ルルーシュ「恋はパワーなんだろ?」シャーリー「うん!」(147)

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ご都合主義です 主はルルシャリ好き
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~生徒会室~
ルルーシュ「なぁ、シャーリー。前に俺に言ってたよな... 恋は...何だっけ」カタカタ
シャーリー「!? あ、あれは...その...」カァァァ
ルルーシュ「思い出させなくて、夜も安眠出来ないんだ...頼む 教えてくれ」
シャーリー「...恋はパワー だよ!」
ルルーシュ「そうか...ありがとう これで安眠出来るよ」

シャーリー「でも、何でそんなこと聞いたの?」
ルルーシュ「ああ...最近、その言葉を思い出したことで上手く行ったことがあったからな...」
ルルーシュ(あの時...あの言葉を使わなかったら...朴念仁って言われただろう...あらゆる方面から...)

すみません、初めてなので...アドバイスお願いします


シャーリー「そ、そう...なら、良かった...」

ルルーシュ「そういえば...恋はパワーの後に続いてたよな... 最後に確か『私も』とか言ってたような...」

シャーリー「」


ルルーシュ「あの言葉の後には何を言いたかったんだ?」スットボケ

シャーリー「えっ... う、うーんと... な、何というか...」カァァァァァ

シャーリー(言えないよ...好きな人のことを思うと力が出る その相手はルルなんて...)

ルルーシュ「シャーリー? 顔が赤いぞ?気分が悪いのか?」ユサユサ

ガタッ

シャーリー「ルルの朴念仁!」パーン


タッタッタッタッ

ルルーシュ「何故だ...ビンタされるようなことなんか言ったつもりは無いのに...」ヒリヒリ

ミレイ「何かしたの?ルルーシュ。 シャーリーがすごい勢いで走って行ったけど」ウィーン

ルルーシュ「あっ、会長。さっき、シャーリーに質問をしたら、赤くなって...大丈夫かと肩を揺すったら、これですよ...」

ミレイ「大方、変な質問をしたんでしょ...ルルーシュは乙女心がわからないもんねー」

ルルーシュ「な!? そんな、訳、無いでしょ」

ミレイ「動揺が見えてるわよ...」

ミレイ「そういう時は、追いかけて弁解でもした方が良いと思うわよ 今後のことに影響あったら困るし...」

ルルーシュ「はぁ...仕方ないですね...追いかけて来ます」ガタッ スタスタ ウィーン

ミレイ(これで、2人の仲が少しでも良くなったら良いのだけど...まぁ、期待しないけどね)

~屋上~

シャーリー「恥ずかし過ぎてここまで来ちゃった...しばらく、ルルの顔が見れないよ...」

ルルーシュ「見つけたぞ、シャーリー」

シャーリー「」 ガタッ

シャーリー「ど、どうして...ここに居るってわかったの...」アセアセ

ルルーシュ「君はいつも、困ったら外に出るからな...外を見ても居ないからここだと思ったんだよ...」

シャーリー(えっ...そんな癖があったの...気付かなかった...)

シャーリー「それで、どうして追いかけて来たの!」プンプン


ルルーシュ「照れ隠しに怒る か...わかりやすいな、君は...」

シャーリー「うっ... は、話を逸らさないで!どうして追いかけて来たのかって聞いてるでしょ」

ルルーシュ「ああ...会長に君が出て行った経緯を話したら、追いかけろって言われてな...」ハハ...

シャーリー「そうなの...ルルは相変わらず会長に頭が上がらないね...」ハハ...

ルルーシュ「そうだな...」

~その頃~

ミレイ「クシュン!」

リヴァル「会長!風邪でも引きましたか!?」

ミレイ「違うわよ、誰が噂をしているんでしょ。いい噂ならいいけどね。」

ルルーシュ「それで、さっきの続きだが...俺は考えるに あの言葉は 好きな人を思うと力が出るって続くと見るのだが...どうなんだ?」

シャーリー(そこまで、わかるなら聞かないでよ...ルルの馬鹿...)

シャーリー「合ってるよ。一言一句間違いなくね」

ルルーシュ「そうなのか...俺もシャーリーのことを考えると力が出るよ(あの時は助かったな...)」

シャーリー(そうなんだ...えっ!? も、もしかして...ルルって...私のこと...)カァァァァ

ルルーシュ「ん?どうした、シャーリー。また顔が赤いぞ、保健室に行くか?」

シャーリー「だ、大丈夫だよ。それよりね、ルル...私...」

キーンコーンカーンコーン

ルルーシュ「もうこんな時間か...シャーリー、すまないが今の続きはまた今度にしてくれないか?」

シャーリー「う、うん...」

シャーリー(言える訳無いでしょ...恥ずかし過ぎるよ...)

一気に場面が飛びます。描写下手ですみません...


シャーリー、ロロに撃たれルルーシュが発見し、駆けつける

ルルーシュ「シャーリー!大丈夫か!」

シャーリー「ルル...良かった...最後に話せて...」

ルルーシュ「最後じゃない!今、医者を呼ぶから」ガサゴソ

シャーリー「いいの」 スッ

ルルーシュ「えっ?」

シャーリー「私ね・・・記憶が、戻って、すごく怖かった・・・ 偽者の先生、記憶がない友達・・・みんなが、嘘、ついてる・・・世界中が・・・私を狙っているような気がして・・・ ルルはこんな世界で、一人で戦っていたんだね・・・たった一人で・・・ だから・・・私・・・私だけは・・・ルルの本当になってあげたいって・・・」

ルルーシュ「シャーリー...」

シャーリー「私ね...ルルが好き。 お父さんを巻き込んだって分かってても...嫌いにはなれなかった...。
ルルが全部忘れさせてくれたのに...それでも...また、ルルを好きになった...記憶をいじられても...また、好きになった...」


ルルーシュ「お、おい! シャーリー、死ぬな!」キュィィーン

シャーリー「何度生まれ変わっても...きっとまた...ルルを好きになる...これって、運命なんだよね?」

ルルーシュ「駄目だ!シャーリー、死ぬな、死ぬんじゃない!」キュィィーンキュィィーン

シャーリー「だから...いいよね?ルル...生まれ変わっても...ルルを好きになっても...何度も...何度も...好きになる...か、ら...」パタッ

ルルーシュ「そんな...シャーリー!俺はまだ返事をしていない!せめて、返事を聞いてからにしてくれ!俺は君が好きだ!恋はパワーなんだろ!?まだ、君に言いたいことが沢山あるのに...だから、シャーリー...死ぬなァァァァァァァ」キュィィィィィィィーン


後にナナリーが意志の力で眼を開いたように、ギアスもまた、意志が込められるとその力は強くなる。ルルーシュはシャーリーへの愛により、無意識のうちにその力を高めていた...それにより、ほんの少しだけ...『運命』が変わった...

シャーリー「」ピクッ

ルルーシュ「ん?今、手が動いたような...まだ、間に合うのか!?だ、誰か...誰か居ませんかァァァァァァァ」

ウォォォォォン

ルルーシュ「なっ!?紅蓮!?でも...形状が違うような...」

ガシャン

咲世子「どうしましたか?ルルーシュ様」

ルルーシュ「咲世子!どうしてここに!」

咲世子「先程、ルルーシュの声が聞こえましたので...」

~少し前~

カレン「もうすぐ、斑鳩です。」
咲世子「そうですね...ん?」

シヌナァァァァァァァ

咲世子「今...ルルーシュ様の声が聞こえたような...」

カレン「そんな訳無いでしょ...こんな処にルルーシュなんて...って、居た!?」

咲世子「どうやら、お困りのようですね...すみません、カレンさん、ルルーシュ様の元に行ってくれませんか?」

カレン「もちろんよ」ウォォォン


ルルーシュ「そういうことだったのか...あれは聞こえてたのか...それで、咲世子、辛うじてまだ、シャーリーは生きている。どうにか出来ないか?」

咲世子「わかりませんが...出来る限りのことはしてみます。」サッ パサパサパサ

ルルーシュ「頼むぞ...シャーリー...生きてくれ...」

カレン(な、何か私にも出来ることは無いかな...)オロオロ

咲世子「ルルーシュ様。」

ルルーシュ「どうした?」

咲世子「出来る限りの処置はしました...が、このままだと死んでしまいます...せめて、医療設備が整う所ならば...」

ルルーシュ「斑鳩、斑鳩はどうだ?」

咲世子「そこなら大丈夫かもしれませんね...しかし、紅蓮は私とカレンさんで一杯...私は出ても良いのですが...まだ、操作方法が解りきってないので、少し不安です...」

ルルーシュ「そんな...シャーリーは...助けられないのか?!」


ウォォォン

カレン「あれは...斬月!?」

ガチャン

藤堂「どうした、紅月」

ルルーシュ「貴方は...奇跡の藤堂!?(咄嗟の機転で知らないふりをする)」

藤堂「いかにも。少年、君の叫びは聞こえたぞ」

ルルーシュ「俺の...叫びが?」

藤堂「うむ。」


~カレン達が聞くのと同時刻~

藤堂「ここも安定したか...」

藤堂「千葉、支援に行ってくる。大丈夫か?」

千葉「大丈夫です。」

藤堂「そうか、行ってくる。」

藤堂「....ん?」

シヌナァァァァァァァ

藤堂「何だ?この声は...内容からして不吉だな...行ってみるか」ウォォン

今日はここまで、続きは明日書きます。


ルルーシュ「それで、シャーリーを安全な所に運ぶことら出来るのですか?」

藤堂「そのことか。安心してくれ、非常時に負傷者を運ぶことが出来るように操縦席を広くしておいた。担架をあるから...紅月、すまないが運ぶのを手伝ってくれないか?」

カレン「はい!今出しますね」ガサゴソ

藤堂「よし、では持つぞ。せーのっ、よいしょ。次は持ち上げるからな。せーのっ......ここ、低くなってるから気を付けろよ...よし、これでいい。」

ルルーシュ「あの、俺も一緒に行っていいですか?」

藤堂「うーん...狭くなるが...大丈夫か?」

ルルーシュ「大丈夫です。」

藤堂「よし、なら行くとしよう。紅月、斑鳩でいいか?」

カレン「お願いします。」


--斬月 コックピット内--

ルルーシュ「シャーリー、もう少しだ。もう少しだけ、頑張ってくれ」

藤堂(少年の想いを無下にしない為にも、手遅れにならないようにしなくてはな...)

