サキュバス「いい加減死にたい」(71)

それは、世界宗教の名前にもなった冴えない大工の息子の誕生日とされる日の前日。

男「クリスマス直前で女を逃がすとは……クソッ」

男「だが、俺にはこれがある……直前期で転売屋から買ったから随分ボラレたが」

男「その分、今から取り返してやろうじゃねえか。釣りが来るほどに」

ジジジジジ

バシューン!

サキュバス「……」キョロキョロ

男「お……おお、召喚成功、か」

男「金髪ツインテ巨乳ロリ! 密かに願ってた理想! オプションで顔に似合わないエロ下着(黒)!」

男「さ、さあ、おいで」ワキワキ

サキュバス「は、はじめましてっ……」

サキュバス「あの、なんて呼べばいいですか?」

男「え? そんなのも決めれるのか……じゃあ、ひひ、『お兄ちゃん』で」

サキュバス「わかった、お兄ちゃん」ニコ

男「おっほ! もう一回」

サキュバス「おにいちゃん!」

男「……くぅー! やべっ、もう……嘘だろ、おい」ムクムク

男「もうちょっとこのやり取りを楽しんでいたいが、夜は短い……」

男「ほら、服を脱いで」

サキュバス「え、もう……?」

男「もう、じゃねえよ、そのために呼んだんだろうが」

サキュバス「う、うん。ごめんなさい」スル

男「……いや! やっぱりいい、俺がやる」

サキュバス「え?」

男「えーと……パンツはともかく、このフックどうなってんだ? なかなか外れない……」

ギュム

サキュバス「い、痛いよ」

男「我慢しろ! んー、あ、わかったぞ」カシュ

プリン

サキュバス「ぁんっ!」

男「お、おおっ……これが本物のおっぱいってもんだろ……!」

男「こんなに、やわらかっ……! 真っ白! すげえ……果物みたいな匂いする」モミモミ

サキュバス「ぅ、んっ!」

男「こうしちゃおれん、んむっ、はふっ」ベロベロ

サキュバス「あうぅーっ!」ビクッ

男「チュパ、チュプ」

サキュバス「やめっ、吸わないでえっ! もうちょっと、待てないんですかっ」

男「……」チュウウ

サキュバス「んんぅっ!」ビク

チュルッ チュプッ
チュパ チュパッ

サキュバス「あ、ひっ」

ビクビクッ

サキュバス「はぁぁ……」ペタン

男「……あれ、もうイったの?」

サキュバス「ふー……イ、イッてないです……びっくりしただけ」

男「そう。なんだ……こっちは……うわ……パンツが濡れて股間に貼り付いてる……すげえ匂い」ヌチャア

サキュバス「っ……だめっ! ずらさないでっ」

男「でも、こんなぐしゃぐしゃにする女の子、見たことないよ?」

サキュバス「っ~……ぅ」

男「?」

サキュバス「言わないで……恥ずかしいよ……お兄ちゃん」カアッ

男「」プスン

男「なあ、俺、我慢の限界だ」

男「だってしょうがないだろ、なあ、そんな顔されたらなあ?」ガシ

サキュバス「まっ、」

ズル ヌチャ…

男「すっげー綺麗な割れ目……いやらしいな」

サキュバス「いやらしくなんて、ない……」

男「指、挿れるぞ」

プチュッ

サキュバス「あうっ」ビクッ

ヌチュ…
ポタッ

男「こんなに糸引いてたら、説得力ないよ」ツー…

サキュバス「……!」ジワ

男「じゃあ……準備もできてるみたいだし、いくか」

サキュバス「あ、あの。もう少し、お話を……」

男「高かったんだよ。あまり萎えること言うなって。ほら、横になって、足開け」

サキュバス「……」

男「早く」

サキュバス「……優しくしてくださいね。お願いだから」

サキュバス「この身体、初めてだと思うので、その」

男「ああ、うん。注文通りってことだろ。じゃ」

男「いただきます」

あくあく

ズブ…ブブッ! ミチッブチッ

サキュバス「ふ、ぐぅ……っ」

男「っは、はっ! キツッ……押し潰す気かよ」

サキュバス「やさしく、してって、言ったのに……痛っ」

男「一回やってみたかったんだよ、処女×××を一気に突くの」

グチュッ ズッ

サキュバス「ふっ、ふぅ……ぐ」ジワ

男「はは、涙浮かべてやがる、そそるじゃねえか」

サキュバス「か、は。痛い、痛いよお兄ちゃん」

男「だから、そんなこと言っても余計に盛り上がるだけだっての」

ズッ ズッ…ミリミリッ

サキュバス「ち、ちぎれるっ! ちぎれるからぁ!」バタバタ

