絵里「μ'sがっかり王決定戦 part2よ!」 (34)

絵里「μ'sがっかり王決定戦よ!」

にこ「はぁ?急にどうしたのよ」

絵里「だって前回はただ私が総攻撃受けただけじゃない!」

希「それでいいやん」

絵里「よくないわよ!」

真姫「それでもう1回やりたいって?」

絵里「ええそうよ!今日は私がちゃんとルールを考えてきたんだから!」

海未「どんなルールですか?」



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絵里「今回は前回と違ってがっかりするだろうなぁっていう話ではなくて実際にがっかりした話をするの」

絵里「そして誰のがっかり話をするかはこの箱に入っている9人の名前の書いてあるくじで決めるわ!」ドン

穂乃果「ええー、でもみんなのがっかり話なんてそんなには出てこないよー」

凛「そうにゃそうにゃー」

絵里「うーん、それならどうしてもその人のがっかり話が出てこないのならその人の秘密を話すっていうのはどうかしら?」

凛「それなら大丈夫だよー」

穂乃果「穂乃果も賛成!」

ことり「今回も順番は絵里ちゃんから?」

にこ「今回は前回と逆でいいんじゃない?」

花陽「ええっ!?私から!?」

絵里「それじゃあ早速くじを引いてね」

花陽「うぅ・・・、えい!」

花陽「えーと、希ちゃんだね」

希「おっ、一発目はうちか」

花陽「希ちゃんのがっかり話ならひとつだけあるよ」

にこ「おー、なになに?」


花陽「三日前に希ちゃんと焼き肉を食べに行ったんだけど希ちゃんが野菜ばっか食べてたの!」

希「別にいいやん!」

にこ「いーや、良くないわ」

希「なんでなん?」

にこ「だってプロフィールに好物は焼き肉って書いてたのにそれじゃあ焼き野菜じゃない!」

希「うちだってそんな日はあるから!」

絵里「もしかしてダイエット?」

希「えりちは黙ってて」

絵里「はい」

にこ「ちなみに花陽は何を食べて「白米です!」

にこ「アッハイ」

絵里「焼肉屋に来て白米と野菜を食べ続ける2人組って異様「絵里は黙ってて」

絵里「2人とも私へのあたりが強くない!?」

にこ「いつものことでしょ」

希「いつものことやね」

絵里「納得いかない・・・」

にこ「まあ次いきましょ」

真姫「次は私ね・・・、えい!」

真姫「えーと、私は海未ね」

海未「私ですか?」

真姫「そうねぇ、海未のがっかり話と言えばこの前海未と山登りに行ったのだけど・・・」

凛「勇者にゃ・・・」

真姫「曲のイメージ作りのためにね、それで頂上まで登ったんだけど海未がヤッホーって叫ばなかったのよ!」

海未「別にいいじゃないですか!」

真姫「良くないわよ!こっちは海未のはじけた姿が見たくて頑張ったのに、頂上に着いたら『 いやー、やっぱり頂上は空気が澄んでて清々しいですねー』って登山家気取ってんじゃないわよ!」

