【ガルパン】みほ「ボコで学ぶ救命救急です!」 (81)

書き溜めないのでゆっくり

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9月某日
~戦車喫茶"ルクレール"~

ザアアアアアアアアア
『非常に発達した低気圧により全国的に激しい雨が続いております・・・・・』

ガチャ
カランカラン
「いらっしゃいませ~」

白ボコ「・・・・・」キョロキョロ

「だれかお連れ様をお待ちですか?」

白ボコ「会合に来た」ドンッ

ビクン
「・・・あ、合言葉を"戦車道隊長は?"」 

白ボコ「"いいぞ"」ボソリ

「奥から2番目の部屋です」

ガチャリ
白ボコ「遅くなったわね」パサパサ

モジャボコ「お待ちしておりました、いつ・・・いえ、白ボコ殿」

ボコロニ「それで、緊急招集までかけて何の用っすか?」

ボコダ「早く話してほしいであります」フンス

モジャボコ「実はですね、生徒会室でこんなものを発見したのであります」ペラリ

ナニナニ
白ボコ「戦車道救命救急講習会?」

モジャボコ「はい、来る9日、大洗学園で各校の隊長を集めて救命救急の講習が行われます」

ボコロニ「それなら私も姉さんから聞いてるっすね」

白ボコ「これがどうしたって言うの?」

モジャボコ「それからこれを」ペラ

白ボコ「こ、これは!!・・・・」

モジャボコ「はい、心肺蘇生の講習用ボコ人形の発注書です」

ボコダ「それがどうしたんでありますか?」ハテ?

