【グリモア】風子「新しい転校生・・・6歳?」【私立グリモワール魔法学園】 (1000)

兎ノ助「学園に入学する生徒には全員話していることだ」

兎ノ助「俺たちの未来を脅かす【霧の魔物】・・・その恐ろしさは言うまでもない」

兎ノ助「これまで人類は、その生存圏を脅かされ、後退を余儀なくされてきた」

兎ノ助「仕方ないよな。いつ現れるかも、どうすれば駆逐できるかもわからないんだ」

兎ノ助「ただ黙ってやられるわけにはいかないから、抵抗はしてきたがな」

兎ノ助「・・・で、魔物に立ち向かったのは軍、傭兵、それ以外にもいろいろいたが・・・」

兎ノ助「やっぱ主役は魔法使いだ」

兎ノ助「君は魔法使いに覚醒した。だから学園に転校してきた・・・わかってるな?」

兎ノ助「これから君は魔法の腕を磨き、クラスメートたちと絆を深めていく」

兎ノ助「そして、人々を守るために【霧の魔物】と戦うことになる」

兎ノ助「・・・例えばの話だが、君は一年後生きていないかもしれない」

転校生(6)「・・・?」

兎ノ助「・・・まあ、そうだよなぁ・・・わかってくれないよなぁ・・・この歳だし」

転校生「うん。よくわかんないけど、ぼく、がんばるね!」

兎ノ助「まあ、それでいいんだ。よろしく頼むぞ、転校生」

転校生「はーい!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1470317511

このスレはAndroid/IOSアプリ【グリモア~私立グリモワール魔法学園~】のssです。
今回は以下の要素を含みます。
・非安価スレ
・コメディ
・キャラ崩壊注意
・風子は保護者
・結希はくれ悪
・卯衣は天使
・紗妃は脳ピン
・ありすありあり

過去作はこちら↓
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~数日前~

風子「新しい転校生・・・ですか」

虎千代「ああ、そうだ。風紀委員にも資料は行っているだろうが、今度新しく入ってくる転校生がいる」

風子「ウチにわざわざ言うってことは、なにかしら問題がある生徒なんですか?」

虎千代「いや、そういうわけじゃない。ただ、気にかけてほしくてな」

風子「病弱だったり?それなら保健委員にいってくだせー」

虎千代「違う違う。新しい転校生は、ある特殊な体質を持っているんだ」

風子「なんですか?『羽』を使えるとか?」

虎千代「いや、そうじゃない。・・・無尽蔵の魔力を持っていて、しかも魔力の譲渡ができる。そんな体質だ」

風子「はぁ!?そんな魔法使い、どれだけの価値があるか・・・!!!」

虎千代「そういうわけだ。学園に来たらよろしく頼むぞ」

風子「はぁ、わかりました。まっ、ウチらはウチらの仕事をするだけですから」

~資料~

風子「しっかし、新しい転校生ですか・・・」

紗妃「どうしました?」

風子「近々入ってくる転校生の話を生徒会長としてたんですよ」

紗妃「新しい転校生ですか。なんだか、今年は多いですね」

風子「東雲アイラや宍戸結希、メアリー・ウィリアムズ・・・曲者ぞろいですよ」

梓「んで、それがその資料ッスか?」

風子「ええ。ウチも今から見るんで、ちょっと先に確認させて下せー」

紗妃「わかりました。あとで、私も目を通しておきますね」

風子「おねげーします。えっと、なになに・・・」

風子「新しい転校生・・・6歳?」

~転校初日~

智花「そろそろかぁ・・・新しい転校生、どんな人なんだろ。なんだか特別な体質らしいし・・・」

智花「優しい人だといいなぁ・・・」

風子「悪戯好きの可能性もありますよ」

智花「え、えっ!?水無月さん!?」

風子「どーも、風紀委員長です。南が案内役とは聞いてましたが、ちょいと事情がありましてね、ウチも一緒にここで待たせてもらいますよ」

智花「ええ~!?そ、それじゃあ、そんなに危ない人なんですか!?」

風子「そのへんもわからねーんですよ。そろそろ兎ノ助が連れてくるはずですが・・・おや、噂をすれば」

兎ノ助「おっす!智花!それに、風子はなんでいるんだ?」

風子「ウチがここにいちゃまずい事でもあるんですか?」

兎ノ助「なにもしてねーよ!転校生連れてきただけだしな!」

智花「あ、ありがとうございます!それで、どこですか?」キョロキョロ

 









「おねーちゃんたち、こんにちは!」
















 

~初めまして、てんこーせーです~

風子「こんにちは。南、下ですよ」

智花「え、し、下?・・・ってうわっ!!」

転校生(6歳115㎝)「はじめまして!えっと・・・」

転校生「きょうからぐりもわーるまほーがくえんでおせわになります!」

智花「あ、えっと、初めまして!私、南智花っていいます。よろしくおねがいしますね、えっと、転校生くん・・・でいいのかな?」

風子「水無月風子です。よろしくおねげーします」

転校生「よろしくおねがいします!」

兎ノ助「よしよし、えらいぞ、ちゃんと元気にあいさつできたな」

転校生「げんきにあいさつしたよ!」

智花「ち、ちっちゃい・・・かわいい・・・あっ、そうだ。転校生君は何歳なのかな?」

転校生「6歳になったばっかりだよ!」

風子「まだ小学校にも入ってねー歳なんですよね」

兎ノ助「学校自体初めてで右も左もわからない子供だからな。ちゃんと面倒見てやってくれよ」

智花「兎ノ助さんが・・・仕事をしてる?」

兎ノ助「何だよその反応は!」

~案内前に~

智花「それじゃあ学園の案内を・・・」

ブブブブブ

智花「あっ、えっと・・・クエストの指名?」

風子「しかも、南と転校生さんがですか。・・・こんな子供にいきなりクエストに行かせるとか、なーに考えてんですかね、執行部は」

転校生「くえすと?」

智花「えっと、クエストっていうのは・・・」

・・・

智花「わかった?」

転校生「えっと・・・まものをたおせばいいの?」

風子「まっ、そーゆーことですね」

智花「本当は学園の案内をするんだけど、順番が変わっちゃって・・・」

転校生「いいよ!まものをたおすんだ!」

風子「おや、やる気まんまんですね」

転校生「まほーつかいはみんなをまもるんだってうのさんにきいたよ!」

風子「なるほど、人並みの正義感はある、と」

智花「あはは、それじゃあクエストの手順を説明するね」

~くえすとじゅちゅー~

智花「クエストに出発する前には受注する必要があるの」

転校生「じゅちゅー?」

智花「えっと、クエストをうけるっていう意思を示すっていうか、なんというか・・・」

転校生「???」

風子「今からクエストに行きますよーってえらい人に言うんですよ」

転校生「あっ!それしってる!ほーこくするんだよね!おそとにあそびにいくときはどこにあそびにいくのかほーこくするんだっておかあさんがいってたんだ!」

風子「ほうほう、ちゃんと約束は守る子供みたいで」

智花「えっと、それじゃあその報告をするためにデバイスを使うんだ」

智花「デバイスっていうのは要するにケータイのことで・・・」

転校生「けーたい?ぼくけーたいもってないよ?」

智花「え、そ、そんな!まだ支給されてないんですか!?」

風子「デバイスがねーと報告できねーですよね」

智花「どうしよう・・・」

~はじめてのケータイ~

結希「南さん。彼のデバイスを持ってきたわ」

智花「あっ、宍戸さん!」

風子「おお、ちょうどいいところに」

結希「兎ノ助からクエストに出ると聞いて持ってきたの」

結希「さて、あなたが転校生ね。開発局の宍戸よ」

転校生「し、しすぃ、ししゅぃ・・・ひしど!」

結希「・・・宍戸結希よ」

転校生「ゆきちゃん!」

風子「おやおや、どういう風の吹きまわしですか?」

結希「これから毎回このやり取りをするのも面倒だから。それじゃあ、はい、これ。高価なものだから無くさないように」

転校生「おおー!けーたい!けーたいだ!」

智花「初めてのケータイ、うれしそうですね」

風子「このへんはこどもらしーというかなんというか・・・」

転校生「わーい!わーい!ケータイだーー!!!!!」ダダダダダダダダ

智花「え、ちょ、ちょっと!どこにいくの!?てんこうせいくーーーーん!!!!!!!!」

結希「・・・先が思いやられるわね」

~遭遇~

智花「転校生くん・・・どこまで走って行ったの・・・?」

風子「宍戸、学園の監視カメラとか見れねーんですか?」

結希「少し待って。・・・今、彼は噴水前にいるわね」

風子「んじゃ、ウチが迎えに行ってきますんで、南と宍戸はここで待機していて下せー。もしかしたらウチが気付かないうちに戻ってくるかもしれないんで」

智花「え?は、はい!わかりました!」

・・・

―噴水前―

転校生「ケータイだーー!!!やったーーー!!!!」

ありす「!?」ビクッ

クレプリ「な、なんだあの子供は?声でかいし走ってるし・・・」

転校生「あっ!」

ありす「!?」

転校生「噴水だーーー!!!!!!」ダダダダダダダダ

クレプリ「こ、こっちに来る!?す、ストップ!ストップさね!」

ありす「・・・!・・・!」

転校生「わあっ!?」ドシャーー

クレプリ「ヘッドスライディング!?」

ありす「・・・?」

~ほっとけない~

転校生「ぴぃ・・・」

クレプリ「な、なんか様子が・・・」

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」

クレプリ「泣きだした!?ガチごけだったのか!?」

ありす「・・・・」オロオロ

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」

クレプリ「しかし特徴的な泣き声さね」

ありす「ほ、ほっ・・・な・・・」

クレプリ「ありす、どうした?」

ありす「だ・・・だぃ・・・ょ・・・すか?」

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」

ありす「おひざ・・・がして・・・」

クレプリ「あー、見事にすりむいちまってるさね」

ありす「えっと・・・ぅらし・・・」ピチャピチャ

クレプリ「ハンカチ濡らして・・・拭いてやるのか?」

ありす「ちょっ・・・みる・・・も」

転校生「ぴぅぅぅ・・・?」

ありす「ょしょし・・・」

クレプリ「少年、大丈夫か?やさし~いありすにちゃんと感謝するんさね!」

転校生「・・・お」

クレプリ「お?」

転校生「おにんぎょーがしゃべったーーー!!!!!」

~腹話術じゃないです~

転校生「すごーい!すごーい!おねーちゃんすごーい!」

ありす「!?・・・・!?」オロオロ

転校生「おねーちゃん、ありがとー!おにんぎょーさんもありがとー!」

クレプリ「お、おう!どういたしまして、さね」

ありす「ぁ・・・どぅ、いた、まし・・・て・・・」

転校生「やっぱりしゃべってるーーー!!!すごーーい!!!!」

ありす「ぁ・・・ぁの・・・」

クレプリ「ふふーん、オレっちはありすの魔法で動いてる特別製の人形だからな!」

転校生「すごーい!まほーっておにんぎょうとおしゃべりできるんだ!すごーい!」

ありす「ぇ、ぇへへ・・・」

風子「騒がしい声がしたと思ったら・・・やっぱりアンタさんですか」

転校生「あ、ふーちゃんだ!あのね!あのね、おねーちゃんがね!」

風子「(ふーちゃん?)はいはい、南と宍戸が待ってるんで移動しながら話をしますよ」

転校生「あっ、忘れてた!くえすとにいかなきゃ!」

クレプリ「こんなちっちゃいのにもうクエストに行くのか!?ほぇー、やるさね・・・」

ありす「ぁ・・・ぁの・・・」

風子「楠木、面倒見てくれてありがとーごぜーます」

ありす「ぁ・・・ぃ・・・」

転校生「おねーちゃん、おにんぎょーさん!ばいばーい!」

クレプリ「おう!バイバイさね!」

~勢いに負けて~

ありす「なまぇ・・・きい・・・な・・・」

クレプリ「あっ。こっちも名乗ってないさね」

ありす「どぅ・・・ぅ」

クレプリ「んー、まあ、また会えるさね」

ありす「そ・・・かな・・・?」

~ミノタウロスとの遭遇~

転校生「あれが・・・まもの?」

智花「うん。私たちが倒す相手だよ」

智花「今回は私が倒すから、転校生くんは下がっててね」

転校生「わかった!がんばってね、ともちゃん!」

智花「よし、南智花、行きます!」

転校生「ふれー!ふれー!」

・・・

智花「・・・あれ?魔力が全然減ってない・・・それに、いつもより強い魔法が打てる。これが、転校生君の力・・・」

転校生「ともちゃんすごーい!」

智花「あっ、転校生君。もしかして、魔力、渡してくれた?」

転校生「うん?よくわかんないけどともちゃんにびびびーってしてたよ」

智花(魔力ってびびびーって送るんだ・・・)

智花「まあ、私に魔力が補充されてるのは確かだし、これでいいの・・・かな?」

智花「転校生くん、このあともよろしくね!」

転校生「はーい」

~クエスト完了~

智花「すごい・・・本当にすごいよ転校生くん!」

転校生「?」

智花「普通ならもっとヘロヘロになるんだよ!でも、転校生くんのおかげでそうじゃないの!」

転校生「そうなの?・・・そうなんだ!」

智花「そうなんだよ!」

転校生「そうなんだ!そうなんだ!」

智花「そうだよ!」

転校生「そうなんだ!そうなんだ!」

アイラ「いつまで続ける気じゃお主らは」

智花「わ、わっ!?あ、アイラちゃん!?」

アイラ「手伝いをしてやれと頼まれたんじゃが・・・あまりの衝撃に猫被るのも忘れたではないか」

転校生「ねこ?ねこさんなの?にゃーにゃー?」

アイラ「いや、猫被るというのはそういうのじゃなくての」

転校生「にゃー♪にゃー♪」

アイラ「って聞いとらんし」

智花(かわいい!)

~クエスト終わりに~

智花「お疲れ様でした!あとは報告をしてクエストは終了だよ!」

アイラ「おう、お疲れじゃ」

転校生「おつかれさまーっ!」

智花「初めてのクエスト、どうだった?楽しい・・・とは思わないと思うけど」

転校生「えっとね、ともちゃんがね、バーンってしてね、まものがね、ボシューッってなったの!」

智花「・・・うん、そうだね!」

アイラ「お主、考えることを放棄したじゃろ」

智花「あはは・・・でも、魔物と会って、怖いって思わなくてよかったよ」

智花「こんな小さいころからクエストに恐怖心を持ってたら、この先大変だろうから・・・」ナデナデ

転校生「だいじょーぶ!ともちゃんがいるもん!」

智花「そ、そう?でも、いつでも私がいるとは限らないよ?」

転校生「そのときはふーちゃんとかゆきちゃんとかおばあちゃんがいるもん!」

智花「うーん、まあクエストは一人じゃ受けないし、大丈夫なのかな?」

アイラ「・・・待て、今妾のことなんつった?」

転校生「おばあちゃん!」

智花「えっと、312歳なんですよね?」

アイラ「確かにそうじゃが・・・このぴちぴちでプリティーな妾を言うに事欠いておばあちゃんじゃと!?訂正するんじゃ!」

~判断基準~

転校生「でも、『じゃ』って言ってるし・・・」

智花「ああ、喋り方で判断したんだ」

アイラ「むむう・・・転校生くんっ!そんな言い方したら、あいら怒っちゃうよ!」

転校生「・・・おばあちゃん、どうしたの?」

アイラ「もう、おばあちゃんじゃなくて、『あいらちゃん』って呼んで☆」

転校生「と、ともちゃん!おばあちゃんがおかしくなっちゃった!」

アイラ「おい、ガン無視か」

風子「はいはい、んじゃ、そろそろことを進めてくだせー」

転校生「あっ、ふーちゃん!」

智花「あっ、そうだった。クエストの報告しなきゃ!転校生くん、行こっか」

アイラ「おい、お主ら、待て、待てーーっ!!・・・行ってしまったわ、まったく」

風子「ま、修正は後日にってことで」

アイラ「お主はいいの、ふーちゃん」

風子「あんましなれませんけどね、おばあちゃん」

アイラ「ババア扱いするでない!」

~どこで?~

風子「んじゃ、今日はこれでしゅーりょーなんですが・・・」

智花「何か問題があるんですか?」

風子「実はですね、転校生さんの自室っていうのが用意されてねーんですよ」

転校生「えー」

智花「え?それじゃあ、どこで寝泊まりするんですか?」

風子「ウチらの部屋です」

智花「・・・え?」

~ちっちゃいから~

風子「とゆーのも、ねんれーがねんれーなんで、一人でいるのは危ないと」

智花「だから、誰かと相部屋にするんですか?」

風子「ま、そーゆーことですね。正確には、相部屋になるかもしれない、ですが」

智花「???」

転校生「おとまりするのー?」

風子「ええ、そーですよ。転校生さんにはいろんな生徒の部屋で寝泊まりしてもらいます」

風子「ある程度の人数を試してから、任せられそーな人を選ぶ・・・だそーです」

智花「ということは、私の部屋に来ることも?」

風子「いちおー、全生徒に通知は行きますが、もちろん拒否することも可能です」

風子「朝比奈とか来栖とかに任せられるとは思わねーんで」

智花「な、なるほど・・・」

転校生「だれのおうちでおとまりするの?」

風子「転校生さんが出会った生徒からランダムで選ばれるはずなんですが・・・お、通知が来ましたね」

『今日の転校生担当者:水無月風子』

風子「・・・ウチですか」

智花「へぇ、こんな感じでわかるんですね」

風子「ま、そーゆーわけで、転校生さんはウチの部屋でお泊りですよ」

転校生「ふーちゃんのおへやで?わーい!」

~ちょっとの間~

風子「さて、んじゃ・・・南、ちょっと頼みます」

智花「え?」

風子「ウチ、今から自分の部屋を掃除してくるんで、その間にかんげーかいでもなんでもやっちゃってくだせー」

智花「あ、忘れてた!転校生くん、ちょっとお祝いしたいから一緒に来てくれる?」

転校生「おいわい?」

智花「そうだよ。転校生くんがここに来たことのお祝い。お菓子もあるよ」

転校生「おかし!?ぼくおかしだいすき!」

智花「それじゃあ、私は転校生くんをつれて行ってきますね」

風子「よろしくおねげーします」

智花「それじゃあ転校生くん、歓談部まで・・・あれ?」

転校生「おかしー!おかしだーーーー!!!!!」ダダダダダダダダ

智花「ちょ、ちょっと!転校生くん!歓談部はそっちじゃないよーーーー!!!!」

風子「先が思いやられますね・・・はぁ、とりあえず掃除しに戻りましょ」

~夜~

風子「どーでした?かんげーかいは」

転校生「えっとね、ともちゃんとね、えびちゃんとね、しゃるちゃんとね、みんなでドーナツたべたの!」

風子「ほうほう、楽しかったですか?」

転校生「うん!」

風子「それはよかったです。んじゃ、明日も学校なんでさっさと寝ちゃいましょー」

転校生「あっ!はみがきしなくちゃ!」

風子「自分でできるんですか?」

転校生「えっとね、一回自分でしてね、そのあとね、おかあさんがね、しあげみがきしてくれるの!」

風子「あー、これもしかしてウチがやるパターン・・・」

転校生「でもね、でもね、もうだいじょうぶだよ!ひとりでできるもん!」

風子「・・・いや、ちゃんと確認させてもらいますよ。歯垢チェックのやつとかありますかね」

転校生「くちゅくちゅはみがきしゅわしゅわはみがき♪」

~おやすみなさい~

風子「はい、それじゃー口を開けてくだせー」

転校生「あーん」

風子「歯垢チェックの薬、コンビニに売っててよかったです。明日経費で落とせないか打診してみますか」

転校生「?」

風子「んじゃ、この辺とかですかね」シャコシャコ

転校生「あー」

・・・

転校生「ぺっ!」

風子「はい、よくできました。それじゃ寝ましょうか」

転校生「はーい、おやすみなさーい!」

風子「おやすみなさい、転校生さん」

~明日からも~

風子「流石子供、寝るのが早い」

転校生「すぅ・・・すぅ・・・zzz」

風子「あの薬は転校生さんの荷物に入れとくとして、明日はだれの部屋に行くんでしょーかね」

風子「・・・この子には、これから大変な人生が待ち受けてるでしょーね」

風子「こんな小さい子が、人類の希望ですか」

風子「・・・感傷的になっちまいましたね」

風子「まっ、ウチの仕事は学園生を守ることですから」

風子「ちゃんとアンタさんのことも、守って見せますよ。転校生さん」

転校生「zzz・・・おかあ・・・さん・・・おとう・・・さん・・・」

風子「・・・やっぱり、さびしーんですかね」

転校生「ぼく・・・がんばる・・・」

風子「・・・さて、ウチも一頑張りするために、眠らせてもらいますか」

風子「おやすみなさい、小さな未来の英雄さん」

今日はここまで!今回の話は本編ストーリーに沿ってたり沿ってなかったりします。
出会いとかメインとカードエピソードで異なってたりするんで、書きやすい方で書きます。
お風呂イベントとか書こうと思ったけどこのスレは全年齢であることを思い出したのでキンクリしました。
転校生君が子供なので名前を呼ばせないのが結構大変です。「ぼくねー、○○」みたいに言っちゃいそうで・・・
一通り出会い編をやったらオムニバス形式とメインストーリーとでやっていくので、話がばらばらになることもあるかも。
ゴールが正直見えないけど、本編に追いついたらでいいのかな?
ありすは毎回出します。
ありすありあり(合言葉)

今回の登場キャラ

http://imgur.com/iNB4det.jpg
楠木ありす

http://imgur.com/GPLwquf.jpg
宍戸結希

http://imgur.com/InNLBEE.jpg
東雲アイラ

http://imgur.com/ynyergH.jpg
水無月風子

http://imgur.com/58ST8bS.jpg
南智花

http://imgur.com/ClnR9pw.jpg
兎ノ助(左の兎)

ありすありあり
この転校生相手に氷川さんはどんな対応をするのか...

ありすありあり
全年齢だからお風呂なしとは今更過ぎるだろwwww
智花がメインヒロインっぽいの久し振りに見た

ありすありあり
さらは物心ついた時点から学園にいるようなもんなんだっけ?
どこで言及されたか忘れたから正確にどうと言えないけど

ありすありあり
うーむ、こんな子がJGJの抗争に巻き込まれたり裏に行ったりするとなると危険極まりないな

~おはようごぜーます~

転校生「zzz」

ジリリリリリリリリリ

転校生「!?」

風子「ん・・・もう朝ですか・・・」

転校生「びっくりしたぁ・・・あっ、ふーちゃん、おはよー!」

風子「おはようごぜーます・・・あっ」

時刻[5:30]

風子(ついいつも通りの時間に起きましたが・・・これ、6歳の子供にはちときついんじゃねーですかね)

風子「あー、だいじょーぶですか?まだ眠かったら寝ててもいいですよ」

転校生「大丈夫!げんきいっぱいだよ!」

風子「そーですか?それならいいんですけど・・・」

風子(心なしか目がトロンとしてますね。気を遣ってくれてるんでしょーか)

風子「それじゃ、とりあえず着替えますかね」

転校生「はーい・・・ふわぁぁぁ・・・」

風子「眠いなら寝ててもいーですよ」

転校生「ね、ねむくないもん!ふーちゃんといっしょにがっこういくの!」

風子「はいはい、わかりましたよ」

~やっぱり~

兎ノ助「おっ、風子おはよう!今日も早いな」

風子「そっちこそ、朝早くからごくろーさまです」

兎ノ助「それで、背中に背負ってるのは・・・」

風子「見てのとーりですよ」

転校生「すぅ・・・すぅ・・・zzz」

風子「朝一緒に起きて、朝食食べ終わって少ししたらこうなってました」

兎ノ助「まあ、子供だからなぁ」

風子「やっぱりウチの起床時間に合わせるのはやっぱりきつかったんでしょーね」

兎ノ助「うむむ、そうなるとあまり朝早く起きる生徒とは一緒にしないほうがいいのか?」

風子「そーかもしれません。・・・あっ、ひとつ釘をさしておくことが」

兎ノ助「なんだ?」

風子「転校生さんの悪影響になるような発言はしないよーにおねげーします」

兎ノ助「しねぇよ!俺をなんだと思ってるんだよ!」

風子「普段が普段ですからね」

兎ノ助「さすがにわきまえるから!」

~初顔合わせ~

ガラッ

紗妃「おはようございます、委員長」

怜「おはようございます」

風子「おはよーごぜーます」

怜「ん?そこにいるのは・・・」

風子「まだ寝てるので静かにしてやって下せー」

転校生「すぅ・・・すぅ・・・」

紗妃「子供?・・・ああ、例の転校生ですね」

怜「確か6歳だったか。しかも、昨日は早速クエストに行ったと聞いている。疲れていたのだろうな」

紗妃「こ、この年でいきなりクエストですか!?」

風子「氷川、声がでかい」

紗妃「あっ、すいません・・・」

転校生「んん・・・ふわぁぁぁぁ・・・んむむ・・・あれ?」

風子「あー、起きちゃいましたか。まだ寝ててだいじょーぶですよ、転校生さん」

転校生「ん・・・ここどこぉ・・・?」

風子「風紀委員室です。・・・っていってもわかりませんかね」

転校生「ん・・・ふわぁぁ・・・」

~得意~

転校生「おはよー・・・おはよう!」

紗妃「お、おはようございます」

怜「おはよう、転校生」

転校生「・・・おねーちゃんたち、だれ?」

怜「私は神凪怜だ。そっちのお姉ちゃんと同じ場所で働いてる生徒だ」

転校生「ふーちゃんと?」

怜「ああ」

転校生「おともだち?」

怜「そうだぞ」

転校生「れーちゃん、おともだちー!」

風子「手慣れてますね。さすが弟持ち」

怜「それに、神社には小さな子供も来ますから」

紗妃「う、うまく応対できるでしょうか・・・」

~苦手~

転校生「おねーちゃんは?」

紗妃「わ、私ですね。こほん、私の名前は氷川紗妃といいます。委員長や神凪さんと同じく、風紀委員に所属しています」

転校生「いいんちょ?ふーきいーん?しょぞく?」

紗妃「あっ、えっと・・」

怜「そのお姉ちゃんも私たちと同じだ」

転校生「えっと・・・じゃあ・・・おともだちなの?」

紗妃「え、えっと、友達というか、同僚というか・・・」

転校生「おともだちじゃないの?」

紗妃「あの・・・その・・・」

転校生「さっちゃんは、ふーちゃんとれーちゃんのこときらい?」

紗妃「き、きらいではありませんが・・・」

転校生「じゃあ、すき?」

紗妃「そ、それは・・・」

転校生「むー、どっちなのー!」

紗妃「い、委員長、どうしましょう・・・私、子供は苦手で・・・」

風子「はいはい。ウチらとさっちゃんは仲良しですよー。はいピース」

紗妃「え?ぴ、ぴーす?」

転校生「いえーい!ピース!」

紗妃(こ、これでよかったんでしょうか・・・)

~行ってきます~

風子「んじゃ、起きちまったもんは仕方ねーです。ウチはこの子を連れて朝の見回りに行ってきますんで」

転校生「いってきまーす!」

怜「いってらっしゃい、気を付けるんだぞ」

転校生「はーい!」

紗妃「あっ・・い、行ってらっしゃい!」

転校生「うん!」

怜「・・・心配しなくても大丈夫さ、さっちゃん」

紗妃「その呼び方はむずがゆいのでやめてください」


~しんぶんし~

転校生「あのねー、しんぶんしってねー、うしろからよんでもしんぶんしなんだよー」

風子「おお、そーなんですか。それはしりませんでしたね」

転校生「あとねーあとねー、ほかにはねートマトとかねー」

夏海「新聞のことなら報道部にお任せ!」

風子「・・・さっ、行きましょ」

転校生「あれ?いいの?」

夏海「ちょっとちょっと!無視しないでよ!噂の転校生についてちょっと話を聞きたいだけだってば~」

風子「転校生さん、あれも悪い女の人ですからね。ついてっちゃだめですよ」

夏海「こら!何を吹き込もうとしてるのよ!」

転校生「えっと、はじめまして!」

夏海「あっ、はじめまして。あたしは岸田夏海よ。噂の転校生が早朝から登校してるっていうから急いできたわ」

風子「そーですか。あいさつは終わりましたね。それじゃ、行きましょ」

夏海「ちょっと!」

~ゆーめーじん~

夏海「あっ!そうだ!転校生!この取材を受ければ新聞に載って有名人になれるわよ!」

転校生「えっ!?ほんと!?」

風子「あっ、この・・・」

夏海「そりゃあもう、この夏海ちゃんの手にかかればチョチョイのチョイよ!」

転校生「すごーい!なっちゃんすごーい!」

夏海「そうでしょうそうでしょう!・・・やばっ、純粋に褒められたの久しぶりすぎて涙出てきた」

風子「そー思うならもっと清く正しく生きて下せー」

転校生「ど、どうしたの!?どこかいたいの!?」

夏海「ああ・・・この子いいわぁ・・・純粋って素晴らしい・・・」

転校生「ふーちゃん!なっちゃんが!なっちゃんがないてるの!」

風子「あれはうれしくて泣いてるんですよ。だから気にしないでもっと泣かせてやって下せー」

転校生「うれしいのにないちゃうの?」

夏海「おっと、泣いてる場合じゃなかった!よし、それじゃあ取材を始めるわよ!」

~取材~

風子【ウチは見回りを続けるんで、ここを離れますが、変なことを吹き込まないよーに】

夏海「なーんて言っちゃってさぁー、あたしが何をしたっていうのよ」

転校生「???」

夏海「っと、それじゃ、いろいろお話聞かせてもらうわよ」

転校生「はーい」

・・・

夏海「んっ、こんなもんかしら。まさか河童に会ったことがあるなんてねー」

転校生「もういいの?」

夏海「オッケーよ。それじゃ、取材に付き合ってくれたお礼にお菓子買ってあげるわ」

転校生「おかし!?やったー!!」

夏海「それじゃ、購買部までレッツゴー!」

転校生「ごー!」

~おかいもの~

もも「購買部へようこそっ!あっ、岸田先輩、あんぱんですか?」

夏海「いや、そうじゃないわ。ちょっとね」

もも「あれ?そっちの子は・・・」

転校生「おはよーございまーす!」

もも「はい、おはようございます!えっと、新しい転校生、かな?」

転校生「そーだよっ!」

夏海「んで、あたしはさっき取材させてもらったから、そのお礼としてお菓子を買いに来たってわけ」

もも「なるほど。でしたら、こっちのチョコとか!」

転校生「チョコ!」

もも「プリンとか!」

転校生「プリン!」

もも「ケーキなんかもありますよ!」

転校生「ケーキ!」

夏海「ああもう!いちいち反応がかわいいわね!」

もも「本当ですね!」

転校生「なににしよっかなー」

~もももも~

転校生「あっ」

夏海「どうしたの?」

転校生「なっちゃん、このおねーちゃん、だれ?」

夏海「ああ、この子はね、ここで働いてる生徒で」

もも「桃世ももだよっ!よろしくね、転校生くん」

転校生「よろしくねっ!えっと・・・もももも!」

夏海「あちゃー、それに気づいちゃったかー」

もも「「せ」をいれて!」

転校生「ももももせ?」

もも「桃世もも!」

転校生「うーん・・・じゃあもっさんでいいや」

もも「なんで!?」

夏海「あはははは!なにそれ、おっさんみたい!」

もも「それならもももものほうがまだましですよぅ・・・・」

転校生「よろしくね、もっさん!」

もも「もももも!」

転校生「え?じゃあ、もももも!」

夏海「ひぃー、笑いすぎてお腹痛い・・・うひっ、うひひひひ」

もも「笑いすぎですよ!もう・・・」

転校生「ももももー!」

~えほん~

萌木「・・・」

転校生「・・・」キョロキョロ

萌木(こ、子供!?なんでこどもが・・・あっ、もしかして新しい転校生ってあの子のことかな?)

転校生「!」

萌木(えっ、こっちに来る?)

転校生「おはよーございまーす!」

萌木「あ、お、おはようございます。図書館では静かにね」

転校生「えっと、えっと、えほんさがしてるの!」

萌木「えほん?あったかなぁ・・・あと図書館では静かに」

転校生「ないの?」

萌木「ちょっと待ってね、ちょっと探してみるから・・・」

~なかった~

萌木「ごめんね、おいてなかったの」

転校生「そーなの?うー・・・」

萌木(ああ、私のせいで転校生君が落ち込んでる!すみませんすみません!)