海未「いやいや、別に気取ってませんよ!というか素直な感想ぐらい述べても良いじゃないですか!」

真姫「まあそれはいいとしてその後に言ったこと覚えてる?」

海未「その後?何か言いましたっけ?」

真姫「『 次は穂乃果とことりと3人で来たいですね』ってボソッと言ったのよ!」

にこ「うわぁ・・・」

絵里「流石にそれはフォロー出来ないわね」

穂乃果「海未ちゃん最低だよ」

海未「ぐはぁっ!?」

絵里「次は凛ね」

凛「よーし!いっくにゃー!・・・えい!」

凛「えーと、真姫ちゃんだにゃー」

海未「おや、真姫ですか、それは楽しみですね」

ことり「海未ちゃん黒いよぉ・・・」

凛「真姫ちゃんのがっかり話かぁ・・・、あっ、そういえばあれがあったにゃ!」

花陽「あれ?」

凛「先週の日曜日に真姫ちゃん家に遊びに行った時にお昼ご飯をごちそうして貰ったんだけど、料理に全くトマトが出てこなかったんだにゃ!」

真姫「そんな毎食毎食食べてないわよ!」

凛「認められないにゃあ!真姫ちゃんと言えばトマト!トマトと言えば真姫ちゃんだよ!」

真姫「いや、だよって言われても・・・」

凛「真姫ちゃんはトマトおぶ真姫ちゃんなんだよ!」

真姫「トマトオブ真姫ちゃんってなによ!それはただの私が育てたトマトじゃない!」

凛「じゃあトマトおん真姫ちゃん!」

真姫「なんで頭にトマト乗っけないといけないのよ!」

凛「あっそうだ!キングおぶ真姫ちゃんって言いたかったんだにゃ!」

真姫「そりゃ私は1人なんだから私がキングに決まってるでしょ!」

凛「あれー?何かがおかしいにゃー」

花陽「もしかして、真姫ちゃんはキングオブトマトって言いたかったの?」

凛「それにゃ!」

真姫「それにゃじゃないわよ!なんで私がキングオブトマトなのよ!キングオブトマトはトマト農家の人に決まってるじゃない!」

穂乃果「つっこむとこそこなんだ・・・」

希「まあ次いこか」

ことり「次は私だね・・・、えい!」

ことり「凛ちゃんかぁ・・・、凛ちゃんならひとつだけあるかな」

凛「にゃにゃ!?」

ことり「ことりが凛ちゃんにがっかりするのは凛ちゃんの私服だよ!」

凛「凛の私服?」

ことり「そうだよ!なんで凛ちゃんってこんなに可愛いのにボーイッシュな服しか着ないの!」

にこ「それは私も同感ね、凛は自分が可愛いことに気づくべきよ」

絵里「そうね、凛はもっと可愛い服を着てい「絵里は黙っててください」

絵里「なんでよ!私にも発言させてよ!」

海未「すいません、絵里が喋るとついいじりたくなってしまいまして」

絵里「もういじりじゃなくていじめの域だと思うんだけど!?」

にこ「いじめられてるなんてただの錯覚よ」

真姫「えっ?錯覚?」

絵里「そう、錯覚」

絵里「それでは聴いてください、『 錯覚・・・ってやりなさいよ!」

凛「ちょっと寒くないかにゃー」

絵里「・・・そろそろ泣くわよ」

にこ「冗談よ冗談、もう一回やりましょ」

絵里「いや、もう一回って・・・」

にこ「じゃあ真姫、よろしく」

真姫「ヴェェ!?じゃあ海未がいい人だったなんて錯覚だったのよ」

海未「まさかの飛び火ですか!?」

絵里「えっ?錯覚?」

にこ「いいえ、真実よ」

真姫「そう」

にこ・真姫「「真実はいつもひとつ!」」

にこ「もー、絵里が文句言うからもう一回やったのになんでのらないのよ」

絵里「いやいやいや!何よあのフリ!初めて聞いたんだけど!?」


海未「いやいやいやいや!そんなことよりなんで私がさり気なくディスられてるのですか!?」

真姫「聞かないと分からない?」

海未「・・・いえ、すいません」

真姫「分かればいいのよ」

希「西木野真姫の闇は深い」

にこ「いや、むしろ深いのは海未じゃない?」

穂乃果「にこちゃん!それは触れたら駄目なやつだよ!」

海未「ひでぶっ!?」

絵里「穂乃果は海未に恨みでもあるの!?」

真姫「海未のことなんて放っておいて次いきましょ」

穂乃果「次は穂乃果だね・・・、えい!」

穂乃果「おお!ことりちゃんだ!とは言ってもことりちゃんのがっかり話かぁ・・・」

希「無いならことりちゃんの秘密でもいいんやで?」

穂乃果「あーそれなら、こないだのがっかり王の次の日のことなんだけど、駅前の喫茶店でことりちゃんが1人でいじけながら『 私だってチーズケーキ以外も食べるもん』って言いながらショコラケーキを食べてたよ!」