モジャボコ「わからないんでありますか?」

白ボコ「この人形と入れ替われば・・・・」

パチン
ボコロニ「隊長とキスできるってわけっすね」

白ボコ「これを逃す手はないわね」

モジャボコ「では当日はお待ちしています」ニヤリ

ボコッサム「ところでどうして9日なのですか?」

モジャボコ「9日が何の日か知らないんですか?」

ボコッサム「ええ、確かカンブレー同盟戦争でスコットランド王が亡くなられた日でしたか?」

ボコリサ「何言ってるの9/9と言ったら、アメリカ31番目の州、カリフォルニア州ができた日でしょ」

白ボコ「ドイツ軍にレオパルド1が配備された日よ」

モジャボコ「全然違います、いいですか9/9は救急の日です、救命救急の意識を高めようという日であります」

ボコダ「キュー(9)キュー(9)で救急の日でありますか?」

モジャボコ「そうですよ?」

白ボコ「随分適当ね」フン

モジャボコ「まあまあ、話はこの当たりで、当時は人形と入れ替わって楽しみましょう」ニヤニヤ

「「「フフフフフフ・・・・・」」」ニヤニヤ

9月9日~大洗学園講義堂~

桃「あ~あ~、本日はお集まりいただき感謝する、それでは会長よろしくお願いします」

杏「ヤッホー、みんな今日は頑張ってね~」モグモグ

柚子「それでは講師の西住さんよろしくお願いします」

みほ「大洗女子学園、隊長の西住みほです」

みほ「今日は皆さんで救命救急の基本を学び安心な安全な戦車道を目指しましょう」

パチパチパチパチ
みほ「ではまずは有史以来、最初に登場した心肺蘇生の実例について学んでいきましょうVTRをご覧ください」

ウィイイイイイイン
~はじめてのシンパイソセイ~

ウウウウン ウウウン
カチューシャ「マーマ、頭が痛いわ、頭が痛い」ズキズキズキ

ノンナ「大丈夫ですかカチューシャ?お薬でもお持ちしましょうか?」

ジタバタ
カチューシャ「痛い痛い痛い!!!」ズッキンズッキン

ノンナ「落ち着いてくださいカチューシャ」グイグイ

カチューシャ「きゃああああああああ・・・・」バタリ

ノンナ「カチューシャ?カチューシャ?」ユサユサ

カチューシャ「・・・・・・」シーン

ノンナ「カチューシャああああああああああぁぁぁぁぁ」ウワーン

みほ『紀元前9世紀、イスラエルのある街にシュネムという婦人と子供が暮らしていました』

みほ『ところがある日、子供は突然頭の痛みを訴え死んでしまったのです』


クラーラ「どうかなさいましたか?」カタリ

ノンナ「カチューシャが・・・私の子供が死んでしまったのです」シクシク


みほ『そこへ現れたのがエリシアでした、彼はその家に着くと死んでしまった子供に近づきました』


クラーラ「主よどうかこの子をお救いください」ギシギシ

クラーラ「チュ・・・チュパ・・・レロ チュパチュパレロン」ギュウ ギシギシ


みほ『エリシアは子供の寝床に上がり、子供の口に自分の口を当て、子供の目に自分の目を、手のひらに手のひらを乗せ覆いかぶさり子供の体を温め始めました』


ギシギシギシ
クラーラ「カチューシャ様、カチューシャ様」チュパ ペロリ チュパチュパ 

クラーラ「柔らかい・・・なんて柔らかいのかしら/////」サスサス ムニュン チュウウウウ

ギシギシ ギシギシ
クラーラ「ああ////カチューシャ様//////」ムニュムニュ 

クラーラ「ああああ//////」チュウウウウ


みほ『すると子供の体は次第に温まってきました、エクシアは何度も子供の口と自分の口に重ねました』


カチューシャ「・・・・・クシュン」


みほ『すると子供はくしゃみをして目を開けたのです』


ノンナ「か・・・カチューシャ」ガシッ

カチューシャ「ふえっ?これどういうことなの?」キョロキョロ

ノンナ「おお神よ、ありがとうございます、ありがとうございます」ウルウル

みほ『これは旧約聖書では奇跡として語られていますが、これは奇跡ではなく人工呼吸による心肺蘇生なのです』

ケイ「なるほど・・・」ムムム

オレンジペコ「ダージリン様はご存知でしたか?」

ダージリン「ええ、この逸話から欧米ではくしゃみをすると、みんながbless youと言ってくれるのよ」

絹代「それはどういう意味なんですか?」

ダージリン「神の祝福がありますようにという、God bless youが短くなったんですの」

みほ「しかしこの行動も奇跡としてしか認知されず、心肺蘇生は1960年にサファー、ジュード、ハケット、クーベンホーベンによって確立されるまで進化と退化を繰り返すことになります」

みほ「それでは中世から近世までに行われていた心肺蘇生を見ていきましょう」

ウィィィィィン
~でき☆すい~

典子「よし、行くぞ、そーれ」ポーン

あけび「任せてください」ポン

妙子「そーれ」トス ポーン

忍「アタッーク」バシィィィン

ズバシイイイン
典子「よしいいぞ」

あけび「いいアタックでしたね」

コロコロコロ
妙子「ああ、ボールが!?」

典子「とってくるから待ってて」タッタッタッ

典子「あれ・・・」グラリ
バチャーン

「「きゃ、キャプテーン!!!」」

みほ『18世紀のある街でボールで遊んでいる子供たちがいました』

みほ『しかし子供の一人が足を滑らせて川に落ちて溺水してしまったのです』

アンチョビ「ベニスでも当時は運河での溺水で急死する人が多かったらしいぞ」

ケイ「救命救急の前身は溺水の処置だったわけね」ウンウン

みほ『そこで開発された方法です』


あけび「キャプテン目を開けてください」グスグス

忍「泣いているだけじゃダメよ、まずはキャプテンをベットに運んで温めるのよ」

妙子「はい////」スルスル プルン

あけび「私も//////」スススス ムニュン


みほ『まずは傷病者を温めます』

みほ『当時は亡くなった人が冷たくなってしまうことから、温めることで蘇生できると考えられていたんです』

まほ「それで人肌で温めようというわけか」

みほ『火で温める、温かい砂に埋めるなどの方法もあったそうです』


あけび「どうですかキャプテン?温かいですか//////」ムニュンムニュン

妙子「これでどうですか////////」ギュウギュウ ギシギシ

スベスベ ツツツーーー ムニュムニュ

忍「キャプテン//////」チュ


みほ『また、舌引き上げ法という方法で水を吐かせることなども行われました』


忍「キャプテン///////」チュ ズズズズ レロン チョポチュポ 

典子「・・・・・」レロオオオン ズズズズ

妙子「気持ちいいですキャプテン///////」スリスリ ムニュン


アンチョビ「体を押し合わせて温めてるのか」フムフム

忍「キャプテン////もっと舌を出してください」ズズズ チュポン レロレロ

ムニュンムニュン ペロペロペロ

サワサワサワ
あけび「きゃ。キャプテン/////」ムニュンムニュン


みほ『体をさすったりなどしても目覚めない場合は強いにおいを嗅がせて嘔吐を誘発させたりも行われました』

アンチョビ「強いにおい?」ハテ?

みほ『アンモニアなどですね』


スルリ ヌッチョリ
忍「キャプテン/////私もう////」ベッチョ ズリュズリュズリュ

あけび「キャプテン///キャプテン////」モニュモニュ

ヌチャ クリュクリュ
忍「すごいですキャプテン////あああん////」クリクリクリ 

典子「・・・・・」顔中ベッタリ

まほ「まあアンモニアならあれしかないな・・・」

忍「キャプテン////もっと嗅いでください////死んじゃいますよ」クリュクリュ

妙子「キャプテン/////」ペロペロ


みほ『それでもダメな場合は直腸を刺激します』

オレンジペコ「直腸って/////」モジモジ

ダージリン「おしりですわね」フフフ


妙子「キャプテン////私もう////」ビキビキ

妙子「行きますよキャプテン///////」ズリュ ムニュニュニュニュ

忍「キャプテンこっちも忘れちゃだめですよ」ズリズリ

妙子「動かしますよキャプテン///」パンッ パンッ

忍「ああ///キャプテン」ベチョベチョ

典子「・・・・・・・・ン」ピクッ

あけび「もっと早くしてあげて」クスリ

あけび「ちょっと反応してきたから」サワサワ

いいぞ、もっとやれ(これ、Rじゃね?)

