを嗅がせる





ディアボロ「よーし! サルでもできる『ディアボロ's キッチン』を再開するぜ!」


ディアボロ「今回、用意するのは、この冷えまくった『娼婦風パスタ』だッ!」


ディアボロ「そして、これを……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ディアボロ「……>>349してダイナミックな料理にしてやるぜ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



ミス安価下





ディアボロ(……フーゴからもらった、この『カプセル』)


ディアボロ(扱いには十分な注意が必要だが……毒の強さだけは信頼できる)



ゴソッ



ディアボロ「……さぁ、ゲームは終わりだ……アバッキオ」



パキィッ









……

………

…………

……………


アバッキオ「………」 プルプル…


アバッキオ「楽しそうなカーニバル……美味そうな料理……!」


アバッキオ「……>>356をする! 我慢できん!」



暴飲暴食





アバッキオ「とうッ!」



パリィィイイイインッ‼‼



アバッキオ「うおおおおおおおおおおおおお!!」


アバッキオ「ムーディブルース! 着地の構えをとれェェェーーーー!!」



ドスッ‼



アバッキオ「」







ジョルノ「飛行機の窓から飛び降りるなんて……」


ジョルノ「ツッコミ所満載ですね……満足満足」




アバッキオ「」




DIO「ヌウ……なかなか度胸のあるヤツだ……」


DIO「死んでしまっているが……」


DIO「………」


DIO「私の血で蘇るがいい……」



ポタポタ…




アバッキオ「ぐぬぬぬ……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







吉良「フフフ……カーニバルに我慢できなくなったかな?」


ミスタ「ここまで派手に飛び降りるなんてな……こっちもやり甲斐ってのがあるぜ!」




アバッキオ「腹が減った……!!」 グゥー


ディアボロ「アバッキオよ……娼婦風パスタを準備しておいたぞ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「おお、食いたい!」


ディアボロ「……これだ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨




娼婦風パスタ「」 ┣¨┣¨┣¨┣¨




アバッキオ「………」







アバッキオ「クンクン……良い匂いだ」


アバッキオ「これはパスタだ……パスタの匂いがするぞ!」


ディアボロ「………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨




アバッキオ「いっただきまぁーす!」


アバッキオ「モグモグ」 ズビズバー


アバッキオ「うんうん」 ズビズバー







ディアボロ(フフフ……)


ディアボロ(パープルヘイズ入りパスタだ……よく味わって食べな……)


ディアボロ(……俺の息子アバッキオ)


ディアボロ(これでお前は死んだ)


ディアボロ(3・2・1……)




アバッキオ「う、うう……>>362ッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



ムーディーブルース・レクイエム





アバッキオ「う、うう……ムーディブルース・レクイエムッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ディアボロ「え?」


アバッキオ「……ん? 俺なんか言った?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ミスタ「おい! その後ろのヤツはなんだッ!?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ミスタ「スタンド……ムーディブルースではない! 何者だお前ェェーーーーーッ!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨




アバッキオ「……理解した」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







「ズット前カラ、アナタノ事ハ分カッテイタ……」


アバッキオ「………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「レクイエム」 ┣¨┣¨┣¨┣¨






アバッキオ「ムーディブルース・レクイエム!」 バン‼


ムーディブルース・レクイエム「」 ┣¨┣¨┣¨┣¨









アバッキオは瞬時に理解した……。

それは、スタンドのおかげか……自身の運命のおかげかは分からない……。



フーゴの『殺人カプセル』と……DIOの『吸血鬼エキス』……。

この二つが、アバッキオの体内で調合され……

スタンドの矢に含まれている『ウイルス』に変化したのだ……!!



そして、ウイルスはアバッキオの体内で活性化し……

肉体全てに広がり……


結果的に『レクイエム化』する時と同じ状況になったのだ……!!









アバッキオ「フム……レクイエムか……」


アバッキオ「ちょいと、パワーとスピードを試してみるか……」


アバッキオ「ムーディブルース・レクイエムッ!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



ドゴドゴドゴドゴドゴドゴ‼‼






SPWジェット「」 ボォォォーーーーーーーーーーーッ‼‼


ミスタ「ジェットが!」


アバッキオ「すごいパワーだ……ジェットを粉砕してしまったぞ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



ムーディブルース・レクイエム
【破壊力A スピードA 射程距離∞ 持続力∞ 精密動作性E 成長性 完成】

能力①>>369
能力②>>370

アバッキオが諦めない限りパワーが増し続ける

飲んだものの病気や異常、ウィルスの影響などを取り除くお茶を生み出す

訂正ムーディブルース・レクイエム
【破壊力∞ スピードA 射程距離∞ 持続力∞ 精密動作性E 成長性∞】

能力①アバッキオが諦めない限りパワーが増し続ける
能力②飲んだものの病気や異常、ウイルスの影響などを取り除くお茶を生み出す



まるで少年ジャンプの無敵モード主人公だな……
ドッピオの『サンダルの鼻緒を操る』との差がヒドイ





アバッキオ「……ベネ(良し)」


アバッキオ「攻撃にも回復にも使える有能スタンドだ……」


アバッキオ「あと、体内に『レクイエムの核』があるから時間切れとかないから」





ミスタ「チートすぎだろ……」







承太郎「心強いな……全く」


DIO「では、この調子で>>374と行くか!」



大統領の恥ずかしい過去探し





DIO「大統領の恥ずかしい過去探しと行くか!」


ポルナレフ「恥ずかしい過去? 黒歴史とか、失敗談とか?」


DIO「ああ、そういうことだ」


承太郎「何か武器になるかもしれねーから、探すっていう考えはいいが……」







承太郎「そんなもの、どうやって見つけるんだ?」


ポルナレフ「確かに……」


DIO「フン、このDIOにいい考えがある」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


DIO「>>378を連れてきた!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


>>378「よろしくおねがいします!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



吉良の同僚





吉良の同僚「よろしくおねがいします!」


吉良「!?」


吉良の同僚「やぁ、吉良!」


吉良「お前ごときが何でここに……!?」


吉良の同僚「『ごとき』って……ハハ、ひどいなぁ……」


DIO「彼には、ある特殊能力がある……」







DIO「それはスタンドとは違う物だがな」


吉良「ん……どういうことだね?」


DIO「彼には『データベース』がある……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


DIO「長い間、近くにいることによって……それは発動する!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


吉良「おい……何がだ?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


DIO「プロフィールを知ることができる」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







吉良の同僚「ファニー・ヴァレンタイン54歳既婚者。スカーレットという妻がいる」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


吉良の同僚「仕事は真面目でソツなくこなすが今一つ信頼がない社畜」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


吉良の同僚「悪い奴じゃあないんだがこれといって特徴のない影の薄い男さ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨




吉良の同僚「そして1年前の誕生日には、誰にも祝ってくれなかったので」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


吉良の同僚「支配化においた途端……誕生日パーティを開催した」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







DIO「!」


吉良「まさか、ここまで詳しいとは……」


ポルナレフ「なぜ知ってるのか不思議だが、これは恥ずかしい過去じゃあないか?」


ポルナレフ「社畜時代の行いを言われると少し嫌だろう……?」







ジョルノ「そうですね、これを武器にしましょう」






ミスタ「準備はできたかァー? ピストルズがウズウズしてるぜェー!」


No1「ハヤクシロヨォー! サッサト終ワラセヨウぜェーー!」


No2「俺ラハ、ハラ減ッテンダヨォー!」






露伴「行くか……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


承太郎「………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


DIO「………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ディアボロ「………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







ジョルノ「………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ブチャラティ「……何で俺が……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


吉良「………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


吉良の同僚「………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ポルナレフ「………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ミスタ「………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨





アバッキオ「行くぞッ!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







……………

…………

………

……





ロシア・フェス会場





キャァァーーーーーー♡♡♡



ポルポ「ありがとう!」


ポルポ「……残念だけど、次が最後の歌になっちゃうんだ……」



エェェーーーーーーーー!!



ポルポ「でも、みんなへの愛は……最後じゃないよ」



キャァァーーーーーー♡♡♡







司会「では、ニューシングル『ブラックサバス』を……どうぞ!」






ポルポ「Ah……」 ♫


ポルポ「特注ピッツァさ……君のために買ったんだ! Ah……Ah……」 ♫


ポルポ「『どうやって牢屋に入ったんだろう』……みんな、そう言うよね……」 ♫


ポルポ「でも……簡単さ……」 ♫


ポルポ「入る前はこんなんじゃ無かったんだ!」 ♫







社員A「あいつがポルポか……」


社員B「ヤツを暗殺すれば任務達成か」


社員A「今回は簡単だな……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


社員B「俺はカメユーファミリーの幹部だぜ? 標的も油断している……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


社員A「……とっとと終わらせるぞ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


社員B「オレの暗殺の自己最高タイムは『1:58』だ……標的を見つけてからな」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


社員A「記録更新になるかなァ~、ヒヒ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







ポルポ「全てはァーーーーーー!」 ♫


ポルポ「何者かの陰謀ーーだったァーーー!」 ♫


ポルポ「さよなら……ぼくの青春ー!」 ♫


ポルポ「Ah……」 ♫







ポルポ「……Ah」 ♫





ポルポ「Thank you very much……」



キャァァーーーーーー♡♡♡



司会「ありがとうございましたー!」


司会「続いては今、話題のアイドル……







舞台裏





ポルポ「ブフゥーー」


ポルポ「アイドルというのは、疲れるねぇー」 シーシー


ポルポ「キャーキャー言ってて疲れないのかね……」







社員A「このスタッフの多さ……」


社員A「普通に我々がいても気付かれない……」



スタッフ「お疲れ様でェーす」 コツコツ


社員A「お疲れでェーす」



社員A「……このレベルだ」







社員B「ポルポはあそこの楽屋に入った」


社員A「ああ……」


社員B「まずは>>395をして奇襲だ」



停電を起こす





社員B「停電を起こせ……」


社員A「任せろ」




社員A「『電磁パルス発生装置』……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







ポチッ


ビリリリリリリリリリリリリッ




社員A「ビリっときたァァァ!!」 シュゥゥ…


社員A「ぐは……!」 シュゥゥ…







スタッフ「停電だァァァ!」


AD「どうした!」


スタッフ「こっちこっちオアアーー!!」




社員B「おいッ! 起きろ!」



社員A「」 チーン



社員B「くそ……」


社員B「だが、俺1人でいい……」







社員B「やれやれ、足手まといが減ってくれて良かった良かった」




社員B「>>400をするのに邪魔だからなァァ!!」



ポルポのサインをもらう





ガチャッ‼



社員B「ポルポさん! サインくださいッ!」


ポルポ「き、君はだれだね!?」


社員B「あなたのファンです!」


ポルポ「ふ、ファン!? この停電に紛れて入って来たな!?」







ポルポ「まぁ、良い」


ポルポ「ただし条件がある……」


社員B「条件?」




ポルポ「このライターを持っててくれ」 ジジ…


社員B「ライター? 火がついてますが……」 ジジ…







ポルポ「あ、それ消して」


社員B「?……ハイ」


フゥー


社員B「これでいいですか?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨




ポルポ「やっぱ点火しといて……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


社員B「………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







社員B「え、はい……分かりました……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



カチッ



ポルポ「………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


社員B「………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨








ポルポ「………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


社員B「えと、あの……」


社員B「これが条件……ですか?」







ポルポ「ああ、『発動条件』だ」 ブフゥ~


ブラックサバス「」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







ブラックサバス「お前には二つの道があるッ! ┣¨┣¨┣¨┣¨


ブラックサバス「『スタンド使い』への道と……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ブラックサバス「『死』への道がある……!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨






社員B「見えないがよォー」


社員B「スタンドがいるんだなァー? この部屋にッ!」







ポルポ「君……ひと味違うねェ~」


ポルポ「眼の奥に『漆黒の意志』が見えるぞ……」


ポルポ「ひょっとしたらだが……スタンド使いになれるかもねェ」





社員B「うるせェ……」


社員B「お前を>>407! 真実はそれ一つだァーー!!」



ミス安価下





社員B「お前をライザップする! 真実はそれ一つだァーー!!」


社員B「ちょっと来い!」







ライザップ・モスクワ店




ポルポ「ここは……?」


社員B「あのー、店長います?」


ライザップ店長「はいはい、私が店長です」


社員B「こいつを見てください」


ポルポ「ブフ?」





ライザップ店長「これはひどい」







ライザップ店長「どうです! 結果のコミットしませんか!?」


ポルポ「い、嫌だよォ~」


社員B「やっときなよ!」


ポルポ「し、知らないヤツに背中押されたくないよォ~」







社員B「↑ 『結果にコミットする』な」




ポルポ「ぼくは帰るよォ~」 ブフゥ~


ライザップ店長「返しません!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







社員B「↑ 『帰しません』な」





ライザップ店長「帰すなんて私の店長としてのプライドが許さない!」


ポルポ「そんな、ひどい」







社員B「よかったな、ポルポ」


ポルポ「知らないヤツにポルポって呼び捨てされたくないよォ~」


ライザップ店長「では、私に任せてください!」



ポルポ「勝手に話が進んでるー!?」 ガビーン



……………




こうして、ポルポのダイエットが始まった!



ライザップ店長「1秒で50回縄跳びを出来るようになれッ!」

ポルポ「ぶ、ブフゥ~!」



ライザップ店長「10分間バーベルを上げ続け、10分かけてゆっくり下ろせッ!」

ポルポ「グググ……!」



ライザップ店長「1秒間で100回のパンチを出来るようになれッ!」

ポルポ「オラオラァァ!」




……………





ブゥーブッブ ブゥーブッブ

テーテレッテッテテーレ テーテレッテッテテーレ



ポルポ(筋肉)「……ムン!」


ライザップ店長「長かった、この道のり……3年もかかるとは」


ポルポ(筋肉)「ありがとう! あなたは命の恩人です!」





ライザップ店長「あ、そうだ……あなたに言うことがあります」


ライザップ店長「3年前にお連れの方は『矢』のような物を持って帰ってましたが……」


ポルポ(筋肉)「……あいつゥゥゥゥ!!」



ブゥーッチ ブゥーッチ  ブゥーッチ ブゥーッチ
http://i.imgur.com/YgSbJMY.png

ペーペケッペペー ペーペーペケペペ
http://i.imgur.com/0cI2iBl.png







……

………

…………

……………


三年前
ケープ・カナベラル




ヴァレンタイン「社員Bよ……矢を入手したか……」


社員B「ええ……」


ヴァレンタイン「社員Aはどうした……逃げたのか?」


社員B「社員Aは死にました……まぁ当然でしょうね」


ヴァレンタイン「………」







ヴァレンタイン「で、ポルポは?」


社員B「死にました」


社員B「仮に生き延びていたとしても一年で死ぬでしょうね」


ヴァレンタイン「何をしてきたのだ?」


社員B「………」


社員B「……>>424とか……色々です」



膝枕耳掃除

>>420が見れない
助けてくれ……





社員B「……膝枕耳掃除とか……色々です」


ヴァレンタイン「あっそう」







アバッキオ「ヴァレンタインッ!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ヴァレンタイン「来たか……」


ディアボロ「やっと会えたな……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


承太郎「………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


DIO「……追い詰めたぞ……ヴァレンタイン」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







ヴァレンタイン「行け……社員B!」


社員B「任せてくださいッ!」



アバッキオ「ムーディブルース・レクイエムッ!」



ドゴドゴドゴドゴドゴドゴ‼‼



社員B「ブゲェェエエエエッ!」


社員B「」 チーン







ヴァレンタイン「くそ……」


ヴァレンタイン(矢を使うしかないか……)


