提督「艦娘と花騎士の」ナズナ「交流始めました!」 (638)

大淀「えーっと、提督…」
提督「何だい?」
大淀「艦娘と花騎士の交流…とはどういうことなのでしょう…?」
提督「ん?読んで字のごとく、だけど。何か問題でも?」
提督「私、こう見えて花騎士の騎士団長も兼任してるからね!(エッヘン」
大淀「威張るようなことではないと思いますが」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1470440823

大淀「そもそも兼任とやらは大本営に許可をとっているのですか?」
提督「もちろん!兼任する前にちゃんと大本営に申し出たよ」
提督「作戦に影響を及ぼさない程度であればOK、ってさ。ほら」つ書簡
大淀「ふむふむ…確かに大本営の印鑑も押してありますね」
提督「でしょ?その辺は抜かりないつもりだよ」ドヤッ

※このssはDMMのブラウザゲーム「艦隊これくしょん」と「フラワーナイトガール」のクロスオーバー作品です
※フラワーナイトガールは始めたばかりなのでキャラ崩壊等あるかもしれません、ご注意ください
※ペアのリクエスト等ありましたらレスお願いします(書き溜めてから掲載しますので少し時間かかるかもしれません)
※R18要素はありません、あくまでまったり日常で

現在掲載予定のペアリング
・大淀&ナズナ
・多摩&エノコログサ
・卯月&ウサギノオ
・加古&ヒノキ
・加賀&クロユリ
・浜風&セントポーリア
・神通&ワレモコウ
・望月&エピデンドラム
・雷&プルメリア
・皐月&タンポポ
・叢雲&アブラナ
・初春&ボタン
・利根&アジサイ
・那智&クチナシ
・Pola&ホップ
・大和&サクラ
・リコリス棲姫&ヒガンバナ
駆逐艦や空母ペアが少ない…もっと花騎士を知りたいです。リクエストお願いします。

【大淀&ナズナ編】
ガチャ
ナズナ「あっ、団長様!お疲れ様です!」
提督「も~ナズナさん、ここでは提督って呼んでって言ってるでしょ」
ナズナ「でも私達にとっては団長様ですし…」
大淀(それにしても相変わらずすごい恰好していますね…パンツ見えていますし」
ナズナ「? 大淀さん、何かおっしゃいました?」
提督(心の声が漏れちゃってるよ大淀さん…)

大淀「ナズナさん、でしたか。先日も申し上げましたが、ここは私達艦娘の所属する鎮守府です」
大淀「そしてここでは提督は団長ではなく、この鎮守府を統括する提督です」
大淀「ですので、ここでは団長ではなく提督、とお呼びください。わかりましたか?」ニッコリ
ナズナ「うっ…はーい。わかりました」
大淀「返事」
ナズナ「は…はいっ!!」
提督「もう~。大淀さん厳しすぎなんだから。ごめんねナズナさん」
ナズナ「い、いえ。私の方こそごめんなさい」
大淀「提督がゆるすぎるんですよ…」ハァ

提督「あ、もうこんな時間。お昼食べに行こうか」
提督「大淀さん、間宮でいい?」
大淀「ええ、私は構いませんが」
ナズナ「? マミヤ?」
提督「我が鎮守府が誇る食堂。まぁまずは一緒に行ってみようか」
提督「今日は金曜日だしね」ニコ
ナズナ「?? …は、はいっ!」

(間宮)
ワイワイガヤガヤ
ナズナ「わぁ~…すごい人だかりですね」
提督「ちょうどお昼時だしね。遠征や演習から皆帰ってくる頃だし」
大淀「提督、お盆お持ちしました。ナズナさんもどうぞ」
ナズナ「あ、はい。ありがとうございます!」

提督「私は…カツカレーにしようかな。大淀さんとナズナさんは?」
大淀「私はビーフカレーで」
ナズナ「メニューが多くて迷うなぁ…じゃあ、この手羽先カレーにします!」
提督「ナズナさん結構攻めるねぇ」アハハ
ナズナ「せっかく鎮守府にお邪魔していますし、この機会にチャレンジしてみます!」フンス
大淀(その白い服にカレーはどうなのでしょう…?)

提督「いただきます」
大淀&ナズナ『いただきます』

モグモグ
ナズナ「ん~!おいしい!辛さとコクがほどよくマッチしていますねぇ」
提督「間宮カレーは定番中の定番だからね。私も着任してすぐ虜になったよ」
大淀「あの時はびっくりしましたよ。毎日のように間宮に行っては『あれ?今日はカレーないの?』なんて言ってましたから」
提督「その話はもうやめようよ~。あの当時は知らなかったからさ」アハハ
ナズナ「…さっきから、何の話でしょう?」

提督「あぁ、ゴメンね。ナズナさんにもわかるように説明するね」
提督「私達海軍では金曜日はカレーの日なんだ。もちろんそれはうちの鎮守府も例外ではない」
提督「逆に言うと金曜日以外はカレーは出ないんだけど、それを知らなかった私はカレーを求めて毎日間宮に通いつめてたってわけさ」ハハハ
ナズナ「へぇ~…でも、気持ちはなんとなくわかりますよ」
ナズナ「私達の街にも日替わりランチをやってるお店ありますけど、好きなメニューに出会えると毎日でも食べたくなりますから」
提督「だよねー?さすがナズナさんわかってくれるなぁ」
大淀「確かにその気持ちはわからなくもないですね…」

大淀「…って、あっ!ナズナさん!?」
ナズナ「? どうしました?」
大淀「スカート!カレーのシミが!」
ナズナ「え? …!!」カァァ
シミ「やぁ」

提督「あらら…大丈夫? とりあえずこれ」つナプキン
ナズナ「あ…ありがとう…ございます…」フキフキ
ナズナ「うぅ…私としたことが…恥ずかしいです…」クスン
大淀「提督。あとでナズナさんを私の部屋に連れて行ってもいいですか?」
大淀「服はドックの洗濯機で洗濯できますし、替えの服が私の部屋にありますから」
提督「おー、それならお願いできる?」
大淀「はい、喜んで。その代わり、お昼からの仕事は提督一人でやってくださいね?」ニッコリ
提督「またまた~。手厳しいな、大淀さん」
ナズナ「あ、ありがとうございます…」
大淀「とりあえずご飯を済ませましょうか。腹が減ってはなんとやらです」モグモグ
提督「だね」モグモグ
ナズナ(ナプキンをスカートの上に広げておけばもう大丈夫…ですよね…)モグモグ

(廊下)
大淀「」スタスタ
ナズナ(ど、どうしよう…大淀さん、真面目そうだし…怒らせると怖そうだし…)
ナズナ(私、大淀さんと仲良くできるかなぁ…)
ナズナ(…まぁ、できなくても服が乾くまでの辛抱ですよねっ)
大淀「ナズナさん?」
ナズナ「…は、はひっ!!」
大淀「そんなに固くならなくて大丈夫ですよ。私の好意ですし」ニコ
ナズナ「あ…」
ナズナ(大淀さん、そんな笑顔もできるんだ…)

(大淀の部屋)
大淀「こちらです、どうぞ。少し散らかっていますけど」
ナズナ「お邪魔します…ずいぶん質素な部屋ですね」
大淀「あまりものを置くのが好きではなくて…あ、着替えはここに置いておきます」
大淀「私は少し席を外しますので、ナズナさんはゆっくり着替えてくださいね。あとで洗濯機の場所も教えますので」
ナズナ「はい。ありがとうございます!」
ナズナ(結構気を使ってくれてる…よかった)

(ナズナ服洗濯中)
大淀「いかがですか?」
ナズナ(on大淀服)「は、はい…大丈夫だと…思います」
大淀「…やっぱり胸のところが少しきつそうですね。愛宕さんの服のほうがよかったかしら」シュン
ナズナ「い、いえ!!私、大淀さんの気遣いがとてもうれしいです!!」
大淀「あ…ありがとうございます」ポッ

大淀「私、大本営の任務担当も行っていることもあって、堅いとよく言われるんです」
大淀「確かに軍の秘書艦という役柄上、あえて真面目に振舞っているところはありますが」
大淀「…そのせいか敬遠されることも多いんですよね」
大淀「ナズナさんは私が怖くないですか?」
ナズナ「いえ!私、大淀さんのことは全然怖くないです」
ナズナ「むしろ大淀さんは笑顔がとても素敵ですし…細かい気配りもできますし」
ナズナ「できれば私も、お手本にしたいなぁって」
大淀「あ…」

大淀「そういえばナズナさんも任務担当ですよね」
ナズナ「はい。あと団ch…提督様のサポートもしています」
大淀「戦ったりはしないのですか?」
ナズナ「しない…というかできないです。他の子たちのように花の名前はついていますが」
ナズナ「時々、戦ってる他の子たちがうらやましくなります」シュン
大淀「気にすることはないですよ。私も最初は戦えませんでしたから」
大淀「そのうち自然と戦えるようになるといいですね」
ナズナ「はい…あっ、機会があればでいいので今度戦い方を教えてもらってもいいですか?」
ナズナ「大淀さんたちと私たちでは戦い方が違いますが、体力づくりだけでもしておきたいなと思うので」
大淀「えぇ、いいですよ。体力づくりなら神通さんたちにも声をかけてみますね」
ナズナ「はい!よろしくお願いします!」ニコ

そして数日後…
長良「よーし!あと1周だよーっ!!」
島風「私には誰も追いつけないよー!」
ナズナ「はぁっ…はぁっ……み、皆さん体力ありすぎです…」
神通「ナズナさん。まだバテるのは早いですよ。この後腕立て伏せを100回してもらいます」
ナズナ「!!…は、はい!頑張りますっ!!」

提督「大淀さん」
大淀「なんでしょう、提督?」
提督「ナズナさんが急に運動を始めたんだけど、ダイエットでもしてるの?あれは」
大淀「さぁ?私にはわかりません」ニッコリ

【大淀&ナズナ編 終了】

スマン、話は面白そうだが一行ずつ開けたほうが読みやすい気が

>>20
すみません、ご指摘ありがとうございます。次から1行ずつ開けますね
あとトリップもつけました。

書き溜めてきますので少々お待ちください。

大和とナデシコの組み合わせとか見てみたいな

>>23 大和とナデシコ、いいですね。サクラとのペアを予定してましたがナデシコでいきましょうか。

現在「多摩&エノコログサ編」書き溜め中です。もうしばしお待ちを。

お待たせしました。「多摩&エノコログサ編」です。



【多摩&エノコログサ編】


多摩「」ジーッ

エノコログサ「」ジーッ

エノコログサ「」つ ネコジャラシ

多摩「にゃっ!?」

エノコログサ「」つ ネコジャラシテシテシ

多摩「にゃ!にゃあ!…にゃおん!?」




多摩「…って、多摩は猫じゃないにゃー!!」フシャーッ

エノコログサ「ごめんなさいにゃ~…」

多摩「だいたい、人の目の前でいきなりネコジャラシを振り回す方が悪いにゃ」

多摩「失礼にもほどがあるにゃ!!」クワッ

エノコログサ「それにしては楽しそうだったにゃ~」ニシシ

多摩「楽しくなんかないにゃ!!だいたい何にゃこれは!実にけしからんにゃ!!」

多摩「けしからんから多摩がもらうにゃ!」つ ネコジャラシシマイ

エノコログサ「結局もらうのかにゃ!?」

多摩「はぁ…ふざけていたらお腹すいたにゃ」

エノコログサ「ツナ缶食べるにゃ?」つ ツナ缶

多摩「…いらないにゃ」

多摩「この鎮守府には間宮があるにゃ。多摩はいつもそこで食事するにゃ」

多摩「エノコログサちゃんも一緒に来るかにゃ?」

エノコログサ「いいにゃ!?じゃあついてっちゃうにゃ!!」

多摩「ただし支払いはエノコログサちゃん持ちだにゃ」ニヤリ

エノコログサ「鬼畜だにゃー!?」ガーン

多摩「大丈夫にゃ、そんなに高いものは頼まないにゃ」

エノコログサ「信憑性なさすぎるにゃー!!」

(間宮)

多摩「お昼過ぎてるし人もまばらになってきてるにゃ」

エノコログサ「和洋中全種類揃えてあるにゃね。ここまでレシピが多いお店は私も初めてだにゃ」

多摩「エノコログサちゃんはいつもどこで食べてるにゃ?」

エノコログサ「街のカフェによく行くにゃ。タマネギサラダが好きにゃ」

多摩「エノコログサちゃんがタマネギを食べるにゃ!?」マッサオ

エノコログサ「私は猫じゃないから問題にゃいよ?」

エノコログサ「多摩ちゃんはどうだにゃ?」






多摩「………………もちろんちゃんと食べるにゃ」

エノコログサ「何にゃさっきの間は」ジトメ

多摩「今日は…焼き鮭定食があるにゃ!」

多摩「球磨姉が獲ってきたシャケだにゃ。多摩はこれにするにゃ」

エノコログサ「見慣れない料理にゃね。でも身体には良さそうだにゃ」

多摩「エノコログサちゃんは洋食がメインだにゃ?」

エノコログサ「そうだにゃ。私はこのフィッシュハンバーグ定食にするにゃ」

多摩「がっつりいくにゃね」

(間宮のレジ)

レジ係「○×△円でございまーす」

エノコログサ「えーっと…にゃ!?」

多摩「どうしたにゃ?」

エノコログサ「向こうの世界の通貨しか持ってきてないにゃ!!」マッサオ

多摩「しょうがないにゃぁ…ここは多摩が払っておくにゃ」つ 支払い

エノコログサ「多摩ちゃんありがとうにゃ~;;」

多摩「いいってことにゃ。気にするにゃ」

レジ係「ありがとうございました~」

多摩・エノコログサ『いただきますにゃ』

多摩「んー!この鮭最高だにゃ!!やっぱり新鮮な鮭は違うにゃ!!」

エノコログサ「そんなにおいしいにゃ!?私も一口もらってもいいにゃ?」

多摩「もちろんだにゃ。受け取るにゃ」つ 鮭1切れ

エノコログサ「わーい♪ ありがとうにゃ!」モグモグ

エノコログサ「ん、んー!!おいしいにゃー!!塩味と脂の絶妙なバランスがたまらんにゃ!!」

多摩「気に入ったならよかったにゃ。多摩もちょっともらっていいにゃ?」

エノコログサ「もちろんにゃ。あ、このタマネギサラダもちょっとあげるにゃ」






多摩「……………………ありがとにゃ」

エノコログサ「?」

多摩(タマネギサラダ…水で流し込んでしまえば問題にゃい…たぶん)

多摩(覚悟を決めるにゃ…えい!!)ヒョイパクゴク シャリ

多摩(!? さっき一瞬噛んで……………)

多摩「」バタリ

エノコログサ「多摩ちゃん!?」

エノコログサ「多摩ちゃん!!どうしたにゃ!?しっかりするにゃ!!」

多摩「」

エノコログサ「ど、どうするにゃ…医務室はないにゃ…?」

大井「あら、あなた…って多摩姉さん!?」

北上「んー?どったの大井っち…って、ありゃ。こりゃ大変」

エノコログサ「あ、あの、医務室は…」

北上「んー、アタシたちでよければ連れて行くけど「北上さん、これ!!」つ タマネギのかけら

北上「んん? …あー、そういうことねぇ」

大井「ちょっと、あなた!!多摩姉さんに何をしたの!?」ガシッ

大井「まさか無理やり食べさせたんじゃないでしょうね!?」ユサユサブンブン

エノコログサ「ち、違うにゃ…ごめんなさいにゃあ…」ジワァ

北上「大井っち、その子を振り回しても多摩姉は治らないよ~」

北上「とりあえず医務室に連れて行こ、ね?」

大井「わ、分かったわ…」

エノコログサ「私も一緒に行くにゃ…」

北上「あーそうだ大井っち、悪いけど食器下げといてくれる?片付かないし」

北上「アタシは医務室にいるからさ」

大井「北上さんとは離れたくないけど…北上さんが言うなら仕方ないわね」

大井「あと、ちょっと。あなた」

エノコログサ「?…」

大井「多摩姉さんにこれ以上手を出したら、私が承知しませんからね。魚雷20発打ち込みますから」ギロリ

エノコログサ「ヒイッ!?」マッサオ

北上「大井っち落ち着きなよ、この子はそんなことするようには見えないよ~」アハハ

(医務室)

明石「少し気を失っているだけですね。心配しなくても大丈夫ですよ」

明石「少し休めば目が覚めるでしょう」

北上「おー。よかったよかった」

エノコログサ「よかったにゃ…」ホッ

北上「さっきは大井っちがごめんねぇ。あの子頭に血が上るといつもあんなだからさ」

北上「根は悪い子じゃないから気にしないでいいよ」

エノコログサ「私は大丈夫だにゃ…気にしてないにゃ」

エノコログサ「ただ、多摩ちゃんに恩を仇で返してしまったにゃ…」

エノコログサ「私、こっちの通貨持ってきてなくて…支払いができなくて」

エノコログサ「そんな時に多摩ちゃんが助けてくれたにゃ」ポロ…ポロ…

エノコログサ「そんな多摩ちゃんに、私は……私は………っ」ポロポロポロポロ

北上「あー、うん。まぁ難しいよねぇ。とりあえずエノちゃんは悪くないよ、これは」

エノコログサ「本当…にゃ…?」

北上「本当本当。アタシがいうから間違いない」ニヒヒ

北上「多摩姉はねぇ、タマネギが苦手なんだ」

北上「別に食べられないわけじゃないけど、生で食べた時の食感がダメなんだってさ」

北上「火を通してあれば大丈夫らしいから、ハンバーグなんかに入ってるタマネギは問題ないみたいだよ」

エノコログサ「確かにハンバーグは普通に食べてたにゃ…」

北上「まーアタシたちにはよくわからないんだけどさ。あのシャリシャリ感が苦手な人は苦手なんだろーね」アハハ

エノコログサ「そ、そんな…私、そんなこと、知らなくて…」

北上「まー好きな人だっているし、今回はそれがたまたまエノちゃんだったってだけだよ」

北上「タマネギアレルギーとかそういうのじゃないし、次から気をつけたらいいだけさ。ね?」ニコ

エノコログサ「あ…ありがとうにゃ…えっと…北上、さん」

北上「あー、さん付けじゃなくていいよ。適当でいいさ適当で」

北上「まー、湿っぽくなっても多摩姉は起きないさね。これで遊んで笑顔だよ、ね?」つ ネコジャラシ

エノコログサ「! …それ、どこから持ってきたにゃ?」

北上「んー?拾ったんだよ。さっき多摩姉のポケットから落っこちたやつ」

エノコログサ「そういえばさっき多摩ちゃんに取られたのがあったにゃ…」

北上「大方こうやって遊んでたんでしょ?ほれほれ」つ ネコジャラシテシテシ

エノコログサ「今はあまりそういう気分じゃないにゃ…」

北上「湿っぽくなっても仕方ないって言ったじゃろー?」

北上「猫がタマネギかじって目を回してるだけって思っときゃいいんだよ」アハハ







多摩「誰が猫だにゃ!!!!」

北上&エノコログサ『!?』

多摩「北上ぃ~、放っておけば好き勝手なことばっかり言って~!!」

多摩「今日という今日は許さんにゃ!!覚悟するにゃ!!」ゴゴゴゴゴ

北上「おー?タマネギ食べて目を回してた猫ちゃんがこのハイパー北上様に勝てると思ってるのー?」ケラケラ

多摩「言わせておけば~!!! 演習場に行くにゃ!! 今すぐにゃ!!!」



エノコログサ「多摩ちゃん!!気がついたにゃ!?」

多摩「!? …エノコログサちゃん?」

エノコログサ「多摩ちゃん…私、何も知らないでタマネギを多摩ちゃんに食べさせてしまったにゃ」

エノコログサ「ごめんなさいにゃ」ペコリ

多摩「にゃ…あれはエノコログサちゃんが気にすることじゃないにゃ」

多摩「多摩がちょっと無理したからあんなことになっただけにゃ」

多摩「エノコログサちゃんはそんな多摩を心配して看病してくれた。それだけで多摩は十分だにゃ」

エノコログサ「ありがと…にゃ、多摩ちゃん」ジワァ

北上「おー、仲良き事は美しきかな、だねぇ。ちょっと妬けるねぇ」

その後、遅れて医務室にやってきた大井に多摩・北上が事情を説明し、大井は誤解から怒鳴ったことをエノコログサに謝った。

エノコログサも謝罪を受け入れ、その後「多摩とエノコログサのどちらが猫っぽいか」で盛り上がった(多摩は「猫じゃないにゃ!」と言い張ったが)。

そしてこの事件をきっかけに4人は仲良くなり、外出許可を得て一緒に遊びに出かけることも多くなったという。







一方その頃

球磨「妹たちが最近一緒に遊んでくれないクマ…球磨も一緒に遊びたいクマ…」

木曾「球磨姉、俺が遊んでやるよ。とりあえず川に泳ぎに行かねぇか?」ニコ

球磨「川は球磨がいつも行ってるクマー!!シャケ捕りはもう飽きたクマー!!!」ウガー



【多摩&エノコログサ編 完】

多摩とエノコログサがじゃれついているだけのssにしようと思ったらいい話になってしまった。

ちなみにペアリングは「性格が似ている」「誕生花(艦の進水日=誕生日と換算)」など適当に決めてます。
確か☆5だか6だかに金剛っぽい話し方の花騎士がいたと思うのですが誰だったか忘れました…

乙乙
片言花騎士は☆6のハナミズキですな、こっちも熱烈な団長LOVE勢
見てみたい組み合わせとしては鳳翔&ナイトフロックス、リベッチオ&カイコウズ、那珂ちゃん&ユリ辺りかなー

艦これも花も好きな俺得スレだ。期待

>>44
ハナミズキですか!確認したところまさに金剛ですね。このペアでも書いてみたいです。
リクエストありがとうございます。「鳳翔&ナイトフロックス」「リベッチオ&カイコウズ」「那珂&ユリ」追加です。

>>45
ありがとうございます。遅筆ですが頑張ります。

休憩がてら設定を少し。

花騎士たちの世界「スプリングガーデン」は鎮守府の執務室奥に魔法の扉的なものがあり、そこから行き来することができます
扉をくぐると騎士団長の執務室奥につながっているため、艦これ世界とスプリングガーデンを往復するには執務室を通らないといけません

ちなみにその魔法の扉の近くには両替機のようなものが置いてあり、これで通貨の両替ができます(鎮守府側・騎士団側)
大抵の場合両替をしてから魔法の扉を通りますが、時々エノコログサのように両替を忘れて通って来てしまう子もいます

お待たせしました。「卯月&ウサギノオ編」投下です。


【卯月&ウサギノオ編】

卯月(花騎士さんというからどんな人かと思って緊張してたけど…)

ウサギノオ「ぴょーんぴょん♪ 今日も楽しく過ごすうさ~♪」

卯月(戦闘法が違うだけでうーちゃんたちとあまり変わらないぴょん?)

卯月(これは…イタズラのしがいがあるぴょん!)ニヤリ

卯月「まずはイタズラの定番落とし穴だぴょん」

卯月「花騎士さんの散歩道に落とし穴を掘っておくぴょん」

卯月「夕方に掘っておいて明日の朝物陰から様子を見るぴょん」

卯月「ひっかかるかな~?」ニシシ

(翌朝)

ウサギノオ「」ピョンピョンピョン

卯月(物陰)(お、早速ターゲット発見ぴょん!)

卯月(…って、あの子スキップしてるぴょん!?飛び越されたら意味ないぴょん!)

卯月(いやいやいや、あの穴に着地する可能性もあるぴょん。諦めるのは早いぴょん!)

卯月(さてどうなるかなっぴょん…?)

ウサギノオ「」ピョンピョン

ウサギノオ「」クルクル~

卯月(!? いきなりくるくる三段跳びをはじめたぴょん!?)

ウサギノオ「」オトシアナトビコエー

卯月(って、飛び越えられてしまったぴょん!?)

ウサギノオ「」ピョンピョンクルクル~

卯月「おかしいなっぴょん…」

卯月「これまでにうーちゃんの落とし穴に引っかからなかった人はいなかったぴょん…」

卯月「ま、こういう日もあるぴょんね。気を取り直して次の作sうびぇあっ!?」ボスッ

卯月「う、うぅ~…」オトシアナハマリ

卯月「何故だぴょん…うーちゃんとしたことが自分の落とし穴にハマるとは…」

卯月「…って、これうーちゃんが掘った穴じゃないぴょん!?」

卯月「一体誰だぴょん!? こんな所に穴掘るなんて危ないぴょん!!」プンスカ




ウサギノオ「やっぱりうーちゃんだったうさね? 危ないところだったうさ」

卯月「!! あなたはさっき通って行った…」

ウサギノオ「わたしはウサギノオ。お会いできる日を楽しみにしていたよ」

ウサギノオ「団長さん…もとい、あなたたちの提督さんからうーちゃんの話も聞いてたからね」

ウサギノオ「ぜひともイタズラ勝負をしてみたいと思ってたところだうさ!」ビシッ

卯月「い、イタズラ勝負…?」

ウサギノオ「そうだよ。どうするうーちゃん?受けるうさ?」

卯月「というか、この落とし穴ってウサギノオちゃんが掘ったものぴょん?」

ウサギノオ「そうだよ。こんなバレバレのところに落とし穴があるなんてお見通しだうさ」

ウサギノオ「だから、夜になってからここにもう1つ落とし穴を掘っておいたんだ」

ウサギノオ「伊達にススキと一緒に落とし穴掘ってたわけじゃないうさよ!」エッヘン

卯月「うぅ~…なんだか悔しいぴょん~…」カァァ

卯月「このままではうーちゃんの面目丸つぶれだぴょん! その勝負、受けて立つぴょん!!」フンス

ウサギノオ「おぉ~っ、そうこなくっちゃ♪ じゃ、楽しみにしてるからね~♪」ピョンピョンクルクル~

卯月「帰る時もその跳び方だぴょん!?」

(弥生・卯月の部屋)

卯月「うーん…受けて立つとは言ったけど、うーちゃんのイタズラって大抵司令官に向けてのものだぴょん」

卯月「靴を左右反対に置く…執務室の書類にイタズラ書きをする…」

卯月「網を天井に仕掛けて被せる…はさっきみたいに見破られそうな気がするぴょん」

卯月「いざ真面目に考えるとなかなか思いつかないぴょんね…」

ドア「」コンコン

卯月「? 誰だぴょん?」

ドア「」シーン

卯月(弥生なら普通にドアを開けて入ってくるはず…司令官ぴょん?)

卯月「司令官? 今開けるぴょん」ガチャ




廊下「」シーン

卯月「誰もいないぴょん…」

卯月「ハッ! これはもしかしてピンポンダッシュというやつぴょん!?」

卯月「ぷっぷくぷー!! ゼッタイ捕まえるっぴょん!!」ダッ

(廊下)

卯月「」タッタッタ

大淀「卯月さん。廊下を走ってはいけませんよ」

卯月「大淀さん、ちょうどいいとこに来たぴょん!!」

卯月「あの、えっと…オレンジっぽい服を着てうさみみをつけた、胸の大きいちびっ子見なかったぴょん!?」

大淀「? …あぁ、ウサギノオさんですね。先ほど執務室前ですれ違いましたよ」

卯月「わかったぴょん!!ありがとうっぴょん!!」ダッ

大淀「だから廊下を走っては…って、もういないですね…」

大淀「卯月さんといい島風さんといい、あのウサギノオさんといい…廊下を走る子が跡を絶ちませんね」ハァ

(執務室前)

卯月「見つけたぴょん!!」

ウサギノオ「」ピョンピョン

卯月「ここであったが100年目だぴょん!おとなしくお縄に着くぴょん!!」

ウサギノオ「? どちらさまでしたっけ?」

卯月「!?」

ウサギノオ「失礼ですが、どこかでお会いしましたうさ?」

卯月「ぷっぷくぷー!! とぼけるなぴょん!! ついさっきイタズラ勝負するって言ったぴょん!!」ビシッ

ウサギノオ「さぁ…身に覚えがないですね。失礼ですが人違いではないですかうさ?」

ウサギノオ「他にお会いした方がいるならともかく」

卯月「ぐっ…」

ウサギノオ「用事がないならわたしは急いでいますので。失礼しますうさ」ピョンピョン

卯月「待つぴょn…ってぎにゃああああ!?」ツルッステーン

卯月「いたたたた…何でこんなところで滑って…」

執務室前の廊下「」ワックステカテカ

卯月「あいつの仕業っぴょん…!?」

卯月「しかももうどっか行ってるし…絶対ギャフンと言わせてやるぴょん!!」

(1時間後)

卯月「はぁ、はぁ…結局どこ探しても見つからなかったっぴょん」

卯月「とりあえず部屋に戻って作戦を考えるかっぴょん…」ドアガチャ











血まみれの人形「アァアァアァアァアアァァァァ」ブラーン

卯月「うびゃああああぁぁぁあああぁあぁっっっ!!!!!?!?!?!??」ヘナヘナ

弥生「!? 卯月!?」タッタッタ

弥生「卯月…卯月?どうしたの?」

卯月「やっ…弥生ぢゃぁ゙ん…部屋の…部屋のながに…」グズグズボロボロ

弥生「えっ…部屋…?」ノゾキコミ

弥生「何も、ないけど」

卯月「え゙っ…?」ノゾキコミ

部屋「」

卯月「いなくなってる…血まみれが…いない…」

弥生「血まみれ?」

卯月「うん…イタズラ勝負してたら…血まみれの人形が部屋の中に…」

弥生「…卯月。何があったの?どういうことなの。詳しく聞かせて」

卯月「ひっく、えぐっ…ありがどう…」グスグス

(状況説明中)

卯月「…というわけだぴょん」

弥生「それは安易に勝負を受けた卯月が悪いよ…」ハァ

加古「ふぁ~あ…相談があると聞いて来てみれば…そりゃ元はといえば卯月が悪いわな」

加古「だいたい提督ならともかく、力量もわからない相手の勝負を安易に受けるのは愚策というものだろ?」

卯月「うぅ~…それは言わないで欲しいぴょん…」

卯月「うーちゃんはただ仲良くしたかっただけだったんだぴょん…ぷっぷくぷー…」

弥生「卯月はその手段を間違えすぎなんだよね…まぁ昔からだけど」

加古「まぁまぁ、その話はおいといてさ。あたしらはこれからの作戦を考えよう」

加古「あたしが知る限り、あのウサギノオという子にも弱点が2つある」

卯月「!? まじかっぴょん!!」

加古「うん。あの子の友達のススキって子に聞いたから間違いない」

卯月「そういえばススキと一緒に落とし穴を掘ってたって言ってたぴょん」

弥生「卯月、そういうところだけはやけに記憶力いいんだね…」

加古「ひとつ。あの子はイタズラが通じない相手に弱い」

加古「ススキに聞いた話によると、ウサギノオはよくススキと一緒にイタズラをしてたらしい」

加古「落とし穴やピンポンダッシュは序の口で、血まみれ人形…はやってたかどうかわかんないけどさ」

加古「でも唯一、サンカクサボテンという子にはどんなイタズラも先読みされてたんだと」

加古「悔しくて何回も挑戦しているうちに仲良くなった、という話だけど」

加古「そのサンカクサボテンはものすごい天才で、どんな状況でも沈着冷静に振る舞う子、らしいよ」

加古「まぁあたしも直接会ったことないから知らないけど」

卯月「うーちゃんとは大違いだぴょん…到底太刀打ちできないぴょん」ガクッ

加古「そしてもうひとつ。あの子は月の光を浴びていないと判断力が低下する」

卯月「ぴょん!?」

加古「あー、もちろん夜の話だよ。寝るときに月の光を浴びないと疲れが取れない、らしい」

加古「なんでかはしらないけどさ。太陽電池の月版みたいなもんかねぇ?」アハハ

弥生「つまり…月の出てこない新月の日が狙い目、ということ?」

加古「そうなるんじゃね?」

加古「まぁ、100歩譲って卯月が新月の日を利用してイタズラをやり過ごせたとしても」

弥生「イタズラが1回通用しないだけではダメで、何回やっても通用しないというのが重要…ということだよね」

加古「そうなるよねー」

卯月「うーちゃんには太刀打ちできそうにないぴょん…悔しいけど」シュン

加古「卯月、諦めるのはまだ早いぜ?」

卯月「って言われても…うーちゃんはサンカクサボテンちゃんみたいな天才にはなれないぴょん…」

加古「いや、卯月には無理でもさ。強力な助っ人がいるじゃないか」

加古「どんな状況でも沈着冷静で、よく怒ってると勘違いされる助っ人が、目の前に…ね」



弥生「…え?」

(工廠)

夕張「よし、こんなもんかな?どう?」

弥生(on卯月のウィッグと服)「うん、きついところはない…けど…」

加古「おぉーっ、いいんじゃね!?後ろから見たらどう見ても卯月だぜ、これ」

卯月「うーちゃんには…ウィッグをつけた弥生にしか見えないぴょん」

夕張「まぁ、パッと見を似せてあるだけだからね。よく見ないとバレないと思うわ」

夕張「念の為にカラーコンタクトも入れてあるし、大丈夫でしょ」

弥生「あ…ありがとう…ございます…」

夕張「でも、こんなの何に使うの? いきなり入ってきたと思ったら『うーちゃんのコスプレセット作ってください!!』なんて」

加古「あー、それは…うん。ハロウィンの仮装セットみたいなもんだよ」アハハ

卯月「ぷっぷくぷー。弥生がどうしてもうーちゃんのコスプレしたいって言い張るぴょん!」

夕張「…まぁいいけど。あまり変なことに使うのはダメよ?」

卯月&加古『はーい(へーい)』

弥生「少し…恥ずかしい…です」

(廊下)

ウサギノオ(ふふふ…ここまで順調順調うさ。うまく行ってるうさね♪)

ウサギノオ(しかしうーちゃんも大したことないうさ。あれじゃ引っ掛けてくれって言ってるようなもんだよ)ニシシ

ウサギノオ(…まぁ確かに、留守の間に血まみれの人形ぶら下げておいたのはやり過ぎだったかもしれないけど)

ウサギノオ(でも勝てばよかろうなのだ!あとでごめんなさいしておけばいいうさ)


卯月?「」テクテク

ウサギノオ(おっ、そうこうしてたら早速ターゲット発見!)

ウサギノオ(追跡してみるうさ)

卯月?「」テクテク

ウサギノオ(あの方向は…卯月の部屋うさね)

ウサギノオ(人形はやり過ぎだったかもしれないけど、ドアに仕掛けをするくらいなら大丈夫でしょ!)

ウサギノオ(よーし、早速準備しよっと)スタタタ

(弥生・卯月の部屋の前)

卯月?「」テクテクテク

卯月?「…………」チラッ

ドアトラップ「」




卯月?「」スタスタ

卯月?「」ゴソゴソ

ウサギノオ(…あれ?あの子、何してるうさ?)

ウサギノオ(ドアにバネをつけて、手を離すとおもいっきり元に戻るようにしておいたんだけど…)

ウサギノオ(もしかして、仕掛けに気づかれた!?)




卯月?「」←右手に外したトラップ

ウサギノオ(なっ…まさか本当に気づかれるなんて…!!)

卯月?「」ドアガチャ

バタン

ウサギノオ「うぅ~…本当に気づかれるとは思ってなかったうさよ」

ウサギノオ「やっぱりこれは簡単すぎたうさ…?」


ウサギノオ「イタズラのしがいがあるね。もうどうなっても知らないうさ!」フンス

ところが…


ウサギノオ「寝る前に大きな音が鳴るようにするうさ」

ウサギノオ「時刻は23:00。よし」パチッ

ヤセンダァァァァアアアアァアアアア!!!!