妙子「キャプテン///キャプテン///」パンッパンッパンッ

忍「すごいですキャプテン/////」ビクンビクン

あけび「生き返ってくださいねキャプテン」ペロペロペロ クリクリクリ


みほ『こうして全身を擦って温めたり、匂いや舌への刺激で嘔吐を誘発、直腸への刺激で覚醒を促します』

パンパンパン ヌチャヌチャ
ペロペロ ムリムリムリ クリュン

「「「きゃ、キャプテーン!!!!」」」ビクンビクン

典子「・・・んん・・」ゴホゴホ

典子「あれここは?」フラフラ

あけび「キャプテーン」ダキ

妙子「よかったですキャプテン」ウルウル

忍「川に落ちて溺れていたんですよ」ウルウル

>>18
医学的行為です
あくまでも治療、リンパの流れがよくなる的なあれと一緒です

みほ『こうした行為によって溺水者を覚醒させます』

みほ『しかし、当時はまだ傷病者を"覚醒"させることを目的としており、心肺機能を蘇生させることには至っていませんでした』

絹代「あくまでも溺れた場合の緊急処置だったんですね」フムフム

みほ『この後数百年を経ることで呼気の吹込み法や心臓マッサージなどの方法が確立されていきます』

みほ『それでは皆さんも人形を使って、心肺蘇生が確立される"前"の蘇生法を実践していきましょう』

「「はーい」」

白ボコ「ちょっと何なのよこれは・・・話が違うじゃない」ヒソヒソ

モジャボコ「おかしいであります、こんなはずでは」アセアセ

みほ『それでは人形を持ってきてください』

おりょう「よいしょ」ゴロゴロゴロ

カエサル「随分重いな」グイグイ

おりょう「気を失った人間はこういうもんぜよ」ヨイショット ゴロン

「「痛いであります」」

カエサル「何か言ったか?」

おりょう「何も言ってないぜよ?」

今日はここまでありがとうございました

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みほ『それでは皆さん好きなボコ人形を取ってください心肺蘇生法の実践をしましょう』

