ありす「斑鳩を」 千枝「ふたりで」 2人「「協力プレイ!」」 (310)

前作:ありす「ブラック・タチバナと」 千枝「ホワイト・チエの」 「「斑鳩チャレンジ!」」
ありす「ブラック・タチバナと」 千枝「ホワイト・チエの」 「「斑鳩チャレンジ!」」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469712903/)


今回から2人協力プレイということで、画面イメージを作成してみました。
http://i.imgur.com/BEWttIk.jpg

現実だったらjsに斑鳩やらせるとか企画倒れ以外の何物でもないんだよなぁ

というご意見もいただきまして、まあ正直自分でも無理がある気がしないでもないんですが、
見てないところで2人とも凄い努力しているということでどうかひとつ…

あと、こっそりブラック・タチバナからブラック・アリスに変更しています。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1473170203

千枝「うう、またやられちゃった…」

ありす「おはようございます」

千枝「あ、おはよう、ありすちゃん」

ありす「斑鳩をやっていたんですね。どうでした?」

千枝「この前の最後にありすちゃんがやられちゃった大きい敵が倒せなくて…」1ボスマエ

ありす「あそこまで行けるようになったんですか。すごいじゃないですか」

千枝「でも、倒し方が全然わからなくて。どうしたらいいのかな」

ありす「そうですね。あの場面は私もどうすればいいのかよく分からないです」

千枝「ありすちゃんもなんだ」

ありす「一応、1面ボスまで行けたこともあるんですが」

千枝「えっ、すごい!」

ありす「その時は、一度もミスせずにあそこまで行けたので、やられながらギリギリ抜けれた感じでした」

ありす「ミスした後の無敵時間で強引に突破したので、どうやって倒したらいいかは分からないままです…」

千枝「そっか…どうすればいいのかな」

ありす「前回Pさんが攻略法があると言っていたので、今日は教えてもらえると思います」

モバP「おはようエブリワン!」

千枝「おはようございますっ♪」

ありす「おはようございます。2人しかいませんが」

モバP「今日もよく似合ってるな!」スクミズブルマ

千枝「えへへっ、嬉しいです」

ありす「ひとこと目からそれですか…まあいいですけど」

モバP「斑鳩の練習してたのか。感心感心」

千枝「でも、なかなか先に進めないです…」

ありす「私は1面ボスまで行けました」ドヤァ

モバP「おおー、やるじゃないか。1面ラストは抜けられるようになったのか?」

ありす「いえ、そこまでミスなく進めただけで、あの場所はミスしながら無理やり抜けました」

モバP「そうか。まあ、あそこは安全策を知らないと難しいからな。今日はそこまで行けたら攻略法を教えよう」

ありす「よろしくお願いします」

千枝「千枝はまだボスまで行けないです…」

モバP「まだ始めたばかりだし、焦ることはないさ。継続することが大事なんだ」

モバP「2人とも練習熱心で俺は嬉しいよ」

千枝「えへへ、ありがとうございます♪」

ありす「当然です。やるからには手は抜きません」

モバP「さて、今日はいよいよ2人協力プレイをやってもことになるんだが」

モバP「その前に前回アップした動画に付けられたコメントをいくつか紹介しておこう」

ありす「えっ、コメントもらえたんですか」

千枝「わあ、嬉しいですっ♪」

モバP「まだ数は少ないけどな。応援してくれるファンもいそうな感じだ」

ありす「どんなコメントなんですか」

モバP「ざっくり言うと『慣れないゲームで頑張ってるのが可愛い』、『あたふたしてるのが可愛い』、『ブラックさんのドヤから絶望が可愛い』」

ありす「何ですか最後のは」

モバP「他には『スク水最高』、『ブルマは至高』、『ランドセルが足りない』、『ネコミミ付けてにゃ』とかかな」

千枝「応援してくれてる…んですか?」

ありす「あまりゲームの内容とは関係が無いですね」

モバP「一応、ゲームに関してのコメントもあったぞ」

ありす「それも紹介してくださいよ」

モバP「『ブラック・アリスとホワイト・チエなんだから、属性変更封印プレイはどうでしょう』だってさ」

千枝「…? 属性変更しちゃダメってことですか?」

モバP「ああ。ありすは黒属性、千枝は白属性固定でやるってことだな」

ありす「そんなの無理ですよ!」

モバP「と思うかもしれないが、実は理論上はいけるんだよ」

千枝「そうなんですか?」

モバP「白い弾は千枝が、黒い弾はありすが盾になって吸収すれば、逆属性の弾に当たることはないからな」

ありす「簡単に言いますけど、敵の出現位置とかを全部覚えないと無理なんじゃないですか?」

モバP「まあそれはそうなんだが、元々STGは敵配置や攻撃パターンを覚えることから始まるからなあ」

モバP「せっかくコメントくれたんだし、試しにやってもらおうと思ってるんだが」

ありす「ただでさえ難しいのに、そんな縛りプレイするんですか」

千枝「ありすちゃん、縛ってプレイとか昼間から…///」

ありす「え………? って、ち、ち、違います! 何らかの制限を課してゲームをプレイすることを縛りプレイと言うんです!!」

ありす「私たちが縛られるとか、そういうことではありませんっ!!」

千枝「そ、そうなんだ。千枝ちょっと勘違いしちゃいました」ショボン

ありす「なんでちょっと残念そうなんですか…」

モバP「…………………………」

ありす「想像しないでください!」

モバP「縛る+ありす=しばりす」

ありす「しばきますよ?」

モバP「ごめんなさい」

ありす「そんなことばかり言ってないで、話を進めてください」

モバP「2人とも属性変更無しでやってもらおうかなーという話です。はい」

千枝「本当にできるんでしょうか」

ありす「不安しかないですね」

モバP「それでも、ゲームしながら着替えるよりは簡単だと思うぞ」

ありす「何でそこと比較するんですか」

モバP「そもそも生着替え動画をアップするわけにはいかないしな。着替えを封印するなら属性変更も封印するしか道は無し…か」フッ

ありす「いやだから、別に無理にそこを結びつける必要は」

千枝「千枝は、Pさんにだけなら見られても大丈夫ですよ…?」

ありす「さっきからグイグイ行ってますけど、本来の趣旨とはかけ離れてますから!」

ありす「まったくもう…それじゃ試しに属性変更無しでやってみればいいんですね?」

モバP「お、やる気になってくれたか」

ありす「一向に話が進まないからです」

モバP「そう言うなって。一応、今の2人でも1面クリアくらいは何とかなりそうな事は確認したから」

千枝「確認…って、Pさんがですか?」

ありす「誰かと一緒にやってみたんですか?」

モバP「んー、まあそんなところだ。1人プレイで1面後半まで行けるなら、たぶん大丈夫」

ありす「どうしていつも大事な情報を最初に言ってくれないんですか」

モバP「2人の反応が可愛くてつい、な」

千枝「えへへっ///」

ありす「もう…すぐそういうことを…///」

モバP「それじゃ、始める前に簡単に流れを確認しておくぞー」

モバP「まずは前回同様、2人で可愛くタイトルコール」

モバP「そして今回は2人協力プレイをすること。特別ルールとして、ありすは黒属性、千枝は白属性から変更しないことを紹介」

モバP「あとは流れでお願いしますっと。質問はあるか?」

ありす「ツッコんでも無駄なことは分かってますので、特にありません」

千枝「千枝も大丈夫ですっ♪」

モバP「なら良かった。それじゃカウントして始めるぞー」

ありす「よろしくお願いします」

モバP「本番5秒前、4、3、2……」

ありす「ブラック・アリスと」

千枝「ホワイト・チエの」

千枝ありす「「斑鳩チャレンジ!」」

ありす「この番組は、ブラック・アリスこと橘ありすと」

千枝「ホワイト・チエこと佐々木千枝がお送りしますっ♪」

ありす「第2回の今回も、前回に引き続き縦スクロールシューティングゲームの斑鳩をプレイしていきます」

千枝「いよいよ2人協力プレイに挑戦です!」

ありす「前回は1人ずつプレイしてゲームに慣れるところまででしたからね」

千枝「ここからが本番ですねっ。楽しみです♪」

ありす「2人で一緒に頑張りましょう」

千枝「うんっ」

ありす「なお、特別ルールとして、ブラック・アリスは黒属性、ホワイト・チエは白属性の固定プレイとなります」

千枝「むずかしそうですけど、理論上はクリアできるはず?とのことです」

ありす「私たちにできるかと言われると、正直自身はありませんが…」

天の声『サポートはしっかり行いますので、まずは1面クリアを目指して頑張りましょう』

千枝「はいっ!」

ありす「よろしくお願いします」

天の声『それでは、メニューから2人プレイを選択してゲームを開始してください』

ありす「わかりました」




千枝「2機いっしょに出てきました」

ありす「私は黒属性固定なので、最初に1回だけ属性を変更しますね」

千枝「千枝はこのまま白で行きます」

ありす「始めのうちは弾を撃ってこないので問題ないですが…」

千枝「この後はどうしましょう」

ありす「とりあえず、千枝さんは右の方をお願いします。私は左を担当します」

千枝「うんっ!」

ありす「2人だと、あまり動き回らずに敵が倒せますね」

千枝「1人でやる時よりも簡単な気がします♪」

ありす「そうですね。この調子なら1面ボスまで行けそうです」

天の声『フラグ』

ありす「?」

天の声『いえ、何でもありません』

千枝「あっ、大きい敵!」

ありす「……! いつもは白属性で左側の敵を倒していましたが、これは…」

千枝「千枝の方は白い敵です!」

ありす「くっ、同じ属性だと与えるダメージが」

ズガーン
ズガーン

千枝ありす「「ああっ!」」

ありす「ち、千枝さん、ここは左右入れ替わって逆属性でいきましょう!」

千枝「わ、わかりました!」

ありす「ふう、何とかなりましたね」

千枝「1機やられちゃいました…」

ありす「まだ1機なので大丈夫です。それよりこの後が問題です」

天の声『2人とも左へ移動し、画面の一番下に張り付いてください』

千枝「! はいっ!」

ありす「そういえば、アドバイスをくれるんでしたね」

千枝「大きい敵が出てきました!」

天の声『そのまま2人で正面の敵に撃ち込んでください』

ありす「えっ?でも敵がだんだん下がってきますよ!?」

千枝「しんじゃうっ!」

http://i.imgur.com/gb8Or5g.jpg

ありす「……あ、れっ、生きてる…?」

天の声『見た目よりも当たり判定が小さいため、画面一番下にいれば体当たりを食らうことはありません』

千枝「そうだったんですか…」

天の声『ただし、一番下の砲台だけは当たってしまいますので、それだけ注意してください』

ありす「意識していませんでしたが、今のはたまたま倒せていたんですかね」

天の声『砲台はあまり硬くないので、正面にいれば問題なく倒せます』

千枝「なるほど…」

天の声『後はその位置をキープして、後から出現する大型機も同様に倒してください』

千枝「はいっ!」

ありす「攻略法を知っていると安全に抜けれるんですね」

天の声『この後はいよいよ1面ボスです。フラグ未回収とは素晴らしいです』

千枝「ありすちゃんは練習で来たことがあるんだよね?」

ありす「何度かありますが、倒したことはまだ無いです。しかも今回は属性変更なしですし、どうなるか…」

天の声『敵の弾の色に合わせてどちらかが前に出て盾になり、もう1人は後ろに隠れるように戦ってください』

ありす「わかりました」

千枝「ドキドキします」

ありす「確か最初は白い弾を撃ってきたはずなので、千枝さんが前でお願いします」

千枝「はいっ!」

天の声『ときどき黒い弾も混ざるので、それには注意してください』


ワーニン ワーニン ワーニン


千枝「なんだかすごいのが出てきました!」

ありす「画面下には来ないので、大きさに惑わされずに落ち着いて戦いましょう」

千枝「う、うんっ」

ありす「私は千枝さんの後ろに隠れるように移動します」

ケイタイヘンカ


千枝「た、倒せました!?」

天の声『第1形態終了です。まだあと2形態あります』

ありす「次は私が前に出ますので、千枝さんは後ろに」

千枝「わっ、黒い弾がたくさん!」

ありす「私が盾になるので、後ろから離れないようにしてください」

千枝「わかりました!」

ありす(あ…白い弾が混ざって…)スッ

千枝「あっ!」


ズガーン


ありす「ご、ごめんなさい! 白い弾が来たので動いてしまいました」

千枝「最後の1機になっちゃいました…」

ケイタイヘンカ


天の声『いよいよ最終形態です。頑張ってください』

千枝「ど、どうしよう?」

ありす「この先は私もよく分かりません。とにかく逆属性には気を付けましょう」

千枝「…? 何か白いのがふわふわ飛んできました」

ありす「何でしょう…って、あぶなっ!」

天の声『炸裂して弾が飛んでくるので注意してください』

千枝「次は黒です!」

ありす「交互に盾になりましょう!」

千枝「あれ? 撃ってこなくなっちゃいました」

ありす「なんだか嫌な予感が…っと、白い弾が! 千枝さん!」

千枝「はいっ! 前に出て盾に…」

ありす「!?」


ズガーン


千枝「弾が曲がりました!」

天の声『ホーミング弾です。自機を追尾してくるので注意してください』

ありす「と、とりあえず千枝さんの近くに…」

千枝「千枝はどうしたらいいんでしょう」

ありす「何とか弾を吸収してください!」

千枝「や、やってみるけど、うまくできるかな…」

ありす「! 私の方に弾が!」

千枝「あぶないっ!」

ありす「もう無理です…っ!」

ズギャーン ゴゴゴゴゴゴゴゴ…


ありす「た、倒せ、た…?」

千枝「ほんと?」

天の声『おめでとうございます。1面クリアです』

千枝ありす「「やったー!」」

ありす「やりましたね千枝さん!」

千枝「うんっ! ありすちゃんのおかげだねっ♪」

ありす「いえ、千枝さんがいなければ無理でした。これは2人の勝利です!」

天の声『1プレイ目でクリアできるとは思っていませんでした。素晴らしいです』

千枝「ありがとうございますっ♪」

ありす「私たちにかかれば、ざっとこんなもんです」ドヤァ

天の声『リザルト画面が終わるとすぐに2面が始まります。残機0ですが、頑張ってください』

千枝「はいっ」

ありす「わかりました」

ありす「始まりましたね」

千枝「初めてなので、ドキドキします」

天の声(ドキドキ)

ありす「とりあえず1面同様、左右に分かれて行きましょう」

千枝「うんっ」

ありす「2面も最初は平和ですね」

千枝「あっ、弾を撃ってきました」

ありす「速い飛行機が不規則に飛んできますね。いやらしい動きです」

千枝「近くで弾を撃たれるのが怖いです…」

ありす「少し大きめに動いて、なるべく下に来る前に倒していきましょう」

千枝「飛行機は終わりかな?」

ありす「っ! 白いレーザーが! 危ないところでした」

千枝「千枝が倒します!」

ありす「私は当たると死んでしまうので、お願いします」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Chapter:02
試練 Trial

自らの意志が、強固であるほど様々な試練に苛まれるものだ。
無論、試練を目前に避ける事も出来れば、逃げる事も出来る。
だが、試練の真意は、そんな己の心を克服することにある。
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ありす「ここまでは順調です」

千枝「この後はどうなるのかな…」

ありす「デモが終わったら、敵に周りを囲まれていますね」

千枝「周りをぐるぐる回ってるだけなのかな?」

ありす「そうですね。このまま撃破しましょう」

千枝「あれ、新しい敵が出てきて…」


ズガーン
ズガーン


ありす「!?」

千枝「!?」

天の声『ゲームオーバーです。お疲れ様でした』

ありす「最後のは…何ですか…?」

千枝「あっという間にやられちゃいました」

天の声『敵が全方位から迫ってくるため、正面の敵を倒してそこの隙間から外側に抜けてください』

天の声『その後、迫ってくる敵の下に回り込んで撃破することが可能です』

千枝「…??」

ありす「そんなさらっと言われても、何が何だか分かりません」

天の声『まあ、その前の敵が逃げ出すまで放置しておけば、先ほどの敵は出てこないのですが』

ありす「えっ、どういうことですか?」

天の声『早回しというテクニックで、画面内の敵を素早く全滅させることにより、その後の敵が大量に出現するようになります』

天の声『スコア稼ぎを狙う場合には必須ですが、安全に進むためにはあえて敵を出さないのも一つの手です』

千枝「じゃあ、倒さなければさっきのところは安全なんですね」

ありす「ちょっと悔しい気もしますが、次は安全重視で行きましょうか」

天の声『ちなみに、1面でも早回しポイントがありますよ』

千枝「そうなんですか?」

ありす「全然気が付きませんでした…」

天の声『注意して見ていると、毎回敵の出現数が異なる場面があったりします』

ありす「奥が深いんですね」

ありす「それでは、もう一度やってみましょう」

天の声『と、その前に』

千枝「?」

天の声『初期設定がどんな感じか分かったと思うので、残機を増やしてみましょう』

ありす「ダブルラリアットの人ですか?」

天の声『ザンギではありません。残りの機体数と書いて残機です』

天の声『設定を変更し、現在の3から最大の5までふやしてください』

ありす「増やしちゃっていいんですか?」

天の声『はい。2面から敵の攻撃が激しくなりますので、残機を増やして練習しましょう』

ありす「やっぱり1面より難しくなるんですね」

千枝「千枝たちにできるかな…」

天の声『まずは習うより慣れろということで、やってみましょう』

ありす「そうですね。やってみないことには始まりませんから」

千枝「わかりましたっ」

今回はここまでです。

次が書き終わるまでスレが残っていたら、このまま続きますたぶん。


2面中盤以降はかなり難易度が上がりますね。

文章で表現するのは難しいですが、何とか2面クリアまでは頑張って書きたいところです。

一応、属性変更封印の検証プレイもしてまして、何とか残5設定でALLできました。

石のような物体で禿げそう…

てす。

続きを貼っていきます。

ありす「それでは、設定で残機を増やして挑戦してみましょう」

千枝「先にすすめるといいね♪」

ありす「今までよりも2回多くミスできますからね。先ほどのプレイよりは先に進めるはずです」フンス

天の声『油断して1面で終わらないように気を付けてください』

千枝「はいっ!」

ありす「わかってます。では、始めましょう」


千枝「1面の最初のほうは大丈夫、かな」

ありす「そうですね。中盤まではこのままで問題ないはずです」


ありす「この後、大型の敵が出てくるので、左右入れ替わりましょう」

千枝「うんっ」

ありす「やはり、逆属性なら弾を大量に撃たれる前に倒せますね」




千枝「最後の出てくる敵は画面の一番下に移動して…」

ありす「そうすれば敵に当たらないことは分かりましたからね」

千枝「ちょっと怖いけど、このまま行けそうです!」

ワーニン ワーニン ワーニン


天の声『1面ボスまでノーミスですね。いい調子です』

ありす「ボスは、前回と同じようにやりましょう」

千枝「最初は千枝が前に出ますね」

ありす「ただ、前の人が動くと後ろの人が当たってしまうので、そこは気を付けましょう」

千枝「前の人と一緒に動けばいいのかな」

ありす「そうですね…難しそうですけど、やってみましょうか」

千枝「あまり横に動かないように…」

ありす「最初の攻撃は大丈夫そうですね」

ケイタイヘンカ


ありす「次は私が前に出ます」

千枝「千枝は一緒に動くようにしないと」

ありす「動くときは右に動くようにしますね」

千枝「うんっ」

ありす「…………はいっ」

千枝「はいっ」

ありす「はいっ」

千枝「はいっ」

ありす「はいっ」

千枝「はいっ」

ありす「はいっ」

千枝「はいっ」

モバP(可愛いな)