ヴァレンタイン「ハハハ……」





ヴァレンタイン「D4Cィィ!!」


D4C「」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ヴァレンタイン「試練は私を強くする……」







ヴァレンタイン「極限まで追い詰められた私とD4C……!」


ヴァレンタイン「どこまでいけるか……」



バッ



ヴァレンタイン「D4C! 平行世界から大量の吸血鬼を連れてこいッ!」


吸血鬼s「WRYYYYYYYY!!」





DIO「ほう……吸血鬼か!」


ジョルノ「僕たちに任せてくださいッ! アバッキオはヴァレンタインを!」


アバッキオ「お、おう……」







承太郎「オラオラオラオラァァッ!」 ドゴドゴドゴ


吸血鬼「GYAAAAAAA!!」


DIO「無駄無駄無駄無駄ァァァァ!!」 ドゴドゴドゴドゴ
ジョルノ「無駄無駄無駄ァァァァ!!」 ドゴドゴドゴドゴ


ポルナレフ「銀の戦車ッ!」 スパスパスパ


ミスタ「配置につけッ! ピストルズッ!」 キャモーン


ブチャラティ「アリアリアリアリアリアリアリアリ!」 ボカボカボカボカ


吉良「キラークイーン・シアーハートアタック!」 コッチヲミロ~







吉良の同僚「岸辺露伴22歳独身」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


吉良の同僚「仕事は真面目でソツなくこなす」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


吉良の同僚「悪い奴じゃあないんだがこれといって友人のいない影の薄い男さ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨




露伴「戦えよ……天国の扉ッ!!」 シュバァッ


ディアボロ「キングクリムゾンッ!」 ドォーーンッ



吸血鬼「GYAAAAA!!」







……………

…………

………

……




ヴァレンタイン「矢のパワーをッ!」 グサッ


D4C「」カァァァァーーーーーーッ


ヴァレンタイン「D4C・レクイエム……!! 発動しろ……!!」







アバッキオ「ヴァレンタインッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ヴァレンタイン「く……お前1人に任せたというわけか」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「レクイエム化……するつもりか……?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ヴァレンタイン「いや、ちがう」 ┣¨┣¨┣¨┣¨





ヴァレンタイン「すでにレクイエム化している……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







D4CR「」 シュバァァァァ‼



アバッキオ「む、ムーディブルース・レクイエム!」


ムーディブルース・レクイエム「」 カキン



ドス



アバッキオ「グハッ!」 ポタポタ…


アバッキオ「何が起こった……!?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨




ヴァレンタイン(フフ……私のD4CR……)


ヴァレンタイン(能力は……『時間を>>438』すること……) ┣¨┣¨┣¨┣¨



取り去る





ヴァレンタイン(時間を取り去る……フフ) ┣¨┣¨┣¨┣¨


ヴァレンタイン(これを理解するには時間がかかった……) ┣¨┣¨┣¨┣¨


ヴァレンタイン(だが、受け入れたのなら、それはもう私のものだ) ┣¨┣¨┣¨┣¨





ヴァレンタイン「D4CR(D4C・レクイエム)ッッ!!」 ビシィッ



ドォーーz______ン







ヴァレンタイン「ロールケーキを切り取るように……」


ヴァレンタイン「自分の好きなところを取り去ることができる……」



アバッキオ「………」



ヴァレンタイン「アバッキオ……貴様もレクイエム化したそうだが……」


ヴァレンタイン「私には遠く及ばない」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







ヴァレンタイン「お前は首をカッ切って殺す……」


ヴァレンタイン「生きていたら困る」


ヴァレンタイン「……慎重に、確実に」




アバッキオ「く……!」







アバッキオ「ムーディブルース・レクイエム!」



ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴォォ!



ヴァレンタイン「殴ったという『時間』を取り去った……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ヴァレンタイン「君の攻撃は効かない」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ヴァレンタイン「無駄な抵抗はよせ……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



アバッキオ「ハァハァ……!」







アバッキオ(効かない……!)


アバッキオ(時間を取り去るだと……!)


アバッキオ(俺のムーディブルース・レクイエムの『最強パンチ』をもろともしない……!?)


アバッキオ(……!)


アバッキオ(みんなは俺に託してくれた……!!)





アバッキオ「ここで負けるわけには行かねェェッ!!」 ドンッ!







アバッキオ「あきらめるなッ! レクイエム!」


アバッキオ「ラッシュを続けろッ!」


ムーディブルース・レクイエム「オラオラオラオラオラオラオラオラァァッ!!」



ドゴドゴドゴドゴドゴドゴッ‼





ヴァレンタイン「届かないかな……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ヴァレンタイン「もう一度言う……無駄な抵抗はよせ……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨









……

………

…………

……………


吸血鬼s「WRYYYYYYYYYYYYYY!!」 ドギャアアッ




ジョルノ「倒しても倒してもキリがありませんッ!」


ミスタ「ああ! 数も多いが、再生をしてくるッ! こんな生物がいるのかァァ~~~!?」







吉良「キラークイーン! こいつらを爆破しろォーー!」


吉良の同僚「データベース! こいつらを分析しろォーー!」






吉良「邪魔しないでくれるかな……」







吸血鬼s「GYAAAAAAA!!」


DIO「世界、時よ止まれ……」



ドォーーz______ン


スパッ




吸血鬼s「」 ブッシャァァーーーーッ‼


DIO「フゥ……」


DIO「吸血鬼を倒すには頭を完全に破壊しなければいけないッ!」







怪人ドゥービー「WRYY……」


鋼線のベック「WRYY……全滅させてやるズラ……」




ブチャラティ「アリアリアリアリッ!」 ドゴドゴドゴドゴ


鋼線のベック「うぎゃ」 グチャア…





怪人ドゥービー「行けィ! 毒蛇たち!」


露伴「天国の扉!……『吸血鬼を噛め』……!」 パァァ…







ディアボロ「エピタフ……未来が見える」


吸血鬼「WRYY……」 スカッ スカッ


ディアボロ「当たらないぞッ! 何か分からんがくらえッ!」




承太郎「やれやれ、不死身を試させてもらうかな」


承太郎「オラオラオラオラオラオラァァッ!!」



ドゴドゴドゴドゴドゴドゴッ‼‼



吸血鬼「」ブッシャァァァァァッ‼










ポルナレフ「……くそ、車椅子の男にこの人数はキツイぞ……!」


吸血鬼s「WRYY」


吸血鬼s「WRYYYYYYYYYYYY!!」



グサッ




ポルナレフ「ダメだ……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨






ミスタ「死ぬなよ~ポルナレフさん……!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ジョルノ「たまには僕らを頼ってください」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







吉良「く……何か良い手はないのか……?」


吉良「一気に大勢を倒す方法は……!」


ディアボロ「……そんなものがあるなら、とっくに出している!」


DIO「フン……」


DIO「このDIOは作戦を思いついたのだが……」


吉良「!!」


ディアボロ「それは何だッ?」




DIO「>>452をするのだッ……お前らの協力がいるッ!」



ロードローラーを爆弾にして落として時を飛ばして回避





DIO「爆弾だッ……お前らの協力がいるッ!」


吉良「爆弾? キラークイーン・第1の爆弾を使うのか……?」


ディアボロ「キラークイーンなんて、さっきから使っているだろう! フザけたことなど言ってないで戦え!」




DIO「フザけた……?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


DIO「いいだろう……少し待っていろ……ある物をとってくる……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨








┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨




吸血鬼s「WRYYYYYYッッ!!」 バァァーーン



ディアボロ「やれやれ……フゥ……何か分からんが、DIOを待ってなければならんのか」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


吉良「仕方ない……アイツだって戦闘中に嘘をつく男ではない」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



バッ‼



ディアボロ「キングクリムゾン!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


吉良「キラークイーン!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







……………

…………

………

……




ヴァレンタイン「………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「ハァハァ……」


ヴァレンタイン「残念な話だなぁ……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ヴァレンタイン「同じレクイエムでも、こんなにパワーが違うなんてな……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ヴァレンタイン「私のD4CRは、どのスタンドよりも圧倒的に勝っている」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







アバッキオ(ムーディブルース・レクイエム……!)


アバッキオ(>>457をして流れを変える!)



ヴァレンタインにキス





アバッキオ(キス! それしかないッ!)


アバッキオ(うおおおおおおおおおッ!!) ┣¨┣¨┣¨┣¨





ヴァレンタイン「!?」


ヴァレンタイン「な、何をする気だッ!?」



アバッキオ「……(キス顔)」 チュー



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨







ズキュゥゥゥゥウウウン‼




ヴァレンタイン「んー! んー!!」 チュパ


アバッキオ「ん、んん……」



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨







ヴァレンタイン「プハッ!」 サッ


ヴァレンタイン「き、貴様! 何をするッ!!」 フキフキ


アバッキオ(この調子で>>462だッ!)



お茶でも飲んで…話でもしようや………





アバッキオ「ムーディブルース・レクイエムッッ!」


アバッキオ「ウイルスの影響を取り除くお茶……ッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「……(ジョロジョロ)」 ┣¨┣¨┣¨┣¨





ヴァレンタイン「おい、貴様! 頭が狂ったのか!?」






アバッキオ「……(ジョロジョロ)」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「……(……チョロッ)」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







アバッキオ「……完成」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「……アバ茶」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







ヴァレンタイン「この私を侮辱している……のか……!?」 プルプル…


ヴァレンタイン「D4CRッッ!!」


ヴァレンタイン「うおっしゃあああああああァァッ!!」 シバシバシバシバ




アバッキオ「ムーディブルース・レクイエム!」


ムーディブルース・レクイエム「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァッ!!」



ドガドガドガドガドガドガドガドガ‼‼‼




アバッキオ「く……!」







アバッキオ「オラオラオラオラオラオラオラオラァァァッッ!!!」


アバッキオ「オラオラオラオラァァァァァァァァッ!!」



ドガドガドガドガドガドガ‼‼‼




ヴァレンタイン「ブッギャアアアアアアッッ!!」 ドグシャアアアアアア



ドスッ




ヴァレンタイン「ぐはァッ!」 ドテッ











ドォーーz____ン




ヴァレンタイン「……フゥ」 ズキュン


ヴァレンタイン「効かないね……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨





アバッキオ「あ……ああ……!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







ヴァレンタイン「この絶望した顔……」


ヴァレンタイン「もっと私に見せてみろ……」


ヴァレンタイン「それがナプキンをとる前座にはふさわしい」





アバッキオ「あ……あ……あああ……!!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「あああ……ああ……ああ……!!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ(もう勝てない……)


アバッキオ(諦めるのも……肝心だ)







アバッキオ(フフ……)


アバッキオ(俺って、こんなに弱ってたっけ……)


アバッキオ(……面白かった……人生だ)




ヴァレンタイン「………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨




アバッキオ(………)


アバッキオ(思い返すと……いつも仲間に助けられてきたなァ……)


アバッキオ(……今度は俺が助ける)


アバッキオ(………!)


アバッキオ(最期くらい>>471でもして綺麗に散るかよ……)



脇チョップ





アバッキオ(へへ……もういいかな)


アバッキオ(俺はもう十分やった……)


アバッキオ(大切なのは結果じゃあなくて、真実に向かおうとする意志だ)


アバッキオ(お前はもう十分よくやった……私が誇りに思うくらいね!)





ヴァレンタイン「……D4CR、こいつを殺せ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨





アバッキオ「くらえッ! パッショーネ流・新奥義!『脇チョップ』ゥゥゥッ!!」



ビシィィィッ!!







ヴァレンタイン「うわっ!」 ビクゥッ‼


ヴァレンタイン「なにすんねん、こいつ!」 フラフラ



ガシャンッ‼



ヴァレンタイン(……何かにつまづいた!) ┣¨┣¨┣¨┣¨


ヴァレンタイン(何かを蹴り上げた気がするが……!!) ┣¨┣¨┣¨┣¨


ヴァレンタイン(まさか……!!) ┣¨┣¨┣¨┣¨







ザバァ…



ヴァレンタイン「液体……!? 何か……少しだけ臭うが……」 クンクン


ヴァレンタイン「ハッ! これは!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨










アバッキオ「アバ茶だぜ……!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「さっきポッドに入れておいた……!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







ヴァレンタイン「!?……貴様~~ッッ!!」



アバッキオ「ムーディブルース・レクイエム……ウイルスの影響を取り除く」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「今、その意味がわかった!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「確か……スタンドはウイルスによって発現するんだよなァ……!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「そのウイルスを取り除けば、どーなる?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨





ヴァレンタイン「……ハッ! D4CRッ! 早くしろォォーーーーーーーッ!!」







アバッキオ「ムーディブルース・レクイエムッッ!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「アバ茶に触れた瞬間、それは発動するーーーーーーーーー」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨



ヴァレンタイン「………」



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨



アバッキオ「………」



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨







ヴァレンタイン「……なぜ!」


ヴァレンタイン「なぜ、D4CRが発動しないッッ!!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨



ヴァレンタイン「D4CRッ!! どこにいるゥゥッ!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨










アバッキオ「……やれやれ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







アバッキオ「貴様のスタンドは『消滅』した……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「いや、元から存在すべきではなかった……お前にはな!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「これからお前を倒すのに……1秒もかからねぇ……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨





ヴァレンタイン「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!!!」







アバッキオ「フン……お前に対して『カワイソー』なんて全然思わねェー」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「俺は、俺のやるべきことをやるだけだ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



ヴァレンタイン「このクソカスどもがァァァァァァ!!!」






アバッキオ「地獄でやってろ」







アバッキオ「ムーディブルース・レクイエム」


ムーディブルース・レクイエム「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァァァァァァァッッッ!!!!」



ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴォォォッ‼‼‼‼








ヴァレンタイン「ぐぎゃぁぁあぁぁああぁぁあああぁぁああッッッ!!」



ブッシャァァァアァァァァァァァアッッ‼‼




ヴァレンタイン「……ぐ」 グチャグチャ


ヴァレンタイン「……ぐは」 ヨロヨロ




ヴァレンタイン「」










┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨




アバッキオ「………」


アバッキオ「これで貸していたものは全て返してもらったぜ」


アバッキオ「ファニー・ヴァレンタイン……」


アバッキオ「………」









……

………

…………

……………


ジョルノ「無駄無駄ァァッ!」


吸血鬼「WRYYYYYYYYYY!!」


ミスタ「ぐぐ……ピストルズッ」



イィーーーーハァーーーー


キャモォォーーーーーーン



吸血鬼「GYAAA!」







承太郎「ハァ……ハァ……」


露伴「大丈夫ですか、承太郎さん!」 セッセッ


承太郎「すまないな……若い君らが羨ましいよ……」


露伴「何を言ってるんですか……あんたは最前線で戦っている……!」





ディアボロ「おい、お前らァァァ! DIOがデカイのを持ってくるゥゥゥ!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


