男「>>3」 (60)

男「いち、に、>>3だー!」

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だっふん

男「いち、に、だっふんだー!」

理科の先生「・・・・・・・授業中だぞ?」

男「すみません、安価なので」

理科の先生「訳の分からない事を言うな!」

男「すみません・・・」

男(よし、次は>>6だ)

せんだみつお

理科の先生「授業があと5分で終わるから少し雑談をしょうか」

男が通う学校には先生と生徒の親睦を深めるために授業が残り5分になると雑談タイムが始まる

理科の先生「今日は何について話そうか」

男「せんだみつお」

理科の先生「せんだみつおか、すまない先生はせんだみつおに詳しくないんだ」

男「大丈夫ですよ安価なので」

理科の先生「そ、そうか・・・(安価って何なんだ?)」

ヤンキー「・・・・・・」

キーンコーンカーンコーン

理科の先生「よし、終わろうか号令!」

がり勉「起立、礼!」

一同「ありがとうございました!」

理科の先生「はい、ありがとうございました」

「休み時間だー」「やったー」

ヤンキー「おい」

男「ん?」

ヤンキー「ちょっといいか?」

男「ん」

---体育館裏---
ヤンキー「お前・・・授業中に面白そうな事言ってたよな?」

男「安価」

ヤンキー「そう、安価!その安価って一体何なんだ?」

男「それはアレだよ、>>11だよ」

アカシックレコード

男「それはアレだよ、アカシックレコードだよ」

ヤンキー「アカシックレコード?」

男「アカシックレコードは、人類の経験と宇宙の過去から未来までの歴史全てがデータバンク的に蓄積されて「ち、ちょっと待ってくれ・・・」」

ヤンキー「もう少し簡単に説明できないのか?」

男「だから簡単に説明しているだろ」

ヤンキー「い、今のが簡単な説明だったのか・・・すまん、やっぱり安価は諦めるよ」

男「そうか」

3時間目---理科(物理)

理科の先生(女)「皆さん、また理科です」

男「でも理科の先生(女)は美人だから大丈夫です」

理科の先生(女)「あらあら」

※さっきの理科の先生とは別人です

理科の先生(女)「男君の成績1段階くらい上げようかな」

男「またまたー、そんな事で成績が上がったら苦労しませんよー」

理科の先生(女)「それでは教科書のp165を開いて下さい」

ヤンキー「・・・・・・・・(煙草吸いたい・・・)」ペラペラペラ

ヤンキー「先生!トイレ行っても良いすか?」

理科の先生(女)「>>16

ここでせよ

理科の先生(女)「ここでせよ」

ヤンキー「え?」

理科の先生(女)「ここでせよ」

ヤンキー「せ、先生?」

理科の先生(女)「ここでせよ」

ヤンキー「なめた事いってんじゃねぇぞゴラァ」

理科の先生(女)「ここでせよ」

ヤンキー「ど、どうしたんだよ・・・いつもならビビるだろ・・・」

理科の先生(女)「安価」

ヤンキー「(また安価かよーーー)」

男「(あ、先生も安価知ってるんだ)」

ヤンキー「(もう何なんだよ安価ってのは)」

ヤンキー「(そうだ、先生なら安価を簡単に説明してくれるかも知れないな)」

ヤンキー「なあ、先生」

ヤンキー「安価って何なんだ?」

理科の先生(女)「アカシックレコード」

ヤンキー「」

がり勉「(早く授業再開しろよ・・・)」イライラ


理科の先生(女)「さて、授業を再開しましょうか」

ヤンキー(結局煙草吸えなかった・・・)

がり勉(やっとか・・・)

理科の先生(女)「おっと、もう雑談タイムの時間に」

がり勉(おいいいいいい!!!)

理科の先生(女)「今日はせんだみつおについて雑談しましょうか」

男「おお」

がり勉(正直、雑談タイムいらない)

キーンコーンカーンコーン
理科の先生(女)「今日はここまで!号令お願いしまーす」

がり勉「起立、礼!」

一同(ヤンキー以外)「ありがとうございました!」

理科の先生「はい、ありがとうございました!(今日もヤンキー君はあいさつ無しか・・・)」

「やったー」「休み時間だー」「あと1時間で給食ー」

がり勉「おい、ヤンキー」

ヤンキー「・・・・・・」

がり勉「お前ちょっと来い」

男(がり勉がヤンキーを呼び出すなんて・・・珍しいな)

