モバP「SSRか」堀裕子「そうなんです!」 (55)


P「とうとう来ちゃったなー」

ユッコ「来ちゃいましたね!」

P「こないだのサマカニで報酬じゃなかったもんなー」

ユッコ「まあ絶対特権で一回なってますし?」

P「まさか学生服だとは思わなかったけどなー」

ユッコ「意外性を出してこそのサイキックアイドルですから!」

P「いやーそれにしても」


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P「金がねぇよ!!」

ユッコ「こればっかりはどうしようも……」


P「なんで今来るの!?」

ユッコ「いや前もって予告とか出来ませんし」

P「こちとら数日前にイリヤに全ツッパしたばっかなんだよ!!」

ユッコ「そっちは引けたんですか?」

P「ワカメワカメギアスギアスマーボーマーボー」

ユッコ「ダメみたいですね」


P「しかもスカチケ直後じゃねぇか!次来るのいつだよ!?」

ユッコ「こればっかりはちひろさんのご機嫌次第としか…」

P「なんでもします、靴でも舐めます」

ユッコ「プライドはないんですか!?」

P「プライドでSSRが引けるのか?」

ユッコ「うわぁ…重症だ」


P「それにしてもSSRかぁ…出世したなぁ」

ユッコ「それじゃあ、せっかくですからユッコの魅力について話しましょうよ!」

P「魅力…魅力ねぇ」

ユッコ「なんでそこで悩むんですか!?」

P「割とあらゆる面が魅力的だもんで客観的に見られないというか」

ユッコ「なっ」

P「俺のユッコが多分に混じるというか」

ユッコ「俺のとか言わないで下さい…///」


ユッコ「まあこんなこともあろうかと?色々用意してきたんですよ!」

P「なんだこれ、ビデオ?」


堀裕子
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『アー、アー、私は超能力者デース。このスプーンを曲げるデー…え?あ、普通に自己紹介ですか?
コホン…堀裕子、16才、特技は超能力ですっ。スプーン曲げますよ!サイキックアイドル、エスパーユッコをご覧あれ!えいっ!』


P「うわ、懐かしい」

ユッコ「今に続くサイキック美少女アイドルユッコ伝説、その幕開けです!」

P「サイキック(物理)お笑い伝説の間違いじゃないか?」


『透視能力はまだ訓練中なんで…』

ユッコ「あーやってましたね、透視」

P「ウェイン・ホフマンでも見たんだろうな」


劇場70話
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P「ちょっといいか、お前確か福井出身だったよな?」

ユッコ「ええ、社長の多さが日本一の福井です」

P「なんで北海道ほっつき歩いてんの?」

ユッコ「あー…そこは大人の事情といいますか」

「ちなみに福井はメガネのフレームの生産量も日本一ですよ!」

P「誰だ今の」


堀裕子+
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『ふっふっふっ、サイキックアイドルユッコの登場ですよ!念力は…ま、まだ使えませんが、スプーンを曲げられる私ならそれも時間の問題っ!プロデューサーには奇跡の瞬間を見せてあげますよっ!』


P「今だに思うけどこの衣装出来いいよな」

ユッコ「そうですね!サイキック感がバシバシ伝わってきます!」

P「衣装さんも気に入ったのかリメイクされたりしてるし」

ユッコ「サイキック原点回帰ですね!」


『私のこの手にはサイキックパワーがっ!』

P「ところで念力とサイキックパワーって違うもんなの?」

ユッコ「それを語るにはこの余白は狭すぎますね」


スパニッシュスタイル
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『アイドルサイキッカー、スペインにあらわる!!スペインの人たちは幸せですね、プロデューサー。このエスパーユッコの
超能力を生で見られるんですから!奇跡を披露する前にとりあえず記念写真を、そーれパチリッ!』


P「もう見ただけで分かるアホ」

ユッコ「アホじゃないですよ!愛嬌があるんです!」

P「まあ実際バラ咥えながら仕事するの困ってたもんな」

『(バラをくわえて、仕事なんて…)』


ユッコ「一応常識はありますから!」

P「常識ある奴は衣装のままトマト祭りに行ったりしない」

ユッコ「ムムム………」

『プロデューサー、せっかくのスペインですしトマト祭りを見にいきましょう!大丈夫、私のサイキックフィールドでトマトは弾き返します!』


劇場104話
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ユッコ「ほら!常識あるじゃないですか!」

P「珍しくまともにお姉さんしてたな」

ユッコ「やれば出来るんですよ!」

P「普段からやってくれると助かるんだけど」


スパニッシュスタイル+
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『むむむっ、やりますね! このエスパーユッコをここまで華麗に変身させるなんて。さすがは私のプロデューサーです! さあ、スペイン超能力LIVEはまだまだこれからが本番ですよ! オーレイ!』


