男「小話を」女「いくつもお届けします」 (14)


女「真剣なキス」

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女(これでカレーも良し)

女(今日は特売で安い牛肉の細切れをゲット!)

女(タイムセールでサイみたいに突っ込んでくる中年のおばさんに今日は勝ったぞ)

女「ふっふっふーん」

女(男まだかなー?)


<ガチャ!

女「お?」

女(タイミングよく帰って来た!)

男「ただいま」

女「お帰りー」

男「はぁー」

女「いきなり溜息か!そんなんじゃモテないぞ!」

男「・・・」

女(あれ?いつもなら俺と結婚してるお前が言うのかぐらいのツッコミが来るはずなのに)


男「女」

女「なに?って、んんっ!?」

男「」

女(あー・・・何かあるんだ)

女(急にキスしてくるってことは)



男「」

女「何かあったの?」


男「ふぅ・・・」

女「とりあえず座りなよ」

男「うん」ギシィ

男「今日、会社で主任を任せるかもって係長から話が来て」

女「ほう」

男「でもそうなったら海外の方で子会社の研修に入らなきゃいけないんだよね」

男「そうなったら1年はここに帰れないと思う」


女「結構、長いね」

男「そう、それで流石にちょっと考えさせてくれって言ったわけ」

男「結婚してまだ1年しかたってないのに海外1年はさ」

男「俺が正直キツイかなって」

男「お前と日本で生活したい気持ちの方が強くて」

女「だったら辞めるって話しはダメなの?」

男「やっぱり上からそういう話を貰ったってことは自分で言うのもなんだけど期待されてるってことじゃん」

男「そういう話を断るってのは、今後上からの視線がきつくなったり冷遇されるって話しもあるからさ」

男「もしそれで会社を辞めちゃうって話しになると生活まで厳しくなるからさ」


女「男はどうしたいの?」

男「俺は出来る限りお前と一緒に居たい」

女「うん、なら断ろうよ!」

女「今まで男に良い生活させてもらったし、別に冷遇受けるくらいなら辞めちゃえばいいんだよ!」

女「そしたら私も働いてやるよ」フンス!

男「・・・・」

男「流石、女だわ」

女「当然よ!私にかかれんんっ!?」

男「」

女「っ・・ちょっと!いきなりキスするのもう止めってって!」


男「善処するよ」

女「それ前も聞いたって!」

女(高校から付き合ってずっとこうなんだから・・・)

女(しょうがない奴め)



【終】


1つのアイディアを思いついたら、短めの話を10レス程度に書いていく予定です。

今回は真剣な話をする前にキスするを広げて書きました。

まだ続きます。


女「周りを不幸にする私」


―――小学生時代


女友「あっちまで走っていこう」

女「うん!競争だね!」

女友「私の方が速いもーん」

車「」キキッ!!!!

女「あっ」

運転手「クソ!急に出てくんなよ!!引いちまったじゃねえか!!」

女友「」


―――病院

女「大丈夫だったー?」

女友「うん、また元気になったら遊ぼうね!」

女「うん、またね」ガチャッ


女「良かった・・・」トコトコ

女「あっ、女友ちゃんにシールあげるの忘れてた」クルン


病室<・・・・!!


女(何か大きな声が聞こえる・・・)

女友母「もうあの子と遊ぶのはやめなさい!」

女友母「あの子といて大きなけがをするのもう2回目よ!!」

女友母「もうこんな思い嫌よ、いいわね?もうあの子と遊ばせません」


女「・・・・・」

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