有山「海底ロンパ」桜庭「5スレ目よ」 (628)

初めに
・色んな作品を読んでるのでもしかしたら似てるところがあるかも、パクって…ないよ?
・とりあえず頑張る
・本編のネタバレ防止のためにパラレル設定で行こうかなと考えてます
・時々グロいです


1スレ目
【二次創作】オリジナルロンパ【安価とコンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470106870/)

2スレ目
【二次創作】有山「海底ロンパ」田中「2スレ目だぜ!相棒!」【安価とコンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470560930/)

3スレ目
【二次創作】有山「海底ロンパ」麻生「3スレ目です」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1471485233/)

4スレ目
【二次創作】有山「海底ロンパ」アリス「4…スレ目…だよ」【安価とコンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472612727/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1473842811

才能】超高校級のムエタイ選手
【名前】有山 ライアン
【容姿】(身長:178cm)
少し甘いフェイスが特徴的な西洋風のイケメン君で髪の毛もワックスで今風にきっちりセットしてます、身長は高い方で服装は昔通ってた中学の制服(ブレザータイプ)を着用してます
無表情に加えて、どこか冷めた雰囲気が漂ってるので、初対面の人はとっつきにくい感じです

【才能】超高校級の絵本作家
【名前】ボブ・カールトン
【容姿】(身長:190cm)
スキンヘッドの黒人で見た目も筋骨隆々でデカイ、ベレー帽着用にオーバーオールという画家ルックでもフォローしきれてません
けれどその分いつも笑顔で気さくな雰囲気が漂ってるので、悪い人じゃないと言うのは一目瞭然です

【才能】超高校級の美化委員
【名前】羽田木 純
【容姿】(身長:175cm)
取りあえずメガネ。髪型は長めの短髪です(ダンガンロンパ2の日向君より少し長いくらい)彼は昔通ってた高校の制服+ズボンのベルト穴に刀の如くハタキを差してます
一応イケメンですが性格が面倒くさいので人はあまり寄ってこないです、ただ身長も高いので一部のマニアには濃い人気があります

【才能】超高校級のフードファイター
【名前】国木田 織
【容姿】(身長:153cm)
短髪の見るからに元気いっぱいの少年です、鼻に絆創膏を貼っている意味は特にないらしいです。行くはずだった高校の制服(学ランタイプ)を着用しています
中学生に間違われるような見た目、というより高校生だと理解してくれる人は10人に1人居るか居ないかという程に幼いです

【才能】超高校級の海洋学者
【名前】九条 浩一郎
【容姿】(身長:180cm)
テンパ+ぼさぼさ頭+無精髭という白シャツを着ていなければ、気力のないオッサンみたいな見た目です
背は高く白衣を着てるためヒョロッとしているように見えますが、研究で歩き回ったり、海に潜ったりするので一応それなりに筋肉はついてます

【才能】超高校級の助っ人
【名前】田中 十一
【容姿】(身長:173cm)
どこかの不良漫画に一人は居そうなチャラい感じの男子です、短髪の黒髪に所々金髪のメッシュを入れてます、因みに彼も行くはずだった高校の制服を着崩してます
見た目は不良っぽくて近寄りづらいですが、意外と人には好かれるタイプの子です

【才能】超高校級の寿司屋
【名前】館 巳繰
【容姿】(身長:175cm)
如何にも寿司屋だというタイプの見た目の人です、髪の毛はかなり短い方です。そして何故か褐色です
意外とキリッとした顔立ちで、イケメンというよりは男前の部類に入る顔をしています

【才能】超高校級の芸人
【名前】花菱 香月(身長:171cm)
【容姿】
服装こそ派手ですが、顔立ちはあっさりしており髪型もそれと言って特徴がない長めの短髪な為、服さえ着替えれば地味な青年になってしまいます
しかも糸目なので滅多に表情は変わりません、常に微笑んでます

【生徒リスト女】:設定

【才能】超高校級の人形作家
【名前】アリス・グリム
【容姿】(身長:157cm・胸:貧)
服装や髪形はまんま童話のアリスのコスプレです、けれど髪の毛の色がかなりくすんでいます
しかもどこか呪われそうなオーラが漂ってるので、あまり人は近寄ってきてくれないそうです

【才能】超高校級の宇宙飛行士
【名前】愛野 空
【容姿】(身長:161cm・胸:平)
髪の毛を巻いていますが、縦ロールというわけではありません、今風にゆるっと巻いてるだけです。いじめっ子グループのリーダーみたいな雰囲気があります
因みにですが着ているセーラー服は中学の時の物です、見た目から気の強そうなオーラがプンプン出てます

【才能】超高校級の奇術師
【名前】師走門 杏美
【容姿】(身長:155cm・胸:極貧)
肩より上のショートヘアーです、モノクルを付けてますがもちろん伊達です、ブラウスと黒のスラックスは市販のもので模様等は一切入ってません
身長は全メンバーの中で二番目に低いです、因みに一番目に低いのは国木田君です

【才能】超高校級の助産婦
【名前】善知鳥 唯
【容姿】(身長:165cm・胸:極巨)
腰より上の長さがある金髪のセクシーなお姉さんです、白衣を着てないと何の才能かもよく分かりません
勿論体つきもかなり恵まれているので、男がよりついてきます

【才能】超高校級の幸運
【名前】桜庭 春風
【容姿】(身長:167cm・胸:平)
モデルはダンガンロンパの霧切さんと七海さんです。両手に皮手袋を付けてます、服装はシャツの上にパーカーを羽織ってますパーカーと同じ色のスカートを穿いています
女子にしては身長が高い方で、見た目の雰囲気もあり、かなり高い身長だと思われてます

【才能】超高校級の侍
【名前】辻斬 蘭
【容姿】(身長:160cm・胸:平)
おかっぱ頭にカチューシャ、花の模様が入った眼帯を右目に付けてますが視力は両方とも健在です
袴は実家に伝わる由緒正しい物らしく、汚れることを嫌っています

【才能】超高校級の学習委員
【名前】静寂 ささめ
【容姿】(身長:159cm・胸:貧)
二つ括りのおさげ頭の女の子です、目が丸々としていて、常に輝いています。服装は通う予定だった高校のセーターにスカートを穿いています
何事にもすぐに興味を示す性格の為、目の輝きが薄れる事は少ないです

【才能】超高校級のCEO
【名前】麻生 つかさ
【容姿】(身長:162cm・胸:巨)
髪の毛は腰まであるロングヘアーです、まさしく正統派お嬢様って感じです
フリルの付いたブラウスにオシャレなロングスカートはどちらも海外のブランド物で、超一級品です

※イメージカラーは決めてません。ごめんなさい
※胸のランクは【無し・極貧・貧・平・巨・極巨】の6段階に分かれています

【好感度一覧】
【才能】超高校級の絵本作家
【名前】ボブ・カールトン【好感度】40
「頼りにしかなりませーん」

【DEAD】
【才能】超高校級の美化委員
【名前】羽田木 純【好感度】34
「まさか自分が…か。ふん。仕方ないな」

【DEAD】
【才能】超高校級のフードファイター
【名前】国木田 織【好感度】18
「俺の事許してくれるなら…その…母ちゃんの事頼むな」

【DEAD】
【才能】超高校級の海洋学者
【名前】九条 浩一郎【好感度】34
「楽しかったよ。最高にな」

【DEAD】
【才能】超高校級の助っ人
【名前】田中 十一【好感度】68
「じゃあな!相棒!」

【DEAD】
【才能】超高校級の寿司屋
【名前】館 巳繰【好感度】25
「バカな事しちまったよ…すまねえ」

【DEAD】
【才能】超高校級の芸人
【名前】花菱 香月【好感度】45
「どうも!ありがとうございましたー!」

【才能】超高校級の人形作家
【名前】アリス・グリム【好感度】63
「………ごめんね…ありがと…」

【才能】超高校級の宇宙飛行士
【名前】愛野 空【好感度】35
「ふん!まあ私について来れてる事は認めるわ!」

【DEAD】
【才能】超高校級の奇術師
【名前】師走門 杏美【好感度】10
「大好きだよ!バイバイ!!」

【DEAD】
【才能】超高校級の助産婦
【名前】善知鳥 唯【好感度】32
「またね。どこかで会いましょう?」

【才能】超高校級の幸運
【名前】桜庭 春風【好感度】58
「頑張りましょう。お互いに」

【才能】超高校級の侍
【名前】辻斬 蘭【好感度】50
「乗り切るぞ!この苦境を!」

【DEAD】
【才能】超高校級の学習委員
【名前】静寂 ささめ【好感度】26
「今度もまた勉強に付き合って…って。私もう居ないんですね!えへへ」

【才能】超高校級のCEO
【名前】麻生 つかさ【好感度】45
「大丈夫です!きっとなんとかなりますよ」

更新OK?

あげわすれー

【モノクマ劇場】

モノクマ「というわけでもう終わりも近づいてきたわけだけど。みんなどう?寂しい?」

モノクマ「ボクは少し楽しみかな。なんでかって?それは秘密だよ」

モノクマ「ところでさ、幸せっていったい何なんだろうね?」

モノクマ「ある人は美味しいものをいっぱい食べた時って言うし、ある人はテストでいい点が取れた時だって言うし」

モノクマ「つまり幸せの形って人それぞれなんだよね」

モノクマ「でもボクは幸せになる為には不幸が必要だと思ってるんだ」

モノクマ「食べたくても食べれない。テストでいい点を取れなかった人がいる」

モノクマ「つまりどんな幸せも不幸の上に成り立ってるんだよ」

モノクマ「人の不幸を追い詰める事こそ本当の幸せなんじゃないかなってボクは思うんだ」











【CHAPTER5】

The most unfortunate luck in the world (非)日常編




















【22日目】

最初は国木田が居た。師走門が居た。
静寂と舘。九条に善知鳥に羽田木も居た


昨日までは花菱と田中も居た。

今はもう居ない


有山「…はぁ」

もうすぐ終わりが近いと知らされたこの生活
けど終わりに近づくには事件が起こらなければならない

また誰かが消えないといけない

誰かが誰かを殺す。
もうそれに慣れた俺が居る。適応してきている俺が居る

生きるために犯人を見つけて処刑する。それが作業の様になっている

…こんなんでいいのかよ。



俺は絶対に誰かを殺すことはない。殺されることもない。

じゃあ次は誰が誰を殺すんだ?
麻生か?辻斬か?桜庭か?愛野か?アリスか?ボブか?

狙われるのは誰なんだ?もし俺が狙われたりしたら手加減は出来るか?
もし殺してしまったらどうなる?
俺は皆の事を欺き抜けるのか?


俺…ここに来てからメンタル面は弱くなった見てえだな


…まだレストランに行く時間までには早い
もう一眠りするか…

それとも誰かの部屋に行くか?


【安価】
誰かの部屋に行く?

下2

ボブの部屋のチャイムを押した。

―――ガチャ

ボブ「なんですかー?眠れないんですかー?抱きしめてやりますかー?」

有山「ちげえ。レストラン行くまで時間つぶしに来たんだよ」

ボブ「なるほどなるほど。どうぞ入ってくださーい」

ボブ「マシュマロと生クリームと生チョコにバニラアイスとチョコアイスをトッピングしたボブのココアを飲ませて上げまーす」

有山「…甘そうだな」

ボブ「甘くておいしーでーす」

どうりでこいつの部屋の中からは異常なほどの甘い匂いがするのか…
甘いも極めれば気分悪くなるな


ボブ「ささっ!どうぞ!スリッパ持ってきましたー」

有山「…これ部屋のトイレの奴な」

ボブ「青くてかわいいでーす」

有山「履かないとダメか?」

ボブ「おてもやんでーす!受けてくださーい」

有山「おもてなしな」

相変わらずこいつは元気だな。羨ましい

目の前に出されたココア。という名前の何か
色々ぶち込んでいるせいで液体というよりは半固体…。しかも死ぬほど甘い

ボブ「けど有山君が部屋に来るなんて初めてでーす」

ボブ「絵本借りに来たんですかー?」

ボブの部屋には何故か本棚がある。
そしてそこには所狭しと絵本が置いてある、これ全部コイツが?

有山「ちげえ、ただ話に来たんだ」

ボブ「話ですかー?何話しますかー?濃いバナナしますか?」

有山「恋バナな。いや、そう言う気分でもねえ。ってか」

てか、誰が死ぬか分かんねえのにそんな話しても虚しいだけだ

なんて言葉が口から出そうになった

ボブ「てか?テカテカ?あったまてっかてーか!冴えててっかてーか」

有山「ドラえもんな。しかもそれ古い奴」

ボブ「「で。何の話でしたっけー?」

有山「恋バナ以外の話をしようって話だ」

ボブ「じゃあ有山君に任せまーす」

任せるって。俺何話せばいいんだ?
ていうかこういう時はボブが適当になんかやってくれるのが一番助かるんだが


【安価】
1あと一回起こるであろう事件の事
2なんでそんなに明るくいられるか
3自由

下2

有山「なあ。なんでお前はそんないっつも明るいんだ?」

裁判中も捜査中もこいつだけは変わらない
いつも同じ調子だ

ボブ「明るくないでーす。普通でーす」

有山「普通って…。じゃあなんでそんな普通で居れるんだ?」

有山「人が死んでるし、自分も死ぬかもしれねえだろ」

ボブ「んー…人が死ぬのはとっても悲しいでーす。誰かが殺すのも悲しいでーす」

ボブ「けどボブは出来る事をしないといけませーん」

有山「できること?」

ボブ「ちゃんと捜査して、裁判に参加することでーす」

ボブ「精一杯頑張ったらきっと何とかなりまーす!」

有山「そうだな」

ボブ「ハッピーエンドはすぐ近くでーす!諦めなーい諦めなーい」

コイツもコイツなりで悩んだりしてるってことか?
けど、コイツなりにちゃんと考えて行動してんだな

ボブ「ていうかボブ皆が何言ってるかほぼほぼ分からなーい」

今ので殆ど台無しだ




ボブ「朝ごはんはなんでしょかー」

有山「麻生だし、それなりの何かだろ」

ボブ「ボブあれ好きでーす、魚を見るも無残な姿にしたやーつ」

有山「開きの事か?」

ボブ「開き?閉じるもあるのですかー?」

有山「閉じるはねえ。開きしかねえ」

ボブ「という事は日本の魚はあの見るも無残な姿でいつも泳いでるのですかー?」

有山「いや。泳いでる時は閉じてる」

ボブ「という事は怨恨による犯行でーすね」

有山「違う違う。何て言えばいいんだ。ああいう調理だ」

ボブ「調理?」

有山「閉じてる状態の魚を開いて、なんかするんだよ」

ボブ「オウ!スプラッター!」

有山「で。あれが出来上がるんだよ」

ボブ「開きこわーい…」

こういう時九条か舘が居てくれればな…

ボブと暫く話してから俺らはレストランに来た。
もう全員揃っている。

ボブ「おはよーでーす!」

麻生「おはようございます、今日もお元気そうですね」

愛野「早くご飯食べなさいよね!5階の探索があるんだから!」

ボブ「今日のご飯はなんだろなー」

麻生「今日はオムレツです」

ボブ「フワッフワ―フワッフワでーす」

麻生の手料理を前にボブは凄くご機嫌だ
この先の事…こいつは考えてるのか?


麻生「五階ですが」

アリス「…ペア…組もう」

辻斬「7人だからまた必然的またどこかが3人になるのか」

愛野「そんなのどうでもいいのよ!」

ボブ「おいしー」

愛野「ケチャップを拭きなさいよ!!!」



麻生「…五階の探索」

桜庭「ええ。出口は近いらしいわね」

ボブ「でもここ海の中でーす。竜宮城でーす、亀に乗って帰りますかー?」

愛野「バッカじゃないの!!!死ぬわよ!!」

辻斬「だが、脱出はどうするのだろうな」

桜庭「上に行くたびに水面に近づいている、それか潜水艦の様な物が用意されている」

桜庭「それか出口なんて嘘…か」

その可能性もあるのか、もし出口が無ければ
もしこれで事件が起こって出口がないなら…


アリス「……」

そんな時ギュッと俺の袖を握ってくるアリス
…なんだ?何を言いたいんだ?

アリス「何か…あった…の?」

有山「あ?」

アリス「…今日は…冴えない顔を…してる…から…」


アリスに心配されるなんて俺も相当だな…
ヤバイヤバイ


麻生「さ。そろそろ五階に行きましょうか、皆さん」

愛野「ボブ!!!どうしてアンタはおかわりなんてすんのよ!!時間を合わせなさいよ!!」

ボブ「おいしー」

愛野「置いてくわよ!!」

ボブ「やでーす!残しまーす」

愛野「残さないでよ!!もうお皿持って移動しなさいよ!!」

辻斬「立ちながら食べるのは行儀が悪い」

愛野「立食よ!立食!ほら!準備しなさい!!」

愛野が日に日にたくましくなっているような気がする
この生活に染まって来てるな…

辻斬「強引すぎないか」

愛野「うっさいわね!強制的にボブと組ませるわよ!!」

辻斬「勘弁してくれ」

ボブ「ショボン」

辻斬「あ…すまない」


【安価】

誰と組む?
下2

有山「おい。行くぞ」

アリス「うん」

一番近くに座っていたアリスに声をかけた。
けど五階ってなにがあるんだ?

まだ地図見てねえから分かんねえや


有山「五階何があるかみたか?」

アリス「地図…まだ…開いて…ない」

有山「じゃあ開いてから行くか」

アリス「……うん」


なんだよこれ……
なんでこんな部屋があるんだよ…

【安価】
1死体安置所
2遺品管理倉庫
3???


下2

【5F 死体安置所】

死体安置所は小さな冷蔵庫の集合体みたいなものがたくさんある
…何て言うんだ?この小さい箱みたいな奴

アリス「…17個」

有山「あ?」

アリス「17個ある…箱」

有山「だな」

よく見ると各箱の上にランプがある。
点いているランプの数は9個

…数的にこの中に今まで死んだ奴らが居るのか?

アリス「…皆…居るのかな…」

有山「居るんじゃないか?」

アリス「…」

ここに居ると気分が沈むな、早く外に出よう


【安価】
1遺品管理庫
2???

下2

【5F 遺品管理庫】

有山「…なんだここ」

アリス「また…17個…」

宝石店の様に17個のショーケース
中身が入っているのは9個。

アリス「……」

有山「これは…田中のか」

目の前のショーケースに入ってるのは1の形のピアスが二つ
他にもピンク色のリボンに、絆創膏、焦げたモノクル

誰が誰のかが分かるから虚しくなってくる

アリス「…出よう」

有山「だな」

ここに居ても良い事はない

早く外に出よう。最後の部屋に行きたい


【5F ???】

有山「なんだここ」

部屋の中にあるのは丸い台
そしてその台に置かれているチェーンに繋がれたリボルバー式の拳銃

有山「…拳銃?」

アリス「…持ち出せないね」

有山「いや。工具店の器具なら…」

アリス「…出来るのかな?」

とりあえずこの部屋に有るのはそれだけだ


有山「出るぞ」

アリス「…うん」

取りあえず工具店とここの銃には気を付けないとな



探索終わった所で今日はここまで!
お付き合いありがとうございました!!

それではまた!

今から更新OK?

【自由時間開始!!】:残り回数3

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【1-Bフロア レストラン】

麻生「拳銃はどういう物だったんですか?」

桜庭「チェーンで繋がれていたわ、リボルバー式の物で装弾数は一発」

麻生「チェーンは工具で壊れるのでしょうか?」

桜庭「簡単に壊れるわね」

中で二人は拳銃の事について話していた
どうやら桜庭は俺達より詳しく調べていたらしい


麻生「あれが凶器になりうる可能性は?」

桜庭「チェーンを切って持ち歩いたとするなら、可能ね」

桜庭「まあけど装弾数は一発だから誰かを仕留めようとするには心臓か首。頭を撃ち抜かないとダメね」

麻生「そうですか…。じゃあ銃さえ手に入れれば誰でも撃てるってことですね?」

桜庭「けど狙った所を打ち抜くのは無理よ。反動もあるし、心理的に戸惑いも生まれる」

すげえ真面目な話だ。
けど桜庭は銃に取扱いに詳しいな、どこかで撃ったことがあるとかか?


【安価】
1どうしてそんなに銃に詳しいか聞く
2銃を撃ったことがあるのか聞く
3自由

下2

有山「お前詳しいな。撃ったことあるのか?」

桜庭「…あるわよ」

麻生「またまた御冗談を。…ですよね?」

桜庭「本当だけど?こう見えて射撃の腕はいいのよ?」

心が凍り付くってのはこう言うことを言うのか?
聞いちゃいけなかったというか踏み込んじゃいけなかったというか…

桜庭「何驚いているの?撃ったと言っても海外の射撃場で…よ?」

麻生「で…ですよね。私の家も海外に射撃場を持っているんです」

ああ、そう言うことか。心が再解凍される

桜庭「「何?二人とも私が人を撃ったとでも思っていたのかしら?」

麻生「申し訳ございません」

有山「いや…俺はそんな事」

桜庭「あらそう、ならいいけど」

有山「すまん」

桜庭に見つめられると、なぜか嘘が付けなくなる
何だこいつの目は…


【安価】
1銃を持ち出せるか試さないかと提案してみる
2話題を変える
3自由

下2

有山「なあ。あの銃持ち出してみないか?」

桜庭「?!」

麻生「どうしてまたそんな突発的なことを思いついたのですか?」

有山「いや気にならねえか?」

桜庭が目を見開いて驚いているのは珍しい
同じくらい麻生も驚いている

なんか言っちゃいけない事言ったのか?俺?

