モバP「クールな昔馴染み」 (40)

書き溜めあり
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『今晩から週末暇?』

『暇』

『仕事終わったら教えて』

『はいよ。何か用意してある?』

『何もないから一緒に借りに行こ』

『了解』

奈緒「お、帰ってきた? おかえり」

モバP「ただいま。ずっと待ってたのか?」

奈緒「ん、まあ。もしかして邪魔だったか?」

モバP「邪魔じゃ無いけどな…外はさすがに寒いから風邪引くなよ。家で待ってて良いから」

奈緒「別にちょっと時間空いたから早めに来ただけだし…」プイッ

モバP「はいはい。今日は何も用意ないんだよな?」

奈緒「無いよ。だから借りに行こうぜ!」

モバP「はいよ。いつものところで良いでしょ?」

奈緒「おう! ご飯も買い出ししとかないとなー」

モバP「多分今カップ麺すらないからなー」

奈緒「そのくらいは買い貯めしとけって!」

モバP「この前の休みにお前がバクバク食べてたからだろ…」

奈緒「うぐ…ごめん」

モバP「はい、到着。んじゃ降りて」

奈緒「あいよ。何借りるー?」

モバP「お前何が見たい?」

奈緒「じゃあ…コードギアスで」

モバP「あいよ。奈緒はこれ好きだよな」

奈緒「派手だしカッコ良いからな!」

モバP「じゃあ会計してくるから隣のスーパーに先に行ってて」

奈緒「はいよー」

モバP「よし、お待たせ」

奈緒「おう! 何か食べ物買って終わりだな」

モバP「出来合いのもので良いか?」

奈緒「良いんじゃないか? 何にしよっかなー」

モバP「俺はいつもの焼きそばとかで良いかな…」

奈緒「あっ、早いな! ちょっと待っててくれよー」

奈緒「えーっと…じゃあパンにしよ」

モバP「じゃ、先に車に乗っててくれ」

モバP「ただいまーっと」

奈緒「おじゃましまーす」ドサッ

モバP「そのまま寝るなって。皺になるぞ」

奈緒「あー着替えるか。こっち見るなよー」

モバP「じゃあ俺も着替えておくから適当に待ってて」スタスタ

奈緒「ええ…なんか悔しいんだけど…」

モバP「なんだ? 見られたいのか?」ヒョコッ

奈緒「い、いいから出てけっ!」

モバP「終わった?」

奈緒「終わったから入っていいぞ」

モバP「はいはい。お前ベッドもうちょい詰めろよ

奈緒「はいよー」ゴロン

モバP「ありがと」ドサッ

奈緒「ちょっ、今度はこっちが狭いっての」

モバP「すまんすまん。んじゃ再生するから」

奈緒「見るの結構久しぶりだなー。どこまで借りてきたんだ?」

モバP「とりあえず1クール分」

奈緒「それだけあれば十分だなー」

奈緒「ふわぁ…眠くなってきたな」

モバP「あと1話残ってるけどどうする?」

奈緒「んー、起きてる」

モバP「じゃあラストな」

奈緒「そういやPさんは眠くないのか?」

モバP「仕事で遅くまで起きてるのは慣れた」

奈緒「プロデューサーだっけ? 大変そうだな」

モバP「まあ楽しいからなんとか」

奈緒「ふ、ふーん。そんなものなんだ」

モバP「奈緒? 奈緒ー?」

モバP「ありゃ、結局途中で寝てるじゃないか」

モバP「無理して起きてる必要無いのに…えっと、毛布毛布…」パサッ

モバP「ほいっ。じゃあおやすみ」

奈緒「うおぉ…P、起きてる…? 今何時だ…?」

モバP「あー、11時」

奈緒「うわ、結構寝ちゃったな」

モバP「疲れてるんじゃ無いのか? 大丈夫か?」

奈緒「それは大丈夫……ちょっと臭うかな……とりあえず風呂入ってくるから」

モバP「あ、お前のシャンプー洗面所の下の棚に入れてあるから」

奈緒「はいよー」

奈緒「で、午後はどうする?」

モバP「また何か借りてくるか買い物にでも行くか」

奈緒「じゃあ何かまた借りて見ようぜ」

モバP「今日は何見ようか」

奈緒「ちょっと見たいのあるからそれでいいかっ?」

モバP「別にいいぞ。車出すか?」

奈緒「いや、自転車で行ってくるからいいよ」

モバP「じゃあその間掃除でもしてるわ」

奈緒「じゃあ行ってくるー」

奈緒「ただいまー」

モバP「おかえり。で、何借りてきたんだ?」

奈緒「えっと、あ、アイマス…」

モバP「やっぱり興味あるじゃないか」