萌木「あ、あの・・・」

転校生「あっ!」

萌木「え?」

転校生「おねーちゃん、だれ?」

萌木「あ、えっと、き、霧塚萌木、です」

転校生「もえちゃん?」

萌木「あっ、別にそれでも・・・」

転校生「もえちゃん!」

萌木「あっ、と、図書館では静かに・・・」

転校生「はーい!」

萌木(元気なのはいいことなんだけどなぁ・・・)

~あの子なら~

萌木「あっ、そうだ。もしかしたら・・・」

転校生「?」

萌木「えっと、仲月さらちゃんってわかる?」

転校生「???」

萌木「あっ、そ、そうだよね、転校してきたばっかりだもんね」

転校生「さらちゃんってこが、えほんもってるの?」

萌木「持ってるかもしれないってだけだけど、もしかしたらね」

転校生「ありがとーっ!それじゃあ、ちょーさかいしであります!」

萌木「えっ、今から電話d」

転校生「しゅっぱーつ!」ダダダダダダダダ

萌木「e聞くよー・・・って言いたかったのにな・・・行っちゃった・・・」

~再会~

転校生「さらちゃんって、どんなのだろ?」

転校生「ちっちゃいのかな?おっきいのかな?」

転校生「うーん・・・ふーちゃんにきけばわかるかな?」

転校生「・・・まっ、いっか!」

クレプリ「おっ、あいつは・・・」

ありす「ぁ・・・」

転校生「あっ!ありすちゃんだ!」

ありす「!?」

転校生「あーりーすーちゃーーーん!!!!!」ダダダダダダダダ

ありす「・・・!?・・・!?」オロオロ

クレプリ「な、なんで名前が分かったんさね!昨日名乗ってないぞ!」

転校生「え?でもおにんぎょーさんがありすってよんでたよ?」ピタッ

クレプリ「うん?・・・あー、そういやそうだったな」

ありす「ぁ・・・ぁの・・・」

転校生「どーしたの?」

ありす「楠木・・・ぁ、ありす・・・ぇす・・・ょろしく・・・ぉねが、します」

転校生「うん!よろしくね!」

~人探しなら~

転校生「あっ!そうだ!」

ありす「?」

転校生「さらちゃん!」

クレプリ「おっ?どうかしたのか?」

転校生「さがしてるの!えほん!」

ありす「ぇほ・・・?」

クレプリ「あー、確かに持ってそうさね。2歳のころからいるらしいからな」

転校生「だからね、さらちゃんさがしてるの。だけどね、だれかわからないの!」

クレプリ「名前しかわからない状態で人探しか・・・漢さね、少年」

ありす「ぁ・・・ひと・・・し・・・ら・・・」

転校生「?」

・・・

―報道部―

転校生「なっちゃーん!」

夏海「ん?あ、転校生、さっきぶりね。それに、楠木?どしたの?」

ありす「ぁ・・・の・・・」

転校生「あのね、あのね、さらちゃんをさがしてるの!」

夏海「ふんふん」

転校生「それでね、ありすちゃんがね、ほーどーぶならしってるかもって」

夏海「なるほど、いいチョイスね。確かにこの報道部の力を使えば人間の一人や二人、楽勝よ!」

転校生「すごーい!」

クレプリ「でも、不安さね」

ありす「・・・」ジトーッ

夏海「ま、まあたしかにあたしはまだ未熟者だから、ちょーっと役不足かもしれないけど、ウチにはとっても頼りになる部長がいるんだから!」

夏海「ってことで部長、オネガイシマス!」

~部長~

鳴子「なるほど、話は聞いていてた。僕に任せるといい、転校生君、楠木君」

鳴子「あと夏海、役不足の使い方間違ってるよ」

夏海「え?」

転校生「あっ、ゆさだ」

夏海「はへ?」

ありす「?」

鳴子「・・・僕の名前を知っていてくれるとは光栄だよ。だけど、いきなり苗字で呼び捨てっていうのはちょっと失礼じゃないかな?」

転校生「えー、でもね、ふーちゃんがね」

・・・

風子【いいですか、この顔をよーく覚えてください】

転校生【これだれー?】

風子【これは報道部の遊佐です。この学園ではすごく悪い女なのでなるべく近づかないように】

転校生【そうなの?わかったー!】

風子【よしよし、いい子ですね】

・・・

転校生「って」

鳴子「なるほど、だから部室の壁際まで移動してるのか」

夏海「うわっ!いつのまに!」

ありす「・・・!?」

クレプリ「恐ろしく早い行動・・・オレっちじゃなきゃ見逃してたさね」

~仲良くしよう~

鳴子「オーケー、わかった。確かに水無月君の言うことも一理ある。それは認めよう」

転校生「いちり?」

鳴子「だけど、君は仲月くんの居場所を知りたいんだろう?」

転校生「うん!」

鳴子「それなら、僕と仲よくした方がいいんじゃないかな。積極的に協力してくれるかもしれないよ?」

転校生「ゆさがダメならふーちゃんに聞くよ?」

鳴子「いくら水無月君とはいえ、学園のどこに生徒がいるかは把握してないと思うけどな」

転校生「それじゃあ、ゆきちゃん!」

鳴子「・・・夏海、どうしよう。僕はこの子と仲良くなれそうにない」

夏海「部長!?」

鳴子「いや、水無月君が目にかけてる時点でそんな予感はしてたんだが・・・交渉しようにもこっちにはもう手札がない」

クレプリ「宍戸なら場所ぐらいすぐ突き止めそうだしなー」

鳴子「いかんせん相手が子供だから、権力的な脅しというものがなかなか効果を発揮してくれないからね。いやはや、困ったよ」

夏海「えー、じゃあどうするんですか?」

転校生「えっと、ゆきちゃんのでんわばんごうは・・・」

鳴子「・・・よし、最終手段だ」

ありす「?」

~僕も~

鳴子「転校生君、転校生君」

転校生「なーに?」ススス

鳴子「水無月君からいろいろ言われてるかもしれないが、僕も実は君と仲良くしたいんだ」

転校生「・・・そーなの?なっちゃん」

夏海「いや、あたしに聞かれても」

鳴子「というわけで、人探しを手伝わせてもらえないかな。君の役に立ちたいんだ」

クレプリ「うわ、すっげぇ下からさね」

夏海「こどもって恐ろしいわー」

転校生「えー・・・うーん・・・いいよ!」

鳴子「ありがとう。それじゃあ、さっそくだけど、仲月君は屋上にいるよ」

ありす「・・・!?」

夏海「早っ!」

転校生「おくじょー?」

鳴子「ああ、屋上だ。せっかくだし、場所案内もかねて一緒n」

風子「ウチが連れていくんでいーですよ」

鳴子「ちっ、ここまでか」

転校生「あっ、ふーちゃんだ」

風子「まったく、転校生さんが子供なのを利用して仲良くなろうとするなんて、酷い女ですね」

鳴子「まったく、転校生君が子供なのを利用して特定の人間を敬遠させようだなんて、ひどい女だね」

風子「・・・」

鳴子「・・・」

風子「アンタさんとはちょーっとおはなしする必要がありそーですね」

鳴子「僕もちょうどそう思ってたところだ。案外気が合うかもね」

風子「なに言ってるんですか、虫唾が走ります」

鳴子「こっちこそ、反吐が出るよ」

ありす「ぉくじょ・・・っち、ぇす」

転校生「はーい」

クレプリ「え?あれはほっといていいのか?」

夏海「どうせ長いし、いいんじゃない?」

~おくじょー~

転校生「おくじょーだー!たかーい!」ダダダダダダダダ

ありす「ぁ・・・ぁん・・・しっちゃ、ぁぶ・・・」

クレプリ「少年、あんまし走り回ってたら落ちちまうぞ?」

転校生「え?」ピタッ

ありす「そぇで・・・ぇと・・・ぁ・・・」

クレプリ「おっ。いたさね。おーい、仲月ー!」

さら「ごく・・・ごく・・・ごく・・・ぷはぁ、うん?」

転校生「うわー、ぎゅーにゅーがいっぱいだー!」

さら「あれ?見たことない人・・・あっ!もしかして、転校生さんですか!?」

転校生「そーだよー!もしかして、さらちゃん?」

さら「はい、そうですよお!」

転校生「さらちゃんだー!さらちゃんだよー!」

さら「はーい!さらですよお!あっ、ありすちゃん!」

ありす「ぁ・・・」

タタタタタ

クレプリ「え?あ、ありす?そっちは出口・・・ま、またなーっ!」

さら「あっ、また行っちゃいました・・・」

転校生「???」

~また~

さら「前もありすちゃんとお話しようとしたら、どこかに行っちゃったんですぅ」

転校生「そーなの?」

さら「もしかして、きらわれちゃってるんでしょうか・・・」

転校生「んー・・・わかんない!」

さら「そっかぁ・・・」

転校生「わかんないから、こんどありすちゃんにきいといてあげる!」

さら「えっ?」

転校生「ありすちゃん、すっごいやさしいから、たぶんおしえてくれるよ!」

さら「そうなんですかぁ?それじゃあ、おねがいします!」

転校生「がんばるよ!」

~目的~

さら「それで、どうして私のことを?」

転校生「え?あっ、えっと・・・そうだ!えほん!」

さら「絵本?」

転校生「えほんもってる?」

さら「えっとぉ、お部屋にならあるかもしれませんねぇ」

転校生「えっとね、としょかんでね、えほんをよもうとおもったけどね、なかったの」

さら「ふんふん」

転校生「それでね、もえちゃんがね、えほんならさらちゃんがもってるかもーっていってたの」

さら「なるほどぉ!それじゃあ、お部屋まで取りに行きましょうか!」

転校生「ほんと!?わーい!」

さら「私、実は2歳のころから魔法使いなんです!だから、いっぱい絵本ももらってたと思います!」

転校生「そうなの?すごーい!」

さら「えっへん!」

転校生「えっほん♪えっほん♪」

さら「えっほん♪えっほん♪」

・・・

純「さっき廊下をスキップで移動する天使を見たんだけど・・・」

絢香「え?純ちゃんってロリコンでショタコンなの?」

純「いや、そういうことじゃなくて」

~例のあれ~

さら「はい、これが・・・ぐりとぐらです!」

転校生「おおー!」

さら「そしてこっちが・・・三びきのヤギのガラガラドンです!」

転校生「おおーー!!」

さら「そしてこれが・・・桃太郎です!」

転校生「おおーーー!!!」

さら「すぐに見つかったのはこれぐらいですねぇ」

転校生「ありがとーっ!」

さら「いえいえ、どういたしまして」

転校生「それじゃあ、よんで!」

さら「はい!それじゃあ、ぐりとぐらから!」

転校生「わくわく!」ワクワク

さら「のねずみのぐりとぐらは、おおきなかごをもってもりのおくへでかけました・・・」

~そろそろ~

鳴子「ていうか、もう行っちゃったけどさ。絵本なら、僕も持ってるんだけどなぁ」←在学年数11年

夏海「さらを探してるってことしか言ってきませんでしたから」

風子「アンタさんのもってる本とか教育に悪そうなものばっかりですね。こんな風に育っちまいましたから、ね」

鳴子「偏見だよ、それは。僕がこうなったのは少なくとも本のせいじゃないさ」

夏海「ていうか、あの子って文字読めるの?」

風子「よめねーですよ。ひらがなの「あ」と「お」をまちがえたり、「ぬ」と「め」が分からなかったりしますから」

夏海「ってことは、今はさらか誰かに読んでもらってる?」

鳴子「だろうね」

夏海「もうすぐ授業なのに?」

鳴子「・・・」

風子「・・・」

鳴子「僕が仲月君を呼び戻すから、絵本役の人選は任せた」

風子「わかりました。シャルロット・ディオールにでも頼むとしましょーか。んじゃ、そっちはおねげーします」

夏海(もしかして、この二人実は仲良いんじゃ・・・)

今日はここまで!ぐりとぐらの冒頭忘れてたらからわざわざ棚から引っ張り出してきたよ。超懐かしい。
まだまだ出会い編が続きますが、こっからは話と話の関連性なしで出会い編を進めようと思ってます。
香ノ葉の逆光源氏計画とか、おっぱいシスターの宗教勧誘とかから逃げ切らせないと。
焔と合わせたら転校生泣きそうだなぁ・・・どうしよう。泣いたら保護者がすぐ来るし、まあ大丈夫か。
デイリーランキングはとりあえず全部ありすにしといた。なんかボーボボの人気投票(第3話)みたいになったけど。
ありすありあり(合言葉)

今日の初登場キャラ
http://imgur.com/hAWQLv8.jpg
れーちゃん

http://imgur.com/1orgRjj.jpg
なっちゃん

http://imgur.com/dvM9kxn.jpg
もえちゃん

http://imgur.com/6LoXbTP.jpg
皇絢香

http://imgur.com/V99GotA.jpg
さらちゃん

http://imgur.com/cWt0JVY.jpg
鳴海純

http://imgur.com/sXfgXWo.jpg
さっちゃん

http://imgur.com/3mPpirl.jpg
もももも(もっさん)

http://imgur.com/4M6kYM8.jpg
ゆさ

ありすありあり
ゆさってw確かに危ないけど保護者は何吹き込んでんだw


あのさ、この子達が凄く可愛いんだけど
俺はショタコンでもロリコンでもなかったはずなんだ…

ありすありあり
当然ではあるけど、ありすとの接し方がガラッと変わるなw

転校生係を朝比奈とか来栖とかに任せられるとは思わない
って発言に時代を感じるというか感慨深い
今なら余裕やんな

つまりここを読めばストーリー丸わかり!
…いや純粋さに助けられる部分多くなるからどっちにせよ読み返さないとか

ありすありあり
絵本なら完璧な方のメイドさんが大量に持ってたような

~こどもごころ~

シャルロット「そして、いつまでも末永く幸せに暮らしたのでした・・・」

転校生「おおー」

シャルロット「ふぅ、たまには童話というのもいいものですね。忘れていた童心を思い出します」

転校生「どーしん?」

シャルロット「こどものこころのことですわ」

転校生「シャルちゃん、こどもになりたいのー?」

シャルロット「・・・いえ、私は、大人のままでいたいですね」

転校生「そーなんだー。あのね、あのね、ぼくはね、はやくおとなになりたい!」

シャルロット「あら、どうしてですか?」

転校生「おとなになってね、りっぱなまほーつかいになって、しゃるちゃんとかふーちゃんとかありすちゃんをまもるの!」

シャルロット「あらあら、さすがは男の子、ですわ」

~かみさま~

シャルロット「ですが、大人もいいことばかりではありませんよ」

転校生「そーなのー?」

シャルロット「はい。大人になると自分でやらなければならないことが増えていきます」

シャルロット「お金を稼ぐ仕事だとか、家の事だとか、子どもがいたら子育てもしなくてはなりません」

転校生「そっかー・・・でも、やっぱり大人になりたいなー」

シャルロット「そしていつの間にか、心が疲れてしまうのです。そういった人たちの支えになるべく、私たちは布教を続けているのです」

転校生「ふきょー?」

シャルロット「はい。我らが主を信じることで、必ず救われる・・・そう思うだけで、生きていることがつらくなくなるのですよ」

転校生「???」

シャルロット「・・・まあ、まだあなた様には早い事でしたか」

転校生「よくわかんないけど・・・かみさまはきっといるよ!」

シャルロット「ええ、それでよいのです」

転校生「それでね、にほんにはね、やおよろずのかみさまがいるんだっておばーちゃんがいってたの」

シャルロット「八百万の神々・・・そうですね。日本ではそのように伝えられています」

転校生「だからね、いろんなかみさまに、がんばってるよっていっぱいみせるの!そしてね、ほめてもらうの!」

シャルロット「あらあら、それは素晴らしい目標ですわ。では、共に頑張りましょうね」

転校生「うん!」

~おともだち~

転校生「そっか、ありすちゃんとおにんぎょうさんはおともだちなんだ」

ありす「ぅん・・・」

クレプリ「ありすは小さいころは病弱だったんさね。だから、オレっちたちぐらいしか友達がいなかったんさね」

転校生「そっかー」

ありす「ぉにんぎょ・・・さん・・・だいじ・・・ぇす」

転校生「ぼくはありすちゃんのおともだち?」

ありす「ぇ・・・」

クレプリ(ここはオレっちが口出しするとこじゃないな)

ありす「ぁ・・・その・・・」

転校生「どう?」ワクワク

クレプリ(がんばれ、ありす!)

ありす「ぉ・・・ぉとも・・・ち・・・す」

転校生「やったー!ありすちゃんとお友達だー!」

ありす「ぅぇ・・・そ・・・」

転校生「わーいわーい!」

ありす「・・・ぇへへ」

~きょーかん~

エレン「・・・」

転校生「・・・」

エレン「きさまが噂の転校生か」

転校生「そうなの?」

エレン「まあ、自分で自分を噂のと言うことはないな。だが、間違いないだろう」

転校生「うん!」

エレン(・・・なぜこんな子供と私は訓練をせねばならんのだ。執行部は何を考えて・・・いや、今は目の前のことを)

転校生「?」

エレン「(次はないようにキッチリ扱いておくとするか)・・・転校生、強くなりたいか?」

転校生「なりたい!」

エレン「よし、では訓練を始める!私は子供とて容赦はせん!強くなりたいのならそれ相応の意志を見せろ!!」

転校生「はーい!」

エレン「返事の前にはサーをつけるんだ!そして私のことは教官と呼べ!」

転校生「さー、きょーかん!」

エレン「まずこの階段を20往復だ!」

転校生「さー!がんばる!」

~意外と~

エレン(さて、そろそろ音を上げるころか・・・これで向こうも私と訓練をしようなどとは思わないだろう)

転校生「はぁ・・・はぁ・・・」

エレン「どうした!まだ半分にもいってないぞ!その程度で強くなれると思っているのか!」

転校生「さ、さー!がんばる!・・・はぁ・・・はぁ・・・」

エレン「むっ、弱音は吐かないか・・・なるほど、根性はあるようだ」

・・・

エレン(15往復目・・・見上げたやつだ、どうやら本気で強くなりたいらしい)

エレン(来栖のように何か理由があるのか、そうでなければ・・・すごいやつだよ)

転校生「はぁ・・・はぁ・・・」

エレン(子どもだと思って侮っていた、か)

転校生「はぐうっ!」ズシャ

エレン「!」

転校生「うぐぅ・・・なかない・・・もん・・・・ちゃんと・・・つよくなる・・・もん・・・!」

エレン「・・・」

~一名様追加~

エレン「あと少しだ!ここまで来たらゴールだぞ!」

転校生「はっ・・・はっ・・・」

エレン「・・・!よし、よくやった!」

転校生「はっ・・・はっ・・・」

エレン「まさか本当にやり切るとはな。見くびっていたよ、すまなかった」

転校生「きょー・・・かん・・・」

エレン「誇れ。貴様は幼くとも立派な戦士だ。お前は自分に打ち勝ったんだ」

転校生「つよく・・・なれた・・・?」

エレン「ああ、なれたさ。きさまは強い。そしてこれから、もっと強くなる。私が保証しよう」

転校生「やっ・・・た・・・」

エレン「むっ」

転校生「すぅ・・・すぅ・・・zzz」

エレン「・・・少々やりすぎたか。反省しなくては」

・・・

メアリー「おいエレン、お前なにやってんだ?子守か?」

月詠「あっ、それって噂の転校生じゃないの?」

エレン「一人の戦士に対して敬意を払った結果だ」

月詠「はぁ?こんなのが戦士ぃ?」

エレン「文句があるのか?」ギロッ

月詠「ひっ!な、なんでもないわよ」

転校生「すぅ・・すぅ・・・きょー・・・かん・・・」

~せいえーぶたい~

転校生「ん・・・んん~~~!!!!ふわぁぁ・・・・んむ?」

エレン「起きたか?」

転校生「・・・あっ!きょーかん!ぼくね、あのね、ちゃんとはしったよ!」

エレン「ああ、ちゃんと見ていたさ。よくがんばったな」

転校生「えへへ・・・」

月詠「なによ、そんな子供だからってデレデレして」

エレン「・・・守谷、あまりこいつを見くびらないほうがいいぞ。こいつの覚悟と根性は本物だ」

月詠「えっ?」

メアリー「ほー、お前がそんだけ言うってことは、そうなんだろうな。なるほど、んで、何やったんだ?」

エレン「あそこの階段を20往復走らせた。そして、やりきった」

月詠「うそ!あれツクでもしんどいのに!?」

エレン「もちろん、できるとは思っていなかったさ。途中で投げ出すと思っていたしな」

エレン「だが、こいつは一切弱音を吐かなかった。最後まで、強くなろうとする意思を見せた。・・・立派な戦士だよ」

転校生「だってね、ここにくるまえにね、おとうさんとやくそくしたもん!りっぱなまほーつかいになっておうちにかえるって!」

転校生「だからね、うのさんがいってたみたいにみんなをまもるんだ!」

メアリー「ふーん・・・おい、転校生」

転校生「なに?」

メアリー「よくがんばったご褒美ってことでアタイがこのチョコをお前にやろう」

転校生「チョコ!?」

月詠「あっ、それツクのチョコ!」

メアリー「あんだよ、こまけぇことは気にすんなよ。子どもにチョコの一個や二個やるぐらいいいだろ?」

月詠「ダメよ!それ購買で一日30個限定の特別なチョコなんだから!」

メアリー「はーっ、やだやだ、これだから月詠ちゃんは。独占欲が強い事でございますねー」

月詠「ぐぬぬぬぬ、そんな言い方してもあげないんだから!」

~ツクだって~

メアリー「ったく、わがままだな」

月詠「どっちがよ!」

エレン「転校生、購買まで行こう。なんでも好きなものを一つ買ってやる」

転校生「ほんと!?」

エレン「ああ。頑張ったらご褒美があって当然だ」

転校生「わーい!」

メアリー「あーあ、お前がそいつをやっておけば疲れに疲れた転校生君はわざわざ購買部まで向かわなくて済んだのにな」

月詠「ふーんだ。なんでツクがそんなのにチョコをあげないといけないのよ」

転校生「おっかし♪おっかし♪」

エレン「チョコでもケーキでもなんでもいいさ。好きなものを選ぶといい」

メアリー「しっかし、あいつもえらく気に入ったもんだな」

月詠「・・・ふん!」

~しょうぎ~

メアリー「王手」

月詠「えっ、うそ!い、いや、まだだいじょうぶ、まだやれる・・・」

転校生「アイスおいしー」

エレン「そうか、それはよかった。・・・なんだ、守谷。また負けたのか」

月詠「うっさい!まだ負けてないもん!・・・これでどうよ!」

メアリー「はい、こっちの桂馬で王とって終わり」

月詠「あっ」

転校生「・・・しょーぎ?」

月詠「そうよ。ま、あんたみたいな子供にはできないでしょうけどね」

エレン「守谷、あまり挑発するな」

転校生「ぼくしょーぎできるよ?」

月詠「えっ?」

転校生「おじーちゃんとかおとーさんとかとやってたもん」

メアリー「へぇ、この年でか。日本人はみんなそうなのか?」

月詠「ツクに聞かないでよ。・・・よし、そこまでいうならやってあげようじゃないの。勝負よ、転校生!」

転校生「しょーぶだー!」

・・・

転校生「おーて!」

月詠「ちょ、なんでこんなに強いのよ!」

エレン「将来有望だな」

メアリー「やけに満足そうだな」

~発見~

野薔薇姫は、この学園の男子に自分にふさわしいものがいないことに苛立ちを感じていた

姫(まったく、なんですの!この学園には碌な男がいませんわ)

姫(野薔薇として完璧でなくてはならないというのに、わたくしにふさわしいものはいない)

姫(このままでは、わたくしの立つ瀬がありませんわ)

彼女の理想は高すぎたのだ。多くの男子が彼女に声をかけられ、見定められた。そして、彼女のメガネに適う者は誰もいなかった。

姫(誰もかれもまったく・・・どうにかなりませんの!?)

そしてその時、ある一人の人物を見つけたのだ

姫「あら、これは・・・校内新聞?」

そこに載っていたのは、新しく魔法学園にやってきた、噂の転校生である。岸田夏海の手によって書かれた記事が、すでに学園中に掲載されていたのだ

姫「新しい転校生・・・魔力が無尽蔵・・・6歳・・・はっ!こ、これですわ!」

姫(鳴かぬなら・・・一から育てよ ホトトギス!)

そして、野薔薇姫の新たな計画がいまここに始まった!続く!

~迷子~

香ノ葉「んー・・・こっちの方向で合うてる思うんやけど・・・道、間違えてるんやろか・・・」

香ノ葉「うぅ・・・このままじゃ学校に帰られへん・・・・うち、ここで死んでしまうん・・・?」

転校生「おねーちゃん」

香ノ葉「・・・うひゃぁい!?な、なに!?う、うう、うちに何か用ですか!?」

香ノ葉「はっ!」

瞬間、彼女の脳裏には、彼女自身の欲望がッ!

香ノ葉(こ、この子・・・めっちゃかわいいんよ!あかん、着せ替えしたい・・・い~~~~っぱいおようふくきせてあげたいッ!)

香ノ葉(持ち帰って、部屋でいっぱい着替えさせて、写真撮って・・・ってあかんて!誘拐は犯罪やえ!)

転校生「おねーちゃん?」

香ノ葉「はっ!あ、あかん、ちょっとトリップしとった・・・な、なんやの?ってよく見たらその服・・・も、もしかしてあんさんも魔法学園の生徒なん?」

転校生「うん!」

香ノ葉「あっ、じゃ、じゃあ、もしかして学園までの道分かったり・・・」

転校生「わかんない!」

香ノ葉「そうよなー、見たことない顔やし、そうやと思ったんよ」

転校生「でもね、でもね、えみりゃがいるから大丈夫だよ!」

香ノ葉「えみりゃ?」

エミリア「もうー、だからえみりゃじゃなくてエミリアだってば!」

香ノ葉「あっ、エミリアちゃん。なるほど、舌っ足らずやからちゃんと言えんのか・・・かわいい!」

~運命~

エミリア「突然走り出したから何かと思ったけど・・・あっ、こんにちは、白藤さん」

香ノ葉「こんにちは。えっと、エミリアちゃんは学園までの道、わかる?」

エミリア「はい。ちゃんと来た道をおぼてますから」

香ノ葉「そうよな、来た道をたどればちゃんと帰れるんよな・・・この辺さまよってたら来た道忘れてもーたんよ」

転校生「おねーちゃん!」

香ノ葉「うん?」

転校生「おねーちゃん、だれ?」

香ノ葉「ああ、うちはな、白藤香ノ葉っていうんよ。「このは」でいいえ」

エミリア(さりげなく名前を・・・)

転校生「このは!」

香ノ葉「そうそう、香ノ葉やえ~。あっ、それじゃあエミリアちゃん、ついて行ってもいい?大丈夫?」

エミリア「え、あ、うん。大丈夫だよ」

香ノ葉(ん?さっき突然走り出したって言っとったよな・・・)

香ノ葉(つまり、うちが迷ってるの見て、わざわざ来てくれたってこと!?)

転校生「?」

香ノ葉(見つけてもうた、うちの運命の人・・・)

転校生「このはー?」

香ノ葉(ちょーっと歳が離れてるかもしれへんけど、今の時代歳の差婚ぐらい普通普通)

エミリア「考え事・・・かな?」

転校生「このは、いそがしいの?むー・・・」

香ノ葉(うちが、うちがこの子を立派な男に育てるんや!そしてゆくゆくは・・・)

~きゅうしょにあたった!~

転校生「けろっけろっけろっいざっすっすっめー♪ちきゅーうしんりゃーくーせーよー♪」

ノエル「わわわっ、い、急がないと・・・っ。部長に怒られちゃうよ~」

転校生「けっけろっけろ~♪」

ノエル「っ!?ちょっとそこの子!避けて避けて避けてーっ、ぶつかるー!!」

ノエルの とっしん!

転校生「ぐぴぁっ!?」

ノエル「あいっ、たたたた・・・もう、ぶつかるって言ったのに~っ」

ノエル「だ、大丈夫?変な音したけど・・・って!」

転校生「きゅぅ・・・」

ノエル「うわっ!泡拭いて目回してるっ!?」

ノエル「ちょ、ちょっと、しっかり!ねぇ起きて!死んだりしてないよね?」

ノエル「えっ、これってまさか大参事なんじゃ・・・なんか・・・人も増えてるし・・・」

ノエル「ああっ!部活の時間!あわわ・・・っ。もうっ!誰か助けてーっ!!」

~こうかはばつぐんだ!~

イヴ(廊下を走っていた生徒が別の生徒に激突したとかで保健室に運ばれたという報告が入ってきました)

イヴ(風紀委員室に私しかいなかったので仕方なく見に行くことに・・・)

イヴ(はぁ、折角人がいない間に勉強を進めるつもりだったのに・・・)

コンコン

イヴ「失礼します、冬樹で・・・す・・・?」

イヴ(そこで私が目にしたものは、オロオロしている椎名さんと、横になっている子供、そして鬼の形相の委員長と・・・)

風子「さて、冬樹ノエル。あんたさんがあのスピードで人にぶつかったときのエネルギー量の計算、できますか?」

ノエル「ご・・・ごめんなさい・・・できません・・・」

イヴ(アイアンクロ―をうけて宙に浮きながら説教をされている妹でした。・・・なんだこれ)

風子「んじゃ、教えておきます。アンタさんの体重をmとしてアンタさんの走った速さをVとすると1/2mV^2です」

風子「ここでアンタさんの体重に42kgを代入してVを仮に50mを8秒で走れると仮定して計算するとですね」

ノエル「あ、あたし、もうちょっと速」

風子「そっちの方が問題なんですよっ!」

イヴ(・・・帰っていいでしょうか)

今日はここまで!ノエルちゃんが大変な目にあってるけどカードエピソードに沿ったから仕方ないよね。
今日はエレンが保護者になりました。明日は会長かな。
会ったけどまだ名前を呼ばれてない人の呼び方は後で登場キャラ紹介の時におまけとして載せておきます。
イヴがこおりタイプっぽいことからノエルもこおりタイプだと仮定するとアイアンクローはかくとう扱いでもはがねあつかいでもこうかはばつぐんですね。
裏設定というか補足を。月詠のあの行動は嫉妬です。子供が褒められてる子どもを見て嫉妬するみたいな感じ。
ほむほむは・・・精神統一でもしてたんじゃないかな。なお泣かせてエレンが飛んでくる模様。
タイトルコールのふーちゃんの出番が少ないけど、出会い変終わったら増えるはずだから(震え声)
ありすありあり(合言葉)

今回の初登場キャラ
http://imgur.com/spMiQa9.jpg
えっちゃん

http://imgur.com/ad2xyeb.jpg
えみりゃ

http://imgur.com/2fDfigz
しゃるちゃん

http://imgur.com/BnMYs0G.jpg
このは

http://imgur.com/P7LD7u2.jpg
いぶ

http://imgur.com/2Vj88ue.jpg
のえるん

http://imgur.com/ZtEXfHI.jpg
めありー

http://imgur.com/kXGRxvO.jpg
ぽんつく(メアリーの勧めによる)

ありすありあり
学園の危険人物より保護者たちの方が危ない気がするんですがそれは...

ありすありあり
転校生が一部のイベントがえらいことになってしまったww

ありすありあり
カードエピソードネタ出てくるのか…
読まなきゃ…(未読エピソード500超えしてる)

~ふっかつ~

転校生「ん?・・・・ふわぁぁぁぁ・・・・」

ノエル「!?」

風子「あっ、起きましたか」

ゆかり「ふぅ・・・よかった、起きてくれて」

転校生「ここ・・・どこ?」

ゆかり「ここは保健室よ、転校生君。あなたはけがをしたから運ばれてきたの」

転校生「けが?」

風子「そーですよ。この!冬樹!ノエルに!ぶつかられて!」

ノエル「いだいいだいいだい!」

転校生「ふーちゃん!だめ!」

風子「・・・ん?」

転校生「いたいのはめっ!」

風子「・・・今回はげんじゅーちゅーいで済ませておきますよ」

ノエル「は、はい・・・ごめんなさい・・・(もう絶対廊下は走らない・・・)」

イヴ(ていうかあれは風紀委員的に大丈夫なのかしら)

~ちっちゃい~

転校生「ねーねー」

ノエル「ん?」

転校生「おねーちゃんたち、だれ?」

ノエル「えっと、あたしは冬樹ノエルだよ」

イヴ「・・・冬樹イヴです」

転校生「えっと、のえるんと、いぶ?」

ノエル「のえるんかー・・・まっ、かわいいからオッケー!」

イヴ(私は呼び捨て・・・?)

転校生「のえるんもゆかちゃんもいぶもみんなふーちゃんよりおっきいね」

ゆかり「あ、あはは・・・」

風子「ウチがちーせーだけですよ。さっ、転校生さん。念のため部屋で休みましょーか」

転校生「はーい。またね、のえるん、いぶ、ゆかちゃん」

ノエル「まったねー!」

ゆかり「うん、またね」

イヴ「・・・」

風子「返事は?」ギロッ

イヴ「え?あ、はい。また」

~疾風の覇者~

ミナ「くくく・・・ついに見つけたぞ!」

転校生「?」

ミナ「そなたが噂の転校生だな?」

転校生「たぶん」

ミナ「いや、皆まで言わなくてもいい、我にはわかっている。貴様もまた、特異点であるということをな」

転校生「とくい・・?」

ミナ「貴様の力の話は我が耳にも届いている。そのような力を持っているということは貴様もまた組織から狙われる身」

転校生「???」

ミナ「そなたはまだ幼い。それゆえに組織に欺かれ、利用されるやもしれん」

転校生「zzz」

ミナ「だが!」

転校生「!」ビクッ

ミナ「我らがそなたを見つけたからにはもう安心だ!もはや孤軍でいる必要はない!」

転校生「ひぅ・・・・」

ミナ「我らの力をもって其方を保護しようではないか!」

転校生「ぴぃぃ・・・」

ミナ「さぁ、わが手を取れ!そなたを我らが基地へといざn」

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

風子「な、なんですか!風槍、何をしたんですか!」

ミナ「えっ?えっ?ど、どこから!?」

~保護者~

転校生「こわかったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」

風子「はいはい、だいじょーぶですからねー」

恋「ほんっとにすまん!ミナにはわっちからよく言い聞かせておくから・・・」

ミナ「・・・ミナは悪くないもん」

恋「ミナ」

ミナ「はい」

恋「部室」

ミナ「・・・はい」

恋「まったく、子供相手にあんな言葉遣いをしたら怖がられるに決まっておろうに」

ミナ「はい・・・」

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!」

風子「はいはい、もう怖いおねーちゃんはいませんよー」

紗妃(保護者って・・・大変そうですね)

~リベンジ~

ミナ「そこの転校生!」

転校生「ぴぅっ!」

恋「ミナ、声がでかい」

ミナ「あっ、うん。あっ、えっと・・・」

転校生「ぴぃ・・・」

ミナ「な、泣くな泣くな!ほら、飴玉をやろう!まずはそこからだ!」

転校生「あめちゃん!?」

ミナ「そうだぞー、ほら、これをやるから我らが部室まで・・・」

鳴子「誘拐とは感心しないな」

ミナ「いやいや、これは誘拐じゃなくて勧誘を・・・え?」

鳴子「天文部部長、6歳児を誘拐未遂っと」

ミナ「いや、いやいやいや!ちょっと待て!」

恋「はぁ・・・こうなるような予感がしておったんじゃ・・・」

転校生「あめおいしー」

~再リベンジ~

ミナ「・・・ごくろうであった、梓よ」

梓「いやいや、これくらいお茶の子さいさいッスよ」

転校生「ここどこー?」

ミナ「くっくっくっ・・・ここは天文部だ」

転校生「てんもん?」

恋「星を見る部活じゃと思ってくれていいぞ」

転校生「ぶかつー?」

恋「ああ、そっからか」

梓「ふくぶちょー、ここは自分にお任せくださいッス」

転校生「なんなのー?」

梓「天文部というのはッスね、みんなで星を見よー!っていうお友達集団ッスよ」

転校生「おほしさまみるの?」

ミナ「天文部とは仮の姿、我らの真の目的は」

恋「ミナ、ややこしくなるから話を進めろ」

ミナ「はい。・・・こほん。少年よ!完結に言おう、我らが組織の一員にならないか?」

転校生「おねーちゃんおねーちゃん」

ミナ「今ならあめに加えて肉と梅干しとトマトと納豆とメロンパンも・・・ん?なんだ?」

転校生「おねーちゃんたち、だれ?」

ミナ「・・・ん?」

梓「そーいや、自己紹介がまだだったッスね」

~円卓の騎士~

ミナ「全員集まったな」

恋「ほ、本当にやるのか?」

梓「はたしてこれが吉と出るか凶と出るか・・・」

心「ごめんなさいごめんなさい!」

卯衣「・・・」

転校生(ふえた・・・)

ミナ「では、名乗ろうではないか!」

卯衣「天より舞い降りしアートフィシェル・ハート、立華卯衣」

心「で、電脳自在のマインドシーカー、双美心ですごめんなさい!」

梓「魔法使いにして伊賀忍者の中忍、服部梓!」

恋「う、宇宙を描く稀代のあーちすと、南条恋!」

ミナ「風をいざなう魔法の使徒、ミナ・フランシス・シルヴィアンド・ウィンドスピア!」

天文部「我ら、円卓の騎士!」

転校生「ほえー・・・」ポカーン

ミナ(ククク・・・決まったな)

恋(じ、実際やったらかなり恥ずかしいぞ、これ)

梓(あちゃー、黒歴史確定ッスわ、これ)

心(ちょっと楽しいかも・・・)

卯衣(寝たいわ)

転校生「・・・おねーちゃんたち、おもしろいね!」

梓「うっしゃ!成功!」

心「ばんざーい!ばんざーい!」

ミナ「え?かっこいいじゃなくて?」

恋「興味を持っただけでもいいじゃろう」

卯衣「zzz」

~とりあえず~

ミナ「では、サーヴァントよ、ここに契約の書がある」

転校生「みっちゃん、これなに?」

ミナ「み、みっちゃん?」

転校生「みっちゃんだよ?」

ミナ「・・・ま、まあいいか」

恋(あだ名なんか初めてで実は内心ちょっと嬉しいんじゃな)

ミナ「これは仮入部届だ!ここにそなたの名を書くことで、円卓の騎士へと加わる前準備ができるのだ!」

転校生「えっと・・・ぼく、なまえかけないよ?」

ミナ「え?」

恋「え?」

梓「あ、そいうえば小学校入学前の年齢だったッスね」

心「ごめんなさいごめんなさい!私の調査が足りないでせいでーー!!!」

ミナ「な、なんてことだ・・・これでは仮入部ができないではないか・・・!」

恋「まあ、とりあえず保留じゃの」

梓「そッスね」

転校生「あっ!」

心「ど、どうしました?」

転校生「せーとかいによばれてるんだった!いかなきゃ!」

梓「あっ、じゃあ自分送っていきますね」

転校生「あずにゃん、ありがとー!」

梓「その呼びかたはなんかまずい気がするッス!」

転校生「みっちゃん、ふくぶちょー、ふたみん、うーちゃん、またねーっ!」

ミナ「ああ、また相見えようぞ!」

恋「・・・ん?なんか違和感が・・・」

心「は、はい!また!」

卯衣「・・・またね、でいいのかしら」

~杞憂~

虎千代「ようこそ、転校生。生徒会長の武田虎千代だ」

転校生「こんにちはー!」

虎千代「ああ、こんにちは。それで、まだ転校してきて数日だろうが、初めての学園はどうだ?」

転校生「えっとね、ふーちゃんと、さっちゃんと、れーちゃんと、ともちゃんと、ゆきちゃんと、うのさんと、えびちゃんと、ゆさと・・・」

・・・

転校生「ぽんつくと、みっちゃんと、うーちゃんと、あずにゃんと、ふくぶちょーと、ふたみんと、あとありすちゃんとおともだちになったよ!」

虎千代「もうそんなにか!なるほど、人と仲良くなるのがうまいのかもな」

転校生「みんなね、おかしくれたりね、いっしょにあそんだりしてくれるんだよー!」

虎千代「そうかそうか。6歳で転校・・・というから心配していたが、杞憂だったようだな」

転校生「きゆー?」

虎千代「心配しなくても大丈夫だったな、ということだ」

転校生「きゆー!」

虎千代「・・・気に入ったのか?」

転校生「きゆー!きゆー!あはははは!」

虎千代「・・・わからんな、こどもというのは」

~虎~

転校生「ねー、とらー」

虎千代「むっ、それはアタシのことか?」

転校生「とらはえらいのー?」

虎千代「ああ、えらいぞ」

転校生「つよいのー?」

虎千代「ああ、強いさ」

転校生「ぼくもねー、つよくなってね、えらくなるんだ!」

虎千代「おっ、そうか?ならがんばらないとな」

転校生「それでね、それでね、ふーちゃんとかね、ありすちゃんとかね、みんなをまもるの!」

虎千代「なるほど、明確な目的があるのか。・・・さすがは男、か」

転校生「それでね、みんなをまもってね、ほめてもらうの!」

虎千代「よしよし、立派だぞ、転校生」

転校生「えへへー」

虎千代(なんだかこいつをみていると・・・放っておけないな)

~せーとかい~

虎千代「よし、いい機会だ。他の生徒会の者も紹介しておこう」

転校生「せーとかいのもの?」

薫子「学園で一番偉い人たちの集まりですわ」

転校生「へー、そーなんだー・・・うわっ!」

虎千代「ど、どうした?」

転校生「・・・」ジー

薫子「あら、どうしました?」

転校生「むむむ・・・」

虎千代「何かしたのか?副会長」

薫子「覚えはありませんが・・・」

転校生「むー・・・」

薫子「どうしましたか?言ってくれないとわかりませんよ」

転校生「うぬぬ・・・おねーちゃん、だれ?」

薫子「生徒会副会長、水瀬薫子ですわ」

転校生「!!!!」

ササッ

聖奈「うわっ!なんだ!?なぜこっちに来た!」

転校生「や!」

虎千代「おいおい、いったいどうしたんだ」

薫子「さあ?」

~けーかい~

転校生「むー・・・」

聖奈「とりあえず、何とかしてくれませんか。仕事の邪魔です」

薫子「なんだか、警戒されてます?」

虎千代「誰かに何か言われたのか?転校生」

転校生「・・・ゆさがね、せーとかいのみなせにきをつけろって」

薫子「遊佐さんですか、まったく・・・」

薫子「いいですか?遊佐鳴子は嘘吐きです。簡単に言ってることを信用してはいけませんよ」

転校生「あとふーちゃんも言ってた」

薫子「はぁ、よっぽど嫌われているみたいで・・・」

虎千代「大丈夫だ。副会長は悪いやつじゃない。アタシが保証しよう」

転校生「そーなの?」

薫子「ええ、そうですよ」

転校生「んー、とらがいうならいいや。よろしくね!」

薫子「少し言いたいことはありますが・・・ええ、よろしくおねがいします」

~かいけー~

虎千代「そしてそっちにいるのが会計の」

聖奈「結城聖奈だ。仕事中は邪魔をしないようにな」

転校生「ゆーちゃん、なんかこわい・・・」

聖奈「こ、こわい?」

薫子「しかめっ面をしてるからでしょうか、ほら、もっと笑ってくださいな」

聖奈「こ、こうですか?」グギッ

転校生「うわぁ・・・」

虎千代「うわぁ・・・」

聖奈「え、笑顔を作る機会などありませんでしかたから!」

薫子「・・・特訓が必要ですわね」

転校生「笑顔はね、こうだよ!」ニコー

薫子(あら、かわいい)

~ぷりん~

転校生(えっちゃんが3つ入りのぷっちんぷりんをかってくれたよ!)

