風間「タマ先輩が可愛くて辛いぜ…」 (45)

ディーふらぐ!ss、何となく見返してたらタマちゃん可愛かったので完全な思い付きです
キャラ崩壊注意。呼称等の間違いがあったら指摘お願いします

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1472217532

千歳「…………大丈夫かお前」

風間「は?」

芦花「ま、まさか風間さんが年上好きだったなんて………やっぱり、風間さんはそういう人だったんですね」ゴゴゴゴゴ

風間「別にそういう訳じゃ…その闇オーラ出すんじゃねえ!!」

桜「いやー、風間先輩もとうとう華が咲きましたねぇ♪」ジャー

風間「何なんだよ、タマ先輩が可愛いって思うの、悪いのかよ?ってお前も何で俺の鞄に水かけてんだおい!?」

中「可愛いかどうかは別として、前生徒会長を選ぶとは…堅次!お前もとうとう俺と同じ土俵に立てた様だな!」

風間「お前は黙ってろ中!そんな不純な理由じゃねぇ!ていうかお前何でここにいるんだ!」

八「ならば風間くん!ここで僕とギッチギチな愛を育もうではないかっ!」

風間「ぁーうるせー!!とにかく、事情があんだよっ!」

千歳「ぁ?じじょぉー?なんだよ、話してみろよこの足フェチ、いや張り手フェチ」

風間「張り手フェチってなんだ!!ったく、しょーがねぇなぁ。」

風間「あれは、タマ先輩達とこの部活、そしてお年玉を賭けて闘ったすぐ後の事だ…」

千歳「おい、まさか長くなるんじゃないだろうな?」

風間「まぁ聞け、お前らが聞きたそうな顔してるから話してやるんだ」

千歳「(後でロッカーにでも土詰めてやろう)」

風間「あれからタマ先輩がゲーム製作部(仮)に入り浸る様になり、俺はある日タマ先輩に声を掛けられたんだ………」



タマ「ピンチ姫ー」

風間「げっ、タマせんぱ…その呼び方、止めてくんないっすかね」

タマ「んー、じゃあ、けんじ?」

風間「いきなり距離感めっちゃ縮んだ!風間でいいっすよ、俺のこと名前で呼ぶヤツ、中達以外そうそういねーし」

タマ「そうねぇ…じゃあ風間くん、お願いがあるんだけど」

風間「えぇ…………………なんすか?」

タマ「これから何日か、部活終わったら一緒になんか食べに行かない?」

風間「それくらいなら全然……なにーーーーーーーーー!!!」

タマ「わーお、凄いリアクション」

風間「いやいやいや!ゲーム製作部でっすよね?」

タマ「二人で」

風間「距離感広がってねぇーーー!!縮み過ぎだって言ったっすよね俺!?」

タマ「それはそれ、これはこれ」

風間「………ま、まぁ、一緒に飯食いに行く位なら別に…」

タマ「ぁ、明日もよろしく」

風間「それ今言う!?早くないっすか!?」

タマ「まぁまぁ、とにかく部活行くよ風間くんや」

風間「えぇ…ったく、今日だけっすからね!」



風間「…という訳だ」

千歳「あぁ、そういえばお前ら、帰り際になると急に飯の話してたな最近」

風間「気付けよ!!」

桜「風間先輩、部活帰りに先輩とお食事かー、お熱いねぇ♪」

風間「お前気付いてたならなんか言えよ…」

中「そ、それで堅次!どんな食事をしたんだ!まさか前生徒会長の残飯を流し込まれたり…」

風間「するか!!話は最後まで聞けこの野郎!!」

風間「でもって、早速その日、お前らが帰った後も少しだけ二人で残って、ファミレスに飯食いにいったんだけどよ…」

桜「うんうん!」

風間「……伝説の始まり、というか…」



ーファミレス店内ー

ウェイトレス「いらっしゃいませ、二名様ですか?」

タマ「一名でーす」

風間「二名です!!」

ウェイトレス「に、二名様ですね、こちらへどうぞ!」

風間「…しょっぱなから店員に嘘つくってどうなんすか、タマ先輩」

タマ「んー、面白い?」

風間「こっちと店員はちょっと驚いてるっすけどね」

ウェイトレス「では、メニューとお冷やをお持ちしますので少々お待ち下さい♪」

タマ「はーい」

風間「………で?何だって俺と飯食いに行きたいなんて………………!?」

タマ「?」←ツインテ解除中

風間「せ、先輩?あの、ツインテールほどけて…」

タマ「ぁー、何だろうね、その………か、風間君がさ、こっちの方が…って言ってくれたから、その………////」

風間「」

タマ「も、勿論!学校ではいつも通りツインテっ娘だから!こ、これは風間くんだけ?的な?」

風間「………タマ先輩、すんません。帰って良いっすか…」ガタッ

タマ「……い、嫌だった………?」ウルウル

風間「(はいっ!アウトー!)」

風間「(何だこの人!?まさかタマ先輩の皮被った船掘辺りか!?いや船掘もここまで可愛くは………可愛い?今俺は可愛いと思ったのか?やたら張り手強いわツインテで歌舞伎するわのこの人を…?)」チラッ

タマ「…………」チラ…チラ…

風間「(どう考えても俺の知り合いの中でトップクラスで女っぽいー!!周りがぶっ飛び過ぎてて船掘と之江以外で真っ当な女見たの久しぶりだー!!)」

タマ「………」シュルシュル

風間「あ、あれ、せ、先輩?何してんすかっ?」

タマ「…ごめん、今更こんな事してもピンチ姫くんからしたら変な行動にしか見えないわよね」

風間「そ、そんな事ないっす!なんつーか、その………!」

タマ「良いの、私もちょっとバカげてたっていうか…」

風間「に、似合ってるっす!可愛いと思います!!」

タマ「!!」

風間「(周りの客の視線いてえええええええええ!!!けど言う!俺は言うぞ!ショーンコネコネ先生、今こそ俺はあんたとの約束を、真に果たすぜ!!)タ、タマ先輩、そっちの方が似合ってるし、可愛いっす、なんつーか、俺も………だから…」

