スティーブン・ユニバース【もう一つのクリスタルジェムズ】 (73)

オリキャラなどの要素満載ですので、気をつけてください。
更に海外のシーズン4までの内容もやるのでネタバレ注意です。
それではスタートです。

第1話
「他のジェムたち」
「another gems」
朝9時
ゴトンゴトンと回る洗濯機をスティーブン・ユニバースはアイスを食べながら見ていた。
突然!転送装置が光り始めた。

スティーブン「だ、誰?」

思わず構えるスティーブン
そして転送装置からゆっくりと誰かが歩み出てくる

???「久しぶり、スティーブン♪」

スティーブン「プラチナ!」

プラチナ「もう13歳なのに変わんないね?」

スティーブン「たぶんジェムの力だと思う」

スティーブン「ところでプラチナ、前よりも黒くない?」

プラチナ「き、気のせいだよ」

スティーブン「他の2人は?」

プラチナ「元気だよ、後で来ると思う」

スティーブン「でもどうやって転送装置から来たの?プラチナ達の転送装置ってぼく達のと違うから繋がらないんじゃないの?」

プラチナ「改造したのよ」

スティーブン「それで失敗したから家の中じゃなくてここに来たんだね」

プラチナ「違う、失礼だと思ったから。」

プラチナ「そう言えば他の3人は?」

スティーブン「下にいるよ。」

プラチナ「そっか、じゃああたしは下にいるよ!」

スティーブン「OK!」

石像の手から飛び降り、家の玄関に立った

プラチナ「入るよ!」ガチャ


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1471957361

ガーネット「問題はペリドットがどう動くかだ」

パール「地球に攻め込んでくるかも!」

アメジスト「でもまだ調べてるだけみたいだったぜ?」

ガーネット「もしかしたら調べてから攻め込んでくるつもりかも知れない」

パール「分からないと対応のしようがないわよね?」

アメジスト「じゃあどうすりゃいいんだよ!」

ガーネット「それはペリドットがいつ来てもいい様に準b

プラチナ「あ、あの・・・」

パール「プラチナじゃないの!」

ガーネット「いつからいたんだ?」

プラチナ「ちょっと前から」

アメジスト「ふーん」

ガーネット「ところでほかの、3・・・2人は何処だ?」

プラチナ「そろそろ来るんじゃない?」

部屋の奥の転送装置が光り始めた。

プラチナ「おっタイミングよく来たぞ!」

キュイイイイイイン

光の中から2人の話し声が聞こえる

??1「いきなり入っちゃっていいの?」

??2「怒られてから考えようぜ」

プラチナ「きたきた、エメラルドとアクアマリンの姉妹がお出ましだよ♪」

ガーネット「久しぶりだ」

アメジスト「よう!」

エメラルド「ほら、歓迎されてるじゃない♪」

アクアマリン「それでも失礼じゃない?姉さん」

洗濯を終えたスティーブンが走ってくる

スティーブン「久しぶり2人とも!」

アクアマリン「久しぶりですね、スティーブン」

アクアマリン「他の3人も元気そうで何よりです。」

エメラルド「プラチナはどんぐらいに来たんだ?」

プラチナ「数分前だよ。」

アクアマリン「なんだ、よかったです。待たせたかと思いましたよ。」

プラチナ「安心して、全然待ってないから」

いきなり携帯の着信音が鳴る

エメラルド「誰のだ?アタシのじゃないぞ?」

アクアマリン「私のでもないです。」

スティーブン「あ、ぼくのだ 」

プラチナ「なんだスティーブンのやつか」

スティーブン「コニーからだ。」

アクアマリン「コニーって誰です?」ヒソヒソ

アメジスト「スティーブンの彼女だよ。」ヒソヒソ

アクアマリン「本当にそうなんですか?」ヒソヒソ

アメジスト「合体してステボニーになってる」ヒソヒソ

アクアマリン「それなら確実ですね。」ヒソヒソ



スティーブン「もしもし?」

コニー『もしもし?スティーブン』

スティーブン「なに?」

コニー『今日パパとママが居なくてお昼と夜ごはんを外で食べてこいって言われてるの。だから一緒にどう?アメジストも一緒でいいよ。他にも来る?』

スティーブン「ちょっと待ってね。」

スティーブン「ねえ。プラチナとエメラルドにアクアマリン」

プラチナ「何?」

スティーブン「食べるのって好き?」

プラチナ「大っ好き!」

エメラルド「嫌い、飲むのはOK」

アクアマリン「好きでも嫌いでもないですね。出来ますけどね。」

スティーブン「もしもしコニー?」

コニー『何?』

スティーブン「他に3人は大丈夫?」

コニー『大丈夫だよ。』

コニー(パールとガーネットと・・・ライオン?)