ケイタイヘンカ


ありす「やりました!」

千枝「次はどうすればいいのかな」

ありす「最初は交互に前後入れ替わって、その後は…よく分からないですね…」

千枝「が、がんばりましょう!」

ありす「まずは白、そして次は黒」

千枝「あれ? うまく動けない…?」


ズガーン


千枝「やられちゃいました…」

ありす「今のは…っと、確かこの後は白のホーミングが」

千枝「千枝が前に出ます!」

ありす「私は後ろでやり過ごせるといいんですが」




ズガーン


ありす「あっ!」

千枝「ご、ごめんなさい!」

ありす「千枝さんが前にいても横を抜けてきてしまいますね。いい避け方があるといいんですが」

ズギャーン ゴゴゴゴゴゴゴゴ…


天の声『1面クリアです。おめでとうございます』

千枝「やった!」

ありす「倒せましたが、最後はどうしたらいいのか…」

千枝「千枝もやられちゃいました」

天の声『チエさんは、下がるときにアリスさんとぶつかってしまいましたね』

天の声『このゲームは自機が重なれないため、2人が接触すると押し合ってしまうので注意してください』

千枝「それでうまく動けなかったんですね」

天の声『2人が縦に並んでいるときは、アリスさんは左側、チエさんは右側と決めて上下移動するといいかもしれません』

ありす「分かりました」

天の声『それともう1つ、忘れていることがありますね』

ありす「えっ、何ですか?」

天の声『もう2面が始まるので、それはまた後ほど』

千枝「忘れてること…?」

ありす「後で考えるとして、とりあえず2面を頑張りましょう」

千枝「うんっ」

ありす「最初は左右に分かれて撃っていれば大丈夫そうですね」

千枝「白いレーザーを撃ってくる敵は千枝が倒します」

ありす「お願いします」

テロップ


ありす「この後は、敵を倒さない方がいいんでしたね」

千枝「ぐるぐる回っているだけで攻撃してこないみたいです」

ありす「あ、逃げていきました」

天の声『紳士的な敵なので、2人の姿を眺めるだけで満足したのでしょう』

http://imgur.com/iX1a0aM

ありす「えぇ……」

千枝「次は…四角いブロック?があります」

ありす「赤いブロックは壊せないですけど、白と黒のは壊せますね」

千枝「でも壊しても横からずっと出てくるみたい」

http://imgur.com/F9BZRo4

ありす「すき間を抜けて行くしかないんでしょうか」

天の声『ここからは地形で動きが制限されますので、気を付けてください』

千枝「うう、せまいです」


ズガーン


千枝「やられちゃいました…」

ありす「黒いブロックが弾を撃ってきますね。私が行きます」

ありす「っと、壊したら後ろから白い弾が。千枝さん!」

http://imgur.com/JlyGC9w

千枝「は、はいっ」


ズガーン


千枝「あう…」

天の声『狭いので、2人が重ならないように気を付けてください』

ありす「急に難しくなりましたね」

千枝「頭がこんがらがってきます…」

ありす「狭い場面が続きますね」

千枝「前からブロックが!」

ありす「ちょ、ちょっと、先に進めないじゃないですか!」

天の声『うまいこと避けてください』

ありす「そんな簡単に言われても!」


ズガーン
ズガーン


千枝ありす「「ああっ!」」

ありす「よ、横から抜けましょう」

千枝「横もせまいです…」

ありす「!? 今度は白い弾でふさがれてます!」

http://imgur.com/6pAkVFS

天の声『真ん中を抜けるか、逆側に回ってください』

ありす「いやだからそんな簡単に」


ズガーン


ありす「くっ、またやられました」

天の声『抜け方は何パターンかあるので、徐々に慣れてください』

千枝「なんとか先に進めそうです…」

千枝「た、弾がたくさんです!」

http://imgur.com/o9qUjBw

ありす「黒は私が吸収します!」

千枝「千枝は後ろに…」

ありす「! 次は白い弾が!」

千枝「ち、千枝が前に出ないと」

http://imgur.com/8nmnVtq

ありす「その後はまた黒!?」


ズガーン
ズガーン


天の声『千枝さんはゲームオーバーですね。お疲れ様でした』

千枝「何が何だかわからなかったです…」

ありす「私はこの後はどうするんですか?」

天の声『属性変更禁止プレイですので、そのまま続けてください』

ありす「ええっ!? 白い弾が来てるのに無理ですよ!」


ズガーン


天の声『ゲームオーバーです。お疲れ様でした』

ありす「どうにもならなかったです」

千枝「先に終わっちゃってごめんなさい」

ありす「いえ、いきなりあんなに弾が来たら仕方ないですよ。私もわけが分かりませんでした」

千枝「どうしたらよかったのかな」

天の声『弾は毎回同じように来るので、パターンを覚えるのが一番です』

天の声『これまで同様、弾の色に合わせて同属性が前に出て盾になってください』

ありす「でも、白と黒が一緒に来るんですが」

天の声『2色の弾が重ならないよう、位置決めとタイミングが重要になります』

千枝「難しそうです…」

ありす「まだ最初ですし、練習して覚えていきましょう」

天の声『さて、そろそろお時間です。今回を振り返っていかがでしたか』

ありす「1面クリアは収穫でしたが、2面はちょっと…」

千枝「よくわからないうちに終わっちゃいました」

ありす「ちょっと今後に不安が残りますね」

千枝「はい…」

天の声『最後の場面は2面の難所ですし、初めてでは仕方がないです』

天の声『1面は2人ともかなり成長してましたし、元気を出してください』

ありす「そうですね。斑鳩に限らず、どんなゲームも最初はうまくいかないものですし」

ありす「千枝さんも、今日のところは1面がうまくいったことを一緒に喜びましょう!」

千枝「うんっ! 次は2面も頑張りたいですっ!」

天の声『その意気です。それでは、最後に挨拶をお願いします』

ありす「はい。最後までご視聴いただき、ありがとうございました」

千枝「ありがとうございました!」

ありす「2面はまだよく分かりませんが、2人で力を合わせて頑張りたいと思います」

千枝「よかったらまた観に来てくださいっ♪」

ありす「それでは、ブラック・アリスと」

千枝「ホワイト・チエの」

千枝ありす「「斑鳩チャレンジ!」」

ありす「お相手は、ブラック・アリスこと橘ありすと」

千枝「ホワイト・チエこと佐々木千枝でした」

ありす「次回も、皆様のご視聴をお待ちしております」

千枝「ありがとうございました~♪」

モバP「お疲れー。1面クリアおめでとう!」

千枝「ありがとうございますっ♪」

ありす「ありがとうございます。それは良かったんですが2面が…」

モバP「いきなり難しくなって驚いたか?」

ありす「はい。1面クリアで浮かれていたのが恥ずかしいです」

モバP「恥ずかしがる必要はない。誰だって最初はあんなもんだ」

千枝「そうなんですか?」

モバP「ああ。敵の配置や弾の撃ち方が分かっていれば対処もできるが、初見じゃ仕方ないさ」

ありす「それはそうかもしれませんが、次もうまくやれる自信はないです」

千枝「うう、確かに」

モバP「1回や2回でうまくいくわけないと気楽に考えてくれていいんだけどな」

モバP「せっかくだから、今回の録画を見返してみるか?」

ありす「そうですね。今後のために見ておきたいです」

千枝「千枝も見たいです!」

モバP「それじゃ再生するぞー」

『ブラック・アリスと』

『ホワイト・チエの』

『『斑鳩チャレンジ!』』

ありす「そ、そこはいいです! 飛ばしてくださいっ!」

モバP「なんで。せっかく可愛いのに」

千枝「あ、あの、千枝もちょっと恥ずかしいです」

モバP「そうか…それじゃ2面からにするか…」

モバP「いや、その前に1面ボスか。2人とも、俺が『忘れてることがある』と言ったのを覚えてるか?」

千枝「あっ、そうでした」

ありす「確か1面ボスでしたか。そんなことを言ってましたね」

モバP「ほんとは録画中に教えようと思ってたんだが、すっかり忘れてた。すまん」

ありす「もう、しっかりしてください」

モバP「早送りして…これな、1面ボスの最後のホーミング弾」

モバP「正面のはいいけど、左右のが回り込んでありすの方に来たりするんだよな」

http://imgur.com/WL3NNFd

ありす「そうですね。Pさんのようないやらしい動きをします」

モバP「え? 俺何かしたか?」

ありす「胸に手を当てて考えてください」

モバP「いいのか? そこ触られると1ミスだぞ?」スッ

ありす「って、私じゃなくて自分の胸ですよ! ば、馬鹿じゃないですか!?」

千枝(うっ~~)ムッ

ありす「千枝さんも無言で睨まないで!!」

モバP「初プレイの時に操作説明を見たけど、『力の解放』ってあっただろ。あれを使わないのは勿体ない」

ありす「急にまじめにならないでください…」

千枝「そういえば、あったかも?」

モバP「力の解放ゲージが溜まっているときに使うと、大量のザコ敵を一掃できたりとか」

モバP「ボスのように硬い敵には大ダメージを与えられたりとか、重要な攻撃手段なんだよ」

ありす「な、なるほど」

モバP「1面はボスまで使わずに溜めておいて、最後の形態で使うといいかな。ホーミング弾を撃ち始めたくらいに倒せるはずだ」

千枝「わかりました!」

ありす「あの攻撃でいつもやられちゃってますからね」

モバP「そのためには、第二形態でありすが黒の弾を吸収してゲージを溜めることが重要になる」

ありす「? 今までも私が前に出て吸収していましたが」

モバP「それだけだとゲージMAXにはならないんだ。もっと敵に近づいて、たくさんの弾を吸収しないと」

ありす「えっ、敵に近づくんですか?」

千枝「ちょっと怖そうです」

モバP「白い弾は単発で撃たれるだけだから、それにさえ気を付ければ大丈夫だ。せっかくだから試しにやってみるか」

ありす「わかりました。千枝さん、お願いします」

千枝「うん!」




ワーニン ワーニン ワーニン


ありす「最初は、いつも通りでいいですね」

千枝「千枝が前に出ます」

モバP「形態変化したら、しばらく弾を撃たずに練習してみよう」

ありす「はい」

ケイタイヘンカ


モバP「そこでありすが一気に前に出る!」

ありす「わ、分かりました」

モバP「もっと前に!」

ありす「ええっ、もっと前ですか!?」チョイチョイ

モバP「そのまま正面をキープして、白い弾が来たら少しずつ動いて避けるんだ」

<画像>

ありす「こ、これは怖いですね」

千枝「でも下はすごい安全になりました」

モバP「その位置なら弾をたくさん吸収できて、少し粘ればすぐにゲージがMAXになるからな」

モバP「よし、そのまま倒して次に行こう」

画像貼り忘れ

http://imgur.com/OpyeIKx

ケイタイヘンカ


モバP「形態変化直後は無敵だから、少し待ったら力の解放を使うぞ……今だ!」

千枝ありす「「はいっ!」」ドシューン

モバP「今ので体力を削れたから、後はいつも通りにやってみてくれ」

ありす「わかりました」




ありす「ちょ、ホーミング撃たれそうですが!」

モバP「気愛だ!」

ありす「気合ってそんな無責任な…」

ズギャーン ゴゴゴゴゴゴゴゴ


千枝「倒せました!」

ありす「あ、危なかったですが、何とかなりましたね」

モバP「これで1面ボスはノーミスで倒せるな」

千枝「はいっ♪」

ありす「確かに倒せましたが、何ですか気合って。もう少しまともなアドバイスは無いんですか」

モバP「いや、気合じゃなくて気愛だ。俺の気持ちがこもった愛、略して気愛だ」

千枝「///」ポッ

ありす「あ、愛って…何を言って…///」

モバP「まあ、さっきのは千枝のゲージが足りなくて、少し倒すのが遅れたかな」

モバP「道中の白いレーザーを撃つ大型機で少し粘ってゲージを溜めておけば、もう少し余裕をもって倒せるはずだ」

モバP「ボスに到達するまでの事前の仕込みが重要になるんだ…って、どうした?」

ありす「な、なんでもありません。気にしないでください」

千枝「千枝もなんでもないですっ♪」

モバP「そうか?」

モバP「とりあえず1面ボスはこんなところか。2面以降は力の解放を使う場面が増えるから、覚えといてくれ」

千枝「はいっ!」

ありす「わかりました」

モバP「それじゃ、2面の録画を見直そう。途中で一時停止しながらじっくりいくぞー」

ありす「さっきやった時は、何がなんだか分からなかったですからね」

千枝「ちょっとドキドキします」

今回はここまで。2面は初心者にとっての鬼門でしょうか。


ちょっと2人の成長が早すぎかなーという気もしますが。

この短期間で、ここまで操作やパターンの精度があげられる吸収力。

まったく、小学生は最高だぜ!

もう来ないのかと思ってたから来てくれて嬉しいぜ
ブラック・アリスは愛でても構わないのだろ?

>>73
ありがとうございます。チマチマ続けていきます。
ブラック・アリスは思う存分愛でてあげてね!

モバP「それじゃ、2面を見ていこう。最初は特に問題なかったかな」

ありす「そうですね。あまり激しい攻撃もないですし」

モバP「で、テロップの後。くるくる回る紳士達をやり過ごしてからが本番だ」

千枝「急に狭くなって、むずかしかったです」

モバP「そうだな。用語としては『地形』と言うんだが、2面からは地形と敵の両方に対処する必要がある」

モバP「この先は黒いブロックが弾を撃ってくるから、まずありすが先に進むようにしよう」

モバP「一緒に行くと押し合ってうまく動けないことがあるから、千枝はありすの後を離れてついていくように」

ありす「分かりました」

千枝「あの…横から出てくるブロックはどうしたらいいですか?」

モバP「ありすが先に行くのを待つ間は、動かないブロックの横にいるといい」

モバP「横に移動するブロックを壊したら次が来る前に抜けて、また動かないブロックの横に移動するんだ」

千枝「わ、わかりました」

モバP「ありすがモタモタしてると後ろがつかえるから、なるべく早く前に行ってくれ」

ありす「むずかしそうですが、何とかしてみせます」フンス

モバP「ありすが黒いブロックを壊したら次は後ろの白いブロックが撃ってくるんで、素早く横に逃げる」

モバP「そして入れ替わって千枝が白いブロックを壊す。入れ替わりの時には、お互いぶつからないように注意すること」

ありす「狭いので、気を付けないといけませんね」

千枝「うまくできるかな…」

モバP「最初のうちは何度もミスするかもしれないが、タイミングが分かってくれば抜けれるようになるはずだ」

モバP「まずは練習しないとな」

千枝「は、はいっ」

GIF動画
http://imgur.com/Yz6cBgF

モバP「次は、画面中央を上から下にブロックが来る場面だ」

モバP「壊せるのと壊せないのが交互に来るから、ブロックを壊したら次が来る前に素早く上に行って横に逃げるといい」

モバP「左右を抜けてもいいけど、白と黒の弾が交互に道をふさぐから混乱するかもしれないな」

モバP「タイミングを合わせて真ん中を抜けるのがいいと思う」

ありす「そのタイミングが難しそうですね」

モバP「そうだな。ここは何回か巻き戻して、繰り返し見ておこう」

千枝「はいっ」

GIF動画
http://imgur.com/J38JSYF

モバP「そして最後にやられた場面。ここが2面で一番難しいポイントかな」

ありす「何が何だか分からなかったですね」

千枝「はい…」

モバP「あまり動画に残ってないけど、とりあえず見てみよう」

ありす「お願いします」

モバP「壊せないブロックが回転しながら途切れることなく弾を撃ってくるから、色を合わせてどっちかが盾になるように」

モバP「ただ、場所が悪いと2色が同時に来るから、タイミングを見て位置取りすること」

千枝「どの場面もタイミングが重要なんですね」

モバP「ああ。地形が移動するタイミング、弾が来るタイミングに合わせて移動できれば、比較的安全に抜けることができるんだ」

モバP「敵や弾を避ける技術ももちろん重要だけど、『そもそも危険な場所に行かない』技術も同じように重要って感じかな」

ありす「君子危うきに近寄らずということですね」

モバP「その通り。敵の出現場所や弾の撃ち方から、どうすれば安全に行けるかを考えてパターンを作るんだ」

千枝「なるほど…」

モバP「そして俺は苦手だ」

千枝「えっ、そうなんですか?」

ありす「普段からもう少し色々と考えて行動したらいいんじゃないですか」

モバP「ひどいな。俺はいつも皆のことを考えているというのに」

ありす「考えた結果が、私たちのこの格好ですか」スクミズブルマ

モバP「いやそれは趣味だ」

ありす「知ってました」

モバP「まあ普段の行動はともかく、俺が作るパターンはどうもいい加減というか適当というかファジーというか、なんかそんな感じなんだよな」

モバP「さんざん偉そうに語っといて申し訳ない」

ありす「あ、いえ、そんな事はないです。色々と参考になりました」

千枝「千枝もです。ありがとうございます♪」

ありす「せっかくなので、私達のどちらかとPさんで2人プレイをやってみませんか」

ありす「そうすれば、実際にどう動けばよいか分かると思うので」

千枝「あっ、千枝も見てみたいです!」

モバP「うーん、そうだな…もう少し2人で練習してからにしてもらおうかな」

モバP「まだ2面に入ったばかりだろう? もうちょっと自分たちで考えて色々と試してみてくれないか」

ありす「まあ、それもそうですね。それではしばらく千枝さんと2人で練習してみます」

千枝「頑張りましょう!」

モバP「あ、そうそう。2面を練習するなら、ステージセレクト機能を使うといい」

千枝「すてーじせれくと?」

モバP「最初のモード選択画面でステージを選ぶと、その面から始めることができるんだ」

ありす「それは便利ですね」

モバP「まだ1面も完璧じゃないから、しばらくは使わなくてもいいかもしれないけどな」

モバP「ステージセレクトを使わずに練習するなら、終わった後にスタートを押してコンティニューしてもいい」

千枝「そうすると続きができるんですか?」

モバP「ああ。使用回数に制限があったような気がするが、終わった場所から続けてプレイできる」

ありす「なるほど。それなら1面で何機かやられてしまっても2面の練習ができますね」

モバP「あまり先までやっても覚えることが増えるから、まずは2面クリアまでかな。一歩ずつ進んでいこう」

ありす「分かりました」

モバP「それじゃ、今話したことを意識して2面をやってみよう」

千枝「はいっ!」




(1時間後)