ウサギノオ「!? …なんだ、川内さんか…」

ウサギノオ「って、これじゃ大きな音の意味が無いうさー!?」ガーン



ウサギノオ「うーちゃんが寝ている間に顔に落書きするうさ」←卯月?の顔にいたずら書きをしている

卯月?「………」

卯月?「」コシコシ ←洗顔料でいたずら書き消去中

ウサギノオ「寝るときは部屋にカギをかけられたうさ…」



ウサギノオ「留守中に机の引き出しを入れ替えておいたうさ。これでちょっとは困るうさね」

卯月?「………」←机の引き出しの順番を確認している

ウサギノオ(普通に引き出しの順番を戻しているうさ…)

ウサギノオ(というか留守中も部屋にカギかけられて入れなくなったうさ…)

ウサギノオ「むぅ~、何やっても失敗ばかりするうさ!」

ウサギノオ「たまに引っかかったと思ったら慌てるでもなく冷静に対処するし…」

ウサギノオ「こんな時は考えても仕方がないうさ。今日は月の光をたっぷり浴びて………」


ウサギノオ「…って、今日は新月の日だうさ…月出てないうさ…」ガクッ

加古「よっしゃぁ、待ちに待った新月の日だよ!!」

卯月「ぷっぷくぷー!! これでやっと今までの借りが返せるぴょん!!」キラキラ

弥生(on卯月コス)「正直…あんな地味なイタズラでも連日受け続けるのはきついです…」

加古「さすがに鎮守府の備品を壊すのは躊躇われるのか、言うほど派手なイタズラはなかったみたいだね」

弥生「あまりやると司令官に怒られるから、じゃないかと思いますが」

卯月「何でもいいぴょん! 今日こそあの時のお返しするぴょん!!」

(翌朝)

ウサギノオ「うぅ~…新月の翌日はいつもつらいうさ…」

ウサギノオ「最近調子悪いからなおさらうさ…」

ウサギノオ「でも今日さえ乗り切れば…って、へ?」


失敗ペンギン「」

ウサギノオ「何このぬいぐるみみたいの?」

ウサギノオ「よく見るとペンギンみたいに見えなくもないけど…まぁいいや、騎士団に持って帰って飾るうさ」テノバシ

失敗ペンギン「」ヒョイ

ウサギノオ「え、ぬいぐるみがいきなり空を飛んで…って、きゃあ!!」スッテンコロリン

卯月「ぷっぷくぷー!!ドッキリ大成功だぴょん!!」キラキラ

加古「やー、ここまできれいにうまくいくとはねぇ。あたしも意外だよ」

卯月?「兵法のひとつ…敵の判断力の低下を利用…」

青葉「青葉、決定的瞬間をバッチリカメラに収めました!」

ウサギノオ「え…え? え??」

ウサギノオ「どういう…こと…?うーちゃんが、2人…?」

卯月?「」←卯月コスキャストオフ

ウサギノオ「え…え、ええー!?」

卯月?改め弥生「初めまして、弥生、です。妹の卯月がお世話になったようで」

卯月「うーちゃんのお姉ちゃんの弥生だぴょん!うーちゃん一人だと太刀打ちできなかったからちょっと協力してもらったぴょん」

加古「やー、ちょっと卑怯な手だったかもしれないけど、ウサギノオちゃんはかなりの実力者みたいだったからさ」

加古「って言っても、あたしはちょっと相談に乗っただけだけど」

弥生「なので全力で行かせてもらった次第…です…」

卯月「まぁそこはあのイタズラとおあいこということでよろしくだぴょん」

ウサギノオ「あ…あはは…そうか…そう…だよね」

ウサギノオ「うーちゃん一人では敵わなくても、みんなで力を合わせて立ち向かう…」

ウサギノオ「考えてみたら、わたしもいつもススキと一緒に力を合わせてきた…んだよね…」ジワァ

ウサギノオ「うーちゃんも…みんなで力を合わせたら…」ポロポロ

卯月「!? だ、大丈夫ぴょん!? うーちゃん、やり過ぎちゃったぴょん!?」

ウサギノオ「ううん、いいの…大丈夫。わたしは…」ポロポロポロ

弥生「どう見ても大丈夫ではない…ですよね」

加古「ここは一旦場所移したほうがいいね。間宮とかどうよ?」

卯月「いいと思うぴょん! あ、青葉。その写真は消しておくぴょん」

青葉「えーっ!?久々にいい写真撮れたと思ったのにー!!」ガーン

卯月「血まみれ人形とおあいこにするつもりだったけどやっぱなしぴょん。消さなかったら青葉さん秘蔵の隠し撮り写真がどうなっても知らないぴょん」

青葉「そんな、殺生なー!!」

(間宮)

加古「どうよ、そろそろ落ち着いた?」

ウサギノオ「う、うん…ありがとう、みんな…」

ウサギノオ「そしてうーちゃん。今までひどいことして、ごめんね」ペコリ

卯月「うーちゃんは気にしてないぴょん。勝負を受けると決めたのはうーちゃんだぴょん」

弥生「その勝負に私たちが巻き込まれたわけだけどね…」ハァ

青葉「そういえばウサギノオさん、先ほどススキさんとおっしゃっていましたよね」

青葉「そのススキさんという方は、ウサギノオさんの大切なお友達なんですか?」

ウサギノオ「あ…うん、そうだよ。騎士養成学校時代からの親友なんだ」

ウサギノオ「わたしがイタズラを考え始めたのも、もとはといえばあの子を笑わせるためだったし」

ウサギノオ「いまはちょっと事情あってこっちには来れないんだけど、ススキに支えられてきたところもいっぱいあるし」

ウサギノオ「わたしとススキが揃えばできないことはなかったから…今回のことでちょっと、ススキが恋しくなったかな」

青葉「なるほどなるほど。つまりウサギノオさんにとってはなくてはならない存在、ということですね」

加古「うちで言えば大井にとっての北上みたいなもんじゃね?」

卯月「それはちょっと違うと思うぴょん…」

弥生「恋しくなったのなら会いに行けばいいと思うけど」

ウサギノオ「ううん。あの子、遠征に出かけてて。いつ戻ってくるかわからないんだ」

ウサギノオ「あの子のいない騎士団にいても仕方がなかったし、それでこの鎮守府に来たんだけど…」

ウサギノオ「…やっぱり、あの子がいないのは変わらなくて」



卯月「それなら、うーちゃんがウサギノオちゃんを笑わせるぴょん!!」

一同『!?』

卯月「うーちゃんも司令官によくイタズラするけど、大抵の場合は司令官は笑って許してくれるぴょん」

卯月「イタズラで人を笑顔にできるのなら、うーちゃんにもできないはずはないぴょん」

卯月「ただ、ウサギノオちゃんも知ってるかもしれないけど、うーちゃんはイタズラのバリエーションが少ないから…」

卯月「ちょっと、教えてほしいかなって…ぴょん」

加古「なんだぁ、珍しくカッコイイこと言ったと思ったらしまらねーなぁ」アハハ

弥生「でも、ある意味…卯月らしい」

青葉「ですね」

ウサギノオ「うーちゃん…」

青葉「ウサギノオさん、寂しいならいつでも青葉たちを頼っていいんですよ?」

青葉「ここには提督はもちろんのこと、卯月さんや弥生ちゃんや加古ちゃん、ううん、もっとたくさんの子たちがいます」

青葉「せっかくこの鎮守府にいらっしゃったんですし、ここのいいところ、もっと知ってほしいです!」ニコ

ウサギノオ「青葉さん…みんな…ありがとう。ちょっと元気が出たうさ」

青葉「恐縮です!」



加古「青葉がだいたい全部もってっちゃったね」

卯月「だぴょん」

加古「しゃーねーな。今日はあたしの奢りだ!みんな好きなもん食え!!」

一同『おーっ!!』

卯月「よっ、加古さん太っ腹ぴょん!!」

加古「いやーそれほどでも。ただあたしにも見せ場がほしいなって」

卯月「じゃーあ、うーちゃんはこれで!」つ パフェ赤城盛り

加古「いきなりそれ!?ってか卯月ちょっとは自重しなよ!」

卯月「奢りなんて言い出すほうが悪いぴょん。今日は遠慮しないぴょんよ」ニヒヒ

加古「そんな、あたし給料日前なのにー!?」ガーン

ウサギノオ「なんか…こういうのって、いいね。わたしも何かお願いするうさ」

弥生「そう…するといいよ」




その後数ヶ月してススキが鎮守府に来訪し、卯月たちとドタバタを繰り広げるのだが、

それはまた別の話。



【卯月&ウサギノオ編 完】

なんだか無駄に長くなった上に最後無理やりな終わり方になってしまいました。申し訳ない


今日はひとまずここまでです。

おはようございます。
少し調べましたがスレ主はsageいらないんですね。スレが大分下がってしまっていました。
ひとまず本日の分「加古&ヒノキ編」投下です。


【加古&ヒノキ編】


加古「ふぃ~…卯月のところのトラブルが解決したのはいいけどさ」ドアガチャバタン

加古「あたしゃこのところ睡眠不足続きだよ…」

加古「おまけに財布も絨毯爆撃されるし…」ハァ

加古「まいいや。これからいっぱい寝よ」フトンピラッ



ヒノキ「zzzzzz...」


加古「」

加古「え…えと、えと」

加古「落ち着け、落ち着けあたし。落ち着いて素数を数えるんだ」

加古「えーっと、1、2、3、5、7、9、11、13、…キリねーややめよ」

ヒノキ「スー、スー…」

加古「しかし寝顔かわいいなぁこの子…じゃなくて!」

加古(この子が退いてくれないと寝られないじゃないですかあたし!!やだどうしよ)

加古(これがまさに一難去ってまた一難ってやつか)アタフタ




ヒノキ「ん…むにゃ…」ムク

加古「てなこと言ってたら起きた」

ヒノキ「うぅん…はちみつケーキ…」← 寝ぼけ眼で加古を凝視しつつ

加古「はちみつケーキ?あたしが?」

ヒノキ「」フルフル

ヒノキ「はちみつケーキ…また食べられなかった…」ショボン

加古(とりあえずはちみつケーキの夢を見てたことはわかったけど今はそんな情報いらねー)

加古「あー、えっとぉ」

加古「ここ、あたしの部屋。そこ、あたしの布団。OK?」

ヒノキ「」コク

加古「んで、あたしそこで寝たい。あんたいると寝られない。OK?」

ヒノキ「」コク

ヒノキ「眠かったから…とりあえず近くの部屋で寝てた…」

加古「いやあたしもそういうときあるから気持ちはわかるけどさ」

加古「とりあえずあたし今から寝るから、悪いけど別のとこで寝てくれない?」

ヒノキ「となりの布団じゃ…ダメ…?」

加古「あー、それは余計ダメ。そっち古鷹の布団」

加古「古鷹は勝手に布団に寝られると怒る」

ヒノキ「うぅん…ふぁぁあ…」ムクッ

ヒノキ「」スタ…スタ…

ヒノキ「」ドアガチャ

バタン

加古「なんかえらいあっさりと出てっちゃったな」

加古「あの子にちょっと悪いことしちゃったかなぁ~…」

加古「…って、やべ。提督に報告書出さないといけないんだった」

加古「ちょっくら出してくるか」ドアガチャ

(執務室前)

加古「この前の…ウサギノオ、だったか。あの子がダバァしたワックスを剥がしてるところだな」

加古「作業の邪魔にならないように通らないと」

加古「よっ…と、失礼しまーす」ドアガチャ

提督「おー、加古ちゃん。お疲れ。報告書?」

加古「へーい。んじゃあたしはこれdってどわぁあああっ!?」

ヒノキ「」←執務室の床にぶっ倒れて寝ている

加古「提督、これどういうことなのさ?」

提督「どういうことも何も、いきなり執務室に来て『眠いから寝るね』って」

ヒノキ「」スヤスヤ

加古「おかしいだろ明らかに。いくら眠いからってところ構わず寝るとか」

提督「加古ちゃんに言われるとは相当だなぁ」アハハ

加古「こっちゃ笑い事じゃないんだけど!?」

加古「ってか、入渠ドックに空きないの?あそこ確かベッドあっただろ?」

提督「あるけどあれは艦娘専用だから花騎士は使えないよ」

加古「騎士団の施設に入渠ドック的なものないの!?」

提督「ないねぇ。騎士団施設に戻るとみんなたちまち傷が回復するからそもそも必要ないんだ」

加古「その機能、あたしたちにもほしいよ…」

提督「道中で轟沈し放題だけどよろしいか?」

加古「それはやめて!」

提督「まぁそれは冗談だよ。私もこれまで轟沈0で来ているし、これからもキープし続けるつもりだしね」アハハ

提督「っていうか、そこまで言うなら加古ちゃんの部屋に寝かせてあげたら?」

加古「さっき寝てたよ。てかあたしが寝たいから部屋から出したんだよ!」

提督「加古ちゃん心狭いねぇ。頑張れば2人でも寝られなくもないだろうに」

加古「あたしは寝るときくらいのびのびと寝たいんだよー!!」ウガー



ヒノキ「」ムクッ

加古「…あ。また起きた」

提督「あーあ。あんまりヒノキちゃんを起こしてると…」

ヒノキ「安眠を邪魔するなんて…許せない…」←寝ぼけ眼で魔法の詠唱開始

加古「わ、わーっ!わかった、あたしが悪かったよ!!」

加古「あたしの部屋でもどこでも寝かせてあげるから!!執務室の爆撃だけはやめて!」

ヒノキ「」コク ←魔法の詠唱中断

提督(加古ちゃん意外とちょろいな…まぁいいけど)

(2時間後)

古鷹「で、友達を部屋に招き入れた挙句」

古鷹「作戦会議を忘れて2人で仲良く寝ていたことへの弁解は?」

加古「な…ないです…」

加古「ってかそこまで怒んなくてもいいじゃん。どうせ会議出てもあたしは寝ちゃうんだし」

古鷹「別に会議に出なかったことについてとやかく言うつもりはないよ、私は」

古鷹「私が怒ってるのは『友達を自分の布団に寝かせて、自分は勝手に私の布団に寝た』ってこと!!」ウガー

加古「うっ…あれはあの子を布団に寝かせてから急に眠くなってきて、着地したところがたまたま古鷹の布団だったってだけで…」

加古「一種の不可抗力…ってやつでさ…えーと…」

古鷹「私、何回も口酸っぱくして言ったよね?寝るのはいいけど人の布団に勝手に寝るなって」

古鷹「だいたい加古は…」ガミガミ

加古「うぅ…やっとお説教が終わった…」

加古「古鷹もあんなに怒ることないじゃん…ってか勝手に寝てるあの子がお咎め無しってどういうことなのさ」

加古「もーいいや。めんどくさい。寝よう」フトンピラッ



ヒノキ「zzzzzzzzz...」←大の字になって布団をほぼ占領して寝てる


加古「」




【加古&ヒノキ編 終わり】

がんばれ加古
青葉は見た目ではライラックだけど、中身ではレシュノルティアかな?

ちなみに加古はいつも寝てる子なので布団にもこだわりがあるのです。
なので同じねぼすけキャラのヒノキを引き寄せてしまったという…。

>>103
レシュノルティア調べました。取材キャラというかミステリアス系キャラですね。
ライラックも花言葉「思い出」つながりで絡められる気もしますが…悩みどころです。


現在「加賀&クロユリ編」書き溜め中です。
ぶっちゃけ>>1はこれを書きたいがためにスレを立ててたりします。

花騎士SSとか初めて見た
どちらも好きなのでまさに俺得、期待してます
天龍ちゃん×アイビー、鈴谷×ゼフィランサスとか見てみたいです!

ビスマルク×カトレアとか時津風×イヌタデ
榛名×フォックスフェイス(大丈夫です!繋がり)とかどうだろう

クジラ艇から花騎士と艦娘が出撃するとか、ロマンがあると思うんだ…問題は古代害虫と深海棲艦が同時にくるとか、悪夢でしかない事だがw

>>105
そうですね、刀とのコラボはたまに見るのですが…
応援ありがとうございます。遅筆ですが頑張ります。

天龍&アイビー、鈴谷&ゼフィランサス了解しました。片割れ同士の熊野&レインリリーもいいかもしれませんね。

>>106
ビスマルク&カトレア、時津風&イヌタデ、榛名&フォックスフェイス了解しました。
時津風とイヌタデはわんこつながりで仲良くなれそうですね。

>>107
うーん…どうでしょう。設定的には艦娘と花騎士は「似て非なるもの」なので…。
執筆予定ペアに「リコリス棲姫&ヒガンバナ」というのがあるので難しいかもしれません。
実現すればロマンがあると思うのですが…。

ここまで執筆予定ペアまとめます。
いくつか思いついたペアも追加しています。


・加賀&クロユリ

・浜風&セントポーリア

・神通&ワレモコウ

・望月&エピデンドラム

・雷&プルメリア

・皐月&タンポポ

・叢雲&アブラナ

・初春&ボタン

・利根&アジサイ

・那智&クチナシ

・Pola&ホップ

・大和&サクラ

・リコリス棲姫&ヒガンバナ

・金剛&ハナミズキ

・鳳翔&ナイトフロックス

・Libeccio&カイコウズ

・那珂&ユリ

・青葉&レシュノルティア

・天龍&アイビー

・鈴谷&ゼフィランサス

・熊野&レインリリー

・Bismark&カトレア

・時津風&イヌタデ

・榛名&フォックスフェイス

・神風&キキョウ

・Graf Zeppelin&ハクモクレン

長門&レッドジンジャー
朝潮&モミジ
千代田&ハナモモ

組み合わせ考え出したら止まらんなぁコレw

レシュノルティアは害虫のスケッチしてるか
ら挙げてみた。
後は、シクラメンと名取、アカバネスイレンと山城or扶桑、スイートピーと鳥海とか…

>>110
「長門&レッドジンジャー」「朝潮&モミジ」「千代田&ハナモモ」、了解しました。
モモおねえさまと千歳お姉…は組み合わせが難しそうですね。少し悩みます。

そして>>109は「大和&サクラ」のままになっていた…!「大和&ナデシコ」です、申し訳ない。


それではお待たせしました。「加賀&クロユリ編」投下します。

【加賀&クロユリ編】


加賀「フゥ…今日の演習はこれで終わりね」

加賀「そういえば工廠に頼んでおいた装備があったわね。あれを受け取ってから帰りましょう」

加賀「…あら?」




クロユリ「……………」ゴソゴソ

加賀(あれは…あきつ丸さん、かしら?)

加賀(工廠の裏に隠れている、ように見えるけれど…)

加賀(何をしているのかしら)スタスタ


加賀「ちょっと、そこの貴方」

クロユリ「!!」ビクッ

加賀「貴方…あきつ丸さん、ではないわね」

クロユリ「あきつ…?」

加賀「いえ。こっちの話よ」

加賀「それよりも…あんなところで何をしていたのかしら?」

加賀「まるで何かから隠れるようにこそこそしていたけれど」

クロユリ「っ!!」

クロユリ「お前…見た、のか?」

加賀「? 何のことかしら」

クロユリ「…いや、見ていないならいい」

クロユリ「それより、私から早々に離れた方がいい」

加賀「? …それは、どういうことなのかしら」

クロユリ「私はクロユリ。花言葉は『呪い』…」

クロユリ「そう、私は死神だ。私に関わった者はみな死んでしまう」

クロユリ「死にたくなければ、早々に立ち去るがいい」

クロユリ「お前も、死んでしまうぞ」

加賀「…………」

加賀「…ふふっ」

クロユリ「なっ…何がおかしい!」

加賀「私が今さら死を恐れると思って?」

加賀「どうせ一度は沈んだ身。今さら死を恐れたりはしないわ」

クロユリ「な…なっ……」

クロユリ「お前は、一体何者なんだ……!?」

加賀「あぁ、自己紹介が遅れたわね。私は加賀」

加賀「かつての大戦に敗れて沈んでいった、…正規空母加賀よ」

加賀「今はこうしてこの姿に生まれ変わって、縁あってこの鎮守府に所属しているけれど」

加賀「それでも。所詮私たちは兵器。戦で死力を尽くして死ぬことができるなら本望よ」

加賀「たとえ提督が私に死ねと命令したとしても、提督の命令とあらば喜んで受けるわ」

クロユリ「っ!!」

加賀「だから、私はいつでも死ぬ覚悟はできている」

加賀「貴方はどうなのかしら?」

加賀「死神を名乗る貴方は、死ぬ覚悟ができていて?」

クロユリ「っ……私は……私はっ…………!」ギリッ



加賀「…まぁ、いいわ」

加賀「ここで立ち話もなんだし、場所を変えましょうか」

(鎮守府裏の岩場)


ザザァーン…サワサワサワ

ザザァーン…サワサワサワ

ミャア ミャア ミャア



クロユリ「こんな所が……こんな場所に、こんな美しい所が…」

加賀「お気に召したかしら。私の秘密の隠れ場所よ」

クロユリ「あぁ。私たちの世界にもこれに似た場所があるんだがな」

クロユリ「バナナオーシャン、という国だ」

加賀「バナナオーシャン。…いつか行ってみたいわね」

クロユリ「………」

加賀「………」

クロユリ「…その、加賀」

加賀「何かしら?」

クロユリ「えっと…お前は…本当に私が怖くないのか…?」

加賀「何度も言わせないで頂戴。私は死は怖くない」

加賀「ゆえに、貴方のことも怖くはないわ」

クロユリ「………そうか…」

クロユリ「…私はな」

加賀「…」

クロユリ「今まで、自分は死ぬ覚悟ができていると思っていた。むしろ、戦いの度に自分から死にに行っているつもりだった」

クロユリ「しかし…たった今、お前の問いに、私は即答できなかった」

クロユリ「花騎士である以上、私も命を賭して戦う。いや、戦わねばならない」

クロユリ「それはお前と同じ。…そう思っていた」

クロユリ「…しかし、私にはまだその覚悟が足りなかったようだな…ははっ」


加賀「いいのではなくて?」

クロユリ「…えっ」

加賀「あんなことを言ったけれど。この鎮守府にいる子たちも、皆が皆、死ぬ覚悟ができているわけではないわ」

加賀「沈みたくないと泣き叫びながら沈む子。今際の時になって初めて覚悟を決める子」

加賀「…もちろん、ここの子ではなく前の大戦での話だけれど」

加賀「それでも、大半の子はあの当時とそう変わらないのではないかしら」

加賀「それを私は弱いと思わない。艦娘失格とも思わない」

加賀「…いえ、もしかしたら私も覚悟を決めきれていないのかもしれないわね」フフ

クロユリ「…?」

加賀「正直な所、私も沈むのが怖くない、といえば嘘になるわ」

加賀「いえ、正確には…『提督のいない世界に行くのが怖い』ということかしら」

加賀「提督は気が付かないかもしれないけれど…私にとって提督は、何にも代えがたい存在」

加賀「沈む、というのは提督を永久に喪う、ということでもある」

加賀「そうなってほしくない…という思いもあるわね」

加賀「それは貴方達花騎士にとっても同じではなくて?」

クロユリ「…っ」

クロユリ「…私も、団長…いや、ここでは提督か」

クロユリ「提督と接するにつれて、生きたい、という思いが強くなってきたんだ」

加賀「えぇ」

クロユリ「今まで、私に関わった者は全て死んでいった」

クロユリ「激しい戦闘の中でも、私以外の者は全て死んでしまった」

クロユリ「だから、提督には死んでほしくなくて…始めは、あいつを避け続けてきた」

クロユリ「しかし、いくら避けても退けても、あいつは私から離れなかった」

クロユリ「それどころか、いくら共に時を過ごそうとも、あいつは死ななかった」

クロユリ「そうしているうちに、…生きたい、という思いが芽生えてきた…な」

加賀「それはとても自然な感情だと思うわ」

クロユリ「はは、そうか…そうすると私とお前は恋敵ということになるのだろうな」

加賀「…それはどうかしらね」

クロユリ「……」

加賀「……」

クロユリ「…さっき、私は」

加賀「えぇ」

クロユリ「セミ、を埋めてたんだ」

加賀「セミ?」

クロユリ「あぁ。あの近くに落ちて死んでいた」

クロユリ「私たちの敵『害虫』に似た姿の存在。こちらの世界にもいるんだな」

クロユリ「そいつが地面に転がっているのを見ると、居てもたってもいられなくて」

クロユリ「せめて静かに眠れるようにと思って、つい…な」

加賀「…そう」フフ

クロユリ「っ…笑わないでくれよ。本当にもののはずみでというか、ほんの出来心ってやつなんだからな」

加賀「いえ、可笑しいとは思っていないわ。ただ…優しい死神さんね、と思って」

クロユリ「なっ…死神にも情はあるんだぞ!!」カァァ

加賀「…日が傾いてきたわね」

加賀「そろそろ、戻りましょうか」スッ

クロユリ「…あぁ」スッ


加賀「そうだわ。ちょっと、貴方」

クロユリ「?」

加賀「これをあげるわ。お近づきの印に」つ 黒百合の髪飾り

クロユリ「これは…花?私の?」

加賀「この前写真撮影のために買ったものよ」

加賀「私は1個持っているから…それは貴方にあげるわ」

クロユリ「っ…感謝する、加賀」

クロユリ「今日はお前と会えて、本当によかった」

加賀「それは何よりね」

加賀「…そうだわ。後で鳳翔さんの居酒屋は如何かしら」

加賀「私が奢るわ」

クロユリ「本当に…いいのか?私のために」

加賀「構わないわ。私の大切な友達も紹介したいから」

クロユリ「そう…か。ありがとう。恩に着る」

加賀「今更遠慮する必要はないのではなくて?」

クロユリ「そ…そうか。そうだな。はは」









その後、騎士団施設のクロユリの自室には

笑顔のクロユリと正規空母たちの写真と、黒百合の髪飾りが飾られていたという。


【加賀&クロユリ編 完】

クロユリ、wikiで調べてみたのですが雪風に通じる所がありますね。
>>1は☆6は持っていないのでwiki頼みで書くしかないです…キャラ崩壊あったらすみません。

サボテンちゃんは無理か……一番好きなのに

よく見ろ、「wiki頼みで書く」と言っているぞ
持ってない子も書くけどキャラが違ってたらごめんね、という事だろう
大変だろうけど頑張ってください

>>131-132
ウィキを読んでネタを拾いながら書くので書けないわけではないのです…。
ただウサギノオみたいに「なんか違う」キャラになるかもしれないってだけです。

龍驤はウメてんてーよりも関西弁つながりでカンナとかどうでしょう?
カンナは黒潮の方が近いかな?

>>105
ちょっと前にカタバミのSS見た覚えがある
スレタイ忘れちったけど

「浜風&セントポーリア編」書こうと思ったのですが明日にします。すみませんです。

そして遅くなりましたが>>111さん、「シクラメン&名取」「アカバナスイレン&山城(時々扶桑)」「スイートピー&鳥海」了解しました。リクエスト感謝です。
レシュノルティアは確かにスケッチ関連の台詞がありますね。スケッチ繋がりで秋雲も登場させられるかもしれません。

秋雲といえばコスモス&秋雲か漣で迷っていたりします…。

いじられキャラ繋がりで阿武隈&ペポを
ついでに、絡み担当の北上&ランタナも

特定の誰かが相手ってのではないが、艦娘にむっはぁーしてるリンゴちゃんは容易に想像つくなぁ……w

ディプラデニアさん大好きなんだけど、絡ませるいい相手が思い付かない…
なんかないだろうか

こんばんは。今日もいくつかペアリングを思いついたので、あとでまとめますね。

>>133さん、ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです。
ただwikiだけだとアレなのでキャラクエも参考にした方がいいかなと。

>>135,140さん、3ヶ月くらい前にもお花ssはあったんですね。
彼女たちが今の明石さん水着モードを見たら何と言うのか気になります。


そしてリクエストいただいた方、感謝です。
>>137さん、「阿武隈&ペポ+北上&ランタナ」了解しました。ダブルペアだと結構ドタバタになりそうですね。
>>138さん、リンゴちゃん=青森つながりでむっちゃんとかどうでしょう?お色気ムンムンお姉さんにむっはー的な。
>>139,141さん、雷&プルメリアで行こうかと思いましたがディプラデニアさんの方がしっくり来そう。


それではお待たせしました。「浜風&セントポーリア編」投下です。

【浜風&セントポーリア編】


浜風(最近、提督が異世界から連れてきたという花騎士とやら…)

浜風(実は私も興味がないわけではありません)

浜風(特に、私の誕生花の名前を関する彼女…セントポーリア)

セントポーリア「?」

浜風(「親しみ深い」の花言葉の通り、誰にでも分け隔てなく接し、友人も多い彼女)

浜風(本当は私もお話してみたいのですが…)


浜風(いかんせんどうやって仲良くなったらいいのかわかりません)ガクッ

セントポーリア「どうしたんですか~?浜風さん。私の顔をじーっと見てますけどぉ」

セントポーリア「私の顔に、何か付いてますぅ?」ホワホワ

浜風(うぅ…こういうホワホワした雰囲気の方、私は得意ではありません)

浜風(…というよりも、今まで浜風の周りにはこういう方がいませんでしたし)

浜風(雰囲気だけなら愛宕さんに似ていると言えなくもありませんが)


セントポーリア「浜風さ~ん?おーい、は~ま~か~ぜ~さぁ~ん?」

浜風「…ハッ!! はいっ、浜風は大丈夫ですっ!!」

セントポーリア「あらぁ、大丈夫でしたか~。良かったですぅ」ホワホワ

浜風(…って、やってしまいました!!思わず榛名さんがプラグインしてしまいましたっ…!!////)カァァ

浜風「…っ、浜風、急用を思い出しました。失礼します」ダッ

セントポーリア「あっ、浜風さん!?」

浜風「…って、私、何逃げてるんですかっ!?」

浜風「彼女と仲良くなりたかったのに、逆に恥ずかしくなって逃げてきてしまうなんて…」

浜風「うぅ…どうにかして謝らないといけませんが……」

浜風「不器用すぎる私には無理かもしれません…」ガクッ




浜風「というわけで、何かお知恵を貸してくださいっ!!」ドゲザ

浦風「えぇ~…急にそんなこと言われてもなぁ」

磯風「普通に謝って来ればいいだけではないのか?」

谷風「谷風もそう思うねぇ」ウンウン

浜風「そうは言いますけど、あんな恥ずかしいことをしでかしてしまったんです」

浜風「私はもう彼女に顔向けできません…」

浜風「磯風、いっそ私を雷撃処分してくださいっ…!」

磯風「落ち着け、浜風。そこまで思い詰めることないだろう」

谷風「そーだよそーだよ。そのくらいの失敗ならこの谷風も1つや2つあるさね」

浦風「だいたい榛名姉さんの物真似を恥ずかしいってのは榛名姉さんに失礼じゃ」

浦風「とりあえず浜風。あんたはそのセントポーリアっちゅう子と仲良うなりたいんじゃろ?」

浜風「…ええ」

浦風「なら、まずはお昼を一緒に食べてみてはどうじゃ?」

浦風「間宮さんとこで食べるっちゅう手もあるんじゃが、…どうせならお弁当を作ったらいいと思うんじゃ」

浦風「あの子らはこっちの料理をあまり知らんじゃろ?お弁当の具から話題を広げるという手もあると思うんよ、うちは」

谷風「おぉっ!さっすが浦風!粋だねぇ!!」

浜風「…でも、私はこの後遠征が入っていて…」

浜風「明日のお昼には間に合いますが、とてもじゃないですがお弁当を作れる状態ではありません」

浦風「そんならうちが作っちゃるけ、任しとき!」

浦風「あの子らが見たことないようなものをいろいろ作っちゃるけぇの!」

浜風「浦風、…ありがとうございます」

浦風「ええってことじゃ。かわいい妹のためじゃけ、気にせんとき」

磯風「よし、それなら私も妹のために…」

谷風「かぁー…それはアカン」

(翌日・鎮守府廊下)


浜風(with浦風弁当)「お昼になりましたね」

浜風「さて、彼女は…あぁ、いました」

浜風「…よし」タッタッタ


浜風「あの…セントポーリア、さん」

セントポーリア「あらぁ? あらあら、浜風さんじゃないですか」

浜風「昨日は、その…すみませんでした。急に失礼してしまって」ペコリ

セントポーリア「気にしなくて大丈夫ですよぉ。用事は大丈夫でしたかぁ?」

浜風「…っ、はい。何とか」

浜風「それより、お昼はまだですか?」

セントポーリア「今から行くところですよぉ。今日はサンドイッチ作りましたし」

セントポーリア「お庭で海を見ながらのんびりいただこうかと」

浜風「あの、よかったら、お昼、一緒にいかがですか?」

浜風「ちょうど私もお弁当持ってきましたし」

セントポーリア「いいですよぉ。一緒に行きましょうか~」



磯風(物陰)「あの紫のがセントポーリアとやらか」

浦風(物陰)「今のところは順調みたいじゃね」

谷風(物陰)「向こうは特に気にはしていなかったようだねぇ」

磯風(物陰)「取り越し苦労ってやつだったな」

(鎮守府庭園)


ザザァーン… ザザァーン…


セントポーリア「わぁ~、いいお天気ですねぇ」

セントポーリア「私、ここ大好きなんです~。丘の上から海がよく見えますし、日当たりもいいですし~」

セントポーリア「バナナオーシャンの華やかな浜辺もいいですけれど~、こういうシンプルなのもいいですよねぇ」ホワホワ

浜風「気に入っていただけたようで…何よりです」

浜風(こうして平和に見える海…深海棲艦がうようよしている海)

浜風(彼奴らを海から駆逐し、海に真の平和を取り戻すこと…)

浜風(今度こそ、皆を守りぬいて見せること)

浜風(それが、私たちの役目)


浜風(…いえ、今はそんなことを考えても仕方がありませんね)

浜風(今はとにかく補給に専念しましょう。浦風の弁当ならハズレもないでしょうし)ベントウパカッ






お好み焼き「やぁ」

カキフライ「やぁ」

ごはん「やぁ」

ホウレンソウの胡麻和え「」

トマト「」




浜風「」

浜風(こっ…これはっ……!!)

浜風(何故こうも重いものが揃っているんですかっ…!!)