ガヤガヤ
ケイ「私はこの子にしようかしら」ヨイショ

ボコリサ「どうするのよ、人形に化けてましたなんて言えないわよ」ヒソヒソ

モジャボコ「ここは人形の振りのまま乗り切るしかないですね」ヒソヒソ

アンチョビ「かなり精巧に作ってあるんだな」モニュン

ボコロニ(姉さんが私の胸を/////)テレテレ

まほ「みほ、準備できたぞ」

白ボコ(隊長が目の前に/////)ジイイイイ

まほ「ん?何やら気配が?」キョロキョロ

みほ『それでは始めていきましょう、まずは燻蒸法の実践です』

アンチョビ「くんじょう?」

オレンジペコ「わかりますかダージリン様?」

ダージリン「燻蒸というとバルサンみたいなものでしょうか?」

みほ『これはネイティブインディアンの間で行われていた蘇生法で、アメリカの入植者を通じてイギリスにも広まった方法です」

ダージリン「そうだったんですか、しかし初めて聞きましたわ」

ケイ「どんな方法なの?」

みほ『この蘇生法はタバコの煙を肛門から直腸へと注入するというものです』

モジャボコ「ふえっ!?」ビク

桃「ん?何か声が聞こえたか?」

柚子「気のせいじゃない桃ちゃん」

みほ『それでは始めます』ペロン

モジャボコ(あわあわあわ)ブルブル 四つん這い

アンチョビ「なあ、タバコの煙なんて入れて大丈夫なのか?」ハーイ

みほ『タバコの有害物質を直腸から血管へ直接吸収して死に至るそうです』

ケイ「駄目じゃない」アハハハハハハ

桃「それに西住、未成年者のタバコの購入は法律違反だ」

みほ『はい、なので今日はこれを使います』コトリ

絹代「なんですかこれは?」キョロキョロ

クンクン
ダージリン「不思議な香りですわね」

オレンジペコ「なんだかクラクラしてきました//////」ポーーーー

みほ『西住流秘伝のお香です、麝香鹿や龍涎香、マカの根などを混ぜ合わせたものです』

桃「それは媚薬の材料じゃないのか・・・・」ヒソヒソ

杏「何に使うんだろうね」ヒソヒソ

プスリ
モジャボコ(ひゃああああ//////)ビクビク

みほ『それでは注入していきます』シュコシュコ

ケイ「よーし、私もやるわよ、エイ」ペロン プスリ

ボコリサ「ヒッ!//////」ビク

みほ『煙の熱と成分が昏睡した患者を覚醒させると信じられていたんです』シュコシュコ

ダージリン「随分間抜けなお国でしたのね」シュコシュコ

ボコッサム(くあああ/////おなかが熱い///だ、ダージリン様♡♡♡)トローン

ケイ「聞いていなかったの?ダージリンの国もやってたのよ」シュコシュコ

ボコリサ(や////らめ、これらめええええ/////)プルプルプル トローリ

まほ「確かに、こんなもので心肺蘇生できるとは思えんな」シュコシュコ

白ボコ(なんだか////アヘアヘ 変な気持ちに////ハァハァ)ビクンビクン

みほ『呪いのようなものだったのだと思いますよ』シュコシュコ

モジャボコ(あ////ダメであります、西住殿の前で//////)プヒュ プププ

絹代「おなかが膨らんできましたね」シュコシュコ

ボコダ(すごいであります////おなかの中で隊長殿が暴れているみたいであります//////)アヘアヘ

みほ『まあこの方法はほとんど効果がないんですけどね、ほとんどの患者が覚醒せずに、腸が破裂して死亡につながったそうです』

ケイ「じゃあ意味はないってことね」スポン

ボコリサ(あひゃああ//////聞かないでください隊長/////)プププー ピュウウウウ

ケイ「アハハハハハハ 面白い音がしたわ」ケラケラ

ダージリン「では私も・・・えい」スポン

ボコッサム(くふうううう/////)プルプル

オレンジペコ「空気が出ないですね?」ハテ

ダージリン「こういう時はこうです」エイ グイ

ボコッサム(だ、駄目ですダージリン様あああ///////)プーーーーー プププ

オレンジペコ「出ました出ました」パチパチパチ

みほ『それでは次の方法です、これは"鞭打ち法"と呼ばれます』

みほ『外部から刺激を与えることで覚醒を促す蘇生法です』

まほ「確かに気を失った相手の頬を叩いて身を覚まさせたりするな」フム

ケイ「でも症状によっては叩くのは危険とも聞くわよ?」

みほ『はい、頸部や頭部に障害を受けて気絶した場合など下手に衝撃を与えると重篤な障害が残ることもあるので注意してください』

みほ『それでは鞭を持ってきてください』

ゴロゴロ
おりょう「さあさあ~鞭ぜよ~」

カエサル「好きなものを選んでくれ」

ガヤガヤガヤ
ダージリン「これはかわいらしい鞭ですね」スリスリ

左衛門座「それはスウェードで作った鞭だな」

エルヴィン「柔らかいスウェードでできているから初心者向けだな」

ヒュンヒュン ビシ
アンチョビ「やっぱり私はこの馬上鞭だな」クイクイ

ケイ「じゃあ私もこの馬上鞭にしようかしら」ヒョイ

カエサル「ケイさんのは先が平たいワイドヘッドだから強くたたいても大丈夫ですよ」

ブンブン
ケイ「叩き慨がありそうなお尻していたからね」ニシシ

まほ「私はこれにするかな」ツイ

おりょう「それはパドルぜよ、本革のスパンキング用の鞭だからいい音がするぜよ」

まほ「うむ、使いやすそうな長さだ」ブンブン

絹代「私はこれにします」ビシ

桃「あれは竹刀じゃないのか?」

左衛門座「剣先に重心がある古刀型の竹刀だ」

おりょう「手ごたえのある打ち味が魅力ぜよ」

絹代「これなら ブンッ 楽しめそうだな」 ブンブン

ケイ「アメリカでは竹刀のことをシンガポールケインって言うのよ」

杏「それってプロレスじゃないの」モグモグ

桃「ケインは鞭の意味だから竹刀も鞭になるのか・・・・」

みほ『では私はオーソドックスなバラ鞭にします』ヒョイ

エルヴィン「細長い革が何本もついていて耳を引き裂くような高い音と肌を舐めるような衝撃が魅力だな」ウンウン

カエサル「流石は西住隊長だな、いいものを選ばれる」

みほ『それでは鞭打ち法の練習を始めましょう』

みほ『といっても何か反応があるまで叩くだけなんですけどね』エヘヘ

ボコリサ(ヒィィィィィ)プルプル

ケイ「じゃあ人形相手にしてもあんまり意味はないわね」

白ボコ(ほぉ・・・)ハァ

まほ「いや、この教訓がなにに生きるかわからないしっかりと叩いておこう」フン

白ボコ(た、隊長~)ギリギリ

ダージリン「こんな言葉を知っている?"馬には乗ってみよ人には添うてみよ"」

オレンジペコ「はい~?」

まほ「何事も経験してみなけれ本質はわからない、やりもせずに批判したり評価するべきではないということだな」

ダージリン「そういうことです」

ケイ「OK! じゃあ本気で行くわよ」袖グイ ペロリ

バシーン
ボコリサ(いひいいいいい//////)ビクンビクン

ケイ「人形のくせに意外といい叩き心地してるじゃない」ペロリ

ビシンビシーン
ボコリサ(くふううう////痛いのに、痛いだけなのに・・・・・・)