千枝「ううぅ…うずかしいです……」

ありす「前半はある程度慣れてきましたが、後半がどうにもならないですね」

モバP「まあ、あそこは2面の壁だからな。越えればボスまであと少しなんだが」

ありす「弾が多いだけでなく、レーザーまで撃たれるとは思いませんでした」

千枝「びっくりしました」

モバP「ゲージがあれば、あいつは力の解放でさっさと倒したいところだな」

モバP「あえて残してレーザーを吸収してゲージを回復する手もあるけど、難易度高いからなあ」

ありす「現状だと、ちょっと糸口が見えないですね」

GIF動画
http://imgur.com/YW5dEdt

モバP「そうだな。とりあえず次回までに2人の空き時間が合ったら練習してみてくれ」

モバP「それで先に進めないようなら、次回の収録は見合わせてその時間は2面の特訓に当てよう」

千枝「わかりました!」

ありす「よろしくお願いします」

モバP「よし、それじゃ今日はここまでにしとこう。帰りは送るから着替えてきてくれ」

千枝「はいっ」

ありす「はい。お疲れ様でした」

今回はGIFを投入してみました。

画像、動画ときて、だんだんSSから離れてきている気がしなくもいですが、文章では限界があるもので…

とりあえず2面後半は、パターンができてないとどうにもならないですね。

属性変更なしだと尚更です。

そしてボスがまた属性変更なしだと厳しいんですが、それはまた次回以降に。

gif動画まで付けてくれて頑張ってるなぁ

しかし流石はパズルなんて言われてるSTGなだけある
パターン構築がキツイキツイ

最初はグラディウスとかみたいなもんかと思ったが…
グラディウスも結構キツいけど難易度がだんちだな

>>87
パターン考えてもその通りに動くのがまたキツいですね
自分の腕と相談しながらやらないと命がいくつあっても足りないですわ

>>88
吸収する前提で敵が弾を撃ってくるのでグラディウスとはまた違った難しさがありますね
自機の判定が小さいので意外と何とかなったりする場面もあったりします


つづきます

ありす(橘です)

ありす(千枝さんと斑鳩の2面を練習していますが、なかなか先に進めずにいます)

ありす(Pさんは2面は難しいから仕方ないと言ってくれていますが、それに甘えるわけにはいきません)

ありす(早く上達して、期待に応えたい。褒めてもらいたい。よくやったなと頭を撫でてもら…い、いえ、それは置いておきましょう)

ありす(とにかく、2面をクリアできない現状を何とかしたいと思っています)

ありす(そこで、タブレットで上手い人のプレイを探して参考にしようと考えつきました)

ありす(タブレットを持っていない千枝さんを出し抜くようで心苦しいですが、攻略法を考えるのは千枝さんよりゲーム歴の長い私に託された使命)キリッ

ありす(華麗に2面を突破し「さすがありすだな!」と褒めてもらいたいからとか、それが目的というわけではありません)

ありす(断じて)

ありす「それでは『斑鳩』で検索してみましょう」

ありす「結構たくさん出てきますね。やはり再生数の多い動画がよいでしょうか……っと、これは?」

ありす「ダブルプレイ? とりあえず再生してみましょうか」




ありす「何…ですか、これは?」

ありす「私の知っている斑鳩とはまるで別のゲームのようです」

ありす「よく分からないまま1面が終わって…次は2面です」




ありす「いったい、何がどうなって…」





ズギャーン ゴゴゴゴゴゴゴゴ


ありす「ボスもあっという間に終わってしまいました…」

ありす「…」

ありす「……」

ありす「………」

ありす「はっ!」

ありす「3面はまだ見たことがないので、止めておきましょう」

ありす「………………………」

ありす「あんなの、真似できそうにありません…」

~~~~~~
  翌日
~~~~~~

ありす「…おはようございます」

千枝「おはよう、ありすちゃん♪」

ありす「千枝さんだけですか?」

千枝「うん。Pさんはまだ来てないみたい」

ありす「…そうですか」

千枝「ありすちゃん? なんだか元気がないみたいだけど…」

ありす「千枝さんは、斑鳩をどう思いますか?」

千枝「えっ、ど、どうって?」

ありす「私達に斑鳩をクリアすることができると思いますか」

千枝「え、ええっと…まだ2面がむずかしくて先に進めないけど、練習すればできるようになると思います」

ありす「以前は私もそう思っていました。けれど、今は正直自信がありません」

千枝「ど、どうして!?」

ありす「現実…というものを見せつけられてしまいました」

千枝「現実? その、よく分からないけど、何かあったの?」

モバP「おはよう! エブリワン!」

千枝「あっ、お、おはようございます」

ありす「…おはようございます」

モバP「今日も2人とも可愛いな…って、なんか空気が重いな。どうかしたか?」

千枝「そ、その、ありすちゃんが…」

ありす「……」

モバP「何かあったのか?」

ありす「………いえ」

モバP「話したくないなら無理には聞かないけど、何かあるなら相談に乗るぞ」

ありす「……」

千枝「……」

ありす「………聞きたいことが、あります」

モバP「うん」

ありす「Pさんは、私達に斑鳩がクリアできると思いますか?」

モバP「んー、そうだな。全面クリアとなるとまだまだ見えないけど、現状では2面クリアまでは行けると思ってる」

モバP「その後のことは、まだ考えてないかな。人によって合う合わないがあるし、斑鳩を続けることを無理強いするつもりは無い」

ありす「そうですか…」

モバP「綿密な計画とか期待してたらすまんが、今の状況を正直に話すとそんな感じだな」

ありす「わかりました…」

モバP「ああ」

ありす「………」

モバP「………」

ありす「私は、2面をクリアできる自信がありません」

モバP「…そうか。ありすも千枝も頑張ってくれてるから、俺としてはこの調子でやっていけば行けると思ったんだが」

モバP「よければ、そう思った理由を教えてくれないか」

ありす「……はい」

ありす「2面がうまくいかないので、昨日タブレットで斑鳩について調べていました」

ありす「上手な人のプレイを参考にしようと思い、プレイ動画を観てみたんです」

モバP「うん」

ありす「その動画がこれです」タブレット

モバP「どれどれ…………あー、これか」

ありす「私達のレベルでは、とてもこんなプレイをすることはできません」

ありす「プレイするどころか、動画を観ても何が起こっているのかを把握することすらできませんでした」

ありす「正直、この先何をどうすればよいのか、私には分からないです…」

モバP「…なるほど、だいたい分かった」

モバP「まず1つ言っておきたいのは、その動画の真似なんて俺にもできないぞ?」

ありす「え? そうなんですか?」

モバP「そりゃそうだ。あんなトップクラスの人のプレイなんか簡単に真似できるわけない」

モバP「高得点を出すためにゲームを隅から隅まで知り尽くし、その上でありとあらゆる事をやってるんだ」

モバP「クリアがやっとの俺からすれば、意味が分からない場面だらけだよ」

ありす「……」

モバP「アイドルと一緒さ。トップアイドルともなれば、ボーカル、ダンス、ビジュアル、全てが桁違いだ」

モバP「2人ともまだまだアイドルとしては駆け出しだからな。上達するために日々レッスンしているのは分かるな」

ありす「はい」

モバP「ゲームだってそうだ。いきなりトッププレイヤーになれるわけがない」

モバP「階段を全部すっ飛ばしていきなり上を目指すのではなく、努力して一段一段進んでいかないとな」

モバP「まあ俺なんかは踊り場あたりでへたり込んだ感じだけど、それでもそこに至るまでは階段を一段ずつ上っていったんだよ」

ありす「……はい」

モバP「つまり何が言いたいのかというと、あの動画はおかしい。以上」

モバP「2面あたりまでなら分からんこともないけど、それ以降はほんと意味が分からない」

モバP「ちなみに、ありすは動画を最後まで観たのか?」

ありす「あ、いえ、3面はまだプレイしたことがないので、2面が終わったところで止めておきました」

モバP「それなら良かった…と言うのもあれだが、3面以降も観てたらそれこそ絶望してたかもしれない」

ありす「そんなに凄いんですか?」

モバP「安全なプレイとは対極にあるような内容だからな。あれはもう一種の芸術だよ」

ありす「へえ……」

モバP「で、どうだ。話したら少しは楽になったか」

ありす「…そうですね。Pさんに聞いてもらってよかったです」

ありす「2面がうまくいかず、焦っていたのかもしれません。まだまだ基本ができていないのに先を見過ぎていました」

ありす「千枝さんも…すみません。千枝さんは一生懸命頑張っているのに弱音をはいてしまって」

千枝「ううん、そんなことないです! また一緒に頑張りましょう♪」

ありす「はい!」

モバP「元気になってくれたのは良かったけど、俺は俺でちょっと2人に丸投げし過ぎてたかもしれないな」

モバP「レッスンならトレーナーさんがいるけど、とりあえずやってみろだもんな。そこは反省しないと」

モバP「2人とも、すまん」

ありす「そ、そんな、謝らないでください」

千枝「千枝はふだんゲームをやらないので、ありすちゃんと一緒に遊べて楽しかったですよ♪」

ありす「そうです。私も、その…ちょと先走って落ち込んでしまいましたが、千枝さんと一緒にプレイするのは楽しかったです」

モバP「そうか。それなら良かった」

モバP「それじゃ、ぼちぼち斑鳩をやっていきますか」

モバP「前回も言ったけど、今日は収録はしないで2面の練習をしてみる感じでいいかな」

千枝「はいっ」

ありす「よろしくお願いします」

モバP「ありすが思い悩むくらい2人で自主練してくれてたみたいだし、今日はこれまでより具体的なアドバイスをしようか」

ありす「も、もうっ、今は大丈夫ですから」

モバP「ははは」

モバP「それじゃ今日は俺が参考にプレイしてみるとしよう」

千枝「わあっ、楽しみです」

ありす「そうですね。今まで色々と教えてくれたPさんの腕前、私も楽しみです」

モバP「ぐっ…ハードルを上げやがって、仕返しのつもりか」

ありす「そんなことないです」ボウヨミ

千枝「ふふっ」

ありす「それで、千枝さんと私、どっちと一緒にやりますか」

モバP(いや分かってる。何をやるってもちろん斑鳩だ)

ありす「Pさん?」

モバP「あ、ああ。俺は少し準備があるから、先に2人でやっててくれるか。すぐに戻るから、よろしく」ドアガチャッ

ありす「準備? 何か必要なんでしょうか」

千枝「さあ…?」

今回はここまで。いつもと少し違う雰囲気になりました。

人は悩んだ分だけ大きくなるのです。

個人的には、いつまでもちっこい2人でいてほしい気がしなくもないですが、でも5年後とかも可愛いんだろうなあ。


参考動画は、ニコ動あたりで『斑鳩 ダブルプレイ』とかで検索すると出てくる有名なやつです。

とにかく凄いですわ…

人のような物体のタグは笑ったけど見終わったら笑えなくなった

準備…コスプレでもするのかな?

ニコ生見終わったら調べてみるよ

斑鳩みたがなにあれ…>>1が貼るのと同じゲームとは思えない

あれマジで同じゲーム?絶対タイトルが同じだけで違うゲームだろ

>>106
ひとりでできるもんとかタグは笑えるんですけどプレイ内容は極まってますよね

>>107
準備の件は今回明らかに!

>>108
ノーマルモードなので撃ち返しがあるというのもありますがホント別ゲーみたいです…


つづきます

ありす「Pさんの準備って、何でしょうか」

千枝「うーん…分からないです…」

ありす「まさか、水着に着替えてくるんじゃないでしょうね」

千枝「えっ、み、水着!?」

ありす「『お前たちだけにそんな格好をさせておくわけにはいかない!』とか言い出しそうで」

千枝「水着………///」ポワポワ

ありす「千枝さん!? 動きが止まってますが!」


ズガーン


千枝「あっ!」

ありす「急にどうしたんですか」

千枝「ご、ごめんなさいっ。その、Pさんの水着ってどんなのかなって…」

ありす「水着ですか。そうですね…」

ありす(男性の水着なんて考えたことありませんでした。やはり学校の水着とは違うんでしょうか)

ありす(上半身は裸で…そういえばPさんは意外と筋肉があるんですよね。以前支えてもらったときの腕の中…)

ありす(って、な、なにを考えているんですか私は///)

千枝「ありすちゃん!」


ズガーン


ありす「あ」

千枝「ふふっ、やっぱり気になっちゃいますよね?」コアクマ

ありす「べ、べべべ別に気になってなんかいません!!」カオマッカ

千枝「大人の水着…どんなのかな」

ありす「だっ、だから水着のことなんか考えて」

モバP「ただいまー」ガチャッ

ありす「ひゃっ!!」


ズガーン


モバP「あれ、間が悪かったか」

千枝「おかえりなさい♪」

ありす「も、もう、急に入ってくるからびっくりしたじゃないですか!」

モバP「普通に入ってきただけなんだが…ああ、とりあえずそのまま終わるまで続けててくれ」

千枝「わかりましたっ」

ありす(こ、これ、振り向いたら水着姿のPさんがいるんでしょうか。笑顔で白い歯を光らせて…)

ありす(って、だからさっきから何を考えてるんですか私は!)




ありす(あっさり終わってしまいました…)

モバP「あー、やっぱり2面は難しいみたいだな」

ありす「あ、いえ、その、む、難しくて、その、はい」

千枝「なかなか先に進めないです」クルッ

ありす(千枝さん…あっさり振り向いて…)

千枝(ありすちゃんも恥ずかしがらずに振り向きましょう?)

ありす(…! 直接脳内に…!!)

千枝「その袋はなんですか?」

モバP「ああ、これを取りに行ってたんだ。秘密兵器…って程じゃないけど、プレイするのに必要なんでな」

モバP「ちょっとそこ通してくれ」

ありす(~~~っ! Pさんがすぐ横に…! 水着でそんな近くに来られたら、こ、困ります!)

モバP「ありす? 体調でも悪いのか?」

ありす(そ、そんな覗きこまれたら足元しか見られないです! いつも履いている少しくたびれた革靴しか…)

ありす(………革靴?)パッ

モバP「おお!? 急に顔上げてどうした。びっくりしたわ」

ありす「スーツです!?」ガーン

千枝「ふふふっ」コアクマスマイル

ありす「もう! 何なんですかPさんは! もうっ!!」

モバP「なんで俺怒られてるの」

千枝「乙女心は複雑なんですよぉ」ウフフッ

モバP「なんでまゆみたいな話し方になってんの」

ありす「はあ…それで、Pさんは何を持ってきたんですか」

モバP「ああ、これこれ。アーケードコントローラー」

ありす「これは…ゲームセンターのコントローラーですか」

モバP「そうそう。それの家庭用ゲーム機版だな」

千枝「初めてみました」

モバP「ゲーセン上がりの人間としては、これの方がやりやすいんだ」

ありす「やりやすいのは分かりましたが…」

http://imgur.com/mOCMqIv

モバP「自作だ」キリッ

ありす「………」

千枝「………」

モバP「い、いや、こっちのな、黒い方は元々この状態で売られてたんだぞ。とあるSTGとコラボした商品だ」

モバP「まあその、もう片方のは若気の至りというかだな、人に見せることになるとは思わなかったしな?」

モバP「無機質なコントローラーだと趣が無いというか何というか、その…あれだ、大人には色々と事情があるんだよ」

ありす「…まあ今更Pさんの趣味に口を出すつもりはありませんが」

千枝「か、可愛くていいと思います、よ?」

モバP(視線が痛い)

ありす「それでそのコントローラーですが、なぜ2つあるんです?」

ありす「私も千枝さんも普通のコントローラーでやってきたので、そっちで慣れていますが」

モバP「俺が両方使うからだ」

ありす「…はい?」

モバP「ありすが観た動画でもやってたろ? 1人で2人プレイ、通称ダブルプレイ」

モバP「確か前にも言ったと思うけど、ありすと千枝の2人でもやれるかどうかの検証はしてるからな」

千枝「そういえば…」

ありす「てっきり誰かと2人でやったのかと思っていました」

モバP「まあ、話したように動画プレイヤーさんの足元にも及ばないけどな。そのぶん安全重視のパターンにしてるつもりだ」

モバP「プレイしながら解説もするんで、とりあえず見ててくれ」

千枝「はいっ」

モバP「それじゃ、テレビの正面でプレイしたいから、ソファの真ん中に座らせてもらえるか」

ありす「わかりました」スクッ

千枝「はい、どうぞ」

モバP「千枝…?」

千枝「ちょっと狭いでうけど、Pさんの隣にいてもいいですか?」

モバP「ん? ああ、いいよ。じゃあ隣に失礼するぞ」ヨッコラショ

千枝「えへへ」ピトッ

ありす「………!!!」

モバP「さて、それじゃ始めるとするか」

ありす「私も! 立っていると疲れるので座ってもいいですか!」

モバP「おう、詰めれば何とか3人座れるか」

ありす「では隣に座ります」

モバP(天国か)

つづく

スク水とブルマに挟まれてイチャイチャしながらゲームしたいだけの人生だった

妄想を極めればそれは現実となる

どういうお店のダブルプレイだよ!

>>121
Chapter:04
そして、現実はその姿を現す。
スク水を求め・・・・・
ブルマを見て・・・・・
2人の声を聞き・・・・・
ナニを思い・・・・・
ナニをしたのか・・

>>122
左右から挟まれてダブルプレイ…
って仲良く並んでゲームしてるだけなんで店とかそういうんじゃないですよ!