男「そんなことないって。ちょっとうるさいよ……はむ」

チュウゥー

サキュバス「ん、むっ」

男「ほら、舌出して」レロレロ

サキュバス「ふ、ふえっ、ごほっ」チュプ

男「じゅるる、うわ、唾液まで甘っ、舌が蕩けそうだぜ、ちゅる、ちゅくっ」

サキュバス「ちゅっ、じゅるっ、はっ、はぁっ……」

ダラダラ

サキュバス「ごほっ。ぁ、ひぇ……」

男「なんだよ、お前こそ蕩けきってるじゃねえか。あんなに嫌がったくせに」

おいおいエロ下着脱がすとか分かってねーな

サキュバス「違、これは」ダラダラ

ズブブッ

サキュバス「ううぅーっ!?」

男「へへ、すっげ、中がうねってやがる」

ズップ ズップ

サキュバス「あっ、く、ふーっ」

男「声を我慢することないだろ。手をどけろ」

ズップ グプッ ズッ ズッ ズッ

サキュバス「ひぃぃ、いや、いや!」

ヌプッ

サキュバス「ふーっ、ふーっ」

男「……ま、それでもいいぜ。我慢するどころじゃなくしてやる」

男「四つん這いになって、ケツ向けろよ」

サキュバス「え……?」

男「ほら」グイ

サキュバス「いたっ……もう、勝手なんだから……」コテン

男「気が向いたら、ペースダウンするさ。まずは金の分を取り返さねえとな」

男「ほら、自分で尻を開いてよく見せろ」

サキュバス「お、お兄ちゃんのヘンタイ……」

男「褒め言葉だな」

サキュバス「……っ」プルプル

ニチャッ クパァ…

男「うわ……ケツ穴まで綺麗なピンク色じゃん……すっげ、人間じゃこんなのありえねえ」グニグニ

サキュバス「あんまり、見ないで……」

男「もしかして、こっちも開発されてたりすんの?」

プチュッ

サキュバス「ひうぅ!? う、そ」ビクンッ

男「指一本なのにきっついな……肉の塊を掘ってるみたいだ」

ミチミチ

サキュバス「いたっ、痛いよお兄ちゃん、やめてっ」

男「大丈夫だよ、サキュバスなんだから」

サキュバス「で、でも痛いものはいた……」

男「もう少し深くいけるかな。第二関節くらいまで」

ズッ…!

サキュバス「あ゛っ!」

男「……サキュバスってうんこすんの?」

サキュバス「いた、いだ……い。あついよ」

ガリッ!

サキュバス「が……あぁっ!」

カリッカリッ

サキュバス「か、壁、引っ掻かないでぇっ」ビクウ

男「じゃ、答えてよ」

サキュバス「し、しません! これでいい、でしょう? 指を抜いて……」

男「はいはい」

ヌ…プツッ…

サキュバス「うっ……はあ……はあ、ひりひり、する……」ヘナッ

男「うんこしないのにケツ穴があるなんて、変だな」

サキュバス「……サキュバスは、呼び出した者の理想の姿を取るから……それだけです」

男「ああそっか。そりゃそうだ」

男「じゃ、この場合は挿れるためにあるってわけだな」

サキュバス「えっ?」サッ

男「手をどけろ」

サキュバス「ひっ……ちょっと待って、それはだめ聞いてないからっ! 準備してないのっ」

男「やってる間にできるって」ググ…

サキュバス「いやっ!」

男「嫌がられた方が興奮するって言ったろ」

サキュバス「お願いだから! 本当にだめなんです、分かって――」

男「へへ」ニヤ

サキュバス「――!」

ズブッ 
ブチッ! ブツッミリィッ!

サキュバス「ああ゛あ゛っ!」ジタバタ

男「うお……ちょっと、暴れすぎだろっ。動きづらいって」ガシ

男「へへ、背中越しに胸が見えるとは、分かってるじゃんっ」ギュウッ

サキュバス「う゛、ぐあ゛っだっ」

ミチッ ミチッ

男「こんなに締まるのかよっ、ははっ。人間だと面倒だからなー、やったことなくて、さ」

ブッ プスッ

サキュバス「う゛うぅっ、はっ、はっ、はぁっ!」ダラ

男「ヨダレ出てるじゃん。やっぱ気持ちいいんだろ」

サキュバス「ちがっ、いた、もう、わけ、わかんない」パクパク

サキュバス「ゆ、許して……おにいちゃ」

ミリミリミリ…

サキュバス「うぅーーー……」

ミリッ グプン…

サキュバス「はっ、はーっ」ポタポタ

男「お、これ以上は無理だな。うーん、アナルは初めてだが、奥の壁に突き当たるわけじゃないんだな」

ゴリッゴリッ

サキュバス「……け゛ほ゛っ。ぬ、い、で……」ビクッビクッ

男「チッ……さっきからそればっかりだな、なあ!?」

ゴリゴリゴリゴリゴリ!