タマ「い、良い!言わなくて良い!」

風間「ぇ」

タマ「………言われたら、多分恥ずかしさで死ぬ」

風間「……か、可愛いっす、ストレートの先輩」

タマ「っ!?///か、かかかかかか風間くん、タマちゃんおうちかえる!!」

風間「は!?ち、ちょっと先輩!先輩っ!?せんぱああああああああい!!!この空気に俺を置いてくなあああああああああ!!!」




風間「…とまぁ、こうして俺とタマ先輩は、週に2、3回一緒に食事したりしてる訳だ」

千歳「お前良く恥ずかしげもなく語れるな」

中「堅次いいいいいいいいいいい!!!お前、俺達との約束はどうした!俺との絆はどうしたんだけんじーーーーーー!!」

風間「だからお前はなんなんだ中!!」

タマ「やっほー、今日も遊びに……ぁ、ピンチ姫ー」

風間「あぁ、タマ先p「タマちゃん」…………タマちゃん先輩」

桜「…先輩、聞きましたよぉ?」

タマ「んー?何をかしら?」

千歳「お前がコイツと学校帰りにイチャコラしてるって事をだよ」

タマ「………………へっ?ち、ちょっとかざm、っ、ピンチ姫くん!?」

風間「……………(目そらし)」

千歳「ほらほらぁ~、そのツインテほどけよぉ、タマ先輩?いやタマちゃぁ~ん♪」

タマ「ぁ、ぁ、ぁ…タ、タマちゃんおうちかえるうううううううう!!!」

風間「せんぱーーーーーーーーーい!!!」

高尾「………今、すっごい真っ赤な顔の前生徒会長がボ○トもびっくりな速さで窓から飛び出していったんだけど…」ガタガタ

千歳「ぉ、高尾~。良い所に来たなお前~、こいつ、恋人が出来たぞ」

高尾「」

風間「ばっ、ま、まだ恋人とかじゃねえよ!」

芦花「週の1/3、晩御飯を一緒に食べていたらそれはもう恋人すら越しているのではないでしょうか…」ゴゴゴゴ

風間「でだ、その時は逃げられちまったんだが、後日、俺の男心をくすぐる様な大事件があった。」

高尾「ち、ちょっと!?どういう事!最初っから詳しく聞かせなさいよ!!」

風間「次の日、俺は弁当を忘れて之江に届けてもらっていた…」

千歳「また長そうな入りかただな…」

ディーふらぐssは珍しい
期待

うろ覚えだけどタマちゃんは風間の事はけんじくんって呼んでなかったけ?間違ってたらすまん
キャラによっては原作とアニメだと呼称が違うんだよな

之江「兄貴ー、しっかりしてよ。あたしが弁当作ってあげた上に届けるって、あたしは弁当屋さんじゃないんだからさ」

風間「わりぃわりぃ、わざわざサンキューな之江」

之江「じゃ、あたしは小川と一緒に弁当食べるから教室に………あいたっ!?」ドンッ

風間「ぁ、大丈夫か之江!おいお前!ちゃんと前見て歩………ぁ」

タマ「………あ、あらあら~、き、奇遇ね、ピンチ姫?」

之江「ピンチ姫!?」

風間「き、気のせいだ之江!あ、あの、どうしたんすか先輩」

タマ「…………ぴ、ピンチ姫?今、空いてる?」

風間「いや、弁当食わなきゃいけないんで…」

タマ「な、なら一緒にお昼どう!?」