つづきます

モバP「じゃあ、ステージセレクトで2面から始めるぞ」

千枝「はいっ!」

ありす「よろしくお願いします」

モバP「と、その前に渡しておくものがある」スッ

千枝「スマートフォンですか?」

モバP「ああ。音楽再生ソフトを起動しているから、合図したら再生してほしい」

ありす「それは構いませんが…どういうことですか」

モバP「その場面までいったら話すから。よろしくな」

モバP「それじゃゲームスタートだ」

モバP「前半は特に問題ないかな。しいて言えば、白いレーザーの敵をしばらく残して千枝が吸収するとゲージが確保できるくらいか」

モバP「で、テロップの後。ここで1P側は下に入れっぱなしにしておくと、敵の間をうまいこと抜けることができたりする」

ありす「! そんな手が」

モバP「白と黒の敵が一直線に並んだタイミングで倒すとチェーンが繋がるけど、早回しでキツい敵が出てくるから全滅させないように」

モバP「こんな感じで1人が安全な場所に逃げておいて出現させてもいいけど、まあ別に無理する必要もないし」

モバP「次の横から出てくるブロックを上に抜け所は、抜けるだけなら問題なさそうだったかな」

モバP「弾を撃ってくるブロックを片方残しておくと吸収してゲージを溜めることができるから、余裕があったら狙ってみるといい」

モバP「そしてこの後のキツい場面。タイミングが重要と言ってきたけど、なかなかうまくいってないみたいだな」

ありす「はい…」

モバP「そこで、タイミングを取るために音楽に合わせて動いたらどうかと考えてみた」

千枝「音楽、ですか?」

ありす「うーん…ちょっとイメージできないですね」

モバP「まあとりあえず見ててくれ。再生は1、2の3で頼む」

ありす「わかりました」

モバP「1、2の3!」

『あーしたへ(Jump!!)みーらいへ(Hey!!)』

『昨日のーなーみーだーはー今日のーーー勇気ーーー』

千枝「あっ、ハイファイ☆デイズです!」

ありす「えぇ…この曲に合わせて動くんですか……?」

モバP「どうせなら、ハイッ、2人に合った、ヘイッ、曲がいいと思ってな」

ありす「…合いの手がちょっとアレですが、ちゃんと進めてますね」

千枝「すごいです…?」

『刻んでーくーストーリー ハイファーイなでーいず』ジャジャ ジャーン

千枝ありす「「おおー」」パチパチパチ

<参考GIF>
http://imgur.com/GGP1x0K

モバP「このままボスまでやってくから、もうしばらく見ててくれな」

ありす「分かりました」

モバP「この後は弾が交差しない分さっきよりは楽だけど、狭いから2人が重ならないように注意すること」

モバP「うっかり力の解放を使うと、真ん中のブロックを破壊して逆側の弾が飛んできて大惨事になるから気を付けてくれ」

千枝「ここは狭くて難しいです」

モバP「撃ってくる弾自体はそこまでキツくないから、弾の色の順番を覚えて落ち着いて動けば大丈夫、かな」

モバP「で、次は大型機2体が交差するようにレーザー撃ってくるから、左右入れ替わって吸収しながら倒すこと」

モバP「できればボスにゲージMAXで行きたいから、速攻破壊せずに少し加減して撃ち込めるといいかな」

モバP「まあゲージ無くてもボスが長引くだけだから、慣れないうちは速攻でも大丈夫だけど」

ありす「どれくらい長くなるんですか?」

モバP「うーん、あまり気にしてなかったからなあ。10秒から20秒くらいじゃないか、たぶん」テキトー

千枝「けっこう変わるんですね」

モバP「慣れればゲージMAXにするのはそんな難しくないから、やるときは意識してみてくれ」

モバP「そんで、最後はオマケの稼ぎポイントだな。左右にフラフラしてる敵が縦に並んだタイミングで撃つとチェーンが繋がる」

モバP「ここは狙うと死にやすいとかのデメリットが無いから、やってみるといい」

モバP「さて、この後のボスに行く前に一度止めとこう」ポーズ

モバP「ここまで見ててどうだった?」

ありす「音楽に合わせて動くのは、ちょっと考えつかなかったですね」

モバP「2人の基準になるタイミングが必要と思ってな。最初はメトロノームにしようとしたんだけど、だったら音楽の方がいいかと思ったんだ」

千枝「なるほど…」

モバP「完璧にタイミングが合わなくても、このフレーズの時はこの動きとかそんな感じで」

モバP「振り付けを覚えるような感じでやればいけるかなーと思うんだけど…どうかな」

ありす「そうですね。闇雲にプレイするのに比べて、2人で動きを合わせることができるのでいいアイディアだと思います」

千枝「千枝もそう思います♪」

モバP「そうか、それなら良かった。あまり人に教える経験が無かったもんで、正直不安だったんだ」

モバP「まあ1回見ただけだと覚えられないだろうから、その場面だけ切り抜いた動画を作成しておいた」

モバP「とりあえずこのPCには入れといたけど、後でありすのタブレットにもコピーしようか」

ありす「ありがとうございます。家でも時間のあるときに見てみますね」

千枝「うぅ、千枝はタブレットを持ってないです…」

モバP「そう思って以前使ってたスマホを持ってきたから、千枝にはこれを貸してあげよう」

モバP「型落ちだけど、動画を再生するくらいは問題ないからな」

千枝「えっ! いいんですか?」

モバP「通話も通信もできないけど、ホーム画面のアプリを起動すれば再生できるから」

千枝「ありがとうございます♪」

ありす「ず、ずるいです! ひいきです! 私にも何か貸してください!」

モバP「ありすはタブレット持ってるじゃないか。そっちの方が画面大きいし」

ありす「確かにそうですけど…私にも何か貸してくれてもいいじゃないですか!」

モバP「いやでも、他に貸せるものは…」

千枝「ありすちゃんありすちゃん」コソコソ

ありす「なんですか!」ゴゴゴゴゴ

千枝「これって、保存してある写真を見たりできませんか?」コソコソ

ありす「…え? アプリを起動すれば見れますけど」

モバP「ちょっと待てキミタチ」

モバP「千枝、いい子だから一度スマホを返してくれないか」

千枝「えへへっ、千枝わるい子だから返せません?」コアクマ

ありす「えーっと、アルバムを起動して…」

モバP「いやいやいやいや待てありすちょっと待て」

ありす「あれっ、画像は何も保存されていませんね」

モバP(そ、そうだ、念のためサブアカウントを作ってそっちに動画だけ入れといたんだった。ナイス俺!)

千枝「残念…」

ありす「いえ、待ってください。アカウントがもう1つあって、名前から察するにそっちが本垢のようですね」

モバP「ちょ」

ありす「あ、でもパスワードでロックされています」

モバP「そ、そりゃそうだ。アイドルのプロデューサーたる者、セキュリティ意識はしっかりと持っておかないとな」

千枝「………」チラッ

ありす「………」コクリ


ぺしぺしぺしぺし


ありす「解除完了です」

モバP「」

千枝「ダメですよ~、パスワードに誕生日なんか使ったら」

ありす「セキュリティ意識を持つなら、パスワードは推測されにくいものにしないといけませんね」ドヤァ

モバP「2人とも、俺の誕生日を知ってるのか…?」ムネキュン

千枝「もちろんです♪」

ありす「ま、まあ、いつもお世話になってますからね。それくらいの情報は把握しています」

モバP「そうか…嬉しいもんだな。2人のようなアイドルをプロデュースできて俺は幸せ者だよ」ホロリ

ありす「それはそれとして、画像を見てみましょう」

モバP「やめろォ!」

千枝「桃華ちゃん晴ちゃんみりあちゃん薫ちゃんこずえちゃん雪美ちゃん由愛ちゃん舞ちゃん…」

ありす「梨沙さん小春さん悠貴さん…と、予想通りすぎて反応に困りますね」

モバP「いや、アイドルの仕事してる合間に撮ってくれと頼まれただけだからな? お前たち2人の写真もあるだろ? な?」

ありす「まあ確かにその通りですが、これを他人に見られたらどう思われるか…」

モバP「だからパスワード掛けてただろ! あっさり解除されるとは思ってなかったけどさ」

千枝「…あれ、この写真は雰囲気が違います」

ありす「浴衣姿の高垣さん、川島さんと、後ろで寝ているのは三船さんでしょうか」

モバP「あっ」

<参考画像>
http://imgur.com/Uv7nlrZ

ありす「これは何ですか。ずいぶん楽しそうですが」ゴゴゴゴゴ

千枝「美優さんは浴衣をはだけて…大人っぽいですね?」ゴゴゴゴゴ

モバP「い、いや、これは以前ロケに行ったときの写真でな? 当然俺は別の部屋に泊まったぞ。やましい事は何も無い」

ありす「じゃあどうしてこんな写真があるんですか」

モバP「夕食くらいは一緒にと誘われて…せっかくだから記念に写真をと頼まれたから…」

千枝「美優さんは大人っぽ…色っぽいですね?」

モバP「何で言い直した!? だからそれは楓さんが飲ませたせいで…」

ありす「でも、それを止めなかったと」

千枝「色っぽいですしね?」

モバP「………………………はい」

千枝「……………………」

ありす「……………………」

千枝「通報先はちひろさんでいいのかな?」

ありす「そうですね」

モバP「やめてくださいお願いします何でもしますから」

千枝「やましいことが無いなら大丈夫ですよね?」コアクマスマイル

モバP「この写真を見られたら、俺が何を言ったところで怒られる。間違いなく怒られる」

ありす「日頃の行いの報いですね」

モバP「そんな冷たいことを言わずに、何卒ご慈悲を」ドゲザー

ありす「そういえば、ゲームセンター〇Xでは温泉でゲーム合宿していましたね」

千枝「? なんですかそれは?」

ありす「ゲームがあまり上手くないオジサンが、悪戦苦闘しながらレトロゲームのクリアを目指す人気番組です」

千枝「へぇ…」

ありす「以前DVDを借りて観たのですが、楽しそうでしたねー温泉合宿」

ありす(実際は辛そうな場面も大方ですが)

千枝「そうなんだー。千枝も合宿してみたいなー」

ありす「そうですねー。私もしてみたいですねー」

モバP「……次回の収録は…温泉でできるように前向きに検討させて頂きます」

ありす「えっ、ほんとにいいんですか? 冗談のつもりだったんですけど」

モバP(冗談を言ってる目ではなかった)

千枝「?」

モバP「いや何でもない。ただ、やるからにはきちんと結果を出してもらうからな。ちゃんと練習しといてくれよ」

ありす「わかりました」

千枝「千枝はお部屋に露天風呂が付いているところがいいです。Pさんと一緒に…えへへっ」

モバP「それは早苗さん案件になるから駄目!」

つづく


ハイファイ☆デイズと合わせた動画でも作成しようかと思ったもののイマイチうまくいかず

参考GIFで適当に脳内補完していただければと

後半は話が脇道に逸れっぱなしになりましたが基本イチャイチャしたいだけだからね

仕方ないね

しかし越えてはいけないラインは心得ている紳士P(自称)

ちっひがダメなら連絡先は社長あたりでいいかな?

>>142
765さんの高木社長なら笑って許してくれそうな気がしなくもない。かも
(ギャル社長の桐生さんのことはあまり良く知らない…)


つづきます

モバP「さて…合宿の件は後で考えるとして、とりあえず2面ボスを倒してみよう」

モバP「2人はボスはやったことあるのか?」

ありす「はい。一応コンティニューしてここまで来たことはあります」

千枝「ありますけど…倒し方はよくわからないです」

ありす「そうですね。おそらく弱点を狙うのだと思うのですが、時間切れで逃げられてしまいました」

モバP「そうだな。普段は弱点が隠れてるから、まずは弱点を露出させる必要があるんだ」

モバP「2面ボスの画像を見てくれ。左半分が白、右半分が黒になっているのが分かるな」

http://imgur.com/sPCy66x

ありす「はい」

モバP「この部分がフタになって弱点を隠してるんだ。で、このフタは同族性で打ち込むと下りてきて弱点が露出する」

モバP「ただし、撃つのをやめるとフタがゆっくりと上に戻っていき、また閉まってしまう。ここまではいいか?」

千枝「大丈夫です」

モバP「OK。で、2人プレイのときは1人が同属性でフタを開け、もう1人が弱点の前に移動して逆属性で撃ち込むことになる」

モバP「撃ち込む方はボスに近づくことになるから、勢いあまって体当たりしないように気を付けてくれ」

モバP「基本的な考え方はこんなところかな」

ありす「でもPさん、敵の攻撃が激しくてとても弱点を狙っている余裕はなかったんですが」

モバP「もちろん常に狙うわけじゃない。むしろ、安全に逃げてる時間の方が長いくらいかな」

千枝「えっ、そうなんですか?」

モバP「攻撃と攻撃の間に隙ができることがあるから、それまでは避けていればいい」

ありす「でもそれだと、なかなかダメージを与えられませんが」

モバP「そんなときのための力の解放だ。ボス前に溜めた分と、避けながら溜まる分を合わせれば直接撃ち込む必要はあまりないんだよ」

千枝「なるほど…」

モバP「その辺を意識しながら見ててくれ。それじゃ始めるぞ」

モバP「まず開幕は、同属性でフタを下げつつ逆属性が力の解放を使い、弱点の前に移動する」

モバP「しばらく撃ち込んだら白と黒の全方位弾が来るから、その前に後ろに下がり交互に盾になってやりすごすこと」

モバP「そしてこの後は撃ち込みにはいかず、左右に分かれてしばらく避けるんだ」

モバP「一見激しい攻撃に見えるけど、逆属性の弾だけ見ると自分を狙っている弾は少ないことが分かるだろ?」

モバP「同属性の弾に惑わされず、自機狙い弾だけを最小限の動きで避ければ大丈夫だ」

モバP「このときに画面中央側に大きく動きすぎると逆属性の雨に巻き込まれるから、なるべく画面端で粘るように」

モバP「で、ここで隙ができるから、フタを開けて逆属性で力の解放を使い、そのまま撃ち込みに行けば片方は倒せるはずだ」

千枝「確かに、そんなにむずかしくなさそう…かも?」

ありす「敵の攻撃を覚えてしまえば、私達でもできるかもしれません」

モバP「その後の攻撃は、また左右に分かれて逆属性の自機狙い弾に気を付けて避ける」

モバP「ここでボスの攻撃が最初に戻るから、力の解放を使い撃ち込みにいけばいい。と、こんなところかな」


ズギャーン ゴゴゴゴゴゴゴゴ


http://imgur.com/kvTiqyk

モバP「よし、これで2面クリアだ」

千枝「お疲れ様でした♪」

ありす「お疲れ様でした。簡単そうに倒しているように見えるのがさすがですね」

モバP「やっぱりパターンを知ってるか知らないかの違いかな。敵の攻撃と自分がどう動けばいいか分かっていれば慌てることは無いからな」

モバP「まあ後半面は分かっててもキツイんだけど。今のプレイも録画してるから、見直してみるか」

ありす「そうですね。よろしくお願いします」

モバP「それじゃ録画したボスを見直してみよう」

ありす「あ、その前にもう一度Pさんのプレイを見たいです」

モバP「? 録画じゃなくてか?」

ありす「ダメですか?」

モバP「いや、駄目じゃないけど、いきなりボスはできないから2面を通しでやることになるぞ」

ありす「それでお願いします」

モバP「わかった」

モバP「前半はそんなに気を付けるポイントは無いんだよなー」

ありす(パシャッ)

モバP「…って、何してるんだありす」

ありす「いつもPさんに写真を撮ってもらってばかりですからね。たまには私も撮りたくなって」

千枝「あ、千枝も撮りたいです!」

モバP「いやいや、別に俺なんか撮らなくてもいいだろ」

ありす「千枝さん、カメラはそこのアイコンをタッチして…あ、ボスまで行ったら見ますのでPさんはちゃんと進めててくださいね」

モバP「聞けよ」

ありす「眉間にシワが寄ってますよ! もっと笑顔でお願いします!」パシャパシャ

千枝「えへへっ、写真を撮るのも楽しいですね♪」パシャパシャ

モバP「ぐぬぬ…」

ありす「Pさんのこんな表情初めて見ました。ふふっ」

モバP「ほら、もうす中盤だから! 曲に合わせるから2人で歌ってくれよ」

ありす「Pさんも一緒に歌ってくれるならいいですよ」

モバP「いやいやいや、俺が歌ってもキモいだけだろ」

千枝「Pさんの歌声、楽しみです!」

モバP「だから話を聞けって」

千枝「そろそろかな?」

ありす「そうですね。行きますよ!」

千枝ありす「「せーのっ!!」」

ちょっと短めの更新でつづく

2ボスは速攻するならアグレッシブに動く必要がありますがのんびりやるならこんなもんですね

次回はドキドキ温泉合宿(健全)の予定です

カッコ内の文字が読めないな(棒読み)

>>153
紳士Pなのでいつだって健全なのですよ!
たぶん


つづきます

モバP「さてさて、本日は温泉合宿当日であります」

モバP「何とか企画をでっち上げたりスケジュール調整したりと大変だった分、温泉でのんびり癒されたいですね!」

モバP「現地まで数時間運転だけど、それくらいどってことないぜ! いえー!」

ありす「あの、Pさん」

モバP「どうしたありす、テンション上げていこうぜ!」

ありす「少々うっとうしいですが、それは置いておいて。質問があるのですが」

千枝「千枝もです」

モバP「おうよ。何でも答えるぞ」

桃華「わたくし、温泉宿は初めてですの。楽しみですわ」

晴「おーいPー、準備できたなら早く行こうぜー」

千枝ありす「人数多くないですか?」

モバP「そこに気づくとは2人ともやるな」

ありす「普通気づきますが」

千枝(コクコク)

モバP「言ってなかったが、今回はこの4人で行くことになったんだ。よろしく」

ありす「説明が雑すぎませんか」

モバP「いや、事務所で企画を練ってるときに宿について悩んでたら、桃華がウチので良ければと言ってくれてな」

モバP「正直あまり予算はかけられないんで、ありがたく申し出を受けさせてもらったんだ」

桃華「Pちゃまのお役に立てるなら、これくらいお安い御用ですわ」

千枝「なるほど…」

ありす「予算の話をされてしまうと何も言えないですが、もう1人いませんか」

晴「ん、オレのことか?」

晴「泊まり込みでゲームやるんだろ? 面白そうだから連れてってくれってPに頼んだらオッケーもらったんだ」

モバP「人数的に3人より4人の方がペアも組めていいからな。仲も良さそうだし丁度いいかと思って」

ありす「まあ、それは確かにその通りですが」

ありす(晴さんはともかく、桃華さんは…)

桃華「うふふっ、初めての温泉旅行がPちゃまとだなんて、運命的なものを感じますわ♪」

ありす(やはり、やる気まんまんのようですね)

千枝(ライバルが多いほど燃え上がる想いもあると川島さんが言ってましたよ?)

ありす(当然のように思考に割り込まないでください)

晴「それじゃ行こうぜ。なあP、どんなゲームやるのか教えてくれよ」ガチャッ

ありす「ちょっと! 何さらっと助手席に乗ろうとしてるんですか!」

千枝「千枝も助手席がいいです!」

晴「なんだよ。早いもの勝ちでいいじゃんか」

桃華「お待ちください! 助手席はスポンサーであるわたくしが相応しいですわ!」

千枝「ず、ずるいです!」

ありす「そうですよ! 今日はもともと私と千枝さんだけの予定だったんですから、論理的に考えて私たちのどちらかになるはずです!」

晴「めんどくせーなー。もうジャンケンでいいよ」


ギャーギャーワーワー!サーイショーハグー!チョットマダジャンケントキマッタワケデハ!ココハユズレマセンワ!