桜庭「良いけれど。貴方、この生活でかなりアグレッシブになったわね…」

有山「そうか?」

桜庭「そう感じるわ」

麻生「意外といい効能を生んだのかもしれないですね」

おい、バカ言うなよ、こんな生活でいい効能なんて生まれるわけないだろ
ていうか、俺は俺だ、変わってねえ

桜庭「じゃあまた夜に集まりましょう」

桜庭「この三人で。あの部屋の前に」

麻生「何だか悪い事をするみたいでドキドキしますね」

有山「なんかテンション上がってねえか?」

麻生「そんな事はございませんっ」

【麻生の好感度が5上がりました】
【桜庭の好感度が5上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数2

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【3F 薬局】

何故か三階がケミカルな臭いであふれている
俺の妹が風邪薬の瓶を一瓶煮詰めた時みたいなそんな悪臭

つまりは薬局方面で何かが起こってるようだ


有山「!?」

愛野「バテてないわよね!?」

辻斬「貴様が一番バテているように見えるが?」

愛野「しかた…ないでしょっ!意外と体力使うのよ!」

薬局は酷い有様だった。
薬の瓶は殆ど割られ、中身の錠剤も殆ど砕かれている
パッケージも細々と切り刻まれている

愛野「もう燃やさない?」

辻斬「こんな所で火事を起こすな、逃げ場がない」

愛野「分かってるわよ!小粋なジョークよ!」


【安価】
1何をやっているか聞く
2とりあえず止める
3自由

下2

有山「お前何してんだ」

愛野「見て分からないなら説明するけど!?」

辻斬「愛野曰く、第3第4の事件であるここを壊滅状態にして次の事件を防ぐつもりらしい」

愛野「はぁ!?そんな事言った!?いつ言った!?!?」

愛野「私が薬で殺されないようにするためよ!!!それくらい考えつきなさいよ!!!」

有山「お…おう…そうか」

最近愛野の悪口にも慣れて来た
というよりコイツが悪口を言わなくなる方が心配だ

辻斬「ということだ」

愛野「完全な自己防衛のためよ!!!」

辻斬「という事にしておこう」

愛野「はぁ?それしかないでしょ!!頭ン中どうなってんのよ!!!!」

愛野と辻斬って意外と仲良かったんだな


【安価】
1愛野もいい奴になったなという
2黙って手伝う
3自由

下2

有山「んじゃあ、俺が錠剤砕いてく」

辻斬「私が瓶を割ろう」

愛野「説明書とパッケージを千切るのは任せなさい!!」

俺ら三人って、周りから見れば異質だよな
理由知んねえとただの薬局荒らしだし

ていうか、あんま見られたくねえ


愛野「これをこうして!!!」

辻斬「おい。どうしてそこの薬には手を付けない?」

辻斬が指差す方向には一切手の付けられてない薬
…俺も今気づいた

愛野「麻生の塗り薬よ!」

有山「なんだかんだ言って優しいな」

愛野「はぁ!?違うわよ!これを纏めて麻生の前で燃やしてやるのよ!!!ざまあみろ!!」

辻斬「刺激するな刺激するな。作業に戻るぞ」

愛野って面倒な奴だな


【愛野の好感度が5上がりました】
【辻斬の好感度が5上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数2

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【2F 図書館】

ボブ「麻生さんはなにしてますかー?」

麻生「読書です。ここには文庫本も置いてあるので」

ボブ「本を読むなら絵本を読めばいいじゃなーい」

麻生「うふふ。ボブ様の絵本も好きですけど、時々こういう活字に触れないと漢字を忘れてしまいそうで」

ボブ「んーふー?」

麻生「時々こういう物を見たり聞いたりして品性を磨かないと」

ボブ「にほんごむずかしでーす」

麻生「私が外に出た時にちゃんとCEOとして活躍できるためのお勉強です」

ボブ「おべんきょきらーい」

麻生「ボブ様はお勉強なさらなくても、素敵な絵本を描く才能が有るじゃないですか」

ボブ「あるー!」

麻生「けど私は何もないから。お勉強してるんです」

ボブ「なにもなくなーい!麻生さんは麻生さんでーす」

麻生「ここでは。そうですね」

【安価】
1どんな本を読んでるのか見に行く
2自分も本を借りる
3自由

下2

少し離席します

帰宅しました
続き投下します

有山「俺も本読む。なんかお勧めは?」

麻生「有山様が読めそうな物…。少々お待ちくださいね」

ボブ「これとかどーですか?」

世界の修羅場大全集、嫁姑のどろどろデスマッチ?
ボブのチョイスがもう訳分からない

有山「もっとこう面白そうな物がいい」

麻生「これとかですか?」

超高校級のリポーターが教える。正しい日本語講座

有山「頭痛くなりそうだからいい」

ボブ「これはどですかー?」

超高校級のキャバ嬢直伝!重力に逆らう盛り髪の作り方

有山「俺にどうしろと?」

ていうか俺らの先輩方本出し過ぎだろ…

麻生「ではリクエストを聞いてもいいですか?」


【安価】
1怖い本
2漢字の少ない本
3自由

下2

有山「ホラーだ。ホラーが良い」

麻生「ホラーで有名どころと言うと…」

麻生「私達の先輩の著書になりますが…。これはどうですか?」

麻生「超高校級のホラー作家のデビュー作なんですけれど…」

ボブ「表紙からして怖ーい」

これは一回映画で見たことあるんだよな…
まあいいか、暇潰しにはなるだろうな

ボブ「どんな内容ですかー?」

麻生「―――――な内容です」

ボブ「簡単に言うとビデオ見たら死んじゃうんですねー」

麻生「ということですね」

ボブ「どうして日本の幽霊は髪長いですかー?」

麻生「モヒカンだと怖くないから…でしょうか?」

ボブ「世紀末チックで凄く怖いでーす。ボブの叔父さんでーす」

有山「ボブはどんな過程で過ごしてんだよ…マジで」


取りあえずこれ読んで寝れない時はすごすか…


【麻生の好感度が3上がった】
【ボブの好感度が5上がった】


【愛野:通信簿2】

図書館では愛野が本を机の上に乱雑に置いて、それを凄い勢いで読んでいる
時折コンビニのボールペンとノートに何かを書き込んでいるのも分かる

有山「何してるんだ?」

愛野「何してるって?遊んでいるように見える!?」

有山「勉強か?」

愛野「ええ。ここには本が多いからね。見た事のない著書もあって凄く興味深いのよ」

有山「でも勉強って?」

愛野「宇宙の事に決まってるでしょ!!!」

確かに机の上の本はどれもこれも宇宙関連だ
…面白いのか?

愛野「競争社会なんだから負けてらんないわよ!!ま。天才である私が負ける事はないんだけどね!!」

有山「意外と努力してるんだな」

愛野「ふん!自分の為よ。自分がしたいからしてるの!」

邪魔にならない様に出るか。また怒鳴られそうだしな

愛野「ちょっと待ちなさいよ!!!」

有山「あ?」

愛野「ボブに言ってココアを作って持ってこさせて!!甘いものが飲みたいの!!ほら!!速く走んなさいよ!!!!」

結局その後俺は散々パシらされる羽目になった

【愛野の通信簿:2/5】

【ボブ:通信簿2】

ボブ「んーふーふー」

ボブが広場でスケッチをしている。それもかなり上機嫌に
コイツっていっつも楽しそうだよな

有山「お前はいっつも楽しそうだな」

ボブ「落ち込むの良くないから楽しいするんでーす」

有山「無理してるってことか?」

ボブ「無理はしてなーい。ここは楽しい」

楽しい?ここが?いつ死ぬかも分かんねえのに?
それに誰が居なくなるかも分かんねえのに?
それの何が楽しいんだ?

有山「死んだらどうするんだよ。殺されるかも知らねえだろ」

ボブ「人間死ぬときは死にまーす。死ぬのは辛ーい」

ボブ「だから辛いのは死ぬときだけでいいんでーす。あとは全部楽しい楽しいでーす」

有山「は?」

ボブ「皆最後は苦しい哀しいだから、元気なうちは全部が楽しいでーす。」

有山「…楽しいのか?それ?」

ボブの感覚はよく分からない。
けどボブなりの何かがあるんだろうな、俺には分かんねえけど


【ボブの通信簿:2/5】

【桜庭:通信簿3】

桜庭「ねえ。有山君。貴方は嘘をついたことがある?」

藪から棒に桜庭は俺にそんな事を聞いてきた
嘘?んなもん勿論ある。生きてる奴は殆ど嘘ついてるだろ

有山「ある。ていうか無い奴は居ねえだろ」

桜庭「そうね、ありがとう」

有山「なんでそんなこと急に聞くんだよ」

桜庭「少し気になったのよ。嘘をついたことのない人が居るのかどうか」

有山「そんな奴いねえよ。お前だって嘘ついたことくらいあるだろ?」

桜庭「ええ。嘘ばかりよ、私は」

有山「嘘ばかり?例えばなんだよ」

桜庭「そうね、例を上げるなら国一つ滅ぶレベルの嘘…とかかしら」

有山「はっ。なんだそれ」

桜庭「…っていう嘘よ」

有山「あ?からかってるのか?」

桜庭「真面目に言っているように見えるかしら?」

ジッと桜庭の目を見つめてみる。
けどよくよく考えれば俺、人の嘘とかに気付けねえし、っていうか嘘に決まってるし

これじゃ滅茶苦茶からかわれてるだけじゃねえか。俺

【桜庭の通信簿:3/5】

【5F 広場】

桜庭「ということで全員集まったわね」

夜時間。俺らは約束通り5階に来ていた
夜だから海の光も入ってこない、それになんだか悪い事をしているような気になる
いや、決して悪い事ではない

これは確認なだけだ

麻生「なんだか…ドキドキしますね」

桜庭「銃が持ち出せたなら、銃を破壊する」

有山「持ち出せなかったら?」

桜庭「撃って球を消費させて使い物にならなくする」

麻生「もしも誰かが銃弾を作ってしまえば…。破壊しましょう」

桜庭「口径も分からない人に銃弾を作る事は不可能だと思うけど」

麻生「口径?」

有山「光景?」

桜庭「よく分かってないみたいね。まあいいわ」

光景?後継?交計?なんだそれ?
まあよく分かんねえけど、これから必要になる知識でもねえし良いか。


桜庭「例の物は持ってきた?」

麻生「はい!工具です。あと破壊するかもしれないと思ってハンマーも持ってきました」

有山「あれくらいだったら俺の蹴りで粉砕できる。ハンマーはいらない」

麻生「…」

桜庭「どうして貴方は張り切っている人に水を差すのかしら」

呆れた顔の桜庭としょぼんとした麻生
なんだよ。俺が悪いのかよ…。事実を言っただけだぞ

桜庭「行くわよ」


静まり返った夜の広場。

不思議な緊張感が変に心地良い



麻生「ワクワクしますね。こういうのって」

桜庭「遊びに行くんじゃないのよ」

麻生「…はい」




【5F ???】

桜庭「さ。鎖を切るわよ」

麻生「私がやってもよろしいですか?」

桜庭「傷が開くわよ?」

麻生「無理そうなら有山様にお願いいたします」

有山「おう」

麻生が大きな工具を持って鎖を挟み込む
そして…


――――――――

―――――

――――――――パツン

鎖が切れた。

桜庭「切れたわね。それじゃあ破壊しましょうか」

麻生「弾は入っているのでしょうか?」

桜庭「…さあ?撃ってみたら?」

麻生「いいのですか?」

桜庭「ああ。けど傷が開くわね、有山君。ちょっと試しに撃ちなさい」

有山「え!?俺がか?」


【安価】
1撃つ
2撃たない
3自由

下2

桜庭「麻生さんは耳塞いでなさい」

有山「俺は?」

桜庭「我慢して」

時々桜庭は愛野よりも横暴になる
しかも愛野よりもタチがわるい


有山「行くぞ!」


――――――
――――――――カチンッ

有山「お?」

桜庭「空砲ね」

なんだ、肩透かしか。
そう思ったときにけたたましいサイレンの音が鳴り響いた


―――――――――――ビービービー

『拳銃を誰かが使用しました!!』

『拳銃を誰かが使用しました!!』

『空砲です!!空砲です!!』

『再度装填してシャッフルします!!12時間お待ちください!!』

『繰り返します!!』


愛野「ちょ!何!?何事!?」

ボブ「有山君が人を殺そうとしてまーす!!」

アリス「え…え?」

辻斬「…何をしている!?」

どうやらアナウンスは施設全体に鳴り響いていたらしく。血相を変えた他の四人が入ってきた
…絵面的に完全に俺が悪者だ

辻斬「そこに座れ。斬ってやる」

有山「違う」

愛野「何が違うのよ!!!麻生!その工具貸しなさい!!こいつをぶっちぎってやるわ!!!」

桜庭「修羅場ね」

有山「助けろよ!!」


―――――――――――――
―――――――――――
――――――――

愛野「そう言うこと。まっぎらわしいわね!!」

アリス「…はぁ」

辻斬「なぜ皆に声をかけぬ」

ボブ「んー。心配して損しましたー」

取りあえず桜庭のおかげで事なきを得た。
…死ぬかと思ったぞ



辻斬「空砲とは?」

愛野「弾が入ってなかったんじゃないの?」

ボブ「ロシアンルーレットですかー?」

アリス「人に向けて…撃つから…逆ロシアンルーレット?」

この謎の部屋で繰り広げられる推理
ロシアンルーレットって何だ?俺知らねえ

だから話に付いていけねえ…


愛野「とりあえず解散よ。解散」

愛野「ほんと。起こさないでよね!!!」

桜庭「…そうね。今日はもう寝ましょう」

麻生「起こしてしまって申し訳ありません…」


取りあえずこの銃は使い物にならないと言うことが分かった所で解散した
何だよあのアナウンス。

この銃は完全なトラップか?


というわけで今日はここまで!
お付き合いありがとうございました


もう終わりも近づいてきましたね。黒幕は誰なんでしょうね

本編更新乙です
本編を最初から読み返し静寂ちゃんのセーターがクリーム色だったという事を知った結果
こんな絵が出来上がりました

http://i.imgur.com/4lMzoge.png

相も変わらず個人の妄想が詰め込まれてますが、五章突入祝い絵という事で…
あと前の絵の時の静寂ちゃんのセーターの色間違えてすみませんでした

>>101
うおおおおおお!!静寂ちゃん!!
何て可愛いんだ!!
いやもう毎度毎度支援絵ありがとうございます

あれです。静寂ちゃんのセーターはその日の気分で色変わるんすよ(適当)
だから気にしないでください。作者自身も忘れてましたから

そしてこの体で意外と筋肉質というね…

素敵スグル!!

更新してもいいですか?

【23日目】

昨夜はあまり眠れなかった。
というより眠る時間が無かった

その理由はアレのせいだ。拳銃部屋に行ったからだ

まあ結局あの部屋は罠だってことが分かった
発砲するたびに全フロアにアナウンスだもんな、しかも何発装填されてるか分からねえし

さ、朝飯でも食いに行くか

愛野「弾は入っていたの?」

桜庭「中身は見てないけど入っているわ」

麻生「中身を見ていないのに分かる物なのですか?」

桜庭「重さ」

ボブ「プロの殺し屋か何かですかー?」

桜庭「ただのか弱い女子高生よ」

愛野「その言葉は私以上に似合わないわね…」

辻斬「自覚はあったんだな…」

愛野「黙りなさい!!!」


朝ごはんは拳銃の話で持ち切りだった
装弾数とか殺傷力とか

朝飯の時ぐらいそんな物騒な話やめてくれよな…



【自由時間開始!!】:残り回数5

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【1-Bフロア レストラン】

辻斬「その。マカロンという物の作り方を」

アリス「…最初から…マカロンは…難しいから…ホットケーキにしよう」

辻斬「ほっとけえき?」

アリス「…しらない?」

辻斬「存ぜぬ」

辻斬はホットケーキも知らねえのか。
俺は知ってる、まあ作れねえけどな


アリス「じゃあ。ホットケーキミックスもあるし、これで…作っちゃおっか」

辻斬「その粉がケーキになるのか?」

アリス「…うん」

アリス「クッキー…にもなるよ」

辻斬「凄いな!その粉は!」

アリス「じゃ。…がんばろ。…教えたげるから」


【安価】
1一緒に作る
2味見をさせてもらう
3自由

下2

有山「出来たら味見させろよ」

辻斬「働かぬ者食うべからず…と言うが。今回はアリスもいるし特別に許可しよう」

アリス「頑張って…作る…ね」

――――――――――――
――――――――――
――――――――

辻斬「燃えた!」

アリス「え?どうして?」

辻斬「斬れた!」

アリス「包丁は使わないよ?」

キッチンからとんでもない声が聞こえてくる…。今のうちに逃げるか?

―――――――――――――――
―――――――――――
―――――――――


辻斬「出来たぞ。食え」

出てきたのは普通のホットケーキ。
…うん、食えなくはなさそうだ


有山「―――――」


【安価】
1凄くおいしかった
2凄くマズかった
3自由

下2

美味しい?
なんかこれ今までに食べた事ない程美味しいぞ…

久しぶりに食べたからか?

アリス「どう…かな?」

辻斬「マズくても美味しいと言えよ」

有山「いや。普通にうまい」

想像していたのはもっと酷い物
それかまあそこそこの味の何か、けどいい意味で裏切ってくれた


有山「うん。これならまた食いたい」

辻斬「今度はアイスパーラーのアイスを乗せてみるのはどうだろうか?」

アリス「あ…それオシャレ…」

有山「乗せるならバニラよりチョコ」

アリス「…うんっ」


何だか久々に普通の会話を交わしたような気がする…


【アリスの好感度が5上がった】
【辻斬の好感度が5上がった】

【自由時間開始!!】:残り回数4

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

頭痛がひどいので少し離席
戻って来れたら戻ってきます

ほんとうにごめんなさい

昨日はお休みさせてもらってごめんなさい!寝たら治りました!
ということで。今日はお昼から更新して頑張りたいと思います!

人っていますか?

【五階 広場】

ボブ「……」

桜庭「あら。珍しいわね、こんな所に居るなんて」

ボブ「ピストルの事…やっぱり気になりまーす」

桜庭「12時間ごとにしか撃てないピストルよ、危険性はそうないわ」

ボブ「弾は何発入ってるんですかー?」

桜庭「中を見れないから何とも言えないけれど、重さ的に一発じゃないかしら」

ボブ「重さ?んーふー?」

桜庭「銃弾の重さよ」

ボブ「そんなの分かるんですかー?桜庭さん凄いでーす」

桜庭「そんな気がするの」

ボブ「流石は幸運でーす!きっと当たってる違いなーい」

桜庭はこういう一般人が経験し無い様な事に強いんだよな
麻生の怪我の時だってそうだったし。

そう考えると幸運って万能な才能だよな。


【安価】
1桜庭はリボルバーの6分の1を引ける自信があるか聞く
2ボブはリボルバーの6分の1を引ける自信があるか聞く
3自由

下2

有山「なあ。桜庭はあの銃を使いこなせる自信はあるか?」

桜庭「どういうこと?」

有山「お前があの銃を撃てば弾は出てくるのか?」

ボブ「6分の1でーす。無理に決まってまーす」

桜庭「さあ。どうかしら?運次第って所じゃない?」

時々桜庭は今みたいな顔をする
答えが分からない、どうとでもとれるような不思議な顔を

桜庭「納得できない?なら今試してみましょうか」

有山「いや…良い」

ボブ「またみんな来ちゃいまーす」

ボブ「愛野さんキレまーす!」

桜庭「そう。なら止めておきましょう」

有山「…お前ってさ―――――」

桜庭「え?」

【安価】
1怪しいよな
2強いよな
3自由

下2

桜庭「それは肉体的に?精神的に?」

有山「…両方」

ぶっちゃけ、コイツは誰よりも強い奴だと俺は思う
俺より強い、認めざるを得ない
悔しいとかそう言う感情は無い、ただただ別次元の人間を見てるみたいだ

ボブ「史上最強の女でーす!よっ!顔面凶器!」

桜庭「それは完全に褒めてないから、私以外の前で使わない方がいいわ」

ボブ「わかりましたー!」

有山「なんでお前はそんなに強いんだよ。死ぬかもしれない状況なのによ」



桜庭「慣れてるからじゃない?」



有山「え?」

桜庭「なんでもないわ。また今度ね」

ボブ「粗びきでーす!粗びきが行われまーす」

桜庭「逢引ね」


【ボブの好感度が3上がりました】
【桜庭の好感度が5上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数3

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【2F 図書館】

愛野「…だからここがこうでこうでしょ?」

麻生「ええっと…つまりはこう言うことですよね?」

愛野「そうそう。で、太陽系の惑星の中では―――が―――で」

麻生「へぇ。それがさっきの話に関わってくるのですね、面白いです」

愛野「物分かり良いじゃない。そう、そう言うことよ」

図書館では二人が本を見ながら何か話している
…言葉はちゃんと聞こえてくるのに意味が分からない

なんだマーズって。ヴィーナスって。俺の妹みたいなこと話してるぞ


麻生「つまりは―――は―――ということですよね?」

愛野「大正解よ。あんた宇宙飛行士向いてるんじゃない」

麻生「そう言っていただけると嬉しいです」


ああ。名前か人の名前か、ヴィーナスとかマーズって
そう言えばそうっぽいな。外人っぽい


【安価】
1勉強に乱入しに行く
2自分は別の本を読む
3自由

下2

有山「マーズさんってどんな人なんだ」

愛野「ほら。見なさい、あれがバカよ」

麻生「バカではありません。知識が足りないだけだと思いますよ」

愛野「マーズなんて誰だって知ってるでしょ」

誰でも知ってる…?
ああ。なんか大統領的な人か

愛野「ほら見なさいこの顔。またろくでもないこと思いついたわよ」

麻生「表情は一切変わっていないように思えるのですが…」

愛野「私くらいの高等民族になるとオーラで分かるのよ」

愛野「いくら無愛想だからって、隠しきれてないわ」

麻生「因みにマーズとはどこの人なんですか?」

有山「大統領」

愛野「ほら見なさい。バカじゃない」

麻生「世界のどこかを探せばいるかもしれません…」

愛野「因みに大統領って何をする人?」

有山「なんかすごい事」

愛野「ほら見なさい。ボブみたいになってるわ」

麻生「……」

【安価】
1思い出した。マーズは惑星だ
2思い出した。マーズは美少女戦士だ
3自由

下2

有山「大統領じゃねえ!惑星だ!」

愛野「あら。世紀の大発見ね」

麻生「そうですそうです。有山様」

あぶねえ、またバカだって思われるところだったぜ
いやもう手遅れか?いやそんな事はない

麻生「じゃあマーキュリーはどこでしょう?」

うふふ。と麻生は俺に笑いかける
マーキューリー?そんなの決まってる


有山「フレディ?」

愛野「やっぱバカだわコイツ」

有山「戦女神?」

麻生「それはヴァルキュリーです」

有山「分かんねえ」

やっぱ俺はバカだった



【麻生の好感度が3上がりました】
【愛野の好感度が3上がりました?