承太郎「……!?」


露伴「それは……どういう……」


ディアボロ「早くしろォーーーーー! あと8秒だッ!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







吉良「こっちだッ!」


ブチャラティ「ハァ……ハァ……」


吉良の同僚「おいおい、早くしろよォーーー!」


ポルナレフ「………」







┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨




DIO「ロードローラァーだッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



ドッギャァーーz________ン





ディアボロ「エピタフ……落下地点は6m先だ……もう少し離れよう」


吉良「キラークイーン・第1の爆dーー




DIO「フゥ……キラークイーンに触れさせてっと……」


DIO「そして時は動きだす」




吉良「弾ッッ!!」 カチッ







DIO「ブッ潰れろォォォーーーーーッッ!!」



ドッゴォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ‼‼‼‼





吸血鬼s「GYAAAAAAAA!!!」 ジリジリジリ…


吸血鬼s「AGYA……… ジリジリジリ…


吸血鬼s「GYA…… ジリジリジリ…







スゥゥゥゥ……





ディアボロ「やったか!」


ミスタ「やったぜ! 勝ったんだッ!!」




ジョルノ「ちょっと待ってください!」 キョロキョロ


ジョルノ「父さんと吉良さんがッ!」 キョロキョロ


露伴「え……まさか爆発に巻き込まれて……!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
















承太郎「いや、ここだ」


DIO「フゥ……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


吉良「ハァ……ハァ……ハハハ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


承太郎「俺が時を止めた……」












ジョルノ「父さんッ!」


ブチャラティ「なんだ……ビクビクさせやがって、こいつ!」


ポルナレフ「……フフ」


吉良の同僚「疲れた……」







ミスタ「おい、見ろ! こっちもだッ!」


ジョルノ「あれは!」















アバッキオ「……ハァ」


一同「「アバッキオォォーーーーー!!」」





ディアボロ「勝ったのか!? ヴァレンタインにッ!」


アバッキオ「ああ、間一髪だがな」


ジョルノ「今、治療します」



ズキュン







ブチャラティ「アバッキオ……本当にたいしたヤツだ」


吉良「フフ……」


承太郎「………」 ニヤ


露伴「……これで、本当に勝ったんだな?」


DIO「あ、ああ……ハァ……絶対にな……」


ディアボロ「なんと……お礼を言ったらいいか」


アバッキオ「あとで領収書をおくるよ」







吉良の同僚「おぉーーいッ!」


吉良の同僚「なに疲れた顔してんだよッ!」 ハハッ


吉良の同僚「この現実を見ろよッ!」 ハハッ





ジェット「」 ボボボ…





一同「「な、なんだってェェーーーーー!!」」







吉良の同僚「どうやって帰るかを考えてから喜べよッ!」 ハハッ


アバッキオ「………」


ポルナレフ「>>497で帰るか……!」




泳ぎ





ポルナレフ「泳いでかえるか……!」


ミスタ「はぁ?」


ミスタ「あんた車椅子じゃんか……」


ポルナレフ「……待ってろ」ポチッと



ウィィィン ガシャン




ポルナレフ「ほれ」


ジョルノ「車椅子が変形して高速艇に!?」







ポルナレフ「大西洋を泳ぐぎ、地中海からイタリアに入る」


ポルナレフ「私の高速艇が君たちを引っ張る」


露伴「それって密入国になるんじゃあ……」


ポルナレフ「SPW財団が偽装ビザを作ってくれている」


ポルナレフ「それにイタリアに着いたらすぐに住処を用意してくれるそうだ」


露伴「でも密入国ですよね……」







吉良の同僚「私はイタリアに行く必要はない……」


吉良の同僚「でもイタリアに行かないとダメか?」


ポルナレフ「今から1人でパスポートをもらうのか?」


吉良の同僚「ああ、そうするよ」



トコトコ…








吉良「私も帰る……」



トコトコ…




DIO「露伴、お前は行かないのか?」


露伴「いや、いい機会だ……イタリアで取材をするよ」


DIO「ほぅ」







承太郎「じゃあ、行くぜ」


ジョルノ「海岸ですね……近くにあるといいが」


ミスタ「あ~眠いな……」


ブチャラティ「………」


ディアボロ「………」


DIO「………」


露伴「………」




アバッキオ「行くぞッ!」







……………

…………

………

……




イタリア・ローマ
パッショーネ本部





リゾット「俺って『マイク・タイソン』以上にラッキーと思わないか?」


ホルマジオ「そうッすか?」


リゾット「ホルマジオ、なぜお前だけがここに?」


リゾット「他のメンバーはどうした?」


ホルマジオ「しょうがねェ~~なァ~~! 言ってやるよ」


ホルマジオ「あいつらは>>506だよッ!」



まだ復讐代行の仕事が終わってねえーんすよ。リゾット、治安維持のためとはいえ一般人の依頼を受けすぎなん





ホルマジオ「あいつらは、まだ復讐代行の仕事が終わってねェーんすよ」


ホルマジオ「リーダー、治安維持のためとはいえ一般人の依頼を受けすぎなんだよッ!」


リゾット「ん……そんなに多いのか?」


ホルマジオ「大変そうッすよ、あいつら」


ホルマジオ「メローネなんか暗殺向きじゃあないし……母体がいないだのどうとか言ってたな……」







ホルマジオ「あッ! そういえばッ!」


リゾット「どうした?」


ホルマジオ「ネアポリスの郊外で、プロシュートがあるものを見つけたって聞いたが」


リゾット「あるもの?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨






ホルマジオ「ブチャラティの死体らしい……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨











リゾット「ブチャラティの死体?」


リゾット「ブチャラティはパッショーネの中でも相当頭がキレるヤツだ……」


リゾット「そう簡単にくたばるとは思えない」


リゾット「何かの間違いじゃあないのか?」







「ああ、間違いだろうよ……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨















リゾット「!?」


ホルマジオ「誰だッ!?」





「ブチャラティが死ぬわけがないだろ……ッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







ホルマジオ「誰だッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ホルマジオ「俺たちの会話を聞いていたのかッ!?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


リゾット「待て……射程距離に入ったらメタリカが始末をする」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


リゾット「落ち着け……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨







ドルドルドルドルッ‼




ホルマジオ「この音はッ!」


リゾット「!!」


リゾット「ふせろッ! ホルマジオッ!!」 バッ!



ダダダダダダダダダッ







ホルマジオ「うぐァッ!」 ブスブスブスブス‼


ホルマジオ「ぐ……!」


ホルマジオ「こいつは……ッ!」



ドサァッ







リゾット「む……お前が1人で来るとはな」


リゾット「正直意外だが、俺を倒せるとでも思ったのか?」


「………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


リゾット「………」





リゾット「ナランチャ・ギルガ……!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ナランチャ「………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







ナランチャ「他の仲間は……全員倒したぞ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


リゾット「えっ」


ナランチャ「あとは、お前だけだ……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ナランチャ「逃がさねェぜェェェェェーーーーーーッ!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







ナランチャ「エアロスミスッ!」


ナランチャ「ボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラ!!」



ドガドガドガドガッッ‼



リゾット「ウゲェッ!」 ブシャァ


ナランチャ「ボラーレ・ヴィーア(飛んでいきな)……ッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







リゾット「」 チーン





ナランチャ「フゥ……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ナランチャ「俺が組織のボスになっちゃったァァ~~~~ッ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ナランチャ「でも思ったよりたいしたことないな」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ナランチャ「退屈だから、パッショーネを解体しようッと!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨





ナランチャ「解体ってどうすればいいのかな……?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ナランチャ「まっ! その内やるか!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨









……

………

…………

……………


イタリア・海岸





アバッキオ「つ、着いた……!」 ガクッ


ジョルノ「はぁ……やっとイタリアか……」 ヨロヨロ…


ポルナレフ「こっちだ……すぐそこに家がある」


ミスタ「ハァハァ……もう疲れたぜ……」



……………




ポルナレフ「ここが用意してくれた家だ……」


ポルナレフ「ここで休んでくれ」


ミスタ「フゥ~~~~~!」 ドサァ


ミスタ「なんだこのソファ!? フカフカすぎだぜェェーーーー!!」 フカフカ


DIO「フム、大きいテレビもあるぞ」


DIO「何かを見てみよう……」 ピッ







TV《……k報です》


TV《ギャング組織パッショーネのトップが再び入れ変わりました》





ジョルノ「えっ!」


ディアボロ「リゾットはどうなったのだ!?」




TV《前ボスの『リゾット・ネェロ』は、全身に穴の空いた変死体で見つかりました》


TV《現地の警察は、マシンガンのような物で撃たれただろうと発表しました》







ジョルノ「マシンガン? ……リゾットはテロリストにでもやられたのか……!?」


ミスタ「トップは誰なんだよッ!」 ガッ





TV《現在のトップは『ナランチャ・ギルガ』……弱冠17歳の少年です》





アバッキオ「ナランチャ!?」


アバッキオ「ナランチャだとォ!?」





TV《彼はパッショーネを解体すると意気込んでいます》


TV《今後に期待ですね!》



TV《……続いては特集です。今話題の人気アイドル……








ディアボロ「は? 速報がこれで終わり?」


ディアボロ「短すぎだろ……詳細を教えてくれよ……」


ジョルノ「ナランチャがトップですか」


ミスタ「あいつ、パッショーネを解体するとか言ってるぞ! どうすんだよッ!?」


ジョルノ「そうですね……」




ジョルノ「>>524でもして、様子をみましょう」



フーゴを確保して事情聴取





ジョルノ「フーゴを確保して事情聴取でもして、様子をみましょう」


ディアボロ「ハァ……ヴァレンタインを倒したと思ったら、まだ続くのか」


ミスタ「でもよォー! フーゴなんてどこにいるんだ?」





ジョルノ「1人、心当たりがあります」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







……………

…………

………

……




喫茶店




ジョルノ「………」 トコトコトコ…


ジョルノ「………」 ピタッ





「ジョルノ……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ジョルノ「>>527、突然呼び出してすいません」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


>>527「………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨

本物のリゾット





リゾット「呼んでくれてありがとう!」


リゾット「いやァー、まさかDIOの息子から声をかけてくれるなんて……!」


ジョルノ「………」


リゾット「あ、ごめん」


リゾット「で、本題だが……」


リゾット「あんたが聞きたいのは『フーゴ』のこと……?」


リゾット「……それとも」


リゾット「『もう1人の俺』のこと……?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







ジョルノ「あんたのことは知っている」


ジョルノ「わざわざ聞く必要はない……」


ジョルノ「暗殺チームのリーダーに任命されたのが納得いかなくて逃亡した男……そうでしょう?」


リゾット「……ああ」


リゾット「今までリーダーとして働いていたのはクヌム神のオインゴだ……」


リゾット「彼はどんな修羅場でも切り抜けれるヤツだ」







ジョルノ「………」


リゾット「いや、すまない……少しおしゃべりでね……」


リゾット「フーゴのことだったっけ?」


リゾット「フーゴなら>>531にいる」



ライザップ





ライザップ・ローマ店





ジョルノ「………」


リゾット「ほら、そこだ」





フーゴ「……はい、1・2・3……シィーー」


フーゴ「よし、最後だ、はい、1・2・3……シィーー」





リゾット「ほら、働いてるだろ?」







リゾット「俺も一応ここで働いていてね……」


リゾット「同じ裏切り者どうし仲良くしているんだ」


ジョルノ「おい、フーゴ」


フーゴ「やあ、リゾット……そっちの方は?」


ジョルノ「あ?」


ジョルノ「おれのことを忘れたのか? あ~~ん?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







フーゴ「え? いや、本当に知らないんです!」 アセアセ


フーゴ「お願いですから帰ってください~~!!」 アセアセ


ジョルノ「………」 ブチブチ


リゾット「お、おい!」


ジョルノ「>>537!」


フーゴ「あ、ジョルノか! 久しぶりだな!」



ホラ僕ですよ、あなたの洗濯物に一日一個ずつ新しい穴を開けてどこまでバレずに増やせるか実験していたジョルノですよ





ジョルノ「ホラ僕ですよ、あなたの洗濯物に一日一個ずつ新しい穴を開けてどこまでバレずに増やせるか実験していたジョルノですよ」


フーゴ「あ、ジョルノか! 久しぶりだな!」


ジョルノ「やれやれですね……ここまで言わないと気付きませんか」


フーゴ「おいおい、あの実験は衝撃的だったからね! さすがの僕も全然分からなかったよ」


ジョルノ「ええ、僕も逆ドッキリを受けている気分でした」





リゾット「………」







リゾット(こいつら……!)


リゾット(身内の会話を始めんなよ……俺が入りにくいじゃんかよォ~~)





ジョルノ「ところでフーゴ、ちょっと用があって来たんです」


フーゴ「ああ、そうだった」


フーゴ「用っていうのは?」


ジョルノ「>>541です」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



まずアバ茶余ったんで飲んでください





ジョルノ「まずアバ茶余ったんで飲んでください」 サッ


フーゴ「アバ茶?」


ジョルノ「ベトナムのお茶です(嘘)……ミスタの親戚から届いたんですよ(嘘)」


フーゴ「へぇ……ありがとう、いただくよ」 コトッ






フーゴ「ハッ! この臭い!」 クンクン


ジョルノ「……いただくと言いましたよね……?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ジョルノ「あれれー? 嘘をついたんですかー?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ジョルノ「ライザップのインストラクターが嘘なんかついていいんですかー?(棒)」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







フーゴ(く……これだからジョルノは嫌いなんだッ!)


フーゴ(くそガキが…!)


フーゴ(だが、ここは職場だ……暴れるわけにはいかない)


フーゴ(>>544をしてお仕置きをするか……っ!)



こっちもお茶をご馳走





フーゴ(お茶! パープルヘイズ入りの特製茶をブレンドしてやるッ!)


フーゴ(………) ゴソ


フーゴ(……カプセルは常に持っている)


フーゴ(スタンドを出さずに……気付かれないように……)


フーゴ(あとは……)





フーゴ「……(ジョロジョロ)」


フーゴ「ありがとうジョルノ……美味しそうだなぁ…………(ジョロジョロ)」


ジョルノ「……?」


フーゴ「ベトナムのお茶か…………(チョロッ)」


フーゴ「どんな味だろう……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







フーゴ「そうそう、ジョルノ……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


フーゴ「こっちもお茶を用意しているんだ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


フーゴ「一緒にティーパーティーといこう」 ┣¨┣¨┣¨┣¨




ジョルノ「………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







ジョルノ「いいでしょう」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


フーゴ「!?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ジョルノ「………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


フーゴ「……!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


フーゴ(なんだと……余裕の表情だ……ッ!) ┣¨┣¨┣¨┣¨


フーゴ(>>548をして確実にしとめるか) ┣¨┣¨┣¨┣¨



タッパダンス

タップダンス?





フーゴ(タップダンスッ!)



タッタタタタッタッタッタタタタタタタタッタ



フーゴ「ランラランララーン」 タッタタ


フーゴ「ララララララーン」 タタッタ







ジョルノ「………」 ブチブチ







ジョルノ「この僕を侮辱するのかァァーーーーーーッ!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ジョルノ「『侮辱する』という行為には『殺人』も許される」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ジョルノ「フーゴ、お前はこの僕を『侮辱」した……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨





フーゴ「えっ」


リゾット「おいおい、面倒は外でやってくれ」







ジョルノ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァッ!!」



ドゴドゴドゴドゴドゴッ‼



フーゴ「ブゲェッ!」 ブシャア


フーゴ「ふぐ……!」 ヨロヨロ


フーゴ「ぐ……」







ジョルノ「フーゴ、頼みたいことは一つだけだ」


ジョルノ「ナランチャを止めてくれ」


フーゴ「ぐぅ……なぜ僕が……?」


ジョルノ「他の仲間は戦いで疲れきっている……僕だって疲れているんだ」


フーゴ「ぐぐぐ……」


ジョルノ「いいですね? はい、OKですね……はい、了解です!」


ジョルノ「リゾット! フーゴからOKでました!」


リゾット「お、そうか」





フーゴ「……え」




……………





ジョルノ「……と、いうわけだ」


フーゴ「どういうわけだ」


ジョルノ「お前は『裏切り者』だ……」


ジョルノ「だが、『敵』ではないとは言い切れない」


ジョルノ「自分は『仲間』だと証明するために命令を聞いてもらう」


フーゴ「おk」







ジョルノ「だが、お前にはいろいろと借りがある……」


ジョルノ「仲間としてリゾットをつけてやろう」



リゾット「えっ」



フーゴ「よし、やるべきことはわかった」


フーゴ「ナランチャを見つけ、パッショーネを解体しないよう説得する」


フーゴ「これでいい?」


ジョルノ「いや、ついでに>>557をしてきてくれ」



トリッシュという女を探す





フーゴ「女? そいつは誰だ?」


フーゴ「そんな好きな音楽も分からないようなヤツを探さないといけないのか……」


ジョルノ「そうか、フーゴはトリッシュを知らないんでしたね」


ジョルノ「トリッシュは>>559です」



僕の初恋の人





ジョルノ「トリッシュは僕の初恋の人です」


フーゴ「!?」


リゾット「!?」


ジョルノ「彼女は現在アイドル活動中……今日はロシアに行ってるはずです」


ジョルノ「確か、さっきコンサートがモスクワで終わったから今は移動中か……」


ジョルノ「そろそろイタリアに帰ってくるな……」 ワクワク





フーゴ「……ストーカー並に詳しいな」


リゾット「ヒューヒュー!」








ジョルノ「ともかくトリッシュを探してきてください」


ジョルノ「くれぐれも、オッパイのぞこーとかスカートの中の太モモさんに指をはわせよーなんて事はしないよう」


フーゴ「ご、ごくり……」


リゾット「………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


フーゴ「わかった……行ってくる!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨









……

………

…………

……………


SPWの隠れ家





アバッキオ「ジョルノのヤツ……帰ってくるのが遅くねぇか……?」


ミスタ「何してんだアイツ?」


ブチャラティ「……俺、元の世界に帰りたいんだけど」


ディアボロ「ム……そうだな……>>564をすれば帰れるぞ」



びっくりするほどユートピア





ブチャラティ「ああ……」 スルスル…


ブチャラティ「………」 カチャカチャ


ミスタ「!?」


ミスタ「き、急に全裸になった!?」





ブチャラティ「どけ」


露伴「」 zzz


ブチャラティ「アリィィッ!」 ドゴォッ‼


露伴「ウゲェェッ!」







ブチャラティ「………」 ピョンピョン


ブチャラティ「びっくりするほどユートピア!」 ペチンペチン


ブチャラティ「びっくりするほどユートピア!」 ペチンペチン


ブチャラティ「びっくりするほどユートピア!」 ペチンペチン







一同「「」」







ミスタ「な……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ミスタ「何をしてるだァーーーー!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