P「フラメンコ風だな」

ユッコ「スペインといえばフラメンコですから!お弁当もパエリアでしたし!」

『お仕事終わリーノー!! あっ、ロケ弁がパエリアだ。さっすがー!』


P「やけに自信満々だったり悪役めいた台詞言い始めたのもこの頃だったか」

ユッコ「そうした方が盛り上がるかと思って」

『見える…!未来が見えるわ!このLIVE、あなたたちの惨敗よ。マイクを置いて早く逃げて』

『予知通りじゃ面白くないでしょ?が、がんばって手を抜いたの』


P「あとこのバラ造花だったんだけど、いったい何したらしおれるんだ?」

ユッコ「ただサイキックで曲げようとしただけですが」

P「怖すぎだろサイキック」

『バラを曲げるんっ!…しおれた?』


おちゃめなサイキッカー
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『きょ、今日はプロデューサーにサイキックトレーニングをお見せしよう…!こうやって念を送ると、一瞬で知恵の輪がですね…。
ムーン、ムムムーン、おかしいですね、ちょっと調子が…。これ…ぐぬぬ…固い…』


P「名前にサイキッカーって入ったのはこれが最初だったな」

ユッコ「当然です!遅すぎたくらいですよ!」

P「やってることはただの力技だけどな」

ユッコ「失礼な!れっきとしたサイキックトレーニングの一種です!」

『今外しますから!こうなったら、さいきっく力技!フン!グヌヌーッ!』


P「いつものアレを言い始めたのもここからだな」

ユッコ「すっかり定着したようで嬉しい限りです!」

P「…定着したか?」

『名乗るほどでは…ユッコです!』


P「あ、ところでサイキックの設定ってさ」

ユッコ「どうか聞かなかったことに!!」

『ムムム…超能力でできない仕事はない設定なんですが…』


劇場134話
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ユッコ「この時はキツかったですね…」

P「ダンスで引き寄せられるってのもアレだが実際に踊り続けちゃうのもどうなんだ…」

ユッコ「レッスン代わりどころか翌日筋肉痛でしたよ」

P「だから事務所のソファでおっ死んでた訳か」


おちゃめなサイキッカー+
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『ついに真の能力が発動しました!エスパーユッコのアイドルぱわー急上昇です!えっ、レッスンの成果が出ただけ?
ち、違いますよ、これも超能力ですってば!さあ、一緒にトップアイドルの座までテレポートです!!』


P「RPGにいそうだよなこういうの」

ユッコ「職業は無論サイキッカーですね!」


『安心を!スプーン曲げても、プロデュース方針は曲げないでいいから!』

P「絶対ドヤ顔してたよなこれ」

ユッコ「いやまあ、思い付いちゃったので」

P「お前結構思い付きで喋るよな……」


『失敗したら…記憶を消去…』

P「だからこんな物騒な発言も出てくる訳だが」

ユッコ「冗談ですよ!サイキックジョーク!」

P「そうでなきゃ困るわ」


『大予言!エスパーユッコ、大ブレイク!』

P「……叶ったかな?」

ユッコ「まだまだ途中です!もっと上を目指しますよ!」


湯けむりサイキッカー
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『ここはサイキック能力開発温泉!! というのはウソですが、ほら! 風は起きるんです! きっとそのうちサイコキネシスとか、美声とか、テレパシーとか、美声とか、あとさいきっく美声とかが身につきます! 多分!』


ユッコ「よく考えたらこれ結構問題ですよね」

P「撮影だし了承も取ってある、色々配慮もした、つまりノープロブレムだ、いいね?」

ユッコ「いやいやいやいや、確か…」


『超能力をはじいた!? さすがプロデューサーの美肌パワー』

ユッコ「ほら、素肌じゃないですか!」

P「そらお前服着たまま風呂入っちゃいかんだろう」

ユッコ「あれ?でもネクタイしたまま海に入ってたような…」

P「それは俺であって俺じゃない」


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劇場178話
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P「うん…まあなんというか」