コニー『じゃあ12時にピザ屋でね。』

スティーブン「うん!じゃあね」

ガーネット「ちょうどいい。コニーに3人を紹介してやるといい。」

スティーブン「そうする!」

12時

コニー「こんにちはスティーブン」

スティーブン「やあコニー」

プラチナ「初めまして。ええっと・・・そうコニーちゃん」

エメラルド「よろしく」

アクアマリン「よろしくお願いします。」

コニー「初めまして」

コニー「この人達ってジェムのだよね?」

スティーブン「そうだよ。遠いところに住んでるからあんまり会えないんだ。」

プラチナ「あたしがプラチナ」

エメラルド「アタシはエメラルド」

アクアマリン「私はアクアマリンです。」

キキ「ハイ、スティーブン」

スティーブン「やあキキ」

キキ「注文は何にする?」

プラチナ「ベーコンでいい?」

エメラルド「いいよ。」

アクアマリン「いいですよ。」

プラチナ「じゃあベーコンで。」

キキ「OK」カキカキ

キキ「2人は?」

スティーブン「ぼく達もそれで。」

アメジスト「アタイはサラミのピザで」

キキ「OK」

キキ「パパーーーー!」

キキ「ベーコン2つとサラミ1つで!」

プラチナ「あたしが奢るよ。」

スティーブン「いいの?」

プラチナ「いいよいいよ、お金なら結構あるし。」

エメラルド「アタシも払おうか?」

アクアマリン「私も出しますよ」

プラチナ「別にいいよ、っていうかエメラルドはコーラしか飲んでないだろ。あたしが出す。」

エメラルド「なんか悪いねえ・・・」

プラチナ「いいのいいの」

酉忘れ済みません

キキ「はいこれがベーコンのピザで」

キキ「これもベーコン」

キキ「これはサラミのピザ」

プラチナ「あんがと、ピザ屋のねぇちゃん」

コニー「夜ごはんはどうする?」

エメラルド「2人でデートついでに行っててきたら?」

プラチナ「カップルじゃないだろこいつら」

エメラルド「え、違うの?」

スティーブン「多分」

コニー「よくわからないけど多分友達」

エメラルド「どっちでもいいけど2人で行ってくれば?」

アメジスト「それは賛成だな」

プラチナ「ほへへは」モグモグ

アクアマリン「飲み込んでから言ってくださいよ」

プラチナ「」ゴクン

プラチナ「悪かった。そういや何でアメリカ人と日本人は手でピザを食べるんだろう?」

コニー「プラチナ達は何で食べるの?」

プラチナ「そりゃフォークとナイフでしょ。」

コニー「みんなどこに住んでるの?」

エメラルド「アタシらはイタリアに住んでるのさ。」

アクアマリン「ネアポリスって所です。」

スティーブン「へー」

エメラルド「そして・・・」

ガッシャーーン

いきなりガーネットが吹っ飛ばされてきた。

プラチナ「おい、大丈夫かガーネット?」

ガーネット「ああ・・・」

パール「大丈夫?ガーネット。派手に飛ばされちゃったけど。」

エメラルド「一体何が?」

ガーネット「鳥のようなジェムが・・・」

アクアマリン「こんな市街地にですか?」

パール「あたし達を追ってるらしくて。」

アメジスト「そうなりゃオパールの出番だな!」

プラチナ「いや、あたしが行く」

アメジスト「何でだ?」

プラチナ「あたしの武器は『そういうの』に向いてるんだ。分かるだろ?」

アメジスト「確かに・・・じゃあ任せたぜ!」

スティーブン「行こう!」

コニー「うん!」

バタバタ

ガーネット「あいつだ!」

プラチナ「OK了解!」

そう言って彼女はうなじのジェムに両手を伸ばした。

スティーブン「一体どんな武器なの?」

パール「まあ見てるといいわ。」

プラチナはジェムから出てくる光を掴み、一気に引っこ抜く 。

〈ボウガン〉と〈矢〉だ

プラチナ「うっしゃあ!一発で当ててやるわ!」

ギギ

弦を弾いて矢をセットし弦を固定する。

そして鳥の怪物に向かって方向を合わせる

そして引き金を引いた

ボン!

そんな音を鳴らして破裂して、砂を巻き上げる。

巻き上げられた砂の中からゆっくりと歩み寄ってくる

プラチナ「一発って言うのが当たったわね。」

手にはジェムの入ったバブルがあった

プラチナ「よっしゃ勝ったぞ!」

プラチナ「じゃあピザ屋に戻るぞ!」

スティーブン「OK!」

ピザ屋の中に再び戻って行った。

どうでした?
スティーブン・ユニバース自体さほど有名ではないので、見てる人もいないでしょうが。
外見
プラチナ
髪形:紫にリボンで結んだポニーテール
目の色:赤
トップス:ノースリーブで右胸にピースマークのアップリケ
ボトムス:膝まであるスカートに黒のストッキング
備考:ストッキングは市販の物。リボンには深い過去が・・・

こんなものです。それでは、その内第2話をやります。

SSまとめ速報に出ていて、
スティーブン・A・スターフェイズ
っていうのがキャラ一覧に出ていました。
・・・誰?
スティーブン・ユニバースなんですけど・・・

微妙に投下

第2話
「生まれた場所」
「where did you born?」

プラチナ「なあパール?」

パール「何?」

プラチナ「あたしが夕飯作ってもいい?」

パール「ええ、いいわよ。でも何で?」

プラチナ「あたし料理好きなんだよね。」

パール「じゃあ頼むわ。はっきり言って自分が要らないものを作るのって面倒なのよね。」

プラチナ「あたしは食べるからね。」

スティーブン「何作るの?」

プラチナ「リゾットかなあ」

スティーブン「そう言えばジェムに兄弟なんてあり得るの?」

エメラルド「正しくは姉妹だ。」

アクアマリン「私達は幼稚園出身なんです。」

プラチナ「あたしは違うけどねー」

エメラルド「そうだ!みんなで幼稚園行こうぜ!探索ついでに。」

アクアマリン「いいんじゃない?」

ガーネット「そうだな。」

エメラルド「そうなりゃみんなで行くぞ!」

プラチナ「そう決まったらすぐ行こう!」

ガーネット「行くぞ、パール、アメジスト」

アメジスト「OK!」

幼稚園

アメジスト「エメラルドとアクアマリンはどの穴から生まれたんだ?アタイはコレ」

エメラルド「穴じゃないのよ。いいから付いてきて。」

アクアマリン「ガーネットには話しましたよね?」

ガーネット「ああ、聞いている。お前達は特殊なんだよな?」

トコトコ

パール「もう結構奥よ。」

スティーブン「ここ来たこと無いよ。」

エメラルド「一見、何も無いからな。」

エメラルド「でも・・・ここの窪みにジェムのある方の足を入れると・・・」

ガシャン

いきなり石からトリガーが出てきた

アメジスト「!?」

エメラルド「んでこれを捻って、暗号を言うんだ。」

エメラルド「暗号なんだっけ?」

アクアマリン「そんぐらい覚えといてよね。私が言うわ。」

彼女は咳払いをした。

アクアマリン「大地は震え風は逆巻く。空淀む時いざ行かん灼熱の海」

ガガガガ

ガシャン!