転校生「ぷーぷるるーぷーぷりーぷーぷりーぷー♪」

転校生「・・・あっ!」

・・・

ありす「ん・・・ぉにんぎょ・・・つれ・・・」チクチク

転校生「あーりーすーちゃーーーん!!!!!」

ありす「ぁ・・・てんこ・・・く・・・」

転校生「ぷりん!」

ありす「?」

転校生「かってもらったの!たべよ!」

ありす「ぇ・・・も・・・」

転校生「えっちゃんがね、3つはいってるのをね、かってくれたからね、ありすちゃんにいっこあげる!」

ありす「ぁ・・・ぁりぁと・・・ござ・・・ます・・・」

転校生「つぎはさらちゃんだ!とつげきー!」

ありす「ぁ・・・じぶ・・・の・・・すれて・・・ま、まってぇ・・・!」

クレプリ「嵐のようなこどもさね、少年・・・」

~続・ぷりん~

転校生「さーらーちゃーん!!!!!!!」

さら「あっ、転校生くん!」

転校生「あれっ?わんちゃん?」

さら「はい!あ、シローとははじめましてですね!この子はシローって言います!シロー、ごあいさつしてください」

シロー「わんっ!」

転校生「はじめまして!よろしくね、シロー」

シロー「ぷすー」
マッテ・・・
転校生「それでね、さっきね、えっちゃんにね、ぷりんかってもらったからね、おすそわけ!」
オイツ・・・タ・・・
さら「ほんとーですか!?ありがとうございますう!」

ありす「はぁ・・・はぁ・・・はゃ・・・ぃ・・・」

さら「あれ?ありすちゃん?」

転校生「あっ、どうしたの?」

ありす「てんこ・・・く・・・じぶ・・・の・・・わすれ・・・す・・・」

転校生「・・・」

転校生「あっ!」

クレプリ「わざわざ届けに来たんさね。感謝しろよ?」

転校生「ありすちゃん、クレプリ、ありがとーっ!」

さら「えっと、それじゃあ、ありすちゃんもいっしょにたべましょお!」

ありす「ぇ・・・ぁ・・・」

転校生「ありすちゃん」

ありす「ぁ・・・の・・・」

転校生「一緒に食べよ?」

ありす「・・・はぃ・・・!」

さら「やったぁ!」

シロー「わんわんっ!」

クレプリ(少年、ありがとな)

転校生「ぷりんおいしー!」

今日はここまで!無意識に人と人を仲良くさせるのはおっきくてもちっさくても変わらない模様。
えっ?卯衣がやけにノリノリだったけど生きることを阻害しないことなので即答だったんですって。
梓ははっちゃんとあずにゃんで迷いました。最終的にあずにゃんにおちつきましたが、ギターは持ちません。
やべぇ。出会い編なげぇ。もうすでに何人かあってるってことにしちゃダメかな。飼育委員たちとか。
出会い編が終わったらなっちゃんとクエストなんだけど・・・いつ終わるんだろ。
次はましろか、つかさか・・・後者は保護者してる姿が想像できねぇ。でもする。そういうスレだから。
散歩部でまだ出てない娘の出し方をすっげぇ迷ってます。変態にするか、まともにするか・・・
ということで、明日の調査報告書でありすが出てきたらまともに、出てこなかったら変態にします。
ありすありあり(合言葉)

今回の初登場キャラ
http://imgur.com/gM8XbS9.jpg
みっちゃん

http://imgur.com/2Fw7psD.jpg
ゆかちゃん

http://imgur.com/JA4bwm0.jpg
とら

http://imgur.com/89xX3KV.jpg
ふくぶちょー

http://imgur.com/92Iwfcb.jpg
うーちゃん

http://imgur.com/ElVr36R.jpg
あずにゃん

http://imgur.com/5wcMeC4.jpg
ふたみん

http://imgur.com/cAl7gvd.jpg
みなせ

http://imgur.com/mT4fzM7.jpg
ゆーちゃん

ありすありあり
い、イヴがまともだと...!?このままなのか壊れるのか...どうなるか楽しみだw

調査報告書はさら、秋穂ときたから次はありすでそうだけどどうなることやら...

ありすありあり
イヴや卯衣がまともだと違和感が……
こんな体になったのは>>1のせいだから責任とるべき

この転校生は薫子ちゃんと仲良しになりそう
二人でにこにこーってやってみんなが悶えてるのが用意に想像出来る

>>88の時点だと卯衣ちゃんの二つ名はフォーリンエンジェルだったような...?

まあせやね
この時点で既に記憶取り戻してるモードな可能性もなきにしもあらずだけど

しばらく出ないであろう人たちと

七撫「大丈夫、ここのプールは危険じゃない、ここのプールは死に直面しない・・・」

転校生「ななちゃん?」

ちひろ「はいらないんですかぁ?」

七撫「大丈夫、私ならできる、私なら大丈夫・・・」

みちる「あれは、何かトラウマがあった感じだね。無理そうならやめてもいいんだよ?」

七撫「大丈夫、私は大丈夫・・・」

みちる「大丈夫って感じじゃないんだよなぁ」

寧々「そいやっ!」

転校生「ていやっ!」

七撫「わわっ!?」

ザパン

七撫「こ、呼吸を!酸素を確保してー!・・・あ、あれ?足がつく?」

転校生「はいどろぽんぷをくらえーっ!」パチャパチャ

寧々「入っちゃえばこっちのもの!集中砲火だーっ!」パチャパチャ

みちる「あ、私もそいやっ!」バシャッ

ちひろ「えーい!」パシャッ

七撫「むっ、受けて立つよ!せいやっ!」

・・・

クレプリ「今日も平和さね・・・」

ザパァァァァァァァン

ありす「・・・!?」

クレプリ「な、なんだありゃ!?水柱!?」

ありす「・・にか、とん・・・・」

ァァァァァァァアアアアアアアアアア

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

ありす「!?!?!?」

クレプリ「少年が飛んできたさね!」

この後春乃が空中でキャッチしました。

卯衣「未来からの電波を受信したわ」
天より舞い降りしフォーリンエンジェルだと意味が被るとおもったから(建前)
パルチザンでミナがアートフィシェルハートっていいかけてフォーリンエンジェルエンジェルに言い直してたから勘違いしてました(本音)
間違えたお詫びとして短編ひとつ書いてきたんで許してください!今日ありすを出しますから!

今日の調査報告書はノエルだったから変態になってしまうのん?

あの流れならありすじゃないのか!?
変態はまずいって...主に俺の腹筋が

~かわいい~

ソフィア「おおう!?」

香ノ葉「あ、ソフィアちゃん。こんにちはやえ」

転校生「こんにちはー!」

ソフィア「ハローです!ってそうじゃなくて、なんですかその女の子!」

転校生「?」キョロキョロ

香ノ葉「この子が、噂の転校生くんなんよ」

ソフィア「あ、あれ?私が聞いた話では確か6歳のボーイだった気がするんですが・・・」

転校生「ぼく、おとこのこだよ?」

ソフィア「ホワッツ!?だ、だだだだってどこからどうみても・・・」

香ノ葉「かわいいやろ~?ちょーっとうちの貯金を使い果たしたけど、最高の品をそろえたんやえ」

[ロリータスタイル]転校生「このはがね、おかしあげるからきてっていったの!」

ソフィア「オーマイゴッドです・・・」

~おなかま~

クレプリ「おおー・・・」

[お姫様]転校生「う?」

ありす「・・・」

クレプリ「少年・・・いや、少女なのか?」

転校生「おとこのこだよっ!」

クレプリ「それは・・・いいのか?」

転校生「なんかね、このはがね、このままいちにちすごしてっておねがいしてきたから、きてあげてるんだよ」

ありす(かわいい・・・なでなでしたい・・・)

転校生「くれぷりとおそろいだよ!」

クレプリ「まー、オレっちは確かに狂った姫様だけどよう・・・いいのか?男として」

転校生「よくわからないけどだいじょうぶだよ!」

ありす(なでていいのかな、でも勝手に撫でたら迷惑かもしれないし・・・)

転校生「おなかまだー!」

クレプリ「これは、素直に喜んでいいのか・・・うぬぬ・・・」

ありす(かわいいなぁ・・・)

~遺伝子~

―瑠璃川秋穂は―飢えていた。別段、腹が空いているわけではない。彼女の心が飢えていたのだ。

秋穂(お姉ちゃんは撫でたりぺろぺろしたりしてあたしをかわいがってくれる・・・だけど、ちがう)

春乃「秋穂prpr」

彼女もまた、瑠璃川である。彼女に受け継がれる遺伝子が、彼女の飢えの原因であった。

秋穂(私にも弟か妹がいたら、撫でたり着せ替えしたりぺろぺろしたりして可愛がれるのに!)

春乃「んっ、ちょっぴり塩味♪」

不幸なことに、彼女には既に母がない。―それゆえに―彼女の望みはそう簡単に叶う物ではないのである。

秋穂(さらちゃんは妹というよりお友達だし、ほかに仲の良い年下いないし・・・)

春乃「むっ、この味は・・・悩んでいるのね、秋穂。何でも言ってみなさい、お姉ちゃんが解決してあげるわ」

彼女は求めていた。自分が可愛がる対象を。彼女は欲していた。自分が愛すべき対象を。

秋穂(ちょうどいい子・・・いないかなぁ・・・)

春乃「秋穂~?そろそろ唇もいくわよ~?」

秋穂「それはだめ」

そして、彼女は出会ったのだ。自分の理想ともいうべき存在と、だ。

ありす「だぃじょ・・・ぶ・・・ぇすか・・・?」

[ゴシックロリータ]転校生「えへへ、なでなですきー・・・♪」

秋穂(・・・ミツケタ)

―瑠璃川秋穂―齢13にして、彼女に受け継がれる遺伝子が目覚めた瞬間であった。

To be continued…

~蛙の妹~

秋穂「こ、ここここんにちは!」

転校生「こんにちはーっ!」

ありす「ぁ・・・こんに・・・は・・・」

春乃「・・・」

秋穂「わ、私、瑠璃川秋穂っていいます!」

転校生「そうなの?よろしくね、あきちゃん!」

秋穂(あだ名で呼ばれた!これはもう妹になったって認識でいいよね?いいよ!)

春乃「秋穂、そいつ、男よ」

秋穂「え?」

春乃「おい、ガキ」

転校生「ぼく?」

春乃「そんななりしてるからってあたしの目を誤魔化せると思うなよ!」

転校生「ぴぅっ!?」

秋穂「お、お姉ちゃん?」

春乃「大方女のふりして秋穂に近づこうって魂胆なんでしょうけど、んなことはさせないわ」

秋穂「声かけたのあたしだから!」

転校生「ぴぅぅ・・・」

ありす「ぁ・・・」オロオロ

春乃「あたしがこどもだからって容赦すると思うなよ!」

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

春乃「泣いて済むと思ってんのか!?ああ!?」

秋穂「お姉ちゃん、やめて!」

ありす「ぁ・・・ぅ・・・」

クレプリ「あ、鬼みたいな顔をした保護者が走って来てるさね」

~ぺろぺろ~

秋穂「お姉ちゃん、風紀委員長さんに連れていかれちゃった・・・」ナデナデ

転校生「ぴぅぅぅぅ・・・・・」

ありす「ょし・・・ょし・・・」

秋穂「ごめんね、うちのお姉ちゃんが」ペロペロ

転校生「ぅぅぅ・・・」

秋穂「お姉ちゃんはまことにいかんながら、いつもあんな感じなの」ペロペロ

ありす「・・・!?」

秋穂「というより、瑠璃川家はいつもあんな感じで・・・なんといえばよいのか」ペロペロ

クレプリ(ナチュラルに舐めてるけどこれはいいのか?)

転校生「ねぇねぇ、あきちゃん」

秋穂「ん?どうしたの?」ペロペロ

転校生「どうしてぺろぺろしてるの?」

秋穂「転校生くんの目から涙が流れてるからだよ」ペロペロ

転校生「そっかー」

ありす「・・・?」

クレプリ(ありすの思考が状況に追いついてないさね)

転校生「あっ、あきちゃんおねえちゃんのこと好きでしょ!」

秋穂「うん。大切にしてくれてるのはわかるから・・・」ハムハム

転校生「おねえちゃんのおなまえは?」

秋穂「春乃だよ。瑠璃川春乃」ハムハム

転校生「はるのんかー。・・・なかよくなりたいなぁ」

秋穂「大丈夫、私がちゃんといいきかせておくから!」ハムハム

転校生「ほんと?」

秋穂「私に任せてね、転校生君!」チュパチュパ

ありす「ぁ・・・ふぅ・・ぃぃん・・・さ・・」

クレプリ「風紀委員の怖い方が怖い方が走ってきてるさね」

~あいさつ~

初音「シシシ、い~反応だったな~、アイツ」

初音「やっいたずらといったらスカートめくりだよな!・・・おっ?」

[中等部女子制服]転校生「どんなーにとおくにはなれても、どんなーにかくれてもー♪」

初音「おいおい、おこちゃまだからってこの神宮寺初音の目を逃れられると思ったら大間違いだぜ?」

転校生「どんなーにちーさくしずかでも、きみをーみつけだすよー♪きみにーあいにいくよー♪」

初音「そいやっ!」

転校生「ぺぁぅ!?」

初音「おーおー、かわいいくまさんパンツじゃねーかおい・・・男物?」

転校生「おとこのこだもん」

初音「なんだ、そうなのかよ。まっ、ガキだからわからなくてもしゃーねーか」

初音「あっ、これはだな、あいさつだよあいさつ(誰かにチクられたら面倒だからな)」

転校生「えっと、じゃあ、おねーちゃん、だれ?」

初音「およ?学園にいながらあたしのことを知らないってか?これだからおこちゃまは・・・」

初音「このJGJの神宮寺初音を知らないたぁ、世間知らずにもほどがあるぜ?」

転校生「じぇーじーじぇー・・・しらない!」

初音「えぇ、そっからか?」

転校生「いまだっ!」

バサァ

初音「・・・ほー?このあたしに意趣返しか、なるほど、ガキにしてはやるじゃん」

転校生「ねーねー」

初音「なんだ?」

転校生「なんでパンツ履いてないの?」

初音「へ?」

初音「あっあっ・・・・ああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」ダダダダダダダダ

転校生「おねーちゃーん?・・・いっちゃった。なんだろう」

秋穂「パンツをはき忘れてるのに気づいて恥ずかしくなったんだよ」ペロペロ

転校生「そっかー」

風子「瑠璃川、風紀委員室まで」

~新たなる出会い~

沙那「好きなものを選んでくれて構いませんよ」

転校生「さーちゃん、ほんとにー?」

沙那「ええ。初音様が変なことを吹き込んだお詫びです」

転校生「えっとねー、それじゃーね・・・」

もも「あっ、月宮さん、転校生君、いらっしゃいませ!」

転校生「もももも!」

もも「もっさんじゃなくてよかった・・・あっ、何をお買い求めですか?」

沙那「子どもが喜びそうなお菓子なんかはおいてますか?」

もも「それでしたらですね、ちょうどいいものが入荷したばっかりで・・・」

転校生「・・・」ジー

もも「こちらの切っても切っても同じ顔の金太郎飴とか、ねると色が変わるねるねるねるねとか・・・」

沙那「食べるだけじゃなく、遊ぶことも意識した商品ですか。なるほど、これなら喜びそうですね。どうします?」

転校生「これ!」

もも「え?でもこれ・・・空箱だよ?」

沙那「その箱に入っていたお菓子が欲しいのでは?」

もも「でも、これお菓子じゃなくて雑誌を入れていた段ボールなんですけど・・・」

沙那「それじゃあ、この本が読みたいんですか?」

転校生「これがほしいの!はこ!」

もも「えっと・・・この段ボールを?」

転校生「うん!」

沙那「じゃあ、それで。おいくらですか?」

もも「廃棄品なので無料ですよ」

~隠密行動~

―訓練所―

焔「はぁっ!!!」

焔「・・・だめだ、気になる」

     __
. + ∠∠/|__
  ∠|___|∠/+
 +

焔「なんでこんなとこに段ボールが・・・」

焔「・・・開けてみるか」

焔「よっと」

転校生「すぅ・・・すぅ・・・zzz」

焔「・・・え?」

続く!

今日はここまで!女装転校生ちゃんは歩いているだけで保護者達を悶えさせた模様。
ありすがでなかったので宣言通り秋穂が変態になりました。
これからどんな場面でも登場してぺろぺろしたりハスハスしたりちゅぱちゅぱしたりします。転校生は大して気にしていません。
沙那との出会いは省いたんじゃなくて初期Rカードエピソードですでに出会い済みという設定を流用しただけだよ!ちゃんと出会いも読んだよ!
正直この転校生を薫子が勧誘したりする姿が思い浮かばない。
転校生に新たな相棒の段ボールが加わりました。これからどんどん魔改造されていきます。
この段ボールがどんな活躍をするのか、こうご期待!
ありすぺろぺろ(ぺろぺろ)

今回の初登場キャラ
http://imgur.com/PgxJMWt.jpg
来栖焔

http://imgur.com/gBVOIZW.jpg
越水ソフィア

http://imgur.com/gxJ2TxV.jpg
神宮寺初音

http://imgur.com/vF6lvXJ.jpg
月宮沙那

http://imgur.com/ReqEMsd.jpg
瑠璃川秋穂

http://imgur.com/o38thg7.jpg
瑠璃川春乃

ありすありあり
秋穂がやばい(褒め言葉)

今回の初登場キャラ
http://imgur.com/PgxJMWt.jpg
ほむほむ

http://imgur.com/gBVOIZW.jpg
るーちゃん(大柴的な)

http://imgur.com/gxJ2TxV.jpg
はっちゃん

http://imgur.com/vF6lvXJ.jpg
さーちゃん

http://imgur.com/ReqEMsd.jpg
あきちゃん

http://imgur.com/o38thg7.jpg
はるのん


瑠璃川姉妹がもうおかしいよ(誉め言葉)
ダンボールは転校生をちゃんと守ってくれるのか

ありすありあり
>>1にしては久しぶりにキャラがみんなまともかと思ったらそんなことなかったぜ!

しばらく出ないであろう人たちパート2

ヤヨイ「なんか、昨日はすごかったみたいだね」

転校生「ななちゃんがね、ばしゃーってしてね、そしたらね、ドッカーンてなったの!」

真理佳「僕もあれぐらいできるように・・・!」

ヤヨイ「ならなくていいんじゃないかな」

浅梨「私も転校生くんとプールに入りたかったです!」

転校生「しばらくきんしだって!プールつかえなくてりなちゃんがおこってたよ!」

真理佳「でも、瑠璃川先輩もすごいなぁ。落ちてくる人間を空中でキャッチするなんて」

転校生「はるのんはすごいもんね!」フンス

ゆえ子「ゆえもあれぐらいできるように・・・!」

チトセ「難しいんじゃないかしら」

浅梨「そういえば、太郎くん※は今日は連れてないんですね」※63代目段ボールのこと

転校生「たろーはプールでバラバラになったからそらちゃんにあたらしいのつくってもらってるの!」

ゆえ子「側から聞いていたら猟奇殺人にしか聞こえませんね」

ヤヨイ「次は64代目かぁ・・・また名前募集するの?」

転校生「つぎのこはパトリシアだよ」

真理佳「海外製!?」

天「あ、転校生、見つけたわ。はい、パトリシアよ」

ヤヨイ「本当にパトリシアなんだ・・・」

転校生「やったー!そらちゃん、ありがとーっ!」

天「前と同じく防水防火防刃防弾防爆のやつだけど、また壊れたらいいなさいよ」

転校生「はーい」

チトセ「それなのに壊れたのね・・・」

・・・

クレプリ「今日は平和さね・・・昨日は大変だったからなぁ」

ありす「けが・・・くて、ょかっ・・・」

段ボール「あーりーすーちゃん!」

ありす「あっ・・・てんこ・・・ん・・・」

段ボール「ぼくはだれでしょー!」

ありす(え?これは正解するべきなの?間違えるべきなの?)

クレプリ(ある意味難問さね)

小一時間悩んだ末、正解しておきました

おひるはここまで!
転校生くんは正解されても間違えられても喜びます。
つい昨日勢い余って女装させちゃったけどマキちゃんどうしよう。普段から女装するなら変身させる意味ないんじゃ・・・
まあ、先のことだしいいか。
段ボールはこれからどんどん破壊されていきます。その度に復活します。
初代段ボールの名前はゴンザレスです。
ありすありあり(合言葉)

ダンボールのネーミングセンスはどっから生まれているのか知りたいwwwwwwww

~邪魔~

転校生「zzz」

焔「なんだこのガキ?なんでこんなやつが・・・」

転校生「んっ・・・ん・・・」

焔「おい、起きろ、クソガキ。邪魔だ」

転校生「んん・・・んんん?・・・ふわぁぁぁぁ・・・おはよう・・・」

焔「起きたらさっさと出ていけ。訓練の邪魔だ」

転校生「んー?おねえちゃんだれー?」

焔「んなことはどうでもいいだろうが。さっさと出ていけ」

転校生「おねーちゃん、だれ?」

焔「あー、来栖焔だよ。わかったらさっさと出ていけ」

転校生「ほむほむかぁ・・・もうちょっとねるの・・・すぅ・・・zzz」

焔「あ、おい、くそっ、マジで寝やがった・・・これだからガキは嫌いなんだ」

~ゴミ~

焔「おらっ、さっさと起きろ!」ゲシッ

転校生「んにゃっ!?いたいっ!やめてぇ!」

焔「おきたらさっさと出ていけガキが!さっさと出て行かねぇとこのゴミみたいに」

段ボール「燃えた・・・燃え尽きたよ・・・真っ白にな」メラメラ

焔「燃やすぞ!」

転校生「ふぇっ?・・・あっ・・・ご、ごんざれす・・・」

焔「ああ?」

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

焔「う・る・せー!!!!」

~ファーストキス~

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

焔「ああもう泣くな!うっとうしい!耳障りなんだよ!」

そのときの状況を、彼女は後にこう語る

焔「いや、な?あたしもちょっとイラついてたんだよ。こっちが出て行けって言ってるのに出て行かないこととか」

焔「んで、口で言っても動かないならもう体に直接言い聞かせるしかないなって思ったんだよ」

焔「そんなガチで蹴ろうとしたわけじゃないんだ。軽く小突く程度のつもりだったんだ」

焔「だけどな、あたしが足を振りかぶったと思ったら、なぜか地面とキスしていたんだ」

焔「初めてのキスはレモン味・・・とかいうけども、ありゃ嘘だね」

焔「だって、埃と土の味しかしなかったもん」

焔「まあ、そんなことはどうでもいいんだけどな」

焔「大事なのは、この世には敵に回しちゃいけない存在っていうのがいるってことを知ったことだ」

焔「少なくとも、あいつは・・・転校生は、この学園で敵に回しちゃいけないやつだってことを知ったよ」

焔「あいつ自身じゃなくて、あいつの保護者っていうのがヤバいやつばっかりだったんだ」

焔「もしこれから同じ糊塗しようとしてるやつがいたら、同情するね」

~保護者~

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エレン「転校生、大丈夫か!」

転校生「ごんざれすがぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!ごんざれすがしんじゃったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

エレン「来栖!貴様、何をしたァァァァァァァァァ!」

焔「・・・」←床にたたきつけられた衝撃でしゃべれない

エレン「返事をしろ!貴様は!何をして!何を!しようとした!」

焔「・・・」←そろそろ意識が飛びそう

エレン「来栖!」

焔「・・・」←気絶

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

~供養~

   ┌─┐
   │ │
   │ゴ│
   │ン│
   │ザ│
   │レ│
   │ス│
   │ │
 ┌┴─┴┐

 │| 三三 |│
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

転校生「ぐすっ・・ぐすっ・・・」

風子「しゃーねーです。形あるものはいつかなくなるもんですから」

転校生「ごんざれす・・・」

エレン「転校生、今は泣いておけ。その涙が、いずれお前の強さとなる」

鳴子「魔法学園に通っている以上、大切なモノとの別れは避けられない、か」

虎千代「こんな立派な墓が出来たんだ。ゴンザレスも喜んでいるだろう」

月詠(え?なんかすごく仰々しいけどこれ・・・ただの段ボールよね?)

転校生「ごんざれす・・・今までありがとう・・・」

ゴンザレス:転校生の相棒となった40分後に焼死

何故こんなにも壮大なのか

~新たなる~

風子(あれから転校生さんの元気がねーですね)

怜(なんとかしてやれないだろうか・・・)

転校生「ごんざれす・・・」

イヴ(え?これ段ボールが燃えたってだけなんですよね?人が死んだとかペットが死んだとかじゃないんですよね?)

コンコン

風子「ん?誰ですか?」

「ありすとオレっちさね!開けてくれ!」

風子「どうぞー・・・おや」

ありす「こぇ・・・のまぇ、つかって・・・」

つ段ボール

転校生「!!!!」

クレプリ「ドール服用の生地を取り寄せたときのやつさね。少年、これで元気出してくれよ」

転校生「だんぼーるだ!くれるの!?」

ありす「はぃ」

転校生「~~~~~!!!!」

転校生「やっっっっっっったーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!」ダダダダダダダダ

風子「あっ、て、転校生さん!?どこにいくんですかーーー!!!!!」

二代目の相棒『エリタス』を手に入れた!

沙奈さん、転校生への初めてのプレゼントが40分で無くなり激おこ

~漢女~

つかさ「貴様が噂の転校生か。ここに来た、ということはその気があってきたんだな」

つかさ「我が名は生天目つかさ!戦いを求め、戦いに生きる者だ!」

つかさ「貴様の噂は常々聞いておる!鬼神のごとき強さというではないか!」※強いのは保護者です

つかさ「任務達成率、人々からの信頼。なかなかの男と見た」※一回しか行ってないので当然ながら100%です

つかさ「ここは私が一戦交え、貴様の力を見極めてやろうではないか!」※つかさはまだ後ろを向いています

つかさ「いざ、尋常に勝負っ!」クルッ

転校生「しょーぶ!」

つかさ「・・・なんだ、幼子ではないか。これでは話にならん」

転校生「あーっ!ちっちゃいからよわいっておもったでしょーっ!」

つかさ「ほう、ということは、自信があるのか?」

転校生「きょーかんにもほめてもらったもんね!ぼくだってまけないもん!」

つかさ「そうか・・・ならば容赦はせん!かかってこい!」

転校生「わーーーー!!!」ダダダダダダダダ

つかさ「・・・何故いきなり走り出す!どこに行こうとしているんだ!」

~勝負?~

つかさ「はっ!なるほど、戦いたければ捕まえてみろという腹か・・・ククク、面白い、この私を試そうというのか!」

つかさ「しかも、幼子ながらなかなかに素早いではないか。よし、乗ってやろうではないか!」

つかさ「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!」ダダダダダダダダ

・・・

つかさ「・・・」

段ボール「・・・」

つかさ「ここか!」ヒョイッ

転校生「見つかったー!ぽんつくにはみつからなかったのにー!」

つかさ「この程度で私をだませると思ったのか?」

転校生「じゃあ、つぎはぼくがさがすばんね!」

つかさ「・・・ん?」

転校生「10かぞえるから、そのあいだにかくれるんだよ!」

つかさ「・・・なるほど、貴様の索敵能力を私に見せようというのか。よし、ならば誇示してみよ!」

転校生「いーち、にーぃ、さーん・・・」

・・・

転校生「みーつけた!」

つかさ「なにっ!?ま、まさか、こんなに早くだと!?やるではないか!相手にとって不足はないということだな!」

転校生「じゃあ、つぎはぼくがかくれるの!つぎはみつからないからね!」

つかさ「・・・ん?」

転校生「かくれろー!!!」ダダダダダダダダ

つかさ「・・・まあ、かまわんか」

ダンボールでこれなのか...これもう死人とか出しちゃダメなのでは...?
あと、保護者組が思った以上にガチで強い...

~あれ?~

つかさ「・・・」

つかさ(ここは山の中。隠れる場所などいくらでもある。視覚にのみ頼っていては、見つけれん可能性がある)

つかさ(それにあの体躯だ。私よりも隠れる場所は多いであろうし、身軽ゆえにどこへでも隠れられるだろう)

つかさ(空気の動きを、呼吸音を、僅かなにおいを、感知せよ!)

つかさ「そこだっ!」

段ボール「・・・」

つかさ「ククク、やはりな」ヒョイッ

空箱「・・・」

つかさ「なにぃっ!?ブラフだと!?」

つかさ「・・・なるほど、先ほどの行動は仕掛けだったのか。まんまと嵌ってしまったではないか!」

つかさ「面白い、面白いぞ!もっと私を楽しませてみろ!」

つかさ「ふはははははははは!!!!!」ガサガサ

・・・

つかさ「みつからない・・・だと!?馬鹿な!」

つかさ「この私が、幼子一人見つけられないというのか!」

つかさ「・・・すでに3時間か。そろそろ日が落ちる、か。そうなれば、より発見が困難になる」

つかさ「・・・私の、負けか」

ガサガサッ

つかさ「!」

転校生「エリタス・・・どこぉ・・・?」

つかさ「ま、まさか、ずっと私の近くにいたのか!?私が敗北を認めるまで!」

転校生「あっ!エリタス!」

つかさ「くっ、完敗だ・・・相手の土俵とはいえ、負けは負け。私もまだまだ修練が足りんな」

転校生「もうおとさないよ!」

つかさ「転校生」

転校生「ん?・・・あっ!みつかっちゃった!」

つかさ「いや、私の負けだ。貴様は、私から逃げ切ったのだ」

転校生「う?」

つかさ「だが、次は負けん。待っていろ、私はもっともっと強くなって見せる!」

つかさ「ふはははははははは!!!!!」

転校生「ふはははははははー!」ナーチャンノマネー

~波長が合う~

転校生「なんのためーに、うーまれて♪」

律・転校生「「なーにをしーて、いきるのか♪」」

律「わからないーまーま、おわる♪」

転校生・律「「そーんなのーは、いーやだ♪」」

千佳「・・・誰?その子」

律「ん?ああ、例の転校生。さっきそこであったんだ」

千佳「はぁ!?そんなちんまいのが!?はぁーっ、もっとイケメンがよかったのに~」

転校生「そっおっだっ、うれしいーんだ、いーきるよっろっこっび♪」

律・転校生「「たっとっえっ、むねのきずーがーいーたんでーもー♪」」

千佳(これでさっき会ったばっかとか・・・転校生がすごいのか律が子供なのか・・・律が子どもよね)

転校生「りっちゃん、いっえーい!」

律「イッエーイ!」

千佳「あんたら、人生楽しそうよね・・・」

~育成計画前準備~

姫「6歳の子供の身体能力・・・成長速度・・・言語・・・魔法・・・」ガリガリガリガリ

自由「なんか、お嬢が集中してるっすね」

刀子「姫殿があそこまで力を入れられること・・・それほどのことがあるのだろうな」

姫「調教・・・躾・・・合法・・・」ガリガリガリガリ

自由「なんか不穏な単語が聞こえてきたんすけど」

刀子「動物の訓練でもしなさるのだろう。実際に、魔法使いと動物は魔物と戦ううえで相性がいいと聞く」

姫「ふふふ・・・完璧ですわ・・・この計画通りに・・・」ガリガリガリガリ

自由「お嬢ー、お願いですから犯罪はやめてくださいねー」

刀子「姫殿がすることならなんでも見届けて見せましょうぞ!」

姫「待っていてください・・・わたくしの・・・未来の・・・」ガリガリガリガリ

続く!

~ゲーム~

望「ああっ!なんでそこで2戻るんだよ!」

転校生「いまのうちに!」

望「くそっ、すぐに挽回してやるからな!」

望(今、ボクと一緒にいるこの子供は転校生。まだ授業を受ける年齢じゃないから暇を持て余しているらしい)

望(で、一日中部屋にいるボクのところに面倒見ろってお鉢が回ってきたんだけど・・・)

転校生「やった!ごーるだー!」

望「なっ・・・ボクが、まけた?子どもに?」

転校生「どうだー!」

望「・・・ふっ、だがこれで一勝一敗だ!勝負はまだまだこれからだぞ!」

転校生「のぞむところだ!しょーぶだ、のぞみん!」

望(・・・まっ、楽しいからいっか)

今日はここまで!あの後ほむほむは沙那さんにビンタされました。
エリタスは明日死にます。なのでこれからどんどんお墓が増えていきます。
ゴンザレスの次はごんたくれとかごんたんとかにしようと思ってたけど、せっかくありすからもらったので関連ある名前に。
野薔薇の姫様は計画までも完璧に仕上げてからことに臨むつもりです。
転校生君は自分で決めたことは文句を言わずやり切りますが、強制されたことは泣いて逃げようとします。
やめて!野薔薇流完璧育成術で躾なんかされたら、保護者達が本気で怒って手が付けられなくなっちゃう!
お願い、自重して野薔薇!あんたが今ここで倒れたら、自由や刀子との約束はどうなっちゃうの? 人生はまだ残ってる。ここを我満すれば、転校生がなついてくれるんだから!
次回「野薔薇死す」。デュエルスタンバイ!
ありすありあり(合言葉)

今回の初登場キャラ(姫のみ紹介し忘れ)
http://imgur.com/Mmo0oBI.jpg
りっちゃん

http://imgur.com/Rwe1m6N.jpg
みゅー

http://imgur.com/kxsXs0x.jpg
のぞみん

http://imgur.com/twO9r1l.jpg
なーちゃん

http://imgur.com/wsBxXY5.jpg
のいばあ(のいばらと言おうとして言えなかった結果)

http://imgur.com/ws5SeoG.jpg
ござる

http://imgur.com/K6S4AwZ.jpg
まみちか

ありすありあり
明日はエリタスと姫の2人?が死ぬのか...
焔のであれだったのに姫の計画だともっとやばいんじゃないのかw

のいばあ
のいばあちゃんかな?

