【安価】???「ダンガンロンパ」 (245)


*オリキャラがメイン

*ダンガンロンパシリーズのネタバレあり

*キャラクターは安価で作成



最初に主人公の才能だけ決めます


1幸運
2???
3その他

↓2



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1471493276


……


???(ここは……?)


???(あれ?どうして自分はこんなところに……)

場所を指定
1教室
2森の中
3船の中
4その他






鬱蒼と茂った木々に囲まれている

おそらく昼であるのにも関わらず当たりは薄暗い




???(意味が分からない)



???(今日は希望ヶ峰学園の入学式だったはず、それなのにどうして……)


???(頭が混乱している。なにか靄がかかったみたいで晴れない)


???(こういうときは一つずつ物事を確認していくのがよいとあの人もいっていた)


主人公の名前と性別
↓3の中から



超高校級のアイドル

秋沢弥生

性格や特徴などを示すワードを3つ
↓3まで

超高校級のアイドル

秋沢弥生

物静か
手段を選ばない
残念美人





登録完了しました




???(自分の名前は秋沢弥生)

???(それであっているはず。)



秋沢(才能は忘れるわけがない。超高校級のアイドル)

秋沢(その才能を買われ、希望ヶ峰学園にスカウトされた)

秋沢(悩む必要はなかった。自分はさらなる成功を求め、希望ヶ峰学園に入学した)


秋沢「……でも、なんでこうなるの……?」

秋沢(希望ヶ峰の正門までの記憶はある。そこから気がついたらこんな森の中。本当に意味が分からない)


秋沢「とりあえずどうにかしないと……」

秋沢(このまま、ここに留まっていても仕方がない。とりあえず行動に移すしかない)





特にあてもなく森を進んだ結果

1奇妙なぬいぐるみを発見
2他の生徒?を発見
3その他



2

発見した生徒の才能は?



超高校級の病理サンプル


名前と性別
性格や特徴などを示すワードを3つ

↓3までの中から

桐生刹那(きりゅうせつな)男
ひねくれ者

超高校級の病理サンプル

山井起起

ひねくれ者
無気力
解離性障害





登録完了しました



さ迷うように森の中を進む

本当にここはどこだ?


希望ヶ峰学園は都会の一等地にある。こんな場所が都内にあるとは思えない


不意に、視界の端に白い何かが映る


???「……」


同じ年頃の女子だ。場違いな白の病衣にサンダル履き。血色は悪く、目の下に大きなくまができている。入院患者が病院から逃げてきたかのような格好だった


秋沢「……あ、あの」


???「……」

相手は一瞥をくれるだけ他の反応はない


秋沢「あなたも希望ヶ峰学園の新入生、ですか?」


???「そうだけど。それがなにか?」


秋沢「…自分も新入生で、超高校級のアイドルとしてスカウトされました、秋沢弥生です」

???「あっそ。で?」


秋沢「あの……お名前を……」


???「……はぁ。山井起起。超高校級の病理サンプル」

秋沢「病理サンプル?……あの病理サンプルって……?」

山井「……」


秋沢(……あまり感じの良くない人です)

秋沢(山井は、苔むした岩に座っている。あれだと服が汚れると思うけど、本人は気にしていない)


秋沢(彼女は、希望ヶ峰の生徒ではあるようだけど…頼りにはならないと思う)


行動

1一人で森の中を進む
2山井に話を聞く(内容も)
3二人で森の中を進む
4その他



3



秋沢(気は進まないけど……さすがに彼女を置いていくのは…)


秋沢「山井さん、とりあえず一緒に行きませんか?一人だといろいろと心細いですし」

山井「別に」

秋沢「……」

山井「行くってどこに行くんだ?」

秋沢「どこと言われると、少し困るのですが…」

山井「あてもなく、動くなど愚の骨頂に他ならない。行くなら一人でいけ」

秋沢「…」

山井「といいたいところだが、お前が私を背負って歩くというなら、特別についてっててやってもいい」

秋沢(いきなり饒舌になったと思ったら、何を言い出してんだこいつは)


秋沢「い、嫌ですよ。というよりも無理です」

山井「それは残念だ。わたしは身体が弱いからな。長時間歩くことは不可能だ。これも運命として受け入れ、野垂れ死のう」


秋沢(この状況がどうにかなったら、こいつを殺そう)




山井は驚くほど軽かった。本当に人間一人の重さとは思えない。


とは言っても、足元が不安定な獣道を進むのには一苦労した

途中で下ろそうかと思ったが、見計らったかのようなタイミングで苦しそうにせき込んだりするので下ろすに下ろせなかった


1他の生徒を発見(生徒の才能も提示)
2森を抜け、建物を発見
3その他



超高校級のシスター


名前と性別
性格や特徴などを示すワードを3つ

↓3までの中から

クレア・ローレンス

気配り上手

超高校級のシスター

クレア・ローレンス

気配り上手
自己犠牲
クールビューティー







登録完了しました



秋沢(そろそろ限界……)

秋沢「あ」

足が木の根に取られる。
咄嗟に手を突こうにも手は山井を支えるのに使っている
為すすべもなく地に倒れようとしている自分を誰かが受け止める


???「大丈夫?」

修道服をきた女の人。色素の薄い髪は枝の間から射し込む光を受け輝いて見える


秋沢「……聖女様?」

???「ただのシスターよ。あたしはクレア・ローレンス。あなたたちも希望ヶ峰の生徒よね?」


秋沢「そ、そうです。秋沢弥生ですよろしくお願いします」

山井「……山井起起」


クレア「よろしくね。それで、この状況については何か知らない?」

山井「知るわけないだろう」

秋沢「すいません。私にも何がなんだか……」

クレア「そう……。とにかくこの森を早く抜けましょう。雲行きが怪しいわ」


山井を背負う役をクレアさんにバトンタッチし、20分ほど進むと……


秋沢「建物?」

真っ白な建造物があった。大きさの違う正方形の建造物がいくつも並んでいる

クレア「よく分からないけど……とりあえず雨宿りしたほうが良さそうね」


雲は灰よりも黒に近い色をしている。時折、遠くで雷鳴もしている

とりあえず、一番大きな建物の中へと非難した


生徒三人分の才能を募集
↓3まで

ダーツプレイヤー

南極探検隊員

心理学者

超高校級のミュータント
超高校級のダーツプレイヤー
超高校級の南極探検隊員




超高校級のミュータント


名前と性別
性格や特徴などを示すワードを3つ

↓3までの中から

穂村 皇子(ほむら きみこ)女
ヒーリングファクター(急所を避ければ回復する)