アメジスト「開いた!」

全員で中に入って行った。

中には割れたガラス瓶の様な巨大な容器があった

アクアマリン「私達はこの機械から生まれたんです。」

アメジスト「にしても何でアタイと違うんだ?」

プラチナ「こいつらはジェムのパワーUPの為に、実験されてたんだよ。」

スティーブン「どんな実験?」

エメラルド「後で教えてやる。」

物陰
??1「ククク。俺の宿敵、プラチナが居るじゃんか。」

??2「・・・」ジロジロ

??1「ん?」

??2「いや、男型のジェムは珍しいと思ってな。」

??1「そうだな。プラチナにも・・・いや、だいたい皆そんな反応だ。あの方は別だったがな。」

??2「そうか・・・とにかくお前はプラチナと戦うつもりなんだな?『ブラッドストーン』」

ブラッドストーン「もちろんだ。」

ガーネット「取り敢えず全員で探索をしよう。」

プラチナ「あたしはスティーブンと行くよ。パールとアメジスト、ガーネット、アクアとエメラルドのチームでどう?」

ガーネット「良いだろう。私はこっちに行こう」

プラチナ「頼んだよ。」

ブラッドストーン「ラッキー!いい感じに別れてくれたじゃんか。スティーブン・ユニバースを倒して、奴を倒す」

ブラッドストーン「だが、スティーブン・ユニバースは、有機生命体だ。気絶で済ませてやる」

ブラッドストーン「いや、やはりプラチナだけ誘い込んだほうがいいかもな。」

サッ

幼稚園の外れ

プラチナ「この辺すげー植物生えてんな」

スティーブン「だね。何でだろう?」


ガサッ

ガサッ

プラチナ「そこで待ってろスティーブン!」 スタタッ

スティーブン「ああ!待って!」

スティーブン「行っちゃった・・・」



ブラッドストーン「よおお!プラチナ!」

プラチナ「てめえだったのか。」

ブラッドストーン「会えて嬉しいぜ。プラチナ!だが、その次は『倒せて嬉しい』だけどな。」


ブラッドストーン「うりゃああああ」

手から雷が出てくる

プラチナ「くそっ危ねえな」サッ

右肘にあるジェムからトンファーが出る

ブラッドストーン「オラ!」ドガ

プラチナ「うげッ!痛え!」

スティーブン「プラチナ!腕を怪我してる!」

プラチナ「こっちに来るな!」

岩陰

???「人間という生き物は成長をする」

???「スティーブン・ユニバース」

???「奴は始末しておこう」

???「いや、生かして捕らえるのもありだな」

エメラルド「どっちもさせねぇよ」

???「!お前はエメラルドだな?」

エメラルド「てめぇから名乗ったらどうだ」

???「ふふふ、それが流儀ならば答えよう」

???「私の名は『ジェット』だ」

ジェット「覚えていてもらうわ」

エメラルド「・・・名乗るのがアタシで良かったな」

エメラルド「アクアの奴は『倒した敵の名を覚えない』」

ジェット「舐めた口を聞くのも今のうちだ」

シュバッ

エメラルド(!?)

エメラルド(いきなり剣が!?)

ジェット「ククク、怖いか?」

ジェット「うりゃああ!!」ブオン



ビュウウウウウウ



ジェット「うあ!」ドサ

ジェット(なんだ!?何に吹っ飛ばされたんだ!?・・・風か?)

エメラルド「更に・・・」

ズバズバ!

ジェット「うぎゃああ!」

ジェット「クソッ!足を切りやがったな」

ジェット「足の複数の箇所を同時に切られている・・・」

ジェット「『風圧』か・・・」

エメラルド「勘が良いな。だがてめぇがどっから剣を出したかなんてどうだって良い」

エメラルド「アタシの武器の風で仕留めてやる!」

ジェット「確かに私達は負けるかも知れない」

ジェット「少なくとも今ではないけど」

スタタ

エメラルド「ちっ!逃げやがった」

幼稚園の外れ

プラチナ「相変わらず強いな」

ブラッドストーン「ククク、ありがとうよ!」

プラチナ「くらえ!」バシュン!

ザクッ

ブラッドストーン「うお!」

ブラッドストーン「矢が刺さるのは久しぶりだぜ」

ブラッドストーン「まあ取り敢えずここでおいとまするかな」

スタッ

プラチナ「あ!待てコラ!」

スティーブン「逃げちゃったね・・・」


幼稚園

ガーネット「まさかブラッドストーンが居るとは」

スティーブン「何で彼らは襲ってきたの?」

スティーブン「ジェムは皆仲間じゃないの?」

プラチナ「ガーネット耳を貸して」

プラチナ「例の事教えてないわけ?」ヒソヒソ

ガーネット「スティーブンには刺激が強いだろう?」ヒソヒソ

スティーブン「どうしてなの?」

プラチナ「こ、個人的に恨まれててさ」

スティーブン「どうして?」

プラチナ「それは言えないな」

スティーブン「まあ良いや」

ガーネット「後は地下室の探索だ」

アメジスト「あのペリドットがいたところか?」

パール「正しくは・・・」

エメラルド「どっちでも良いだろ」

ガーネット「ああ、とにかく行くぞ」


地下室

プラチナ「特に何もないよ」

エメラルド「だな、帰るとすr

ジジ

ジジ

全員「!」

モニターの中に黒い影が映った

???「うわ!まじで地球の幼稚園に繋がるのかよ」

???「ん?こいつらは・・・」

エメラルド「・・・」ゴク

???「ふむ・・・イエローはこんなに『送った』のか?」

プラチナ「てめぇ・・・まさか!」

???「あたしを今思い出したところを見ると・・・」

???「クリスタルジェムズか!」

ガーネット「そうだ!私達はクリスタルジェムズだ!」

undefined

なんか投稿に失敗していますね
???「クリスタルジェムズねぇ・・・」

???「そうだ!一応あたしの自己紹介しておこう」

???「あたしの名前はブラックダイヤモンド」

ブラックダイヤ「覚えとくんだね」

ブラックダイヤ「そしてそいつがガーネットか。親近感が湧くやつだ」

ガーネット(親近感?)