ウォォォン

--斑鳩内--

藤堂「よし、手術をしよう。だが...あいにく、私はそこまで上手くなくてな...あと2人...それなりの知識を持ってると嬉しいのだが...誰か居ないか?」

咲世子「医療知識はある程度あります。役に立てるかどうかわかりませんが、手伝わせて下さい。主の想い人を死なせたくありません。」

藤堂「うむ、ありがとう。誰か、もう1人居ないか?」

シーーン

藤堂「誰か、誰か居ないか?...居ないか...なら、仕方ない、2人で..」


ウィィーン

千葉「藤堂さん!手伝わせて下さい!」

藤堂「千葉...知識はあるか?」

千葉「解放戦線時に、何回か重症の患者を手術したことがあります。お役に立てるかどうかわかりませんが...」

藤堂「いや、充分だ。2人とも、手を貸してくれ」

咲世子 千葉「「はい!」」

ルルーシュ「お願いします...シャーリーを助けて下さい!!」

藤堂「全力を尽くしてみるよ」

ウィィーン

カレン「ルルーシュ...」

--数時間後--

ルルーシュ「まだか...シャーリーは、助かったのか?」

ウィィーン

ルルーシュ「シャーリーは...シャーリーは助かったのですか?!」

藤堂「容態は安定した...後は回復するのを待つしかないな...」

ルルーシュ「良かった...助かったのか...」

カレン「良かったね、ルルーシュ...」

藤堂「ルルーシュ...君の名前か?」

ルルーシュ「は、はい!」

藤堂「そうか...いい名だな...」


--数日後--

ルルーシュ「シャーリー...正直驚いたよ...まさか、ここまで回復するのが早いなんて...これもギアスの力なのかな?...」

シャーリー「確かに...ギアスの力かもしれないけど...ルルの愛が私を助けてくれたんだよ!あの時、死ぬって思ったもん...だから、あんな恥ずかしい告白が出来たんだよ」モジモジ

ルルーシュ「あの告白のおかげて俺は君への想いに気付くことが出来た...ありがとう、シャーリー...酷い仕打ちをしてしまっても、俺のことを愛してくれて...」ギュッ

シャーリー「ルル...恥ずかしいよ...」カァァァァ

ルルーシュ「人目なんか構うもんか。それより、シャーリー。あの時の返事は聞いてくれたか?」

シャーリー「う、うん...おぼろげながら...覚えているよ。嬉しかった...あの言葉でまだ、生きたいって思えた...ルルと離れたくないって」


シャーリー「ねぇ、ルル...スザク君にも言ったけど...許せないことって無いの。それはきっとルルが許せないだけ...私はもう許したから...」

ルルーシュ「シャーリー?...まさか、俺が君が撃った奴を捜し当てたのを知ってるのか!?」

シャーリー「うん...ルルがロロ君を見る目がいつもよりもきつくなっていたから...あのね、ルル...ロロ君はルルのことを想ってるんだよ。あんなやり方は間違ってるけど、それでも...ロロ君を許してあげて?お願い」

ルルーシュ「シャーリー...君はやはり強いな...君が居れば俺は何だって出来る気がするよ...わかった...ロロを許すよ...」

シャーリー「ありがとう、ルル...ねぇ、またいつか、みんなでパーティやろうよ。会長と...リヴァルと...ルルと...私と...ロロ君と...スザク君と...あとナナちゃんも!」

ルルーシュ「そうだな...必ずしよう」


カレン「ちょっと...私を忘れないでよ」

ルルーシュ「カレン...来てたのか。まだ、授業には早いぞ」

カレン「シャーリーが大怪我をしたって聞いて、居ても立っても居られなくてね...シャーリー、大丈夫?」

シャーリー「うん、もう大丈夫だよ。」

ルルーシュ(でも、改めて考えると不思議だな...捕まったカレンがこんなにも早く戻ってくるなんて...)

ルルーシュ「ちょっと、カレン。いいか?」

カレン「ん?何?...って、そんなに引っ張らなくても...」

タッタッタッタッ

シャーリー「相変わらずだね...2人とも」ハァ...

--少し離れたところ--

ルルーシュ「あの時は聞けなかったが、どうして、捕まった君があんなにも早く帰ってきたんだ?」

カレン「ああ...あれね...確かに捕まったんだけどね...」

--カレンが捕まった後--

スザク「カレン、少し狭いがここに居てもらうよ」ガチャン

カレン「充分広いと思うけど...」

ウワーソウサクイヨクガトマラナイー チョットロイドサンヤリスギデスヨー

カレン「なんか、騒がしいけど...」

スザク「ああ...ロイドさん達のことだね。君の紅蓮を見た瞬間に興奮しちゃって...改造したくてたまらないって言ってあれだよ...確か、試作のものも付けてみるとか言ってたな...」

カレン「はぁ...私の紅蓮が...」

スザク「まぁ、君は囚われの身だから何も出来ないから諦めるんだね」スタッ タッタッタッ


カレン「スザク...相変わらず、ウザいな...」

タッタッタッタッ

カレン「...ん?スザク?それにしても早いけど...」

咲世子「カレンさん、大丈夫ですか?」

カレン「咲世子さん!?どうしてここに?」

咲世子「買い物の帰り道に紅蓮が捕まったのを見て...急いで追いかけて来ました。」

カレン「でも、ここ...警備が厳重だと思うけど...」

咲世子「ダンボールを被って行ったら『なんだ...ダンボールか...』って言って余裕で通れましたよ。」

カレン「何それ、ザルじゃない...」

咲世子「それより、カレンさん。ここから出ますよ。」ガチャ

カレン「相変わらず、行動が早いわね...」


咲世子「これでも、忍者の血を引いていますから。」

カレン「初耳ですよ...もしかして、紅蓮も?」

咲世子「ええ、既に押さえています。少し、形が変わっていましたけど...」

カレン「形が変わってる?! まさか...」タッタッタッタッ

紅蓮聖天八極式 バァァーン

カレン「」

カレン「幾らなんでも早すぎでしょ...やることが...」

咲世子「押さえる時に満足気な2人組が居ましたからあそこに縛って置きました。」

ロイド セシル「「うーうー」」ジタバタ

カレン「......行きますか」

咲世子「そうですね。」

カレン「えーと...操縦方法は基本前と同じかな?...よし、行きます。」

ウィィーン

カレン「でも、何処か操縦方法が違うような...まぁ、いいか。」


ルルーシュ「その後、俺が叫んでいるのを聞いて来たと...」

カレン「うん。咲世子が来なかったら、もっと遅くなってたかもね。」

ルルーシュ「そうしたら、救出作戦でも建てていたかな...」

タッタッタッタッ

シャーリー「2人とも~授業が始まるよ~」

ルルーシュ「もう、そんな時間か。行くぞカレン」

ルルーシュ(シャーリーは助かったが...そろそろギアスの源を断つべきだな...もう1人のコード V.V. ...これ以上、ギアスによる悲劇を起こさない為にも何とかしなくては...)


この後は原作と同じようにジェレミアの回線を使って、V.V.と通信、逆探知して、攻める。追い詰めるもシャルルが現れてV.V.のコードを奪い、逃走。ルルーシュは後を追う...シャルルにギアスを使うが、コードの力で生存。その後、C.C.が現れて、Cの世界に飛ばされ、C.C.の過去、本当の願いを知り、死のうとするC.C.を説得し、共に元の世界に戻るがC.C.は記憶を失った...という流れです。

ここら辺は、完全に原作と同じなので、書く必要は無いかなと思い、割愛しました(本当は若干きついから...)。


--アッシュフォード ルルーシュの部屋---

ルルーシュ「C.C.が記憶を失ってしまった...さて、どうすればいいかな...」

ピンポーン

ルルーシュ「ん?誰だ?」

C.C.「ご主人様はここで待ってて下さい。私が出ます。」タッタッタッタッ

ルルーシュ「おい、待てC.C.!」

ガチャ

シャーリー「ルル~遊びに来たよ~...ってあれ?貴方は誰?」

C.C.「私ですか?ルルーシュ様のどれ...じゃなかった...付き人です。」

シャーリー(今、奴隷って言いかけたよね...)

シャーリー「そうなんだ...それで、ルルは今居る?」

ルルーシュ「なんだ、シャーリーか...良かった...」

シャーリー「なんだとは失礼ね。せっかく遊びに来たのに。」プンプン


C.C.「あのー、すみませんが、貴方はルルーシュ様にとってどんな人なのでしょうか?」

ルルーシュ「こら、C.C. 初対面の人にそんなことを聞くんじゃない。」

C.C.「ごめんなさい、ご主人様...でも、気になって、つい...」

シャーリー「大丈夫だよ、私は...そうだなぁ...ルルの恋人だよ!」

ルルーシュ「こら、シャーリー。大声でそんなことを言うんじゃない。」アセアセ

シャーリー「だって、本当でしょ?」

ルルーシュ「まぁ、そうだが...」

C.C.「まぁ! 想い人でしたか...これは失礼しました...確か、シャーリー、様ですよね?」

シャーリー「うん...でも、様はつけなくていいよ。恥ずかしいし」

C.C.「いいえ、ご主人様の想い人ということは未来のご主人様のお嫁様。当然のことです!」

ルルーシュ「お、おい...」


シャーリー「そ、そう?照れるなぁ...」

ルルーシュ「シャーリーまで...」

シャーリー「そういえば、ルル。いつの間に新しい人を雇ったの?咲世子さんなら充分じゃないの?困ったら私に言ってね。手伝うから」

ルルーシュ「い、いや...こいつは雇ったんじゃないんだよ...シャーリー ちょっとこっちに来てくれ、事情を話す」グイッ

シャーリー「ちょ、ちょっと ルル~」ズルズル

C.C.「仲睦まじくて、見てる此方も思わず微笑んでしまいますね...ご主人様...シャーリー様を泣かせたら、幾らご主人様でも怒りますよ...」


---------

ルルーシュ「でな、シャーリー。あいつはカクカクシカジカで...」

シャーリー「えっ、記憶喪失!? それで、ルルのことを勘違いしてるの?」

ルルーシュ「ああ...だからといって、突き放す訳にも行かなくてな...あいつには世話になったし...」

シャーリー「そうなんだ...あっ、そうだ。ルル、これからも黒の騎士団として活動していくんでしょ?」

ルルーシュ「ん? ああ、そうだが...」

シャーリー「その時、あの子は置いていくんでしょ? 私、大怪我をしたってことで何日か休めってこの前の授業行った時に言われちゃったし...私が代わりに見ていようか?」

ルルーシュ「えっ?でも、咲世子が居るから大丈夫だが...」

シャーリー「いいの!決定!もう変えられないからね。」

ルルーシュ「はぁ...わかったよ、シャーリー。その時は頼んだ...」

今日はここまでにします...


シャーリー「それにしても...ルルはいつも、とんでもないことを簡単にするね...」

ルルーシュ「とんでもないこと?...ああ、超合衆国のことか...」

シャーリー「確か...昨日だったよね...起きてニュース見たらびっくりしたよ...」

ルルーシュ「それよりも、俺にとってはあのことの方が衝撃だったよ...」

シャーリー「あのこと?」

ルルーシュ「シャルルが生きていたことだ...確かにあそこに閉じ込めたはずなのだが...うーん」

シャーリー「もしかして...C.C.さんが記憶を失ったのと関係してるの?」

ルルーシュ「ああ...あいつがC.C.のコードを奪おうとしてな...俺が飛ばされたCの世界でわかったあいつの本当の願いを叶えてやるってなんとか説得してな...戻ってこれたと思ったら記憶を失ったんだ...ってさっき話しただろ?」

シャーリー「いや~まだ、信じ難くてね...コードとかCの世界とか...まぁ、ギアスがあるから信じるしかないか...」


ルルーシュ「それよりも...シャルルが生きてたことでやばいことになった...」

シャーリー「やばいことって何?」

ルルーシュ「ナナリーの身が危なくなることだ...あいつがナナリーをどうするか心配で仕方ない...」

シャーリー「ルルはナナちゃんのことになると周りが見えなくなるもんね...それで、どうするの?」

ルルーシュ「この手は使いたくなかったが...スザクに頼もう...正体を明かして、事情を話せば理解してくれるはずだ...」

シャーリー「うーん...ルルがそう思うなら大丈夫だと思うけど...誤解が無いように言うんだよ?」

ルルーシュ「わかってるさ。」

シャーリー「なら、いいけど...嫌な予感がするんだよね...」

ルルーシュ「まぁ、用心するよ。」


--------

ルルーシュ「さて...スザクに電話を掛けるか...」プルルル

スザク「...ん?電話が鳴ってる...ルルーシュ!? 何の用だ?」

スザク「もしもし。ルルーシュ、どうした?」

ルルーシュ「スザク...折り入って頼みたいことがある。大切なことだ」

スザク「....枢木神社 覚えているかい?」

ルルーシュ「忘れるはずが無いだろ...俺とお前にとって大切な場所だ。」

スザク「話はそこで聞こう。明日の朝、待ってるよ」ガチャ

ルルーシュ「スザクの奴...何を企んでいるんだ...念のためにどう話すか考えておくか...」


---次の日の朝、枢木神社---

スザク「ルルーシュ...来たか」

ルルーシュ「待たせたな、スザク」

スザク「話を聞く前に1つ、聞きたいことがある。噓偽りなく答えて欲しい。」

ルルーシュ「ああ...嘘はつかない。約束しよう」

スザク「....君は記憶を取り戻しているのかい?」

ルルーシュ「...ああ」

スザク「今のゼロは君なのか?」

ルルーシュ「その通りだ」

スザク「そうか...君には平和に生きて欲しかったのだが...残念だな...」

ルルーシュ「平和?違うな、間違っているぞ。ナナリーが居ない,常に監視下にある...そんな生活が平和だと言えるのか?」

スザク「君のことを思ってだよ...」

ルルーシュ「ふざけるのもいい加減にしろ。そんなことは俺のことを思っていなければ出来ないことだ!」


スザク「....それで、頼みって?」

ルルーシュ「ナナリーを守ってくれないか?」

スザク「えっ?」

ルルーシュ「シャルルが生きていた...このままではナナリーの身が危ない...俺がナナリーを守ることは無理だ...だから、スザク...お前にナナリーを守って欲しい...頼む!」ペコッ