【自由時間開始!!】:残り回数2

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【5F 遺品管理庫】

辻斬「…」

ボブ「んー…」

辻斬とボブが珍しく真面目に悩んでいる。
しかもこんな所で

辻斬「元は何の部屋だったんだ」

ボブ「空き部屋かもしれませーん」

辻斬「その可能性はあるな。だが…」

ボブ「納得できませんかー?」

辻斬「死体安置所といいここと言い…今までと明らかに違うからな…」

ボブ「確かにそうでーす」

辻斬「それにあの部屋」

ボブ「ピストルルームですかー?」

辻斬「それしかなかろう。このフロアは謎が多い」


【安価】
1何が違うのか聞く
2この部屋が元は何だったかを一緒に考える
3自由
下2

有山「何が違うんだ?」

辻斬「今までのフロアは娯楽施設が多かった。あとは実用的な物が」

辻斬「だが。このフロアは明らかに違うであろう」

ボブ「死体安置所に遺品管理庫にピストルルームでーす」

辻斬「何か引っかかってな」

ボブ「不思議でーす」

辻斬「考えすぎかもしれぬがな」

ボブ「「もしかしたら脱出に必要な何かがあるかもしれませーん」

辻斬「なにかとは?」

ボブ「秘密の隠し口…とかー」

辻斬「無いな。」

ボブ「ショボーン…」

このフロアが今までのと違う理由…か
俺はこうだと思うけどな

【安価】
1出口が近いから
2ただの偶然
3自由

下2

有山「きっと出口が近いんだよ」

辻斬「貴様。意外と前向きであるな」

ボブ「出口が近いから雰囲気が違うんですねー」

辻斬「となると次が出口か?」

ボブ「かもしれないでーす」

でも次のフロアに行くには…
いや、これはこいつらも分かってるよな…

辻斬「今同じことを考えていたようだな」

有山「あ?…だな」

辻斬「まあ、何とかなるであろう」

辻斬「きっとな」

有山「ポジティブだな」

辻斬「さっきの貴様を見習っただけだ」


【ボブの好感度が3上がりました】
【辻斬の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数1

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【1-Bフロア レストラン】

桜庭「気分を害したり、質問に答えたくなくなったら言って。すぐにやめるから」

アリス「……うん」

桜庭「貴方に裏切りを持ち掛けたのは?」

アリス「…モノクマ…」

桜庭「それはいつ?」

アリス「ここに来た…最初の日の…夜…」

桜庭「そう…それはモノクマ?それとも別の何か?」

アリス「え?」

桜庭「質問の仕方が悪かったわね。裏切りを持ち掛けてきたモノクマはモノクマの姿をしていた?」

アリス「…うん」

誰もいないレストランでは尋問?が行われている

桜庭「そう…」

アリス「今の質問…どういう意味?」

確かにアリスの言うとおりである
モノクマがモノクマじゃなくなるってなんだ?


【安価】
1質問の意図を聞く
2自分も尋問に参加する
3自由

下2

有山「モノクマ以外にも何か居んのか?」

桜庭「ええ。モノクマを操っている張本人がいるわ」

アリス「…なんで…?」

桜庭「私達は17人だったのよ。きっと」

有山「17人?」

桜庭「そしてそのうちの一人が…モノクマを操っている」

アリス「ということは…ええっと…私達と同じ新入生ってこと…?」

桜庭「ええ。きっとそうね」

モノクマを操っているのは俺らと同じ新入生?
超高校級の操縦士とかか?


アリス「……心当たり…あるの?」

桜庭「…」

アリス「……」

黙り込む二人。
アリスはこれ以上深く聞けない様子だし、桜庭は答えないし…

【安価】
1深く追求する
2自分も黙る
3自由

下2

少し離席

ビックリするほど寝てました。

人は居ますか?

有山「…」

桜庭「もしかしたら出口は本当に近いかもしれないわ」

桜庭「それも誰も死なない」

アリス「……?」

有山「なんだそれ?」

桜庭「忘れたの?私は幸運よ」

有山「そんなラッキーあってたまるか」

桜庭「信じない者は救われることすらないわよ」

有山「ふん」

俺らの沈黙を察したのか、桜庭が明るくそう言った
口調や表情はいつものまんま、けどそんな気がした

俺も無愛想だから、何となくそこら辺が分かる


アリス「……桜庭さんって不思議だね」

桜庭「貴方もね」


【アリスの好感度が3上がりました】
【桜庭の好感度が5上がりました】

【辻斬:通信簿3】

辻斬「今日は少し話に付き合ってもらいたい」

有山「話?何の話だ?」

辻斬「大切な人の話だ。私にとっては誰よりもな」

有山「話してみろよ」

辻斬「そいつは酷く弱い。男として酷く弱い、誰かに守ってもらわないと生きていけないような軟弱物だ、情けない」

そう言う辻斬だけど、いつもみたいな険しさは感じれない
どちらかというと好意というか、なんというか…
つまりいつものコイツからは一切感じれない何かが感じれる

有山「で。そいつとはどこで出会ったんだよ?」

辻斬「師の息子だった。私が稽古の休憩をしている時、初めて私に話しかけてきたんだ」

有山「なんて?」

辻斬「あんな厳しくて無愛想な奴のどこに尊敬するところがあるんだって」

辻斬「そこからだな、師の息子という事もあり言葉を交わすようになったのは」

有山「どんな奴だったんだ?」

辻斬「全てから逃げ出した軟弱物だ。思い出したくもない」

そう言った辻斬はいつもより悲しそうな顔をしていた

辻斬「さあ。いつも通り稽古に付き合ってもらおうか」

【辻斬の通信簿:3/5】

【24日目】

その日の朝もレストランは平和だった。
誰もが普通に食事をとりながら、雑談したりしている

アリス「……」

桜庭「あら?美味しくないかしら?」

アリス「…そうじゃない…けど…」

麻生「けど?どうかなさいましたか?」

アリス「……ううん」

愛野「辛気臭い顔しないでくれるかしら?言いたいことは分かるけれど」

アリス「…ごめん」

ボブ「言いたいことって何ですかー?」

アリス「なんでも…ない…」


もし俺の予想が当たっているなら、アリスの考えている事は一つ
「次の事件が起こるのか」だ。


有山「…考えんな」

俺もそう言うことしかできなかった

【自由時間開始!!】:残り回数5

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【1-Bフロア レストラン】

ボブ「ふーふーふー」

有山「何やってんだ、そんな所で」

ボブ「待っていまーす」

有山「何を」

ボブ「デザートでーす!」

デザート?誰かが作ってんのか?
麻生かアリスだろうな……


愛野「なんでアタシが……」

有山「愛野!?」

愛野「何よ。アタシだってエプロンくらい着るわよ」

有山「いや…そんな事よりお前って料理作れたんだな」

愛野「一通りはね。アタシが天才だってこと忘れたの?」

ボブ「そんな事より早くデザートを寄越しなさーい」

愛野「…はいはい!!!」

【安価】
1エプロン姿をほめる
2デザートを味見させてもらう
3自由

下2

有山「ボブ。ちょっとくれ」

見た事のない食べ物が目の前にある。
なんか焦げてるプリンみたいな、そんな奴


愛野「美味しいに決まってるわ」

ボブ「んー。おいしー」

有山「…うん。普通に行ける」

表面はパリッとしてて甘くてちょっと苦い
中はトロッとしていて甘い。なんだこれ…

有山「でもなんで急に愛野が料理なんて?」

ボブ「ボブが食べたいってお願いしましたー」

有山「それですんなり?」

ボブ「気の済むまで殴られましたー」

有山「いや…なら諦めろよ」

ボブ…何て言う執念だ…


【安価】
1味をほめる
2味を貶す
3自由

下2

有山「でも味は美味しい、これなんて言うんだ?」

愛野「クリームブレリュ…」

ボブ「あ…噛んだ」

愛野「聞き流しなさいよ!!!!」

有山「クリームブレリュって言うのか」

愛野「違うわよ!!!!ブリュペっ…」

ボブ「また噛んだでーす」

愛野「ぶりゅ…ぶりゅ…」

有山「そう言う時ってあるよな」

有山「で?ちゃんとした名前は?」

ボブ「クリームブリュレでーす」

あ。聞いたことあるわ
何か妹が食ってたわ

愛野「れ…れ…。ブルュレ…」

ボブ「放置しましょー」

有山「だな。また面倒なことになる」


【ボブの好感度が3上がりました】
【愛野の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数4

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【2F 広場】

アリス「…この本…おすすめ…」

麻生「洋書を読むのは初めてなんでとても楽しみです」

麻生「…アリス様は英語が出来るのですか?」

アリス「喋れないけどね…ちょっとなら読める」

麻生「でもこの本…」

アリス「詩集。簡単な単語しか出てこないから…」

死臭?何てジャンルの本だ
ていうかアリス意外とハードなもん読むんだな


麻生「おすすめはありますか?」

アリス「……全部」

麻生「ますます読むのが楽しみです」


【安価】
1チラッと読ませてもらう
2どんなハードな内容なのか聞く
3自由

下2

有山「どんなハードな本なんだよ」

麻生「?」

アリス「?」

有山「だって死臭だろ?ホラーか何かか?」

アリス「…あ」

麻生「ああ…えっと。死臭ではなくて詩集です」

そこから俺は麻生に丁寧に詩集の意味を教えてもらった
なるほど。そう言うことか

アリス「……ふふっ」

有山「…笑うなよ」

麻生「けど…そんな間違いをするなんて…うふふ」

有山「お前まで…」

なんだか笑われるのは嫌ではないけど恥ずかしい
…もっと賢くなんねえとな


【安価】
1どんな内容か聞く
2自分も読んでみたいという
3自由

下2

有山「俺も読みてえ」

アリス「…読めるの?」

麻生「無理ですね」

有山「即答するな。無理だけどな」

…なんか悔しい
英語の勉強しねえとな

麻生「あ…そうです。英語が読めるアリス様に少し教えてもらったらどうですか?」

アリス「!?」

麻生「良いじゃないですか」

アリス「…いいけど…」

有山「んじゃ。よろしく頼む」

アリス「うん」

麻生「うふふっ」

有山「なんか楽しそうだな。お前」

麻生「そんな事ないですよ?」

【アリスの好感度が3上がりました】
【麻生の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数3

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

今日はここまでー
お付き合いありがとうございました

ではまた明日

遺品管理庫にある物

絆創膏
焦げたモノクル
ピンクのリボン
紅白のねじり鉢巻き
ハートのピアス
手入れされた眼鏡
イルカのネックレス
派手な蝶ネクタイ
1のピアス

こう思うとあれです支援絵様様です

今から更新良いですか?

【3F 薬局】

桜庭「派手にやったわね」

辻斬「まあな。次の犠牲者を出さないためだ」

今は薬局として機能していない薬局跡地
そこに辻斬と桜庭が居た

桜庭「愛野さんも大胆な発想をするのね」

辻斬「最初はどうなるかと思ったがな」

桜庭「けどこれで毒薬やモノクマドラッグは使えない」

辻斬「ああ」

桜庭「楽に人を殺すことは不可能になった」

辻斬「ああ」

桜庭「あとは被害者の予想も容易になる」

辻斬「どういうことだ?」

被害者の予想が容易になる…?
弱い奴は強い奴を狙えなくなるってことか?
俺的にはそうだと思うんだが…もしかして違うのか?

【安価】
1被害者の予想を聞く
2今回誰が犯罪を起こしそうか聴く
3自由

下2

有山「で?被害者の予想って?」

桜庭「簡単な話よ。毒がなくなった今、狙われるのは弱い人」

辻斬「弱い…?」

桜庭「一番危ないのは麻生さん、次にアリスさん。愛野さんとボブは狙われにくい」

辻斬「私はどうなる?」

桜庭「腕に自信のある貴方たちは狙われないでしょうね。返り討ちにされる可能性があるから」

有山「…だよな。だったら加害者は?」

桜庭「そんなの分からないわ。加害者には誰だってなれるんだから」

つまりは麻生とアリスがヤバいってことだな
けどもしかすると愛野とかボブ…。いや、あの二人が襲われるイメージが湧かない

辻斬「つまり私たちは殺されないと?」

桜庭「ええ」

桜庭「それとも貴方は何の訓練もしていない人間に襲われて、殺されるような人間なのかしら?」

辻斬「そんな訳がない。私は強い」

それは俺も一緒だ。
俺らは絶対に殺されない。生き延びれるんだ

【安価】
1桜庭はどうして被害者予想に名前が無かったのか聞く
2取りあえず油断はしないように言う
3自由

下2

有山「俺らはまだしも、なんで桜庭は狙われないと思ってるんだ」

桜庭「幸運だからよ」

辻斬「なんだその理由は」

桜庭「貴方たちが自分の才能に絶対の自信を持っているのと同じ」


桜庭「私の才能は。絶対なの」

「絶対」その言葉が強く発せられた気がした
そこまで自信があるってことか?けどこいつそんな幸運なのか?
いや、というより幸運だったらまずこの生活に参加させられてること自体…

まあ、いいか。

有山「まるで魔法見てえだな」

辻斬「えらく夢見がちなことを言うのだな」

有山「そうか?」

桜庭「とにかく私は生き延びる」

桜庭「絶対にね」

辻斬「そこまで言われると試してみたくなるな。その幸運とやらを」

桜庭の幸運か。
俺も一かいくらい目にして見てえな。

【桜庭の好感度が3上がりました】
【辻斬の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数2

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【1-Bフロア レストラン】

愛野「かなり綺麗になってきたわね」

麻生「そうですか?」

愛野「ええ。あとは外に出て手術を受ければ…」

麻生「皮膚移植…ですよね?」

机の上に置いてある塗り薬。
これだけでこの二人が何をしていたのかわかる

麻生「いつもすいません」

愛野「仕方ないわよ。アンタの腕が短いのが悪いのよ」

麻生「…愛野様と変わらないと思いますが…」

愛野「私は用途によって伸びるのよ」

麻生「!?」

愛野「嘘よ。伸びないわよ」


【安価】
1塗り薬はまだ残っているのか聞く
2お茶を入れて持って行ってやる
3自由

下2

ここに来た当初はお茶なんて淹れれなかったのに、今はもうこんなにも手早く淹れれる
成長したな…俺も。

有山「おい。お茶」

愛野「あら。気が利くじゃない」

麻生「ありがとうございます。有山様」

適当にあった茶葉を使っただけだから、これが何かは分からない
けどいい匂いはするし、多分美味しいんだと思う

麻生「まあ、美味しい」

愛野「何気に上達してるわね…」

有山「あ?そうか?」

麻生「ええ。有山様はお茶を入れるのがお上手なんですね」

愛野「最初の頃はドブみたいだったけどね!!今はまあ。下水って感じかしら!」

有山「お前はドブと下水を飲んだことがあるんだな」

愛野「だまりさないよ!!!!」

麻生「うふふっ」


【安価】
1何か食べ物を持ってこようかと提案する
2何か変わったことはないかを聞く
3自由

下2

有山「最近何か変わったこと。無かったか?」

愛野「は?何よその質問」

麻生「……」

愛野はいつも通り、けど麻生は違った。
俺から目をそらして、お茶のカップに目を移している

愛野「…麻生?」

そしてそれを指摘したのは俺より愛野の方が早かった


麻生「え?あ…。なんでもありません」

愛野「なんでもない顔をしてないけど?」

麻生「気のせいですよ。愛野様」

愛野「そ。なら深くは追及しないけど。嘘ついてたら背中に塗り薬じゃなくて練りワサビを塗り込んでやるから」

麻生「次からはアリス様に頼みます」

有山「ま。何もないならいい」

本当に気のせい…なのか?

【麻生の好感度が3上がりました】
【愛野の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数1

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【2F 図書館】

アリス「…」

ボブ「絵のない本はむずかしー」

アリス「そんな事ないよ。面白いよ」

ボブ「絵本が読みたいでーす!」

アリス「絵本ならあっち…」

ボブ「恐怖の腹ペコ青虫。人食いアマゾネスの死闘編はありますかー?」

アリス「…なにそれ?」

ボブ「ボブのお母さんがよく読んでくれた絵本でーす」

アリス「…なんか…怖い感じだね…」

ボブ「ハードゴアハートフル絵本です」

アリス「……ゴア?」

ボブ「ボブもよく分かりませーん」

【安価】
1どんな内容だったか聞く
2アリスに英語を教えてもらう
3自由

下2

有山「アリス。この前言ってた英語教えてくれ」

ボブ「英語ですかー?んー!オーケーです!」

アリス「…まあ、ボブの方が…ネイティブだし。私も…教えてもらいたい…」

ボブ「じゃあ!英語の訓練でーす!」

ボブ「―――――?――――!――――!!」

ボブが完全に異国の言葉を話している。
意味が分からないけど、とりあえず復唱してみた

アリス「…意味は?」

ボブ「お母さん?あ。お母さん!違うそれは絶対に違う!!っていう意味でーす」

有山「お母さんに一体何があった」

ボブ「次でーす。――――――――」

有山「これはどういう意味だ?」

ボブ「ジェシカのお父さんは極貧なので、トイレットペーパーの事をディナーと言います」

アリス「…それ何処で使うの?」

ボブ「ボブの友達のジェシカの紹介でーす」

有山「あ。実在する人か」

【安価】
1ジェシカの話に切り替える
2英語をもっと勉強する
3自由

下2

有山「そのジェシカっての凄い気になる」

ボブ「ジェシカはボブの一個上でーす」

アリス「へぇ。じゃあ年上…なんだ」

ボブ「凄く可愛い!凄く貧乏!」

ボブ「ボブより先に日本に行きましたー」

有山「へえ、貧乏なのに?」

ボブ「無料で日本に行ける方法をロシアの難民から聞いたらしいでーす」

アリス「…どんな…方法?」

ボブ「コンテナに―――」

有山「それ多分ダメな奴だ」

アリス「不法入国じゃない?」

ボブ「パスポートいらないって喜んでましたー」

アリス「……捕まってないといいね」


やっぱりボブってこの中で一番おかしいかもしれない

【ボブの好感度が3上がりました】
【アリスの好感度が3上がりました】


【麻生:通信簿3】

麻生「…」

珍しくボーっとした顔で麻生が椅子に座っている。
何か考え事か?

有山「何ぼーっとしてんだ?」

麻生「私の犠牲になった人たちの事…少し思い出していて」

有山「犠牲?」

麻生「私の会社って。凄く大きいでしょう?だからその…。私の会社のせいで仕事を失う人たちが居るんです」

麻生「一家離散。自殺。色々…」

有山「それってお前が悪いんじゃないだろ」

はぁ。と小さく麻生はため息をついた
今までに見た事もない表情で、俺をチラッと見てこう言った

麻生「…そうだといいんですけどね」

有山「お前は悪意があったわけじゃないんだし」

麻生「悪意がなくとも罪は罪…なんです」

有山「でも。お前のおかげで救われてる奴だって居るだろ」

麻生「……」

有山「もっと自分に自信持てよ」

麻生「……有山様はほんと。強いんですね」


力なく笑う麻生に。俺は次の言葉が思いつかなかった

【麻生の通信簿:3/5】

夜。俺の部屋には麻生が居た

急にチャイムが鳴ったかと思って、外に行くと麻生が居た
そして俺が何かを言う前に麻生は俺にこう言った「すこし。相談があります」と
場所を移そうかとも考えたが、夜時間でレストランは閉まっているし…。どうしようかと悩んだ結果

今に至る


有山「で?相談って?」

麻生「私…見てしまったかもしれません」

有山「何を?」

麻生「…この生活に居ない人の姿と言えばいいんでしょうか…」

この生活に居ない人?
幽霊とかか?けどなんで幽霊とかの相談を俺に?