ブラックダイヤ「んでそのほっそくて白いのがパールだな。まああたしが言えたことじゃないけどな」

パール「別にあなたは白くも細くも無いじゃないの」

ブラックダイヤ「そのうち分かる」

ブラックダイヤ「で、そのデ・・・ぽっちゃ・・・ええっと・・・そう!そのムッチリしてるのがアメジストだっけ?」

アメジスト「・・・」ムッ

ブラックダイヤ「そのポニーがプラチナでぇ青くて左目が隠れてるのがアクアマリン」

ブラックダイヤ「そのみどr

エメラルド「エメラルドだ」

ブラックダイヤ「ふむ・・・その人間がスティーブン・ユニバースだな」

スティーブン「・・・」ゴクリ

ブラックダイヤ「確か人間とジェムのハーフだったか」

ブラックダイヤ「ところでさぁローズはスティーブン・ユニバースが居るのを見ると居ないのも納得出来るけど・・・あいつ・・・『クロム』は何処だ?」

プラチナ「・・・」ギリ

ブラックダイヤ「ブラッドストーンに負わされた傷が未だ癒えてないのか?」

エメラルド「・・・」

アクアマリン「・・・」

スティーブン「??」

スティーブン「あいつが言ってるクロムって誰?」

プラチナ「そのうち教える」

ガーネット「一体何が目的だ!」

ブラックダイヤ(ただのきまぐれってのも面白くないしなあ)

ブラックダイヤ「てめぇらを滅ぼすためだよ!」

ブラックダイヤ「レーザー発射!」ポチ

サッ

一行は身構える

しかし何も起きる気配はない

ブラックダイヤ「あっはっは!騙されてやんの!じゃーねー」

パール「待ちなさい!」

ブラックダイヤ「誰が待つか!」ブチ

アメジスト「電源を切りやがった!」

幼稚園の地上

ガーネット(ブラックダイヤモンドは私に親近感が湧くと言っていた)

ガーネット(一体どう言う事だ?)

ガーネット(私とあいつの共通点・・・)

ガーネット(奴の右肩には布が付いていた)

ガーネット(左肩にジェムがあった・・・)

ガーネット(右肩にもジェムが!?)

ガーネット「ジェムが二つか・・・」

アクアマリン「どうしたんです?」

ガーネット「いや何でもない」

スティーブン「何か分かったの?」

ガーネット「気にするな」

パール「とにかく今日はもう帰りましょう?」

プラチナ「それがいいよ」

ジェムのテンプル

スティーブン「一体あいつらは何なの?」

プラチナ「それはまだ教えるわけにはいかない」

スティーブン「皆誤魔化すばっかり!」

スティーブン「僕もクリスタルジェムズなんだ!」

スティーブン「だから何が起きてるか教えてよ!」

ガーネット「誤魔化すつもりはない」

ガーネット「教えてやりたいが、お前には刺激が強すぎる」

ガーネット「いつか教えてやろう・・・例えば誕生日とかに」

ガーネット「だからそれまで待つんだスティーブン」

スティーブン「うん」

ガーネット「ラピスラズリに会えるかもしれない。その時に色々教えて貰ったらどうだ?」

スティーブン「だね、それまで待つよ」

アクアマリン「どうやら収まったみたいですね」

プラチナ「あたしらもそろそろ帰ろうかな」

プラチナ「おやすみスティーブン」

アメジスト「じゃーな!」

ラピスラズリから鐘を通しての伝言があったのはその次の日であった

第2話どうでした?

元々今回は普通にエメラルドとアクアマリンの誕生についての話でしたが、ネタに詰まったので急遽5話に予定していたブラッドストーンの登場を今回に持ってきました

今回はかなり新キャラ出しました

ブラッドストーン
ジェット
ブラックダイヤモンド
名前だけのクロム
の4体

本編の『脱獄』でも
ルビー
サファイア
マラカイト
の3体だったのに

エメラルド
髪形: 蛍光グリーンで肩までのロング。右目が隠れてる
目の色:グリーン
服装:緑と黄緑のドレス
備考:風を操るのが能力。武器はなし

あまりにもコメントがないので企画をやろうと思います
まあ見てる人が居なけりゃ意味を成さない企画ですが
内容は

『自分が考えたジェム』

です

こんなキャラどうよ!って言うのを書き込んでいただければ、余程ふざけていなければ採用します
以下の登場予定ジェム以外でお願いします

登場予定ジェム

レッドベリル
ヒデナイト
クンツァイト
トリフェーン
ダイオプサイト
ロードクロサイト
ダイヤモンド
グラファイト
カルセドニー
ショール
ゴシェナイト
ヘリオドール
ゴールデンベリル
ラブラドライト
カーネリアン
ブラックパール
ブラックジルコン
トパーズ
ヘマタイト
メジャーライト
以上です