風間「(この人本気なのかー!!)」

之江「(あっ、こ、この人…!小川が「3年の前生徒会のタマ先輩、あれはすっごい、すっごい人だよ」珍しくすっごいって言ってたけど、兄貴に飯の誘いする時点でもう凄いよこの人!)

タマ「だ、駄目かな…」

風間兄妹「(なんだこの可愛い生き物)」

タマ「あ、妹ちゃんも食べるー?」

之江「い、いえっ!自分は遠慮しておくっす!では、御二人とも仲良く!お幸せにっす!!」ダッ

風間「ぁ、おい之江!ちょっとま、お幸せにってなんだーーーーーーーー!!!」

>>12
そういえば堅次君でしたっけ。自分も殆どうろ覚えなので指摘ありがとうございます。

タマ「兄妹揃って元気なのねぇ」

風間「つーか先輩、昨日は脱兎の如く逃げてったのに、何でまた…」

タマ「つ、ツインテなら大丈夫っていうか?これなら恥ずかしい事言われないし…」クルクル、クネクネ

風間「ちょ、ま、廊下でそういう事言うなー!!ただ似合ってるって言っただけだから、周りの視線痛いからそのクネクネすんのやめろー!!」

藤崎「おっと風間君、ここは素直に認めておいた方がいいと、50%羅針盤にも出ているぞ!」

風間「お前誰だっけ…!?」

藤崎「フィフティフィフティ藤崎だよ!袋争奪戦やそこの前生徒会長と勝負した時の!」

風間「んなこたどうでも良い、ったく、じゃー先輩、さっさと食っちゃいましょ…ぁ、なんか机の上に…おにぎり?」

船掘「」プルプル

風間「ふ、船掘?まさかお前の…」

船掘「あ、あの、風間君、お弁当忘れたって聞いたので…」

タマ「………ぇ、嘘、そういう仲なの?」

風間「ちっがぁーーーーーーーう!!!船掘!ありがとうな!?けど之江が弁当届けてくれたから大丈夫だ!っつうか他にもあんじゃねえか!良いよお前ら!弁当あっから!」

是政「そして女もいるってか!不良のクセに前生徒会長とご飯なんて!」

篠崎「見損なったよ風間君!不良のクセに!」

風間「うるせーーーーーーーーー!!!!」

タマ「……堅次君のクラスメイトは賑やかなのねぇ」

風間「くそっ…クラスメイトじゃねーのもいるし、何なんだよホント…」

タマ「まぁ良いんじゃない?これくらいうるさい方が高校生活は楽しいのよ」ガサガサ

風間「あれっ、先輩弁当じゃないんすか」

タマ「そういう君は弁当なのねぇ、妹ちゃん特製の」

風間「うぐっ、こ、これは妹が一個だけ作るのは経済的にとか何とか言うからであって…」

タマ「まぁ良いと思うけど、家族と仲が良いのは良いことだもの」チュー

篠崎「ぐぐぐ…風間君、見せ付けて…!」

是政「まるで恋人みたいな会話じゃないか!」

風間「お前ら少しは静かに食えっ!……んで、タマ先輩、何だってまた、昼休みに乗り込んできて…………ぁ」

中「けぇんじいいいいいいぃぃぃ!!!俺達風間一派との昼飯はどうしたんだ堅次いいいいいいいい!!!」

風間「やべっ、めんどくせぇのが来た!」

タマ「あ~、中ちゃん、ごめんねぇ、今堅次君、私と食事してるんだよねぇ」ドゴォッ!