ユッコ「サイキックってすごい、そう思いましたよね?ね?」

P「まあ誤魔化すの下手なのは可愛いな」

ユッコ「そういうこと言いますか……///」


湯けむりサイキッカー+
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『さいきっく大・宴・会ー!! 温泉に入りまくったら、ユッコのアイドルパワーが一気に噴き出しましたよ! ステージには、私の他にも色とりどりのアイドルが勢ぞろい! みんなで3・2・1・ジャーンプ!!』


ユッコ「おヘソ出してない衣装ってこれが初めてじゃないですか?」

P「湯冷めしてお腹壊すと辛いからな」

ユッコ「あ、そういう配慮ですか」


『見えた! 次のオフもプロデューサーと温泉旅行…!?』

P「したっけか?」

ユッコ「しましたよ!温泉饅頭とか食べたじゃないですか!」

P「あー…アレだ、無理矢理連れていかれたやつだ」

ユッコ「その、嫌でしたか?」

P「全然?」


『効能に、超能力強化…はないか』

P「いや普通ないだろうよ」

ユッコ「分かりませんよ!秘湯さいきっくの湯とかあるかも!」

P「そういうのってあったとしても秘境とかだろ」

ユッコ「あーそれは確かに」


『もしかして地球に超能力をっ!?そんなのむ…危ないです!地球がぐんにょりしちゃいます!』

P「やっぱサイキック怖いわ

ユッコ「怖くないですよ!ほら、やさーしく善意を持って接すれば大丈夫です!」

P「キツネリスじゃないんだからさ」


CDデビュー
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『CDデビューということは、とうとう私のサイキックパワーが世に認められたんですねっ!…え、違う?と、とにかく!このCDでもっと沢山の人に、エスパーユッコを知らしめましょうっ!』


P「正直ビビったな」

ユッコ「ビビりましたね」

P「まあおかげで鼓膜も出来たし万々歳だけどな」

ユッコ「え、それまでどうやって話してたんですか」

P「テレパシー」

ユッコ「マジ!?」


『念動ぱわー!マントばさーっ!』

P「うん、ユッコだ」

ユッコ「実はちょっぴり緊張してたんですけどね」

P「だろうな、いつもよりアホさが足りない」

ユッコ「なんですとー!?」


『プロデューサーのレッスン…もとい、エナジーで、ちゃんと歌えてCDも出せましたっ!とにかく、ありがとうございますっ』

P「ああ…いい最終回だった」

ユッコ「まだ続きますってば!」

P「蛇足だろ?」

ユッコ「むしろここからが本番ですって!」


劇場295話
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P「色々と聞いてみたいのが多すぎる」

ユッコ「曲シャッフルCDとか結構面白そうですね!」

P「それにしてもユッコが2nd SIDEか」

ユッコ「何か言いたげですね」

P「お前といて雨が降った試しがない」

ユッコ「……あー」


CDデビュー+
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『ふっふっふ!ついに私の隠されし能力が覚醒しましたよっ!エスパーユッコ!オンステージ!ステージの熱量は急上昇!これぞ、アイドルパイロキネシス!燃えあがれ!会場の一番後ろまでー!』


P「なんかお前いつも隠された力が覚醒してないか?」

ユッコ「サイキックとは未知の力ですからね!まだまだ多くの謎に包まれていますよ!」


『もっともっと私のサイキックパワーでみんなを燃えあがらせますっ!』

P「すっかりアイドルが板についてきた感じだな」

ユッコ「でしょう?やっぱりサイキックパワーは万能なんです!」

P「いやお前の努力の賜物だろうよ」


『プロデューサー!見えますっ!ファンの姿が!嬉しいですっ!あれ、だんだん見えなく…ハンカチ借りますっ!ズビビー!』

P「俺は安心したよ、ああいつものユッコだなって」

ユッコ「私はプロデューサーの中でどんなイメージなんですか!?」

P「んー?聞きたいか?」

ユッコ「……これが終わったらたっぷり聞かせてもらいますからね!」


サイキックマジシャン
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『さいきっくマジックを会得したこのエスパーユッコ、マジシャンユッコとしてもやっていけるかもしれません!パーティーで大ウケ間違いなしですよね!って、これは宴会芸ではなくて、次の必殺技なんですけど!』