ボコリサ(隊長の鞭が/////体の芯まで響いて////キュン あ、熱いトローン)ジンジン

ビシーン ビシビシ
カエサル「流石馬上鞭、いい音だな」ウットリ

エルヴィン「ワイドヘッドだから面でとらえることで大きな音は出すが衝撃自体は深くはないからな」

ビシンビシン
ボコリサ(や、やばい/////おなかに響く/////おなかが・・・子宮が・・・ビンビン響く)ビクンビクン

ボコリサ(だめ・・・こえ、我慢できない////)

ボコリサ(くふうううう////////」ボソ

ケイ「ん?何か聞こえなかった?」キョロキョロ

ダージリン「気のせいではないですか?私には何も聞こえませんでしたよ」

ボコリサ(くふううう/////くふううう/////)ビクンッ ビクンッ

途中ですが今日は、ここまでです
すいません
お読みいただきありがとうございました

乙です。

>>31 一体何者なんだ…
「おねえちゃんスイッチ」を書かれた人とはまた別の方なんですよね?

>>46
安価のものはお姉ちゃんスイッチと大洗裁判をかきました
今日も書いていきます

ダージリン「では私たちも行きましょうか」ビシビシ

ボコッサム(ダージリン様が鞭を//////)ポーーー

ダージリン「それ ピシン こうですね」ピシンピシン

ボコッサム(ふわぁああ/////これ・・・だめです////)ビクンビクン

ダージリン「さあ目覚めなさい それそれ」ピシン ピシャリ

ボコッサム(鞭が////撫でるように、この痛みが全部ダージリン様なのですね/////) ビクンビクン

左衛門座「スウェードは柔らかすぎると思っていたがあれも中々良さそうだな」ウンウン

カエサル「しなり具合が申し分ないな」

ダージリン「革が柔らかいのでスナップを利かせ易いですわね、気に入りましたわ」ピシン

ボコッサム(くひいい/////)プルプル

オレンジペコ「寝かせた状態よりも四つん這いのほうがよろしいのではないですか?」

ダージリン「そうですわね、ペコお願いできますか?」

オレンジペコ「はいダージリン様」グイ ペロリン

ダージリン「かわいいお尻ですこと」舌ペロリ

ボコッサム(ペコあとで覚えていなさい)ギギギギギ

ダージリン「それ」ペシイイン

ボコッサム「くはああ//////」ビクビク

まほ「では私も始めるかな」ブンブン

おりょう「パドルならやっぱり尻叩きがいいぜよ」ペロリン

まほ「すまないな」

白ボコ(何してくれるのよ全く)ギリギリ

まほ「では行くぞ」ブン

スパーーーーーーン
白ボコ(くふぅぅぅぅぅぅ////////)ハァハァ

まほ「それ!」ブン

スパアアアアアアアアン

白ボコ(くはあああ/////にゃにこれ/////痛いのに・・・・隊長が直接私の中に入ってくるみたい//////)

カエサル「やはりスパンキング専用とあって音が違うな」

エルヴィン「心が洗われるようだな」ジイイン

まほ「しならずにしっかりとしているから、狙ったとこへ正確に打ち付けれるのがいいな、中々気に入った」スパーーーン

ジンジンジン
白ボコ(熱い/////お尻が・・・・体中が熱い///////)ビリビリ

アンチョビ「みんな中々やるな・・・こうなったら鞭使いとしての威厳を見せないとな」

ボコロニ(姉さん何する気っすか)ガクガク

アンチョビ「ちょっと手伝ってくれ」ヨイショ

おりょう「いいぜよ」

エルヴィン「どうすればいいんだ?」

アンチョビ「まずはシャツをめくりあげてっと」グイグイ

ボコロニ(姉さん何考えてるんすか//////)

