吉良吉影「キラークイーン第二の爆弾『魚雷ガール』」 (78)

承太郎、康一、ボーボボ、首領パッチの四人は、
重ちーを殺した犯人を見つける為、ボタンの聞き込み調査をしていた。


——靴のムカデ屋

承太郎「このボタンに見覚えはないか?どんな服についてたボタンなのか思い出せなくてね」

店主「ふ〜〜ん……そのボタンの服ならほら、そこに修理したばっかのヤツがあるよ」

承太郎「!」

店主「……ところで君たち、たべっ子どうぶつどお?ラクダ以外なら、なに食べてもいいよ」

康一「いえ…けっこうです」

ボーボボ&首領パッチ「じゃあオレはラクダだけ全部もらうわ」

店主「え!?」

ボーボボ「……あ?やんのか首領パッチ」 ビキビキ

首領パッチ「やってみてくださいよ先輩……!」 ビキビキ

「……んな小…なお…ざけも……ない!」

ボーボボ&首領パッチ「!! い…今の声は…………まさか!?」





『ボボボーボ・ボーボボ』と『ジョジョの奇妙な冒険』のクロスSSです。
舞台はジョジョの第四部、vsシアーハートアタックの話からスタートします。

拙い文章ですが、最後までお付き合い頂ければ幸いです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1371033209

康一「な…なんだ今の声は!…………ハッ!?」

魚雷ガール「どんな小さなおふざけも!決して許さないーーー!!!」 ドゴーンッ!!

ボーボボ&首領パッチ「ぎゃああああ!!!!」

クルッ

魚雷ガール「ラクダフェチって、あんたもふざけ過ぎーーー!!!」 バギャーンッ!

店主「うあああああっ!!?」

康一「(理不尽に殺された—ーー!!!)」

承太郎「こ…これは!? なんだこの魚雷は!スタンドか!!」

康一「ああ!同じボタンがついた服を……『犯人』が持っていこうとしているッ!」


ゴゴゴゴゴゴ…

吉良「…………見られたか?この吉良吉影の名を……
全員消えてもらうぞ。我がキラークイーン第二の爆弾『魚雷ガール』で……」

康一「は、犯人が逃げる!」

承太郎「康一くん、あれは追わなくていい。『吉良吉影』の名は確認できた。
まずはこの魚雷をなんとかする方が先だぜ。……二人共、大丈夫か?」

ボーボボ「あぁ…牛乳を体中に塗っておいたおかげで助かったぜ」

康一「(なぜ牛乳をーー!?)」

魚雷ガール「バカやってんじゃないのーーー!!!」 ドゴンッ!

ボーボボ「が、がはっ!!!」

首領パッチ「1・2ーー♪ 1・2ーー♪ TRF! TRFッ!」

康一「(エアロビやってるーー!!)」

魚雷ガール「どんなおふざけも許さないわよ!魚雷の名にかけてーーー!!!」 バゴォンッ!

首領パッチ「ぎゃあああマークパンサーーー!!!」

ボーボボ「ぐ…さすがは魚雷先生!」

魚雷ガール「さて、次はあなた達かしら?」

承太郎「……スタープラチナ。オラオラオラオラァーーッ!!」 ドゴドゴォッ!

康一「よし!無敵のスタープラチナのラッシュが直撃したぞ!!」

シュウウウゥゥ……

魚雷ガール「……中々いい攻撃ね。でも私には通用しない。なぜなら私は魚雷だから!」

承太郎「!?」

康一「こ、このパワー!『魚雷』だからって……な、納得いかない!論理的じゃあないぞッ!」

首領パッチ「ここは平和的に話し合いで解決するか……」

魚雷ガール「話し合い?望むところよ」

ザッザッザッ…

首領パッチ「リポミタン」 魚雷ガール「L」


——交渉決裂

魚雷ガール「ってふざけ過ぎーーー!!!」 ドゴォンッ!

首領パッチ「ぎゃああああ!!!」 ドサッ

魚雷ガール「ん!? よく見たらアンタ!
帽子と髪の毛が一体化してるわね!? ふざけないでーーー!!!」 ドゴーンッ!

承太郎「ぐああああ!!?」 ドサッ

康一「じょ、承太郎さんもやられたーーーッ!!?」

※なぜ帽子と一体化しているかというと、後ろから見ても承太郎とわかりやすくする為らしいです

ボーボボ「荒木先生の読者への気配りだね♪」

魚雷ガール「誰に話してんのよーーー!!!」 バギャーンッ!