ユッコ「で、まさかの2連チャンでしたね」

P「CDが発売した日の夜の月末だったからな…」

ユッコ「プロデューサーとしては嬉しかったでしょう?」

P「泣くほど嬉しかったよ、色んな意味で」


『マジックが上手になりすぎたら、サイキッカーを名乗れなくなっちゃう!?』

P「こっちの才能はバリバリだったみたいだな」

ユッコ「サイキックのは無いみたいな言い方しないでくださいよ!」

P「まあ努力してるんだ、報われるさ、いつかは」

ユッコ「テキトーすぎですってば!」


『仕込み?なんのことですかね…』

P「これマジックの話だよな?サイキックの話じゃないよな?」

ユッコ「決まってるじゃないですか!マジックです!」

P「やけに手馴れてる気がするんだが」

ユッコ「なんのことですかね…」


劇場293話
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P「なあユッコ」

ユッコ「はい?」

P「お前がやろうとしてたのはサイキックなのかマジックなのかどっちなんだ?」

ユッコ「さいきっくマジックですね!」

P「つまり種のないサイキックでマジックのような結果を出そうと?」

ユッコ「そういうことです!いやーさすがプロデューサー分かってますねぇ!」

P「………」

ユッコ「どうしました?変な顔して」


サイキックマジシャン+
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『さぁ、ファンのみなさん!ユッコのさいきっくイリュージョン!念動☆浮遊をご覧いただきましょう!いきますよーっ!…ムムムンッ!!
あっ、あれっ、これ、ちょっとこわい、かも!で…でも…かっ…快感…!』

P「………」

ユッコ「違うんです、これは違うんですよ」

P「まあ、そういうのは人それぞれだし」

ユッコ「変に誤解しないでください!」


『これがホンモノの力です!ふはは!』

『自分の能力が恐ろしい…っ!』

P「やっぱり悪役っぽい」

ユッコ「何となく出ちゃうんですよ」

P「もうずっと黙ってればいいんじゃね?」

ユッコ「そこまで言いますか!?」


『きてますきてます!…どこに?』

P「マジックやるならこれは言わないとな」

ユッコ「お約束ですよね!ハンドパワー!」

P「どうせなら俺はバーニングフィンガーアタッカーとか習得して欲しいけどな」

ユッコ「何ですかそれ?」

P「肩こり、腰痛に効く魔法」


大地のぱわー☆
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『このペンデュラムの揺れは、大地のパワーが私に入ってきた証拠です!フフフ……このままいけば、最強のさいきっくアイドルになる日も近いですね!そんな未来も予知しちゃいますよ~!』


P「ペンデュラム…エンタメ…うっ頭が」

ユッコ「プロデューサーがおかしくなっちゃった!」

P「ライブで…みんなを笑顔に…」

ユッコ「サイキックチョップです!えいっ!」

P「ぐへぇ」


『このペンデュラムは、雑誌の通販で手に入れた由緒正しきモノです!』

ユッコ「ちなみにお値段も結構しました!」

P「ああいう雑誌の通販買う奴初めて見たわ…」

ユッコ「じゃあ私がプロデューサーの初めてってことですね!」

P「悪い、それ全然嬉しくない」


『能力が成長期!か、身体も…!』

P「肥えたな?」

ユッコ「第一声がそれですか!?」

P「だって今更身長伸びないだろうよ」

ユッコ「いや、ほら!もっとこうあるじゃないですか!セクシーユッコのプロポーションがどうとか」

P「数字の上では変わってないな」

ユッコ「それはまた大人の事情が絡んできますから」


『プロデューサーもP力を補給しませんか?ギュギュッと!』

P「また変な概念を生み出しやがって」

ユッコ「変じゃないですよ!これが減るとさいきっくプロデュースに支障が出るんです!」

P「それなら多分切らしたことないな」

ユッコ「あ、それは確かに言えてますね」


劇場376話
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P「お前らどこにいてもブレないな」

ユッコ「心で感じました!言葉ではなく!」

P「まあ飛鳥の言葉が難解なのもそうだけどサイキックでまとめるお前も大した奴だよ」

ユッコ「えへへへ」

P「あんまり褒めてないぞ」


大地のぱわー☆+
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『さいきっく美少女ユッコは動物にも好かれちゃうんです。言葉はわからなくても、心で念じれば伝わるって信じてますからね!へへっ♪
さぁ、動物たちみんな、ついておいで~』