アンチョビ「これも邪魔だから外してしまおう」パチン プルン プルン

ボコロニ(アンチョビ姉さん//////)カアアアアアアア

アンチョビ「最近の人形は出来がいいな」モミモミ

エルヴィン「まるで本物みたいだな、いい色してるな」クリクリ

おりょう「まさに職人技ぜよ」ツンツン

ボコロニ(さ、さわらないで///////)ビクビク

アンチョビ「じゃあそのまま倒れないように腕を持っててくれ」スチャ

おりょう「まかせるぜよ」

ボコロニ(姉さんまさか//////)ガタガタ

アンチョビ「それ」ヒュン

ピシッ ジンジン
ボコロニ(くふうううううう////////)ビンビン

エルヴィン「おお、先端だけを見事に捉えているぞ」

おりょう「流石ぜよ」

アンチョビ「そうだろうそうだろう」ニシシ グイグイ

プニプニ モニュモニュ
ボコロニ(姉さん////)グスン

アンチョビ「それそれそれ!!」ヒュンヒュンヒュン

ピシン ピシン ピシン プルプル
ボコロニ(あはああああああああ///////)ガクガクガク

おりょう「上手いもんぜよ」パチパチパチ

アンチョビ「ざっとこんなものだな! それい」ヒュン

ピシイイイン
ボコロニ(くはああああ//////姉さん♡♡♡)ムクムクムク

エルヴィン「んん? ゴシゴシ 心なしか先端が伸びてないか?」ジイイイ

おりょう「気のせいじゃないか?材質がへたったかもしれんぜよ」

絹代「皆さんすごいですね、私も頑張らなくては」ブンブン

ボコダ(あんなに力いっぱい叩かれた・・・・)プルプルプル

みほ『西さん、あくまでも覚醒を促すためですよ、剣道ではないですからね』

絹代「これは申し訳ありません、失念していました」

ボコダ(ホ・・・)

みほ『もっとスナップを利かせて、鋭く打ち込んでください』

絹代「こうですね」ヒュン ヒュン

ボコダ(ヒィィィィィィィであります」ガクブル

左衛門座「打ち込みやすいように縛り上げておいたぞ」

絹代「これは忝いです」ペコリ

ボコダ(ん~ん~)ジタバタ

絹代「いざ、すうううううううう   セイ!!!」ヒュン

スパアアアアアアアアン
ボコダ(くはあああああああああああ//////////)ジンジンジン

左衛門座「中々の太刀筋だな」

絹代「ありがとうございます」ポリポリ

ボコダ(痛いであります・・・腕が無くなったかと思いました)グスグス

絹代「では手応えを忘れないうちに」スウウ

ボコダ(また来るでありますか)ガクガク

絹代「・・・・・・」ジイイイイイ

ドキドキドキドキ
ボコダ(そんなに見つめないでほしいであります/////)

ドキドキ
 ドキドキ

セイ スパアアアアアアアアン
ボコダ(はああああああああ///////////)ジンジン

スウウウウウウ
ボコダ(また来るであります///////)ドキドキドキ

ボコダ(ああもう ブンブン 自分は何を期待してるでありますか)ブンブン

セイ シュパアアアアアアアアアアン
ボコダ(ひゃああああああ/////////)ジンジンジン

ボコダ(隊長殿が私の体に刻まれていくようであります//////)ハアハア

左衛門座「今のはよかったな」

絹代「ありがとうございます」

また後で書きたいと思います
失礼します

続きかきます

みほ『皆さん上手くできているみたいですね』パチパチ

桃「おい西住、お前はやらないのか?」

モジャボコ(痛いのは嫌ですが西住殿に叩いてもらえるなら案外楽しいかもしれないですね)ワクワク

みほ『では私も始めます、ついでに大掛かりな装置も必要な蘇生法も一緒に試しましょう』

みほ『お願いします』

カエサル「これは一段と重いな」ゴロゴロ

おりょう「いいから引っ張るぜよ」グイグイ

絹代「西住殿、これはなんですか?」

みほ『手回し式のクレーン台車です、本当はカメラ撮影などに使うんですけどね』ポンポン

モジャボコ(いったい何が始まるんですか・・・)ガタガタ

アンチョビ「これで何をするんだ?」

みほ『逆さづり法と言われる蘇生法です、では始めます』

モジャボコ(さ、逆さづり!?)ガタガタ

グルグル
左衛門座「足は縛ったぞ」

エルヴィン「じゃあ巻き始めるぞ」クルクル カタカタカタ

モジャボコ(ひいいい、持ち上がっていきます)ジタバタ

オレンジペコ「逆さ張り付けみたいですね」

ダージリン「こんなことで本当に蘇生なんてできるのかしら?」

みほ「これは古代エジプトでも行われていた溺水者に対する救命措置です」

みほ「ひっくり返して水を吐かせようという理屈です」

プラーンプラーン
モジャボコ(高いであります・・・・)