浜風(辛うじてホウレンソウの胡麻和えとトマトで野菜成分は補ってありますが…)

セントポーリア「あらぁ?浜風さんのそのお弁当…」

浜風(浦風…何故よりにもよってこんなお弁当をっ…)

浜風(確かにお好み焼きはおかずというのが浦風の持論ですが…こんな時にまで持ちださなくても…///)プルプル




谷風(物陰)「なんか浜風が顔真っ赤にしてプルプルしてるぜ」

磯風(物陰)「弁当を片手に持っているな。…浦風、一体何を入れたんだ?」

浦風(物陰)「そりゃぁこの国が誇る伝統料理じゃ。この機会にあの子らにも知ってもらわんといけんけぇね!」ドヤッ

磯風(物陰)「…どんなものを入れたかだいたい想像がつくな」ハァ

谷風(物陰)「かぁー…なんてこったぃー…」

セントポーリア「そのお弁当、あまり見慣れないお料理ですねぇ。何でしょう~?」

浜風「なっ…これは…あの…その…」

浜風「で…できればあまり見ないでいただければ…///」カァァ

セントポーリア「? よくわかりませんけど1個いただきますねぇ」ヒョイパク

浜風「あ」

セントポーリア「」モグモグ

セントポーリア「」モグモグ

セントポーリア「」ゴクン

浜風「」



セントポーリア「ん、んー!!おいしーい!!」キラキラ

浜風「!?」

セントポーリア「お野菜やお肉の入ったパンケーキかと思いましたけどぉ、今まで味わったことがない料理ですねぇ」

セントポーリア「具材の味が互いを引き立てあう中でも、控えめに生地の塩味が自己主張していて~」

セントポーリア「そのハーモニーをこの黒と白のソースが引き締めている」

セントポーリア「んん~、これは何個でも食べたくなっちゃいますー!!」キラキラ


浜風(ただのお好み焼きをそんな表現する人、初めて見ました…)ポカーン

その後も…


セントポーリア「これは何かのパン粉揚げでしょうかぁ? …柿のフライ? え、違う?」モグモグ

セントポーリア「これは知ってますよぉ。ハンバーグによく付け合せで付いてくるものですよねぇ。…え、そうじゃないんですか?」モグモグ

セントポーリア「これは…サラダ、とは違いますねぇ。でも調味料が素材の味と絶妙にマッチして…やめられませんねぇ」モグモグ

セントポーリア「この子は…リンゴちゃんですか?それともイチゴちゃん? …あぁ、トマトちゃんですかぁ」モグモグ

浜風「」ポカーン



谷風(物陰)「おいおいマジかよ、あいつ浜風の弁当を一心不乱に食ってるぜ」

谷風(物陰)「かぁーっ、しかもリアクションがいちいち美味そうだなー」

浦風(物陰)「当然じゃ!なんといっても提督も認めるうちの料理じゃけぇの!」ドヤッ

磯風(物陰)「組み合わせはともかく味はなかなかのものだからな」

セントポーリア「ふぅー…ごちそうさまでした」

浜風「」ポカーン

セントポーリア「…って、はわわ!?私、浜風さんのお弁当を全部食べちゃいました!!」

セントポーリア「ごめんなさいね浜風さん、お詫びに私のサンドイッチを…」


浜風「……んです」

セントポーリア「え?」

浜風「セントポーリアさんが気に入ってくださったのなら、私はいいんです」

浜風「セントポーリアさんがとても美味しそうに料理を食べるのを見て、最初はびっくりしましたけど」

浜風「だんだん、私まで幸せな気持ちになってきたんです」

浜風「私にとっては当たり前の料理でも、とても幸せそうな顔で食べてくれているから…」

浜風「だから、セントポーリアさん。またお昼ご一緒しましょうね」ニコ


セントポーリア「あ…」

セントポーリア「はい、いいですよぉ」ニコ

セントポーリア「あっ、いけない。浜風さんのお弁当がなくなってしまいましたね~」

セントポーリア「お詫びにサンドイッチあげますねぇ。今日はたまごサラダとハムサラダで作ってみたんですよぉ」

浜風「たまごサンドですか。シンプルですが私は一番好きです。いただきます」



磯風(物陰)「一件落着のようだな」

谷風(物陰)「みたいだね」

浦風(物陰)「うちらは一旦退散じゃね」ソロソロ

(夕方)


ドアガチャ


浜風「ただいま戻りました」

谷風「おぉー、おかえり!どうだったかい?」

磯風「無事帰投したようだな」

浦風「うちの料理、気に入ってもらえたじゃろ?」ワクテカ





浜風「えぇ、おかげで彼女とは仲良くなれました。それと……」






浜風「浦風。今度からは私が『自分で』お弁当を作ります」ニコ

浦風「えぇーっ!?」ガーン




【浜風&セントポーリア編 完】

ちなみに浜風の言う「誕生日」というのは>>43でも言及した通り進水日=誕生日と換算したものです。
浜風の進水日=11月25日の誕生花はセントポーリアの他にネリネ・キンモクセイ・デンドロビウムなどもあります。
文献によって誕生花はまちまちなので一概には言えませんが。

ワイ広島人、浦風の熱い広島魂に感涙
お好み焼きご飯は普通じゃん!美味しいし!
流石にお弁当にまでは入れないけどw

>>167さん
ありがとうございます。実は>>1は関西在住なのです。
たこやきはおかずです(キリッ

最近アジサイのキャラクエが実装されたので見てみたのですが、
アジサイはどちらかというと体育会系の子みたいですね。(もっと言うとドMゲフンゲフン
体育会系繋がりで長良と組ませたほうがよさそうなので変更しました。


以下、現在の掲載予定ペアです。1行開けるとかえって見にくかったので詰めています。

・神通&ワレモコウ
・望月&エピデンドラム
・雷&ディプラデニア
・皐月&タンポポ
・叢雲&アブラナ
・初春&ボタン
・長良&アジサイ
・那智&クチナシ
・Pola&ホップ
・大和&ナデシコ
・リコリス棲姫&ヒガンバナ
・金剛&ハナミズキ
・鳳翔&ナイトフロックス
・Libeccio&カイコウズ
・那珂&ユリ
・青葉&レシュノルティア
・天龍&アイビー
・鈴谷&ゼフィランサス
・熊野&レインリリー
・Bismarck&カトレア
・時津風&イヌタデ
・榛名&フォックスフェイス
・神風&キキョウ
・Graf Zeppelin&ハクモクレン
・龍驤&ウメ
・黒潮&カンナ
・名取&シクラメン
・山城&アカバナスイレン(時々扶桑)
・鳥海&スイートピー
・秋雲&コスモス
・阿武隈&ペポ+北上&ランタナ
・陸奥&リンゴ
・早霜&ギンリョウソウ
・木曾&スイギョク

デンドロビウムは神通っぽいけど、いるんだよな。クール教官系って他いたっけ?

今日は1つだけなのも何なので。


【番外編その1・共食い?】

浜風「そういえばセントポーリアさん。花騎士の中には果物の名前の方もいらっしゃいますよね」

セントポーリア「はい、いますねぇ。イチゴちゃんやリンゴちゃんがそうですねぇ」

浜風「その…気にならないんでしょうか?私たちは普通にイチゴやリンゴを食べていますけど」

セントポーリア「そこは大半の子は気にしていませんよぉ。例えば、菜の花のお浸し…でしたっけ」

セントポーリア「アブラナちゃんはあれが大好物なんですよぉ」

浜風(と…共食い…ですか…)

セントポーリア「ホップさんは言わずもがなビールが大好きですし~、ヨモギちゃんはヨモギ餅が好きでよく食べてますねぇ」

浜風「…そ、そうですか」

セントポーリア「だからと言ってトリカブトやスズランを食べてはいけませんよぉ」ホワホワ

浜風「食べません」

【番外編その2・格差社会】

卯月「」ペターン

ウサギノオ「」ボイーン

卯月「…………」ペッターン

ウサギノオ「?」ボヨヨーン





卯月「…………不公平だぴょん」

ウサギノオ「何故だうさ!?」ガーン

サボテンは誰と絡ませるのがおいしいだろう
無口キャラは艦これにも割といるけどサボテンの根は熱いところとか絡ませられると良いんだけどな

【番外編その3・格差社会その2】

愛宕「え?胸を大きくしたい?それなら胸筋を鍛えればいいのよぉ♪」

愛宕「ほぉらご一緒に? ぱんぱかぱーん♪」ボヨンボヨンボヨン

卯月「ぱ…ぱんぱか…ぱーん…」ペターン



千歳「もっとセクシーになりたいですって?」

千歳「それならこう…お酒をもっと嗜んでみたらいいんじゃないかしら」

千代田「お姉のペースに合わせたら潰れちゃうよ!!」

卯月「……その前にうーちゃんにはお酒は早いぴょん…」




隼鷹「へえ?胸をでかくしたい?」

隼鷹「んじゃそのブラ代わりのサラシをやめたらいいんじゃね?」

隼鷹「ついでにあたしがマッサージしてあげるから…」ワキワキ

卯月「ぎゃーっ!? 酔っぱらいに頼むんじゃなかったぴょーん!?」スタコラサッサ

【番外編その4・パンツじゃないから…】

多摩「ずっと気になってたけど、エノコログサちゃんってパンツ丸出しにゃね」

多摩「ナズナさんとかギンランさんとか、見せパンしてる子が多いにゃ。花騎士のトレンドにゃ?」

エノコログサ「にゃー?これはパンツじゃないにゃ」

多摩「にゃ!?」

エノコログサ「パンツじゃないから恥ずかしくないにゃ!!」エッヘン




多摩「パンツじゃないなら脱がせても問題ないにゃね」ニヤリ

エノコログサ「!? そ、それはさすがに勘弁にゃ!!」ダッ

多摩「あっ、逃がすかにゃ!!待てにゃー!!!」ダッ





北上「…大井っち、今のはみなかったことにしようね」

大井「パンツ…北上さんのパンツはパンツじゃないから…///」ハァハァ

木曾「いろいろ手遅れみたいだな」

球磨「もう嫌だクマこんな妹たち」

木曾「俺もか!?」ガーン

>>170さん 教官つながりで香取か鹿島か…香取はクールというんでしょうか?(混乱)
>>173さん >>1的には妙高さんのイメージが少しあるのですがいかがでしょう?アツイ、というのともちょっと違うかな?

ひとまず今日はここまでです。

こんばんは。今日も暑かったですね。お花の緊急メンテが終わりません(絶望)
そうこうしてるうちに艦これの夏イベももう目の前です。ぜひ新入りの子でも書いてみたいものです。

それでは本日分「神通&ワレモコウ編」投下です。少し短いです。

【神通&ワレモコウ編】

神通「砲雷撃戦…開始します!」パチン

ワレモコウ「モコウは、ボードゲームは得意? 断じて、負けてはいられないです?」パチン

神通「よく…狙って!」パチン

ワレモコウ「この一手、断じて見くびらないでほしい?」パチン

神通「あっ…でも、まだいけます!」パチン



川内「あの2人、さっきから何してるのさ」

那珂「将棋やってるらしいよ」

ワレモコウ「モコウ、妙手が指せた?断じて、チェックメイトです?」パチン

神通「油断しましたね…次発装填済みです」パチン

ワレモコウ「あ…それ、とんでもない悪手?」パチン

神通「慢心は最大の敵…ですよ」パチン



川内「将棋ってまた渋いねぇ。何でまた?」

川内「ってか神通、将棋なんか指せたっけ?」

那珂「あのモコウちゃんって子がボードゲーム大好きなんだって」

那珂「で、何か珍しいボードゲームないかって聞かれて、神通ちゃんが将棋を教えたんだってさ」

那珂「神通ちゃん、昔ちょっとだけかじってたことがあるらしいよ、将棋」

川内「へぇ~」

神通「これで王手、です。…いかがですか?」パチン

ワレモコウ「う…モコウ、もはやこれまでです?」

ワレモコウ「断じて、手詰まりです?」

神通「将棋では王手、というのですよ」

ワレモコウ「…やっぱり癖がでてしまうです?」


川内「やっと終わったみたいだね」

那珂「だね~。よかった、那珂ちゃんこれでやっと歌の練習ができるよ!」

川内「それは外でやれってこの前神通に怒られなかった?」

那珂「毎晩夜戦夜戦って大騒ぎしてる川内ちゃんに言われたくないけどなぁ」ジトー

川内「アーアーキコエナーイ」ミミフサギー

川内「二人ともお疲れ。麦茶入れてきたよ」つ 麦茶×2

神通「ぁ…ありがとうございます。感謝です」

ワレモコウ「モコウ、気がついたら喉がカラカラ?断じて、水を飲むのを忘れていたです?」

那珂「まぁそれだけ試合に集中してたってことだよね~」アハハ

ワレモコウ「それにしてもこの将棋というボードゲーム、チェスによく似ている?」

ワレモコウ「でも、断じて違うところも多いです?」

神通「一番大きい違いは相手の駒を自軍の駒として再利用できるところですね」

神通「駒の動きやボードのサイズなど、細かいところも異なりますし」

神通「成りの概念も違います」

神通「もっとも、起源は同じゲームだそうなので、似ているのも道理ですね」

川内「あーなんか聞いたことある」

那珂「那珂ちゃん、勉強になるなぁ~」

ワレモコウ「この世界に来てから、新しいボードゲームを教えてもらって」

ワレモコウ「神通さんたちとも友達になれて、モコウ、断じて満足です?」

神通「満足いただけたなら何よりです」ペコリ

神通「そういえば同じボードゲームで、囲碁というものもあるのですが…」

神通「モコウさん、よかったら教えましょうか?」

ワレモコウ「モコウ、興味あるです?断じて、教えてほしいです?」

神通「わかりました。少々お待ちくださいね」スッ



川内「…なんか、また無駄に渋いチョイスだね」

那珂「だね~。ボードゲームなら人狼とかカタンとかもあるんだけどなぁ」

川内「2人でやるのは厳しくない?それ」

那珂「他の子呼んできたらいいじゃん!あと提督とか」

川内「提督は次の中規模作戦の準備で忙しいってさ」

ワレモコウ「モコウ、大人数よりも2人でのプレイが落ち着くです?」

ワレモコウ「断じて、静かにできるのがいいです?」

川内「あ…そ、そうなの」アハハ

那珂「那珂ちゃん、みんなでワイワイやる方が好きだけどなぁ」

ワレモコウ「それは人それぞれ好みがある?断じて、モコウの好みを押し付ける気はないです?」

ワレモコウ「でも、モコウは断じて静かな方がいいです?」

川内「あ…はい……」

那珂「ご、ごめんね~」アハハ

ドアガチャ

神通「お待たせしました。…どうしたの?2人とも」

川内「あー…いや、なんでもないよぉ」

那珂「ちょっとモコウちゃんとお話してただけ~」アハハ

ワレモコウ「モコウ、静かな方がいいと言っただけ? 断じて、喧嘩はしてないです?」


神通「……………なるほど」スッ

川内「」

那珂「」

神通「川内姉さん、那珂。これからワレモコウさんと一緒に囲碁を覚えてもらいます」

神通「拒否権は認めません。わかりましたか?」

川内「えぇーっ!? で、でももうすぐ中規模作戦始まるじゃん!!」

川内「今度も水雷戦隊として活躍しなきゃだし、そっちに注力したいからさ~」

川内「だから…ね?そこを何とか!!」

川内(ほんとは夜戦できるからだけどそんなこと言えない…!)

那珂「そーだよそーだよ!今度の作戦でも輸送作戦あるらしいし!!」

那珂「那珂ちゃん、お仕事しなきゃだしさっ!!」



神通「両方こなせば問題はないと思いますが?」

川内「」

那珂「」

神通「さぁ、そこに正座」

神通「安心してください、これから丁寧に、みっちりと教えてあげますから…ね?」

川内(アカン、これ本気の目だ…私オワタ)

那珂(逃げられないなんて、そんなぁ~…)



ワレモコウ「ごり押し…という手も、断じて戦法のひとつではあるです?」



【神通&ワレモコウ編 完】

モコウ語、思ったより難しい?断じて、練習が必要です?
ちなみに>>1は初期☆4のうち、モコウだけ持ってないです?断じて、早くお迎えしたい?

そして気がついたら初期用意分のほぼ半分を消化してしまっている…! というか、もう半分なんですね。(現在用意分の半分とは言ってない)
理想としては「加古&ヒノキ編」みたいなゆるゆるな感じでいきたいのですが、オチを考えてないとダラダラ長くなりやすいですね。注意です。

それでは「望月&エピデンドラム編」投下です。

【望月&エピデンドラム編】

ミーンミンミンミンミーン

オーシィ ツクツクツク オーシィ ツクツクツク

チリリーン…チリリーン…


望月「あ゙~…あっぢぃ…」

望月「このままじゃ溶けちゃうよあたし…ってか全力で溶かしにかかってるだろこれ…」

望月「あたしにも呼んだらアイスとラムネ持ってきてくれる妹いたらいんだけどねぇ」ハァ

望月「てかいつ来るのさ夕月。あたしゃ待ちくたびれたよ」

望月「夕月と言えば今度の作戦で水無月迎えに行くらしいけどさぁ~…」

望月「こんなクッソ暑い中で戦闘とかマジめんどくせーし…」

望月「いや確かに久々にお姉ちゃんに会えるのは嬉しいけどさ?」

望月「いつになったら姉妹全員揃うのかねぇ~うちら」

望月「まぁ言っててもしゃーねぇか…よっと」ムク

望月「妹いなければ自分で持ってくればいいじゃない…持ってきたくねーけど」

望月「確かこの間三日月が買ってきたラムネがあったな~…よいしょ」レイゾウコパカー




エピデンドラム「あ、ども」モグモグ

望月「」

望月「」レイゾウコバタン

望月「…今、あたしは何も見なかった。うん」

ウサギ「」ジー

タヌキ「」ジー

望月「冷蔵庫の外でなにか言いたげにこっちを見てるウサギもタヌキもいないし」

冷蔵庫「」スー ← 内側からドアが開いて腕が生えてる

望月「ましてや冷蔵庫が勝手に開いて腕が生えたりもしてないっ!!」

望月「そう、あたしは夢見てるだけなんだ!!」キリッ



エピデンドラム「あの…えっと…」

エピデンドラム「勝手に人を夢扱いすんのやめてくんない?」

望月「」

望月「」ゴクリ

望月「…………」

望月「…………っ!!」クルッ




エピデンドラム「ども。こんにちは」← 冷蔵庫から貞子状態

望月「ギャーーーーッ!?」

(てんやわんやあって10分後)


望月「あれからいろいろあったけどとりあえず貞子ごっこしてた人を冷蔵庫から引っ張りだした」

ウサギ「」

タヌキ「」

望月「なんか知らないけどこのウサギとタヌキもついてきたけど」

エピデンドラム「貞子ごっこじゃないよ! あんまり暑かったから涼しいとこに籠もってただけだよ!」

エピデンドラム「そんでちょうど中にアイスとしゅわしゅわの飲み物があったからいただいてただけで…」

望月「いやそれうちらのアイスとラムネだから!?」

望月「てかアイスは冷蔵庫じゃなくて冷凍庫に入れてたし。絶対確信犯だろあんた!?」

エピデンドラム「細かいことは気にしないー」

望月「全然細かくねーから!!」ウガー

エピデンドラム「だってさぁ。こっちの世界に来たら楽しい夏が過ごせると思うじゃん?」

エピデンドラム「バナナオーシャンよりもさらに暑い! もっと言えば蒸し暑い!!」

エピデンドラム「そこに涼しい箱があったら籠もりたくなるのも当然じゃろ?」

望月「気持ちはわかるけど冷蔵庫壊れるから!!」

望月「てかおとものウサギとタヌキ外でお留守番させるってどうなのよ!?」

ウサギ「#」プンスコ

タヌキ「#」プンスコ

望月「ほら抗議してる」

エピデンドラム「あぁ~…ごめんごめ~ん。あとでチューイングキャンディーあげるからさぁ」

望月「動物に人間のお菓子はダメだって!?」

望月「あーもう。突っ込み疲れてマジねみぃ…寝るわあたし」

エピデンドラム「え、ちょっと待って。そこの箱がダメならどこで寝たらいいのさあたし!?」

望月「しらねーよそんなの…どっかてけとーに寝たらいいんじゃね?」

エピデンドラム「そんな殺生な…」


エピデンドラム「…あ」





扇風機「」ブーン

エピデンドラム「」ピコーン

エピデンドラム「よいしょ、よいしょ…」←扇風機運搬中

望月「え、ちょ。何あたしの扇風機勝手に持ってってんのさ」

望月「あたしその扇風機と婚約してんだぞ!?勝手に持ってくなー!」

エピデンドラム「ヷレ゙ヷレ゙バヴヂュ゙ヴジン゙ダ」

望月「無視すんじゃねー!! てか扇風機で遊ぶんじゃねー!!」

エピデンドラム「ザァ゙、ビレ゙ブジダマ゙エ゙ザン゙ゲノ゙ジガン゙ダ」

望月「いつもゴロゴロしててごめんなさーい…ってやかましいわー!!」

望月「てかそのネタは冗談抜きでやめとけ。大和さんが聞いたら怒るから」

エピデンドラム「? この前動画で見たネタなんだけど」

望月「花騎士の世界にも動画ってあるんか!?」ガーン

エピデンドラム「いや、ナズナちゃんがいつも生放送の準備してるし多少はね?」

望月「…あたし生放送見ないからわかんねーや。てかそろそろ寝かせて」

エピデンドラム「アッハイ」

(2時間後)

望月「スー、スー…」

エピデンドラム「ンガー、ンガー…」

ウサギ「」スヤスヤ

タヌキ「」ムニャムニャ

扇風機「」ブーン





三日月「」

三日月「遠征から帰ったらもっちーが増殖してた件」



【望月&エピデンドラム編 完】



メンテ長いですね

連装砲ちゃん&マイドアリのマスコット組希望

次はママぁか

こんばんは。明日(というか今日)は仕事のため更新は帰ってからになります。
「雷&ディプラデニア編」お待たせしております。もうしばらくお待ち下さい。

>>203さん
メンテ長かったですね。>>1はお詫び石で早速10連を2回回して新☆5を数人お迎えしました。
これで花騎士キャラの掘り下げが捗ります…!
え?☆6?知らない子ですね。

>>204さん
「連装砲ちゃん&マイドアリ」了解しました。
ところでマイドアリってしゃべるのでしょうか…?花騎士劇場の題名に「オンシちゃんと僕」というのがあるのでしゃべる気はするのですが。

>>205さん
ママァです。もうしばらくお待ちを。
ママ属性といえば霞ちゃんが「口うるさいけど世話焼き」タイプですが、花騎士にはああいうタイプいないのかね。
と、いうよりも団長に対して暴言吐く系がいないような。

執筆予定ペアをずらずら書いていると長ったらしいので、今後は新規追加予定ペアだけ記入することにしようかと。
とりあえず現在追加予定ペアです。

・連装砲ちゃん&マイドアリ
・春風&サクラ
・球磨&レンゲソウ


個人の勝手な妄想だと、マイドアリは人語は喋れない(でも言葉は理解できるので意思疏通は出来る)イメージ
その辺は解釈によりけりだろうし、>>1のやり易いように書けばいいのよ

前にスイートピーのリクした者だけど、鳥海とアイリス、スイートピーと霧島の方があうかも。
>>1に任せます。

こんばんは。やっと仕事終わった…。
そして水無月のチラ見せキター! 朝顔の花が見えているのでアサガオと組ませてみたいのですが、気になる性格は果たして。

>>208-209さん
なるほど、言われてみればオンシちゃんの言葉にうなずいたりショックを受けたりしていますね。
人語は解すけどしゃべれない、という感じでしょうか。その辺はまた考えてみますね。
「初風&キルタンサス」了解しました。ちなみに>>1の初☆5はボタンでした。

>>210さん
アイリス検索してみました。むしろ霧島さんに性格が近いような…。
「鳥海&アイリス」「霧島&スイートピー」了解しました。再度のリクエストありがとうございます。

追加予定ペア
・初風&キルタンサス
・鳥海&アイリス ←スイートピーから変更
・霧島&スイートピー
・初月&アスター
・速吸&ポインセチア

それではお待たせしました。「雷&ディプラデニア編」投下です。

【雷&ディプラデニア編】

提督「えーと、遠征部隊、準備よし。装備も準備よし」

提督「戦力も前回作戦から大幅に強化しておいたし、これで今度こそ甲勲章取れる!…はず」

提督「…っていうか、いい加減私も甲提督になりたいんだよねぇ…」ガクッ

ドアガチャ

雷「失礼するわ、司令官。遠征の報告書よ」

提督「おー、雷ちゃんお疲れ。いつもありがとね」

雷「気にしないで!司令官の傍にはいつも私がついてるから!」

雷「クヨクヨしないでシャキッとしなきゃダメよ。何かあったらいつでも私を頼ってくれていいんだからね!」シャキーン

提督「うんうん、ありがとう雷ちゃん」

雷「ううん。じゃ、失礼するわ!」

ドアガチャバタン


提督「司令官の傍にはいつでも私がついてる…か」

提督「…よし、いっちょ頑張るか」グッ

雷(そういえば今日から中規模作戦ね。鎮守府中がバタバタしているわ)

雷(司令官、今回も轟沈0・作戦完了を目標に頑張るつもりみたいね)

雷(でも、前回作戦では司令官の練度が足りなかったとかで甲作戦に挑戦できなくて)

雷(今回作戦では甲勲章を目指してるみたい)

雷「…というか、司令官も頑張り過ぎなのよ。もっともーっと私に頼ってくれていいのに」

雷「…まぁ、『1人も轟沈させない』をモットーにしてくれてるのは私も嬉しいけど」



雷「…うん?」

ディプラデニア「はぁ…」スタスタ

雷(あの子は花騎士の、確か…ディプラデニアちゃんだったかしら)

雷(この鎮守府に交流に来ていた花騎士、みんな騎士団施設に帰ってると思ってたんだけど…)

雷(中にはまだ残ってる子もいるみたいね。いざとなったら自分たちも戦えるから、って)

雷(あの子もそのうちの一人なのかしら?)

雷(でも、なんだかため息ついてるみたいね…よし)タッタッタ



雷「どうしたの?元気ないわね」

ディプラデニア「!! だ、誰っ!?」ビクッ

雷「私は雷よ。カミナリじゃないわ!」

ディプラデニア「カミ…ナリ…?」ポカーン

雷「あ、ごめんごめん。カミナリって書いていかづちって読むの。よろしくね!」ニコッ

ディプラデニア「ぁ…よ、よろしく。私はディプラデニア」

雷「ディプちゃんね。よろしく!」

ディプラデニア「ディプ…ちゃん…」ガクッ

雷「? もしかしてイヤだった?」

ディプラデニア「いえ…別にイヤでは…ありませんが…」

雷「それより、なんだか元気なさそうね。何かあったの?」

ディプラデニア「っ! …いえ、何でもありません」

ディプラデニア「別にあなたには…関係ないことですから…」

雷「関係あるわよ!私、ディプちゃんみたいな子を見ると、なんとなくほっとけないからさ」

雷「何かイヤなことがあったら、全部私に吐き出していいのよ!」エッヘン

ディプラデニア「ぁ…」

ディプラデニア(その時、私がどんな顔をしていたのか…今では思い出せません)

ディプラデニア(突然後ろから声をかけられて、しかも会って数秒であだ名までつけられて)

ディプラデニア(会ったばかりだというのに、妙に馴れ馴れしく話しかけてくる、「いかづち」という彼女)

ディプラデニア(いつもの私なら、そのまま無視して立ち去っていた…はずです)

ディプラデニア(それなのに……)



雷「さぁ、上がってちょうだい。ちょっと散らかってるけど」

ディプラデニア「…………失礼します」



ディプラデニア(…気がついたら、私は彼女の部屋にお邪魔していました)

雷「ディプちゃん、麦茶とカルピスとあるけどどっちがいい?」

ディプラデニア「私は、…どっちでも」

ディプラデニア「…こっちの飲み物はよくわからないので。お任せします」

雷「オッケー!そしたら麦茶持ってくるわね!」ドアガチャバタン



ディプラデニア(…何故なんでしょう)

ディプラデニア(…会ったばかりの彼女に、「彼女」の面影を求めてしまうのは…)

雷「お待たせ!はい、どうぞ!」つ 麦茶

ディプラデニア「…ありがとうございます」

雷「ディプちゃん、こっちの生活はもう慣れた?」

ディプラデニア「えぇ、何とか…」

ディプラデニア「慣れたと思った矢先に作戦が始まってしまったので、のんびりしてはいられませんが」

雷「まぁそれは仕方ないわ。この季節になるといつも深海棲艦の活動が活発化するから」

雷「花騎士も何人か騎士団施設に戻ったみたいだけど、ディプちゃんは帰らないの?」

ディプラデニア「っ!」



ディプラデニア「…ありません…」

雷「へ?」

ディプラデニア「帰れるわけ…ありませんっ!!」クワッ

ディプラデニア「確かに作戦が始まって、団長さんも忙しくなってきたかもしれません!」

ディプラデニア「でも、団長さんはあなたたちの提督であると同時に、私たちの団長さんでもあるんです!」

ディプラデニア「団長さんに万が一のことがあって、騎士団が解散されたら、私は…私はっ…!!」ポロッ

ディプラデニア「まだ団長さんと触れ合ってもいないのに…禁欲令も解いてもらってないのにっ…!!」ポロポロ



ディプラデニア(…気がついたら、私は彼女に向かって自分の思いの丈をぶちまけていました)

ディプラデニア(そんな私を、彼女はたしなめるでもなく)

ディプラデニア(ただ、うんうんとうなずきながら聞いてくれていました)

雷「うんうん、司令官はディプちゃんにとっても大切な人なんだね」

雷「大切だから、司令官を守るために一緒にいてあげたいんだね」

ディプラデニア「ぐずっ…ぞうでずよ…なんがいも言わぜないでぐだざいよ…」グシグシ

雷「ごめんごめん。でも、ディプちゃんの気持ちはとっても自然だと思うわ」

雷「でも、ディプちゃんも無理しちゃダメよ。自分のことで手一杯なのに、司令官を…ディプちゃんの大切な人を守れる?」

雷「だから、私にもディプちゃんのお手伝いをさせて!」ニパー

ディプラデニア「ぐずっ…どう…やって…?」

雷「とりあえず…はい、ここ」ポンポン

ディプラデニア「…へ?」

雷「遠慮しなくていいのよ。ほら!」ポンポン

ディプラデニア(ベッドの縁に腰掛けて、太ももをポンポンと叩いて…)

ディプラデニア(これって、まさか…///)

ディプラデニア(……………)




ディプラデニア(…えぇい、ままよ!)





ディプラデニア「…失礼します」ヒザマクラー

雷「はい、よくできました」ニコッ 




ディプラデニア「んぅ…ちょっと恥ずかしいですね」モソモソ

雷「あんまり動いちゃダメよ。いまは全てを私に委ねてくれていいんだから」

雷「大丈夫、ディプちゃんは頑張ってる。きっと守れるわ」ナデナデ

ディプラデニア(っ…!! 耳元で囁かれると、破壊力高いですっ…!///)カァァ

雷「そうだ。子守唄歌ってあげるね!」

ディプラデニア「こ…子守唄……///」ガクッ

雷「ねんね~ん、ころ~り~よ~♪ おころりよ~♪」




ディプラデニア(だ…ダメ…です…っ)

ディプラデニア(プルメリア…私は…………もう…………)



ディプラデニア「………zzzzz」

(1時間後)

ディプラデニア「スー…スー…」ヒザマクラー

雷「クゥ、クゥ…」





暁「」

響「」

電「」




【雷&ディプラデニア編 完】

結論:雷ちゃんはかわいい
ちなみに>>1の初期艦は叢雲さんでした。あのツンケンも慣れればクセになるですよ。

そして夏イベ新情報きましたね。まさかの潜水艦新実装とは…!

【番外編その5・いろんなママ】

雷「あなたは頑張りすぎよ。もっともーっと頼ってくれてもいいのよ!」エッヘン

浦風「いつも頑張っちょるけ、おかずを作ってみたけぇの。お味はどうじゃ?」

夕雲「もっと私に甘えてくれてもいいんですよ?一緒に頑張りましょうね」

霞「はぁ!?そんなとこで弱音吐くとかだらしないったら!もっと力出せるじゃない!!」



ディブラデニア「…駆逐艦の方は世話焼きが多いんですね」

雷「でしょ!」エッヘン

【番外編その6・水着は遊びじゃねぇ!】

エピデンドラム「んでさぁ、バナナオーシャンに行くって言うから遊びに行くと思うじゃん?」

エピデンドラム「だからあたしは水着準備していったわけよ。水鉄砲も用意して」

エピデンドラム「そしたら哨戒任務だって言われてさ…ありえなくね?」

望月「え?水着って戦闘着じゃねーの?」

エピデンドラム「え?」




天龍(水着)「おっしゃー!!浜辺で特訓するぜーー!!全員集合だーー!!」ドタバタ

龍田(水着)「天龍ちゃんったら、廊下を走ったら転ぶわよぉ~?」

榛名(水着)「はい、榛名はビーチバレーも大丈夫です!!」

山城(水着)「姉様、宇治金時かき氷お持ちしました!浜辺でご一緒に…」

大和(水着)「皆さんはしゃいでらっしゃいますね。ふふ、私もラムネを持って行きましょうか」



エピデンドラム「」

ちなみにエピデンドラム本人も水着着用で☆5から6に昇格する模様。
やっぱり水着って戦闘着なんですな。

香取&ヤグルマギクの組み合わせとかどうですか?

乙乙
艦娘の方は普段から水着着て戦ってる勢もいるし何の問題もないね>水着は戦闘着

>>229
こうして見るとプルメリアと1番性質が近いのは夕雲ねえさんだな
揃って甘やかしにこられたら間違いなくオチる(確信)

おはようございます。提督の皆様夏イベどうですか?
>>1はE1甲でニロちゃん探索中です。あきつ丸、君じゃないんだ…!

>>232
「香取&ヤグルマギク」了解しました。教官系の子ですね。
同じ教官系の子に>>170さんが挙げたデンドロビウムもいますが、こちらはなんとなく矢矧ちゃんのイメージ。

>>233
潜水艦の子たちにとっては水着は「本当の意味で」戦闘着なのは間違いない。
普段着てるあれとは別バージョンの水着着てもいいのよ。
言われてみれば確かに夕雲姉さんもプルメリアに近いですね。プルメリア&夕雲&雷で来られたら勝てる気がしない…!