ユッコ「あ、ヘソ出しに戻りましたね」

P「テレビでいう探検隊は軽装ってイメージが強いからな」

ユッコ「幸子ちゃんだったら重装備でしたね、恐らく」


『右手には、パワーありそうな人形!』

P「写真だと持ってないな」

ユッコ「撮影の時は離せと言われたので」


P「そういえばヘンテコな像もあったっけか」

ユッコ「ただの地元のおみやげ品でしたね…世紀の大発見かと思ったのに」

『何かパワーを感じる像を発見しました! もしやこれは何かこの地に眠る重要なアイテムなのでは!?』

『…これ、地元のおみやげ品なんですか?プロデューサー、修学旅行で変なもの買うタイプ?』


『左手には、なんとなくブーメラン!』

P「なんとなくで用意するもんじゃないだろうが」

ユッコ「オーストラリアといえば狩猟かなと思いまして!」

P「いや使い方知らないとか、狩猟舐めすぎだろ」

『果たしてジャングルの動物たちは何に反応するのか、このブーメランで実験しましょう!』

『気付いたんですけど私ブーメランの使い方知りません…。プロデューサー、レッスンを!』



さいきっく☆ボイス
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『いやぁ、サイキックに頼って、大事なことをごまかしちゃいけないなって思ったんです。だから、このアイテムの力を借りて、プロデューサーに伝えたいなって思いまして! 伝わりました?』


P「普段から結構伝わってるけどな」

ユッコ「えっそうなんですか?」

P「だってお前すぐ顔に出るし」

ユッコ「いやいや!そういう表面上のことではなくてですね!」

P「いや心の声の方も割と」

ユッコ「……アレとかアレも?」

P「もちろん」

ユッコ「………///」


『プロデューサーに、日頃の想いを伝えられて良かった! おバカキャラのユッコじゃ、ついタイミングを逃しちゃいますから。えへへ!』

P「おバカキャラって言うけどさ」

ユッコ「はい?」

P「キャラ?」

ユッコ「失礼な!素でおバカだとでも!?」

P「否定はしない」

ユッコ「おバカじゃないですよ!」


『今回はサイキックアイテムを封印っ!』

『テレレレー、ただの糸でんわ~!』

P「サイキックアイテムってスプーンとか?」

ユッコ「前に使ったペンデュラムや魔法の杖、ESPカードなんかもそうですね!」

P「何やら使い勝手の悪そうなラインナップだな」

ユッコ「まあそこがサイキックの見せ所ですよ」


劇場478話
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P「やっぱりおバカって」

ユッコ「だからキャラですって!」

P「でも代替品に糸電話って…」

ユッコ「ちゃんと理由は書いてあるじゃないですか!」

P「まあどうせなら面と向かって言ってくれると嬉しいけどな」

ユッコ「それじゃあ……これが終わったら」


さいきっく☆ボイス+
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『レディースアーンドジェントルメーン! 今日はユッコのスペシャルパフォーマンスをご覧に入れましょう! 超能力を披露しますからね!ムムムムーン! こーい、テレポーテーションッ!! ババーン! どーです、これぞとっておきのエスパー☆』


ユッコ「おお!この衣装は!!」

P「ああ、前の衣装(※N+)のアレンジだ」

ユッコ「確かこれはあの時のライブの!」

P「2ndライブで杏召喚した時のやつだな」


『見てください、ユッコの本領発揮!』

P「まさしく本領発揮だったな」

ユッコ「それはもう!全力でやりましたから!あ、いや普段手を抜いてるという意味ではなくて」


『プロデューサーのハートにも、ミラクル起こしてみせますよ!』

P「……ああ」

ユッコ「あれ?プロデューサーちょっと目が潤んでませんか?」

P「気のせいだからほっとけ」


『プロデューサー、私も、声援の力でもっとパワーアップできるって知れました! 次のミラクルも起こしましょう! 絶対です☆』

P「この時俺ユッコのプロデューサーやっててホントに良かったと思ったんだ」

ユッコ「な、なんですかいきなり、恥ずかしいじゃないですか!」

P「まあ今でも思ってるけどさ」

ユッコ「そそそ、そんなに照れさせてもサイキックしか出ませんってば///」


ミラクルパティシエール☆
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『ムムム…ホイ! ほら、大収穫です! さらに、サイキックパワーを送りこんで、通常の3倍、甘くしちゃいましたから! プロデューサー、ひとつ味見してみます? 美味しくて頬っぺた落ちちゃいますよ!?』