アイラとばあちゃんコンビ結成待ったなし

ありすありあり
エリタス、いいやつだったよ

ありすありあり
おい予告www

ノエル「なーやみごと、つっきっなーい、じっだいーだ♪」

転校生「なーんてじだいーだ♪」

ノエル「そばにいてくれる、ともだちにかーんしゃ♪」

結希(あら、あれは・・・転校生くんと、冬樹さんの妹のほうね)

ノエル「みっつぼっし、ぱってはじけてとーびのって、りゅうせーい♪」

転校生「りゅうせーい♪」

結希(合いの手がかわいいわね)

・・・

結希(ちょっと調べてみたけど・・・)

結希(あの歌、ミツボシ☆☆★っていう歌なのね。なるほど、アイドルの歌なの)

結希(少し、聴いてみましょうか)

結希(・・・あら、いい曲じゃない。なんだか、元気が出てくるというか・・・)

結希(冬樹さんに声が似てるような気もするけど)

・・・

結希「どーんなときも、なかまがいるから♪」

結希「なんててれちゃうこと、まがおでいえちゃう♪」

転校生「もえろ、ゆうじょうばんちょう♪」

結希「!?」

転校生「ゆきちゃんもミツボシ☆☆★すきなんだね!」

結希(な、なんだかとても恥ずかしいわ・・・)

ちょっとした息抜きに。
この人選がわかる人はエリタスと握手だ!
今回の結希のカード覚醒前の表情がMore@で送ってきた顔文字そっくりだと思うのは自分だけでしょうか。
あの時の結希はこの状況を予期していた・・・?
散歩部とカラオケ行きたい(ノエルの合いの手聞きたい)

~完璧~

姫「ふふふ・・・完璧、完璧ですわ!やはり私はパーフェクト!」

刀子「おお、姫殿!ついに成し遂げられたのですか!」

自由「なんか必死で書いてましたけど、なんの計画書っすか?」

姫「ふふふ・・・これをみなさい!」

転校生育成計画

[~06:00]睡眠
[~06:30]勉強
[~07:00]朝食
[~07:30]ティータイム
[~09:30]運動
[~10:00]休憩
[~10:30]勉強
[・・・・]

姫「どうですか!このスケジュールをこなせば18になるころには心身ともに立派な婿へと成長しているに決まっています!」

刀子「流石姫殿!非の打ち所がない!」

自由「完全に狸の皮算用じゃないっすか」

刀子「えっ?」

自由「えっ?」

~ぱーぺき~

姫「・・・え?」

自由「いや、だってそもそも向こうがそれを了承してくれるとは限らないじゃないっすか」

姫「この野薔薇姫の申し出を断る男子がこの世にいるとでも?」

刀子「自由、あまりふざけたことを言うなよ」

自由「自分が男子だったら断りますって、これ。しかも相手は子どもじゃないっすか」

自由「そーんな子供が権威とか女とかにつられるわけないじゃないっすか」

姫「そうでしょうか?」

刀子「そうなのか?」

自由「こどもってのはお菓子とおもちゃがないと釣れないっすよ。だからこのへんにおやつタイムとか」

姫「なるほど、では遊びの時間も入れて・・・」

刀子「汐浜ファンタジーランドへ連れて行けば喜ぶだろうか・・・」

姫「そうですわね、まずは第一印象が肝心ですわ!」

自由「ここは削って、このへん調整して・・・」

~結果~

転校生育成計画Ver15.2.4

[~08:00]睡眠
[~08:45]朝食
[~09:00]軽い運動
[~10:30]ティータイム
[~11:30]自由時間
[~12:30]遊び
[~13:30]昼食
[~15:00]自由時間
[~16:00]おやつ
[・・・・]

姫「完璧・・・完璧ですわ!」

刀子「流石姫殿にござる!」

自由(あ、勉強が消えた)

姫「では、あとは転校生さんをここに呼ぶだけですわ!」

・・・

転校生「や!きょうはありすちゃんとあそぶの!」

姫「なんですって!?」

自由(結局、皮算用なことは変わってなかったんすよねぇ)

転校生「それに、ふーちゃんがしらないひとについてっちゃだめって」

刀子「うむ!その心がけは子ども長にして立派にござる!」

~こうなったら~

転校生「きょうはエリタスをかっこよくしてもらうんだ♪」

姫「ぐぬぬ・・・こうなったら!」

自由「嫌な予感がするっす」

姫「自由!刀子!やっておしまい!」

刀子「承り申す!」

自由「もしもし、風紀委員っすか?」

風子「お呼びですか?」

自由「はやっ!」

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

刀子「このっ、あばれるでないっ!くっ、めつぶしはひきょっ!」

姫「自由!?・・・裏切りましたわね!」

自由「いやー、捕まっちゃったらゲームできないっすから」

風子「そんじゃ、覚悟はいーですか?」

野薔薇姫:3日間の懲罰房行
支倉刀子:3日間の懲罰房行
小鳥遊自由:3日間の自由時間確保

~和解~

転校生「のいばあ!みゅー!ござる!」

姫「・・・え?それもしかしてわたくしのことですか!?」

自由「ああ、舌っ足らずだから「ばら」がうまく言えない感じっすか」

刀子「せ、拙者のことは「ござる」だと!?」

転校生「おはな!おはなみたい!」

姫「もしかして、バラ園の?」

転校生「そう!ばあ!」

姫「もちろん、構いませんわよ。わたくしたちが手掛けた園をとくとご覧あれ!」

刀子「ござる・・・ござる・・・」

このあとめちゃくちゃ鑑賞した

~アイドル~

絢香「はーい、どうも!応援ヨロシクね!また明日ねぇ!・・・ふぅ」

絢香「あー、疲れた。やっぱ楽じゃないなぁ、アイドルって」

絢香「テレビ出てない時くらい素でいさせろっての。だるぅ・・・ん?」

段ボール「・・・」

絢香「・・・誰かいるの?」

段ボール「いないよー」

絢香「いるじゃない」ヒョイッ

転校生「みつかった!」

絢香「・・・子供?いつからここに?」

転校生「えっと、おーえんよろしくってとこから」

絢香「最初からじゃない!ってそうじゃないわ!ああ、もう!」

転校生「えっと・・・」

絢香「・・・うーん・・・そうだよね、遅いよね、もう・・・はぁー、ばれちゃったよ」

転校生「あの・・・」

絢香「・・・あのさ、あたしアイドルなのよ。こう、イメージが大事なのよ」

絢香「だから学校でも演技は欠かさないの・・・って、子供に言っても仕方ないかぁ」

転校生「えっと、おねーちゃん?」

絢香「ん?なに?」

転校生「・・・おねーちゃん、だれ?」

~まさかの~

絢香「う、うそ・・・絢香のこと知らないの!?これでもトップアイドルなのに!?」

転校生「765プロと961プロと876プロと346プロならしってるよ!」

絢香「ああ、あの天海春香とかジュピターとか・・・ってそうじゃない!大事なのはそこじゃない!」

絢香「これは・・・なによりもまず知ってもらうことが先・・・いや、実は知らないほうがいいんじゃない?」

転校生「ねーねー」

絢香「何?今ちょっと考え中だから後にしてほしいんだけど」

転校生「よくわからないけど、あやちゃんのこと、いっちゃだめなんだよね?」

絢香「え?」

転校生「あやちゃんがこまっちゃうなら、ぼくいわないよ」

絢香「え、本当?」

転校生「うん!だってあいどるだってにんげんだもん!きゅうけいしたいときもあるよ!」

絢香(ああ、考えてることと言ってることが一緒だ・・・子どもって素晴らしい)

転校生「よしよし・・・」

絢香「ちょ、ちょっと!?さすがにこれは!は、恥ずかしい・・・」

転校生「ぼくがつかれてたらね、ふーちゃんとか、えっちゃんとか、ありすちゃんがこうしてくれるの!だからね、ぼくもやってあげるんだ」

絢香「えっと・・・あ、ありがと、転校生君・・・」

転校生「これからもがんばってね、あやちゃん」

~みんなの~

転校生inエルタス「すぅ・・・すぅ・・・zzz」

あやせ「あら~?これは・・・転校生君、おねむなのね」

あやせ「風邪ひいちゃうかもしれないけど、そろそろ授業が・・・あっ、そうだわ」

あやせ「確かひざ掛けがカバンにあったはずだから・・・」

・・・

転校生「すぅ・・・すぅ・・・zzz」

沙那「あら、ぐっすりですね」

沙那「念のため、温かい服に着替えさせておきますか」

沙那「こんなこともあろうかと持っておいてよかったです」

・・・

転校生「すぅ・・・んん・・・zzz」

秋穂「転校生くんが寝てる・・・かわいい・・・はっ!そうじゃなかった」ペロペロ

秋穂「寝る場所が固いと身体を痛めちゃうかもだから、何か敷いてあげないといけないよね」ハスハス

秋穂「とりあえずバスタオルか何かでいいかな?」チュパチュパ

・・・

転校生「はむむ・・・ふーちゃ・・・zzz」

香ノ葉「やーん、寝てるダーリンもかわいいんよ~♪」

香ノ葉「せや!せっかくやし、もっと可愛くしてあげるえ」

香ノ葉「レナには断られたけど・・・このネコミミ、ダーリンならぜぇ~~~ったい似合うはずやえ」

~勘違い~

転校生「あり・・・ちゃ・・・zzz」

初音「おっ、なんだ?転校生、なんでこんなとこで寝てんだ?」

初音「しかも着替えもしてるし、なぜかネコミミつけてるし・・・」

初音「キシシッ、いい事と思いついたぜ!」

・・・

[拾ってください]転校生「すぅ・・・すぅ・・・zzz」

葵「こ、これは!かわいそうに、このような子供が捨てられてしまうなんて!」

葵「こんなの、放っておけるわけがありません!わたくしが、責任をもって育てます!」

葵「・・・とはいえ、学園はペット禁止でしたね」

葵「・・・そうです!この子は、実家で飼うとしましょう!それならば問題ないはず!」

葵「そうときまれば早速・・・もしもし、笹川?えぇ、学園前まで。少し用があるので」

・・・

ピァァァァァァァァァァァ

※転校生は校門を出る直前に鳴子に助けられました

~お説教~

風子「さて、今回の事件ですが・・・」

葵「もうしわけございません!わたくしが、きちんと確認を取っていれば!」

あやせ「私も、見つけた時点で連絡しておくべきでしたね~」

沙那「申し訳ございません。転校生さんの部屋の場所がわからなかったもので」

秋穂「転校生くん・・・はぁ・・・かわいかったなぁ・・・」

香ノ葉「いや、な?ほら、可愛いもの見たら可愛くしたくなるんは自然の摂理やん?」

初音「ほら、人が入った段ボール見たら書きたくなるだろ?」

風子「神宮寺、懲罰房行です」

エリタス:危険と判断されたため風子の手により処分。享年2日20時間

~強化版~

花梨「転校生ーいるかー?」

転校生「あっ!すけべぇ!」

花梨「おーっ、今日も元気そうだべ。段ボール探してるって聞いたすけ、もってきたすけな」

転校生「ほんと!?」

花梨「ほんとほんと。しかも、耐水段ボールっちゅう珍しいやつだべ」

転校生「やっっっっっっったぁぁぁぁーーーーー!!!!!!!!!!!!」

花梨「おうおう、そんだけ喜んでくれたらおらも嬉しいすけな」

転校生「すけべぇだいすきー!」

花梨「おらも大好きだじゃ、転校生。たーんと食って大きくなれよ」

転校生「いっぱいたべるー!」

三代目の相棒『拓海』を手に入れた!

~こわい~

クレプリ「今日はオレっちたちの部屋で過ごすんだな?」

転校生「うん!ありすちゃん、よろしくね!」

ありす「ぅん・・・ぁたし、も・・・ょろし・・・」

・・・

浅梨「あれ~ここどこですか~?」

月詠「あんたの出番はまだ先でしょ!次元を超えてこないでよ!」

・・・

―消灯時間―

クレプリ「んじゃ、そろそろ寝るさね」

ありす「ぉゃすみ、なさい」

転校生「おやすみなさーい」

・・・

転校生「ん・・・おしっこ・・・」

転校生「といれ・・・ここ・・・」

転校生「ふわぁぁぁ・・・」

(●)≡(●)←人形の目

転校生「ぴぅっ!?」

(●)≡(●) (●)≡(●) (●)≡(●) (●)≡(●)
  (●)≡(●)  (●)≡(●) (●)≡(●)
 (●)≡(●) (●)≡(●) (●)≡(●) (●)≡(●)

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ありす「!?」

転校生「こわいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!」

秋穂「何があったの!?」ペロペロ

ありす「!?!?」

クレプリ「なんでいるんさね!」

この後風子が来て解決してくれました

花梨のあだな酷いよ…
由来はなんなのさ…

今日はここまで!今回のことが原因で転校生はありすの部屋が苦手になりました。
今回のイベント、結希の空回ってる感がすごくかわいい。自分も小学生の頃はいくらやっても逆上がりができなかったなぁ・・・なんて思い出しました。
コツをつかんだら簡単なんですけどね。腕を伸ばしているとうまく上がらないという。
自分は膝をぐっと上に上げるようにすればできるようになりました。そこに到達するまで一切できなかったのに、一回できたらできなくならないのがすごい。
拓海は明日は死なないはず。ちょっと長く生き延びるよ!
ありすありあり(合言葉)

今日の初登場キャラ
http://imgur.com/chnyJCW.jpg
えびちゃん

http://imgur.com/zLhClLm.jpg
すけべぇ(喋り方の語尾より。これを受け入れる花梨ちゃんまじすげぇ)

http://imgur.com/I8k1WoU.jpg
あおいちゃん

ありすありあり
通報から到着までが早すぎるw

ありすありあり
一体何があったら6歳の子にすけべ扱いされるのか……

おらって言うし~だすけぇって言ってるからすけべえなんじゃね?

刀子の事をござると言ってるのの延長線なのでは

ありすありあり
エリタス…
握手する前にさよならしてしまわれたか…
美波アレンジverも好きよ

~・・・~

段ボール「・・・」

レナ「・・・」

段ボール「・・・」

レナ「・・・」

段ボール「・・・」

レナ「・・・」

段ボール「・・・」

レナ「・・・」

・・・

段ボール「zzz」

レナ「・・・」

夏海「ねぇ、もう2時間になるんだけど」

智花「あの二人、遊んでる・・・のかな?」

怜「二人?相馬ともう一人いるのか?」

夏海「えっ」

智花「えっ」

怜「えっ」

~チャイナ~

転校生「はい♪はい♪ちゃいな♪ちょちょゆめごこち♪」

小蓮「おまたせネ!特製小蓮饅頭ヨ!」

転校生「わーい!ちゃおまんじゅー!」

薫子「聞きようによってはイタリアンですね」

小蓮「そうなのか!?私は知らないうちにイタリアンを極めていたのカ・・・」

薫子「いえ、そうではなくて」

転校生「むぐむぐ」

小蓮「ええ、ちがうのカ?日本語難しいネ」

薫子「これは日本語の問題じゃないような気がしますが・・・」

転校生「・・・うぇっ」

薫子「何を食べさせたんですか!」

小蓮「ちょーっと隠し味に×××を入れただけヨ」

薫子「伏字になるほどの物を入れてどうするのですか!ていうか、味が隠れてない!」

転校生「きょうのちゃおまんじゅーまずい!」

小蓮「!?」ガーン

薫子「さっきの反応から察せるでしょう・・・」

~腹が減っては~

明鈴「転校生、強くなりたいなら、ボクのようにたくさん食べるアルよ」

転校生「いっぱいたべるー!」

明鈴「ただひたすらに・・・食うべし!」

転校生「もぐもぐ」

明鈴「食うべし!」

転校生「けぷっ」

明鈴「食うべし!」

転校生「おなかいっぱーい」

明鈴「あ”あ”~うめ」

転校生「ごちそーさまー!」

・・・

恋「同じ食事風景なのに、ああも差がでるとは・・・」

ミナ「大地の宴(ハンバーグ)もーらい」

梓「自分もいただきますね」

心「あっ、じゃあ私も・・・」

恋「おう!?わっちのおかずがなくなっとる!?」

ミナ「梅干が残ってるだろ」

恋「おお、そうじゃった」

梓(それでいいんすかふくぶちょー・・・)

~かきごおり~

ましろ「今日も交渉に失敗してしまいました・・・」

ましろ「どうして購買部はかきごおりを置いてくれないのでしょうか」

ましろ「この『高尚な交渉はこうしよう!』を読んだのに、なぜ失敗したんでしょうか」

ましろ「やはり、ネーミングで本を選ぶのはまずかった・・・?」

転校生「わたしにもーただひとつのーがんーぼおーがーもてるならー♪」

ましろ「あら、あれは・・・」

転校生「きおくのなかーさいしょからをーほんにして、まどべでーよーむー♪」

ましろ「たしか、里中さんがおっしゃっていた新しい転校生さん・・・はっ!」

ましろ「ふふふ・・・妙案を思いつきました」

~呼び方~

ましろ「もしもし、そこの転校生さん」

転校生「んー?あっ、えっと・・・だれ?」

ましろ「料理部の雪白ましろです。ゆっきーでもましろんでもお好きなようにおよびください」

転校生「ゆっきー?ましろん?」

ましろ(ふふふ、子供の頼みとなれば、桃世さんも弱いはず・・・)

ましろ(そのためにはまず転校生さんと仲良くなって、こちらのお願いを聞いてもらえるようにしなくては)

転校生「ゆっきー・・・ましろん・・・」

ましろ(転校生となかよくなるにはこうせい・・・うふふ)

紗妃「あ、雪白さん。また学内で魔法を使ってないでしょうね」

ましろ「え?・・・ああ、大丈夫です。今は、購買部にかき氷を置いてもらえるように交渉しているところですから」

ましろ「うまくいけばもうあんなものに頼る理由もなくなりますからね」

ましろ「魔法を使っておこられるのもこおりごおりですから・・・ふふ」

紗妃「は、はぁ・・・あまり迷惑はかけないようにしてくださいよ、雪白さん」

転校生「ゆきしろさん!」

ましろ「え?」

転校生「ぼく、さらちゃんとあそぶやくそくしてるから、もういくね!ばいばーい!」

ましろ「あっ・・・」

紗妃「ふふ、元気ですね・・・な、なんですか、なんでそんな恨めしそうな目で見るんですか」

ましろ「・・・あなたが・・・あなたのせいで!」ガシッ

紗妃「なんで肩をつかむんですか!なぜ涙を流しているのですか!」

~犬~

さら「あっ、転校生さん!」

転校生「さらちゃん!シロー!ごようじってなぁに?」

シロー「わふっ!」

さら「それはですねぇ、転校生さんにしょうかいしたい人がいるんですう!」

シロー「わんっ!」

転校生「しょーかいしたいひと?」

さら「こっちですよ!」

・・・

シロー「わんわんっ!」

龍季「お、シローか。よしよーし、どうしたんだ?さらは一緒じゃないのか?」

シロー「わふっ!」

さら「たつきさん!こんにちは!」

龍季「うっす、さら。どうしたんだ?俺に何か用事か?」

さら「はい!転校生さん、こっちです!」

龍季「ん?」

転校生「こんにちはーっ!」

龍季「おおう!?こども!?」

~犬好き~

龍季「さ、さら、どういうことだ?」

さら「えっとですねえ、転校生さんはまだたつきさんと会ってないみたいだったので、ごしょうかいしようと思ったんですぅ」

シロー「ぷすー」

転校生「はじめまして!」

龍季(ええ、なんで俺に合わせに来んだよ)

龍季(しかしさらの手前、邪険にするわけにもいかねぇし、くそっ)

転校生「たっちゃんたっちゃん」

龍季「え?それ俺のこと?」

転校生「たっちゃんて、わんちゃん好きなの?」

龍季(こ、これはイエスで答えていいのかっ!?俺の威厳的なアレをこいつの目の前で崩していいのか!?)

さら「シローとたくさん遊んでくれますから、きっと大好きですよお!」

龍季(ああもう!んなこと言ったらますます否定しずらくなるじゃねぇか!)

転校生「そうなのー?」

龍季「あ、ああ、そうだぜ。犬は大好きだ(こう言っとかねぇとあとでシローと遊べなくなるかもしれんからな・・・)」

転校生「ぼくもわんちゃん好きっ!ひーおじーちゃんのおうちにね、チャロっていうわんちゃんがいるの!いっつもいっしょにあそぶんだよ!」

龍季「そ、そうか~俺もあってみたいな~(くそっ、今日は厄日だぜ・・・)」

~暑い夏には~

転校生「あづい~・・・」

風子「わざわざウチに付き合って外の見回りしなくてもいーんですよ?もっとれいぼーの聞いた部屋で休んでても・・・」

転校生「や!ふーちゃんといっしょにがんばるの!」

風子「転校生さんがそーいうなら止めませんが・・・」

風子(しっかし、この暑さはしょーじききびしーです。熱中症とか脱水症状とかこえーですし・・・)

風子(・・・夏ですし、あそこまで連れて行きますか)

風子(あれは桃世に届けてもらうとして・・・あとは監視役を・・・)

・・・

―プール―

風子「ってことなので、よろしくおねげーします。これがさっき買った水着です」

里菜「もちろんさ!リナがしっかりみておくからな!初対面でもなんくるないさ!」

萌木「あっ、えっと、里菜ちゃんだけじゃなくて私もいるので、きちんと見張っておきますね」

転校生「プールだー!」

里菜「あっ、こら!先に消毒してからだぞ!こっちのちべた~いやつに入ってからなのだ!」

転校生「えー、めんどくさーい」

里菜「プールを舐めてたら・・・死ぬぞ!」

萌木「そ、そこまで言わなくても・・・でも、死亡事故はあるし、間違ってはないのかな?」

風子「実際、プールでの事故はこえーですから。しっかり言うこと聞いて、正しく入るんですよ」

転校生「はーい」

~ぷかぷか~

転校生「らっぷっらっすっにのって、さっがっしっにっいっこう♪」プカプカ

秋穂「転校生くんは水着姿もかわいい・・・」ペロペロ

春乃「秋穂は水着でもキュート!かわいさ100倍増しっ!」ペロペロ

里菜「萌木ー!今のタイムどうだった!?」

萌木「・・・」

転校生「ごほんよんでるね」

秋穂「転校生君のために絵本を5000冊用意しておいたよっ!」チュパチュパ

里菜「プールで本なんか読んで楽しいのか?リナは身体動かさないと楽しくないさ」

転校生「しゅみしこーはひとそれぞれだってのいばあが言ってたよ」

里菜「難しい言葉知ってるんだな!意味は分からないけど」

転校生「ぼくもしらない!」

里菜「そっか、ま、なんくるないさー」

転校生「なんくるないさー!」

萌木「・・・」

萌木(瑠璃川さんたちはいつのまに・・・)

~奴隷~

転校生「ゆーきーちゃん!」

結希「・・・あら、転校生くん。何しに来たの?邪魔はしないでほしいんだけど」

転校生「せんせーにいわれて、ゆきちゃんのおてつだいしにきたのっ!」

結希「・・・ああ、たしか教師が言ってたわね。奴隷・・・もとい、手伝いを寄越すって」

結希「にしても、向こうも何を考えているのかしら。こんな子供を寄越すだなんて」

転校生「なんでもするよ!」

結希(荒らされたらたまったものじゃないし、てきとうなことを言って次は無いようにしましょう)

結希「それじゃ、さっそく頼みたいことがあるの」

転校生「なに!?なに!?」

結希「このリストにある本を、学校の図書室から持ってきてほしい」

転校生「はーい!行ってきまーす!」タッタッタ

結希「・・・よし、これで帰って来た時に『遅い』みたいな感じで怒れば、もう私の手伝いをしようとは思わないでしょう」

結希「やる気だけでなんとかなるものじゃないから、しかたないわよね」

~ごめんなさい~

結希「・・・遅いわ。本を持ってくるだけなのになぜこんなに時間がかかったの。しかも、持ってないじゃない」

転校生「あうぅ・・・その・・・みつから、なくて・・・」

結希「見つからなかったって・・・何を言ってるの、あなたは」

結希「はぁ、こんな子供に頼むべきではなかったわ。ほら、もういいわよ」

転校生「うう・・・ごめんなさい・・・」

結希「謝ったところでどうもならないでしょ」

萌木「す、すすすみません!遅れました!」

結希「あら、萌木さん?どうしたの?」

萌木「すみませんすみません!私の対応が遅れたせいで持ってくるのが遅くなってすみません!」

結希「え?」

心「ごめんなさいごめんなさい!私なんかが宍戸さんが借りる予定だった本を借りていてごめんなさい!」

結希「あ・・・」

転校生「ひっぐ・・・ごべん・・・・なざい・・・」

スミマセンスミマセン!
ゴメンナサイゴメンナサイ!
ピゥゥ・・・ゴメンナサイ・・・

結希「あっ、えっと、その・・・」

結希「ごめんなさい・・・」

~夢はでっかく~

転校生「こうして・・・こうっ!」

ありす「ぉぇかき・・・?」

転校生「うん!これがね、ぼくでね、これがね、ありすちゃんでね、これがクレプリでね、これがふーちゃんで、これがゆさで・・・」

クレプリ「おお、オレっちも描いてくれてるのか!」

転校生「みんなでね、おべんとたべてるの!ぴくにっくしてるの!」

ありす「ぴくに・・・?」

クレプリ「うーん、ピクニックかぁ、体力使いそうさね」

転校生「みんなでふじさんにのぼるのーっ!」

ありす「ふ、ふじ・・・さ・・・!?」

クレプリ「ありすの貧弱ボディにはキツイんじゃないか?」

転校生「だいじょーぶ!つかれたらね、えっちゃんとか、とらとか、なーちゃんがおんぶしてくれるの!」

クレプリ「改めて考えるとすごい面々さね」

転校生「みんなでなかよくあそべたらいいね!」

ありす「そ・・・だね・・・」

ありす(学園の人たち、転校生君がいれば、みんな仲良くなれるのかな)

ありす(わたしも、いろんな人と、仲良く・・・なれるのかな)

ありす(なれたら・・・いいな)

転校生「ひゃーくにーんでたーべたーいな♪ふーじさんのうーえで、おーにぎーりを♪」

ありす「ぱっく・・・っくん・・・♪」

今日はここまで!出会い編はこれにて終了!なぜか既に会ってる人たちもいるけど気にしちゃだめです。
転校生がしてた犬の話は自分の実話です。犬の方は2,3年前に亡くなりましたが。
正月になるといっつも一緒に遊んでたんだよなぁ・・・散歩連れてったりボール投げたりペロペロされたり。
次回は夏海ちゃんの突撃取材開始です。でもなーちゃんとはすでに会ってるので内容改変が起こります。
純ちゃんと会ってないように見えるかもしれないけれどすでに会ってるということにしておいてください。
この子一人で街に(まだ)でれないから話が思いつかなくて・・・ほかの生徒を会わせるわけにもいかないし。
レナのところは手抜きじゃないよ!ただ少しだけ会話させたらカオスになりそうだっただけだよ!ごめんなさい!
ありすありあり(合言葉)

今日の初登場キャラ
http://imgur.com/wdQKR3N.jpg
たっちゃん

http://imgur.com/QXQaMF5.jpg
れな

http://imgur.com/5QEm8JQ.jpg
めーりん

http://imgur.com/kYLDOp5.jpg
ゆきしろさん

http://imgur.com/y223Lpx.jpg
りな

http://imgur.com/51WwFBY.jpg
ちゃお

ありすありあり
相変わらず瑠璃川姉妹がひどい(褒め言葉)

ありすありあり
変態枠はイヴから瑠璃川姉妹に引き継がれたのさ……

ラノベ化するらしいね
どんな内容になるかな

~狙われた街~

夏海「スクープスクープ!大スクープよ!」

夏海「ま、街に魔物が出たって・・・!」

もも「えっ!?」

段ボール「えーっ!?」

鳴子「・・・夏海。スクープを大声で叫ぶのは報道部員だけのときにしてくれ」

鳴子「桃世君と転校生君だったからいいけど、すっぱ抜かれるぞ」

夏海「あ、す、すみません・・・」

鳴子「それに魔物発生は15分前で、確認が取れたのが3分前」

鳴子「みんなのデバイスにクエスト発令が届いたのが今だ。遅いよ」

夏海「ぶ、部長、知ってたんですか!?じゃあ早く取材・・・受注しなきゃ・・・!」

鳴子「今回は君だけで行ってくるんだ。魔物の取材は任せた」

鳴子「そろそろ僕も卒業だ。実力を見せてもらおう」

夏海「・・・ぶ、部長・・・」

夏海「わかりましたっ!行ってきます!」

鳴子「・・・転校生君には気づかなかったみたいだ」

段ボール「たくみはおんみつこうどうにてさいきょうだもんね!」

~ぼくも~

転校生「またせたな!」

鳴子「君はどこの蛇なんだい?」

もも「蛇?」

鳴子「ああ、気にしないでくれ。・・・その様子だと、クエストに向かうつもりみたいだね」

転校生「うん!まちのみんなをまもるの!なっちゃんのおてつだいするの!」

鳴子「そうか。なら、ちょっと届け物もしてくれないか?」

転校生「おとどけもの?」

鳴子「うん。夏海はあわてん坊でね。確かカメラのデータがいっぱいだったはずだ。メモリーカードとバッテリー」

鳴子「手伝いついでにこれを届けてやってくれ」

転校生「りょーかいであります!それ、とつげきー!」ダダダダダダダダ

鳴子「・・・さて、と。僕も行くとするか」

もも「えっ、行くんですか?」

鳴子「流石に子供を一人だけで魔物の群れに放つようなことはしないよ。僕は彼に期待しているんだ。ここで倒れてもらっては困る」

もも「だ、だったらあたしも!」

~夏海ちゃんの突撃取材!~

夏海「・・・」

段ボール「やぁー!きちゃだめー!」プルプル

スライム「ピキー!ぼくわるいスライムだよ!」

夏海「なんで来てるのよ!あぶないじゃない!もうっ!」

・・・

転校生「なっちゃんありがとー!」

夏海「もう、まったく、どうして一人で来たの?危ないでしょ」

転校生「えっと、えっと、えっと、あっ!たっきゅうびんでーす!おとどけものにまいいましたー!」

夏海「届け物?」

転校生「こちらがめもりーかーどでございまーす!」

夏海「・・・え?あっ!ホントだ、容量がいっぱい!」

夏海「全然気づかなかった・・・てゆーか部長、なんであたしのカメラの容量まで・・・」

転校生「こちらがばってりーでございまーす!」

夏海「バッテリーも!?うわ!忘れてた!」

夏海「ぶ、ぶちょー!転校生!ありがとー・・・」

~クエストの途中~

夏海「そういや、学園はどう?慣れた?」

転校生「たのしいよ!」

夏海「そう?ならよかったわ。あんたはスクープのタネになる予感がプンプンしてるのよねー」

転校生「タネ?」

夏海「ああ、こっちの話よ。気にしないで・・・っと、あれが件の魔物ね」

転校生「うわー、おっきー・・・」

夏海「んじゃ、下がってなさい。岸田夏海、行きます!」

転校生「なっちゃん、がんばれー!」ビビビ

~まだまだ~

夏海「ふーっ、とりあえずはこんなものね。にしても、アンタやっぱりすごいわねー。魔力不足がないとか重宝しすぎだわ」

段ボール「びびびーっ!」

夏海(魔力ってびびびって送るんだ。電気的な何か?)

ドカァァァァン

夏海「誰か戦ってる・・・行くわよ!シャッターチャンスだわ!」

・・・

夏海「はぁ、はぁ・・・ぎゃっ!」

つかさ「・・・しょせん街に出る魔物など、この程度か」

つかさ「つまらん」

夏海「ひ、ひぃっ」

段ボール「なーちゃんだー!こんにちはー!」

夏海「な、なーちゃん!?」

つかさ「うん?転校生か。ほう、貴様らでクエストを受けているのか」

段ボール「なっちゃんのおてつだいしてるの!」

つかさ「そうかそうか。・・・おい、そこのやつ」

夏海「は、はいっ!」

つかさ「こいつに怪我をさせるなよ。それだけだ」

夏海「え?・・・あ、行っちゃった。・・・なんだったのかしら」

~余所見厳禁~

夏海「あんた、あの生天目つかさに気に入られてるの?」

転校生「このまえね、かくれんぼでかったんだよ」

夏海「・・・え?かくれんぼ?あの生天目つかさと?・・・これこそスクープじゃない!」

転校生「エリタスでね、かくれてたらね、すぐにみつかったんだよ。ぽんつくにはみつからなかったのに」

夏海「それでそれで?」

転校生「そのあとね、ぼくがじゅうかぞえてね、さがしにいったの。それでみつけたの」

夏海「そこで付き合ってあげるんだ・・・転校生には何かしらのオーラがあるのかもしれないわね」

夏海「これは一種のカリスマなのかしら」

転校生「それでね、そのあとね、またかくれたときにね、エリタスを・・・っ!」

夏海「段ボールをどうしたの?」

転校生「なっちゃん!うしろ!」

夏海「えっ?」

特盛スライム「やあ、(´・ω・`)ようこそ、ヌルられた町へ。この攻撃はサービスだから、まずは喰らって死んで欲しい」

スライム「うん、「不意打ち」なんだ。済まない。仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない」

スライム「でも、この巨体を見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない 「絶望」みたいなものを感じてくれたと思う」

スライム「殺伐とした世の中でそういう気持ちを忘れないで欲しい、そう思ってこの攻撃をしかけたんだ。______________じゃあ、死のうか」

夏海「は、はんげきをっ」

夏海(だめっ、間に合わない!)

転校生「いっけー!たくみーー!!!」ブオン

ドグシャッ

拓海「中の者を衝撃から守るのが段ボールの役目・・・やり切ったぜ、兄貴・・・」

夏海「た、たくみーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」

~そして~

   ___

   |\  \
   | | ̄ ̄|
   | |   |
   | | 拓 |
   | | 海 |
  _| |   |
 |\\|__亅\

  \匚二二二二]

転校生「たくみ・・・がんばったね・・・」

夏海「あんたがいなきゃ、あたしはいまごろ・・・。漢だったわよ、拓海」

智花「私たちの友達を守ってくれて、ありがとうございます。どうか、安らかに・・・」

怜「私は・・・無力だ。こんなときにどうすることもしてやれない」

ゆかり「私の魔法じゃ、拓海君は救えない・・・改めて、力不足を感じたわ」

花梨「今は、ただ祈ってやってけろじゃ」

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁ!!!!!たくみーーーー!!!!!」

月詠(えっ、これでもう3つ目だけど・・・ただの段ボールなのよね?)

拓海:特盛スライムの攻撃から夏海を守り、名誉の戦死。享年4日

~くれぐれも~

結希「出来たわ、転校生君」

転校生「なにー?」

結希「小型持ち運びシェルターよ。これなら、魔物の攻撃にもある程度耐えられるはず」

転校生「えー・・・いらなーい」

結希「くれぐれも悪用しないように・・・え?」

転校生「これだんぼーるじゃないもん。だからいらないの」

結希「」

秋穂「転校生君!新しい段ボールだよ!(絵本を注文した時の、残しててよかったー!)」

転校生「やった!あきちゃんだいすき!」

秋穂「私も大好き!」クンカクンカ

結希「」

新たな相棒『幕ノ内』を手に入れた!

~対抗戦~

月詠(未来の大軍師、ツクよ。さっそくだけど、今非常にヤバい状況になっているわ)

月詠(このまえ転校生に将棋で大敗を喫したから、今度こそ何かで勝たないとやばいと思って、対抗戦を挑んだんだけど・・・)

風子「さて、どうしましょーかね」

エレン「転校生。魔力の補給と、可能ならば指揮をしてみろ」

虎千代「ちゃんと言われた通りに動くからな。なんでも言っていいぞ」

鳴子「君の素質、見せてもらおうか」

転校生「はーい」

月詠(うん。これ詰んでるわ。あたし、生きて帰れるのかしら・・・)

月詠「こんなことなら、今日までにもっとチョコを食べておくんだった・・・」

智花「月詠ちゃん!?あきらめないで!?」

夏海「気持ちはわかるけどさぁ・・・」

怜「こうなったら当たって砕けろだな」

~突撃~

月詠「ああもう!守りにいったら確実に負けるわ!まずは向こうの補給ポイントを崩すのよ!」

智花「と、いうことは、転校生君を狙うってこと?」

月詠「まあそうなるわね」

夏海「うわー、すっごい気が引けるんだけど」

月詠「でもそうしないと万に一つもないじゃない!」

怜「だが、向こうも守りを固めてくるはずだ。最優先守護対象だからな」

月詠「そうなのよねぇ・・・どうにか気をそらせたり出来ればいいんだけど」

転校生「ふーちゃん、おんぶして!」

風子「ん?こーですか?」

転校生「うん!じゃ、ぜんぐんとつげきー!」

月詠(あ、これ無理だわ)

幕ノ内:対抗戦中に怜の斬撃を受け死亡。転校生の相棒になって22分のことだった。

~科学者の意地~

結希「出来たわ、転校生君。最新型段ボールよ」

転校生「ほんと!?」

結希(段ボールのどこにそこまで魅力を感じているのかしら)

結希「ええ。今までの死因から耐水耐火耐衝撃耐斬撃でその上洗って使える段ボール箱を製作しておいたわ」

転校生「たいか?たいしょ?たいざん?」

結希「水にぬれても壊れにくい、火で燃やしても燃えにくい、剣で切っても切れにくい、殴られても壊れにくいハイスペック段ボールよ」

転校生「すごーい!!!」

結希「ええ。我ながらすごいものを作ったと思うわ。・・・あまりにも力を入れすぎてその他の研究に手がつかなかったけれど」

転校生「ゆきちゃん、ありがとーっ!だいすきっ!」

結希「え、ええ。大丈夫よ。どういたしまして(かわいい・・・はっ、どうして私は彼に心惹かれているの?こんなのただの子供じゃない。ええ、それだけよ)」

転校生「なまえどうしようかなぁ・・・かんがえとこ!」

~なまえ~

転校生「うむむむむ・・・」

風子「ほら、もう。考え事しながら食べてるからごはんをこぼしてるじゃねーですか」

転校生「なまえ・・・なまえ・・・」

風子「ん?ああ、新しい段ボールの・・・」

秋穂「ほっぺのおべんと、もらいっ!」ペロッ

風子「瑠璃川、後で風紀委員室です」

転校生「どうしよう・・・」

秋穂「ラピスラズリとかどうかなっ!」※漢字表記で瑠璃

転校生「や!」

秋穂「」ガーン

風子「んじゃ、ジューンとかは?」※日本語で6月=水無月

転校生「なんかちがうなぁ・・・」

風子「おや、お気に召しませんでしたか」

転校生「うーん・・・」

さんざん悩んだ末『アルキメンデス』になりました

~更新~

鳴子「転校生君、よく来てくれた」

転校生「よばれたのー」

鳴子「では、早速で悪いがここにいる人たちのことを一人ずつ呼んであげてくれないかな。あ、お菓子は食べていいよ」

転校生「はーい。それじゃあ、ゆさ!」

鳴子「うん、僕だ」

転校生「ぽんつく!」

月詠「ツクのことなのよねぇ」

転校生「ござる!」

刀子「拙者か」

転校生「のいばあ!」

姫「の・い・ば・らですわ!」

転校生「おばあちゃん!」

アイラ「あいらちゃんだよっ☆」

転校生「ゆきしろさん!」

ましろ「はい」

転校生「すけべぇ!」

花梨「別におらはこのままでもいいべ」

転校生「もももも!」

もも「桃世ももですっ!」

転校生「ふくぶちょー!」

恋「せめて名前で呼んでくれんかの」

転校生「ありすちゃん!」

ありす「ぁぃ」

鳴子「うん、なんで楠木君は来たんだい?」

~変えて~

ありす「ぁ・・・の・・・」

クレプリ「ほらよ、少年はいろーんな女の子たちをあだ名で仲よさそ~に呼ぶんさね」

クレプリ「だから、ありすもかわい~いあだ名をつけてもらって、もっと仲良くなりたいんさね。な、ありす」

ありす「ぁ・・・ぅ・・・そ・・・そぅ・・・ぇす・・・」

鳴子「なるほど、そういうことなら・・・」

クレプリ「と、いうわけで!少年、ビシーッとかわいいやつをたのむさね!」

転校生「え?ありすちゃんはありすちゃんだよ?」ナニイッテルノ

ありす「」ピシッ

この場にいる大半の者の希望が打ち砕かれた瞬間であった

~想像力が足りないよ~

花梨「おらはこのままで別にかまわねぇべ」

ましろ「里中さん、それでは想像してください」

花梨「ん?」

ましろ「あなたは今転校生さんと街にいます」

花梨「おお、何か買い物してるのかもしてねぇすけな」

ましろ「そこで転校生さんとはぐれてしまいました」

花梨「迷子か?あぶねぇべ」

ましろ「そこで転校生さんは衆人環視の中、こう叫ぶわけです。『すけべぇーーー!!どこーーー!!!!』」

花梨「そ、そう考えると少し恥ずかしいかも・・・転校生、悪いけどちょっと呼び方を変えてくれけろじゃ」

転校生「えー・・・。じゃあ、かりんちゃんでいい?」

花梨「ん、それで問題ないべ」

すけべぇ→かりんちゃん

~活動限界~

鳴子「さて、それじゃあ僕もゆさ呼びからせめて名前呼びにしてほしいんだけど・・・」

月詠「ツクはツクでいいじゃない!なんでぽんつけるのよ!」

アイラ「こんなに若く愛らしい妾をおばあちゃんと呼ぶのはそろそろ止めにせんか?な?」

姫「野薔薇と呼べないならせめて『姫』とおよびください!」

転校生「ん・・・ふわぁぁぁ・・・」

刀子「せめて!せめて名前で呼ぶでござる!」

ましろ「ゆっきーでもましろんでもかまいませんから!」

もも「桃世です!桃世ももなんですっ!」

恋「ほら、わっちとか呼びやすいじゃろ?な?れんちゃんとでも呼べばいいじゃろうに」

転校生「zzz」

ありす「ぁ・・・ねて・・・」

クレプリ「今日はもう活動限界さね」

この後、なんども呼び名を更新しようと試みたがいずれも失敗に終わったという・・・

~性能~

梓「アルキメンデスが屋上から落ちたッス!」

心「大変!すぐに助けに行かないと!」

転校生「だいじょうぶだよ!あるきめんですだもん!」

アルキメンデス「余裕だぜ」

・・・

夏海「ああっ!智花の肉じゃがが爆発した!」

智花「転校生君、避けてーっ!」

段ボール「がーどっ!」

怜「すごい!完全に防いでいるぞ!」

アルキメンデス「ん?ハエでも止まったかな?」

・・・

初音「実験中のデクが暴走した!」

沙那「いけない!このままでは転校生さんが!」

段ボール「きかないもん!」

エレン「放たれる炎を完全に受けきっている!」

アルキメンデス「こんな時期に暖房なんか使ってんじゃねぇよ」

デク「なんということだ!」

メアリー「さすがアルキメンデスだぜ!」

・・・

結希「ってなったらよかったんだけれど・・・」

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!あるきめんですぅぅぅぅぅぅ!!!!!」

卯衣「ごめんなさい、転校生君。加減を間違えたわ」

アルキメンデス:対抗戦中に卯衣の魔法を喰らい粉微塵になって死亡。享年1日7時間24分

今日はここまで。小型持ち運びシェルターはもったいないのでシローのトイレとして改装されました。
アルキメンデスは例の謎の草とは何の関係もありません。
一日の内に3箱死亡したけどこれ全部墓立ててたら女子寮近くがすごいことになりそう。きっと20年後ぐらいには七不思議のひとつになってる。
転校生と対抗戦をしようとしたら必ず保護者の誰かしらがついてくるので、転校生の勝率は100%を誇っているとか。なーちゃんと組んだりもしてるかも。
段ボールはだんだんグレードアップしていきますが、これからはあんまりその描写は出さないと思う。
いつの間にか出てきて何かの拍子に死ぬ・・・それが段ボールの宿命・・・死因は毎回書きますが。
ありすありあり(合言葉)

ありすありあり
よくやった。拓海、お前は立派だったぞ...