スザク「...君はユフィを撃った...彼女に日本人を撃たせた! 僕は君を許せない」

ルルーシュ「あれは、事故だった...あんなことをさせるつもりはなかったんだ...」

スザク「都合のいいことを...」

ルルーシュ「本当だ!ギアスのことはお前も知っているだろ?あの時の俺のギアスは暴走していた...何気なく言った言葉を...無意識に命令してしまったんだ」

スザク「そんなこと...信じられないよ...」


今日はここまでにします


???「貴方が信じられなくても...私は信じますよ...スザク」

スザク「誰だ!...そ、そんな...君は...」ワナワナ

ルルーシュ「死んだはずだろ....」

ルルーシュ スザク「「ユフィ!!!」」

ユフィ「お久しぶりです、2人とも」ニコッ

スザク「ゆ、夢じゃないのか?!...ルルーシュ、僕を殴れ!」

ルルーシュ「わ、わかった...」ブンッ

スザク「痛っ...夢じゃない...ユフィ!生きてたんだね!」ヒリヒリ

ユフィ「ええ...見てましたよ...今までのこと...全てね」


ユフィ「ブラックリベリオン...スザクのラウンズ昇格...ナナリーがエリア11の提督になる...ゼロの復活...百万のキセキ...色々なことがありましたね...」

ルルーシュ「生きていたのは嬉しいことだが...あの時、俺は確かに君を撃ったはずだぞ...」

ユフィ「それが、しっかりとは当たってなかったのですよ。あの時、貴方は手が震えていた...そんな手が銃を撃ってたら、弾着点がズレる...脇腹に逸れて当たって大事には至らなかったということです。」


スザク「でも、君は確かにあの時、脈拍が止まったはずだ...」

ユフィ「確かに止まりました...でも、スザクが出て行った後、一か八かで電気ショックをして、再び脈拍が動き始めたということです...」

スザク「なら、教えてくれたって良かったじゃないか...生きていたって」

ユフィ「教えられるはずがありません...私は残虐皇女とあだ名が付けられているのですよ?そんな私が生きていたとなったら、また争いが起こる...何処から情報が漏れるかわからないので、内緒にしたということです。幸い、私の治療に関わった人達は私のことを好ましく思っていて、口外しなかったのは幸いですね...」

スザク「ユフィ...君はそこまで考えていて...」

ユフィ「もっとも、動けるようになったのは最近のことですがね」

ルルーシュ「ユフィが...生きていた...俺は...俺は...」ブワァ

ユフィ「ルルーシュ...そこまで泣かなくても...日課で毎朝この神社に


スザク「でも、君は確かにあの時、脈拍が止まったはずだ...」

ユフィ「確かに止まりました...でも、スザクが出て行った後、一か八かで電気ショックをして、再び脈拍が動き始めたということです...」

スザク「なら、教えてくれたって良かったじゃないか...生きていたって」

ユフィ「教えられるはずがありません...私は残虐皇女とあだ名が付けられているのですよ?そんな私が生きていたとなったら、また争いが起こる...何処から情報が漏れるかわからないので、内緒にしたということです。幸い、私の治療に関わった人達は私のことを好ましく思っていて、口外しなかったのは幸いですね...」

スザク「ユフィ...君はそこまで考えていて...」

ユフィ「もっとも、動けるようになったのは最近のことですがね」

ルルーシュ「ユフィが...生きていた...俺は...俺は...」ブワァ

ユフィ「ルルーシュ...そこまで泣かなくても...日課で毎朝この神社に参拝してましてね...ちょうど、2人を見かけたので、聞いていたということです。」


スザク「そうだったのか...ルルーシュ、こんなことを言うのは都合のいい男だと思われるかもしれないが...さっきの話、請けさせてもらうよ。」

ルルーシュ「スザク...」

スザク「もう君を恨む理由が無くなってしまったからね...これで君の頼みを断ったら、今度はユフィに嫌われてしまうよ」ハハッ

ルルーシュ「スザク...感謝するよ、本当に...ありがとう!」

ユフィ「2人はこうじゃなくちゃ...スザク...貴方がラウンズになっても、貴方は私の騎士で居てくれますね?」

スザク「もちろんだよ...ユフィ...」

ユフィ「...だそうですよ?そろそろ、こそこそしてないで出てきたらどうです?シュナイゼル兄様」

ルルーシュ「何っ!」

シュナイゼル「まさか、ユフィに見抜かれてしまうとはね...スザク君が朝早く外出すると聞いたからこっそり付けて来たのだが...これは参ったね...ジョーカーを手に入れるつもりが、逆にジョーカーを渡してしまったか...」スタスタ

ルルーシュ「シュナイゼル!」

シュナイゼル「そう睨まないでくれよ、ルルーシュ。私はこんなところで君と争うつもりはない。ここで見たことはなかったことにするよ...さて、もう用はないから帰るとするかな」

スタスタスタスタ


間違えて連続で投稿してしまったか...失敗したな...


ルルーシュ「シュナイゼルにつけられていたとは...スザク、気付けよ」

スザク「まさか、閣下がつけてくるとは思わなかったよ...でも、良かったね、ルルーシュ。見なかったことにしてくれるって」

ルルーシュ「お前は甘いな。あいつがそう易々と引き下がるとは思わない...次の一手を打ってくるはずだ...」

ユフィ「そうですね...シュナイゼル兄様は昔からそういう人でしたから...取り敢えず、今日のところはもう解散しませんか?」

ルルーシュ「そうだな...でも、ユフィ、君はどうしているんだ?」

ユフィ「ここの近くにひっそりと住んでいたのですが...ばれてしまいましたね...どうしましょう...」

ルルーシュ「それなら、一緒に来ないか?アッシュフォードなら君を匿ってくれるはずだ...」

スザク「そうした方がいい...これ以上君に迷惑をかけたくないよ...」

ユフィ「わかりました...ルルーシュ、万が一、つけられてもいいようにわからないルートはありますか?」


ルルーシュ「それなら...咲世子、居るか?」

咲世子「お呼びでしょうか、ルルーシュ様」シュバ スタッ

スザク「い、いつの間に...」

咲世子「これでも忍者の血を継いでいるので...それでは、ユーフェミア様、こちらへ...」

ユフィ「わかりました...ルルーシュ、また後でね」

ルルーシュ「ああ。」

咲世子「それでは、ルルーシュ様...お先に失礼しますね。」シュン

スザク「消えた...」

ルルーシュ「さて、俺もそろそろ帰るとするかな...スザク、ナナリーは頼んだぞ」

スザク「わかっているさ。」


---アッシュフォード 生徒会室---

ミレイ「そのような事情が...わかりました、アッシュフォード家の名に懸けて、ユーフェミア様の身を守らせて頂きます。」

ユフィ「ありがとうございます。出来れば、ルルーシュと一緒の寮室が良いのですが...」

ミレイ「ルルーシュ様が宜しければ...よろしいですか?」

ルルーシュ「大丈夫だよ。ユフィ、宜しくな。」

ユフィ「こちらこそ、ルルーシュ。」

---ルルーシュの部屋---

ルルーシュ「...ということで、これからはユフィも一緒に住むことになった。ユフィ、こいつはC.C.だ。シャーリーは...知ってるよな?」


ユフィ「ええ...前に入学した時のことは覚えていますから...お久しぶりです、シャーリーさん。」

シャーリー「お、お久しぶりです...ユーフェミア様...」

ユフィ「そんなかしこまらなくても...今は、ユーフェミア•ランペルージ。ユフィと呼んで下さい。」

シャーリー「わ、わかりま...わかった。宜しくね、ユフィ。」

C.C.「宜しく...お願いします。ユーフェミア様。」

ユフィ「貴方もですよ?ユフィって気軽に呼んで下さい。」

C.C.「そんな...恐れ多いことです...私は仕えている身、ユーフェミア様と呼ばせて下さい。」

ユフィ「...仕方ありませんね...ならば、せめてユフィ様と呼んで下さい」

C.C.「わかりました...」


---斑鳩 ゼロの部屋---

ルルーシュ「これで、ナナリーは大丈夫かな...今が攻める好機だ。エリア11を奪還する!」カポッ

--斑鳩 ミーティングルーム---

ゼロ「これより、エリア11奪還作戦を実行する!皆、気合いを入れろ!」

団員「「「「「うおおおぉぉぉ!!!」」」」ダッダッダッ

ゼロ「そういえば...扇の姿が見えないが...カレン、知っているか?」

カレン「ああ...確か、ディートハルトと一緒に別行動するとか言っていましたね...」

ゼロ「そんな命令はしてはいないな...扇、何を企んでいるんだ...」

---???--

扇「そんな...ゼロにそんな秘密が...」

シュナイゼル「協力して貰えるかな?扇要君」

扇「わかった...協力してしよう...」

シュナイゼル「ルルーシュ...君と騎士団の繋がりを切らせてもらうよ...」


エリア11奪還作戦は無事決行された...トウキョウ租界が停電になり、動けなくなったブリタニア軍の機体...それを合図に団員達が租界へ進攻を進める...それを向かい打つラウンズ達が率いるブリタニア軍...しかし、そこにはランスロットの姿は見当たらなかった...

--------

ロイド「おかしいな~スザク君 急に提督の身を守りたいとか無茶言っちゃって...こんな非常時にランスロットが居ないなんて、攻めてくださいと言ってるようなものだよ?」

セシル「しかも、騎士団にはあの機体もありますからね...このままでは、ここまで騎士団が来るかもしれませんね...」

ニーナ「フレイヤ!フレイヤを撃てばこんな状況、一瞬で変えられるのに...」

ロイド「最終手段だからね~そう易々と撃つわけにはいかないよ~」

---提督府 ナナリーの部屋---

ナナリー「どうしたのですか?スザクさん。急に私を守りたいなんて言うなんて...」

スザク「万が一、ここに騎士団が来ても君を守れるようにする為だよ。君の周りの護衛だと不安だからね...」

ナナリー「そうですか...わかりました...」

ナナリー(スザクさん、何か隠してる...)

スザク(確か、カレンが来たら、戦って、やられたふりをすれば良いんだったな...)


ウィィーン

ロイド「スザク君ー、残念でした~ 出撃命令が出たよ~」

スザク「そんな...一体、誰がそんなこと...」

ロイド「シュナイゼル閣下だよ~」

スザク「閣下が!?」

スザク(まさか...僕がルルーシュに協力しているとばれたのか...)

ニーナ「ランスロットにフレイヤを載せておいたよ。いざという時は撃ってね」

スザク「撃つ機会がないことを祈るよ...」

---トウキョウ租界 総督府近く---

カレン「もうすぐ、総督府だ! 中に入ったら、ナナリーを連れて行けば良いんだったね......ん?あれは?」

スザク「くっ...カレンか...手加減してくれれば良いのだが...」

カレン「出来るわけないでしょ!食らえ、スザクゥゥゥゥゥゥ」ガシッ

スザク(くっ...このままでは...)