サキュバス「ひぅ っ、ぁへ」

サキュバス「ほん、と、むり、な、の……」

男「いやいや、エロいことするために呼んだんだしさ、もっと頑張ってよ」

パンッ

…ミチッ

サキュバス「ひぎっ……かはあっ……」

男「まあ嫌がられるのは好きなんだけどさ、ちょっと嫌がりすぎじゃない?」

ミチミチミチッ

サキュバス「は……ぁぁー」ビク

男「そこまでされると、こっちも傷つくっていうか」

サキュバス「ぜー、はー、けほっ……」

パアンッ
パチュッ
プツッ…

サキュバス「も、もう駄目……いたすぎて、いしきが、もたな……」


サキュバス「」ガクンッ…

男「お? どうした?」

男「……やべ、壊れたか? 分かった、分かったよ抜くから」

ズルンッ

サキュバス「お゛っ」ピク

ビシャッ…トロトロ

男「うわ、結局出血してるよ……サキュバスの癖に」

サキュバス「あ゛ー……ごめ、なさい。許して……」

男「つってもなー、まだ一回も出してない、からなっ」

男「膣ならいいんだろ? そう言ったよな」

サキュバス「はー、ちょっとだけ、待って、ください。息が、苦しくて……」

ズンッ!

サキュバス「――ぎあ゛っ!?」ビクッ ビクッ

プシャッ ショワワ…

男「わ、潮吹いた。シーツがベトベトじゃん! まあさっきからそうだけどさ」

サキュバス「お゛ぇぇ……」

男「ケツに比べたら緩いけど、こっちはこっちで素晴らしい締まりだな」

ズプンッ

サキュバス「……あひっ」

ズンッ! ゴリュッ

サキュバス「っ!? っはっぇ♥」ビクビクッ

ズンッ ズンッ パチュッ!

男「身体が小さいから、やっぱ浅いなっ」

サキュバス「ひっ、ひぅっ、ひぅ゛ぅっ!」

男「しかも、どんどん狭くなってるじゃねえか」

ギュッポギュッポ

サキュバス「……ごほっ、苦しっ」

男「中、熱くて絡みついて……やべっ」

サキュバス「くっ、ぅぅぅ……だめっ、だめぇ♥」

ポタ ポタタ

男「すげっ、これ洪水ってやつかっ、エロ漫画みたいだな!」

サキュバス「だめ、はげし、」ビクッ

男「気持ちいいならそう言えよ、なあ?」

サキュバス「や、やだ、こんなのでイきたく、ない♥ あ、でも、もうイって、る……♥」フルフル

ズチュッ ズンッ

サキュバス「や、めひぇ……あ、奥、痺れて……♥」

キュンッ キュウウゥ…

男「んっ? なんだ、ただでさえ浅いのに、子宮口が降りてきてるぞ」

サキュバス「らめ、そ、それ以上突かれたら、子宮口開いちゃ……う、ぁ♥」

ビクッ ビクッ …クパッ

男「おっ」

ヌ゛ルッ
グブッ…ン

サキュバス「ああぁぁお゛ぁぁ゛!」ガクンッ!

サキュバス「……そこぉ♥ ほんとに、だめ、なのぉ……!」ガクッガクッ

男「は、先っぽを輪みたいな肉が締め付けてくる……お前も気持ちいいだろ、なあ!?」

グリュンッ ゴリッ

サキュバス「あ、へ……♥」グルン

サキュバス「ィっく♥……やだぁ」ビクンッ

キュッ… キュッ…

男「へへ、中が心臓みたいに震えて、やべっ、出るっ」

ビュクッ

サキュバス「あ、きて、る♥ イったばっかりなのにっまたいくっ! またイクっ♥」キュンッ

ビュッ ピュルッ…

サキュバス「――は♥」

ドサ

サキュバス「はー、はー」フルフル

ヘナッ

男「ふう……やっべ、予想以上だわこれ……ちょっと止められねえかも」

サキュバス「……けほっ。もう、やだ……こんなのばっかり」ボソ

サキュバス「ひっ、ひっく」ポロ

男「お? 泣く? 泣くの? そそるねえ」

サキュバス「な、泣いちゃだめなのに。止まらなっ、うぅっ」ポロポロ

男「え? ガチ? ガチ泣きなの?」

サキュバス「うえっ、うええん!」

男「おいやめろ、萎えるだろ」

サキュバス「どうして、分かってくれないの……ううぅ」

男「やめろって言ってんだろ!」

パシン!