~リピート~

紗妃「ほら、そこのあなた!服装が乱れていますよ!」ピッピー

転校生「ふくそーがみだれてますよ!」ピッピー

紗妃「服装の乱れは心の乱れです」

転校生「ふくそーのみだれはこころのみだれです!」

紗妃「そこ!必要のないものを持ってこない!」

転校生「そこ!ひつよーのないものをもってこない!」

紗妃「・・・今日はやけに違反者が多いですね。どうしてでしょうか?」

転校生「きょーはやけにいはんしゃがおーいですね。どーしてでしょーか?」

秋穂「転校くん・・・まねっこ・・・かわいい・・・閃いた!」ハァハァ

転校生「ひらめいたー!」

ノエル「通報したよ」

転校生「つーほーしたよ!」

紗妃「・・・これですか!」

~はやる~

転校生「ピッカチュ♪ピッカチュ♪ピッカッチュウ♪」

さら「ピッカチュ♪ピッカチュ♪ピッカッチュウ♪」

自由(ん?ああ、例の洗脳ソング・・・)

・・・

自由「ピッカチュ♪ピッカチュ♪ピッカッチュウ♪」

千佳「自由、頭おかしくなったの?」

律「ゲームのやりすぎじゃね?」

自由「いやー、例の転校生くんが歌ってるの聞いたら頭から離れなくて・・・」

・・・

律「ピッカチュ♪ピッカチュ♪ピッカッチュウ♪」

千佳「ピカピカ♪ピッカチュ♪ピッカッチュウ♪」

葵(あら、不思議な歌・・・)

・・・

葵「ピッカチュ♪ピッカチュ♪ピカピカ♪ピカチュウ♪ピカピカ♪」

ソフィア「ん?」

香ノ葉「ああ、ダーリンが歌っとったやつやね」

・・・

夏海「ピカチュウ♪ピカチュウ♪」

智花「ピカピカ♪ピカチュウ♪」

虎千代「・・・最近の流行というものはわからんな」

転校生「ピッピカチュウ!」

~パソコン~

心「うふふふふ・・・」

兎ノ助「ど、どうしたんだ、心?」

心「ひゃ、ひゃいっ!ごめんなさいごめんなさい!私なんかが調子に乗って新型なんか買ってごめんなさい!

兎ノ助「いやいやいや、別に責めてないけどよ・・・」

兎ノ助「あれ?でもおまえ、新しいの買ったってことは前使ってたやつはどうするんだ?」

心「あっ、それはですね」

・・・

望「ま、こんなもんかな。これで使えるだろ」

転校生「のぞみんありがとー!」

望「ま、ボクの手にかかればこれくらいチョチョイのチョイだ」

転校生「のぞみんすごーい!」

望「そうだろうそうだろう!」

転校生「さすがのぞみん!」

望「もーっとほめていいんだぞ!」

転校生「あっ、じゃあぼくえびちゃんのとこでおかしたべてくるね」

望「えっ?」

転校生「いってきまーす!」

望「お、おい、いっちゃうのか?・・・行っちゃった」

望「・・・別に寂しくなんかないぞ!」

~甘やかされ~

風子「それじゃ、見回りのごほーびのドーナツをあげましょーか」

転校生「わーい!」

・・・

エレン「これは、今日の訓練を頑張った分だ。次回も頑張れよ」

転校生「やったー!くれーぷー!」

・・・

鳴子「さて、それじゃあこの前のクエストの話とか、いろいろ聞かせてもらおうかな。あ、これは自由に食べていいよ」

転校生「ケーキだー!」

・・・

あやせ「今日のおやつは~じゃじゃーん、ドーナツ~」

転校生「わーい!」

エミリア「わーい!」

アイラ「わーい!」

・・・

ゆかり「調子はどう?転校生くってうわぁ!」

転校生「?」デプーン

~禁止~

ゆかり「お菓子禁止っ!あげるのも禁止!」

転校生「えぇー」

風子「そ、そんな!」

エレン「くっ」

鳴子「これもこれで・・・」

あやせ「かわいいんですけどね~」

ゆかり「このままだと糖尿病・高血圧・脂質異常症・動脈硬化などの恐れがあるわ。おやつをすべて禁止とは言わないけど、限度があるわよ」

風子「うっ、それは・・・」

転校生「おかし・・・たべたい・・・」ウルウル

風子「この目をみてどうにかできると思ってるんですか!」

ゆかり「はぁ、あげる側が我慢できなさそうだし」

ゆかり「保健委員として、転校生くんの健康のために接触禁止を言い渡します!」

保護者s「」

~みんな大概~

紗妃「ふぅ、今日はたくさん買えました・・・」

転校生「さっちゃんだー!」

紗妃「あら、転校生さん。委員長は一緒じゃないんですか?」

転校生「ふーちゃんいないよー」

紗妃「そうですか。あ、スコーンを買ってきたので一緒にどうですか?」

転校生「食べるー!」

・・・

月詠「・・・」モグモグ

転校生「・・・」ジー

月詠「・・・」

転校生「・・・」ジー

月詠「い、一個だけよ!」

・・・

夏海「んー、この写真とかどう?」

転校生「んー、ださい」

夏海「じゃあ、こっちは?あ、あんぱん食べていいわよ」

転校生「あ、かっこいー!」モグモグ

・・・

ゆかり「接触禁止よ!」

部下s「」

~ダイエットに最適な~

転校生「あーるーこー♪あーるーこー♪」

さら「わたーしはーげーんきー♪」

ノエル「あーるくーのだいすきー♪」

秋穂「どんどんいーこーおー♪」

春乃「きゃわわっ!秋穂きゃわわっ!」

シロー「わんっ!」ズザザザザ

さら「あっ、ここの崖を下るんですねえ」

転校生「マイケル※にのって、ごー!」※あたらしい段ボール

ノエル「相変わらずすごいルートだよね」ズザザザザ

秋穂「もう慣れたよ」ズザザザザ

・・・

怜「それで、どこまで散歩に行ったんだ?」

転校生「くじゅーくりはま」

怜「千葉!?」

~食事管理~

花梨「椎名から頼まれてるすけ、あんたの飯ば管理してやってくれってな」

ましろ「体重管理には、重い想いがありますから」

小蓮「私たちに任せるネ!」

明鈴「うまっうまっ」ガツガツ

レナ「ハグハグ」ムシャムシャ

転校生「うう~・・・」

小蓮「明鈴、ちょっと外に出おくネ」

明鈴「なんでアルか!?」

香ノ葉「レナ~、ダーリンの邪魔したらあかんえ~」

レナ「う?」

転校生「れなとめーりんのいぢわる!」

~サンクチュアリ~

ありす「・・・ぁ・・・てんこ・・・ん・・・」

転校生「なあに?ありすちゃん」

ありす「ぉべんと・・・・っしょに・・・」

転校生「いいよっ!一緒にたべよ!」

クレプリ「やったな、ありす!」

ありす「ぅ、ぅん・・・」

転校生「きょうのはね、かりんちゃんがね、かろりーひかえめのへるしーなわしょくだって!」

ありす「そ・・・なの・・・?」

・・・

秋穂「眩しい、眩しいよっ!」

萌木「眩しすぎて近づけない!」

春乃「アァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!」シュウウウウウ

絢香(三人とも、頭の中がピンクすぎ・・・)

純(瑠璃川姉浄化されてるけど!?)

~ノリに乗って~

アイラ「はいやっ!あたたたたた、たぁーっ!」

アイラ「Kick! Punch! It's all in the mind(キック、パンチ、すべてはココロじゃ)」
    If you wanna test me, (かかってくるか?)
    I'm sure you'll find (妾の教えのすべてを知れば)
    that all the things I'll teach ya (お前なんか)
    is sure to beat ya, (ぶっ飛んでしまうぞ)
    nevertheless you'll get (じゃが、学ぶことだって)
    a lesson from teacher now (多いはずじゃ)」

純「あ、あれは!伝説のラップ!」

千佳「こんなところで見れるなんて!」

律「英語の力ってすげー!」

アイラ「Kick」

転校生「きっく!」

アイラ「Punch」

転校生「ぱんち!」

アイラ「Chop」

転校生「ちょっぷ!」

アイラ「Block」

転校生「ぶろっく!」

・・・

アイラ「That's it for today(本日はこれまで!)」

転校生「ありがとーございましたー!」

アイラ「You can go on to the next stage now(次のステージに進むことができるぞ)」

~戻った~

転校生「もどったー!」

ゆかり「おつかれさま、転校生くん。あとはもうしばらく維持して、リバウンドしないようにしてね」

転校生「ありすちゃんたちがいるからだいじょーぶ!」

ゆかり「あと、お菓子はもらわないように!」

転校生「はーい!」

・・・

風子「転校生さん、どうです?これ、もらったバウムクーヘンなんですけど」

転校生「めっ!」

・・・

エレン「よくやった、転校生。それじゃあ、アイスでも食べに・・・」

転校生「だめーっ!」

・・・

鳴子「ありがとう、転校生君。これは取材のお礼だ」

転校生「いらなーい」

・・・

ミナ「ほらほら、サーヴァント、お前の好きな飴玉がここにあるぞ~」

転校生「いらないよー」

・・・

ゆかり「・・・え?転校生くんがお菓子を受け取ってくれない?」

ゆかり「あら、ちゃんと言いつけ守ってくれてるのね。よかったよかった・・・」

ゆかり「・・・そんな顔してもダメだからね!」

学園生s「」

~そういえば~

さら「転校生さん、転校生さん」

転校生「なーに?」

さら「前のお散歩のときに持っていた段ボールはどうしたんですか?」

転校生「え?マイケルのこと?」

ノエル「マイケルっていうんだ・・・」

転校生「えっと、うみについて、すなのおしろつくって、それで・・・あっ!」

秋穂「も、もしかして・・・」

転校生「お、おいてきたまんまだ・・・」

4人「マイケルーーーッッッ!!!!!」

マイケル:満潮時に海へと出立し、その後飛び跳ねたマンボウに押しつぶされマンボウともども死亡

今日はここまで!
段ボールがどんどん死んでいくけどしばらくは死なないはず。
次回は怜が出撃するけど、明日は更新できないかも。マンボウと段ボール、どっちの方が貧弱なんだろう。
ありすありあり(合言葉)


他の世界線にはヘリコプターから落としても丈夫な強化ダンボールという物があるそうですね…(レベルファイブ感)

ありすありあり
保護者の方がだめじゃねえかw

乙です
>>217
あの世界では

宇宙ステーションの外壁の耐久性<それをブチ壊す小型ロボットの必殺技<それをギリギリ耐えられないくらいのロボットの耐久性<某国のスゴいミサイル<スゴいミサイルを4発食らって平気な小型ロボットの耐久性<そのロボットと戦って勝ったロボット<<<(越えられない壁)<<<そんなロボットたちが戦っても全く壊れないダンボール

という構図が成り立っているからスゴい

~街の魔物~

智花「この前のクエスト、大変だったね」

転校生「でも、なっちゃんがなんともなくてよかったよ!」

智花「・・・うん、そうだね!」

智花「でも、街であんなに魔物が暴れまわるなんて、ほとんどないことなんだ」

転校生「どうして?」

智花「魔物ってね、出てきてすぐはとても弱いし、街には人の目がたくさんあるの」

智花「だから、魔物は街みたいに人がたくさんいるところでは大きくなりにくいの」

智花「大きくなる前に倒されちゃうから」

転校生「そっかー」

智花「まあ、歴史上では何度かあったことだし、運が悪かったのかもしれないね」

ブブブブブ

転校生「あ、くえすとだ」

智花「まあ、こんな風にクエストが出ること自体は珍しくないんだよね」

智花「大体は山や森の中、洞窟とか、あとは特級危険区域って呼ばれるとこがあって・・・」

怜「・・・」スタスタスタ

智花「あ、怜ちゃん、こんにち・・・」

怜「智花、すまない、急いでいるんだ」スタスタスタ

転校生「れーちゃん、どーしたんだろ?」

智花「・・・?怜ちゃんがあんなに慌てるなんて・・・」

智花「!」

智花「く、クエストの場所、神凪神社!怜ちゃんの実家なんだよ!」

智花「ま、待って、怜ちゃん、私も・・・」タッタッタッタ

転校生「かんなぎじんじゃ・・・れーちゃんのおうち・・・」

転校生「・・・」タタタタタ

~物陰から~

風子「・・・神凪はクエストですか。まぁ、家が襲撃されているなら仕方ありませんねぇ」

紗妃「委員長、なぜ隠れていたんですか?」

風子「神凪に会っちゃったら、風紀委員のよしみでついて行かなきゃいけねーでしょ」

紗妃「・・・・・・・・・・・・?」

風子「いや、ウチとしても手伝ってやりたいことはやまやまですがね。転校生さんも向かったみたいですし・・・」

風子「でも、これから調べなきゃいけねーことがあるんで」

紗妃「調べる、とは?」

風子「街から離れているとはいえ、神凪神社は人が大勢訪れます」

風子「通常あり得ない場所でクエストが発生しました。2連続ですよ」

風子「その原因が【わかっているのかおどうか】を、とりあえず宍戸結希に尋ねます」

紗妃「はぁ。しかしクエストは風紀委員の管轄ではないのでは・・・」

風子「いーですか。ウチは【ありえない場所に魔物が発生した】と言いました」

風子「学園内で魔物が出た場合、まず対処するのはウチらなんです」

紗妃「・・・・・・あ・・・・・・・・・」

風子「今までなら【そんなのありえない】ですがね」

風子「備えましょーよ」

風子「もし、そんな事態が発生したとして、そこに【戦えない者】が一人でいたとしたら・・・それこそ大変なことです」

紗妃「っ!転校生さん・・・っ!」

風子「ま、彼だけじゃありませんが、第一に警戒すべきことですね」

風子「ですからウチは、涙をのんで出て行かなかったわけです」

紗妃「委員長・・・転校生さんとクエストに行きたかったんですね」

風子「えぇ。やっぱり心配ですから」

~怜、推して参る~

怜(さて、到着した・・・が)

不自然な景色「・・・」

怜「おかしいな。クエストは人面樹の討伐だったはずだが・・・」

怜「まさか、魔法で景色をゆがませているとか?もしそうなのだったら・・・」

怜「はっ!」

ガッ

怜「刃が通らない、か。やはり、何かある!」

何か「すとっぷすとーっぷ!」

怜「なに!?喋っただと!?」

転校生「ぼくだよ!」パカッ

怜「て、転校生!?どこからあらわれた!?」

転校生「むふふ~このあたらしいめーさいだんぼーるがあれば、やまやはやし、もりでのこーどーがらくらくになるのだー!」

新型迷彩段ボール『UME=BOSHI』:宍戸結希が作った強化段ボールに南条恋が迷彩柄を描いて作られた。街中では効果を為さない。

怜「な、なるほど・・・しかし、いったいどうやってここに、一人で来たんだ?」

転校生「れーちゃんのうしろをついてきたの」

怜「そうか、気付かなかったな。そこまで余裕がなかったということか・・・。わざわざありがとう、転校生」

転校生「そーゆーのは、くえすとがおわってから!れーちゃんのおうち、まもるんでしょ!」

怜「そうだな。よし、では前は任せてくれ。お前には絶対に手を出させない」

怜「だから、魔力の供給は頼んだぞ。常に私は全力で戦うつもりだ」

転校生「まかせて!」

~追いかける夏海~

夏海「部長!あたし、行ってきます!」

鳴子「ああ、行っておいで」

鳴子「友達のためだ。取材抜きで助けてあげるといい」

夏海「写真はもちろん取ります!怜がバッサリやってるところ!」

鳴子「・・・フフ、そのほうが君らいいかもね」

鳴子「それじゃ、僕からの頼みだ」

夏海「はい、なんですか?」

鳴子「これを転校生君に預けておいてくれないかな」

夏海「これは・・・ピンバッジ?」

鳴子「GPS発信機になっている。精度が高いものを用意したんだが、渡す機会がなくてね」

鳴子「おそらく、神凪君たちは参道からは入らないだろう。そうなると、迷子になる可能性がある」

鳴子「大丈夫だと思うが、念には念を入れよ、だ」

夏海「はい!わかりました!」

鳴子「ついでに、戦力になりそうな生徒は誘っていくといい」

鳴子「『転校生君が行っている』と聞けば見過ごせないだろう」

夏海「了解しました!」

~ちょっとうるさい~

人面樹「・・・」

怜「私に任せろ!」ザシュッ

迷彩段ボール「れーちゃんすごーい!」

怜「まだまだだ!邪魔をするなら斬る!」

怜「斬れぬものはないっ!」

怜「受けてみろ!」

怜「覚悟!」

迷彩段ボール(そういえば・・・)

智花【えいっ!】

智花【やあっ!】

智花【てぇい!】

智花【いきますよー!】

夏海【たぁっ!】

夏海【トクダネいただきっ!】

夏海【ジャーナリスト魂!】

夏海【パパラッチなめんな!】

迷彩段ボール(みんなすっごいさけぶなぁ・・・)

~クエスト完了~

怜「今日は助かった。礼を言う」

転校生「おつかれさまー!」

怜「お前のおかげで、神社はこれからも続けられる」

怜「私も家族や働いている人たちを守ることができた。万々歳だ」

転校生「えへへ・・・やったぁ!」

怜「いつものこのようにありたいものだな」

転校生「そうだね。いつも、みんなけがなくてだいじょうぶだといいよね」

怜「ああ。・・・正直、最初は心配していたんだ」

転校生「しんぱい?」

怜「この小さな体に、お前はみんなの思いを、希望を背負っている」

怜「だから、いずれ否応なしに戦わなくてはならないだろう」

怜「その期待やプレッシャーに押しつぶされやしないかと思ってな」

転校生「だいじょーぶ!」

怜「ああ、そうみたいだ。お前は、こんなに小さくとも、ちゃんと自分の考えを持っている」

怜「自分でやり遂げるという意志がある。いざというときに立ち向かえる勇気がある」

怜「見上げた子供・・・いや、子供では失礼だな。見上げた男だよ、お前は」

転校生「えへへ・・・」

怜「いずれまた、チームを組むことがあるだろう。その時は、よろしく頼むぞ」

転校生「たのまれました!」

~活躍劇~

転校生「でね、でね、ふくぶちょーがかいてくれたこれのおかげで、れーちゃんさいしょはきづかなかったんだよ!」

恋「おお、そうかそうか。わっちも役に立てられて満足じゃ」

転校生「あとね、ゆきちゃんのおかげできられてもだいじょうぶだったよ!」

恋「斬られたのか!?」

転校生「『がっ』っておとがした」

恋「おおう、神凪・・・いや、焦っておったのはわかるが・・・」

ミナ「ククク・・・サーヴァントよ、そなたには隠者の素質があるようだ」

卯衣「隠者とは―俗世間の交わりや名誉を捨て、隠れるような暮しに安らぎを得る人のこと―」

恋「わっちの最終目標じゃな」

心「タロットだと正位置で経験則、高尚な助言、秘匿、精神、慎重、優等感、思慮深い、思いやり、単独行動、神出鬼没、変幻自在を表すみたいですね」カタカタカッターン!

梓「思いやりとかはあってるかもしれないッスけど、慎重とか高尚な助言がどうかと言われると・・・」

卯衣「ズレてるわね」

転校生「まちがえたのー?」

ミナ「・・・これくらいじゃ泣かないもん!」

~金銭問題~

結希(例の段ボールの研究費、実はものすごいことになっているのよね)

結希(・・・経費で落ちないかしら)

結希(いえ、無謀ね。結城さんが聞き入れてくれるとも思わないし・・・)

結希(かと言って、科研や国から出してもらうわけにも・・・そうだわ)

結希(スポンサーをつけましょう)

・・・

初音「んで、あたしのとこに?」

結希「ええ。こちらからの資料は提供するわ」コレヨ

初音「んー、あたしに見せられてもそこまでわかんないけど・・・」ナンデダンボール?

結希「これ、結果的に段ボールだから運送用にも使えると思うのよ。例えば、危険地帯への物資提供とか」

沙那「それが段ボールである必要性は?」

結希「転校生君が語ってくれるわ」

初音「ああ、段ボールの第一人者・・・」

転校生「みゅーがね、これをかいてくれたの」

宇宙ステーションの外壁の耐久性<それをブチ壊す小型ロボットの必殺技<それをギリギリ耐えられないくらいのロボットの耐久性<某国のスゴいミサイル<スゴいミサイルを4発食らって平気な小型ロボットの耐久性<そのロボットと戦って勝ったロボット<<<(越えられない壁)<<<そんなロボットたちが戦っても全く壊れないダンボール

沙那「ボツで」

結希「情報源が・・・」

その後なんやかんやあって転校生が使えば宣伝になるということでスポンサーになりました

~がんばって~

聖奈「何?仕事を手伝いたい?」

転校生「ゆーちゃんのおてつだいするの!」

聖奈「しかし、私の仕事は金が絡んでいる以上、正確性が求められる」

聖奈「だから、子供に任せるわけにはいかないんだが・・・うん?そこにあるのは、段ボールか?」

転校生「あーす」

聖奈「地球!?」

宣伝用段ボール『ARS』:JGJマークを入れるためだけに作られた試作強化段ボール。ありすの人形をよく入れて運ぶことから、『【A】【R】I【S】U』と名付けられた。

聖奈「なるほど、ちょうどいい。学園内の構造はわかっているな?」

転校生「うん!」

聖奈「では、この書類をこの場所に届けてくれ。機密書類だから、中が見えないようにこれにいれて、ふたを閉めてな」

転校生「はーい!」

・・・

転校生「おとどけものでーす!」

・・・

転校生「みかわやでーす」

・・・

転校生「クロネコヤマトでーす」

・・・

転校生「さがわきゅーびんですー」

・・・

虎千代「え?学内で神宮寺が宣伝行為?」

薫子「と、いうよりかはJGJの宣伝を例の転校生さんが。宍戸さんが段ボールの研究費のためにスポンサーとしてお願いしたそうです」

聖奈「・・・意外なところで金が動いているんですね(何故段ボールなんだ・・・わからん)」

~宣伝効果~

紗妃「最近、いたるところでJGJのマークを見ますね」

風子「いたるところに転校生さんが出没してますから」

怜「手伝いがしたいからといろいろなものを運んでいると聞く。優しい子だ」

梓「ふくぶちょーの絵の具セットとか、ありすちゃんの人形とか、小鳥遊先輩のゲームとかッスね」

風子「貸出期限切れの本の回収、学園のゴミ拾い、里中と一緒に野菜の収穫、あの段ボールが洗えるってのがでけーですね」

紗妃「いろんなものを入れたがるんですよね。この前一緒にスコーンを買いに行ったんですが、自分が持つって言って聞かなくて・・・」

梓「街中で使ったらガチの宣伝じゃないッスか」

怜「雨の日には傘代わりにもなるみたいだ。この前、被りながら外を移動しているのを見た」

風子「そーすると、それをみてJGJの製品の頑強さを宣伝出来て、JGJは大儲け。宍戸はさらなる研究資金を得て、転校生さんにはよりよい段ボールが手に入ると」

梓「ヤバいッスね。段ボールが経済を動かしてるッスよ」

紗妃「そのうちテレビCMに呼ばれたりとか?」

風子「それはさせませんよ。いちおー、転校生さんは機密じょーほーの塊なんで」

梓「改めて、扱いが難しい人ッスねぇ」

風子「大衆の目がJGJの宣伝にいってくれてればいいんですがね」

怜「間違っても本人を宣伝することはないように、ですね」

風子「ま、そーゆーことです。んで、それは転校生さんに行っても仕方がないので、ウチらの仕事です。風紀委員一同、よろしくおねげーしますよ」

~おこづかい~

クレプリ「そういや、少年の小遣いってどうなってんだ?」

ありす「じぶ・・・で・・・?」

転校生「えっとね、たしかね、うのさんがかんりしてくれてるんだって」

クレプリ「兎の字かぁ・・・ちょいと心配さね。実はこっそり少年の貯金を使ってたり・・・」

ありす「・・・めっ!」

クレプリ「冗談さね、冗談」

転校生「うのさんのことはゆきちゃんとゆさとふーちゃんとえっちゃんとさっちゃんとゆかちゃんと」

転校生「ゆーちゃんとみなせがかんししてるからだいじょうぶだってさ!」

クレプリ「誰も逃げられねぇ布陣じゃねぇか」

ありす「・・れが・・・わたし・・るの・・・?」

転校生「んー、ふーちゃんとかえっちゃんとかゆさからおかしかっておいでっておかねもらったことはあるけど・・・」

クレプリ「んじゃあ、もしかして一切手を付けてないんじゃね?クエスト報酬」

転校生「んー・・・わかんないからいいや!」

ありす「そ・・・だね・・・」

クレプリ「まあ、ちっちゃいころから金は持ちすぎないほうが吉さね」

転校生「あっ、でもでも、おたんじょうびのときとか、ぷれぜんとかってあげるのは、じぶんのつかいたいなぁ」

転校生「もうすぐゆさとさらちゃんとりっちゃんのたんじょーびだし」

クレプリ「んじゃ、兎の字に相談しに行くか?」

転校生「うん!そーだんしましょ♪」

ありす「そぅ・・ましょ・・・♪」

~討伐強化週間~

転校生「ゆきちゃん、ごよーじってなぁに?」

結希「ああ、来てくれたのね。討伐強化週間中だから、少し段ボールのメンテナンス・・・調整をしようと思ってね」

転校生「そーなの?」

結希「ええ。あなたはその体質から、たくさんの生徒とクエストに行くでしょ」

結希「だから、念のためにクエストから帰ってくるたびに来てもらえるかしら」

転校生「わかったー!」

・・・

結希(これで精密データを集めてもらえるわね)

結希(定期的に来てもらう約束もした。段ボールのメンテナンスをしているといえば、疑われることもないわ)

結希(まさに隠れ蓑になっているわけね。・・・段ボール、侮るべからずだわ)

結希(まぁ、段ボールのメンテナンスをしているで通じるのは、ひとえに彼が段ボールをもって回っているからであって)

結希(印象操作という点では子供に勝るものはないわね)

結希(・・・学園外の人物から見れば、私は狂人なのかしら)

転校生「ゆーきーちゃん!」

結希「あら、おかえりなさい。早かったわね」

転校生「なーちゃんといっしょにくえすとにいってきたの!」

結希「道理で早いはずだわ」

結希(生天目つかさが討伐しに行くような魔物、ますます価値があるわね)

結希「・・・これからも頑張ってね、転校生くん」

結希(人類のためにも、あなたのためにも、ね)

転校生「はーい!」

今日はここまで!今日は更新がないかもしれないといったな。すまん、ありゃ嘘だった。
結希は段ボールづくりがちょっと楽しくなってきていたり。
風子も本当は転校生につきっきりでいたいんです。だけど、彼女の立場がそれを許してくれないわけで。学園内の魔物が出たときは手出しできませんし。
【野薔薇と書いてぱーぺきと読む】より
ちっこいいんちょとのクエストはまだまだ先ですね。具体的に言うと撃たれた後だから・・・うわぁ、大変なことになりそうだ。
1週間と半分くらいで3話まで進めました。こっからどんどんテンポアップしていきます。
次回はゆさの誕生日→もも出勤→さらとりっちゃんの誕生日って流れになるかな。
周りのレスをどんどん利用していくスタイル。ネタ提供は正直嬉しいです。
このスレは非安価で進めていますが、リクエストとかあったらやるかもしれません。
スレ内時間に沿ったイベントならやりやすいので、そのあたりを考慮してもらえると嬉しいかも。
まあ、時間的にズレてたらズレてたでおまけとして出せばいいんですが。リクを拾うか拾わないかは気分次第で。
ありすありあり(合言葉)

ありすありあり
UME=BOSHI...一体どこの副部長が考えた名前なんだ...

ありすありあり
怜ちゃんが本編同様のイケメンで何より

~ノルマ~

イヴ(あら、転校生さん・・・)

転校生「すぅ・・・すぅ・・・zzz」

イヴ(風紀委員室で寝てるだなんて、珍しい)

イヴ(いつもならお昼寝は楠木さんや学園長と一緒なのに・・・あら?)

イヴ「これは、百字帳ですか。漢字がたくさん書いてあって・・・なるほど」

イヴ(勉強疲れ、ですかね。しばらくはこのままで・・・)

転校生「んん・・・い・・・ぶ・・・」

イヴ「・・・寝言、ですよね」

転校生「すぅ・・・すぅ・・・zzz」

イヴ(さて、では私もここで勉強を・・・)

転校生「いぶ・・・おすわ・・・り・・・」

イヴ「え?」

転校生「いぶ!おすわり!」

イヴ「は、はいっ!」スタッ

転校生「すぅ・・・すぅ・・・zzz」

イヴ「ね、寝言・・・でしたか」

イヴ(なぜでしょう、彼の強い命令に、したがってしまったのは・・・)

転校生「いぶ!おかし!」

イヴ「はい!ただいまっ!」

・・・

イヴ「はっ!気がついたら身体が動いてました!」

転校生「いぶ・・・ありが・・・とー・・・zzz」

イヴ「はい、ご主人様・・・はっ、わ、私は何を!?」

達成

今日の息抜きっす。イヴには逃れられないカルマがあるみたいで。
まあ仕方ないよね。イヴだもんね。
本編は夜に進めます。
ありすありあり(合言葉)

やはりイヴはイヴだったか

~遊佐鳴子の誕生日~

―8月23日―

夏海「部長!誕生日おめでとうございます!」

鳴子「・・・・・・・・・・・・ん?」

夏海「今日、部長の誕生日ですよね?8月23日」

鳴子「あれ?そうだったっけ?」

鳴子「4月2日にしていたはずだよ?」

夏海「・・・・・・・・・え?」

夏海「だ、だって生徒名簿には今日って書かれてますよ!」

鳴子「・・・本当だ。これはしまったな・・・前の者で登録しちゃってたか・・・」

鳴子「・・・・・・・・・・・・」

鳴子「ありがとう夏海、祝ってくれて嬉しいよ」

夏海「えっ!?」

鳴子「僕もついに18歳か。思えば学園で過ごした11年間は長かったなぁ」

鳴子「これで僕も卒業年齢というわけだ」

夏海「・・・部長がいなくなると、もしかしたら生徒会が一気に廃部にしてくるかも・・・」

鳴子「すぐに潰されないよう、工作はしていくよ・・・それに夏海」

鳴子「君を信じているから」

夏海「・・・・・・部長・・・・・・!」

~疑惑~

夏海「じゃないですよ!さっきの変な流れを無視していい話にしないでください!」

夏海「【4月2日にしていたはずだよ?】ってなんですか!」

鳴子「まぁまぁ、いいじゃないかそんなこ」

転校生「えっ」トサッ

鳴子「とは・・・・?」

転校生「ゆ、ゆさ、たんじょーび、きょうじゃないの?」

鳴子「あ、て、転校生くん。こんにちは、君も誕生日を祝ってくるのかい?」

転校生「ゆさのたんじょーび、しがつふつかって・・・」

夏海(あの部長がたじろいでいる!?・・・しかけるなら、今!)

鳴子「や、やだなぁ。今日だよ、今日。今日に決まってるじゃないか」

夏海「まさか部長、今日が誕生日っていうのも嘘なんですか!?」

転校生「や、やっぱり・・・」

鳴子「ま、まさか。名簿に載っている誕生日が嘘なはずないじゃないか」

夏海「信用できません!ジャーナリストとして、徹底的に追求します!」

転校生「ぷ、ぷれぜんと・・・ちゃんと、しがつふつかにわたすから・・・」

鳴子「て、転校生くん!?大丈夫だ!今日、今日だから!今日であってるから!」

転校生「またつくりなおすからーっ!」ダダダダダダダダ

鳴子「転校生くーーーん!!!!!!!!!!!!」

※説得の結果プレゼント(手作り手帳カバー)はもらえました

~お手伝い~

転校生「いらっしゃいませー!」

月詠「・・・何してんの?」

もも「お手伝いしたいっていうから、してもらってるの。あ、ちゃんとお給料は出るみたいだよ」

月詠「ふーん、こんな歳からバイトなんて、精が出るわね」

転校生「おてつだいしたらね、おこづかいもらえるの。そのおかねでね、さらちゃんとりっちゃんのおたんじょーびぷれぜんとかうんだよ!」

月詠「あれ?あんたクエスト報酬とかあるんじゃないの?」

もも「現金でもらうおかねじゃないとよくわからないみたいで・・・」

月詠「はぁ、気持ちはわかるけど。引き落としとかだと使ってる感覚ないし」

もも「現金を使って、金銭感覚を身に着けるっていうのは大事だよね」

月詠「そーね。んじゃ、これとこれ、あとこれちょうだい」

もも「はい!1548円になります」

月詠「んじゃ、ひきおと・・・やっぱ現金で」

もも「別に自分で使う分にはいいと思うよ」

月詠「いや、あんなこと言った手前負けた気がするし・・・」

~バイト中に~

転校生「ありがとーございましたー!」

もも「うんうん、その調子で挨拶していってね」

転校生「はーい!」

ブブブブブ

もも「あっ、ごめんね。ちょっとバイト先から電話がきたから、しばらく転校生くんにまかせるね。レジはちょっとかかるってお願いしておいてくれるかな」

転校生「はーい」

もも「もしもし・・・えっ?」

もも「て、店長?店長!?」

もも「・・・・・・・・・嘘」

もも「・・・魔物が・・・また、街に・・・」

転校生「!」

もも「ごめん!あたし、行かないと!」タッタッタッタ

転校生「・・・まものが、まちに?」

転校生「・・・もしもし、ゆきちゃん?」

・・・

転校生「うん、それじゃあ、とりにいくね。それじゃあ、またあとで・・・あれ?」

イヴ「すいません、桃世さん、いますか?」

転校生「あっ、いぶ!ももももはいないよ!」

イヴ「そうですか?では次の機会に・・・」

転校生「これえぷろんね!ちょっとまかせたよ!ぼく、まちにいかなきゃ!」

イヴ「・・・え?」

~巻き込まれ~

月詠「もも、もも!アンタのバイト先に魔物が・・・!」

イヴ「いらっしゃいませ。桃世さんならいませんよ」

月詠「え?・・・え?なんであんたが?」

イヴ「押し付けられました」

月詠「そこでやるのも律儀よねぇ・・・ってそうじゃない!」

月詠「まさか、もうクエストに行っちゃったの?」

イヴ「そのようですね。今日は桃世さんがいる日だと記憶していたはずですから」

月詠「そ、そんな!ツクを誘ってくれたっていいじゃない!」

月詠「独りで行かせたりしないんだからね!」タッタッタッタ

イヴ「どのみちクエストは独りでは受けられませんし、転校生さんも向かったみたいですから・・・」

ポツーン

イヴ「・・・私も誰かに押し付けようかしら」

ノエル「ももちゃんももちゃん!たいへんっ!」

イヴ「ちょうどいいところに。任せたわ。これ、エプロンね。私は図書室に行くから」

ノエル「え?・・・え?」

~もも、出勤します!~

もも「うう・・・ネズミかぁ。あたし、苦手なんだよね、ネズミ」

もも「ていうか、つい一人で飛び出してきちゃったけど、クエスト行くのにはパーティー組まないといけないんだよね・・・」

もも「でも、魔物がすぐ近くにいるのに学園に戻るのも・・・」

ピッピー

もも「笛の音・・・?」

転校生「もももも!」ピッピー

もも「あ、転校生くん!どうしてここに?それに、それ・・・」

転校生「まものがまちにでたんでしょ!みんなをまもらなきゃ!これは、ゆきちゃんがよういしてくれたの!」ピッピー

四輪駆動段ボール『ジャスミン』:ついに段ボールに走行機能がついた。魔力稼働モーターなので実質バッテリー切れの心配はなく、人にぶつかっても大丈夫。最高速度15km/h

もも「それで追いかけてきてくれたんだ・・・」

転校生「ぱーてぃーくも!いっしょにまちをまもるんだ!」

もも「・・・うん!よろしく、転校生くん!」

~バイト先~

もも「転校生くんは、あたしのバイト先まで来たことなかったよね」

転校生「うん。どこでおてつだいしてるの?」

もも「アンネリーゼってとこ。チェーン店だから知ってるんじゃないかな?」

転校生「しってるー!おかーさんとかおとーさんといっしょにいったことある!」

もも「そっか!それで、あたしはそこでバイトしてるんだけど、そこの近くに魔物が出たみたいで・・・」

もも「っ、来たよ!」

転校生「もももも、がんばって!」ビビビ

もも(これが、転校生くんの魔力・・・すごい!)

もも(力が湧いてくる!今なら、何でも倒せる気がする!)