絵里「すいませんでしたぁぁぁあああ!!!」

ことり「もう絵里ちゃんなんか嫌いです!」

にこ「絵里、ドンマイ」

希「えりち、気をしっかりな」

絵里「・・・2人の優しさが怖い」

にこ「そんな身構えなくてもいいのに」

希「そうやでー、別にいじったりせずに本気っぽい空気を作った方がえりちにダメージがあるんやないかなんてこれっぽっちも考えてないからなー」

絵里「やっぱり企んでたじゃない!」

希「なんで分かったんや!?」

にこ「流石KKEね」

絵里「どうせ今回もかしこいかわいいエリーチカじゃないんでしょ?」

希「まあそれは当然やん?」

絵里「それで、結局なんの略なの?」

にこ「うーん、決め顔クソわろエリーチカとか?」

絵里「まさかのただの悪口!?」

希「それなら勝って兜の緒を締めよ、やろ」

絵里「エリーチカはどこにいったの!?っていうかEが抜けてるじゃない!」

希「いやいやちゃんとあるで、締めよのめにEが入ってるやん?」

絵里「分かりづら!?めっちゃ分かりづらい!」

真姫「2人共違うわ、キングオブくずで笑顔が腹立つ海未、の略よ」

海未「私はキングオブくずではありません!」

穂乃果「えっ?違うの?」

海未「」

にこ「穂乃果の毒舌が冴えてるわね・・・」

希「次海未ちゃんやけど生きてる?」

海未「」

にこ「返事が無い、ただの屍のようだ」

真姫「殴ったら起きるんじゃない?」

凛「真姫ちゃんの海未ちゃんへのあたりが強すぎるにゃ・・・」

海未「・・・はっ!?私は一体何を」

にこ「おー、起きたわね」

真姫「チッ…」

花陽「真姫ちゃんも黒いよぉ・・・」

絵里「起きたところで早速引いてくれる?」

海未「分かりました・・・、えい!」

海未「花陽ですね」


ことり「かよちゃんの悪口言ったらいくら海未ちゃんでも許さないからね!」

海未「言いませんよ!?」

海未「そうですね、花陽のがっかり話と言えば・・・・・・ないですね」

にこ「じゃあなんでもったいぶったのよ!」

海未「花陽の秘密も正直無いんですよねぇ・・・」

真姫「それは海未が花陽に関心が無いからよ」

海未「ってなんでですかー!」

花陽「海未ちゃん花陽のこと嫌いなんだ・・・」

海未「違いますよ!?」

ことり「海未ちゃん、さっきことりはなんて言ったかな?」ニコッ

~~~(・8・)チュンチュン ~~~

海未「」チーン

希「さーて、次はにこっちやね」

にこ「やっと私ね!・・・えい!」

にこ「ふむ、穂乃果ね」

穂乃果「おお!やっと来たよ!」

絵里「別に喜ぶことでは無いと思うのだけど・・・」

希「まあそれが穂乃果ちゃんやん?」

にこ「穂乃果のがっかり話ねぇ・・・、ありすぎてどれを話せばいいのやらって感じね」

穂乃果「にこちゃん酷い!?」

にこ「だって事実でしょ?」

穂乃果「うぅー、それはそうだけどー」

真姫「そこは認めるのね」

にこ「穂乃果はいくつ言ってほしい?」

穂乃果「1個に決まってるよ!何個も言われたら穂乃果の心が持たないもん!」

にこ「わかったわ、全部ね」

穂乃果「んんっ!?なんでそうなるのかな!?」

にこ「なんとなく」

穂乃果「なんとなくで心おられるの!?」

にこ「大丈夫、にこは穂乃果が強い子だって信じてるわ!」

穂乃果「弱い子だって思われていいからひとつにしてぇぇぇ!!!」

にこ「えー、しょうがないわねー」

穂乃果「ほっ・・・」

にこ「穂乃果のがっかりなところといったらやっぱりアホなところよね」

穂乃果「ど直球すぎるよ!?」

絵里「それに、がっかりなところじゃなくてがっかり話をするのよ?」

にこ「あー、そうだったわね」


にこ「それじゃあ改めて、これはがっかり話というより秘密に近くて、先々週ぐらいかしら?穂乃果が部室に携帯を忘れて帰った日があったんだけど、ちょっと出来心で穂乃果の携帯を見てみたら亜「うわぁぁぁあああ!!!???」

穂乃果「にこちゃん!それは絶対に言ったら駄目だよ!」

にこ「いや、これそういう企画だから・・・」

穂乃果「それでも駄目!駄目ったら駄目なの!」

海未「穂乃果がそこまで必死に隠してたら余計に気になりますがまあいいでしょう」

絵里「それもそうね、次は希よ」

希「おっ、ようやくやな」

希「うちはどっちが来ても大歓迎やな・・・、えい!」

希「おっ、にこっちや」

にこ「とうとう来たわね」

希「にこっちのがっかり話ならひとつあるで」