ボーボボ「ぎゃああああ!!!」 ドサッ

康一「う…ううわああああ!!!つ、強過ぎるーーー!?」

魚雷ガール「あなたで最後ね……」 ギョラフフフ…

ドドドドドド…

康一「いや…待てよ……!こいつ『弱点』があるぞッ!気がつかなかった弱点が!!
『おふざけ』に向かって決して突撃をやめない……おまえの弱点はッ!そこにある!」



一方吉良は、エステ『シンデレラ』前に到着していた。

吉良「この世のどんな事よりも信頼して言えることがある。魚雷ガールに『弱点』はない」

……

魚雷ガール「……おふざけは許さない許さない許さないーー!」 ウロウロウロウロ

康一「……そうやって『ところ天の助』の文字を追い続けてろ……。
ぶら下がったニンジンを追いかけ続けるロバのようにね。仗助くんに電話して……」 ピポパプピポ

「はい〜〜〜っ東方っス」

康一「仗助くん!大変なんだ!承太郎さんとボーボボさんと首領パッチくんが重傷で……
靴のムカデ屋だよ!すぐに来てッ!」 ガチャン

魚雷ガール「ギョラフレイム!!」 ゴオオォォォ!

康一「炎を吐いたーーー!!?」

バリバリバリバリ

康一「ぐああああ!!?し、しっぽ文字が破壊された…!
ダメージが背中に……ど、どうする!?…………はっ!!」


ドドドドドド…

ACT3「…………命令シテクダサイ」


康一「せ、成長したんですかァ!?ぼく!……よし、とりあえずぼくらの身を守れ!!」

『ACT 3 FREEZE!!』 ズンッ!!

魚雷ガール「お…重いッ!?」 グググ…

ACT3「『スリー』ト『フリー』ガカケテアリマスネ。ダカラドーダコード…………ハッ!?」

魚雷ガール「どんな小さなおふざけも許さないーーー!!!」 ドゴォンッ!

康一「う、うああああ!!?」 ドサッ



一方吉良は、エステ『シンデレラ』にて川尻浩作への整形を完了していた。

魚雷ガール「……さて、おふざけもここまでね。私たちは争いを好まない。
追ってこなければ殺しはしないわ。どうせもう…私たちは見つけられない。
それじゃあね……ギョラテレポート!!」 ギョラッ


康一「うう……か、勝てなかった……スタンドも成長したのに、まるで歯が立たなかった……」

承太郎「逃げ切られたが……やれやれ、全員命があっただけ良かったといったところか」

ボーボボ「あの魚雷先生が相手だとは……」

承太郎「やはり知り合いなのか?」

首領パッチ「……ああ。魚雷先生はオレたちや天の助と共に、かつて一緒に戦った仲間だ」

ボーボボ「魚雷先生を越える、か……学ばしてもらったよ。吉良吉影」


≪to be continued≫

……『アトム・ハート・ファーザー』


吉良吉影の整形後の行方を追う一向は、情報を得るため吉良邸へ来ていた。


——吉良邸

仗助「それにしても、特徴のない特徴っスね〜〜〜吉良吉影の人間性は」

承太郎「……この男は『目立たないように目立たないように』人生を送ってきていたようだな」

ボーボボ「目立たないか、すげーその気持ちわかるわ。オレも目立ちたくねーもん」

首領パッチ&天の助「オレもオレも」

康一「君たちにだけは同意して欲しくないよ!!」

仗助「なんだこれ?中に『けずりぶし』みたいなもんが入ってんな。1983…『年』ってことか?」

天の助「これは海苔だな」

ボーボボ「ハイ、あなたの大好きなパイレーツオブ海苔ご飯よ」

首領パッチ「わーーい、ありがとうママ!」

康一「(え……それ爪じゃあ……)」

天の助「ところ天は無視して、海苔に浮気するつもりかよ!!」

首領パッチ「か、勘違いしないでよね。海苔でたんぱく質をとりたかっただけなんだから!」

モグモグ…

首領パッチ「ぐばっ!!!」


よく見たら、けずりぶしみたいなのは海苔ではく『爪』でした——

承太郎「(……気付けよ)」

ジィー…カシャッ

億泰「今の音は……なんだ?」

仗助「こ…これは!父親だ……吉良の父親がッ!写真に写ってる」

天の助「こいつはッ!?この体育座りのフォーム……!忘れはしねぇ、こいつはあの時の——」



5年前 カメユーマーケット——

天の助「……はぁ〜〜〜、全然売れねーーー…………ん?」

吉廣「お疲れ様です!自分、新人の吉良吉廣って言います!先輩よろしくお願いします!」

天の助「(……ちっ!こんな体育座りの幽霊写真が売れっかよ)」

オレはそう思っていた。だが実際は——

吉廣「…………先輩。今日でお別れです。自分……買い手が決まったんです」


——オレは言葉が出なかった。オレは何年もこのスーパーで買い手を待った。

だがあの新入りは、あろうことか配属の翌日に完売しやがったんだ…………


天の助「……あの面構えは忘れもしねぇ。こいつは……あの時の新入りだ!」

康一「(なにその過去話ーーー!!?)」

ボーボボ「おっ、こんなところに折り紙みっけ」

吉廣「え?……な、何をする!?」

パタンパタン スッスッ…パタ…パタ、パタン

ボーボボ「完成!ザウルスライダー!!」

康一「写真をどう折ったらそうなるんだーーー!!!」

ボーボボ「キモいわ!!」 ドヒュン!……キラーン☆

億泰「な…投げ捨てやがった!」

承太郎「…………そいつ今、弓と矢を持ってなかったか?」


吉廣「息子が一度は情けをかけてやったのに……息子を追う者は始末してくれる!」


≪吉良吉廣、弓と矢を持ち逃走≫

……『ジャンケン小僧がやって来る!』


天の助「……そういえば露伴の髪型ってさ」

露伴「ああ」

天の助「寿司に入ってる、緑のひらひらした草みたいなのに似てるよな」

ボーボボ「!」

露伴「ヘブンズドアー!!」 バラバラバラ

天の助「ぎゃああああ!!!」

露伴「え〜となになに…………ページに『ぬ』の文字しか書いてないぞ!!?」

天の助「やめて……優しくして。初めてなの…………」

露伴「」 ビリビリビリビリ!