ブチャラティ「びっくりするほどユートピア!」 ペチンペチン


ブチャラティ「びっくり……ほどユートピア!」 ペチンペチン


ブチャラティ「……くり……ほどユートピア!」 ペチンペチン


ブチャラティ「……くり……ほどユ……ピア!」 ペチンペチン





ディアボロ「姿が消えかけているッ!」


ディアボロ「元の世界に帰れるぞッ!」







ブチャラティ「……くり……ほどユ……ピア!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ブチャラティ「………り………どユ……ピ…!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ブチャラティ「…………………ど………ピ……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ブチャラティ「……………………………………」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨







DIO「こ、これは!?」


承太郎「やれやれ……>>569になるだとッ!?」



赤ん坊





ぶちゃ「おんぎゃぁぁ! おんぎゃぁぁ!」



ジョルノ「!?」


ミスタ「ど、どういうことだってばよ!?」


ディアボロ「すまん、ちょ……ごめん」


ディアボロ「『びっくりするほどユートピア』はブチャラティにとって『アレルギー』だったのかもしれん」


ディアボロ「だから『拒絶反応」で乳児に退化したのだ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ミスタ「どー責任とるんだよォォーー!?」



↑ミスった……ジョルノは今いないんだった




アバッキオ「ど、どうする!」


アバッキオ「俺はガキの世話なんてできないッ!」


ポルナレフ「前にやったことがあるが……随分、昔のことだしなァ~~!」


承太郎「……あ、ああ」


DIO「フン……『マニッシュ・ボーイ』のことか?」


承太郎「いや、『徐倫』のことでもある」







露伴「ぐぬ……」


露伴「結局ブチャラティは壊れる運命のようだ……」


露伴「おそらく天国の扉で記憶を読んでも、何も書いてないだろうな」


ミスタ「それより、なんとかしろよォ~~!!」







ぶちゃ「おんぎゃぁぁぁ!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「あわわ……」


ぶちゃ「おんぎゃぁぁぁあぁぁぁぁぁぁああああぁぁッ!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ぶちゃ「おんぎゃあああああああああああああああああああああああああああッッ!!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨





DIO「ヌ……騒がしくなってきたな」


ポルナレフ「くそォ……」


ディアボロ「>>574をして泣きやませろッ!」



首の後ろトンってやって気絶させるやつ





ディアボロ「首の後ろをトンってやった気絶させるやつをして泣きやませろッ!」


DIO「『当て身』だッ! マヌケッ!」


DIO「まぁいいッ! このDIOが直々に当て身をしてやるッ!」





ぶちゃ「おぎゃぁぁぁぁぁッ!!」


ぶちゃ「おぎゃぁぁぁぁっぁあぁぁぁぁぁぁぁッ!!」





DIO「くらえッ!」 シュバァッ



ドスッ‼







ぶちゃ「おぎゃ……」


ぶちゃ「」





DIO「………」


ディアボロ「………」


承太郎「………」


アバッキオ「………」


ミスタ「………」


露伴「………」


ポルナレフ「………」







DIO「ごめん……手がスベった」



ぶちゃ「」 チーン



承太郎「やれやれ……あわれすぎて、何も言えねぇ……」


ディアボロ「通報した」




……………




警察「来い! 来なさい!」


DIO「WRYY! やめろッ!」


警察「DIO……お前はよくやった……私が誇りに思うくらいにね」


DIO「なぜ名前を知っている!」







承太郎「逮捕されたぜ」


アバッキオ「俺は……あの警官を知っている……ッ!」







アバッキオ「あんたは……俺に撃たれて殉職したはず……!」


警察「……いいんだよ、アバッキオ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


警察「こっちの世界でもうまくやってる」 ┣¨┣¨┣¨┣¨





DIO「え」


DIO「わたしは……どこに連れていかれるんだ!?」


警察「……知らないね……少なくとも平穏なんかは全くない世界だ」







うわあああああああああああああああああああああ!!







ミスタ「怖ァーオバケかよォー」


アバッキオ「オバケ? んなワケ……ハッ!」


アバッキオ「……ハァ……ハァ」 ガタガタガタ…







ポルナレフ「ぐ……これでブチャラティとDIOが離脱してしまった」


ポルナレフ「まぁいいけど」







……………

…………

………

……




イタリア・空港





トリッシュ「フゥ~、やっとイタリアに帰ってきたわね~」


トリッシュ「ロシアは寒すぎるわよ……故郷が一番ねっ!」


スタッフ「トリッシュさん、次はテレビで生放送があります」


スタッフ「早くロケバスに乗ってください……飛行機の到着が遅れたので時間がありません!」







トリッシュ「やれやれ……」


トリッシュ「もう疲れた……」 トボトボ…





リゾット「あれがトリッシュか」


リゾット「フーゴはナランチャを追っている……」


リゾット「おれがトリッシュを連れていくしかない……!」


リゾット「まずは>>587をして様子を見るか」



タップダンス





リゾット「タップダンス!」


リゾット「フーゴから学んだッ!」 ラララーン





トリッシュ「!?」



リゾット「ラララーラーン」 タタタタタタタタン


リゾット「ララララーン」 タタタタタタタタタン


リゾット(トリッシュの反応は?) チラッ





トリッシュ「>>589だわァァァァ!」



COOL(服装を除く)





トリッシュ「COOL(服装を除く)だわァァァァ!」 so cool


トリッシュ「すっごいイカしてるわよ、あなた!」


トリッシュ「名前は知らないけど……恋に落ちる……か、も」





リゾット「………」 ビクッ








リゾット(……よし、気を引くのには成功した)


リゾット(スタッフが多いが、まぁいい)


リゾット(そいつらに気付かれないよう、>>592をして連れていく!)



メタリカでそこらの鉄パイプを粉々に、その鉄粉を散布し迷彩





リゾット「メタリカッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



サラサラ…



リゾット「鉄パイプを粉々にした……ッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


リゾット「メタリカッ! 鉄粉をバラ撒けェェッ!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



バラァァ…







リゾット「迷彩……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


リゾット「トリッシュ……お前もだッ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


トリッシュ「えっ!?」


リゾット「一緒に来いッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


トリッシュ「キャーッ!」


トリッシュ(まさか……>>596なの!?)



私の運命の人





トリッシュ(まさか……私の運命の人なの!?) ドキドキ


トリッシュ「ハワワワ…」 ///


リゾット「ん? どうした?」


トリッシュ「い、行きましょっ!」 ///


リゾット「?……ああ」




……………




スタッフ「トリッシュさーん!」


マネージャー「どこに行ったんですかー!」


スタッフ「トリッシュさーん!」


マネージャー「トリッシュさーん!」









……

………

…………

……………


パッショーネビル・最上階





ギャング「ボス、緊急事態だ」


ナランチャ「ん? どうかした?」


ギャング「謎の男が乗り込んできた……」


ギャング「今、部下が戦っているが、『生物兵器」のようなものを持っていて危険だ」


ナランチャ「『生物兵器』? なにそれぇ?」


ギャング「殺人ウイルス……と言えば分かりますか?」







ナランチャ「殺人ウイルス? フーゴじゃあねぇーんだからよ!」


ナランチャ「フーゴなら俺が行けば何とかなるけど」


ナランチャ「……でも、フーゴじゃなかった俺がやられるよなー」





ギャング「どうします?」


ナランチャ「>>603でもしといて」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



消毒





ナランチャ「消毒でもしといて」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ギャング「……はい?」


ナランチャ「『消毒』だよ、『消毒』ゥー……ウイルスなんて危険じゃあないか」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ナランチャ「さっさと処理しといてね……ここは俺のビルだ……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨




……………




フーゴ「うおおおおおおおッ!」


ギャング1「ぐあああ……」 グツグツ


フーゴ「パープル・ヘイズ……ッ! ウイルスをバラ撒け!」


ギャング2「ぎゃ……」 グツグツ







ギャング3「『機関銃』……宣戦布告だぜェェェェエ!」 ダダダダダダッ


ギャング4「出たッ! ギャング3の『セックス・マシンガンズ』ッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


フーゴ「うわああああああああああああああああああああッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







フーゴ(ぐぐ……ダメだ……)


フーゴ(奥の手だ……>>608で戦うか……)



ものすごくへりくだった態度





フーゴ(へりくだった態度……!) ┣¨┣¨┣¨┣¨


フーゴ「……それしかないッ!」 バッ





ギャング3「オラ!オラ!オラ!オラ!」 ダダダダダダダッ


ギャング4「うひゃひゃッ!さっさとくたばりなァァーーーー!!」





フーゴ「>>611」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ギャング3「え!」



いや!マジスンマセンッす!急に戦い挑んだりしてホントスンマセンした!





フーゴ「いや!マジスンマセンッす!急に戦い挑んだりしてホントスンマセンした!」


ギャング3「え!」


フーゴ「本当、人様のビルで問題起こすなんて最悪ですよね」


フーゴ「でも僕はこの行いを悔いているし、ジョルノもわかってくれると思います」







フーゴ「あなたのボス……『ナランチャ」によろしくと言っておいてください」


ギャング3「……はぁ?」


ギャング3「こいつ……何言ってんだ?」


ギャング4「ボスを殺害するとか言ってるぞ?」


フーゴ「えっ」







ギャング4「コイツはメチャ許せんなァァ~~~~!!」


ギャング3「殺してやるぜェェ~~~~~~影無き暗殺者さん~~~~~!!」




フーゴ「こいつらッ!麻薬の末期中毒者だッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


フーゴ「>>615をするかッ!」ハ゛ッ!



裸で踊るか





フーゴ「裸で踊るかッ!」


ギャング3「アァ?」


フーゴ「それえっさっさ!これえっさっさ!」 ト゛ント゛コ


フーゴ「えっさ!ほいさ!えっさっさ!」 ト゛ント゛コ


ギャング4「」







ギャング3「ナメやがって!」 サ゛ッ!


フーゴ「えっさっさーー



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨




>>618「待たせたな」



三人目のリゾット





リゾット「待たせたな」


フーゴ「リゾット!?」


リゾット「フーゴ……」


フーゴ(何だ?今までのリゾットとは違う雰囲気……)


フーゴ(それに、今はトリッシュを迎えに行っているはず!)







リゾット「メタリカ」



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨



ギャング3「ナニッ!首からカミソリが!?」


ギャング4「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!」


ギャング3「ギャング4ーーー!」







フーゴ「リゾット……君は誰なんだ?」


フーゴ「今までよりも段違いに……」


フーゴ「……頼もしいッ!」







リゾット「おれはお前に近づかない……」



スゥゥ……



ギャング3「き、消えたッ!?」


ギャング3「くそったれ!」 バッ!







ギャング3「何かのトリックだッ!」


ギャング3「絶対に近くに……ウボアアアアアアアアアアッ!!」 ブシャァァ!


ギャング3「……」


ギャング3「」







フーゴ「またしてもカミソリだッ!」


フーゴ「誰なんだッ!君は!」


リゾット「……」


フーゴ「君の名はなんだァーーーー!」







リゾット「おれはリゾット……」


リゾット「三人目のリゾット」


リゾット「奇妙かもしれんが……>>627といえば分かりやすいか?」



本来の暗殺チームリーダー





リゾット「本来の暗殺チームのリーダーといえば分かりやすいか?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


フーゴ「え……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


リゾット「おれは偽物でも裏切り者でもどちらでもない」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


リゾット「本来のリゾットだ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







フーゴ「で、でも!」


フーゴ「スタンドが同じだッ!これは説明できないんじゃあないか?」


リゾット「うむ……」


リゾット「それは>>630だからだ」



DIOとジョセフがそうだったようになっている





リゾット「それはDIOとジョセフがそうだったようになっているからだ」


フーゴ「……え?」


リゾット「ジョセフのスタンド『隠者の紫』は……別人であるDIOにも発現していた」


リゾット「それと同じだ」







フーゴ「ちょ、ちょっと待て」


フーゴ「そんな簡単に言われても理解できない」


フーゴ「……なぜ同じスタンドが?」


リゾット「……その2人は肉体で見れば『親戚関係』にあった」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







リゾット「兄弟で全く違う……というスタンドもあるが」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


リゾット「その2人は『強い』糸で繋がっていたのかもしれない」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


フーゴ「……つまり」


フーゴ「君とぼくの知っているリゾットはどういう関係なんだ?」


リゾット「>>636だ」



平行世界





リゾット「平行世界だ」


フーゴ「ん?」


リゾット「……ファニーヴァレンタイン……という男を知っているか?」


リゾット「おれは彼によって誕生した」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


フーゴ「え……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨







……………

…………

………

……




アバッキオ「暇だ」


ポルナレフ「ジョルノは帰ってこないし、露伴は取材に行ったし……」


ポルナレフ「……ハァ」







承太郎「……」


ディアボロ「……俺たちも何かしようぜ?」


アバッキオ「うーん……そうだな」


アバッキオ「ナランチャの件も心配だしな……」


アバッキオ「>>641でもするか!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



スタンドで一発芸





アバッキオ「スタンドで一発芸でもするか!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



一同「「えぇーーーーーー!!」」





アバッキオ「ルールは簡単……スタンドを使って全員を笑わせる!」


ミスタ「おぉ!そりゃあいいぜ!」







ポルナレフ「……う、私は急用を思い出した!」 サ゛ッ


承太郎「……そうだ、徐倫が家で待ってるんだった」 サ゛ッ




アバッキオ「ちょい待てや」 ガシッ







アバッキオ「お茶でも飲んで話でもしようや……(ジョロジョロ)」



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨



承太郎「うっ!」


ポルナレフ「うっ!」







承太郎「そ、そうだ、ポルナレフ……」


承太郎「……お前、昔はよく芸を見せてたじゃねぇーか」


ポルナレフ「はァ!?……今はそんなのやらねぇよ!」


ポルナレフ「お前こそ一発芸が得意じゃあないか!ほら、タバコのやつとか!」


承太郎「!!」







ディアボロ「……」


ミスタ「……」


アバッキオ「よし、決めた……>>647からやれ」


>>647「マジかよォーー!?」







アバッキオ「よし、決めた……俺からやれ」


アバッキオ「マジかよォーー!?」


アバッキオ「しょうがねェーなァ……」


アバッキオ「……」







┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨



承太郎「……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ポルナレフ「……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ディアボロ「……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ミスタ「……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨







アバッキオ「……お、俺からやるぞォ~」 ゴクリ


アバッキオ(……ヤバイ!さっきので笑わせるはずが) ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ(逆に険悪な雰囲気になってしまった!) ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ(……しかも、俺からやるって言っちゃったし!) ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







アバッキオ(こいつらとは笑いのツボが違うのか!?)