---体育館裏---
がり勉「最近、調子乗ってないか?」

ヤンキー「・・・・・・・・」

がり勉「僕が一番嫌う事は何?」

ヤンキー「授業妨害・・・です」

がり勉「そう、授業妨害」

がり勉「お前は最近授業妨害をしすぎだ」

ヤンキー「すみません・・・」

がり勉「すみませんで済めば警察は要らないんだよ!」

ボキッ
ヤンキー「うぐっ・・・・・・・」

がり勉「違うか?」

男は木に隠れてこっそり様子を伺っていた。

男(がり勉ってあんな怖い奴だったのか)

がり勉「来年は受験なんだぞ!?」

がり勉「お前1人のせいでみんなが迷惑してるんだ」

がり勉「お前もう学校来るな」

ヤンキー「・・・・・・・・」

男「ち、ちょっと待ってくれ!」

ヤンキー「男・・・・・・・」

がり勉「何だ、もしかしてずっとこそこそ隠れて見ていたのか?」

男「ま、まあな」

がり勉「で、どうしたんだ?いきなり飛び出してきて」

男「ヤンキーがみんなに迷惑かけているのには同意するけどさ」

男「学校来るなって言うのはちょっと酷くないか?」

がり勉「僕はねヤンキーが大嫌いなんだよ」

がり勉「でも僕も鬼では無い・・・だから待ってあげたんだよ」

がり勉「でもいつ見てもコイツは人に迷惑をかける事ばかりしていた」

男「がり勉君は本当にヤンキー君を見てたの?」

がり勉「何だと?」

男「ヤンキー君は確かに人に迷惑をかけてる・・・でも良い所もあったよ」

男「たまたま見かけたんだけどヤンキー君がおばあちゃんが重そうに持っていた荷物を代わりに持ってあげてたんだよ」

がり勉「持ってあげたふりをして奪った理可能性もあるだろ!」

男「君は可哀想だ、そんな風にしか人をみる事が出来ないなんて」

がり勉「・・・・・・・」

男「勉強に追われる日々で君は疲れているんだよ、たまには休んだ方が良いよ」

がり勉「僕は休んでなどいられない・・・今こうしている時間も勿体無いくらいだ」

がり勉「そう言えば君もよく訳の分からない事を言って授業を妨害していたね・・・」

がり勉「悪いけど君たち2人には消えてもらう」シャキーン

がり勉はナイフを取り出す

男「やっぱり勉強のやり過ぎは良くない・・・か」

がり勉「黙れぇぇぇぇぇ!!!」

男「おりゃぁぁぁぁぁ!!!」

男の背負い投げ!
ドサーーーー!!

がり勉「ぐっ」ガクッ

男「気絶したか・・・」

男「おい、ヤンキー!こいつを保健室に運ぶぞ」

ヤンキー「ナイフは」

男「ナイフは俺に任せろ」

男「こいつは貧血で倒れた事にする」

---廊下---
ヤンキー「俺はみんなに迷惑をかけてばかりだった、がり勉がああなったのは俺のせいでもある」

男「・・・・・・・」

ヤンキー「今度からはまじめに授業受けようかな・・・まじめに進路の事も考えようかな」

ヤンキー「出来るかな?」

男「出来るさお前なら」

ヤンキー「ありがとう・・・」

男「俺はがり勉を説得しないといけないなら保健室にがり勉と残るよ」

ヤンキー「何を言っているんだ!がり勉がこうなったのは俺のせいでもあるんだ、俺が残る説得も俺がする」

男「アイツの性格からしてお前の話は聞いてもらえないだろうな」

男「お前は教室に戻るんだ」

ヤンキー「・・・分かった」

男「授業まじめに受けるんだぞー」

ヤンキー「当たり前だ」

ヤンキー(今日から俺は変わるんだ・・・そして先生や生徒達に心から謝るんだ)

---3-2教室---
ヤンキー(次は確か国語(現代文)だったな・・・・・・教科書忘れた・・・・・いや、わざと持って来なかったんだ)

ヤンキー(先生に貸してもらうか)

国語の先生(女)「始めましょう」ガラガラガラ

国語の先生(女)「あれ?がり勉と男君は」

ヤンキー「がり勉は貧血で倒れて保健室に居ます、男君はがり勉が心配だと言って保健室に残るそうです!」

国語の先生(女)「そう(珍しいわね・・・ヤンキーがはきはきとしゃべるなんて)」

ヤンキー「すみせん、先生!教科書とノートを忘れました!教科書を貸してください!」

がやがやがやがやがや
あの、ヤンキーが礼儀正しい・・・だと?
何があったんだ?
まじめになったのか?
がやがやがやがやがやがや

国語の先生(女)「はい、教科書!次からは忘れない様にね(一体何があったの?)」

ヤンキー「ありがとうございます!!そしてすみません!!!」

一旦ここまで

4時間目---国語(現代文)

