海未「こ、ここは…!」真姫「無人島ね」 (49)

ザザーン

     ザザーン



海未「……」

真姫「海未、海未!」

海未「ぅ、ぅん」

真姫「良かった、意識はあるようね……」

海未「真姫?私は今まで何を……」

真姫「この砂浜にずっと倒れていたのよ」

海未「倒れていた!?どうして砂浜に……」

海未「ほ、他の皆さんは一体何処に!?」

真姫「分からないわ、そもそも私達がどうしてこんな所にいるかも謎なの」

海未「そ、それはそうですけど……ていうより、ここはどこですか」

真姫「ここ?そうね、私が思うにここは」







ピィー

   ピィー

       ヨーソロー
   







真姫「無人島ね」

海未「無人……島?」

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真姫「私達遭難しちゃったみたい」

海未「そう……なん?」

海未「そ、遭難って!おおごとじゃないですか!大変ですどうすればどうすれば…・・・」

海未「あ、そうです!助けを呼びましょう!ポケットにスマホが……あれ?」

海未「あの、ネットには繋がるのに電話が繋がらないのですが」

真姫「うん」

海未「ど、どういう事ですかこれ……ああっ、メッセージもメールも使えない!真姫!スマホがポンコツになってしまいました!?」

真姫「大丈夫、私のもなの」

海未「ど、どうすればいいのですか……こんな、私達以外人もいない、水も食料もあるか分からない島で……」

海未「もうダメですぅ……おしまいですぅ……」

真姫「……」

海未「……真姫、どうしてその様に落ち着いているのですか」

真姫「いや、えっとね」

真姫「私も海未を見つけるまで慌てふためいてたから……傍から見たらこんな風に見えたんだなぁって」

海未「???」

真姫「海未、ちょっと空を見て」

海未「空?こんな非常事態に何を呑気に……」






三 ミ( ・8・)彡  アホー アホー

  
        三 ミ(  ^8^)彡  チュンナァ チュンナァ チュンナァ








海未「……は?」

真姫「何処かで見た事あるような鳥がずっと飛んでるのよ」

真姫「あと海未、自分の頬つねってみて」

海未「……」 グニ

真姫「……」

海未「……」













海未「夢なら夢だと早く教えて下さい」

真姫「夢なき夢は夢じゃないって言うじゃない」

海未「意味の分からない返しをしないで下さい」

真姫「ごめん」

海未「はぁ……心配して損しました」

真姫「一気に緊張が解れたみたいね」

海未「えぇ、なんか……もう、どうでもよくなりました」

真姫「ちょっといきなり諦めモードに入らないでよ」

海未「そんな事言ったって、どうせ夢なので何をしても無駄じゃないですか」

真姫「それもそうね」

海未「はぁ~」 

海未「あ、この砂のベット、意外と気持ちがいいですね」

真姫「それ、私も思ったの」

海未「真姫も寝たらどうです?」

真姫「そうするわ……んしょ」

真姫「うん、温かくて気持ちいい」

海未「このまま寝てしまいますとどうなるのでしょう」

真姫「普通なら日焼けしちゃうわね」

海未「でも普通じゃないですし」

真姫「そうね」

海未「……」

真姫「……」











海未「……」 Zzz

真姫「……」 Zzz

海未「って、夢の中でも寝てしまっては駄目じゃないですか」

真姫「んん……何でよ、いいじゃない」

海未「このままでは穂乃果に『えー?海未ちゃんって夢の中でも寝ちゃう怠け者さんだったんだー』と言われてしまいます」

海未「私は夢の中でも園田海未でありたいのです」

真姫(この事言わなきゃいいじゃない)

海未「さぁ真姫、起きてください」

海未「無人島では行動力が命です。餓死しないように食料と水を確保しに行きましょう!」

真姫「死なないってば」

真姫「でもそうね。ここを探検してみるのも楽しいかもしれないわ」

海未「決まりですね」

真姫「でもどうするのよ。私サバイバルの知識なんてないわよ」

海未「それは大丈夫です。スマホがあるじゃないですか」

真姫「スマホが使える無人島サバイバルなんて聞いた事ないわよ映画ならお金返してってレベルよ」

海未「夢だからいいんです。行きましょう!」

真姫「はいはい」


ガサガサ…… 




海未「森に来ました」

真姫「海未なのにね」

海未「森には食べれるものが沢山ある筈です。まずは色々と採取してみましょう」

真姫「何を採るの?きのことか?」

海未「そうですね……きのこ類もそうですが、野生で生えてる野菜などもいいのではないでしょうか」

真姫「そんなに都合よくあると思わないけど……夢だし」

海未「さぁ探してみましょう。食べれるものと食べられない物を良く見分けて下さいね。目利きは無人島では必須ですよ」

真姫「スマホあるけど」

海未「雰囲気壊れちゃうので言わなくていいです」

真姫(雰囲気なんてあったんだ)

