Novissimo Die(最後の日) (4)

初投稿です。

ある日の昼。
病室である男が窓から外の景色を見ていた。

外には、シルクハットを被って綺麗に着こなしている男性、
スーツを着て急いでいる様子の男性、
ポプラを売っている看護婦さんなど。
たくさんの人が居た。

ガチャ…

扉が開く音がする。
男は振り返りこう言った

「久しぶり、元気か?」

入ってきた男性はこう返した

「ジェームズこそ元気か?まったく…まだ20代なのに…」

男は笑いながら

「すまないな、まだ若くて」

入ってきた男性は、花瓶の花を取り替えこう言った

「ナタリーが違う男と再婚したらしいぞ」

男はしぶしぶこう答えた

「そうか…俺も愛想を尽かされてしまったな…」

男性は被っていた帽子を置き、椅子に掛けた。
そして、男性はポケットからタバコを出し吸おうとした

「おいおい、やめとけ。ここは病院だぞ?」

男性はタバコをポケットに突っ込み、こう言った

「後、どれくらいしか生きれないんだ?」

男は下を向き、少し小さめの声で言った

「後、3ヶ月も持たないんじゃないかって…」




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1470843847

男性は置いた帽子を被り、椅子から立ち上がった

「すまない…今日も仕事があるからまた明日な」

男は外の景色を見ながらこう言った

「もうこの景色とはおさらばか…」

男性は無言で病室から出た。



ある研究所

男性は研究所に入り、白衣、ゴム手袋、マスクに着替えて研究室へ入った。

「こんにちは」

金髪の女性が話しかける

「良い天気ですね。サンプル12が本部から届きました」

男性は笑顔で

「分かった。ありがとう」

と言い、自分の研究室へ入った。

男性は届いたサンプル12を顕微鏡で見て、色々な液体を掛け、変化の観察を行った。


時刻は夜になった。

男性はサンプル12を保管庫に入れ、研究所を後にした。

そして、男性は自分の住んでいるアパートに帰り、着替えて夕食を食べずに寝た。もう何日ご飯を食べていないのだろうか…と考えつつ、眠りについた。

次の朝

男性は服を着替えて、歯を磨き、身支度を整え、アパートを出た。

男性は街を歩き、ジェームズが入院している病院へ行こうとした時である。

バーン!!

と、銃声がしたのである。

「何だ!?」

男性は急いで銃声がした方へ走った。

「ハァハァハァ…」

男性は息を切らしながら全速力で走った。

男性が辿り着いた場所は、男が入院している病院だった。

男性はまずいと思い、人混みを抜けた。

そして病院に入ろうとしたら、警備員に止められた。

「ダメだ!!ここは立ち入り禁止だ!!」

男性は息を切らしながら叫んだ。

「俺の親友が入院してるんだよ!!」

警備員は真顔だった。

「それでもダメだ!!入れないんだ!!」

男性は少し考えた。

「チッ…あぁ…分かったよ!!」

男性は人混みへ入った。

男性は病院の非常口へ周り入ったのだ。

「ここならいない筈だ…」

男性はカメラを避けつつ、ジェームズが居る病室へ急いだ。

ガチャ

男性は重たい防火戸を開け、病室へ急いだ。

「202…違う。203…違う」

男性はジェームズが居る病室へ辿り着いた。

訂正>>3

×~男が入院している~

◯~ジェームズが入院している~

失礼しました。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom