【安価】吸血鬼の設定で能力バトル (79)

「吸血鬼、そう、吸血鬼だ。力があり、血を吸い、不死であり、夜の王者とも呼ばれる、怪物」

「それは何処にでも居る。純血、元々の吸血鬼なる存在はもう居ないが、ハーフである吸血鬼は今なお其処に居る」

「鏡に写らない、にんにくを食べられない。日光、炎に触れられず、流水は酸と化し、十字架だけで弱体化、招かれなければ家に入る事も出来ず、棺桶以外では眠れない、心臓を貫かれれば一撃で死に晒す」

「それでも、それを補う程の特典が吸血鬼にはある。その一つが吸血能力。その二次能力が命の残機。吸えば吸うほど、強くなる、同時に、欠点が増えていく」

「それでもそれでも、吸って吸って吸い続け、残機が増えて欠点が増えて、狩りを延々と続け、自身の血統を真の吸血鬼にまで迫れば」

「吸血鬼は、やがて不死を超えた概念となる。不死を付加するのではなく、全ての死に纏わる因果を潰す、死殺しと成り替わる」

「だからこそ、吸血鬼の魅力は其処にある。今なお、我々は吸血鬼を探している。血を欲する吸血鬼の血を我々が欲しているのだから」

「ああ、愛しい吸血鬼よ、今、貴方は何処に居るのだろうか」




――日本――

「そう、これは過程」
「この血を飲めば、貴方は私の眷属に、私の僕となり替わる」
「貴方はその運命に抗えない。ほかならぬあなたがそれを望んだ事」
「だから、私は何も言わない、けれど、一つ。この飲み干す血に約束を」
「貴方は―――この血に何を望む?」


1「―――【束縛】を」
2「―――【破壊】を」
3「―――【繁殖】を」
4「―――【安価】を」

安価下2



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「―――【平穏】、それがあなたの選ぶ力」

「不変も無い無事な毎日、ただ茫然と、けれどしっかりと其処に居る」

「平穏で居る方法は、つまる所、誰からも存在を知られないこと。心の持ちよう一つで、貴方は存在を抹消される」

「それでも良いのなら、どうぞ、血を飲み干しなさい」

薬指から滴る、紅い血液。雫となってこぼれたそれを、舌先で受け止めた。

「これで、貴方は私の眷属。人間から吸血鬼へと、ハーフへと成り替わる」

「けれど、覚えておいて、何かを得ると言う事は、必ず、何かを捨てるという事に」

「【吸血鬼】の力を得れば、貴方は【人間性】を捨てる事になる。いつか、ではなく、もう、今すぐにでも」

【吸血鬼】として、【コンマ↓1】を得て。
【人間性】では、【コンマ↓2】を捨てた。


【吸血鬼】として
1【肉体の血液化】
2【夜になると強くなる】
3【身体能力強化】
4【肉体が頑丈になる】
5【人間としての弱点が効かない】
6【使い魔を使役できる】
7【人を操れる】
8【肉体を動物に変化できる】
9【瞬間的な再生】


【人間】として
1【鏡に写らない】
2【大蒜《薬》を服用できない】
3【日光に当たれない】
4【炎に触れられない】
5【流水に触れられない】
6【十字架に触れられず、見る事ができない】
7【招かれなければ入られない】
8【棺桶以外では眠れない】
9【心臓を貫かれると死ぬ】