国語の先生(女)「では教科書の126pを開いて下さい」

ヤンキー「・・・・・・・」ペラペラ

国語の先生(女)「今日は熟語の構成について勉強します」

国語の先生(女)「まずは、同じような意味の字を重ねる熟語」

国語の先生(女)「例えば・・・」

ヤンキー「清潔、濃厚、樹木、河川、皮膚、繁栄ですよね?」

国語の先生(女)「その通りです!」

国語の先生(女)「(ヤンキー君がまじめに授業を受けてくれて先生嬉しいわ・・・)」

-----保健室-----

保健室の先生(女)「男君、そろそろ戻った方が・・・」

男「いいんです」

保健室の先生(女)「そう、じゃあ先生ちょっと職員室に戻るから」

男「はい」

ガラガラガラ

男「やっと二人っきりになれたな・・・起きてるんだろ?」

がり勉「・・・お前のせいで勉強がかなり遅れてしまった」

がり勉「このままでは高校入試は絶望的だ」

がり勉「もう休んでなんかいられない」

がり勉「勉強しないと勉強しないと勉強しないと」

男「・・・・・・・・・・」

がり勉「勉強しないと勉強しないと勉強しないと」

がり勉「勉強しないと勉強しないと勉強しないと」

がり勉「勉強しないと勉強しないと勉強しないと勉強しないと勉強しないと」

男「黙れーーーーー!!!」

がり勉「!!!」

男「ハァッ、ハァッ、たまには息抜きも大切だぞ・・・」

男「今のお前には休息が必要なんだ」

がり勉「でもそんな事してたら・・・」

男「大丈夫だ、今のお前なら少しくらい勉強しなくても入試に影響はないだろ・・・むしろ今の状態のまま放置するほうが入試に悪い影響が出るだろう」

ガラガラガラ

がり勉ママ「大丈夫じゃないザマス!!」

男「貴方は・・・」

がり勉「ママ!」

がり勉ママ「がり勉ちゃん!がり勉ちゃんが貧血で倒れたって学校から連絡が入ったから心配して来たザマス!」

がり勉「違うよママ、こいつが僕に背負い投げをしたんだ」

がり勉ママ「なんですって!!」

がり勉「こいつが僕に勉強するな!とか言ってくるんだ」

男「僕はただたまには息抜きが必要だって・・・」

がり勉ママ「息抜きなんて必要ないザマス!」

がり勉ママ「今の時代、勉強が出来る者が勝つザマス!」

男「しかし・・・」

がり勉ママ「おだまり!!」

がり勉ママ「正直言ってこれ以上息子に悪影響を与えないで欲しいザマス」

がり勉ママ「正直言ってこれ以上息子に悪影響を与えないで欲しいザマス(やっとここまで作りあげたのだから・・・)」

~~~回想~~~
がり勉(2歳)「ママーあそぼ!」

がり勉ママ「・・・・・・・(なるほど、小さい頃から勉強をさせていたらエリートに)」ホンヨミ

がり勉(2歳)「あそぼ!」

がり勉ママ「駄目ザマス、今日から貴方はお勉強ザマス」

がり勉(2歳)「えー」

がり勉ママ「えーじゃないザマス!オモチャは没収ザマス!」

がり勉ママ「ママはがり勉ちゃんの為を思ってやってるマス」

がり勉「ぼくのため?」

がり勉ママ「そうザマス」

※実際に小さい頃から勉強させてエリートになるかは分かりません

がり勉(2歳)「あきた!」

がり勉ママ「飽きたじゃないザマス!!やるザマス!休まずに、ほら!」

がり勉(2歳)「・・・はい」カキカキカキ

がり勉ママ「明日から家庭教師の方が来るザマス」

がり勉(2歳)「はい(あそびたいなぁ)」カキカキカキ

がり勉ママ「ママは買い物に行くザマス、しっかり勉強をするように」

ガチャ

がり勉(2歳)「あはははははは」ドタバタドタバタ

家の中を走り回るがり勉

がり勉ママ「ただいまー・・・何をやってるザマス!!!」

がり勉ママ「今すぐ部屋に戻って勉強ザマス!」