中「あふんっ!?」ドガァン

風間「あふんってなんだあふんって!!お前張り手どころか腹パンされて壁にぶつかってんのにそれかよ!?」

タマ「さ、お昼食べましょー」

中「ふ、ふふ……今のは効いたぞ、前生徒会長…!よぅし!もう一度だぁー!!」ズガッ、バキッ、ゲシッ、グシャァッ!!

風間「中ーーーーーー!!!」

タマ「で、ゲロ子ったらその後どうなったと思うー?」

風間「………吐いたん、すよね?」

タマ「せいか~い、これで5連続正解だよ堅次君」

風間「急にクイズやりたいって言うから何かと思えば、ぜんっぶゲロ子先輩の問題じゃないっすか!!」

タマ「ダメだった?」キョトン

風間「食事中にゲロゲロ言っちゃ駄目っすよね普通!?」

タマ「そぉ?ゲロ子、普通に食事中吐くけど?怖い話したり、嫌いなおかずあると」

風間「最悪っ!!聞きたくねぇー!!」

タマ「ほら、早く食べちゃいなさい堅次君」

風間「分かってますって、ったく…」

タマ「だいろくもーん、ゲロ子は中学の時修学旅行のバスで…」

風間「吐いたんすよね!!もう良いっすから!」キンコンカンコーン

風間「昼休み終わったー!俺まだ弁当食い終わってねぇ!!」

タマ「じゃ、私は教師戻るねぇ、また部活で~」

風間「あ、あの先輩…荒らすだけ荒らして帰りやがった………」

篠崎「風間君!お弁当食べるの手伝ってあげるよ!」

是政「俺も食べるぜぇ!」

風間「お前ら…いやなんでだよ!!俺の弁当っていうか、妹の弁当食いてぇだけだろお前ら!!」

藤崎「風間君、皆で食べたら、美味しいぞ!」

風間「お前は自分のクラスに帰れ!!」



風間「……というわけだ」

桜「うーん、まだ普通の先輩後輩って感じですね?」

風間「そうだな、だが俺にはこの後それなりなイベントが待っていたんだ」

芦花「ま、まさか!二人だけで宇宙エロ本争奪ゲームを!?」

風間「んな訳あるか!!」

千歳「じゃー何があったんだよ、どうせ飯食いに行っただけだろ?」

風間「それは…>>20だ!」

買い物デートってやつ

風間「所謂買い物デートってヤツだ!」

千歳「普通だな」

風間「うっせぇ!ま、その週の休日、タマ先輩に誘われた訳で…」





之江「兄貴、電話来てるんだけど……」

風間「ん?俺に……中達か?」

之江「いやそれが…」スッ

風間「はい、風間堅次…「やっほー堅次君」タマ先輩!?なんで家の家電知ってんの!?」

タマ『この前携帯電話奪った時見ておいたのよ』

風間「それならケータイに掛けりゃ良いじゃないっすか」

タマ『………なんか、恥ずかしかった』

風間「あ、はい。んで、何の用っすか?」

タマ『あ、そうそう、ちょっと買い物付き合ってくれるかしら?』

風間「何で!?」

タマ『んー、ちょっと、気分転換?まぁとにかく来て、デパートって言えば分かるでしょ?』

風間「あー…はい。んじゃ行くっす、また後で」ブツッ

風間「ったく、人の事振り回しやがって…じゃー之江、ちょっくら出掛けてくるわ、留守番頼む」

之江「…兄貴さ、もう付き合っちゃいなよ…」

風間「ん?いや…だから付き合うって言ってんだろ、買い物」

之江「なんかここに来て鈍感発言出た!?ま、まぁ行ってらっしゃい。留守番しとくからさ」

風間「おう、行ってくる」

風間「……いねぇんだけど」

風間「どういう事だ………まさかドタキャン?だったら連絡くらい来るよな…」

タマ「おーい、こっちこっち」

風間「…………気のせいか?」

タマ「ここ、ここだよー、堅次君」

風間「……」ギギギ

タマ「待ってたよー」ブラブラ

風間「なんで!?なんでそんなとこにいんの先輩!!何て言えば良いのかわかんねえけど、入り口の所の出っ張りの屋根!何でそんなとこに座ってんの!?」

タマ「木登りの要領で…?」

風間「自分でもどう登ったか覚えてないんすよね!?」

タマ「まぁまぁ、とりあえず行こうか?」