超高校級のミュータント

毛澤純

犬少女
正義の味方
ヒーリングファクター






登録完了しました

超高校級のダーツプレイヤー


名前と性別
性格や特徴などを示すワードを3つ

↓3までの中から

来栖 流(くるす りゅう)男
可愛い系の顔だが漢気溢れる

二枝 空瀬
女誑し

超高校級のダーツプレイヤー

来栖流

爽やかイケメン
漢気
寡黙



登録完了しました

超高校級の南極探検隊員


名前と性別
性格や特徴などを示すワードを3つ

↓3までの中から

有栖川 唯(ありすがわ ゆい)男
フレンドリーで裏表がない

島流 青海
(しまながし あおみ)男
硬派

冬野 タロ(ふゆの)男
犬系男子 (人懐っこく純真)

超高校級の南極探検隊員

氷見高

チビマッチョ
裏表がない
硬派





登録完了しました



正方形の中は意外に広かった

複数の部屋に分かれているようで、その一つ一番大きな部屋から声が物音が聞こえている


クレア「行ってみましょう」


山井を背負ったまま、部屋へと足を向けるクレアさんのあとに続く


???「ワン?他にも人がいたよ」


???「……その様だな」


十数人、きっと彼らも同じ新入生なんだろう





一旦、離脱

戻ってくるまで残りの才能を募集しときます

↓残り約10枠

学芸員

吹奏楽部

心理学者

もう一回入れていいの?
復讐屋

もう一回いいのなら
サッカー選手

園芸部

超高校級の吟遊詩人
超高校級の学芸員
超高校級の高飛び込み選手
超高校級の吹奏楽部
超高校級の動物写真家
超高校級の心理学者
超高校級の中間管理職
超高校級の復讐屋
超高校級の怪盗
超高校級のサッカー選手
超高校級の園芸部



超高校級の吟遊詩人

名前と性別
性格や特徴などを示すワードを3つ

↓3までの中から


詩村 月夜(シムラ ツキヨ)
女性
ロマンチスト

超高校級の吟遊詩人

詩村月夜

ロマンチスト
美形
歌って場を濁す





登録完了しました

超高校級の学芸員


名前と性別
性格や特徴などを示すワードを3つ

↓3までの中から

堂島 輝(どうじま ひかる)男
どんなことにも動じない

超高校級の学芸員


新崎史郎 

空回り
どんなことにも動じない
博識





登録完了しました

超高校級の高飛び込み選手


名前と性別
性格や特徴などを示すワードを3つ

↓3までの中から

水鳥 高志(ミズトリ タカシ)

元ヤンキー

南雲 玲子(なぐも れいこ)女
方向音痴

超高校級の高飛び込み選手

番場万

無駄に能天気
元ヤン
方向音痴




登録完了しました

超高校級の吹奏楽部


名前と性別
性格や特徴などを示すワードを3つ

↓3までの中から

管 和継(かん のりつぐ)男
はみ出し者が嫌い

音無 琴音(おとなし ことね)女
小柄

超高校級の吹奏楽部

管和継

万能の天才
はみ出し嫌い
小柄





登録完了しました

超高校級の動物写真家

名前と性別
性格や特徴などを示すワードを3つ

↓3までの中から

近衛 陽菜(このえ ひな)女
怒ると怖い

小山田 慎太郎 男
ヒゲやら髪が長くて顔が隠れてる。

超高校級の動物写真家

近衛陽菜


怒ると怖い
顔が隠れる長髪
激写





登録完了しました

超高校級の心理学者



名前と性別
性格や特徴などを示すワードを3つ

↓3までの中から

筑紫 照(つくし てる)女
ダウナー

超高校級の心理学者

筑紫照

小悪魔
恋愛事に敏感
ダウナー





登録完了しました

超高校級の中間管理職


名前と性別
性格や特徴などを示すワードを3つ

↓3までの中から

一 一(にのまえ おさむ) 男
いつもニコニコしてる

金田一 桜成(きんだいち おうせい)男
色々と気が利く

金囲 秀次
(かない しゅうじ)男
引き立て上手

未亡人は少し無理なので一個飛ばします



超高校級の中間管理職

一一

いつもニコニコ
気が利く
引き立て上手




登録完了しました

超高校級の復讐屋


名前と性別
性格や特徴などを示すワードを3つ

↓3までの中から

乱﨑枢(らんざきかなめ)

ヤンデレ

迅 刹那(じん せつな)男
歪んだ正義

超高校級の復讐屋

乱崎枢

料理好き
ヤンデレ
歪んだ正義




登録完了しました

超高校級のサッカー選手


名前と性別
性格や特徴などを示すワードを3つ

↓3までの中から

如月蓮(きさらぎれん)

ムードメーカー

村雨 颯(むらさめ はやて)男
リーダーシップがある

春風 深春(はるかぜ みはる)女
「大丈夫!!」が口癖

蹴栖嶺

ムードメーカー
素早い
リーダーシップ




登録完了しました

超高校級の園芸部


名前と性別
性格や特徴などを示すワードを3つ

↓3までの中から

江戸守 湖灘(えとがみ こなだ) おんな
ちょっと不幸体質

妊婦も少し難しいのでずらします


江戸守小灘

のんびり屋
ちょっと不幸体質
対立厨



登録完了しました

超高校級の怪盗


名前と性別
性格や特徴などを示すワードを3つ

↓3までの中から

クロード・ヴィセント

仮面

アイナ・エヴァーエンド 女
悪人ではないけど善人でもない

超高校級の怪盗

カレン=ミスディレ

仮面
鍵開け
悪人でも善人でもない



登録完了しました

クレア「あたしはクレア・ローレンス」

秋沢「あ、秋沢弥生です」

山井「……山井」

クレア「あたしたちは希望ヶ峰学園の新入生よ。あなたたちもそれであってるかしら?」


???「その通り。俺らも新入生だ」

クレア「それでこの状況についてなに──


???「いーや、オレたちも何もわかんねえ。気がついたら森にいて、適当に歩いてここに来たわけ」


???「ほんとぉ、わけわからないわぁ~」

???「まあ、とりあえず落ち着こうよ。ほら、お茶でも飲んでさ」

???「お前、落ち着きすぎだろ!あ、俺もお茶くれ」


秋沢(……全員がバラバラに行動している)

秋沢(どうしようか…)


行動(1/3)

1話しかける(相手の名前を提示)
2部屋を調べる





1乱崎



秋沢(とりあえずは部屋を調べる)


秋沢「部屋というよりも……」

山井「…教室」

山井はクレアさんの背中を降りるや否や机に突っ伏している

教室にしてはやや広いが、置いてあるもの、机、黒板、独特の形をしたストーブなどはそのまま教室だ

……ただ

堂々と設置された監視カメラだけが異様だった



山井「ごほっごほっ」

山井が突然むせ混んだ。

秋沢「だ、大丈夫ですか?」

軽く背中をさすってやると咳は落ち着き

山井「埃っぽい。……眠い」

そのまま寝てしまった

秋沢(…とりあえずほっといても平気そうだ)


行動(2/3)

誰かに話しかける(相手の名前を提示)

1乱﨑


???「弥生ちゃんってあのアイドルのヤヨイちゃんだよねぇ?」

白のセーラー服に大きなひまわりのついた麦藁帽子を被っている、さっき『わけわからないわぁ』と言っていた人だ

秋沢「えっと、はい。そうですよ」ニコッ

江戸守「やっぱりぃ!わたしヤヨイちゃんのファンなんだ~サイン……は無理だから、握手してくれるぅ?」

秋沢「はい。そのくらいいくらでも」

秋沢(どんなときもファンサービスは忘れない。それがアイドル)


秋沢(…思ったよりも手、ゴツゴツしてる?)