がり勉(2歳)「はい・・・」シュン

がり勉はがり勉ママが居ないときは遊びまくりました。
がり勉ママに見つかって叱られ、そして居ないときに遊び、そして叱られる
その繰り返しだった

がり勉(6歳)「今日は入学式だから勉強しなくていいよね?」

がり勉ママ「駄目ザマス」

がり勉は勉強が嫌いな子どもだった

がり勉ママ(まさか小学受験に失敗するとは思ってなかったザマス)

がり勉ママ(私の甘かったザマス、これからは私が居ない間は家政婦さんに見てもらいましょうか)

がり勉ママ(中学受験は失敗したくないザマス)

そこまでしたいなら養子取ったほうがよくね?

家政婦「よろしくね、がり勉君」

家政婦が来てからがり勉は息抜きも出来なくなり、がり勉は追い詰められていった
ついにがり勉は不登校になってしまった

がり勉ママ「いい加減にするザマス!」

がり勉(12歳)「うるさい!!」

がり勉ママ「うるさい?親に向かって何て事を」

がり勉(12歳)「お前なんか親じゃない!!」

がり勉ママ「!!」

がり勉ママ「もういいザマス・・・」グッ

がり勉(12歳)「な、なにするんだ!放せ!」

がり勉ママ「山に捨てるザマス」

がり勉ママはがり勉を無理矢理車に乗せ、山へ向かった

がり勉ママ(山で3日位放置すればがり勉も懲りてもう私に反抗しなくなるはず・・・勉強も大好きになって不登校も直る・・・完璧ザマス)

>>42
がり勉ママ「養子は取らないザマス」

---山---
がり勉ママ「もう、ここに置いていくザマス」

がり勉「やめてーーー」

ブーーーーーン

がり勉「行っちゃった・・・」

がり勉「・・・僕が悪い子だから」

がり勉「・・・・・・・・・」

がり勉「ママはずっと言っていた『今の時代、勉強が出来る者が勝つ!』と」

がり勉「勉強が出来る者が勝つ・・・か」

がり勉「勉強ってそんなに大切なのかな?今までそんな事考えてる余裕も無かったけど」

がり勉「勉強・・・・・・・・」

3日後
がり勉ママ「さあ、探すザマス!」

がり勉ママ「がり勉ちゃ~ん!迎えに来たザマース!」

がり勉ママ「がり勉ちゃ~ん!」

「ママーーーーー」

がり勉「ママーーー」ギュッ

がり勉ママ「がり勉ちゃん、ごめんね」

がり勉「僕の方こそごめんなさい・・・僕、考えたんだ勉強の大切さについて」

がり勉「やっと勉強の大切さが分かったよ!」

がり勉ママ「それならいいの!」

がり勉「明日から学校にも行くから!ママに反抗したりもしないから!」

がり勉ママ「分かってくれたのね!」

がり勉ママ「さ、車に乗りなさい!」

がり勉「うん!」ガチャ

~~~回想終わり~~~

がり勉ママ「(ここまで来るのにどれだけ苦労したか・・・今さら崩されたらたまらないザマス)」

がり勉ママ「やっとここまで来たザマス・・・息子がエリートになるまで後少し・・・誰にも邪魔はさせないザマス!」ペラッ

がり勉ママ「これが何か分かる?」

男「転校届け・・・」

がり勉ママ「がり勉ちゃんにこの学校は相応しくないと判断したザマス」

がり勉「この学校を離れるの?」

がり勉ママ「そうザマス」

がり勉ママ「今度は受験勉強に相応しい学校を選んでやるザマス」

がり勉「ありがとうママ、これで勉強に集中出来るよ」

がり勉ママ「辛いでしょうけど頑張りなさい、大学卒業までの辛抱ザマス」

---3-2教室---
キンコーンカーンコーンキンコーンカーンコーン

一同「ありがとうございました!」

国語の先生(女)「はい、ありがとうございました!」

ガラガラガラ
「やったー給食だー」 「給食ー」「当番がんばる!」

ヤンキー(保健室に様子を観に行くか・・・)