サキュバス「……」

男「あ……」

サキュバス「は、はは。そうよね。そうよ。わたしが悪いんだ……ごほっ」

男「あーあー、もう。最悪だよ、そういうテンション」

男「クッソ、一回シャワーでも浴びるか? グチャグチャだし。仕切り直しな」

サキュバス「ぐすっ。はー、ぐすん、ひっく」

男「……」

サキュバス「……あの、シャワー、浴びたい、です。はー、はー」

男「じゃ、立って」スッ

サキュバス「……」

サキュバス「ひ、ひとりで……だめ、ですか?」

男「……はあ」

サキュバス「ひっ!? た、叩かないでお願い……」ビクッ

男「え? いや、DV男みたいに言うのやめろって。浴びれば? いいよ一人でも」

サキュバス「あ……は、はい。ありがとう……ございます」

ズキ

サキュバス「いたっ……」

男「ん?」

サキュバス「あ、なんでもないですっ」ズキズキ

ペタ ペタ

ギイ

バタン

…シャアアアアアア…

男「えー……俺が悪いの? えー」

男「だってさあ、サキュバスだろ? 何してもいいっつーか、むしろ俺を絞りとってくるんじゃねえの」

男「見た目は完璧なんだけどなー。ちょっと違うかな」

男「ヤってる最中はよかったから、我慢するか?」

男「いや、そこが調教のしどころか……素質はあるはずだし、やってみる価値はあるよな」


シャアアアアア…

サキュバス「う、え、ぇ……」

サキュバス「嫌だ、なんで、わたしは、わたしたちは……こんなので、気持ちよく……」

キュッ
ポタ ポタ

サキュバス「……さむっ。窓、開いてるじゃない……」ブルッ

サキュバス「外は……真っ暗。郊外なんだ。誰も、歩いてない……?」

サキュバス「もしかしたら……抜けられるかな?」

サキュバス「ちょうど、車が通りがかったりして。そしたら、楽になれるかな……」

>>8,>>11ありがとなす
ぼくも二次エロは圧倒的着衣派です

1章了。ここだけだとただのリョナになってて自分でも引く
全4章くらいになる予定

おつあり
これ以降の話は明るくなり続けるのでリョナラーさんにはむしろ物足りないかも

<唐突な世界観説明>

流出界←サキュバスはここに住んでた。けど流出してるから他の全界と繋がってる
創造界←魔物が住んでる。けど一部が形成界に降りてきて、前線では小規模な諍い発生中
形成界←普通の人間が住んでる。このSSの舞台
活動界←ただエネルギーだけがある。ここのおかげで他の界が保ってる