---生きろ!---

スザク「俺は...生きる!」キュィィーン

カレン「なっ、動きが変わった!!」

スザク「だが...ユフィと一緒にだァァァァァァァ」ウォォォン

カレン「...あれ? 総督府の方に行った...チャンスだよね?」


---総督府 内部---

スザク「俺は...生きる! 生きるだァァァァァァァ」ダッダッダッダツ

ナナリー「...ん?何か近づいてくるような...もしかして...スザクさん?」

スザク「ナナリー!こっちだ!」ガシッ

ナナリー「えっ?スザクさん、一体どうしたのですか?わざわざ車椅子を持ち上げなくても...」

スザク「ウオォォォォォ」ダッダッダッ

ナナリー「何処に行くのでしょうか...私は」

スザク「ナナリー!少し揺れるが我慢してくれよ?」

ナナリー「えっ?...わかりました」

スザク「行くぞ!」ウォォォン


---斑鳩 ゼロの部屋---

ゼロ「これでナナリーを取り戻せるな...カレン、まだか!」

オペレーター「ゼロ、報告したいことがあります。」

ゼロ「ん?どうした?」

オペレーター「ランスロットがこちらに接近中。どうしますか?」

ゼロ「何?ランスロットが?(スザク、何が目的だ?)」

オペレーター「どうしますか?ゼロ?」

ゼロ「...オープンチャンネルでランスロットに呼びかけよ、何が目的かと。ラウンズとはいえ一機でどうにも出来ないはずだ。」

オペレーター「わかりました。」

ゼロ(スザク...どうしたんだ...)

オペレーター「ランスロットから返事が来ました。繋げます。」

スザク「こちら、ランスロット。これより、黒の騎士団に投降する。」

ゼロ「何だと!?」

オペレーター「どうしますか?受け入れますか?」

ゼロ「...受け入れろ、当然、縛るのだぞ。(あいつに無駄な行動はないはずだ...)」


ウィィーン

ロロ「...兄さん。ナナリーも一緒に居たよ...」

ゼロ「ナナリーも?スザク、土産まで持って来たか...」

---斑鳩 食堂--

ゼロ「何故、投降した。枢木スザク しかも、提督まで連れてきて」

スザク「提督を...ナナリーを守れと言われたからだ。」

ゼロ「誰に?」

スザク「僕の...親友だよ...」

ゼロ「それで、投降することが、1番身を守れると?我々が提督を利用するかもしれないのに?」

スザク「するはずがない...だって、君が頼んだんだろ?ゼロ...」

団員達「「「「えっ?」」」」」

ゼロ「...ああ、そうだ。私と枢木スザクは友達でな...彼に頼んだんだよ。万が一の時は提督を守れとな。」

藤堂「しかし...何故、そんなことを?」

ゼロ「それは...」


ウィィーン

シュナイゼル「そこから先は私が話そう」

ゼロ「シュナイゼル!誰が通した?」

扇「俺だよ」

ゼロ「扇?別行動をして、何処に行っていたのかと思ったら...シュナイゼルと通じていたのか」

扇「黙れ、ゼロ。お前の手品はもう暴かれたんだよ。」

ゼロ「???どういうことだ?」

シュナイゼル「そのことも一緒に話すとしよう...最初に...ゼロは私の弟だ。」

団員達「「「「「「「はぁ?」」」」」」」

シュナイゼル「無理もないだろう...ブリタニアに歯向かう組織のリーダーがブリタニアの皇族なんて信じられないだろう...しかし、事実だ。」

玉城「嘘だろ?ゼロ」

ゼロ「....本当だ。」

団員達「」

シュナイゼル「ほう...認めるか。君のことだから、否定すると思ったのだがな...」

ゼロ「いつかは知られることだ、否定する理由が無い。しかし、それがどうしたというのだ?例え、そうであったとしても、私の思いは皆と同じだぞ?」


シュナイゼル「確かにそうかもしれないな...だが、その行いが...ある力、ギアスによってしたことだとしたら?」

玉城「おいおい、そんなはずないだろ。証拠は、証拠はあるのかよ。」

扇「証拠ならある。ゼロの正体はルルーシュ•ヴィ•ブリタニア。ギアスを使って人を操るペテン師だ。」


扇「俺達はゼロに利用されたんだ!駒としてな!」

ゼロ「心外だな、扇。私はお前達をそんなことに利用するしないし、これからも利用しない。俺達は...仲間だろ?」カポッ

藤堂「!!」

千葉「!!」

扇「遂に素顔を見せたか、このペテン師め。皆をギアスを使って操っているのだろ!?」

ホントウナノカヨ オレタチハシラヌマニアヤツラレテイタノカ

藤堂「落ち着け、皆。これはシュナイゼルの罠だ。信じるな。」

扇「何故、ここまで言っても俺の言うことを信じてくれないのですが?藤堂さん。」

藤堂「それは...ゼロが...ルルーシュが...誠の心を持っているからだ。」

扇「どういうことだ?」

藤堂「数日前...カレンが一度攫われて、機体を改造されたが戻って来たことがあっただろ?」

玉城「ああ...あったな、そんなこと」

藤堂「その時に、私はルルーシュを見た。」

団員達「「「「「!!!!」」」」」

藤堂「彼は傍らに血だらけの恋人を抱き、泣いていた...私は、あの時の目が嘘のようには思えない。だから、信じるのだ、ゼロを、ルルーシュを。」


扇「で、でも...」

藤堂「頭を冷やせ、扇。お前は突然のことに驚き、混乱しているだけだ。今のお前に正常な判断は下せない。」

藤堂「大方、ゼロと私達の繋がりを断ち切ろうとしたのだろうが...検討が外れたな?」

シュナイゼル「そうか...君達はそれでも、ゼロを信じるのか...」

玉城「当たり前だろ、ゼロはゼロだ。こいつ以外に俺達の司令官は務まらないんだよ。」

ルルーシュ「玉城...」

シュナイゼル「残念だよ...君達とは上手くやっていけそうだったのだがね...」

ルルーシュ「今度はこんな汚い手を使わずに正々堂々と勝負してみたらどうです?兄上」

シュナイゼル「くっ...そうするよ...今日のところは引き上げるとしよう...」

ウィィーン

オペレーター「帰りました。」

ルルーシュ「そうか...いい機会だ、皆に今までのことを話そう...」

---そうして、ルルーシュはギアスのことや本当の目的、そして、自分は黒の騎士団のことを駒とは思わず、仲間だと思っていることを話した---


ルルーシュ「以上が俺の話だ。」

藤堂「そうか...祖国を変えたいが故に敢えて素顔を隠し、戦いを挑んだ...立派な愛国心だな」

玉城「妹の為に、世界を変えたいなんてかっこいいこと言ってくれるじゃねーか」

千葉「あの時のユーフェミアの行動、事故だったのだな...しかも、生きていた...汚名は晴らさなくてはならないな。」

ルルーシュ「当然だ。ブリタニアを変え、世界を平和にし、ユフィの汚名を晴らす。皆、力を貸してくれるか?」

団員達「「「「「「おう!」」」」」

ルルーシュ「そうか...ありがとう。」


今日はここまでにします。明日も同じくらいの時間帯に書くつもりです。もう少しで書き終えられるかな...


遅くなってすみません...用事がありました... コメントありがとうございます。励みになります。遅くなりましたが、名を名乗ろうと思います。ジャガー大佐です。引き続き読んで下さると嬉しいです。


ジェレミア「ルルーシュ様...宜しいでしょうか?」

ルルーシュ「どうした?ジェレミア」

ジェレミア「報告を忘れていまして...」

ルルーシュ「お前らしくないな...それで、報告とは?」

ジェレミア「実は...斑鳩内にコーネリアが進入していたので、捕らえておいたのです。今は、枢木スザクと同じ部屋に居ます。」

ルルーシュ「姉上が...ジェレミア、すぐに会いに行こう!姉上にもこのことを伝えなくては」

ジェレミア「その心配は無用です。枢木スザクが代わりに話すと言っていました。」

ルルーシュ「スザクが...そういえば、シュナイゼルが来た辺りから姿が見えないと思ったら、そんなことがあったのか...」

---ルルーシュが団員に今までのことを話したのと同時刻 斑鳩 独房---

コーネリア「何?ユフィが生きていた!?」

スザク「はい...ルルーシュと神社で話していた時に偶然会いまして...」

コーネリア「そうか...ユフィが...生きていたのか...」ポロポロ


スザク「良かったですね...コーネリア様...」

コーネリア「ああ...嬉しいよ...会いたいな...ユフィに...元気だろうか...体調を崩してないか心配だ...」

スザク「その件もご心配なく...今はルルーシュと一緒に暮らしています」

コーネリア「何ィ!?ルルーシュと!? どうしてそんなことに?!」

スザク「落ち着いて下さい...実は再開した時にシュナイゼル殿下とも会いまして...万が一のことを備えてどうするかと3人で考えて末、アッシュフォードにルルーシュ同様、匿ってもらうことになりました」

コーネリア「アッシュフォード...そうか、あそこなら安心だな...」

スザク「はい、ですからご心配なく」

コーネリア「うーん...だが...生きていとわかると会いたいという気持ちが募るな...枢木、どうにかならないのか?」

スザク「出来ませんよ...自分は今はこうして自由に動けますが、立場上は捕虜ですから...」

コーネリア「うーん...会いたい...会いたいぞォォォォォォ!!!!」

ウィィーン

ルルーシュ「そこまで、叫ばなくてもユフィは逃げませんよ?姉上」

コーネリア「ルルーシュ!ユフィは確かに生きていたんだな?」

ルルーシュ「ええ...今は俺と一緒に住んでいます。」

コーネリア「頼む、ルルーシュ 一生の願いだ。後はどうなってもいいからユフィに会わせてくれ。この通りだ」ドゲザー

ルルーシュ「何も姉上 そこまでしなくても...今、アッシュフォードに向かっているところです。頼まれなくてもユフィに会わせるつもりですよ?」

コーネリア「ルルーシュ!流石、私の弟だ!」パァァァァ


ルルーシュ「その代わり...とは言いませんが、姉上 今までのことは許して下さいますか?」

コーネリア「うむ...許そう ユフィがあの行動をしたのは事故だったと枢木から聞いた。そして、ユフィが生きている以上、お前を許さない理由はない。確かに...今までしてきたことは許し難いことだが...お前のことだ、訳があったのだろう?」

ルルーシュ「はい...今のブリタニアはあまりにも民のことを考えていない...弱肉強食が通用するのはもう昔のことです...このままではいけないと考え、尚且つ、ナナリーが安心して暮らせる世界を作るためにやってきたということです...」

スザク(最後が本心だな...)