3-2担任「おいヤンキー、ちょっと来い」

ヤンキー「あ、はい」

一旦終わります

---進路指導室---
3-2担任「ヤンキー君、君には学校を止めてもらう事になったよ」

ヤンキー「え?」

3-2担任「大迷惑なんだよ、君のせいでうちの学校の評判が落ちてるんだ、分かる?」

ヤンキー「これからはまじめにやるので退学だけは・・・」

3-2担任「ふっ、まじめにやるだと?」

3-2担任「どうせその場しのぎの嘘なんだろ?」

ヤンキー「違います!!」

3-2担任「もう決まった事なんだ、諦めろ」

ヤンキー「退学は勘弁してください・・・-・・」

3-2担任「しつこいな・・・」

---保健室---
がり勉ママ「そろそろ出てってくれない?」

男「僕はがり勉君が心配です」

がり勉ママ「またその話?いい加減にしてくれない」

がり勉ママ「貴方も退学にさせるわよ?あのヤンキーの様に」

男「え?」

がり勉ママ「私はヤンキーが大嫌いザマス。だから権力を使ってあのヤンキーを退学させたザマス」

男「その話・・・本当か?」

がり勉ママ「本当ザマス、この学校にはがり勉ちゃん以外にも勉強を頑張っている子がいるザマス」

がり勉ママ「ヤンキーはそんな子達の邪魔になるザマス」

男「だから退学にしたのか?」

がり勉ママ「そうザマス、校長も担任も嬉しそうだったわ」

男「ヤンキーーー!」

保健室を飛び出す男

---3-2教室---
男「ヤンキー!!」ガラガラガラ

「どうしたんだ?」「給食中だぞー」「あいつ帰ってきたのか」

男「なあ、ヤンキー知らないか?」

「知らない」 「さあ?」「知らなーい」

「ヤンキー君なら担任に連れていかれてたよ」

男「何処に!」

「進路指導室に」

男「ありがとな!」

ガラガラガラ
男は教室を飛び出し、指導室へ向かった

---進路指導室---
男「ヤンキーーー!」ガラガラガラ

担任(3-2)「どうした?」

男「先生、ヤンキーは?」

担任(3-2)「ヤンキーなら退学にした」

男「知ってますよ、そんな事!」

男「ヤンキーは今何処にいるんだ!」

担任(3-2)「最後の挨拶か?でももう手遅れだ」

男「どういう意味ですか!!」

担任(3-2)「あまりにも退学したくないとしつこいのでね、始末したよ」

男「し、始末ってどういう意味ですか!!」

担任(3-2)「君には刺激が強すぎる事だよ」

男「そ、そんな・・・ヤンキー・・・・・・」

気がついたら僕は保健室に居た

男「知らない天井だ」

どうやらあの後倒れたらしい

担任(3-2)「あの事は他言無用だからな」

担任(3-2)「君も始末されたくないだろう?」

男「・・・・・・・・はい」

担任(3-2)「今日はもう遅い、俺が家まで送ってやるよ」

男「・・・・・・・・・ありがとうございます」

---楽しい我が家---
男「今日は送っていただきありがとうございました」

担任(3-2)「じゃあな」

ブーーーーーン

男「ふう今日は色々あったな・・・」ガチャ

男「・・・・・・・・・」カチッ

俺の親は父も母も東京に働きに出ていて滅多に家に帰ってこない
連絡もたまにしかとれない
俺は親から銀行に送られてくるお金でやりくりしている---男

男「テレビでも見よ」ピッ

テレビ『速報です、〇〇駅で人が次々に刺される事件が発生しました』

テレビ『事件発生時刻は6時40分頃です』

テレビ『監視カメラには容疑者と思われる少年が写っていました』

テレビ『写っていた少年の身元は今、警察が割り出している模様』

テレビ『次のニュースです・・・』

男「怖いな・・・〇〇駅って近所じゃないか」

男「まあ、テレビはまた後で見ようか」ピッ

男「今日は野菜炒めでも作るか」

男「・・・止めた、今日は色々あって疲れた」

男「カップヌードルにするか」

男「それにしても・・・」カパッ

男「色々ありすぎて何が何だか分かんねえよ」パッパッ

男「ヤンキーが始末されたのも今いち実感湧かないし」ジュワー

男「親友が始末されたのに最低だな俺」ピッ

男「カップヌードルが出来るまで3分!」

男「テレビで見るか」ピッ

テレビ『先ほどの〇〇駅での事件の詳細が明らかになりました』

男「ほう」

テレビ『少年は〇〇中学校に通う中学生だと判明しました』

テレビ『少年が刺したのは男女合わせて106人・・・』

男「〇〇中学校って俺の中学校・・・・・・・・・・・・まさか」

男「いや、まさかな」

テレビ『警察は極めて危険な人物だと判断し、少年の顔を公開しました』

テレビ『この顔をみた方は近寄らず110番通報をお願いします』

テレビ『一般人の安全を第一に考え少年法を無視した対策法・・・・・・・』

男「そんな、がり勉・・・・・」

男「がり勉が犯罪者に?」

男「俺があの時にもっと説得していたら・・・・・・!!」

男「畜生・・・結局誰も救えなかった!!」

一旦ここまで

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