P「もう出発するから全員後ろに乗ってくれい」




(数時間後)




モバP「着いたぞー」

ありす「素敵なところですね」

千枝「山が綺麗です♪」

桃華「お父様から聞いていましたが、想像以上ですわ!」

晴「あっちは公園か? サッカーボール持ってくればよかったな」

モバP「いやー、これは凄いな。こんなとこ泊ったこと無いぞ」

女将「桃華様とお連れ様ですね。お待ちしておりました」

モバP「あ、はい。桃華さんのプロデュースをさせて頂いているPと申します。本日はよろしくお願いします」

桃華「よろしくお願いしますわ」

女将「話は伺っております。荷物はこちらでお運びしますので、まずはお部屋へご案内いたします」

女将「お車はこちらで駐車場へ移動しておきますので、鍵をお借りしてもよろしいでしょうか」

モバP「はい。荷物は後ろに積んでありまして…これとこれは電子機器ですので、できるだけ丁寧に扱っていただけますか」

ありす「Pさん、ちょっと失礼ですよ」コソッ

モバP「う、そうだな。つい普段スタッフさんにお願いする調子で…すみません、よろしくお願いします」

女将「かしこまりました。それではご案内いたします」

モバP「………」

ありす「………」

千枝「………」

桃華「趣があって素敵な建物ですのね」

晴「すげーな」

モバP「あの……本当にここでいいんですか?」

女将「本日は桃華様がいらっしゃるということでしたので、離れをご用意させて頂きました」

モバP「あ、ハイ」

女将「それではお部屋のご案内をさせて頂きます」




女将「以上ですが、何かご質問はありますでしょうか」

モバP「いえ、大丈夫です」

女将「御夕食は19時を予定しております。変更も可能ですが、いかがなさいますか」

モバP「19時で問題ありません」

女将「それでは失礼致します。フロントは内線0番となっておりますので、何かございましたらそちらへお願いいたします」

モバP「はい、ありがとうございました」

女将「ごゆっくりおくつろぎ下さい」

モバP「いやー緊張した。まさかこんな所を用意してもらえるとは思わなかった」

モバP「なあ桃華、本当に料金は支払わなくて大丈夫なのか?」

桃華「問題ありませんわ。お父様にPちゃまと友人達と一緒に慰安旅行へ行きたいという話をしたら、とても喜んでおりましたの」

モバP「それならいいんだが…」

晴「すげー部屋がたくさんあるな! Pー、探検しようぜ!」

ありす「ちょっと晴さん、ここは高級旅館なんですよ! 静かにしてください!」

千枝「露天風呂もあります! えへへ…」ポワポワ

モバP「………不安だ」

モバP「まあとりあえず準備を始めるか。おーい晴ー、あまり騒ぐなよー!」

晴「わかってるー!」ドタドタ

ありす「だから晴さん、走らないでください!」トテトテ

千枝「露天風呂…」ポワポワ

モバP「さてと、それじゃ桃華も向こうに行ってていいぞ。準備ができたら呼ぶから」

桃華「いえ、わたくしはここにいますわ」

モバP「そうか? せっかくだから見て回ってきたらいいのに」

桃華「それよりもPちゃま、運転でお疲れでしょう。今お茶を淹れて差し上げますわ」

モバP「お、ありがとう。嬉しいよ」

桃華「うふふ、どういたしまして」

ありす「まったく晴さんは…もう、Pさんも何か言ってくださ…」

モバP「ん、どうしたありす?」ズズズッ

ありす「……何をしているんですか?」

モバP「準備しようとしたんだけど、思いのほか疲れててな。丁度いいからおやつにするか。ありす、皆を呼んできてくれ」

桃華「Pちゃま、お茶のおかわりはいかがですか?」

モバP「ああ、ありがとう」

ありす「………」

ありす(ぐぬぬ、いきなり遅れを取ってしまいました)

ありす(桃華さんがやる気なのは分かっていたのに…)

ありす(それもこれも、晴さんが騒ぎすぎなのがいけないんです! まったくもう)

ありす「晴さん!!」

晴「おわぁっ! な、なんだよ急に。おどかすなって」

ありす「おやつですよ!」

晴「お、やったぜ。今行く」ドタドタ

ありす「まったく…もう少し落ち着いてほしいものです。とても同い年とは思えないですね」

ありす(…あの性格が少し羨ましいと思うこともありますが)

ありす「あれ、そういえば千枝さんはどこへ」

千枝「一緒に露天風呂…」ポワポワ

ありす(まだやってた)

桃華「たまには緑茶もいいものですわね」

千枝「お茶もお菓子もおいしいです♪」

晴「なー。うめーなこれ」モグモグ

ありす「晴さん、食べながら話さないでください」

モバP「このお菓子はここの名物なのかな。事務所にお土産として買って帰るか」ガサゴソ

晴「さすがP、太っ腹だな」

モバP「土産だからな? 分かってるか?」カチャカチャ

晴「なんだよケチ」

ありす「準備の方はどんな感じですか」

モバP「おう、もう少しで終わりそうだ。衣装は部屋に運んでもらってるはずだから、食べ終わったら着替えてきてくれ」

晴「衣装なんてあるのか。意外と本格的なんだな」

桃華「楽しみですわ」

ありす「………」

千枝「………」


10分後


晴「なんじゃこりゃー!!!」

つづく

どんな衣装なんだろうなーと考えるまでもなく例のアレですが

せっかくの温泉回(?)なので人数増やしてみました

自分的トップ4はこの4人です可愛えええ

SSを書けばSSRが出るという噂を耳にしたんですがデレステの桃華はどこへ消えてしまったんですかね(遠い目

確かに書けば出るが出るまでやれば確実にでるぞ

>>1がロリータコンプレックスなのは理解した
なんかの動画で見たが昔は14歳以下だったか12歳以下をロリコンで上はアリスコンプレックスとか言ったらしい

>>171
出るまで回せばいいことは…分かってはいるんです…はい…

多少のブレがあるみたいですが6~12歳くらいがアリスコンプレックスで13~18歳くらいがロリコンという説が多いようですね

可愛いは正義


「〇歳以下はアリスコンプレックスというそうです」

ありす「!?」

みたいなSSもありましたね確か


つづきます

晴「おいP! 何なんだこの服!」

モバP「おおー、いいぞ。よく似合ってる」

晴「嬉しくねえよ! どうしてこんな格好しなくちゃなんねーんだ!」

モバP「それな。由緒正しきブルマだ。体操服を中に入れないあたり、俺好みで実によろしい」

千枝(デジャヴ…?)

晴「うるせー変態! 質問に答えろ!」

モバP「うーん……そうだ晴、以前のアイドル運動会を覚えてるか?」

晴「はあ!?」

モバP「あの時は皆その格好だったんだぞ」

晴「それがどうした」

モバP「アイドル活動するのに、ブルマ姿は少しもおかしくない。それに、最初にも言ったけど晴によく似合ってる」

晴「運動じゃなくてゲームするのにこの格好する必要ねーだろーが!」

モバP「むむむ、そこに気づくとは…」

千枝「……………………………はっ」

晴「おい千枝」

千枝「あ、あの、千枝、Pさんが似合うって言ってくれたのが嬉しくって…」テレ

晴「くそっ、駄目だこりゃ」

晴「ありす! お前もその格好おかしいと思わなかったのかよ!」

ありす「い、いや、その、事務所の皆さんもこの格好で仕事してましたし…」

晴「そいつらはゲームしてなかっただろーが!」

ありす「……………………………はっ」

晴「駄目だポンコツしかいねえ」

晴「桃華! お前も何か言ってやれよ!」

桃華「わたくしはPちゃまが望むのであればどんな服も着こなしてみせますわ」ピンクスクミズ

晴「服ってか水着だけどな…って、おい大丈夫か。ハイライト消えてるぞ桃華」

桃華「Pちゃま…今のわたくしはPちゃまの目にどう映っていますか…?」

モバP「最高に似合ってる。可愛いぞ桃華」

桃華「なら問題ありませんわ!」チョローン

晴「ちょろすぎるだろ! ありす並かよ!」

ありす「私はそんなにちょろくありません!」

晴「あっさりその格好を受け入れたヤツが言うなっ!!」

ありす「ぐぬぬ」

モバP「あと納得してないのはお前だけだな、晴」

晴「くそっ、味方がいねえ…」

晴「だいたい色もおかしいだろ…何でオレのは水色なんだよ」

モバP「イメージカラーってのがあるからな。晴に似合うのは青系で、桃華はピンクだろやっぱり」

晴「……ホントに似合うと思ってんのかよ」

モバP「ああ、バッチリだ。俺が保証する」

モバP「次は格好いい系の仕事にするから、今回は可愛い系(?)でいってくれないか」

晴「はぁ…わかったよ。次は絶対格好いいのにしろよ」

モバP「任せとけ」

晴「あと! 次のオフはサッカーに付き合ってもらうからな! いいな!」

モバP「わかったわかった」

ありす(どさくさに紛れてオフの予定を取り付けるとは…狙っていたのだとすると晴さんもあなどれないですね)

千枝(なんだかんだ言って、晴ちゃんもPさんのこと大好きですからね♪)

ありす(もうツッコミませんよ)

モバP「まあ一応その色にも理由はあってな。これからやってもらうゲームは、白と黒がテーマになってるんだ」

モバP「だから千枝が白、ありすが黒のイメージなんだよ」

晴「いや、オレはともかく桃華は全然黒じゃないだろこれ」

モバP「ゲーム画面を見てもらうと分かるけど、白と言っても真っ白じゃなくて青が混ざってるんだ」

モバP「で、黒の方も真っ黒じゃなくて赤が混ざってると。だから晴が白、桃華が黒のイメージだな」

晴「オレの方はそれっぽいけど、ピンクはないだろ…」

モバP「いやな、実は『クリムゾン・モモカ』ってのも考えたんだが、やっぱり桃華は紅よりピンクって感じでなあ」

モバP「ちょっとこじつけっぽいけど、これでやってみてくれないか」

桃華「わかりましたわ♪」

晴「まー色はそんなに気にすることもないけどさ。問題は服の方だよ…はぁ」

晴「で、何てゲームなんだこれ?」

モバP「斑鳩っていうんだけど…知らないよな」

晴「聞いたことないな」

桃華「わたくしゲームというものをやったことがありませんわ!」

桃華「ですから、今日の事は楽しみにしておりましたの」

モバP「そうだったのか。楽しんでもらえるといいが」

千枝「千枝もあまりゲームやったことなかったので、きっと大丈夫ですよ♪」

桃華「期待してますわ」

モバP「それじゃ、まずは操作説明を見てもらおうかな」




モバP「以上だ。どうだった」

晴「ボタンはあまり使わないけど、結構複雑なんだな」

桃華「わたくし、あまり理解できませんでしたわ…」

モバP「まあいきなり全部覚えなくても、やりながら慣れていけばいいさ」

晴「…なあP、敵が出てくるたびに白と黒を切り替えながらやらないとダメなのか?」

モバP「いや、別にそんなことはない。要所要所で切り替えれば大丈夫だ。特に1面なんかは、ほとんど切り替えなくても何とかなったりするな」

晴「ふーん。ゲーム内容もよくわかんねーし、最初は切り替えずにやってみればいいか」

ありす「!」

モバP「晴は結構ゲームやるのか?」

晴「アニキ達がゲームするから、まあそれなりにな」

ありす(むむむ、ライバル出現です)

モバP「じゃあ、最初は晴にやってもらおうかな。桃華はその次にやってもらうから見ててくれ」

桃華「わかりましたわ」

モバP「それじゃ簡単に番組の流れを確認するぞ」

モバP「まずは晴と桃華の2人でタイトルコール」

モバP「ありすと千枝が簡単に番組の趣旨と、今回はゲストがいることを紹介」

モバP「難易度はイージー、ノーマル、ハードの3種類あるから、一番簡単なイージーでやってもらうことになる」

モバP「後は流れでお願いします。っと、こんなところか」

晴「タイトルコールって、これか?」


『スカイブルー・ハルと』『ローズピンク・モモカの』『『斑鳩チャレンジ!』』


晴「語呂わるくないか?」

モバP「元がブラック・アリスとホワイト・チエだからなー。その流れで行くとこんな感じになるかなと」

桃華「それを2人で可愛らしく、ですわね♪」

晴(ジロッ)

モバP「今回は可愛い系で、な。頼むよ」

晴「…ぜってー次は格好いい系の仕事にしろよな」

晴「あとは…これ、イージーでやるのか?」

モバP「ああ。斑鳩は元々難易度が高いっていうか、ちょっと癖があってな」

モバP「イージーでも苦戦すると思うぞ」

晴「ふーん、まあPがそう言うんならそうなんだろうけどさ」

モバP「納得いかないか」

晴「やる前から難易度下げるってのがちょっとな」

モバP「だったら、最初はノーマルでやってみるといい」

晴「いいのか?」

モバP「ああ。以前そうやってノーマルで玉砕した子もいたし」

ありす「知りません」プイッ

モバP「最終的には2人プレイということを考慮してイージーでやってもらうことにはなるけどな」

晴「わかった。それじゃ始めようぜ」

モバP「あ、俺も『天の声』扱いで出演するからよろしく。主に進行とツッコミ役な」

モバP「ゲームに関するアドバイスは、ありすと千枝の2人に頼む」

ありす「任せてください。1面に関しては完璧にサポートしてみせます」フンス

千枝「千枝も頑張ります!」

桃華「よろしくお願いしますわ」

モバP「それじゃ録画開始するぞー。本番5秒前!4、3、2………」

晴「スカイブルー・ハルと」

桃華「ローズピンク・モモカの」

晴桃華「「斑鳩チャレンジ!」」

ありす「普段この番組は、ブラック・アリスとホワイト・チエの2人でやっていますが」

千枝「今回は温泉合宿の特別編ということで、ゲストが来てくれました! 自己紹介をお願いします♪」

晴「スカイブルー・ハルの結城晴だ。よろしくな」

桃華「ローズピンク・モモカこと櫻井桃華ですわ。本日はよろしくお願いいたします」

千枝「それではさっそく斑鳩をプレイしてもらいましょう!」

ありす「お二人は斑鳩をプレイするのは初めてですよね」

晴「ああ。ゲームは結構やるけど、この斑鳩っていうのはやったことないな」

桃華「わたくしはゲーム自体やったことがありませんわ」

天の声『初めてプレイする際は、イージーモードをお勧めします』

晴「ん? 何か聞こえてきたぞ」

千枝「天の声さんです。色々と教えてくれるんですよ♪」

ありす「難易度はイージー、ノーマル、ハードの3段階あって、初めてプレイするならイージーがオススメとのことです」

晴「まあやってみないと分からないしな。オレは最初はノーマルでやってみるぜ」

ありす「ふふふ、その余裕がいつまでもちますかね(頑張ってください)」

晴「…おい、聞こえてるぞ」

桃華「隠す気がありませんわね」

千枝「そ、それじゃゲームを始めてください!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
我、生きずして死すこと無し。理想の器、満つらざるとも屈せず

     これ、後悔とともに死すこと無し
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


晴「んー? なんか書いてあるな?」

ありす「そういえば、私もいまだに何て書いてあるのかよく知らないですね」

桃華「幻想的な雰囲気ですわ」

晴「おっと、敵が出てきたな。とりあえず撃ってればいいか」

千枝「撃ち返しは自分と同じ色しか来ないので、最初はそのまま撃っていれば大丈夫です」

晴「オッケー」

晴「また画面が切り替わって飛んでったぞ」

天の声『これらの演出と音楽による効果は、国内だけでなく海外のゲーマーからも高く評価されています』

桃華「確かに綺麗ですわ」

晴「やってる方はあまり見てる余裕ねーけどな…っと、敵が来たな」

ありす「ここからは敵が弾を撃ってくるので気をつけてください」

晴「…おい、ちょっとこれキツくないか!?」


ズガーン


晴「くそっ、1機やられた!」

千枝「無理に敵を倒そうとせずに逃がしても大丈夫ですよ。頑張って!」

晴「撃ち返しだっけか? あれがやべーな。追い詰められないようにしないと」

ありす「晴さん、そこの敵を全滅させたら左へ移動してください」

晴「オッケー…って、でけーのが出てきたぞ!」

千枝「そのまま正面で倒してください!」

晴「簡単に言うけど、弾がたくさん飛んできてどうすんだこれ」


ズガーン


晴「くそっ、またやられた」

天の声『ラスト1機です。頑張ってください』

晴「マジか。キツいな!」

ありす(それでも私が初めてやった時に比べてだいぶ先に進んでますね…)

晴「うおっ、なんかレーザー撃たれてるし。白じゃなかったら死んでたな」

千枝「次は気愛で頑張ってください♪」

晴「次? 何か来るのか…って、おい! すげーでけーのが出たぞ!」

ありす「がんばれー」ボウヨミー

晴「無理だっつーの!」


ズガーン

コンティニュー?


天の声『ゲームオーバーです。お疲れ様でした』

千枝ありす「「お疲れ様でした」」

晴「マジかよ…」

晴「つーか最後のアレ、気合ってなんだよ気合って」

千枝「気合じゃなくて気愛ですよ♪」

晴「は?」

ありす「天の声さんいわく、気持ちのこもった愛で気愛だそうです」

晴「いや、意味わかんねーし」

ありす「真面目な話をすると、あの場面は私も千枝さんも苦しめられましたからね。まずはノーヒントでやってもらいました」

晴「…そういうことなら仕方ねーか」

千枝「でも、初めてであそこまで行けるのはすごいです!」

ありす「そうですね。私が初めてやった時とは大違いです」ズーン

晴「まあ最後以外はアドバイスしてもらったしな。それが無かったらもっと早く終わってただろ。2人ともサンキューな」キラーン

ありす(ぐぬっ、素でこういうこと言えるのが晴さんのすごいところですね)

桃華「次はわたくしの番ですわね…」

ありす「頑張ってください」

桃華「正直、あまり自信がありませんわ。先ほどの晴さんを見ていても、何をやっているのかよく分かりませんでしたし」

千枝「大丈夫です! イージーモードなら撃ち返しがないから、あんなにむずかしくないですよ!」

ありす「ショットボタンを押しっぱなしにして、黒の敵にだけ注意してください」

桃華「わ、わかりました。うまくできるか分かりませんが、やってみますわ!」

天の声『それでは、よろしくお願いします』

桃華「始まりましたわ…」ドキドキ

千枝「最初は敵が弾を撃ってこないので、ショットを撃ちながら操作に慣れてください」

桃華「はい」

ありす「この演出の後は弾を撃ってきます。逃げる敵は無理に倒さなくてもいいので、あまり大きく動かずに正面の敵に注意してください」

桃華「わかりましたわ」

晴「撃ち返しがないと、ゲームが全然違うんだな」


ズガーン


桃華「あっ!」

ありす「画面外へ逃げる敵に撃たれてしまいましたね。今のは仕方ないです」

千枝「まだ1機だから大丈夫ですよ!」




ありす「この後は大型の敵が出てくるので、左側に寄ってください」

桃華「左ですわね」

ありす「そのまま黒い敵に撃ち込んで倒してください」

桃華「む、無理ですわ!」


ズガーン


千枝「落ち着いて先に黒い敵を倒せば、あとは白い敵だけになるから大丈夫です!」

桃華「な、なんとかなりましたわ…」

ありす「この後は、気愛で頑張ってください」

桃華「そのセリフが出てくるということは…や、やっぱり!」

千枝「頑張ってください♪」


ズガーン

コンティニュー?