コーネリア「流石だな...感服したよ...私は軍人だが、それ以前に皇族だ。民を思う気持ちはお前と同じだよ。薄々とはいえ、今のやり方は少し古いと思っていたところだ」

ルルーシュ「姉上もそう考えておられていましたか...今、このやり方を考えるのは、父、シャルルとシュナイゼル兄上だけでしょうね...」

コーネリア「そうだろうな...私もお前達には安心して暮らして欲しいよ...なぁ、ルルーシュ。私にも手伝わせてくれないか?お前のいう安心して暮らせる世界を作ることに...」

ルルーシュ「よろしいのですか?かなり険しい道ですが...」

コーネリア「既に覚悟は出来ている。私を誰だと思っているんだ?」


ルルーシュ「俺の誇り高き姉上ですよ。」ニコッ

コーネリア「ルルーシュゥゥゥ 愛しているぞォォォ」ギュウゥゥ

ルルーシュ「あ、姉上...苦しいです...」

コーネリア「あっ、すまない。少し、興奮してしまってな」サッ

ルルーシュ「あっそうだ、忘れるところだった...スザク、お前に伝えたいことがあるんだ...」

スザク「ん?...何だい?」

ルルーシュ「団員達と話し合ってな...お前が良ければだが...黒の騎士団に入れてもいいってことになったんだ」

スザク「本当かい?もう軍には帰れないし...不安になっていたんだよ...」

ルルーシュ「ということは、入ってくれるのか?」

スザク「勿論だとも。」

ルルーシュ「ありがとう、スザク。」

スザク「...でも、1つ問題があるな」

ルルーシュ「何だそれは?」


スザク「実は、ナナリーにも話したのだけどね。そうしたら、『お兄様の顔は当分見たくありません!』って言って君の部屋に引き篭もってしまったんだ...」

ルルーシュ「そんな...ナナリーなら、わかってくれると思ったのだがな...」

スザク「ああ見えて繊細だからね...ちゃんと言わないと伝わらないよ?」

ルルーシュ「仕方ない...会いに行ってくるよ...」

---斑鳩 ルルーシュの部屋前---

ルルーシュ「スザクの言った通り...本当に閉まっているな...ナナリー!俺だ、開けてくれ」ドンドン

ナナリー「嫌です!お兄様なんて知りません!」プンプン

ルルーシュ「そんなこと言わなくても...俺はお前のことを思ってだな...」

ナナリー「私はお兄様が居ればそれで良かったのです!」トビラウィィーン

ルルーシュ「そんなこと言えないだろ...お前はスザクが、カレンが、何処かで差別されていても良いと言うのか?」

ナナリー「そんなことありません。それを無くすために、私は提督になったのですよ?」

ルルーシュ「それで、どうなった?提督になったことで何か変わったか?」

ナナリー「うぅ...何も...変わりませんでした...小娘の言うことと相手にもされませんでした...」

ルルーシュ「いいか?ナナリー それが、今の世界だ。誰かの意見が無下にされる世界だ。そんな世界、嫌だろ?」

ナナリー「はい...」


ルルーシュ「だから、俺が立ち上がった。お前が笑って生きていける世界を作るために。誰かがいつかと思っている以上、一生叶わないからな」

ナナリー「それでも...こんなやり方、間違っています!」

ルルーシュ「そうか?でも、どうだ。俺が手を汚したことで徐々にとはいえ、差別は無くなりつつあるだろ?」

ナナリー「...反論出来ないのが悔しいです。」

ルルーシュ「ナナリー、お願いだ。許してくれとは言わない。だが、俺の帰りを待ってくれないか?もうすぐ全てが終わるはずだ。そうしたら、また皆で仲良く暮らそう。」

ナナリー「本当に...帰ってきてくれるのですか?」

ルルーシュ「俺がお前に嘘をついたことがあるかい?」

ナナリー「...無いです。」

ルルーシュ「そうだろう?だから、俺を信じてくれないか?アッシュフォードで待っていてくれ。必ず、必ず帰るから」

ナナリー「...わかりました でも、お兄様 約束ですよ?絶対に破らないで下さいね?」

ルルーシュ「勿論だとも」

ナナリー「お兄様...愛しています」ギュウゥゥ

ルルーシュ「俺もだ...ナナリー...」ギュウゥゥ


ロロ「」カベカラジィー

ルルーシュ「ロロ、お前もだぞ?」

ロロ「兄さん!」バッ パァァァ

ルルーシュ「今まで、お前には世話になったな...ありがとう。」

ロロ「そんな...兄さん 当然のことをしたまでだよ。」

ルルーシュ「これからも俺を支えてくれるか?」

ロロ「勿論!」

ルルーシュ「ありがとう...ナナリーとも仲良くしてくれ...そうでないと俺は...悲しい...」ショボン

ロロ「も、勿論だよ。よろしくね、ナナリー」

ナナリー「こちらこそ、よろしくお願いします。ロロさん」

ルルーシュ「ナナリー、ロロはほとんど同い年だし、家族だろ?他人行儀はよしてくれ」

ナナリー「わかりました...ロロ、よろしくね。」

ロロ(本当は兄さんの見えないところでナナリーを始末しようと思ったけど、兄さんの悲しむ姿は見たくないからね...辞めるとしよう...)

ナナリー(本当は嫌ですが...お兄様の悲しむ姿を見たくはありません...ここは我慢するとしましょう...)

ルルーシュ(2人とも、仲良くしていけそうだな...)


言い忘れていましたが、ここのナナリーはクロリーです。


ルルーシュ「それと...2人にはまだ言ってなかったが...付き合うようになったんだ」

ナナリー「おめでとうございます!お兄様 それで...お相手は何方ですか?」

ルルーシュ「シャーリーだ」

ロロ「」

ナナリー「」カッ

ルルーシュ「ナナリー...目が!」

ナナリー「あ...ああ...恐らく嬉しくて目が見えるようになったのですね...お兄様の顔が久し振りに見れて嬉しいです。」

ナナリー(言えるわけがありません...まさか、あのシャーリーさんとお兄様が付き合うなんて...と驚きで目が見えるようになったなんて...)

ロロ(あの時に殺しかけて、兄さんに怒られたけど...まさか付き合うことになるとは...思わなかったな...)

ルルーシュ「2人とも、祝ってくれるか?」

ナナリー ロロ 「「勿論(です)(だよ)」」

ルルーシュ「そうか...ありがとう」

ナナリー(後でこっそり試すとしましょう...お兄様に相応しいかどうか...)

ロロ(でも、心配だから、後でこっそり試すとするか...兄さんに相応しくなかったら困るからね)


----斑鳩 ミーティングルーム---

ルルーシュ「そろそろ、アッシュフォードだ...皆、先に失礼するが、大丈夫か?」

藤堂「構わんよ...今日は色々あったからな...君も疲れただろう...休んでくれ...」

カレン「藤堂さんに言いたいことを言われたけど、私も同じよ」

ルルーシュ「そうか...ありがとう」

ナナリー「久し振りですね...アッシュフォードは...」

ルルーシュ「そうだな...こうして、またお前とあの地を踏めるとは...奇跡みたいだな...」

ナナリー「そんな、大げさですよ...」

カレン「こら!ここでいちゃいちゃしないの!見てるこっちが恥ずかしくなるじゃない」

団員達「「「「ははははは」」」」」

---アッシュフォード クラブハウス---

咲世子「ナナリー様...お久しぶりです。」

ナナリー「お久しぶりです、咲世子さん。」



ユフィ「久し振り!ナナリー」

ナナリー「お久し振りです、ユフィ姉様。また会えるなんて嬉しいです。」

ユフィ「よく頑張ったね、提督なんて...私なんか福提督だったよ...」

ナナリー「いえいえ...お姉様の苦労に比べたら、私の苦労なんか微々たるものです...」
シャーリー「ナナちゃん!久しぶり!」

ナナリー「」ビクッ

シャーリー「ん?どうかした?」

ナナリー「...い、いえ...お久しぶりです、シャーリーさん。お兄様と付き合っているのでしたね。おめでとうございます。」

シャーリー「そ、そんな...ルル...もしかして話したの?」カァァァァ

ルルーシュ「ああ...いつかは知るからな...先に言っておいた。」

シャーリー「...そ、そうなんだ...」

シャーリー(どうしよう...なんかナナちゃんがすごく睨んできてるよ...)


C.C.「ナナリー様...お久しぶり?です」

ナナリー「あれ?C.C.さん、変わりましたね...前はもっとこう、ズケズケと言うような感じでしたけど」

C.C.「えっ!?そ、それは...とんだご無礼をしました...申し訳ありません...」

ナナリー「そんな、かしこまらなくてもいいのですよ?」

C.C.「そんな...とんでもない。私は仕えている身ですから...」

ナナリー「そ、そうですか...」

ナナリー(これがお兄様が言っていた記憶を無くしたC.C.さんですか...何かやり辛い感じがしますね...)

コーネリア「ユフィ!会いたかったぞ!体調は大丈夫か?慣れない環境で体調を崩しやすいからな」ギュウゥゥ

ユフィ「お、お久しぶりです...お姉様...く、苦しいです...」

コーネリア「ああ...すまんすまん。話は積もるが真っ先にこれを言っておかなくてはな...ユフィ、生きてて良かった...」ポロポロ


ワイワイ ガヤガヤ

ジェレミア「遂に...我が悲願が叶った...このジェレミア、喜びで一杯だ...」ポロポロ

咲世子「わかります...その気持ち...」ポロポロ

ジェレミア「この平和をこれからも続けるために...これからも頑張ろう!咲世子君!」

咲世子「はい、そうですね、ジェレミアさん。頑張りましょう」


---4時間後----

ルルーシュ「その後は大変だったな...姉上が一緒に夕食を作りたいと言い出して...結局、皆で作ったんだったな...」

ナナリー「久し振りに皆とテーブルを囲んで食べれて...楽しかったです。」

ルルーシュ「これからもこの平和を続けるために頑張るからな。待っていてくれよ?ナナリー」

ナナリー「勿論です!」

タッタッタッ

スザク「ルルーシュ...ちょっといいかい?」

ルルーシュ「ん?どうした、スザク」

スザク「さっき、斑鳩の技術班から連絡が来てね...ルルーシュに伝えたいことがあるんだって。」

ルルーシュ「こんな時間にか?...ナナリー、少し出かけてくる。」

ナナリー「わかりました、行ってらっしゃいませ。」


--斑鳩 格納庫--

ルルーシュ「それで、伝えたいことって何だ?」

ラクシャータ「ああ...さっき、ランスロットに付いていた武装を確認していたんだけどね。とんでもないものを見つけたんだよ。」

ルルーシュ「とんでもないもの?」

ラクシャータ「名前はフレイヤと書いてあった...一緒にあった説明書によると、こいつを使うと広範囲...そうだね、トウキョウ租界は消し飛ぶんだってさ。」

ルルーシュ「それは恐ろしいな...スザク、これを作ったのは誰か、わかるか?」

スザク「ああ...ニーナだよ」

ルルーシュ「ニーナめ...恐ろしい兵器を作りやがって...これを大量生産して実戦に投入してみろ...世界が幾つ有っても足りないぞ」

ラクシャータ「幸い...どのような成分かも書いてあるから無力化出来る兵器を作ることも出来るのだけど...手が足りなくてね...あと2人ぐらいあたしと同じくらいの知識を持っていればすぐに作れるのだけど...」

ルルーシュ「それは参ったな...ランスロットに搭載されるくらいだ。もう、何個か量産されているだろう...これが実戦に投入される前に押さえたいが...」

オペレーター「指令、急ぎの知らせが...」

ルルーシュ「こんな時になんだ?」

オペレーター「おかしな2人組がランスロットを見せろとうるさくて...映しますね」


ロイド『僕のランスロットだぞ~整備させろ~』

セシル『こら!ロイドさん、そんな態度取っては駄目でしょ』

ルルーシュ「• • • •スザク、お前の仕業か?」

スザク「いや、違うよ。恐らく、シュナイゼル殿下に僕が捕まったことを聞いたのだろうね...」

オペレーター「どうしますか?」

ルルーシュ「...どうする?ラクシャータ」

ラクシャータ「プリン伯爵とその助手か...気に食わないけど、あいつらが手を貸したら、無力化する兵器がすぐに完成出来るだろうね。」

ルルーシュ「そうか...構わん、通してくれ」

オペレーター「わかりました。」

----

ロイド「スザク君~勝手なことはするなって言ったよね~何で捕まったの~?」

スザク「色々と事情がありまして...」ハハハ...

ルルーシュ「それより、何故此処に来たんだ?」

セシル「それはですね...ランスロットを整備したいとロイドさんが駄々を捏ねて...仕方なくという訳です。」

ルルーシュ「そうか...君も大変だな...」


セシル「全くですよ...」ハァ...