そんなこんなで第2章いくぜ

女騎士「~♪」スタスタ

女騎士「……は、は、」

女騎士「ふーっ(←くしゃみをキャンセルした)」

女騎士「(冷えるなあ……銭湯がもう少し家の近くにあればいいんだが)」

女騎士「……ん? なんだアレは……」

……

サキュバス「ん……む、くっ」

サキュバス「肩と、胸さえ抜ければ……っ!」

……

女騎士「おいおいおい、なんだあの女」

女騎士「裸で外に出ようとしてるのか? 頭がおかしいんじゃないのかっ?」

女騎士「くそっ、あんなのにかかずらわってたら湯冷め確実だぞ……」

女騎士「けど、放っておくわけにはいかないしなあ……ああもう」タッ


サキュバス「う、うぐぐ……」

スポンッ

サキュバス「わ、きゃっ」ビタンッ


サキュバス「つー……鼻打った……でも、出られた……!」

サキュバス「うぅっ寒いし痛いっ」

サキュバス「早く、逃げなきゃ……気付かれないうちに」


女騎士「あー、お前」

サキュバス「ひっ!?」ビクッ

女騎士「そんなに怯えるなよ……まあ、何か事情があるのは見れば分かるが」

女騎士「話を聞かせてもらう前に、まず服を着ろ」

サキュバス「服……」

女騎士「私がさっきまで着てたやつだが、我慢してくれよ」

パサッ

サキュバス「あ……ありがとうございます……」

女騎士「ってお前、ずぶ濡れじゃないか。唇も紫色だし……仕方ない。私のコートを羽織れ。少しはマシだ」

バッ

サキュバス「……これでは、あなたの方が寒いのでは」

女騎士「鍛えてるから平気だ」

サキュバス「……あの、お名前は」

女騎士「通りすがりの女騎士だ。なぜかいつも変態に遭遇するんだよな」

サキュバス「わ、私は変態じゃないですよ?」

女騎士「その格好で否定されると、逆に怪しいんだが」

サキュバス「くしゅんっ! サキュバスなんです!」

女騎士「あ、そういう……え、本当か?」

サキュバス「本当です」

女騎士「あー……私の仕事は魔物退治なんだが。この建物は人間のものだよな」

女騎士「そこにサキュバスが現れたということは……」

サキュバス「!? そんな! 違います……いえ、違わないですけど……」

サキュバス「……まあ、それもいいかもしれませんね。うん、その方がいい」

女騎士「ほう?」

サキュバス「不思議ですか?」

女騎士「ああ、殺されると思ったんだろう? それを受け入れるというのは、尋常じゃないよ」

女騎士「……今思えば、お前が窓から出てくる時、憔悴しきった顔をしていたな……」

サキュバス「……」

女騎士「いずれにせよ、今は槍も剣も持ち合わせていない。私の部屋までついてこい」

サキュバス「え……お部屋、ですか?」

女騎士「おいおい、武器を取りに戻っている間、ここに立って待っているつもりか?」

サキュバス「くしゅん! でも、私はサキュバスですよ?」

女騎士「つまり、女は吸わないんだろ?」

サキュバス「そうですけど……」

女騎士「それで、あの部屋の住人はどうしたんだ?」

サキュバス「……」ブルッ

女騎士「……吸い殺したとか?」

サキュバス「いいえ。そんなこと、できません……」

女騎士「ふむ」

サキュバス「なんなら、確認してきてください」

女騎士「そうさせてもらおう」

……

サキュバス「……」ブルブル

女騎士「待たせたな。居留守を使われたが、音がしたから中に人間がいるのは分かる」

サキュバス「……寒い」ガタガタ

女騎士「……くしゅっ。ああ、同感だ。立ち話はこたえるな」

サキュバス「さ、10分ほど歩くぞ。歩いてると寒くないからな」

サキュバス「は、はい」


女騎士「……」スタスタ

サキュバス「……」トタ…トタ

女騎士「なあ、脚に怪我をしているのか? 歩き方が変だぞ」

女騎士「なあ、脚に怪我をしているのか? 歩き方が変だぞ」

サキュバス「脚というか……。その、食事をしたので、痛みは我慢できる程度で……」

女騎士「遠慮するな。仕事柄、救急キットは持ち歩いてるんだ」

サキュバス「いえ! 恥ずかしいので、その。上の方なので」

女騎士「しかし、歩くのに支障が出るほどの怪我なのに……」

サキュバス「くしゅん! うぅ痛いっ寒いっ」ブルブル

女騎士「ボロボロじゃないか……」

サキュバス「うぅ……」

女騎士「ふーむ、いい考えがある。おぶってやろう。その方がお互いに暖かいしな」

サキュバス「えっ? さすがに悪いですよ。歩きます」

女騎士「くしっ! ……だが、痛々しくて見てられん。ほら」

サキュバス「……すみません。すみません」

女騎士「いいんだよ」

ギュム

女騎士「うお、あからさまに柔らかいな。なるほど、これが淫魔の身体か……」

サキュバス「女騎士さんの背中は……がっしりしてますね」

女騎士「ふふ、当然だ」

トクン…

サキュバス「……あれ? なんだか、変な感じです」

女騎士「……失礼だぞ」

サキュバス「そうじゃなくて。こんなこと、初めてだから」

女騎士「ああ、私もだよ」

……

……

女騎士「ここだ。築30年で外観はボロっちいが、中は意外と綺麗だ」

ガチャ

サキュバス「お邪魔します……これは、えーと、何もないですねっ」

女騎士「片付いていると言ってくれ。でもベッドは高いやつだ。朝までぐっすり」