まほ「これだけで蘇生するのか?」

みほ『これだけでは水を吐くことはありませんね、胃と食道の間には噴門と言われる部位があります』

みほ『ここの括約筋が閉まっているので人は逆立ちしても内容物が飛び出ることはないんです』

モジャボコ(でも頭に血が昇ってきたであります)クラクラ

みほ『人はこの状態でも水を飲むことができるんですよ』ユサユサ

杏「へ~、今度試してみよっか?」モグモグ

柚子「危ないですよ会長」

まほ「それでここからどうするんだ?」

みほ『はい、このまま傷病者を落とします』パッ

モジャボコ(へっ!?)ヒュウウ ドシイイン

モジャボコ(いたたたたた・・・・)ジイイン

みほ『ではもう一度』

エルヴィン「よし来た」クルクルクル カリカリカリカリ

モジャボコ(ぐううううう・・・・)ギリギリギリ プラーン

みほ『そしてまた落とします』

ストーン
モジャボコ(ぎゃ!!)ドシイイン

みほ『こうして姿勢を変化させることで呼吸の誘発と水を吐かせるんです』

スルスル ドシーン 
 スルスル ドシーン

モジャボコ(気持ち悪いであります)プラーーン

ダージリン「ただ叩くだけよりは効果がありそうですわね」フムフム

みほ『さらに鞭で叩いて刺激を与えてみましょう」シュルリ

モジャボコ(ふえええええ)ジタバタ

みほ「それ」シュパアアン

モジャボコ(あぎゃあああああ)ジンジン

カエサル「バラ鞭の切り裂くような風切り音がたまらないな」

おりょう「西住隊長の振り方も流石ぜよ」

みほ「えい、えい」シュパン シュパアアアン

モジャボコ(ものすごい痛いです・・・・なんでありますかこれ)ジンジン

左衛門座「一振りで何本も鞭が当たるのがいいな」ウンウン

みほ「鞭に合わせて、上下運動もお願いします」

おりょう「心得たぜよ」グイグイ

ビヨンビヨーン
モジャボコ(ううううう気持ち悪いです)ウップ

みほ「えい!」ヒュパアアアン

モジャボコ(ぎゃあああああ)ビリビリビリ

モジャボコ(うううううう、全然楽しくないであります)メソメソ

みほ「それ!」シュパアアン

モジャボコ(いたあああああ)ビリリリリ

モジャボコ(うううもう嫌です)グスグス

みほ『それでは次は温熱法を試してみましょう』

みほ『これは温めることで蘇生させようという方法です、人が冷たくなる理由がわからなかった初期の方法ですね』

カリカリカリ ドシン
モジャボコ(もう耐えられないであります)ウウウウ・・・

みほ『温かい灰を振りかけたり熱水をかけたりしたそうです』

モジャボコ(も、もう許してほしいであります)メソメソ

みほ『では行きます』トローリ

モジャボコ(ひいいいいいいい)ブルブル

トローリ ポタポタ
ポワアアン ポワアアン
モジャボコ(あれ?熱くないであります、熱いですけど温かくて気持ちいいです)トロトロ

オレンジペコ「それはなんですか?」

みほ『これは香油です』ヌリヌリ

ケイ「いい香りね」クンクン

みほ『西住流のアロマオイルです』モニュン モニュン

モジャボコ(なんだか気持ちよくなってきました///////あったかくてポーっとしてきますね)モミモミ トローン

ダージリン「病者の塗油と言ってキリスト教では傷病者によく行われていたそうよ」

絹代「ほうほう、流石はダージリン殿、博識ですね」

みほ『教会で行われる洗礼などと同じ、七つの秘跡の一つですね』ヌリヌリヌリ モミーン

モミ モミ トローン
モジャボコ(気持ちいい//////西住殿の手は温かいです////////)

みほ『まんべんなく塗りましょう』モミンモミン クリュクリュ

ススススス モミモミ
モジャイヌ(そ、そこはダメであります西住殿////////)ビクン

みほ『こうした行為も蘇生法とされていましたが、実際にはほとんど効果はなかったんです』ススス ツネリ

モジャボコ(ひゃああああ♡♡♡ ダメです///// そこは本当に)モジモジ ネチョネチョ

クリクリクリ ネチョリ
モジャボコ(あっ!?/////)ビクンビクン

キュッ! ススス♡ チョン チョン
モジャボコ(に、西住殿♡♡本当にこれ以上は///////)プルプルプル

パッ!
みほ『では次の講習に移りましょう』

もじゃぼこ(あああ・・・西住殿/////こんな状態でやめないで欲しいです/////)モジモジモジ

みほ『では最後の蘇生法の説明です、馬の速足法と言います』

カパラカパラ ヒヒーン
左衛門座「どうどう!!」グイ

ケイ「馬だわ」

まほ「この馬と心肺蘇生がどう関係するんだ?」

みほ『これは溺水した患者を馬に載せて速足で歩かせることでその振動と圧迫が蘇生を促すという方法です』

ダージリン「そんなことで治るのかしら?」

オレンジペコ「本当にただの馬ですよこの子」サスサス

みほ『この方法が今までの中では一番効果的ですね』

絹代「意外ですね」

桃「馬は数が足らなかったので木馬を用意したこれを使ってくれ」

ケイ「じゃあ乗せるわよ」グイ

ボコリサ(ちょ、ちょっとこんな状態でこんなものに乗せられたら//////)

ケイ「よいしょっと」ズン

グリグリグリ ギュウウウ
ボコリサ(くはあああああ////////だめこれ♡♡馬鹿になる/////)ビクンビクン

ケイ「よし、うまく乗ったわね」ポン

クリュ
ボコリサ(んはあああ//////こ、こしゅれて////い、いいい)ヌチョヌチョ

絹代「この子も一緒にお願いします」ドシン

コンコン クリ
ボコダ(きゃあああ/////)アヘアヘ

絹代「よしいい子だな」ポンポン

クイクイ クイクイ
ボコダ「隊長殿/////揺らさないでほしいであります//////)ビクビク

ダージリン「さああなたも行くのよ」ポンポン

ボコッサム(ムグムグ ダージリン様やめてください)ビクビク

オレンジペコ「ダージリン様準備できました」

ダージリン「よいしょ」ギュウウウ

ムニュン クリクリ
ボコッサム(ぬほおおおおおおおお////////)ビクビク

ダージリン「もう少し前かしら?」グイグイ

ズリズリズリ クリン クリン
ボコッサム(あああああああああ///////ダージリン様♡♡♡)ピクピク

ダージリン「よし、これで大丈夫ね」ポンポン

ボコッサム(あああん////)ビクンビクン

左衛門佐の字が間違っていましたねすいません

アンチョビ「よしお前も行ってこい」ヨイショ

ボコロニ(姉さん、やめてくださいっす、もう無理っす)ジンジンジン プックリ

アンチョビ「それ」ドシン

ギュウウウウウ
ボコロニ(くひいいいいいいい//////////)ビクビクビク

アンチョビ「倒れそうだな」

おりょう「ならいい方法があるぜよ」マキマキ

左衛門佐「足に重りの石をくくりつけよう」ドシン

ギュウウウウウ
ボコロニ「あああ////っくは/////)ジンジン

アンチョビ「おお、これならずり落ちないな」ユサユサ

ズリズリ
ボコロニ(くはあああああ//////////)ビクンッ ビクンッ

ケイ「それ良いわね、こっちにもお願い」

ダージリン「こちらにもお願いしますわ」

カエサル「任せておけ」ズシイイン

((((くああああああ////////))))ビクビク

桃「西住、こいつも乗せておくぞ」ヨイショ

モジャボコ(ひいいいいいい//////)ドキドキ

ドシン
モジャボコ(あひゃあああ////つ、潰れてしまうであります///////)グリグリグリ

まほ「お前で最後だぞ」ヨッコラショ

白ボコ(隊長・・・もう許して下さい/////)プルプル

ズシン クニュクニュ
白ボコ(くううううううう////////)ビクビクビク

まほ「もう少し前に詰めないとダメだな」グイグイ

ズルリ ズルリ
白ボコ(あひゃああ/////隊長/////もう・・・)プルプルプル

まほ「全部乗せれたな」

アンチョビ「早速揺らすか」ユサユサ

ケイ「私も手伝うわ」ユサユサ

絹代「生き返れ 生き返れ」ユサユサ

((((((くひゃああああああああ///////////)))))ビクンビクン

みほ「・・・・・・くひ」プルプル

みほ「くくくくく・・・・」ニヤニヤ プルプル

桃「うまく行っているな、ん?どうした西住」

みほ「ククク・・・・な、なんでもないです」

まほ「生き返れ生き返れ」ユサユサ

オレンジペコ「生き返ってください」ユサユサ

(だめ・・・・)
(もう・・・・)
(いくであります///////)

(あああああああああああ///////////////)ビクンビクン

みほ『ククク・・・皆さん、違いますよ、馬には跨らせるのではなく、腹ばいに乗せるんです』

ケイ「あらそうだったの?」

ダージリン「馬に乗せて歩かせるというからてっきりこうだと思ってました」

絹代「これはうっかりですね」

「「「あははははは」」」

みほ『お腹が上下に揺れて圧迫されるのでそれが呼吸の補助に繋がるんです』

まほ「言われてみればこんなことで心肺蘇生になるわけないな」

杏「おっちょこちょいが多いな~まったく」モグモグ

みほ『これ以外にも樽に乗せて転がすなどの方法もありますね』

みほ『ともかくこれらの間違った方法があったからこそ、今の心肺蘇生法が確立していったわけです』

みほ『本日はご静聴ありがとうございました』ペコリ

パチパチパチパチパチ

ダージリン「大変ためになりました」パチパチ

ケイ「これで誰が溺れても大丈夫ね」

まほ「だからこれは間違った方法だと言っているだろう」

柚子『それではこれから正しい心肺蘇生法の講習を行うので教室を移動してください』

ゾロゾロゾロ ガヤガヤ

桃「西住遅れるなよ」

みほ「はい、私は人形を片付けてから行きます」

杏「じゃあ西住ちゃんよろしくね~」パタン

みほ「はい、任せて下さい」ニヤニヤ

ギイイイイイイイ バタン

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カツカツカツ
ガバ 
隠しカメラ「ジイイイイイイイイイ」

みほ「よしよしうまく撮れてる」クフフフフ

みほ「やっぱり戦車道、もう一度はじめて良かったな」ニヒヒヒヒヒヒヒ


【ガルパン】みほ「ボコで学ぶ救命救急です!」 ~完~

以上です、読んで頂きありがとうございました

ここで登場した方法は過去に存在した方法で実際に行うと重篤な障害に繋がることあります
気をつけて行ってください

参考サイト
AEDを使う心肺蘇生法 古代から中世における蘇生法
http://j-pulse.umin.jp/push3/articles/article-nonogi-07/index.html

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