ロイド「ちょっと~セシル君? ひどい言いがかりじゃないか~ そこまで言わなくても良いだろ~」

セシル「だって事実ですから。」

ロイド「だからってさ~...あれ?来ないね?どうしたのかな~?ニーナ君~、こっちに来なよ~」

ルルーシュ「ニーナも来てるのか?」

ニーナ「」ヒョコッ

ロイド「ほら~勿体ぶらないでさ~こっち来なよ~君もスザク君に言いたいことがあるから来たんでしょ~?」グイッ

ニーナ「え...そ、そうですけど...」ズルズル

スザク「ん?何の用だい?」

ニーナ「スザク!どうしてフレイヤを使わなかったの?あれを使えばすぐに終わったのに...」

スザク「あれは、脅しの道具だ。使ったら駄目なものだよ。」



ルルーシュ「ニーナ、スザクから話を聞いた。お前がフレイヤを開発したんだってな。」

ニーナ「...そうよ」

ルルーシュ「恐ろしいことをしてくれたな...あの時、もし、スザクがフレイヤを撃っていたら、トウキョウ租界は壊滅。君は大虐殺のきっかけを作った張本人になったんだぞ?」

ニーナ「そ、それは...」

ルルーシュ「君は責任感が欠けている。フレイヤはもう既に幾つか量産されているだろ?もし、使われたらそれこそ君は犯罪者の仲間入りだ。」

ニーナ「私が...犯罪者に?」

ルルーシュ「ああ、間違いなくな。」

ニーナ「そ、そんな...そんなつもりなかったのに...」

ルルーシュ「だが、安心しろ。まだ使われてはいない。君はまだ引き返せる。俺達はこの兵器は使われてはいけないものだと考えている。君が作ったんだ、この兵器には詳しいだろ?なら、無効化出来る兵器を作ることも出来るはずだ。ニーナ、君がもし、やり直したいと思ったなら手を貸してくれ...」

ニーナ「わ、わかった...」

ルルーシュ「ありがとう、ニーナ」


セシル「ロイドさん」ボソッ

ロイド「な~に~?セシル君~」

セシル「私達も手伝いましょうよ」

ロイド「え~どうして~?」

セシル「彼女だけだと難しいですって、私達が手伝えば効率良くなりますよ」

ロイド「いやだよ~そんなこと~」

セシル「でも、前、言っていたじゃないですか。幾らなんでも、これだけは絶対に使われてはいけないって。珍しく興奮までして。」

ロイド「そ、そうだけど~」

セシル「このままだと取り返しがつかなくなりますよ?それでも良いのですか?」

ロイド「むむむ...わかったよ、手伝えば良いんでしょ~」

セシル「聞こえていましたよね?私達も手伝います。」

ルルーシュ「そうか...ありがとう。」


ルルーシュ「これで人数が揃ったな...ラクシャータ、充分だろ?」

ラクシャータ「問題ないね。製作者にプリン伯爵と助手...これだけいればすぐに無力化する装置が作れるよ。」

ルルーシュ「頼んだぞ。フレイヤは何としてでも使用されてはならないからな。」

ラクシャータ「任せてよ、1週間あれば作れると思うからさ。」

ルルーシュ「期待しているぞ。」

----

ルルーシュ「さて、これでフレイヤの問題も解決されるはずだ。スザク、今日はお互い疲れたな。そろそろ寝るとしよう。」

スザク「そうだね...もう遅いし...お休み、ルルーシュ」

ルルーシュ「お休み、スザク。」


---次の日---

ルルーシュ「やることがないからということで、こうして家事をすることにしたが...俺とナナリーが皿洗い、C.C.が洗濯物を畳んで、咲世子とユフィとロロが買い出しか...平和だな...」

ナナリー「お兄様、まだここに汚れがありますよ。」

ルルーシュ「おっと...ありがとうな、ナナリー」

ルルーシュ(朝のニュースで、ナナリーが死亡したと流れていた...代わりに戻ってきた姉上が


---次の日---

ルルーシュ「やることがないからということで、こうして家事をすることにしたが...俺とナナリーが皿洗い、C.C.が洗濯物を畳んで、咲世子とユフィとロロが買い出しか...平和だな...」

ナナリー「お兄様、まだここに汚れがありますよ。」

ルルーシュ「おっと...ありがとうな、ナナリー」

ルルーシュ(朝のニュースで、ナナリーが行方不明になったと流れていた...代わりに戻ってきた姉上が再び提督になったらしい...今の姉上なら大丈夫だろう...)

C.C.「ご主人様~畳終えましたよ~」

ルルーシュ「ありがとうな、C.C.。少し、休憩していてくれ。」

C.C.「わかりました。」

ピンポーン

ルルーシュ「ん?誰だ?C.C.すまないが出てくれないか?」

C.C.「わかりました」スタスタ ガチャ

C.C「どなたですか?......!!」

ルルーシュ「C.C? どうかしたか?」

C.C.「....何でもありません、少し出かけてきます。」ガチャン

ルルーシュ(ん?今、口調こそ変わらないが違和感を感じる言い方だったぞ...まるで記憶が戻ったような...まさか!!)


ナナリー「どうしましたか?お兄様」

ルルーシュ「すまない、ナナリー。急ぎの用事が出来た。後を頼めるか?」

ナナリー「大丈夫ですよ、任せて下さい。」

ルルーシュ「頼んだぞ。」ガチャン タッタッタッ

---アッシュフォード 中庭---

ルルーシュ「あいつが記憶を取り戻して、何処か出かけるとしたら...あそこしかない!」タッタッタッ

スザク「ルルーシュ!」

ルルーシュ「スザクか、どうした?」

スザク「さっき、モルドレッドがアッシュフォードから出て行ったのを見てね...急いで来たんだ...」

ルルーシュ「モルドレッド...アーニャか。もしかして、あいつを訪ねたのはアーニャかもしれんな。」

スザク「もしかして...」

ルルーシュ「ああ、C.C.が記憶を取り戻した。そして、出かけた。あいつを利用する奴なんて誰がいる?シャルルしかないだろ。なら、行く場所は1つしかない!」


ルルーシュ スザク「「神根島!!」」

ルルーシュ「あそこには遺跡があった。ギアスに関係する場所ならC.C.が必要になるだろう。」

スザク「急がなくては...」

ルルーシュ「カレンに頼んで、斑鳩を呼んでおいた。行くぞ!手遅れにならないように!」

---少し前---

C.C.「どなたですか...!!」

アーニャ「こうして直接会うのは久しぶりね...C.C.」

C.C.「....マリアンヌか...何の用だ?」

アーニャ「決まってるでしょ、アーカーシャの剣を使うのよ。」

C.C.「そのために、私を呼びに来たのか?」

アーニャ「当然よ。貴方無しではあれは起動出来ないですもの。」

C.C.「はぁ...全く...お前達はやはり似ているな...」

ルルーシュ『C.C.?どうかしたのか?』

C.C.(どうする...ルルーシュに記憶が戻ったことを伝えながらマリアンヌに悟られないようにするには...これしかない!)

C.C.「......何でもありません、少し出かけてきます。」ガチャン


アーニャ「良いの?記憶が戻ったって伝えなくて」

C.C.「あいつには関係ないからな...」

アーニャ「そう...なら行くわよ」ウォォン

C.C.(ルルーシュ...記憶を失っていたとはいえ...お前達との暮らしは楽しかった...もう少しだけ...生きていたいな...)

C.C.(それとルルーシュ...私はお前のことを知らないうちに好きになっていたらしいな...だが、もう...過ぎたことだ。もし、戻って来れたら...そうだな...記憶を失っているふりをしてこのまま仕えることにしよう)

---斑鳩 ミーティングルーム---

ルルーシュ「スザク、俺が先に近道をして、シャルルに接触する。お前はその後から来るんだ。」

スザク「わかった。」

ルルーシュ(シャルル...お前が何を企んでいるのかは知らないが、そうはいかせないぞ...ここで決着をつける)

オペレーター「もうすぐ、神根島です。」

ルルーシュ「よし、行ってくる。」カポッ


--神根島 遺跡内部---

ゼロ(近道をしたおかげか...C.C.達はまだ来てないようだな...ん?あれは、シャルル!)

シャルル「ルルーシュゥ お前が先に来たかァ 」

ゼロ「シャルル!お前が何を企んでいるのかは知らんが、そうはさせない!」

シャルル「無駄だァ お前には止められぬゥ」

グラグラグラ

ゼロ「こ、これは...あの時と同じ...飛ばされるのか、あそこに!」


---2分後---

アーニャ「着いたわよ...C.C. お願いね」

C.C.「人使いが荒いな...全く...」

シュン

アーニャ「」ドテン

スザク「C.C.!大丈夫か!?」タッタッタッ


C.C.「スザクか...ということは伝わったんだな...」

スザク「ルルーシュは何処だ?先に向かったはずだが...」

C.C.「恐らく...この先に居るのだろう...」

スザク「この先に?行き止まりだけど...」

C.C.「...はぁ もういい、頭を貸せ」

スザク「えっ...どういうこ...」

シュン

C.C.「その答えはその目で知るんだな、スザク」

--少し前 アーカーシャの剣--

ゼロ「お前が何を企んでいるのかも気になるが、その前に答えてもらうぞ。母さんを殺したのは誰だ!そして、何故守らなかった!」

シャルル「• • • • •」

ゼロ「答えろ!シャルル!」

マリアンヌ「ルルーシュ...」

ゼロ「母...さん?...死んだはずじゃ...」

マリアンヌ「ええ...確かに死んだわ...この姿は仮の姿よ...」


ゼロ「どういうことだ?」

シャルル「数十年前ェ 私と兄さんはァ 地獄にいたァ 母さんは殺されェ 嘘で固められた世界ィ 私と兄さんはその世界を恨みィ 呪ってェ 嘘の無い世界を作ろうとォ 誓ったァ」

マリアンヌ「その誓いに私とC.C.も同意したわ...しかし、その誓いは破られた...シャルルの兄、V.V.が私を殺したことでね...幸い...私には心を移り渡り歩くギアスが死ぬ寸前に発現したお陰で、ちょうど近くを通りかかったアーニャの中に潜み、やり過ごすことが出来たのだけどね...」

シャルル「だがァ 兄さんは暗殺のことについて嘘を吐いたァ 自ら嘘を吐いたのだァ そして、私は兄さんにお前達が殺されるのを恐れェ 日本に送ったのだァ」

ゼロ「何ィ!? 俺とナナリーを日本に送ったのは助ける為だったと言いたいのか?」


シャルル「そうだァ そのためにナナリーの目を閉じさせてもらったァ」

ゼロ「ナナリーの目が見えなかったのはお前の仕業だったのか!」

シャルル「ラグナロクの接続にはァ C.C.のコードも必要だァ だから、マリアンヌに連れてきてもらったのだァ C.C.をォ」

ゼロ「ラグナロクの接続?何のことだ?」

マリアンヌ「世界を1つにすることで嘘を無くすシステムのことよ。これで皆、ありのままの自分をさらけ出すことが出来る。過ちを繰り返さなくても良くなるのよ。」

スザク「...それは本当にナナリーやユフィが求めていた世界なのか?」


シャルル「そうだァ 2人が望む優しい世界だァ さぁ、始めるぞォ ラグナロクの接続をォ」

ゴゴゴゴゴ

スザク「...ルルーシュ、こんな時に聞くのはなんだが、君は何の為に戦ってきた?」

ゼロ「俺が守りたいと信じたいと思うものの為に戦ってきた。」

ゼロ「だから...俺はァァァァァァァ」カポッ ダダダダダッ


シャルル「何のつもりだァ ルルーシュゥ」

ルルーシュ「嘘の無い世界は変化がない!そんな世界は生きているとは思えん!それは思い出の世界と同じだ!」

マリアンヌ「でも...死んだ人とも1つになれるわ!」

ルルーシュ「死んだ人とも1つになれる?そうか...だからお前達は俺達を日本に置いてままでも戦争を仕掛けることが出来たんだ 例え、死んだとしてもまた会えるからな!」

ルルーシュ「...だが、それはお前達の自己満足の言い訳だ!その押し付けられた善意は悪意にしか他ならない!お前達の考える優しい世界はあくまて『自分達に優しい世界』だ!だが、俺やユフィ、ナナリーが目指したのは違う!『他人に優しくなれる世界』だ!差別やいじめがない世界だ!」


