ｶﾞﾁｬ

穂乃果「…ふう。すずしい…」

穂乃果「…」

前回のラブライブ！

久々に3人でお泊まり会をすることにした穂乃果達

なのに、海未ちゃんがお家の予定でお泊まりできなくなっちゃった

「申し訳ありませんが、また次の機会ということに…」

ってことは穂乃果とことりちゃんの2人きり！？

わーん！そんなのドキドキして緊張して穂乃果おかしくなっちゃうよ！

海未ちゃんのばかー！

そんな抗議をしているとことりちゃんからまさかの言葉が…

「…じゃあことりと2人でお泊まりしよっか？」

ことりちゃんの提案を却下できない穂乃果はつい言ってしまった。

「そ、そうだね！」

そうして結局2人でお泊まりすることになった！

穂乃果「……ふふ」

穂乃果「…なんて、ねー」

ｶﾞﾁｬ

ことり「おまたせー」

穂乃果「」ﾋﾞｸｩｯ

穂乃果「は、わ、ことりちゃん！！」

ことり「？ ことりだよー」

穂乃果「そ、そうだね、ことりちゃんだね…」

ことり「ふふ、うん」

穂乃果「えへへ…」

ことり「麦茶とカルピスどっちがいーい？」

穂乃果「あ、じゃあカルピスで」

ことり「はーい。どうぞ」ｺﾄ

穂乃果「ありがとう」

駄目だよ…ことりちゃんと2人きりなんて駄目だよ…ドキドキしておかしくなっちゃうよー…。

ことり「…」ｺﾞｸｺﾞｸ

麦茶を豪快にゴクゴク飲むことりちゃんも素敵だよね、うん。

ことり「…穂乃果ちゃん？」

穂乃果「な、なにー？」

ことり「暑い？もっと部屋冷やそうか？」

穂乃果「え、あ、そのままで大丈夫だよ。ありがとう」

ことり「そう？暑かったらすぐ言ってね」

穂乃果「うん！」

ことりちゃんの気遣いにやられちゃうよお…。

ことり「穂乃果ちゃんは宿題どのくらい終わった？」

穂乃果「えっ、あ、少しだけ」

ことり「そっかぁ…それじゃあ今のうちにやっとかないと絵里ちゃんと海未ちゃんに怒られちゃうかもしれないね」

穂乃果「えぇー…それはやだなぁ…」

ことり「そうだねえ。じゃあ宿題やろっか？」

穂乃果「それもやだよー！」ｺﾞﾛｰﾝ

ことり「えぇー？」ｸｽｯ

穂乃果「…ことりちゃんと遊んでたいなー」

ことり「じゃあ…少し宿題進めたらあとはずーっと遊ぼうよ。ね？」

穂乃果「うう…はぁい」

ことり「よーし、2人で頑張ろうね」ﾆｺﾆｺ

なんか、小さい子に接する態度みたいなのは気のせいかな？

気のせいだよね、うん。

というか、「2人で」って…ううう、また緊張してきた。

穂乃果「……うーん…」

ことり「……」ｶﾘｶﾘｶﾘ

穂乃果「ことりちゃーん…ここが分かりません」

ことり「どこー？」

穂乃果「27ページの問5です」

ことり「えーっと？」

わっ、ことりちゃんが穂乃果の問題集を覗きこんでる……。

可愛いなぁ……。

ことり「これはー…えーっと…ううん…」

悩んでる？ことりちゃんも分からなかったのかな？

ことり「説明がしにくい…うーん」

ことり「……えーーっとねぇ…公式を当てはめるんだけどぉ…」

穂乃果「うんうん」

ことり「当てはめたらね、出てくる式を…ここに代入してね…」

穂乃果「……？？？ とりあえず当てはめたらいい？」

ことり「う、うん」

ことりちゃんのおかげでなんとか解けました。

しかめっ面で説明してくれたことりちゃん可愛かったなぁ。

宿題をすこーしだけ進めたから、夕方からは2人で漫画を読んだり、ことりちゃんが録画してたバラエティーを見て過ごしたよ！

芸人さんのトークで笑うことりちゃんは可愛かったなぁ。

今、ことりちゃんはお風呂に入ってるよ。

穂乃果はじゃんけんで負けたから、ことりちゃんの後になりました。

パー出してよかったなんて、思ってないよ。思ってない、うん。

穂乃果「えへへ…」

ことり「穂乃果ちゃーん、お風呂次どうぞー」

穂乃果「はっ！はーい！」

ｶﾎﾟｰﾝ

穂乃果「ふうー…」

2人きりでどうなることかと思ったけど、意外となんとかなるんだなぁ。

まあ、そんな心配してるの穂乃果だけだと思うけど。

…さっきのお風呂上がりのことりちゃん可愛かったなぁ…。

ことりちゃんって肌が白いから、お風呂上がりに赤くなると目立つんだよね…。

はぁー…可愛かったなぁ。

穂乃果「……」

穂乃果「……穂乃果がのぼせちゃうっ」ｻﾞﾊﾞﾝ

穂乃果「出ましたー。ありがとうことりちゃん」

ことり「いいえー」

穂乃果「相変わらず広かったよー」

ことり「そんなことないよー、ほめても何も出ないんだからっ」ｸｽｸｽ

穂乃果「えー？」

……幸せだよー幸せだよー！なにこのやりとり！

簡潔に言えばことりちゃんと結婚したいよー！

というか髪が濡れてることりちゃんのエロさったらないよ！かわいすぎるよー！

控えめに言って天使だよ、なんでこんなに可愛いのか謎だよ……。

ことり「晩御飯はカレーだよー」

穂乃果「わーい」

ことり「お母さんが作っておいてくれたんだけどね」

穂乃果「そういえばことりちゃんのお母さん今日は遅いの？」

ことり「うん、よく知らないけどそうみたい」

穂乃果「そっかー」

……ということはこの後も2人きりなんだ。

……そっかぁ。

はっ！いやいやなに考えてるの！この後はご飯食べて遊んで寝るだけでしょ！



……寝るだけだよ、うん。

ことほの「「いただきまーす」」

ことほの「「ﾓｸﾞﾓｸﾞ」」

穂乃果「美味しーね」

ことり「ほんと？よかった、お母さん喜ぶよー」

穂乃果「ことりちゃんのお母さんのカレーいっつも美味しいよねぇ」

ことり「穂乃果ちゃん家のカレーと違う？」

穂乃果「うん、全然違うよー」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ことり「カレールーのメーカーとか、材料とかが違うのかもね？」

穂乃果「そうだねえ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

はー、ほんとに美味しい。おかわりしちゃったよー。

お風呂もご飯も済んで、歯も磨いたし、あとは寝るだけ！

……寝るだけ……だけど。

今日はどこで寝るのかな？

いつもはじゃんけんで勝った人がベッドで寝て、あとの2人は布団で寝ることになってる。

でも結局ベッドで寝る人が寂しくなっちゃって、3人とも布団で寝ることになるんだけどね。

……今日はどうするつもりなんだろう、ことりちゃんは。

……ことりちゃんと、ベッドで寝たいなぁ…なんて。

……言えないけどね。

4月までのラブライバー

ラブライバー「CDの売上www音楽業界ざっこwww」
ラブライバー「やきうの観客動員数よりラブライブのライブのほうが人来てるぞwクソスポーツwww」
ラブライバー「アイマスとかいうオワコン応援してる奴の気が知れンゴwww」
ラブライバー「まどマギ？ほーんで？映画の売上は？」
ラブライバー「どの映画も雑魚やん！wwwで？数字取れてんの？www」
ラブライバー「アイドルwμ'sより数字取れてんの？wwwwwwwww」
ラブライバー「デレステwwwクソゲーじゃんスクフェスやれよ～＾＾」