風間「てか、何買いにきたんすか?タマ先輩の欲しい物、あんまし良く分かんないんすけど」

タマ「あぁ、それは……」ゴニョゴニョ

風間「帰っていいっすか?」

タマ「ここまで来たんだから付き合いなさい、拐われたりするよりはピンチじゃないでしょ?」

風間「いや先輩の服見ろって言われる方がピンチっすよねどう考えても!!」

タマ「そぉ?じゃあ私が堅次君の服を上から下まで、あと中までばっちりと」

風間「…………もう、お任せします…」

タマ「じゃあ私の服見る方で♪」

ー1時間後ー

風間「タマ先輩……すんげぇ重いんですけど……」

タマ「んー?まぁ気にしない気にしない、堅次君なら大丈夫でしょ?」

風間「そりゃ荷物持ちくらいやるっすけど、何だってこんな大量の服…」

タマ「女の子はお洒落に気を遣う物なのよぉ?」

風間「…全然分からん」

タマ「………何にも言ってくれなかったし」

風間「?何がっすか?」

タマ「な、何でもない!あぁ、そうそうっ、堅次君、何か食べたい物ある?」

風間「いや、特には…ぁー、魚なんてどうっすかね」

タマ「私がタマちゃんだから?猫的な?」

風間「いやそういう訳じゃ」

タマ「じゃあ堅次君の奢りで今日のお昼は魚料理って事でよろしく」

風間「げっ、マジかよぉ……」

堅次のクラスの24禿夜行の一人の名前是政じゃなくて大濠だった……本当に申し訳ないです、あとテストなので元から変な投稿ペースが更に遅くなります

風間「ぁー…じゃあ回転寿司で良いっすか、そんな金余ってる訳じゃないんで」

タマ「大丈夫大丈夫、もし手作りとかザギンでシースーとか言われたらびっくりして死んでたし」

風間「……最低限の料理はできるんすけどね」

タマ「ぇ……不良のクセに?」

風間「何だその反応は!!不良が料理少しくらい出来て悪いか!!」

タマ「んん、まぁ良いや、とりあえず私お腹ペッコペコだから行こう、くろ寿司近くにあるし。」

風間「1000円くらいで勘弁してくれるんすよね」

タマ「仕方ないなぁ、先輩らしく自重してあげようかしら。…やっぱやだ」

風間「自重しろっ!!」

最強がタマ先輩で次は之江っち。でもゲーム部なら桜が一番可愛いと思ってます
あと微笑ましさならモブ親子がトップクラスで可愛いと私は思う

つい下げで書き込んでしまった。続きちょっとだけ書きます



風間「先輩」

タマ「ん、何かな堅次君」

風間「……先輩って意外なもの頼みますね」

タマ「そう?初手からケーキは普通よ普通」

風間「回転寿司来て一枚目がチーズケーキはおかしいだろ!というか何で俺の分まで来てんすか!?」

タマ「美味しいのよぉここのチーズケーキ。百円だし割安よねぇ?」

風間「…まぁ、割安だとは思うっすけど、とにかく、俺は焼きはらすでも……!?」

タマ「…チーズケーキ食べなきゃ他の注文は禁止よ、そして堅次君がそれを食べなきゃ私も注文しない…」

風間「何で!?タマ先輩の好物ってチーズケーキだったっけ!?いや例え好物だとしても、この執念は頭おかしいだろ!」

タマ「………おかしい?おかしいのは君の方だ風間堅次!!」

風間「フルネーム!?」

タマ「まぁ冗談はこの辺にして、好きな物を頼みなさい堅次君、先輩奢られるだけだから」

風間「何でそんな偉そうな態度を!?ったく…いや、まぁ、自分の金だしそれなりに食いますよ」ピッピッ

タマ「…チーズケーキ頼んだ?」

風間「くどい!!」

タマ「んー、食べた食べた」

風間「………二人で22皿か。先輩、思ったより食わないんすね」

タマ「まぁ、自重するって言ったものねー」

風間「ま、そろそろ行くとして…この荷物をまた運ばなきゃいけないのが何とも」

タマ「堅次君ならやってくれるって私信じてるわぁ」

風間「くっ…!なんて卑怯な先輩だ、タマ先輩…!」

タマ「じゃあお勘定やっとくからお財布貸して」

風間「うっす」スッ

タマ「………」ニヤリ