天の声『ゲームオーバーです。お疲れ様でした』

千枝ありす「「お疲れ様でした」」

桃華「つ、疲れましたわ…」

ありす「桃華さんはゲームは初めてと言っていましたが、やってみてどうでした?」

桃華「正直、無我夢中であまり覚えておりませんが…」

桃華「自分の操作に対して反応があり、またそれにこちらが対応することによって結果が生まれる、インタラクティブ性の高い娯楽ですのね」

桃華「人相手ではなく、映像とこのようなやりとりができるというのは新鮮な体験でしたわ」

ありす「……………」

千枝「………?」

晴「…桃華、オレにも分かるように説明してくれ」

桃華「とっても楽しかったですわ!」ババーン

晴「軽いな!?」

千枝「えへへっ、楽しんでもらえてよかったです♪」

ありす(グー〇ル先生によると、インタラクティブ:「対話」または「双方向」といった意味で…)フムフム

天の声『それでは、次は2人協力プレイをしてみましょう』

晴「よっし。桃華、やるぞ!」

桃華「よろしくお願いしますわ!」

つづく

ピンクのスク水に水色のブルマとか何かちょっといかがわしい…

と思われるかもしれませんが2人のイメージカラーなので仕方ないですね

ナデナデしたいですね


何でスク水体操服なのかとか斑鳩の操作方法とかその辺の話は過去作をご参照ください

千枝「斑鳩…?」 ありす「いかるが、です」
千枝「斑鳩…?」 ありす「いかるが、です」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1467813986/)

ありす「ブラック・タチバナと」 千枝「ホワイト・チエの」 「「斑鳩チャレンジ!」」
ありす「ブラック・タチバナと」 千枝「ホワイト・チエの」 「「斑鳩チャレンジ!」」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469712903/)

千枝「2人プレイだと、1人でやるより敵が倒しやすくなりますよ♪」

ありす「そうですね。ただ、やるにあたって制限事項が1つあります」

晴「?」

千枝「晴ちゃんは白、桃華ちゃんは黒属性固定でプレイしてもらいます」

ありす「それぞれのイメージカラーから変更しないということですね」

ありす「まあ、先ほどのプレイでは2人とも属性変更をしていなかったので、あまり気にしなくてもいいかもしれません」

千枝「桃華ちゃんは始まったらBボタンを1回だけ押して黒属性に変更してください」

桃華「Bボタン…これですわね。わかりましたわ」

ありす「2人がゲームオーバーになった場面になったら攻略法を伝授しますので、頑張ってください」

晴「それじゃ始めようぜ」

桃華「頑張りましょう!」

~~~~~~~~~~~~~~

    1時間後

~~~~~~~~~~~~~~


ズギャーン ゴゴゴゴゴゴゴゴ


晴「やった…のか?」

天の声『1面クリアです。おめでとうございます』

桃華「やりましたわ!」

晴「よっしゃ!」

千枝「2人とも、おめでとうっ♪」

ありす「おめでとうございます。攻略スピードが早いですね」

晴「ボスは最後マグレくさかったけどな」

桃華「わたくし、もう駄目かと思いましたわ」

天の声『すぐに2面が始まりますので、そのまま続けてください』

晴「オッケー」

桃華「1面とはまた雰囲気が違いますのね」

晴「最初はそんなにキツい攻撃はこないみたいだな」

桃華「あっ、レーザーを撃たれましたわ!」

晴「白い敵はオレに任せとけ」

桃華「頼もしいですわ」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Chapter:02
試練 Trial

自らの意志が、強固であるほど様々な試練に苛まれるものだ。
無論、試練を目前に避ける事も出来れば、逃げる事も出来る。
だが、試練の真意は、そんな己の心を克服することにある。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

晴「おお、また雰囲気が変わったな」

桃華「敵が周りをぐるぐる回っていますわね」

晴「弾は撃ってこないみたいだな。このまま倒すか」

桃華「ええ」

晴「ん? なんか出てきたぞ」


ズガーン
ズガーン


桃華「!?」

晴「おい!?」

天の声『ゲームオーバーです。お疲れ様でした』

晴「何だよ最後のあれ…」

桃華「一瞬の出来事でしたわ…」

千枝「あの敵でやられちゃうのは仕方ないです」

ありす「私たちも通った道ですね。初見殺しです」

晴「どうすりゃよかったんだ?」

天の声『それは、チエさんとアリスさんのプレイを見て頂きましょう』

ありす「私たちの出番ですね」

千枝「頑張りましょう!」

天の声『それでは始める前に、ハルさん、モモカさん、斑鳩をプレイしてみていかがでしたか?』

晴「こういうシューティング? はあまりやった事なかったけど、楽しかったぜ」

晴「アクションとかと一緒で、だんだん自分が上手くなっていくのが実感できていいよな」

桃華「わたくしはゲーム自体が初めてでしたけれど、とても楽しかったですわ!」

千枝「気に入ってもらえてよかったです♪」

ありす「そうですね。それでは2人とも、最後にあいさつをお願いします」

晴「おう」

晴「スカイブルー・ハルと」

桃華「ローズピンク・モモカの」

はるもも「「斑鳩チャレンジ!」」

晴「今日は見てくれてサンキュー! 楽しかったぜ」

桃華「機会があれば、ぜひまたやってみたいですわ」

晴「なー」

桃華「それでは、名残惜しいですがわたくし達のプレイはこれで終了となります」

晴「それじゃ、またな!」

桃華「ごきげんよう♪」

モバP「2人ともお疲れ。初めてとは思えなかったぞ。上出来上出来」

桃華「うふふっ、Pちゃまに褒めてもらえると嬉しいですわ」

晴「んー、オレはもうちょっとうまくやれると思ったんだけどな。悔しいぜ」

千枝「2人とも上手でしたよ!」

ありす「そうですね。私たちが初めてやったときよりも上達が早かったです」

桃華「それはきっと、お2人のアドバイスのおかげですわね♪」

晴「ああ。ボス前のデカブツとかボスとか、攻略法を知らなかったら倒せなかっただろうし」

モバP「今日は時間が無いからアドバイスしながらだったけど、千枝とありすは最初は自分達だけで考えながらやってたからな」

モバP「その経験があって、今は2人とも人に教えることができるくらい成長しているってことだ」

ありす「そう…ですかね」

モバP「そうさ。よく頑張ったな」

千枝「えへへっ///」

ありす「ま、まあ褒められると悪い気はしませんね///」

モバP「さて、それじゃここで一度休憩にしよう」

晴「おー。ずっとしゃべってたからのど渇いたぜ。ジュースとか無いのか?」

モバP「冷蔵庫に入ってるから好きなの飲んでいいぞ」

晴「サンキュー」

桃華「わたくしもいただきますわ」

モバP「晩飯までは時間があるし、せっかくだから少し休んだら散歩でもしてみるか?」

ありす「散歩って…この格好じゃ無理ですよ」

モバP「うっ、確かに」

モバP「まあでも、その上から服を着れば大丈夫じゃないか? プールの授業がある日とか、やったりするだろ」

桃華「そんなはしたない事しませんわ! Pちゃま、レディに対して失礼ですわよ」

モバP「え、そうなのか? 俺が小学生の頃はみんなやってた気がするけど」

晴「オレは服の下に水着で学校行くことあるぜ。でもなー、トイレがちょっと面倒なんだよなー」

桃華「は、晴さん! 殿方の前でそのような話題を出すものではありません!!」

晴「うおっ、急にでかい声だすなって。落ち着けよ桃華」

桃華「晴さんがそんな話をするからです!」

モバP「まあまあ、話を振ったのは俺だし。悪かったって」

千枝「千枝も下に水着で登校したことはない…かな。ありすちゃんは?」

ありす「………」

千枝「ありすちゃん?」

ありす「うへぁっ! わ、私もそそそんな事したこと無いですよ!!」

晴「なんか変な声でてたぞ。ホントにやったことないのかー?」

ありす「ありません! ありませんったら、ありません!」

晴「いや、あやしすぎるだろ」

モバP「しかし、そうすると水着で登校派は2対3で少数派になるのか。俺が子供の頃とは違うのかなー」

晴「結構いると思うけどな。特に男子とか」

モバP「な。それで家からパンツ持ってくの忘れるヤツがいたりとかな」

ありす「」ビクッ!

晴「ははっ、男子が時々さわいでるな。さすがにオレは忘れたことないけど」

ありす「…………」プルプル

千枝(ありすちゃん…)

桃華(これはまさか…)

モバP「ど、どうしたありす、なんかプルプルしてるぞ」

晴「ありす…お前まさかノーパンで帰ったことあるのか?」

ありす「そんなことしません! ちゃんとスカートの下は体操着で帰りました!!」

千枝(あっ)

桃華(あっ)

モバP(あっ)

晴「お、おう…そうか…」

ありす「………………………!!!」カァァァァ

ありす「ぴ、ぴ、ぴ、Pさんの馬鹿っ!! もう知りません!!!」

モバP「お、俺か!? 俺が悪いのか!?」

桃華「Pちゃま…レディに恥をかかせるとは幻滅いたしましたわ」

千枝「Pさん…」

晴「サイテーだなP」

モバP「いやちょっと待て、晴はこっち側だろおい!」

ありす「だいたい! いつもPさんはそうやって! 私のことを子供扱いしてっ!!」

モバP「お、落ち着けありす。今は子供扱いは関係ないだろ? な?」

ありす「私が! いつもどんな気持ちでいると思って!!」

モバP「ちょい待てって。お前たち、見てないで助けてくれ!」

千枝「………」フルフル

桃華「自業自得ですわ」

晴「あきらめろ」

モバP「待って見捨てないで」

ありす「Pさん!! 聞いてるんですかっ!!!」

モバP「はっ、はい! すみませんごめんなさい」

晴「それじゃオレたちは先に着替えてくるか」

桃華「そうですわね。ありすさんは落ち着くまでしばらくかかりそうですし」

千枝「ケンカするほど仲がいいっていいますしね♪」

モバP「ちょ、待って……」

ありす「Pさん!!!」

モバP「はいっ!」

つづく

下に水着からのパンツ忘れコンボは基本ですよね

…ですよね?

ごめん…そんなことしたことないんだ…

>>212
したことないか…そうか…
基本だと思っていたんだけど違ったか…
マンガでも見かけたりしたんだけどなあ(2次元脳

つづきます

モバP「ただいまー」

晴「パフェうまかったなー!」

ありす「晴さんは少しはしゃぎすぎですよ」

晴「いや、いちごパフェ見つけたときのお前の方がすごかっただろ」

ありす「そ、そんなことありません!」

桃華「紅茶も良い茶葉を使用しておりましたわね」

モバP「ここの旅館が経営してる喫茶店のようだったからな。いい物を使っているんだろう」

千枝「千枝にはむずかしいことはわからなかったけど、おいしかったです♪」

モバP「喜んでもらえたなら何よりだ」

モバP(ありすの機嫌が直って良かった…)

モバP「それじゃ続きを始めようか。みんな着替えてきてくれ」

晴「オレと桃華はもう着替えなくていいよな?」

モバP「いや、ゲームしてる横で見ててもらうから、2人も着替えてくれるか」

桃華「わかりましたわ♪」

晴「しゃーねーな」

ありす「それでは行きましょうか」

千枝「うんっ!」

モバP(甘いものを食べたからか、みんなご機嫌だな)

晴「覗くなよ」

モバP「覗かんから、はよ行ってこい」

千枝「こっそりのぞいてもいいんですよ?」

モバP「お、いいのか?」

ありす「もしもし、早苗さんですか」

モバP「すいません冗談ですゴメンナサイ」




モバP「さて始めるか。ここからはありすと千枝がプレイすることを紹介して、後はいつも通り流れで頼む」

千枝「はいっ!」

ありす「相変わらず雑な指示ですね。もう慣れましたけど」

モバP「できるだけ素の2人でやってもらいたいからな。決して細かい段取りを考えるのが面倒なわけじゃないぞ。信頼してるからこそだ」

千枝「えへへっ、嬉しいです♪」

ありす「物は言いようですね…まったく」

モバP「それより、ちゃんと合宿までに練習するように言っておいたけど、やってきたのか?」

千枝「もちろんです!」

ありす「期待してもらって構いませんよ」

モバP「おお、頼もしいな」

ありす「ところで晴さん、桃華さんに聞きたいのですが、2人はハイファイ☆デイズは歌えますか?」

晴「なんだ突然」

千枝「桃華ちゃんは歌えますよね♪」

桃華「ええ。千枝さんとはユニットで一緒に歌いましたし、バッチリですわ!」

ありす「晴さんはどうですか」

晴「一応曲は知ってるけど、歌詞はわかんねーぞ」

モバP「そんな晴には歌詞カードをプレゼントだ」

晴「いやプレゼントはいいけど…歌うのか? これから?」

モバP「説明しよう。2面の後半は、曲に合わせてプレイしてもらうのだ!」

晴「…は?」

桃華「どういうことですの?」

ありす「私と千枝さんで息の合った動きをするため、曲に合わせて動くんです」

千枝「振付を覚えるように2人で練習したので、バッチリなんですよ♪」

桃華「まあ、それは素敵ですわね!」

晴「そんなんでうまくいくのか?」

ありす「それは見てのお楽しみですね」

千枝「楽しみにしててください」

ありす「それではPさん、タブレットにオフボーカル版が入っているので、合図したら再生をお願いします」

モバP「わかった。ついでに保存されてる画像を見てもいいか?」

ありす「ダメですっ! プライバシーの侵害ですよ!」

モバP「こないだ俺のスマホで何したか忘れたのかお前は」

桃華「乙女の秘密を暴こうとするなんて、Pちゃまには幻滅いたしましたわ」

千枝「Pさん…」

晴「サイテーだなP」

モバP「またこの流れか!?」

ありす「ふふっ、冗談ですよ。ねえ皆さん」

3人(ウンウン)

