【艦これ多重クロス】鹿屋基地の日常【後藤隊長】【カオス】 (28)

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【艦これ】後藤喜一「はあ……私が提督、ですか……?」【パトレイバー】
【艦これ】後藤喜一「はあ……私が提督、ですか……?」【パトレイバー】 - SSまとめ速報
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の続編的作品で、

【艦これ】オリョール海の秘宝【ギャラリーフェイク】【後藤隊長】
【艦これ】オリョール海の秘宝【ギャラリーフェイク】【後藤隊長】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455698578/)

も読んでおくと理解がしやすいです。

後は多重クロスするから……メンドいんで酉で検索してみてください

※注意事項

・ストーリー物ではなく、日常物です
・なので、ここまでいったら完結とか、そういうのはありません
・ネタが浮かんだら書きます、浮かばなかったら書きません
・要所でAA使うので嫌な方はブラウザバック

んじゃ、テキトーに始めます

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1471707669

~鹿屋基地、執務室~

やる夫「大規模作戦の度に呼び立てるような感じになってしまって、すみませ
    んお、隊長……」

後藤「ま、いいさ、慣れたしね~」

長門「春の大規模作戦時は隊長不在で苦戦してしまった……いつまでもこのよ
   うな体たらくではいかんのは分かっているつもりなのだが……すまん」

後藤「報告書は読んだよ。
   基地航空隊の新設という事で、軍部もだいぶ混乱してたみたいだし、拡
   張作戦を一つ成功させたから、作戦失敗ではないでしょーよ」

千歳「はい、ポーラは無事迎える事が出来ましたが、噂に聞くアイオワには届
   きませんでした……」

後藤「そんだけやりゃー、軍部も文句なんか言わないでしょ」

やる夫「隊長は今回はどれくらい滞在可能ですか?」

後藤「春は環境テロリストの活動が活発だったからこっちに来れなかったけど
   ね~、バビロンプロジェクトも一応一区切りついたし、今回はちょい長
   めの出向になるね~……大規模作戦の後始末が終わるぐらいまでは居る
   かな?」

長門「了解した」ガッツポ

後藤「んでもまぁ、いつまでも俺なんかが関わるワケにもいかんからさ、軍部
   に増員を要請しといたよ」

千歳「艦娘ですか?」

後藤「んにゃ、士官。
   やる夫君の補佐をさせようと思ってさ」

やる夫「補佐ですか?」

後藤「そ、俺抜きでも回る体制を作っとかなきゃいかんからさ」

やる夫「力量不足で申し訳ないですお……」

後藤「そろそろ到着する時刻かな?」

長門「ふむ……新任士官か……」

後藤「あんましイビったらいかんからね~」

長門「そんな事するか!」

その時、執務室の扉がノックされた。

??「お取込み中失礼します、提督執務室はここでよろしいでしょうか?」

後藤「ああ、入ってきなさい」

まほ「西住まほ少尉であります、只今鹿屋基地に着任致しました」ビシッ

後藤「ようこそ、鹿屋基地へ……まあ、気楽にね」

まほ「後藤中佐ですね? ご指導ご鞭撻、宜しくお願い致します」

やる夫「」

後藤「……やる夫君、どったの?」

やる夫「あの……黒森峰高校出身の、『あの』西住まほさんですかお?」

まほ「いかにも私が元黒森峰の西住まほですが……貴官は?」

やる夫「あ……はい……通常時に艦隊運営を任されている、入速出やる夫中尉
    ですお」

まほ「上官でありましたか、失礼致しました」ビシッ

やる夫「アッハイ」

後藤「……なんだか知らんけど、自己紹介の場は後で作るから、大淀さん、士
   官室へ案内したげてね~」

大淀「はい、西住少尉、こちらです」

まほ「ありがとうございます」

大淀とまほが執務室から出ていくと、やる夫が掴みかからんばかりの勢いで質問してきた。

やる夫「隊長ぉ! どっからあんな逸材引っぱってきたんですかお!?
    また何か裏で悪い事したでしょ!?」

後藤「いや……軍部に大発やカミ車の運用強化したいからテキトーな人材寄越
   せって言っただけだけど……そんなに凄い人材なワケ?」

やる夫「……戦車道の超強豪校の隊長やってた人ですお。
    彼女がプロリーグではなく、防衛大に進んだ時には、戦車道関係者が
    一様に天を仰いだそうですお……」