以下追加予定ペア
・香取&ヤグルマギク
・矢矧&デンドロビウム
・赤城&サボテン
・秋月&ツキミソウ
・川内&ヨルガオ

そういえば>>206で「花騎士キャラの掘り下げが捗る」と書いたのですが、
お花は現在キャラクエ進行不可なんですよね…orz

それではお待たせしました。「皐月&タンポポ編」投下です。

(鎮守府庭園)

ザザァーーーン… ザザァーーーン…

皐月「…」

タンポポ「…」

タンポポ「潮風が気持ち良いね~」

皐月「うん。そうだね~」

皐月「ここから見える海も、…穏やかに見えるね」

タンポポ「…そうだね」

タンポポ「皐月ちゃんは、…まだ行かないの?」

皐月「うん。ボクの出番はもうちょっと先だから」

皐月「いま、五十鈴さんやみんなが頑張ってくれてるところだし」

タンポポ「…そっか」

タンポポ「みんな、無事に帰ってくるといいね」

皐月「…うん」

皐月「いまのボクにできることは何もないけど…」

皐月「無事を祈るしか、ないかな。アハハ」

タンポポ「………」

タンポポ「ねぇ、皐月ちゃん。知ってる?」

皐月「うん?」

タンポポ「ボクの花、…タンポポにまつわるおまじない」

タンポポ「とりあえず、はい。これ」つ タンポポの綿毛

皐月「なにこれ?綿毛?」

タンポポ「あっ、あまり揺らしちゃダメだよ!種が落ちちゃうから」

タンポポ「願い事を思い浮かべながら一息でそれを全部飛ばせると、願いが叶うんだって」

皐月「へぇ~。ボク、初めて知ったよ!」

皐月「じゃぁ…いくよ?」

タンポポ「うん!」ニコ

皐月(…………)

皐月(…みんなが1人も欠けることなく、この作戦を終わらせられますように)

皐月(えいっ)フー




綿毛s「」フワフワ







タンポポ「わぁ!皐月ちゃんすごいすごい!ほんとに全部飛ばしちゃった!!」

皐月「え? ……!!」

元綿毛「」ツルーン

皐月「ボク…一息で全部飛ばしたんだよね?あれ」

皐月「願い事、叶うよね?」

タンポポ「うん! たかがおまじないかもしれないけど」

タンポポ「それでも、きっと叶うよ」ニコッ



皐月「ぁ…」

皐月「うん、ありがとう。タンポポちゃん」ニコ

皐月「あ、ボクそろそろ行かないと」

タンポポ「…そっか。うん、行ってらっしゃい」

タンポポ「気をつけて帰ってきてね」

皐月「うん。ありがとう」

皐月「行ってきまーす」タッタッタ





タンポポ「行っちゃったなぁ」

タンポポ「…うん?」

白鞘の刀「」

タンポポ「これ、あの子の忘れものかな?」

タンポポ「『武功抜群』…と書いてある。でも使ってる形跡はないな」

タンポポ「あの子は………もう行っちゃったか」

タンポポ「ん?」

文月「」トコトコ



タンポポ「あの、ちょっといいです?」

文月「? なぁに?」

タンポポ「これ、ボクの友達が忘れていったものなんですけど」

タンポポ「ちょっと悪いけど、届けてもらえないです?」つ 白鞘の刀

文月「わぁ!それ、皐月ちゃんの宝物だぁ!」

タンポポ「? 皐月ちゃんを知ってるです?」

文月「うん! あたしのお姉ちゃんだよぉ!」ニパー

文月「昔あたしと一緒に護衛作戦を成功させた時のご褒美としてもらったものなんだぁ、それ」

タンポポ(皐月ちゃん…)

文月「あっ、いけない。皐月ちゃん出撃準備始めてるかも!」

文月「急いで届けてくるねぇ!ありがとう!!」タッタッタ

タンポポ「うん。よろしくお願いしますです」




タンポポ「…皐月ちゃん」

タンポポ「大丈夫。今度もみんなを守れるよ」ニコ


【皐月&タンポポ編 完】

>>236のトップに【皐月&タンポポ編】を忘れていた…!!!orz

【番外編その7・のどかなバカン…ス?】

潜水夏姫「ヤットトレタナツノバカンス…」

戦艦夏姫「セッカクダカラミナミノシマヲエランダノニ…」

港湾夏姫「ダレモイナイオシノビバカンスノハズダッタノニ…」

集積地棲姫「コミケイキテェ…」←荷物持ち

重巡夏姫「ソレナノニ…………」





ドーンドーン


潜水夏姫「イタァイ!!アタシガナニヲシタッテイウノヨォ!?」

戦艦夏姫「グラドルゴッコシテタダケナノニ…キャァァ!?」

港湾夏姫「オシノビジャナイジャナイノヨォ!ドウナッテルノヨォ!?」

深海艦爆「」ボロッ

集積地棲姫「ダカラアタシニモツモチダッテ…ヤメロォ!ソレハモヤスナァ!!」

重巡夏姫「ヴェアアアアアア!!?(バカンスを邪魔されるなんて)ニクラシヤァァアアア!!!」




提督「え?心が痛い?深海勢のバカンスの邪魔してるだけ?」

提督「うーん…だからといって作戦をサボる訳にいかないしなぁ。どうしような」

【番外編その8・差し入れ】

潜水夏姫「チカクノユソウカンタイカラコンナモノヲヒロッタゾ」つ コンテナ

戦艦夏姫「チョット!!アンタ、マタヘンナモノヲヒロッテキタノ!?」

重巡夏姫「バクハツブツデハナイダロウナ…ア、ヒライタ」コンテナパカー

重巡夏姫「…コレハ……?」


コンテナ「」←中に大量のアイスキャンデー


集積地棲姫「アーウメェ。マジイキカエルワァ」モグモグ

戦艦夏姫「シカシ…ヨカッタノカ?アイツニドクミヲサセテ」モグモグ

潜水夏姫「アツサデトケカケテイタカラナ。ツメタイモノナラナンデモタベルダロウ」モグモグ

港湾夏姫「トイイナガラアンタモチャッカリタベテルワヨネェ」モグモグ

重巡夏姫「オマエモナ」モグモグ




速吸「提督、作戦から帰投しました」

提督「うん、お疲れ様。悪かったね」

速吸「正直、本気かと思いましたよ。『輸送艦隊を装って会敵、積荷をわざと海中投棄しろ』なんて」

提督「だってそういう手しか思いつかなかったからさ。じゃないと大本営の目は誤魔化せないよ?」

速吸「…まぁ、それはわかりますが」

島風はバナナの民から親近感湧いてそう

しずま艦&雲龍型「あんな格好して恥ずかしくないのか?」
バナナオーシャン民「痴女だ、痴女が居る・・・!」

ビオラのふにーと文月のふみぃは似てるよね

花騎士の夏ボイス聴いてたら如月とトリカブトを引き合わせてはいけないと思った
トリカブトのお勉強が段飛ばしに進んでしまう

会わせるなよ!絶対だからな!(お約束)

こんにちは。提督の皆様夏イベは順調でしょうか。
>>1はといえばE3のギミックがリセットありと聞いて愕然としております…。
なおニロちゃんはまだ出ない模様。

>>249-250さん
バナナ民は結構露出高い人多いですね。カサブランカしかりクチナシしかり。
しずま艦&バナナ民で鉢合わせしたら意外とそういう反応かも。

>>251
似てますね。ちょうど今開催中の緊急任務でもビオラが出てきてますね。
文月&ビオラで組んでみましょうか。

>>252
wikiで確認しました…これは…………!!
アネモネと組むつもりでしたがフラグ回収しときますね。

・以下追加予定ペア
文月&ビオラ
如月&トリカブト
水無月&アサガオ

「叢雲&アブラナ編」「初春&ボタン編」書き溜め中です。
ペアリングが貯まるばかりなのですが夏イベもあって思うように進まない…頑張ります。

アネモネとなら似てる(胸部装甲除く)って度々言われてる時雨と絡ませては?

【叢雲&アブラナ編】

叢雲「だからあんたは何だっていうのよ!!さっきからごちゃごちゃと!!」ワーワー

アブラナ「うるっさいわね!!あんたこそ何なのよー!!」ギャーギャー


セントポーリア(物陰)「あらあらぁ、喧嘩を始めちゃいましたねぇ~」ホワホワ

浜風(物陰)「だから私はあれほど言ったのに…やめた方が良いと」ハァ

ギンラン(物陰)「出会いは大切とはいっても、さすがにあれは良い出会いではなかったようですね」

吹雪「…3人とも、そこで何やってるんですか?」

セントポーリア「ひゃあ!? …なんだ、吹雪ちゃんでしたかぁ」

ギンラン「セントポーリアさん、あまり大きな声を出すと気づかれますよ」

浜風「…いい所に来てくれました、吹雪さん。あれを何とかしてください」アタマオサエ

吹雪「あれって…叢雲ちゃんと、たしかアブラナちゃん?」

吹雪「なんだか喧嘩してるようですけど…」

セントポーリア「そうなんですよぉ。せっかく仲良くなれると思ったのに~」

浜風「だからなんでそう思ったんですか…はぁ」

ギンラン「まぁまぁ。起こってしまったことは仕方がありません」

ギンラン「ひとまず、訳を説明しますね」

(ギンラン説明中)

セントポーリア「そういえば艦娘の皆さんフレンドリーな方が多いですけど、中にはあまりフレンドリーじゃない方もいますねぇ」

浜風「えぇ。叢雲さんや曙さん、あとは満潮さんもそうですね」

浜風「悪い子ではないのですが…いかんせんプライドが邪魔してあまり仲良くなれないようです」

浜風「…まぁ、私も人のことを言えた口ではありませんが」

ギンラン「それでも出会いは大切にしたいですよね」

セントポーリア「あっ、いいこと考えましたぁ。似たような性格の子なら仲良くなりやすいですよねぇ~」

セントポーリア「アブラナちゃんならあの子達と仲良くなれますよね~?」ニコ

ギンラン「アブラナちゃん…言われてみればあの子たちに性格が似ていますね」

浜風「…ちょっと待ってください。その組み合わせはやめた方がいいですよ」

浜風「お互いにぶつかり合って険悪になるだけです」

セントポーリア「じゃぁ決まりですね!早速アブラナちゃんに叢雲さんを紹介してみましょ~」オー

浜風「人の話を聞いてください!!」ウガー




吹雪「…で、その結果があれなんですか?」

ギンラン「えぇ。2人をうまく引き合わせたまではいいのですが、些細な事から喧嘩を始めてしまいまして」

浜風「こうなることは予想できたから止めたのですが…誰かさんが聞く耳持たなかったものですから」ハァ

叢雲「もういいわよ!!私は帰るわ!!」フンッ

アブラナ「上等よ!!こっちこそ時間を無駄にしたわ!!」フンッ


吹雪「結局喧嘩別れにおわっちゃいましたね」

セントポーリア「あらあら~…仲良くなれると思ったのになぁ~」

浜風「だからどうしてそういう発想になるんですか…」

ギンラン「まぁまぁ。失敗してしまったものは仕方がありませんよ」

ギンラン「吹雪さん、引き止めてごめんなさいね」

吹雪「あ、いえ。…私何もしてませんし」

吹雪「あとでそれとなく叢雲ちゃんのフォローしておきますね」

浜風「…吹雪さん。ご迷惑かけます」ペコリ




アブラナ(…ったく、何なのよあいつ。いきなり喧嘩腰で話しかけてきて)

アブラナ(しかも無駄にプライドが高いし。本当に腹が立つわ)

アブラナ(あたし、あんな上から目線の子は大っ嫌いなのよね。あとでセントポーリアに文句言ってやろうかしら)



アブラナ(…………)

アブラナ「…ちょっと、どこかで一人になろうかな」


(鎮守府裏の岩場)

ザザァーーーン…サラサラサラ

ザザァーーーン…サラサラサラ

ミャア ミャア ミャア



アブラナ「…………はぁ」

アブラナ「さっきはちょっと言い過ぎちゃったかもしれないわね…」

アブラナ「でも、素直に謝るのも…なんか悔しいし」

アブラナ「団長に相談…も、今作戦中で忙しいみたいだし」

アブラナ「…はぁーもう、あたしどうしたらいいのよ」




ブクブクブク…


アブラナ「…うん?」

アブラナ「何か黒い影が海の中から浮かんできて…」







ザバーーーン!!



イ級「ギシャーーーーーーッッ!!」

アブラナ「キャーーーーッ!!」




叢雲(全く、何なのよあの子は。本当に礼儀がなっていないわ)スタスタ

叢雲(しかも人の話を全く聞かないし。だいたい私を何だと思っているのよ)スタスタ

叢雲(…まぁ、私も少し言い過ぎたところはあるかもしれないけど)スタスタ



キャーーーーッ!!



叢雲「! …あれはあの子の声!?」

叢雲「鎮守府の裏手ね!!」タッタッタッタッ

イ級「ググゥ…ッ」

アブラナ「くっ…あたしだって、花騎士の端くれなんだから!!なめるんじゃないわよ!!」ブンッブンッ

イ級「」カキーンカキーン

アブラナ「嘘…あたしの剣が…効かない…?」

アブラナ(まるで鉄の固まりみたいな肌…何なのよこの化け物は!?)

イ級「ギシャーーーーッ!!」ドーンドーン

アブラナ「きゃああっ!?」



ドカーン

イ級「グギャッ!?」大破

アブラナ「………え?」

叢雲(艤装展開)「まったく。あんたもほとほと世話が焼けるわね」

叢雲「ただ生意気な口を叩くならまだしも、こんな深海棲艦を相手にしようとするなんて」

アブラナ「なっ…生意気は余計でしょ!!あたしだって花騎士の端くれなんだから!!」

叢雲「話は後。あんたは下がってなさい!」

叢雲「さぁて…そこの不届き者。酸素魚雷を食らわせようかしら?」

イ級「グゥゥ…グアァァ!」ドーンドーン

叢雲「ふんっ」カキンカキーン

アブラナ(う…嘘…!?あの砲弾を槍で弾き返した…!?)


叢雲「その心意気は褒めてあげるわ。『心意気は』ね」

叢雲「海の底に…消えろっ!!」ドカーンドカーン



イ級「グギャアァアアアアアッッッ!!!」撃沈

叢雲(艤装収納)「ふぅ…ま、当然の結果よね」

アブラナ「あ、あの……」

叢雲「何?不満なの?」

叢雲「それより!あんた、深海棲艦相手に戦おうとするなんて何考えてるのよ!!」

叢雲「下手したら死ぬかもしれなかったのよ!?」

アブラナ「っ……ご、ごめんなさい」

叢雲「…まぁ、いいわよ。今回は私がたまたま近くにいたから助けに来たけど」

叢雲「次、同じことがあったら承知しないからね!」

アブラナ「うん。…助けてくれてありがとう」

叢雲「べっ…別にあんたの為じゃないわよ」

叢雲「あんたが心配になって駆けつけたとか、そういうのじゃないんだからね!」メソラシ



(数日後・間宮)

浜風「…で、2人は仲良くなったってわけですか?」

吹雪「うん。帰ってからすごく機嫌良さそうだったよ、叢雲ちゃん」

ギンラン「不意の事故がきっかけとは言え、距離が近づいてよかったですね」

セントポーリア「終わり良ければ何とやらですねぇ~」ホワホワ

浜風「セントポーリアさんはもうちょっと人の話を聞いてくださいね…」ハァ

吹雪「でもあの2人、なんだかんだ言って仲はいいみたいですよ」

吹雪「今でも時々2人で間宮に行く仲らしいんだけど…」





叢雲「だから!何度言ったらわかるのよ!!アイスをそんなに盛っちゃだめだって!!」ワーワー

アブラナ「うるさいわね!私に指図しないでよ!!」ギャーギャー

間宮「あ、あの、お二人とも…」オロオロ








吹雪「…」

浜風「…」

ギンラン「…」

セントポーリア「…」



吹雪「…喧嘩するほど何とやら、ですね」

ギンラン「ですね」



【叢雲&アブラナ編 完】

>>254さん
確かにアネモネは時雨に少し似ていますね。時雨&アネモネでいきますね。
ギンランは誰と絡ませようかな…

以下追加予定ペア
・時雨&アネモネ
・愛宕&ジャスミン
・深雪&サルビア

【初春&ボタン編】

ミーンミーンミーン

チリリーン…チリリーン…


ボタン「…焼けつくような暑さじゃの。この国の夏はバナナオーシャンとは違うのじゃな」

ボタン「バナナオーシャンの夏はこう、カラッとしてギンギンした感じなんじゃが」

ボタン「ここの夏は何と言うか…ムワーッとしてジリジリと………」

ボタン「…むぅ、団長に指摘されたとはいえ、やはりこの表現はなかなか治らぬな」ガクッ

ドアガチャバタン

初春「待たせたのう。冷たい飲み物を持ってきたぞ」つ カルピス

ボタン「おぉ、かたじけない」ゴクゴク

ボタン「…む?この飲み物は…なんだかマロッとした味じゃな」

初春「『かるぴす』という飲み物じゃ。夏の風物詩じゃな」

初春「わらわは麦茶の方が好きじゃが、こういうものも知ってほしいと思ってのう」

ボタン「かるぴす…聞き慣れない名前じゃの」

ボタン「確かにこの味は夏の暑さを忘れさせてくれるな」ゴクゴク

初春「気に入ったのなら何よりじゃ」フフ

ドンロン「」グデー

初春「そこの…ドンロン、じゃったか。見るからに暑そうじゃな」

ボタン「こやつは暑いのが苦手なようでな。こちらの夏はこやつには応えるらしいのじゃ」

初春「ふむ。扇風機の風を当ててやってはおるが、それでも限界はあるようじゃの」

ボタン「一度『さまぁかっと』なるものをしたこともあるのじゃがな…見る者見る者に笑われるゆえ、やめたのじゃ」

初春「確かに見た目の落差が激しいのう、あれは」

初春「そういえばこんなものがあるのじゃが…」つ アルミ板

ボタン「これは…金属の薄板か?」

初春「明石に端材を加工してもらったものじゃ」

初春「それの上にドンロンを寝かせてみよ。いくらか過ごしやすくはなるじゃろう」

ボタン「試してみるかの。ドンロン、こっちじゃ」

ドンロン「!」テコテコ

ドンロン「」ベター

ボタン「金属板の上に寝そべったぞ。気持ちよさそうじゃな」ナデナデワシワシ

初春「犬は腹に毛が生えておらぬゆえな。こういう時は腹を冷やしてやると良いのじゃ」

初春「何かに使えるかと思って取っておいたものじゃが、それは貴様にやろう」

ボタン「礼を申す。いろいろと世話になるのう」

初春「気を遣わずともよい。わらわと貴様の仲ではないか」フフッ




ミーンミーンミーン

オーシィ ツクツクツク オーシィ ツクツクツク

チリリーン…チリリーン…


ボタン「そういえばそろそろ…死人が帰ってくる季節じゃのう」

ボタン「ととさま、かかさまも帰ってくるのかのう…」

初春「む?貴様たちの世界にも盆の概念があるのじゃな」

ボタン「わしの所属するブロッサムヒルにはそういう文化はないのじゃがの。昔、そういう話を聞いた覚えがあるのじゃ」

ボタン「毎年夏には死人が帰ってくる、とな」

初春「それはこちらでは『盆』と呼ばれるものじゃな。帰ってきた死人をもてなし、そして再び送り出す」

初春「その一環として祭りが開かれることも多いぞ」

初春「そういえば、この近くの街で盆祭りが開かれていると聞いておる」

初春「貴様も一緒に行くか?」

ボタン「よいのか?おぬしら艦娘は作戦中だと聞いておるが」

初春「構わぬ。休むこともまた作戦のうちじゃ」

初春「わらわの妹たちにも声をかけておくゆえ、貴様は外出許可証をもらってくると良いぞ」

ボタン「かたじけない。行ってくるぞ」ドアガチャ

初春「うむ。後ほど落ち合おうぞ」


バタン





ボタン「…ふっ。優れているはずのわしが、ここまで良くしてもらうとはのう」

ボタン「わしの別荘がまだ残っておればいいが…久々に確認を取ってみようかの」フフ



【初春&ボタン編 完】

【番外編その9・よくできたコスプレ?】

(コミケ会場)

ザワザワ

ザワザワ


???「………………」スタスタスタ


「おい、あのコスプレの人、ものすごく似てね?」

「ホントだ!しかもすっげぇ美人だな~。写真撮らせてもらおうかな」

「いやー、オレもさっき頼もうとおもったんだけどさ。なんかすごい目で睨まれたからやめたよ」



???「……………」スタスタスタ

???「…スミマセン。コノドウジンシヲ3サツト、コノグッズ」

???「アト、センセイノサインイタダケマスカ」

「はい!ありがとうございます~!」

「お姉さん美人ですねぇ!よく似合ってらっしゃいますよ!!」

「どうやったらそんなコスプレできるんですか?よかったら教えてほしいです!」

???「………コスプレ…?」




空母棲姫「シュウセキチニタノマレテカワリニコミケトヤラニキテミタガ………」

空母棲姫「ナゼドイツモコイツモワタシノコトヲ『こすぷれ』ナドトイウノダ………?」


【番外編その9 完】

空母ネキ随伴を前イベからの新人やいいケツしたねーちゃんに取られて暇だからね仕方ないね

おはようございます。

>>285さん
「バカンス?キョウミナイナ。オマエタチデイッテコイ」などと言った結果がこれだよ!
ちなみにあの際どい格好のままで行ってます。なので何度かおまわりさんに声かけられてたりします。

【長良&アジサイ編】

長良「よーし!もう1周いっくよー!!」タッタッタ

アジサイ「遅い子は置いてっちゃうわよ。ついてらっしゃい!」タッタッタ

島風「私には誰も追いつけないよー!!」タッタッタ

ナズナ「はっ、はっ…」タッタッタ



提督「ナズナさんも大分体力がついてきたみたいだね」

大淀「えぇ。そうみたいです」

大淀「最近はアジサイさんにもアドバイスをもらってるそうですよ」

提督「アジサイかぁ~…あの子結構ビシビシ言っちゃう子だからなぁ」

大淀「そこは大丈夫みたいですよ。彼女、どんな厳しいアドバイスでも真剣に受け止めていますから」

大淀「あれなら花騎士としてのデビューも近いんじゃないでしょうか」

提督「うーん…そうだといいんだけどねぇ」

長良「オッケー!ここで一旦休憩っ!!」

ナズナ「はぁっ、はぁっ…お、お疲れ様です」

長良「ナズナちゃん、随分体力ついてきたじゃない!その調子だよ!」

アジサイ「まだまだあたしたちには遠く及ばないけどね。最初よりはマシだと思うわよ」

島風「それでも私よりは遅いけどねー」ニヒヒ

ナズナ「み、皆さんありがとうございます…」

アジサイ「でも、ナズナ。あんたはまだ体力の使い方を制御できていないと思うわ」

アジサイ「ランニングでもそうだけど、戦闘で一番求められるのは持久力よ。これがないとすぐにバテてしまう」

アジサイ「戦場でバテるとどんなことになるか…あんたも散々見てるわよね?」

ナズナ「…っ、はい。体力はついてきましたけど、バテやすいことは自覚しています」

長良「私たち艦娘もそうだけど、戦場は生きるか死ぬかだからね」

長良「まぁ、まだ花騎士になる準備段階だし、そこは焦らずゆっくり身につけるといいと思うよ」ニコッ

ナズナ「はい。ありがとうございます、長良さん!」

速吸「皆さんお疲れ様ですー!冷えたスポーツ飲料をお持ちしましたよ!」

長良「あっ、ちょうど補給担当が来たわね」

アジサイ「次のプログラムまでまだ時間があるわ。そこの日陰でゆっくり休憩しましょう」

島風「えー!!早く走りたいー!!」

アジサイ「駄々こねないの。熱中症で倒れたら意味ないわよ」



(トレーニング終了後)


長良「ふー…お疲れ様、アジサイちゃん」

アジサイ「あぁ、長良。お疲れ」

アジサイ「うーん、あたしもまだまだかな。神通さんのトレーニングはまだきついわね」

長良「そこは仕方ないよ。あの子のトレーニングは過酷なことで有名なんだから」

長良「『鎮守府で怒らせてはいけない艦娘ランキング』堂々一位を飾ってるだけあるわよ」

アジサイ「…ちなみに2位と3位は?」

長良「霧島さんと鳥海さん」

アジサイ「霧島さんはともかく鳥海さんもかぁ~…ちょっと意外ね」

長良「ああ見えて怒らせると武蔵さんも真っ青になって逃げるらしいわ」

アジサイ「そんなに?」

アジサイ「まぁでも、あの人のトレーニングはキライじゃないかな、あたしは」

長良「へ?」

アジサイ「自分をいじm…あいや、自分の限界に挑戦できてるって思うからさ」

アジサイ「限界へのカベは高ければ高いほどいい、ってね」

長良(さっき…自分をいじめられるって言ってなかった…?」

アジサイ「…心の声が漏れてるわよ」ジトメ

長良「あっ…ご、ごめんね」アハハ

五十鈴「あら、長良じゃない。トレーニング終わったの?」

長良「あっ、五十鈴ちゃん。今終わったところよ」

長良「五十鈴ちゃんは作戦帰り?」

五十鈴「えぇ。さっき帰投したところ」

五十鈴「今回も楽勝だったわ」ブイッ

アジサイ(…って、どう見ても海水浴帰りにしか見えないのはあたしだけ?)

五十鈴「で、そっちのその子が新しいお友達?」

長良「あっ、うん。アジサイちゃんっていうの。私のトレーニング仲間」

長良「アジサイちゃん、こっち私の妹の五十鈴ちゃん」

アジサイ「あっ、どうも。アジサイです。よろしく」

五十鈴「初めまして、五十鈴です。いつもお姉ちゃんがお世話になってます」ペコ

長良「もー、こんな時だけお姉ちゃんって呼ぶのやめてよぉ」アハハ

五十鈴「実際そうなんだから仕方ないじゃない。それにいつも呼び捨てだし」

アジサイ「え、えーっと、その水着って…」

五十鈴「あぁ、これ?今年の新作水着よ」

五十鈴「結構気に入ってるの。どう、似合う?」クルクル

アジサイ「…あ、えぇ。とても」

長良「いくら気に入ってるからって、それ着たまま作戦に参加するのもどうかと思うなぁ~」

長良「しかも間宮パフェ持ったままで」

五十鈴「しょうがないじゃない。間宮の新作パフェ食べてたら出撃の時間になっちゃったんだから」

アジサイ(水着着たまま戦闘に参加…!?)

五十鈴「だいたい。長良だって去年浴衣着たままで作戦行ってたじゃない」

長良「あ、あれはお祭り中に出撃の時間になったからで…」

五十鈴「しかもイカ焼きと風船持ったままだったわよねぇー?」ニヤニヤ

長良「もー!!その話はやめてよー!!///」ポカポカ

アジサイ(いつも真面目にトレーニングに取り組んでいる長良も…?)

アジサイ(…ハッ!わかった。季節衣装を着て戦闘に臨むのが艦娘流のトレーニング法なのね!)ピコーン

長良「まぁでも、そんな格好でも作戦はきちんとこなしてるんだし、問題ないよね」

五十鈴「そうね。提督も大丈夫だって言ってたわ」

長良「…っと、いっけない。間宮のランチタイムが終わっちゃう」

長良「ごめんねアジサイちゃん。そろそろ行こうか」

長良「……アジサイちゃん?」

アジサイ「決めた!あたし、水着に着替えてくる!」ダッ

長良「ええっ!?アジサイちゃん、待ってーっ!!」

長良「五十鈴ちゃん、ごめんね!また後で!!」ダッ



五十鈴「………なんか、あの子とんでもない勘違いしてないかしら?」



【長良&アジサイ編 完】

ちなみにアジサイもバナナオーシャン民な模様。
でも進化後もホットパンツのままなのでバナナ民の中ではおとなしめに見える不思議。

乙―、アジサイ隠れドМ疑惑か
瑞穂とイチョウって、初春ボタンとはまた違ったお姫様コンビだよね

>>300さん
アジサイは隠れも何もドMなのです。普段はクールかつドSっぽい物言いが多いんですけどね。
仲良しタイムではかなりのドMっぷりを見せてくれるですよ。
「瑞穂&イチョウ」いいですね。了解しました。

以下追加予定ペア
・武蔵&サザンクロス
・瑞穂&イチョウ
・翔鶴&ゲッカビジン


そういえば先行して「リコリス棲姫&ヒガンバナ編」を書き始めているのですが、
深海勢のセリフはカタカナ統一だと読みにくくないでしょうか?
他のssを見ると漢字混じりの方も多いようですので、漢字混じりにしようかなと思っているのですが。

漢字以外はカタカナが丁度いい

>>302-303さん
了解しました。漢字・カタカナ混じりにしますので、よろしくお願いしますね。

【那智&クチナシ編】


(居酒屋 鳳翔)

カランカラン

クチナシ「鳳翔さん、いつものお願い!」

鳳翔「あら、クチナシさんじゃないですか。いらっしゃい」

鳳翔「いつもご贔屓にしてくださってありがとうね」ニコ

クチナシ「こちらこそ、いつもおいしいおつまみを作っていただいて感謝してます」

クチナシ「バナナオーシャンにも居酒屋があるんですけど、そこに勝るとも劣らないくらい素晴らしいと思いますよ、ここは」

鳳翔「まぁ…それは少し大げさではないかしら」

鳳翔「でも、ありがとうございます。これからもよろしくね」ペコ

カランカラン


那智「ふぅ…今日も仕事終わりの1杯と洒落こむか」

那智「…む?貴様も来ていたのか」

クチナシ「あら?那智さんじゃない。こんなところで奇遇ね」

那智「あぁ、そうだな。どうだ、今から一緒に?」

那智「よかったら私が奢るぞ?」

クチナシ「あら、いいんですか?ふふ、ありがとうございます」

鳳翔「那智さん、この子結構飲みますよ。隼鷹ちゃんもびっくりしてたんですから」

那智「構わんさ。今夜ばかりは飲ませてもらおう!」

那智「鳳翔、私の達磨を頼む。グラスも2杯」

鳳翔「はいはい、すぐに用意しますね。おつまみはいつものでいいですか?」

那智「あぁ」

鳳翔「お待たせしました。どうぞ」コト

那智「ありがとう。それでは」

クチナシ「えぇ」

那智・クチナシ『乾杯』チン


クチナシ「…っ、んー!このキュッと染み渡る感覚、たまらないわねぇ」

那智「私のとっておきのウイスキーだ。口にあったのなら何よりだな」フフ

クチナシ「私はお酒ならだいたいどんなものでも好きよ。旅先で珍しいお酒を飲み歩いたりもするわ」

クチナシ「珍しいお酒といえば、こちらのお酒…日本酒かしら。あれも独特な味がするわね」

那智「単なる甘みだけではなく吟醸香も楽しむものだからな、あれは」

那智「冷やはもちろんのこと、冬になったら熱燗で楽しむのもまた一興だぞ」

クチナシ「あら、それもいいわね。楽しみにしようかしら」フフッ

カランカラン


隼鷹「うぃーっす、おつかれさんっ♪ お、なっちじゃねーの!」

千歳「お疲れ様です。今日はクチナシさんもご一緒なんですね」

那智「ああ。今夜は私の奢りで飲み明かそうかと思っていたところだ」

クチナシ「えぇ。那智さんにはごちそうになります♪」

隼鷹「おほー、いいじゃん!あたしも混ぜて混ぜてっ」

千歳「いいですね。それなら私もご相伴に…」

那智「ちょ、ちょっと。貴様らの分まで出したら私の財布が…」

隼鷹「いーじゃんいーじゃん。よっ、大将太っ腹!」

那智「…言っておくが貴様の分は出さんぞ。千歳ならともかく、貴様は財布を大破させかねない」

隼鷹「ちぇー、なっちのケチ。あとで提督に言いつけてやるかんな」

千歳「」ワイワイ

隼鷹「」ガヤガヤ


クチナシ「で、結局お二人とは離れて飲むことになったわけですが」

那智「あぁ。今日は貴様と二人でゆっくりと飲みたい気分だからな」

クチナシ「あのお二人、結構賑やかに飲むタイプですものね。またの機会に、ですね」

那智「そういえば、貴様達の世界にはどういう酒があるのだ?」

クチナシ「そうですね…、ビール、ワイン、ウイスキー、あとはハーブ系のリキュール等もありますよ」

クチナシ「私の馴染みの居酒屋は、南国ということもあって濃厚な味わいのお酒が多いですね」

那智「ほう、それは興味深いな。私も行ってみたいものだ」

クチナシ「えぇ、是非いらしてくださいね。その時は私が奢りますから」ニコ

クチナシ「それにしてもこの居酒屋、本当にいろいろなお酒が取り揃えてあるんですね」

クチナシ「ビールひとつ取っても、黒ビール、エール、…これは何と読むのかしら。バドウェ…?」

那智「バドワイザーだな。アメリカのビールだ」

那智「数カ月前に艦隊に加わったアイオワのリクエストらしい」

鳳翔「アイオワさん、それが気に入ってるみたいでよく飲みにいらっしゃるんですよ」

鳳翔「まぁ、おつまみを作るのに少し手間がかかりますけど…」

クチナシ「おつまみ?」

那智「ハンバーガーだ。しかもただのハンバーガーではない」

那智「貴様も一度見てみるといいぞ。文字通り度肝を抜かれるからな」

那智「今回の作戦ではイギリスの艦が加入すると聞いている」

那智「もし飲める口なら、あいつともいつか飲んでみたいものだ」

クチナシ「確か、ウォースパイトさんでしたか。噂では戦艦さんだとか」

那智「あぁ。ザラやポーラとも浅からぬ因縁がある奴でな…あいつらと仲良くできるかは不安だが」

那智「酒飲みとしては、あいつがポーラのもう1つの抑止力になってくれればいいとは思うがな」

クチナシ「その…ポーラさんってそんなすごい子なんですか?」

那智「すごいなんてものではないぞ。あれは酒飲みの悪いお手本だ」

那智「幸い姉のザラがいればすぐに止めてはくれるのだが…ザラの目を盗んではすぐ飲むやつでな」

クチナシ「ふふっ。面白い方ですね」

那智「話だけなら『面白い』と言えなくもないかもしれんがな…」ハァ

カランカラン


アイオワ「Good evening!今夜もまた飲みにきてしまったわ!」

香取「こんばんは。鳳翔さん、2名でお願いします」

鳳翔「はいはい、こちらにどうぞ。注文は少し待ってちょうだいね」


那智「…おや、あの2人も飲み仲間になったのか。よかったな」ニコ

クチナシ「確か、あのお二人も複雑な過去があるんでしたっけ」

那智「あぁ、最初はギクシャクしていたがな。最近やっと少しずつ打ち解け始めたらしい」

那智「酒をきっかけに交流を深められるのはいいことだな」

クチナシ「えぇ、それは艦娘でも花騎士でも同じだと思います」

クチナシ「そうだ。今度私の飲み仲間も紹介しますね」

那智「あぁ、楽しみだな。もう1杯どうだ?」トクトク

クチナシ「うふっ、いただきます」チン


クチナシ「こうして鎮守府の夜は更けていくんですね」

クチナシ「お酒でつながる縁…大事にしたいものです」



【那智&クチナシ編 完】

【Pola&ホップ編】


(那智とクチナシが鳳翔で飲み明かしている頃…)


ドアガチャバタン

ホップ「うぃーっす、ポーラちゃーん。ポーラちゃんいますかー?」

ポーラ「おほぉ~、誰かと思えばホップさんじゃないですかぁ」

ポーラ「何でしょう。飲み会ですかぁ?」

ホップ「ですです~。このぶどう味のお水、一緒に飲みましょ~」

ポーラ「おー、いいですねぇ。ポーラもとっておきのビンテージ、出してくるです~」

ポーラ「お待たせしました~。ついでにハムとmozzarellaも持ってきましたよ~」

ホップ「おー、モッツァレラ~。いいですねぇ~、グラーチェですねぇ~」

ポーラ「ホップさんも大分私たちの言葉がうまくなってきたですねぇ、記念にさっそくお水飲みましょ~」

ホップ「いぇーい、カンパーイ!」

ポーラ「ゴクッ、ゴクッ…ぷはぁ~、Grazieです~」

ポーラ「飲んでたら暑くなっちゃいました~」ヌギヌギ

ホップ「こっちの夏は暑いですからねぇ、わたしも~」ヌギヌギ

ポーラ「ですです~。飲むしかないです~」パタパタ

ポーラ「暑いといえばホップさんのお宅は南国なんですよね~」

ポーラ「南国はやっぱり珍しいお水があるです~?」

ホップ「そうですねぇ、ワインの他にマンゴー酒とかココナッツ酒なんてのもありますよ~」

ホップ「でもわたしが一番好きなのはこのぶどう味のお水ですねぇ」

ポーラ「いいですねぇ~、飲んでみたいですねぇ~」

ホップ「でも提督さんが『ポーラは執務室出入り禁止!』って言ってたから、ポーラさんはバナナオーシャンに行けないですねぇ」

ポーラ「ポーラはなんも悪いことしてないですよぉ。ちょっと執務室のカウンターで晩御飯いただいてただけです~」

ホップ「お水を飲んで脱いでたらそりゃ出入り禁止になりますって~」アハハ

ポーラ「…むぅ~、心狭いです~。飲むしかないです~」ムスー

ポーラ「じゃぁ~、せめてホップさん買ってきてくださいよぉ」

ホップ「いいですけど、お姉さまに見つかったら大変なことになりますよぉ?」

ポーラ「だーいじょうぶですってば。ホップさんの私物って誤魔化しておけば」

ホップ「ザラさん、わたしとポーラさんが飲み仲間って知って、最近わたしにも目を光らせてるんですよぉ」

ホップ「見つかったらまたわたしが怒られてしまいます~」

ポーラ「…むむぅ、ままならないですねぇ。飲むしかないです~」

ホップ「ですです~」





そして数時間後…………


ホップ(半裸)「スピー、スピー…」

ポーラ(半裸)「ムニャムニャ……ハッ、ザラ姉様!これは仕事の休憩中で…ぐーぐー」





ザラ「」

ザラ「…………カラビニエリに来てもらおうかしら」


【Pola&ホップ編 完】

【番外編その10・梅雨とアジサイ】


利根「雨が上がったのう。外に出てみるかの」スタスタ

利根「おぉ!こんなところにカタツムリがおるぞ!こっちにはカエルもおる」

カタツムリ「」ノソノソ

カエル「」ノドヒクヒク

利根「カエルもカタツムリも、よく見るとかわいいのう…ほれほれ」ツンツン

カエル「」ピョン

カタツムリ「」ツノヒッコメー

利根「しかしアジサイの葉の上のカタツムリ…風流じゃなぁ」キラキラ


アジサイ「だーれがカタツムリを乗せてるって?」ヒョコ

利根「どわぁあああああっ!?」ズコー

利根「…え?不審者ではなく花騎士とやらだったのか?す、すまん…」

筑摩「姉さん、だからと言っていきなり殴りかかってはダメですよ」

アジサイ「ホントよ。あたしが花騎士じゃなかったら危ないとこだったわ」

利根「ぬぅ…吾輩もびっくりした弾みとはいえ、すまんかった」ペコ

筑摩「私からも謝りますね。姉さんがご迷惑かけました」ペコ

アジサイ「あー…うん、いいわよ。いきなり目の前に飛び出したあたしも悪かったし」

筑摩「でも、アジサイさんに怪我がなかったようでよかったです」

アジサイ「ん、ありがと。心配してくれて」


アジサイ「でも、さっきあんたがコケたとき、一瞬…」

利根「失礼な!!吾輩は穿いておるぞ!!////」カァァ




アジサイ「………へ?」

利根「………え?」

【番外編その11・長門とむっはぁー】

リンゴ「いやぁー、艦娘の皆さんもお美しい方が多いですねぇ」

リンゴ「花騎士に負けず劣らず…もうたまんないっすよぉ~。むっはぁー!」ハナヂブハー

モミノキ「もう、リンゴちゃん。また鼻血出して」フキフキ

リンゴ「おほぉ~!モミノキ先輩じゃないですかぁ。だって仕方ないじゃないですかぁ」

リンゴ「私が感じてるこの喜び…少しでも先輩に伝わらないのが残念ですよ。むっはぁー!」ハナヂブー

モミノキ「はいはい、わかったから向こうに行きましょうね~」




長門(物陰)「………ふむ」

吹雪「浜辺でビーチバレーの特訓だって!急がなきゃ!!」タッタッタ

睦月「天龍さんがチーム分けしてるにゃしぃ!負けられないにゃしぃ!」タッタッタ

夕立「最高に素敵なパーティー…じゃなかった、ビーチバレーするっぽい!」タッタッタ


長門(物陰)「む………むむむむ……」

長門(物陰)「むっ…はぁー!」キラキラ

長門(物陰)「……ふむ。難しいな。もっとこう…」

長門(物陰)「む、むむ…むっはぁー!!」キラキラキラ





陸奥「何やってるのよ長門」

長門「」

ちなみに当初構想していた「利根&アジサイ編」は番外編10に使いまわされていたりします。
スプリングガーデンから来られないはずの花騎士(=アジサイ)が鎮守府に迷い込んでしまい、ドタバタの末にスプリングガーデンに帰るという話の予定でしたが、
あまりにも長くなりそう&オチが見えないのでボツになりました。

【大和&ナデシコ編】

(鎮守府前の砂浜)


大和(鎮守府の毎年恒例・ビーチバレー大会…)

大和(今年はスイカ割り大会も行われるようね。速吸さんと大鯨ちゃんが張り切っていたわ)

大和(今年は私も新作水着を買ってみたし、思いっきり楽しもうかしら)

大和(それにしても武蔵、今年もまた水着パスみたいね。『逆に露出が下がるから落ち着かん』なんて意地張っちゃって)フフッ


ナデシコ「あのー、よろしければお隣よろしいですか?」

大和「あら?どなたかと思えばナデシコさん。どうぞ」

ナデシコ「失礼します」スッ

大和「ナデシコさん、こちらの雰囲気には馴染みましたか?」

ナデシコ「えぇ、多少は。皆さん個性的な方ばかりで、賑やかですね」

ナデシコ「それにしても、こちらの皆さんも朝が早いんですね」

大和「マルロクマルマルには総員起こしをかけますからね。もっとも、ほとんどの子はその前に起きていますが」

ナデシコ「マルロ…?」

大和「あぁ、ごめんなさい。朝6時のことですよ」

ナデシコ「なるほど」

ナデシコ「それにしても暑いですね…こちらの夏は」

ナデシコ「花騎士の皆さん仰っていますが、バナナオーシャンよりももっと暑く感じます」

大和「こちらは気温も湿度も高いですからね。仕方ないですよ」

大和「そんな夏のおともに、これ。いかがですか?」つ ラムネ

ナデシコ「あら?これ、この間エピデンドラムさんが持ってきていたものですね」

ナデシコ「『とったどー!!』って言ってましたけど、何のことでしょうね?」

大和「さ、さぁ?私にもわかりませんね」アハハ

大和(望月ちゃんがこの間「ラムネ!ラムネ!」って大騒ぎしてた理由がわかったような気がするわ……)

ナデシコ「まぁ、それはともかくありがとうございます。いただきますね…って」

ナデシコ「…………? これ、どうやって開けるんですか?」

大和「あぁ、それは開け方にコツがいるんですよ。貸してください」スッ

大和「これに付属のプラスチックをひっくり返してかぶせて…」

大和「上から力をかけると…っ」

ラムネ「」スポン! シュワシュワ…


大和「はい、どうぞ」つ ラムネ(開栓済み)

ナデシコ「わぁ!ありがとうございます!」

大和(よかった…力をかけすぎて瓶ごと潰さなくてすみました)ホッ


大和(…にしても、エピデンドラムさんはこのラムネ瓶を開けられたんでしょうか?)