江戸守「ありがと~。すごいな~アイドルって手まですべすべなの。わたしなんて手ボロボロでぇ」

江戸守「あ、わたしは江戸守小灘。超高校級の園芸部だよぉ」

超高校級の園芸部……
人の手で栽培不可能と言われた超高地にしか咲かない花を咲かせることに成功したとかどうとか聞いたことがある気がする

秋沢(そんなすごい人には見えないけど)


江戸守「ヤヨイちゃんって呼んでいい~?わたしも小灘でいいから~」

秋沢「はい。もちろんですよ。小灘さん」



行動(3/3)
誰かに話しかける(相手を提示)



秋沢「あ、あの」

希望ヶ峰の制服を着た男子に話しかけてみる。

???「ん、君もお茶どう?」


秋沢「あ、ありがとうございます。いただきます」


???「オリジナルのブレンドなんだ」

秋沢「へー、そうなんで──」

秋沢(に、苦っ!?何これ!?)

秋沢「お、おいしいです。なんて言うか独特の味ですね」

???「無理しないで、それ苦いでしょ?」

???「弥生さんもアイドルなんだからさ、赤の他人の好意をそのまま受け入れちゃダメだよ。先ず疑ってかからなきゃね」

???「僕は乱崎枢。超高校級の復讐屋だよ」


秋沢「復讐屋…」

乱崎「弥生さんなら聞いたことあるでしょ?僕もその業界の人からはよく依頼を受けるからね」

乱崎「弥生さんも僕に頼みたいことがあったらいつでも相談してね」

秋沢「間に合ってます。自分はそんなことしません」
 
乱崎「ふーん。そっか、それは残念」

乱崎は意外と本当に残念そうに肩を落とした

ヤンデレ度判定

↓コンマが高いほど……(ゾロ目はおまけで…)

判定42 まあまあ

乱崎「弥生さん、なかなか面白そうな人かもね」

秋沢(一瞬不快な寒気を覚えた)


秋沢(だけど、それについて考える前に、自分の注意は教壇に現れたそいつに奪われた)

???「うぃーっす。みなさん集まってますねー」

いつの間にかに現れた奇妙なぬいぐるみは底抜けに明るい声で話し出した


???「いろいろと手際が悪くなっちゃってごめんね。少しミスがあってね」

???「手際とかどーでもいいけどよ。お前、誰?ってか、なに?」

???「ボクはモノクマ。希望ヶ峰学園の学園長にして、この林間学校の引率の先生だよ」


乱崎「先生……?」


モノクマ「そんな疑いの目で見ないでよ。ボク、クマっちゃう」

???「ふん」


モノクマ「しょぼーん。冷たいな。ま、いいよ。それじゃ、林間学校について説明しちゃうよ」


モノクマ「オマエラには林間学校の間は、この敷地内のみで行動してもらいます」

モノクマ「施設の使用、森の中の探索は自由です」

モノクマ「因みに林間学校の期限はありません」


???「え?」


クレア「どういうことよ?」

モノクマ「オマエラにはここで一生過ごしてもらうってことだよ」


秋沢「え……それって、自分たちを誘拐して監禁ってこと……」


モノクマ「人聞きが悪いなー。ま、そうなんだけどね。逃げ出そうとしても無駄だからね。絶対に逃げられないように対策はしてるから」

モノクマ「でも、クマ一番に親切なボクはオマエラにここから出て行く機会を与えます」


モノクマ「ここから出て行きたいなら他の生徒を殺してね」


モノクマの言葉に皆、耳を疑った

山井「……殺す?」


モノクマ「殺し方はなんでもオーケー」

モノクマ「とにかく、誰かの息の根を止めちゃえ!」


モノクマ「ってことで、最後にオマエラには入学祝いとして電子生徒手帳をプレゼント。そこに詳しいルールも書いてあるからよく呼んでよ」


モノクマ「もう楽しい楽しい林間学校は始まってるからね。コロシアイはいつでもウェルカム。じゃ、またねー!」


モノクマは一瞬で消えた


嵐のように駆け抜けていったアイツは、自分たちに大きな混乱を与えていった




prologue コロシアイ林間学校 

end


生き残りメンバー17人


一応、プロローグ終わったので今日はここまでで


まだ自己紹介が終わってないキャラもいますが、一章の中で十分関われると思うので、悪しからず


マップが欲しくなるな

再開します

>>151
マップは事件が発生する前後くらいに(たぶん)用意しときます





















chapter 1
うらぎれぜつぼうの森(非)日常編








秋沢「……」


よく分からない状況に、突然現れたよく分からないぬいぐるみがよく分からないことをいい……

秋沢(頭がパンクしそう。いろいろと意味が分からない)

それは周囲も同じようで、各々無言だった


秋沢(……どうしたものか、何か行動に移さないと何も進まないけど……)




行動
1誰かに声をかけてみる
2全体に何かを呼びかける(内容)
3誰かが動くのを待つ
4その他




とりあえず声をかけてみることにした。

たまたまとなりにいた、女性。目鼻立ちがはっきりとしていて、アンバランスなベレー帽をかぶってさえいなければ、モデルのようにもみえる



秋沢「あ、あの……」


???「む?」

秋沢「これって、どういうことなんでしょうか?……あのぬいぐるみがいってたこととか……」

???「現世から隔離された場所に年頃の男女が17人。強いられた共同生活から抜け出すためには誰かを殺すしかない」

???「なかなかロマンティックな状況じゃない?」


秋沢「……は?」

???「当然、デンジャラスな展開もラブロマンスもサスペンスもあるでしょ。いやいや、面白い」

秋沢「いや、面白くもなんともないですよ!?」

???「そうだね。これでこの状況が真っ赤な嘘なんてことが発覚したらえらく興醒めだよ」

秋沢(駄目だ。話が通じない)


???「…むむ!そういえばまだ名乗ってなかったね」

???「私の名前は詩村月夜。愛に飢え、奇跡を探し求めるただのしがない放蕩者さ」




詩村月夜

特に若者の間で人気のある詩人だ。独特の言葉運びややや過激な表現で一時期、テレビでも取り上げられていた


秋沢(まさか自分と同じ女子高生とは思わなかったけど)


