フェイフェイ「夏は怖い話だヨー!」 (16)

モバマスss
書き溜めあり
パパッと終わらせます

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フェイフェイ「ウウー!事務所あっついヨー!」

モバP「エアコン、明日には直るから。それまでは応接室に行ってるといいよ」

フェイフェイ「でもあそこちっちゃい子達が使ってるネー。ふぇいふぇいが行ったら邪魔だヨー」

モバP「それなら…ちひろさんもいるけど給湯室に扇風機あるから少し楽かな」

フェイフェイ「アリガトー!行ってくるヨー」

フェイフェイ「お邪魔しまース!あれ?幸子?」

輿水幸子「あら、フェイフェイさん。どうしたんですか?」

フェイフェイ「ここなら涼しいってプロデューサーさんに聞いたネ!」

ちひろ「あー、暑いですもんね。どうしてこの時期にエアコン壊れちゃったんだか…」

幸子「ええ、本当に!カワイイボクが汗まみれになるなんて!」

フェイフェイ「タオル使うカ?」

幸子「ありがとうございます…こうも暑いと嫌になっちゃいますね」

ちひろ「あっ!フェイフェイちゃんは日本の夏では涼しむために何をするか知ってますか?」

フェイフェイ「暑い時?んー…水を撒くとかカ?」

幸子「打ち水ですね。えーと、風鈴とかですか?」

ちひろ「いえいえ!日本の夏といえば怖い話ですよ!」

フェイフェイ「怖い話をするのか?」

ちひろ「はいっ。怖い話でゾーッとするのが目的です」

幸子「…えっと、ボクは用事を思い出したので…」

フェイフェイ「幸子!一緒に怖い話聞こうヨ!」

幸子「ふぎゃっ!い、嫌ですよ!こ、怖くなんかないですけどね!」

ちひろ「今は小梅ちゃんが主張中だからそんなに怖いことはないですよ」

フェイフェイ「えー!小梅よく怖い話してるから聞こうと思ったのニ!」

幸子「た、助かりました…そうですね!それなら付き合ってあげても良いですよ!」

フェイフェイ「本当カ!それじゃみんなに聞きにいくヨ!」

ちひろ「いってらっしゃーい」

渋谷凛「で、私のところに来たの?」

フェイフェイ「そうだヨ!凛は何か怖い話知らないカ?」

幸子「あんまり怖くないやつでお願いします」

凛「うーん…この間のことなんだけどね。加蓮と奈緒とファミレスに行ってたんだけど」

フェイフェイ「ウンウン」

凛「そこでちょっと電話がかかってきたから1分くらい外に出てたらポテトがなくなってたんだよね」

フェイフェイ「オオ!消えるポテトカ!」

幸子「…いやそれ加蓮さんのお腹の方が怖くないですか!?」

凛「こんな話しかなくてごめんね」

幸子「いや…怖くないから良いんですけどね…なんか違いますよね…」

フェイフェイ「アリガト! 凛! それじゃあ行こっ、幸子」

幸子「ああ、置いていかないでください! 凛さん、ありがとうございました」

フェイフェイ「未央は何か知ってるカ?」

未央「ふんふん、怖い話かー」

幸子「そんなに怖くなくても良いんですよ!あんまり怖すぎるとフェイフェイさんが困りますからね!」

未央「そんなこと言っちゃってー。私の最近の怖いことってなんだろーなー?」

フェイフェイ「怖いこと無いのカ!?」

未央「あ!まだ宿題何もやってないのにもう夏休みが半月も無いことかも!」

幸子「ちゃんとやらないとダメですよ!」

フェイフェイ「そ、それは怖いネー」

未央「二人は終わってるの?」

幸子「7月には終わらせて予習してますよ。ボクは優秀ですからね!」

フェイフェイ「もうだいたい終わってるヨー」

未央「あちゃー、そろそろ私もやらなきゃだめかー、じゃあ宿題やってくるね!」

フェイフェイ「いってらっしゃいだヨ!」

卯月「怖い話ですか?」

フェイフェイ「涼しくなるようなノ!」

卯月「そうですねー…あ!この間お墓まいりに行った時からうめき声が聞こえてたんですよ!」

幸子「ひぃっ、普通に怖い話じゃないですか!だ、大丈夫なんですか?」

卯月「はいっ!芳乃ちゃんに頼んだら助けてくれました!」

フェイフェイ「芳乃すごいネ!」

幸子「いやいやいやいや!凄すぎますよ!!」

卯月「こんな普通の話しかなくてごめんね?」

幸子「そういえばまともな怖い話ってこれが初めてなような…」

フェイフェイ「ちょっと寒くなったヨ!卯月、アリガトネ!」

卯月「このくらいなら全然良いですよ!」

奈緒「こ、怖い話~?」

幸子「奈緒さんはそういうの苦手そうですよね」

奈緒「いや、幸子ほどは弱く無いと思うけど…」

フェイフェイ「何か知らないカ?」

奈緒「うーん……朝からアニメ見てたら気がついたら朝だったとか?」

幸子「体に悪いですよ!アイドルなんですから体調管理はしっかりしてください!」

奈緒「わ、分かってるって。次からは気をつけるよ」

フェイフェイ「ふぇいふぇいも同じようなことあるヨ!」

奈緒「フェイフェイもアニメ見るのか?」

フェイフェイ「ううん。うちの事務所のビデオ見てたネ!」

幸子「勉強も体壊さない程度でお願いしますね?」

周子「怖い話~?しゅーこちゃんにそれ聞いちゃう?

フェイフェイ「何かとっておきがあるのカ!?」

幸子「て、手加減してくださいね…?」

周子「うんうん。しゅーこちゃんは今アイスとジュースが怖いかな」

幸子「落語じゃないですか!」

フェイフェイ「アイスが怖いのカ?変わってるネ!」

ライラ「お呼びでございますかー?」

幸子「…アイス、食べますか?」

ライラ周子「やったー」

フェイフェイ「冷蔵庫にあったよネ!とってくるヨ!」

幸子「結局アイス食べてまったりしてただけであまり怖い話は無かったですね」

フェイフェイ「そうだネー。でも楽しかったよ」

幸子「そういえばフェイフェイさんは怖い話って無いんですか?」

フェイフェイ「んー、この間の夜に自主レッスンしてたんだけどネ」

フェイフェイ「ソファーの横にすっごく不気味な置物があったヨ!」

幸子「あの…ボク見た覚えが無いんですけど…」

フェイフェイ「みんなに聞いても誰も見たことないって言ってたヨ!」

幸子「ど、どんな置物だったんですか…?」

フェイフェイ「えっとネー、花に顔がついてこっちを見てきたヨ!」

幸子「い、一番最後に一番怖い話しないでくださいー!!!」

おまけ

フェイフェイ「プロデューサーは怖いことないのカ?」

モバP「うーん…最近、というかここのところずっとなんだけどさ」

フェイフェイ「ウンウン」

モバP「一週間に一度くらい午後3時過ぎになると財布からお金が減ってるんだよね」

フェイフェイ「それは怖いネ!」

ちひろ「怖いですねー」

終わりです
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