奈緒「ないから! たまたま話題に上がったからってだけ!」

モバP「はいはい。ちょっと電話してくるから再生準備だけしておいて」

奈緒「わかったー」

奈緒「ほー、しっかし可愛いよなー」

モバP「765さんのところのアニメ化だからなー」

奈緒「現実のアイドルのアニメ化なんて絶対コケると思ってたんだけど出来いいよな」

モバP「そうだなー」

奈緒「なんか返事が適当じゃないか…?」

モバP「そうだなー」

奈緒「おいっ!」

モバP「うわっ! …すまん。考えごとしてた」

奈緒「もう……」

モバP「ふぃー、終わった終わった」

奈緒「結構な長丁場だったな…」

モバP「ああ…明日は予定あるし今日は早めに寝るか」

奈緒「ん? 何かあったか?」

モバP「ちょっとな。まあついてこいよ」

奈緒「またそうやって何も教えないで…まあいいけどさ」

モバP「ドッキリっぽい方が楽しいだろ」

奈緒「…いつも反応見て楽しんでるの知ってるからなっ! へ、変なとこ連れてくなよ!」

モバP「うん。じゃあおやすみ」

奈緒「流すなって! おーい! ……はぁ、おやすみ」

奈緒「ん、おはよ……おーい起きてるか?」

モバP「…いんや寝てる」

奈緒「いいから起きろよ。予定あるんだろ?」

モバP「あー、うん。5分したら起こしてくれ」

奈緒「またそう言って…ご飯用意しておくからな」

モバP「頼んだー」

奈緒「呼んだらちゃんと起きろよっ!」

奈緒「んでどこ行くんだ?」モグモグ

モバP「いいからついてこいって」モグモグ

奈緒「結局教えてくれないのかよー」

モバP「まあ出かける前にとりあえず髪梳かしてこいよ。凄いことになってるぞ」

奈緒「マジ? んー、食べたら整えてくる」

モバP「待たせちゃいけないから早めにな」

奈緒「誰かに合うのか?」

モバP「着いてからのお楽しみで」

奈緒「はいはい。じゃあもうそれでいいから」

モバP「んじゃシートベルト閉めろよ。トイレ大丈夫か?」

奈緒「子供じゃないんだから大丈夫だって!」

モバP「そんなこと言ってまた漏らしても知らないぞ?」

奈緒「いつの話だよ! もうそんな歳じゃないから!」

モバP「じゃあ行きたくなったら早めに言えよー」

奈緒「だーかーらー! もう子供じゃないって!」

モバP「んじゃ出発」

奈緒「話! 聞けってば~!」

モバP「よし、着いたぞ」

奈緒「え? ここ何だ? ビル?」

モバP「良いから良いから。入って入って」

奈緒「な、押すなよっ! 入れば良いんだろ、入れば…」

モバP「ちひろさーん。一人連れてきましたよー」

ちひろ「いらっしゃーい。奈緒ちゃんですよね。初めまして」

奈緒「えと…初めまして。Pさん、ここ何?」

モバP「アイドル事務所」

奈緒「何で連れてきた?」

モバP「奈緒をアイドルにするため」

奈緒「は、はァ!? なんで急にアイドルなんか、無理無理! 無理に決まってんだろ!」

モバP「出来る出来る。じゃあサインして」

奈緒「いやいや! べ、別にアイドルとか興味…ねぇし…」

モバP「奈緒なら可愛いから大丈夫! 可愛いから! 可愛い!」

奈緒「可愛いとか! やめろ! あたしホントに無理だから!」カァァ///

モバP「…どうしても?」

奈緒「…どうしてもやって欲しいのか?」

モバP「そりゃあ奈緒の可愛い格好とか見たいし」

奈緒「も、もう! 好きにしろよーっ!」ダダダッ

ちひろ「あの…あんな言い方で良いんですか?」

モバP「大丈夫ですよ。あいつ、あれで本気で嫌がってるわけじゃないので」

ちひろ「ええ、なんとなく見てれば分かりますけど…」

モバP「口にはしないんですけどね。気づいてやらないと機嫌悪くなるんですよ」フフッ

ちひろ「仲いいんですねー。にやけてますよ」

モバP「そうですよ。また放っておいたら怒られるので追ってきますね。ちょっと書類まとめておいてください」

ちひろ「分かりました。行ってらっしゃーい」

終わり
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この間拓海の海とかの話を書くと言ったのは無しの方向で

以下奈緒と夜通し見たいアニメを語るスレ

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