第3話
「全てはエメラルドの為」
「all for emerald」

プラチナ「明日皆でスティーブン達んとこ行こうぜ!アクア明日予定空いてる?」

アクアマリン「フリーですよ」

プラチナ「エメラルドは?」

エメラルド「アタシは無理」

プラチナ「何で?」

エメラルド「明日はトニオの親御さんと会わなきゃいけないんだよ」

プラチナ「アントニオの両親にあったこと無いの?」

エメラルド「あるよ?でも明日は一緒に食事に行くんだよ」

エメラルド「トニオのママ曰く『エメラルドちゃんのご両親も連れてきてね』ってさ。無理だけど」

プラチナ「じゃあ明日はスティーブンんとこ行かないとすっか」

エメラルド「いいよいいよ別に。二人で行ってきな!」

アクアマリン「姉さん抜きってのもやだよ。ですよね?」

プラチナ「うんうん。明日はその食事会を全力でサポートするわよ!」

エメラルド「一体何しでかす気?」

プラチナ「そう身構えんなって」

プラチナ「あと父は仕事で来れないけど母親は遅れて来るって言っといて」

エメラルド「一体何?まあいいけど」

次の日

エメラルド「よっ!トニオ」

アントニオ「おはようエメラルド」

エメラルド「元気してた?」

アントニオ「一週間まえにデートしたばっかりだよ?」

エメラルド「なんだっていいだろ」

トニオ母「あらエメラルドちゃん!元気?」

エメラルド「元気ですよ!」

アントニオ「それにしても僕は凄く楽しみだよ!君の両親に会えるの。何たってまだ会ったとこと無いしね」

トニオ父「付き合って結構経っているのにな」

エメラルド「もう2年になりますか・・・そういえば父は仕事で来れないんですけどいいでしょうか?」

トニオ母「来れないなら仕方ないわよ。ねぇ?」

トニオ父「ああ」

エメラルド(大丈夫かなぁ・・・)

テクテク

???「すいませーん!遅れてしまって!エメラルドの母親です!」

エメラルド(な!?あいつら合体したのか!?)

エメラルド(でも微妙に小さいな・・・変身して小さくなってんのか)

???「いやあすみません」

トニオ父「いやいや。初めまして」

???「はじめまして。クンツァイトです!」

クンツァイト「よろしくお願いします」

トニオ母「こちらこそ」

クンツァイト「目が3つだったり足が3本生えてたり肌が紫だったりしますけど特異体質ですんで気にしないでください」

トニオ父「気にしませんよ!」

アントニオ「エメラルドだって緑色だけど可愛いんで大丈夫ですよ!」

エメラルド「もう!トニオったら!」ペシペシ

クンツァイト(こいつらいつもこんなイチャイチャしてんのか?)

クンツァイト「とにかくお店行って食べましょうよ」

近くの日本料理店

トニオ父「日本料理は好きですか?」

クンツァイト「大好きです!」

トニオ母「そこにお掛けになって下さい」

クンツァイト「ありがとうございます」

トニオ父「ここは日本の方が作っているので凄く本格的なんですよ」

クンツァイト「そうなんですか、楽しみです!」

エメラルド「・・・」ダラダラ

クンツァイト「何で汗ダラダラなんだ?エメラルド」

エメラルド(バレるかも知れないからに決まってんだろ!)

エメラルド「気にしないでクン・・・お母さん」ダラダラ

クンツァイト「もう!強がっちゃって!」

クンツァイト「あ!そうだ旦那の写真お見せしましょう。こちらが夫です」

プラチナのスマートフォンをバッグから出す

クンツァイト「私の夫のスギライトです」

エメラルド(なぜスギライト・・・)

クンツァイト「お二人のお仕事は?」

トニオ父「私は銀行員です」

トニオ母「私は専業主婦で、時々内職を、」

クンツァイト「私も同じく専業主婦でデザインの仕事を」

エメラルド(プラチナの職業のデザイナーに合わせてか?)

トニオ母「そうなんですね~で、旦那様のお仕事は?」

クンツァイト「スギライトは若い頃はミュージシャンで、いまは結婚式場で働いています」

エメラルド(結婚式場ってのはアクアに合わせてか・・・ミュージシャンって何故?)

トニオ母「変わった格好をしてますね」

クンツァイト「いえ、これはミュージシャン時代の写真です」

クンツァイト「これがいまの写真です」

エメラルド(そして何故アレキサンドライトの写真だ?)