ルルーシュ「それと世界を1つにすると言ったな...そんな世界に愛は存在するのか?全ての人が同じ意思になるのだろ?人は一人一人だから、誰かを愛することが出来る!その人を愛おしいと思い、離したくないと思い、その人の為に泣いたり、喜んだりすることが出来る!俺はこの世界が好きだ!例え、争いがあったとしても、嘘があったとしても、誰かを信じることが出来る!そのお陰で俺は今、ここに居る!お前達の望む世界にそれはない!だから、俺はお前達を否定する!」

シャルル「だがァ もう止められぬゥ 何をしようと無駄だァ」

ルルーシュ「...それはどうかな?」キュィィーン

シャルル「無駄だァ ルルーシュゥ、ここにギアスをかけられる存在など居ないィ」

ルルーシュ「いや、居る!Cの世界は人類の意志!俺はこの願いを伝える!」

ルルーシュ「ルルーシュ•ランペルージが願う!世界よ!時の流れを止めないでくれ!俺は、未来(あす)が欲しい!愛する人と歩む未来が!」キュィィーン

ゴゴゴゴゴ...シーン


シャルル「何ィ ラグナロクの接続が止まったァ!?」

C.C.「世界は...ルルーシュを選んだんだよ...エゴで固められた世界より人が人で居られる世界を望むあいつをな...」

マリアンヌ「身体が...消える...でも、C.Cは消えないのは何故!?」

C.C.「私は気付いてしまった...お前達は自分が好きなだけだとな...お前達にナナリーの笑顔の意味はわかるまい...人の為に優しくなれるあいつの笑顔を...」

ルルーシュ「消えろ!シャルル!マリアンヌ!」

シャルル マリアンヌ「「うわァァァァァァァ」」シュウゥゥゥ

-------

ルルーシュ「終わったな...これで」

スザク「ああ...」


ルルーシュ「さて...帰るとしよう...皆が待つ世界に...」

---神根島 遺跡前---

ルルーシュ「あれから、どれだけ経ったのか...スザク、時間はわかるか?」

スザク「ああ...ん? ルルーシュ、僕の時計がおかしいのかな?」

ルルーシュ「どうした?」

スザク「時計の日付が...僕達が入って、1週間後になっているんだよ!」

ルルーシュ「何だと!?」


一旦、休憩します


休憩終了 続きを書きます あともう少しなんだ...


C.C.「アーカーシャの剣の中で流れる時間とこの世界の時間の進み具合が違うからだろう...」

ルルーシュ「まるで『浦島太郎』だな。」

スザク「斑鳩が近くにある...行こう」

---斑鳩 ミーティングルーム---

カレン「2人が1週間居ない間に、とんでもないことが起こったんだよ」

ルルーシュ「とんでもないこと?」

藤堂「シュナイゼルがクーデターを起こしてな...ダモクレスという空中要塞を使っている...潜入部隊の報告によると、フレイヤを積んでいるらしい...」

スザク「フレイヤを!? あれは使ってはいけないのに...」

ルルーシュ「当然だ 何としてでも、フレイヤ発射を阻止して、シュナイゼルを止めなくては...」

ラクシャータ「報告はもう1つあるよ。」

ルルーシュ「何だ?」

ロイド「君達が居ない間にね~、ランスロットを改造したんだ~ 紅蓮と同レベルまでね~ それと旧式のランスロットをもう1機作ってみたよ~誰が乗るか決めてないけどね~」

C.C.「なら、そのランスロットには私が乗ろう ただし、カラーリングはピンクにしてくれよ?」

ロイド「了解~塗ってくるね~」スタスタ


ルルーシュ「ラクシャータ、例のアレは出来たか?」

ラクシャータ「無論、完成しているよ。でも、1つ注意点があってね。それを打つには周辺の地表データを詳しく打ち込まないと駄目なんだよ...」

ルルーシュ「その点は大丈夫だ。俺がリアルタイムで打ち込むからな。」

スザク「大丈夫なのか?ルルーシュ。機体を操作しながら、周辺データを打つなんて君でも難しいことだぞ?」

ルルーシュ「スザク...これは、多くの人の命が懸かっているんだ...それを守れる手段があるなら、俺はそれに全力を尽くすだけだよ...」

スザク「...なら、無効化する装置を使うのは僕にやらせてくれ。親友の君が頑張るのに、僕が頑張らない訳にはいかないんだ。」

ルルーシュ「...なら、頼む。」

ジェレミア「ルルーシュ様、1つ報告したいことが...」

ルルーシュ「何だ?」


ジェレミア「ルルーシュ様達が神根島に向かったと聞き、私が中に入ったところ...遺跡内で倒れているラウンズを発見したので、保護しました...その時に、ギアスをかけられているような症状を起こしていたので、ギアスキャンセラーを使い解除しておきました。」

ルルーシュ「そうか...よくやった。」

藤堂「こちらからも報告したいことがある。」

ルルーシュ「どうした?」

藤堂「シュナイゼルのクーデターにはラウンズも加わっているのだが...中にはシュナイゼルに反するラウンズが居てな...我々と共闘したいと申し出ているのだ。その時は君が居なかったので、保留していたのだが...どうする?」

ルルーシュ「ありがたいことだ。よろしく頼むと伝えてくれ。」

藤堂「了解した。」

ルルーシュ「皆、これよりダモクレス攻略作戦を開始する!」

団員達「「「「「うおぉぉぉぉ!!!!」」」」


---こうして、ダモクレス攻略作戦は開始された。黒の騎士団対シュナイゼル率いるクーデター一派 黒の騎士団にはシュナイゼルの考えに同意しないラウンズやジェレミアによって助けられた者も加勢していた その力の差は明らかであり、着実に黒の騎士団は追い詰めていったのであった----

ルルーシュ「スザク、ダモクレスの様子がおかしい!フレイヤ•エレミネーターの準備をしておいてくれ!」

スザク「わかった!」

カレン「フレイヤが...発射された!」

ルルーシュ「わかっている...任せろ!」カタカタカタカタ

ルルーシュ「...出来た!スザク、今だ!」

スザク「フレイヤ•エレミネーター、発射!」カチッ

ゴォォォォ カッ シュン

ルルーシュ「よし!成功したぞ!」

扇「ダモクレスの動きが止まっている今がチャンスだ、斑鳩をぶつけて活路を開く!」

ダァァァン パリーン

カレン「ダモクレスのバリアに...穴が空いた!」

ルルーシュ「行くぞ!スザク!」

スザク「ああ!」


---ダモクレス 内部---

シュナイゼル「どうやら、進入されたようだね...」

ピコーン

シュナイゼル「だが...位置はわかっている以上、妨害は容易い」

シュナイゼル「...ん?通信が来ている...これはルルーシュか?」

ルルーシュ「やってくれましたね...兄上 」

シュナイゼル「当然だろ?君と戦うんだ ある程度の策が無いと勝つことは無理だよ」

ルルーシュ「兄上には敵いませんよ...俺の負けです」

シュナイゼル「君らしくないな...素直に負けるなんて...」

トントン


シュナイゼル「...ん?誰だい」クルッ

ルルーシュ「ルルーシュ•ランペルージが命じる!野心を捨てて、世界平和の為に尽力しろ!」キュィィーン

シュナイゼル「何ィ、ルルーシュ!? そうなると、こっちのルルーシュは...」

咲世子「うまくいったようですね」ペリィ

シュナイゼル「やはり...偽物か...」

ルルーシュ「お前の負けだ!シュナイゼル!」

シュナイゼル「どうやら...その...ようだね...」

---こうして、黒の騎士団はフレイヤ爆発を止め、クーデターを鎮圧することに成功したのである---


--3ヶ月後 帝都ペンドラゴン--

シュナイゼル「父シャルルが3ヶ月が経っても行方不明のままな為、捜査を打ち切ることにした。その代りに、私が第99代ブリタニア皇帝に即位する。」

パチパチパチパチ

シュナイゼル「それと...諸君らに紹介したい人物がいる...来てくれ...」

ゼロ「• • • • •」

ゼロダ... イッタイナニシテキタンダ ...

ゼロ「私、ゼロは今日ここに正体を明かしたいと思っています。」

ザワザワガヤガヤ

ゼロ「」カポッ

民衆「「「「!!!!」」」」

ルルーシュ「私の名はルルーシュ•ランペルージ。かつてはルルーシュ• ヴィ•ブリタニアとも名乗っていた...」

ウソダロ ニホンデシンダトオモッタガイキテイタノカ

ルルーシュ「何故、正体を明かしたのか...疑問に思う者も多いだろう...」


ルルーシュ「それは、謝罪をするためだ。」

シャザイ? ドウイウコトダ?

ルルーシュ「2年前...行政特区日本を作ると言い...当日、虐殺事件を起こした皇女を諸君らは覚えているだろうか...」

ルルーシュ「ユーフェミア•リ•ブリタニア、親日本派である彼女が急にあんな行為をしたのか...それは、私のせいだ。」

ガヤガヤザワザワ

ルルーシュ「私にはある力がある。その力の名前はギアス。ギアスには様々な能力があるが、私の能力は、絶対遵守だ。あの時、彼女が舞台に上がる前、私と会っていた。その時に、彼女に例え話をしていた...いや、していたつもりだった...『どんな命令でも君は逆らえない...例えば、日本人を殺せとか』 この時、私のギアスは暴走しており、私はそのことに気付かなかった...その結果、あのような事態を起こしてしまったのだ。申し訳ない。」ペコッ


ルルーシュ「許してくれとは望まないし、諸君らも決して許してくれないだろう...だが、私はせめて彼女の汚名を晴らしたかったのだ...後世に残虐皇女としてではなく、日本を作ろうとした皇女として語り継がれて欲しい...そう思い、この場を借り謝罪をすることにした。」

ルルーシュ「どうか、ユーフェミアの行為を許してくれないか? 頼む」ペコッ

シーン

ルルーシュ(やはり...駄目だったのか?)

ユルス ユルストモ ココマデカラダヲハッタンダユルサナイホウガオカシイゼ

ルルーシュ「皆、わかってくれたのか!?」

民衆1「無論」

民衆2「ここまで頭を下げられたらねぇ...」

民衆3「事故だったんだろ?なら、仕方ないんじゃないか?」

ソウダソウダ

ルルーシュ「皆、ありがとう!」


民衆4「でもよー あんたはこれからどうするんだー?」

ルルーシュ「そのことか...私は今までしてきた行為を償う為に世界平和に向けて尽力するつもりだ。それで全ての罪が償われる訳ではない。しかし、やらないよりはやった方がいい。そう思っている。」

パチ...パチ...

パチパチバチパチパチパチ

---アッシュフォード クラブハウス---

ナナリー「お兄様...そこまで考えていたのですね...ユフィ姉様の汚名を晴らそうと頑張っていたのですか...」

ユフィ「ルルーシュ...本当に...本当に...ありがとう...」ポロポロ

--エリア11 総督府 総督の部屋---

コーネリア「ルルーシュ...よくやったな...そして、ありがとう...」


---次の日 アッシュフォード 中庭---

ルルーシュ「お前が思うならそれでいいと許してくれるとは...やはりここはお人好しが多い学園だな...」

シャーリー「もー、ルルったら...こういう時は正直になってもいいと思うよ?」

ルルーシュ「....安心している。ここに居ていいと言われた時、嬉しかったよ...」

シャーリー「ルル...」

ルルーシュ「なぁ、シャーリー。今はまだ無理だが...いつの日か...落ち着ける日が来たらで良いから、俺と一緒に住んでくれるかい?」

シャーリー(こ、これって...プロポーズ!?)