モバP「妙な連帯感を見せやがって…」

モバP「それじゃ始めるか。準備はいいな?」

千枝「はいっ!」

ありす「いつでも大丈夫です」

モバP「カウント始めるぞー」

モバP「本番5秒前、4、3、2……」

ありす「ブラック・アリスと」

千枝「ホワイト・チエの」

千枝ありす「「斑鳩チャレンジ!」」

ありす「ここからはいつものように私たち2人がプレイしていきます」

千枝「よろしくお願いしますっ♪」

桃華「お2人のプレイ、楽しみですわ」

晴「ああ、期待してるぜ」

ありす「ふふふ、練習の成果を見せてあげましょう」

千枝「うんっ!」

ありす「それでは、ゲームスタートです」






ズギャーン ゴゴゴゴゴゴゴゴ


天の声『1面クリアです。おめでとうございます』

晴「ノーミスかよ! すげーな!」

桃華「危なげない内容でしたわ」

ありす「1面に関しては、安定してクリアできるようになってきましたね」ドヤァ

千枝「次の2面は練習の成果を見せられるようにがんばりましょう!」

天の声『2面開始です。頑張ってください』

ありす「先ほどのプレイでは、2人とも前半は抜けれてましたね」

晴「そうだな。そんなキツイ攻撃はなかった気がするぜ」

桃華「最後の場面は何が起きたかわかりませんでしたけど…」

ありす「このテロップの後ですね。見ていてください」

千枝「いきますよー!」

ありす「…………」

千枝「…………」

晴「倒さねーのかよ!」

桃華「あっ、敵が逃げていきましたわ」

ありす「くくく…我が魔力に恐れをなして戦域を離脱するとは、しょせんその程度か」

晴「何キャラだよ」

千枝「や、やみにのまれよ!」

晴「いや無理しなくていいぞ千枝」

ありす「今の敵は、倒さなければ次の敵が出てこないんですよ」ドヤァ

晴「急に素に戻るな」

桃華「押すだけではなく、時には引くことも重要ですのね…」

ありす「次は、横に移動するブロックを壊しながら抜けていきます」

千枝「弾を撃ってくるブロックを残しておくと、力の解放ゲージを溜めることができるんですよ♪」

晴「おお…手慣れた動きだな」

桃華「動きに迷いが無いですわ」

ありす「さて、ここを上に抜けて行くと、2面の最難関ポイントになります」

千枝「2人で息を合わせて動かないと、うまくいかないんです」

ありす「そこでどうしようかと考えた結果、歌に合わせて動くことにしました」

千枝「準備はいいですか?」

桃華「いつでもいけますわ」

晴「おう、大丈夫だ…たぶん」

ありす「それでは…ミュージック、スタート!」

<間奏ラスト>

千枝ありす「「あーしたへ!」」

晴桃華「「Jump!!」」

千枝ありす「「みーらーへ!」」

晴桃華「「Hey!!」」

千枝「昨日のーなーみーだーはー今日のーーー勇気ーーー」




4人「「「「刻んでーくーストーリー ハイファイーなでーーーいず!」」」」ジャジャ ジャーン

ありす「やりました!」

千枝「バッチリでしたね♪」

晴「2人ともすげーな!」

桃華「息の合った素晴らしい動きでしたわ!」

ありす「難関は突破しましたが、油断せずにこのままボスまでいきましょう」

千枝「うんっ!」

ありす「狭い隙間を抜けて…」

千枝「抜けて…」

ありす「大型機のレーザーを吸収して…」

千枝「ゲージを溜めて…」

ありす「最後にちょっとだけチェーンを繋いだら…いえ、うまく繋げられませんが…」

千枝「いよいよ2面ボスです」

ありす「2面ボスは1面ボスと違い、形態変化はしません。弱点を2箇所破壊すればクリアとなります」

千枝「ただ、弱点はフタで隠れているので、先にフタを同属性で撃ち込んで弱点を出現させなければいけないんです」

晴「どういうことだ?」

ありす「始まるので見ていてください。千枝さん、お願いします!」

千枝「ここに撃ち込むと、フタが下がってきます」

ありす「そして私が力の解放を使い、そのまま撃ち込みます」

桃華「弱点の目の前へ移動するのですね」

晴「こりゃ敵の動きを知らねーと無理だな」

ありす「ここからは敵が弾を撃ってきますので、一度下がります」

千枝「白と黒を交互に撃ってくるので、どっちかが盾になってやり過ごすんですよ」


ズガーン


千枝「あっ!」

ありす「大丈夫、まだ1ミスです。気を取り直していきましょう」

千枝「うんっ」

ありす「この後は左右に分かれて避けます」

晴「おい、すげーいっぱい撃たれてるぞ!」

千枝「逆属性の弾だけに注意していれば、そんなに多くないので大丈夫です」

ありす「自分を狙ってくる弾…自機狙い弾というそうですが、それにさえ気を付ければ問題ありません」

晴「はー、なるほどなー」

桃華「見入ってしまいますわね」

ありす「ここでまた攻撃が途切れるので解放を使って…片方倒せました!」

千枝「次は逆側です」

ありす「私がフタを開けますね」

千枝「うぅ、さっきミスしたから、力の解放ゲージが減っちゃってます…」ショボーン

ありす「その分ボスが長引いてしまいますが、落ち着いていきましょう」

千枝「頑張ります!」

ありす「ここまで来たら、一番最初の攻撃に戻ります」

千枝「うまくいくとここで倒せるけど…今回はちょっとダメそうです」

ありす「無理せず、攻撃できるチャンスを待ちましょう」

千枝「これの次の弾を避けたら…ですね」

ありす「………行きましょう!」

千枝「うんっ!」


ズギャーン ゴゴゴゴゴゴゴゴ


ありす「やりました!」

千枝「2面クリアです!」

晴「おおー!」パチパチパチ

桃華「素晴らしいですわ!」パチパチパチ

天の声『2面クリア、おめでとうございます』

天の声『それでは、ここで一度ゲームを止めてください』

ありす「分かりました」ポーズ

千枝「まだちょっとドキドキしてます」

晴「2人ともカッコよかったぜ!」

桃華「素敵なプレイでしたわ!」

千枝「ありがとうございます♪」

ありす「ありがとうございます。練習では何度かクリアしていましたが、やはり本番は緊張しますね」

天の声『安定した素晴らしいプレイでした』

晴「でも、これで終わりじゃないんだよな?」

ありす「ええ。この次は3面になります」

桃華「お2人とも、3面もクリアできますの?」

千枝「それが…」

ありす「天の声さんに言われていて、3面はまだやったことがないんです」

晴「そうなのか?」

天の声『初プレイは本番中にやって頂きたかったので、我慢してもらいました』

桃華「そうでしたの…」

晴「それじゃ、2人ともこれから初めてやるんだな」

ありす「ええ」

千枝「緊張します」

晴「つっても、2面があれだけうまくいったんだから、3面も結構いけるんじゃねーの?」

千枝「だといいけど…」

ありす「初めて2面をやった時のことを思い出すと…」

天の声『それでは、心の準備ができたら再開してください』

ありす「すーーーはーーー。千枝さん、行けますか?」

千枝「は、はいっ」

ありす「では、スタートです!」

千枝「最初は大丈夫そう…かな」

ありす「あっ、レーザーが!」

千枝「横にも!?」

ありす「く、黒のレーザーは私が…」

千枝「またレーザーです!?」

ありす「千枝さん、狭いので先に行ってください!」

千枝「お、押さないで!」

ありす「もう狭すぎて何がなんだか…」

………

……



天の声『ゲームオーバーです。お疲れ様でした』

千枝「」ボーゼン

ありす「」ボーゼン

晴「お、お疲れ!」

桃華「み、見所のある内容でしたわ!」

晴「おう! 2人とも初めてでよく頑張ったと思うぜ!」

桃華「そうですわ! ここまで進めただけでも素晴らしいことです」

ありす「に、2面の難易度から、ある程度は覚悟していましたが…」

千枝「わけが分からなかったです…」

天の声『3面前半は、地形とレーザーとの戦いとなります。うまいこと吸収しながら地形に当たらないように進んでください』

ありす「ま、まあ、初見で絶望するのは2面で経験済みですからね。どうってことありません!」

千枝「そ、そうです! へっちゃらです!」

晴「いや、無理してないか?」

天の声『なんにせよ、2面クリアまでは素晴らしい内容でした』

ありす「そうですね。練習の成果をお見せすることができたと思います」

千枝「うまくいってよかったです♪」

天の声『それでは、そろそろ終了のお時間です。最後に挨拶をお願いします』

ありす「はい。今回は、今まで出来なかった2面のクリアをお見せすることができて良かったです」

千枝「えへへっ、うまくいきました♪」

ありす「3面は全然でしたが、シューティングゲームは覚えてからが本番ですからね」

千枝「頑張りましょう!」

ありす「それでは…ブラック・アリスと」

千枝「ホワイト・チエの」

千枝ありす「「斑鳩チャレンジ!」」

ありす「お相手は、ブラック・アリスこと橘ありすと」

千枝「ホワイト・チエこと佐々木千枝…と」

晴「ん? ああ、スカイブルー・ハルこと結城晴と」

桃華「ローズピンク・モモカこと櫻井桃華でお送りいたしましたわ♪」

ありす「ご視聴ありがとうございました」

千枝「ありがとうございました~♪」

晴「またなー!」

桃華「ごきげんよう♪」

つづく

2面の難易度に絶望した時期もあったりしましたが無事にクリアと相成りました

この後は温泉回的なのをやりつつ残り数回の更新で完結となる予定ですたぶん

よければお付き合いください

ここまできたら最後まで突き合うじゃなかった付き合うぞ

>>240
お突…お付き合いありがとうございます!
こんな長くなるとは思ってなかったですが何とか形になるように終わらせられるよう頑張ります

モバP「お疲れ様。いやー、正直一発で2面クリアできるとは思ってなかった」

モバP「2人とも、ちゃんと練習してきたんだな。えらいえらい」ナデナデ

千枝「えへへっ///」

ありす「も、もうっ、子供扱いしないでください///」

桃華「Pちゃま、わたくし達も初めてプレイするゲームで頑張りましたのよ」

モバP「そうだな。桃華と晴も良かったぞ」ナデナデ

桃華「うふふ、ありがとうございます///」

晴「な、なんだよ。オレは別にいいよ///」

ありす「とは言え、喜んでばかりもいられませんね」

千枝「3面はすぐ終わっちゃいました…」

晴「すげー勢いでレーザー撃たれてたな」

桃華「見ている側も何がなんだか分からなかったですわ」

モバP「収録中も言ったけど、3面前半は地形とレーザーとの戦いになる」

モバP「レーザーを撃ってくる敵…というか地形は破壊できないから、何とかして隙間を抜けなければならないんだ」

千枝「どうすればいいですか?」

モバP「まずは死んで覚えよう」

ありす「そう言われると思ってました」

モバP「アドバイスとしては、レーザーは縦が白、横が黒と決まってるから、それを頭に入れておくといいかな」

モバP「例によって色に合わせて片方が盾になって進む場面が出てくるけど、レーザーを吸収すると威力で自機が押されるから注意するように」

千枝「狭いから難しそうです…」

モバP「あとは、地形に隠れて普通に撃ってると弾が当たらない敵がいるから、力の解放は積極的に使っていこう」

モバP「レーザーのおかげてゲージには結構余裕があるからな」

ありす「なるほど、激しい攻撃を逆に利用するんですね」

モバP「そういうことだ」

モバP「それじゃ一息ついたし、せっかく温泉に来たんだから浴衣に着替えてくるといい」

モバP「晩飯まではまだ時間があるから、それまではゲームやったりして好きに過ごしてていいぞ」

4人「はいっ」「わかりました」「へーい」「わかりましたわ」

モバP「それじゃいってこーい」

晴「覗くなよ」

モバP「押すなよ、絶対押すなよ的なフリか?」

ありす「もしもし早苗さんですか」

モバP「すみません冗談ですゴメンナサイ」

千枝「こっそり覗いてもいいんですよ?」

桃華「よくありませんわ! 千枝さんも行きますわよ」

~~~~~~~~~~~~~~

    夕食後

~~~~~~~~~~~~~~

モバP「それでは皆さん、ご馳走様でした」

4人「「「「ごちそうさまでした!」」」」

晴「食いすぎたー。腹いっぱいだー」ゴロン

桃華「食べてすぐ横になるのはお行儀が悪いですわよ」

ありす「ていうか浴衣! 着崩れてますから! 少しは気を使ってください!」

千枝「Pさん、お酒は飲まなかったですね」

モバP「ん、ああ。保護者として責任のある立場だからな、今日は飲まないと決めてたんだ」

千枝「せっかくおいしいビールの注ぎ方を教わってきたのに…」ショボン

モバP「誰の入れ知恵だ…候補が多すぎて分かんねえ」

モバP「さてと、そのままでいいからちょっと聞いてくれ」

ありす「何ですか改まって」

モバP「まずは今日の収録お疲れ様。みんなが頑張ってくれたおかげでいい画が撮れたよ」

千枝「えへへっ、うれしいです♪」

モバP「千枝とありすは練習の成果を発揮してくれたし、晴と桃華は初プレイから1面クリアまでよくやってくれた」

桃華「うふふ、お褒めいただきありがとうございます」

晴「なんだよ、急に真面目になるなよ。似合わねーぞ」

ありす「照れ隠しですか?」ボソッ

晴「ち、ちげーよ!」

モバP「それで、今後の展開について話しておきたいことがある」

ありす「3面ですね。今日は何がなんだか分からないまま終わってしまいました」

晴「横で見ててもえらいことになってたな」

千枝「また頑張って練習しましょう」

桃華「期待してますわ♪」

モバP「それについてなんだが…」

モバP「実は、今回の収録で斑鳩チャレンジは一区切りにしようと考えてる」

ありす「え!?」

千枝「そ、そんな!」

晴「は? なんでだよ!」

桃華「どうしてですの!?」

モバP「それはこれから説明するから、落ち着いて聞いてくれ」

モバP「まず、一区切りと言っても斑鳩をやめようと言ってるわけじゃなく、定期的な収録はこれで終了ということなんだ」

モバP「続けるのが嫌になったとかでなければ今後も時間のあるときにプレイしてもらって、いけそうになったらその都度収録しようと思う」

ありす「なぜ、定期的にやるのをやめようと思っているんですか」

モバP「斑鳩を始めたときの話になるけど、最初はプラクティスモードでプレイしてもらおうと思ってたと話したのを覚えてるか?」

千枝「そう…でしたっけ?」

モバP「1面は何回死んでも残機が減らない練習モードなんだが、残念ながらXBox360番には無くてな」

ありす「そういえば、そんな話をしていたような…」

モバP「そのプラクティスモードは2面クリアで終了になるから、元々そこまでは頑張ってもらおうと思ってたんだ」

千枝「そうだったんですか…」

ありす「それは分かりましたが、普通にプレイして2面クリアできたじゃないですか」

モバP「ああ、それに関しては本当によく頑張ってくれたと思ってる」

モバP「ただ、3面以降も難易度は上がっていくから、これまでのようにはいかない可能性が高い」

千枝「そんな…」

ありす「でも! 階段を一段ずつ上っていけばいいと言ってくれたのはPさんじゃないですか!」

モバP「2人には無理と言っているわけじゃない。でも、今まで通りのペースで階段を上るのは難しいんじゃないかと思うんだ」

モバP「これまで以上に時間をかけて頑張ればやれるかもしれないが、レッスンや勉強をおそろかにするわけにもいかないだろう?」

晴「オレは勉強してないぞ」

モバP「晴はもう少し勉強してくれ。頼むから」

桃華「Pちゃま、少々よろしいでしょうか」

モバP「ん、なんだ?」

桃華「先ほどから聞いていると、Pちゃまはありすさんと千枝さんんは難しいと考えているようですが」

桃華「それはつまり、これまでと同様に進めることができれば問題ないということなのでしょう?」

晴「そうだよ。さっきの2面だってクリアできたんだし、3面だってやればできるかもしれねーだろ」

千枝「2人とも…」

モバP「それはまあその通りなんだが」

ありす「Pさん、私達には難しいと思うなら、その根拠を示してください」

ありす「3面以降を見て自分で判断するので、Pさんがやってみてくれませんか」

モバP「そうだな…確かに俺が一方的に考えを押し付けているだけだしな。実際に見てもらうのがいいかもしれないな」

晴「おっ、Pはクリアできるのか」

モバP「まあ一応。たぶん、きっと、できる、はず」

桃華「ずいぶん自信がありませんのね」

モバP「いや大丈夫! 誰もいないときに事務所でこっそりとリハビリしてたし…」

モバP「とりあえず準備するから、ちょっと待っててくれ」ガラッ

晴「準備?」

千枝「たぶん、Pさん用のコントローラーを取りに行ったんだと思います」

桃華「わたくし達が使用していたものとは違いますの?」

ありす「Pさんはゲームセンターで遊んでいたから、専用コントローラーの方がやりやすいと言ってましたね」

晴「ふーん、そうなのか」

桃華「興味深いですわね」

ありす「私はゲームセンターには行かないので、よく分からない感覚ですね」

千枝「千枝もです」

晴「紗南ねーちゃんなら分かるかもな」

モバP「ただいまー」ガラッ

千枝「おかえりなさい♪」

ありす「そのコントローラー持ってきていたんですね」

モバP「もしかしたらやる事があるかもしれないと思って、一応な」

晴「…その絵は何なんだ?」

桃華「こ、個性的なコントローラーですのね」

モバP「まあそのなんだ、若気の至りというかな、こうプレイしながら指を伸ばして頭を撫でちゃったりとか」

晴「キモいな」

モバP「ぐはぁ!」

桃華「バッサリですわ」

ありす(思っても口には出さなかったのに、さすがは晴さんです)

千枝(千枝の写真にしてほしいなあ)


参考画像(再掲)
http://i.imgur.com/mOCMqIv.jpg

モバP「ま、まあともかく、やってみるから見ててくれ」

桃華「ところで、なぜコントローラーが2つあるんですの?」

モバP「俺が両方使うからだ」

晴「……は?」

ありす「懐かしいやり取りですね」

モバP「検証プレイとして、一通りやってるからな。だからこそ3面以降は厳しそうという判断なんだが…」

晴「いやそうじゃなくて、1人で2つ使うのか?」

モバP「世の中にはそういうプレイスタイルもあるんだ。大人になれば分かるさ」

桃華「そういうもの…なんですの?」

千枝「もうわかってる千枝は大人ですね!」

ありす「いえ、大人かどうかは関係ないと思います」

モバP「それじゃ、ぼちぼち始めるか。もし途中でコンティニューすることになっても、温かく見守ってくれ」

モバP「さっきも言ったけど、一発勝負で確実にやれる自信はなくてな」

ありす「Pさんでも…ですか」

桃華「それだけ難しいということでしょうか」

晴「いや、実はPも大してうまくないんじゃないか?」

千枝「そんなことないです! Pさんは上手でしたよ!」

モバP「そう言ってもらえるのは嬉しいけど、まあそれなりにやれる程度だよ。中の中くらいかな」

モバP「稼ぎを狙わずに安全走行してても死ぬときは普通に死ぬし、そのへんも踏まえて見ててくれ」

モバP「行くぞー」




モバP「1、2面はとりあえずノーミスだな。問題はここからだ」

モバP「3面前半はレーザーを吸収したり隙間を抜けたりしながら力の解放を使って」

モバP「後半の高速スクロールは、とにかく地形に気を付けながら雑魚を倒して」

モバP「ボス前の中ボスはキツいけど、交互に盾になりながら解放を使って倒して」

モバP「ボスは砲台を全部壊すとレーザーを撃たれてえらいことになるから、4つだけ壊して時間切れまで逃げる、と」


モバP「4面の最初は上下から撃たれるから、当たらないように2人で上下入れ替わりながら解放を使って」

モバP「テロップ後は中に入るとキツすぎるから、できるだけ外周を抜けて、どうしょもない時だけ内周で頑張って」

モバP「その後はいつも通りお互いが盾になったりして、ボスまで力の解放を温存して」

モバP「ボスは開幕に順番に解放を使ってシャッターを開け、中に入ったら回転に合わせて一緒に回りながら撃ち込んで終了」

モバP「5面道中は白属性の攻撃がほとんどだから基本的には白が盾になって、雑魚の体当たりは位置合わせして避けて」

モバP「ボス第一形態は開幕解放を使い、少し溜まったらまた使って体力調整して、ゲージMAXで次の形態へ移行」

モバP「第二形態は最初に片方に集中して攻撃して破壊すれば楽になるから、そのあと落ち着いてもう片方も破壊して」

モバP「第三形態は敵が力の解放を使ってくるから白黒交互に盾になりながらこっちも解放を使って撃破」


モバP「そしてラストの石のような物体は、こっちが攻撃できないから時間いっぱい気愛で粘る」

モバP「と言いたいところだけど、正直無理なんでいかにここまで残機を残せるかにかかってくる」

モバP「今回は結構残せたから何とかなる…とか油断するとあっという間に死んだりするから気を抜かずに集中して」

モバP「…よし、これでゲームクリアだ。いやー、ノーコンティニューでいけて良かった」

モバP「ということで、見てもらった通り3面以降はさらに難易度が上がって厳しくなるわけなんだが…」

千枝「………」

ありす「………」

桃華「………」

晴「いや無理だろこれ」

モバP「無理かと言われると、決してそんなことはないと思う」

モバP「ただ、今までより更に緻密なパターン作成と精密な操作が必要になってくるかな」

モバP「最初に言った通り、これまで以上に攻略に時間がかかるというのが俺の見立てだ」

4人「……………」

モバP「雰囲気暗くしちゃってすまんな。今すぐ結論を出す必要はないから、どうするかは皆で考えてみてくれ」

千枝「はい」

ありす「…わかりました」

モバP「さて、せっかく温泉に来てるんだから、全員一緒に風呂に入ってきたらどうだ。露天風呂で気持ちよさそうだぞ」

晴「そうだな。みんな行こうぜ!」

桃華「露天風呂…楽しみですわ!」

ありす「そうですね、せっかくなので旅を楽しみましょうか」

千枝「うんっ」

つづく

妄想に任せて勢いだけで書くのとは違って終わらせるのは難しいですね

最後にPのプレイ内容のイメージ動画でも作ろうかと思ってますがうまくできるかどうか

前から思ってたがコントローラーは……いや、何でもない……>>1の趣味には口を出さないよ

>>263
何をやるにしてもやはりやる気が重要なのです
いかに己(の情念やらアレやら何やら)を高めることができるか…ということで完成した代物です
後悔はしていない

つづきます

ありす「それでは着替えを準備してお風呂に入りましょう」

晴「パンツ忘れるなよ」

ありす「ちょっと晴さん! 怒りますよ!!」ポカポカ

晴「いてて、悪かったって。冗談だよ冗談」

桃華「露天風呂…ドキドキしますわ」

モバP「皆で入っても十分な広さみたいだからな。ゆっくりしてくるといい」

千枝「いってらっしゃい♪」

晴「?」

桃華「?」

ありす「千枝さんは行かないんですか?」

千枝「千枝は後でPさんと入るから大丈夫です♪」

モバP「!?」

ありす「!?」

桃華「!?」

晴「あれ、そうなんか?」

モバP「いやいやいや、マズイだろそれは。早苗さんに知られたら生きてゆけん。いい子だから皆と一緒に入ってきなさい」

ありす「そうですよ! Pさんと一緒だなんて、だ、駄目に決まってるじゃないですか!」

桃華「殿方と入浴だなんて、そんなはしたない行為をさせるわけにはいきませんわ」

千枝「でも、晩ごはんのときにPさんは今日は保護者だって言ってました。保護者なら一緒に入っても問題ないですよね?」

ありす「いや保護者というのは私たちが未成年だからであって、それとこれとは話が違います!」

桃華「千枝さんも立派なレディなのですから、それに相応しい振る舞いをなさってくださいまし」

晴「まあなあ、オレももうアニキと一緒に入ったりしないしな」

千枝「ふふふ…みんな気づいてないみたいだけど、千枝にはとっておきの策があるんです!」ドヤァ

ありす「さ、策!? 何ですかそれは!」

桃華「これほど自信満々な千枝さんは見たことがありませんわ…!」

晴「いや、そんな大げさなもんでもないだろ」

モバP(ドヤ顔も可愛いからしばらく見てよう)

ありす「一体どんな策があると言うんですか!」

千枝「それは…」

千枝「この4人の中で、千枝だけまだ11歳なんです!」


ありもも「「な、なんだってーーーーーー!?」」←12歳


晴「ああ、そういや千枝は1コ下なんだっけか」←12歳

千枝「そうです! 千枝はみんなより、こ…こ…子供なので! Pさんと一緒にお風呂に入ります!!」

ありす(人一倍大人への憧れの強い千枝さんが自らを子供と称するとは、そこまでの覚悟を決めているということですか…!)

桃華(なんという執念…! 千枝さんを侮っていましたわ!)

晴(早く風呂入りたい)

千枝「反論がなければ、千枝はPさんと一緒にお風呂に入ります!」

ありす「くっ、このままでは論破されてしまいます!」

桃華「なんとかしなければ…晴さん、何かありませんの!?」

晴「いや、オレに言われてもな」

千枝「どうやら決まりのようですね。それでは千枝は…」

モバP「それじゃ千枝はお姉ちゃん達と一緒に風呂に入ってくるといい」

千枝「……………あれ?」

晴「すげー! 風呂でけー!」ザブーン

ありす「ちょっと晴さん! 飛び込まないでください! ていうか先に体を洗ってください!」

桃華「これが露天風呂ですのね!」キラキラ

千枝「おかしいです。作戦は完璧だったはずなのに…」

ありす「確かに、危うく論破されるところでした」

桃華「わたくしはPちゃまを信じていましたわ」

千枝「うぅ、Pさん本人から反論されるとは思ってなかったのが千枝の敗因です…」ガクッ

晴「よっし、さっさと体洗っちまうか」

桃華「開放的すぎて、まだ慣れませんわ…」キョロキョロ

晴「他に誰もいないんだから気にすんなって。タオルなんか取っちまえよ」

桃華「晴さんの潔さには惚れ惚れしますわね」

千枝「ありすちゃんの髪、きれいでいいなぁ。千枝も伸ばしたら大人っぽく見えるかなぁ」

ありす「髪を褒められるのは嬉しいんですが…」


乳くらべ

晴(74) > 千枝(73) > 桃華(72) >>>> ありす(68)


ありす(おかしいです。桃華さんはともかく、ガサツな晴さんや年下の千枝さんにまで負けているとは)

ありす(とはいえ、女性は中学生くらいまでは成長期。大丈夫、まだまだ希望はあります)

ありす(私は、ほんの少しだけ皆さんよりも成長期が来るのが遅いだけ…)ジー

千枝「あ、ありすちゃん、そんなに見られたらちょっと恥ずかしいよぅ」

ありす「あっ、す、すみません。決して胸が羨ましいとかそういうわけではなくてですね」

晴「なんだありす、胸が小さいの気にしてんのか?」

ありす「気にしてないです!」

桃華「そうですわ。成長の度合いは人それぞれですから、気に病むことではありません」

千枝「千枝は早く大きくなりたいなぁ」

晴「そうかー? こんなんあっても、サッカーするのに邪魔なだけだぞ」

ありす「晴さんは頭に栄養がいく代わりに胸にいってるんですかね」ボソッ

晴「ああ? それじゃありすは、いつもいらんこと考えすぎてるから胸に栄養がいってないんか?」

ありす「なっ! 失礼なことを言わないでください!」

晴「先に言ってきたのはそっちだろ!」


ギャーギャーワーワー!!