天の助「ぎゃああああページを破かないでくれーーー!!!」

大柳賢「ねえちょっと……ぼくとジャンケンしてくれない?」

露伴「ン?」

天の助「よし、オレがやろう」

じゃああ〜〜〜んけん……ホイ!ホイ!ホイ!!

天の助「(ところ天だからグーしか出せなかったーーー!!)」

ズキュウウウーーン!

露伴「天の助が頬の穴に吸い込まれていく!?こいつスタンド使いか!」

天の助「『ぬ』のハンカチガード!2枚!!…………ふう、危なかったぜ」

ボーボボ「ナイス判断」

天の助「ぬのハンカチ、お前にはいつも助けられてばかりだ……」

露伴「いや、吸収されてるぞ」

大柳賢「次は露伴か?アフロか?ジャンケンに勝たないと、ところ天は返ってこないよ!」

露伴「卑怯な奴め……!」

ボーボボ「そいつに人質の価値は、ない」

大柳賢「え?」

ボーボボ「KILL YOU」

ピン!手榴弾ポイ  カッ—— ドゴォォンッ!!

天の助&大柳賢「ぎゃああああ!!!」

露伴「て、天の助ごとふっ飛ばしやがった!!?」

ボーボボ「…………任務完了しました、露伴少佐」

露伴「なにそれ!?ぼくは命令してないぞ!!」

天の助「ぐぐ……小僧、大丈夫か?」

大柳賢「お、おまえこそ……」

天の助「……」 大柳賢「……」

天の助&大柳賢「マイフレンド!!」 ガシッ!

ピシガシグッグッ

露伴「なんで仲良くなってんの!?」


——こうして二人は、永遠の友達(賞味期限付き)となった。


さらに二人は、この時のジャンケンバトルを歌った歌「悪運のグー(ANG)48手」
をリリースするが、それは全く売れなかった。

天の助&大柳賢「I want グ〜♪ I need グ〜♪ I love グ〜♪」


≪大柳賢(ジャンケン小僧)、再起可能≫

前に3部で書いてた人かな ともかく支援

……『ぼくは宇宙人』


億泰「お、おい仗助!あれ見てみろよ!」

仗助「あれはミステリーサークル!!……中心に誰かいるぜ!」


ボーボボ「プルコギ」 首領パッチ「プルコギ」 ミキタカ「コギプル」

ボーボボ「おい、宇宙人だからって練習をなまけるんじゃねーぜ」

ミキタカ「す、すいません」

仗助&億泰「(なにやってんだーーー!!?)」

仗助「ボ、ボーボボさん!そいつは一体誰なんだ?」

ボーボボ「よう仗助。こいつの名は『エジプト文明』だ」

首領パッチ「違えーよ。こいつの名は『チビファイヤーマリオ』だ」

ミキタカ「違います。わたしは『ヌ・ミキタカゾ・ンシ』といいます」

仗助「マジで誰だコラーーー!!!」

ミキタカ「……つまり宇宙人です」

億泰「おいおいおい〜〜なら証拠を見せてみろよ!何ができるっつーんだ?」

ミキタカ「ではスープになりましょう。ボーボボさん、飲んでみてください」

ボーボボ「わかった」 ズズズー…

ググググググ…

ボーボボ「お…おおおおお!!!」 グアッ!

仗助「ボ…ボーボボさんッ!……な、なんだこの筋肉の膨張した姿は!?」

ミキタカ「ドーピングコンソメスープです」

億泰「(宇宙人はネウロ好きだったのかーーー!!!)」

ボーボボ「さあ諸君。オレのプルコギを止められるかな?」

首領パッチ「ありえねー!スープごときでありえねー!!でもこんな時代なら……」

『(超強力洗剤)アリエール』

首領パッチ「奥様汚れがよく落ちます」

ゴシカァン!

ボーボボ「ふざけるな」

仗助「アリエールが粉々に潰されたーーー!!」

首領パッチ「てめーボーボボ……来いやぁ!!かかって来いやぁーー!!!
パチパチパチパチーーーッ!!!」 ドガドゴドゴドゴォッ!!

