犬耳娘「あーっ、今日もいっぱい遊んだな!」俺「デュフフ、ちょっとそこのお嬢ちゃん」 (7)

俺「髪に葉っぱがついてるよ、とってあげよう」

犬耳娘「ありがとうおじさん!」

俺「あそこの藪の中で遊んでたのかい?」

犬耳娘「うん、みんな先に帰っちゃったから私も今帰るところなんだ!」

俺「へぇ……」

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俺「この時期の藪は虫とか沢山いるからね、よく服や髪に着いたゴミを払って家に帰ったらすぐにお風呂に入るんだよ」

犬耳娘「はーい!」

俺「とくに獣耳ならマダニに気を付けるんだよ」

犬耳娘「マダニってなんですか?」

俺「マダニはね、耳や腋にくっついて血を吸う厄介な虫でね、こいつに噛まれると痒くなるし、病気になってしまうかもしれない」

犬耳娘「ええー、こわいよ……」

俺「そうだ、おじさんがマダニがまだ付いてないか確認してあげよう」ニタァ

犬耳娘「えっ、本当ですか?ありがとうございます!」

俺「ぎゅふふ、さあ、こっちにおいで」

犬耳娘「はい、お願いします!」

俺「はぁあ、耳だあ、獣耳だぁあ、かわいい犬耳だよおぉ、触るよ、触っちゃうからねえぇぇぇ……」

犬耳娘(あっ、そういえば私最近耳かきしてないんだった……///)

犬耳娘(どうしよう急に恥ずかしくなってきちゃった……、大丈夫だよね……?)

俺「さわ、さわ、さわるからねぇ、さわりますよ……」サワサワ

犬耳娘「ひゃっ///」

俺「あ、ごめん、痛かったかな?」

犬耳娘「い、いえ違います、ちょっと緊張しちゃって……」

俺「そっか、じゃあちょっと緊張をほぐすお薬使おっか^^」

一般人A「あの子、何で子犬なんかに話しかけてるんだ…」

一般人B「頭イってるんじゃね?ほっといてやれよ。それより早くラーメン屋いこうぜ」

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