詩村「それで、早速私は確かめにいこうと思うわけだが、ユーも来るかい?」

秋沢「確かめるって何を……?」

詩村「本当にここは脱出不可能なのかどうかをだよ」

???「勝手な行動はやめな」


詩村「む?何か問題でも?」


???「ただでさえ意味の分からない状況だ。これ以上ややこしくするな。この俺、蹴栖嶺様の目の黒いうちは勝手なことは許さないぜ」

蹴栖嶺
日本サッカー次世代のホープ
海外の強豪のスカウトも注目して──

蹴栖「って、おい!?なに平然といこ──」


詩村「で、ユーはどうする?」

1着いていく
2やめておく
3その他





秋沢「ごめんなさい」

蹴栖「ちょっとお前もか!?二人とも勝手な行動は──」

秋沢(今は一刻も早く、この状況が知りたい。悠長なことは言ってられない)



蹴栖から逃げるように正方形を飛び出し自分と詩村は雨が降る森の中を進む。


雨で濡れた足場に時々、足を取られそうになるが、歩くペースは落とさない

秋沢「よく傘なんて持っていましたね」

詩村「雨に濡れるのも悪くはないが、時と場合による。旅をする者としてこのくらいの装備は常に携帯しなきゃやってらんないよ」


詩村「さて、そろそろかね…」





正方形から歩いて30分ほど……


──正門──

巨大過ぎる扉がついた門だ。明らかに人一人の手では開けられそうにない。無駄に凝った装飾がされているが、実用的ではなさそうだ
門から続くように高さ2メートルほどの柵がある。きっとこれが自分たちを隔離しているものなんだろう



詩村「なかなか立派なものだ。まあ、私の趣味ではないね」

秋沢(確かに巨大な門で柵だけど……これだけなら隔離とはいえない)


1門を調べる
2柵を調べる
3その他



試しに門を押してみるが、当然びくともしない。扉の重さ的にも一人では開けられる気がしないが、しっかりと鍵もかけられているようだ

鉄製の扉は雨で濡れてひどく冷たい

詩村「壊すのは難しい。乗り越えようとしたら……蜂の巣といったところかね」

門には正方形の教室のようなへやで見たカメラに加え、まるで玩具のような巨大なマシンガンが取り付けられている

秋沢「あれって……本物ですか?」

詩村「さあね。私は銃火器については素人だから、なんともいえないよ」

秋沢(本物だとしたら……蜂の巣ではすまない気が……)



柵の高さは2メートルほど

詩村「鉄条網ね。でもこの程度なら乗り越えることは十分可能だろう」


詩村「これだけならだけどね」


秋沢「他になにかあるんでしょうか?」

詩村「なにかあるさ。何かあるに決まっている。何もなかったらつまらなさすぎる」


秋沢「つまらないって……」


詩村「まあ、普通に考えて罠だよ。柵を乗り越えた者を逃がさないための罠があるに違いない」

詩村「きっと恐ろしい罠に違いない。胸が高鳴るね」

秋沢「……」




詩村「さて、もう潮時かね。これ以上、雨がひどくなる前に退散するとしようか」

秋沢「そう…ですね」


秋沢(……そういえば、他の人はどうしてるんだろうか。あの状況で勝手に抜けたのは今思うと失敗だったかもしれない)

行動
1教室に戻る
2詩村と話す
3その他




じゃあ、またと言って詩村は去っていってしまった

とりあえず自分は元いた教室に戻ってきたが……

???「おっそいのだ!」

秋沢「えっと…待っててくださったんですか?」

???「当たり前わん。ヒーローは誰一人として見捨てない」

???「ヒーロー…?」

???「僕の名前は毛澤純。超高校級のミュータントにして超高校級のヒーロー『ブルードッグ』なのだ!」

ブルードッグ……
巷で話題のヒーロー……いろいろな逸話があるが、荒唐無稽なものが多くて都市伝説の類だと思っていたけど…

毛澤「驚いた?驚いた?サインならいつでもいいぞ?」

秋沢「け、結構です」

毛澤「わん?そういえばもう一人はどこ?」

秋沢「あの…どこかにいってしまって…」

毛澤「なにーっ!?…ま、いっか」

秋沢「いいんですか!?」

毛澤「みんな先に行っちゃったから、早く追いつくよ!それ、急げー!」

秋沢「あ、ちょっと!!」


半ば引きずられるようにしてついた場所は…

1食堂
2視聴覚室






薄暗い部屋の中、巨大なスクリーンの手前にパイプが整然と並んでいる


モノクマ『ここは、視聴覚室でーす!』

モノクマ『最新鋭の音響システム、超巨大スクリーン、防音設備も完備。普段は部屋後方に掲示してあります上映スケジュール通りに映像を流していますが』

モノクマ『奥の倉庫から自分で好きなものを選んで視聴することもできます』


毛澤「だ、そうだわん!」

壁に張り出された上映スケジュールを見てみる

秋沢「『簡単!超高校級の料理人による3分クッキング(R-18)』……なんで料理番組に年齢制限が……?」

毛澤「『密着24時!闘う熱血教師モノクマの1日』…なんだこれ?」

他にもいろいろとつっこみどころに困るような題名が並んでいた


次は…

1大浴場
2個室





正方形から出て門と反対の方向へと進む。未だに雨は降り続けている

複数の奇怪な建造物が並ぶ中の一つ、一際目をを引く建物

全面が鏡で出来たピラミッド


その脇にかかれた♨マークが余計に意味が分からない


秋沢「……普通にお風呂?」

毛澤「ひっろいのだ」

脱衣所を抜けた先には複数の大きな湯船。見た目は普通のスーパー銭湯
と大差ない


全面がガラス張りであることを除いては

秋沢「なんというか…開放的ですね」

毛澤「マジックミラーってやつっぽい?無駄に豪華わん」





──秋沢の個室(201)──

大浴場から出てもまだ雨はやまない

いろんなことがありすぎてなんだか疲れてしまった自分は
一人一人に用意されている個室にいた


各自の個室は二つの寮、男子が『シロクマ寮』、女子が『クロクマ寮』に分かれているようだ

建物の構造は寮と言うよりも普通のマンションに近い。共有スペースはランドリーとシャワー室、一階の談話室のみで、各部屋にはモノクマに配られた各人の生徒手帳でのみ開くように設定されたオートロックがついていた。


秋沢(……疲れた)

秋沢(あまり感じたことのない種類の疲労感だ。できればもう動きたくない)

部屋に時計か無いため、正確な時間はわからない

秋沢(今日は寝てしまおうか…)

ピンポーン…ピンポーン

秋沢(…誰かきた?)