麻生「…白のパーカーを着た。男性の姿を」

有山「あ?誰だそれ?」

麻生「この前…塗り薬を取りに行ったとき…。薬局に居たんです」

有山「…どんな奴だった?」

麻生「後ろ姿だけでした、声をかけて近寄ろうとすると…急に棚が倒れて来て…」

有山「見失ったのか?」

麻生「はい…」

麻生「お昼に言おうと思ったのですが…。その…愛野様を不安にさせたくなかったので…」

有山「…薬局か」

麻生「…はい」

麻生「幻覚にしてははっきりし過ぎていましたし…それに私幻覚なんて…」

有山「白のパーカーか。俺らの中の誰かじゃないのか?」

麻生「けれど服は今持っている私たちの常備服と、コンビニのジャージしかありません」

有山「…確かにな」

麻生「少し気になって…」

麻生「それでお昼に有山様がタイミングよくそんな事をお聞きになったので、何か知っているのかと思いまして…」

有山「ただの気まぐれだ」

麻生「そう…ですか…」

有山「ごめんな」

麻生「いえ…。私も急なことを言って申し訳ありません」

麻生「夜遅くに失礼いたしました…。では」

有山「…気を付けて帰れよ」

麻生「…はい」


【25日目】

朝のレストランには嫌な緊張感が走っていた

こいつ等、そして俺も口にはしないが、思っている事は一つ
…何かがあった。という事

桜庭「…麻生さんは?」

まず口を開いたのは桜庭だった。

辻斬「…誰か見た者は居ないのか?」

愛野「私は昨日の夜時間の前に別れたわ」

有山「昨日の夜時間少し話した。で、帰ってった」


そう。このレストランには麻生が居ない。
寝坊したのかとも考えたが、寝坊にしても遅すぎる


ボブ「……」

嫌な予感がレストランに渦巻いた


もしかすると――――という思いが俺らを支配する



愛野「とりあえず私。呼びに行ってくるわ」

有山「俺も付いて行く」

辻斬「何かあっては困る。私も行こう」

ボブと桜庭とアリスの三人をレストランに残して俺らは麻生の部屋に向かった
…何もない事を祈りながら



―――――――――――――――――
―――――――――
―――――


そして麻生の部屋の前。

ドアノブを握る


鍵が閉まっているはずのそのドアは




簡単に開いた

愛野「……嘘でしょ」

辻斬「……」

けどドアは完全には開かない。
何かがつっかえているみたいだ

愛野「…なんで開かないの!?」

辻斬「なにかがつっかえているんだ…」

愛野「なにかって何よ!!!」

辻斬「落ち着け!!!今ここで大声を荒げていてもドアは開かぬ!」


愛野「どうするのよ!」

有山「俺が蹴破る!」


辻斬「…愛野。下がれ」


――――ドンッ

ベキィッ


愛野「麻生が居ない!!」

ドアの向こうに麻生が居ない
…もしかすると別の場所に?

愛野「手分けして探すわよ!」

辻斬「…いや。居る!」

愛野「どこによ!!!」


辻斬「ドアの下だ」

有山「え?」」


よく見るとドアの下から髪の毛が伸びている。
…もしかして突っかかっていたのは

愛野「ドアをどけなさいよ!!」


辻斬「有山。手を貸せ」

有山「おう」



ドアをのけるとそこに居たのは――――


愛野「麻生!?」

ドアの下に居たのはぐったりとした麻生。
俺らの呼びかけに返答はない


愛野「麻生が死んでる…」

辻斬「…とりあえず皆を呼んで来い」

有山「…行ってくる」


――――――――
―――――――
――――


アリス「…麻生さんが?」

ボブ「……何で…誰が…」


絶望が俺らを支配する…




そんな時だった














桜庭「死んでないわ」








愛野「どう言うこと!?!?」

桜庭「アナウンスがなっていない」

桜庭「脈もあるわ」

愛野「じゃあなんで!?」


桜庭「…予想できるのは…ここね」

桜庭がおもむろに麻生の服をめくり上げる
…背中がひどく腫れあがっている。所々化膿しているところもある


桜庭「傷口からの感染症」

桜庭「…しかもかなりタチが悪い」

愛野「けどまって!昨日塗り薬を塗ったときはこんな風じゃ…」

桜庭「…昨日は何もなかった?」

桜庭「塗り薬は毎日塗っていたの?」

愛野「ええ…毎日塗りこんでいたわ」

桜庭「…どうして今になって…」

桜庭「とにかく薬局からクスリを――――」

桜庭「って。クスリが無いのね…」

ボブ「どうするんですかー!?」

アリス「このままだと…死んじゃう…」

桜庭「分かっているわ。気休めにしかならないけど…応急処置は施すわ」

アリス「どうやって?」

桜庭「キッチンから―――と―――と―――を持ってきて」

アリス「けど…それって…香りづけの…」

桜庭「元は薬草よ。使えるかもしれない」

桜庭「有山君。量が多いから貴方も付いて行って」

桜庭「ボブは4階のアイスパーラーから氷を、辻斬さんはコンビニから―――を」



桜庭の的確な指示通り、俺らは散り散りに所定の場所に向かうことにした

俺らが持ってきた材料で治療を始める桜庭

けどなんでだ?なんで今になって?

有山「なあ。なんで今なんだよ、今まで元気だっただろ」

桜庭「運が悪かった。としか言いようがない」

有山「運が悪いって…」

桜庭「とにかく今日。いえ、暫くは麻生さんに安静にしててもらう」

桜庭「いつ容体が急変してもおかしくない」


愛野「……」

辻斬「…」

桜庭「しばらく私は麻生さんについておくわ」

愛野「私も」

桜庭「好きにして」


何とか助かって一安心だ。
後は安定するのを祈るだけだな

【自由時間開始!!】:残り回数5

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

有山「麻生の容体は?」

桜庭「死にはしない程度」

有山「大丈夫なのか?」

桜庭「今は何とも言えない」

…愛野は苦しそうにベッドに横たわっている
本当に生きているだけがやっとに見える

有山「死なねえよな」

桜庭「この状態から悪化しなかったらね」

有山「…」

桜庭「そうだ。昨日夜時間に会ったって言ってたけど、何を話したの?」

有山「え?」

桜庭「言ってたじゃない」

有山「ああ…」

【安価】
1何を話したか事細かに話す
2ごまかす
3自由

下2

有山「――――ってことだ」

桜庭「……」

桜庭「白いパーカーの男?」

有山「ああ」

桜庭「そう、それが黒幕ね」

有山「みたいだな」

有山「桜庭?」

桜庭「何?どうかした?」

有山「今ちょっとボーっとしてなかったか?」

桜庭「気のせいよ。今は気が抜けない状況よ」

いや。今確かに桜庭はボーっとしていた。
俺にはそう言う風に見えた


桜庭「でも、気を張り過ぎると少し疲れるわね」

有山「お前が指示出して色々してたもんな」

【安価】
1休憩させる
2何か食べる物を持ってくる
3自由

下2

有山「休憩してこいよ。なんかあったら呼びに行くからよ」

桜庭「お言葉に甘えさせていただくわ」

そう言うと桜庭は部屋を出て行った。
残されたのは俺と麻生の二人

有山「愛野はどこ行ったんだよ」

麻生「………」

有山「早く元気なれよ」

麻生「……」

有山「死ぬなよ」

麻生「……」

麻生からの返答はない。

けど生きているということが俺を安心させる。
…大丈夫なんだよな、麻生は。


【桜庭の好感度が3上がりました】
【麻生の好感度が0上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数4

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【2F 図書館】

有山「…何やってんだよそんな所で」

机の上には積み上げられた本
そしてそれを凄い勢いで読みふける愛野

愛野「治療法を探してるのよ」

有山「薬はねえんだぞ?」

愛野「薬が無いなら!薬を作ればいいのよ!!」

有山「…」

凄い気迫だ…
とんでもない勢いに俺も怯んでしまう

愛野「私が…私が薬を全部捨てたから…」

有山「…」

愛野「だから私が治すのよ!」


【安価】
1自分も手伝う
2役に立ちそうな本を探す
3自由

下2

有山「俺は何も出来ねえけど、材料集めなら任せてくれ」

愛野「頼りになるじゃない。馬車馬の如く働きなさい」

有山「で。なんかあるか?」

愛野「…ストロベリーフレーバーのアイス」

有山「あ?」

愛野「何も食べてないから小腹がすいたのよ!速く走りなさい!」

愛野「この無能!」

なんか元気がないな…と思ったけどそうでもないな。
こいつはいつもどおりこいつだ…

愛野「3分よ!3分!!」


有山「はいはい…」

…結局俺はアイスの為に走らされることになった


【安価】
1アイスを取りに走る
2歩いて取りに行く
3自由

下2

有山「ほらよ」

愛野「…まあ我慢して食べるわ」

有山「我慢って何だよ」

愛野「途中でキャラメル味のアイスが食べたくなったのよね」

愛野「勉強するとなったらすっぱいものより甘いものよね…」

愛野「…あ。そうそう」

有山「今度は何だよ…」

愛野「この材料とこの材料。走って取って来て」

愛野「何とかなるかもしれないわ。」

愛野「ほら!早く!!」

結局俺は材料集めに散々こき使われた
…まあこれで麻生が治るならいい



【愛野の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数3

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

今日はここまでかな?
取りあえずいったんお疲れ様です。戻って来れたら戻ります
だって今日中に事件発生させたいし

お付き合いありがとうございました!

帰宅できた!
更新OK?

【3F 広場】

辻斬「だから無いと言っただろう」

ボブ「完膚なきまでに粉々でーす…デストロイヤーでーす」

辻斬「…すまぬ」

ボブ「けど皆の事を思った行動なら仕方無ーい」

辻斬「気のすむまで付き合おう」

ボブ「気合いがあればそれなりにできーる!」

ボブ「1-2-3-!やー!!」

辻斬「色々と違う気がするが…」

ボブ「とにかくやる!」

辻斬「ああ」

薬局の残骸から何かを探し出そうとしている二人
何をしているのか俺にはわからない

【安価】
1何をしているのか聞く
2麻生の塗り薬の在庫チェック
3自由

下2

有山「なにしてるんだ」

ボブ「宝探しでーす」

辻斬「この前壊し残した薬が無いか探しているのだ」

ボブ「もしかしたら麻生さんに効くかもしれなーい」

一見バカみたいなことを言っているが、これは本気だ
ボブの雰囲気から何となくわかる

辻斬「パッケージと説明書と薬が残っているクスリなんて…」

有山「ねえな」

辻斬「完全に破壊しつくしたからな」

有山「ああ」

壊した俺らがそう言っているのだから無いのは確定だ
けどそう言ってもボブはやめないだろうな

ボブ「どこにもないでーす」

ボブ「ふぁっきーん!」

【安価】
1一緒になって探す
2諦めろと言う
3自由

下2

有山「俺も探すよ」

辻斬「すまんな」

ボブ「仲間がいっぱいでーす!」

暫くボブと一緒に薬局の瓦礫の中を探した
出てくるガラスの破片に気を付けながら、慎重に慎重に
けど、一向に出てくる気配はない、というより出てきたら奇跡だ


ボブ「ないでーす…ボブ何もしてあげれなーい」

辻斬「気に病むな。それは私もだ」

有山「俺もだよ」

ボブ「……んー…せちがらーい…」

有山「気にすんな」


俺が言えたことじゃねえけど、麻生も同じような事言うだろ
なんかもう完全にこいつらに染まって来てるな…


ボブ「ボブ!麻生さんが回復しそうな絵本描きまーす!」

辻斬「それが出来たら神の領域だ」

有山「できそうなのが怖い」

【ボブの好感度が3上がりました】
【辻斬の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数2

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【1-Aフロア 麻生の部屋】

アリス「……治る?」

桜庭「分からない」

アリス「死んじゃう…?」

桜庭「今は死なない」

麻生の部屋に行ってみると、二人が話している最中だった
未だ麻生は目を覚ましてないみたいらしい


アリス「……」

桜庭「今回は貴方が悪いわけじゃないから落ち込まなくていいわ」

アリス「……」

桜庭「それに落ち込んでいても治る物じゃないしね」

アリス「うん」

桜庭「今は祈る事しかできないわ」


【安価】
1麻生は大丈夫だと二人に言う
2みんな頑張ってる事を伝える
3自由

下2

有山「ボブも愛野もみんな頑張ってる。」

有山「だから助からないわけがない」

アリス「……有山君」

桜庭「えらく前向きね、いつもそうならいいのに」

有山「俺はいつもこうだ」

アリス「…不愛想な…だけだよ…」

有山「!?」

桜庭「ふふっ…一本取られたわね」

何だか和んだみたいでよかった
…後は麻生が目を覚ますだけだ


有山「今日は夜通しか?」

桜庭「私と愛野さんと辻斬さんが交代でね」

桜庭「愛野さんは辻斬さんと組んでもらってるわ。何かあると危険だから」


【安価】
1桜庭は一人で平気なのか聞く
2もし麻生が急変したらどうするのか聞く
3自由

下2

有山「桜庭は一人で平気なのか?」

桜庭「ええ。平気よ」

有山「もしなんかやばい奴に襲われたら?」

桜庭「返り討ちにするわ」

有山「お前戦えるのかよ…」

桜庭「それなりに」

アリス「…戦えたんだ」

桜庭「少なくともアリスさんよりは強い自信があるわ」

有山「逆にアリスより弱かったらそれはそれで驚く」

アリス「…そんな…弱くないよ…多分…」

何となく三人でそんな話をしていた。
桜庭は一人で大丈夫らしいし、一人でいたいみたいだ

それに俺がもし居眠りをしたら…
個室外での就寝は違反だからどうなるやら想像がつかない


【アリスの好感度が3上がりました】
【桜庭の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数1

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【1-Aフロア 麻生の部屋】

愛野「…はぁ」

麻生「………」

有山「効果なしか?」

愛野「ええ。何とも言わない」

愛野が手にしたお手製の色々な薬
それら全部は全く効果ないらしく、愛野は深いため息をついていた

愛野「大丈夫よね。有山」

有山「あ…?そんなの分かんねえ」

愛野「大丈夫だって…言いなさいよ」

愛野「こういう時はそう言うのよ」

有山「そう言った方がいいのか?」

愛野「そう言ってほしいのよ……」

珍しく愛野が落ち込んでいるように見える
気のせい…ではないよな?

【安価】
1大丈夫だと言う
2別の言葉で励ます
3自由

下2

有山「大丈夫だ」

愛野「…気休め言わないでよ」

有山「言うと思った」

愛野「けど…」

有山「…ん?」

愛野「あり――――…ね」

アリスよりも小さい声だった。
だから俺は聞き取れなかった。けど悪口じゃない
だって愛野は笑っていたからだ


愛野「早く目。覚めないかしらね」

有山「覚めるよ。これは気休めじゃない」

有山「みんな頑張ってんだよ。だから絶対」

愛野「だといいけど」


【安価】
1聞こえなかった部分を聞き直す
2そっと部屋を出て行く
3自由

下2

有山「ていうか今さっきなんて?」

愛野「ああ。あれね」

有山「ごめん聞こえなかった」

愛野「アリ並の頭脳ね。これからも精々馬車馬の如く働きなさいって言ったの」

笑いながらそんなことを言っていたんだなコイツは…
信じらんねえ

愛野「ほら。もうすぐ夜時間よ、帰って」

有山「辻斬が来るまでは居る」

愛野「帰って」

有山「なんでだよ」

愛野「なんか殺意が湧く」

有山「え…」

なんだこいつ。俺の事嫌いなのか?
ああ。まあ好きではないな。それは確定だ


【愛野の好感度が3上がりました】

【アリス:通信簿4】

アリス「ねえ…」

有山「なんだ?なんで俺呼び出されたんだ?」

アリスに呼び出されて今ここに居る
…珍しいな、アイツが呼び出すなんて


アリス「大事な話があるの」

有山「…あ?」

アリス「大事な話…とっても大事な話」

有山「言えよ」


アリス「…やっぱりいい」

有山「なんだよそれ」

アリス「…恥ずかしくなったの」

有山「あ?」

一体何を言おうとしてるのか全く予想が付かない。
でもとにかくなんか大切な話だったらしいことは分かる


【アリスの通信簿:4/5】

【桜庭:通信簿4】

桜庭「貴方にとっての幸せって何?」

有山「…何だよ急に」

桜庭「気になるの、だから聞いているの」

有山「試合に勝ったときとかだな」

桜庭「人の不幸を幸せだと感じた事ってある?」

有山「ねえ。胸糞悪いだけだ」

桜庭「そう、ならいいわ」

有山「お前はあるのか?」

桜庭「私は無い。けど…」

珍しく言葉に詰まる桜庭
何だか今だけ普通の女子に見える…

桜庭「私の家族にそう言う人が居るの、人の不幸で自分が幸せだって感じれる人がね」

有山「とんでもねえ奴だな…それ」

あ…桜庭の幸せって何だ?
それを聞いてみるか、コイツ謎の多い奴だしな

有山「なあ。お前の幸せって何だ?」

桜庭「秘密よ」

【桜庭の通信簿:4/5】

【26日目】

レストランに朝食は無い。
居るのは俺だけだ、やっぱりあいつ等は麻生の部屋か…

アナウンスがなってないってことは死んでないってことだ

後は回復しててくれればいいんだけどな


冷蔵庫の保存食を口に放り込んでから俺は麻生の部屋に向かった

今日はここまで。
そして明日遂に事件が起こります

遅くまでお付き合いありがとうございました!!

更新良いですか?みんな居ますか?

桜庭「麻生さんの容体が一応は安定したわ」

愛野「ってことは」

桜庭「意識が戻るのを待つだけよ」

ボブ「やたー!」

アリス「………良かった」

辻斬「…本当にご苦労だ。桜庭」

麻生の部屋に入ると同時に舞い込む嬉しい報せ
良かった…麻生は一命をとりとめたみたいだ

桜庭「いつ意識が戻るかは分からないけどね」

愛野「いつかは意識が戻るんでしょ?」

桜庭「ええ」

愛野「ならそれまで待つだけよ」

ボブ「ボブが起きるまで絵本読んで上げまーす!『めっちゃ眠り姫』とかどうでしょー?」

愛野「それ読んだらお前を永眠させてやるから!!!!!」

ボブ「…ショボーン」

ま。一難去ったってことだな。
ご苦労様だ、桜庭


【自由時間開始!!】:残り回数5

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【1-Aフロア 麻生の部屋】

桜庭「たくさん持ってきたのね」

ボブ「麻生さんの為でーす」

桜庭「で。どんなのを持ってきたのかしら?」

ボブ「目覚める系でーす!『新たなる目覚め。新世界の神との謁見。貴方のサイコパワーが目覚めるその時』」

桜庭「それはダメ。起きたら人格変わってそうだもの」

ボブ「じゃあこれ!『乱れ舞い散る百合の花』」

桜庭「私達の身が危なくなりそうだから却下」

ボブ「『お前はいつも見られている。集団ストーカーの真実』」

桜庭「新しい病気になるから却下」

ボブ「……」

前々から思っていたことが一つだけある。
ボブの絵本が日に日に酷い事になっている気がするが、気のせいだろうか?

ボブ「じゃあどれがいいんですかー!」

桜庭「どれも駄目」


【安価】
1サイコパワーの絵本を読ませる
2百合の絵本を読ませる
3集団ストーカーを読ませる
4図書館からまともなのを取ってくる


下2

有山「…待て!ボブ!」

ボブ「んーふー?」

有山「読むならこれ読め。こっちの方が良い」

ボブ「『親指以外姫』?んー。おもしろくなさそー」

桜庭「私もそれが良いと思うわ。それ以外は認めないわ」

ボブ「んー。仕方ないでーす」

桜庭「危機一髪だったわ、有山君」

有山「ああ。俺も久しぶりに全速力で走ったよ」

桜庭「これ以上被害は増やしたくないからね」

ボブ「んー…面白く無ーい」

桜庭「麻生さんはこういう本の方が好きなのよ」

ボブ「なら仕方無ーい」

桜庭「ということでその調子でそればかり読んでで」

ボブが絵本を読んでいる隙に何かできる事…
他にあるか?