P「ああ、苺狩りに行った時のやつか」

ユッコ「究極のケーキ、美味しかったですねぇ…」

P「ところでお前この色の私服多くない?」

ユッコ「結構好きなんです、イメージにも合うかなと」


『食レポはアイドルの基本…うまい!』

P「この直球加減は嫌いじゃない」

ユッコ「いやー、ホントに美味しいものって美味しい以外の感想が出てこなくって」

P「ある程度テンプレートはあるけどな、苺だったら甘酸っぱいとか」

「そんなんじゃ甘いですよ」

ユッコ「誰ですか今の」

P「通りすがりの苺ソムリエだろ」


『みずみずしくて、今が旬! まるでユッコみたいですね! てへへ…』

『ユッコと同じですね。食べごろ!』

P「結構こういうこと言うよな」

ユッコ「改めて指摘されると恥ずかしい……///」

P「まあ言うなとは言わないしむしろ言ってくれ」

ユッコ「それはそれで恥ずかしいですよぅ……」


『は~、つい夢中になって採りすぎました…。でも安心を! 厳選したイチゴは…クッキングスタジオにテレポート! 残りは全部いただきますね!』

P「おいこれマジでか?」

ユッコ「いえ、さすがに全部は食べ切れなくて」

P「だよな、さすがに全部はいかないよな」

ユッコ「いえ、小分けにしてお持ち帰りしました」

P「全部?」

ユッコ「全部」

P「……今後は贔屓にさせて貰おう」


劇場575話
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P「またサイキックやってるよ」

ユッコ「失敗の代名詞みたいに言わないでください!」

P「それにしても千奈美が乗ってくるとは珍しいな」

ユッコ「これもサイキックリフレクションの為せる技です!」


ミラクルパティシエール☆+
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『ふふふ、人呼んでエスパー・パティシエール登場~! 最高級のイチゴを使った究極のケーキに、極限までオーラを高めたサイキック・パワーを注入っ! どれどれ、ペロッ! こ、これは…! さ、さいきっく・うまい~っ!!』


P「コナンなのか味皇なのか…」

ユッコ「テレビ用ですし反応できる部分が多い方が面白いかと!」

P「お前のそういうサービス精神はいいと思うぞ」

ユッコ「そうでしょう!もっと褒めてくれても良いんですよ!」

P「へいへいえらいえらい」


『ユッコのさいきっく・れしぴ! 隠し味は…愛情と念力を少々!』

P「愛情は分かるけど念力ってなんだよ…」

ユッコ「食べた人がユッコのファンになりますようにーという暗示を込めて作りました!」

P「目的は間違ってないんだが手段がズレ過ぎてないか?」


『プロデューサーも味見したいですか? ふふふ、心を読みました!』

P「この時はびっくりしたな、マジで当てるんだもん」

ユッコ「ふふふ、ユッコのサイキックは日々進化しているんですよ!」

P「そのうち心を支配できるようになったりしてな」

ユッコ「支配ですか…そうしたらまずプロデューサーの心をユッコでいっぱいにしてそれから…」

P「あの、いや、冗談だからな?」


ビター&スウィート
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『さ、さいきっくクッキーをどうぞ!手作りですが…砂糖多めなのでおいしいはずです!それと、プロデューサーへの気持ち…パワーも込めました!え、顔が赤い?ちょ、超能力の副作用です!』