シャーリー「....勿論!」

---数年後 とある教会---

牧師「新郎ルルーシュさん。貴方はこれから思いやりの気持ちを忘れずにシャーリーさんを大切に思い、感謝し、尊敬し合える夫婦になれるよう、努力することを誓いますか?」

ルルーシュ「はい、誓います。」

牧師「新婦シャーリーさん。貴女はこれまで育ててきた愛情をさらに高め、明るく和やかな家庭を築くことを誓いますか?」

シャーリー「...誓います。」


牧師「それでは...誓いのキスを...」

ルルーシュ シャーリー「」チュッ

参加者達「「「「うおぉぉぉぉぉ!!!」」」」

ナナリー「おめでとうございます!お兄様、シャーリーさん。」

ロロ「おめでとう!兄さん!シャーリーさん。」

カレン「お、おめでとう...ルルーシュ、シャーリー。」

ミレイ「久しぶりにパーティでも開く?ルルシャリ結婚記念パーティ!」

リヴァル「まーた、変なこと企んでる...2人ともー 幸せになー」

スザク「おめでとう、ルルーシュ、シャーリー。僕達も負けてられないね...ユフィ。」

ユフィ「そうね...スザク。結婚式を挙げたのは私達の方が1日早いけどね。」

ジェレミア「ルルーシュ様ァァァァァァァ 末永くお幸せにィィィィィィィィ」ポロポロ

咲世子「ジェレミアさん...興奮し過ぎですよ....」


ルルーシュ「シャーリー、これからも色々なことがあるかもしれないけど、俺達ならきっと越えていけるよな。」

シャーリー「うーん...それはどうかな?もしかしたら、心が折れちゃうかも」

ルルーシュ「その時は俺が助けるさ。だが、俺の心が折れそうな時は君が助けてくれよ。恋はパワーなんだろ?」

シャーリー「うん!」

---終わり---


いかがだったでしょうか?所々、荒い部分があり、足りない部分がありますが...初めてにしては良くできたのではないかと思っています。次回作も考えています。その時はまた、読んでくれたら嬉しいです。この後、後日談を書こうと思っています。正確にはその後の登場人物ですが...


後日談は遅くなるかもしれません...最悪、今日の21時には書くつもりです。


--ルルーシュ--

その後、世界各地の紛争や戦争を第三勢力として介入、解決する為に世界を回りルルーシュ•ヴィ•ブリタニアでもゼロでもなく、ルルーシュ•ランペルージとして、黒の騎士団指令に就き、その生涯を送った...一方で、身寄りのない子供達を助ける為に、孤児院を設立。副院長として活動した。沢山の仲間に恵まれ、その傍らには、いつも明るく笑う妻の姿かあったという...その生涯が伝記にされ、世界中でベストセラーになったほどである...

--シャーリー--

夫ルルーシュを支え、共に世界を回った...時折、彼女のもとに危機が訪れることがあったが、何処からか出る馬鹿力により、その危機を解決。団員達から『影の零番隊隊長』と評され、絶対に怒らせてはいけない存在と恐れられた...料理の腕は相変わらずであり、ルルーシュが風邪を引いて寝込んだ時に振る舞ったお粥により、ルルーシュが復帰をするのに1週間延びたほどである...


---スザク---

その後、黒の騎士団零番隊副隊長に就任し、ユーフェミアと結婚。団員達から『右腕のカレン、左腕のスザク』と評される。子宝にも恵まれ、その生涯を送った...しかし、相変わらず鈍いのは変わらず、時折、ユーフェミアを怒らせてはコーネリアにしばかれるということを繰り替えていた...

--ユーフェミア--

スザクと結婚したが、何処からかそのニュースが出て、生きていることがバレる。しかし、その汚名は既に晴らされていた為、祝福され、ユーフェミアファンクラブの人数が増えたらしい...時折、スザクと喧嘩をするも、笑いの絶えない家庭を築き、その生涯を送った...


---カレン---

黒の騎士団零番隊長として、活躍するもルルーシュへの思いを振り切れず、結婚式を挙げるのをしばし妨害し、結婚式を延期させ続けるも、監視カメラにより、その行為が発覚。団員達から総スカンを食らった。その後、『ルルーシュに渡り合うほどの男じゃないと嫌だ』と言い、生涯を独身で貫き通した...

--C.C.--

その後、記憶を失ったふりをして、ルルーシュとシャーリーに仕えるが、時々、ボロが出ることにより、皆にバレる。しかし、それでも意地を張り続け、仕えることを辞めなかった...ちなみに、皆に記憶を失っていないと確信させた決定的な理由は大量のピザを見て我を忘れて歓喜したからである...


--ジェレミア--

黒の騎士団団員として活動する一方、オレンジ農園を開き、アーニャと共に蜜柑を栽培した。ルルーシュが倒れた時は真っ先に駆けつけ、お粥により、1ヶ月寝込むところを1週間にまで短縮するほどの看病を咲世子と共にした...

---咲世子---

ルルーシュやナナリーに引き続き仕え、同時にC.C.の教育係として活躍した...ルルーシュが倒れた時はジェレミアと共に看病し、その時、ルルーシュから『まるで天使だ』と評された...


--ナナリー--

その後、健康診断のついでに足を診てもらったところ、治せることが発覚。治療を受け、8年間のリハビリの末、歩けるようになった...実は孤児院を建てたいと言い出した張本人であり、院長として活躍。孤児達から『怒らせたらやばいけど、それ以外は女神様』と評される...時々、『お兄様中毒』と評して、暴走するも、毎回ルルーシュとシャーリーに鎮圧された...これにより、ルルーシュとシャーリーは一切の喧嘩は無かったらしい...

--ロロ--

シャーリーがルルーシュからプロポーズを受けたことを知り、相手に見合うのかどうか試すもギアスを使っても歯が立たず、逆にコテンパンにされた...ルルーシュか居ない時のランペルージ家を守り、ルルーシュと仲良くしていたことから周囲から『血は繋がっていないが本当の兄弟』と評されていた...


--扇--

ルルーシュを売りかけた責任を取り、副司令を辞任...再び一団員として活動し、一番隊隊長まで登り詰めた...軍を辞めたヴィレッタと結婚するも、やったことがやったことなので、一部の団員にしか、祝福されなかった...

--藤堂--

扇が辞めたことで空いた副司令に、周りから推されることで、就任。ルルーシュが居ない時は代わりに指揮を執った...千葉からプロポーズを受け、困惑するも、ルルーシュ達の後押しもあり、承諾し、結婚。その結婚式は黒の騎士団総員で祝われた...


--シュナイゼル--

その後、ブリタニアの超合衆国の参加を表明し、植民地を全て開放。開放した際に、幾つか不安要素がある国には技術支援をし、自立出来るようにした...その後、世界平和に力を尽くした...その変わり様から、日本人から『鬼子母神のシュナイゼル』と呼ばれた...

---コーネリア---

その後、日本のブリタニア大使に就任し、日本とブリタニアの友好関係をより良くする為に力を尽くした...ギルフォードからプロポーズを受けた時は1度は断るも、ユーフェミア達からの説得もあり、承諾。結婚式時のデレから民衆から『ネリ様めっちゃ可愛い』と評され、コーネリアファンクラブが創設された...(0000001番はギルフォード)


---ミレイ---

ルルーシュからの支援もあり、アッシュフォード家は何とかなったが、ニュースキャスターとしての仕事を続け、世界各地のニュースを報道し続けた...リヴァルから何回もプロポーズをされ、150回目のプロポーズで承諾。その結婚式は元生徒会メンバーを中心に挙げられた...

---ニーナ---

自分がこれまでしてきたことを反省し、強大な兵器を無力化する装置を開発することやより頑丈な防衛設備を開発することにその生涯を捧げた...当然だが、ユーフェミアが生きたと知った時に1番喜んだのは彼女である。


他にも沢山いるけど、主に紹介するのはこれくらいかな...
要望があれば、後日談的なものを書いてみます。でも、その前にどうしても書きたいことがあるので、要望に応えられるのはそれを書き終わった後かな...


---シャーリーがルルーシュからプロポーズをされた翌日 アッシュフォード クラブハウス---

ナナリー「ねえ、ロロ。シャーリーさんがお兄様からプロポーズを受けて承諾したって聞いた?」

ロロ「ああ...まさか、兄さんの方から告白するとは思わなかったよ...」

ナナリー「でも、シャーリーさんがお兄様に見合うか心配だよね...」

ロロ「うん...ねえ、ナナリー。シャーリーを試してみないか?それで、兄さんに見合わなかったら、断ってもらおうよ。」

ナナリー「いい考えね。早速やりましょう!」

---アッシュフォード 中庭---

シャーリー「ナナちゃんに呼び出されたけど、何の用だろ...」

ナナリー「シャーリーさん、来てくれましたか...」

シャーリー「あっ、ナナちゃん!どうしたの?」


ナナリー「先日、お兄様から告白されて承諾されたのですよね?」

シャーリー「ど、何処からかそれを...」カァァァァ

ナナリー「ミレイさんから聞きました。」

シャーリー「むぅー、ミレイちゃん...あんなに言わないでって口止めしたのに...」

ナナリー「シャーリーさん、貴女には悪いですが、試させてもらいます。」

シャーリー「へっ!?試す?何を?」

ナナリー「貴女がお兄様に見合うかどうかを...」

ロロ「僕を倒してもらうおうか...」

シャーリー「えっ!?ロロ君を?でも、ロロ君って結構強いよね...」

ロロ「貴女に兄さんに見合うほどの力があるならば、僕を倒すことは簡単なはずです!」

シャーリー「そんな...無理だよ...」ワナワナ

ナナリー(まぁ、無理だとわかってこうしているのですがね...シャーリーさん、悪いですが、お兄様は諦めてもらいますよ...)

ロロ「全力で行くよ!」キュィィーン タッ

シャーリー「ちょ...ギアス使う!?...」

ロロ「これで終わりだ...」バッ


シャーリー(このままじゃやばい...死ぬ気でやらないと...)

---死ぬなァァァァァァァ---

シャーリー(私は...生きる!...)キュィィーン

ルルーシュが掛けた死ぬなというギアスは威力を増して使われていた為、ロロのギアスを乗り越えることなど容易いことであった...しかも、その力はシャーリーの全力を引き出し、スザクと渡り合えるほどの力である...

シャーリー「私はァァ 生きるのォォォ」ガシッ

ロロ「なっ!止められた!」

シャーリー「ルルと一緒に生きるんだァァァ」ハラボ

ロロ「ぐはぁ...つ、強い...」バタッ

ナナリー(嘘...そんなはずは...)

シャーリー「....ん?あれ?どうして、ロロ君が倒れているの?」

ナナリー「...認めますよ、シャーリーさん。貴女はお兄様に見合う人です。」

シャーリー「えっ?...あ、ありがとう。」


シャーリーの馬鹿力が引き出される理由は勿論、ルルーシュのギアスのお陰です。そのことをどうしても、書きたかったので...以上で、ssを終わりたいと思います。ここまで、読んでくれる人が居るかわかりませんが、読んでいたら、嬉しいです。次回作もギアスを書きたいと思っています。もしかしたら...今夜書くかもしれません。
お読みいただきありがとうございました。


要望があったら、出来る限り、応えたいと思っています。

コメントありがとうございます。第2次スパロボZ再世編でシャーリー生存しても、ルルーシュがアッシュフォードに戻らず、ゼロとして生きるってのが俺にはちょっと違うなと感じたのがこのssを書くきっかけでした...
ギアスssは良作ばかりなので...それに比べれば駄文な俺の文章はつまらなかったのではないかと思っています。次に書くつもりのギアスssは、一期から書くつもりです。正直に言うとそれを書くきっかけはcmで流れるある映画です...内容見ればすぐにその映画のタイトルがわかるかと...

思ったより見てくれていた人が多かったんですね...てっきり、細々と俺がひたすら書き続けていたのかと...荒らしとかは嫌ですが、ちょくちょくコメントを頂けたら嬉しいです。


予定ですが、次回作は22時頃に書く予定です。リンクを貼れれば良いのですが、普通にタイトルとURLを貼れば良いのでしょうか...初めてのことなのでよくわからないのですよ...

少し早いですが、次回作書きました。ルルーシュ「僕が外から変えて...」スザク「俺が中から壊す」です。ルルーシュ「僕が外から変えて...」スザク「俺が中から壊す」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.shitaraba.net/bbs/lite/read.cgi/internet/14562/1473511162/l30)
宜しければどうぞ。

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