千枝「またやってる…」

桃華「いつも仲がいいですわね」




晴「で、どうすんだ?」

ありす「斑鳩のこと…ですよね」

千枝「Pさんのプレイ、すごかったです」

桃華「見事でしたわね」

ありす「確かに、3面以降は今までのようにはいかなさそうですね」

晴「あきらめんのか?」

ありす「…いえ、Pさんは攻略に時間がかかるとは言ってましたが、私達には無理とは言ってませんでした」

桃華「それでは…」

ありす「クリアできる可能性があるのであれば、私は続けたいと思っています」

千枝「よかった…千枝もそう思ってました!」

晴「そうこなくっちゃな」

ありす「何より、せっかくここまでやってきたのに途中で投げ出すというのは、単純に悔しいですしね」

桃華「素晴らしい意気込みですわ」

千枝「また一緒に頑張りましょう♪」

ありす「これまで通り、時間のある時に個人練習して、週に一度くらい集まって成果を報告するのがいいですかね」

晴「なあ、それオレも参加していいか?」

桃華「わたくしもお願いしたいですわ」

千枝「もちろんです!」

ありす「ええ。これまでやってこれたのは千枝さんがいてくれたおかげですし、仲間が増えるのは私としても大歓迎です」

千枝「千枝もうれしいです♪」

晴「よろしく頼むぜ!」

千枝「それじゃ、リーダーのありすちゃんにあいさつをしてもらいましょう」

ありす「リーダー? 私がですか?」

千枝「うんっ♪」

ありす「そんないきなり言われても…それに、こういうのは皆で話し合って決めるものでは」

晴「いいんじゃねーの。オレと桃華は後から入ったんだし」

桃華「そうですわね。千枝さんがそれでよければ、わたくしとしても異存はありませんわ」

千枝「ありすちゃん、リーダーをお願いしてもいいですか?」

ありす「ほ、ほんとに私でいいんですか?」

千枝「お願いしますっ」

ありす「…わかりました、それでは、私がリーダーを務めさせていただきます」

桃華「それではありすさん、あらためてご挨拶をお願いいたします」

ありす「は、はい!」

ありす「えっと、こ、このたび、斑鳩チャレンジのリーダーとなりました、橘ありすです」

ありす「精いっぱい頑張りますので、皆さんどうぞよろしくお願いします」

千枝「頑張ろうね!」パチパチパチパチ

桃華「よろしくお願いいたしますわ」パチパチパチパチ

晴「よろしくなー」パチパチパチパチ

ありす「ところで、リーダーって何をしたらいいですかね」

千枝「うーん…」

桃華「集まる日を決めて連絡したり、まとめ役をしていただければよいのでは?」

晴「なあ、せっかくだから最初に声出ししてくれよ」

ありす「? なんですかそれは」

晴「『やるぞー!』『オー!』でも何でもいいからさ、気合入れていこうぜ!」

桃華「炎陣のお姉様方がやっていたような感じでしょうか」

千枝「賛成です!」

ありす「わ、わかりました。やってみます」

ありす「えー、それでは皆さん、頑張って斑鳩を…」

晴「声がちいさいぞー」

ありす「ええっ、そ、そうですか?」

晴「拓海ねーちゃんみたいにやってくれよ!」

桃華「そこまでではなくても、大きな声でというのは賛成ですわ」

千枝「お願いしますっ♪」

ありす「わ、わかりました」


ありす「皆さん! 斑鳩のクリアを目指して頑張りましょう!!」

ちえももはる「「「オーッ!!」」」




ありす「お風呂あがりました」

モバP「おう、おかえり。どうだった?」

千枝「いいお湯でした♪」

桃華「露天風呂は初体験でしたが、素晴らしかったですわ」

晴「泳げるくらい広かったぜ!」

モバP「おい」

ありす「わ、私は止めましたよ!」

桃華「わたくしも止めましたわ!」

晴「最後には一緒に遊んでたじゃねーかよ」

千枝「えへへっ、楽しかったです!」

モバP「まあ、堪能してきたのなら何よりだ」

ありす「それでPさん、少しお話があるのですが」

モバP「ん、斑鳩についてか?」

ありす「はい。皆さんと話し合って、今後も続けていこうということになりました」

モバP「おお、そうか。良かった」

ありす「これまでのようにはいかないかもしれませんが、力を合わせて頑張ろうと思います」

桃華「わたくしも微力ながらお手伝いさせていただきますわ」

晴「オレもやるぜ」

モバP「晴…勉強は…」

晴「やるよ! …たぶん。つーか、何でオレだけに言うんだよ」

モバP「日頃の行いがなあ」

ありす「何度宿題を手伝ったことか」

桃華「フォローできませんわ」

晴「ぐぬぬ」

千枝「勉強も斑鳩も頑張りましょう♪」

ありす「それと、私がリーダーを務めることになりました」

モバP「了解」

ありす「まだ何をするか具体的には決まっていませんが、よろしくお願いします」

晴「今のところ、とりあえず声出し係かな」

モバP「声出し?」

桃華「先程、露天風呂で気炎を上げてきましたの」

晴「がんばるぞー! オー!! っつってな」

千枝「Pさんも一緒にやりましょう!」

桃華「そうですわね。リーダー、よろしくお願いしますわ」

ありす「わかりました。Pさんもいいですか?」

モバP「ああ」

ありす「それでは…」


ありす「斑鳩のクリアを目指して頑張りましょう!!」

全員「オーッ!!」




桃華「あら千枝さん、どちらへ行かれるんですの?」

千枝「Pさんの背中を流してきます♪」

ありす「まだ諦めてなかったんですか…」

千枝「一緒にお風呂は入れなかったけど、背中を流すだけなら問題ないですよね」

桃華「問題しかありませんわ」

ありす「そうですよ。それに、後で早苗さんにしばかれるのはPさんですよ。それでいいんですか?」

千枝「それじゃ、早苗さんに許可をもらえればいいですか?」

桃華「それはまあ…」

ありす「いいですけど…絶対許可は下りないと思いますが」

千枝「ちょっと電話で聞いてみますね♪」



プルルルル…プルルルル…


千枝「こんばんわ、千枝です。今ちょっといいですか?」

千枝「はい、そうです。今はロケで旅館に…それで、温泉でPさんの背中を流してあげたいんですけど」

千枝「えっ、ダメですか? 千枝、日ごろの感謝をPさんに伝えたいんです」

千枝「大丈夫ですよ、水着を持ってきてますから!」

千枝「えぇ~、どうしてもダメですか? この前早苗さんは温泉でやってたのに、ずるいです!」

千枝「オトナだから…ですか。でも、茜さんと笑美さんも一緒でしたよね」

千枝「なんで知ってるかって? えへへ…ナイショです♪」


※参考
http://i.imgur.com/VbKwDjv.jpg

桃華「なにやら揉めているようですわね」

ありす「まあ、早苗さんが許可を出すとは思えないですし」

晴「なあ、せっかく泊まりに来てるんだから、みんなでゲームでもやろうぜ」

ありす「そうですね。斑鳩以外に何か全員でできるパーティーゲームでもあるといいんですが」

桃華「パーティーゲーム…社交ダンスでもなさるんですの?」

ありす「いえ、桃華さんが想像しているようなパーティーではなくてですね」

晴「お、千枝が戻ってきたぞ。こっちで一緒にゲームやろうぜー」

ありす「どうでした…って、聞くまでもないと思いますが」

千枝「電話をスピーカーにしたので、早苗さんから直接聞いてください♪」

桃華「?」

早苗『みんな…水着を着用するなら…P君の背中を流すことを許可…します』

ありもも「「!?!?」」

千枝「だ、そうです♪」

早苗『ありすちゃん、桃華ちゃん…年下の子の面倒を見てあげて…』(千枝ちゃんがやらかさないように見張っておくのよ…)

ありす(なんだか悲痛な心の声が)

桃華(聞こえてきたような)

晴「早苗ねーちゃん、オレも2人と同い年なんだけど」

早苗『それじゃ…よろしく…頼んだわよ…』プツッ

晴「おーい、ねーちゃーん! なんだよ、オレのこと忘れんなよ…」

ありす「ちょ、ちょっと千枝さん! 早苗さんと何を話したんですか!?」

桃華「そうですわ! 酔っぱらってグデングデンになっていても、元警官らしく締めるところはしっかり締めていた早苗さんが、あのような事を言うなんて…」

千枝「ナイショです♪」

ありす(いったい何を話したのか…)

桃華(底が知れないですわ)

晴「早苗ねーちゃん、オレのこと忘れちまったのかな…」

ありす「いえ、そんな事はないと思います。晴さんにはまだそのままでいて欲しいという、早苗さんの心遣いかと」

桃華「恐らくこの中で一番純真なのは晴さんでしょうから。その清らかな心を大切にしてくださいまし」

千枝「~♪」

晴「意味がわかんねーよ…」

千枝「それじゃ、みんなでPさんの背中を流しに行きましょう♪」

ありす「ところで千枝さん、早苗さんは水着ならいいと言ってましたが、どうするんです?」

千枝「こんなこともあるかと思って、ちゃんと持ってきてますよ!」

桃華(完全に最初から狙っていましたわね…)

ありす「はぁ…まあ早苗さんの許可が下りた以上、仕方ないですね。桃華さん、私たちも着替えましょうか」

桃華「わ、わたくしもですの!?」

ありす「千枝さん1人というわけにはいかないでしょう。早苗さんにも頼まれてしまいましたし」コソコソ

桃華「ですが、嫁入り前に殿方と一緒に入浴なんて…」コソコソ

ありす「私も突然のことで心の準備ができていませんが、橘流論理武装によって水着だからセーフということで折り合いを付けました」コソコソ

桃華「水着だからセーフ…」コソコソ

ありす「温水プールみたいなものです。りぴーとあふたみー。水着だからセーフ」コソコソ

桃華「水着だからセーフ、水着だからセーフ…確かに、そんな気がしてきましたわ」コソコソ

千枝(もういいですか?)

ありす(内緒話の意味がなくなるので割り込んでこないでください)

晴「で、どうすんだ? これからPのところに行ってくるんか?」

千枝「はいっ♪」

ありす「仕方ないですね」

桃華「わたくしも行ってまいりますわ」ドキドキ

晴「あっそ。それじゃオレは1人でゲームでもやってるか」

千枝「晴ちゃんは行かないんですか?」

晴「オレは水着なんか持ってきてねーしな。3人で行ってこいよ」

千枝「千枝が2着持ってきてるから、貸してあげますよ♪」

晴「は? なんで2着も持ってんだよ」

千枝「Pさんの好みが分からなくて、学校の水着と大人っぽいビキニと両方持ってきたんです。取ってきますね」トテトテ

ありす「どれだけ準備万端なんですか」

桃華「まったくですわ」

晴「別に留守番してるからいいっつーのに」

ありす「とか言って、本当は少し寂しかったんじゃないですか?」

晴「そ、そんなことねーよ!」

桃華「晴さんは、Pちゃまが忙しくて相手をしてくれない時などに受け答えが少々ぶっきらぼうになりますわね。先程のように」

晴「違うっつってんだろ!」

千枝「持ってきましたよー」

千枝「これとこれなんですけど…」

晴(なんだよあれ、布が少なすぎるだろ。あんなの着せられてたまるか)

晴「そ、そっちの大人っぽい方がいいんじゃないか?」

千枝「やっぱりそうかな…Pさん喜んでくれるかなぁ」

晴「おう。絶対そっちの方がいいって!」

ありす(ピコーン)

ありす「そういえば、Pさんは私のスクール水着姿をよく似合ってると褒めてくれましたね」

桃華(ピコーン)

桃華「わたくしも可愛いと言ってもらえましたわ♪」

晴「おい!?」

ありす「わざわざ衣装にスクール水着を用意するくらいですし、Pさんはそっちの方が好きなんじゃないですかね」

桃華「そうですわね。無理に背伸びをせず、等身大の自分自身をお見せする方がいいと思いますわ」

千枝「うーん…」

晴「まてまてまて、絶対ビキニの方がいいって! オレが言うんだから間違いない!」

千枝「うーんうーん………」

千枝「…決めました。千枝は学校の水着にします!」

晴「うおォォイ!!?」

千枝「それじゃ、晴ちゃんにはこっちを貸してあげますね」

晴「落ち着け! 考え直せ千枝!!」

桃華「きっとPちゃまも千枝さんにお似合いと言ってくれますわ」

ありす「そうですね。それに私と違ってスタイルのいい晴さんは、そっちの水着が似合うんじゃないですか」フフフ

晴「悪かったって! カンベンしてくれよマジで!!」

千枝「それじゃ着替えましょう♪」

ありす「早くしないとPさんが上がってしまうかもしれませんしね」

桃華「参りましょう」

晴「ちょ、おい3人でひっぱるな! やめろって! お願いします! なんでもしますから!!」ズルズル





モバP「はぁーーーー、すごいな露天風呂。こんなの1人占めできるなんて、もうないだろうな」

……………
……!!………!!!!
…………♪
………………

モバP「ん?」

千枝「Pさん、背中を流しにきましたよ♪」

モバP「千枝!?」

千枝「千枝だけじゃないですよ~」

ありす「こんばんわ…」

桃華「し、失礼いたしますわ」

モバP「ありす!? 桃華!? それに晴…お前その格好」

晴「こっち見んな! ぶっとばすぞ!」

モバP「マズいって言っただろ!? こんなんバレたら早苗さんに●されちまう!」

千枝「ちゃんと早苗さんには許可を取ったので大丈夫ですよ?」

モバP「………………………は?」

千枝「水着でならいいと言ってました♪」

モバP「うっそだろお前」

ありす「信じられないかもしれませんが、事実なんです」

桃華「いったい千枝さんがどんな手を使ったのか、想像もつきませんわ…」

千枝「ということで、湯船から上がってください♪」

ありす「やるからには手は抜きません。さあこちらへ」

モバP「ちょ、待て、引っ張るな! せめてタオルを…」

桃華「不束者ですが、よろしくお願いいたしますわ」

晴「うるせー! もうヤケだ! さっさと上がれ!」

モバP「あぁ~」

あと少しだけつづく

無事に温泉回も書き上げることができ思い残すことはもうありません

最後にちょっとした後日譚を書いて完結となります

もっと(温泉回を)続けてもええんやで?

>>299
そう言ってもらえると嬉しいしいつまでも一緒にお風呂に入っていたいのも山々ではありますが
というか脳内ではいつもそんな感じですが
今回で完結となります

~~~~~~~~~~~~~~

    一年後

~~~~~~~~~~~~~~

モバP(ソワソワ ソワソワ)

ありす「もう、Pさん。少し落ち着いてください」

モバP「だって、なあ…こんな大勢の前でプレイするのは初めてだろう? 大丈夫か?」

千枝「大丈夫ですっ♪」

ありす「大勢の前に立つのはライブも一緒じゃないですか」

モバP「それはそうなんだが、今日はいつもとは違う環境だし…」

ありす「極力安全なパターンを作成して、この日のために練習を積んできたんですよ。心配し過ぎです」

千枝「そうですよ。ちょっとだけ稼ぐようにしたから、1あっぷもするようになりましたし」

モバP「いや、そうは言っても、一度ミスするとそこから一気に崩れることだってあるし…」

ありす「まったくもう。普段のライブのように送り出してくれればいいのに」

千枝「いつも通り笑顔で『それじゃ行ってこい』って言ってほしいです♪」

モバP「2人とも頼もしくなったなあ…」

晴「大丈夫だって。いざとなったら途中からオレが代わってやってもいいしな」

桃華「わたくしもおりますわ♪」

ありす「ふふっ、心配には及びませんよ」

千枝「晴ちゃんと桃華ちゃんは実況と解説をお願いしますねっ」

スタッフ「そろそろ準備をお願いします」

ありす「ほらPさん、最後にひとことお願いします」

モバP「…そうだな。今日はいつもとは違うライブだからどうなるかと心配もあったけど、皆の顔を見て成功を確信したよ」

モバP「もう俺からどうこう言うこともないから、思いっきり楽しんでこい!」

ありす「わかりました」

千枝「いってきます!」

晴「オッケー!」

桃華「お任せください」

ありす「それでは千枝さん、行きましょう」

千枝「うんっ」

ありす「ブラック・アリスと」

千枝「ホワイト・チエの」

千枝ありす「「斑鳩チャレンジ!」」


ということで、斑鳩チャレンジはこれにて完結となります(オマケ動画がありますが)

『千枝にブルマ、ありすにスク水を着せたいだけの人生だった』

と、夏の熱気に誘われて出オチ気味に書いたときは、続きを書くことになるとは思ってませんでした。

基本的に妄想を形にしただけなので、最後まで楽しんで書くことができてよかったです。


それと、完結記念の動画を作成してみました。

Pがプレイしてる感じにしようかとも思ったんですが、せっかくなので千枝ありすがプレイしてるっぽく。

『完』の後どうなったのか…というイメージです。

よければご視聴ください。

結果は君の目で確かみてみろ!


ニコ動
http://www.nicovideo.jp/watch/sm30490323

Youtube
https://youtu.be/qWaaAZTUu2Y

最後に温泉回のボツネタ

>>296から分岐


モバP「いや、そうは言っても、さすがに常識的にマズいだろ!」

千枝「Pさん…千枝は知ってるんですよ?」

モバP「な、何をだ!?」

千枝「Pさんはマズいとは言っても、明確な拒否は一度もしてないですよね?」

ありす「!」

千枝「早苗さんに知られたら…とか、常識的に…とか言いながらも強く否定しないのは、実は望んでいるんじゃないですか?」

桃華(そんなところにまで気づいていたのですか…)

モバP「い、いや、しかしだな…」

千枝「大丈夫です。早苗さんの許可はありますし、ほかのお客さんがここに来ることもありません」

千枝「それに、千枝たちは水着を着ているので、問題は何もないですよ♪」

千枝「さあ、湯船からあがってください」


この後めちゃくちゃ。


以上です。

お付き合いいただき、ありがとうございました。

HTML化依頼出してきます。

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