P「あのクッキー美味かったぞ」

ユッコ「ホントですか!」

P「まあ出来ればユッコと食べたかったってのもあるが」

ユッコ「ではまた作ってきますから!今度は一緒に食べましょう!」

P「ああ、砂糖は控えめで頼むな」



『クッキーは、さいきっく6割、努力4割』

P「さいきっく・くっきんぐの経験が活きてるな」

ユッコ「そうですね!やっぱりお菓子作りは一度経験するとだいぶ違います!」

P「その調子で普通の料理も作れるといいな」

ユッコ「お任せください!」


『日本中のみんな!ユッコに女子力をわけてください!お願いです!』

P「女子力ないのか」

ユッコ「いやあ、今まで女子力の代わりにサイキックパワー鍛えてたもので」

P「これだと女子力玉でも出来そうな勢いだが」

ユッコ「ぶつかったらどうなるんでしょう」

P「チーム女子力なら知ってるかもしれないな」


『テレパシーでそっと…「ありがとう、プロデューサーずっと一緒です!」よし!届きましたか?…えっ、口から漏れてた?』

ユッコ「あああああーー///」

P「なんだよ、可愛いじゃないか」

ユッコ「いやこんなの告白みたいじゃないですか!」

P「観覧車の中とかだったら完全に堕ちてたな」

ユッコ「……プロデューサー案外ロマンチストですか?」

P「いや、普通だと思うが…多分」


劇場653話
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P「サイキック万能だな」

ユッコ「困った時はサイキックで万事解決です!」

P「それよりこれ別のPが来てたらヤバかったな」

ユッコ「修羅場りますね、間違いなく」


ピター&スウィート+
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『さいきっく可愛いポーズ!どうです、甘い気分になってきましたねー?フフフ、それは私がプロデューサーの脳を超能力で刺激しているからなのです!さぁ、甘くなーる甘くなーる…!』


P「今思ったんだけど超能力を治療に使えたら結構すごいんじゃないか?」

ユッコ「いるじゃないですか、ハリ・アドラとか」

P「アレは漫画の話だろ」

ユッコ「まあ私は甘~いサイキックはプロデューサー相手にしか使いませんけどね!」

P「ファンにも使ってやれよ」


『ユッコが絶世の美女に見えるさいきっく…むーん!ど、どうです?』

ユッコ「ど、どうでしょう?」

P「このさいきっく使う必要ない気がするが」

ユッコ「は?それはどういう」

P「次行くぞ次」


『ユッコの姿を、念写でフィルムに焼きつけます!…デジカメ?だ、大丈夫!』

P「今のご時世フィルム使う方が大変だよな」

ユッコ「そうですね、さいきっくもフィルム相手からメモリー相手になってますし」

P「そんな器用にこなせるもんなのか?」

ユッコ「まあエスパーユッコの手にかかればお茶の子さいさいというやつですね!」

P「久々に聞いたよそれ」


『ふたりの気持ちが通じ合うのは、きっとプロデューサーもエスパーに覚醒したから!この力、一緒に高めていきましょう!』

P「最高に高めた俺のフィールで、ユッコを最強のアイドルにしてやるぜ!!」

ユッコ「白目剥いてる!?」

P「ハッ、いかんいかん持病の発作が」

ユッコ「気持ちが通じ合う自信がなくなってきました…」


海のぱわー☆
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『スイカ割りはお任せください!サイキッカーに目隠しは無効ですからね。ビーチの奇跡をお見せしますよ!ムムム…サイキック・クレヤボヤンス!からの~…サイキック・スイカ真っ二つ!手応えありっ!…ってあれぇぇぇ!?』


P「まあユッコだからな」

ユッコ「なんですかそれ!」

P「水着姿も良いなってことだよ」

ユッコ「えっ、そ、そうでしょうか…えへへ」

ユッコ「悪い大人に騙されないか心配だなこいつ」


『潮風とか、直射日光とか…超能力とは相性悪いんですよね!』

P「逆に超能力に適した環境ってなんだ?」

ユッコ「そうですね、パワースポットとかなら言うことなしなんですが、日常生活ですと適度に涼しくて適度に風通しのいい暗所なんかオススメです」

P「それ単に寝やすいところだろうが」

ユッコ「寝るということはリラックスしやすい空間ですから!あ、今結構賢くありません?」

P「その一言がなければそこそこだったよ」


『水着は家から着てきましたから、準備はカンペキ!着替え?あっ…』

P「恵磨が替え持ってきてて助かったな」

ユッコ「いや本当ですよ、瞳子さんとか里美さんだったらダメでしたから…」

P「ああ…身長とかアレとか」

ユッコ「アレはサイキック越えてます…」


劇場753話
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P「何か前もこのオチ見た気がするな」

ユッコ「焼きそば好きなんでしょうか」

P「でも海の家で食う焼きそばは格別に美味いからな」

ユッコ「カレーも良いですよね!スプーン使えますし!」

P「……小腹空いたな」

ユッコ「一旦止めますか?」

P「どうせここまで来たんだ、最後までやっちまおう」


海のぱわー☆+
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『ふっふっふ…本物のマーメイドになった気分です! さすがプロデューサー、まさしくエスパーですね!これなら全力でサイキック・エールを飛ばせます!七つの海の向こうまで、響けユッコのパワー!!』