女騎士「その前に、着替えたくないか? もっとラフな……バスがないから、シャワーは浴びられないが」

パサ

女騎士「エアコンはないが、このストーブもけっこう高いやつだぞ」

カチッ
ブイイイイイン

サキュバス「す、すみません。色々と」

女騎士「いいんだ……いや、よくないな。そもそも、お前は命を絶ちたいんだったな」

サキュバス「……はい」

女騎士「炬燵、入るか」

サキュバス「え……っと、座るのは、ちょっと。大丈夫です、立ったままでも」

女騎士「そうか? まあ、お前がそう言うなら構わないが」

サキュバス「はい。話を続けましょう」モゾモゾ

女騎士「……気を遣わなくてもいいんだぞ。ベッドも使っていいから」

サキュバス「い、いいんですかっ? ほんとに?」

女騎士「ああ……その様子だと、やはり立っているのは辛いのだろうしな」

サキュバス「ええ。実は、寝転んだ方が楽でして。ありがとう、ございます……」

ゴソゴソ

女騎士「さて、話を戻すと……自分で死ぬのは怖いから、他人に介錯を?」

サキュバス「そ、そうです……」

女騎士「……で、さっき窓から出てきたのはなんだったんだ? しかも裸で。捕まるぞ」

サキュバス「シャワーを浴びてたから。一人でしたし、あのタイミングなら逃げられるかもって」

女騎士「……」

サキュバス「逃げて、どうするってことは考えてなかったです。どうせ戻されるし、魔界にも帰れない」

サキュバス「召喚者の許に戻るのが嫌なら、その前に死ぬしかないんです」

サキュバス「でも、あなたが現れた! どうせ死ぬなら、いい人の手にかかって死にたいんです」

女騎士「死ぬ、死ぬって、それまたどうして。理由を説明してみてくれ」

サキュバス「……」

女騎士「話してみろ。聞いてやるから」


サキュバス「人間には、分からないですよ。どうして、そんなに聞きたがるんですか」

サキュバス「私は淫魔なのに……」

女騎士「なら、襲ってみるがいい」

女騎士「サキュバスの1人や2人、何も怖くないぞ」

サキュバス「っ、女騎士さん……」

女騎士「確かに、私とお前では置かれた境遇が全く違う。それでも、理解するよう努める。約束する」

サキュバス「……う」ジワ

サキュバス「うっ、うぅ……」ポロポロ

女騎士「おっと。参ったなあ、タオルでいいか?」ポイ

サキュバス「わたし、私たちはっ。すぐに死んじゃうんです、知ってました?」

憔悴しきったサキュバスたんを甘やかしたい

女騎士「……いや」

サキュバス「想像できますか? 生まれた時からずっと、呼び出されては慰み者にされるだけの生活を」

サキュバス「どんなに嫌なことでも、身体が勝手に気持ちよくなっちゃって、頭おかしくなるくらいイかされて」

サキュバス「男の精液が最上級の食事で、それを飲まないと飢え死にするなんて、馬鹿みたいでしょ。でも仕方ないの」

サキュバス「だって、そういう風にできてる! 私たちの身体は、快感を得るためだけのものなの!」

サキュバス「相手も自分も、気持ちよくなれるように。それ以外の感覚なんてなくなるほど。まるで機械」

サキュバス「それなら心だっていらないでしょ? なのに、こんな人間紛いの心がある」

サキュバス「いつか壊れるためだけに!」

サキュバス「最初は、本当に最初だけは、ただ気持ちよくて、もっと気持ちよくなりたくて、楽しかったけど」

サキュバス「そんなの、長続きするわけないじゃない……」

サキュバス「15年、耐えてきた。けど、もう。あはは……ううぅ!」

女騎士「……そうか。月並みだが、辛い、のだろうなあ」

女騎士「心すらいらないというのは……分からんでもないが、強く願うには悲しすぎる」

女騎士「ならば確かに、ここでお前を殺してやるのが慈悲というものかもな」

サキュバス「うん……皆のところに……行かせて? 友達は誰も残ってないの。師匠も……」

女騎士「しかしだな、私は魔物を殺すために生きているのではない」

サキュバス「……え」

女騎士「騎士は、危険な魔物から人々を守るのが役目だ。殺すことではない」

女騎士「和解の可能性があるのなら、殺しはしないし……お前は、危険ですらないしな」

女騎士「だから、殺したくないんだ。だから……まあ、しばらくはここにいればいいじゃないか?」

女騎士「隠れ家というわけだ。……どうかな。いや、解決策になってないのは分かるが」

女騎士「今すぐに殺すのは、無理だ。考える時間がほしい」

サキュバス「……本当に、優しいんですね。でも、それはできないでしょう」

サキュバス「私たちは、召喚者から逃げられないので」

女騎士「だけど、現に今……」

サキュバス「一度眠ると、強制的に元の場所に戻されてしまうんです」

サキュバス「私たちは、普通の人間と同じように眠たくなりますから……」

サキュバス「それに、今日はもう、疲れちゃって……あはは」

女騎士「……眠らずとも、身体を横たえていれば少しは楽になる。好きなだけゴロゴロしろ」

サキュバス「はい。寝そうになったら、気つけをお願いします……」

女騎士「任せろ。しかし、二晩くらいなら見張っておいてやるが、それ以上となると厳しいな」

サキュバス「どうせ……この仕組みには抗えませんよ。どうやら、完全に消えて、それからまた召喚し直されるようで」

サキュバス「亀甲縛りにしようが、無駄です」

女騎士「む……駄目なのか」