【安価】
1とりあえずボブ著書の絵本を取り上げる
2他の絵本を追加
3自由

下2

取りあえずボブが絵本を読んでいる間に、この危ない絵本たちをどうにかしないとな
…とりあえず部屋の隅っことかに隠そう

有山「…よっと」

隠せた。無事に隠せた…
桜庭が親指を立てている。俺の任務は遂行された


ボブ「めでたしめでたし」

ボブ「次はボブの絵本…ボブの…。絵本がなーい!!」

桜庭「ああ。さっき音もなく爆発したわ」

ボブ「オウフ!!」

ボブ「ボブの絵本が爆発するなんて…」

桜庭「こう言うこともたまにはあるわよ」

たまにでもあってたまるかそんな事。
けど今はそんな事言ってられない、麻生を守るためだ

有山「俺の妹も良く爆発するから、絵本くらいどうってことない」

ボブ「デンジャラスジャパンッ!!!」


【ボブの好感度が3上がりました】
【桜庭の好感度が3上がりました】


【自由時間開始!!】:残り回数4

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【1-Bフロア レストラン】

辻斬「…こうやってこうするのか?」

アリス「うん。そうそう、上手上手」

レストランに入ると漂ってくるのは甘い匂い。
そして厨房から聞こえる二人の声

アリス「マカロンって言うのは。この作業が大切なんだ」

辻斬「…意外と力がいるな」

アリス「粘度があるから…かな」

辻斬「となると…アリスは腕の力が凄いのではないか?」

アリス「そんな事ないよ…。触って…みる?」

辻斬「いや…今は手が汚れているから遠慮しておく」

アリス「いいよ。汚れたら洗っちゃうから」

辻斬「いやはや…そんな綺麗な召し物を汚すというわけには…」

アリス「…ふふっ」

何だかこの二人の仲が異常に良くなっている気がする…
アリスもすらすら喋れてるみたいだし…

【安価】
1自分もお菓子作りに入れてもらう
2二人が出てくるのを待ってる
3自由

下2

アリス「出来たね…。って…あ…」

辻斬「なんだ。有山居たのか」

有山「いや。邪魔しちゃ悪りいかなって」

皿に盛られてるのは出来たてのマカロン
…凄い量作ったな…

辻斬「まあいい。この量は二人では食べきれぬ」

アリス「よかったら…一緒に」

有山「おう」

辻斬「では紅茶を入れて来よう、砂糖はどうする?」

有山「俺は良い」

アリス「私も」

辻斬が紅茶を入れに行く。アリスは俺の前に座っている


有山「…先食っていいか?」

アリス「どうぞ」


【安価】
1マカロンは凄くおいしかった
2マカロンは普通の味だった
3自由

下2

有山「うめえ」

辻斬「紅茶持ってきたぞ…って。貴様行儀が悪いな…」

アリス「いいよ。食べてもらって…嬉しいし」

先を越された。と不服そうな辻斬は俺の横に座る。
そして辻斬もマカロンに手を伸ばす

有山「お菓子作りの才能もあるんじゃね?」

アリス「ううん…そんな事無いよ…これくらい普通」

辻斬「料理できるのは羨ましいな…」

有山「お前は出来ないもんな」

辻斬「それは貴様もな」

アリス「…じゃあ…さ」

有山「じゃあ?」

アリス「今度三人で何か作ろうよ…私…教えるよ?」


辻斬「妙案だな」


【辻斬の好感度が3上がりました】
【アリスの好感度が5上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数3

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【1-Aフロア 麻生の部屋】

愛野「ふう」

有山「なんだ、そこに居たのか」

愛野「目が覚めてるかもしれないでしょ」

有山「覚めたか?」

愛野「全然。けど昨日よりかは楽そう」

有山「分かるのか?」

愛野「何となくよ」

麻生の部屋に居る時の愛野は比較的静かだ
大声を出すわけにもいかないだろうしな。


有山「いつからそこにいる?」

愛野「朝からよ」

朝からってことはこいつもしかしてまた何も食べてねえのか?


【安価】
1なんか食べ物を持ってくる
2一緒に話している
3自由

下2

有山「おい。何も食ってねえんだろ」

取りあえずコンビニでおにぎりとお茶を持ってきてやった
好みとかは知らねえ。けど俺は好きだ

愛野「パンの方が良かったんだけど!」

有山「じゃあ食うな」

愛野「食べるわよ!!」

おにぎりとお茶をぶんどる愛野
お腹はやっぱり減っていたんだな


愛野「何で梅なのよ、しゃけとかにしなさいよ!」

有山「うめ好きだし」

愛野「アンタの好みを聞いてないわよ!!!」

有山「文句ばっかだな」

愛野「うるっさいわね!!!」


愛野がいつもの愛野に戻った…
やっぱりこいつは面倒くさい

【安価】
1自分も何か食べる物を取ってくる
2ここでじっとしてる
3自由

下2

有山「なんか俺も腹減ってきた」

愛野「あっそ」

有山「なんかお前いるもんあるか?」

愛野「…キャラメルフレーバーのアイス」

有山「まった四階まで行かなきゃなんねえのかよ」

愛野「いやならいいわよ!!会談で捻挫しろ!!!」

有山「行くよ。行きゃあいいんだろ」

愛野「最初っからそう言いなさいよ!!!バカ!!!」

この煩さで麻生が目覚まさないかな
…無いな

愛野「なんか今私を侮辱するようなこと考えて居たでしょ!!!」

有山「あ?」

有山「気のせいだ」



【愛野の好感度が5上がりました】
【麻生の好感度が0上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数2

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【5F 広場】

有山「何やってんだ?」

桜庭「え?ああ。もしかするとこの先に出口があるのかと思ってね」

桜庭が指さすのは上のフロアに通じる階段
ここさえ開けば、俺らは出れるのか…?

有山「かもな」

桜庭「けどそのためには」

有山「…」

けどそのためには。その後に続く言葉は嫌というほどわかってる
…そう言うことだ

桜庭「…他の方法があればいいんだけど」

有山「モノクマに頼むとか?」

桜庭「聞いてくれるかしら?」

有山「無理だな…」

モノクマにお願いして聞いてもらえるなら、こんな生活自体まず起こってないはずだ



【安価】
1脱出方法を考える
2麻生の事に関してお礼を言う
3自由

下2

有山「あ。麻生の事、ありがとな」

桜庭「貴方がお礼を言うことではないわ」

有山「麻生はまだお礼言えないだろ」

桜庭「貴方。そう言うことする人だったかしら?」

そう言われてハッと意識した。
俺ってこんな奴だったか?と
ていうか俺ってどんな奴だっけ?分かんねえからまあいいや

有山「知んねえ」

桜庭「貴方らしい解答をどうもありがとう」

有山「でもまああれだな。これで麻生が眼覚めて外に出れたら良いのにな」

桜庭「そうね。それが理想的ね」

それが上手く行くかは分かんねえ
つうか、モノクマが居る限りは絶対に何かしてくるはずだ

桜庭「まあ祈りましょう。それしかないわ」

有山「祈る…か」

【安価】
1ドアを蹴りで壊せないか試してみる
2他愛もない話を続ける
3自由

下2

有山「外出たらまず何する?」

桜庭「弟にでも会いに行こうかしら…」

桜庭「居ればね」

有山「居れば?」

桜庭「何でもないわ。貴方は誰に会いに行くの?」

有山「とりあえず家族かな」

家族…母ちゃんはどうなってるかは分からない
けどあの妹は無事だろう…俺より頑丈だし

桜庭「貴方は妹が居たのよね?」

有山「とんでもなく曲者だけどな」

桜庭「私の所も…。いや、私の所はもっと酷いわ」

有山「俺は斉天大聖とか言ってるとかか?」

桜庭「その方向に進んでくれた方が良かったわ…」

有山「どんな奴なんだよ」

桜庭「…秘密よ」


【桜庭の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数1

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

少し離席します

アリス

>>352から再開します。

えっと。再開OK?

【2F 広場】

アリス「…有山君」

有山「あ?」

アリス「話そう」

珍しいな。こいつがこういう風に俺の事誘ってくるなんて…
つうか初めてじゃねえか?


有山「話すって何を?」

こう言うこと言うと大抵アリスは押し黙る
…きっとまた黙るんだろうなと思っていたとき

アリス「外に出た時の話」

有山「お…おう」

アリスが饒舌にそう言ったことに俺は少し驚いた
…こんなはっきり喋れたんだな


【安価】
1外に出て会いたい人は居るか聞く
2外に出てまずしたい事を聞く
3自由

下2

有山「お前が外に出てしたい事って何だ?」

アリス「したい事?……なんだろ」

有山「なんでもいいんじゃね」

アリス「じゃあ…やっぱり。ある」

アリス「好きな人にちゃんと――白したい」

有山「…あ?」

アリス「なんでもない。外に出たら…ケーキ食べたい…甘いの」

有山「ふっ…」

アリス「なんで笑うの?」

有山「なんかお前にしては可愛いな」

アリス「…なに…それ…」

有山「良いと思うぞ。おれは」

アリス「じゃあ…有山君は。外に出たら…何したい?」

俺が外に出てしたい事か…
何だろうな、会いたい奴は居るけど…


【安価】
1美味しいものをいっぱい食べたい
2いっぱい運動したい
3自由

下2

有山「俺もそんな感じかな」

アリス「…え?」

有山「外に出たら美味いもん食いてえな」

アリス「そう…なんだ」

有山「一緒に行くか。食いに」

アリス「うん…約束…だよ」

外に出てケーキ食べるのがそんな嬉しいのか?
今までにないほどアリスが喜んでる…

有山「美味しい店。探さねえとな」

アリス「知ってるよ…」

有山「んじゃ、そこ行くか」

アリス「約束…ね」

有山「ああ。約束な」

約束か…これでまた外に出ないといけなくなったな
…何としてでも頑張らねえと

美味いもん、食いてえしな


【アリスの好感度が5上がりました】

【愛野:通信簿3】

愛野「うふふふっ」

愛野「ふふふっ」

図書館から聞こえてくる笑い声、愛野?
愛野が笑ってるって…。なんだよ珍しい…

有山「何笑ってるんだ?気持ちわりい」

愛野「気持ち悪いとは何よ!!私だって面白い物を見たら笑うわよ!!!」

机の上に置かれたのは漫画本。
しかも結構下品なギャグ漫画…だよな?これ

愛野「私だってたまには息抜きするわよ!!」

有山「誰かと遊ぶとかしろよ…一人でそんな…なんか不気味だぞ」

愛野「アンタを一生笑えない体にしてやる!!!!」

愛野「それにいいのよ。私は結構疎まれてるからね。気を使われるのも面倒だわ」

有山「自覚はあったんだな」

愛野「ぶち殺すわよ!!」

有山「めんどくせえ…。けどまあ、俺で良かったら話くらいなら聞いてやるぞ」

愛野「遠慮しておくわ、アンタの頭脳で私の話の内容が分かるなんて思っていないから」

有山「そうかよ」

【愛野の通信簿:3/5】

【ボブ:通信簿3】

ボブ「有山くーん。聞いてくださーい」

有山「なんだ?」

ボブ「普通って何ですかー?」

有山「普通は普通だ」

ボブが珍しく悩んだ顔で何か聞いてきたなと思ったらこんな質問だ
俺に聞くな。俺はバカだ

ボブ「でも皆ボブの事おかしいって言いまーす」

ボブ「ボブの友達の話をしても家族の話をしても皆おかしいって言いまーす」

有山「そうなのか?」

ボブ「ボブは日本では独りぼっちでーす」

有山「そうか?俺はそう思わないけど…」

ボブ「それはボブが著名な作家だからでーす」

ボブ「これさえなければボブは陽気なおかしい黒人でーす」

有山「そこまで蔑むなよ」

ボブ「…普通ってなんだろー…」

普通って…何なんだろうな…

【ボブの通信簿:3/5】

その日の夜。麻生が目を覚ました
俺はその知らせを聞いて麻生の部屋に向かった


麻生「皆様…ご迷惑をおかけして申し訳ありません」

麻生はベッドから起き上がって、俺ら一人一人に礼を言った
流石の愛野もそれに鼻にも言わずに黙って聞いていた
というよりなんて言えばいいのか分かんねえ、俺はそうだ。

愛野「で。麻生の容体は?」

桜庭「意識が戻ったから大丈夫。悪化はしないと思うわ」

愛野「そう…」

辻斬「一件落着だな」

ボブ「じゃあお祝いにボブの絵本を読んで上げまーす!」

辻斬「まずタイトルを言え」

ボブ「『パンデミック』」

愛野「ちょっと絵本貸して」

ボブ「おーけーおーけー」

―――バスンッ


ボブ「ボブの絵本が!」

愛野「もっとマシなの持ってきなさいよ!!何よパンデミックって!縁起悪いわね!!!」


愛野がボブの絵本を地面に叩き付けたのを皮切りに、麻生の部屋に居る俺らはいつも通りに戻れた

麻生「ではあしたから朝ご飯を…」

アリス「…だめ…」

愛野「そうよ。安静にしてなさいよ。私が作るから」

ボブ「作れるんですかー?」

愛野「ボブはドッグフードでいいんでしょ?」

ボブ「…ボブ犬じゃ無ーい…」

愛野「男は皆カルカンだから」

有山「俺は関係ないだろ」

愛野「なんかムカつくから」

辻斬「通り魔みたいな奴だな」

愛野「辻斬は炊く前の米ね」

辻斬「貴様は独裁者か?それとも暴君か?」

愛野「宇宙飛行士よ」

麻生「うふふ。いつも通りですね皆様」

桜庭「大人しくしてほしいと思うけどね、たまには」

愛野「私はいつだっておとなしいじゃない!!!」

有山「どこがだよ…」

麻生「そうだ。私が眠っていた間に何かありましたか?」

辻斬「マカロンを作れるようになった」

愛野「あんたのせいで民間療法に詳しくなったわ」

ボブ「普通の絵本を読んであげましたー!」

アリス「みんな頑張った…よ」

桜庭「ほんと。無事に治ってくれてよかったわね」


麻生「マカロンですか?素敵。今度ご馳走してください」

辻斬「任せろ。飛び切りのを作ってやる」

麻生「お医者様になれるかもしれないですね」

愛野「アタシは天才だから何にでもなれるわ」

麻生「今度また聞かせてください」

ボブ「じゃあこの今持ってきたのを――――」

愛野「――――!!!」

ボブ「ショボーン」


麻生「とにかくご迷惑をおかけしました。」

麻生「ありがとうございます」












そしてその日の夜は麻生の部屋で暫く話をして解散した。

皆麻生が無事になって良かったと
そんな満足感を胸に抱いて――――













その日の夜。俺は何故か眠れなかった

裁判の後のような気持ちになったからだ。
誰も死んでいないのに

それなのになぜか不安だった。


有山「…眠れねえ」

この生活でのストレスか?
けど今までこんな事は無かった…

じゃあなんでだ?

もしかして俺も俺の妹みたいに…
いや、それはない、俺の妹は凄い電波なだけだ…

もしかすると俺も感染…

いや、あれは限りなく病気に近いけど病気じゃない


そんな事をいろいろ考えているが眠たくならない。

往来、俺は考え事をすると数分で眠たくなるのに
それなのに今日は考えれば考えるほど目が覚める

もしかすると俺は天才になったのか?


とも思ったけど、多分違う。

暗算で割り算をしてみようと思ったが。少数が頭の中に出てきた時点で挫折した
…俺は天才でもない……

じゃあなんで眠れないんだ。


はぁ…

こういう時は無理にでも眠ろうとすることが大切なんだ。

ってテレビで見た気がする。


という事は布団に入って目を瞑ればいい

いや、まず座って目を開けて考え事をしているから眠れないんだ。
そうに決まってる。
取りあえず横になって目を瞑ろう

こうすれば自然と眠れるはずだ

…布団に入って目を瞑った


眠れそうかもしれない。


そんな時だった














―――――――――――ビービービー

『拳銃を誰かが使用しました!!』

『拳銃を誰かが使用しました!!』

『繰り返します!!』









眠れそうだった俺は飛び起きた。

…あのアナウンスだ。
誰かが銃を撃った


けど、何かが違う。あの時と何かが違う

とんでもない寒気と違和感が俺を襲う


そうだ…あの時のアナウンスは…

【空砲】だった…



でも今は?今は空砲じゃない?
繰り返されるアナウンスはそれを口にしていない…


俺は飛び起きて走った。

五階のあの部屋へ

拳銃が置いてあるあの部屋へ


行くまでに愛野達ともすれ違った
けどなりふり構わずに俺は一目散に駆けた

…何も起きてない事を祈って

もしかすると…もしかすると…誰かが発砲して当たりを引いただけかもしれない

なら…

いや。そうでいてくれ


部屋の前に付いた。

ドアを開けようとする手が震える

大丈夫だ。誰も…誰も死んでない。

きっとドアの向こうでは拳銃を持った誰かが驚いているだけだ



頼む。


頼むからそうでいてくれ


頼むから



愛野「――――え」

アリス「……」

ドアを開けた。

俺の後ろに居る二人が絶句する



有山「なんで…なんでだよ!!!!!!!」




二度と見たくない光景がそこに広がっていた





















『ピンポンパンポーン!死体が発見されました!一定の自由時間のあと、"学級裁判"を開きます!』



















さっきまで麻生の部屋に居た。

今日の昼は話した

別れ際も何ともないように見えた。


それなのに今コイツは、俺の前で倒れている

胸に弾を受けて。天井を見上げている



今ここで死んでいるのは



超高校級の幸運。桜庭春風だ















【CHAPTER5】

The most unfortunate luck in the world 非日常編


事件が起こりましたところで今日はここまで

はい。予想できてましたかね。やっぱり…


ということでお付き合いありがとうございました!!
ではまた!

はい。今日はもう更新できます
一気に捜査パートを終わらせたいなーと

今回は少しコトダマ少なめです
けど難しさは4勝と同じかそれ以上を目指しています

お楽しみに

コトダマ少なくてごめんなさい

コトダマ少ないの想定内でしたか…力量不足で申し訳ないです

抽出が増えるか選択が増えるかその他が増えるかはまだなんとも
裁判にはまだ着手していないので…

凶器は分かっている。

この拳銃だ

けど、誰が撃った?誰が空砲を潜り抜けるリスクを背負ってまで桜庭を殺した?どうして桜庭はこの部屋に来た?

どの事件より分かりやすいかもしれないのに、どこから調べればいいか分からない
何がどうなってこうなった?


愛野「何ぼーっとしてるのよ!!」

辻斬「捜査だ。捜査をするぞ」

そして何より桜庭が居ない捜査
俺らにできるのか?死体は誰が見る?どこから調べるべきか誰が指示を出す?
一体誰がどうやってどう動けばいい?

ボブ「…ショックなのは分かりまーす!けど…時間がありませーん!」

アリス「………」

麻生「とにかく出来る事をしましょう。皆さんで」

多分こいつらも同じだ。何からすればいいか分からない
…どうすればいいんだ?

桜庭は今までの捜査の時どう動いていた…

ダメだ。思い出せねえ
当たり前のように動いてた桜庭は何を考えて行動していたんだ?

…頼む。思い出してくれ。俺


……――――――


《捜査開始》

捜査パートナーを一人選んでください

下2

ボブ「犯人はオマエダ」

有山「なんで横に居るんだ?」

ボブ「捜査でーす」

有山「……」

辻斬とアリスが桜庭の遺体の確認に入った
愛野と麻生が二人で行動している

残ったのは俺とボブ…

有山「……お前」

ボブ「任せてくださーい!」

一人で捜査するより大変になりそうだな
けど断る事も出来ねえし

取りあえず遺体の事は二人に任せて、俺はいつも通りに捜査するか…

ボブ「モノクマ…来るの遅いでーす」

有山「確かにな…」

モノクマ「遅れてごめんね!ボクだよ!」

ボブ「噂をすればなんとやらでーす」

モノクマ「ふう…ということで、モノクマファイル!」

いつもより少し遅れてきたモノクマは、いつもの皮肉もそこそこにモノクマファイルを配って消えて行った
…なんか変だな


ボブ「……即死」

有山「心臓を一発か」

でも普通の素人に心臓を一発って…
そんなの出来るのか?俺らの中にそんな才能を持ってる奴なんて…

ボブ「じゃあ犯人はテロリストでーす」

有山「はぁ…居ればな」

ボブ「いまーす」

有山「…は?」

ボブがまた訳の分からないことを言っている…
捜査の時のこいつは本当に邪魔にしかならないんじゃないか?


≪捜査開始≫
1桜庭の遺体
2ボブに話を聞く
3拳銃を調べる

下2

有山「…桜庭」

桜庭は寝てるみたいに見える
もしかしたら起きてくるかもしれない

そんな風に見えるほど自然に死んでいた

ボブ「捜査でーす!」

有山「…」

ボブ「しゃきっとして下さーい!捜査しないと犯人分かんなーい!」

有山「…ああ。そうだな」

ボブ「そうですそうです!その調子でーす!」

ボブ「いつもの死んだ魚みたいな雰囲気はどこに行ったんだー!」

有山「一言余計だ」

桜庭、犯人は俺が見つけるからな
…任せとけ


≪捜査開始≫
1胸を調べる
2手袋を外す
3自由

下2

取りあえず傷口を調べてみる事にする。

ボブ「…う」

有山「気分悪いんだったら見んなよ」

ボブ「大丈夫でーす」

上着をどかそうとした時、傷口側の棟ポケットから何かが落ちた
…なんだこれ?電子生徒手帳?

