桃華「スターライトステージがもうすぐ1周年だそうですわ」

梨沙「あぁ、そうらしいわね」

ありす「1周年記念で色々企画をしているみたいで、ちひろさんやプロデューサーさんも忙しそうにしていましたね」

桃華「記念のライブや歌番組もあるようで、アイドルの皆さんも忙しそうにされていましたわ」

梨沙「記念の歌番組には莉嘉が出るんだっけ？」

ありす「そうみたいですね、他にも川島さんや北条さん、緒方さん、大槻さんが出演するみたいです」

桃華「そこで新しい衣装もお披露目らしいですわ、一足先に袖を通せるだなんて…少し羨ましいですわ」

梨沙「まぁ全員に配られるみたいだし、そんなに焦んないの」

ありす「そうですよ…それにしても、もう1年経ったんですね」

桃華「そうですわね…」

梨沙「アタシ達の中だとありすが一番最初から出演していたんだっけ？」

ありす「そうですね、僭越ながらトップバッターを努めさせていただきました」

？？？「今野球の話した！？」にゅっ

梨沙「うわ！どこから沸いたのよ！？そんな話してないわよ！」

？？？「なーんだ…」

桃華「その後12月の頭にわたくしが出演させていただくようになったのですわね」

梨沙「舞踏会の後よね」

ありす「その後梨沙さんが2月からこちらに合流しましたね」

梨沙「そうね、時代劇とか怪盗公演とかサンタチャレンジとかで色々忙しかったから合流がちょっと遅れちゃったわね」

桃華「うふふ、梨沙さんがいらした時は嬉しかったですわ」

梨沙「…そ、ぁんがと」

ありす「相変わらずストレートに来ますね…」

桃華「？？？」

梨沙「ま、まあいいわ！その後はアタシもL.M.B.G.に参加するようになったのよね」

ありす「その後すぐでしたね、ハイファイデイズが出たのは」

桃華「あの時はL.M.B.G.を代表してわたくしと千枝さん、みりあさん、仁奈さん、薫さんが披露したのでしたわね」

梨沙「アタシは新参だからしょうがないけど、結構古株だったしありすが歌っても良かったんじゃないの？」

桃華「わたくしもそうは思いましたが…どちらかと言えば元気なイメージの曲なのでありすさんは少しイメージが…」

梨沙「あぁ…確かにインドア寄りだもんね」

ありす「はっきりと言わないでも良いじゃないですか！」

桃華「あら、でもPちゃまからも活動的なイメージはそんなに無いと言われてませんでした？」

ありす「うぐっ…！そうですけど…！」

梨沙「飛鳥達とレッスンしてブッ倒れたらしいし？」

ありす「うぐぐぐぐ…！そ、それはあちらの方が年上だからです！基礎体力から違うので当然の結果です！」

梨沙「まぁそれはそうよね、ていうか桃華も体力的にはそんなに変わんないでしょ？」

桃華「そうですわね…虚弱…というわけではありませんがデリケートな体質ですのでそこまで無理がきくわけではありませんわ」

ありす「それなのにどうしてここまでイメージに差が…」

梨沙「桃華はとときらとかに出て多少子供っぽいこともやってたからじゃない？」

桃華「ありすさんはその時期文香さん達と行動していましたからね、ほんの少～しだけクールなイメージが先行していたというのも大きいかと」

ありす「何か含みがありますね…」

梨沙「まぁシン撰組で文香共々そんなイメージ吹っ飛んじゃったんだけどね」

ありす「うるさいです！あれは演技ですから！私はその前も後もクールです！」

桃華「クールタチバナですものね」

梨沙「まぁブラックアリスの直後だったし、きっと連続は大変だろうってPの配慮よね」

ありす「ああああ！昔に戻って色々口走ってしまった自分を黙らせたいです！！！」

桃華「ありすさん、きっとそのうちご自分で笑って流せる日が来ますわ」

梨沙「凜さんは4年くらいかかったみだいだけどね」

ありす「うう、これが…蒼歴史…」

桃華「ハイファイデイズの後は…ああ、あれでしたわね」

梨沙「生存！」

桃華「本能！」

桃華・梨沙「ヴァルキュリア！」

ありす「そうですけど！少し凹んでいるところに追い打ちですか！？」

桃華「追い打ちだなんて人聞きの悪い…」

ありす「ええ！アインフェリアは天国でしたよ！牙を抜かれてキュートタチバナやってましたよ！」

梨沙「言われそうな事全部先回りして言ってるわ…」

桃華「はいはい、自棄にならないでくださいまし」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ありす「う～っ！む～っ！」

梨沙「それにしても今年はアンタら仕事多かったわよね」

桃華「そうですわね…ハイファイデイズからジュエリーズ関連のプロモーション、水着でのグラビア…くらいでしょうか」

ありす「私は水着は無いですけどアインフェリアと魔導師が入りますね」

梨沙「タチバナサーガね」

桃華「ラテン語にまで手を出されて…」

ありす「いいじゃないですか！雰囲気を出すために色々調べただけです！」

梨沙「まあそういうコトにしておいてあげるわ」

ありす「くっ！」

桃華「それに対して…失礼かも知れませんが梨沙さんは今年は大人しめでしたわね」

梨沙「あ～…そうね、L.M.B.G.加入以降は動物園の取材をしたくらいね」

ありす「梨沙さん…」

梨沙「まぁ今までバラエティとか舞台が多かったからね、歌とダンスはこれからよ！アンタ達にだってすぐ追いついてやるんだから！」

桃華「うふふ、その意気ですわ、梨沙さんのソロ曲が踊れる日を楽しみに待っていますわ！」

ありす「私たちは友人ですけど、ライバルでもありますからね、負けませんよ！」

桃華「…それでも、トップに立ったその時にお二人が隣に居て下さったら嬉しいですわ」

梨沙「…そうね、アンタ達！途中でへこたれたりしたら怒るからね！」

ありす「ふふん、その言葉、そのままお返しします」

桃華「うふふ、わたくしに不可能はありませんわ！」

梨沙「よっし！スターライトステージも1周年を迎えるし、アタシ達も心機一転頑張っていくわよ！」

桃華・ありす・梨沙「えいえい！おー！」