サキュバス「えっ……もしかして、考えてたんですかっ」

女騎士「縛っておくのは有効かと思った。でも意味がないならやらないよ」

女騎士「(亀甲縛りってなんだ?)」

サキュバス「ちょ、ちょっとドキドキしましたよ、もう」

女騎士「……?」

女騎士「ともかく、やることは一つに決まったな」

サキュバス「な、なんですか?」

女騎士「お前を召喚した奴のところにいって、それを破棄させるんだよ」

サキュバス「あ!」

女騎士「まあ……あまり誉められたやり方ではないが、何もしないわけにもいかない」

サキュバス「でも、どうやって?」

女騎士「うーん、『やめろ』って言っても無駄だよなあ、そういうことをする奴は大抵下種だ」

サキュバス「……はい。最低でした」

女騎士「脅すのは道に反するし……まあ、そいつのところに出向くことは決まったんだ」

女騎士「後は実際に行ってから考えるさ。とはいえ、今日はもう遅いからな。明日の朝にでも」

女騎士「で、今日のところは……あー、徹夜するか。なに、9時間や10時間などあっという間だ」

サキュバス「……」

女騎士「どうした?」

サキュバス「いえ、そんなの悪いですって言いたいんですけど」

サキュバス「私、あそこに戻されるの本当に嫌で、だから女騎士さんには付き合ってもらわないといけなくて」

サキュバス「それを分かってて、『そんなの悪いです』なんて言っても、なんだか卑しいじゃないですか」

女騎士「……ははは。随分とまあ、人間らしい淫魔だな。いや、これは失礼な言い様だ」

女騎士「多分、いい奴なんだな、お前は」

サキュバス「……ち、違いますよ。魔物ですよ」ドキ

ポスン

女騎士「よし、徹夜と決まればどうする。いや、できることなど限られているが」

サキュバス「……この部屋、何もないですもんねっ」

女騎士「必要ないものは置いていないだけだ!」

サキュバス「む……えと……普段は何を?」

女騎士「魔物退治」

サキュバス「それ以外に」

女騎士「武術を教えている。後は、ジムに通ったり、図書館に行ったりだな。旅行も好きだ」

サキュバス「……楽しそうですね」

女騎士「そうだな。やりたいことをやれていると思うよ」

サキュバス「旅行って、いろんなところに行くんですよね。私も……」

女騎士「向こう――魔界でも、できないのか?」

サキュバス「ほんのたまに、近場で。……向こうでも、似たような生活ですから。こっちより、多少はマシですけどね」

女騎士「そ、そうか。つまらんことを訊いたな。すまない」

サキュバス「いえ……」

女騎士「……うーん、何を話したものか。そうだ、何か飲むか?」

女騎士「牛乳と、抹茶と、湯が、あるぞ」

サキュバス「な、なんですかそのラインナップは。一周回ってこだわりを感じます」

女騎士「一人暮らしだし、酒がなければこんなものだろ? まあ、酒がいいなら買い出しに行くが」

サキュバス「お酒……多分、めちゃくちゃ酔いやすい身体にされてるので、やめておきます」

女騎士「そうか。酔いやすい身体に『されてる』というのは……」

サキュバス「召喚者によっては……いえ、私を呼んだ全ての人には、『理想の女の子』というのがあって」

サキュバス「色々と注文があるんですよ。それに合わせて歪めるんです」

女騎士「身体を、か?」

サキュバス「ええ。この姿だって、本当の姿とは違いますし」

女騎士「うーむ……そんなことが。守るべき人間とはいえ、嘆かわしいというか」

サキュバス「魔物だって、同じですけどね。ただ、魔物は発情期が決まっているので……」

女騎士「なるほど。獣のあり方だな」

サキュバス「でも、女騎士さんは違います」

サキュバス「とても……ええと、立派な人だと思います」

女騎士「……どうかな。多分、過大評価だと思うよ」

女騎士「お前以外のサキュバスだって同じ目に遭っているだろうに、彼女たちに対しては何もできていないしな」

サキュバス「そんなの……どうしようもないじゃないですか?」

女騎士「うん……それは、そうだな。私はできることをするだけだ……」

サキュバス「……ふふ」

女騎士「?」

サキュバス「お酒。私は飲みませんけど……酔っ払った女騎士さんは見てみたいかも」

女騎士「酔わないぞ。気分が悪くなるだけだ」

サキュバス「本当ですか~」

女騎士「本当だ」

サキュバス「本人はそう思ってても、実際はばっちり酔っ払ってるかもしれませんよ」

女騎士「そんなことはない!」

サキュバス「そこまで言うなら、買ってきましょうよ、お酒」

女騎士「おいおい、それで私だけ飲むのか? 仕方のないやつだな」

サキュバス「女騎士さんがどれだけ管を巻いても、ちゃんと聞いててあげますよっ」

女騎士「私は質の悪いオヤジか。近くに酒屋があるから、さっと行ってくるよ」

サキュバス「一緒に行きますよ?」

女騎士「そうか? ここで待っていれば……」

サキュバス「いーえ。独りでいたら、眠っちゃうかもしれないですし」

女騎士「む、それは一理あるな。うーん、じゃあ、ついてくるか? しかし、怪我は……」

サキュバス「え? あ、まだちょっと痛い……ですけど」

サキュバス「だ、大丈夫ですからっ。サキュバスは、痛みに強いんです。大抵の痛みは無視できます」

女騎士「便利だな……しかし、その割には、さっきは歩けないほどだったじゃないか」