海未「えーっとここには……ん?」

海未「これは……しいたけですか?」

真姫「随分と大きいわね……傘が立派だわ」

海未「ええっと、ちょっと待ってくださいね」

海未「まず傘の裏に虫やナメクジいないかを確認し……ナメクジ!?ひぃっ!?」 ペイッ

真姫「ちょっと確認もしてないのに捨てないでよ」

海未「す、すみません。いたら食べられないと思いまして……」

真姫「……ん、なにもいないわね」

真姫「結構生えてるみたいだから、食べる分だけ取っていきましょう」

海未「そうですね」



真姫「あ」

海未「どうかしましたか?」

真姫「……これ、食べ物捜してるうちにどんどん物増えていくわよね」

海未「はい」

真姫「ずっと手で持ってるの辛いじゃない」

海未「あー」

海未「そうですね……何か籠のようなものを」 スッスッ

海未「あ、木の枝と葉で作れるようです」

海未「ですがかなり時間を要するみたいなので、帰ってから作ってみましょう」

真姫「そうね」

真姫「ていうより、まず帰る場所が無いじゃない。あの砂浜でキャンプするの?」

海未「あ……すっかり忘れていました」

真姫「しっかりしなさいよ……私も忘れてたけど」

海未「どこか近くに都合の良い洞穴でもないでしょうか?探してみましょう」

真姫「これが本当のサバイバルなら一日目で死んでたかもしれないわね」


ザッザッ


     ザッザッ










真姫「あったわね。都合の良い洞穴」

海未「流石夢です」

真姫「岩ばっかりね」

海未「ですがそのおかげで座る場所がいっぱいです」

真姫「お尻が痛くなりそうね」

海未「さて、ここを根城にするとして……」

真姫「必要なものは水と食料、あと火を起こすもの」

海未「火はどうしましょう……ライターがあればいいのですが」

真姫「……あ、そういえば」

真姫「さっき浜辺でゴミ袋みたいなものを見つけたの」

海未「ゴミ袋ですか?それが何か?」

真姫「口で説明するよりやったほうがいいわね……ちょっと手伝って」

海未「分かりました」











真姫「まず袋を開いてビニールを広げる」バサッ

真姫「そして木の棒を対角線に刺してビニールを結びつける」

海未「こうですか?」

真姫「そう、広げたビニールに海水を流し込めば……」バチャバチャ

海未「コレは……!」

海未「なるほど、虫眼鏡ですね」

真姫「そう。水を入れると太陽の光が一点に集中するから温度も上昇して火が点く。虫眼鏡の実験と一緒ね」

海未「これなら道具を使って火を起こさずとも、枯れ木を集めて放置しておけば自然と火が点きそうですね」

真姫「やってみないと分からないけど、まぁいいんじゃない?」

海未「なんだか俄然とやる気が出てきました。次は水を確保しましょう!」

ザッザッ……


海未「ところで真姫」

真姫「何よ」

海未「結構な時間を歩きましたが、疲れましたか?」

真姫「全然ね」

海未「私もです。不思議ですよね」

真姫「実際は寝てるだけだし、夢だから疲れないのは当たり前でしょ?」

海未「妙にリアリティがないのも頷けますね」

真姫「そうね」





海未「私達、もしかすると今理想のテーマパークで遊んでいるのでは?」

真姫「夢って凄いわね。ここまで複雑なもの中々みれないけど」

海未「楽しんで損はないと思います。ふふっ」

真姫「うん」

真姫「あ、川があるわ。行ってみましょう」

海未「はい」

バシャ 

    パシャ…


海未「わぁ…!」

真姫「綺麗な河川ね。上流かしら」

海未「真姫!見て下さい!水が透き通っています!」

真姫「見てるわよ。そんなにはしゃがないの」 クスッ

海未「普通に飲んでも大丈夫と思えるほど綺麗です……」

真姫「でもいきなり飲むのは危険?よね。そこのところどうなのかしら」

海未「えーっと……」 スッスッ

海未「書いてある通りですと、エビなどの甲殻類が住んでいる水は真水でも飲んでいいそうです」

真姫「……」 パシャ

真姫「   」 ンクッ

海未「どうですか?」

真姫「ん、冷たくて美味しい」

海未「……」 パシャ

海未「んっ……はぁ」 

真姫「どう?」

海未「はい、とっても美味しいですっ」

真姫「これなら水分補給はいつでも大丈夫ね」

海未「そうですね」

海未「ところで真姫、私先程言いましたがエビはいましたか?」

真姫「え、見てない」

海未「見てないのですか」

真姫「うん、なんか大丈夫そうかなって」

海未「そうですか」

海未「あ、でもどうしましょう」

真姫「どうしたのよ」

海未「水を確保出来たのはいいのですが、持ち運ぶ道具がありません」

真姫「あっ」

海未「どうしましょう……ペットボトルが落ちていれば簡単なのですが」

真姫「それならいいものがあるわ」

真姫「海未、海岸に戻りましょう」












海未「戻ってきましたよ」

真姫「えっと確かここら辺に……あ、あったわ」

海未「こ、これは!」

真姫「ふふん、私の記憶力に感謝しなさいよ」

海未「半分に割れたヤシの実……これなら水を運ぶことが出来ます!」

真姫「結構落ちてるみたいだし、2、3個拾って持ち帰りましょう」

海未「分かりました」

真姫「   」 バシャ

海未「?」

海未「真姫、海水なんて入れて何をしているのですか?」

真姫「ふふ、秘密」

海未「んー」

真姫「どうしたの?」

海未「いえ、折角こっち戻って来たので他にやるべきことは無いかと」

真姫「そうね。何回も往復するのは面倒だわ」

海未「海と言えば……魚」

海未「魚を採ってみませんか?」

真姫「面白そう。でも釣り竿が無いわ」

海未「魚釣りだけが魚を取る方法ではありませんよ」

真姫「え、ちょっと待って、貴女まさか」

海未「   」 スチャ

真姫「いつの間にそんな銛……いや、竹槍?用意したのよ」

海未「ふふふ、これで動きの遅い魚なら採る事が出来る筈です」

海未「さぁ行きましょう!この青い海に!海底アタックです!」

真姫「あ、うん。頑張って。私食べられそうな貝を拾って待ってるから」

海未「いざ!参ります!」


ザボーン!

      ブクブクブク……












真姫「……」


ザバァ


海未「……」

真姫「お帰りなさい」

海未「ただいまです」

真姫「早かったわね」

海未「はい」

真姫「魚、採れた?」

海未「竹槍が浮いてしまって刺すどころか潜ることも出来ませんでした」 グスン

真姫「そ、残念だったわね」

海未「うぅ……無念ですぅ」

真姫「結局二人で貝拾いね」

海未「はぁ……広大な海の旅に行きたかったです」

真姫「はいもう文句言わない。そっちはどう?」

海未「えーっと、アサリが沢山取れています」

真姫「こっちはギザギザの貝と赤い貝があるわ」

海未「結構色々な種類がありますね」

海未「ん?これは……」

真姫「どうしたの?」

海未「真姫!ちょっとこっちに来てください」




真姫「……何これ?アリの巣?」

海未「砂浜にアリの巣はあんまりでしょう」

海未「これ、おそらくマテ貝の住処ですよ」

真姫「待て貝?」

海未「この穴に塩を入れると、ニュっと出てくる面白い貝です」

真姫「ふーん。でも塩なんてないわよ」

海未「先程海水の虫眼鏡で乾いて出来た塩を持ってきました」 

真姫「用意いいわね」

海未「早速試してみましょう」


サラサラサラ…… 


   ニュ   ピギィ




真姫「あ、出てきたわ」

海未「恥ずかしがり屋さんなのに塩につられてしまうだなんて……可愛い貝です」

真姫「海未、私もやってみたい」

海未「良いですよ。はいどうぞ」

真姫「~♪」 サラサラ  ピギィ

海未「ふぅ……そろそろ戻りましょうか」

真姫「沢山取れたわね」

海未「これ、どうやって食べましょうか」

真姫「焼けばいいじゃない」

海未「フライパンも金網もありませんが」

真姫「茹でればいいじゃない」

海未「鍋がないですが」

真姫「どうやらこの貝たちは食べられそうにないわね。置いていきましょう」

海未「簡単に諦めないで下さいよ」

真姫「じゃあどうするのよ」

海未「んー……あ、いい方法があります」

真姫「何?」

海未「石を使いましょう。あの洞穴にある頑丈な石なら使えるかもしれません」

真姫「石焼きね。いいんじゃない?」

真姫「でも調理に使えそうな石なんて見つかる?」

海未「探してみましょう、必ずある筈です」

真姫「そうね」


――


海未「石と石を立てて……こんな感じですかね」

海未「焚火台なんて生まれて初めて作りました」

真姫「海未、薪集めてきたわ」

海未「お疲れ様です。火のほうはどうでしたか?」

真姫「成功。枯れ木と枯れ葉を置いてたのが正解だったみたい」

海未「案外上手くいくものなのでしょうか」

真姫「夢だから信憑性は無いわ」

海未「そうですね」





海未「火、水、食料……」

海未「ふぅ、用意はこんな所でいいですね」

真姫「サバイバルって大変ね。何でも一から用意しないとダメだなんて」

海未「本当に遭難してしまった時は疲労も怪我もあるでしょうから、なるべく起って欲しくないですね」

真姫「そうね」

真姫「あ、海未に言われた通り貝の塩抜きはやっておいたわ」

海未「ありがとうございます。しいたけはどうしましょう?」

真姫「適当に枝に刺してやけばいいじゃない」

海未「そうですね。この際ですので全部焼いてしまいましょう」

パチパチ…

      パチッ…


海未「……火の勢いが強くなってきましたね」

真姫「ねぇ、この石熱で割れないかしら?」

海未「一応頑丈そうなものを選んだつもりですが……まぁ割れたら別の物に変えましょう」

真姫「そうね」

海未「では、貝を置いていきます……」


ジュッ…!


真姫「石に熱は通ってるみたいね」

海未「溶岩石でなくてもある程度は大丈夫みたいですね……このまま焼いてみましょう」





真姫「……」 ジュー

海未「……」 ジュー

真姫「……海未」

海未「はい?」

真姫「顔、にやけてる」

海未「え、そんなはずは」

真姫「そんなに食べたかったの?意外と食いしん坊なのね」

海未「ま、真姫だってさっきから口がポカンと開きっぱなしじゃないですか!」

真姫「うぇぇ!?そ、そんなことあるわけないじゃない!嘘言わないで!」

海未「いーえ開いていました!私が言わなければそのまま涎が落ちていたはずです!」

真姫「ぐっ…!」

海未「むむむ…!」



パカッ


 
真姫「あっ!開いた!今アサリがパカって開いたわ!」

海未「えっ!?本当ですか!?あっ!こっちも開きました!あっマテ貝もです!あっ!」 パカッ



ジュゥゥ……


海未「そろそろ良いですかね」

真姫「殻触ってもいいかしら?」

海未「火傷しないようにしてくださいね」

真姫「分かってるわよ」

海未「……」 カシャ

真姫「何してるのよ?」

海未「えっあっすみません」

海未「何となく珍しいので、写真に納めておこうかと…」

真姫「ぷっ!ちょっと、ここ何処だと思ってるのよ」

海未「いやそれはそうなのですけど、えーっと、もうっ!察して下さい!」

真姫「海未って、意外と女子女子してる所あるのね。ことりや穂乃果に影響されちゃってるのかしら?」

海未「知らないですっ。それよりも早く取らないと貝が干上がってしまいますよ」

真姫「そうね」



海未「……」 モグモグ

真姫「……どう?」

海未「……」ジャリ

真姫「あ」

海未「ダメでした」

真姫「あー……やっぱり塩抜きの時間が短かったのね」

真姫「全く、こんなところで変に現実的にならなくてもいいじゃない……」

海未「……ぷっ、クスクス」

真姫「何よ」

海未「いえ、どうして私は夢の中で砂の抜けてないアサリを食べているのかと考えたらおかしくなってしまって……」

真姫「本当よね。何が悲しくて夢の中で無人島サバイバルしなきゃなんないのかしら」クルクル

海未「ふふふっ……でも」

海未「何だかとっても、いい気持ちです」

真姫「……ふふっ。そうね」

パチパチ

    パチッ…



海未「……」

真姫「……」

海未「真姫、最近調子は如何ですか?」

真姫「まぁまぁよ。可もなく不可もなくって感じね」

海未「そうですか」

真姫「海未の方こそどうなのよ?」

海未「私も……そうですね。あまり変わりません」

海未「ごく普通の、生活をしていますよ」

真姫「そう。元気みたいで良かった」

海未「はい。私も安心しました」












真姫「……ただ、そうね」

真姫「あなた達がいなくなってから、少し部室が寂しいってことくらいね。変わったのは」

海未「……そうですか」

真姫「あ、しいたけが良い感じ」

海未「いただきましょう」

真姫「あ、待って」

真姫「最後に味付けするから」

海未「?」

真姫「少しずつ、少しずつ……」 ジュワァァ……

海未「あ、先ほどの海水……そういうことだったのですね」

真姫「味のないしいたけなんて、味気ないでしょ?」

海未「そうですね」










真姫「……今のは、味のないとあじけないをかけた真姫ちゃんの巧妙なt」

海未「説明しなくて、いいです」

海未「もういいでしょうか?」

真姫「いいと思うわ」

海未「では」

真姫「いただきます」

海未「いただきます」

真姫「 」 パクッ

海未「 」パクッ

真姫「 」モグモグ

海未「 」モグモグ













真姫「ねぇ海未」

海未「なんでしょう」

真姫「海水の味しかしない」

海未「当たり前です」

ごめんなさいもうちょっと待って下さい

>海未「いえ、どうして私は夢の中で砂の抜けてないアリサを食べているのかと考えたらおかしくなってしまって……」

>海未「何だかとっても、いい気持ちです」



狂気

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