ナデシコ「そういえば、大和さんは戦艦さんなんですよね?」

大和「えぇ。前の大戦ではあまり活躍できませんでしたけど」

ナデシコ「いえ、その…ぱっと見ただけだと戦艦さんに見えないなぁ、と」

ナデシコ「あ、いえ。弱そうに見えるとかそういう意味じゃありません。何と言うか、その…」

ナデシコ「戦艦といえば長門さんや武蔵さんのような方を想像してたんですが、思ったより優しそうな方だなぁ、と」

大和「…ふふっ、ありがとうございます。確かに戦艦といえば勇ましいイメージがあるかもしれませんね」

大和「そういうイメージを持った方が、金剛さんや榛名さんのような方を見ると、あれ?とお思いになるかもしれません」


金剛「ヒエー!ハルナー!キリシマー!ワタシもswimming wear買って来たヨー!」タッタッタ

比叡「ひえー!お姉さま、よくお似合いです!!」キラキラ

榛名「ついにお姉さまにも水着が…榛名、感激です!」

霧島「私の計算通りですね。さっすがお姉さま、私が一緒に選んだだけあります」

大和「でもね。あの子たちもああ見えて、壮絶な過去を背負っているんですよ」

ナデシコ「そうなんですか?」

大和「えぇ。あの子たちに限らず、ここの子たちは多かれ少なかれ皆壮絶な過去を背負っています」

大和「その上に今の性格がある…と、私は思っているんです」

ナデシコ「過去があってこその今の性格、ですか」

大和「えぇ。それが優しさだったり、勇ましさだったり、時には少しきつい性格として出ることもありますけど」

大和「私の場合、それが優しさだった、ということでしょうね。ふふ」

大和「そういうナデシコさんも、私から見たらお優しそうに見えますよ」

ナデシコ「………へ?」

大和「愛染一刀流、でしたか。ナデシコさんの流派」

大和「私は剣術については疎いですが、ナデシコさんは師範さんになるには壮絶な訓練を積んできたと思うんです」

大和「でも、その一方でナデシコさんは誰にも負けない優しさも併せ持っている、と私は感じます。そう、他のどの花騎士にも負けないくらいに、ね」

ナデシコ「ぁ……と、突然何を言い出すんですかっ///」カァァ

大和「ふふっ、ごめんなさいね。私の感じたとおりを言葉にしたものですから」

ナデシコ「んもぅ……でも、ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです」


タッタッタ


オトギリソウ「あー!ナデシコちゃん!こんなとこで何してるの!?」

ナデシコ「どうしたの、オトギリソウ。それにゲッカビジンさんやハナショウブさんも」

ゲッカビジン「もうすぐ『すいかわり』とやらが始まるでありんす。この機会に愛染流の力、魅せつけてやるでありんす」

ハナショウブ「ごめんなさいね、ナデシコさん。ゲッカビジンさんがどうしてもと言って聞かないものですから…」

ナデシコ「…んもう、仕方ないわね」


ナデシコ「というわけで、行ってきますね。大和さん」

大和「えぇ、行ってらっしゃい」

オトギリソウ「ごめんねー!ちょっとナデシコちゃん借りてくねー!!」フリフリ

ハナショウブ「お取り込み中失礼しました」ペコリ

大和「スイカ割り大会、か。今年は私も参加してみようかしら?」


大和「………スイカが木っ端微塵になるかもしれないけど」



【大和&ナデシコ編 完】

【リコリス棲姫&ヒガンバナ編】


(深海鎮守府)


ヒガンバナ「ご機嫌よう。お邪魔しますわ」

リコリス棲姫(以下リコリス)「フ…今日モマタ来タノダナ…」

ヒガンバナ「あら、私が来てはまずかったかしら?」

リコリス「イヤ、ソウイウ意味デハナイ。コウシテ足繁ク通ッテクル客人モ珍シイノデナ」

リコリス「狭苦シイ場所ダガ、ユックリスルトイイ」

トクトクトク…


リコリス「…待タセタ。ツマラヌモノダガ」スッ

ヒガンバナ「いただきます」ズッ…

リコリス「……」ズズッ…

リコリス「イツカラダロウナ。オ前ト茶ヲ飲ム仲ニナッタノハ」

リコリス「アノ時ハマサカコウナルトハ思ッテイナカッタナ」

ヒガンバナ「あら、大げさな。ここ1ヶ月くらいのことよ」フフ

リコリス「我ラ深海ノ者ハ、外ノ世界トハホトンド交流ヲ持タヌ」

リコリス「時々人間ドモヲ追イ払ッタリ、攻メテ来ル艦娘ドモト戦ウ程度ダナ」

ヒガンバナ「それなら、貴女は花騎士と交流を持った最初の深海棲艦になるのかしら?」

リコリス「オソラクハナ」

ヒガンバナ「そう言えば、今日もお土産をお持ちしたのよ」

ヒガンバナ「多めに作っておいたのだけど…」つ 重箱

リコリス「感謝スル。今日ハ何ヲ作ッタノダ?」

ヒガンバナ「ふふ。それは開けてみてのお楽しみ♪」

リコリス「ソウイウノハ好キデハナイノダガ…マァイイ」パカッ




リコリス「コレハ……餡ヲマブシタ餅ノヨウダナ」

ヒガンバナ「『ぼた餅』というお菓子よ。この季節にぴったりだと思って」

ヒガンバナ「お口にあうといいのだけど…」

リコリス「イタダコウ」パクッ


リコリス「…ム、甘イノダナ。ダガ、シツコスギナイ甘サダ」

リコリス「コレマデニ味ワッタコトノナイモノダ…嫌イデハナイ」

ヒガンバナ「お気に召したようでよかったわ」ニコ

ドアガチャ


北方棲姫(以下北方)「アー!!モフモフノオネエチャンダー!!」タッタッタ

集積地棲姫(以下集積地)「ハァァ…アタシャ子供ノオ守リジャナイッテノ…」

ヒガンバナ「うふふ、こんにちは。ほっぽちゃんもぼた餅、食べる?」

北方「ワーイ!!ホッポ、オモチダイスキ!!」ピョンピョン

集積地「コナイダモ荷物持チヤラサレルシ…ハッ!!オ餅ナラアタシニモクダサイ!!」

リコリス「集積地。オ前ハ本当ニ食ベ物ニ弱イナ」ハァ

集積地「悪ィカヨ。伊達ニ深海ノ広報担当ヤッテネーンスケド?」

集積地「忙シスギテコミケモ行ケナカッタワーマジツレェワー」

リコリス「…荷物持チモ広報活動ノ一環ダッタノカ?」

集積地「チゲーヨ!!アレハタダノパシリダヨ!!」フンガー

ヒガンバナ「ふふっ。集積地ちゃんも頑張ってるのね」ヨシヨシ

集積地「ソウナンスヨォ。アイツラ帰レッテ言ッテルノニ聞キャシナイシ」

集積地「ヒガンバナ姉サンダケダワ、アタシノ苦労ヲ分カッテクレルノハ」ウッウッ

リコリス「守リキレテイナイナラ意味ガナイト思ウガ…ヤレヤレ」

北方「オネーチャーン!!コノシッポ、サワッテイイー?」

ヒガンバナ「あら、ほっぽちゃん。それはお姉ちゃんの大切な思い出が詰まったものよ」

ヒガンバナ「ほっぽちゃんも勝手に触ってほしくないもの、あるでしょ?」

北方「エー!!ヤダヤダ、サワリタイー!!」ジタバタ

集積地「アーモウウルサイ。ヲ級の帽子ヲ触ラセテモラエバイイダロ」

北方「アレハキモチワルイカラヤダー!!」

リコリス「…仕方ナイナ。私ノ深海陸爆ヲヤロウ。ホラ」つ 深海陸爆プラモ

北方「ワーイ!!ヤッタヤッター!!」ピョンピョン

ドアガチャ


深海提督「おや、今日も来てたんだね」

ヒガンバナ「あら、提督さん。ご無沙汰しております」ペコリ

深海提督「今ちょうど作戦中で、みんな出払ってるんだ。すまないね」

深海提督「しかし、君のような物好きも珍しいね。こんな辺鄙な所にわざわざ訪ねてくるなんて」

深海提督「特に目を引くものもない所だけど、退屈ではないかい?」

ヒガンバナ「あら、退屈なんてとんでもないですわ。こんなに個性的な方々がいらっしゃるんですもの」

ヒガンバナ「元はといえば偶然ここにたどり着いたとはいえ、皆さんに出会えたのですから結果オーライですわ」

深海提督「あはは、そうか。そう言ってもらえると嬉しいね」

カ級「提督。作戦ヨリ帰投シマシタ」シュコー

ヨ級・ソ級『同ジク帰投シマシタ』

深海提督「おっ、お疲れ様。報告書作ってくれた?」

ヨ級「ハイ。コチラニゴ用意シテオリマス」つ 出撃報告書

ソ級「イヤー、今回ハ苦労シマシタワ。アイツラ新シイ先制攻撃ヲ編ミ出シタミタイデ」

カ級「反撃ヲ試ミタノデスガ、残念ナガラ我ラノ力及バズ…デス」シュコー

深海提督「ふむ、そうか。それならこちらも対策を講じる必要があるね」

リコリス「ヤツラノ進化ハトドマル所ヲ知ラナイカラナ」

ヒガンバナ「皆さん、お疲れ様です。おやつを食べて行かれますか?」

カ級「オォ!!ヒガンバナ姉サンノオ手製オヤツジャナイデスカ!!」モグモグ

ヨ級「姉サンハマサニ深海ノマドンナデスワ…イタダキマス」モグモグ

ソ級「ウッウッ…コノ甘サガ疲レヲ忘レサセテクレマスワァ」ウルウルモグモグ

ヒガンバナ「皆さんに喜んでいただけたのなら何よりですよ、私は」ニコッ

深海提督「…っと、早速報告書を確認しないといけないね。ヒガンバナさん、私はこれで」

ヒガンバナ「えぇ、提督さん。皆さんも頑張ってくださいね」

カ級「アリガトウ、姉サン。コレデマタ戦エマスヨ」シュコー

ヨ級「姉サン、ボタ餅ゴチソウサマデシタ」

ソ級「潜水艦ハドコデモ酷使サレルンデスナァ…頑張リマス」

集積地「アタシモソロソロ行クワ。ホラホッポ、帰ルゾ」

北方「ウン!オネエチャン、マタネー!!」フリフリ

ヒガンバナ「うん、またね。ほっぽちゃん」フリフリ

ヒガンバナ「皆さん、ぼた餅を堪能されたようですね。作ってきてよかったわ」

リコリス「アァ。深海ニハコウイウ娯楽ハ少ナイカラナ」

ヒガンバナ「私たちの世界では、お彼岸の時期にぼた餅を食べる風習があるのよ」

ヒガンバナ「そう…ヒガンバナの咲く頃に、ね」

リコリス「彼岸…ヒガンバナカ。オ前ノ花…ソシテ、私ノ花デモアル」

リコリス「リコリス…私ノ名前モ、ヒガンバナヲ指ス名前ダ」

ヒガンバナ「えぇ、そうね。私と貴女がこうして会えたのも、何かの縁なのかしらね」

リコリス「ソウカモ知レナイナ」ハハッ




ヒガンバナ(元はと言えば私が勝手に開いた異世界への扉が、たまたまここに繋がったのがきっかけ)

ヒガンバナ(最初こそ警戒されたけれど、仲良くしてみると深海の人たちも個性的でいい子ばかりだわ)

ヒガンバナ(でも、私が深海の人たちと交流を持っている、なんてこと…)

ヒガンバナ(団長…いえ、『艦娘たちの』提督には口が裂けても言えないわね)フフッ


リコリス「…ドウシタ?」

ヒガンバナ「いえ、何でもないわ。ただの思い出し笑いよ」

ヒガンバナ「さぁ、残りのぼた餅をいただきましょうか」

リコリス「アァ」


【ヒガンバナ&リコリス編 完】

軽くぐぐってみたのですが、ぼた餅というのは春のものを言うみたいですね。秋のものは「おはぎ」と言うとのこと。
「おはぎ」だとお餅だとわかりにくいかと思ってそのまま「ぼた餅」とさせていただきました。

そして>>341の最後、【ヒガンバナ&リコリス編】になっている…!正しくは【リコリス棲姫&ヒガンバナ編】です。
次回からは皆様からのリクエスト回になります。番外編もはさみつつ少しずつやっていきますので、引き続きお付き合いください。
ペアリングの他、シチュのリクエスト等ありましたら(R18以外)受け付けますので、レスお願い致します。

以下追加予定ペア
・白露&ヘリコニア
・夕立&ラナンキュラス
・舞風&オンシジューム
・磯風&エーデルワイス

春は牡丹の季節だから牡丹餅→ぼたもち
秋は萩の季節だから御萩→おはぎ
って言うだけで結局一緒のものだからね仕方ないね

>>344さん
みたいですね。ちなみに夏と冬のものにもそれぞれ「夜船」「北窓」という名前があるらしいです。
他にも「餡がぼたもち、きなこがおはぎ」「もち米がぼたもち、うるち米がおはぎ」など諸説あるようですね。

さて、>>1は明日リアル多忙ですので明日はup予定なしです。よろしくお願いします。

乙―
ローレンティア&足柄お願いします

神通&シオン希望
両者とも本質は優しい性格だが、それを押し殺して戦ってるという共通点
あと神通がシオンの仮面付けたらやけにしっくりきて皆から深海棲艦扱いされるという
ネタを是非(軽巡棲姫感)

このスレを見始めたお陰で初めて虹色植木鉢を拝めました!

こんばんは。2日ほどご無沙汰しておりましたが何とかリアルは落ち着きました。
これからゆるーく書いていきますね。

>>346さん
乙ありです。>>1も結構楽しみながら書いてます。
「足柄&ローレンティア」了解しました。キンレンカに負けられないと張り合ってる子なんですね。
足柄に相談したらカツを差し入れにもらった的なシチュが思い浮かびました。

>>347さん
「神通&シオン」了解しました。神通はワレモコウと一度組んでいますが、こっちではどんな組み合わせになるのか。
あ、リクエスト回では「以前出てきた艦娘/花騎士」も再登場OKとしますね。

>>348さん
虹おめです。誰をお迎えできたのでしょう。
>>1も早くニジモチィになりたいですっ…!

>>349
ID違うけどクリスマスローズだったよ

>>350さん
クリスマスローズでしたか。おめでとうございます。
☆6は性能もさることながら個性的な子が多いですよね。

それではお待たせしました、「金剛&ハナミズキ編」投下します。

【金剛&ハナミズキ編】


金剛「さぁ、今日も楽しいTea Timeの時間ですヨー!!」

金剛「今日は新しいGuestもお迎えしましたし、皆さん楽しみましょうネー!!」



金剛「………………」

金剛「とは言ったものの…」

比叡「比叡、気合、入れてっ!ティータイムに参k…ひえーっ、日焼けが痛い!!」ヒリヒリ

榛名「作戦で大破してしまいました…ティータイムはお休みしますね、お姉さま」ボロッ

霧島「この後司令と打ち合わせがありますので…ごめんなさい」


金剛「こんな時に限って妹達が揃って欠席なのデース。Sorry、ハナミズキ」

ハナミズキ「No problem. そんな時もありマスよ」

ハナミズキ「次のTea Timeでは会えるといいデスね!」ニコ

金剛「Thank you!今日の紅茶はダージリンデース」

金剛「もともとは避暑地で作られたTeaなのですヨ。味わってクダサイネー」コト

ハナミズキ「Thanks!いただきマス」ズッ…

金剛「どうデス?少しは暑くなくなりましたカ?」

ハナミズキ「このスッキリした味わいが暑さを忘れさせてくれマスね。Thank you!」

金剛「Your welcome. 喜んでもらえたなら何よりデス」ニコ

金剛「Flower Knightの皆さんにはこちらの暑さは応えるみたいデスね。実はワタシもそうデシタ」

ハナミズキ「金剛サンはたしかイギリス出身デシタよね?」

金剛「Yes. イギリスの夏はこちらとは違ってカラッとしてるのデース」

金剛「来たばかりの頃はあまりの蒸し暑さに目が回りそうになりマシタ」

金剛「なので着任したばかりの時はよくダージリンを飲んでたのデース」

ハナミズキ「I see. これなら夏を乗り切れそうデスね」

ハナミズキ「実はワタシもおみやげを持ってきたのデス」

ハナミズキ「他の皆さんにも分けてあげたいのデスが…」スッ

金剛「Wow!cookieとPound cakeデース!いただきマース!」

ハナミズキ「ローズマリーのcookieとラベンダーのcakeデスよ」ニコ

金剛「…………ローズマリーとラベンダーが怒らないデスカ?」

金剛「ローズマリーはともかくラベンダーは怖すぎるのデース…」

ハナミズキ「ちゃんと許可をもらってきましたから大丈夫デス」

金剛「そこ許可取るとこなんデスか!?」ガーン

アイオワ「Hi!なんだか面白そうなことやってるじゃない」

金剛「Hello、アイオワ!ちょうどTea Timeを楽しんでたところデース」

金剛「良かったらアイオワも一緒にどうデスカ?」

アイオワ「Really?いいわね、喜んで」スッ

ハナミズキ(な…なんだかいろいろGreatな方デスネ…)

ハナミズキ「金剛サン。あの、この方は?」

金剛「今年の春に来たばかりのNew Faceデース。アイオワ、彼女はワタシのNew Friendのハナミズキデース」

アイオワ「Hi!私がアメリカのBattle Ship、アイオワよ」

アイオワ「YouがAdmiralが言っていたFlower Knightなの?いいじゃない!私たちのこともよろしく!」チュッ

ハナミズキ「Nice to meet you too. あの、よろしくお願いします」ペコ

金剛(なんだかちょっとタジタジになってるデスネ…)

金剛「ハナミズキ、安心してクダサイ。彼女はワタシたちと同じ艦娘デース」

金剛「別にとって食べたりはしないデスよ」

アイオワ「ヤマトからは『いくらなんでも食べ過ぎ』と言われたけどね」アハハ

金剛「大和に言われるレベルなら相当デース…」

ハナミズキ「あ、別に怖がってるわけではないデス。Don't worry」

ハナミズキ「ただ見たことがないタイプの方なのでびっくりしただけデス」

金剛「確かにいつもテンションが高いというか、ちょっと変わったところがありマスネー」

アイオワ「あら、これが私のusual fashionよ。皆とはちょっとdifferentかも知れないけど」

アイオワ「でも、ハナミズキ。I'm glad to see you. あなたに会えて嬉しいわ」ニコ


ハナミズキ「ぁ…」

ハナミズキ「ハイ」ニコ

金剛「」ワイワイ

ハナミズキ「」ガヤガヤ

アイオワ「」ペラペラ



比叡「な、何とか湿布を貼って痛みをおさえたものの…」

榛名「無理を言ってバケツをいただいてきましたけど…」

霧島「打ち合わせを手短に切り上げて来たのですが…」





比叡・榛名・霧島『なんだか…加わりにくい雰囲気です…』



【金剛&ハナミズキ編 完】

※ちなみにこの後3人とも金剛に声をかけてもらいました

【番外編その12・こすぷれとは】


空母棲姫(以下空母)「ホラ、集積地。オ前ニ頼マレテイタ同人誌ダ」つ 紙袋

集積地棲姫(以下集積地)「オォーッ!御城ノ同人誌ト刀ノ抱キ枕カバー!!アザーッス!!」

空母「…感謝シロヨ。ソノグッズヲ買ウノモ恥ズカシカッタンダカラナ」ジトメ


空母「マァイイ。ソレヨリ、オ前ニヒトツ訊キタイコトガアル」

空母「『こすぷれ』トハ何ダ?」

集積地「ヘ?……空母、マサカソノ格好ノママデ行ッタノカ?」

空母「ソウダガ。ソレガ何カ?」

集積地「フフフッ……プッ、アッハハハハハ」

空母「……何ガオカシイ」

集積地「『こすぷれ』トイウノハナ…『痴女』ッテ意味ダヨォ!!」ビシィッ


空母「…………………頭ニ来タゾ」ゴゴゴゴゴゴ

集積地「ヒェッ!?ジョジョジョ冗談ダッテ!!」

wikiを見比べたのですが、ハナミズキと金剛のしゃべり方は微妙に違うんですね。
ハナミズキの方が英語含有率が高く、語尾を伸ばさないイメージ。(違ったらごめんなさい)

以下追加予定ペア
・夕張&ローズマリー
・Warspite&ノヴァーリス
・龍田&ハナショウブ

追加予定ペア追加
・足柄&ローレンティア
・神通&カンナ

乙ー↑神通&シオンじゃね?

>>362さん
大変失礼しました。ご指摘ありがとうございます。
「神通&シオン」でした。

【番外編その13・愛染流とスイカ】

ナデシコ「…………………」

ナデシコ(………………………見切ったっ!!)

ナデシコ「ハッ!!」シャキーン

スイカ「」バラバラバラッ


天龍「すげー!スイカが一瞬で一人前サイズになりやがった!!」

天龍「龍田!!俺もアレやってみてぇよ!!」ピョンピョン

龍田「はいはい、後で教えてもらいましょうねー」

木曾(…俺も後でこっそり教えてもらおうかな)

【番外編その14・愛染流とスイカ2】

ゲッカビジン「……………………」

ゲッカビジン「…………ハッ!!」ヒラヒラヒラッ

スイカ「」シャリシャリッ


スイカ「」←たこ焼き型スイカアート




飛鷹「う………嘘でしょ…スイカが目の前で…」

隼鷹「一瞬でたこ焼きになったな…」

龍驤「しかも無駄にリアリティあるでぇ~…あかん、うち寒気してきたわ」ブルブル

飛鷹「真夏なのに?」

龍驤「誰がまな板や!!」ムキー

隼鷹(ボケたつもりなんだろうけどつまんねー)

乙乙
ウォーストパイトとノヴァーリス様、リクエストする前に候補に挙がるとは
厳かなオーラ凄くて近づけなさそう

龍譲とうめは仲良くなれそう
別にどこの部分が似てるからとかじゃないけど

>>369
カタバミの方が胸むね言ってるけどね

こんばんは。本日は次回予告だけ置いて帰りますね。
次回「鳳翔さんとナイトフロックスさんの癒やし競争」「カイコウズ、リベの遊び相手になる」です。お楽しみに。

>>366-367さん
ウォースパイトを見て最初に連想したのがノヴァーリスだったのです。
というか、ウォースパイトであれなら姉のクイーンエリザベスはどうなるというのか…!

>>368さん
ありがとうございます。頑張りますね。

>>369さん
実は「龍驤&ウメ編」を予定してるのです。お楽しみに。

>>370さん
結構ぺたんこなのを気にしてるみたいですね、カタバミは。
ただ>>1個人的には龍驤はカタバミよりウメって感じがします。

リクはダブりOKなのか
なら如月×イベリスを希望したい
女の武器を最大限に活用するイベリスを見て、如月が何かを感じとる…的な

電とオンシジューム&マイドアリを見てみたいですね。
敵である害虫と仲良しなオンシジュームを見て電は何を思うのか気になるところ

こんばんは。夏イベまもなく終了しますが、皆様掘りの成果はいかがでしたでしょうか。
>>1はスレ放置で夏イベに取り組んでいましたが、一昨日完走しました。ウォースパイト様お美しいです。

>>372さん
「如月&イベリス」了解しました。
というかイベリス+トリカブト+クレナイの中に如月を放り込んでみたい…逆に恐ろしくなるか。

>>373さん
「電&オンシジューム&マイドアリ」了解しました。
マイドアリみたいな攻撃的でない虫は「昆虫」と言われて区別されてるみたいですね。設定では凶暴化したものを「害虫」というみたいです。
まぁパッと見はどちらも虫なので区別はつきませんが。

【鳳翔&ナイトフロックス編】

(居酒屋 鳳翔)

カランカラン


鳳翔「あら、ナイトちゃん。いらっしゃい」

ナイトフロックス「こんにちは、鳳翔さん」

ナイトフロックス「早速ですけど、何かお手伝いできることはないですか?」

鳳翔「あらあら。それじゃあ、こっちのお皿を洗ってくれないかしら」

ナイトフロックス「はい!喜んで」ニコ

鳳翔「すみませんね、ナイトちゃん。開店前なのにいつも来ていただいて」

ナイトフロックス「いえいえ、お気になさらず。私がやりたくて来てるんですから」

ナイトフロックス「何かあればいつでもおっしゃってくださいね!」ニコ

鳳翔「あら…まぁ、嬉しいわ。ありがとう」

鳳翔「それなら、お皿洗いが終わったらこっちのお料理の仕込みを手伝ってくれないかしら?」

鳳翔「あと、カウンターの水拭きも手伝ってくださると嬉しいのだけど…」

ナイトフロックス「わかりました!私、頑張りますね!」

(そして夜)

カランカラン


隼鷹「うぃーっす、おつかれさんっ♪」

鳳翔「あら、いらっしゃい隼鷹ちゃん。お疲れ様」

ナイトフロックス「いらっしゃいませ。4名様ですね、こちらにどうぞ!」

クチナシ「あら、ナイトフロックスさん。今日も鳳翔さんのお手伝いですか?」

ナイトフロックス「はい!まだまだ慣れないところもありますけど、頑張ってます」

鳳翔「この所毎日来ていただいているんですよ。おかげで大助かりだわ」ニコ

那智「あいつも大分板についてきたようだな。以前より手際よく動けているじゃないか」

千歳「最初のどことなくぎこちない感じもなくなってきましたね」

ナイトフロックス「お待たせしました。こちらご注文の品でございます」つ お酒・料理

鳳翔「あぁそうだわナイトちゃん、それが終わったらこのだし巻き卵を作ってくれないかしら?」

ナイトフロックス「あ、はーい!今参ります!」

ナイトフロックス「失礼しました、ごゆっくりどうぞ」ペコリ


千歳「…なんだか、仲の良いお嫁さんたちみたいですね」

隼鷹「いやー、あれはむしろ仲の良い嫁としゅうとmむぐぐぐぐ」クチフサガレ

那智「やめろ貴様。それ以上いけないぞ」クチフサギー

クチナシ「……………あまり深くは突っ込まないでおきますね」

クチナシ「でも、ナイトフロックスさんは世話焼きな方ですし、こういうお仕事も向いているのかもしれませんね」

クチナシ「騎士団施設にいるときも、よく団長様…提督様のお世話をしてましたし」

クチナシ「今も時々執務室のお掃除を手伝っているみたいです」

隼鷹「へぇー。まさに良妻ってわけだなぁ、あははっ」

千歳「むぅ…私も負けてはいられませんね」

那智「……貴様はいったい何に対抗心を燃やしているんだ」





カランカラン


ポーラ「ふぃーっす。来ちゃいましたぁ~」


隼鷹「」

那智「」

千歳「」

クチナシ「」

鳳翔「」


ナイトフロックス「?」

ポーラ「おほぉ~、皆さん飲み会の最中でしたかぁ~」

ポーラ「いいですねぇ、Grazieですねぇ~。ポーラも混ぜてもらっていいですかぁ?」

那智「……………貴様、何回言ったら分かるんだ。ここは出入り禁止になったはずだろう」

ポーラ「デイーリキ・ンシー?何でしょうそれ。飲めるんですかぁ~?」

那智「」


隼鷹「………さすがのあたしもその発想はなかったぜ」

千歳「はぁ…ここでまさかのポーラさんかぁ。酔いが醒めてしまうわね」

クチナシ「………なんだか、ホップちゃんに似てる子ですね」

ポーラ「おほぉ?そこのおねぇさん、ホップちゃん知ってるんですか?」

ポーラ「もしかして…お知り合い?」

クチナシ「え?……あ、えぇ、まぁ」

ポーラ「いいですねぇ~。お近づきの印に、ポーラと1杯どうですかぁ?」つ イタリアワイン


ナイトフロックス「」ツカツカ

ナイトフロックス「あの、申し訳ありません。これ以上お客様に絡むのはやめていただけますか?」

ポーラ「ふぇ?」

ナイトフロックス「ここは皆さんが楽しくお酒を飲む場所であって、他の方に絡む場所ではありません」

ナイトフロックス「わかりましたか?わかったら退店願います」

ポーラ「ん~、ポーラは絡んでるつもりはないんですけどねぇ」

ポーラ「ただ皆さんと一緒にお酒が飲めたらそれでいいんですけどぉ~」

那智「貴様の場合は度が過ぎるんだ。どこの世界に酒を飲んで脱ぐ女がいる」

那智「文句があるならウォースパイトを呼ぶが構わんか?」

ポーラ「ヒィッ!?」マッサオ

ポーラ「ぽ、ポーラ急用を思い出しましたぁ~。失礼しますぅ」

ポーラ「うぅ~、やだやだやだ。飲まないとやってられないです~」タッタッタッタ


隼鷹「…………嵐が去っていったね」

千歳「……ですね」

クチナシ「あれならホップちゃんやヘザーちゃんの方がまだ常識あるかしら…」

クチナシ「あ、ナイトフロックスさん。ありがとうございました」

ナイトフロックス「いえいえ。あのくらい大したことありませんよ」ニコ

ナイトフロックス「そうだ、おかわりをサービスしますね。少々お待ちください」パタパタ

那智「しかし、ウォースパイト効果は思ったより大きいようだな」

クチナシ「先日いらっしゃったあのドレスの方ですよね。ポーラさんがお姉さまより恐れている相手だとか」

那智「あぁ。ポーラだけでなくザラまであいつを避けるのが玉に瑕だが…」

隼鷹「『Italyの子たちに避けられている気がするのですが…』って言ってたなぁ、そういや」

千歳「あの方もあの方なりに皆さんと仲良くしようとはしてるみたいですけど、やっぱり過去のわだかまりは簡単には消えないでしょうね」

千歳「そこはアイオワさんも通った道ですし、なるようにしかならない…でしょうね」

隼鷹「まーあたしとしては、ポーラとは今のままでいてほしいかなぁ~」

那智「……………そればっかりは激しく貴様に同意するぞ」

クチナシ「ま、まぁ、抑止力としては優秀かもしれませんけどね…」アハハ

(居酒屋鳳翔 閉店後)