「【吸血鬼】として【瞬間的な再生】を得て【人間】であった恩恵を捨てて、【鏡に写らない】事となる」

「それがあなたのすてた物、それがあなたの得た物」

「それはもう、二度と取り戻すことはできない。【弱点】は克服するしかないのだから」

「えぇ、これで、もう十分でしょう。最後に、私の血を飲んで得たあなたの能力――」


「貴方が望んだ【平穏】それが媒介となって得た能力、それは【存在の隠蔽】」

「自分であれ、他人であれ、物であろうと、貴方は静かな平穏を望んでいた。だから存在が他者に知らなければ、貴方は一人、望んだ平穏が訪れる」

「それでおしまい。これで、私の物語は終わる」

「ここから先は、貴方の物語、歩みなさいな、その足で、私の分まで、運命に抗いなさいな」


「吸血鬼、その主な能力は多種多様であるが、主に上げるならば吸血能力であろう」

「吸血能力は素晴らしい、何せ、魂、命を保有し、さらにはその吸った人間の能力を得る事が出来る」

「【能力を付加】【自身の残機】【対象の眷属】の三つ」

「同じ吸血鬼の血を吸う事で、その血の能力を得る事が出来る」

「人間であろうと、命であれば自身の残機として使用する事も可能、吸血鬼は切り傷、刺し傷は瞬時に再生するが、切断などで失った部位を再生するには時間が必要、が、残機を使役する事で瞬間的な再生もできる」

「血を吸い、一度残機へと変えて、放出する事で混沌とした眷属を作り出せる」

「そして、吸血鬼の血を吸うことで、半端な吸血鬼は真の吸血鬼へと純化する」

「吸血鬼はその為に、生きているのだと言っても、過言ではないだろう。」

日本人・吸血鬼の名前を決める。
↓2

【名前】十文字鋼

【吸血鬼】として
 ・【瞬間的な再生】

【人間性】
 ・【鏡に写らない】

【血能力】
 ・【存在の隠蔽】……自分・他人・物質の存在を消す。が、それが不可視となるだけであり、其処には確かに存在する。

【眷属】なし
【残機】0



これにて始める。

質問
他者の眷属の血を吸ったらどうなるの?
命を変換しているから生命体扱いで残機が増える?

鏡を見る。やはり自分の姿は写らない。
俺は吸血鬼になったらしい。ある日、廃工場で見つけた少女の眷属となって以来、俺は吸血鬼としての力を得たのだ。
【吸血】と【瞬間的な再生】、同時に、【鏡に写らない】弱点を得た。今のところ、不自由はない。
ただ、めざわりな人間がまとわりついた事以外を除けば。

教授「おぉ!!おはよう十文字くん!!吸血鬼初心者の為かな、日光に当たっても平気の様だね!!」

十文字「煩い……」

教授、なんの教授か知らないが、なにやら吸血鬼専門であるらしい。

教授「聞いたかい十文字くん!、この街で殺人事件が起きているらしい!」

それは聞いた事がある。なにやら血の一献も残さず吸いつかれた遺体らしい。

それが先日三件も多発しているらしい。恐らくは吸血鬼に関しているのだろう。



>>14
>他者の眷属の血を吸ったらどうなるの?
>命を変換しているから生命体扱いで残機が増える?

他者の眷属は自らの命を変換して召喚した扱いとする。
故に意識は眷属ではあるが、その命は眷属とした吸血鬼のモノとする。
他者の眷属を吸った場合、吸血鬼が変換した命として得る事とする。

早い話

【別吸血鬼】の眷属を吸えば命のストックは可能、代わりに【別吸血鬼】の残機が一減る。

教授が独自に発見した事件は全部で三件。
どれらも吸血事件であり、教授が言うにはすべての犯行は別の人間が行っているらしい。

教授はどうやら事件の現場に行きたいらしい。金で雇われた俺は仕方なく一緒に付いて行く。

で、三件の内一件しか迎えないらしい。

教授「さあ往こう!!新人吸血鬼くん!!」

ちなみに教授は人間である。


現場
1女子高
2路地裏
3墓地

安価下2

――移動中――

教授「私は幾年、吸血鬼を追い続けてきた、私も吸血鬼になる為にね」

十文字「……俺は教授を眷属にしたくはないです」

教授「ははは!!良いジョークだ、君程度の初心者吸血鬼など此方から願い下げだ!!」

十文字(殴りたい……)