ボブ「………」

有山「コイツは上着の胸ポケットに生徒手帳を入れてたのか…」

ボブ「けど生徒手帳は綺麗でーす」

有山「…良い具合に生徒手帳をすり抜けて胸を射止めたってことか?」

ボブ「でもこんな大きいのだけを外すなんて無理でーす」

有山「まぐれか」

ボブ「リスキーすぎでーす」

有山「だよな…」

コトダマ【胸ポケットの電子生徒手帳】と
左胸ポケットには電子生徒手帳が無傷の状態で入っていた

コトダマ【モノクマファイル6】を入手しました
被害者は桜庭春風、死亡時刻は22時頃、5F空き部屋で心臓を撃ち抜かれた事による即死


≪捜査開始≫
1生徒手帳を起動する
2手袋を外す
3自由

下2

ボブ「生徒手帳を起動しまーす」

有山「良いけど、何か違う所はあるか?」


――――――――――――――――――――――


          桜庭春風

――――――――――――――――――――――


ボブ「一緒でーす…」

有山「だな」

桜庭の生徒手帳は俺らと何の変りもなかった…
普通に名前が出てから、いろんな機能の画面が出てくる

ボブ「これは手掛かりになりますかー?」

有山「一応覚えとけばいい」

ボブ「メモでーす」

有山「ああ。頼んだ」


コトダマ 【桜庭の生徒手帳】 を入手しました
桜庭の生徒手帳は起動すると普通に名前が表示された

≪コトダマ≫
1手袋を外す
2ボブに話を聞く
3自由

下2

目についたのは桜庭の手袋
…こいつこの前、火傷化怪我があるって…

ボブ「そーれっ!」

有山「お…おい!!」

勢いよくボブが桜庭の手袋を外した
するとそこにあったのは…狼のタトゥー?

ボブ「傷だらけの大女将でーす」

有山「狼な」

怪我も火傷もないその手の甲には狼のタトゥー
片目に三本の傷がついていて潰されている

ボブ「ちゅーにびょう?」

有山「そう言う奴じゃないだろ」

ボブ「……」

有山「気になるな」


コトダマ【桜庭の手】を入手しました
桜庭の手袋の下には片目に三本の傷を負った狼を催したタトゥーが彫られていた

≪捜査開始≫
1ボブに話を聞く
2拳銃を調べる
3自由

下2

ボブ「拳銃は何発弾が入ってたんですかー?」

有山「知らねえ」

ボブ「開けて見ましょー!もしかしたらたくさん入ってるかもでーす」

またしてもボブが率先して銃を弄り始めた…
これで暴発とかしたらどうするんだよ…


カチンッ

ボブ「なんか開いたー」

有山「…お…おう」

ボブ「弾入ってないでーす。0発でーす」

有山「じゃあ、桜庭に命中した一発しか入ってなかったってことか?」

ボブ「んーふー」

…つまり犯人は6分の1を引いて桜庭の心臓に命中させた?
扱いなれてるよな…相当に…

有山「ボブ。これもメモしといてくれ」

ボブ「合点承知の助でーす」

コトダマ【拳銃の弾数】を入手しました
拳銃の装弾数は一発だったのが確定している

≪捜査開始≫
1ボブに話を聞く
2麻生に話を聞く
3辻斬に話を聞く
4自由

下2

有山「ボブ…そのさっき言ってたテロリストって?」

ボブ「遺品管理庫のショーケースの裏でーす」

有山「…あ?」

ボブ「英語でたくさん刻まれてまーす」

遺品管理庫のショーケースの裏?
…そんなとこ見たことねえ


有山「で?」

ボブ「17番目のショーケースがテロリストでーす」

有山「後は?」

ボブ「んーふー…全部一緒でーす」

有山「…でも俺らは16人だよな?」

ボブ「隠された17人目が居まーす」

隠された17人目…か。じゃあそいつがテロリストってことになるのか?
今回の犯行もすべてそいつが?

けど…ここに居ない奴を裁判で暴くなんてどうすればいいんだ?


コトダマ【テロリストの才能】を入手しました
17個ある台座の裏には一つだけ見覚えのない『Terrorist』の字が小さく刻まれていたらしい

≪捜査開始≫
1麻生に話を聞く
2辻斬に話を聞く
3アリスに話を聞く
4自由

下2

麻生「お二人で捜査ですか?心強いです」

ボブ「聞き込みでーす!麻生さんは何か気になったことありますかー?」

麻生「気になったこと…ですか?」

有山「捜査してて気づいたことでもいいぞ」

麻生「あー…えっと、両方あるのですがどちらから話しましょうか?」

有山「いや。どっちでもいい」

ボブ「じゃあまず気になったことを聞きたいでーす」

麻生「分かりました。では…」

麻生「けどこれは有山様にもお話ししたのですが」

―――――――――――
―――――――
――――

ボブ「白いパーカーの男?」

麻生「はい…」

ボブ「誰ですかー?」

麻生「それが分からなくて……」

白いパーカーの男が17人目?黒幕?
…今回の事件の鍵になってそうだな



有山「じゃあ次は捜査中に気付いたことだな」

麻生「拳銃の事です」

有山「装弾数の事なら―――」

麻生「違います。気づきませんか?」

麻生が指さす方向にあるのは鎖に繋がれた拳銃
おかしいとこなんて何もない…はずだ

麻生「鎖…切断しましたよね?」

有山「…あ」

麻生「それがまた元に戻ってるんです…。再装填の時に修理されたっていうならそれで納得なのですが…」

麻生「今回の犯人は鎖に繋がれた拳銃で桜庭様を撃ち抜いたのですよね?」

麻生「でしたら拳銃の可動範囲が限られてくると思います…。その中で胸を打ち抜くなんて」

有山「熟練者ってことか?」

麻生「はい…」

鎖に繋がれた拳銃で心臓を仕留める奴がこの中に?
それとも17人目の誰かが?可能性としては17人目の誰かがやったって可能性の方が高いよな…


コトダマ【凶器の拳銃】を入手しました
凶器の拳銃は持ち去られることなく台座に繋がれていた

コトダマ【麻生の見た男】を入手しました
麻生は少し前に白いパーカー姿の男を見たと証言している


≪捜査開始≫
1愛野に話を聞く
2辻斬に話を聞く
3アリスに話を聞く
4自由

下2

有山「なあ。愛野は何か気づいたことはあるか?」

ボブ「あるか?」

愛野「あるわよ。この事件おかしすぎるわよ、被害者が桜庭の時点で…どうにかしてるわ」

ボブ「たしかにそでーす」

愛野「それに…もしかすると…桜庭も…」

愛野が口ごもった
珍しく下を向いて何かを言い辛そうにしている

愛野「裏切り者かもしれないわ…」

有山「え?」

愛野「…見たのよ。この前夜のレストラン前で、モノクマと二人で何かを話してるのを」

愛野「もしかするとよ…私みたいに桜庭とモノクマを話してるのを見た奴が居たとすれば…」

有山「それが動機になるってことか?」

愛野「ええ…」

有山「……」

この犯行は桜庭に疑念を抱いた誰かが行ったってことか?
…それなら大いにあり得るかもしれない

コトダマ【愛野の証言】を入手しました
夜にコンビニに立ち寄ろうとした際、桜庭がレストラン前でモノクマと何かをしゃべっているのを見たという

≪捜査開始≫
1辻斬に話を聞く
2アリスに話を聞く
3自由

下2

有山「おい。捜査はどうだ…って。お前は監視か」

アリス「…あるよ」

ボブ「なにがですかー?」

アリス「気になったこと…ある…よ」

俺らの様子を見ていたのか、アリスが俺に話を切り出してきた
いつもこんなんならいいのに

アリス「…あのね…これ」

渡された一枚のメモ用紙
そこには桜庭を除いた全員の名前が書かれていた

アリス「この部屋に入った人の…順番」

ボブ「ナイスでーす!」

部屋に入った順番は、俺に愛野にアリスそれに続いて他の面々が来ている

アリス「…捜査…頑張ってね…」

有山「ありがとな」


コトダマ【現場に来た順番】を入手しました
現場に来たのは有山が一番先でその後に愛野とアリス・ボブに辻斬・最後に麻生が来た

≪捜査開始≫
1辻斬に話を聞く
2自由

下2

有山「辻斬、桜庭の体になんか変な所はあったか?」

辻斬「モノクマファイル通りだ」

有山「という事は射殺でいいのか?」

ボブ「ラブズッキュン!」

辻斬「ああ…けど、少し気になる事があってだな」

辻斬「桜庭を少し脱がして体を見てみたのだが…傷が多い」

辻斬「私よりも多い。銃撃によるものと思われるものもあった」

ボブ「何があったんですか…バイオレーンス…」

辻斬「それに鋭利な刃物で切り刻まれた傷も…」

辻斬「コイツは本当に一般人なのか?」

有山「分からねえ…」

辻斬「……何も知らないのか。本当に?」

有山「知らねえよ」


コトダマ【辻斬の証言】を入手しました
桜庭の遺体には無数の傷跡が所狭しと残されていたらしい


≪捜査開始≫
1死体安置所に行く
2桜庭の部屋に行く
3自由

下2

≪1-Aフロア 桜庭の部屋 前≫

ボブ「…んふ?」

有山「早く開けろよ」

ボブ「鍵が閉まってまーす…」

有山「あ?鍵?だって今捜査中だろ?」

何かが引っかかってるのか?と思って俺もドアを開けようとしてみた
だけどものの見事にドアは開かない。ここだけ施錠されている


ボブ「……なんでですかー?」

有山「わかんねえよ」

ボブ「蹴って壊してくださーい」

有山「おう。任せろ」


―――――ガコンッ

有山「―――っ!?」

堅い。桜庭の部屋のドアが異常に固い…
麻生の部屋のドアと材質が違う?

俺が蹴ってもビクともしねえなんて……


コトダマ【桜庭の部屋の施錠】を入手しました
桜庭の部屋だけ鍵が施錠されたままだった

≪捜査開始≫
1死体安置所に行く
21-Bフロアの広場に行く
3自由

下2

≪5F 死体安置所≫

有山「…ここも一応調べとくか」

ボブ「なんかいっぱいボタンありまーす」

有山「変に触んなよ」

ボブ「もう遅ーい」

ガチャンッ

ボスンッ

ボブがボタンを押したせいで17個の扉が一斉に空いて中身が明らかになる
…正直見たくない物ばかりだ

ボブ「ウップス…」

焼け焦げた師走門、腹部を開かれた国木田、比較的きれいな舘に静寂。
眠っているみたいな善知鳥に羽田木に九条、発見時と変わらない田中に赤い肉が露出している花菱

全員ここに居る


有山「…元に戻せ」

ボブ「…どうやってもどすんですか?」

有山「このまんまにしておくわけにはいかねえだろ。ボタン押せ」


この後時間はかかったが死体を元に戻すことは出来た

コトダマ【死体の状況】を入手しました
今まで死んだメンバーの遺体は全てそのままの状態で保管されていた

≪捜査開始≫
1もう一度???に戻る
21-Bフロアに行く
3自由

下2

≪1-Bフロア 広場≫

有山「ここに来たけど何調べるんだ?」

ボブ「ただ来てみただけでーす」

有山「…はぁ」

ボブは本当に捜査に向いてないな…
けどまあ一応ここに来たんだし、他の奴らもいるし聞き込みでもするか

っていってもさっきほとんど終わらせたんだけどな…


ボブ「レッツ捜査でーす!」

有山「お前は本当に元気だな」

ボブ「元気じゃないと犯人なんて見つけれなーい」

有山「そっか」


≪捜査開始≫
1愛野に話を聞く
2麻生に話を聞く
3自由

下2

有山「お前らもここに来てたんだな」

麻生「ええ。少し休憩を取ろうと愛野様が気を使ってくださいまして」

有山「そっか」

有山「あ。そうだ」

麻生「何かまた新しく気付いたことはないか?ですか?」

先読みされた…
まあそう言うことなんだけどな

有山「あるのか?」

麻生「思い出したことが一つあるんです」

麻生「夜時間、少しお腹が減ってコンビニに行ったんですが、その時レストランのドアが開きっぱなしになっていて」

有山「それのなにがおかしいんだ?」

麻生「お忘れになりましたか?夜時間のレストランは施錠されてしまいます」

有山「あ…」

麻生「おかしい…ですよね」


コトダマ【開いていたレストラン】を入手しました
夜時間に麻生がコンビニに行ったとき、レストランのドアは施錠されずに開きっぱなしだったという

≪捜査開始≫
1愛野に話を聞く
2ボブに話を聞く
3自由

下2

愛野「はいはい。次は私でしょ?来ると思ったわよ」

有山「なんかあるのか?」

愛野「アリスから聞いてない?」

ボブ「何も知らなーい」

愛野「そ、じゃあそれを話すわ、っていっても関係ないかもしれないわよ?」

有山「良いから早く話せ」

愛野「生意気ね!!!まあいいわ話すわよ、桜庭が殺されたのは…許せないからね」

愛野「私達がアナウンスを聞いてアンタが一番乗りしたでしょ?」

愛野「その時後ろにアタシ達が続いたじゃない?その時の話なんだけど」

愛野「ちょうど五階に差し掛かったあたりに変な音が聞こえたのよ。重い金属音みたいな」

ボブ「擬音で表すならー?」

愛野「擬音!?…ガラガラ…みたいな感じだったわね…」

有山「ガラガラ?」

なんだその音…
全く想像もつかねえ…

コトダマ【謎の音】を入手しました
愛野とアリスが有山の後に続いてていた時、ガラガラという重たい音を聞いたと証言している


≪捜査開始≫
1ボブに話を聞く
2自由

下2

ボブ「あ。ボブモノクマに伝言しないといけない事ありましたー」

有山「…伝言?」

ボブ「ボブ。昨日お風呂場でこけてシャワーのヘッドを壊してしまったのでーす」

有山「昨日言えよ」

ボブ「昨日呼んでも来てくれなかったでーす…」

有山「アイツすぐ来るのにか」

ボブ「はーい」

有山「ていうかお前まだここで暮らすつもりなのか?」

ボブ「あ…」

有山「あ…じゃねえよ」

ボブ「忘れてましたー」

有山「バカだな」

ボブ「有山君に言われたくなーい」


コトダマ【ボブの証言】を入手しました
部屋の備え付けのシャワーを誤って壊してしまい、それに関することでモノクマを呼んだがモノクマは来なかったらしい

ということで捜査パートお仕舞です!
次回裁判パートです。今回は一気に捜査パート終わらせれたんで、皆の推理も少しはしやすくなるでしょうか?

お付き合いありがとうございました!


【コトダマ一覧】
【モノクマファイル6】 
被害者は桜庭春風、死亡時刻は22時頃、5F空き部屋で心臓を撃ち抜かれた事による即死

【凶器の拳銃】
凶器の拳銃は持ち去られることなく台座に繋がれていた

【桜庭の手】
桜庭の手袋の下には片目に三本の傷を負った狼を催したタトゥーが彫られていた

【胸ポケットの電子生徒手帳】
左胸ポケットには電子生徒手帳が無傷の状態で入っていた

【桜庭の生徒手帳】
桜庭の生徒手帳は起動すると普通に名前が表示された

【現場に来た順番】
現場に来たのは有山が一番先でその後に愛野とアリス・ボブに辻斬・最後に麻生が来た

【拳銃の弾数】
拳銃の装弾数は一発だったのが確定している

【桜庭の部屋の施錠】
桜庭の部屋だけ鍵が施錠されたままだった

【麻生の見た男】
麻生は少し前に白いパーカー姿の男を見たと証言している

【死体の状況】
今まで死んだメンバーの遺体は全てそのままの状態で保管されていた

【桜庭のゆるぎない自信】
桜庭の自分に対する強さ、それにはゆるぎない自信があった

【謎の音】
愛野とアリスが有山の後に続いてていた時、ガラガラという重たい音を聞いたと証言している

【開いていたレストラン】
夜時間に麻生がコンビニに行ったとき、レストランのドアは施錠されずに開きっぱなしだったという

【ボブの証言】
部屋の備え付けのシャワーを誤って壊してしまい、それに関することでモノクマを呼んだがモノクマは来なかったらしい

【テロリストの才能】
17個ある台座の裏には一つだけ見覚えのない『Terrorist』の字が小さく刻まれていた

【辻斬の証言】
桜庭の遺体には無数の傷跡が所狭しと残されていたらしい

【愛野の証言】
夜にコンビニに立ち寄ろうとした際、桜庭がレストラン前でモノクマと何かをしゃべっているのを見たという

エタると千本ノックらしいので安心してください
取りあえず全部かけてなくて申し訳ないですが、今日の夜に裁判編少し投下しますね

なんといっても五章だから!
スランプではござい万野でご安心を!5シリーズくらいはやってやりたいと思っております
では夜までお待ちを

申し訳ございません

更新してもよろしいですか?

ピーンポーンパーンポーン

モノクマ「それでは今から学級裁判を開始します!」

モノクマ「オマエラは捜査を切り上げて支給モノクマ広場に来てください!」

モノクマ「裁判は全員参加です!来ないとオシオキだからね!」

モノクマ「繰り返します、学級裁判を開始します!」

モノクマ「オマエラは至急モノクマ広場へ来てください!」

アナウンスがなる前に俺らは広場に居た。
まだ誰も来ていない。二人だけだ

ボブ「…裁判」

有山「心配すんな。大丈夫だ」

ボブが不安そうな顔をしている理由は痛いほどわかる。
桜庭が居ない、その事は俺ら頭の回らない連中にとっては致命的だ
不安にだってなる

ボブ「だいじょぶ。だいじょぶ」

有山「ああ。大丈夫だ」

大丈夫。大丈夫だ。そうだよな?俺…

辻斬「裁判が始まるのだな。5回目の」

アリス「最後になれば…良いね…」

麻生「なりますよ。なります。きっと…」



愛野「って!まだこれだけしか来てないの!?他の連中は何……―――」


愛野「あ……これで全員だったわね」

愛野がやってしまった。そんな顔で俺らの事を見回した
けどそんな愛野と誰も目を合わせなかった、俺もだ

かける言葉が見つからなかった。俺はそうだった

アリス「……皆。いこ」

辻斬「だな、ここでもたついていても何もなるまい」


有山「安心しろ。絶対大丈夫だ」


俺はこいつ等に言ってるわけじゃない。俺に言っている
俺自身を鼓舞させるために。俺自身を奮い立たせるための言葉だ

【学級裁判場】


モノクマ「いやぁ。いやぁ。ね!大変だね」

モノクマ「でもこれで出口に近づいたんだから良かったよね!」


俺らはモノクマの言葉に耳を貸すことなく、自分の場所に行った
早く裁判を始めたい。早く犯人を見つけてやりたい

モノクマ「あれれあれ!?無視!?ボク無視されてる!?泣いちゃうよ!」

モノクマ「半身が青く染まっちゃうよ!涙で!」

愛野「黙りなさいよ!!!早く裁判をはじめなさいよ!!!」

モノクマ「えー…もうちょっと喋らせてよー。ボクだって皆と会えてうれしいんだから―」

麻生「それではまず何について話し合いましょうか」

モノクマ「無視!?麻生さんまでボクを無視!?」

アリス「……うる…さい…よ」

モノクマ「はぁ…仕方ないなぁ。じゃあはじめよっか。学級裁判!」


















【学級裁判 開廷】










麻生「では今回は私が進行を務めさせていただきますがよろしいですか?」

愛野「そんな確認どうでもいいわよ!出来る奴がする!それでいいじゃない!」

麻生「…申し訳ございません」

ボブ「と…とりあえず…」

辻斬「とりあえず何について話し合う?」

愛野「………」

アリス「………」

麻生「まずは桜庭さんの死因について…とかですかね…」

愛野「それは銃殺だって書いてあるわよ」


有山「まずは全員のアリバイだ。それでいいだろ」

愛野「え…ええ」。私も今言おうと思っていたのよ

≪ノンストップ議論開始≫
コトダマ>482
【桜庭の部屋の施錠】
【拳銃の弾数】
【桜庭の生徒手帳】
【現場に来た順番】
【辻斬の証言】
【愛野の証言】

愛野「アリバイは…どうなってるのよ!!!」

アリス「ええっと…私は…【ずっと部屋に居たから分からないよ…】」

麻生「犯行が起こったのは≪夜時間ですから≫…その…全員にアリバイはないですよね?」

辻斬「誰か一緒に行動を取っていたものは?」

愛野「寝てたわよ!!」

麻生「私もです…」

ボブ「ボブもでーす…」

アリス「…じゃあ…今回のアリバイの特定は不可能ってことになっちゃう…よね?」

辻斬「【ああ。今回は無理】であるな。人数の少なさがここで災いしてくるとは…」

≪≫の中身に賛成か【】の中身を論破しろ
下2

本当に無理なのか?アリバイを立証することは…?

それに近いものはなかったか?

再安価↓1

正解!!