P「これ足揃えて入れてるんだよな?」

ユッコ「そうですね、着るのが意外と大変でした!」

P「着てる間何回コケた?」

ユッコ「10回から先は数えてません」


『ハープって、わりとズッシリきますね…さいきっくで平気ですけど!』

『サイキック・生演奏!ポロロローン♪』

P「まあ人魚といえばハープと歌声だよな」

ユッコ「短時間なら平気ですけど長時間の演奏となると手持ちだとキツいですね」

P「海の中なら軽いんじゃないか?音鳴るか知らないけど」

ユッコ「でも人魚って岩に乗って演奏してるイメージありません?」

P「じゃあ結構筋肉質なんだろう」

ユッコ「何か嫌ですねそれ」


『プロデューサーの船旅もユッコがバッチリサポートします!エヘン!』

P「どっちかというとセイレーンみたいな感じかと思ったが」

ユッコ「セイレーン?」

P「美しい歌声で船乗りを惑わして沈没させる神話の生き物」

ユッコ「ほほう、つまりプロデューサーはユッコの歌声がそこまで美しいと言いたいんですね!」

P「いや、時々やるボエエエエエって方」

ユッコ「あれはわざとですよ!」


『プロデューサーと力を合わせれば、荒波でも大丈夫!!』

ユッコ「ですよね?」

P「まあユッコ自体が荒波みたいなもんだからな」

ユッコ「酷い!」

P「はは、安心しろ、これからもずっと一緒だ」

ユッコ「………」

P「どうした、おでこに手なんて当てて」

ユッコ「熱は……無いですね」

P「はっ倒すぞ」


ユッコ「ふう、以上でしょうか?」

P「いや、まだちょっと残ってるな」


絶対特権主張しますっ!
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『さいきーっくプロボウラー、降・臨!ボウリングぐらい、金属を曲げるのに比べたら楽勝です。宿れよ念動パワー、10本の標的を打ち砕け!さいきーっく…ストラーイク!』


ユッコ「あーゼッケンズの時の!懐かしいなぁ」

P「ぶっちゃけボウリングやってた記憶しかない」

ユッコ「サイキックパワーを封じた方がスコアが良かったのは悔しかったですね」

P「だからって人の休日を秘密特訓とやらで潰すのは感心しないな」

ユッコ「だって1人ボウリングってハードル高いじゃないですか」


絶対特権主張しますっ!+
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『絶対、絶対、アイドルー☆愉快な仲間たちとステージに立てば、私の超能力は5倍に膨れ上がるんです!さあ腕を組んで、アイドルパワー結集!客席に向かって、むむむーん!』


ユッコ「いやー何度見てもいい写真です!」

P「最初はどうなることかと思ったけどな」

ユッコ「そんなに不安材料ありましたっけ?」

P「主にお前だよ」



ユッコ「さて…」

P「満を持して、だな」


セーシュンエナジー
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P「………いい」

ユッコ「………いいですね」

P「これはどんな光景だ?」

ユッコ「宿題を嫌々やってるところにプロデューサーが来てこれ幸いとばかりにスプーンを取り出した感じですね」

P「なるほどなぁ…言うほど青春か?」

ユッコ「まあ私の青春はサイキックとプロデューサーに捧げてますけど!」


セーシュンエナジー+
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ユッコ「この衣装は…」

P「ああ、やっぱりあの衣装だ」

ユッコ「…何だか泣けてきちゃいますね」

P「胸なら空いてるぞ」

ユッコ「……少し失礼します」


P「落ち着いたか」

ユッコ「どうもご迷惑をおかけしまして」

P「これくらいならお安い御用」


ユッコ「あ、そういえばプロデューサーがユッコのことどう思ってるのか聞いてませんね」

P「ちっ覚えてたか」

ユッコ「エスパーユッコを出し抜こうなんて100年早いですよ!」

P「100年したら俺もお前もしわしわだぞ」

ユッコ「大丈夫です!サイキックがあれば若々しくいられます!」

P「怪しい宗教でももうちょいまともなこと言うぞ」


ユッコ「それで!どう思ってるんですか?」

P「それならお前も正面きって言うって言ってたよな」

ユッコ「ムム、覚えていましたか」

P「当たり前だ、俺を誰だと思ってる」



ユッコ「ムムムム…じゃあせーので言いましょう」

P「ああ、待ったなしだからな」

ユッコ「せーの!!!」





















  「「――――――!!!」」














以上です
SSR記念に突貫工事で書きました
これを機にもっとユッコPが増えればいいと思います


書けば出る、ちっひがそう言ってた


やっぱり神様なんていなかったね

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