風間「ちょっと待った!なんだ今の怪しい笑みは!!絶対悪巧みしてるだろあんた!ぁっ、レジまで走りやがった!待ちやがれえぇーーー!!」

風間「くっそ待ちやがれ…「おぉ~~~い!!」ん?」

??「風間ぁ~!どうしたこんな所で一人で!」

風間「…………誰だお前」

小田原「小田原だよ!!魔の十四楽団のリーダーの!!」

風間「忙しいんだ、またな」

小田原「待ってくれよぉ~!見てくれこれをぉ!!」

十四楽団(一人休み)『わいわいがやがや』

風間「ずいぶん楽しそうじゃねーか、お前を除いてよ」

小田原「それなんだよぉ~!今日は一人病気で休みでよぉ、それで、ここは基本四人くらいしか座れないだろ!?それで…」

風間「…お前リーダーなのに余ったの?!」

小田原「うるせぇー!!」

高崎「うるせぇぞ小田原!ちったぁ静かにしろ!」

拝島「そうだぞ小田原!折角家の近所よりちょっと遠目の回転寿司に来たんだ!静かにしろ!」

小田原「くっ、くぅぅぅぅ~~~~…!」

風間「………俺もう行くぞ…?」

小田原「良いや待て!俺と一緒に寿司を食おうじゃあねえか!そうすりゃ俺はあぶれたぼっちとは思われん!」

風間「(もう手遅れだろ)」

小田原「頼むよぉ!後生の頼みだ!こないだの携ドロの時の事は謝るからよぉ!」

風間「つってもなぁ…俺も一人で食ってた訳じゃねえし…」

小田原「!?ま、まさか!裏ボスとか!?」

風間「何で俺があいつと飯を食うんだ!!」

高崎「ま、まさか、船ほr」

風間「もっとねぇよ!!俺あいつとそこまで親しい訳じゃねーし!!」

松久「じ、じゃあ高尾さんか!?」

風間「なんでだっ!!!」

タマ「私ですが、何か?」

十四楽団(一人休み)「」

タマ「遅いわうるさいわで何かあったのかと思ったら……ほら行くわよ堅次君」

小田原「た、たたたたたたままままさん!!!何で風間と飯を!?」

タマ「ん、これ、私の彼氏」グイッ

風間「は!?ちょ、何言ってんすか!?」

小田原「な、なんてこった…あのタマさんを手駒にするなんて……」

高崎「か、風間堅次……奴には勝てねぇ…!」

小田原「………いや、これで良いんだ…」

高崎「お、小田原…!」

小田原「……幸せにな!さぁ皆!俺達も盛大に食うぞー!!」

十四楽団(一人ry)『おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!』

風間「ちょっと待てお前ら!!誤解だ!!誤解だあああああああ!!」

店員「あの~、お客様方、少々お時間を頂けますか…?」

十四楽団「」

タマ「さ、行くわよ堅次君」

風間「ぁー、そういや支払いまだっすね、行きます行きます」

タマ「……もう払った」

風間「は?幾ら何でも女先輩に奢られるなんて………」

タマ「良いのよぉ、面白いの見れたし」

小田原「かざまあああああああああ!!!おぼえてろおおおおおおおおおおお!!!絶対幸せにしろおおおおおおおお!!!」

風間「…超誤解されてるし………つーかあいつ別にタマ先輩が好きな訳じゃねーだろが…」

タマ「…………」

風間「………でまぁ、その後は特に何もなく別れた」

千歳「おいごら待てヘタレ」ゲシッ

芦花「千歳!?」

風間「ちょ、おま、なんだ急に!?」グググ

千歳「私が言うのも何だが、そこは、俺はタマ先輩好きっすよ!(きらきら)とか言うべきだろーが!!」

風間「何でお前にそうまで言われなきゃなんねぇんだよ!?」

八「はっはっはっは!風間君、君はチャンスを逃す男の様だね!」グッ

中「ふっ…堅次、今日からお前はチャンス絶対逃すマンだ!」グッ

風間「良いからこのクソ会長をどうにかしろお前らっ!!」

千歳「あぁ?誰がクソ会長だって?このクソガキ」

風間「お前にガキとは言われたくねぇよっ!!」

桜「でもぉ、そこで何も言わないなんて、流石はヘタレの風間先輩ですよね~」

風間「………………ヘタレじゃねーしヘタレじゃねーし」ズーン

桜「あり?」