鳳翔「ふぅ~…お疲れ様」

ナイトフロックス「お疲れ様です、鳳翔さん」

鳳翔「ナイトちゃん、今日は本当にありがとうね」

ナイトフロックス「いいえ~。お気遣いなく」

ナイトフロックス「そうだ、肩を揉んであげますね」モミモミ

鳳翔「あら、ありがとう。気持ちいいわぁ」

ナイトフロックス「鳳翔さん、結構凝っていますね」モミモミ

鳳翔「そうかしら。出撃で体を動かすようにはしてるんだけど」

ナイトフロックス「出撃の傍らお店も経営してるんですから、肩も凝りますよ」モミモミ

鳳翔「でも、いいのかしら。私なんかがナイトちゃんのお世話になって…」

ナイトフロックス「鳳翔さんは気を使わなくていいんですよ。私がやりたくてやってるんですし」

ナイトフロックス「鳳翔さん、艦娘の皆さんの癒やしじゃないですか。その癒やしの存在が疲れていたら意味がないでしょう?」

ナイトフロックス「だから私、鳳翔さんの癒やしになれるのが嬉しくて」ニコ

鳳翔「あらあら。それは嬉しいわ」

鳳翔「じゃあ、今夜ばかりは甘えちゃおうかしら…♪」

ナイトフロックス「はい!いっぱい私に甘えちゃってくださいね!」ニコ




【鳳翔&ナイトフロックス編 完】

【番外編その15・夏休みの宿題】

レ級「ウゥ~、夏休ミノ宿題ガ終ワラネェヨ~」

宿題の山「」ドッサリ

レ級「ル級姉ェ、コレ手伝ッテヨォ!」

ル級「ダメダ。オ前ハ甘ヤカストツケアガルダロウ」

ル級「宿題ソッチノケデ艦娘ドモト遊ンデイタオ前ガ悪イ」

タ級「アタシモル級姉ニ同意。今マデ遊ンデイタツケハキッチリ払ウンダナ」

レ級「ウゥ~、タ級姉マデ……………」


レ級「ソウダ!ヒガンバナ姉サンニ教エテモラオウ!」ドアガチャバタン

レ級「ヒガンバナ姉サーン、コノ宿題教エt………」


ヒガンバナ「ふふっ。ここまではわかるかしら?それでね…」←自由研究の講習中

イ級「ヘェー、ナルホド!」

北方棲姫「オネエチャン、スゴーイ!」

PT子鬼群『キャハハハ!』



レ級「」

こんにちは。現在「Libeccio&カイコウズ編」「那珂&ユリ編」書き溜め中です。
リアル多忙ですが頑張って書いてます。

明日まで外出予定なので、ひとまず「Libeccio&カイコウズ編」書き溜め分だけ掲載しますね。

【Libeccio&カイコウズ編】

リベッチオ(以下リベ)「夏のoperaが終わったら急に寒くなってきちゃったなぁ」

リベ「この間まで暑かったのがウソみたい…うぅーん、リベ風邪引いちゃいそうだよ」

リベ「カイコ、何かいい考えない?」

カイコウズ「んー…走ったらいいんじゃないかな!あとお肉!」

カイコウズ「ていうわけで、走るよーっ!」タッタッタッタ

リベ「わ、わわっ、待ってーっ!」タッタッタ

(間宮前)


カイコウズ「いっちばーん!あたしの勝ちっ!」

リベ「はっ、はっ…カイコ、速すぎるよぉ」

カイコウズ「あたしも伊達に走り回ってないからね~」ニヒヒ

カイコウズ「でも、こうやって走ってちょっとは温まったでしょ?」

リベ「…ほんとだ。体がどんどんあったかくなっていってる!」ポカポカ

カイコウズ「ふふ、実はあたしも南国生まれの北国在住なんだ」

カイコウズ「寒くなるとこうやって体を温めてしのいでたんだよ!」

カイコウズ「走ると体がポカポカするからね!」

リベ「へぇ~。リベ、ちょっと賢くなっちゃった!」

カイコウズ「…で、体が温まったらここでお肉を食べる、っと」

カイコウズ「ていうわけで、一緒に食べよ?」

リベ「あのおっきなお肉料理?やった!Grazie!」

(間宮)


リベ「そういえばこのおっきなお肉料理、カイコのリクエストでできたんだよね?」

リベ「何のお肉なんだろうね?これ」

カイコウズ「んー、あたしがいつも食べてるのは牛さんなんだけど」ハムハム

カイコウズ「こっちだと牛さんは高いって言われたから、豚さんや鶏さんでガマンしてるかな」ハムハム

リベ「マン・ガ・ニクーだっけ?あれって牛さんのお肉だったんだ」

カイコウズ「どっかの居酒屋ではマンモスの肉とか食べられるらしいけどねー」

カイコウズ「提督さんが昔その近くに住んでたけど、結局食べずじまいのまま引っ越しちゃったらしいよ」

リベ「へぇー」

カイコウズ「ふぃー…ごちそうさまでした」

リベ「ゴチソー、さまでした」ペコ

カイコウズ「よし!お腹も膨れたし、また走ろうかな!」

リベ「おー!今度は鬼ごっこしよー!」

リベ「カイコが鬼ね!」ダッ

カイコウズ「えぇ!?…って、待てーっ!!」ダッ

リベ「うふふ♪鬼さんこちらー!」タッタッタ


ザラ「あら、リベったら食器をそのままにして…」

ザラ「せっかくだし一緒に片付けておこうかしら」

ポーラ「ザラ姉さま優しいですねぇ~。じゃあポーラのワイン瓶も一緒に…」

ザラ「それは自分で片付けて」

ポーラ「ええ~っ!?」ガーン

そして数時間後…


リベ「zzz…」

カイコウズ「んっしょ、んっしょ…」←リベをおんぶ中

カイコウズ「ここでいいのかな…」コンコン

ローマ「はい、どうぞ」

ローマ「あら、カイコ。リベを連れて来てくれたのかしら?」

カイコウズ「うん。遊んでいたら疲れちゃったみたいで」

リベ「」スヤスヤ

ローマ「あらあら。遊び疲れて寝ちゃったのね」

ローマ「Grazie、カイコ。よかったら一緒に上がってちょうだい」

ローマ「お礼にカプチーノをご馳走するわ」

カイコウズ「あ、ありがとう。お邪魔するね」

ローマ「でも、リベがシエスタの時間を忘れて遊ぶなんて珍しいわね」

カイコウズ「そうなの?」

ローマ「えぇ。あの子、他の姉妹がいないからいつも一人だったの」

ローマ「今はカイコと友達になったから、いくらかマシにはなったようだけど」

カイコウズ「あー…あたしも初対面でいきなり『カイコ』ってあだ名付けられると思ってなかったけどね」アハハ

ローマ「『カイコー・ズ』というのは少し長いからじゃないかしら」

カイコウズ「微妙に発音が違うなぁ…まぁいいけど」アハハ

リベ「スー、スー…」

カイコウズ「しっかしよく寝てるねぇ。寝顔が天使みたい」ヨシヨシ

リベ「ん…むにゃ…」

カイコウズ「っと。起こしちゃったかな」



リベ「マエ…グレ…シロ…会いたいよぉ…」

リベ「早く来て欲しいよぉ…リベ、待ってるから…」

リベ「…ぐぅ」


カイコウズ「…………」

忙しいのかな

カイコウズ「リベちゃんには姉妹に会いたいって夢があるんだね」ヨシヨシ

ローマ「えぇ。提督が言うには大本営も探索中だけど、捜索は難航しているらしいわ」

ローマ「いつかは会えるとは思うんだけど…」

ローマ「…まぁ、私もヴィットリオやインペロに会いたいから、リベの気持ちもわかるわね」

カイコウズ「そっかぁ」

リベ「…………」スヤスヤ



カイコウズ「リベちゃん、夢を持つって本当にいいよね」

カイコウズ「あたしにできることは少ないかもしれないけど…一緒に叶えよう、ね?」ニコ


【リベッチオ&カイコウズ編 完】

というわけで最近多忙でしたが「リベッチオ&カイコウズ編」完結させました、お久しぶりです>>1です。

>>399さん
ご心配ありがとうございます。何とか時間見つけて掲載していきますね。

以下、>>1のメモ代わりに掲載予定ペア。

(1/2)
・那珂&ユリ
・青葉&レシュノルティア
・天龍&アイビー
・鈴谷&ゼフィランサス
・熊野&レインリリー
・Bismarck&カトレア
・時津風&イヌタデ
・榛名&フォックスフェイス
・神風&キキョウ
・Graf Zeppelin&ハクモクレン
・長門&レッドジンジャー
・朝潮&モミジ
・千代田&ハナモモ
・龍驤&ウメ
・黒潮&カンナ
・名取&シクラメン
・山城&アカバナスイレン(時々扶桑)
・鳥海&アイリス
・秋雲&コスモス
・阿武隈&ペポ+北上&ランタナ
・陸奥&リンゴ
・早霜&ギンリョウソウ
・木曾&スイギョク
・連装砲ちゃん&マイドアリ
・春風&サクラ
・球磨&レンゲソウ

(2/2)

・初風&キルタンサス
・霧島&スイートピー
・初月&アスター
・速吸&ポインセチア
・香取&ヤグルマギク
・矢矧&デンドロビウム
・赤城&サボテン
・秋月&ツキミソウ
・川内&ヨルガオ
・文月&ビオラ
・如月&トリカブト
・水無月&アサガオ
・時雨&アネモネ
・愛宕&ジャスミン
・深雪&サルビア
・武蔵&サザンクロス
・瑞穂&イチョウ
・翔鶴&ゲッカビジン
・白露&ヘリコニア
・夕立&ラナンキュラス
・舞風&オンシジューム(花言葉「一緒に踊って」繋がり)
・磯風&エーデルワイス(セイバーのポーズ繋がり)
・夕張&ローズマリー
・ウォースパイト&ノヴァーリス
・龍田&ハナショウブ
・足柄&ローレンティア
・神通&シオン
・如月&イベリス
・電&オンシジューム&マイドアリ
・漣&ホオズキ ←new!
・最上&ウキツリボク ←new!

【番外編その16・おさかなくわえた…】

利根「実りの秋じゃ!そしてサンマの季節じゃ!」

利根「今日のおかずは筑摩に焼いてもらったサンマの塩焼きなのじゃ」

利根「大根おろしやスダチと一緒に食べるのも捨てがたいのじゃが…吾輩はやっぱり全部食べる派なのじゃ!」

利根「というわけでいただきm…」バッ

利根「!?」



エノコログサ「」サンマクワエー



利根「おっ、おぬし、吾輩のサンマを横取りするとはいい度胸じゃな!!」

エノコログサ「」ダッ

利根「あっ、逃げおった!待てぇぇい!!!」ダッ




筑摩「姉さん?お食事中に大騒ぎするのはお行儀が悪いですよ…って」

筑摩「裸足で出て行ってしまいましたね…」

乙、利根さん可愛い
更新楽しみに待ってる、くれぐれも体に気を付けてね

お魚くわえたエノコロ♪追っかけて♪裸足で♪駆けてく♪愉快な利根えさん

乙!

来てたのね
乙です

出先から>>1ですこんばんは。

>>405さん
乙ありです。利根はかわいいので大好きなのです。
でもいかんせん組ませられそうな花騎士が思いつかない…。
他にも二航戦や雲龍型も誰かしらと絡ませてみたい。
お気遣い感謝です。ほどほどに頑張ります!

>>406さん
そう、まさにそんなイメージです!乙ありです。

>>407さん
乙ありです。楽しみにしてくださってる方もいるので頑張ります。

うーん、ヒメシャラさんとかどうだろう>利根さんと絡む花騎士
高飛車(というと利根さんはちょっと違うが)そうに見えて案外ちょろかったり
ベルー?と筑摩ー!な所とか、どうだろう
裏でベルと筑摩を絡ませても面白そう

乙でした

>>409さん
wikiのセリフの「ベルー?」を「ちくまー!」に変えて利根ボイスで再生してみました…乙女モード全開の利根だこれ!!www
ベルと筑摩もいいですね。

>>410さん
ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

【那珂&ユリ編】

(秋祭りライブ会場)

那珂「はーい、みんなおっまたせー!!那珂ちゃんのライブの時間だよーっ!!」

那珂「今日もみんなに熱ーい歌を届けるからねーっ!!」

ファン「オーッ!」



川内「今年も作戦終了祝いの秋祭りが始まったねぇ」

神通「えぇ。那珂も張り切ってライブの準備をしてましたね」

ワレモコウ「モコウ、歌は好き?ライブは断じて楽しみです?」

神通「モコウさんは那珂のライブは初めてでしたよね」

川内「まぁ会場は熱気がすごいし、こうして離れたところで見るのがいいと思うよ」

ワレモコウ「気を使ってくれてありがとうです?」

那珂「そしてなんとなんと!!今日は特別に新ゲストをお招きしたよー!!」

那珂「みんなに紹介しちゃいまーす!どうぞっ!!」

ユリ「どうも、初めまして~!花騎士のユリといいまーす!!」

ユリ「今日は短い時間ではあるけど、みんなと楽しい時間をすごしたいと思いまーす!よろしくねー!」

ファン「オオオオーッ!!」


川内「お、この間那珂が連れてきた友達だね、あの子」

神通「同じアイドルということで意気投合したみたいですね」

ワレモコウ「ユリさんは歌もそうだけど、断じてダンスも得意です?戦闘中もダンスの練習してる?」

川内「…なんか舞風みたいな子だね」アハハ

那珂「はーいユリちゃん、自己紹介ありがとうっ!」

那珂「さぁ、早速だけどミュージックスタートッ!!」

那珂「今日のライブは、いつもとはひと味違うよっ!!」

那珂・ユリ『恋の2-4-11 with 運命ひらり!!』




♪♪♪~



(ライブ終了後)


那珂「はぁ、ふぅ…お疲れ、ユリちゃん!」

ユリ「お疲れっ、那珂ちゃん。今日は一緒にライブできて楽しかったよ!」

那珂「うん!那珂ちゃんも一緒に歌えてとっても楽しかった!!」

那珂「また一緒にライブしようね!」

ユリ「もっちろん、喜んで!」ニコ

川内「二人ともお疲れ。差し入れ持ってきたよ」つ スポーツ飲料

那珂「ありがとう川内ちゃん!んーっ、歌った後の冷たい飲み物ってサイコー!!」キラキラ

ユリ「んー、これってお水?飲んでも大丈夫なのかな?」

神通「大丈夫です。それは塩分補給用のお水ですよ」

ワレモコウ「断じて、変なものは入っていない…はずです?」

ユリ「モコウが言うなら飲んでみるか…んっ」ゴクッ



ユリ「…ぷはぁー、美味しい!いいねーこれ!!」

神通「ライブでは汗をかくと思いましたので」

神通「お気に召したなら幸いです」ニコ

那珂「神通ちゃんの選ぶドリンクにハズレはないからね!」

提督「おー、みんなお疲れ。プチ打ち上げ中かな?」

神通「お疲れ様です、提督」ペコ

川内「お疲れ様、提督。その白い浴衣よく似合ってるね!」

那珂「提督、おはようございます!ねぇ、那珂ちゃんのライブどうだった??」

ユリ「ねぇねぇ、私のダンスも良かったでしょ、ダーリン!」キラキラ

川内(毎度思うけどダーリンってすごい呼び方だなぁ…)

ワレモコウ(金剛さん辺りに見つかったら、断じて大変なことになるです?)

川内(…直接脳内に話しかけてきた!?)

提督「あー、えっと」

提督「実は私、ライブ見てなかったんだ。ゴメン」ポリポリ

那珂「えぇーっ!?」ガーン

ユリ「せっかくダーリンのために心をこめて踊ったのにー!!何してんのよー!!」バンバン

提督「いたた、だからゴメンって。腕をバンバン叩くのやめてよ」

提督「ちょっと事情があってお祭りをパスしてただけだって」

川内「うん?お祭りパス?なんかあったの?」

神通「もしや、新しい深海棲艦の発生ですか?」

提督「いや、そういうのじゃないんだけどさ」

提督「これはここだけの話なんだけど」

提督「なんでも最近、未確認の艦娘の反応が検出されたらしい」

川内「…また随分な大ニュースだね」

神通「どこの海域かは確定しているのですか?」

提督「いや、現時点では北方か西方って情報が来てるだけだね。詳細は引き続き調査中らしい」

那珂「結構ザックリな情報だね~。でも、新しい子が来るなら那珂ちゃんも嬉しいな!」

ワレモコウ「モコウも新人さんは断じて嬉しいです?」

ユリ「私も!ま、もちろん新人さんには負けていられないけどね!」エッヘン

川内「よーし!そうと決まれば早速前祝いだーっ!」

ユリ「おー!私はダーリンにイカ焼きを買ってもらおうかな!」

那珂「じゃぁ~、那珂ちゃんはたい焼きで!」

提督「え、ちょ、ちょっと勝手に決められても」

ユリ「いーじゃんいーじゃん。ね、ダーリン!」

那珂「那珂ちゃん、ライブの後は甘いものが食べたいなぁ」ウワメヅカイ

川内「とりあえず私は射的でPS4で勘弁してあげる!」

提督「ちょ、それ川内ちゃんが狙った方が早くない?」

川内「細かいことは気にしなーい」

神通「何だかんだ言って提督もお祭りに参加することになりましたね」

ワレモコウ「でも、お祭りは皆のためのもの?提督さんだけ不参加は断じて本末転倒です?」

神通「確かにそうですね。息抜きは誰にでも必要です」


神通「さて、モコウさん。私たちも行きましょうか」

モコウ「です?」


【那珂&ユリ編 完】

【青葉&レシュノルティア編】

(花騎士団施設)


青葉「ども、恐縮です!青葉ですぅ!」

青葉「本日はなんと!特別に花騎士団の施設にお邪魔させていただいてます!」

青葉「んん~、異世界の施設!取材しがいがありますねぇ!」キラキラ


青葉「…………………」

青葉「…って言っても、もちろん司令官に黙って来たわけではありません」

(前日夜)


提督「そうだ、青葉ちゃん。花騎士の世界に興味ない?」

青葉「へ?司令官、また唐突にどうしたんです?」

提督「いやー、騎士団の仕事もかなり溜まってるしさ。それに近々また忙しくなるだろうし」

提督「だから明日騎士団施設に行くけど、青葉ちゃんも一緒にどうかなと思って」

提督「青葉ちゃん、好きそうでしょ?こういうの」

青葉「恐縮です、司令官!是非ご一緒させてください!」ビシッ

青葉「…というわけで司令官について来たのです」

青葉「もっとも司令官は、騎士団施設に着くなり執務室に缶詰めになったのですが」

青葉「青葉に手伝えることもないみたいなので、こうして取材に来てるのです」

青葉「幸い鎮守府でお会いした方も何名かいらっしゃるので安心ではあるのですが…」



レシュノルティア(以下レナ)「あら?貴方、もしかして艦娘さん?」

青葉「? そうですけども」

レナ「わぁ、団長様から聞いた通りの方ですね!騎士団施設にようこそお越しくださいました!」ペコッ

レナ「あっ、わたし、レシュノルティアって言います」

レナ「皆からはバイオレット・レナって呼ばれてます。よろしくね!」ニコ

青葉「レナさんですね、よろしくお願いします!青葉と申します!」ペコッ

レナ「あぁ、あの青葉さんですね!ウサギノオちゃんから話を聞いてますよ!」

レナ「かっこいいカメラマンさんですよね!」

青葉(か…かっこいい…?)

青葉(青葉、そんなかっこいいところありましたっけ…?)

レナ「で、突然ですが、青葉さん」

青葉「?」

レナ「青葉さんはスケッチは得意ですか?」

青葉「す…スケッチですか。秋雲さんなら得意だと思いますけど…」

青葉「青葉はもっぱら写真頼みですねぇ」アハハ

レナ「ふむ…スケッチにはご興味は?」

青葉「うーん、ないわけではありませんが、いかんせん絵心がないもので」

レナ「スケッチは絵心はあまり関係ありませんよ。対象をじっくり観察し、観察内容を記録するのがスケッチですので」

青葉「じっくり観察かぁ~…それなら青葉にもできるかもですね!」

レナ「えぇ。良かったらわたしがお教えしましょうか?」

青葉「恐縮ですっ!」

青葉「…で、早速ですが何をスケッチしましょう?」

レナ「うーん…わたしはいつも害虫をスケッチしてるんですが」

レナ「青葉さんは虫は平気です?」

青葉「害虫?…もしかして、あの茶色くて平べったくてカサカサと」

レナ「違います」

レナ「わたしたち花騎士の敵対存在ですよ。貴方たち艦娘でいえば…シンカイセーカン?かな?」

青葉「あぁ、深海棲艦ですか。理解です!」

レナ(…というか、それは流石のわたしも観察したくありません…」

青葉「? 何かおっしゃいました?」

レナ「い、いえ。何も」

マイドアリ「」テクテク

レナ「あら、噂をすればちょうどいいモデルが」

レナ「マイドアリ?ちょっとこっちにいらっしゃい」

マイドアリ「?」テクテク

青葉(これがその害虫ですかぁ~…って、でかっ!)

青葉(さりげなく首に赤い首輪みたいのがついてますし…)

青葉(っていうか、深海…あいえ、害虫が騎士団施設にいるってどういうことなんです!?)

レナ「あぁ、この子はオンシちゃんのペットのマイドアリですよ。乱暴な子じゃないので安心してください」

青葉「ま…また随分珍しいペットなんですね」アハハ

マイドアリ「!」フンス

レナ「さてと、マイドアリ。ちょっとそこでポーズをとってもらえるかしら」

マイドアリ「?」クビカシゲ

レナ「あぁ、別に変なポーズじゃなくていいの。自然なポーズで」

マイドアリ「……!!」コクコク

レナ「そう、そんな感じ。動かないでね」


レナ「…さて、青葉さん。わたしのスケッチブックを貸してあげますので、練習してみてください」

レナ「上手くなくていいので、その代わり出来るだけじっくり観察してくださいね」

青葉「はいっ!青葉、取材!…あいえ、出撃しまーす!!」

(1時間後)


マイドアリ「」セキカジョウタイ


青葉「ふー…こんな感じかな。レナさん、いかがでしょう?」つ マイドアリのスケッチ

レナ「どれどれ…あら、初めてにしてはとてもいい出来ですね!」

青葉「えへへ、恐縮ですっ!」

青葉「青葉は普段ジャーナリストをやってるんで、自然と相手を観察するクセがついてるのかも知れませんね!」

レナ「あら、そうなんですね。青葉さんなら頑張ればもっと上手くなると思いますよ」

レナ「またスケッチを教えて欲しい時は、いつでもお声がけくださいね」ニコッ

青葉「恐縮ですっ!」



※マイドアリはこの後オンシちゃんが回収しました

青葉(…さて、そうこうしてるうちに執務室に来てしまったのですが)

青葉(司令官は席を外してるみたいですね)

青葉(でも青葉、見ちゃってるんです!)

青葉(執務室の裏手に、秘密の小部屋があるってことを…!)

青葉(あそこに隠しカメラをしかけておけば、司令官のあーんなとこやこーんなとこが…!!)ムフフ



青葉(…こほん。失礼しますよ)ドアガチャ

青葉(室内は意外と狭いですね~…暗い照明とダブルベッドがひとつ)

青葉(あとは棚の上に何やら怪しげな瓶がズラズラと…)

青葉(…ふふふ、これは大スクープの誕生の予感ですね!)


青葉(よし、どっかカメラを隠せそうなところは…あれ、何か紙切れが挟まってる)

青葉(これは…メモ? どれどれ…)




『青葉ちゃんへ。

ここに隠しカメラを仕掛けてもすぐに撤去するから、そのつもりでね。


司令官兼団長より』



青葉「」



【青葉&レシュノルティア編 完】

【天龍&アイビー編】

(1日目)

アイビー「我が名はアイビー、不死なる生命の守護者!ここに降臨よ!」

天龍「オレの名は天龍…フフフ、怖いか?」



アイビー「………………」

天龍「………………」



アイビー「…ごめん、何言ってたか全然わからなかったわ。もう一回お願い」

天龍「お、おう。悪りぃな、実はオレもなんだ」

アイビー「……………………」

天龍「……………………」


アイビー「…だからっ、私の胸の中の宇宙たるヴェルトールがっ」

天龍「余計意味わかんねーよ」

(2日目)

天龍「オレのこの装備が気になるか?」

アイビー「へ?」

天龍「フフフ、凄すぎて言葉も出ねぇだろ。何たって世界水準軽く超えてるからな」ドヤッ

アイビー「…ごめん、私軍艦には疎いからわからないわ」

天龍「お、おう」

アイビー「それより頭に付いてるそのネコミミみたいのが気になるわね」

天龍「なっ…これはネコミミじゃねーっつの!」

(3日目)

天龍「そういやお前も眼帯付けてんだな」

アイビー「あら、私の魔眼に気がつくとは感心ね」

天龍「……マガン?」

アイビー「これは私の秘めたる魔眼『華王ブロッサムグラス』よ。秘められしものを暴く能力があるの」

天龍「オレたちで言うところの電探みたいなものか」

アイビー「そうとも言うわね。普段は力の暴走を防ぐために封印してあるわ」

アイビー「たまに封印を解くと疼くけど」

天龍「…単に眩しいだけじゃねーのか、それ」

アイビー「もー!いちいち解説入れるのやめてってば!!」ムキー



天龍「ちなみにオレのこれは昔の戦争傷な」

アイビー「えっ…」

アイビー「…なんというか、その…ごめんなさい」

天龍「気にすんなって。もともとこの話題出したのはオレだしよ」

(4日目)

アイビー「ねぇ、天龍ちゃん」

天龍「ちゃん付けすんじゃねーよ。…で、何だ?」

アイビー「天龍ちゃんは食べるパンに困ったことはある?」

天龍「へ?」

アイビー「私はあるわ。気高く尊い超越者の私にも、日々の糧にすら困った苦難の刻がね…」

アイビー「嗚呼、あの時の苦しみたるや、まさにいにしえの聖女の味わった…」

天龍「…要するに『腹減ったから飯行こうぜ』って言いたいんだな?」

アイビー「…………///」

天龍「まったく、最初からそう言えよ…間宮でいいか?」

アイビー「………えぇ」

(5日目)

アイビー「咲き誇れ!グングニール・ヴァイス!」

アイビー「光芒よ、煌めき来たりて我が敵を貫け!!」←本当に貫くとは言ってない

天龍「お、おいバカやめろ!!そっちにそんなもん投げたら!!」

ステッキ「」ポーン


コツン


龍田「なぁに~?痛いじゃなぁい?」

アイビー「え…あ…あの、その……」

龍田「うふふ♪こんな所に死にたいひとがいるみたいねぇ~?」ゴゴゴゴゴ

アイビー「あばばばばば」

天龍「」

(6日目)

天龍「…………ハッ!!」

スイカ「」ザクッ

天龍「うーん、上手く行かねぇなぁ。一体何が悪いんだ?」



アイビー「何やってんの天龍ちゃん?」

天龍「ひゃい!?…なんだ、アイビーか」

アイビー「もしかして、この間のナデシコさんのアレの練習?」

天龍「なっ…るせぇ!このぐらいオレには楽勝だっての!」

天龍「…って、刀がスイカに食い込んで抜けねぇ!んぎぎぎ~~~~!!」

アイビー「大丈夫天龍ちゃん、私に任せて!私のグングニール・ヴァイスの力で」

天龍「ステッキ投げられても助けにもなりゃしねーっつの!…こんのっ!!」

刀「」バキッ



天龍「……あ」

アイビー「……あ」



折れた刀「」

天龍「うぅ……ひっぐ………」ポロポロポロポロ

アイビー「天龍ちゃん…どんまい」ヨシヨシ


(7日目)

明石「はい、天龍さん。修理が終わりましたよ」

明石「あまり乱暴に扱わないでくださいね」つ 刀(修理済み)

天龍「よっしゃぁ!サンキュー!!」キラキラ

アイビー「天龍ちゃんが至高の喜びに満たされて、私の胸の内なる力も…」

天龍「…素直に『天龍様が喜んでくれて私も嬉しい』って言えよ」

アイビー「さらっと自分に様付けするのね、そこ」

天龍「お前が言うな」



明石「…夕張ちゃん、あの二人の言葉を翻訳して?」

夕張「安心してください、私もわかりません」

(8日目)

天龍「うーん、オレたちも知り合ってもう1週間か」

アイビー「そうね。我らこれからも征き征きて、悠久なる冒険へと…」

天龍「『これからもよろしく』って素直に言えばいいだろ」

アイビー「…わかってるわよそんなの!ちょっとカッコつけてみたかっただけ!」

天龍「…さっきので『ちょっと』なのか?」

アイビー「~~~~~~!!!////」




龍田「天龍ちゃん、新しいお友達が出来てから変わったわねぇ」

龍田「…………………」


龍田「…もう、私がいなくなっても大丈夫かしら。うふふ…」


【天龍&アイビー編 完】

乙、いいものを見せてもらった
この二人ってなんか凄く馬が合いそうなんだよなぁ、ベクトルはちょっと違うけど

庭園のオブジェでレイニーアンプルゥ像(命)があるのですが、その説明文で

ダンチョ ダーイスキプルゥ と書かれています、可愛いですよ

こんばんは。

>>449さん
ありがとうございます。なんとなくオムニバス形式で書いてみたくなりました。
アイビーはまだ自分が中二病って意識していますけど、天龍ちゃんは素でアレですからね。

>>450さん
庭園のオブジェ購入画面で確認してみました。
「ダンチョ ダンチョ カザッテホシイプルゥ ダンチョ ダーイスキプルゥ」…なにこれかわいい。
っていうかアンプルゥってしゃべれる(というか人語を解せる)んですね。

【番外編その17・加古とヒノキ -the after-】

加古「ふぃ~…作戦終了っと。疲れたぁ~」ドアガチャバタン

加古「今日は部屋のドアを閉めておいたから誰も入ってねーよな…カギかけんの忘れたけど」

加古「ま、とにかく勝手に寝られたりはしてないだろ。寝よ」フトンピラッ




ヒノキ&ツキトジ『zzzzzzzz………』




加古「」

【番外編その18・浦風の友達】

浦風「そう、そうなんよ!!カープが優勝したけ、うちもう嬉しゅうて嬉しゅうて!!」

浦風「え?あんたもあの試合見とったん?しかも録画しとった?」

浦風「えぇなぁー!うち、あの試合録画できんかったんじゃ。今度ダビングさせてくれん?」

浦風「おぉー、ありがとうなぁ!楽しみに待っとるよ!!それじゃね!!」ピッ




浜風「浦風、またスカ○プですか?」

浦風「うん…ちぃとうるさかった?」

浜風「あ、いえ。浦風がカープの話で盛り上がるなんて珍しいと思いまして」

浦風「んー、うちも広島出身ってこと以外はよく知らんのじゃけどね。同じカープファンとして盛り上がってしまったんよ」

浜風「カープ女子というのとはまた違うんでしょうか…」




浜風「ちなみにそのお友達のお名前は知ってるんですか?」

浦風「んー、何て言っとったかなぁ…あぁ、広島城とかいう名前じゃったな」

浜風「!?!?!!?」

【鈴谷&ゼフィランサス編】


(鎮守府近くの駅前)



ゼフィランサス(以下ゼフィ)「やっほー、すずやん。お待たせ!」

鈴谷「お、ゼフィっちじゃん。チーッス!」

ゼフィ「んー、朝から混んでるねぇ。どっかでお茶でも飲みながらゆっくりしよっか」

鈴谷「いいねぇ。とりあえずそこのス○バ行く?」

鈴谷「鈴谷オススメのドリンクおごるよ!」

ゼフィ「お~!楽しみだねー!」



(1週間前)


提督「え?来週末出かけるから外出許可がほしい?」

鈴谷「そーだよ。鈴谷の新しいダチと街に行きたいのさ」

鈴谷「ダチの分の申請書もちゃんと用意してるよ?ほら」つ 外出許可申請書x2

提督「ふーむ…ゼフィちゃんか…」

提督「…いろいろ突っ込みたいとこはあるけど。まず何で帰還予定時刻がこんなに遅いんだい?」

提督「これじゃほぼ朝帰りじゃないか」

外出許可申請書「帰還予定時刻 AM4:00」

鈴谷「え?そんなの決まってんじゃん。夜の街だよ夜の」

鈴谷「ゼフィっちがこっちの夜の街を見たいって言うしさ。…ダメ?」

提督「ダメ」

鈴谷「即答!?」

提督「正確に言えば『22時以降の外出は』ダメ。どこに行く予定かは知らないけど、22時過ぎると憲兵に職務質問される事があるからね」

提督「艦娘ということで法律上成年と認められている鈴谷ちゃんはともかく、ゼフィちゃんは年齢証明できる書類を持っていないしさ」

鈴谷「むぅー…そこは提督の権限でどうにかなんないの?」

提督「うーん、難しいと思うよ。君たち艦娘の法的扱いでさえあんなに揉めたのに、その上異世界の存在まで持ち込めば余計ややこしくなる」

提督「大本営としても、そんなややこしい案件に関する前例を作りたくはないだろうしね」

鈴谷「結局ゼフィっちを夜の街に連れてくのはムリって訳かぁ…」

提督「んー、それなら代わりに昼の街に連れて行くのはどうだろう?あの子は好奇心旺盛だし、きっと喜ぶと思うよ」

提督「それに、こっちの街のことは鈴谷ちゃんの方が詳しいだろ?」

鈴谷「おぉーっ、さっすが提督!ゼフィっちにも相談してみるよ!」

提督「了解。じゃ、この申請書はひとまず『18時帰還予定』として受理しておくから」

鈴谷「あざーっす!!」

提督「あ、ついでにもうひとつ。ゼフィちゃんに伝えておいてほしいんだけど……」



(スタ○)


ゼフィ「というわけで昼の街に来てはみたものの…」

ゼフィ「いつもより着込んでるから、なーんか落ち着かないんだよねぇ」E:鈴谷の制服

鈴谷「そりゃそうだよ~。あの格好のままで外歩いたら痴女って思われるじゃん」

鈴谷「提督も言ってたべ?『あの服で街を歩くと憲兵に捕まるから、なんか上に着た方がいいよ』って」

ゼフィ「…むぅ。あっちでは普通にあの格好で街歩いてたんだけどなぁ、私」

鈴谷「………マジで?」

ゼフィ「うん。あの格好で歩いてても特に何も言われたことないしね」

鈴谷(…提督、あっちだと何も言わないんだ…)

ゼフィ「で、今日はどこに行く予定なのさ?」

鈴谷「んー、まずゲーセン行くじゃん?んで映画館行って、カフェで新作スイーツ食べて…あと行きたいとこある?」

ゼフィ「んー、そうだなぁ…前にすずやんの雑誌借りて読んだとこがいっぱいあるんだけど…」

ゼフィ「あ、そうだ!最近できたっていううさぎカフェ行ってみたいかな」

鈴谷「オッケー。じゃ、カフェはそっちに変更ね」




(ゲームセンター)



ゼフィ「うわー、迷子になっちゃいそうだね」

鈴谷「すぐ慣れるべ。さてと、アーケードの筐体はっと…」

行列「」ズラッ

鈴谷「うわっ!すんげー並んでるし!!マジありえねー!!」

ゼフィ「どうしたの?」

鈴谷「いや、艦これアーケードやってみようと思ったんだけどさ。思ったより混んでたしパスかな」

鈴谷「あーあ、せっかく鈴谷が出演してると聞いて楽しみにしてたのになぁ~」

ゼフィ「…出演?」

鈴谷「うん。提督になって艦娘と一緒に深海棲艦を倒すゲームなんよ」

鈴谷「大本営が艦娘の広報活動の一環として一般人向けに開発したゲームらしいんだけどさ。これがもう大人気で」

鈴谷「うちの鎮守府でも何人か始めてる子もいるらしいよ」

ゼフィ(すずやん提督…ちょっと見てみたいかも)




(映画館)



鈴谷「えーっと、『君の名は』大人2枚、っと」

券売機「」スチャ

鈴谷「はい、ゼフィっち」つ 入場券

ゼフィ「ありがと。楽しみだなぁ」キラキラ

鈴谷「雑誌読んでからずっと見たがってたもんね。あ、ポップコーンいる?」

ゼフィ「私はいいや。コーヒー買ってくるね」

鈴谷「オッケー。鈴谷は席座ってるよ」



(2時間語)


鈴谷「………………///」ジーン

ゼフィ「………………///」ジーン


厚着ランサスいいゾ~これ
担当絵師さん曰く昔はめっちゃ地味な格好で、妹に促されるままイメチェンした結果が今の彼女らしいけど(※非公式設定)
妹が今の格好を見たらどう思うだろうか……

レインリリーが双子の妹じゃなかったか?