アバッキオ(テンション下がるぜェ~~) ショボン


アバッキオ「……よし」




アバッキオ「>>655!」


一同「「ブワァァハッハッハッハッハハハハハハハハハハハ!!wwwwww」」



(ムーディーブルースを使って)ゆうたいりだつ~





アバッキオ「……よし」




アバッキオ「ゆうたいりだつ~!(ムーディブルースを使って)」


一同「「ブワァァハッハッハッハッハハハハハハハハハハハ!!wwwwwwwwwwww」」








ポルナレフ「ブワァァハハハハハ!wwww」


承太郎「ゆうたいりだつwwwwwwwwwwwwwwwwww」


ディアボロ「やめてくれェェェ!wwwwwwwwwwww」


ミスタ「ヒーヒー!腹が痛ェーぜ!wwwwwwwwwwwwwwww」







アバッキオ「な……なんだと……!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「……『ウケた』!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「う、うおォーーー!……>>660ッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


一同「「ブワァァハッハッハッハッハハハハハハハハハハハ!!wwwwwwwwwwww」」



鼻くそをほじりそのままほじりぬける





アバッキオ「鼻くそをほじり……ッ!」 ホシ゛ホシ゛


アバッキオ「……そのまま……ほじり抜けるッ!」 ト゛ォーーーーン‼


一同「「ブワァァハッハッハッハハハハハハハハハ!!wwwwwwwwwwwwwwwwww」


アバッキオ「『ウケた』……!?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







アバッキオ(こいつら……ッ!) ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ(おれをからかってんのか!?それとも本気で笑って……?) ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ(……だとしたら笑いのツボおかしすぎだろォォ!) ┣¨┣¨┣¨┣¨







承太郎「ノォホヘラヘラアヘアヘwwwwww」


ポルナレフ「ウケコウケウケケケケケケwwwwwwwwww」


ディアボロ「ギャァァァハハハハハハハハハッハッハッッッッッハwwwwwwwwwwww」


ミスタ「ヒーヒヒヒヒwwwwwwwwwwwwwwwwww」




アバッキオ「……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







アバッキオ「ムーディブルース・レクイエムッ!」 ト゛ォーン!


ムーディブルース・レクイエム「ハァッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨




アバッキオ「こいつらを>>666してくれェェェェェェッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



あんぱんを食わ





アバッキオ「こいつらにあんぱんを食わしてくれェェェェェェッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ムーディブルース・レクイエム「マカセロッ!」 サッ‼




あんぱん「」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







ムーディブルース・レクイエム「クラエェェェェ!」 ト゛キ゛ャ




承太郎「ぐ!」 モゴッ


ポルナレフ「ブフ!」 モゴッ


ディアボロ「ガホ!」 モゴッ


ミスタ「ボッ!」 モゴッ







アバッキオ「俺の特製あんぱんだ……」


アバッキオ「最期の食事……味わって食べるといいぜ」 ト゛ン‼



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨







アバッキオ特製あんぱんの中身に生じる
真空状態の圧倒的破壊空間はまさに歯車的砂嵐の小宇宙!



一同「「ぐっあああああああああああああああああああああああああああああああッッ!!」」 ク゛シャァァァァ


一同「「うおおおおおおおおおええええええええええええええええェェェェッ!!」」 ケ゛ロロロロ


一同「「にゃあああああああああああああああッ!」」 フ゛チャァァ







一同「「」」 チーン




アバッキオ「……」


アバッキオ「やってしまったよ」


アバッキオ「みんなああああああああああッ!」




……………



死体処理中…




アバッキオ「……ふぅ」


アバッキオ「ダメだ……ヤッちまったよ……」







アバッキオ「みんないいヤツだったのに……」


アバッキオ「……」


アバッキオ「……おれのせいだ」


アバッキオ「償うために>>674をしよう」



ムーディーブルースで第二のみんなをつくろう





アバッキオ「ムーディブルースで第二のみんなをつくろう」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「ムーディブルースッ!」 ヒ゛シィッ



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨



ムーディ承太郎「やれやれだぜ」 サッ







ムーディポルナレフ「我が名は『J・P・ポルナレフ』」 ト゛ン


ムーディミスタ「俺の能力は『暗殺向き』だ」 ト゛ン


ムーディディアボロ「帝王はこのディアボロだッ!以前変わりなく!」 ハ゛ン‼




アバッキオ「1人4役かよ……忙しいな」







アバッキオ「まぁ、いいか!」


アバッキオ「あとは>>679をして償おうッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ムーディ承太郎「すごい安価を頼むぜ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



ムーディ4人による漫才をプロデュース





アバッキオ「ムーディ4人による漫才をプロデュースだ!」


ムーディ承太郎「漫才!楽しみだぜ!」


アバッキオ「そうかそうか!」


アバッキオ「>>684漫才スクールで修行するぞ!」



ジャイロツェペリの





アバッキオ「ジャイロ・ツェペリの漫才スクールで修行するぞ!」


ムーディミスタ「俺の能力は『漫才向き』だ」 ト゛ン




┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨









……

………

…………

……………




ローマ・コロッセオ付近




コツコツ…



ジョルノ「……」 コツコツ


ジョルノ「……」 ヒ゜タッ


ジョルノ「……来たか」







「……俺に用かい?」


ジョルノ「あんたに話がある」


「わざわざ俺を呼び出したんだ……つまらない話だったら殺すぜ?」


ジョルノ「……>>688、今から言うことは信じれないかもしれないが……」


ジョルノ「……>>690が起こった」


>>688「マジかよ……」



spw

spw財団崩壊





SPW「マジかよ……」


SPW「財団が崩壊……ッ!?」


ジョルノ「ええ、大変なことになりましたね」


ジョルノ「今頃、世界中は大混乱でしょう」


SPW「で、デタラメを言うなァァァッッ!!」







SPW「おれは長官だぜッ!すぐに耳に届くはずだ!」


ジョルノ「……いえ」


ジョルノ「今、崩壊したばかりですから」


ジョルノ「あなたは真っ先にこの事実を知ったことになります」


SPW「!?」







ジョルノ「犯人は>>695……」


ジョルノ「ぼくの宿敵です」



涙目のルカ





ジョルノ「犯人は『涙目のルカ』……」


ジョルノ「ぼくの宿敵です」


SPW「ルカ……?」


SPW「聞いたことのないヤツだな……イタリア人か?」







ジョルノ「そこで頼みがある」


SPW「……?」


SPW「頼みか?……なんだ?」


ジョルノ「ぼくは独自に調べた……」







ジョルノ「ルカは『カメユーグループ』の元社長だ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ジョルノ「つまり!ルカとヴァレンタインは繋がっているッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


SPW「!」


ジョルノ「ヴァレンタインがカメユーを乗っ取った時……ルカはヴァレンタインを支持していた」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







ジョルノ「カメユーを裏で操っていたのはルカなんだッ!」 ト゛ンッ‼


SPW「カメユー……聞いたことがあるッ!」


SPW「確か世界最大級の軍隊だッ……最近、勢力を増してきてるヤツだッ!!」


ジョルノ「ええ、その通りです」







ジョルノ「ぼくの組織『パッショーネ』もカメユーに攻撃された」


SPW「……!」


SPW「でも、なんのためにそんなことをする必要があるんだァ~!?」


ジョルノ「……全ては繋がっている」







ジョルノ「カメユーは『パッショーネ』と『SPW財団』の2つを崩壊させた」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ジョルノ「この2つに共通すること……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


SPW「……ハッ!」


SPW「そうか……!」








ジョルノ「ええ、『スタンド使い』です」ハ゛ァーン‼‼







ジョルノ「カメユーはスタンドに関係する組織を破壊……」


ジョルノ「そして混乱させる」


ジョルノ「ヤツらにとっての敵はスタンド使いくらいですからね」


SPW「……」







ジョルノ「そうすれば世界はルカの思い通りになるでしょう」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ジョルノ「それだけは阻止しなければならないッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ジョルノ「協力してほしい!……世界を救ってくれ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


SPW「……」


SPW「……>>706



…ッ!





SPW「……ッ!」


SPW「おれがノンキしてる間にこんなことが起こっていたのか……!!」


ジョルノ「……」


SPW「財団はみんなで築きあげた結晶だったんだ……ッ!







SPW「それを……一瞬で奪いやがって……ッ!」


SPW「ジョルノ!答えは>>712だッ!」


SPW「財団を失った怒りで……グツグツ煮えたぎっているからよォ~~ッ!」







ジョルノ「真ですか!」


ジョルノ「わかりました!」


SPW「……お前のその誇り高い望みに賭けよう!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ジョルノ「フフ……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨



ジョルノ(全て計画通り……) ニヤリ


ジョルノ(リゾットとフーゴも今頃働いてくれているだろう……)


ジョルノ(ぼくの『ギャングスターになる』という夢をよくも邪魔してくれたな……ッ)


ジョルノ(カメユー……お前はぼくを本気で怒らせた) ┣¨┣¨┣¨┣¨







……………

…………

………

……






喫茶店




リゾット「フゥー……」


トリッシュ「……」


リゾット「ここで待ち合わせのハズなんだが……」







トリッシュ(私の運命の人……『リゾット』)///


トリッシュ(まるで私のことなんて見ていないみたい……)///


トリッシュ(ここは>>717でもして気をひこうかしら)///



ボディタッチ





トリッシュ(えいっ!)///



ホ゜ン



リゾット「?……どうした?」


トリッシュ「……」///







リゾット(……彼女も心配なのだろう)


リゾット(しかし、拉致同然で連れてきたというのに……おとなしいな)


リゾット「……フーゴに連絡してみるか」



トゥルルルルルルルルル…



リゾット「もしもし……」







??『はい……』


リゾット「お前は誰だ……?フーゴではないな?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


??『フーゴの仲間か?』 ┣¨┣¨┣¨┣¨


??『ほれ、フーゴ……お前に電話だ』 ┣¨┣¨┣¨┣¨


リゾット「……?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







フーゴ『もしもし!?』


リゾット「フーゴか!?どうした!任務は?」


フーゴ『……ヤバいことが起こった』


リゾット「え?」



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨












フーゴ『ナランチャ殺しちゃった……』







リゾット「はッ!?」


フーゴ『やばい……どうしよう……』


リゾット「ど、どどど、どうすんだよッ!おまえェェェ!?」


フーゴ『俺……やばい……やばいかもしれない』


リゾット「に、逃げろッ!ジョルノに殺されるぞォォッ!」







ジョルノ「誰に殺されるって……言いましたか?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


SPW「……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







トリッシュ「あ、ジョルノ!」


ジョルノ「リゾット・ネェロ……『誰に殺されるか』と聞いているんだ……!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


リゾット「ハァーハァー!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


リゾット(これが修羅場か……) ┣¨┣¨┣¨┣¨


ジョルノ「その電話の相手……フーゴですね?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ジョルノ「こっちに渡せ」 ┣¨┣¨┣¨┣¨




リゾット「……>>724ッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ジョルノ「ホゥ……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



どうぞ





ジョルノ「ホゥ……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


リゾット「……」


フーゴ『……リゾット……!どうしよう!』


フーゴ『ジョルノに殺されるかなァ……!ナランチャを殺しちゃったし……!』


ジョルノ「……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







ジョルノ「リゾット……」


ジョルノ「新しい任務だ」


リゾット「……?」


ジョルノ「……>>728」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



この看板(ドッキリ大成功)を持ってフーゴの所へ行ってこい





ジョルノ「……この看板を持ってフーゴの所へ行ってこい」


ドッキリ大成功『』


リゾット「……?……??」


ジョルノ「行ってこい」







ジョルノ(フフ……)


ジョルノ(全て計画通りだ……)


ジョルノ(ルカを倒す準備は整った)


ジョルノ(後はアバッキオだ……) ┣¨┣¨┣¨┣¨









……

………

…………

……………



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨



フーゴ「ヤバい」


フーゴ「ヤバい」







フーゴ「どうしよう、リゾット」


リゾット「ン……知らないな」


リゾット「オレはこの世界のリゾットではない」


フーゴ「まぁ、そうだが……事情は分かるだろ!?」


リゾット「……」







フーゴ「ともかく……ナランチャは『パープルヘイズ』のウイルスで消滅した」


フーゴ「このまま行くとバレはしない」


リゾット「ああ、そうだな」


フーゴ「でも、ジョルノやミスタはとことん調べると思う」


フーゴ「『誰がナランチャを殺したのか』……『犯人はどこか』……」


フーゴ「おそらく、すぐにぼくの存在が浮上する」


フーゴ「ジョルノはぼくに任務を与えたんだ……ぼくが真っ先に疑われる」







リゾット「なら、逃げればいいだろう」


リゾット「組織の影響のないアメリカやロシアに……」


フーゴ「……うう」


フーゴ「おしまいだァ……」



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨







サ゛ッ



二人「「!?」」



クルリ



「ドッキリ大成功~~ッ!!」 テッテレ-!







フーゴ「あ、お前は!」



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨



リゾット「……」 ハ゛ァーン‼


フーゴ「ハッ!」







リゾット2「おい!お前は!」


リゾット1「えっ」



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨



フーゴ「『出会って』しまった……!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨



リゾット1「……え、ドッキリ……じゃ」


リゾット2「は……」


フーゴ「ま……さか……ッ!?」



ホ゛コ゛ォ‼







ト゛ト゛ト゛ト゛ト゛ト゛



リゾット1「うあああああああああぁぁぁぁあああぁぁあッッ!!」 フ゛シャァァ


リゾット2「体があああああぁぁぁああああァァァッ!」 ト゛ク゛シャァ




フーゴ「リゾットォォォオオオオオオ!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







リゾット2「ぐあああああああああああああッッ!!」 ホ゛ロロ


リゾット1「メタリカァァ!」 ト゛ン!


リゾット1「あいつを八つ裂きにしろォォッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


リゾット2「はッ!?なんでだよォォォ!」 ハ゛ラハ゛ラ


リゾット1「お前がいなくなれば崩壊は止まるゥゥッ!!」 フ゛シャァァ


リゾット2「なんだとォォォォ!!??メタリカッ!あいつを八つ裂きにしろォォォ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







リゾット1「やめェェろォォォッ!!」 ト゛ク゛シャァァ


リゾット2「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッ!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


リゾット1「ぐあああああああああああああああああああああああああああああああああッッ!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨




フーゴ「ああ……あああ!」







フーゴ「ヤバい……リゾットが死ぬ……!」


フーゴ「>>744をして助けてみようか!」



なんやかんやレクイエム発動して





フーゴ「なんやかんやでレクイエム発動して助けてみようか!」


フーゴ「カアァァッ!!」



ナンヤカンヤァァ--ッ‼



フーゴ「うおおおおおおおおおおお!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


フーゴ「パープルヘイズ・レクイエムッッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







パープルヘイズ・レクイエム「ハァッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


フーゴ「リゾット!今、助けてやるからな!」



パープルヘイズ・レクイエム
能力①>>749
能力②>>750

対象を足して二で割って二倍にする

過去の自分にメッセージを送る

パープルヘイズ・レクイエム
能力①対象を足して二で割って二倍にする
能力②過去の自分にメッセージを送る





フーゴ「救えるのか……?!」


フーゴ「リゾット……パープルヘイズの新しい能力でお前を救うッ!」




リゾット二人「「うあああああああああぁぁぁあああぁああああああああッッ!!」」







フーゴ「リゾット二人を足し合わせッーー」


フーゴ「ーー二で割って二倍にするッ!」



ト゛ォーーz____ンッ‼



リゾット×2『えっ』 ┣¨┣¨┣¨┣¨


リゾット×2『なに……が起こって……!?』 ┣¨┣¨┣¨┣¨







┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨



リゾット「ぐううううううううううううううう!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


リゾット「オレの体になにがァァァァァァ!?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


フーゴ「……」


リゾット「オレをどうするつもりだァァァァ!?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


リゾット「フーゴォォォォオオオオオ!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







フーゴ「いけ!」




リゾット『うあああああああああああああああああああああああああああ!!!』


リゾット『ぐああああああああああああああああああ!!』


リゾット「ぬおおおおおおおおおおおおお!」


リゾット「……ゲフッ」







リゾット「」


フーゴ「リゾット!どうした……」


フーゴ「うーむ、失神してしまったか」


フーゴ「……だが、体の崩壊は止まった……そして1人になった」


フーゴ「なかなか強力な能力だ」







……………

…………

………

……





ジャイロ・ツェペリの漫才スクール




アバッキオ「ここか」 サ゛ッ


ムーディディアボロ「イタリアにこんな立派な漫才スクールがあるとは」







アバッキオ「なかなか生徒が多いみたいだが……」 キョロキョロ


ムーディ承太郎「責任者はどこにいる?」


ムーディミスタ「早く漫才がしたいぜェ~~!!」


アバッキオ「おォ~い!先生~!」







ムーディミスタ「やれやれ……どこだよ」


ムーディポルナレフ「生徒が多すぎないか?」


アバッキオ「ああ……まるで、何かを待っているような……」




「それは……おれが一人でやってるからだぜ……ニョホ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







アバッキオ「えっ」 クルリ



シュハ゛‼



鉄球『』 キ゛ャルキ゛ャル


アバッキオ「うおおッ!ムーディブルース・レクイエム!!」 カキン




「おたく……なかなかやるじゃん」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







アバッキオ「てめェ~、誰だ?『新手のスタンド使い』かッ!?」


「いや、すまない……試させてもらった」


アバッキオ「……!?」




ジャイロ「おれの名はジャイロ・ツェペリ……ここの主任だ」


ジャイロ「ニョホッ!」







ムーディ承太郎「漫才やるぜ!早く舞台を用意するんだぜ!」


ジャイロ「待ちな……やれやれ」


ジャイロ「『Lesson 1』は……>>765だ!」


アバッキオ「任せろ!」



この契約書へのサイン





ジャイロ「『Lesson1」は……この契約書へのサインだ!」


アバッキオ「任せろ!」


カキカキ


アバッキオ「こんなもんでいいかな?」


ジャイロ「ああ」







ジャイロ「……よし、漫才の練習を始めるぞ」


アバッキオ「とうとうか」


ジャイロ「えー、アバッキオ?……お前は誰のコンビを組む?」


アバッキオ「おれのスタンドだァーーーッ!」


ムーディポルナレフ「名乗らせていただこう……ポルナレフ……J・P・ポルナレフッ!」ヒ゛シィッ


ジャイロ「ベネ(良し)」







こうして、アバッキオの壮絶な特訓が始まった!