教授「私はね、吸血鬼を追いかけた。混血の吸血鬼、人間とのハーフではなく、純血、産まれた時から吸血鬼である者を追い続けた」

教授「その真と呼ばれる吸血鬼に私は眷属となりたいのだよ」

教授「そのせいか、人間である私は吸血鬼が何故血を吸うか、理解に至った」

教授「恐らく、彼らが血を吸う目的は、混血からの脱却、いうなれば、純血へと変わりたいのだと思う」

教授「人間からハーフの吸血鬼へと変わった輩は、大抵は能力に制限ができる。欠点、弱点と言った部類。しかし、純血は弱点が一切存在しない」

教授「それはなぜか、簡単な事。純血には残機の概念が無いからだ。無限、永劫不滅。故に、殺すことはできない真の不死」

教授「混血が十の命を吸っても、百の命を吸っても、億、那由他、無量大数の命を吸ったとしても無限には届かない。八百万なのだから届くはずもない」

教授「例え最強の混血が居たとしても、最弱である純血には到底及ばない。次元が違うのだ。混血が純血へと闘争しても勝ることは無い」

教授「眷属による猛攻?能力の使役?使い魔、体を変貌させ闘争を図る?無駄だ無駄、全ては無駄となる。無量大数が無限に数比べをする様なものなのだからね」

教授「だからこそ、私はその真の混血となりたい。それだけで十分。生涯、吸血鬼の世界の中で、真に選ばれた吸血鬼が居ると、言われたいのだよ。私は」

十文字「あぁ、だからアレは大蒜も十字架も効かなかったのか」

教授「ん?その口ぶりだと、純血にあったような感じだね、もしや………」

十文字「あ、ここですよ墓地」

教授「ぬ?もうついてしまったか、致し方ない。その話はまた今度聞こうではないか」

ちょいと休憩。

【名前】十文字鋼

【吸血鬼】として
 ・【瞬間的な再生】

【人間性】
 ・【鏡に写らない】

【能力】
 ・【女王独逸《ザ・クィーン》】
    種別・肉体 階級・A+
  元々の願いは【平穏】。其処に吸血鬼の伝承、【鏡に写らない】より派生された能力。
  この世界は自分だけ存在してれば良いと完結させ、通常時の世界より別の次元へと移る。
  その次元は自分しか存在せず、自分自身しか存在できない。その風景は元の世界とは同じ。
  さらにその世界で移動した後に能力を解除すれば、元の世界でも同じ分の距離を移動することが可能。
  そして、この能力の真骨頂は平穏、あくまでも戦闘にはならない能力。 
  自身に触れられる距離に対象物がある場合、能力を使用する事でその対象物を自身の世界へと引き込む事が出来る。
  その自己世界は、【自分だけ存在してればよい】と言う願いより作られた世界、自分以外の人間が侵入すると、風化していき灰となり滅び去る。
  名前の由来は伏せる。

【眷属】なし
【残機】0


ステータスはこんな感じに変える。

薄気味悪い墓地、吸血鬼が存在するのだから、幽霊も居そうであるが、本当に存在するかはわからない。

教授「ふむ、もしかしたら、ここいらに吸血鬼が潜んでいるのかもしれん、手分けして探そう」

その根拠は何処にある?と聞く。

教授「匂い、肌に感じる周波、私でも、伊達に何年も吸血鬼を追ってはいないよ」

と、俺から離れる様に吸血鬼を探し始めた。

一人になった俺は、事件現場へと向かうことにした。

現場には誰も居ない。昨日まで捜査をしていたであろう警察官も居ない。

十文字「……静かだな」

確かに、怪物が出て来てもおかしくはない。

十文字「………このまま、静かであれば良いのにさ」

空気が変わる。禍々しい、濃い血の匂いが辺り一面に蔓延する。

来たか、吸血鬼。

後ろを振り向く、其処に居たのは――――


①黒い服、ヴィジュアルバンド風の男
②白い服、白い肌に白い髪、可愛らしい少女
③ピエロ、顔半分が血に濡れ、その装飾は人間の皮で出来ている。
④安価

安価↓2

「―――お前さん、あの女の臭いがすんなぁオイ」

ヴィジュアルバンドに出てきそうな奇抜なファッションに身を包む男。

「アレの眷属かぁ?それとも、喰ったか?どちらにしても、良いや。お前を食えば、なんか分かるだろ」

十文字「―――お前は?」

「アァ?どうでも良いだろそんな事、戦ってのは代わりに名乗る名ってもんがあんだろォが」

「百銃の王は血死の弾を残す《スーサイド・ガンバレット》、俺のチカラだ、覚えて逝けや」

吸血鬼の闘争、その始まりは名乗りから始まる。能力の名前、自身と言う吸血鬼が誕生した際に得た、能力を。

十文字「…………女王独逸《ザ・クィーン》」

逃れられないらしい。ならば、戦う他ない。

十文字(あのヴィジュアル系な男、その能力の名前からして、銃関連か?)



能力予想、当たれば闘争にいくらか有利となる。
↓1~3

銃弾の通過した箇所にも攻撃判定が残るとか?

着弾した後も再発射させられるとか

>>31より>>33の考えを踏まえ戦う。

俺のザ・クィーンは手が届く範囲。同時に自分を異次元へと向かわせる事も可能。
奴の能力の名前からして、恐らくは遠距離の能力。

「さてと、まずはお手並み拝見だ」

と、五指の指先を噛み千切る、が、指先から血が溢れない。

「さァて、蝕めや」

掌を突き出し、噛み千切られた指先を俺の方へと向ける。
その瞬間、勢いよく噴出する黒い塊が、此方へと向かう。

十文字「っ、ザ・クィーン!!」

咄嗟に能力を発動し、自分の世界へと移動する。
反転した色彩を放つ世界。この世界は唯一俺一人。

十文字「自身の血を銃弾として放つ、それが奴の能力か……」

成程、種が分かれば後は話は早い。どう対策を取るか、この世界で考えた後に出よう。

行動安価↓2

墓石であろう場所へ移動しザ・クィーンの能力を解除する。

再び反転し、通常の、元の世界へと戻った。
敵は現在背を向けている状態、今なら隙を突ける。

「臭うなぁ、やっぱりよォ、あの女の臭いが、其処からするぜぇえええええええええ!!」

振り向き様、傷口から弾丸が射出される。
その攻撃に逆に虚を突かれ、墓石から食み出た肩に被弾した。

「ケッ、ビンゴビンゴォ、そうら、あと何発で食われちまうかなァ?」

十文字「グッ……あ、アグァアッ!!」

被弾した肩が抉れる様な痛みを発する。服を破り、傷口を確認すると、黒く腐ったかのように、傷口の周りが壊死している。
否、先ほどの黒い塊に侵食されている。一体これは、いや、考えるまでもない。これは血液。

十文字「クッソ、成程、自分の血液を弾丸に、さらに被弾した部位を侵食させる」

「ご名答、一般人なら一発で俺の血液が食っちまう。混血なら五発は耐えられるかどうか、まあ、俺の場合は俺よりも弱い、格下相手に殺してた来たから五発としてるが、どちらにせよお前のそれを見る限りは五発ってところだな。つまりは、お前はあと四発で終わる。終わっちまうんだ」

傷口を此方へと向ける、ただの傷口が、今となっては銃口として見える。

「そんじゃあまあ、こっから先は対等な勝負じゃねぇ、何分お前の体がもつか、自分自身の勝負として頑張ってくれや」

そういって、傷口から血液を射出させる。


行動安価↓2

質問 相手の能力で作られた物に更に能力をかける事は可能? 
今回の場合は相手の血液弾をひきこめるかということだけど 安価下

>>39
可能とします。と言うより、ヴィジュアル系の能力はそうじゃないと対処出来ないと思う。但し、傷は別物と考える。
能力次第では傷は能力で回復できる。もしくは残機を減らして回復するか

安価なら↓

では入り込んだ血液は?入り込んだ血液のみ引き込んで応急処置とかは可能?
それとも体内の物はダメ? 安価下

>>41
血液は能力次第で対処可能、ついでに血液による浸食はヴィジュアル系吸血鬼の能力。
ヴィジュアル系吸血鬼が消滅、または吸収すれば血液も消滅とします。
対処法は安価などで試してみては如何でしょうか。

十文字「ザ・クィーン!!」

射出された血液の弾丸を自らの世界へと引き込ませる。
十数発の弾丸を引き込んだのち、一瞬の不意を突いて、また自らの世界へと引き込む。

誰も居ない世界、自分だけの世界、だが、その世界には、先ほどまで弾丸として飛んでいた血液弾であろう物体が、風化し消滅する。

十文字「クソッ、早く怪我を直さなきゃ、」

そのためにはまず、傷口の侵食をどうにかしなければならない。
痛みを我慢して、傷口と侵食した部分を抉るか、と覚悟を決めた時、肩に被弾し、侵食している部分が、だんだんと縮まってきている。
そして、時間経過と共に侵食が途絶え、そして黒く壊死していた部分が消失、同時に自身の再生能力で即座に傷が癒される。

十文字「――――――ああ、そうだよ、いや、そうだった。これが、俺だけの世界」

その世界に他者は要らない。であれば、他者が作り出した物もまた否定する。
風化した血液弾がそれを表わしている。この世界に来れば、奴の侵食は通用しない。

十文字「打開策は出来た、じゃあ、反撃にでよう」





行動安価↓2


能力を解除、姿を現す。

「随分とまあ、逃げてくれるじゃねぇか」

十文字「だけど、もう逃げる意味もないさ」

「言うじゃねえか……よぉ!!」

射出された弾丸、肉体に諸に喰らい、仰け反る。

血液弾が肉体を侵食するよりも早く、能力を発動

十文字「ザ・クィーン!!」

それによって世界が反転、再び自らの世界へと向かう。
侵食する血液弾を無効化し、持ち前の再生能力で傷を回復し、再び元の世界へと戻る。

流石の奴も、瞬時に出て瞬時に傷が治る俺を見て、動揺を隠せないらしい。

「どういうトリック、いや、能力だァ?面白可笑しいじゃねぇか気に入ったぜ」

そういって、着込む服を脱ぎ捨てる。
嫌な気配がして、咄嗟に走り出して距離を詰める。

奴の服の中は、生身、しかし、生々しい傷跡が、至る所、余すことなく、まんべんなく、傷が出来ている。

成程、これが奴の本気と覚悟。
その傷跡から射出されるのは最早弾丸ではなく、クレイモアとでも呼べばよいだろうか。

「全百五十発、残機三つ分だ手前にくれてやるよオラァあああああああ!!」

そうして、射出、前段一斉放射。
だが―――。

十文字「五秒遅いね、ここから先は俺だけの独り舞台だよ」

既に射程距離に入った。
触れた瞬間、能力を発動、反転する世界、自分だけの世界。其処に自分以外は必要ない。
故に。

「あ、?」

この吸血鬼は不要、必要なし、だから風化しろ。

肉体が石の様に硬直する。それと同時に、肉体が灰となって消える。
下半身から、上半身、そして、首にまで差し掛かる。

十文字「これが、俺の世界だ」

そうして、残機と言う概念はこの世界には通用しない、故に、一体分の肉体を持つ奴には、首から先を再生させる機会は無い。
そして――――

①このままこの世界に取り残す
②世界から引き出す。

安価↓2

世界から引き出す、首だけになったが、まだ油断はできない。

「どういうつもりだテメェ」

十文字「なに、ちょいとした質問をしようとね」

「質問、だァ?」

十文字「ああ、そうしようと思ったけど」

けれど、俺はそいつの頭を掴んで、握る。

十文字「吸血した後でも、別段問題は無いよなって」

そうして、吸血を開始する。
吸血鬼同士の戦いは、最終的に残機の吸収に始まる。
実のところ、一回殺すよりも、残機を吸収した方が早かったりする。

そうして俺は、この吸血鬼の残機を吸い上げた。

コンマ判定↓

ヴィジュアル系吸血鬼残機??
コンマで吸血鬼の残機が上回っていればヴィジュアル系吸血鬼吸血成功
下回っていた場合、その数程の残機を吸収。

41、吸収成功。

ヴィジュアル系吸血鬼【残機】15→0



吸血鬼を吸収した為、ボーナス獲得。

【能力保有】……吸収した吸血鬼の能力を奪う
【残機保有】……吸収した吸血鬼を残機として換算、残機+15
【眷属保有】……吸収した吸血鬼を眷属化、眷属+1(残機として消費も可能、ただし一度消費すれば眷属として扱うことは不可能)


安価↓3


ヴィジュアル系吸血鬼消失、【残機】15付加。

以下、ヴィジュアル系吸血鬼の能力


百銃の王は自害の弾を残す《スーサイド・ガンバレット》
 種別・血液 ランクE~C
 自身の肉体から血液を噴出する。その血液は鋼鉄であり、弾丸の様に射出される。
 射出口は傷口から発せられ、傷がつけばつく程射出口は増える。
 弾丸が被弾すれば、その身は使用者の血に侵食され、命を蝕む事となる。
 いくら吸血鬼であろうと血液に制限がある。五十発で残機が一減る。


十文字「……初めて殺したけど案外、なんとも思わないな、相手が吸血鬼だからか?」

そんな事を考えながら、そう言えばと、教授を探してみる。
あれ程の騒ぎ、教授ならすっ飛んで来そうなのだが。

教授「お~~い、十文字くぅーーん!!」

あ、教授だ。あれ?でもちょっと待て。
なんで教授が血まみれ、っていうかその手に持つモノ、生首?
そして抱きかかえてるの、少女?一体何があったんだ?

教授「聞いてくれよ十文字くぅん、さっき其処で吸血鬼に出会ったんだよ」

と言って、ピエロの衣装をした(生首だけ)吸血鬼らしきものを向ける。

十文字「え、こ、これ吸血鬼ですか?」

教授「いや、こっちも」

と言って、抱きかかえた少女も見せる。
此方は極めて消極的で、異常なほどに静謐である。

教授「いやぁ、偶然ってあるんだねぇ、丁度歩いていたらこのピエロが現れてさ、殺しに掛かって来たから反撃したの、そしたらどうやら残機が切れたらしくて、こうして首を切断して持ってきた」

十文字「え、あ、は!?」

教授「いやー、流石吸血鬼、強いったらありゃしない。右手が吸血鬼専用の対策をした義手じゃなかったら死んでたよ」

十文字「えー……すべてが初耳なんですけど」

教授「あ、このピエロ要らないし、食べる?残機は無いけど、能力を吸収ぐらいは出来るでしょ?」

十文字「え、えー……」

どうしよう?
自由セリフ&行動安価↓2

十文字「と言うか、その義手を作った技術でその頭を対吸血鬼用の兵器に出来るんじゃね?」

教授「ん?ああいや、技術と言っても、ただ義手に仕込みを入れているだけだよ、吸血鬼の苦手な聖水や聖火、杭なども入れてるんだ」

十文字「そ、そうなのか」

この際、義手に関しては言う事は無い、このまま、ピエロの頭を握り、吸血を行って能力を得る。

吸血鬼が体内に入ると、途端に能力に関しての情報が頭の中に流れ出す。



招かれざる道化師《ワイルドジョーカー》
 種別・血液 ランク・E~A
 演目で使われるナイフは勿論、彼が今まで殺してきた命を結晶化させ、武具として扱う能力
 残機を1消費する事で、ランクE相当の武具を作る。残機を5消費すれば、より高いランクAの武具も作れる。
 元々、彼が血に対して臨んだ事が【切断】であり、その願望は【観客を恐怖に陥れたい】である。
 彼が道化として働いていた時代、鋭利な刃物で扱うジャグリングをしていた。その際に誤って手を傷つけ、道化としての道を閉ざされる。
 自分だけが絶望の中、通り過ぎる人間全てが希望に見える。それが許せなかった彼は、刃物を使用し、相手を切り裂く、殺人事件を起こした。
 其処から彼は人を切る快感を覚え、人々が自分の顔を忘れられない様、ピエロの恰好をして強行に及んだ、その願望は歪ながら能力としては非常に優秀。

【名前】十文字鋼

【吸血鬼】として
 ・【瞬間的な再生】

【人間性】
 ・【鏡に写らない】

【能力】
 ・【女王独逸《ザ・クィーン》】
    種別・肉体 階級・A+
  元々の願いは【平穏】。其処に吸血鬼の伝承、【鏡に写らない】より派生された能力。
  この世界は自分だけ存在してれば良いと完結させ、通常時の世界より別の次元へと移る。
  その次元は自分しか存在せず、自分自身しか存在できない。その風景は元の世界とは同じ。
  さらにその世界で移動した後に能力を解除すれば、元の世界でも同じ分の距離を移動することが可能。
  そして、この能力の真骨頂は平穏、あくまでも戦闘にはならない能力。 
  自身に触れられる距離に対象物がある場合、能力を使用する事でその対象物を自身の世界へと引き込む事が出来る。
  その自己世界は、【自分だけ存在してればよい】と言う願いより作られた世界、自分以外の人間が侵入すると、風化していき灰となり滅び去る。
  名前の由来は伏せる。

 ・【招かれざる道化師《ワイルドジョーカー》】
 種別・血液 ランク・E~A
 演目で使われるナイフは勿論、彼が今まで殺してきた命を結晶化させ、武具として扱う能力
 残機を1消費する事で、ランクE相当の武具を作る。残機を5消費すれば、より高いランクAの武具も作れる。
 元々、彼が血に対して臨んだ事が【切断】であり、その願望は【観客を恐怖に陥れたい】である。
 彼が道化として働いていた時代、鋭利な刃物で扱うジャグリングをしていた。その際に誤って手を傷つけ、道化としての道を閉ざされる。
 自分だけが絶望の中、通り過ぎる人間全てが希望に見える。それが許せなかった彼は、刃物を使用し、相手を切り裂く、殺人事件を起こした。
 其処から彼は人を切る快感を覚え、人々が自分の顔を忘れられない様、ピエロの恰好をして強行に及んだ、その願望は歪ながら能力としては非常に優秀。


 【眷属】なし
 【残機】15


教授「さて」

十文字「あ、その子どうするんすか?」

教授「ん?いや、吸血鬼だし飼おうかなって」

十文字「サイコパス発現、其処はふつう、引き取ろうかなとか、預かろうかな、でいいじゃないすか」

教授「む、サイコパスとはひどい言いぐさ、だがまあ良い。私は研究をするのだ」

十文字「だから、そういうのは俺にすればいいじゃねえか、なにもわざわざそんな小さい子にやらせんなって」

教授「じゃあ、十文字君はこの子で何か有効活用できることでも考えてるの?」

十文字「そりゃあ……」

と、考えて案を出す。


①十文字「俺の眷属にする、とか?」
②十文字「とりあえずは預かるだけでいいだろ」
③十文字「じゃあ、この場で殺して俺が力を得る」
④安価

安価↓2

今日はここまでかなー。

まだ寝るまで時間あるし、ここからは質問タイムとか。

ワイルドジョーカーは基本刃物で、ランクは硬度や鋭利さを含める。ランクが高ければ有利と言う感じ。

じゃあ作った刃物はどの程度の期間維持出来る?

>>71
刃物は残機で使用している為、人間の寿命とほぼ同じ、けれど刀身が折れたりしたら消滅。また刃物は自分の意志で残機に戻せる。

>>71
能力を奪った場合は弱点は減らない。その変わり純血に近づく度に長所と短所が増えると想定する。

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