有山「そうじゃないだろ」

辻斬「んむ?どういうことだ?アリバイはあるのか?」

有山「アリバイはないが、アリバイに近いものならある」

辻斬「というと?」

有山「現場に来た順番だよ」

有山「発砲のアナウンスがなってから、俺は一番最初に現場に着いた、その後に愛野とアリス」

辻斬「そう言えば私はボブとほぼ同じに着いたな」

麻生「で…ええっと。私が最後ということになりますね」

辻斬「では、犯人は撃ってから部屋に戻り…」

愛野「無理でしょ。五階から一階よ?どんだけ足速いのよ」

アリス「実はどこかに隠れていて…。そこから合流した…とか?」

愛野「とりあえずちょっと強引だけどこれを疑似的なアリバイとして扱うわよ!文句あんの!?」

ボブ「…あるまーす」

愛野「はぁ!?何よ。何よ行ってみなさいよ!!このボブが!」

ボブ「それだとアリバイがないのは最初に来た有山君と最後に来た麻生さんだけになってしまいまーす!」

愛野「だからそれはアレでしょ!アリスの言ってた通りどこかに隠れていて合流したとかじゃないの?」

ボブ「だとしても変でーす!誰にも見つからずにタイミングよく合流なんて出来っこないでーす」

愛野「そ…それはそうかもだけど!だったらどういうことになるのよ!?」

麻生「ふ…二人ともとりあえず落ち着いてください!」

アリス「…有山君…は一階から三階の間に合流してる…それに愛野さんとは一階で…部屋を出たのもほぼ同じ…」

辻斬「ということは犯人は…後半の三人組ということになるのか?」

ボブ「ボブと辻斬さんと麻生さんでーす」

辻斬「…そうなるな」

有山「お前ら三人の中に?…いや…まさか」

辻斬「私を信じろとは言わない。裁判だからな、犯人は必ずいる。それは私かも知れぬ」

麻生「……」

辻斬「情に流されるな。犯人は居るのだ、しっかりと見極めろ」

≪ノンストップ議論開始≫

コトダマ>482
【桜庭の手】
【桜庭のゆるぎない自信】
【凶器の拳銃】
【死体の状況】
【愛野の証言】
【謎の音】


麻生「容疑者は【私たち三人という事】になるんですね」

辻斬「ああ。そういうことだ、仕方あるまい」

愛野「待ちなさいよ!≪容疑者は四人よ!≫」

ボブ「四人ですかー?誰ですかー?」

麻生「桜庭様は自殺の可能性もある…ということでしょうか?」

愛野「ええ。というより【自殺の可能性が高い】わ」

辻斬「…確かにそうであるな、前回の田中に似た形かもしれぬ」

ボブ「ん?けど≪何かがおかしいでーす。違和感がありまーす≫」

愛野「違和感?何よそれ!!」

ボブ「違和感でーす。何だか納得できませーん」

≪≫の中身に賛成か【】の中身を論破しろ
下2

正解!!


有山「そうだと思うぞ」

ボブ「イエア!そうでーす」

有山「拳銃は台座に繋がれたまんまだったんだよ」

愛野「それの何がおかしいの?それでも自殺は出来るでしょ?」

有山「桜庭はあのチェーンをどうして切って使用しなかった?」

愛野「は!?あのチェーン切れたのっ!?」

麻生「は…はい。ええっと工具店の工具で、それは桜庭様もご覧になっていたはずです」

有山「だからおかしいんだ」

辻斬「何がおかしいのか教えてくれないと理解できないのだが」

有山「自殺なら自殺だと分かりやすいようにしないか?」

アリス「拳銃を…握り…しめる…とか?」

有山「ああ。そうした方が裁判は簡単に進む、アイツだってそれくらい考え付くだろう」

アリス「……そう…だけど…」

有山「今だってそうだ。俺らの中に犯人が居るかどうかの話し合いになってた」

愛野「アイツがそれを予想できないはずないわよね」

ボブ「つまり桜庭さんは自殺では無ーい?」

愛野「誰かが台座に繋いだままの銃で撃ったってことになるのかしら」

麻生「けれど台座に銃をつないだままとなると…」

有山「今の所チェーンが切れる事を知ってたのは俺と麻生、後桜庭だけだ」

辻斬「となると怪しいのは3人から二人に絞られるわけか」

ボブ「…んーふ?」

辻斬「私と貴様、その二人だ」

ボブ「オウマイゴーッド!!!」

辻斬「つまりお互い疑い合わなければならない状況になっている」

有山「…ああ」

≪ノンストップ議論開始≫
コトダマ>482
【死体の状況】
【愛野の証言】
【謎の音】
【現場に来た順番】
【辻斬の証言】
【モノクマファイル6】


辻斬「つまり犯人は【桜庭を殺して、どこかに潜んでいた】ということになるな」

ボブ「【隠れれる場所なんて無ーい】ボブのこの大きい身体じゃ無理でーす」

愛野「……【何かひっかかる】のよね」

麻生「桜庭様を一発で撃ち抜いたことですか?それとも他の事ですか?」

愛野「分かんないわ。頭ン中もやもやしてんのよ」

アリス「…【もしかして使われたのは銃じゃない】とか…」

辻斬「では何が使われた?」

アリス「ごめんなさい…分からない…」

辻斬「今まで話し合っていたが、要するに【犯人は私かボブの二人に絞られたってことであるな】」

麻生「つまり【桜庭様を一発で仕留めれた】人物ということですね」

アリス「…でも…【どっちにも…出来るよね…銃で仕留める】なんて…」


【】の中身を抽出し【】の中身を論破しろ

下2


ん?何か引っかからないか?

本当にできるのか?そんなこと?そうだったか?

再安価↓1

正解!!


有山「そうじゃないだろ」

アリス「…え?」

有山「思い出せ、あの拳銃は発砲するとアナウンスが鳴っただろ?」

アリス「…うん。だから弾が出るま―――…あ」

――――――――――――――――――――――――

―――――――――――ビービービー

『拳銃を誰かが使用しました!!』

『拳銃を誰かが使用しました!!』

『空砲です!!空砲です!!』

『再度装填してシャッフルします!!12時間お待ちください!!』

『繰り返します!!』

―――――――――――――――――――――――――


有山「ああ。そうなんだ、あれは空砲でもアナウンスが鳴る」

有山「けど俺らが聞いたのは発砲成功のアナウンスだけだ」

愛野「つまり犯人は一発で発砲を成功させたって事よね?」

辻斬「そうなるな。あのアナウンスが二回鳴り響いていて、誰も気づかないと言うことはない」

麻生「でもそれじゃあ変ではありませんか?」

麻生「犯人は出るか出ないかもわからない拳銃で桜庭さんを殺害したんですよね?」

アリス「……あ…そっか」

麻生「はい。そういうことなんです、もし弾を外していたら犯人はどうしていたんだろうって…」

麻生「外してもアナウンスはなりますし…それに、桜庭様が無抵抗なはずありませんよね?」

辻斬「弾は一発だけではなかった…とかではないか?」

アリス「あ…そっか、あの時皆で集まったときは弾の確認…しなかったん…だっけ」

ボブ「ふっふっふっふっふ」

辻斬「何笑っているのだ?おかしいことを言ったか?」

愛野「真面目にしなさいよ!!!」

ボブ「冗談はヨシヒコさんでーす!」

ボブが言っている事はよく分かっている
けどボブは説明でき無さそうだし俺がするしかないな

>482から正しいコトダマを選択しろ

下2

正解!!



有山「あの拳銃の装弾数は一発だった、捜査の時に俺らが確認した」

ボブ「そうでーす!」

愛野「何よその勝ち誇った顔!なんか腹立つわね…」

麻生「犯人が発砲に成功した後に弾を抜いて…」

麻生「って、さすがに不可能ですね…弾が一発なら6分の1を潜り抜けなければいけませんし…それにアナウンスが鳴ればすぐに逃げなければならない」

アリス「ということは…弾を隠している…暇なんて…無い?」

ボブ「ボブの勝ちでーす」

愛野「トゥーンキングダムかどこかに帰りなさい!そしてもう一生姿を現さないで!!」

辻斬「今回の犯行…おかしい所しかない」

愛野「そうね。だってこんなの賭けに出過ぎよ。犯人は犯行を隠すつもりはないの?」

アリス「…6分の1……一発で仕留める…」

辻斬「そして弾が複数装填されていた場合、どうやって弾を処理したか…だ」

愛野「やっぱり自殺じゃないの?」

辻斬「自殺…か…けど、どうしてこんなに分かりにくい…」

≪ノンストップ議論開始≫


コトダマ>482
【ボブの証言】
【桜庭のゆるぎない自信】
【テロリストの才能】
【辻斬の証言】
【モノクマファイル6】

辻斬「【桜庭はやはり自殺だった】ということで話を進めて行った方が良さそうであるな」

愛野「じゃないと【こんなリスキーな犯行行えない】わよ!」

麻生「でもそれは桜庭様が行っても同じくリスキーではございませんか?」

アリス「…≪桜庭さんの…才能は幸運≫…だった…よね」

辻斬「つまり【幸運だからこそ行えた犯行】ということか…」

愛野「そうだわ!それよ!自分の才能を信じて自殺したのよ」

麻生「幸運だからこそ…リスキーな犯行にも打って出れたと言うことでしょうか?」

ボブ「んーふー?」

辻斬「まるで魔法のような才能だな…」

アリス「…幸せ…だったのかな…」

≪≫の中身に賛成か【】の中身を論破しろ
下2

正解!!

有山「そうじゃないだろ」

辻斬「どういうことだ?桜庭の才能は幸運ではないのか?」

有山「ああ…けど。お前ら見たか?死体安置所とか遺品管理庫のショーケースとか」

アリス「……なにか…へん?」

有山「ああ変だ。俺らの数より全部一つ多いんだ」

愛野「…は?」

有山「だから全部17個用意されてるんだよ」

辻斬「で?それが桜庭が幸運ではないかもしれないと言うこととどうつながってくる?」

有山「なあボブ。ショーケースの裏の話皆にしてやってくれ」

ボブ「まっかせなさーい」

ボブ「あのショーケースの裏には小さく才能がかかれているのでーす。しかも英語でーす」

ボブ「そしてその中に一つ『テロリスト』と書かれた才能がありましたー」

麻生「テロ…リスト?」

ボブ「英語で言うと『Terrorist』でーす」

愛野「発音の問題じゃないわよ!!バカ!!!!」

辻斬「つまり貴様は桜庭が幸運ではなくテロリストだと言いたいのか?」

有山「その可能性はないか?」

愛野「ちょっと待ちなさいよ!桜庭がテロリストなら幸運はいったい誰になるのよ!?」

愛野「だ…大体私たちは最初から16人だったでしょ!!」

麻生「17人目がどこかに居ると言うことでしょうか?」

アリス「……17人目?」

ボブ「でもそんな人見た事なーい…」

麻生「そうですよね、それに17人目が居れば絶対に私たちはどこかで会っているはずです」

愛野「麻生。それどういうことよ?」

麻生「学級裁判。私たちは全員参加…ですよね?」

麻生「モノクマ様も毎回アナウンスで言っています。「全員参加」だと」

モノクマ「そだよー。学級裁判は全員参加だよー」

愛野「じゃあやっぱり17人目はどこにも居ないってことよね…」

辻斬「ひ…ふ…み…。ああ。裁判の席も16席しかない」



今日はここまで、お待たせして申し訳ございません!
次回で裁判終わらせたいなぁ

では!お付き合いありがとうございました!

今日の夜にでも5章を終えられそうです!
スランプだなんて誰が言ったぁぁぁぁぁ!!!

更新OK?

人は居ますか?

モノクマ「うぷぷぷぷ。悩んでるねぇ」

モノクマ「って!いいの?こんなことしてて!クロを早く見つけないと」

愛野「言われなくても分かってるわよ!」

辻斬「だが、庫のもやっとした感情を何とかしないと…」

辻斬「このような感情を解決することは裁判をする上で大切になってくることはもう痛いほどわかっている」

麻生「では今から17人目についてお話しするのですか?」

ボブ「でも16人しか居なーい」

アリス「桜庭さん…に…焦点を…当てた方が良い…んじゃないかな…」

辻斬「ということは桜庭が幸運か否かという事を議論していくことになるのだな」

愛野「まずテロリストがブラフの可能性だってあるわよ!」

麻生「それを言ってしまうと…もう何も信じられなくなってきますよ?」

愛野「そう…よね…。あー!もう!頭の中がパンクしそうだわ!!!」

ボブ「こんな事ならボブの自白絵本を…」

愛野「そんな事より蘇生絵本を作りなさいよ!!!アンタらもうできんでしょ!?」

アリス「無茶…だよ…」

ボブ「りょかいでーす!」

アリス「出来るの!??」

桜庭がテロリストである可能性…
それを示す物、怪しいものはちゃんと捜査上で見ている
あんなの普通の奴にはねえよな?


>482から正しいコトダマを選択しろ

下2

正解!!


有山「桜庭の手の甲は見たか?」

愛野「手袋がしてあったから見てないわ。それにあの下には火傷があるって話聞いたわよ」

麻生「同じく。だからやけどの治療が出来たんだと…仰っていました」

有山「火傷なんて無かった。あったのは狼のタトゥーだ」

ボブ「器用な火傷でーす!」

愛野「どっからどう見てもタトゥーじゃないの!バカ!!!」

麻生「あれ…子のタトゥーどこかで…」

辻斬「見覚えありということか?」

麻生「…は…はい。いったいなんでしたっけ…」

ボブ「桜庭さんはオシャレ上級者さんでしたー!」

愛野「だとするとタトゥーの趣味悪すぎるでしょ!!しかも隠す意味よ!!」

アリス「うん…」

ボブ「そんなのどっちかわっかりませーん!」≪反論≫

ボブ「だからボブはそこをはっきりさせまーす!」

ボブ「んーふー?オーケーですかー?」

《反論ショーダウン 開始》
コトダマ>>>482
【現場に来た順番】
【辻斬の証言】
【モノクマファイル6】
【辻斬の証言】
【桜庭のゆるぎない自信】


ボブ「桜庭さんの腕のタトゥーがテロリストである【可能性はなーい】」

ボブ「ああ見えて中身は【クレイジーファンキー】なのかもしれなーい」

ボブ「それに【あんな分かりやすい所にタトゥーなんていれなーい】」

ボブ「【背中とかならわかるまーす】けど【腕はずっと隠す必要】があるからリスキーでーす」

ボブ「他にも言いたいことは沢山ありまーす」

ボブ「もしかすると運動神経が良いだけの人だったのかもしれなーい!」

ボブ「それに桜庭さんがテロリストなら【幸運は誰なんですかー】」

ボブ「論破できるものならしてみてくださーい!」

ボブ「【そんなのできるはずがなーい!】」


【】の中身を蹴り崩せ

下2


正解!!



有山「そのj発言崩させてもらうぞ」

ボブ「んふっ!?」

有山「忘れたのか?捜査してた時に聞いた辻斬の話を」

有山「アイツの体は古傷だらけだったんだぞ?」

辻斬「ああ…普通に生活していてあれほどの傷はまずつかないだろう…」

麻生「えっと…それってどういうことですか?」

辻斬「つまり私が言いたいのはだな、奴も何らかの格闘経験があるに違いないと言うことだ」

愛野「傷を見ただけでそれが言えるの?もしかしたら何らかの事故でそうなったのかもしれないでしょ!」

辻斬「傷の治り具合がまばらだった。事故だとしたらあいつは大事故レベルの経験を何回も体験していることになる」

愛野「その可能性――――」

アリス「あ…だと…おかしいんだ…」

辻斬「ああ。幸運である物がそう何回もあのレベルの事故をするとは思えない…」

ボブ「ということは…桜庭さんはほんとのほんとにテロリストですかー?」

辻斬「それは何とも言えない…」

愛野「って!違うじゃない!!!」

辻斬「何がだ?何が違うんだ?」

麻生「あ…確かにそうです。桜庭さん…テロリストだったんでしょうか?」

≪ノンストップ議論開始≫
コトダマ>482
【桜庭の手】
【桜庭のゆるぎない自信】
【凶器の拳銃】
【桜庭の生徒手帳】
【麻生の見た男】
【謎の音】


辻斬「二人して何を騒いでいる?【何がおかしいのだ?】」

愛野「才能よ!電子生徒手帳を起動した時に【個人情報が出るでしょ?】」

麻生「そう言うことです。桜庭様の電子生徒手帳を起動した時も【個人情報が出たのを覚えています】」

アリス「…えっとつまり…≪それを二人は信じてる…≫ってこと?」

愛野「ええ。あの電子生徒手帳に【嘘をつかれたことはないから】」

麻生「愛野様と同じく…」

愛野「つまりは【電子生徒手帳に書いてあった通り】桜庭は幸運だった」

アリス「じゃあ…テロリストは?」

ボブ「幕の内か何かでーす」

アリス「それを言うなら…黒幕…じゃない?」

ボブ「そうともいうかもしれませーん」

麻生「つまり≪電子帝都手帳に書いてある情報は正しい≫ということです…」

≪≫の中身に賛成か【】の中身を論破しろ
下2

正解!!


有山「そうじゃないだろ」

愛野「はぁ?」

有山「お前ら。全員今から電子生徒手帳を起動してみてくれないか?」

愛野「…良いけど。何かが違うってわけでも無いでしょ?」

――――――――――――――――――――――

超高校級の宇宙飛行士
 
  愛野 空

――――――――――――――――――――――

有山「でも桜庭のは違った。ボブ、メモを出せ」

ボブ「まっかせんしゃーい!」


―――――――――――――――――――


   桜庭 春風

―――――――――――――――――――


麻生「あら?…これ…」

愛野「ちょ…ちょっと待ちなさい、これどう言うことよ?」

アリス「才能が……表示されてない?」

辻斬「見間違い書き間違い描き間違いということはないのだな?」

ボブ「ないでーす!ボブはいつでも正確でーす!」

愛野「アンタだから心配なのよ!!!」


有山「つまり桜庭は幸運じゃない、だよな?モノクマ」

モノクマ「え!?そこでボクに話を振ってくるの!?いや…それはボク何とも言えないなぁ…」

愛野「ええっと…なら桜庭はテロリストで、ちょっと待って、なら幸運は?」

辻斬「幸運なテロリスト…」

麻生「だとしたら尚更体の古傷や今回の件が…謎になってきませんか?」

モノクマ「というよりオマエラ今そんなこと話してる暇あるの?!オマエラの中にクロが居るんだから!それ見つけないと!」

麻生「そうですね、桜庭様の素性に関しての話はここまでにしておいて犯人を捜さないと…」

愛野「でもその犯人が誰かって事よね」

モノクマ「ほら!もう時間無いよ!急いで急いで!!」

愛野「急かさないでよ!!!」

モノクマ「もう裁判終わらせちゃうよ!ほら!早く議論して!!」

辻斬「貴様今日はやけにしゃべるな…」

モノクマ「気のせいだよ!」

≪ノンストップ議論開始≫

コトダマ>482
【麻生の見た男】
【死体の状況】
【胸ポケットの電子生徒手帳】
【愛野の証言】
【謎の音】

アリス「犯人はどうして【桜庭さんを殺す事が出来た】…んだろ…」

愛野「≪余程ラッキーだった≫とかじゃないの?」

辻斬「完全に思考が停止しているな、【運だけで人は殺せぬ】」

愛野「けど【装弾数一発】で【桜庭を撃ち抜いた】んでしょ?その時点でもう今回の犯行は破綻よ、たまたまだって言われても今回は文句のつけようがないわ」

ボブ「拳銃だけにタマタマ!」

愛野「だれかここの鬱陶しいのを打ち抜いてくれる!?」

麻生「ですが…今回の【犯行は考えれば考えるほど無理】だと言うことが分かってきます」

辻斬「ああ、議論もずっと堂々巡りだ≪自殺でもなければ他殺の可能性も低い≫」

麻生「最終的には【桜庭様の素性の話が持ち出されました】からね…」

辻斬「…頭が痛い」

ボブ「ロキソニーン」

辻斬「…そう言う痛さではない…」

≪≫の中身に賛成か【】の中身を論破しろ
下2

正解!!

有山「そうだと思うぞ」

愛野「は?え?何がよ!?」

有山「犯人はかなりの幸運だった」

愛野「まあ確かにそうだけど、それに同意して何になんのよ?六分の一を引く可能性は誰にでもあるわ」

愛野「それで犯人の特定なんて…」

有山「犯人が幸運だったのはそれだけじゃない。桜庭の電子生徒手帳だよ」

麻生「それがどうか致しましたか?」

有山「桜庭の左胸のポケットに入っていたのにもかかわらず、電子生徒手帳は無傷だった」

愛野「ん?けどおかしくない?」

辻斬「ああ。かなりな」

ボブ「んーふー?わけがわからないよー」

辻斬「よく考えて見ろ、桜庭は胸を撃ち抜かれて死んでいた。それなのに電子生徒手帳は胸に入りっぱなしだった」

辻斬「つまりはこの大きさの電子生徒手帳の合間を縫って、犯人は桜庭を殺したことになる」

愛野「…六分の一を引けたとしても、電子生徒手帳をすり抜けるなんて…」

辻斬「無理なんだ、どうあがいてもそんなのはあり得ない」

アリス「犯人が…事件後に…胸に入れた…とか…?」

愛野「そんな暇あった?」

アリス「……」

麻生「じゃあ本当に犯人は電子生徒手帳の合間を縫って?」

ボブ「けど無理でーす!それこそテロリストにしか出来なさそうなことでーす!」

愛野「ええ!?じゃあやっぱり犯人はテロリストなの?ああもう頭痛い!!」

麻生「でも桜庭様が幸運ではない可能性も…出てきましたし…」

愛野「じゃあそんな芸当誰が出来んのよ!!絵本作家!?人形作家!?ムエタイ選手!?」

辻斬「落ち着いて考えろ」

ボブ「やっぱり自殺でーす」

辻斬「話がまた後退するから少し黙っていろ」

そんな芸当ができる犯人の才能…か
それってもしかするとこれじゃないのか?いや…これしかない


≪閃きアナグラム開始!!≫

り ん こ ま す り ま い と う

ん ぱ り き ま う あ い や す


○○○○(四文字)

下2

正解!!