もも「行くよっ!ていやぁーーー!!!!」

~最後の一匹~

もも「もうすぐ、バイト先のすぐ近く。ここの角を曲がったら見えるよ」

もも「大ネズミも確認されているのはあと一匹。今までと同じ強さなら・・・」

もも「大丈夫。みんなちゃんと避難できているみたいだし」

転校生「でも、ゆだんしちゃだめだよ。なっちゃんのときみたいに、ばーっ!ってくるかもしれないから」

もも「うん、慎重に、注意深く。この町の人たちの、笑顔を守らないと!」

転校生「おー!」

もも「見えた!うちのお店のすぐ近く。まだ何も壊れていない・・・!」

もも「今のうちに倒しちゃうよ!」

転校生「がんばって!」ビビビ

もも「行きます!」

・・・

もも(やれる!魔力不足がないって、こんなにすごい事なんだ!)

もも(常に全力で戦える。いくらでも戦えちゃう!)

もも(よしっ、最後に一発、おっきいのを・・・)

大ネズミ「キシャァーッ!」

もも「あっ!転校生くん、逃げてーっ!」

転校生「じゃすみんがーどっ!」

ガッ

大ネズミ「なん・・・だと・・・」

もも「うりゃーっ!」

~危機一髪~

もも「転校生くん、大丈夫!?」

転校生「えへへ・・・じゃすみんがまもってくれたよっ!」

もも「ああ、よかったぁ・・・途中で転校生くんに向かって行ったから・・・」

もも「あたしが調子に乗ってたせいで、ごめんなさい」

転校生「だいじょうぶだよっ!けがなかったもん!」

もも「・・・ううん、これじゃだめなの」

もも「転校生くんは、全力で守らないといけないのに、あたしが離れちゃったから・・・」

もも「もし、少しでも傷ついてたら、椎名さんに診てもらった方がいいよ。魔物の生態ってよくわかってないから、毒があるかもしれないし」

転校生「けがはないっ!じゃすみんさいきょうっ!」

もも「・・・でも、おかしいな。魔物が目の前の敵より遠くを狙うなんてなかったのに・・・」

転校生「どーして?」

もも「知能があるのはわかってたけど、そこまで賢くはなかったんだ」

もも「まさか学習してるなんてことは・・・いえ、そんな」

もも「と、とにかく報告しよっか!幸い、バイト先には傷一つついてないし!」

転校生「よかったね!」

もも「うん、よかったよ。ありがとう、転校生くん」

~なんで?~

もも「さて、と。こっちの仕事に戻らなきゃ・・・」

ノエル「あっ、いらっしゃーい!」

もも「・・・あれ?なんで?」

転校生「いぶが・・・のえるんになってる?」

ノエル「あっ、そうだよ!なんかお姉ちゃんが、『任せたわ』って言ってエプロン渡されて・・・」

もも「なんで!?」

転校生「もももも。あのね、ここからでるときに、いぶがきたからおまかせしたの」

もも「はぁ・・・えっと、とりあえずありがとう」

ノエル「どういたしましてっ!レジの使い方わかんなくて何にもできてないけどね」

もも「とりあえず、商品を野ざらしにしてないだけでも十分だよ」

転校生「のえるん、ありがとーっ!」

ノエル「いやいや、レジは使えないけど、今後ともみんなのサポ役ノエルちゃんをよっろしくぅ!」

ノエル「あ、レジの使い方だけ今度教えてくれれば・・・」

もも「いつでも教えるから、好きな時に来てねっ!」

~さら・律の誕生日~

―8月25日―

さら「」キャッキャッ

律「」ウォウウォウ

千佳「」ハァ・・・

転校生「あっ!りっちゃん!さらちゃん!ちかちゃん!おはよー!」

さら「あ、転校生さん!おはようございます!」

律「おおー、おはよう」

千佳「うっす、おはよー」

転校生「えっとね、えっとね、はい、これ!りっちゃんと、さらちゃんにたんじょーびぷれぜんと!」

さら「本当ですかあ!?ありがとうございます!」

律「おおう、ここにも祝ってくれるのが一人・・・ヤバ、あたしちょっと泣きそう・・・」

転校生「な、なんで!?」

千佳「はいはい、これは気にしなくていいから。んで、何持ってきたの?」

転校生「えっとね、昨日、こーばいのひとにね、おだちんだってこれをもらったの!」

さら「これは・・・チケットですか?」

律「おっ、これスイパラのタダ券じゃん」

転校生「みんなでたべておいでーって。だからね、きょうたべにいこ!」

さら「やったぁ!」

律「うし!じゃあ夕飯にでも・・・あっ、ち、千佳・・・」

千佳「い、いやいやいや、自分の分くらい自分で払うし!」

転校生「4枚あるからだいじょうぶだよ!」

千佳「ほんと!?って、なんかこんな子供からもらうのはちょっと気が引ける・・・ほら、あんたの仲がいい子とか誘わないの?」

転校生「だから、ちかちゃん!いっしょにいこ!」

千佳「え?・・・そ、そこまでいうなら・・・」

さら「みんなでおゆはんですねぇ!」

律「お、一曲思いついた!それじゃ、行くぜ!」

千佳「はいはい、それはまた今度で」

~いきたかった~

クレプリ「少年はさらっちたちとスイーツパラダイスに行ってるさね」

ありす「・・・」

クレプリ「ありすぅ、機嫌直せよぉ。今日はあの二人の誕生日なんだから、な?」

ありす「こぇ・・・けてくれても、ぃいのに・・・」

クレプリ「でも、少年とさらっち以外もいるのにか?」

ありす「そぇは・・・ぅぅ・・・」

クレプリ「だいーじょうぶさね。ありすの誕生日のときか、少年の誕生日の時に一緒に行けばいいさね」

ありす「そ・・かな・・・?」

クレプリ「おうおう。そのためにも、今日の宿題やり切らないとな」

ありす「ぅぅ・・・」

クレプリ「ほれ頑張れありす!もう一息さね!」

今日はここまで!グリ妄想書いてきました!もし自分のがわかったらヨロシクです。
誕生日とメインストーリーだけで終わってしまった・・・
明日はつかの間の休息してからおばあちゃんとクエストかな。
段ボールがついに動くようになったけど、まだまだ改良の余地はある模様。ガタガタな土地では走れません。
ていうか、あれを出しておかないと第七次侵攻で転校生が大変なことになる。走り回るのに子供の体力で持つわけがない。
真理佳におんぶさせようかと考えたけど魔法使い覚醒したての生徒にちっこいいんちょがそんなの許可するわけがない。
ていうか、ちっこいいんちょが今回登場してないな。メインヒロインなのに。まあ、グリモアにはよくあること。
ありすありあり(合言葉)


多分この転校生は後に強化ダンボールの中で戦う遊びにはまる(確信)

ありすありあり
本編でもメインさんの出番少ないからね。メインヒロインの出番が少ないのはグリモアでは普通のことだ(白目

ありすありあり
メ、メインさんは年度末にはちゃんとメインヒロインしてるから(震え声)

ネズミが喋った……だと……?

~生理的嫌悪~

転校生「あっ、おばあちゃーん!おはよー!」

アイラ「あっ、てんこうせいくんだぁ☆おはよー!」

転校生「・・・おばあちゃん、きもちわるいよ」

アイラ「な、なにをいってるのかな?あいらはいつもどおりだよっ!」

転校生「うう~」ダンボールカマエ

アイラ「そんなにおびえなくてもいいでしょ?あいらはてんこうせいくんのおともだちでしょ?」

転校生「やぁ・・・」ダンボールカブリ

アイラ「も~、かくれるぐらいにこわがらなくてもいいじゃんか~」

段ボール「や!」

アイラ「ふえぇ、てんこうせいくんがこわがってるよぉ」

段ボール「やー!!!」ダダダダダダダダ

アイラ「あっ、おい、逃げるな!おい!くそっ、意外に早い!段ボール被りながらなのに!」

~クエストのお誘い~

アイラ「まったく、お主はどうしてそう頑固なんじゃ」

転校生「やーっ!はなしてーっ!」ジタバタ

アイラ「ほれ、転校生。クエストにいくぞ」

転校生「ふぇ?」

アイラ「お主の体質、一度試してみたかったんじゃ」

アイラ「すんげぇ量の魔力・・・妾が絞りつくせるかどうか、試してみようではないか」

紗妃「なっ、なっ、なっ・・・」

転校生「あっ、さっちゃん」

アイラ「ん?」

紗妃「な、何を言っているのですかあなたは!こんな子供からし、し、し、搾り取るだなんて!」

アイラ「・・・はぁ?」

転校生「さっちゃん、なにいってるの?」

紗妃「不潔です!不純です!すぐさま風紀委員室まで・・・!」

アイラ「気にする出ない。行くぞ、転校生」

転校生「はーい」

紗妃「東雲さん!話は終わってませんよ!」

アイラ「ほれ、転校生。そうと決まれば早速でっぱつ!なんかおもろうなって来たぞ!脳ピンが来る前に急ぐんじゃ!」

~ランデブーwith熟しすぎた少女~

アイラ「ぶははははは、よく来たな、少年!」

転校生「おばあちゃんがこいっていったんでしょ」

アイラ「この最凶にして最強な妾と組めることをありがたく思え!」

転校生「きいてないし・・・」

アイラ「なにを隠そう、妾ってば超強いんじゃ。真祖だし。たぶん学園で一番」

転校生「そうなの?」

アイラ「そうじゃそうじゃ。普段は猫被って大人しくしとるがな」

転校生「にゃーにゃー?」

アイラ「その猫は関係ない」

アイラ「ま、今日はクエストついでに、そのおっそろしい力の一端をみせつけてやろう」

転校生「おおー」

アイラ「どっかんどっかん蹴散らしてやるからどんと任せるがよい!」

転校生「まかせたー!」

アイラ「・・・で、討伐対象はなんだったか。なんでも一緒だから気にしとらんかった」

転校生「さわがにだって」

アイラ「・・・サワガニ?サワガニとは、あの佃煮にしたらうまいヤツか?」

転校生「やっぱりおばあちゃんっぽい・・・」

アイラ「気にする出ない。・・・んん?サワガニということは、妾たちはどこに向かえばいいのじゃ」

アイラ「・・・うう、なんかイヤな予感がするが・・・まあよい。行くぞ少年」

転校生「おー!」

アイラ「どこであろうと構わん。先導しろ!なんか出てきたらクチャッとやってやる」

転校生「れっつごー!」

~弱点~

アイラ「うう・・・きいとらん!妾はきいとらんぞ!」

アイラ「こんな川だらけの場所とはきいとらん!」

転校生「えぇー、じぶんできにしてなかっただけでしょー」

アイラ「それはそうなんじゃが・・・お主、痛いところをついてくるのう」

転校生「それで、どうしたの?」

アイラ「少年。妾は吸血鬼なんじゃ。それは知っておるな?」

転校生「うん」

アイラ「よしよし。そして吸血鬼には唯一の弱点がある。それが・・・【流れる水】じゃ!」

転校生「そうなの?」

アイラ「ああ、そうじゃ。ここを見よ!妾の唯一の弱点である【流れる水】がスゴいたくさんあるではないか!」

転校生「なんで苦手なのー?」

アイラ「ぐ・・・吸血鬼は流れる水を超えることができんのじゃ」

アイラ「どうしても超える気にならん、というのが正確じゃな」

転校生「なんで?」

アイラ「理屈は知らんが、そういう設定になっとる。真祖でもそれは変わらん」

アイラ「こればっかりは妾も無理じゃ。少年、おぶれ」

転校生「ええー、それじゃあ、よいしょ・・・っと・・・わぷぅ!」グシャ

アイラ「うーん、やはり無理か。少年の弱点はここじゃのう」

~安心と信頼の~

アイラ「さて、どうするかの。ようするに自分で渡ることができんのだから、それさえなんとかできればいいんじゃが・・・」

転校生「あっ、じゃあねぇ、これつかう?」つ段ボール

アイラ「・・・それでどうするつもりじゃ」

転校生「きょうはじゃすみんだとがたがたでつかえなさそーだったから、みずにつよいなみへいをもってきたよ!」

耐水強化型段ボール『波平』:従来の機能をそなえつつ今まで以上の耐水性を獲得した段ボール。いきなり怒鳴ったりしないので大丈夫。

アイラ「・・・それに乗れと?」

転校生「ぼくがうしろからおすね!」

アイラ「もーすこしなんとかならんかったんかの・・・いや、でもこれが限界か・・・」

アイラ「よっこらせっと・・・おお?乗り心地はそこまで悪くはないの」

転校生「それじゃーおすねー」

アイラ「おー、おせおせ・・・ん?おい、ありゃなんじゃ。デカいカニがおるぞ」

転校生「・・・あっ!あれだ!とーばつたいしょー!」

アイラ「・・・おおっ!あれが討伐対象か!おろせおろせ!はやく陸地まで連れて行くんじゃ!」

転校生「えっほ、えっほ・・・とうちゃーく」

アイラ「よし、ではよーく見ておけ。これが吸血鬼の戦いかたじゃ!」

~意外と役に立つ~

アイラ「この段ボール・・・便利じゃの。妾の唯一の弱点である日光もこれで防げる」

転校生「そーでしょ!だってだんぼーるだもん!」

アイラ「いや、普通の段ボールは耐水性能なぞ付いておらんから・・・」

転校生「そっかぁ」

アイラ「ふふふ、妾は影の似合う女じゃからな。段ボールとて妾のミステリアスなフェロモンを醸し出す演出材料になっちまうんじゃ」

転校生「みすてり・・・?ふぇろもん・・・?」

アイラ「どうじゃ、少年。妾のトランジスタグラマーな妾の魅力にメロメロになっちまうじゃろ」

転校生「とらんじすたぐらま?」

アイラ「要はかわいらしいじゃろ、ということじゃ」

転校生「おばあちゃんはだんぼーるがなくてもかわいいよ」

アイラ「お、おう・・・なんじゃ、そう素直に褒められたら反応に困るわい」

転校生「えー、ぼくはほめられるのだいすきだよ?」

アイラ「そりゃお主がまだ子供じゃから・・・いや、お主は群を抜いて褒められるのが好きみたいじゃな」

転校生「うん!」

アイラ「まあ、子供の内はまだよいが・・・まだいいか。どうせ先は長いんじゃ」

~おばあちゃんの心配~

アイラ「お主は特別じゃ。人類にとってものすごく都合がいい人間なんじゃ」

転校生「?」

アイラ「まあ、ババアの小言だと思って聞き流してよい」

アイラ「お前みたいな体質の人間は人類史始まって以来じゃろう」

アイラ「魔力を大量に貯蔵できる、さらにそれを分け与えることができる」

アイラ「今までの人類がその技術を確立しようと努力してきたが、ついにはうまれんかった技術じゃ」

アイラ「ま、おそらくはただの突然変異なんじゃがの。300年くらい生きとるが、魔法は奥が深いからな」

転校生「へぇー」

アイラ「そういうわけじゃから、お前を【特別扱い】する人間はこの先ごまんと出てくるじゃろう」

アイラ「今は学園が守っておるが、時間が経つにつれそれも難しくなる」

アイラ「そのとき、自分の身を護るのは自分なんじゃよ」

アイラ「じゃから少年、一つ聞きたい。どうして褒められるのが好きなんじゃ?」

アイラ「返答次第では、少年の考えを改めさせねばならん。お前が他人に利用されないように、の」

~笑顔~

転校生「うーん、ほめられるのがすきなのがなんで、かぁ・・・」

アイラ「まあ、明確な理由はないのかもしれん。お前がただの名誉好きの可能性もある」

アイラ「もしくは他人の役に立ったことを形としてあらわしたものがそれだから・・・という自己満足の可能性もある」

アイラ「そう深く考えんでよいぞ」

転校生「えっとね・・・おてつだいしたりね、がんばってくんれんしたらね、みんなほめてくれるの」

アイラ「うむ」

転校生「『よくがんばったね』とか『ありがとう』っていってくれるの」

アイラ「ふむふむ」

転校生「それでね、そのときはね、みんなえがおで、わらってよしよしってしてくれるの」

転校生「いつもこわいかおのぽんつくとかゆーちゃんもね、わらってほめてくれるの」

転校生「ほめられてるときはね、みんながわらえるから。そしたら、すっごくうれしくなるんだよ!」

転校生「だからね、ほめられるのがすきなの!」

アイラ「・・・そうか。幼いながら、しっかり考えとるんじゃな」

アイラ「なら、妾から言うことはない。今日もしっかり褒めてもらおうではないか」

転校生「うん!」

アイラ「よし、ではヤツをとっとと倒すとするかの。少年、魔力を送れ。派手に一発やってやろう!今晩は佃煮じゃ!」

~転校生について~

アイラ「あぁ~、疲れた・・・」

風子「お疲れ様です、東雲アイラ」

アイラ「お、おう?なんじゃ、水無月か」

鳴子「今日は楽しかったかい?」

アイラ「遊佐も?」

虎千代「すまない、驚かせるつもりはなかったんだ」

アイラ「生徒会長まで・・・」

エレン「少し話がききたくてな」

アイラ「なんじゃなんじゃ、お主らいったいぜんたい何の用じゃ」

風子「なんてことはありませんよ。ただ、300年生きてるきゅーけつきさんに『転校生さん』のことをちょっと聞きたいと思いまして」

アイラ「少年のことをか?あー、そうじゃのう・・・今日話をしていて、わかったことがある」

鳴子「ふむ」

アイラ「あやつは、妾が考えていた以上にそうとう強いヤツじゃ。ありゃ将来化けるぞ」

エレン「強い、とは精神面か?」

アイラ「あの年の子供に肉体的な強さを求めるわけがなかろうて。・・・あやつは、そんじょそこらのやつよりよっぽどしっかりした意志を持っておる」

アイラ「あやつは明確な目的を持って動いておる。明確な理由があって努力をしている。そしてそれは、たやすくは崩れんものじゃ」

虎千代「明確な目的?」

アイラ「笑顔が見たいんじゃとよ。『自分が褒められているときは、どんなしかめっ面の者でもみんな笑顔になる』そういっておったわ」

風子「なるほど、彼の手伝い好きはそーゆーことですか」

アイラ「単純に褒められるのが好きというのもあるじゃろうが、あんなはっきりとしたもんをあの年でもってるとは思わなんだ」

アイラ「クックック、本当に将来が楽しみじゃの」

~蛙は口ゆえ蛇に呑まれる~

怜「よしよし、よくやったな、転校生」ギュー

転校生「れーちゃんふかふかー」

・・・

紗妃「転校生さんに、不埒な人物は一切近づけません!」ギュゥゥ

転校生「さっちゃんふにふにー」

・・・

梓「しっかりつかまってるんスよ、それじゃあ、ニンニン!」

転校生「ぷにぷにー!ニンニン!」

・・・

転校生「いぶー、このまえありがとー!」ギューッ

イヴ「うっとうしいです。あと、図書館ではお静かに」

転校生「・・・」

・・・

転校生「ふーちゃんふーちゃん」

風子「ん?どーしました?」

転校生「ぎゅーして」

風子「んじゃ、ぎゅーっと」ギュー

転校生「・・・ふーちゃん、かたい」

風子「ていやっ」ゴチン

転校生「あいたっ!」

・・・

風子(いや、ウチがちいせーのは体格のせーですし)

風子(けっして栄養不足とか努力不足とかそーゆーもんじゃ・・・)

風子(・・・)

イヴ「委員長、どうしたんですか?」

風子「っ!?」

梓「ん?その手にあるのは・・・『今日から始めるバストアップたいs」

その後、イヴは3日間ぐらい姿を見せなかったらしい

~瑠璃川~

秋穂「転校生くん、こんにちはっ!」ペロペロ

転校生「こんにちはー!」

春乃「ぐぬぬ・・・あのくそガキめ、あたしの秋穂を独占しやがって・・・」ペロペロ

春乃「一回ヤキ入れてやろうかしら・・・」ペロペロ

転校生「はるのん!こんにちはー!」

春乃「・・・ん?」クンカクンカ

秋穂「お姉ちゃん、転校生くんがあいさつしてくれたよ!」

春乃「(正直返す気にもならないんだけど・・・)こんにちは」ハムハム

転校生「!」

転校生「あきちゃんあきちゃん!」

秋穂「どうしたの、転校生くん」ニギニギ

転校生「はるのんが!こんにちはっていってくれた!」

秋穂「え?」モミモミ

転校生「いっつもね、なにもいってくれないけどね、きょうはこんにちはっていってくれたの!」

秋穂「もう、お姉ちゃん!ちゃんとあいさつされたら返さなきゃダメでしょ!」ハムハム

春乃「んー!挨拶にこだわる秋穂は礼儀正しいーっ!マイスウィートエンジェル秋穂ーっ!」ペロペロ

転校生「まいすうぃーとえんじぇるー!」

春乃「お前がその呼び方を使うなっ!」

転校生「ぴぅっ!?」

秋穂「お姉ちゃん!」

~あそびたい~

転校生「じゅんちゃーん!」

純「・・・ん?あ、転校生。どしたの?」

転校生「まちにいこっ!」

純「え、なんでアタシと?」

転校生「ふーちゃんもえっちゃんもゆさもとらもいそがしいってさ」

純「そりゃその人選なら忙しいに来まってるでしょうに・・・」

転校生「げーむしたいのっ!たいこ!」

純「え、太鼓?・・・ってことは、ゲーセン?」

転校生「うん!」

純「そ、そっかー、あんたがそういうなら仕方ないわねー。特別に連れてってあげるわ(うっしゃ}!大義名分ゲット!)」

転校生「やったー!じゅんちゃんありがとーっ!」

純「それじゃ、さっそく行こっか」

~いろいろする~

転校生「たいこーっ!」

純「へぇ、今こんな曲はいってんだ」

・・・

転校生「もうちょいっ!もうちょい!クレーンみぎっ!」

純「黙ってて、今集中してるから!」

・・・

純「へぇ、アタシに挑むんだ。いいわ、コテンパンにしてあげる」

転校生「しょーぶだーっ!」ジョインジョイントキィ

純「!?」

~戦利品~

―ありすの部屋―

転校生「あーりーすーちゃーん!」

クレプリ「おっ、少年!」

ありす「こんに・・・は・・・」

転校生「これね、さっきね、くれーんげーむでとったの!ありすちゃんにあげるっ!」

ありす「ぁ・・・かわぃ・・・」

クレプリ「ありすの趣味にもぴったりのやつさね。ありがとな、少年」

転校生「えへへ・・・こんど、ありすちゃんもいっしょにいこうね!」

ありす「ぁ・・・はぃ・・・!」

クレプリ「おう!そんときはオレっちの実力、見せてやるさね!」

転校生「おにんぎょーがおにんぎょーをとるのかぁ・・・」

ありす「ちょっと・・・へん、かも」

クレプリ「ガーン!」

今日はここまで!こっちの転校生と一緒だと『この子のため』で公に何でもできるという。
絢香「ええ、ラーメン屋にいる理由ですか?この子が食べたいって言ってたので、連れてきてあげたんです☆」で通じるかもしれない。
れーちゃんの御家訪問とかもやりたいんだけど、毎回忘れるんだよね。どこに入れるべきか・・・
ありすありあり(合言葉)


言ってる事と思ってる事が一緒で小さい転校生に付き添いという形でラーメン屋にも行ける
絢香に取っては最高ですね

ありすありあり
硬いからなんだ!それがいi(殴

>>264
最後の台詞、梓ってなってるけどイヴの間違いです。修正し忘れてました。
ちっぱいは自分も大好きです。

大好き?うん知ってた

風子みたいなちっぱいもメインさんくらいのサイズもシャルロットさんみたいなボインも大好きです

~忍術~

転校生「あずにゃんあずにゃん」

梓「おんや?どうしたッスか?転校生くん」

転校生「にんじゅつみせて!」

梓「あー、忍術ッスかぁ・・・ちなみに、どんなのが見たいんスか?」

転校生「らせんがん!」

梓「そりゃ無理ッスよ!」

転校生「えー、にんじゃなのにー?」

梓「あれは漫画的なヤツッスから、現実には不可能に近いッスよ」

梓「魔法を使えばそれに近いものができるかもしれませんッスが」

転校生「ふーん。にんじゃっていがいとなんにもできないんだね」

梓「うぐっ、そ、そこまでいうなら仕方ないッスね。やるだけやってみましょう!」

・・・

梓「んじゃ、まず分身して・・・」

転校生「!?」

梓A「んで、手に集中させるんでしたっけ」

梓B「あ、魔力補給はお願いするッス」

梓C「んじゃ、やりますよー!」

転校生「かげぶんしん!すごーい!」

梓s「「「え?それでいいんスか?」」」

この後一応成功しました

~おこさまてきたいりょく~

―12:15―

転校生「まてまてー!」ダダダダダダダダ

さら「つかまりませんよおー!!」ダダダダダダダダ

秋穂「転校生くんになら捕まっても、むしろ捕まえて!」ダダダダダダダダ

ノエル「そういいながらも逃げるんだね」ダダダダダダダダ

月詠「あー、あの子たち、この暑いなか元気ねぇ・・・」

・・・

―15:45―

転校生「にげろー!!!」ダダダダダダダダ

ミナ「がおー!たべちゃうぞー!」ダダダダダダダダ

さら「きゃーーー!!!」ダダダダダダダダ

秋穂「転校生くん、こっち!」ダダダダダダダダ

ノエル「あ、アタシも行く!」ダダダダダダダダ

月詠「またやってる・・・」

・・・

―18:30―

つかさ「ふはははははは!どうした、その程度か!もっと私を楽しませてみろ!」ダダダダダダダダ

転校生「つかまらないもんねー!!!」ダダダダダダダダ

さら「まだまだはしれますよお!!!」ダダダダダダダダ

ノエル「なんであの人が来てるのーーー!!?」ダダダダダダダダ

ミナ「ぎゃあああああ!!!!」ダダダダダダダダ

秋穂「転校生くん、はいこれ、タオルね。あとで私が洗っておくから」ダダダダペロペロダダダダ

転校生「ありがとー!」ダダダダダダダダ

月詠(・・・あいつら、こわい)

~のいばあのたんじょーび~

転校生「のいばあ!」

姫「野薔薇ですわ!ごきげんよう、転校生さん」

転校生「・・・?どしたの?おこってる?」

姫「怒ってなどいません!ええ、決して!」

転校生「みゅーとござるは?」

姫「いませんとも!私の誕生日だというのに、あの二人は!」

転校生「あっ、そうだよ!のいばあおたんじょーび!」

姫「ええ、そうですわ。もしかして祝ってくださいますの?」

転校生「うん!えっとね、ちかちゃんといっしょにかいにいったのー!」

姫「あら、これは・・・赤薔薇のネックレス?」

転校生「のいばあ、ばらがすきでしょ?だからね、ちかちゃんにいいおみせおしえてもらったの!」

姫「・・・うふふふふ、おーっほっほっほ!流石は転校生さん、私の未来の婿ですわ!」

転校生「?」

姫「私の誕生日を把握してわざわざ祝ってくるだけでなく、好みまでも熟知しているとは!すばらしい、すばらしいですわ!」

転校生「よくわかんないけど・・・えへへ・・・」

姫「こちらは、ありがたく頂戴いたします。あなたの誕生日には楽しみにしていなさい!この野薔薇姫が盛大に祝ってさしあげますわ!」

姫「おーっほっほっほ!おーっほっほっほ!」

転校生「おーっほっほっほ!」ノイバアノマネー

この後自由と刀子からもプレゼントを渡されて大喜びする姿が目撃されますが、無害です

~二人乗り~

転校生「あーりーすーちゃーん!」

ありす「ぁ・・・ぉはょぅ、ござい、ます」

クレプリ「おいっす、少年!おはようさね」

転校生「おはよー!あのね、あのね、ついいにできたの!」

ありす「・・・?」

転校生「じょにーができたのー!」

クレプリ「ジョニー・・・ああ、新しい段ボールか」

転校生「そしてできたものがこちらになりまーす」

中型段ボール『ジョニー』:少し大きめの4輪駆動段ボール。子供なら2人で乗れます。

ありす「・・・!?」

転校生「いっしょにのろ!」

ありす「ぁ・・・」

クレプリ「おっけーさね!ありす、さあ乗るんだ!」

・・・

[暴走]転校生「ひゃっはーーー!!!とつげきだああーーーー!!!」

[困惑]ありす「・・・・・・・!?」

[涙目]クレプリ「少年!ダウン!スピードダウンさね!はやすぎーーー!!!!」

[無知]エミリア「あはは、元気ですね・・・シャルロットさん?どうしました?」

[誘惑]シャルロット「くっ、おさまれ、わたくしの中の悪魔よ・・・!」ウズウズ

~学園襲撃~

姫「転校生さん!転校生さん!行きますわよ!」

転校生「え?どこにー?」

姫「バラ園にですわ!というのも、私、バラ園の手入れを行っているのですが・・・」

姫「あろうことか・・・あろうことかそのバラ園に、魔物が現れたんですのよ!」

転校生「ええー!!!!」

姫「なぜ、よりにもよってバラ園なんですか!」

姫「さあ、刀子と自由はすでに準備できております!」

転校生「えっと、じゃあくえすとのじゅちゅーを」

姫「クエストの発令を待っている暇などありません!校則違反など知りません!」

転校生「ええー・・・いちおー、ふーちゃんにいっとこ」

姫「私のバラ園を、取り戻しにゆきます!」

転校生「お、おー!」

~野薔薇姫と書いてパーフェクトと読む~

姫「まさかこの魔法学園に・・・しかもバラ園に・・・魔物が現れるなど」

姫「きいいっ!私のバラ園があんなエセ薔薇のバケモノなんかに!」

姫「この野薔薇姫が根元から引っこ抜いてあげますわ!」

[E:UME=BOSHI]転校生「のいばあ、どーどー」

姫「・・・ふう、すいません、少し取り乱しました」

姫「行きましょう。前衛は私にお任せなさい」

転校生「うん!まかせた!」

姫「ええ。必ずやバラ園と学園に平和を取り戻して見せます」

姫「その為に志願したのですから!ついてきなさい、転校生さん!」

転校生「おー!」

~動揺~

紗妃「い、委員長!学園内に魔物が!」

風子「知ってますから落ち着いて下せー」

紗妃「て、転校生さんもそこに!」

風子「野薔薇が連れてったんですよ。転校生さんから直々にほーこくがありましたんで」

紗妃「転校生さんから?」

風子「えー。最近クエスト前には毎回【誰と】【いつ】【どこに】行くのかほーこくしてくれるんで」

紗妃「案外しっかりしてるんですね・・・」

風子「転校生さんはあー見えてちゃんとしてるんですよ。普段は元気で無邪気なお子様かもしれませんがね」

風子「無茶なことはしますが、無理なことはしません。勇気はありますが無謀ではありません。うまく周りの人間を頼ってるみたいですよ」

紗妃「・・・委員長」

風子「どーしました?」

紗妃「やっぱり、心配なんですね。上着裏表逆になってますよ」

風子「~~~~~~~~~!!!!!!!」

~相も変わらず~

アイラ「おおー、やっとるやっとる」

兎ノ助「ああ、バラ園か。今頃姫のやつ、ブチギレだろうなぁ・・・」

アイラ「しっかし、少年はこんな時でも段ボールか」

兎ノ助「結希が強化に力入れてるしなぁ」

アイラ「宍戸のやつも、案外楽しんどるのかもしれんの」

兎ノ助「結希がかぁ・・・転校生、マジで何もんなんだ」

アイラ「人類の希望じゃとかいろいろ呼ばれとるが、中身はただの子供じゃよ」

アイラ「こどもっちゅーのは大人を魅了するもんじゃ。そして、驚くほど吸収が早い」

兎ノ助「どうしたんだ?やけに評価してるな」

アイラ「いや、この前少し魔法について教えたんじゃが、ライター程度の火なら出せるようになっての」

兎ノ助「マジか!魔法という魔法すべてと相性が悪いあいつが、ついにか!」

アイラ「うむ。ちょこっと教えるだけで出来るようになったんじゃ。もしかしたら10年後20年後にはそこいらの生徒並みには成長しとるかもしれん」

兎ノ助「あいつの魔力でそこいらの生徒並みっておっそろしいことになるぞ」

アイラ「体力も精神も申し分ないみたいじゃしの・・・あっ、段ボールが壊れた」

兎ノ助「ああ、泣いてるな・・・」

UME=BOSHI:刀子の一撃に巻き込まれ、惨死。

~クエスト終了~

姫「転校生さん!あなたの実力、とくと見せてもらいました!」

転校生「ぐすっ・・・うめぼし・・・」

姫「その上で正式に申し上げましょう。あなたを私の伴侶候補とします!」

自由「もしもし、ふうk」

姫「自由、通報はやめなさい」

刀子「ひ、姫殿、なんというお戯れを!あれはほんの・・・」

姫「これまでは遊びだったかもしれませんが、私は決めたのです!」

姫「先日の誕生日の件といい、今回の件といい、子どもながらにして素晴らしい対応でした」

転校生「ぴぅぅぅぅ・・・・」

姫「もちろん、まだまだ未熟な部分はあります!当然です、まだ子供なのですから。ですが!」

姫「それ以上に彼には可能性がある!将来性がある!底が見えない潜在性がある!」

姫「その力を発揮させるべく、これから私が、本腰を入れて、鍛えて差し上げます!」

自由「嫌な予感がする・・・にーげよっと」

姫「まずはともにバラ園の債権から!野薔薇の家紋はバラですから!」

姫「さあ、転校生さん!一緒にやりますよ!スコップを持ってくださ」

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

刀子「ど、どうした!なにゆえにござる!」

風子「転校生さん!野薔薇ァ!何をしたァ!」

姫「えっ?」

野薔薇姫:転校生に園芸の技術を伝達し、ともにバラ園を再建する
支倉刀子:恋と結希にクロスボンバーでオシオキされた
小鳥遊自由:転校生のご機嫌取りのためにお菓子を用意し、懐柔に成功

~エレンの誕生日~

エレン「・・・なぜ雑巾なんだ」

メアリー(これは言った方がいいのか・・・いや、言わないほうがおもしろいし、いいか)

『えっちゃん!』

エレン「ん?転校生か?もう夜遅いぞ・・・?どこにいるんだ?」

『ぼくはどこにいるでしょー!』

エレン「この声、どこから・・・」

メアリー(ああ?何考えてんだ、アイツ)

『ぼくをみつけてね!しょーぶだよ!』

エレン「・・・雑巾に小型のスピーカーが仕込まれていた。と、いうことは守谷も一枚かんでいると見た」

メアリー「先に言っておくが、アタイに聞くなよ」

エレン「知っていたとしても聞かん。むこうから【かくれんぼ】の提案をしてきたんだ。付き合ってやるさ」

メアリー「おーおー、お前さんも随分と丸くなったなーっと」

~えっちゃんのおたんじょーび~

エレン(さて、まずは分析をするか。マイクを使っているということはそれを使える場所にいるということだ)

エレン(こんな夜中に風紀委員に見つかってはシャレにならないことぐらい向こうもわかっているだろう)

エレン(と、いうことは声が響きにくい場所、加えて人に見つかりにくい場所)

エレン(めぼしいところを一通り探してみるか・・・)

・・・

メアリー「・・・おい、行ったぜ」

転校生「よし、いまのうちに。ぽんつく、そっちはだいじょーぶ?」

月詠『おっけーよ。今から運ぶわ』

メアリー「ちゃんと見つかんねーようにしろよ」

月詠『言われなくてもわかってるわよ』

メアリー「クックック、さーて、えっちゃんはこの転校生連合に勝てるのかな?」

・・・

エレン(・・・だめだ、見つからん。めぼしいところどころか一通り探したが・・・)

エレン(あとは詰所だけか。だが、あそこの鍵は閉めておいたはずだ。守谷は持っていないし、メアリーぐらいしか持って・・・)

エレン(っ!あ、アイツ!まさか、あいつも噛んでいたのか!そういえば『知らない』だとかは一言も言っていなかった!)

エレン「メアリー!!どういうことだ!」

パァンパァンパァン

転校生「えっちゃん、おたんじょーびおめでとー!」

月詠「にっしっし、見事にひっかかったわね!」

メアリー「他んとこは全部探したんだってな?ってことはアタイらの勝ちだな」

エレン「こ、これは・・・?」

転校生「えっちゃんにばれないよーにね、おりょうりはこんだの!かりんちゃんたちがつくってくれたよ!」

月詠「ツクも作るの手伝ったんだから!まさか雑巾だけをプレゼントにするわけないでしょ?」

メアリー「ま、こいつらの作戦勝ちってわけだな。アタイは口出ししてねーぜ?手伝いはしたがよ」

エレン「お前たち・・・まったく」

転校生「えへへ、えっちゃん、まだかくれんぼはおわってないよ!」

エレン「・・・ああ、そうだったな」

エレン「転校生、『みいつけた』」

転校生「見つかったー!」

今日はここまで!明日はとらとともちゃんの誕生日やって、みんな大好きなあの娘♂が登場します。
対抗戦ロワイヤルとか第2回討伐強化週間はスキップで。流石に6歳の子供を生徒会に誘わせるわけにはいかないし。
新しい迷彩段ボールは現在開発中です。うまくJGJのマークを入れないといけないので、デザインに苦戦している模様。
ジョニーは最高時速25kmです。ぶつかられても痛くありません。安心と信頼の宍戸製ですから。なお校舎内での走行は禁止。
ていうか、次回のクエストは『特級』なんだよな・・・ふーちゃんたちも気が気でないと思うけど・・・
ありありありす(倒置)

ありすありあり
おっp...シャルロットさんその誘惑に負けちゃダメですよ...

ありすありあり
ついに最古のコミュイベが始まるのか…

~生物兵器~

転校生「あ~ひとーふでーで、みーえるすばらしいーせーかいー♪」

智花「転校生くん!ここにいた!」

転校生「ん?あ、ともちゃん!どしたの?」

智花「じつはね、今日調理実習があったんだ。それで、肉じゃがを作ったんだけど・・・」

智花「転校生くん、食べない?」

転校生「たべるー!」

智花「それじゃあ、私の部屋まで来てほしいな」

転校生「はーい」

・・・

―保健室―

転校生「・・・」タダノシカバネノヨウダ

風子「南ィィィィィィィィィ!!!!!アンタはァァァァァァァァァァ!!!!!」

智花「どうしてこうなるのーーー!!!!」

~それじゃあ~

風子「まったく、子供に毒を与えてんじゃねーですよ」

転校生「あはは・・・」

風子「転校生さん、ご気分はどーですか?」

転校生「おなかがずんがずんがする・・・」

風子「新しい表現ですね・・・どーですか、何か欲しーものとかありますか?」

転校生「んーとねぇ・・・ふーちゃんのごはんがたべたい!」

風子「・・・はい?」

転校生「えっと、ふーちゃんがつくったはんばーぐがたべたいなぁ・・・」キラキラ

風子「うっ、そ、そんな目で見られても・・・ウチデキナイデスシ・・・」

転校生「ダメ?」ウワメヅカイ

風子「しゃ、しゃーねーですね。いっちょ、腕を振るいましょーか」

転校生「ほんと!?ふーちゃんだいすきー!」

~Help me,KARINNNNNN!!~

風子「里中!助けて下せー!」

花梨「ん?どーしたべ、水無月」

風子「実はですね」カクカクシカジカ

花梨「はぁ、転校生にハンバーグ作ってくれって頼まれたけど、作れねぇってわけじゃ?」

風子「そーゆーことです。と、いうわけで、ちょいと代わりに・・・」

花梨「んだば、しっかり教えるすけ、ちゃーんとうまいもんつくってやらなきゃな」

風子「え」

花梨「ちゃんと本人が作ってやらねぇと、転校生は納得しねぇっきゃ」

花梨「あいつ、勘が鋭いすけ。ちゃんと自分でやらなきゃ気付かれるべ」

風子「うっ・・・そーですか・・・」

花梨「大丈夫だ。おらに任せろ。立派なハンバーグ職人にしてやるすけな」

風子「うう、頑張ります・・・」

~失敗作~

風子「んじゃ、あとは焼くだけですか」

花梨「んだ。んじゃ、フライパンあっためてから、まず焼き目がつくまで焼く」

風子「はいはい」

花梨「焼き目がついたら裏返して、ふたをして3~5分ぐらい蒸し焼きだべ」

風子「ほー、なるほど」

花梨「・・・ん、あとは待つだけだべ。おら、すこし手洗いしてくるすけ、火だけ見てけろじゃ」

風子「おまかせくだせー」

風子(・・・中まで火を通すなら、やっぱり強火で焼いた方がいいんじゃねーですかね?)

風子(でも、里中は何も言ってませんし・・・)

風子(・・・)

・・・

風子「うう、こげこげ・・・」

花梨「火ば、強かったすけな。こーいうのはじっくり火ば通さなきゃなんねぇべ、ちーっとやりすぎたな」

風子「こんなのじゃさすがに出すわけには・・・」

転校生「ふーうーちゃん!」

風子「あ、転校生さん・・・えっとですね・・・」

転校生「あ、ハンバーグだ!食べていい?」

花梨「ちゃんと手を洗ってからだすけ」

転校生「はーい」

風子「さ、里中!?これを食べさせるんですか!?」

花梨「まあまあ、見てたらわかるすけ、黙ってみててけろ」

転校生「いただきまーす!」

~経験~

風子「ど、どーですか?」ドキドキ

転校生「・・・」モグモグ

風子「・・・」

転校生「・・・」

風子(あ、明らかにまずそーな顔してます・・・)

転校生「・・・にがい・・・」

風子「ああ、やっぱり・・・ほら、これは失敗作ですから、食べなくていーですよ。里中、わりーですけどちゃんとしたのをつくってやって・・・」

転校生「・・・」モグモグ

風子「転校生さん!?もうそれは食べなくても」

転校生「ちゃんとたべるもん。ふーちゃんががんばってつくったやつだから、ちゃんとたべるもん」モグモグ

風子「!」

花梨「水無月。失敗っちゅーもんは誰にでもあるすけ。おらも、ましろも、みーんな失敗から始まったんだべ」

花梨「あの転校生を見て、どう思った?」

風子「・・・訳が分かりません。あんなどう見てもまずそーで、実際にまずいものをわざわざ食べようとするなんて・・・」

花梨「・・・」

風子「でも、うれしーですね。そして、同時に悔しいです。もっとおいしいものを、食べさせてあげたかった・・・そー思いますね」

花梨「そう思ってるなら、次はもっとうまくできるべ。料理ってのは愛情だすけな。食べさせてやりたい奴のこと考えてたら、自然とうまくなるもんだ」

花梨「だば、今回のはいい経験だすけな」

転校生「ごちそうさまー!」

風子「・・・そーですね。お粗末様です、転校生さん」

転校生「えっと、ふーちゃん、その・・・ありがとっ!」

風子「ええ、こちらこそ、こんなものを食べてくれて、ありがとーごぜーます。次は、もっとおいしーのを食べさせてあげますからね」

~実は~

風子「ふぅ、こんなもんですかね」

紗妃「委員長、なんですか?それ」

梓「料理レシピ本・・・料理するんスか?」

風子「ええ。ちょっと、うまくならなきゃいけねーじじょーができたんで」

紗妃「転校生さんがらみですか?」

風子「ま、そーです」

怜「ただいま戻りました」

風子「あ、そーいや神凪は、りょーりできましたよね」

怜「はい、できますが・・・」

風子「今度、ウチに教えてもらっていーですか?手が空いてる時でいーんで」

怜「ええ、構いません。・・・あっ、そうそう、さっき転校生からこれをもらったんです」

紗妃「転校生さんから?」

梓「可愛いお弁当箱ッスね。中身は?」

怜「まだ見ていないんだ。仲月と食べる約束をしていたそうなんだが、急用で来れなくなったそうで、一つ余ったと言っていた」

風子「・・・ん?」

怜「どうやら自分で作ったらしい。さて、中身は・・・おお、これは」

紗妃「あっ、かわいい。これ、いわゆるキャラ弁ですよね?シローの形になってます」

梓「おー、ああ見えて意外と女子力あるッスね、転校生くん。・・・委員長、どうしました?」

風子「・・・転校生さんに、10歳年下に、女子力で負けた・・・」

紗妃「だ、大丈夫です!私も負けてますから!」

梓「そうッスよ!自分も忍者飯しか作れないんで、女子力は皆無っすから!」

怜「よくわからないが・・・とりあえず食べませんか?」

風子「うう・・・いただきます・・・おいしい・・・ここもまけてる・・・」

・・・

転校生「え?ふーちゃんにつくってほしいっていったりゆー?」モグモグ

転校生「ふーちゃんのおりょーりがたべたかったらだよ?」ゴックン

秋穂「ああ、ハンバーグが食べたかったわけじゃないんだ・・・」モグモグ

ノエル「うーん、それであれを渡すっていう、この無自覚な鬼畜・・・」

~とらのおたんじょーび~

転校生「あっ、とら!こんにちはー!」

虎千代「ん?転校生か。こんにちは、今日も元気だな」

転校生「元気だよー!えっとね、あのね・・・」

虎千代「どうした?」

転校生「かくれんぼしよ!」

虎千代「・・・え?」

転校生「ぼく、なーちゃんにもえっちゃんにもかってるんだよ!まだゆさにはまけちゃってるけど・・・」

転校生「だからね、つぎはとらなの!」

虎千代「むっ、しかし・・・まあ、少しぐらいはいいか。よし、では隠れてくれ」

転校生「ちがうよ!とらがかくれるんだよ!」

虎千代「あ、アタシがか?・・・よし、わかった。一度言ったことだ、とことんやろうじゃないか」

転校生「それじゃあ、20かぞえるから、そのあいだにかくれてね!」

虎千代「よし、わかった。勝負だ!」

・・・

虎千代(さすがにロッカーの中だとは思わないだろう。我ながらいい案だ)

転校生(・・・すぐにみつけちゃったよ。とら、ふくがはみでてる・・・)

転校生(んー、でもまだじゅんびちゅうっていってたし・・・)

転校生(えんぎしなきゃ!)

転校生「とらー、どこー?」

<ガタッ

転校生(ふえぇ・・・どうしたらいいかわかんないよう・・・)

虎千代(ふぅ、つい動いてしまったが、気付かれていないようだ。よかったよかった)

転校生(うう・・・ふーちゃん、たすけてぇ・・・)

※このあと全力でだまし切りましたが、転校生はヘロヘロになりました。

~ともちゃんのたんじょーび~

夏海「はーっぴばーすでーとーもかー♪」

怜「おめでとう智花。夏海と2人で選んだプレゼントだ」

智花「うわぁ、ありがとう!嬉しいなぁ!」

夏海「ぜ~ったい役に立つから!保障するわよ!」

智花「なんだろう・・・あけていい?」

智花「・・・こ、これって・・・!」

智花「お料理の本・・・」

夏海「【はじめてさん向け、お料理入門!】どうよ!」

怜「本の通りに作ればうまくできる。自信を持ってやることだ(委員長も同じものを買っていたしな)」

智花「あ・・・ありがと・・・でもこれ・・・すごい初心者向けの本じゃ・・・」

智花「わたし・・・しょ、初心者かなぁ、そんなに・・・?」

夏海「あ・・・あれ?ちょ、ちょっと怜!こっちきて!」

夏海「な、なんか機嫌そこねちゃってない!?泣きそうなんだけど!」

怜「ううむ・・・感動して泣きそうでなければどういうことなのか・・・」

夏海「結構料理にプライド持ってるんじゃないの!?ヤバ・・・傷つけたか・・・?」

夏海「あ、あははは!あのさ、基本が大事っていうじゃない!?」

怜「そうだぞ、智花は余計なひと手間を加えるから失敗する」

夏海「怜、ちょっとだまって!」

智花「・・・わたし・・・結構長い間練習してきたと思ったんだけどな・・・」

怜「智花、プロの料理人こそ目分量で調理をしない。レシピは必要だぞ」

夏海「そ、そうよぉ!プロだってそうなんだから自信持ってよ!」

智花「う・・・うん。そうだよね・・・夏海ちゃん、怜ちゃん、ありがと・・・」

転校生「じゃあ、つくったのたべさせて!」

夏海「て、転校生!?」

怜「転校生、いきなりどうした?」

転校生「ともちゃんのつくったおりょうり、またたべたいな」

智花「て、転校生くん・・・」

転校生「ぼくね、きょうともちゃんのためにがんばっておりょうりつくるから、ともちゃんのつくったのとこーかんするの!」

智花「・・・うん!よーし、腕によりをかけて作りますよー!」

夏海「転校生・・・あんた漢だわ・・・」

怜「転校生は料理はバッチリだからな。智花、期待していて大丈夫だぞ」

転校生:謎の腹痛によってその日は悪夢にうなされていたらしい
夏海:転校生に向かって無意識に敬礼をしていたらしい
怜:よくわからないのでとりあえず一緒に料理を作っておいたらしい
智花:「転校生さんのご飯、おいしかったです!」

~おみまい~

ありす「・・・てん・・・く・・・」

転校生「うーん・・・うーん・・・にくじゃがが・・・ばーんって・・・」

クレプリ「ああ、うなされてるさね・・・」

ありす「だぃじょ・・・な・・・?なにか、してぁげ・・・・・・」

クレプリ「こーゆーときは手を握ってやるんさね、ありす」

ありす「て、てを・・・!?」

クレプリ「なーにをいまさら恥ずかしがってるんさね。この前二人乗りまでした仲だろ?」

ありす「そ、そ、だけど・・・」

クレプリ「あー、こうしてる間にも少年は悪夢にうなされて落ち着かない状態なんだろうなぁ・・・だれかが安心させてやれればなぁ・・・」

ありす「うぅ・・・わ、わかったよぅ・・・」

ありす「し、しつれ・・・ます」

ギュッ

転校生「うーん・・・・うーん・・・・ありす・・・ちゃ・・・すぅ・・・zzz」

ありす「・・・ょしょし・・・」ナデナデ

転校生「すき・・・ありすちゃ・・・zzz」

ありす「・・・ふぇぇ・・・・!?」

~よろしくおねがいします♂~

浅梨「あ、あなたは転校生さん!」

転校生「ん?おねーちゃんだれ?」

浅梨「我妻浅梨です、今日はよろしくお願いします!あと、おねーちゃんじゃなくておにーちゃんですよ」

転校生「・・・!?!?!?!?」

浅梨「・・・なんか、転校生さんって呼び方、変ですよね。私が後に転校生してきたのに・・・」

浅梨「でも皆さん、そう呼ばれているので、私もそれに習います」

転校生「うん、おっけー!」

浅梨「今日は先生に【我妻なんだからいっちょ行ってみろ】って言われまして」

浅梨「引き受けたんですけど、まさかあなたとご一緒できるとは思いませんでした」

浅梨「今日はよろしくお願いしますね、先輩♪」

転校生「・・・先輩?」

浅梨「はい、先輩です」

転校生「ぼくが?」

浅梨「はい。さっきも言いましたけど、私の方が後に転校してきたので」

転校生「・・・し、しかたないね!ぼくがせんぱいとしてしっかりめんどーみてあげる!」

浅梨「はい!よろしくおねがいします!」

~先輩後輩~

―校門前―

浅梨「転校生さん、すごいです!ここまで来るのに1これだけしかかかってないなんて!」

転校生「そーでしょー」フフーン

浅梨「いつもなら3時間はかかるんですよ!それなのに・・・頼りになります!」

転校生「もーっとたよってもいいんだよ!」

浅梨「はい!よろしくおねがいします、先輩!」

・・・

兎ノ助「あいつら、楽しそうだな」

クレプリ「あたらしく後輩ができて、先輩風吹かせまくリさね」

ありす「ぅぇし・・・そ・・・」

萌木(男の娘×ショタ・・・これはいける!)

秋穂(先輩ぶってる転校生くんもかわいい・・・もにゅもにゅしたい・・・)

絢香(こいつら・・・)

風子(ずいぶんとちょーしにのっちゃって・・・無茶しないよーに見とかないといけませんね)

鳴子(いままで自分が完全に後輩だったからね。男の子としてはすごく嬉しいんだろう)

~寮~

浅梨「・・・あれっ?」

転校生「どしたの?」

浅梨「転校生さんって、男子寮じゃないんですか?」

転校生「ぼくむこーだよ?ふーちゃんたちのおへやにおとまりしてるの」

浅梨「へー、そうなんですねぇ・・・と、いうことは、私の部屋にも来たり?」

転校生「なんか、ちゅーせんできまるんだっていってた」

浅梨「なるほど、なら、来るかもしれないんですね。わかりました!私、待ってますから!」

転校生「?」

浅梨「転校生さんと一緒にご飯食べて、お風呂に入って、お泊りするの、待ってますから!」

転校生「うん!ぼくもまってるね!」

浅梨「それじゃあ、また明日!」

転校生「またねーっ!」

・・・

転校生「すぅ・・・すぅ・・・zzz」

沙那「ふふ、初めての後輩に興奮して、はしゃぎすぎたんですね」

沙那「ゆっくり、お休みください」

沙那「・・・かわいい♪」

今日はここまで!明日は夏だ!海だ!太陽だ!オーシャンパラダイス、開幕です!
といっても、この当時はグリモア始めたばっかりで、メインストーリー進めるのに没頭しててイベントには手を出してなかったんですよね。
なんで、イベントストーリーしか見れてませんが、許して下せー。肝試しはちょこっとやったんで。
オーシャンパラダイスやって、裏おばあちゃんをだして、ちょっと小ネタするぐらいかな。
そういや、わんすもあの8話の兎ノ助、完全に糸が貫通してるけど、中身は大丈夫なんだろうか。あの程度じゃダメージにならない・・・?
そろそろ4コマでもありすに台詞をあげてください。まだ一回も喋ってません。(クレプリは除く)
ありすありあり(合言葉)

今回の初登場キャラ(本編のみカウント)
http://imgur.com/3o88OBd.jpg
我妻浅梨(男)

ありすありあり
ぼくはふーちゃんがたべt...なんでもないです

四コマでのありすの出番が少なすぎるよ。香ノ葉の時もありすだけメイン回なかったし...

~I will give you all my love~

初音「あ、おーい!転校生ー!」

転校生「あっ、 はっちゃんだ!」

初音「今暇?」

転校生「ひまだよー」

初音「んじゃ、ちょっとやってきてほしいことがあってな・・・」

・・・

紗妃「ふぅ、見回り終了っと」

転校生「さっちゃん、おつかれさまー!」

紗妃「あ、転校生さん。ありがとうございます」

転校生「さっちゃんさっちゃん、ちょっとしゃがんで?」

紗妃「えっと、こうですか?」

転校生「えへへ、いつもおつかれさま」チュッ

紗妃「」

転校生「さっちゃん、さっちゃん?」

転校生「・・・しんでる」

紗妃「はっ!死んでません!転校生さん!あ、あ、あんなのどこで知ったんですか!」

転校生「えっとねぇ、はっちゃんがね、がんばったひとにはしてあげたらいいよって」

紗妃「えっと、はっちゃんはっちゃん・・・神宮寺さんですか!あの人はっ!」

紗妃(しかし、転校生さんは私を労うつもりでやったのは事実。ここで神宮寺さんを叱ってしまうと転校生さんは自分のやったことに落ち込んでしまうかもしれません)

紗妃(し、しかし、風紀委員としてこの行為を見過ごすわけには・・・!)

転校生「さっちゃん?」

紗妃(・・・ここで見過ごせば、今後も同じことをしてくれるかも・・・い、いや!私は何を考えているのですか!仮にも転校生さんは男性です!女性に軽々しくき、き、キスをするなんて!)

転校生「ほっぺにちゅー、いやだった?」

紗妃「あ、い、いえ!決してそんなことはありません!」

転校生「そうなの?よかったぁ・・・」

紗妃(頬へのキスは親愛を表す・・・つまり、これは彼の親愛の証!否定するわけにはいかないのです!ええ、そうですとも!)

怜「・・・どうした?氷川」

転校生「あっ、れーちゃんだ!おつかれさまー!」チュッ

怜「」

紗妃(て、転校生さんがキス魔に!でも、これはこれで・・・い、いえ!止めないと!で、でも場所は頬だし・・・)

この後風紀委員全員に同じことをやったが誰も止めようとはしなかったらしい

お昼の息抜き!紗妃がはっちゃんはっちゃんっていってるところは転校生呼び方メモみたいなのを調べてるということで。
なぜか当たり前のようにキスの場所での意味を知ってるけど氷川さんだし仕方ないよね。
みんな内心初音GJしてるはず。
ありすに触れる程度のキスをしたい(したい)


安定の風紀委員

ありすありあり
脳ピンだからね。知っててもおかしくないね

~夏はまだ終わらない!~

転校生「なつだ!」

里菜「海だ!」

ノエル「太陽だ――!!!!」

里菜「さあ、泳ぐぞ転校生!準備運動はしたか?」

転校生「したー!」

ノエル「ライフジャケットはちゃんと着た?」

転校生「きたー!」

里菜「それじゃあ!」

転校生・里菜・ノエル「「「泳ぐぞーーー!!!」」」

ゆかり「はいストップ」

転校生「え?ゆかちゃん、何?」

ゆかり「はい、今回は何をしに来てるでしょう」

里菜「泳ぎに来たんじゃないのか?」

ゆかり「あくまでもクエストだからね」

里菜「えー、でもそういうのはタテマエで実際は遊びに来たようなもんだって聞いたぞ」

ゆかり「建前だからこそ必要なの。何しに来てるのかって聞かれたときにちゃんとクエストだって答えないといけないんだからね」

転校生「おとなってめんどうくさいねぇ」

里菜「まったくさ!」

もも「あはは・・・(あれ?転校生くんってこんなのだったっけ?)」

怜(海に来てはしゃいでいるのだろう)

ノエル(うーん、まずはビーチバレーから・・・いや、先に海に入っちゃうのも・・・)

ましろ(体操しないと大層なことになる・・・ちがいますね。もっと洗練しないと・・・)

ミナ(海の家・・・何たのもっかな・・・)

ゆかり(多分何人かは全然話を聞いてないわね)

~お留守番~

ありす「・・・ぉるす・・・ば・・・ね」

クレプリ「ありすは去年行ったからなぁ」

ありす「おにんぎょ・・・とばさ・・・」

クレプリ「あの時は正直死を覚悟したさね」

ありす「だいじょ・・・で、ょかった・・・」

クレプリ「ま、今年は少年の土産話に期待しよーや」

ありす「ぅん・・・」

クレプリ「・・・行きたかったなぁ」

ありす「てんこうせ・・・んと・・・っしょに・・・」

クレプリ「来年に期待さね」

~スイミング~

転校生「わー」パチャパチャ

里菜「うおー!」バシャバシャ

怜「・・・あの二人はあんな遠くに・・・特に与那嶺はよく息が続くな」

ゆかり「ずっと息を止めてるわけじゃないんだよ?」

怜「え?」

ゆかり「ちゃんと途中で息してるから」

怜「そ、そんなことしたら口の中に水が入って溺れてしまうではないか!」

ゆかり「うーん・・・泳げないっていうのも曲者ねぇ・・・」

~例のあれ~

里菜「そういえば転校生、いつものやつはないのか?」

転校生「いつもの?・・・ああ、だんぼーるだね!」

里菜「そうそう。毎回面白いことになってるって聞いてるからな。里菜もちょっと見てみたいのだ」

転校生「きょうのはねぇ、すごいんだよ!ちょっときがえるとこにおいてきたけど」

里菜「えー、それじゃあすぐには見れないのかー」

転校生「んー、とりにもどる?」

里菜「そうだな!ついでにちょっと休憩さ。ラムネでも飲もう!」

転校生「わーい!」

~海の家~

もも「いらっしゃいませー!」

里菜「あ、もも!ラムネ二本くれ!」

もも「はーい、かしこまりました!」

転校生「いらっしゃいませー!」

もも「・・・あれ?転校生くん?休憩しに来たんじゃ・・・?」

里菜「あれ、いつの間に手伝いを?んじゃ、里菜もやるさ!」

「ちっちゃーい、かわいいー!」

「あ、ぼく、ふらんくふるとたべない?」

転校生「え?ふらんくふると?もらっていいの?やったー!」

「あ、ずるーい!あたしはプレミムかきごおりあげるもんねー!超大成功ゲット!」

転校生「かきごおりも?ほんとー?」

転校生「やきそばおいしー!らーめんも?・・・あつーい!」

転校生「おねーちゃんたち、ありがとー!」

里菜「あー、すっかり人気だなぁ」

もも「あはは、すごいなぁ」

~緊急事態~

もも「休憩時間だし、あたしも遊ぶよっ!」

転校生「えへへ、それじゃあ、おひろめ~」

里菜「おお!これは・・・舟?」

もも「後ろにスクリューもある・・・段ボールの・・・」

転校生「すいじょうとっかがただんぼーるの『ぶりゅっせる』だよ!」

水上特化型段ボール『ブリュッセル』:水上航行に特化した段ボールで、後方に段ボールで出来たスクリューがついている。

里菜「相変わらず変な名前だなー」

転校生「でも、このなまえきめたのもえちゃんだよ?」

里菜「萌木がかー・・・っ!」

転校生「どしたの?・・・あっ!」

もも「あっ!人がおぼれてる!」

里菜「あー、海なんか凍らせて・・・リナならあれぐらいすぐさ。んじゃ、ちょっと行ってくる」

転校生「ぼくもいくー!」

里菜「クラゲに刺されてるかもしれないから、一応消毒の準備だけしといてくれ」

もも「わ、わかったよ!」

里菜「溺れてるやつには力が必要さ!リナ、いっきまーす!」

転校生「ぶりゅっせる、いっけー!」

~一難去って~

ゆかり「・・・ふぅ、なんとか助けられてよかった」

転校生「おつかれさまー!」ビビビ

ゆかり「あ、転校生くん。わざわざ来てくれたんだ」

転校生「ゆかちゃん、かいふくまほーつかってたから、つかれてるかもって。あとでゆきしろさんのとこにもいくよ!」

ゆかり「うん、ありがとう。転校生くんのあの段ボール、すごいね」

転校生「ゆきちゃんががんばってくれたからねー。ひとがつかまってもへいき!」

ゆかり「リナちゃんとライフセーバーの人に受け渡してから、私が休ませてもらったからね」

転校生「ゆかちゃん、がんばったね!」ナデナデ

ゆかり「あはは、いつもと立場が逆かな?・・・よし、それじゃあ引き続き、クエストがんばりますか!」

転校生「おー!」

~普段と違う~

ミナ「ちがう!泳げないわけではない!ちゃんと25m泳げるもん!」

転校生「そーなの?」

ミナ「そうだ!そういうサーヴァントこそどうなんだ!」

転校生「ぼく?あんましだめー」

ミナ「と、言うことは我の方が上ではないか!やーいやーい!」

転校生「ろくさいじあいてにむなしくない?」

ミナ「6歳児のくせに生意気言うよな、お前」

転校生「うみにきたらおとこはかいほーてきになるんだよ」

ミナ「6歳児のくせに何言ってるんだ」

転校生「うみではなんぱをするもんだってうのさんがいってたし」

ミナ「後で神の巫女に伝えておこう」

転校生「へーいそこのねーちゃん、いっしょにおよがなーい?」

ミナ「・・・とりあえずそれで釣れるやつはいないと思うぞ」

~ビーチバレー~

ノエル「秘儀!ノエルちゃんトルネードーーーッッッ!!!」

怜「甘い!」

里菜「ほいやっ!」

怜「喰らえっ!神凪流・球打!」

転校生「ぶりゅっせるぶろーっく!」

ノエル「はいトス!」

転校生「おうぎ!おうごんかいてんのすいかわりー!」

里菜「なんのっ!」

怜「よし!」

里菜「これが・・・リナスマッシュさ!!!」

キャッキャッ

ゆかり「・・・バレーに、道具はありなの?」

ミナ「サーヴァントだしなぁ・・・」

ましろ「反則がバレバレーですね」

ミナ「・・・びみょー」

ましろ「あら、手厳しい」

~翻訳~

ミナ「【沸き立つ地獄の池】に【わずかな救いを添えて】1つ頼みたい」

もも「じ、地獄・・・?救い・・・?そんなのメニューにあったっけ・・・」

ミナ「我のサーヴァントなら理解できよう。そうであろう?」

転校生「かれーらいすあまくちでだってさ」

もも「・・・カレー?ああ!なるほど、甘口カレーライスだねっ!」

もも「転校生くん、ありがとう・・・風槍さんの言葉、よく分かるね・・・」

ミナ「クックックッ・・・使い魔は主と心でつながっている。理解できて当然よ」

転校生「じごくのいけってとこからなんかどろどろしたやつで、わずかなすくいってのがからいのいやだーっていみだよ」

もも「ああ、だからカレーで甘口・・・」

ミナ「そのように説明するでない!」

転校生「えっと、じゃあぼくは【よこたわるおーくのはらわた】を【さんらいといえろーのはもんをぬいて】おねがい」

もも「えっと・・・風槍さん!オネガイシマス!」

ミナ「え、えっ!?えっと・・・(どうしよう・・・ぜんぜんわかんない・・・)」

ミナ(ん?待てよ。横たわるってことは何か長いものなんだろう。そしてオークといえば豚っぽいやつで、はらわたは内臓のことで・・・)

ミナ(そしてサンライトイエローは山吹色・・・それを抜いて・・・わかった!)

ミナ「フランクフルトマスタード抜きだっ!」

もも「そうなの?」

転校生「うん!」

ミナ「クックックッ、やはり我とサーヴァントは心根でつながっているということだな!」

転校生「みっちゃんとつながるー!」

もも(これ、氷川さんが聞いてたら大変なことになってたんだろうなぁ・・・)

~そろそろ~

ゆかり「さーて、そろそろクエストも終わりかな?」

里菜「えー、もっと泳ぎたいのだ!」

転校生「ふみゅぅ・・・ぉつか・・・ぇ・・・」

怜「ほら、転校生。もうちょっとだ、頑張れ」

転校生「うん・・・がんばぅ・・・」

もも「はしゃぎすぎて疲れちゃったのかな?」

ましろ「まだまだ幼気な子供ですから。痛いけがはしてませんか?」

転校生「してない・・・ふわぁぁぁ・・・」

ノエル「ふわぁぁぁ・・・あはは、あくびがうつっちゃった」

ミナ「クックックッ・・・サーヴァントもまだまだだな。この程度で疲れているようでは、まだまだ我ら騎士の一員となれんぞ」

・・・

―帰りのバス―

転校生「すぅ・・・すぅ・・・zzz」

ミナ「すぅー・・すぅー・・・zzz」

ノエル「すぅ・・・ん・・・zzz」

ゆかり「ぐっすりだね」

怜「3人とも、よく動いていたからな」

もも「海の家のお手伝いとか、溺れてる人の救助とか・・・大変でしたね」

里菜「来年もまた泳ぎたいぞ!にちろん、転校生もいっしょさ!」

ましろ「わたくしは今年で卒業ですので、ふか~い思い出ができました」

ゆかり「海だけに?」

ましろ「ええ、海だけに、です」

ミナ「すぅ・・・びみょー・・・zzz」

~報告会~

風子「んで、どーでした?」

怜「こんかいは、いつもと違う転校生の一面が見れました」

怜「普段は素直ないい子というイメージなんですが、今日はなんだかいつもより生意気というか・・・」

風子「ほー?」

怜「なんだか、『子供のくせに妙に悟っている』感がすごかったですね」

風子「夏の日差しに当てられたせーですかね」

怜「そこはわかりませんが・・・ああ、そうそう。海の家の客と仲良くなったそうで、写真を撮ってもらっていました」

風子「相変わらず人と仲良くなるのはうまいんですね」

怜「小さいながらに手伝う姿が可愛かったと桃世が言っていました」

風子「身内じゃねーですか」

怜「これが、そのときの写真です」

風子「ふーん、なんか、いろいろ食べてる写真ばかりですね」

怜「注文されたものを渡したらもらったそうです」

風子「ま、本人が楽しかったならなによりです。ほーこくごくろーさま、神凪も休んで下せー」

怜「わかりました。あとは、本人の口から聞いてあげてください」

風子「わかりましたよ。さてさて、転校生さんの土産話、どんなふーに話してくれるんですかね」

~おねえさん登場~

チトセ「あら、あなたが噂の転校生くんね?」

転校生「・・・だれ?おばあちゃん?あ、ちがった」

チトセ「あら、私のことをおばあちゃんだなんて、ひどいわ。おばあちゃんじゃなくて、お姉さん、って呼んでね」

転校生「んー?おばあちゃんににてるとおもったんだけどなぁ・・・」

チトセ「あら、そうなの?そのおばあちゃんってどんな人?」

転校生「えっとねぇ、きゅうけつきでー」

チトセ「!」

転校生「じぶんのことをわらわってよんでてー、じゃってつけてー、あとたまにきもちわるい、しののめあいらっていうこ!」

チトセ(な、何なのこの子・・・やけに勘が鋭くないかしら)

チトセ「えー、こほん。私は朱鷺坂チトセよ。よろしくね、転校生くん」

転校生「んー、わかった!よろしくね、おばちゃん!」

チトセ「どうしてそうなるのよっ!」

今日はここまで!来年の海は秋穂といっしょなので大変ですねっ!
転校生、泳げる設定でもよかったんだけど、折角子供にしたのでまだ泳げない設定にしときました。
里菜に鍛えられるので来年には泳げるようになってるんじゃないかな。
明日は特級クエストやって、肝試しっすわ。転校生、大泣き確定。
風子が追いかけまわすのに、転校生をどう反応させようかなぁ・・・
あと遊佐先輩も出さなきゃいけないし。転校生をどんな感じに驚かさせればいいのか・・・
あの時はロード画面が梓だったんだよね。提灯持ったおばけコスの。もう一回見たいなぁ・・・運営、見せてくれないかなぁ・・・
ありすありあり(合言葉)

今日の初登場キャラ
http://imgur.com/FceNppb.jpg
おばちゃん

ありすありあり
転校生のナンパなら引っかかるの多そう。特に風紀委員とか...

アイラ=チトセってこマ?
チトセは裏世界の出身だったはずだからアイラが成長するとチトセになる?うせやろ……

>>324アイラは時間停止かけられてて成長しないからアイラの成長後の姿=チトセではない
詳しくは「希望と幻想の理想郷」のエンディング観るといいよ

グリモアはイベントちゃんと見ないとストーリーが理解できなくなるところがあるからな
シリアス系のイベントは最低オープニングとエンディングだけでも確認しておいた方がいい。全部見るのが一番なんだけども

~特級危険区域~

チトセ(さて、早速彼の力を見せてもらっているのだけれど・・・)

段ボール「びびびー」ビビビ

チトセ(なぜ段ボール?・・・と、まあそれは置いといて)

チトセ(確かに、これはすごいわ。それだけ魔法を使っても、すぐに補充される)

チトセ(まだこの感覚にはちょっと慣れないけど・・・)

チトセ(この子がいれば、もしかしたら・・・!)

チトセ「ねぇ、転校生くん。そういえば、君はどこから来たの?生まれた場所は?」

転校生「えー?んー・・・ひみつ!」

チトセ「そうなの?」

転校生「どうして聞きたいの?」

チトセ「いえ、少し気になっただけ。カンよ、カン。いやならいいけどね」

転校生「うん!いや!」

チトセ「はっきり言うのね・・・まあ、グリモアには世界中から集まってきているし、詮索されたくないこともあるわよね」

チトセ「・・・あら、長話しちゃったわね。敵さんのお出ましよ」

転校生「おでましー!」

チトセ「行きましょ。まずは一発お見舞いしてやるわ。人類代表として」

~ゲート~

チトセ「どう?転校生くん。気分が悪くなったりしてない?」

転校生「へーきだよっ!」

チトセ「そうなの?因みに、今の戦いで大人が50人は空っぽになったわよ」

転校生「そんなになの?」

チトセ「魔力を無駄遣いしているからね。ちょっとでも疲れたりしてる?」

転校生「ぜんぜん!」

チトセ「・・・でしょう?じゃあどんどん使っていくから、気分が悪くなったら言って」

チトセ「多分、そんなことはありえないでしょうから」

・・・

チトセ「そういえば、転校生君くんはよくクエストに行ってるって聞くけど、どれくらいの頻度で魔物が出ているのかしら?」

転校生「ひんど?」

チトセ「ああ、えっと、どれくらいいっぱい出ているのかしらってとこね。何日に一回くらいとか、わかるかしら」

転校生「んー、わかんない!なにもかんがえてなかったなー・・・でも、いっぱいだよ!」

チトセ「そう、このあたりも多いのね・・・【ゲート】に近いから・・・」

転校生「げーと?」

チトセ「ゲート、知らない?そこから魔物が出てくる穴みたいなところ」

転校生「なにそれー?」

チトセ「まぁ、そういう穴みたいなものがあるのよ。このあたりに魔物が多いのは、その【ゲート】のせいだって、私は知ってるのよ」

転校生「へー、そーなのかー」セイジャハジュウジカニハリツケラレマシタノポーズ

~動揺~

紗妃「い、委員長?」

風子「あ、は、はい。なんでしょー?」

怜「どうしたんですか?さっきから上の空ですが・・・」

風子「い、いえ、別になんでもねーですよ。ほんとほんと」

紗妃「どう見てもなんでもないように見えないんですが・・・」

怜「やっぱり、転校生ですか?」

風子「!」ビクッ

紗妃(わかりやすい・・・)

風子「い、いいいいえ、と、朱鷺坂は魔法に関してはかなりゆうしゅーだそーですし、し、しし心配なんかしてねーです」

怜「それならいいんですが」

紗妃(どう見ても心配してるようにしか見えないんですが・・・まあ、場所が場所だから仕方ないのでしょうか)

風子「あ、ウチちょっと見回り行ってきますね!それじゃ!」

紗妃「あっ・・・今日16回目の見回り・・・」

怜「第7次侵攻前とあって、みんながピリピリしているからな。仕方ないさ」

紗妃「原因はそっちじゃないんですが・・・」

~みんないっしょ~

鳴子「・・・」

夏海「ぶ、部長?どうしたんですか?さっきから中身のないカップを啜ってますけど・・・」

鳴子「ん、んん?ああ、気付かなかった。少し集中していたからね」

夏海(集中というより上の空って言った方が正しい気が・・・)

・・・

エレン「来栖!その動きはなんだ!やる気があるのか!守谷!手を休めるな!」

月詠「な、なんか今日いつにもましてきつくない・・・?」

焔「知るかよ・・・くそっ」

エレン「私語をしている暇があるなら動け!」

メアリー「おいおい、エレン。いくら転校生が心配だからって、動揺しすぎだぜ?」

エレン「う、うろたえていないっ!ドイツ軍人はうろたえないッ!」

・・・

虎千代「ああ、間違えた・・・こうじゃない・・・」

薫子「会長、少しお休みになられては?」

虎千代「副会長こそ、少し休憩したらどうだ?」

聖奈(2人とも、気がそれすぎている・・・私もだが。くそっ、集中できん・・・)

~きらい~

転校生「うう・・・」チビチビ

ましろ「あら、転校生さん。どうしたんですか?」

転校生「なす・・・はいってる・・・」

小蓮「ええ!茄子嫌いなのカ!?」

転校生「うう・・・」チビチビ

ましろ「食べやすいようにと作った麻婆茄子が裏目に出ましたね。まーぼーしよう・・・」

小蓮「ううーん、しかし、作っちゃったものがどうしようもないネ」

ましろ「では、わたくしが凍らせて粉状にして一気に飲むとか・・・」

小蓮「それじゃ料理の意味がないヨ!」

転校生「ぴぅぅぅぅ・・・・」ポロポロ

小蓮「泣きだした!?そんなに嫌いなのか!?」

転校生「きらいー・・・でもたべるー・・・」ポロポロ

ましろ「心意気は立派なんですが・・・はてさて、どうしたものでしょう」

~横槍~

小蓮「一応、ほかのも作っておいたネ」

ましろ「から揚げ・青椒肉絲・棒棒鶏ですか。これで転校生さんが食いついてくれれば万々歳ですね」

転校生「ちゃんと食べてから・・・」チビチビ

小蓮「それでも茄子の方食べてるヨ!」

ましろ「きらいなものをちゃんと食べてから、好きなものを食べる・・・立派であり、有効な手段ではありますが、果たして・・・」

転校生「うう・・・」チビチビ

小蓮「もうちょっとネ!頑張れ転校生!」

ましろ「わたくし、おやつの準備をしておきます。3時ごろにはいい具合になると思いますわ」

転校生「もうちょっと・・・もうちょっと・・・」

小蓮「あと2,3口で全部食べ終わる・・・!」ドキドキ

明鈴「あーおなかペコペコアル!うはー!おいしそうなのいっぱいあるアル!いっただっきまーす!」

小蓮「え?あ、め、明鈴!それは!」

明鈴「え?」ガツガツムシャムシャバクバク

転校生「あ・・・」

明鈴「え?」

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

明鈴「な、何アルか!?ボク、なんか悪いことしたの!?」

小蓮「ああ・・・あまりにもタイミングが悪すぎるヨ・・・」

~気になる気になる~

転校生「あ!ほむほむー!」

[精神統一]焔「・・・」

転校生「何してるのー?何してるのー?」

焔「・・・」

転校生「んー?」

焔「・・・チッ」スクッ

転校生「あ、どこいくのー?」

焔「・・・うっぜ」

転校生「ねーねー、ほむほむー」

焔「邪魔だ、どけ」ドンッ

転校生「ぴぅっ!」ポテッ

~ありのままに今起こったことを(ry~

当時の状況を、焔はこう語る

焔「あのときは、確かエレンはいないってわかってたんだよ」

焔「ガキが近寄ってくるのもうぜーし、追っ払えればいいなって思ったんだ」

焔「でもさ、グリモアでのあいつの保護者って、エレンだけじゃないんだよ」

焔「アタシがあいつを押して、あいつが尻もちをついた瞬間な、めり込んでたんだよ」

焔「え?なにがって?もちろん、アタシに決まってるじゃん」

焔「本当に、気が付いたらめり込んでたんだよ。あの時は、人間て意外と頑丈なんだなって思ったね」

焔「なんでめり込んだのか、っていうと、簡単だよ」

焔「学園で最強の肉体強化で戦う女がな、たまたま近くを通ったんだよ」

焔「たしか、あの時、アタシが言ったのと同じように『邪魔だ、どけ』ていわれた気がする」

焔「もうびっくりしたね。あれは催眠術とか、超スピードとかそんなんじゃない」

焔「もっと恐ろしいなにかだよ。壁の修繕費はアタシ持ちになったし・・・」

焔「藪をつついてオロチが出てきた気分だったよ」

焔「よく生きてたな、あの頃のアタシは・・・」

・・・

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

つかさ「・・・ふん。転校生、いくぞ。菓子でも買ってやる」

~厳戒態勢~

龍季「あー、めんどくせぇ・・・くそっ犬を見にいけねーじゃねーか」

龍季「いくら厳戒態勢だからってちょっとぐらい出させてくれてもいいじゃねぇかよ・・・」

龍季「あー、犬をなでたい・・・シローにでも会いに行くかな・・・」

さら「・・・」

転校生「・・・」

龍季「おわっ!いつからそこに!?」

さら「転校生さん!いきますよ!」

転校生「はーい!」

龍季「な、なんだったんだ・・・?」

~わんわん~

龍季「・・・なんだ?これは」

[いぬ耳]さら「わんわんっ!」

[犬のキグルミ]転校生「わおーん!」

[平常運転]シロー「わふっ!」

龍季「・・・マジでなんなんだ?」

さら「龍季さんが、わんこに会えてないって言ってましたから!」

転校生「ぼくたちがわんこになったんだよ!わんわん!」

シロー「わんっ!」

龍季「あ、あー・・・えーと・・・(なんかズレてるよな・・・)」

さら「くぅ~ん」スリスリ

転校生「くんくん!」

シロー「ぷすー」

龍季「・・・ああもう!どうしたらいいんだよーーー!!!!!!」

とりあえずシローをなでておきました

~ミミック~

ありす「・・・」

クレプリ「・・・」

段ボール「・・・」

ありす(・・・え?転校生くん・・・だよね?なんで私の部屋の前に・・・?)