トニオ父「昔は尖っててたんですね」

クンツァイト「いやいや、いつもは謙虚でしたよ。格好はパンクでも」

トニオ父「式場ではどんなお仕事を?」

クンツァイト「洋服の手配などですね」

エメラルド「う!イテテテテ」

クンツァイト「大丈夫!?お腹痛いの?」

エメラルド「うん・・・トイレ行ってくる」

エメラルドがクンツァイトに『分かってるだろ?』というような視線を送る

クンツァイト「私も付き添います。すみませんね」

トニオ母「いえいえ、体調が優れないなら仕方ありませんよ」

トイレの前

エメラルド「何する気かと思えば・・・」

エメラルド「まさか合体するつもりだったとは」

クンツァイト「思いついたのがこれでさ」

エメラルド「何でスギライトを旦那ってことにしたんだ?」

クンツァイト「手元にあった写真がスギライトとアレキサンドライトでね」

エメラルド「とにかく最近の傾向としてクンツァイトに限らずプラチナが合体すると不安定になるから気を付けろよ」

クンツァイト「気を付けるよ」

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結局このまま食事を続けることになった

過去のことやら下らないことやら色々話した

エメラルドはさっきより楽しそうだった



エメラルド「今日はありがとうございました」

トニオ父「いえいえこちらこそ」

エメラルド「そういやトニオ次のデートどうするよ」

アントニオ「明日空いてる?」

エメラルド「うーんスティーブンがなぁ~」

プラチナ「じゃあさ!デートじゃなくなるけどトニオをガーネット達はの所連れてくのどうよ」

エメラルド「どう?」

アントニオ「いいよいいよ、所でスティーブンとガーネットって誰?」

プラチナ「会えば分かるよ。な?アクア」

アクアマリン「ええ」

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駐車場

アントニオ「また明日ね」

エメラルド「じゃーね」

トニオ母「キャッ」ガサ

トニオの母が草むらに落ちてしまった

ガオウ・・・

アントニオ「全く気をつけてよお母さん。所でなんか鳴き声しなかった?」

トニオ母「ごめんね~」

エメラルド「気のせいだろ」

ブウウウン

プラチナ「あたしらは徒歩だね」


ガルルル


狼「ウガウ!」ガサッ

プラチナ「な!?飛びかかって来やがった!」サッ

アクアマリン「奴の尻尾を見てください」

プラチナ「ん?」

プラチナ「!?まさか・・・」

エメラルド「マジかよ・・・」

アクアマリン「ジェムが付いてますよね」

ジェム狼「バウ!」シタター

プラチナ「逃げた」

アクアマリン「いや、追ったんですよ『トニオのお母さんの匂い』を」

エメラルド「アタシらも追うぞ!」

アクアマリン「乗ってください!アメジストほどじゃありませんが・・・変身は得意です!」

アクアマリン(狼)「さあ早く!」

ダダダダダッ

エメラルド「うおう!速い速い」

ジェム狼「ウガアア」

車内

トニオ父「何だ!?あの狼」

ジェムの狼に追いつき、アントニオらの車と並走するアクアマリン

エメラルドとプラチナが背中から降りた

アクアマリンが人間の姿に戻って狼に向かって蹴りをかます

ジェム狼「ギャオン」ドサ

トニオ父「さっき言ってた変身能力というものですか」

プラチナ「ええ、アクアは得意なんですよ」

エメラルド「よしじゃあアタシが」

アクアマリン「待って姉さん。私が倒すわ」

アクアマリン「私の『雲』の能力でね・・・」

エメラルド「・・・」ニヤ

プラチナ「いいよいいよやっちゃいな」

アクアマリン「・・・」

ふよふよと雲が集まる

トニオ母「雲?」

アクアマリン「私は雲を操れるんです」

雲でハンマーが作られる

アクアマリン「うっりゃあああああああああッ!!」ブウウウン

ドゴ!

ジェム狼「キャウン」

アクアマリン「振りずらいな」ゼエハア

プラチナ「アクア!ハンマーは重いだろ?バット作れバット!」

アクアマリン「はい!えいやああああ」

プラチナ「違う違う!そうじゃない!」

プラチナ「盆の方じゃなくて」

エメラルド「あれだろ?野球のバットだろ?」

アクアマリン「なるほど・・・そっちでしたかあああああッ!」ブウウウン

ジェム狼「ウキャウ」

トニオ母「すごい!」

アクアマリン「ほら危ないですよ」

アントニオ「?」

エメラルド「アクアの必殺技が来るぜ」

バチ

バチ

アクアマリン「行きますよ・・・」

アクアマリン「うりゃああああああ!」

ビリビリ

ズバババババ!

アントニオ「雷!?」

トニオ父「凄い!」

ジェム狼「ウギャア!」

ボフン!

煙の中からジェムを持ったアクアマリンが歩み出て来る

アクアマリン「ああ~疲れた」

プラチナ「大丈夫?アクア」

アクアマリン「ええ、大丈夫です!」

エメラルド「じゃーねー」

アントニオ「うん!また明日ね!」

アクアマリン「スティーブン達は何してるんでしょうね」

プラチナ「さあね」

どうでした?
めちゃくちゃ遅いコメントだけど気にしないでくださいね
キャラ紹介
アクアマリン
髪形:左目が隠れたブルーのショートカット
目の色:ブルー
トップス:水色のノースリーブ
ボトムス:ベージュのズボン
備考:敵とエメラルド以外には敬語を使う

それでは

第4話
「プラチナとブラッドストーン」
「platinum and bradstone」

エメラルド「ようスティーブン!」

スティーブン「やあエメラルド。隣の男の人は誰?」

アントニオ「僕は・・・」

エメラルド「こいつはアタシの彼氏!」

アントニオ「あ、うんよろしく、君がスティーブンだね?」

スティーブン「うん」

アントニオ「で、ガーネットさんは?」

ガーネット「私だ」

アントニオ「よろしくお願いします」

アメジスト「・・・」

パール「・・・」

プラチナ「・・・ええっとどうしてそんなにシーンとしてんの?」

アクアマリン「どうかしたんですか?」

パール「別にどうってことないわ」

スティーブンがドアを開けて外に出かけた

その後口を開いたのはパールだった

パール「・・・連絡がきたのよ・・・ラピスラズリからね」

全員の表情が固まる

プラチナ「・・・内容は?」

アメジスト「ジェムズが地球に攻めてくるんだよ・・・」

パール「あたし達の故郷の星からね」

プラチナ「な!?」

アントニオ「3000年前のように?」

ガーネット「そうだ」

アントニオ「僕いてもいいのかい?この雰囲気の中」

ガーネット「いや、寧ろ人間の立場で見ることが出来る者が居て欲しい」

アントニオ「そう・・・ならそれに甘んじさせて貰うよ」

アントニオ「で・・・どうするつもりだい?」

パール「どうにか平和に出来るのならしたいけど・・・無理よね」

アメジスト「ならよお・・・もうアタイらが戦って叩きのめすしか無いんじゃねぇのか?」

暗い顔で拳を握る

〈それしか方法はない〉

そう彼女が感じているのが溢れていた

アクアマリン「・・・そうですよね」

プラチナ「なんかあったらあたし達を呼んでね」

ガーネット「すまないな」

エメラルド「いいんだよ、アタシら仲間だろ」

プラチナ「あたしちょっと外散歩してくるよ」

パール「あら、行ってらっしゃい」

ガチャ

バタン

海岸

プラチナ「・・・」
(あたしらジェムズがこの星に来たせいかな、故郷のジェムズが攻め込んでくるっていうのは)

(あたし達はこの星に、この地球の住民に必要とされてるのかな?)