ボーボボ「が…がはっ!!!」 ドサッ…

首領パッチ「ザコが……話にならねぇ」

仗助&億泰「(ド、首領パッチ強えーーー!!!)」


≪to be continued≫

ここまでご覧頂き、ありがとうございました。
コメントもありがとうございました。

>>24
ボーボボと首領パッチの奇妙な冒険、というSSなら以前書きました。


続きはまた日を改めて書かせて頂きます。

それでは。

……『ハイウェイ・スター』


——杜王トンネル バス内

仗助「あっ、露伴先生こんにちはっス」

首領パッチ「チャーリーズエンジェル(挨拶)」

天の助「クールランニング(挨拶)」

露伴「あ、ああ……こんにちは」

ブロロロオオーッ…

露伴「!」 仗助「!」

露伴「お…おい、見たか仗助!?トンネルの中に……部屋が!」

仗助「ああ、女の手を切断していた。まさか吉良吉影か!?……これは調べるしかねーな」

露伴「……だがこれは罠かもしれない。ぼくが最初に見に行こう。仗助は入口で待っていてくれ」

首領パッチ「行くのね、ノックス……」

露伴「誰がノックスだ」





ドグシャアァン!!

仗助「こ……これは露伴のバイクが!?バイクだけか!? 返事しろ!どこだ露伴ッ!」

首領パッチ「露伴、おやつの時間やで〜〜〜」

天の助「今日のおやつは、ちりめんじゃこやで〜〜〜」

仗助「あ……あれは!露伴ッ!!」

露伴「う…うぅ……あいつを差し出せば、ぼくの命は本当に助けてくれるのか?」

ハイウェイスター「ああ〜〜約束するよ、奴の養分と引き換えのギブアンドテイクだ」

露伴「だが断る」

ハイウェイスター「なに!?」

首領パッチ「オレも断る」

天の助「私は君の意見に賛同する」

ハイウェイスター「な、なんだこいつらーーー!!?」

露伴「逃げろ仗助!このハイウェイスターは時速60kmでどこまでも追跡してくる!本体を倒せ!」

仗助「な…三人を見捨てるわけには……!」

首領パッチ「露伴はオレたちに任せて、お前だけでも行け仗助!!」

仗助「だ…だがしかし……!」

天の助「オレ達がちりめんじゃこを撒いている間に早く!」 パラパラ!

首領パッチ「シュトゥルム・ウント・ドランク(疾風怒濤)ちりめんじゃこだ!」 パラパラパラ!

ハイウェイスター「何やってんだーーー!!?」

仗助「三人とも……すまねぇ!本体は必ず倒すぜ!!」 ダッ!


ハイウェイスター「てめーらよくも……!!養分を奪ってくれる!」

ズキュウウウンッ! ズキュウウウンッ! ズキュウウウンッ!

露伴「ぐああああ!!?」

首領パッチ「うわああああ!!?」

天の助「ぎゃああああ!!?」

ハイウェイスター「こ、こいつだけマズっ……!」 トコロテン、オエーーッ

天の助「ああァァんまりだああぁぁぁーーーッ!!」

露伴「う…うぅ……吸われ過ぎて…い、意識が…………」 ガクッ…

パチコロ「ロ飯ーーーッ!!」

……

「マ…で……?三……かよ」

ん……な…なんだ、声が聞こえる……
し、しまった……!ぼくは気絶していたんだ!今は一体どうなって…… ガバッ!


天の助「このリア充が!本命はどの子なんだよ〜〜?」

ハイウェイスター「いや、マジで三人共必要な存在なんだよ」

首領パッチ「本命は絞らない、これギャルの鉄則」

ハイウェイスター「おれギャルじゃねーし」

三人「HAHAHAHA」

露伴「なんか打ち解けてるーーー!!?」


この後仗助はぶどうが丘総合病院に辿り着き、噴上裕也を倒した。

……『猫は吉良吉影たちが好き』


——川尻邸

猫草「…………ン?」 鳥ハグハグ

吉良「こいつ……スタンド使いだ!昨日猫を埋めた場所になぜこんなのがいるんだ!?」

猫草「ウニャウニャ…」

吉良「大事をとって殺しておくか?いや、少し調べてみてもいいかもしれん……魚雷ガール!!」

魚雷ガール「ちょ、何これ超可愛いじゃない!マジプリティー!」 スリスリ

猫草「ンニャン♪」

魚雷ガール「……かかったなアホが!ノラネコ撃退!ペットボトルフラッシュ!」 ピカァッ!

猫草「ミ、ミギャアアアア!!? アニャンッ!ニャッニャッ!!」

吉良「うーむ……怒ってはいるが、これで間違いなくわたしたちに『敵意』は持っていないな」

猫草「ンニャンニャン♪」

魚雷ガール「なぜ猫が植物になったのかしら?」

吉良「猫という字はけものへんに苗と書く。猫だからこそ地面から苗のように育ったのかもしれん」

魚雷ガール「やだ!じゃあ虫を一緒に埋めてたらドイツ(独)が育ってたかもしれないってこと!?」

吉良「いや。どうしたらそういう発想にな…………ん?」

シュトロハイム「『猫草』じゃあ今いち呼びにくいッ!
そうだな……『メキシコに吹く熱風』という意味の『サンタナ』というのはどうかな!?」

吉良「(ドイツの人が現れたーーー!!!)」

魚雷ガール「誰だてめーーー!!!」 ドゴォンッ!