サキュバス「時間が経って、痛みも和らいできたんですよ」

女騎士「だが、無視できないほどの痛みだったんだろう? 大怪我なんじゃ……」

サキュバス「もう……いいじゃないですか、別に」

サキュバス「あの部屋で何をされたか、そんなに知りたいですか?」プイ

女騎士「あ……いや、無神経なことを言ってすまない。そうか、そのせいで……」

サキュバス「いいんです。許しますっ」

女騎士「……うん。じゃあ、行くぞ。そのコートを着なさい」

サキュバス「はいっ!」

2章了

一応書き上げてから投下してるんですが、
現時点で投下前より5KBくらい長くなってる……おかしい

>>45
優しい世界

男の家の場所は知ってます、22時を回ってるのに門戸を叩くのは女騎士的には失礼なので
翌朝に改めて、と言ってます
そんなぼくもそろそろ寝るので数レスだけ投下します

女騎士「酒屋はほとんど利用しないが、確か自転車で10分くらいのところにあるはずだ」

女騎士「歩きだと30分くらいか。けっこうかかるな」

サキュバス「けっこうかかりますね」

女騎士「おぶって行こうか」

サキュバス「えっ? えっ? やだなあ、歩けますったら!」

女騎士「さっきより長い距離だぞ?」

サキュバス「快くなったんです! 十分我慢できます」

女騎士「そうか……察するに、肉離れか? せめて湿布でも」

サキュバス「ああ、もう。あれは脚じゃなくて……」

女騎士「ん?」

サキュバス「あー……」

サキュバス「だからそれはいいんですってば! もう!」スタスタ

女騎士「お、おい。ちょっと」

サキュバス「どうしたんですかっ! 早く行きましょうよ!」

女騎士「……なあ」

サキュバス「はい? まだあるんですかっ!? なんですか!」

女騎士「いや、酒屋は逆の方向だって、言いたかっただけなんだが、すまん……」

サキュバス「あ、あぁー……ごめんなさい」

女騎士「うん、いいんだ……」



サキュバス「……寒いですね」

女騎士「街灯だけが妙に明るいのが、むしろ寒々しいよなあ。明るいのはいいことなんだが」

サキュバス「でも、やっぱり危ないですよね。女の人が夜中に外を歩いてちゃ……」

サキュバス「それに、こんな日ですし。僻みに狂った男が何しでかすか分かりませんよ」

女騎士「それこそ、酒盛りに付き合うくらいのことはしてやるさ」

サキュバス「もうー! 何言ってるんですか、その優しさにつけこむ輩が後を絶ちませんよ!」

女騎士「別に優しくないよ」

サキュバス「優しいです! それに、お酒強くないんでしょう?」

女騎士「うん」

サキュバス「なのにそんな、べろんべろんに酔わされてあんなことやこんなことをされますよ」

サキュバス「あっ、酔わないって言ってましたね。でもでも、酔わされますよ。よそ見してる間に変な薬を――」

女騎士「……ははは!」

サキュバス「え! な、なんですか急に」

女騎士「いや、私を心配してくれているのが、少し面映ゆくて」

女騎士「つい笑ってしまった」

サキュバス「へ、その、何言ってるんですか。心配なんてしてないですよ。サキュバスですよ私」

女騎士「ははは」

サキュバス「笑わないでくださいー」プイ

女騎士「まあ……確かに、お前はサキュバスだな。私はヒトだ。違う生き物だとも」

サキュバス「え……?」

女騎士「同じではないのだから、当然のことなんだ」

女騎士「それにね、違いを知っていなければ、分かり合うこともできないだろう……」

女騎士「と、こんな仕事をしていると思う時がある」

サキュバス「うーん……? よく分かりません。難しいです」

サキュバス「でも、私のことを分かろうとしてくれてるんですよね」

女騎士「うん。それを分かってくれればいい。はは、ややこしい話ですまないが」

サキュバス「……私も、女騎士さんのことをもっと知りたいと思ってる……かもしれませんよ」ボソ

女騎士「? 何か言ったか?」

サキュバス「……どうしたんですか? なんでもないですよっ」

女騎士「そうか? ……今は難しくとも、いずれ分かるさ。まだ15歳なんだろう」

サキュバス「はい! 女騎士さんは……おいくつなんですか?」

女騎士「……あー、まあ、それはいいじゃないか」

サキュバス「なんで隠すんですかっ」

女騎士「25だ」

サキュバス「あっさり言いましたね。なんで隠そうとしたんですかっ」

女騎士「自分でも、最近、歳とったと思うことが多くてな……しかし、冷えるな」

サキュバス「はい」

女騎士「降るのかなあ、雪」

サキュバス「積もったら、雪遊びしましょう」

女騎士「雪合戦とか、雪だるまとかか? うわ、懐かしい響きだな」

サキュバス「雪だるま、作ってみたいです」

女騎士「しかし、徹夜明けで雪遊びか……しかも今から酒を飲むというのに」

サキュバス「……つ、辛いですかね?」

女騎士「というか、そんなことしてる場合じゃないだろ。お前を呼んだ奴に会わないと」

サキュバス「そうでした。あはは」

女騎士「まったく。あ、酒屋に行くにはここの角を曲がるはずだ……?」


ガシャガシャガシャ
チリリン!

女騎士「おっと! 危ないっ」

サキュバス「わわっ」グラッ

キキーッ!

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