スティーブン「どうしたのプラチナ?」

プラチナ「ん、スティーブンか」

プラチナ「いや、ただの考え事さ」

スティーブン「でも・・・落ち込んでるみたいだったよ」

プラチナ「はは、優しいんだねあんたは」

プラチナ「そう・・・聞きたいことがあるんだスティーブン」

スティーブン「どうしたの?」

プラチナ「もし、もしもだよ?」

プラチナ「誰か友達がわざとじゃなくて犯してしまった間違いのせいでスティーブンの日常が壊されて、でもその友達がそのことで罪の意識に苛まれてたらスティーブン、あんたはどうしたい?」

スティーブン「・・・助けなきゃ」

プラチナ「・・・優しいんだね」

その2人を物陰から覗き込む者

ブラッドストーン「いたいた。プラチナだぜ」

ブラッドストーン「わざわざ歩いてまで来た甲斐があったもんだ」

ブラッドストーン「あいつらの拠点はどうだっていい・・・まずはプラチナとの決着からだ」

スティーブン「そう言えば・・・クロムって誰?」

プラチナ「あたしの友達・・・親友さ」

スティーブン「どうして今はいないの?」

スティーブン「その・・・答えたくなかったら答えなくていいからさ」

プラチナ「あれは・・・ブラッドストーンを倒してから3000年ほど経とうとしていた時のことだったか」

あたしらはブラッドストーンとかみたいな倒したジェムの保管庫に逃げ込んだモンスターを追ったんだよ

プラチナ〔捉えたぜ!〕

モンスター〔ギャオオオ〕バタバタ

プラチナ〔アクア!こいつにトドメ刺せ〕

アクアマリン〔うん!おりゃああ!〕

で、どうなったの?

ああ、勝てたさ。あいつの雲の能力でね
でもあたしらは気づいていなかったのさ災厄が解き放たれていたことをね

パシ!

プラチナ〔ナイスキャッチクロム!〕

クロム〔バブルに入れてっと〕

クロム〔さあこの子を・・・?〕

プラチナ〔ん?どうしたのクロム〕

クロム〔あの子・・・ジャスプサンガンはどこ?〕

プラチナ〔ブラッドストーンならあそこに・・・無い!?〕

クロム〔外に出たのね!?〕

そしてあたしらは外に出たのさ

それで?

ああ、いたよ。蒼い空を眺めていた

ブラッドストーン〔この星で生まれて、そしてジェムの星に戻った時にさ。勉強してたんだよ・・・俺の生まれた地球についてさ〕

ブラッドストーン〔なあプラチナなんで空が蒼いか知っているか?〕

プラチナ〔・・・〕

ブラッドストーン〔そう身構えんなって、ただのクイズだよ・・・ただのな〕

プラチナ〔大気の層が青以外の光をカットするからだろ〕

ブラッドストーン〔ご名答だプラチナ〕

ブラッドストーン〔じゃあクロム、なんで夕日が赤いか分かるか?〕

クロム〔私たちから太陽までの距離が短くなるからよね〕

ブラッドストーン〔正解だ〕

ブラッドストーン〔なら何故青以外をカットするか分かるか?〕

プラチナ〔何故って言われてもそういうもんだし〕

ブラッドストーン〔それは誰が決めている?〕

クロム〔知らないわよ、神様?〕

ブラッドストーン〔それもまた正解だ。それは神とも呼ばれるし、科学とも物理法則とも真理とも呼ばれる〕

ブラッドストーン〔では何故俺たちは何故生まれて、何故生きる?それは誰も分かるものじゃ無い〕

クロム〔それはあんたが決めるのよ〕

ブラッドストーン〔そうだ〕

ブラッドストーン〔だから俺は自由に生きて生きる意味を見つけたいんだよ〕

ブラッドストーン〔お前たちと決着を付けてからな〕

それで・・・

うん、戦いになったよ
で、埒があかないから合体してタングステンになって戦ったのさ

タングステン〔うりゃああ!〕

ドガ

ブラッドストーン〔うぐう!〕

ブラッドストーン〔喰らえええ!〕

ズババババババ

で、くらったの?

ああ・・・だが喰らう直前にクロムは合体を解いてあたしを弾き飛ばした

もしかして・・・

ああ、クロムだけが喰らったんだよ

クロム〔ううッ!〕

ドサ

プラチナ〔クロム!〕

クロム〔あ・・・んた・・・はに・・・げて〕

ボフン!

そしてあたしはクロムを拾い上げてバブルに入れた

ブラッドストーン〔ほほう、クロムはお前を生かして自分はやられたか〕

プラチナ〔お前は・・・許さない!〕

ブラッドストーン〔逃げたらどうだ?クロムに逃がしてもらったというのに。それでも俺は追うけどな〕

プラチナ〔あたしを舐めるんじゃないわよ〕

ブラッドストーン〔いかにも負けるやつが言いそうな言葉だな〕

ブラッドストーン〔どうする?何をする気だ〕

プラチナ〔何をする?違うな、聞くべきは何をしたかだね〕

プラチナ〔既に!貴様の真上には矢が降っている!〕

ブラッドストーン〔なんd グサ!

ブラッドストーン〔ぐおおおおお!〕

プラチナ〔目に上手く刺さったわね・・・〕

プラチナ〔仕上げに・・・!胸に!〕バシュン

ザク!

ブラッドストーン〔うぐあああ!〕

ボン!

ヒュー・・・

パシ!

プラチナ〔よし!捕まえたぜ!〕

それでバブルに入れたんだね

ああ、それが・・・

プラチナ「今から50年程前の事だよ」

スティーブン(決着?なんの決着だろう。そもそもなんでブラッドストーンと敵対してるんだろう)

スティーブン「それでクロムは?」

プラチナ「あいつは復活にもの凄く時間を掛ける。時代に合わせ、周りに合わせてね」

スティーブン「そっか・・・今はバブルの中?」

プラチナ「それだとあいつがどれだけ復活してるか分からないだろ?」

スティーブン「それじゃあ今は何処に?」

プラチナ「ここさ」

彼女は右の肩を撫でる

プラチナ「あいつと半分合体してどれだけ復活してるか確かめてるんだよ」

スティーブン「!?じゃあクロムのジェムがプラチナの肩に有るの?」

プラチナ「そ、だからあいつの特徴があたしにも出てきてるんだよ。肌も黒っぽくなったし、髪も伸びた。この姿は本当は『プラチナ』じゃなくて中途半端な『タングステン』・・・『モリブデン』なのさ」

スティーブン「じゃあ今はプラチナは合体したジェムなんだね」

プラチナ「そ、でも心は完全にプラチナだけどね。でもいつかあいつの心が復活すれば・・・」

スティーブン「で・・・クロムはどれぐらい掛けて復活するの?」

プラチナ「50年ちょっとよ」

スティーブン「じゃああと少しで・・・!」

プラチナ「ああ!」

プラチナ「だからそれまでにブラッドストーンと決着を付けたいんだよ。おそらくあたしを追ってるだろうしね。」

ブラッドストーン「もちろん追わせてもらってるぜプラチナ」

スティーブン「!本当にいた!」

プラチナ「マジで居るとはね・・・」

彼女はボウガンを構える

戦う決意がその目に現れていた


続く

珍しく続きます
キャラ紹介
ブラッドストーン
髪の色:黒
肌の色:黒
目の色:黒
トップス:グレーのパーカー
ボトムス:黒のズボン
備考:全身に赤のボディペイントが入ってる。ジャスパーみたいな

連載予告
第5話
「決着の刻」
「the moment of truth」
プラチナとブラッドストーンの戦い
その最中クロムの意思が目覚めるが・・・
第6話
「生きる為」
「to live」
ジェムズが探索に出たのはジェムの侵略の本部そこに現れたのはジェットだった・・・
第7話
「美味しいピザを作ろう」
「making delicious pizza」
アメリカのピザは不味いと酷評するプラチナ。その発言にコフィは最高のピザを作ろうと決意するが・・・
第8話
「遠い遠い惑星より」
「from for distant planets」
ブラッドストーンがクリスタルジェムズに捕まったことを知るジェット
彼女のブラッドストーン救出作戦が始まる・・・
第9話
「クラスター出現」
「fear of cluster」
イタリアの奥地の山に登りに出たプラチナたち一行
そこに現れたのは異形のジェムだった・・・

第5話
「決着の刻」
「the moment of truth」

プラチナ「どっからでもかかってきな」

ブラッドストーン「ならお言葉に甘えさせてもらうぜ!」ザッ

プラチナ「ふん!」スッ

ブラッドストーン「相変わらず速いな」

ブラッドストーン「こっちも本気を出させてもらおう!」

ブラッドストーンがプラチナに向かって指を向けた

バリバリ

プラチナ「やばい!あたしに掴まれスティーブン!」

スティーブン「うん!」ガシ

次の瞬間、ブラッドストーンの眼前にプラチナは居なかった

ブラッドストーン「チッ、あの能力を使ったか」

ビッグドーナツの前

スティーブン「!?ぼくたちは海岸に居たのに!?」

スティーブン「瞬間移動・・・!」

プラチナ「少し違うね。あたしは体を光にできるのさ」

スティーブン「体を・・・光に?」

プラチナ「ああ、それで光が入り込むガラスに向かってひとっ飛びさ♪」

ブラッドストーン「そこか!見つけた!」

ブラッドストーン「くらええええ!」

ズババババ!

プラチナ「避けられない!」

スティーブン「ぼくが!」ギュウウン

ブラッドストーン「盾を・・・!」

バシイイン

電撃の全てをはじき返した

ブラッドストーン「ふむ、なかなか勇気があるなスティーブン・ユニバース」

プラチナ「ありがとうスティーブン・・・でもあいつはあんたも滅ぼす気よ。だから逃げて」

スティーブン「でも・・・」

プラチナ「早く逃げるんだよ!でももだってもない!」

プラチナ「このピンチを伝えられるのは誰だ!?お前しか居ないだろ!」

スティーブン「・・・」コク

ダダダ

ブラッドストーン「させるか!」

バシュ!

プラチナ「やめろ!」バッ

ドゴ

プラチナ「うぐ!」

スティーブン「プラチナ!」ポロポロ

プラチナ「振り返るな!泣くんじゃない」

スティーブン「うう・・・!」

ダダダ

プラチナ「まだ・・・あたしは倒れてない!」

プラチナ「まだ・・・戦え・・・」ドサ

ブラッドストーン「凄い根性だな。尊敬するよ」

ブラッドストーン「お前に免じてスティーブンや本拠地は追わない」

ブラッドストーン「もともとお前を倒すのが先だったとはいえ、情報を上に渡すぐらいはした筈だ」

ブラッドストーン「だがお前にとどめは刺させてもらう!さよならだプラチナ」

ジジジ

プラチナ「あたしは・・・生き延びる!」シュッ

ブラッドストーン「光に!待て!」

ブラッドストーン「逃したか・・・」

路地裏

プラチナ「ここまで来れば・・・ブラッドストーンは嘘は言わない」

プラチナ「体を保つのが精一杯だなあ・・・」

目を閉じて、疲れを取るように眠り始めた

しかし突如、彼女は目を見開く

右肩にジェムが浮き上がってくる

プラチナ「何処よここは?」

プラチナ「私見たことないわこんな所」

プラチナ「とにかく歩いてみるしかないわね」

プラチナ「!?体に違和感?」

プラチナ「これ・・・プラティーヌの体だわ!?」

プラチナ「なるほど、プラティーヌが倒れてる間に私が出てきたってことね」

ブラッドストーン「!そこかプラチナ」

プラチナ「ふむ、ブラッドストーンと戦ってたのね」

ブラッドストーン「お前・・・記憶でも飛んだか?」

ブラッドストーン「いや待て肩にジェムがある?」

ブラッドストーン「なるほど、クロムが目覚めたか」

プラチナ「察しがいいわね。その通りよ」

プラチナ「ちょっと質問いいかしら?」

ブラッドストーン「・・・」

プラチナ「どうしたのよ」

ブラッドストーン「いや、プラチナがその口調だと違和感がな。で、質問だっけ?いいだろう。なんだ」

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