にこ「なによ」

希「それはなぁ、にこっちとえりちが付き合ってることや!」

にこ「はぁ?なんでそれががっかりなのよ」

希「だってえりちとの付き合いの長さはうちの方が長いのにうちだけ除け者なんやもん!」

凛「希ちゃん!その気持ち凛も分かるにゃ!」

凛「凛もかよちんをことりちゃんに取られちゃったもん!」

希「やっぱりリリホワは付き合いの長い人とは結ばれない運命なんやな・・・」

海未「さりげなく私をいれないでください!私には穂乃果がいます!」

真姫「あっ、海未には悪いけど穂乃果と私は付き合ってるわよ」

海未「やはりリリホワの絆は素晴らしいですね!」

真姫「嘘だけど」

海未「西木野ォ!」

真姫「だって私が付き合ってるのは雪穂ちゃんだし」

穂乃果「ええ!?そんなの初耳だよ!?」

真姫「あら?言ってなかったかしら?」

穂乃果「聞いてないよ!っていうか雪穂はまだ中学生なんだよ!?」

にこ「特大ブーメラン」ボソッ

ことり「へっ?ブーメラン?」

穂乃果「にこちゃん!?いきなり何を言い出すの!?」

にこ「希、穂乃果を抑えなさい」

希「了解や」

にこ「そして絵里、穂乃果の携帯のアルバムを見てみなさい」

絵里「分かったわ」

穂乃果「うわぁぁぁあああ!!!それは駄目ぇぇぇえええ!!!」

絵里「ハ、ハラショー」

希「これはなかなかにスピリチュアルやね・・・」

凛「ふたりは何を見てるの?」

にこ「穂乃果が撮りだめた亜里沙ちゃん盗撮フォルダよ」

穂乃果「終わった・・・」

海未「ホノカガアリサヲホノカガアリサヲホノカガアリサヲ…」ブツブツ

真姫「こっちは違う意味で終わってるわね」

絵里「ま、まあ人の愛の形は人それぞれだし、別にいいと思うわよ」

にこ「その毒牙が妹に向いても?」

絵里「認められないわぁ!」

希「変わり身早っ!?」

穂乃果「うぅ・・・、そうだよね気持ち悪いよね、レズでロリコンで盗撮魔なんて」

真姫「別にレズでロリコンでもいいんじゃない?盗撮は犯罪だけど」

にこ「そうね、それこそさっき絵里が言ったみたいに愛の形は人それぞれよ、盗撮は犯罪だけど」

希「2人の言う通りや、穂乃果ちゃんが亜里沙ちゃんを好きになってもいいんよ、盗撮は犯罪やけど」

穂乃果「うわあああん!みんなが穂乃果をいじめるよー!」

ことり「穂乃果ちゃん安心して!ことりは穂乃果ちゃんの味方だよ!盗撮は犯罪だけど」

絵里「そうよ、私がいる限り穂乃果をいじめる人は私が制裁を加えてやるわ!盗撮は犯罪だけど」

凛「そうにゃそうにゃ!同じ三バカ仲間として穂乃果ちゃんを守ってあげる!盗撮は犯罪だけど」

花陽「花陽もあんまり力になれないかもしれないけど穂乃果ちゃんのこと守ってあげるね!盗撮は犯罪だけど」

穂乃果「うぅ・・・、みんなの馬鹿ー!!!」

海未「ホノカガアリサヲ(ry」ブツブツ

絵里「お黙らっしゃい!」スパーン

海未「あべしっ!?」

絵里「はっ!体が勝手に」

海未「おや?私は一体何を・・・」

海未「ああそうでした、確か真姫が雪穂と付き合ってるという話でしたね」

8人「「「都合良く記憶を消しちゃったよこの子!!!」」」ガビーン

海未「?どうしました?次は絵里ですよ」

絵里「へ?えっ、あっ、そうね・・・、えい!」

絵里「えーと、って私!?」

にこ「あー、そういえば絵里のがまだ出てなかったわね」

絵里「・・・ちなみにみんなが引いたのをもっかい入れて引き直「駄目よ」

絵里「デスヨネー」

真姫「ほら、言い出しっぺなんだからちゃんとやりなさいよ」

絵里「分かったわよ!がっかり話じゃなくて秘密でいい?」


にこ「お好きにどーぞ」

絵里「実は私・・・脱いだら凄いんです!」

にこ「よし、帰りましょ」

絵里「待って!今のは私が悪かったから!」

凛「真姫ちゃーん、かよちーん、帰りにラーメン食べようよー!」ガチャ

真姫「そんなしょっちゅう食べてたら太るわよ」

花陽「はぅっ!?私、今日は行くのやめようかなぁ・・・」

穂乃果「海未ちゃんことりちゃん早く帰ろっ!」

ことり「うんっ♪」

海未「ええ、帰りましょうか」

希「なぁにこっちー、今から明神さんのとこ行かへん?」

にこ「別に構わないわよ」バタン

絵里「えぇ・・・、本当に帰らないでしょ普通・・・」

はよ

>>>30
あっすいません終わりです

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