有山「今回の犯人は超高校級の幸運だ」

愛野「だーかーら!!!じゃあその幸運はどこに居るのよ!?」

愛野「アタシ!?それとも麻生!?辻斬?アリス?アンタ?ボブ!?いったい誰なのよ!!!」

麻生「落ち着いてください…。まだ説明があるのかもしれないじゃないですか」

辻斬「確かに超高校級の幸運だと理に適ってくる…。だがな、私たちの中にはそれが居ないのだ」

麻生「……もしかすると誰かが知らないうちに…」

愛野「なに!?幸運って潜伏性の病気みたいなものなわけ!?」

ボブ「……びょーき…」

愛野「だったら麻生は違うわね」

辻斬「候補は五人か…」

いや…そうでもない。犯人は俺らの中に居ない
そう、もう一人怪しい奴が居るんだ

>482から正しいコトダマを選択しろ

下2

正解!!


有山「白いパーカーの男」

麻生「あ…そうです!白いパーカーの男!!」

辻斬「なんだそれは?」

有山「麻生が見たって言う白いパーカーの男も候補に入れれば六人になる」

愛野「ちょ…ちょっと待ちなさいよ!初耳よ!?」

麻生「…話そうと思っていたのですが…あの後倒れてしまって…その…」

アリス「…17人…目?」

愛野「何で最初にそれ言わないのよ!!!」

麻生「すいません…」

有山「コンビニにもクリーニングセンターにも白いパーカーなんておいてない、けど麻生は確かに見たんだよな?」

麻生「ええ。薬局で…後ろ姿だけでしたけど」

モノクマ「ぼ…ボクが今回のクロに貸し出したんだよ!」

愛野「黙ってなさいよ!この青ダヌキもどき!!!」

愛野「つまりはそいつが犯人ってこと?」

麻生「でもそんな人…どこに…」

有山「多分…その白いパーカーの男は――――――」


≪怪しい人物を指名しろ≫

下2

正解!!

有山「お前だよ!」

モノクマ「ぎ…ギクゥッ!!」

モノクマ「ぼ…ボクは熊だよ!中の人なんて居ないよ!!」

モノクマ「そ…そうだよ!!」

愛野「信じられないほどに動揺してるわね…」

モノクマ「うぷぷ!動揺しているように見せかけて実はしていないと言う高等テクニックだよ!!」

辻斬「だが、モノクマならば合点がいくな」

麻生「今までずっと裁判にも参加していますしね」

ボブ「つまりは17人目の生徒がモノクマだってことですかー?」

モノクマ「違うよ!!だってボクは一人しかいないんだよ!!ボクはオマエラを監視するのに忙しいんだからね!!」

モノクマ「仮に中の人が居たとしても!ボクには桜庭さんの殺人なんてボクには無理だよ!!」

モノクマ「オマエラをずっと監視していたからね!大事なことだから二回言うよ!オマエラをずっと監視していたからね!」

有山「いや!それも違う!!!」

>482から正しいコトダマを二つ選択しろ

下2

正解!!



有山「あの日の夜!監視はされてない!!」

辻斬「…どういうことだ?」

有山「どうして夜時間レストランは施錠されていなかった?」

有山「どうしてボブの部屋のシャワーが壊れた時に行かなかった?」

モノクマ「……ぎ…ギクギクゥッ!!!」

愛野「さっさと自白なさいよ!!!」

モノクマ「そうだ!投票スイッチを見てよ!」

愛野「はぁ!?」

モノクマ「16人分しかない。白いパーカーの男のボタンなんてないでしょ!?」

手元にある投票スイッチは確かに16人分しかない。
アリヤマ・アリス・ボブ・サクラバ・アイノ・アソウ―――――――――

全員分の名字とドット絵が刻まれたそれは確かに16人分しかない


愛野「黒幕が自分のボタンなんか用意するわけないでしょうが!!」

モノクマ「ボクはフェアだからそんな事はしません―!」

辻斬「この黒幕往生際は悪いが頭は良くない様だな…」

アリス「……もしかすると…誰かが死んだふりを…してて…その人が…黒幕とか…」

愛野「なにその三流推理小説みたいなネタ…あるわけないでしょ!」

アリスの言ってる事は間違っている、俺ら16人の中に黒幕は居ない
それはこれで証明できるはずだ

>482から正しいコトダマを選択しろ

下2

正解!!


有山「それもないな。死体はきちんと全員分あった」

ボブ「そうでーす!みんないい具合に死んでましたー」

愛野「いい具合に死んでるってどう言うことよ!!!」

有山「つまりモノクマ。お前が17人目だってことはもう逃れられない事実なんだ」

モノクマ「……」

モノクマ「………」

モノクマ「でもさぁ。それって根本的におかしいよねぇ」

モノクマ「そうだと思わない?」

モノクマ「オマエラ今までの会話を思い出してみてよ」

愛野「急に冷静になったわよ…コイツ」

モノクマ「うぷぷ!いくらボクに中の人が居ても!それは不可能なんだよ!」≪反論≫

モノクマ「なんか追いつめられるのも飽きてきたよ!」

《反論ショーダウン 開始》
コトダマ>482
【麻生の見た男】
【辻斬の証言】
【モノクマファイル6】
【愛野の証言】
【謎の音】

モノクマ「オマエラの推理だと【僕には中の人が居るんだよね?】」

モノクマ「じゃあ【僕はあのアナウンスの後どこに隠れてたのかな?】」

モノクマ「ボクは知ってるんだよねー。【あの後すぐに有山君が来たってこと】それにボクは全員が揃ってから【すぐにモノクマファイルを用意したんだよ?】」

モノクマ「それはお前らも知ってるよね?」

モノクマ「オマエラはさっきの話の中で【隠れる場所なんてない】って結論を出したじゃん!それは【ボクにも適応されるんだよ】」

モノクマ「全員の目をかいくぐって隠れるなんてのは不可能なんだよ!」

モノクマ「ボクも【オマエラと同じ条件なんだよ?】」

モノクマ「うぷ…うぷ…うぷぷぷぷぷぷ!!!」


【】の中身を蹴り崩せ

下2

正解!!

有山「その発言崩させてもらう」

有山「お前だけが隠れれる場所、そこに隠れた…。いや、戻ったんだよ」

辻斬「それってどこのことを言っているのだ?」

有山「6階だ。まだ俺らの行けない場所だよ」

モノクマ「でもそれって推測だよねー?そうだよねー?」

愛野「そうでもないわよ。有山の後を追っている時変な音を聞いたのよ。私」

モノクマ「なに?それがボクの足音だとでもいいたいの?」

愛野「それがもし、6回のシャッターが閉まる音だとしたら?」

アリス「……」

愛野「何とか言いなさいよぉぉぉおお!!!」

モノクマ「……」

モノクマ「……」

麻生「認めると言うことでよろしいのでしょうか…」

モノクマ「うん。分かった。認めるよ。ボクが殺したんだ」

モノクマ「有山君。事件を纏めてくれるかな?うぷぷ」

辻斬「なんだ…妙に潔いな…。先ほどまでの往生際の悪さはどこに行った?」

麻生「………」

有山「分かった。今回の事件を纏めて全部を終わらせよう」

愛野「さっさとしなさいよ!コイツさえいなくなれば外に出れるんだから!」

アリス「……頑張って」

ボブ「ボブの勝ちでーす!」

ボブ「ボブたちの勝ちでーす!!」

モノクマ「うぷ…うぷぷぷぷぷぷ」

アリス「…気持ち…悪い…」













【クライマックス推理 開始】
























モノクマ「って!大変だ!もうこんな時間だ!巻いて行かないと!!」




【クライマックス推理 中断】










愛野「はぁ!?ど…どういう事よ!!」

モノクマ「だってさ。オマエラさ。桜庭さんがテロリストとかそうじゃないとかで時間使い過ぎだよ」

モノクマ「時間切れだよ!時間切れ!」

麻生「ちょ…ちょっと待ってください!!今まで時間切れなんて無かったじゃないですか!」

モノクマ「けど時間切れが無いなんてボク一言も言ってないよね?」

麻生「…」

辻斬「どうするつもりなのだ?」

モノクマ「そりゃ決まってるじゃーん!投票タイムからのオシオキタイムだよ!」

モノクマ「もう5回目なんだからいい加減流れ覚えてよね!」

ボブ「…と…投票ですかー?」

モノクマ「うん!お手元にボタンあるでしょ?それすらも忘れたの?」

麻生「で…でも待ってくださいよ!このボタン…」

愛野「このボタンの中に犯人は居ないじゃない!!」

モノクマ「え?そうなの?ボクバカだから分かんないや!」

辻斬「貴様!!!!!!」

愛野「駄目!辻斬!今ここで乗らないで!」

麻生「…」

モノクマ「いやぁ…ボク毎回さ。有山君の総まとめで納得してたんだけど…今回はそれも無かったしなぁ…」

モノクマ「もしかしたらボクが犯人じゃなくて…お前らの中に犯人が居るのかもしれない!」

アリス「……」

モノクマ「さ!早く投票してよオマエラ」

モノクマ「じゃないとお前ら全員オシオキになっちゃうよー?」

愛野「間違った投票だとしても私たちは…」

モノクマ「間違ってるか間違ってないかなんてオマエラが決める事じゃない。ボクが決める事だよ」

モノクマ「投票してその人がクロかに賭けるか、投票せずに今ここでオシオキされるか。オマエラに決めさせてあげるよ」

アリス「…最低…最低だよ!!!」

モノクマ「じゃあカウントダウーン!」

モノクマ「ごー!よーん!さーん!にー!―――――」


【安価】

1「お前ら!俺に投票しろ!!」
2「お前ら!絶対投票するな!!」

下2


有山「お前ら!!!俺に投票しろ!!早く!!!」


モノクマ「いーーーーーーち」


アリス「……」

有山「早くしろ!!!!」

有山「何ぼーっとしてんだ!!!アリス!!愛野!麻生!!辻斬!!ボブ!!!」


モノクマ「ゼッロ☆」








モノクマ「ほうほう…オマエラはそう言う答えを出したんだね」

モノクマ「はたして、クロは誰なのか。投票は正しいのか?」

モノクマ「投票結果は正解なのか間違いなのか!」







モノクマ「それでは!発表しまーす!!」




















――――――――――――――――――――

【有山】 【有山】 【有山】

   チャッチャラチャ~♪

―――――――――――――――――――――


























【学級裁判 閉廷】














モノクマ「はい!ということで大正解!!!そしておめでとう!これが最後の学級裁判だよ!」

愛野「ちょ…ちょっと待ちなさいってば!!!!」

麻生「そんなのあり得ませんよ!!有山様が犯人のはず!」

モノクマ「ボクが決めたんだからそうなの!文句ある!?」

有山「…」

愛野「有山は…有山はどうなるってのよ!!」

モノクマ「それも忘れちゃった?今までのクロはみんなどうなってた?」

ボブ「おし…おき…ですか…?」

モノクマ「そ。最後のオシオキ。オマエラもきちんと見ときなよ!」

アリス「やだ!!!」

モノクマ「うん。けど悲しいけどこれルールなのよね」

モノクマ「出口の説明は改めてするよ。大丈夫?」

ボブ「だいじょばない!!!」

俺が犯人な訳ないのは俺が一番知っている
それにこいつ等だって一番よく分かっている

俺は黒幕の身代わりにされた
頭の悪い俺でもそれくらいは分かる

それにモノクマが言っていた投票しないと全員オシオキってのも本気だ

モノクマ「有山君どうしたの?さっきから無言だけど…」

モノクマ「やっと自分の罪の重さに気づいちゃった!?」

分からないのは一つ。どうしてあそこで俺は俺に投票しろと言ってしまったのか…
俺は外に出るためだけにこの生活を送ってきたはずだ、それにこいつらが死ぬと哀しいかもしれないが、俺は死にたくない
ああ…なんでだったかな


どうして俺はわざわざ自分を犠牲になんかしなきゃなんなかったんだろうな


最後の最後に最高にめんどくせえ…

モノクマ「言い残したことはない?」

愛野「…有山!!!なんか言いなさいよ!!アンタ犯人じゃないでしょ!!!」

愛野「違うって言いなさいよ!!!なんでアンタが!!!」

麻生「……有山様…私たちの為だけに…」

辻斬「有山!!!」

ボブ「ボブが代わりにオシオキを受けまーす!」

アリス「有山君…駄目だよ…行っちゃ」

モノクマ「はいはい。皆の言葉も終わったし。そろそろ行っちゃう?」

アリス「モノクマやめて!!」

モノクマ「やめられねいよね」



モノクマ「超高校級のムエタイ選手である有山ライアンクンの為に、スペシャルなおしおきを用意しましたっ!」


モノクマ「では、張り切っていきましょう!おしおきターイム!」






有山「じゃあな。皆」


















【GAME OVER】

アリヤマクンがクロにきまりました

 おしおきをかいしします






















   【勝ち抜け!百人蹴り!!】



                                     超高校級のムエタイ選手 有山ライアン 処刑執行











こういう流れでオシオキになるのか。
受けた事がないから俺は分からなかったが、オシオキ会場に行くまでに様々な準備がされた

俺は今上半身を鎖でぐるぐる巻きにされて、四方が襖に囲まれた畳の部屋に居る

鎖は予想以上に固く外れそうにない。
自由に動くのは両足と頭だけだ


――――ガタンッ


四方の襖が一斉に倒れてそこから刀を持ったモノクマが襲い掛かってくる


―――シュン

――――バコンッ

体は鉄で出来ているらしく堅い。だが倒せない事もない


――――ザッザッザッザ

…四方から夥しい数のモノクマがやってくる
これを全部倒せってことか?…やってやる、俺はこんなのに負けるほど弱くねえ


――――シュンシュンシュンッ

――――バコンバコンッ

―――ガキッンッ

予想以上にバテるが、相当な数は倒せた。
無限には居ないだろう、倒しつくすまで頑張ればいい

―――スンッ

―――ジワッ

………!?
モノクマのうち一体が刀を飛ばしてきた、それが頬を掠める

近寄るより遠くからの攻撃の方が有効だとこいつらは気づいたのか刀を一斉に投げつけてくる
無理だ…四方八方からの遠距離攻撃は流石にすべて防ぎきれない



―――――――――ザクゥッ!!!

――――カランカランカラン

刀が有山君の背後に向かって飛んでいく場面でオシオキの映像が切れた



愛野「嘘でしょ……」

麻生「………」



モノクマ「いやっほうっ!!エクストリィィィィムッ!!」

モノクマ「いやー!最後も凄かったね!さいっこうに絶望的だったね!」


ボブ「ほんとに…ほんとに有山君は!」

アリス「……」

モノクマ「はい!ということでオマエラは出口に行けるんだよ!おめでとう!」

アリス「――――!!!」

―――ガンッ

モノクマ「え?」

アリス「ふざけないで!!!有山君は犯人じゃないでしょ!!!返して!!!」

辻斬「やめろ!!やめろアリス!!ここで貴様まで死んだら!!有山の無念は深まるばかりだ!!!」

モノクマ「アリスさんがボクを蹴るなんて…」

モノクマ「ま!普通ならオシオキ物だけど、もう今回だけは許してあげるよ!」


許せなかった。
死んでもいいけど、モノクマだけは絶対に許せない

モノクマ「さ。出口に案内するからオマエラはぐれずについて来てよね」

モノクマは私たちを誘うみたいに。ゆっくりとエレベーターに向かって歩き始める
…駄目。そんな事させない


アリス「………」

愛野「なにやってんの?」

アリス「まだ…まだ…終わってないよ」

愛野「その気持ちは分かるけど…有山はもう死んだのよ」

麻生「…」

モノクマ「ねぇー…退いてよ!次はほんとにオシオキだよ!」

アリス「すれば」

モノクマ「えらく強気だね?どうしちゃったの?」

アリス「どうもこうもしてない。出口なんか行かない」

辻斬「アリス?」

有山君が死んだ。
だからこそ私は、私たちがすべきこと。まだ残ってるはず

有山君を死なせたままにしてはいけない、今までの皆の死を無駄にしてはいけない。

このまんま全部終わっていいわけがない

モノクマ「睨んでるだけじゃわからないよ」

モノクマ「何か言いたいことがあるならハッキリ言ってよね!」



アリス「…学級裁判を開いて」

愛野「……?」

モノクマ「桜庭さんを殺したのは有山君だったでしょ!裁判はもう終わったの!」

アリス「桜庭さん殺しのは…もう終わったかもしれない」

モノクマ「でしょ?なに?まだ殺人が起きるの?」

アリス「もう起きてる」

モノクマ「はぁ?」

アリス「皆を殺した犯人がまだ残ってる」

愛野「そう言うこと…。あんた……」

モノクマ「なになになに?どういうことなの?ボクには訳が分からないよ」



アリス「この生活を始めさせた犯人。次の裁判でそれを見つける…」

モノクマ「え?!何言ってるの!?」

辻斬「確かに。まだ解けていない謎が一つあったな、モノクマよ」

麻生「貴方の正体がまだ分かっていません」

ボブ「姿を現すのでーす!白幕め!!」

愛野「肝心な所でバカな事しないでよ!!黒幕よ!!」

モノクマ「え?は?オマエラ外に出たくないの?バカじゃないの!?」

愛野「何とでも言いなさいよ。もうこんな状況バカになんないとやってけないのよ!!!」

辻斬「負けたままでは引き下がれん」

麻生「今まで散々してくれたお返し。皆様の無念、はらさせてもらいます」

ボブ「ファッキン!!!!」

アリス「…嫌って…言わないよね?」

モノクマ「なんでオマエラ不幸じゃないわけ!絶望してないわけ!?いいよ!ボクだってそこまで言われれば乗るしかないよ!」

モノクマ「その代わり。ボクガ勝てばオマエラは全員オシオキだからね!!」

辻斬「私たちが勝てば貴様を活け造りにしてやる」















【CHAPTER5】

The most unfortunate luck in the world 【完】















実は5章入ってから私生活がいろいろ忙しくなったり、勢いで始めたから終わらせ方あんまり考えてなかったり
いろいろ手間取ってしまい、皆様をお待たせしてしまう事が多くて申し訳ございませんでした

そうです。そう言う終わり方をします

ということで次回が最終章!泣いても笑っても最終章ですよ!
なんか最初貰った支援絵を見ては大分人が減ってしまったなとしみじみしています

では最後は次スレで!

そうです。恒例の如くこのスレでもご批判要望感想その他いろいろとかリクエスト受け付けております
今回も暫くの間ならすぐにお返しできると思います


次回は日常パートはありませんよ!捜査パートと裁判パートだけです
裁判が難しくなってくると作者が一番混乱する罠…
自分の脳内静寂ちゃんレベルなので…。

では!お付き合いありがとうございました!

【才能】超高校級の絵本作家
【名前】ボブ・カールトン【好感度】61
「何が何でも黒幕ゆるしませーん!」

【DEAD】
【才能】超高校級の美化委員
【名前】羽田木 純【好感度】34
「まさか自分が…か。ふん。仕方ないな」

【DEAD】
【才能】超高校級のフードファイター
【名前】国木田 織【好感度】18
「俺の事許してくれるなら…その…母ちゃんの事頼むな」

【DEAD】
【才能】超高校級の海洋学者
【名前】九条 浩一郎【好感度】34
「楽しかったよ。最高にな」

【DEAD】
【才能】超高校級の助っ人
【名前】田中 十一【好感度】68
「じゃあな!相棒!」

【DEAD】
【才能】超高校級の寿司屋
【名前】館 巳繰【好感度】25
「バカな事しちまったよ…すまねえ」

【DEAD】
【才能】超高校級の芸人
【名前】花菱 香月【好感度】45
「どうも!ありがとうございましたー!」

【才能】超高校級の人形作家
【名前】アリス・グリム【好感度】90
「絶対に絶対に許さない。見ててね有山君」

【才能】超高校級の宇宙飛行士
【名前】愛野 空【好感度】60
「仕方ないわ、最後までやってやるわよ!」

【DEAD】
【才能】超高校級の奇術師
【名前】師走門 杏美【好感度】10
「大好きだよ!バイバイ!!」

【DEAD】
【才能】超高校級の助産婦
【名前】善知鳥 唯【好感度】32
「またね。どこかで会いましょう?」

【DEAD】
【才能】超高校級の幸運
【名前】桜庭 春風【好感度】89
「それじゃ、さようなら」

【才能】超高校級の侍
【名前】辻斬 蘭【好感度】72
「仇は討つ。安心しろ」

【DEAD】
【才能】超高校級の学習委員
【名前】静寂 ささめ【好感度】26
「今度もまた勉強に付き合って…って。私もう居ないんですね!えへへ」

【才能】超高校級のCEO
【名前】麻生 つかさ【好感度】62
「やってみてます!なんとしてでも!」

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