アバッキオ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ジャイロ「叫ぶな」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ムーディ承太郎「こ、この汚らしい阿呆がァーー!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ムーディDIO「レパートリーが増えたよ!やったね、たえちゃん!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ムーディ露伴「これが漫才というヤツか……スケッチしておこう」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







ムーディ吉良の同僚「やめとけやめとけ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ムーディ吉良「個性豊かなキャラクターが勢ぞろい!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ムーディジョルノ「キャラ設定なんてない!スタンドですからァァーーーーーー!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ムーディアバッキオ「そして、ついには自分まで」 ┣¨┣¨┣¨┣¨






アバッキオ「えっ」







ジャイロ「もうお前いらないじゃん」


アバッキオ「」


ジャイロ「ムーディブルースをモノマネ芸人としてピンで活動させたらいいんじゃあないか?」


アバッキオ「」


ジャイロ「で、どうする?」


アバッキオ「>>771で」



あんたとコンビを組ませてくれ





アバッキオ「あんたとコンビを組ませてくれ」 ト゛ン


ジャイロ「!!」


アバッキオ「……」


ジャイロ「なるほど……」


カ゛シィッ


ジャイロ「お前の誇り高い夢に賭けよう!レオーネ・アバッキオ」







アバッキオ「フン……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ジャイロ「……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨








SPW「おォい!アバッキオの旦那ァ!」







アバッキオ「お、お前は……!」


ジャイロ「……誰だ?」


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


SPW「誰だ?って言われたんで自己紹介させてもらうがよ!」


SPW「俺ァおせっかい焼きのスピードワゴン!」


SPW「ジョルノの命令でここにやってきた!」







アバッキオ「悪いが……おれは漫才の道に進む……」


アバッキオ「もうギャングには戻らない……」


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


ジャイロ「……は?」


ジャイロ「おたく……ギャングなのか!?」


ジャイロ「契約書には『ギャングお断り』と書いてあったはずだぜェーーーーーッ!!」


アバッキオ「!?」







ジャイロ「てめェーー!出ていきやがれェェーーーーーー!!」


ト゛カ゛‼


アバッキオ「ウゲェ!」ト゛サッ


SPW「……」


アバッキオ「……」


SPW「なんか……ごめんな」







アバッキオ「……」


SPW「……」


ムーディブルース「これは俺でも同情するレベルだ」


ムーディブルース「まっ俺は漫才の道に進むがな」


トコトコ


アバッキオ「……」


SPW「ドンマイ」



……………

……………



アバッキオの夢はここで途絶えた。

そして、ジョルノともにルカとの最終決戦へと挑む。



……………

……………




ネアポリス空港




ジョルノ「さて、集まりましたね」


アバッキオ「……」


リゾット「……」


フーゴ「……」


SPW「……」


トリッシュ「……」







ジョルノ「ルカはどこにいるか調べましたか、SPW」


SPW「ああ……」


SPW「あいつは>>781にいるぜッ!」



アメリカのホワイトハウス





アメリカ・ホワイトハウス




男「……」コツコツ


男「……」ヒ゜タッ


カ゛リッ


カ゛リッ


男「なんだ……?」







カ゛リッ


男「?……おい、誰かいるのか!?」


「……」


男「……」


「……」


ドガッ!!


男「うぐっ!!」ト゛サッ


「……」







ルカ「……ちょろいな」


ルカ「ホワイトハウスの警備にも穴ならいっぱいある」


ルカ「……さて」


ルカ「敵スタンド使いが来ない内に>>785をするか」



落とし穴を掘っておこう





ルカ「落とし穴を掘っておこうか」


ルカ「ヒヒヒ……」


ス゛ホ゛ッ

ス゛ホ゛ッ


ルカ「こんなもんかァ~~?……作戦は順調だな」


ルカ「SPW財団、パッショーネ……やっぱりお前らアホどもだったぜッ」







ルカ(はやいとこ終わらせておくか。ジョルノやアバッキオはヴァレンタインを倒したと聞いた)


ルカ(あいつのレクイエムを破るとは……なかなかの強敵だぜ)


ルカ「次は>>790をするか」



落とし穴に引っ掛かりやすいように
近場の地面へ100円玉を接着しておびき寄せる





ルカ「落とし穴に引っ掛かりやすいように近場の地面に100円玉を接着しておびき寄せるか」


ルカ「フフ」


チャキ


ルカ「『100円玉』!……人間にとって絶妙な魅力」


ルカ「これを見つけてしまったら拾わざるをえない……人間の心理だ」


ルカ「10円でも500円でもないッ。ちょうどいい値段と安定の見た目」







ルカ「そしてッ!」


ルカ「穴に落ちると恐怖の>>795が待っているぜ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨



温泉(42.5℃)





ルカ「恐怖の温泉(42.5℃)が待っているぜ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ルカ「これほどの温度に耐えれるヤツはいないだろうッ!たぶん」┣¨┣¨┣¨┣¨


ルカ「落ちたら最後!骨までグツグツのシチューにしてくれるッ!きっと」┣¨┣¨┣¨┣¨


サ゛ッ‼


ルカ「アバッキオ……最期の『温泉旅行』を楽しみな」




……………

……………




タタタタタタッ‼


ジョルノ「ここがホワイトハウス……」


SPW「なんだか誰もいないみたいに静かだなァ……」


アバッキオ「……」


フーゴ「い、急ぐぞ……想像したくはないが、すでにルカが『目的』を達成してるかもしれない」







リゾット「全員、警戒しながら行動しろ。スタンドを構えておけ」


ジョルノ「……黄金体験(ゴールド・エクスペリエンス)」


フーゴ「紫の煙(パープルヘイズ・レクイエム)」


SPW「えっ」←非スタンド使い


トリッシュ「えっ」←未発現


アバッキオ「えっ」←スタンドは漫才の道へ







アバッキオ(マジかよ~。なんか俺ってマヌケなキャラになってない?)


アバッキオ(多分、絶体絶命のピンチになっても戻ってこないだろうなァ~~)


アバッキオ(……)


アバッキオ(よし、フラグをたてておこう)







フーゴ「みんな、止まって!右前方に何かあるッ!」


ヒ゜タッ‼


SPW「あれは……?」


ジョルノ「100円玉ですね。ここの職員の落し物でしょうか」


>>805「拾ってくるッ!」タタタタ



スパイスガール





スパイスガール『拾ッテクルッ!』タタタタ


ジョルノ「これは!?」


トリッシュ「ずっとそばにいた……生まれた時から私のそばに」


リゾット「お前のスタンドか?」


トリッシュ「ええ、そうよ。私の自己顕示欲の塊」







ハ゜シィッ‼


スパイスガール『取ッタ!』


トリッシュ「フフン。どう?ひと味違うでしょ?」


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


落とし穴『』


スパイスガール『えっ』


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ







ジョルノ「トリィィィィッシュッッ!!」ハ゛ッ


スパイスガール『ウワッ、落チル!』


トリッシュ「きゃあああああああああああああッ!」


ドボンッ‼


SPW「な、何だ!水?いや、熱湯だ!」


フーゴ「早く引き上げろォォ!」







トリッシュ(私が馬鹿だった……)


トリッシュ(お金に目が眩んで、みんなの足を引っ張っちゃった)


トリッシュ(スパイスガール……あなたにも迷惑をかけたわ)


スパイスガール『……』ウンウン


トリッシュ「うおおおおおおッ!でも!まずはこのクソッタレぬるま湯から脱出することに集中する!」


トリッシュ「>>812をするのよォォ!」



リゾットに助けを求める





トリッシュ「リゾットに助けを求めるのよォォ!」


ト゛ヒュン‼


スパイスガール『ハァッ!』


トリッシュ「リゾットを呼んできてェッ!」┣¨┣¨┣¨┣¨







アバッキオ「おいおい……大丈夫か?」


フーゴ「スタンドを使って引き上げろッ!」


ジョルノ「うわっ熱ッ!」アチチ


フーゴ「え、マジかよ……結構ヌルいぞ……」







リゾット「む……おれの『メタリカ』では引き上げれんな」


SPW「おォい!何あんたらノンキしてんだよッ!!」


SPW「仕方ねぇ!おれがーー」


ヒ゛リヒ゛リ


SPW「コートを破ってヒモにした!トリッシュ、これを掴め!」







トリッシュ「あ、どうもSPWさん……」カ゛シ


ス゛ルス゛ル


トリッシュ「……」


ス゛ルス゛ル


SPW「……(ん?なんだ?やけにテンションが低いな。さすがに恥ずかしかったか?)」


SPW「……(いや、さっきリゾットを呼んでいた気がしないでもない)」


SPW「……(あっ!そうか、リゾットに助けて欲しかったのか)」







トリッシュ「……ありがとうございます」


SPW「ああ」


SPW(……スピードワゴンはクールに黙るぜ)







アバッキオ「よかったよかった……一件落着だな!」


フーゴ「さて、早く向かいましょう、ルカのもとへ」


キ゛ロリ


ジョルノ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァァァアアッ!!」


フーゴ「ブゲェェェェェェッ!」ト゛ク゛シャァァ‼


ジョルノ「……」


フーゴ「え……なん……で!?」


ジョルノ「少しはトリッシュを心配しろ……愚か者が」┣¨┣¨┣¨┣¨







SPW「お、おっかねぇ……」


リゾット「……と、トリッシュ……大丈夫か?」カ゛クカ゛ク


トリッシュ「え!」///


リゾット「け、ケガはないか……?具合はどうだ……?」カ゛クカ゛ク


トリッシュ「は、はい」///



……………

……………




ルカ「チッ……全員生存か……」


ルカ「なかなかしぶといヤツらだな」


ルカ「……だが、次は>>821がヤツらを倒しにいく」


>>821「お任せください」



ダニー





ダニー「お任せください」


ダニー「ワンワン!ハッハッハ」


タタタタタタッ‼




……………

……………




ジョルノ「さて、一通り見てまわりましたが……ルカの姿はありませんね」


トリッシュ「ここにいるってのはガセ情報だったんじゃない?」


ジョルノ「ふむ、トリッシュがそういうのなら」


SPW「っておい!流されるなよォォ!……ハッ!」


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


ジョルノ「……」


SPW「ゴ、ゴクリ」







SPW「い、いやだなァ~~冗談だよ冗談!」


SPW「……ま、まさか冗談も通じないコチコチ頭じゃあないだろうなァーー?」


ジョルノ「……」


SPW「……」チラッ



フーゴ「」



SPW「……」ソ゛ソ゛ソ゛







「ハッハッハ!」


タタタタタッ‼


アバッキオ「!!」


リゾット「だ、誰だ!?」







ダニー「ワンワン!」


トリッシュ「あら!ワンちゃん!」


トリッシュ「可愛い!よしよし」


ダニー「>>828!」


ト゛ク゛シャァァァァァ‼‼


>>829「ぐあああああああああああああああッッ!!」



スケベしようやねえちゃん

エルメェス





ダニー「スケベしようやねえちゃん」


ト゛ク゛シャァァァァァ‼‼


エルメェス「ぐあああああああああああああああッッ!!」


ダニー「ナニッ!?」







トリッシュ「あ、ありのまま今起こったことを話すわ……」


トリッシュ「しゃべる犬にセクハラされたと思ったら兄貴が叫んでいた……」


トリッシュ「何を言ってるか(ry」


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


ダニー「ウー!」


ジョルノ「いったい何がッ!?」







エルメェス「なぁ、あんた!」


ダニー「え、おれ?」


エルメェス「『スケベしようや』って言ったか?」


ダニー「ワンワンッ!」カ゛ルル


エルメェス「ちょっとこっち来い」アッ-!


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ







アバッキオ「新手のスタンド使いだ!」


アバッキオ「おれたちはスタンド攻撃を受けているッ!」


リゾット「お、落ち着け……」


リゾット「これもルカの罠と言うのか?」







SPW「だが……何が起こったのか全然わからなかったぞ」


SPW「催眠術とか超スピードじゃあ断じてない!」


SPW「あの女は誰なんだ!?」


ジョルノ「カメユーの幹部でしょうか」


リゾット「ともかく!早く逃げるぞ!なんか危険な匂いがする!」







ダ ダ ダ ダ ダ ダ

ダ ダ ダ ダ ダ ダ




アバッキオ「なんだッ!?」


アバッキオ「逃げろッ!」







エルメェス「ぐあああああああああああ!」タ゛タ゛タ゛タ゛タ゛タ゛タ゛




トリッシュ「きゃああああああ!」タタタタ


ジョルノ「速い!みんな急げェェェェェェェ!!」タタタタ


アバッキオ「うおおおおおォ!」タタタタ







リゾット「おい、ちょっと待て!フーゴはどうする!?」タタタタ


SPW「そういうならお前がなんとかしろよォォ~~!!」タタタタ


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨



エルメェス「GUAAAAAAAAAAAAAAAッッ!!」カ゛ッ


フーゴ「」ク゛チヤク゛チヤ







リゾット「あぁ……」タタタタ


アバッキオ「フーゴが……見るも無残な姿に……」タタタタ


トリッシュ「ちょっと待ってよォォ!あいつは何者なの!?」タタタタ


ジョルノ「う……」タタタタ


ジョルノ「速い……ッ!時速30kmは出てるぞッ!」タタタタ






アバッキオ「えっ」







アバッキオ(考えれば分かることだ)


アバッキオ(ホワイトハウスで時速30kmの怪物から逃げるような真似をしても……)


アバッキオ(すぐに行き止まりにぶつかる)


ヒ゜タッ


SPW「あ……ああ……!!」








エルメェス「つかまえた……」 ニタァ~~




……………

……………




彼らは捕まった。

突如現れた時速30kmの怪物に……。

そして、[お察しください]をされた……。




……………

……………




アバッキオ「……」ハ゜チッ


アバッキオ「ん……?眠って……いたのか?」


SPW「……ハッ」


ジョルノ「……」


リゾット「痛ッ……おれたち……何があったんだ……?」


トリッシュ「……」







ジョルノ「む……約20分経過している……」


SPW「そ、そういえば……怪物はどこに行った……!?」


ジョルノ「怪物……」


「それはおれが答えよう……」┣¨┣¨┣¨┣¨


ジョルノ「お前は……!」


「ジョルノ・ジョバァーナか……久しぶりだな」┣¨┣¨┣¨┣¨







ジョルノ「『涙目のルカ』……ッ!」┣¨┣¨┣¨┣¨


ルカ「フッ……」ク゛スン







ルカ「お前らが出会った『エルメーー』、いや『怪物』は……」


ルカ「>>846だ」


SPW「そうだったのか……」



バオーの出来損ないだ

ちなみに時速30kmは大体1000mを12秒だから、ちょっと早い人ってくらいだと思う

エルメェス陸上部だからな…





ルカ「バオーの出来損ないだ……」


SPW「そうだったのか」


ジョルノ「ん?バオーを知っているのか、SPW」


SPW「ああ、『ドレス』という秘密結社が作り出した生物兵器だ……」


SPW「カメユーも手を出していたのか……」


ルカ「ヴァレンタインがな。おれは止めたんだが、ヤツは強行した」


アバッキオ「その結果がこれか」







リゾット(全然ついていけない……)