鈴谷「いやー、うん。とりあえず今度もう一回見に来ようか」

ゼフィ「いいねぇ。今度はレインリリーを連れてくるよ」

鈴谷「じゃー鈴谷は熊野連れてくるね!楽しみだなぁ」



ワイワイキャッキャ



???「………………………」ジーッ

(映画館の外)


鈴谷「ふぃーっ、もう3時かぁ。あとはうさぎカフェ行ったらいい時間になるかな」

ゼフィ「だねぇ。あのうさぎカプチーノとついに対面できるんだなぁ」キラキラ

鈴谷「ゼフィっちってうさぎ好きだったんだね。ちょっと意外」

???「あのー、すみません…」

鈴谷・ゼフィ『?』



男「お姉さんたち、今日は素敵な格好ですね。お時間あればお茶しませんか?」

男「そちらの行きつけの喫茶店で構わないので…」

鈴谷(…やっべ、ナンパに引っかかった。んもう、テンション下がる~…)

鈴谷(ゼフィっちは…あぁー、どうしようかって焦ってる顔だね)

鈴谷(しゃーない、ここは鈴谷が頑張りますか!)

ゼフィ(こっ…これって、あれよね。レインリリーが言ってたナンパってやつよね)

ゼフィ(…が、頑張れ私!何とかして撃退しないと…!!)


鈴谷「んー?お兄さん、すz…アタシを褒めても何も出ないよ?」ニヤニヤ

鈴谷「アタシを褒めてナニしちゃうのかなぁ~?」ウワメヅカイー

男「」

ゼフィ(…って、バッチリ受け答えしちゃってるし!!)ガーン

鈴谷「んで、アタシの行きつけの喫茶店でお茶だっけ?んー、いいんだけどぉ」

鈴谷「そこ、近くに憲兵の詰所があるんだよねぇ。それでもいーい?」

男「!!!!! しっ、失礼しました!!」ダッ


ゼフィ(そしてバッチリ撃退したー!!)ガーン

鈴谷「ふぃー。面倒なもんに引っかかったねぇ。大丈夫?ゼフィっち」

ゼフィ「…う、うん。何とか」

ゼフィ「私も何とかしようと思ってたんだけど、どうしたら良いかわからなくてさ。すずやんに任せきりになっちゃって」

鈴谷「あー…ゼフィっち、根っこは真面目だもんね。まぁこればっかりは向き不向きがあるから仕方ないさね」

鈴谷「とりあえず『憲兵』って単語出しとけばだいたいは撃破できるから、覚えとくといいよ」

ゼフィ「う、うん。ありがと」

ゼフィ(……やっぱりあの服着てこなくてよかった~!!!)ホッ

(うさぎカフェ)



鈴谷「さてさて、気持ちを切り替えてうさぎカフェに来たのはいいけど」

ゼフィ「うっさぎ♪うっさぎ♪」キラキラ

鈴谷「切り替え早すぎじゃろ」

ゼフィ「いーじゃんいーじゃん。いつまでも引きずっててもしゃーないって」


カランカラン


店員「いらっしゃいませー」

ゼフィ「えーと、うさぎカプチーノで」

鈴谷「うさぎのにんじんケーキね」

店員「はい。少々お待ちください」



プップクプー!ウーチャンモマケテラレナイピョン!

ウーチャン、ヨクバリスギダウサ!

ワワ、ウサチャンニゲチャウヨォ…



鈴谷「ん?今ぷっぷくぷーって…」

ゼフィ「心なしか『うさ』とも聞こえてきた気がするんだけど…」

鈴谷「…やっぱりアンタたちだったか」

ゼフィ「ってか、うさぎがうさぎカフェに行くってどういうことよ…」

卯月「うーちゃんはうさぎじゃないぴょん!うーちゃんだぴょん!」プンスカ

ウサギノオ「うーちゃん、うさぎのごはん食べようとしといて何言ってるうさ…」

ススキ「わ、私は二人についてきただけで…」オロオロ


鈴谷「まぁいいさね。今日は三人で来たの?」

ススキ「はい。ちょうど三人で外出許可がとれたので遊びに来たんですけど」

卯月「うーちゃんたち、疲れたからそろそろ帰ろうかと思ってたぴょん!」

ウサギノオ「うーちゃん、さっきまで『帰りたくないぴょーん』って言ってたでしょ…」

卯月「あれはうっそぴょーん☆」

ウサギノオ「嘘なの!?」

ゼフィ「まぁいいや。ちょうど私たちもここ来たところだし、外で待っときなよ」

ゼフィ「あんま長いこと居座ってるとお店に迷惑になっちゃうしね」

卯月「そこはゼフィさんがおごってくれるんじゃないぴょん!?」

鈴谷「んなわけあるかい。鈴谷たちは静かにうさぎを愛でに来たの」

卯月「ぷっぷくぷー!!」



ウサギノオ「…まぁ、確かにうーちゃんは騒ぎ過ぎだったうさね」

ススキ「ウサギノオさんに言われるなら相当ですよね…」

(鎮守府)



提督「…で、5人で帰ってきたのはいいけど」


卯月「スヤスヤ…」

ウサギノオ「ムニャムニャ…ぜかましちゃん、かけっこするうさ?…ぐぅ」

ススキ「スー、スー…」


提督「3人を頑張って2人で運んで帰ってきたと」

ゼフィ「いや、さすがにタクシー使ったよ?2人で担いで帰るなんてムリだしね」

鈴谷「鈴谷は熊野か誰か呼んできた方がいいと思ったんだけどなぁ」

ゼフィ「ま、昼の街も結構楽しめたよ。ありがとね、すずやん、提督」

鈴谷「おうよ。また一緒に行こうぜ!」

提督「あははっ、気に入ったみたいでよかったよ。また外出するときは申請書提出してね」



ゼフィ「あ、あと提督…」

ゼフィ「私、向こうで外出するときもちゃんと服着て外出するね」

提督「…へ?何をいきなり?」

鈴谷「ゼフィっちもいろいろあったんだよ、いろいろとね」ニヤリ


【鈴谷&ゼフィランサス編 完】

>>463さん
「グランデフルール」のストーリー終盤でも言及されていたり、本人もそう言っているので公式設定みたいですね。
そのネタで今ひとつ思いついたので番外編書きます。
あぁ、また番外編が増えていく…

>>464さん
レインリリーが双子の妹であっていますね。
ヒメシャラには「全然似ていない」と突っ込まれていますが、よく見ると目の色が同じだったりするんですよね。

【番外編その19・ゼフィランサスの私服】

レインリリー(以下レイン)「えーっ、ゼフィランサスったらまた地味な服に戻ってる!!」

ゼフィランサス(以下ゼフィ)「言うほど地味かなぁ、これ…?昔に比べたらこれでも派手だと思うけど」E:鈴谷の制服

レイン「ダメだよー!前も言ったでしょ。お姉ちゃんは磨けば可愛くなるって!」

レイン「そんなお姉ちゃんに、はい、これ!」つ 島風の制服

ゼフィ「可愛いを通り越してヤバイってそれ!ってかバストサイズ合ってないし!」

レイン「むぅ~…じゃ、これは?」つ 武蔵の制服

ゼフィ「いや確かにバストサイズ合ってるけどさぁ、それ」

ゼフィ「ってか私、『街に着て行けそうな服』を探してるんだけど」

レイン「…むぅーわがままだなぁ。じゃあこれは?」つ 利根の制服

ゼフィ「風が吹いたら見えちゃうよ!ってか何で艦娘の制服ばっかりなの!?」



利根「うーむ、おかしいのう。いくら数えても吾輩の制服が1着足りんぞ」

島風「あれ、利根さんも?実は私もなんだ…」

武蔵「私もだな。大和は確かに洗濯してからタンスにしまったと言っていたし…」

ソーラードライブと戦艦の主砲てどっちが強いんだろ

こんにちは。執務室で過去のイベントのストーリーを閲覧できることに最近気がついた>>1です。

>>480さん
うーん…ソーラードライブはパーティーの総合力によって威力が変わるらしいですからね。
個人的には長門型の主砲くらいの威力はあるんじゃないかと思っています。
それよりもアレをどうやって撃っているのかが気になる。大砲的なものを引っ張っているのかな?

そして最近シチュのネタが尽き始めているので、シチュのリクエストをお願いします。
何組かはシチュがもう決まっているのですが…
ひとまず決まっている組から書いて投下していきますね。

以下リクエストペア
・熊野&レインリリー
・時津風&イヌタデ
・榛名&フォックスフェイス
・神風&キキョウ
・長門&レッドジンジャー
・朝潮&モミジ

あ、R18は除外でお願いします。
あと過去に登場したorこれから登場予定のペアの参加もOKです。

これから登場予定のペア→>>402-403

えーと、シチュというのは「この二人がこんなことをする」という感じでOK?
>>347みたいな

>>484さん
そんな感じでお願いします。

ありがとう
じゃあ「イベリスの語る「オトナのやり方」に目を白黒させつつ張り合う如月、
そこに通りがかったお姉さんキャラにまだまだお子様ねぇ、とからかわれてムキになる二人」とかどうだろう

どうにかしてキンレンカに勝ちたいローレンティア
勝利の為にと助っ人を勝った足柄
一緒に特訓したり足柄特製カツカレーを食べたりして奮闘する二人

そしてキンレンカとの決闘の日・・・!

>>486さん
いいですね、それ!ありがとうございます。
イベリスはセリフ周りを見る限りかなり過激な「オトナのやり方」を知ってそうですし、如月ちゃんも引くに引けなくなって…
お姉さんキャラと聞いて真っ先に陸奥さんが思い浮かんだのですが安直ですかね?

>>487さん
足柄さん、勝利のためならすごく奮闘してくれそうですね!ありがとうございます。
ところでキンレンカはそんな足柄さんの顔は覚えるんでしょうか…?

(な○卯)


熊野「」モヒモヒモヒ

レインリリー(以下レイン)「…………」ジーッ

熊野「」モヒモヒ

レイン「………………」

熊野「」モヒモヒゴクン

熊野「…どうしましたの?レイン。早く食べないと冷めてしまいますわよ」




レイン「可愛くないっ!!」ダンッ

熊野「えぇ!?」

レイン「だってそうじゃん!『一緒にお出かけしませんこと?』って行った先がなんでな○卯なの!?」

レイン「もっとこう、オシャレなカフェとかだと思ってたのに。これじゃ可愛くないよー!!」

熊野「そ、それは…わたくし一人でこのようなお店に行くのは恥ずかしかったからで…」

レイン「すずやんと行けばいーじゃん!なんでよりによって私なのさー!!」ダンダン

熊野(にしてはばっちりきつねうどんを頼んでいらっしゃいますけれど…)

金剛「スミマセン、もう少し静かにしてくださいマスカ?」

金剛「店員さんも困ってますヨ」

熊野「し、失礼いたしましたわ…って、金剛さん!?」

熊野「金剛さんもこんなところにいらっしゃったんですの?」

金剛「Yes。ワタシはテイクアウトを買いに来ただけデスけどネー」

ハナミズキ「何故かワタシも付いてくることになったのデス…荷物持ちとして」

レイン「わっ、ハナミズキさん!?」

レイン「まさかこんなお店で花騎士に会うなんて思ってなかったよー!」

ハナミズキ「ワタシたちだけじゃないデスヨ。ここには他にも沢山のFleet GirlsやFlower Knightsがいらっしゃってマス」

ハナミズキ「よく見てみてクダサイ」

レイン「…へ?」

赤城「そうなんですよ。それで去年す○屋に行ったら…」

サボテン(…この丼の山には突っ込んだほうがいいのかな…)

丼の山「」ドサッ


瑞穂「ふふ、親子丼おいしいですわね。そちらはいかがです?」

イチョウ「この牛丼…変わった味ですね。嫌いではありませんが」


曙「」ズルズルズル

漣「ねーぼのやん、そんな怒んなくていいじゃんか~」

ホオズキ「席を外した隙にわさびをうどんつゆに大量に入れたらそりゃ怒られるきぃ…」

曙「#」ズルズルズル


秋雲「あ”ぁ~、徹夜明けの身体にはカツカレーは応えるわぁ~。足柄さんのカツカレーほどじゃないけど」

秋雲「にしてもありがとね、コスモスちゃん。ペン入れ手伝ってくれて」

コスモス「気にしなくてもいいよぉ。私も手伝ってて楽しいからさ」

コスモス「妄想…あいや、アイデアが捗るし、また言ってくれれば手伝うよ!」




レイン「」

(店外)


熊野「…ふー、お腹いっぱいになりましたわね」

レイン「うん…まさかここが艦娘と花騎士のたまり場になってるなんて思ってなかったけど…」

レイン「っていうか、艦娘っていつもこういうお店に行くの?」

熊野「いえ、行く方もいらっしゃいますけど、わたくしはほとんど行ったことはありませんわね」

熊野「今は大本営のキャンペーンが行われていますし、それで皆様いらっしゃるのだと思いますわ」

レイン「ふーん…もっとオシャレで可愛いお店でキャンペーンやればいいのにねー」

熊野「…正直、わたくしもそう思いますわ」

北方棲姫「集積地ー、ホッポオ腹スイター」

集積地棲姫「ウルサイ、モウ少シ我慢シロ。アソコノ『ナ○卯』デカードヲモラッテ帰ルカラナ」

重巡棲姫「ダカラッテ何デ私マデ一緒ニ連レテ来ラレルノサ…マッタク」ブツブツ




熊野「………………………」

レイン「?」

(カフェ)


熊野「…さて、少し離れたところに移動しましたし、お茶にしましょうか」

レイン「なんか不穏な雰囲気出してたけどさらっとスルーして来たね…」

熊野「熊野は何も見ませんでした。いいですわね?」

レイン「…う、うん」

熊野(…もっとも、あそこのお店も無事とは言っていませんけれど」

レイン「? 何か言った?」

熊野「いえ、何も」

カランカラン



鈴谷「お、熊野じゃん。それにレインっちも。チーッス」

ゼフィランサス(以下ゼフィ)「あ、レインリリーじゃない。こんな所で奇遇ね」

レイン「あっ、ゼフィランサス。今日もすずやんと一緒にお出かけ?」

鈴谷「うん。先週見に行った映画をまた見に行こうと思ってさ」

ゼフィ「あれ、ほんっと切なくてジーンとくるんだよねぇ。パンフレット読む度に感動が蘇っちゃって」

鈴谷「…と、ゼフィっちがこんな調子なもんでさ。熊野たちも一緒に来る?」

レイン「あー、言ってたね。私もちょっと興味あるし、行こうかな」

熊野「よろしくて?それならお邪魔させていただきますわ」

鈴谷「おー!姉妹2組でダブルデートと洒落込もうぜ!!」

鈴谷「んお、そういやそこのな○卯が大騒ぎになってたけどさぁ…」

鈴谷「何かあったんかな?熊野、知らない?」

熊野「知りませんわ。わたくし、何も見ておりません」

鈴谷「…………………本当?」ジーッ

熊野「…………………」



ゼフィ(…何さ、この微妙な雰囲気。レイン、何かあったの?)ヒソヒソ

レイン(んー………実はね、あそこのお店に何か白い人が…)ヒソヒソ

熊野「とぉぉぉぉおおおう!!!」ガバッ

鈴谷「!?」



【熊野&レインリリー編 完】

なかなかにほのぼのするクロスです
できればでいいので、某作品のSSでよくあるようにキャラの画像も始めに貼ってもらえるとなおよいかも…

こんばんは。

>>501=507さん
切り貼りして同じ画像にしてみました。褒めてくださってありがとうございます。
imgurは昨日も試したのですが、何故だかPCではアップロードできず…
ひらめアップローダだと画像がサムネで表示されるようなので、ひらめを使おうかと思います。ありがとうございます。

【如月&イベリス編】

如月&イベリス
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira121346.jpg

如月「秋。この鎮守府の皆も、いろんな秋を満喫しているみたいね」

如月「はっちゃんは読書の秋。吹雪ちゃんや朝霜ちゃんはお祭りの秋」

如月「曙ちゃんや赤城先輩にとっては食欲の秋みたいね」フフッ

如月「如月の秋は恋の秋…のはずなんだけど」



如月「…司令官ったら、とにかく鈍いのよねぇ…」ハァ

如月『司令官?』

提督『うん?如月ちゃんか。こんな夜中にどうしたんだい?』

如月『今日の夜戦、如月も一緒に行かせて。ねっ?』

提督『ん、今度の作戦のことかな?うーん、如月ちゃんにはちょっと厳しいかな、あそこは』

提督『ま、今回も輸送任務があるし、如月ちゃんの出番もちゃんとあるから安心してよ』ニコ

如月『……………』

如月『司令官、見て見て、この輝く肌』

提督『お、入渠ドックから上がったんだね。お疲れ様』

如月『あはっ、そうよ。もっと近くで見てもいいのよ』

提督『ん? …ごめん、今忙しいから後でね』

如月『…………………』

如月『司令官。艦隊、戻ったわ』

提督『ん、遠征お疲れ様。いつもありがとうね』

如月『司令官ったら…うふふ、ありがとう。好きよ』

提督『そっかそっか。上司として慕われているようで嬉しいよ』

提督『如月ちゃんはうちの貴重な輸送担当だし、これからもよろしくね』ニコ

如月『………………………』

如月「…んうぅ~、思い出すだけでじれったくなっちゃう」

如月「はっきり『好き』って伝えてもダメだったなんて…」

如月「…もしかしたら荒潮ちゃんとかぶってるからかもしれないけど」

如月「あぁでもでも、司令官も男の人だし、ほんのちょっとだけでも気にしてる可能性も…」



イベリス「誘惑しちゃえばいいじゃない」

如月「へ?」

イベリス「あったりまえでしょ?かまってほしいなら誘惑しちゃえばいいじゃない」

イベリス「アナタの大好きな人なんでしょ?」

如月「そ…それはそうだけど…」

イベリス「ま、私も団長…もとい提督のことが大好きだけどー」

イベリス「如月ちゃんがぐずぐずしてると私が先に取っちゃうかもよー?」ニヤリ

如月「!! …そ、それは~!!」



イベリス「あ、そうだ、自己紹介するね。私はイベリスって言うの」

イベリス「よろしくね、ライバルさん!」ニコ

如月「ら、ライバル!?ちょっと、勝手にライバル認定されても~!!」

イベリス「ちなみに私だったら、谷間を思いっきり強調した服を着ちゃいまーす。あ、もちろんブラはなしね!」

如月「え、ちょ、ちょっと////」

イベリス「そして提督の肩を揉むと見せかけて、首の後ろなんかに胸をわざと押し当てたりー」

イベリス「あとは手をそっと取って胸に当てて『私もマッサージしてほしいなぁ…こ・こ・を♪』とかー」

イベリス「それからそれから~」

如月「や、やめて~!!/////」

如月「き、如月だってそのくらいのことはできるわよ!!///」プンスカ

如月(…確かに胸部装甲のサイズは負けるけど)ボソボソ

イベリス「? なんか言った?」

如月「な、なんでもないわよぉ!」

如月「如月だって、そ、その、ちっちゃなブラを付けて中破姿で司令官の前に出たり」

如月「お風呂上がりに部屋を間違えたふりをして執務室に入ったり」

如月「あ、あとはあとは…/////」

イベリス「チッチッチ、甘いねぇ、如月ちゃん」

イベリス「もっとこうストレートに行くのさ。男の人は直接的な感覚に弱いから、身体を反応させちゃえばもうこっちのものだよ」

如月「は、反応って…//////」カァァ

イベリス「ん?別に恥ずかしがることないよ?生き物として当たり前の反応だもん、恥ずかしいことなんかないよ」

イベリス「バストが恥ずかしかったらヒップや太ももでもいいよ。ま、それは人それぞれだけど」

イベリス「相手に火が付いたらあとは流れに身を任せつつ、ガンガン焚き付けていって~~~(以下憲兵の検閲により削除)」

如月「は、はぁうぅぁぅぅ~…////////」プシュー

陸奥「あら、真っ昼間から過激な話が聞こえると思ったら如月じゃない。…って」

如月「」チーン ←茹でダコ状態

陸奥「あらあら…過激すぎて気絶してるみたいね。あなたが話してたの?」

イベリス「え?はい、そうですけど」

陸奥「あらあら…しょうがないわね。如月には少し刺激が強すぎたみたいね」

イベリス「うーん。まだまだ序の口なんだけどな、あれでも」

陸奥「えぇ、そうでしょうね。序の口も序の口、まだスタートにも立っていないわね」

イベリス「…え?」

陸奥「いい?オトナのやり方っていうのはね、まず『スキを見せる』ことなのよ」

陸奥「確かにノーブラで露出の高い服を着るのも効果はあるかもしれないけど、あまり直接的だとオトコはテンション下がってしまうわ」

イベリス(そ、そんなところから聞かれてたんだ…///)

陸奥「そう、例えば今私が着てるこの浴衣。これをわざと少し着崩して、うなじを見せたり…ね」

陸奥「そしてお酒をさり気なくすすめて、ある程度お酒が回ったら、自然な流れに身を任せて…」

イベリス「…………なかなかに難易度高いですね」

陸奥「そう?まぁ、こればかりは慣れかしらね」

陸奥「よかったら今夜、お姉さんが手取り足取り教えてあげてもいいけど?」

イベリス「…や、やめておきます!」

イベリス「わ、私、用事を思い出したので!失礼します!!」ピューン

陸奥「あらあら…逃げちゃったわね。取って食べたりしないというのに」

如月「」←グルグル目状態

陸奥「…さて。長門が来る前に、如月を入渠ドックに連れて行ってあげましょうか」

陸奥「少し刺激が強すぎたかもしれないけど、いい勉強にはなったでしょう…よいしょっと」


【如月&イベリス編 完】

クジラ艇に乗って大興奮の艦娘とか希望

【番外編その20・クジラ艇と艦娘】

(クジラ艇 搭乗ドック)


吹雪「今日は司令官が面白いものを見せてくださると言うのですが…」

夕立「ここ、スプリングガーデンの港っぽい?見た感じ飛空艇用っぽい?」

赤城「花騎士の皆さんも付き添ってくださっているので不安はありませんが…」

加賀「…いったい何が始まるのかしらね」

金剛「その前に、テートクはいったいどこにいるデース?」

長門「何やら『準備があるから先に行ってるよー』などと言っていたがな…」

大淀「その『準備』とやらはいつ終わるんでしょうね?」

大和「わかりませんね。もう大分経ちますが…」

青葉「青葉、何が起こっても大丈夫なようにカメラのスタンバイはバッチリです!」

明石「…青葉ったら、こんな時もいつも通りなんですね」

夕張「まぁまぁ。それが青葉ちゃんのいいとこでもありますし」

ナズナ「みなさーん!お待たせしました!!」

ナズナ「今日は皆さんに我が花騎士団が誇る『究極の兵器』を見ていただきます!どうぞお楽しみに!」


吹雪「究極の兵器…ですか。大和さんみたいなものでしょうか?」

夕立「戦艦よりも強い兵器っぽい?」

睦月「清霜ちゃんも一緒に連れてきたらよかったかにゃ…?」

加賀「『究極の兵器』とやらはいいけれど。その兵器とやらはどこにあるのかしら?」

加賀「見たところ、それらしきものは何もないけれど」

ナズナ「ふっふっふ…もう間もなく到着しますよ!」

ナズナ「…っと!準備ができたみたいですね!!上をご覧ください!!」




ゴゴゴゴゴゴ



艦娘一同『!?』

金剛「What's!?何だか見たこともないような巨大な影が…!!」

大淀「あれは…魚?いえ、クジラ!クジラですね!!」

明石「ううん、クジラはクジラだけど…クジラ型の飛行艇ですよ、あれ!」

長門「飛行艇なのはいいとして、何故クジラ型なのだろうな?」

青葉「ひゅー!青葉、歴史的瞬間を見ちゃいました!!」

青葉「さっそく写真を…って、カメラに全容が入り切らないー!?」ガーン

大和「このサイズ…戦艦時代の私の2倍はあるわね。どうやって空を飛んでいるのかしら」

加賀「巨大なクジラ…見事ですね。さすがに気分が高揚します」

赤城「…クジラ肉食べたくなってきました」グゥ

夕張「赤城さんさっき親子丼食べてきたじゃないですか!?」

ナズナ「はーい!上に見えるのが我が騎士団の誇る隠し兵器『クジラ艇』でーす!!」

ナズナ「これは対『古代害虫』…皆さんで言うところの姫級・水鬼級の深海棲艦専用の兵器です!!」

ナズナ「あくまで民間には秘密とされる隠し玉なんでーす!!…つい最近までは」

大淀「そういえば最近、市街地の中央部に不時着したと言っていましたね…」

長門「こんな巨大なものが市街地に不時着して大丈夫なのか?」

ナズナ「は、はい!幸い被害は報告されていません。…たぶん」

吹雪「『たぶん』なんですね…」

加賀「そもそもこうやって公開している時点で『隠し兵器』でも何でもない気がするけれど」

大和「隠し兵器…か。なんだか親近感を感じますね」

赤城「クジラ…じゅるり」

(クジラ艇 甲板)


吹雪「わぁ!ほんとに空飛んでる!!」

吹雪「睦月ちゃん見て見て!街があんなにちっちゃく見えるよ!!」

睦月「おぉぉ~、街が雲の下に霞んで見えるにゃしぃ!」

夕立「あそこに海も見えるっぽい!空から見る海も新鮮っぽい!ぽーい!」キャッキャ



赤城「なるほど…艦載機の皆さんは普段こんな世界を見ていたんですね」クジラタベタイデス

加賀「艦載機が見ている世界には私も興味がありました。さすがに気分が高揚します」カエッテカラタベマショウ

金剛「空母が空を飛ぶなんて前代未聞デスカラネー。戦艦や駆逐艦もそうデスガ」

青葉「おぉー、あそこの建物も珍しいですねぇ!一枚いただきぃ♪」パシャパシャ

長門「………………」カオマッサオ

大和「…長門、大丈夫?奥の方で休みますか?」

長門「うっ…すまないな。少し横になりたい」

ナズナ「あっ、長門さん乗り物酔いですか?少しお待ちくださいね」

ナズナ「団長様に酔い止めのお薬をもらってきますから」

大淀「艦船が乗り物酔いになるってどうなのでしょう…」

(クジラ艇 動力部)


明石「ふーむ…この機関部、興味深いですね。艦の機関部と似てはいますが、出力は比べ物にならない」

明石「燃料はこの団子のような固形物でしょうか?重油ではないようですが…」

明石「この配管をこういじって…ここも設計変更したらあるいは…うーん…」


ドアガチャ


提督改め団長(以下団長)「何してるんだい?明石ちゃん」

明石「ひゃっ!?…って、提督!?」

団長「おっと、こっちでは私は『団長』だよ。間違えないようにね」

明石「あっ…は、はい。ていと…じゃなかった、団長」

明石「いえ、この機関部に興味がありまして。一見私達の機関部と似てはいるのですが」

団長「あー、それね。なんでもナズナちゃんが古い記録を引っ張り出して組み立てたらしいんだけどさ」

団長「まぁ興味があるならあの子にいろいろ聞いてみたらいいんじゃないかな。資料も見せてもらえると思うよ」

明石「そうなんでしょうか?一応、秘密兵器だとは聞いていますが…」

団長「あぁ、それは気にしなくていいと思うよ。今は公然の秘密状態だしね」

団長「それに、この機関部には明石ちゃんから見ればまだ改善点があるかも知れない」

団長「だから情報共有を兼ねて質問するのもありだと思うよ、私は」

明石「本当ですか!?ありがとうございます!!」キラキラ

(クジラ艇 搭乗ドック)


吹雪「ふぅ~…もう終わりかぁ。なんだか寂しいですね」

睦月「でも楽しかったにゃしぃ!ナズナさん、睦月感激しました!!」キラキラ

夕立「夕立も楽しかったっぽい!またよろしくお願いするっぽーい!」

ナズナ「ふふっ、皆さんに喜んでいただけたようで何よりですよ」

ナズナ「私達もいつも皆さんにお世話になっていますし、少しでもお礼になれば幸いです」

加賀「とても素晴らしいものを見せていただいたわ。こんな体験なら、またしてみたいものです」キラキラ

赤城「同じく、新鮮な体験をありがとうございます!…クジラ食べたくなりましたけど」

青葉「青葉もたっくさん珍しいものを見ちゃいました!明日の艦隊新聞のネタはこれで決まりですね!!」キラキラ

大淀「ナズナさん、私達艦娘はいつでもあなた方花騎士をお待ちしております」

大淀「提督共々、これからもよろしくお願いしますね」ペコリ

ナズナ「ふっふっふ、大淀さん。こちらでは提督ではなく『団長』ですよ!」ドヤッ

大淀「あっ…し、失礼しました///」カァァ

明石「見事にやり返されちゃったねぇ」アハハ



大和「具合はどうです?長門。少しは落ち着きましたか?」

長門「はぁ、はぁ…うむ、何とかな」

長門「帰ったら入渠ドックを借りるか…済まないな、大和」

大和「大丈夫よ、気にしないで。気分が悪くなるのは仕方がないわ」





金剛「それはそうと、テート…あ、ダンチョーはまだ出てこないデスカー?」

吹雪「そういえばまだ降りてきてないですね」

明石「あれ、言われてみれば夕張も…どこに行ったんだろう?」



(クジラ艇 医務室)


夕張「うーん…艦娘用の酔い止め薬は置いてないみたいですねぇ」

夕張「将来、ここで戦闘が行われることを考えると、開発した方がいいのかな…うーん」

団長「…夕張さん、一体どんなクジラ艇の運用法を想定してるんだい?」

夕張「だって、これからどうなるかわかりませんよ?将来古代害虫的な姿の深海棲艦が出ないとも限らないじゃないですか」

夕張「この間発見された海域でも、連合艦隊を組んだ深海棲艦の報告があったばかりですし」

団長「だからってさすがにそんなのは出てこないと思うけどなぁ…」



【番外編その20・クジラ艇と艦娘 完】

>>524さんのリクエストをもとに番外編を書いたら本編1回分の長さに…
いいよね?たまには。

今日はここまで。おやすみなさい。

乙―

こんばんは。
先週書いた番外編、よく見たら花騎士のセリフがありませんでした…設定ガタガタでスミマセン。
登場人物があまり多いと制御が難しいですね。

>>541さん
乙ありがとうございます。頑張りますね。

【足柄&ローレンティア編】


(花騎士団 城郭内)


ローレンティア「あの競争からもうすぐ1年…時が経つのは早いものね」

ローレンティア「あれからいろいろあったけれど、相変わらずキンレンカには勝てていない…」

ローレンティア「でも、あたしは諦めないわ。今度こそ、こ・ん・ど・こ・そ!!!」

ローレンティア「アンタに勝って見せる、キンレンカ!!」



キンレンカ「へ?貴方はえーっと…ロールキャベツさん?」

ローレンティア「…って、早速名前忘れられてるー!!」ガーン

ローレンティア「え、何なの!?去年のアレは何だったの!?」

ローレンティア「ってか最後あたしのこと、名前で呼んでくれてたわよね!?」

キンレンカ「え、去年?…あぁー、何だかそんなことあったような気もしますねぇ」

ローレンティア「もう忘却の彼方に消え去ってるしー!!」

キンレンカ「あぁ、すみません。私、勝利に必要のないことはすぐ忘れちゃう主義なんですよ。ごめんなさいね」アハハ

ローレンティア「不必要認定までするんじゃないわよ!!」

ローレンティア「いい?あたしの名前はローレンティアよ!!ロ・ー・レ・ン・ティ・ア!!」

キンレンカ「ロー…あ、はい、覚えました。ローレシアさん」

ローレンティア「『ローレ』までしか合ってないじゃない!!」

ローレンティア「も、もういいわよ!今度こそアンタに勝って、あたしの名前を覚えてもらうんだからね、キンレンカ!」

キンレンカ「え、勝負ですか?いいですけど、私に勝つっていうのなら本気で行きますよ?」

キンレンカ「私のモットー『常勝』を破るわけにはいきませんので!」

ローレンティア「望むところよ。全力でかかってらっしゃい!」

キンレンカ「わかりました。それではお待ちしていますね、ローストビーフさん」

ローレンティア「勝手に人を食べ物にするんじゃなーい!!」ウガー

画像忘れてました。

足柄&ローレンティア
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira121943.jpg

ローレンティア「はぁっ、はぁっ…何なのよアイツ。あたしのこと綺麗サッパリ忘れてるなんて」

ローレンティア「しかも去年より名前の間違いがひどくなってる気がするわ…」

ローレンティア「…まぁいいわ。今度こそ『参りました、ローレンティア様』ってアイツに言わせてやるんだから!」フンス

足柄「いいわね、そこの貴方!その意気、私が買ったわ!!」



ローレンティア「…へ?」ポカーン

足柄「あら、そんなにびっくりしなくてもいいじゃない。勝利を掴みたいんでしょう?貴方」スタスタ

足柄「同じ勝利を生き甲斐とする私としては、どうしても放っておけなくてね!」

足柄「どう?この私にアシスタントを任せてもらえないかしら!」

ローレンティア「え?あー、いや、それはありがたいんですけど」

ローレンティア「すみません、どちら様でしょう?」

足柄「あら、ごめんなさい。自己紹介が遅れたわね」

足柄「私は足柄、妙高型重巡洋艦の3番艦よ。よろしくね!」

ローレンティア「は、はぁ…よろしくお願いします。じゅうじゅんようかん、ってことは艦娘さんでしょうか?」

足柄「えぇ、そうよ。かつての戦いでも常に勝利を追い求めてきた、別名『勝利の覇者』よ!」ドヤッ

ローレンティア「そ、そうなんですか。すごいですね」アハハ

足柄「それで、話は変わるんだけど。貴方、あのキンレンカとかいう子に勝負を挑んだんでしょう?」

ローレンティア「えぇ、そうですが…って、へえっ!?聞いてたんですか!?」

足柄「あぁ、盗み聞きするつもりはなかったんだけどね。ごめんなさい」

足柄「たまたま近くを歩いていたら、貴方たちの会話が聞こえてきてね」

ローレンティア(ま、まぁ、中庭で結構大きな声でしゃべってたし、内容聞かれててもしょうがないか…)

足柄「まぁそれはともかく、貴方が勝利を掴むつもりなら、そのお手伝いを私にさせてほしいの!」

足柄「大丈夫!この『勝利の覇者』たる私が味方に着いたからには、もう敗北の心配はないわ!」ドヤッ

ローレンティア「は、はぁ…それはどうも」

ローレンティア(ヤバイわこれ…どう考えても怪しいツボ的なものを買わされるフラグじゃないかしら)

足柄「あっ。その目、信じてないわね?」

ローレンティア「あ、いえ、別にそんなことはっ」

足柄「まぁいいわ、細かいことは後よ。ついてらっしゃい!」ガシッ

ローレンティア「え、ちょっと待って…って、引っ張らないでくださいよー!!」ズルズル

キター!