1無視する
2扉を開く(人物指定、女子のみ)
3その他



江戸守「来ちゃったぁ」

秋沢(…うz)

秋沢(じゃなくて、スマイルスマイル)

秋沢「小灘さん、どうしたんですか?」ニコッ

江戸守「なんかぁ、暇でね~。ヤヨイちゃんとおしゃべりしたいなぁ~って」

秋沢「お喋りですか?…いいですよ」

秋沢(お喋りか、あんまり気分じゃないけど…)


何について話そうか

1今の状況について
2コロシアイについて
3その他




秋沢「小灘さんはどう思います?」

江戸守「どうってぇ?」

秋沢「えっと、こんなよく分からない場所で一生くらせって、いわれて」

江戸守「んと、とりあえず~いいんじゃない?」

秋沢「へ?」

江戸守「今のところ実害はないし~。生活には困らない設備が整ってはいるしねぇ~」

秋沢「でも、一生ここから出られないんですよ」

江戸守「私だってここに一生はやだよ~。まだここから出られないって決まったわけじゃないよぉ~。外から助けが来るかもしれないしぃ、どこかに抜け道があったりするかもしれないし~」

秋沢(そんな楽観的なこと…)

江戸守「だからねぇ、ヤヨイちゃんもそんな顔ばっかしないで」

秋沢「え…」

江戸守「もっと気楽にわらってようょ~。私とお喋りしてるときぐらいはさぁ~」

秋沢(…)

秋沢(自分はアイドルだ。自分が笑顔を忘れてどうするの)

秋沢「そうですね。小灘さん、ありがとうございます」

江戸守「そうそう~。ヤヨイちゃんはその笑顔だよ~」


しばし他愛のないことを話し時間を過ごした



キーンコーンカーンコーン

モノクマ『オマエラ、午後10になりました。ただいまよりよる時間となります』


モノクマ『初日だからってあんまり夜更かししないようにね。ではでは、おやすみなさい』



秋沢(疲れた。小灘のおかげで少しは紛れたけど、やっぱり疲れたものは疲れた)


秋沢「早く寝よう」


ベッドに体を投げ出した。寝付きは普段悪い方だが、今日は意外なほど簡単に眠ってしまった


『一日目、了』



──モノクマ劇場──


さあ、始まりました。コロシアイ林間学校


美しい自然の中で彼らは成長し、何を見つけてくれるのでしょうか


友情、感動、未来、希望?絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望欲望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望願望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望

ワックワクのドッキドキだね


キーンコーンカーンコーン

モノクマ『オマエラ、7時です!朝ですよー!今日も一日張り切っていきましょう!』


秋沢「…」

秋沢「うるさい」

秋沢「あのスピーカーあとで壊そうか」

秋沢(…とりあえずどうするか)

行動
1食堂に行く
2日課のジョギングをする
3その他




──森の小道──

秋沢(非日常の中でこそいつも通りにしなさい…とあの人もよく言っていた)

秋沢(こんなよく分からない場所ではあるけど、緑の中を走るのは気分がよい。いつも走っていた公園よりずっと空気が澄んでいる)

秋沢(あ、あれは…)


氷見、乱崎、管、蹴栖、番場から一人選択





自分の前を走っている人影。自分よりもやや低いところに頭がある


秋沢(超高校級の吹奏楽部の管和継)


秋沢(…思っていたより小さい)

秋沢(昨日、声をかけていませんし、少し挨拶してみるか)

秋沢「おはようございます!」

管「……チッ」

秋沢(…舌打ち?)

秋沢「自分は秋沢弥生です。自分で名乗るのは少し照れくさいですが、超高校級のアイドルです」

管「……そんなことは知っている。寧ろ、お前ほどの奴を知らないわけがない」

秋沢「えっと…ありがとうございます?」

管「管和樹だ。……一つ言っておく」

管「俺はお前のような奴は嫌いだ」

秋沢「あの……」

管「お前は一見協調性が高く、人に好かれるタイプの人間だろう。だが昨日の身勝手な行動がお前の本質だろう?」

管「自分の目的のためなら迷わず独断専行。そういう奴は肝心なときに集団を壊す。俺にはお前が全員の足を引っ張る未来が目に浮かぶ」

秋沢(…い、いきなりなんなの)

管「…ハァ……少し言い過ぎた。すまん」

秋沢「いえ、昨日は自分も悪かったです。すいません」

管「八時に食堂に集合だ。そこで話がある。…遅れるなよ」

秋沢「あ、ありがとうございます」



秋沢(結局、なんだったの?)



──食堂──

食堂には全員が揃っていた。詩村もちゃっかりと椅子に腰を下ろしていた


蹴栖「よし!これで全員揃ったな!昨日、過半数の賛成によってリーダーに襲名した蹴栖だ」

秋沢「自分たちがいない間にそんなことに……」

詩村「あれがリーダーとはやや不安だね。襲名の使い方間違ってるし」

江戸守「私は反対したんだけどねぇ~」

蹴栖「そこ!私語は慎め!……さてこれからの行動について説明する」

蹴栖「俺様たちは現在、軟禁状態にある。この状況を打破するために、全員で協力し、出口やそれにつながる手掛かりを探す」

蹴栖「発見した事柄は毎朝行う、朝食会で共有する」

蹴栖「この敷地を囲う門や柵は危険度が未知数なので今は調査することは禁止とする。以上」


詩村「意外と様になってるね。見かけにはよらないか」

蹴栖「何か質問のあるのはいるか?……いないなら解散だ。各自で探索に入れ!」

山井「……めんどい」

蹴栖の言葉にしぶしぶ?従いその場は解散となった



秋沢(あのまま、解散となったけど、探索って言っても何をすれば……)

秋沢(とりあえずこういうときは行動あるのみか…)


自由行動開始!

自由行動(1/3)

生徒を一人ないし二人指定
(まだ一度も話していない生徒は他の生徒と組み合わせて指定できません)




──食堂──

山井「……だるっ」


秋沢(朝食会から一歩も動いていない。…まず、よくここまで来れたな)

山井「朝はクレアにここまで担がせてやったんだよ」

秋沢「担がせてやったって…」

山井「お前もサボらず探索しろ探索ー」

秋沢(落ち着け自分。まだ手を出すには早い)

秋沢「自分も少し休憩ですよ」


1超高校級の病理サンプルについてきく
2何かわかったことがあるか聞く
3その他


山井「ろくに探索もしないで休憩とは、流石超高校級のアイドル様はいいご身分だな」

秋沢「……」

秋沢「自分ずっと気に入っていたんですけど、超高校級の病理サンプルってどんな才能なんですか?」

山井「どんな才能って……そのままだが?」

秋沢「それが分からないから聞いているんですが……」

山井「お前意外と馬鹿か?」

秋沢(鎮まれ自分の右ストレート)

山井「見れば判ると思うが、私は病弱だ。昔からしょっちゅう体調を崩していた」

山井「私が今患ってる病はかなり珍しい奴だ。だが、今後多くの人間がこの病を患うことになると予測されている。その病を超高校級の医者やらが研究するために私は希望ヶ峰に入学を許可された。だから、超高校級の病理サンプルだ」

秋沢「それってつまり実験……?」

山井「そうだ、私は実験体だよ。モルモットの私は人類のために自らを犠牲にしているわけだ」


山井「同情するなら、私にもっと優しくしろ。私をもっと甘やかせ。というわけで、お茶を持ってこい」

秋沢「あ、はい!」

山井は自分から受け取ったお茶を満足そうに飲み、むせ混んだ
背中をさすってやると、熱すぎと文句を言われた……





その場は思わず条件反射でお茶を持ってきてしまったが……

あの話は本当なのか…?

本当だとしたら……


山井起起の通信簿が更新されました


超高校級の病理サンプルとは、超高校級の医者の実験体となること。
それを理由として希望ヶ峰学園に入学する事ができた




秋沢(山井はいろいろと性格的には気にくわないが、少し優しくしたほうがいいのかな)

秋沢(とりあえず気を取り直して)

自由行動再開!

自由行動(2/3)

生徒を一人ないし二人指定
(まだ一度も話していない生徒は他の生徒と組み合わせて指定できません)





──保健室──

昨日、見ていない場所ということで探索に来たが……先客がいた

全身が黒。高級そうな燕尾服の上から古めかしい黒のマント。映画の中での英国紳士のようなシルクハット、杖までも装備している

さらに意地悪く頬を釣り上げた白の仮面を被っており色々と場違いな存在だった
確か昨日の教室にもいたような気もするが、なんとなくあまり話しかけたくない。


秋沢(いや、自己紹介くらいはしとかないとだめか…)


秋沢「こんにちは。自分、秋沢弥生です。アイドルやらせてもらっています」

???「……貴様、そうたやすく我が輩に声をかけてくれるな」

秋沢(…女だった!)

???「我が輩を誰だと心得る?世界を股に掛けて大活躍、悪名高き大怪盗ミスディレ」

???「カレン=ミスディレとは我が輩のことよ」


秋沢(…全然聞いたことない)


1正直に知らないと伝える
2知っているふりをする
3その他






秋沢「…すいません。知らないです」

カレン「……はっはっは。冗談はいらぬぞ。怪盗ミスディレの名を知らぬものなど、この世界に60億といない」

秋沢「…………それって割と知られていないんじゃ?」

カレン「す、少なくとも小娘、貴様よりは海外での知名度はダントツに高いわ!我が輩はヨーロッパでの活動がメインだったからな、こんな極東の島国で無名なのは仕方ないことなのだ」

秋沢「……そうですね」

カレン「止めろ。そんな目で見るでない。別に名前を知られていないからって悲しくなどないからな」

秋沢「大丈夫です。今しっかり覚えました」

カレン「……今に見ておれ。我が輩の恐ろしさを思い知らしめてやろう。……アデュー!」

ばたばたと怪盗らしからぬ音を立てながらカレンは去っていった


秋沢(…変な人だということだけはわかった)




秋沢(その後、一人で保健室は探索した。保健室に不相応なものはなかった)


秋沢(カレンがいじくったせいか散らかっていたのでやけに手間がかかった)


自由行動再開!

自由行動(3/3)

生徒を一人ないし二人指定
(まだ一度も話していない生徒は他の生徒と組み合わせて指定できません)





──視聴覚室倉庫──


秋沢(特に理由もなく、来たけど)

『超高校級の料理の鉄人(R-18)』
『放課後ボヨヨンアワー初ライブ映像』


秋沢(まともなものが全体の一割に満たない気がする)

???「何かありましたか?」


不意に声をかけられあわてて振り向いた。
自分は思わず作業に没頭していたようでその男の接近に気がついていなかった。正直気配を全く感じなかった

???「失礼、驚かせてしまったようで」

秋沢「いえ、変なものばかりで……ろくなものがないですよ」

???「そうですか…。何か手がかりになるものでもあればよかったのですが……。申し遅れました、わたくし一一と申します」

男は名刺入れから名刺を差し出した

秋沢「あ、これはご丁寧に。自分は秋沢弥生といいます」

一「勿論。存じております。わたくしのようなものが貴方のような方に会えて感激でございます」

秋沢「いえいえ、自分はそんな大した者じゃないですよ」

秋沢(名前は変わっているが、今まで話した中では一番まともな人だ)

受け取った名刺を今一度見てみる

『株式会社 DRP
 システム開発部 部長
 希望ヶ峰学園一年
 超高校級の中間管理職

     一 一   』


1会社について尋ねてみる
2才能について尋ねてみる
3その他


秋沢「超高校級の中間管理職……ですか?」

一はやや困ったようにして

一「まあ、名前のままですよ。中間管理職がわたくしの才能らしいです」

一「自分が評価されることは嬉しくは感じます。しかし、ピーターの法則とは少し違いますが、お前は中間管理職が限界だと言われているようで業腹なところはありますね……」

一「失礼しました。初対面の相手に愚痴など述べるべきではありませんね。わたくしの人間性の底が知られてしまいましたね」

秋沢「いえ、そんなことはないですよ」

一「これからお世話になります。ここから出るためにも互いに協力していきましょう」

秋沢「はい。みんなでがんばりましょうね!」


会話中、一は終始、人の良さそうな笑みを保っていた


キーンコーンカーンコーン

モノクマ『オマエラ、午後10時になりました。ただいまより夜時間となります』


モノクマ『明日に備えて、そこそこ眠ってね。ではでは、おやすみなさい』



秋沢(あっという間に一日が終わってしまった。大した成果もなかった)

秋沢(ここから出るには周りとの協力は不可欠だ。まだ直接話していない人もいるし、探索もほどほどに交流を広げてみるのも手か)

秋沢「とりあえず寝よう」


夜更かしは美容の天敵。すなわちアイドルの天敵でもある。どんな状況でも眠れてこそアイドルだ


『二日目、了』


──モノクマ劇場──

鏡よ鏡、世界で一番美しいのはだあれ?

実際に世界で一番美しい人はこんなことは言わないよ

美しくなりたければ、鏡よりも自分を見ろってね

世界で一番プリティーなボクからのありがたいお言葉でした



キーンコーンカーンコーン

モノクマ『オマエラ、7時です!朝ですよー!今日も一日張り切っていきましょう!』


秋沢「…」

秋沢「眠い」

行動
1二度寝する
2日課のジョギングをする
3その他




秋沢「…ふわぁ」

秋沢(眠い。けっこう寝たはずなのに)

秋沢(こんなに寝起きが悪いのはあのクマの声で起きるせいかも)

秋沢(あとであのスピーカーどうにかするか…)



↓生徒を一人選択


正方形の建物、その近くを通りかかった時

秋沢「え!」

花壇にうつぶせで人が倒れていた

秋沢(まさか、本当に誰かがコロシアイを…!?)

秋沢「大丈夫ですか!?」



???「んあ……」

どうやら息はあるようだ。よく見ると背中も呼吸にあわせて上下している

???「……へーきへーき。転んでなんとなくそのまま起き上がらなかっただけだからさ」

???「起きあがるか……。ん、よいしょっと」

起き上がった彼女の黒のセーラー服は土で汚れ、赤いリボンもやや黒く変色している。頬にも乾いた泥がへばりつき、掛け直したメガネのフレームはやや曲がっているように見えた

秋沢(何時間、倒れたままたったんだ…)

全く服など気にしないようで自己紹介をはじめた。平坦で抑揚の欠けた喋り方だ

???「あたしは筑紫照。心理学者だよ」

筑紫「ほどほどによろしくね、えっと……アイドルちゃん」

秋沢「よ、よろしくお願いします…?」

筑紫「あ、もう朝食会の時間じゃん。…行こっか」

秋沢「だめですよその前に、服着替えないと」

筑紫「えー、いいよ。めんどくさいし」

秋沢「顔も手とかも汚れちゃってますし、シャワーも浴びないと…」

筑紫「…浴びなきゃだめ?…………だめ?」

秋沢(可愛い!……じゃなくて)

秋沢「……か、可愛く言ってもダメです。ほら、自分も一緒に浴びますから」

筑紫「ぶー、けち」

嫌がる筑紫を引きずって、寮のシャワー室で汚れを落とした。なぜか筑紫を洗うのを手伝わされたが……



──食堂──


管「遅刻か……。もう話し合いは終わったぞ」

乱崎「とはいっても、進展という進展はゼロ。今日もとりあえずまた調べてみようってなっただけだけどね」

毛澤「僕の鼻から逃れることはできないわん。今日こそあのモノクマの尻尾を掴んで、脱出方法をききだしてやるわん」

クレア「……尻尾振りながら言わなくていいのよ」


秋沢(全員、昨日の成果はゼロか…)

秋沢(落ち込んでいても仕方がない。さて、どうしようか)

自由行動開始!

自由行動(1/3)

生徒を一人ないし二人指定
(まだ一度も話していない生徒は他の生徒と組み合わせて指定できません)





──広場──


建造物群の中央に位置するこの広場にはベンチや噴水などが整備されている

小綺麗に舗装された遊歩道の両サイドに色とりどりの花が咲いている

一見、憩いの場になりそうに見えるが、自分には不思議と無期的なものにしか見えなかった

???「秋沢弥生じゃん!こんな所で会えるなんて超ラッキーじゃね?」

背後からやけにテンションの高い声が聞こえてきた

声の主はいかにもスポーツをやってますみたいな坊主頭の男。赤と白を基調としたジャージを着ている

???「オレ、番場万っつーんだ。逆から読んだらんばばんば、な!」

秋沢「……自分は逆から読んだらいよやわさきあ…です」

番場「その切り返し方……新しいな!可愛いじゃなくてユーモアのセンスもあるなんて、やっぱ都会のアイドルはちげーんだな」

番場はガハハと笑う

秋沢(テンション高いな…)



1何か見つけたか聞いてみる
2才能について聞いてみる
3その他

秋沢「番場さんは何か成果はありましたか?」

番場「いんや、坊主だ坊主。いっとくけど、オレの髪型じゃねえぜ」

秋沢「…」

番場「この奥とか、森の中とかにも何個か建物はあったけど、どれも閉まってて開かねえ」

秋沢「何で鍵がかかってるんでしょうかね?」

番場「さっぱりだ!…それよりもプールはどこだ!プールは!」

秋沢「ぷ、プールですか?」

番場「そうそう飛び込み台つきのな。プールは最高だ!」

秋沢「そ、そうですね。ゆっくり泳いだりしたら気持ちよいですよね」

番場「そうだろ、そうだろ。…って、待てよ。泳ぐってことは、秋沢の水着を生で合法的に見られるんじゃないか!?」

番場「こうしちゃいられねえ!早くプールを見つけるぞ!!」

番場はそんなことを叫んで森の中へと消えていった

秋沢「…にぎやか過ぎる」



秋沢(番場の言った通り、複数の奇怪な形をした建物があった。建築基準法に引っかかってないのか…)

秋沢(開かないってことは、どこかに鍵でもあるのかな…)


自由行動再開!

自由行動(2/3)

生徒を一人ないし二人指定
(まだ一度も話していない生徒は他の生徒と組み合わせて指定できません)



氷見

生徒リストみたいなの欲しいな

>>221
見づらいですね。三日目終わったらリスト載せておきます。




──食堂──

食堂には券売機がおかれており、そこで好きなメニューを選ぶと、食堂のおばちゃんのような格好をしたモノクマが料理を持ってくる仕組みになっている

奥の厨房は自分たちでも好きに利用はしていいそうだが、料理はあまり得意でない自分には関係ないことだ


秋沢「A定食かB定食か……うーん」

???「先、いいか?」

秋沢「あ、すみません」

???「別にいい」

小柄な割にだいぶ低音の声が印象的だ。まるでエベレスト登頂を目指す登山家のようにおかしいくらい厚着しているが、暑くないのだろうか…


秋沢「自己紹介まだでしたよね?自分は秋沢弥生です。アイドルやってます」

???「…アイドル?すまない、そういうのには疎い。俺は氷見高、超高校級の南極探検隊員だ」

氷見「よろしく頼む」


氷見「……」

やっぱり暑そうに見える。心なしか、さっきよりも顔が赤い気もするが

1暑くないのか聞く
2今の状況について聞いてみる
3その他


秋沢「あの、暑くないんですか?」

氷見「暑くないか、か。当然、暑い」

秋沢「それなら、そのコートを脱いだら──」

氷見「それはならん。これは仲間との誓いの証。いかなる時も手放すことはできん」

秋沢「でも、そのままじゃ熱中症とかになってしまうかもしれませんよ」

氷見「駄目だ」

秋沢「……それなら、脱いで持ち歩くというのではダメなのでしょうか?」


氷見「……その手があったか」

氷見はいそいそと服を脱いだ。
コートの下にも幾重にも服を着込んでいるようで暑そうではあったが、当の氷見は満足げだ

氷見「助かった。恩に着る」

秋沢「ど、どういたしまして、とりあえずお水飲んでくださいね」

汗だくの氷見のために、自分はお冷やを用意した


秋沢(今更だが、超高校級の生徒にまともな人なんてほとんどいないんだな)

秋沢(そのことを氷見との会話後に自分は確信した)

自由行動再開!

自由行動(3/3)

生徒を一人ないし二人指定
(まだ一度も話していない生徒は他の生徒と組み合わせて指定できません)




──体育倉庫──

跳び箱やらマットやらバスケットボールなどが置かれた、ごくごく普通の体育倉庫。特におかしなものはなさそうだ

おかしな人はいるが……

???「跳び箱が3式バスケットボールは25個と」

秋沢「何をしているんですか?」

???「備品を数えているのでですよ。本来、僕が数えるべきは学術的または芸術的価値のあるモノだけなのですが、ここにはそのような価値のあるモノは少ないのですよ」

???「僕は新崎史郎です。超高校級の学芸員なのです」

学芸員……そうきくとそれっぽい格好はしている

秋沢(入り口に備品のリストはあったかと思うんだけど……)

1リストについて伝える
2何か発見したか聞いてみる
3その他


秋沢「……体育倉庫の備品のリストなら入り口にありましたよ」

新崎「……」

新崎「そ、そんなこと知ってたのですよ。ただ僕はあのモノクマのことが信用できないから、数を数えていただけなのです。今から照らし合わせるのです。君はそのリストとやらを持ってくるのです」

秋沢(…明らかに嘘だよね)

新崎「ほら、早くするのですよ!」

新崎にリストとの確認を手伝わされた。最後までリストに間違いはなかった。



……無駄な時間を過ごしてしまったようだ


キーンコーンカーンコーン

モノクマ『オマエラ、午後10時になりました。ただいまより夜時間となります。学生の本分を忘れないようにね。ではでは、いい夢をおやすみなさい』


秋沢(結局、今日も大した発見はなかった)


秋沢(いつまでここでの生活が続くんだろうか…)


秋沢(まさか、本当にいつまでも……)


秋沢(眠る気分ではなくなってしまった。少し散歩でもするか…)


クレア、来栖、詩村、蹴栖、近衛、乱崎の中から一人指定


──広場──

広場や建物の周辺には街灯がある

反対にそれ以外の場所には明かりがなく、暗闇に包まれている

石畳の上を噴水の周りをぐるぐると歩く
本当はもう少し遠くへ足をのばしたいところだが、懐中電灯でもなければ無理だろう

カシヤッ!!
カシヤッ!!

秋沢「な、なんですか!?」

???「……ヒト、レア度E。残念」

???「分類名称、秋沢弥生。備考、超高校級のアイドル、レア度A。マニアに高値で売れる可能性大。保存保存」

秋沢「しゃ、写真はNGです!消してください!……じゃなくて、誰ですか?」

???「近衛陽菜。好きな動物はヒト以外。嫌いな動物はヒト」

明かりの本に現れたのは、ぶかぶかのスウェットをきた小柄な女。某幽霊の少女のように髪の毛が顔全体を覆い、表情は伺い知れない


秋沢(…近衛陽菜の名前は知っている。最近、人気の動物写真家だ)

秋沢(だけど、こんな人だとは思わなかった)

1こんな所で何をしてるか聞く
2何か発見したか聞いてみる
3その他


秋沢「こんな所で何をしているんですか?」

近衛「ヒトを待ってる」

秋沢「こんな時間にですか?」

近衛は無言で頷く。


近衛「秋沢弥生、ここから去る。そうでないと、待ちヒト来ない」

秋沢「え、あ、はい。…一応、気をつけてくださいね。暗いですし」


秋沢(……なんだったんだろう)

秋沢(近衛は何でこんな時間に、待ち合わせを?)

秋沢(相手は誰だったんだろう?)

秋沢(物陰から隠れて確認しておけばよかったかな…?でも、あの暗がりからでは何も見えないか…)

秋沢(……もやもやする。眠れそうにはないが、明日も探索だし……)

思考を打ち切り、無理矢理に布団を頭からかぶった

























……ピーンコーン♪


『三日目、了』



生徒名簿(暫定)

超高校級のアイドル
秋沢弥生
物静か
手段を選ばない
残念美人

超高校級の病理サンプル
山井起起
ひねくれ者
無気力
解離性障害

超高校級のシスター
クレア・ローレンス
気配り上手
自己犠牲
クールビューティー

超高校級のミュータント
毛澤純
犬少女
正義の味方
ヒーリングファクター

超高校級のダーツプレイヤー
来栖流
爽やかイケメン
男気
寡黙

超高校級の南極探検隊員
氷見高
チビマッチョ
裏表がない
硬派

超高校級の吟遊詩人
詩村月夜
ロマンチスト
美形
歌って場を濁す

超高校級の学芸員
新崎史郎
空回り
どんなことにも動じない
博識

生徒名簿(暫定)

超高校級の高飛び込み選手
番場万
無駄に脳天気
元ヤン
方向音痴

超高校級の吹奏楽部
管和継
万能の天才
はみ出し者嫌い
小柄

超高校級の動物写真家
近衛陽菜
怒ると怖い
顔が隠れる長髪
激写

超高校級の心理学者
筑紫照
小悪魔
恋愛事に敏感
ダウナー

超高校級の中間管理職
一一
いつもニコニコ
気が利く
引き立て上手

超高校級の復讐屋
乱崎枢
料理好き
ヤンデレ
歪んだ正義

超高校級のサッカー選手
蹴栖嶺
ムードメーカー
素早い
リーダーシップ

超高校級の園芸部
江戸守小灘
のんびり屋
ちょっと不幸体質
対立厨

超高校級の怪盗
カレン=ミスディレ
仮面
鍵開け
善人でも悪人でもない


キーンコーンカーンコーン

モノクマ『オマエラ、7時です!朝ですよー!今日も一日張り切っていきましょう!』

秋沢「……」

秋沢「……よし。今日こそあのスピーカーとはおさらばする」

秋沢「あれさえなければもう少しまともな気分で朝の時間を過ごせる」

自分が何か手頃な物を探しに立ち上がった

モノクマ「あのさぁ……」

秋沢「きゃっ!?」

秋沢「な、なんでいるんですか!?」

モノクマ「ボクはどこにでもいるんだよ。一匹いたら三十匹はいると思ってね」

秋沢「そんなの嫌です!」

モノクマ「冗談はさておき。今更、そんなくだらないことで死なれちゃ、ボクとしても困っちゃう、クマっちゃうんだよ」

秋沢(わざわざ言い直す必要は?)

モノクマ「あとででいいから、林間学校のルールを読んどいてね」

モノクマ「それよりも、未読スルーはどうなのさ?そんなことしてると、嫌われちゃうからね。SNS上でのイジメなんか最近の流行なんだから、一分以内に返信がマナーでしょ」

秋沢「……未読スルー?」

モノクマ「昨日、メッセージ送ったでしょ。生徒手帳のチャット機能に」

秋沢「えっと……」


貰ってから一度も触れていない手帳を探す


……しばらくして、ベットのサイドテーブルの上に放られている手帳を発見した




《モノクマさんが入室しました》

モノクマ《夜遅くにごめんね。連絡だよ》


モノクマ《明日の朝七時半に正門の前に来て下さい。遅れないようにね》24時



秋沢「確かにメッセージきてますね」


秋沢「って、あと十分もない!」

モノクマ「はい。ボクは先にいってるからね。別の個体がね」

秋沢「ずるいです!」


今日のランニングはかなりのハイペースとなることが決定した





ルートが分岐します

生徒を一人指名して下さい(近衛を除く)

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