シュトロハイム「そ、祖国に栄光あれーーー!!」


吉良「……よし、ストレイキャットと名付けよう」

……『鉄塔に住もう』


——鉄塔

億泰「あの鉄塔にいるヤツ、敵かどうか見分けられる方法がありゃあいいのによ〜〜」

仗助「奴が鉄塔に登って来いよと誘ってきたら敵だ。敵なら登らせて襲うだろうな」

ミキタカ「なるほど、確かに誘ってきたら敵でしょうね」

鋼田一「そこで止まれおまえらッ!この鉄塔にそれ以上近づくなよ!」

天の助「え?」

フンニョー バシュー!ブアッ

億泰「こ、これもしかして……バ、バッチィッ!」

鋼田一「『フンニョー』を野草に肥料として撒いているんだよ」

ボーボボ「じゃあオレも『おしるこ』を撒こう」 バシャアッ

鋼田一「なんで!?」

仗助「あいつ、この鉄塔に住んでるのか。……とりあえず承太郎さんに報告しとくか」

鋼田一「……なぁ、もう帰ってくれないか?(さぁ入れ!鉄塔の中に入れ!)」

ボーボボ「帰れと言われて帰る奴はいねー!いくぞ天の助!!」 鼻毛シュルシュル

天の助「え?」

鋼田一「やめろって!帰れったら!(よし、入ってしまえ!!)」

ボーボボ「天の助を鉄塔の中にシュゥゥゥーッ!!」 ドゴォーーンッ!

天の助「ぎゃああああ!!!」

鋼田一「叩きこんだーーー!!?」

ボーボボ「超!エキサイティーーーンッ!!エキサイティン!エキサイティン!」 ドゴ!ドガドガ!

天の助「エキサイ天!!!」 ドガァッ!

ボーボボ「ぐばっ!!!」

億泰「す、すげー!気力を高め合ってるぜ!!」

仗助「いや、違うだろ」

ミキタカ「この鉄塔、なぜかテレビもあるんですね」 ピコピコ

天の助「ホルス神が大暴れで関東が大雪だーーー!!」 ピコピコ

ミキタカ「わたしのターン!ダークブルームーンカードがフェリーを襲う!」 ピコピコ

天の助「何の、ストレングスカードで防御!」 ピコピコ

億泰「ゲ、ゲームやってやがる!(桃鉄か!?)」

ボーボボ「ゲームは一日一時間!!」 ドグシャッ!

天の助&ミキタカ「ああーーーオレ(わたし)たちの99年がーーー!!!」

鋼田一「(今の内に鉄塔から逃げる……!)」 ソロ〜ッ…

天の助「逃がすかッ!ミキタカ!このカップラーメンの中に『金』になって入ってくれ!」

ミキタカ「わかりました!」

——カッ

<ぷるぷるアースウインドアンドファイヤー合体奥義『ぬー$』>

天の助「金の力を借りて……ぬー$の戦士ここに見参!!」

仗助「なんか変なのになったーーー!!!」

天の助「ぬー$ファイター!」 ボシュッ!ガシッ

鋼田一「な…麺に捕まった!?」

ボーボボ「いいぞ天の助!鼻毛真拳奥義『地獄鼻毛落とし』!!」 ドゴォンッ!

鋼田一「ぐわああああ!!!」 ドサッ

天の助「悪人よ…お食べなさい……そしてお貯めなさい」

億泰「何その決めゼリフ!!?」

仗助「というかコイツ、何も攻撃してきてねーのに倒して良かったのか!?」


≪鋼田一豊大、再起不能≫

……『エニグマの少年』


鋼田一豊大から、新手のスタンド使いが康一を始末したという情報を聞いた一向は、
噴上裕也の協力を得、康一の行方を追っていた。


噴上「(なんだ?アヒルと鴨……?)」

首領パッチ「クワックワッ」

天の助「クエークエー」

コインロッカー「ロッカーロッカー」

首領パッチ&天の助「アヒルと鴨とドライブ行こっかー」

コインロッカー「!?」

仗助「伊坂先生を馬鹿にしてんのかッ!!!」 ドゴドゴォッ!