後藤「あ~……俺、戦車道に詳しくないから、他のスポーツで例えてくれる?」

千歳「隊長の好きなスポーツって何でしたっけ?」

後藤「お馬さんが一生懸命走ってると、つい応援したくなるよね~」

長門「つまり競馬か」

やる夫「……え~と……トウカイ○イオーの産駒の兄弟馬が天皇賞でワンツー
    フィニッシュを争ったらどうなりますかお?」

後藤「日本中が大騒ぎになるね」

やる夫「その兄の競走馬が、引退後に種牡馬にならずに軍用馬になったらどう
    なりますかお?」

後藤「もっと大騒ぎになるね」

やる夫「西住まほさんが海軍に来るっていうのは、つまりそういう事ですお」

後藤「そら大変だ」

長門「まあ、大騒ぎ云々は置いておいて、カミ車の強化というと?」

後藤「陸上型の深海棲艦、増えたでしょ?」

千歳「集積地棲姫とかですか……あれ、硬いんですよね……」

後藤「そ、陸上装備が特効だから、対地戦闘は強化したいワケよ、戦術レベル
   で」

長門「フム……それで戦車のスペシャリストを呼んだワケか」

後藤「そゆこと」

やる夫「……正直、西住少尉は10式戦車に乗せてあげたいですお……」

後藤「諦めなさい」

やる夫「うぅ……」

後藤「今夜、マレー沖作戦の発動を告げるから、作戦室に全員集めてね~」

長門「了解した……ああ、それと、隊長のいない間に伊401が仲間に加わっ
   た。
   一応、報告しておく」

後藤「ん? って事は……大型建造卒業?」

千歳「ですね」

後藤「いいんじゃないの? これで58達の負担も減るだろ」

長門「だったらいいがな……」

長門は苦笑した。

~その夜、作戦会議室~

後藤「えー……軍部より本日からマレー沖の深海棲艦を掃討するように通達が
   来た」

龍驤「隊長はん、って事は、いつも通りでっか?」

後藤「ああ」

まほ「威力偵察ですか?」

後藤「んにゃ、3日間、完全休業」

後藤のその言葉と共に、会議室は歓喜に包まれた。

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58「隊長! ゴーヤ達もオリョクルしなくていいんでちよね?」

後藤「ああ、外出許可も出すから思いっきり羽を伸ばしてきな」

58「やったでち! これだから大規模作戦は好きなんでち!」

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まほ「あの……後藤中佐、これはどういう……」

後藤「隊長と呼ぶように、これ命令ね」

まほ「は、はぁ……隊長、これはいったい……?」

後藤「これがウチの基地のやり方だから慣れるように」

まほ「……はぁ……」
  (着任する鎮守府は選べる身分ではないが……この基地は大丈夫なのだろ
   うか?)

今日はここまでー
続きは気が向いたら書きます

~翌朝、士官室~

まほ(……あまり眠れなかったな……)

まほ(環境が変わったせいもあるが……)

まほ(……軍人ならば、命が下ったならばすぐにでも戦地に赴くべきではない
   のか……?)

まほ(……考えてもしょうがないな、目覚ましがてら、身体を動かしてくるか
   ……)

~鹿屋基地、港湾地区~

まほが基地の把握もかねてジョギングしていると、港から二人の艦娘が陸に上がってきた。

まほ(あれは……たしか、川内と曙だったな……)

川内「あれ? 新任の西住少尉じゃん、朝早いねー」

まほ「ああ……そっちは夜戦演習の帰り……というわけではなさそうだな」

見ると、曙は釣り用ジャケットとクーラーボックスを装備しているので、一目で釣りの帰りだと分かる。

川内「そ、夜釣りの帰りだよ。
   いやー、曙ちゃんが秋刀魚漁以来、釣りにハマっちゃってさー」

曙「ちょっと! 川内さん! 新任の少尉の前で余計な事言わなくてもいいで
  しょ!」

まほ(秋刀魚漁……?)

川内「サイズの良いアジが大漁だったからさー、今夜の夜食にはなめろうなん
   かいいかもねー」

まほ「そうか……ところで隊長が何処にいるか知らないか?
   基地の中を走り回ったが見かけなかったが……」

曙「クソ隊長なら佐世保にでも行ったんじゃない?」

まほ「佐世保鎮守府か?」

曙「そうよ、どうせ佐世保のお爺ちゃん提督と飲み会でしょ。
  大規模作戦の時はいっつもそうだもの」

まほ「……入速出中尉は?」

川内「中尉も岩川基地かどっかで飲みニケーションでしょ」

まほ「……」

~3日後、シャワールーム~

まほはトレーニングの汗をシャワーで流しながら考え事をしていた。

まほ(……この3日間、隊長も艦娘も作戦に取りかかる様子はない……)

まほ(隊長に至っては、毎日飲み歩いている……)

まほ(これでは「兵は拙速を貴ぶ」という西住流の考えに反している……)

まほ(私はどうすれば……)

まほが考え事に夢中になっていた時、基地内放送のアナウンスが鳴り響いた。

大淀『ただいまよりマレー沖掃討作戦を開始します。
   総員、ただちに作戦室に集合してください、繰り返します……』

まほ「い、いかん!」

まほは大至急でシャワーを終え、身支度を整えて作戦室へ向かった。

まほが作戦室へ入ると、そこには後藤ややる夫をはじめ、艦娘が既に集合し、前日までとは別人のような緊張感を漂わせて整列していた。

後藤「遅いよー、風呂でも入ってたの?」

まほ「も、申し訳ありません!」

後藤「ま、いいや……この3日間の情報収集により、いつものように、敵戦力
   の把握や、必要固定要員の有無などが先行する鎮守府の情報提供により
   判明した。
   何か質問は?」

長門「やはり今回も甲種勲章は見送りか?」

後藤「勲章の為に戦ってもらうワケじゃないからね~、初戦の対潜哨戒だけは
   乙作戦で頼むけど」

長門「了解した」

まほ「あ、あの……」

後藤「ん?」


まほ「3日間休んだのは情報収集の為だったのですか?」

後藤「そうだよ~、「敵を知り己を知らば百戦危うからず」って孫子も言って
   るじゃない」

まほ「そうだったのですか……」

後藤「言いたい事は分かるけど、人脈を築くのも大事なワケよ」

まほ「……」

やる夫「それでは、おおすみの準備は出来てますから全員で乗り込みましょう」

後藤「海外での連戦になるから、船上生活の準備を整えてきなさい」

まほ「ハッ!」ビシッ

後藤「出港は2時間後だから、遅れたら置いてくよ~」

まほ「は、はい! 急いで準備してきます!」

まほはダッシュで自室に向かった。

後藤「……少し驚かせてしまったかな? 着任早々……」

長門「まあ、いずれ慣れるだろ」

後藤「だね~」

今日はここまでー

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年09月07日 (水) 17:21:15   ID: 83mHKyOv

期待してます

2 :  SS好きの774さん   2016年09月18日 (日) 00:03:24   ID: sGE_-SBd

続きはまだかな

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