【安価】忍び、戦なりて子、争う (54)

遥か昔、忍者と呼ばれる職業が健在している頃の話。
天津里と呼ばれる忍びの里と、伊豆里と呼ばれる忍び里があった。
その里、天津里と伊豆里は共々忍びの者らを憎んでおり、忌み嫌っていた。しかし、殺し合いにまで発展しなかったのには理由がある。

天津里の忍び次期頭領と、伊豆里の頭領の妹、その二名が恋仲であり、妹の腹には子が孕んでいる。
その為、牙を向く争い事は互い好む事を止め、一先ず口上のみの平穏が齎されていた。

だが、不運な事に伊豆里の子を産むと頭領の妹は脆弱に弱り、十日足らずで死に至る。その事を悲しんだ次期頭領は自害をし、子供のみが残される。
天津里、伊豆里は、残された子を何方か引き取るかの討論を勃発。後に、子を巡る争い事となる。

結果、子は伊豆の里が引き取る事となり、この話は終局した。が、しかし。その十年後。天津の里の頭領が病に倒れ、七日足らずの命と医師より告げられる。
それを聴いた天津の里は、唯一の頭領の子孫である亡き次期頭領の子を奪おうと、一つの果たし状を提出した。

『伊豆の者、子を二十五里離れた海浜へ届ければ親権を譲ろう』
『ただし、天津の里らが子を奪い、天津の里へ迎えれば、親権を此方に寄越せ』
『子の奪還者は七名。同じく、子の護衛は七名とする』





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つまり。
子供を争う戦い。
伊豆の里の皆さんは子供の護衛と子供を海へと連れていく。
天津の里の皆さんは子供を奪還しようと頑張る。

選出された人間以外は手出し無用。殺しても構わない。


真瞳術を引いた記念に作った。後悔はしていない。なお一つも載せられなかった模様。

最初にキャラメイキングするけど、構わんよね。

じゃあ始める。

【名前】
【特徴】
【性別】
【備考】

と言う感じで。

例として
【名前】千代姫
【性別】女性
【特徴】体系がロリ。髪を纏める様に後ろに布を巻いている。
【備考】伊豆里と天津里の子


こんな感じで。
じゃあ↓1~3で>>1がその中から決めるで。

早瀬丸に決定。

早瀬丸。伊豆里側と言う訳だけど、子、千代姫と合ったことがあるが、関係はどんな感じ?

親子?兄弟?夫婦?早瀬丸と千代姫の関係性安価下2

関係が異母兄妹って事はどうなるんだ?

父が同じで母が違うって、次期頭領が他の女を孕ませたって事か。

主人公が中年であるとすれば三十歳位。だったら次期頭領の当時の年齢は四十代後半。

いや、種をまいた当時であれば主人公は中年じゃなくて青年だと考えて。

現在だと十年の経過だから

次期頭領が早瀬を孕ませた時……当時頭領十五歳程度。
早瀬二十代前半、次期頭領が千代姫を孕ませる……当時頭領三十代後半。早瀬二十代。
千代姫十歳……早瀬三十代前半。

よし、これで良いな。異母兄弟って設定のお陰で一気に次期頭領が屑化したな。死んでるからいいけど。

じゃあ始めるぞ。

次期頭領の子なら早瀬が世継ぎになるんじゃ…

—――幼少の記憶―――

早瀬丸「……頭領、如何なされましたか?」

頭領「おう、早瀬丸。お前も、時期に七つとなる。故にお前には術を授けようと思うた所でな?」

早瀬丸「俺に術、ですか?喜ばしい。ぜひ、教えてくださいませ」

頭領「ああ、だが、術には種類があってな……」

頭領「一つ目は体術、詳細は【肉体に関する術】」

頭領「二つ目は技術、詳細は【道具や武道に関する術】」

頭領「三つ目は忍術、詳細は【隠密や変装に長けた術】」

頭領「そして、これは先天的な術、異能。詳細は【三つの中に当て嵌まらぬ上位術】」

頭領「以上が説明じゃ。早瀬丸。お前はどの術を習いたい?」

早瀬丸「俺は……」

1~3体術
4~6技術
7~9忍術
0異能

コンマ↓1

>>13あれだよ。隠し子で早瀬丸自身も知らないんだよ。ただし千代姫には親近感が沸く模様。

頭領「ふむ、体術を選ぶか―――よろしい、では、この巻物の中より選ぶがよい」

と、頭領が十の巻物を取り出し、渡す。

体術
1硬化術
2軟化術
3関節術
4壁貼術
5野獣術
6骨彫術
7怪力術
8胃蔵術
9増殖術
0蘇生術

コンマ↓1
早瀬「どれにするか―――」

胃蔵術―――胃の中に物をため込む術。鋭利であろうと毒であろうと胃を傷つけず、収納する事が可能。更に飲み込んだものは体液で汚れる事がない。


そう、それが俺の—――

                ………

            \ヤ        マ    /


             \   ハヤ   セ   ルー/



              \ハヤセ      マルー /



                千代姫「早瀬丸っ」



                早瀬丸「おうっ」




             早瀬丸「っととと、なんだ。千代じゃねぇかどうした?」



             千代姫「なんだ、じゃないです、。呼ばれてますよ、早瀬丸」


          ―――どうやら昼寝をしていたらしい。部屋から出てみれば、なるほど確かに、伊豆里の忍衆が俺を呼んでいる。



            早瀬丸「かーー、せっかく気持ちよく寝てたのによ」


                 千代姫「仕事ですか?」

            早瀬丸「ああ、どうやらそうらしい…が、なんだ、千代も呼ばれてんじゃねえか」


           ――――忍びの一人、伝令役の共有術が脳裏に響く。異能の類も日常に浸れば驚きも少ない。


           ――――何故呼ばれているかは敢えて聞かない。取り敢えず、千代を連れてこい、との事だ。



            早瀬丸「千代、お前も来いとの事だってよ」

           
            千代姫「わかりました、では—――んっ」


         ――――両手を広げて何かを訴えてくる千代姫。意味が分からず、何がしたいのか聞いてみる。


            千代姫「私は忍びじゃありません、早瀬丸みたいに、飛べないのです」


            早瀬丸「ああ、それもそうだわな。どれ。よっこいしょっと」


         ――――千代を抱きかかえ、部屋から飛び出る。忍びとしては老いぼれに近い中年体だが、走りはいまだ健在であるらしい。


         ――――数十秒程度で、仕事の話をしている、部屋へと到着し、部屋へ入った。


    

キャラメイキング

【名前】
【特徴】
【性別】
【備考】
【能力】(コンマ判定)

能力一覧

体術
1硬化術2軟化術3関節術4壁貼術5野獣術
6骨彫術7突封術8胃蔵術9増殖術0蘇生術

技術
1真贋術2夢想術3暗器術4真剣術5鎖鎌術
6投擲術7釣糸術8徒手術9仕込術0分解術

忍術
1影潜術2変装術3変声術4雨隠術5変化術
6通過術7変身術8性別術9老若術0煙幕術

異能
1読心術2自害術3勅令術4停止術5毒出術
6術破術7操作術8呪殺術9予知術0共有術

安価下1~6

         空蝉丸「クケ、ケケケこれで全員集まったか」


          早瀬丸「なんだ、空蝉丸の爺さん、これぁ一体なんの集まりで?」


          難波「ひひひ、なんや早瀬、知らんのかいな。ワイはもう嬉しゅうて嬉しゅうて」


        ―――そこには六人。空蝉丸。難波。瓜生。雛菊。霞。妖気。が部屋に居る。


         空蝉丸「まずは、この果たし状を読め」



         ―――差し出された果たし状。其処に書かれている内容を読み、声が漏れる。



             早瀬丸「千代を奪い合うってか、天津の都合だ。俺らにゃ関係無いだろう」


                 難波「それがなぁ。頭領、受けたらしいで」
   

                   早瀬丸「あ?伊豆の爺ナニ考えてんだよ」


              難波「ナニ考えてもええやんけ。問題は天津を殺しても問題ないというところや」


                     瓜生「ケケッ、一斉清掃って奴か」


 
                     難波「なんにせよ。殺し合いが始まる。嬉しい限りよ」


                       早瀬丸「その護衛ってのはいつだ?」


                     空蝉丸「今日の夜十二時より、里の者らが鐘を鳴らすらしい。」


                     空蝉「護衛人はこの七名で行う。各自用意した後、護衛任務を開始する。以上、解散」



面倒なんで天津の方も安価します。


【名前】
【特徴】
【性別】
【備考】

能力は此方で決めます。では、安価下1~7


                         ――準備――



                     早瀬丸「ったく。千代の事なんだと思ってやがる」


                     ――――この戦い、どうあっても一番傷つくのは千代だ。――――

 
                  ――――自分の為に誰かが傷つくなんて、想像するだけで鳥肌が立つ――― 



                      千代姫「早瀬丸—―――私は、里の住人に気に入られて無いのですね」


                     早瀬丸「ああ、まあ良くは思われていないだろう」


                ―――伊豆里と天津の里の血を引く千代。当然、天津の血を引いていることから、大半の人間は千代に近づこうとしない。

                ――――当然、もう半分は、千代を引き取ることで、天津に一泡吹かせたやったと感じている輩だ。当然、千代の存在は物として見ていない。


                    千代姫「私は、嫌われているのですね」


                    早瀬丸「ああ、だけど、誰も千代のことを知らないだけだ」


                    千代姫「私は、物として扱われているのですね」

                    早瀬丸「そうだ。けど、人として見ている奴も居る」


                    千代姫「私は—―――生まれてくるべきでは無かったのでしょうか?」


                       —―――その答えに、どう答えようか迷う。俺は—――


                             セリフ安価下2        

頭が痛いから今日はここまで。スロット熱中しすぎたかなー

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