首領パッチ&天の助「ぎゃああああ!!!」


噴上「お…おい、みんな!あの男から康一と同じ臭いがするぞ!」

輝之輔「フフフ……(紙に隠れて…と)」

ブワッ…

仗助「な…男の姿が消えた!?…………ハッ!?」

『玉子豆腐』と『紙』

天の助「あ…あれは玉子豆腐!?い、いけねえ…あの時の恐怖が……」 プルプルガタガタ

輝之輔「(全身を震わすとは……恐怖のサインがこんなにわかりやすい奴は初めてだ)」

ドドドドドド…

輝之輔「(そして恐怖のサインを見つけた時!我が『エニグマ』は絶対無敵の攻撃を完了するッ!)」

ビシィッ…パタパタ、パタン

仗助「て、天の助が紙にされた!?」

輝之輔「(なるほど……仗助のサインは、『下唇を歯でかむ』だ!)」

天の助「いや〜〜〜ビックリしたぜ。いきなり紙にされちゃうんだもん」

輝之輔「!?」

噴上「だ、大丈夫なのか!?」

天の助「ええ、牛乳飲んでますから」

仗助「なんかあの『紙』が怪しいよなァ〜〜」

輝之輔「(バ…バレている!?仕方ない……!)」 スッ

仗助「!? 姿を現すとはいい度胸だ……!!」

首領パッチ「……度強(どきょう)!?このメガネの度数、強かったかしら」 クイクイ

輝之輔「フフ、ボクにはまだ二人の人質がいる。康一と、おまえの母おや…………あれ?」

天の助「ねぇねぇ裕也〜〜、オレこの紙で『ぬ』のサインの練習するんだ〜」

輝之輔「!? そ、その紙を広げるな!!」 ブワッ

康一「……こ、ここは!?」

東方朋子「……う…うぅ」

輝之輔「な、なんだってーーッ!? ……も、もうダメだ。ボクの負けだ。
人質もいねぇ、スタンドも効かねぇ、仲間もいねぇ、逃げ場もねぇ……」

康一「まさに吉幾三の田舎状態だーーー!!!」


首領パッチ「(!! 目覚めて即あのつっこみ!さすがオレとボーボボが認めたつっこみ戦士だぜ)」

ハジケリスト達からも好かれる康一であった。

仗助「おいてめー……康一だけじゃあなく、おふくろも人質にとってたっつーのか?」

輝之輔「あ…こ…これはそ、その…………」 ガタガタブルブル

首領パッチ「やめろよ仗助、怖がってるじゃねーか」

仗助「……じゃあこいつはどうするんだ?再起不能になってもらわねーとよ〜」

天の助「いや、こいつは改心させる。人間の持つ気高い心をオレが思い出させてやる!!」

仗助「(……おめーはただのところ天だけどな)」

天の助「康一!『ぬ』の文字をオレに貼り付けてくれ!!」

康一「え……わ、わかった!」

輝之輔「な、何をする気だ!?」

閑さや岩にしみ入る蝉の声。ぬぬぬぬぬぬぬぬ…… カッ——


<ぷるぷるエコーズ合体奥義『ぬつお芭蕉』>

天の助「アイアムぬつお芭蕉」

康一「変な俳諧師になったーーー!!?」

天の助「から鮭も空也の痩も寒の中(からざけもくうやのやせもかんのうち)……
シャケシャケシャケシャケシャケシャケェェーーーッッ!!!」 ピカァァーーッ!

輝之輔「こ…これは……!このお方の背に見える、五筋の光は……!!」

天の助「欲を求め過ぎてはいけません。苦行で自身を追い込み過ぎてもいけません。
人間、程よいところで生きて居るのが一番ですよ……」

輝之輔「う…うぅ……涙が止まらない……。ボクの負けです。完全敗北…です…………」

康一「(なぜか天の助くんが改心させたーーー!!!)」


≪宮本輝之輔、再起可能(改心)≫

ここまでご覧頂き、ありがとうございました。
続きはまた夜に改めて書かせて頂きます。急用ができてしまいました。

それでは。

……『チープ・トリック』


露伴はチープトリックに憑りつかれたまま、振り向いてはいけない小道近くまで来ていた。


犬「……」 猫「……」 首領パッチ「……」

チープトリック「かかれーーッ!」

露伴「ヘブンズ……し、しまったァーー!?」

ズンッ!

ACT3「動物ニャア罪ハネーヨー。ダカラミンナドッカニ消エナ……オラ!」

露伴「康一くん……やっぱり君は親友だった!ボーボボを連れてきてくれたんだね!」

ボーボボ「いるんだな?背中に敵が……10年ぶりにやってみるか」

コオオオォォォ…

ボーボボ「ウンコ色の波毛疾走(バビロン・オーバードライブ)!!」 ナスカッ!

露伴「な…き、効いていない!?」

チープトリック「……甘いんじゃあねーか?ぼくは能力でひっついているんだ!
決して露伴の背中からは離れられねーんだよ!!」

ボーボボ「いいえ、能力なんかじゃないわ。きっとそれは恋よ」

チープトリック「は!!?」

首領パッチ「やだこの子シャイで超かわいい!あたしもこのシール欲しいわ!」

ペリペリペリ…

チープトリック「え」

康一「普通に剥がしたーーー!!!」

首領パッチ「あたしの背中に貼り付けて……『ド根性首領パッチ』完成!」

ボーボボ「おい、あのアホは置いていくぞ」 スタスタ

首領パッチ「みんな待って〜〜〜」


この後チープトリックは、振り向いてはいけない小道でいつの間にかいなくなっていた。





<ここまでのあらすじ>

バイツァダストを会得した吉良吉影を、川尻早人がなんやかんや追い詰めつつあったのだ!