トリッシュ(バオー?生物兵器?……スタンドを理解するのもやっとだったのに)


ルカ「おれのダニーはあいつに殺された」


アバッキオ「ダニー?おれの……ハッ!(まさかゲイなのか……!?)」


ジョルノ「ダニー?殺された……ハッ!(まさか、さっきの犬か……!?)」







ルカ「エルメェ……いや、怪物は>>853に行った」┣¨┣¨┣¨┣¨


ジョルノ「ひとまずは協力関係を結ぼうか……(隙があれば殺そう)」┣¨┣¨┣¨┣¨



コロッセオ





イタリア・ローマ
コロッセオ周辺




アバッキオ「ねむい……もう疲れたよ」


ジョルノ「飛行機で寝ただろう……」


ルカ「こっちだ。エルメェス……いや、怪物はコロッセオで『ある者』を復活させようとしている」┣¨┣¨┣¨┣¨







SPW「復活?まるで生き返るかのようだな」


ルカ「ああ。今にわかる」


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


ルカ「『柱の男』の存在を……ッ!」







ク゛ラ ク゛ラ ク゛ラ


アバッキオ「なんだ!?揺れている!」


ジョルノ「ルカ!貴様!何のつもりだ!」


サ゛ッ‼


ルカ「怪物……そして、柱の男……お前ら潰すのには派手すぎるかな?」


ルカ「わざわざコロッセオまでついてきてくれてありがとう」


ルカ「ここがお前の墓場だ」┣¨┣¨┣¨┣¨







「……!」


「我々が眠っていた間にずいぶんと文明は進化したようだなァ」


「人間の進化ぶりをみるために少し歩いてみるか」


ハ゛ッ‼


エルメェス「バルバルバルバルバル!」


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨







エシディシ「ホゥ……鋭い眼光だ……こいつは人間か?」


カーズ「いや、天然の人間に改造を施しているな……寄生虫のようなものを」


ワムウ「面白いな。カーズ様、このワムウに手合わせする許可を!」


カーズ「待て、まだ暴れるのは早い。少し見学したい」


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「……!?……なんだこの神々しいマッチョな男たちは……!!」







エルメェス「バルバル!」


エルメェスは思った。

こいつらからは『得体の知れない匂い』がするーーと!

「こいつの匂いを止めてやるッ!」


エルメェス「バルバルバルバルバルバルバルバルッ!!」┣¨┣¨┣¨┣¨


カーズ「クク……しつこい下等生物が」


カーズ「闘技・>>861の流法ッ!」シュインッ‼







カーズ「水の流法ッ!」シュインッ‼


サ゛ハ゛ァァンッ‼


エルメェス「GUAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッッ!!」ト゛ン‼


ワムウ「カーズ様!」


エシディシ「ほう……あのカーズが人間に水の流法を使うとは」







ルカ「フハハハハッ……柱の男……存分に暴れてくれ……」


サ゛ッ


ジョルノ「ルカッ……貴様!何が目的だッ!?」


ルカ「……うむ、最期だから教えてやろうか」


ルカ「柱の男を暴走させ、お前らの倒す。そしてカメユーが世界を支配する」┣¨┣¨┣¨┣¨







ルカ「面白い……!このままイタリアを破壊してもらおうか……ヒヒ!」


アバッキオ「野郎ッ!」ハ゛ッ‼


カ゛シッ


ルカ「ぐ……おれを殺す気か……?」ク゛ク゛ク゛


ルカ「おれを殺しても柱の男は止めれないぞ……!」ク゛ク゛ク゛







リゾット「ルカ……本当に世界を破滅させる気なのか?」


リゾット「何が面白い?……楽しいのか?」


ルカ「……」


ルカ「……おれにとって世界なんて、そんなもんさ」







ルカ「ヴァレンタインは言った……」


ルカ「『>>868』……と!」


ルカ「だから!おれは世界を破壊するッ!」ハ゛ッ‼



この世界は過ちだらけだ!





ルカ「『この世界は過ちだらけだ!」……と!」


ルカ「だから!おれは世界を破壊するッ!」ハ゛ッ‼


ジョルノ「!!」


ジョルノ「ルカ……ヴァレンタインの言うことを信じるな……昔はそんなヤツじゃあなかっただろ……」


ジョルノ「目を覚ませ!」







ルカ「……それも過ちだ」


ルカ「ジョルノッ!……お前を殺しておれも死ぬッ」┣¨┣¨┣¨┣¨


・・・


カーズ「くあァァァァアアッ!」オォォン‼


エルメェス「バルバルバルバル!GUAAAッ!!」シュハ゛ッ‼


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨







SPW「ヤバいぞ……柱の男と怪物が暴れたせいでローマの街がボロボロだ……ッ!」┣¨┣¨┣¨┣¨


SPW「このままじゃ世界が滅亡するのも時間の問題だ……止めないと!」┣¨┣¨┣¨┣¨


リゾット「だが、どうやって止める?」┣¨┣¨┣¨┣¨


リゾット「それが問題だ……大きな問題……ヤツらを止めれると思うか?」┣¨┣¨┣¨┣¨


SPW「……ッ」┣¨┣¨┣¨┣¨







トリッシュ「と、とりあえず市民を避難させないと!」


トリッシュ「何もできないからって見捨てるのはよくないわ!」


リゾット「……ああ、そうだな!」サ゛ッ


SPW「……行くぞ!」タタタタッ‼







ジョルノ「ゴールドエクスペリエンスッ!」ト゛ンッ‼


ルカ「スタンドを出したか……!……見えないが……」


ルカ「だがッ!おれには>>874という『戦闘スタイル』がある」┣¨┣¨┣¨┣¨



バオー化(育郎並みに使いこなせる)





ルカ「バオー化という『戦闘スタイル」がある」┣¨┣¨┣¨┣¨


ト゛ン


ジョルノ「ナニッ!?」


ルカ「KUAAAAAAAAAAAAAAAAAッッ!!バルバルバルバルバルバルバルバル!」┣¨┣¨┣¨┣¨







ジョルノ「うおおおおッ!無駄無駄無駄無駄ァァ!」


ジョルノ(くそ……ルカもバオーの手術を受けていたのか!?)


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


ルカ「バオー・シューティングビースス・スティンガー・フェノメノンッッッ!!」ハ゛ンッ‼







シュホ゛ッ


ジョルノ「ぐあああああッ!燃えていく!?」メラメラ


ジョルノ「これは!?どういうことだ!この現象はなんなのだッ!?」メラメラ


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


ルカ「おれはスタンドをブッちぎりで超越したぞォ……ッ!」┣¨┣¨┣¨┣¨


ルカ「『バオー武装現象(バオーアームドフェノメノン)』によって……!!」┣¨┣¨┣¨┣¨







ルカ「フハハハハハハハアアアアアアアァァァァアアッッ!!」


ルカ「Good bye GIOGIOーーッ!」


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


ジョルノ「うあああああああああああああああああああああァァッッ!」メラメラ


ジョルノ「ご、ゴールドエクスペリエンス!」メラメラ


ス゛キュン


ルカ「ム?」







シルシル


ジョルノ「『ツタ』を伸ばせばッ!」メラメラ


ジョルノ「お前に巻きついたツタを!……炎が伝わっていくぞ!」メラメラ


ホ゛ォォオッ‼


ルカ「GUAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAァァッ!!」メラメラ


ジョルノ「これがぼくの『覚悟』……お前もあの世に連れていくッ!」メラメラ







アバッキオ「じょ、ジョルノ!」┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「お前……なんてことを!」┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「早くそこにある池に飛び込めェェーーーーーーーーーーッ!!」┣¨┣¨┣¨┣¨


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


ルカ「バルバルバルバルッ!バオー・リスキニハーデン・セイバー・フェノメノンッ!」ト゛ンッ‼


シュインッ







ジョルノ「!!」┣¨┣¨┣¨┣¨


ルカ「……」 ニヤリ


スパッ スパッ

スパスパッ


ルカ「……」


ジョルノ「ぐはッ……」







アバッキオ「え……!?」


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


ジョルノ「はぁ……はぁ……!」ホ゜タホ゜タ


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


ルカ「これでお前は両腕を失った」┣¨┣¨┣¨┣¨


ルカ「ジョルノ~~。早めにお前を殺せてホッとしているぞ」┣¨┣¨┣¨┣¨


ルカ「さすがにスタンドでも腕は治せないだろ?お前は確か『埋め込む』だけ」┣¨┣¨┣¨┣¨


ルカ「……じゃあな」ハ゛ッ







アバッキオ「ジョルノ!」タタタタッ


ジョルノ「ぐ……アバッキ……オ……!」ホ゜タ ホ゜タ


ト゛サァッ


アバッキオ「おい!ジョルノ!…くそッ」


アバッキオ「熱ッ!……ああッどうすればいいんだ!」


アバッキオ「ジョルノォォォオオオオオオッ!」┣¨┣¨┣¨┣¨


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨




……………

……………




エルメェス「バルバルバルバルバルッ!」


カーズ「カスが……激昂するんじゃあない」


カーズ「輝彩滑刀ッ!」シュインッ


スパッ


エルメェス「GUAAAAAAAAAAAAAAAAA!」ト゛ハ゛ァッ







シ゛ワ シ゛ワ


エルメェス「バルバルバルバルバルバル……!」


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


エシディシ「……なるほど、再生能力を持っているのか」


ワムウ「面白いヤツだ」


カーズ「チィ……しぶといな。そろそろ終わらせるか……」┣¨┣¨┣¨┣¨


カーズ「輝彩滑刀ゥゥ!」┣¨┣¨┣¨┣¨







カッッッ‼‼


ト゛カ゛ト゛カ゛ト゛カ゛ト゛カ゛ト゛カ゛ト゛カ゛‼‼




市民1「うわあああああ!」


市民2「キャアアアアアアアーーーー!」


市民3「逃げろォォーーーーーーーー!!」







SPW「こっちだ!こっちこっちオアアーーーー!」


リゾット「ヤバいぞ……ローマの大半は破壊されてしまっている。まだ5分くらいしか経過していないのに!」


トリッシュ「……」


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


トリッシュ「きゃッ!誰かが落ちてくる!」







ヒ゜カッ‼


シュト゛ォ-ン‼‼




エルメェス「ぐ……ぐぐ」ヒ゜ク ヒ゜ ク


SPW「!……こいつッ!……まさか、柱の男が!?」


ト゛ンッ‼


カーズ「フッハッハッハッハッ!」┣¨┣¨┣¨┣¨


エシディシ「人間もここまで来るとはなァ……!」┣¨┣¨┣¨┣¨


ワムウ「このワムウの相手になる戦士が現れるかもしれない」┣¨┣¨┣¨┣¨







トリッシュ「柱の男……ッ!?」


リゾット「……!」


リゾット(先手必勝ッ!メタリカ!)┣¨┣¨┣¨┣¨


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


エシディシ「ヌゥ……?」


エシディシ「……なにをする気だ?」







リゾット(血液中の鉄分を……『カミソリ』に変えて脳組織を破壊してやる!)


リゾット(カワイソーとは思わない。即死だ!せめてオレが一人くらいは倒す!)


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


エシディシ「……」


エシディシ「……フン」


ク゛ツ ク゛ツ







リゾット「やれ!破壊しろッ!」


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


エシディシ「くだらんなァ~~~~ッ!!血液を操作するのか?」


エシディシ「『呪い』や『超能力』を使うようだが……」


エシディシ「おれは『炎のエシディシ』ッ!血液を操るのはおれの専門だ!」


ク゛ツ ク゛ツ







ク゛ツ ク゛ツ


エシディシ「人間は進化したようだがおれも進化した!」


エシディシ「おれの血液は5000℃まで上昇できる」


エシディシ「当然、カミソリごとき溶かせる」┣¨┣¨┣¨┣¨


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


リゾット「ナニッ!?……こいつ!本当に地球の生物か!?」┣¨┣¨┣¨┣¨







エシディシ「くらってくたばれッ!グツグツのシチューにしてやるッ!」┣¨┣¨┣¨┣¨


リゾット「う、うおーー」┣¨┣¨┣¨┣¨


ト゛シ゛ュゥゥゥウウッ‼‼


リゾット「ぐあああああああぁぁぁあああぁぁああああぁあああぁぁあああああああァァァァアアッ!!」ト゛シ゛ュゥゥ‼


リゾット「あああああああぁぁぁあああああああ!!」ト゛シ゛ュゥゥ‼


リゾット「ああがうあああああがうあううあああああああああァァァァァァ!!」シ゛ュゥゥゥゥ‼


リゾット「あああがうあははがうあがががうあがうあががあがうあがァァァァァァァァ!!」シ゛ュゥゥ‼







SPW「り、リゾットォォーーーー!」┣¨┣¨┣¨┣¨


トリッシュ「きゃあああーーーーーーーッ!!」┣¨┣¨┣¨┣¨


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


エシディシ「フッフッフッフ」


ワムウ「フッフッフッ」


カーズ「フフフフフフフ」













リゾット「」







SPW「貴様らーッ!リゾットをよくもッ!」ハ゛ッ


トリッシュ「待って!」


SPW「!!」


トリッシュ「このままじゃ……!勝てないわ!」


トリッシュ「>>899をするのよ!」



黄金の回転のパワーを得る





トリッシュ「黄金の回転のパワーを得るのよ!」


SPW「黄金……回転……ハッ!聞いたことがある!」


SPW「確か、黄金長方形の比率で物体を回転させると!無限の超絶エネルギーが生まれるッ!」


トリッシュ「さすがね、話がはやいわ」


トリッシュ「それを使ってヤツらを倒すのよ!」ト゛ン‼







SPW「だが、そんなの使えるのか!?」


トリッシュ「ッ……でも、それしかないのよ!」


SPW「ったく、仕方ないなァ~~。来いッ!」ハ゜チン‼


「……」サ゛ッ


トリッシュ「こいつは!?」


SPW「さっき呼んでおいた……協力したいらしいからな」┣¨┣¨┣¨┣¨







トリッシュ「だ、誰なのよ!?」┣¨┣¨┣¨┣¨


SPW「アバッキオを探しているときに出会った……『鉄球』のプロフェッショナル!」┣¨┣¨┣¨┣¨


SPW「『ジャイロ・ツェペリ』ッ!!」┣¨┣¨┣¨┣¨







ジャイロ「ニョホ」┣¨┣¨┣¨┣¨







ジャイロ「やれやれ。あとは俺に任せな」┣¨┣¨┣¨┣¨


ジャイロ「あんたらは市民を避難させろ」┣¨┣¨┣¨┣¨


キ゛ャル キ゛ャル


ジャイロ「完全なる黄金の回転エネルギーッ!うおおおらァァーーーーーーッ!」シュハ゛


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨







ワムウ「!!」


キ゛ャル キ゛ャル


ワムウ「面白い!このワムウに立ち向かってくるか!」┣¨┣¨┣¨┣¨


ワムウ「闘技・神砂嵐ッッ!!」┣¨┣¨┣¨┣¨


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


鉄球『』ハ゛キ ハ゛キ ハ゛キ







ジャイロ「くッ!」


ジャイロ「うおおおおらァァーーーーーーーー!もいっぱァァーーーーーーつッッ!!」シュハ゛ハ゛


キ゛ャル キ゛ャル


ワムウ(『回転』……『黄金』……『エネルギー』……ッ!)


ワムウ(その技ッ!少し覚えたッ!)