ローレンティア(…と、こうして半ば無理矢理にあたしの(自称)アシスタントになった足柄)

ローレンティア(幸いツボは売りつけられなかったけれど、勝利に向けた情熱は本物のようで…)


足柄「はいっ、ランニング終了!次はこの竹刀を素振りするわよ!!」

ローレンティア「あの、足柄。あたしの武器は短剣なんだけど…」

足柄「細かいことは気にしないの!さまざまな武器に慣れることもまた勝利の秘訣よ!」


ローレンティア(ある時は私のトレーニングに熱心に付き合い…)

足柄「お待たせ。お昼ごはんができたわよ」

足柄「今日はカツサンドを作ったわ。勝負に『カツ』で験を担ぐのよ!」

カツサンドの山「」ドサッ

ローレンティア「えーっと…これ全部食べるの?あたしたち2人で?」

足柄「あはは、ちょっと気合い入れたら100枚以上もできちゃってね」

足柄「まぁ、私達で食べきれなかったら赤城さんに持っていくし問題ないわ!」

ローレンティア「赤城さんは残飯処理係じゃないでしょ…ん、ほいひー」モグモグ

足柄「そうでしょ!?じゃんじゃん食べてもいいのよ!」ドヤッ


ローレンティア(またある時は験担ぎとしてカツ料理をふるまい…)

ローレンティア(正直、足柄のトレーニングは厳しかった)

ローレンティア(海軍仕込みのトレーニングだと言ってたけど、正直ここまでとは思っていなかった)

ローレンティア(でも、足柄はいつでもあたしを応援してくれたし、去年あたしを応援してくれた声援を思い出すと)


ガイラルディア『がんばれー、ローレンティア!!キンレンカに負けるなー!!』

ヘレニウム『負けないでー!!ファイトぉー!!』


ローレンティア(あたしも、もっと頑張ろうって思えた)グッ





ローレンティア(…そして、決闘の当日)



(花騎士団 城郭中庭)


霧島「マイク音量、大丈夫?チェック、ワン、ツー…よーし」

霧島「えー、本日はお日柄もよく、皆様この場にようこそお越しくださいました!」

霧島「本日これより、キンレンk「霧島さん、長いですよっ!青葉に貸してください!!」ガシッ

霧島「…え?長かった?」ポカーン



青葉「えー、改めまして皆様、ようこそお越しくださいました!」

青葉「本日これより、キンレンカさんとローレンティアさんの決闘を開催いたします!」

青葉「司会はわたくし、青葉と…」

レシュノルティア(以下レナ)「バイオレット・レナことレシュノルティアが担当しまーす!!よろしくお願いしますっ!!」ペコリ

艦娘・花騎士一同『オォォオオオーーーーー!!』ドンドンパフパフー




ローレンティア「…正直、ここまで大規模にする必要あったのかな」

キンレンカ「奇遇ですね、私もそう思います」

団長「へぇ、何か面白そうなことをやってると思ったらこんなイベントを企画してたんだねぇ」

大淀「えぇ。私も正直、目を疑いましたよ」

大淀「ずっと前に開催した鎮守府カレー大会を思い出します」

ナズナ「幸い、その当時の資料等は残っていましたので、企画にあたり参考にさせていただきました!」

ナズナ「このくらい、私にかかれば朝飯前ですよ、団長様!」

団長「そういえばうちの騎士団の広報担当だったね、ナズナちゃん」

大淀「なんでも生放送も担当していらっしゃるとか…むむ、私も負けていられませんね」フンス

青葉「さて、気になる決闘の種目ですが…」

ローレンティア「そうよ、いい加減教えなさいよ!!」

キンレンカ「ふむ…この感じ、単なる武術大会などではないようですね」

キンレンカ「それどころか、私達の目の前に置いてあるこの器具の数々…」

キンレンカ「これは…面白いですね。そう来ましたか、ふふっ」

レナ「おや、キンレンカさん。早くも何かを感じ取ったようです!」

青葉「おぉー、さすがですねぇ。青葉も驚きです」

ローレンティア(悔しいけど、一足先に何かを感じ取ったキンレンカの言葉に)

ローレンティア(あたしも改めて目の前を見てみた)

ローレンティア(目の前に並ぶ、見慣れた器具の数々。そして山と積み上げられた物資)

ローレンティア(足柄。正直あたしも、こんなことで競うことになるとは思っていなかったわ)

ローレンティア(…でも)


足柄「大丈夫よ、ローレンティア!!私が付いてるんだもの、貴方ならやれるわ!!」

羽黒「えーっと、その…頑張ってください、ローレンティアさん!」

那智「頑張れよ、ローレンティア!試合が終わったら勝利の美酒と洒落込もうじゃないか!」

妙高「ローレンティアさん、貴方の頑張りは足柄から聞いています。くれぐれも慢心しないでくださいね!」

ローレンティア(去年の2人組に加えて、足柄の姉妹たちもあたしを応援してくれてる)

ローレンティア(もちろん、艦娘の中にはキンレンカを応援してる子もいるけど)

ローレンティア(それでも、たくさんの艦娘や花騎士たちがあたしを応援してる)


ローレンティア(よし。やるか、あたし!)



青葉「それでは、試合開始です!スタート!!」ピーッ

(試合終了後)


青葉「さて、結果を発表します」

レナ「厳正なる審査の結果、総得点は………」




青葉「209:210で、キンレンカさんの勝利です!!」

艦娘・花騎士『オォォオオオーーーーー!!!』





ローレンティア「そ、そんな…また負けたなんて…」

キンレンカ「はぁっ、はぁっ…な、何とか逃げ切りました」

ローレンティア「…ううん、あたしは出来る限りのことはした。妙高さんのアドバイスも胸に刻んだつもり」

ローレンティア「その結果がこれなら、あたしも受け入れるしかないか」

足柄「ローレンティアー!!残念だったわね!」タッタッタ

ローレンティア「あっ、足柄。ううん、大丈夫だよ、あたしは」

ローレンティア「あたしは出来る限りのことをしたんだもの。悔いはないよ」

足柄「んむぅー、本当に本っ当ーーーーーーにギリギリの差だったわよね!でも、よく頑張ったわ!!」

足柄「それにしても、初めてにしては結構美味しかったわよ。ローレンティアのカレー」

ローレンティア「あっ…そ、そう?まぁ、レシピは準備してあったしね」

ローレンティア「でも、美味しいって言ってもらえたのなら嬉しいな」

足柄「正直、私もカレー作りで勝負するとは思っていなかったわ。でも、これを機に料理の修行をするわよ!!」

足柄「次こそは勝負に『カツ』!!これからもサポートさせてちょうだい!」

ローレンティア「ありがとう、足柄。あたしの方こそ、これからもよろしく!」

キンレンカ「」スタスタ

キンレンカ「お疲れ様でした。ローリエさんと…それから、足柄さん」

ローレンティア「あぁ、お疲れ様…って、またあたしの名前間違えてるし!」

足柄「あら、貴方がキンレンカかしら。初めまして、ローレンティアのアシスタントの足柄よ」

キンレンカ「今回のカレー作り対決、正直私も勝てる自信がありませんでした」

キンレンカ「常勝がモットーとはいえ、私は料理を作ったことはなかったので」

キンレンカ「でも、これを機に私も料理の修行に励みます。これからも負けませんよ!」

ローレンティア「あ…」

ローレンティア「…望むところよ、キンレンカ。後もうちょっとでアンタに勝てるところだったんだから」

ローレンティア「次こそは勝ってみせるからね!!」

キンレンカ「そうですか。では失礼しますね、ロードローラーさん、足柄さん」スタスタ

ローレンティア「最後まで名前を間違えるんじゃなーい!!」

ローレンティア「…っていうかアイツ、足柄の名前は覚えてるってどういうことなのよ…ぐぬぬ」


【足柄&ローレンティア編 完】

【番外編その21・団長と艦娘】


団長『よし、この周辺だ。この周辺で害虫の出没が報告されている』

団長『今回の討伐対象はそこまで強力ではないが、少しの慢心でも敗北につながりかねない』

団長『全員、心して戦闘に臨むように!』

花騎士一同『ハッ!!』



赤城「青葉が団長の戦いぶりを撮影してきたというので皆で鑑賞していますが…」

加賀「…なんというのかしら。普段の提督からは想像もできない姿ね」

長門「あぁ。あそこまで真剣な表情は私達も見たことがないぞ」

団長『はっ!!くっ、このっ!!』カキンッカキンッ

害虫『グゥ…ギシャアアア!!』ヒュンッ

団長『くっ…一旦距離を取るか』スタッ

団長『次こそ仕留める!はぁっ!!』ダッ


龍驤「おいおいおいあかんわ、あれ絶対あかんやつやで」

長門「あぁ。見ていて実に危なっかしい。あれでも剣道は修めているはずなんだがな」

陸奥「帝国海軍として一通りの武術は修めているけれど、虫には武術など関係ないのかもね」

吹雪「そ、それより司令官、ケガしないか心配ですっ…!!」

加賀「それよりも、青葉は何故黙って撮影を継続しているの?後で工廠裏に呼び出そうかしら」

赤城「加賀さん、落ち着いてください。『害虫との戦いには手を出すな』と念を押されたと言っていたじゃないですか」

赤城「深海棲艦ならともかく、害虫には私達の力は通用しませんから」

加賀「っ………じれったいわね」ギリッ

団長『よし、シャインクリスタルが溜まったぞ!全員、挙手!』

花騎士一同『ハッ!』ザッ

ストレリチア『えっと、私はどうしたら…?』

デンドロビウム『あぁ、ストレリチアは初めてだったわよね。まずは右手を挙げなさい』

ストレリチア『…こ、こうかしら?』ミギテアゲ

デンドロビウム『そうよ。あとは他の人に合わせたらいいからね』


団長『行くぞ!発動!』

全員「「「「「「極陽開放(ソーラードライブ)!!!!」」」」」」ブンッ


シュオォォォ…

バシュゥゥン!!


害虫『ギシャアァアアアッッ!!』ドサッ




赤城「……………」

加賀「……………」

長門「……………」

龍驤「……………」

吹雪「……………今の、何だったんでしょう?」

長門「……必殺技…なんだろうな」

龍驤「ポーズがえらいダサかったけどなぁ」

ちなみに>>481で「ソーラードライブをどうやって撃っているのか気になる」と書きましたが、小説版でちゃんと言及されているそうです。
シャインクリスタルが貯まったら団長含め全員が右手を挙げ、「ソーラードライブ!」の掛け声と共に右手を振り下ろすと光柱が出るのだとか。

ソーラードライブは団長の頭から発せられるのではなかったのか

ソラル団長懐かしいなぁ
パープルパンジーしか見てなかったけど

>>552さん
楽しみにしてくださってありがとうございます。これからもよろしくです。

>>570さん
禿ビームなどという俗称もありますが頭から発せられてはないはず…って誰が禿やねん!

>>571さん
小説版はソラル団長(18)の話なんですよね。
>>1は読んだことはありませんが、アマゾンで探せばまだあるのかな?

>>573さん
ありがとうございます。頑張りますね。

【番外編その22・たわわチャレンジ】

提督「最近、うちの鎮守府で変な遊びが流行しつつある」

提督「何でも、スマホを胸の上に乗せられるかを競う遊びらしい」


愛宕「ぱんぱかぱーん!できましたぁ♪」成功

あきつ丸「じ、自分、こんな破廉恥なことなど…///」成功

龍驤「あーん?んなもん楽勝や。ほら」

龍驤「…って、ヒトガタに乗せてズルなんかしてへんで!!///」失格

提督「遊び自体は他所の鎮守府でも流行ってるらしいけど」

提督「ウチの場合花騎士も興味を持ったようで……」




ナズナ「じゃじゃーん!できましたぁ♪」成功

バルーンバイン「ほら。楽勝ねっ」成功

ウサギノオ「このくらいなら朝飯前だうさ~♪」成功

ロウバイ「ふふっ…団長さん、やっぱりこういうのが好きなんですね……」成功


提督「案の定というか成功する面々」

エノコログサ「く、工夫すれば何とか…よし、できたにゃー♪」成功

ススキ「ウサギノオさんにできるなら私にだって…ほらっ!」成功

ラナンキュラス「これを乗せられたら遊んでくれるの?やったー!」

ラナンキュラス「よし、何とか寄せて…出来たー!!」成功


提督「創意工夫して成功させる面々」

カタバミ「あーん?何それ。私にケンカ売ってんの?」

ランタナ「で、出たー!!いとも軽はずみに流行に乗っちゃうやつ!!」

ウメ「ふむ…面白そうだな。だが生憎私は興味がないよ」


提督「そもそも興味ない面々」

提督「なるほど。こんな所でも花騎士の個性が垣間見えて実に興味深いね」

提督「…まぁ、それはいいんだけど」

提督「わざわざ執務室に来て私のスマホを胸に乗せるのやめてくれないかな」

セクハラじゃねえかww

>>580さん
残念ながら本人たちが自分の意志でやってるのでセクハラではないのです…
むしろ提督(=団長)はたびたび引き合いに出されるので困惑してる模様。(ロウバイとかね)

龍驤やカタバミのコメントは他の艦娘や花騎士から話題を振られた時の反応ということで。

個人的に花騎士一番のお胸はバッカラ姐さんだと思う
姐さんなら港湾といい勝負のはず…

カトレア様なら小さいタブレットも乗せれそう


サイサリスいないなあとおもったらフィサリス→ホオズキだと知った……

こんにちは。

>>582さん
コラボさせてみました。
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira122282.jpg
いい勝負どころかバッカラ姐さんの圧勝でした。港湾の視線が気になる。

ちなみに高雄・ジャスミンや愛宕・バルーンバインでコラ画像をつくったのですが、
たいていの場合艦娘より花騎士のほうが勝っていたりします。

>>583さん
たぶんいけますね。提督がますます困惑しそうだけど。

>>584さん
サイサリスはサイサリスでいたはず…と思ってたら、サイネリアと間違えてました。
サイサリス=ホオズキは漣と仲良くなったのでお楽しみに。
一緒にな○卯にごはん食べに行く仲です。

【Bismarck&カトレア編】

Bismarck&カトレア
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira122300.jpg

(鎮守府 正門前)


カトレア「ふん。せっかく異世界と聞いて楽しみにしていたのに」

カトレア「こんなしけた世界だとは思っていなかったわ」

カトレア「特にこの鎮守府とやらの建物。見るからに古臭いわね」

カトレア「これなら私のお屋敷のほうがずっと立派だわ」フン



カトレア「…………………」

カトレア「………お腹空いたわね」キュルルー

ビスマルク「」スタスタ

カトレア「ちょっと、そこのあんた」

ビスマルク「…私のことかしら?」

カトレア「そうよ。この辺りに食事ができるような場所はないかしら。できるだけ立派な場所がいいわ」

ビスマルク「あら。この鎮守府でそんなことを訊くなんて、貴方、ここに来たばかりかしら?」

カトレア「」イラッ

カトレア(な、何よこの女…この私に喧嘩を売ってくるとはいい度胸してるじゃない)

カトレア「そ、そうよ!それがどうしたというのよ!!」

ビスマルク「いえ、この鎮守府でマミーヤを知らないはずがないと思ってね」

カトレア「…まみーや?」

ビスマルク「えぇ。貴方、最近流行りのBlumen Ritterね」

カトレア「ぶ…ぶるーめん…りったー…??」ポカーン

カトレア「ぶるーめんりったーか何だか知らないけれど、私にはカトレアという名前があるの。間違えないで」

ビスマルク「ふふ、カトレアね。鎮守府にようこそ」

ビスマルク「ちょうど私もマミーヤに行く所だったの。よかったら一緒に行かない?」

カトレア「…わ、わかったわよ!一緒について行ってあげるわ!!」

ビスマルク「Gut.こっちよ」スタスタ

(間宮)


ワイワイガヤガヤ


カトレア「うわぁ…混んでいるわね」

ビスマルク「えぇ。ちょうど遠征組や演習組が帰ってくる時間だもの」

ビスマルク「もしかしたら席がないかもしれないわね」

カトレア(くっ…もっと洒落たレストランかと思っていたら大衆食堂じゃないの。このカトレア様としたことが…!)

カトレア(…でも、今は背に腹は変えられないわ。ここはガマンしてあげようじゃない)

ビスマルク「あら、季節限定メニューのサンマ定食が始まってるわね。昨日からか…ふむふむ」

ビスマルク「私はこれにしようかしら。カトレアはどうする?」

カトレア「メニューが多すぎて決められないわね…いいわ、私も同じもので」

ビスマルク「いただきます」パン

カトレア「」モグモグ

ビスマルク「ちょっと。食事前の『いただきます』を忘れてるわよ」

カトレア「んむ?ふぁによぉ、ひょふいふうふぁおわわはわわいお?」モヒモヒ

ビスマルク「…何言ってるのか全然わからないわよ。あと食べながらしゃべるのはやめなさい」ハァ

カトレア「」モヒモヒゴクン

カトレア「『何よ、食事中なのがわからないの?』って言ったのよ」

ビスマルク「それは見たらわかるわ。食事前に『いただきます』を言いなさいと言ってるのよ」

カトレア「何よ、そのいただきますとやらは」

ビスマルク「こちらの世界でのマナーよ。これからサンマの命をいただきますという意味で手を合わせるのよ」

カトレア(命も何も焼いてる時点でもう死んでるじゃない…)ブツブツ

ビスマルク「はいはい、文句を言わない。さっさと言いなさい」

カトレア「……………………いただきます」ボソ

ビスマルク「Gut. 食後は『ごちそうさま』も忘れずにね」

カトレア(まったく、マナーにうるさいわね…食事が冷めちゃうじゃない)モグモグ

ビスマルク「ごちそうさまでした」パン

カトレア「ごちそう…さまでした」ボソ

カトレア(マナー云々はともかく、味はなかなかのものね…一流のレストラン顔負けだとは思わなかったわ)

カトレア(ふん、大衆食堂と見くびっていたわね。見直してあげるわ)

ビスマルク「そう言えば貴方、こちらの世界には来たばかりなんでしょう?よかったら、私の部屋に来る?」

ビスマルク「こちらの世界の文化を教えてあげるわよ」

カトレア「ふん、異文化理解というやつかしら。いいじゃない、教わってあげるわ」

カトレア「このカトレア様をなめないでほしいわね」フンス

ビスマルク「ふふ、分かったわ。きっと気に入ると思うわよ」

プリンツ・オイゲン(以下プリンツ)「あっ、ビスマルク姉さま!お疲れ様です!」

ビスマルク「あら、プリンツ。お疲れ様」

カトレア(…な、何?ビスマルクを一回り小さくした子が来たわね)

プリンツ「あっ、そちらのドレスの方、Blumen Ritterですね!」

ビスマルク「えぇ、そうよ。今日ここに来たばかりらしいわ」

プリンツ「わぁ!初めまして、プリンツです!よろしくお願いします!」ペコッ

カトレア「…よ、よろしく。カトレアよ」

プリンツ「カトレアさんですね!実は私もこうしてBlumen Ritterとお話するのは初めてなんです!」キラキラ

プリンツ「よろしくお願いします!」ペコッ

カトレア(…な、何だか無駄にキラキラした目で挨拶されてしまったわね。調子が狂うわ)

カトレア「…あの、さっきからあんたたちが言ってるその『ぶるーめんりったー』って…」

ビスマルク「『花の騎士』という意味よ。私達の言葉ではそう言うの」

カトレア「あんたたちの言葉…?」

プリンツ「私達、ドイツ出身なんです。ふらわーないとよりもこちらの方が言いやすくて」

カトレア「…そ、そう」

カトレア(とりあえず変な意味ではないようね…耳慣れないけど)

ビスマルク「そういえばプリンツ。今からカトレアを私の部屋に招待しようと思うの。一緒に来る?」

プリンツ「わぁ!姉さま、またワビサビを教えてくださるんですね!お願いします!」

ビスマルク「Gut.そうと決まれば行くわよ」

カトレア「ちょ、ちょっと。そのワビサビって」

プリンツ「姉さまが教えてくださる素晴らしい文化です。カトレアさん、一緒に頑張りましょうね!」ニコニコ

カトレア(ダメだわ、この眩しすぎる笑顔…逃げられない)






そして1ヶ月後…



提督「カトレアさんがこっちに来て1ヶ月か…早いな」

提督「最初は不平不満も多かったけど、何だかんだでこっちの世界を気に入ったようだね。安心したよ」


提督「……………………」

提督「…まぁ、それはいいんだけど…」

カトレア「だから、提督!オフの時はユカタを着ろって何度言わせるのよ!」E:浴衣

カトレア「まったく、今どき仕事中にコーヒーを飲むとはね。こっちの世界ならリョクチャでしょ、リョクチャ!」つ 緑茶

カトレア「ほら、また『いただきます』を忘れる!食べる前に食材に感謝よ、感謝!」

カトレア「この部屋だってワビサビがまったく足りないわ。私、今度家具職人使ってリフォームしといてあげるから」

カトレア「いい?このカトレア様がプロデュースしてあげるって言ってるのよ。ありがたく思いなさいよね!」フンス


提督「……………………」

ビスマルク「ふふっ、カトレアもすっかりこちらの文化に馴染んだわね」

ビスマルク「これも私があの子みっちり教え込んであげたおかげよ。どう?もっと褒めてくれてもいいのよ!」ドヤッ

提督「………………………………」

提督「……まぁ、だいたいの見当はついてたけどね。犯人は」


【Bismarck&カトレア編 完】

ちなみにBlumen Ritter(花騎士)ですが、もしかしたら正しくない表記かもしれません。
ドイツ語ほとんど忘れたので…。

乙―
ビスマルクよくやった

>>600さん
乙ありです。
ビスマルクはマナーと日本文化(本人曰くワビサビ)にはうるさい設定なのです。

【Graf Zeppelin&ハクモクレン編】

Graf Zeppelin&ハクモクレン
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira122320.jpg

(寿司屋)


チリンチリン


店主「へい、らっしゃい!」

グラーフ・ツェッペリン(以下グラーフ)「2名だ」

店主「はいよ。こっちのカウンターにどうぞ」

グラーフ「うむ。ハクモクレン、こちらに」

ハクモクレン「…失礼する」スッ

店主「おっ、姉ちゃん。今日は新しい友達を連れてきたんだね」

グラーフ「そうだ。この世界に…いや、日本に来たばかりの友人を連れてきた」

店主「おぉそうかい。やっぱり日本と言えば寿司だよなぁ!」ガハハ

店主「で、嬢ちゃん。名前は?」

ハクモクレン「ハクモクレン…です」

店主「おー、日本語上手だねぇ。練習したんかい?ドゥーユースピークイングリッシュ?」

ハクモクレン「…………??」

グラーフ「マイスター、彼女が困っている。ひとまず何か握ってくれ」

店主「はいよ。いつものでいいかい?」

グラーフ「あぁ。よろしく頼む」

ハクモクレン「…何なのだ、この店は?初対面の私にもいやに馴れ馴れしいが」

グラーフ「すまない。だが、これがこの国のスタイルなのだ」

グラーフ「私も初めてここに来た時は訝しく思ったものだ。すまないが慣れてくれ」

ハクモクレン「…そうか。よからぬ目的があるわけではないのだな。それだけでも安心だ」

ハクモクレン「それにしても、静かで小洒落た店だな」

グラーフ「『ズシ・バー』と呼ばれる店だ。ビスマルクやプリンツの行きつけらしい」

店主「姉ちゃん、『ズシ』じゃなくて『スシ』だよ」

グラーフ「『シュシ』……ふむ、難しいな」

ハクモクレン「確か貴公も異国の出身だったな。こちらの言葉にはまだ慣れないか?」

グラーフ「あぁ。私もここに来て1年近くになるのだが」

グラーフ「ビスマルクやプリンツはこちらの文化にすっかり馴染んでいるらしい。私も早くあのようになりたいものだ」

ハクモクレン「ビスマルク…カトレアから聞いたことがあるな。彼女から面白い文化を教わったと」

ハクモクレン「ただ、カトレアの奴は何やら変なコレクションを始めたようだがな。ワビサビがどうとか言っていたが」

グラーフ(ビスマルク…またあの悪い癖が始まったか…)ガクッ

店主「へい、お待ち!」つ 寿司セット2人前

グラーフ「感謝する。ハクモクレン、ハシは使えるか?」

ハクモクレン「問題ない。間宮で練習してきたからな」

グラーフ「そうか、分かった。いただきます」

ハクモクレン「いただきm……」



シャコ「やぁ」

ハクモクレン「」

ハクモクレン(こっ…これは……!!)

ハクモクレン(虫…害虫なのか?この国では害虫をスシとして食べるのか!?)

ハクモクレン「……………」チラッ

グラーフ「」シャコモグモグ

ハクモクレン(い、いやいや、グラーフも食べているし、これがこの世界の文化なのだろうが)

グラーフ「……どうした?ハクモクレン」

ハクモクレン「なっ…何でもない。何でもないぞ」

ハクモクレン(そっ、そうだ。騎士たるもの、いかなる困難も乗り越えなくてはならないのだ。これまでもさんざん習ったはずだろう)

ハクモクレン(だからこんな害虫を食べることくらい、な、何の問題m)

グラーフ「もしかしてこれか?」シャコヒョイ

ハクモクレン「わひゃあ!!?」

店主「あちゃー…嬢ちゃんにはまだシャコは早かったか」

グラーフ「マイスター、趣味が悪いぞ。彼女はこの国に来たばかりだと言っただろう」

店主「いやー、うっかりいつもの癖で握っちまったなぁ。悪かったね、嬢ちゃん」

ハクモクレン「あー…だ、大丈夫です。食べられます」

ハクモクレン「騎士たるもの、このくらいは問題…ありま…せん」カオマッサオ

グラーフ「ハクモクレン、顔色が悪いぞ。無理はするな」

グラーフ「そうだ、マイスター。この間アクィラに作ったアレならいけるのではないか?」

店主「あぁ、アレね。嬢ちゃん、お詫びと言ってはなんだけど、ちょっと変わった寿司をご馳走するよ」

ハクモクレン「えっ…あ、あの、私は本当に」

グラーフ「無理はするなと言っている。ひとまずこれは私がもらうぞ」ヒョイパク

ハクモクレン「あ」

ハクモクレン「ぐ、グラーフ。気を使ってくれるのはありがたいが…」

グラーフ「何だ?何か問題でも?」モグモグゴクン

ハクモクレン「そ、その…害虫など食べて体調に問題はないのか?」

グラーフ「害虫?…はっはっ、あれは虫ではないぞ」

ハクモクレン「えっ」

グラーフ「あれはシャコというエビのような生き物だ。こちらではシュシ…いや、ズシのネタとして一般的だな」

グラーフ「ただ、見た目が虫のように見えるので苦手とする者も多い。気にすることはないぞ」

ハクモクレン「…なるほどな」

店主「はいよ、お待ち」つ カリフォルニアロール

グラーフ「感謝する」

ハクモクレン「これは…何だ?一風変わった料理だな」

ハクモクレン「間宮で似たような料理を見たことがあるのだが」

グラーフ「『カリフォーニアン・ロール』という料理だ。初めて寿司を食べる者向けに日本で開発されたズシだな」

ハクモクレン「ふむ…ズシとやらは奥深いのだな。いただこう」パクッ

ハクモクレン「はむ、んぐんぐ…む!ふらーふ、ほえわいひは!」モヒモヒ

グラーフ「口にものを入れたまま喋るのは行儀が悪いぞ…まったく」ハァ

ハクモクレン「」モヒモヒゴクン

ハクモクレン「…すまない。私としたことが」ガクッ

ハクモクレン「改めて、グラーフ。これはいいな。なかなか美味だ」

店主「はは、気に入ってもらえたようでよかったよ」

グラーフ「あぁ。これで貴方も日本文化の仲間入りだな」

グラーフ「貴方をここに連れてきて本当によかった。私も嬉しいぞ」

ハクモクレン「うむ。私も楽しませてもらった。マイスター、これからもよろしく頼む」ペコリ

店主「はっはっ、姉ちゃんの呼び方が移っちまったようだね」

店主「よし、嬢ちゃんの日本文化デビューを記念してサンマ寿司をご馳走しようか!」

店主「新鮮な旬の味を楽しむのもまた日本文化だからな!」

グラーフ「あぁ。マイスター、期待しているぞ」

ハクモクレン「シュン…日本文化は奥が深いのだな。まだまだ追究しがいがありそうだ」

ハクモクレン「しかし、本当にいいのか?ここまで良くしてもらって」

グラーフ「構わんさ。私もここに来たばかりの頃はビスマルクやプリンツに世話になった」

グラーフ「その時の恩を貴方に返しているまでだ。いつか時が来れば、貴方も別の誰かに返せばいい」

グラーフ「騎士道というのはそういうものだと解釈しているからな、私は」

ハクモクレン「ふむ…なるほどな。感謝するぞ、グラーフ」


グラーフ「…あ。でも、ビスマルクのあれは伝えなくても構わないぞ」

ハクモクレン「? そうなのか?」

グラーフ「あぁ。あれを伝えたら後々大変なことになるからな」

ハクモクレン「…よくわからんが、ひとまず了解した」


【Graf Zeppelin&ハクモクレン編 完】

【番外編その23・メイゲツカエデとスイーツ】

(間宮)


メイゲツカエデ「…………………」

モミジ「」ジーッ

朝潮「」ジーッ



メイゲツカエデ「…あの、そんなにじろじろ見られると逆に困るんですけど…」

モミジ「いえいえ、私達のことは気にせずどうぞ」

モミジ「あんなに楽しみにしてたじゃないですか、秋のスイーツ。ここなら人目を気にせずに楽しめますよ」

朝潮「はい。今なら赤城先輩もサンマ漁で留守ですし、横取りされる心配もありません」

朝潮「ですから安心して間宮の新作パフェをお楽しみください。私たちはここで見張っていますので」

メイゲツカエデ「えぇ~…」

メイゲツカエデの秋ボイスを聞いてたらスイーツ食べさせてあげたくなった。

スプリングガーデンでは人目を気にして食べられない→じゃあ間宮なら問題なくね?
的な発想です、はい。

SDでそわそわして、誰もいないことを確認してからクレープを食べてほっこりするメイゲツカエデちゃん可愛い

究極カレーと比叡カレーってどっちがヤバいんだろう・・・

>>617さん
レス読んでウィキ見てみました。キョロキョロ→クレープ食べてキラキラかわいい。

>>618さん
アルストロメリアさんのカレーですよね、究極カレーって。
究極カレーはひたすら辛いらしいですけど、比叡カレーは色がヤバイだけで味はわりと普通らしいので…(注:鎮守府によって多少の差異あり)。

【阿武隈&ペポ+北上&ランタナ編】

阿武隈&ペポ+北上&ランタナ
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira122799.jpg

ランタナ「ペーポペーポペポカボチャの子♪」

ペポ「なーに、ランタナちゃん。今日はやけに機嫌いいね」

ランタナ「んー?そんなの決まってるじゃん。ハロウィンだよハロウィン」

ランタナ「お菓子ぶん取ってもイタズラしても許される日だよぉ?にっひひ」

ペポ「そ、その解釈はちょっと違うような…」

オバケ「」コクコク

ランタナ「で、出たー!!そうやってすぐ人の揚げ足を取るやつー!!」

ランタナ「っていうわけでかじらせろー!!」クワー

ペポ「あ、揚げ足って…わわっ、きゃーっ!!!」

ランタナ「」ハムハム

阿武隈「うぇえええ~、北上さん前髪触るのやめてよぉ~!!」

北上「んあ?あ、ごめん。多摩姉だと思ってたらあぶぅだったわ」ワシャワシャ

北上「やー、道理で多摩姉にしてはさわり心地がいいと思ってたんだよねぇ~」

阿武隈「むぅ~…今の、絶対わざとですよね?よね?」

北上「むむむ、そうやってすぐ人にイチャモンつける!!」

北上「そんな悪いあぶぅにはおしおきだぁ~!!!」ワッシャワッシャ

阿武隈「うぇええ~やめて~~~!!!球磨さんに言いつけるよぉ~~!!」

北上「残念。球磨姉は昨日からサンマ捕りに出てまーす」

北上「大井っちも木曾もサンマ捕りで大忙しでーす。残念でしたぁ」ワッシャワッシャ

阿武隈「」

阿武隈「うぇ~…あれから気が済むまでワシャワシャされたよぉ…」前髪グシャグシャ

阿武隈「前髪が寝癖みたいになってる。…お風呂入ろうかなぁ」


ペポ「あれからめちゃくちゃかじられた…くすん」歯型クッキリ

ペポ「ちょっとシャワー浴びて休もうかなぁ…」

オバケ「」フワフワ




阿武隈「あ」

ペポ「あ」

阿武隈「へぇー、ペポさんもかぁ。実はあたしもそうなんです」

阿武隈「会うたびに捕まって前髪触られて…北上さんは触り心地がいいって言うんですけど」

ペポ「かじられるよりはマシだと思うけどなぁ…」

阿武隈「毎日クシャクシャになるまで前髪触られても同じこと言えます?」

ペポ「あ、うん。ごめん」

北上「やー、あぶぅ成分補給した補給した。毎日これがないとやってらんないよねぇ」

北上「…って、これ大井っちに聞かれたらまた怒るか。やめとこ」


ランタナ「うっひひ、ペポをかじったから今のわたしは絶好調だ♪」

ランタナ「やー、なんでかわかんないけどかじり甲斐があるよねぇ、ペポ太郎は。これでお仕事頑張れるよ」ツヤツヤ



北上「…ん、何をかじったって?」

ランタナ「」



ランタナ「で、出たー!!!人の独り言を勝手に盗み聞きするやつー!!!」ビシィッ

北上「いや意味分かんないから」

北上「んで、そのペポっていう友達がなんやら言うからかじったと」

ランタナ「そ、そーだよ!悪いか!!」

北上「いや開き直られてもコメントに困るんだけどな、アタシも」

北上「でも人をかじるってまた変わった性癖してるねぇ。最近の流行り?」

ランタナ「流行りじゃねーですしマイブームですし」

ランタナ「てかさらっと性癖呼ばわりするのやめて?ランタナからのおねがいです」

北上「んじゃエロチシズム?」

ランタナ「余計たちが悪くなってるじゃないですかやだー!!」

北上「ま、エロチシズムでもフェチでも何でもいいけどさ。とりあえずアメちゃん食べる?」つ 飴

ランタナ「むむっ、そうやっていたいけな幼女をスイーツで釣る魂胆ですな!」

ランタナ「そうして人気のない場所に連れ込んでいろいろするつもりと見た!エロ同人みたいに!!」ビシイッ

北上「するわけねーだろ魚雷40本打ち込むぞ」

ランタナ「アッハイ」

北上「だいたいアタシは…ん?」

北上「ごめん、アタシ野暮用できたわ。またね」スタスタ

ランタナ「あっ、逃げる気だな!!」タッタッタ

北上「うわ、くっついてくるんじゃないよ…まぁついてくるならいいけど」

阿武隈「そういえばその子、お友達なんですか?」

オバケ「?」

ペポ「あっ、阿武隈さんにもこの子が見えるんだね!私の小さい時からの友達なんだよ、この子」

阿武隈「へぇ~…わ、はわわっ!?」

オバケ「!?!?!!!???」ビクッ

ペポ「え、どうしたの?…って」



北上「や、奇遇だね、あぶぅ」

ランタナ「おぉー!ランタナはペポのすけを発見した!!」



阿武隈「」

ペポ「」

阿武隈「いやぁあああ~~~!!また前髪触られるーー!!」タッタッタ

ペポ「またランタナちゃんにかじられるよぉーー!!」タッタッタ

オバケ「」ササササッ


北上「逃がすかぁ!!このハイパー北上さまに出会ったこと後悔させてくれる!!」タッタッタ

ランタナ「ここで逢ったが百年目!!覚悟するんだな、ペポ3世!!」タッタッタ



団長「…やー、今日もスプリングガーデンは平和だねぇ」

大淀「団長がどこを見てそう判断してるのか気になります」


【阿武隈&ペポ+北上&ランタナ編 完】

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