……『ところ天の助は砕けない』


早人「ぼくは電話をしただけなんだ……寝坊してプルコギしてエジプトして、
マヨネーズ戦争をケチャップ夫人が終結させたって言ってたから、電話して起こしただけなんだ」

吉良「な…何のことだ?いったい何を言ってるんだ……?マジでどういうことだ!?」

早人「あんたが喋ったんだ、喋ったのはあんた自身なんだ!」

吉良「……ま、まさか!?」

ゴゴゴゴゴゴ…

クルッ

吉良「!?」

仗助「……てめー今確かに『吉良吉影』っつったよなあぁ〜〜!!!」

吉良「うっ…うぐ……!?」

ボーボボ「ヘイ!エジプトお待ち!!」 ピラミッドガァッ!

吉良「うぐぉあっ!!!な…なんて事だッ!『魚雷ガール』!!」

首領パッチ「出しやがったぜ、魚雷先生を!」

天の助「ん?」

魚雷ガール「テメーの存在が一番ふざけてるのよーーー!!!」 ボゴンッ!

天の助「ぎゃああああ!!!」

早人「く、砕け散ったーーー!!?」

億泰「こ…これが魚雷ガールか!」

男「あ!あれは梨央ちゃんのパンティー!!」

ピクッ

首領パッチ「それはオレのだ、どけ!!」 バキッ!

男「ぐあっ!!」

スチャッ

純白パンティーに命を捧げて30年……
純白に生き、パンティーを極める。その者の名はパンティーハンター……

首領パッチ「L!! L!! L!!!」

魚雷ガール「ただの変態じゃねーか!!!」 バギャンッ!

首領パッチ「ぎゃああああ!!!」 ドサッ

魚雷ガール「ん?アンタのその髪型もふざけてるわね」

ピクッ

仗助「てめー……今おれのこの頭のことなんつったァーー!!
クレイジーダイヤモンド、ドララララァァーーーーッッ!!」

魚雷ガール「ギョラギョラギョラギョラーーーッ!!」

ドガドゴ!バギドゴォッ!!

仗助「ぐ!!? ば、ばかな……!競り負けた!?な…なんてパワーだ!」

億泰「だがふざけなければ大した攻撃はない!ここはオレに任せな!…………ん?」

グググッ…

億泰「な……か、体が勝手に『荒ぶる鷹のポーズ』を!?」

魚雷ガール「そのポーズふざけてるわーーー!!!」 ドゴーンッ!

億泰「ぐああああ!!?」

仗助「お、億泰ッ!!」

億泰「お…おれは体を動かしてねえ……『空気』が勝手に…動かし……た」

仗助「く…『空気』だと!?」

吉良「なぜ、わざわざわたしがストレイキャットを飼っていたのか?この為だったのだ。
空気を操る能力は……変なポーズを強制できるこの能力は、魚雷ガールに利用できる!!」

早人「(変なポーズ!?それでいいのか殺人鬼ーーー!!)」

仗助「う…うおおおお!天の助ッ!!」

天の助「仗助ッ!!」

<ぷるぷるクレイジーダイヤモンド合体奥義『クレイジーところ天マグナム』>

仗助「ドララララーーーッ!!……穴が開き過ぎたら直す!そしてドララララーーーッ!!」

早人「(もはやただの虐待だーーー!!!)」


吉廣「ぶっ!!!!」


≪吉良吉廣、流れところ天に直撃し死亡≫

魚雷ガール「ぬ…むうううう!!!」 ドガドガドガ!

ボーボボ「ナイスだ仗助!天の助!今の内にオレが先生を倒す!!」

魚雷ガール「甘いわボーボボッ!アンタのそのサングラス、ふざけ過ぎーーー!!!」 ドゴンッ!

グラサンパリーンッ!

ボーボボ「ぐっ!!……まだだ、たかがメインカメラをやられただけだ!!」

魚雷ガール「な…!?ど、どこにこんな底力が!?」

ボーボボ「いま、地雷ダンディが言った!ボケ殺しは、殺し合いの道具ではないって!!」

魚雷ガール「ボケ殺しは戦場で強力な戦力になる!やむを得ないのよ!」

ボーボボ「あんただってボケもするだろうに!」

早人「(アムロさん!?)」

魚雷ガール「これでとどめよボーボボッ!!」

ボーボボ「うおおおお!鼻毛が、ただの白兵戦用の真拳でないところを見せてやる!」

魚雷ガール「こ、このプレッシャーは!? 体よ、動け!体よ、なぜ動かん!?」

ボーボボ「鼻毛真拳超奥義『アゴチョップーーーッッ』!!!」 ドガァッ!!

魚雷ガール「が…がはっ!!!!」

早人「(出たーー!!しゃくれた人譲りの必殺アゴチョップーーー!!!)」

魚雷ガール「こ、この私が負けるな…んて……な……なぜだ!?」

ボーボボ「魚雷だからさ」

早人「(シャアさん!?)」

魚雷ガール「フフ…帰って来てよかった……強い弟子に…会え……て…………」 ガクッ…

仗助「魚雷ガールは倒した……!あとはてめーだけだな!!」

吉良「こ、これは夢だ……このわたしが追いつめられてしまうなんて……」

康一「あれはッ!!じょ、仗助くんのあの負傷……」

露伴「ぼくらが待ってる間……すでに闘いは始まっていたという事か!」

承太郎「という事は……こいつが吉良吉影!」

女「しっかりしてください、すぐに病院で手当てしてもらえますからね!」

キラークイーン!