ワムウ「黄金回転の神砂嵐ッッ!!」┣¨┣¨┣¨┣¨


ワムウ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!」キ゛ャル キ゛ャル


ジャイロ「ナニッ!?」┣¨┣¨┣¨┣¨







ジャイロ「ぐああああああああッ!」フ゛チ フ゛チ‼‼


ジャイロ「うッこのパワーッ!!ああああああああああああああああッ!!」フ゛チ フ゛チ


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


ワムウ「うおおおおおおおおおおおおおッ!」キ゛ャル キ゛ャル


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨







┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


SPW「!?」


トリッシュ「え……!?」


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨







ワムウ「フッフッフッ……勇者こそ友であり尊敬する者」


ワムウ「ジャイロ・ツェペリ……ここまでこのワムウを成長させてくれるとは」


ジャイロ「く……うぐぐ……ッ!」ヒ゜ク ヒ゜ク


SPW「じゃ、ジャイロッ!!」


トリッシュ「ああ……あああ!!」┣¨┣¨┣¨┣¨







カーズ「フム……ワムウが認めるとはな……」


カーズ「さて、邪魔なヤツも倒したことだ。スーパーエイジャを探しにいくぞ。エシディシ、ワムウ」


ワムウ「ハッ」


エシディシ「くく……面白くなったなァこの世界も……!」


タッタッタッ




SPW「……ッ」







「待ちな」


カーズ「?……誰だ?」クルッ


ドガッ!


カーズ「ぐッ!……貴様ッ!殺されたいのか!?」


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


アバッキオ「……ハァ……ハァ」┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「こういう荒っぽいのはおれの仕事だ。SPW、ジョルノを頼んだ!」┣¨┣¨┣¨┣¨







カーズ「KUAAAAAッ!輝彩滑刀ッ!!」シュイン


スカッ


アバッキオ(見えるッ……おれだってDIOの血のおかげで吸血鬼なんだッ!人間とはちがう!)


アバッキオ「WRYYYYYYYYッッ!」ト゛コ゛ト゛コ゛ト゛コ゛


カーズ「 ヌッ!」スハ゛ッ‼







エシディシ「やれやれ……面倒だ」


エシディシ「怪焔王大車獄の流法ッッ!!」ト゛ト゛ン‼


アバッキオ「や、やばいッ!」


アバッキオ(あれに触れたらリゾットみたいになっちまうッ!遠くからチラッと見えたがあれはやばい!)


アバッキオ「ぬおおおおおッ!あ、アバ茶ッ!」


シ゛ョロロォォ---ンッ‼


エシディシ「ぐうう!?小便で消火するとは!」┣¨┣¨┣¨┣¨







エシディシ「血管針攻撃ッ!」ヒ゛シッ


アバッキオ「空烈股刺驚ッ!(ムスコから)」ヒ゛ィィィィィィッ‼


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


ワムウ「たかが吸血鬼が我々と対等に戦えるとはッ!」


カーズ「ワムウよ、対等ではない……こっちは余裕がある。だがヤツは精一杯だ」







カーズ「そこを狙う」


シュハ゛ァァアッ‼


アバッキオ「ぐはァッ!」ホ゛ヘェッ‼


カーズ「勝てばよかろうなのだァァーーーーーーッッ!!」







ワムウ「カーズ様ッ!」


エシディシ「『リンチ』といこうか?あ?」


カーズ「フン……勝手にしろ。お前に合わせる」


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「うぐ……ぐぐ……ぐッ!」ヨロヨロ







ドガッ! ドガッ!


アバッキオ「ぐあッ!ぐふっ!どあっ!」ケ゛シケ゛シ


カーズ「どうだ!どうだ!思い知れ!思い知れ!」ト゛ス


エシディシ「このド畜生がァァーーーーッ!!」ト゛ス


アバッキオ「ぐ……」


アバッキオ「……む……む」


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ







ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


アバッキオ「む……」


アバッキオ「『ムーディブルース・レクイエム』ッッ!!」┣¨┣¨┣¨┣¨


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ







キラッ☆




ト゛ンッ‼‼


アバッキオ「うおおおおおおおおおおおおッ!!」┣¨┣¨┣¨┣¨


ムーディアバッキオ『どうも~~!』┣¨┣¨┣¨┣¨







カーズ「ハァ……?」


エシディシ「なんだ?……その自信に満ち溢れた目は?」




アバッキオ「てめーはおれを怒らせたッ!!」ヒ゛シィッ‼







アバッキオ「ムーディブルース・レクイエムッ!」


ムーディブルース・レクイエム「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ


ト゛コ゛ト゛コ゛ト゛コ゛ッ‼‼




エシディシ「ブゲェェッッ!」ク゛シャァァァァ


カーズ「ぐああああああああッ!」ト゛ク゛シャァァ


ワムウ「ぬおおおおおおおおおおおおッ!」フ゛シャァァッ







SPW「や、やった!」


トリッシュ「倒したの!」


ジョルノ「う……」


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「ハァ……ハァ……」







アバッキオ「3人は>>925だ……おそらくな」┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「ハァ……ハァ……」┣¨┣¨┣¨┣¨



満足したよう





アバッキオ「3人は満足したようだ……おそらくな」┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「ハァ……ハァ……」┣¨┣¨┣¨┣¨






カーズ「……」


エシディシ「……」


ワムウ「……」







カーズ(この世界……見ないうちに成長したな)


エシディシ(今、目覚めてこの世界に出会えて本当によかったと思っているよ……)


ワムウ(なんだか父親になった気分だ)






SPW「……なにこれ」







3人「「安心して成仏できるな……」」


3人「「アバッキオ……と言ったな。ありがとう」」


サァァァ…







┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨



ルカ「バルバルバルバルバルバル」┣¨┣¨┣¨┣¨







ルカ「バオー・メルテッディン・パルム・フェノメノンッ!!」


シ゛ュワッ‼


ルカ「KUAAAAAAAAAAAAAAA……!!」ト゛ロッ


ルカ「柱の男……ッ!お前らを吸収するッ!!GUAAAAAAAAAAA……ッ!!」シ゛ワシ゛ワ







SPW「ナニッ!?」┣¨┣¨┣¨┣¨


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


SPW「ハッ!……怪物の死体がないッ!」┣¨┣¨┣¨┣¨


トリッシュ「ああ……あああ!なにをする気なの……!!」┣¨┣¨┣¨┣¨


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


ルカ「KUAAAAAAAAAAAAAAAAA!素晴らしいパワーが流れこんでくるぞッ!」┣¨┣¨┣¨┣¨


ルカ「エルメェス、柱の男……お前らのパワーはおれがもらうッ!」┣¨┣¨┣¨┣¨







ルカ「GUAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッッ!!」┣¨┣¨┣¨┣¨


メキメキ…


ルカ「おれは成長している!『バオー』としても、『生命体』としてもッ!」┣¨┣¨┣¨┣¨


ルカ「この地球を支配するのはおれだァァーーーーーーーッ!!WRYY……!!」┣¨┣¨┣¨┣¨


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨







アバッキオ「貴様ァァァァアアーーーーーーーーッッ!!」┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァァーーーーーーッッ!!」┣¨┣¨┣¨┣¨


シュハ゛ッ‼


ルカ「吸血鬼……?そんなものが『超生物』にかなうとでも……!?」┣¨┣¨┣¨┣¨


ルカ「GUAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAァァァァーーッ!!」┣¨┣¨┣¨┣¨


ルカ「貴様らは!おれにとって猿(モンキー)なんだよォォーーーー!!」┣¨┣¨┣¨┣¨







アバッキオ「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァッ!!」


ルカ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァッ!!」


ト゛コ゛ト゛コ゛ト゛コ゛ッ‼‼




SPW「お、おい!ローマが……!世界が!」┣¨┣¨┣¨┣¨


トリッシュ「空気……いや!大地が揺れているわ!」┣¨┣¨┣¨┣¨







ルカ「バオー・シューティングビースス・スティンガー・フェノメノン」シュハ゛ッ‼


ハ゛チチ‼


ルカ「GUAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッッ!!焼き尽くしてくれるッ!!」


アバッキオ「な、ならば>>936ッ!」



ミス安価下





アバッキオ「な、ならば癒しのアバ茶で一か八かバオー虫下しッ!」


シ゛ョロシ゛ョロ


アバッキオ(ぐ……まずい!出ない……ッ!)


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


ルカ「調子に乗るなよォォ~~??GUAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッッ!!」


ルカ「『バオー・リスキニハーデン・セイバー・フェノメノン』プラス『輝彩滑刀』ッッ!」


ルカ「二刀流ッ!」┣¨┣¨┣¨┣¨







スハ゜ハ゜ハ゜ハ゜ァァ--ンッ‼‼


アバッキオ「ぐあああああああああああああああああああああああァァッ!!」フ゛シャァァ


ルカ「良い悲鳴だ……クク……」


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


アバッキオ「出ろ……ッ!アバ茶ァァーーーーーッ!!」



チョロッ


アバッキオ「!……ぐ……だめか」


アバッキオ「だが……!だが……!やるしかないッ!!」┣¨┣¨┣¨┣¨







アバッキオ「くらえェェーーーーーーーーーーーッ!!」


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


ルカ「……ぐッ!?」ヒ゜チャッ


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「ムーディブルース・レクイエム!発動しろォォーーーーーーーーーーッ!!!」


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


ルカ「お……おお……おおおおおおお!!」







その時!ルカの体内で確かに何かが起こった!

アバッキオのアバ茶がルカのバオー化に作用しているのだッ!


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨







ルカ「うおおおおおあああおあああああああああああああッッ!」ハ゛キ ハ゛キ


ルカ「貴様ァァァァアア!何をしたァァァァーーーーーーァッ!」ハ゛キ ハ゛キ


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「ハァ!ハァ!……ぐ!」







ルカ「GUAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッッ!!」┣¨┣¨┣¨┣¨


ルカ「ば……ば、ばーー」┣¨┣¨┣¨┣¨


ルカ「バオー・ブレイク・ダークサンダー・フェノメノンッッ!」┣¨┣¨┣¨┣¨


ヒ゜カッ‼


アバッキオ「!?」┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ(なにか……!なにかやばい!!)┣¨┣¨┣¨┣¨







ト゛ォォォーーz______ンッッ‼‼




アバッキオ(……!)


アバッキオ(こ……これは!?)


アバッキオ(おれは……死ぬのか?蛇(スネイク)に睨まれた蛙のように……)


アバッキオ(全てが止まって見えるッ)


アバッキオ(アドレナリンがどうとか……読んだことがあるが……!)┣¨┣¨┣¨┣¨







アバッキオ(……)


アバッキオ「あれ」


アバッキオ「動けるッ!まるで生命のガソリンを入れられたようにッ!」┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「……ということは」┣¨┣¨┣¨┣¨


アバッキオ「『時が止まっている』ッ!?」┣¨┣¨┣¨┣¨







アバッキオ「ラッキィィーーーーーッ!」


アバッキオ「何か分からんがくらえッ!」シュハ゛ッ‼



ドスッ



ルカ「」


アバッキオ「と、時は……動き出す……!」







シュハ゛ァァァァァァーーーーーーーッ‼‼




アバッキオ「倒した……!?」┣¨┣¨┣¨┣¨




SPW「アバッキオ!やったのか!?」


トリッシュ「勝ったのね!」







アバッキオ(一体何が……!?)


アバッキオ(ルカはどうなった!?)



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨



ムーディブルース・レクイエム「……」シュゥゥ…


ムーディブルース・レクイエム「>>951だ。アバッキオ……>>951なんだよ」



我々の負け





ムーディブルース・レクイエム「我々の負けだ。アバッキオ……我々の負けなんだよ」


アバッキオ「えっ」


ムーディブルース・レクイエム「何が起こったのか覚えていないのか?自分自身に何が起こったのか」


アバッキオ「お、おい!何を言ってるのか全然理解できないんだが……」


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


ムーディブルース・レクイエム「お前は……『死んだんだよ』……」







アバッキオ「?……??」


アバッキオ「え……」


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


ムーディブルース・レクイエム「理解したか?思い出させてあげる……」


ムーディブルース・レクイエム「『再生』……!」ヒ゜ッ




……………

…………

………

……











……

………

…………

……………




ルカ「バオー・ブレイク・ダークサンダー・フェノメノンッッ!!」┣¨┣¨┣¨┣¨



ト゛ォォォーーーz_________ンッッ‼‼





アバッキオ「ぐあ……」


アバッキオ「そ……んな……」


アバッキオ「……し……あ……わせに……みんな……!」








アバッキオ「」チ-ン



……………

…………

………

……











……

………

…………

……………




アバッキオ「えっ」


アバッキオ「ハァ!ハァ!ハァァーーーッ!」┣¨┣¨┣¨┣¨


ムーディブルース・レクイエム「どうだ?思い出したか?これが現実だ。現実は非常である」┣¨┣¨┣¨┣¨


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


アバッキオ(そんな……時は止まってなかったのか)


アバッキオ(ってことは、ここは『あの世』か……)







ムーディブルース・レクイエム「あ、そうそう」


ムーディブルース・レクイエム「ルカの野郎は>>959が倒してくれたらしい」



リゾット





アバッキオ「えっ」


アバッキオ「リゾットはドロドロになって死んだはず……」


ムーディブルース・レクイエム「ところがどっこい」


ムーディブルース・レクイエム「リゾットは生きていたんだ」


ムーディブルース・レクイエム「再生」ヒ゜ッ




……………

…………

………

……











……

………

…………

……………




ルカ「ぐ……ぐぐ……ッ!!」┣¨┣¨┣¨┣¨


ルカ「アバッキオ……ッ!貴様……何をした……変身が解けていく……!?」┣¨┣¨┣¨┣¨


SPW「やった!弱っている!」┣¨┣¨┣¨┣¨


ルカ「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYッッ!!」┣¨┣¨┣¨┣¨








「……メタリカ」


ト゛ク゛シャァァアッ‼


ルカ「ぐっはァァッ!!」フ゛ッシャァァァアアッ‼‼


ルカ(首からハサミ……ッ!?)┣¨┣¨┣¨┣¨


「やったぜ……」







トリッシュ「なにが……!?」┣¨┣¨┣¨┣¨


SPW「ま、まさか……!!」┣¨┣¨┣¨┣¨








リゾット「おれだ……」


トリッシュ「リゾット!!」


SPW「おまえ生きてたのかよォォ~~!!」


リゾット「ああ!終わったよ……!」




……………

…………

………

……












……

………

…………

……………




ムーディブルース・レクイエム「リゾットは死んだふりをしていたんだ」


アバッキオ「……」


アバッキオ「で、でも頑張ったのはおれだよな!?」


ムーディブルース・レクイエム「?……なにをしたっけ?」


アバッキオ「おれがルカのバオー化を解いただろ!!」







ムーディブルース・レクイエム「はぁ……やれやれ」


アバッキオ「なんだよ?」


ムーディブルース・レクイエム「お前はそう思っていても地上のヤツらは忘れているぞ」


ムーディブルース・レクイエム「あいつらはリゾットに感謝している」


ムーディブルース・レクイエム「アバッキオ……お前は運命に負けたんだ」ト゛ン‼




アバッキオ「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああッッ!!」



……………

……………




現実は非常である。

自分は頑張っても認められないことがあると人間は学習する。

そういう理不尽なことばかりの世界。

ルカとヴァレンタインはこれが嫌だったのだろうか。


でもくじけちゃダメだよアバッキオ!

人生とはそういうものだから!




……………

……………




「さて、最後の審判に行こうか」


「ああ」




「おれの名はカメオ……お前に判決を下す……」


「ローマ発、地獄行ッ!!」



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨







アバッキオ「温泉旅行だと」 完ッ!



くぅ~疲(ry


なんとか1000レスまでに終わってよかった……
駆け足になって最後の方は安価少ないなー。ごめんなさい。

最後見守ってくださった方、本当にありがとうございました!

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年10月07日 (金) 09:55:19   ID: Z0wlMhcr

タップダンス大好きかお前ら

2 :  SS好きの774さん   2016年10月31日 (月) 14:51:54   ID: G69jK9UR

好きなキャラ全員がことごとくひどい扱いされてたなww
おもしろかった

3 :  SS好きの774さん   2016年11月17日 (木) 17:13:25   ID: jDU0_gar

最初の方はアバッキオの口調は原作通りだけど、後半は激変してるw

・ドッピオ編
・ヴァレンタイン編
・ナランチャとリゾット編
・ルカ編
4つくらいが一つのスレにまとまってて満足

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom