男「うぅっ…」ガクッ息子「親父っ!」ちんこ「男っ!」 (23)

医者「午後9:55ご臨終です」

男「うわぁあーーーん親父ィーーー?」ナミダポロポロ

ちんこ「どうして逝っちまうんだ!」

訂正

医者「6:55ご臨終です」

息子「うわぁあーーーん親父ィーーー?」

ちんこ「どうして逝っちまうんだ」

男「」

息子「一人にしないでくれ!」

ちんこ「一人じゃないぜ俺がいる」

息子「何で親父のちんこがしゃべってんだよ」

ちんこ「知らん。とりあえず葬式屋呼ぶぞ」

息子「お、おう」

~葬式場~

葬式屋「ではお別れの言葉をちんこさんに」

ちんこ「男は俺が生まれたときからずっと一緒でした。特に初めて射精した時の感動は、二人の大切な宝物ですそれから」

親戚「どうしてちんこがここに…」ザワザワ

息子「………」

葬式屋「では最後のお別れを」

息子(ちんこが気になって泣けねぇ)

ちんこ「うっ…うっ…」ポロポロ

息子「泣いてるのか?」

ちんこ「ちげぇよ!ただの精液だ!」ポロポロ
 
息子「そうか」

息子「葬式が終わっちまったらなんかどうすれば良いのか分からないな」

ちんこ「あぁ…」

息子「ん?これは」ピラッ

ちんこ「遺言っ!」

息子「えっと、読むぞ!」

むすこへ
これを読んでいるということは俺は死んだんだな
悲しいが避けられないことだ。
世話になったな。だから遺産はむすこにやろう
今までありがとう

息子「遺産は、俺に?」

ちんこ「ちげぇよ!俺だ」

息子「だって息子にやるって」

ちんこ「俺だってむすこだよ」

息子「じゃあ二等分だ俺が家を、もらってお前が金な」

ちんこ「嫌だ、男の預金残高千円以下だってお前も知ってるだろ」

息子「うるさいなちんこの癖に」
 
ちんこ「ちんこでも男の一部だぞ!」

息子「ちんこに人権はありませーん」

ちんこ「パーツが欠けただけだし!俺も男だし!」

弁護士「こういうケースは始めてなのでなんとも言えません」

息子「そうですか」ガチャッ

ちんこ「どうだった」

息子「弁護士でも分からないってさ」

ちんこ「まぁまだ有余は3ヶ月ある。ゆっくりイこうぜ」

息子「遅漏じゃねぇし」

ちんこ「おっとこりゃ失礼」

ちんこ「なぁ、息子働かないのか?」

息子「うるさい」ゴロゴロ

ちんこ「男、心配してたぜ?」

息子「そのうちな」ゴロゴロ

ちんこ「温泉行こうぜ」

息子「急だな」

ちんこ「裸の付き合いしようぜ」

息子「お前服着てないじゃん」

ちんこ「パンツ着けてくれる男がいなくなったからな」

~温泉~

ちんこ「ああー!生き返るー!」チャプン

息子「そうだな」チャポン

ちんこ「そうだ!お前の母ちゃんと始めてヤった時の話聞きたい?」

息子「絶対に嫌だ」

ちんこ「お前をつくる時の子作りセクロスの話は?」

息子「いらない」

ちんこ「お前の生まれた時の話は?」

息子「ちょっと聞きたい」

ちんこ「俺はパンツの中に居たから見えなかったけどよぉ。かわいい産声だったぜ?男はお前の母ちゃんにありがとう、お前も赤ん坊も絶対幸せにしてみせるってお前の母ちゃんに言ってた。思わず俺ももらい泣きしちまったぜ」

息子「それ精液じゃね?」

ちんこ「お前を始めて見たのは風呂の時だったなぁ」

息子「どうだった?」

ちんこ「本当にこれが人間なのかって思った」

息子「おい」

ちんこ「でもなぁ、俺の精液でこんなかわいい赤ん坊が出来るんだなって感動した」

息子「そうか…」

ちんこ「さぁーて!長風呂しちまったな!」ザブン

息子「そろそろあがるか」ザブン

ちんこ「次は銭湯だ!」

息子「風呂が好きだな」

ちんこ「俺が外を見れるのってこういう時しかねぇもん!それか風俗店の方が良かったか?」

息子「遠慮する」

ちんこ「懐かしいよな。お前が学校で虐められたとき、ここに来たことがあったよな」

息子「その時、親父は我慢はしなくていい、ただ強く生きろ。って言ってくれたよな」

ちんこ「俺がナニを言いたいか分かるか?」

息子「…………」

息子「俺、就職するよ」

ちんこ「良く言った」

息子「就職して親父を安心させる!」

ちんこ「それで良い。それで…良い…ん…だ…」パタリ

息子「ちんこ?」

ちんこ「俺にもお迎えがきたようだ」

息子「ちんこっ!ちんこっ!」

ちんこ「が…ん…ばれ……」チーン

息子「ちんこぉぉーーー?」

俺はその後ちんこを燃やし、親父と同じ墓に入れた。
就活は大変だったけど、何とか工場で雇って貰える事になった。
辛い事もあるけど、そんな時はちんこや親父と行った銭湯に行くんだ。元気が出るから。
今日は親父の命日で墓参りに行った。
親父、ちんこ、俺は今強く生きれているのかな?

~fan~

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