吉良「(フフフ……この女にバイツァダストを仕掛けたぞ!)」

康一「た…たいへんだ!!あの女の人が……爆弾に変えられてしまったぞッ!」

露伴「……天の助!ここはぼくたちの出番だ!」

天の助「ああ、頼む!!」

露伴「ヘブンズドアー!!『時速500kmでふっ飛ぶ!』」 ドシュッ!


<ぷるぷるヘブンズドアー合体奥義『時速500kmところ天弾』>

天の助「全てはこの一撃の為に……!!!」

……ドヒュンッ!!

吉良「え……?は、速……っ!!!?」 ドグシャンッ!!


ドッパァァーーーッ ……ドサッ


吉良「が…がはっ!!!……そ、そんな…ばか……な…………」 ガクッ…

救急隊員「おいストーップ!ストーップ!!そこに誰か倒れてるいるぞーーッ!」

女「きゃあああああああ!!」

ドグンンン…!!

救急隊員「た…たいへんだ!男が救急車の下敷きになったぞッ!!」

康一「事故死……吉良の最期は事故死……」

カツカツカツ…

魚雷ガール「……あなた達、見事だったわ」

仗助「ぎょ、魚雷ガール!てめーまだ…………ハッ!?こ、これは……」

シュウウウゥゥ…

魚雷ガール「……本体の吉良吉影は死んだ。私ももう間もなく、消滅する」

ボーボボ「ぎょ、魚雷先生……」

魚雷ガール「散々攻撃して……悪かったわね」

天の助「そんな……先生は吉良吉影に操られていただけじゃないですか!!」

首領パッチ「そうですよ!オレたち気にしてません!」

魚雷ガール「……先生のことが嫌いになっても、武器のことは嫌いにならないでね」

ボーボボ「殺せんs…いや、ギョラせんせー……」

魚雷ガール「さあ……お別れの時がきたわ」

ボーボボ「先生!オレたち先生がいないとダメなんです!」

首領パッチ「ホラ!オレふざけてますよ!!先生!」 ザイガス!無敵要塞ザイガス!

天の助「オレもです!存在がふざけてる天の助ですよ!!」 マンモスラッピーマンモスラッピー!


三人「だから……お別れなんて言わないでください!!」


魚雷ガール「フフ……本当あんた…たち……ふざ…け……す…ぎ…………」


シュウウウゥゥ………

早人「き…消えた……」

康一「……」

承太郎「……」

仗助「……」

億泰「……」

露伴「……」


首領パッチ「涙…シミールシミール……」

ボーボボ「シミナーイシミナーイ……」

首領パッチ「シミールシミール……」

ボーボボ「シミナーイシミナーイ……」

天の助「馬鹿野郎!!……もういくらふざけたって…………先生は帰ってこ…な……」

ボーボボ「う…ううぅ…………」

首領パッチ「そんな……先生…………」

ボーボボ「……う、うわあああああああーーーーーーッ!!!!」

首領パッチ「せんせええええええーーーーーーッ!!!!」

……ぼく(広瀬康一)の住む、ぼくたちの町『杜王町』はとても深く傷ついた。


魚雷ガール、重ちー、辻彩さん……それ以外にもたくさんの人が死んだ。

失ったものが多過ぎるし、大き過ぎる。


彼女らのおかげでぼくたちは生きている……

それを決して忘れてはいけない。


生きているぼくたちだけが、この傷の痛みを伝え、教訓とし、

そして…………彼女らの分も、これから先生きていくのだから——

主演:ボボボーボ・ボーボボ、首領パッチ、ところ天の助、魚雷ガール

主演:東方仗助、空条承太郎、広瀬康一、エコーズACT3、岸辺露伴、虹村億泰、吉良吉影

キャスト:吉良吉廣、大柳賢、支倉未起隆、噴上裕也、猫草

キャスト:鋼田一豊大、宮本輝之輔、東方朋子、チープトリック、川尻早人

キャスト:靴のムカデ屋店主、シュトロハイム、コインロッカー、犬、猫

キャスト:梨央ちゃんのパンティー男、原作で勃起発言された女、救急隊員


スペシャルサンクス:読者の皆様、コメントを頂いた皆様

企画、制作:1


≪ 〜fin〜 ≫





首領パッチ「……おいおいこの映画、天の助の活躍多くね?」

天の助「素晴らしい映画だったザマス」

ボーボボ「魚雷先生はいかがでしたか…………ん?」

魚雷ガール「ソフトン様の出ない映画なんて!ふざけ過ぎーーー!!!」 ドゴーンッ!!!

三人「ぎゃああああーーー!!!」



≪ 吉良吉影「キラークイーン第二の爆弾『魚雷ガール』」  −完− ≫

最後までご覧頂きありがとうございました。

まさかボーボボ×ジョジョクロスを二度も書くことになるとは……。
前作で天の助が登場していないので、今作では天の助を多目に活躍させてみました。


読んで頂いた皆様、コメントを頂いた皆様、
本当にありがとうございました。

それでは。

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