今のラブライバー「なんでAVにでてるだけでこんなに叩かれないといけないんだ？人としてどうかしてるやろお前ら、えみつんがファン以外から恨みを買う事したか？」

ことり「……かちゃん、穂乃果ちゃーん？」

穂乃果「えっ！あ、な、なに！？」

ことり「う、うん。そろそろ部屋行こう？」

穂乃果「え、あ…そうだね」

ことり「うん。先に上がって準備してるね？」

穂乃果「う、うん」

…挙動不審って思われたよね。

うあー！今日一日ずっと挙動不審だよ！穂乃果のばか！

変に思われてないといいなぁ……もう無理かなー…

ことり「穂乃果ちゃーん？」

穂乃果「あ、はい！今いくよ！」

ことり「それじゃあ、これ敷いてね」

穂乃果「…はい！」

布団…。

やっぱり穂乃果は布団で寝るんだ …。

穂乃果「よい、しょ」ﾄﾞｻｯ

穂乃果「…今日は、ことりちゃんはベッドで寝るの？」

ことり「ことりも布団だよ～」ﾄﾞｻｯ

穂乃果「ええっ、ベッドにしなくていいの？」

ことり「うん、今日は穂乃果ちゃんの隣で寝たいから」

穂乃果「あ、そ、そうなんだ…」ｶｧｧ

くっ、ことりちゃん可愛い……！

穂乃果もことりちゃんの隣で寝たいです！

ことり「じゃあ寝よっか」

穂乃果「そうだね」

ことり「タイマーにして…と」ﾋﾟｯﾋﾟｯ

ことり「今日は暑いから手繋いで眠れないねー」

穂乃果「へ？あぁ…そ、そうだね」

お泊まりの時はみんなで手繋ぐんだよね。

冬なんかぎゅうぎゅう寄り添って寝たりとかするし。

ことりちゃんと海未ちゃんにくっついてると安心できるんだよねえ。

ことり「それとも繋ぐ？」

穂乃果「えっ」

ことり「手、繋ぐ？」ｽｯ

穂乃果「え、あ、わ、う、うーん」ｱｾｱｾ

手、は、繋ぎたい、けど…。

2人きりで繋ぐのってなんだか…恋人みたいで…うう。

おかしいな、前の穂乃果ならこんなこと考えなかったのに…。

ことり「…えへへ、冗談だよ穂乃果ちゃん」ｸｽｸｽ

穂乃果「ええ？ もーーことりちゃあん」

ことり「ごめんなさーい」ｸｽｸｽ

なんだぁ、冗談か…ちょっと残念…。

たくさんお喋りをしたから、お互いうとうとしてきちゃった。

穂乃果「ふぁぁふ……眠いねぇ」

ことり「そうだねぇ…もう寝よっか」

穂乃果「うん」ﾓｿﾞﾓｿﾞ

ことり「よい、しょ」ﾓｿﾞﾓｿﾞ

ことり「明日何時に起きる？」

穂乃果「のんびりがいいなー」

ことり「じゃ、アラームかけないでおこっか？」

穂乃果「うん！そだね」

ことり「よーし。じゃあ寝よう」

穂乃果「じゃ、おやすみー」

ことり「はーいおやすみなさいっ」

穂乃果「……………」ｳﾄｳﾄ

ことり「………………」

穂乃果「………z……zz…」

ことり「………………」ﾓｿﾞｯ

ことり「……寝ちゃった？」

穂乃果「…zz……ん、んんっ？？？」

穂乃果「…ん…まだ寝てないよぉ…」ｳﾄｳﾄ

ことり「あ、眠そうだね…ごめん。というか寝てたね」

穂乃果「んん…どうしたの…？」ｳﾄｳﾄ

ことり「ううん…あの、穂乃果ちゃんなんだか今日様子がおかしかったから…」

穂乃果「…そお…？」ｳﾄｳﾄ

ことり「うん、何かあったらいつでも言ってね」

ことり「ことりでよかったら聞くからね？その、悩みとか」

穂乃果「……うん、ありがと…ことりちゃん…」ｳﾄｳﾄ

ことり「いつでも穂乃果ちゃんの味方だよ…おやすみ」

穂乃果「ぅぅん…むにゃ…zz」

ことり「…寝ちゃった？ ふふ、手繋いじゃお」ｷﾞｭｯ

穂乃果「………zzzz」

ことり「おやすみ穂乃果ちゃん」

穂乃果「うーーーーーーーん…」ｺﾞﾛﾝ

穂乃果「……」ﾑｸﾘ

穂乃果「何時ぃ……？」

……夜の2時か……。

なんでか起きちゃったなぁ…。

クーラーついてるんだけどな？穂乃果にしては珍しいな。

お水飲ませてもらおうかな……喉乾いた。

そうだ、ことりちゃんのお母さんは帰ってきたのかな。

さすがにこの時間に帰ってきてバッタリなんてことないよね、うん。

……とりあえずリビングに行ってみようかなぁ…お水……。

……人んちだけど。

そういえば……ことりちゃんはどうしてるのかな。

穂乃果「…」ﾁﾗｯ

ことり「……ｽｩ……ｽｩ」ｷﾞｭｳ

穂乃果「…………あれ？」

ことりちゃんと手繋いでる…？なんで…？

寝てる間に無意識で繋いじゃったのかな!?

うわー、うわー、ごめんねことりちゃん…暑かったよねぇ…。

…それにしても手が柔らかいなぁ…ふにふにしてる…柔肌だ。

ことりちゃん、寝顔もすごく可愛い。

良い香りしそう……。






いやいやダメダメ。

ことり「……ｽｩ……」

……ちょっとくらいならバレないかな。大丈夫だよね。

……ことりちゃんの香り、嗅ぎたい……。

というか、触りたい……。

布団から出て、すぐ横で寝てることりちゃんに近づいた。

穂乃果「…………」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

穂乃果「…………」ｸﾝｸﾝ

い、良い香りだよーーーーーー！

とんでもなく良い香りだよ！

ことりちゃんのシャンプー借りたのに、穂乃果こんな良い香りしないよ！

……も、もう一回。

穂乃果「…………」ｸﾝｸﾝｸﾝ

香りがエロいよーーーーーー！

なにこの香り！こんな良い香りを纏ってることりちゃんって何者なの！！

穂乃果「……」ｽﾝｽﾝｽﾝ

穂乃果「……ふぅ…はぁぁ」

穂乃果「…………」ﾁﾗ

ことり「ｽｩ……」

起きてない…よかった。

…ことりちゃん、よく眠ってるな。

これ、もしかして

さわっても、バレない…かなぁ…。

……ことりちゃんの、おっぱい……。




…いやいや。


穂乃果「いやいや…」

穂乃果「……」

ことり「ｽｩ……」

穂乃果「……」ｿｯ

ちょっとだけ、ちょっとだけ触るだけ、ちょっとだけね、うん。

穂乃果「…………」

ﾓﾐ……

ことり「……ｽｩ」

なにこれ

え、なにこれ

やわらかっ……

ﾓﾐﾓﾐﾓﾐ

そっか、下着着けてないもんね……だからのんなに柔らかいんだ…。


……。

ﾓﾐﾓﾐﾓﾐﾓﾐ

穂乃果「……」ﾌｰ…ﾌｰ…

ﾓﾐﾓﾐﾓﾐﾓﾐ

あ、どうしよう…

興奮してきた…

穂乃果「……んん…ことりちゃん…」ﾓｼﾞｯ

ことり「……ん…」ｺﾞﾛﾝ

穂乃果「わっ…」ﾋﾞｸｯ

穂乃果「こ、ことりちゃん…？」

ことり「……ｽｩｰ…」

よ、よかったぁぁ

起きちゃったかと思ったよ……！！

こ、これ、ことりちゃん起きたら……穂乃果の人生終わっちゃう…!?