中「だが堅次、お前、そのタイミングで良く言えなかったな」

風間「そもそもそん時はまだ自分の気持ちも整理着いてなかったからな、タマ先輩の連続お着替えを見せられて心臓吹っ飛ぶところだったし」

桜「え、お着替え?」

千歳「お着替えだと?」

風間「ちょっと待て、誤解してる、着替えた姿を、何度も見せられた、って事だからな?」

高尾「きっ、ききっききききききききき!?」ボフッ

風間「………どうした!!??」

芦花「カザマサンハ……オンナノキガエヲミタガルヨウナヒトダッタンデスネ…」ゴゴゴゴゴ

風間「誤解だって言ってんだろうが!!」

八「ギッチギチの更衣室でのギッチギチな着替え…ああ、美しい…!」

風間「普通の更衣室はギッチギチじゃねーし、一緒に入ってもねーよっ!」

中「け、堅次の生着替えだとぉ!?」

風間「黙れーーーーーーー!!!!」

風間「ゼェゼェ」フゥフゥ

千歳「……ツッコミ疲れないのか?」

風間「疲れてんだよ!!ほぼ全員のせいでっ!!」

高尾「ま、まぁ、それは置いておいて…!あんた、それからどうしたのよ。絶対不機嫌になったでしょ、あの人」

風間「いや、それがそうでもねぇんだよ。魔の十四楽団が謹慎処分くらってからだな、あれは………」





タマ「けーんーじくん、あっそびーましょ」ユッサユッサ

風間「……学校帰りに急に張り手仕掛けてきてそれっすか……」グフゥ

タマ「まぁまぁ、ちょっとゲーセンでも寄ってかない?丁度今音ゲー台空いてるし」

風間「あぁ…魔の十四楽団が謹慎くらったからっすね」

タマ「そうよぉ、私としては謹慎になってもならなくても面白いから謹慎で良いやって感じだけど」

風間「こぇー…んじゃ、俺は見るだけで」

タマ「えぇー、マルチやらないの?」

風間「音ゲーは嫌いじゃねーけど特別得意とか好きって訳でも無いんすよ」

タマ「なら良いでしょぉ?やーりーたーいー」

風間「だぁっ、分かった!分かった!やりゃいいんすよね?」

タマ「そう、人間諦めが肝心よぉ」

ーゲーセンー

タマ「~~~~♪」タンタンタンタンタンタンッ

風間「っと、ぉ、このっ、っ…!」ダッ、ダダッ、ダダダダッ

筐体<オレラジンガーイ♪ショケンダケレドランダーム♪

タマ「~~~~~~♪」タンタンタンタンタンタンッ

風間「こ、これで…最後だ!」ダダダダッ

筐体<チーカラーヲアワセレバ♪オートコーギフルコンボ♪

筐体「フルコンボダドン!セーセキハッピョー!ハイスコアコウシンダドン!」

タマ「ふぅ、やっぱり鬼畜譜面は楽しいわぁ。………あれ」

風間「………あの、俺、手がしんどいっす」

タマ「ごめんごめん、けどまぁ堅次君のハイスコア出たし」

風間「俺的にはハイスコアは大して嬉しくないんすけどね………つか、良いんですか。あいつら絶望してますけど」

十四楽団(謹慎を免れた数名+休みだったヤツ)「」

タマ「良いの良いの」

風間「………じゃまあ、次行きますか」

タマ「ぉ、これなんか良いんじゃない?」

風間「ん…ぉっ、格闘ゲームか…!しかも俺の得意なヤツだ」

タマ「ふーん、じゃあやってみる?」

風間「ぇ、タマ先輩とっすか?」

タマ「ゲームに疎い訳ではないのよ、熱中するほど好きって訳でも無いけど」

風間「手加減しないっすよ、俺そういうの苦手なんで」

タマ「おけおけ、じゃあやってみましょうか?」

風間「望むところ!!」



ー五分後ー

風間「」

タマ「ふー、流石にあんまり触れてないとつらいわぁ」

風間「…1ラウンド目は圧勝だったのに、どんどん巻き返された…」

タマ「習うより慣れろ、実戦で成長するタイプってヤツ?」

風間「タマ先輩すげー…そして腹立つ…!」

タマ「まぁまぁ、さ、今度はあっちいくわよぉ?」

風間「くうぅ…今の俺、アイツよりよえぇんじゃねぇか……」






桜「くしゅんっ!」

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