クレプリ(段ボールを見て即座に少年だと決めつけるのもどうかと思うさね)

ありす「ぉ、ぉーぃ・・・」

段ボール「はーい!・・・あっ!なかにだれもいませんよー」

ありす(かわいい)

クレプリ(かわいい)

ありす「ぇっと・・・ぁけ・・・の・・・?」

段ボール「いいよー。なかにはなにもないけどねー」

ありす「・・・ぇぃ」パカッ

ブル谷イル子(スピーカー付き)「キシャアアアアアアアア!!!!!!」

ありす「」

転校生「いえーい!どっきりだいせいこー!こんどのきもだめしでつかうんだー・・・あれ?ありすちゃん?」

ありす「」ブクブク

クレプリ「ありす!目を覚ますんだ!ありす!ありすぅぅぅぅぅぅ!!!!!!」

転校生「わわっ!め、めーでーめーでー!ゆかちゃーーーん!!!!!」

~ミミッキュ~

転校生「・・・」

布を被った何か「・・・」

布を被った小さい何か「・・・」

転校生(うーん・・・なんだろ・・・ありすちゃん、かな?)

転校生「ねぇ、ありすちゃん?」

何か「ちがぃ・・・す・・・」

転校生「えっと、じゃあこっちは、くれぷり?」

小何か「ちがうさね」

転校生「んー・・・ていやっ!」バサッ

マリオネット(スピーカー付き)「キシャアアアアアアアア!!!!!!!」

シロー(犬)「わんっ!」

転校生「」

ありす「しかぇし、だよ・・・」

クレプリ「少年、どうさね!これも使ってくれるって言ってたさね・・・少年?」

[人形がトラウマ]転校生「」

ありす「・・・・・・!?」

クレプリ「え、衛生兵!えいせいへーい!!!!!!!」

~それぞれの思惑~

千佳「ふーん、吊り橋効果ねぇ・・・うまくいくかどうかわかんないけど・・・」

千佳「ま・・・試してみるしかないっしょ!」

・・・

葵「みんなと一緒に肝試し・・・わたくし、ドキドキしてまいりました!」

明鈴「そうアルか?」

葵「はい!恥ずかしながら、こういうものははじめてでして!」

・・・

ミナ「クックックッ・・・時は来た。今こそ、我が力を解放するとき!」

恋「あー、本当に行くんかの?途中で帰るとか言わないのか?」

ミナ「大丈夫だ!我を舐めるでない!」

心「肝試し・・・わ、私なんかが行っても大丈夫なんでしょうか・・・他の人の邪魔になったり・・・」

卯衣「そもそも参加は自由だから、邪魔になっても問題はないはず」

恋「フォローのしどころがまちがっておるぞ・・・」

・・・

風子「さーて、いつごろから動きましょーかね」

紗妃「どうしたんですか?」

風子「いえいえ、なんでもありませんよ」

風子(しっかし、転校生さん・・・あれじゃわかりやすいにもほどがありますよ)

転校生【あのねー、こんどのきもだめしでねー・・・あっ!なんにもいってないよ!ほんとだよ!きもだめしなんてしないもんね!】

風子(ま、ウチとしてはそれでもいーんですけど・・・かわいいし)

紗妃「委員長?顔がにやけてますよ?」

~まずは~

千佳(参加してる男子・・・いない・・・)

千佳(もー!計画倒れじゃん!誰かいないの!?・・・ん?)

転校生「これがね!あたらしいね、くらやみおんみつだんぼーるなの!」

秋穂「そっかー、私も(一緒に)入りたいなぁ」ハムハム

春乃「大丈夫よ!お姉ちゃんと一緒に入れるのをすぐに用意するからね!」クンカクンカ

千佳(いた!・・・いたけど・・・確かに男子だけど・・・まあ、仕方ないわよね。人生妥協が大事よ。うん)

鳴子「諸君、肝試し大会にようこそ。前説の遊佐鳴子だ」

鳴子「初めに断っておくけど、この肝試しは例年行われている行事で・・・」

鳴子「もちろん校則違反だ。反体制的なイベントというわけだね」

鳴子「まぁ、慣例として見逃されているけど、派手な騒ぎは慎んだ方がいい」

鳴子「さすがに魔法をぶっ放したらセキュリティが作動して、僕らは懲罰房入りだ」

鳴子「以上、年長としての注意事項。そしてこれからは・・・そうだな」

鳴子「気分を盛り上げるためにちょっと怪談といこう。この学園の伝説について」

・・・

鳴子「【・・・その体よこせぇ】」

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

鳴子「おや、ちょっと刺激が強かったかな?よーしよし、それじゃあくじ引きだよ。ペアで教室棟を通って・・・」

~はっちゃんと~

初音「はぁー、なんであたしが御守りなんか・・・」

段ボール「は、はっちゃん・・・こわくないの・・・?」

初音「おうとも!この程度、ぜーんぜんだな!ちょっと遊佐には意趣返ししてやりたいし、何か考えないとなぁ」

段ボール「こわいぃぃぃ・・・」

初音「・・・わっ!」

段ボール「ぴぅっ!」ガタガタガタガタ

初音「あはははは!おもしれー!」

段ボール「は、はっちゃん・・・」

初音「ん?どした?なんかあんの?あ、お前の後ろに血がいっぱいついた手が・・・」

段ボール「う、うしろ・・・」

初音「・・・え?」

段ボール「うしろ・・・うしろに・・・」

初音「な、なんだよ・・・なにがあるんだよ・・・」

段ボール「ぴぃぃぃ・・・」

初音「な、なんだよ!ぜってぇーふりむかねぇからな!絶対だぞ!」

段ボール「うしろぉ・・・」ススス

初音「ちょ、ちょっとまて!自分だけ逃げるな!何があるんだよ!」クルッ

初音「・・・なんにもねーじゃん!」

段ボール「あはははは!ひっかかったー!」

初音「あーこんにゃろ!ガキンチョのくせに!いいぜ、そこまで言うならあたしもどんどんやってやるからな!」

初音「とりあえず箱から出ろよ!」パカッ

ブル谷イル子「キシャアアアアアアアア!!!!!」

初音「ぎゃあああああ!!!!!!!!」

転校生「あははははははは!はっちゃんおもしろーい!」

~仕掛け役~

梓「あー、どッスか?転校生くん」

転校生「はっちゃんにね!ちょうだいせいこうだったよ!」

梓「おー、さすが安心と信頼の宍戸製・・・正直、あれがいきなり出てきたら自分でも怖いッスよ」

転校生「それで、なにかおてつだいできる?」

梓「あー、うーん・・・さすがに、委員長の相手をしてもらうわけにはいきませんし・・・どうしましょ」

転校生「わかった!」

梓「え?」

転校生「まえかわ!はっしん!」

暗闇隠密段ボール『前川』:赤外線を使ってふたを閉めても内側から外の様子を確認できるキャタピラ駆動の段ボール。モーター駆動音もないし、階段程度なら登れるため、暗闇での行動に最適にゃ。

梓「あ、ちょ、転校生くん!?って速っ!」

風子「おや、これはこれは・・・飛んで火にいる夏の子どもってとこですかね・・・って速っ!」

転校生「おーにさーんこっちらー!やっほー!」

風子「ふっふっふ・・・夜更かしをするわるーい子供にはちょいとお仕置きしなくちゃいけませんねぇ」

梓(ある意味肝は据わってるッスね・・・さすがお子様、怖いものなし・・・)

~遊佐嗚子~

嗚子「転校生くん、待たせたね。どうだい?雰囲気でてるだろ?」

転校生「ゆさ、かわいー」

嗚子「ふふ、ありがとう。さて、気付いていると思うが、水無月くんが来ている」

転校生「えー、もうきたのー?」

嗚子「ああ。現行犯で見つかったらさすがの僕も言い訳できないさ。逃げるしかないからね」

コッ・・・コッ・・・コッ

嗚子「しっ、近くに来たみたいだ。近くの教室でやり過ごそう」

転校生「はーい」

嗚子「・・・よし。せっかくだし、ちょっとした話をしてあげよう」

少女怪談中・・・

嗚子「・・・行ったかな?」

転校生「ぴぅぅぅぅ・・・・」

嗚子「悪い悪い、ちょっと驚かせちゃったね。怖い話は苦手なんだね」

転校生「こわいの・・・いやぁ・・・」

嗚子「そうかそうか。君の新しい一面が視れてよかったよ。それじゃあ、僕は受付に戻るとするよ。引き続き、頑張ってくれ」

転校生「ぴぅぅぅ・・・いっちゃった・・・」

鳴子「あれ?転校生くん。もう、どこに行ってたんだい?探したよ」

転校生「・・・え?でも、さっきまでいっしょに・・・」

鳴子「え?着替えてくるから待ってくれって頼んだだろ?今着替えが終わったんだけど・・・」

転校生「・・・え?」

鳴子「え?」

転校生「ぴ・・・ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!まえかわああああああ!!!!!!!」

鳴子「あっ、行っちゃった・・・僕と会ったって?・・・まさかね」

~ちかちゃん~

千佳「はぁ、なんであんたしかいないのよ・・・」

転校生「ちかちゃん・・・て、はなしちゃだめだよ・・・」

千佳「はいはい、わかってるわかってる。もう、実験のつもりが完全に子守じゃん・・・」

忍者「・・・」

千佳「・・・」

忍者「いちまーい・・・にまーい・・・」

千佳「ひっ!で、でたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」ダダダダダダダダ

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!」ダダダダダダダダ

・・・

マリオネット「やぁ」

千佳「ひぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

転校生「ぴぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」

・・・

秋穂「転校生くん、涙出てるよ。拭いてあげるね」ペロペロ

千佳「すとーかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

転校生「ぴぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」

・・・

嗚子「おや、どうしたんだい?」

千佳「ひっ!・・・なんだ、脅かさないでよ・・・」

転校生「ゆ、ゆさは・・・まだ・・・うけつけに・・・」

千佳「え?」

嗚子「おや、流石にバレちゃったか」

転校生「ぴぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」ダダダダダダダダ

千佳「うそでしょぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」ダダダダダダダダ

・・・

風子「おやまあ、こんな夜遅くになーにやってんですか?」

千佳「一番会っちゃだめなひとぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

転校生「あっ!ふーちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんんんんんんんん!!!!!!!!!!!こわかったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

風子「あーはいはい。夜更かしするからですよー」

転校生「もうやだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!かえるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!」

風子「はいはい、いい子は早く寝ましょうねー」

千佳(こ、これ・・・どうしたらいいの・・・?とりあえず段ボールだけ持ってってあげよ・・・)

~まだまだ子ども~

転校生「ふぅ・・・ふぅ・・・」

風子「ふぅ、泣き疲れて寝ちゃいましたか」

風子「なんか、いろいろ仕掛けたりもしてたって聞きましたけど、それでも怖いもんは怖いんですかね」

風子「まっ、こうやって楽しんでるうちはいーってことにしときましょ」

風子「これでしばらくは夜更かしもしよーとはおもわねーでしょーし」

風子「いいガス抜きにはなりましたかね?・・っと」

風子「転校生さんの、片づけ忘れ・・・というか、ほっぽり出してたんですか」

風子「しゃーねーです、持ってってあげましょうかね」パカッ

ブル谷イル子「キシャアアアアアアアア!!!!!」

風子「キャアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」

嗚子「彼女もまだまだ子どもってことだね。チャンチャン♪」

今日はここまで!
さて、みなさん。実はゆさが二人出てきているの、気が付いてました?
鳴子と嗚子がいたことに気付きましたか?
今回はものすごく文字が似てるのがあって使いやすかったです。そのせいで気付いてない可能性の方ががががが。
鳴子の方は『鳥(とり)』で嗚子のほうは『烏(からす)』になってます。文字が小さいと気づけないかも。
明日はありすの誕生日をやるよ!ありすがメインだ!更新分の半分以上使いってやる!ありすかわいい!
結希の誕生日もあるけど、そっちはまぁ・・・段ボールでも渡しときゃいいんじゃないかな?(ちゃんとやりますけど)
そして転校生くんが会長と閉じ込められる・・・ふーちゃんたちがヤバいことになるな、コレ
そういや、この時のうのあのでの『執行部との通信機能』ってなんなんだろ。まだ設定が固まってなかったのかな?
これがどういう意味かはイベントストーリーでご確認ください。多分もうすぐ公開されるので。
ありすありあり(合言葉)

チョー久し振りにグリモア起動させて確認したわ
アイラはアイラのままだった、よかった
これほどストーリーが気になるゲームも少ないよな

ありすありあり
秋穂ェ...

執行部ってあれだけ言及されまくってるのに内情がまるで見えないのが怖いわ

ありすありあり
本編でも言及されなかったけど結局肝試しの時に出て来たもう1人の鳴子先輩は何だったんだろうね

今回のリバレコは最終章ってだけあって力入ってるね。集大成って感じでよかった

~どうしよう~

―噴水前―

ありす(瑠璃川さんたちからプレゼントもらっちゃった・・・)

ありす(こういうの初めてだから・・・この後どうしたらいいんだろ)

ありす(お人形の作り方、教えるって言ったけど、ちゃんと教えられるかな・・・)

ありす(話すの苦手だから、うまく伝わらないかも・・・どうしよ・・・)

クレプリ「ありす?どうしたんさね?」

ありす「ぁ・・・んでも・・・な・・・」

クレプリ「ふむふむ、さっきの表情から察するに『お人形の作り方教えるって言ったけど喋るのが苦手だからどうしよう』って感じか?」

ありす「ゎ・・・る・・・?」

クレプリ「おうともさ!オレっちはありすのことならなーんでもわかっちまうさね!」

ありす「そ・・・か・・・」

クレプリ「んー、しっかしなぁ、話すのが苦手っていうのは最大の障害さね。人にものを教えるのに言葉を使わないってのは無理があるさね」

ありす「ぅん・・・」

クレプリ「どこかにそういう翻訳的なことが得意で且つありすと仲がいいやつがいればいいんだが・・・なんだ、オレっちさね」

ありす「・・・」ジトー

クレプリ「あー、冗談、冗談さね。オレっちのこのかわいいおててじゃ裁縫はちと難しいさね。もっと適任な奴がたぶん・・・お?」

ありす「?」

クレプリ「いや、なんか向こうから誰かが走ってきて・・・ていうかこの光景、見たことあるさね!」

~歴史は繰り返す~

転校生「あーりーすーーーちゃーーーーんーーーーー!!!!!!」

ありす「ぁ・・・ん・・・く・・・・」

クレプリ「少年!スピード!スピード落とすさね!重心が前にのってるからそのままだと確実に」

転校生「おたんじょうびおめでふべっ!」ズシャッ

ありす「・・・・・・・!?」

クレプリ「あー、やっぱりこけた・・・」

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ありす「ぁ・・・けが・・・て・・・・」

クレプリ「うーん、成長してないというかなんというか・・・」

ありす「ょし・・・ょし・・・」

~ありすちゃんのおたんじょーび~

転校生「ぴぅぅ・・・ぐすっ・・・」

ありす「だぃ・・・ぶ・・・?」

転校生「うん・・・だいじょうぶ・・・」グスッ

クレプリ「少年、あんなに急がなくても、ありすは逃げないさね。大丈夫大丈夫」

転校生「うん・・・あっ!そうだ!ありすちゃん!」

ありす「・・・?」

転校生「おたんじょうびおめでとう!これ!」

ありす「ぁ・・・ぇと・・・」

転校生「ぷりん!さーちゃんにおしえてもらって、いっしょにつくったの!」

クレプリ「おお!少年、スイーツも作れるのか!」

転校生「おりょうりすきだよ!」

ありす「ぁ・・・ぁりぁと・・・ぃます・・・」

転校生「えへへ、がんばってつくったから、あじわってたべてね!」

~以心伝心~

転校生「・・・でね・・・がね・・・」

ありす「ぅん・・・ぁ・・・ぇと・・・」

クレプリ(うーむ、ありすも少年とならうまく話せるんだけどなぁ)

クレプリ(少年が一方的に喋ってるだけ・・・ってわけでもないし)

クレプリ(まあ最初の出会いは衝撃的だったし、弟みたいに思ってるのかもな)

クレプリ(年齢差は7歳、まあなくはない・・・というか普通にある年齢差さね)

クレプリ(少年は人懐っこいからな~。わりとどんな人間相手でもコミュニケーションが取れるんだと思うけど・・・)

クレプリ(・・・ん?これさね!)

・・・

―秋穂の部屋―

ありす「・・・」

秋穂「・・・」

春乃「・・・」ペロペロ

転校生「あっ、写真だー!あきちゃんかわいー!」

クレプリ(何か喋れよあの3人!)

~先生~

転校生「あ、そうだ!なにするのー?」

ありす「ぇと・・・ぁの・・・その・・・」

転校生「???」

クレプリ「ああもうじれったい!よし!今からありすのパーフェクト人形教室はじめるさね!」

ありす「ぇ・・・!?ぁ・・・ぱーふぇ・・・んて・・・」

転校生「そうなんだ!ありすちゃん!よろしくー!」

秋穂「よ、よろしくおねがいします!先生!」

春乃「よろしく」

ありす「ぁぅぅ・・ぇと・・・の・・・」

転校生「ありすちゃん、ありすちゃん」

ありす「?」

転校生「ぼく、ありすちゃんのおにんぎょうだいすきだよ!」

ありす「・・・!」

転校生「だからね、ぼくもありすちゃんみたいにおにんぎょうつくれるようになりたい!だから、よろしくおねがいします!」

秋穂「よろしくお願いします!」

ありす「ぁ・・・ぁぃ・・・・!」

クレプリ「ふぅ、何とかなりそうさね」

・・・

転校生「できたー!」

秋穂「完成ー!」

ありす「ょく、ぇきま・・た・・」

春乃「ああっ!秋穂の作った人形!ぷりてぃーすぎて目が癒されるっ!最高っ!」

クレプリ(うんうん、ありすも嬉しそうだし、よかったさね)

~プリンとその後~

ありす「ぁ・・・ぉいし・・・♪」

クレプリ「うーん、少年もなかなかの芸達者さね。今日も人形作り、初めてなのにかなりうまく・・・」

ありす「・・・ょぅ・・・のかも・・・」

クレプリ「ま、いろいろできるに越したことはないからな。ありすの裁縫技術が少年にうまく伝わってよかったさね」

ありす「まだ、まけな・・・」

クレプリ「そうかぁ?油断してるとすーぐ追い抜かされちまうかもな」

ありす「・・・・・・!」ブルブル

クレプリ「あー、冗談さね!大丈夫、ありすはまだまだ追い抜かされたりしないさね!オレっちが保証する!」

ありす「ぇも・・・てんこ・・・ん・・・ほんとに・・・」

クレプリ「ま、そんときはそんときで喜んだらいいさね。自分が教えたからこんなにうまくなったんだぞーって」

ありす「そ・・・かな・・・?」

クレプリ「おうともさ!だから、これからもみんなの弟の成長、見守ってやろうぜ」

ありす「・・・ぁぃ」

~ゆきちゃんのおたんじょうび~

結希(自分の誕生日なんて完全に忘れていたわ)

結希(そもそもこんなの祝われたのっていつぶりかしら・・・)

転校生「ゆーきーちゃん!」

結希「あら、転校生くん。どうしたの?新しいのはまだかかるわよ」

転校生「えっとね、そーじゃなくてね、はい、これ!」

結希「これは、えっと・・・CD?」

転校生「うん!なんかね、しぜんおんのえふぶんのいちゆらぎがしゅうちゅうしやすくなるとかうんたらかんたらだってさ!」

結希「そういえば、そういう論文の発表もあったわね」

転校生「だからね、おとといね、うーちゃんといっしょにやくしままでいってきたの!」

結希「そうなの・・・え?屋久島?」

転校生「こうね、うーちゃんにだっこしてもらってね、おそらにばさばさーって」

結希「・・・まさかの生音源・・・」

転校生「うーちゃんのまりょくがすくなくなったら、ぼくがほきゅうして、ろくおんしてきたよ!」

結希「そう、わざわざありがとう」

転校生「えへへ・・・ゆきちゃん、いつもありがとっ!これでまたがんばってね!」

結希「ええ、わかったわ」

結希(・・・あれ?これって、もしかして催促されてるの?)

~おはなし~

転校生「でね!そこでね、いっぱいどうぶつがね!」

あやせ「あら~、もう大冒険だったのね~」

エミリア「九州の島でしたっけ?いくら空を飛べるとはいえ、道中大変だったんじゃ・・・」

シャルロット「なにごともなくてよかったですね」

転校生「だいじょーぶ!うーちゃんがいっしょだったもん!」

転校生「それでね、そのあとね、かごしまでおひるごはんたべたよ!けいはんとかしろくまとかおいしかった~」

あやせ「うふふ、私も食べたいわ~。話を聞いてたらおなかすいてきちゃった」

エミリア「うう、さっき昼食を食べたばかりなのに・・・」

シャルロット「しかしこれは、仕方ないと思いますよ」

転校生「あ!これおみやげだよ!かるかん!」

あやせ「あら~、もらっていいの~?」

転校生「うん!どーぞおめしあがりください!」

エミリア「そ、それじゃあ、お言葉に甘えていただきます!」

シャルロット「あら、これは・・・不思議な触感ですね」

あやせ「たしか、米粉とか山芋を使ってるんだったかしら?たまにはこういうのもいいわね~」

~理解不能~

レナ「てんこー!」

転校生「あ!れなー!」

レナ「てんこー!」クルクル

転校生「れなー!」クルクル

レナ「てんこー!」クルクル

転校生「れなー!」クルクル

香ノ葉「ストップ」

レナ「う?」

転校生「どしたの?このは」

香ノ葉「いや、仲がいいのはいいんやけど・・・それ、無限ループやない?」

レナ「む、むげ?るーぷ?」

転校生「なにそれ?」

香ノ葉「あー、なんていうか、いつまでも終わらへんというか、永遠に続くというか・・・」

自由「メイド・イン・ヘヴンっすよ」ニュッ

転校生「あー!わかったー!」

レナ「れな、めいど、わかる!」

香ノ葉「なんでやの!?」

~対抗心~

沙那「この前読み聞かせをしましたので」ニュッ

香ノ葉「なんで寄りにもよってそれを選んだんよ・・・」

沙那「子どもの脳はスポンジと評されることがありますが、スタンド能力を次々と理解していく様はその通りでしたね」

香ノ葉「うち、ちょっとこの子らが怖くなってきたんよ」

転校生「あっ!さーちゃん!」

沙那「はい、さーちゃんですよ。どうしました?」

転校生「ありすちゃんがね、ぷりんおいしかったって!」

沙那「あら、それは良かったですね。転校生さんが頑張った成果ですよ」ナデナデ

転校生「えへへ・・・」

香ノ葉「ぐぬぬ・・・だ、ダーリン!うちも、うちも作り方教えるんよ!ダーリンのためならなんでもするえ!」

レナ「れな、やる!れな、つくる、する!」

転校生「むっ!れなにはまけないよ!」

レナ「れな、てんこー、まける、しない!」

香ノ葉「この二人は仲がいいんか悪いんか・・・」パシャッパシャッ

沙那「ちょっとした対抗心みたいなものですよ。かわいいじゃないですか」パシャッ

転校生「・・・なんでしゃしんとってるの?」

レナ「しゃし?」

香ノ葉「気にせんでええよ」

沙那「ええ、お気になさらず」

~言い訳口実自己弁護~

転校生「らぁめんおいしー!あやちゃん、ありがとー!」

絢香「そう?よかった。それじゃ、あたしも・・・いただきまーす」

・・・

純「くっ、負けてたまるもんですか!喰らえっ!」

転校生「あー、まけちゃった・・・もういっかい!」

・・・

夏海「って姿を目撃したんだけど」

絢香「転校生くんがラーメン食べに行きたいっていうから☆」

純「ゲーセンに一人で行かせるわけにもいかないしねー」

夏海「まあまあ、建前はそれくらいにして本音は?」

転校生「ぼくがおねがいしたのっ!」

夏海「あっ、転校生・・・はぁ、こうなったら勝ち目ないわ。こいつ粘り強いし」ワシャワシャ

転校生「きゃー」

絢香(あっぶなー・・・転校生くんがいてよかったわー・・・。って言っても、本当に向こうから言ってきたんだけど)

純(うーん、なんか隠れ蓑にしてるみたいで申し訳ないわね・・・)

転校生「こんどはなっちゃんもいっしょにくる?」

夏海「えっ」

絢香「えっ!?」

純「えっ!?」

夏海「あー、うー、ま、まあ、考えとくわ!(ついてってもネタは取れなさそうなのよねー。こういうのはこっそり撮るもんだし)」

絢香(次からは絶対に警戒を怠らないわ)

・・・

―翌日―

新聞『あのスーパーモデルと売れっ子アイドルも子守!噂の転校生の魔性について徹底調査!』

転校生「あっ!あやちゃん!じゅんちゃん!しんぶんのったよー!みてみてー!」

絢香「・・・これ、どういう反応が正解なの?」

純「さあ・・・?とりあえず撫でとかない?」ナデナデ

絢香「そうだね」ナデナデ

~とらとくえすと、そして~

転校生「ここに、『たいこんでろが』がいるの?」

虎千代「ああ、執行部からはそう伝えられている。だが、実情は何もわかっていないんだ。アタシの側を離れるなよ、転校生」

薫子「本当ならば、転校生さんには来てほしくありませんでした。しかし、今回は魔物の強さも何もかもが不明・・・」

聖奈「転校生の魔力が頼りなわけですね」

虎千代「ああ。攻めるにしても、守るにしても、こいつの魔力は有用だ。だが、だからといって頼りすぎるわけにもいかないがな」

転校生「ええ、どうして?このまえおばちゃんとのとっきゅーで、おとな50にんぶんでもぜんぜんへーきだったよ?」

虎千代「だからこそだ。お前の魔力は底が見えない。それゆえ、アタシたちは計算して使うことができないんだ」

薫子「あなたは私たちの生命線です。それは、今回のクエストに限ったことではありません。これから先も、あなたの力は必要なのです」

虎千代「そういうわけだから、転校生。今回は無茶も何もするなよ。お前は私たちが全力で守る」

転校生「はーい」

~希望は前に~

虎千代「・・・大丈夫か、転校生」

転校生「う、うん・・・どこもけがしてないよ。ジャスミンで守ってたもん」

虎千代「そうか。ならいいんだ。・・・しかし、意外と有用だな、段ボールも」

転校生「だんぼーるはさいきょうだもんね!まだうーちゃんにはかてないけど・・・」

虎千代「そうか。・・・揺れは収まったが、退路はふさがれた」

虎千代「魔法で掘ることはできるが、どこまで埋まってるかわからん」

転校生「え!?それじゃあ、ほかのこたちは!?はやくたすけないと!」

虎千代「他の生徒は心配だが、土砂をどうにかしようとするのはやめた方がいい」

虎千代「さっきも言ったが、お前の魔力は膨大だ。だが、底が分からない」

虎千代「もし万が一、すべて掘り切るまでに魔力が尽きてみろ。私たちはそこで終わりだ」

転校生「うう~・・・」ビビビ

虎千代「ここはおとなしく先に進もう。運が良ければ合流できるだろう」

転校生「・・・・・・まりょく、だれもうけとってくれない・・・とおいだけ、だよね」

虎千代「・・・わからん。今の崩落で、死傷者が出ていないとは言い切れない」

転校生「うう・・・」

虎千代「だが、今はみんなを信じるしかない。行くぞ」

~学園~

結希「洞窟内で崩落・・・虎千代と転校生くんが行方不明・・・!」

結希「崩落した岩石の向こう側に取り残されている可能性があるわ」

初音「お、おい・・・おいおいおいおいおい!マジかよ!マジだったのかよ!しかも、転校生まで!?沙那!」

沙那「承知しております。先ほど、初音様の権限で要請を済ませたところでございます」

・・・

夏海「生徒会長が行方不明・・・それに、転校生も・・・」

夏海「こんなの伝えたら、下手すれば暴動が起きますよっ!」

鳴子「ああ、そうだ。我々は、常にそのリスクを背負っている。だが、『知らせられていなかった』という事実がまた反感を、怒りを呼ぶことがある」

鳴子「さて、夏海。それを踏まえてもう一度聞こう。君は、この情報をどうする?」

・・・

ありす「・・・ぁっ」プチッ

クレプリ「どうした?糸がいきなり切れたのか?」

さら「不思議ですねえ」

秋穂「ちょっと不吉だね・・・」

・・・

風子「・・・っ!転校生さん・・・っ!」

紗妃「委員長・・・」

風子「・・・氷川、少し見回りを頼んでいーですか?もし、この情報が洩れてた時、学園生がごーゆー反応をとるかは想像に難くないんで」

紗妃「え?は、はい!」

風子「・・・・・・何かあったら恨みますよ、虎・・・」

今日はここまで!明日、脱出とウィンディガールの登場かな。第七次は明後日ぐらいに。
転校生がお菓子作りと裁縫技術を身に着けたよ。録音技術も身に着けてるよ。どんどんできることが増えていくよ。
まだ先の話だけど、こんな子供がマジカルクリエイトで望遠鏡組み立てたり綿あめ錬金したりするんだよなぁ・・・
学園生たちの『魔法以外の』特技をすべて身に着けた結果、転校生の料理は『おいしい』『まずい』『死ぬ』のロシアンルーレットになるかも。
なんか卯衣が外に出てるけど無許可ってことで。ふーちゃんにこっぴどく叱られたシーンとかはカット。
九州・・・というか、鹿児島には修学旅行で行ったけど、カンパチがうまかったってことしか覚えてないんだよなあ・・・
養殖のカンパチを水揚げすぐに刺身で食べて・・・あれはうまかった。脂の乗りとかやばかった。時間とお金ができたらまた食いに行きたいなぁ。
ありすありあり(合言葉)

ありすありあり
本編でもかなりやばい状態だったから子供ならこうなるよね...
そういえば最近は段ボールがあんまり死んでない...?

~冬樹イヴは動かない~

転校生「のえるんのえるん!」

イヴ(あら、転校生さん。また絵本でも探してるのかしら)

ノエル「転校生くん、ここ図書室だから静かにね」

転校生「はーい」

ノエル「それで、どしたの?」

転校生「えっとねぇ、このまえゆきちゃんがよんでたほんをね、よみたいんだけど、ぜんぜんよめなくて・・・」

イヴ(子供が読むような本じゃないですし)

ノエル「そりゃ難しいから仕方ないでしょ」

転校生「ぼく、かんじまだだめなの・・・」

ノエル「ああ、そういう問題かぁ。そうだよね、漢字の勉強とか、まだしてないもんね」

イヴ(実はたまに霧塚さんや野薔薇さんが教えていますが・・・)

転校生「だからね、これよんで!」

ノエル「・・・え?」

つ『耐水物質・耐火物質の配合比率』

イヴ(やはりといいますか、段ボールなんでしょうね・・・)

ノエル「ああ、えっと、り、リナちゃん先輩!よろしく!」

里菜「うぇぇぇ!?り、リナがか!?えっと・・・無理だー!ちひろ、がんばれ!」

ちひろ「ええっとぉ~うーん・・・駄目です、難しくて・・・」

イヴ(人選ミスにもほどがあります)

里菜「こんな時に萌木がいてくれたらなぁ」

転校生「もえちゃん、おばあちゃんによばれてどっかいっちゃったもんね」

ノエル「あ、そうだ!別にここじゃなくてもさ、他の賢そうな人に頼めばいいんじゃない?」

転校生「えっと、それじゃあ・・・さーちゃんにたのもーっと!」

ノエル「あ、じゃあついでだしあたしも一緒に行こっかな」

里菜「ほ、本気で言ってるのか?リナ、そんなの聞いてたら絶対眠くなるぞ」

ちひろ「私もねむねむしちゃいますぅ~」

イヴ(・・・)

イヴ(私じゃ、駄目なのかしら・・・)

今日の息抜きです。時系列とか存在しない。
転校生はイヴのことを別に賢いとも賢そうとも思ってません。
ノエルと里菜とちひろは頼みにくいっていう意識があるから・・・
自分から動こうとしなかった結果、お姉さんポジションは着々と取られていくイヴちゃんマジ冬樹。
ありありありあり(アリーヴェデルチ)

~天に愛された軍神~

虎千代「・・・さて、こいつが討伐対象か」

転校生「どらごんだ!こおりたいぷとふぇありーたいぷとどらごんたいぷのわざだ!」

虎千代「そうなのか?・・・まあ、それはおいておこう」

虎千代「気を引き締めろよ。奴は、今までお前が相手してきたどんな魔物よりも強い」

転校生「わ、わかったよ!」

・・・

転校生「すごい・・・とら、すごい!」

虎千代「ああ、すごいさ。なんせ、生徒会長だからな。学園最強の自負はあるさ」

虎千代「もしお前が生徒会長を目指すというならば、強くならなければならない」

転校生「とらよりも?」

虎千代「アタシより、とはいわないさ。それに、強さとは腕っぷしのことだけではない」

虎千代「お前はあらゆる魔法と相性が悪いから、魔法の腕で他の生徒よりも強くなることは無理だと考えていい」

転校生「じゃあ、ぼく、せーとかいちょーにはなれないの?」

虎千代「そうとは限らないさ。さっきも言ったが、強さっていうのは直接戦闘に関してのみじゃない」

虎千代「人をまとめ、従える能力もまた、強さの一つだ」

~強さ~

虎千代「そういう意味では、お前はある種私より強いものがあるかもしれん」

転校生「でも、ぼくまだまだよわっちいし、みんなにいろいろしてもらってばっかだし・・・」

虎千代「仕方ないさ。お前はまだ子供だ。子供は年上に頼って生きていくものだ」

虎千代「だが、お前は遊佐や水無月、宍戸、アメディック、つかさ・・・まあ、おおよそ子どもなんか相手しないであろう人間がお前のもとに集っている」

虎千代「そして、積極的にお前を手助けしようとしている。・・・こんなことは、今までも、そしてこれからもないことだ」

転校生「まりょくがおおいからじゃないの?」

虎千代「それだけじゃないさ。あいつらを、アタシたちを惹きつけるのは、まぎれもなくお前自身の力だ」

虎千代「そして、それは同時に強さだ。カリスマ、とでも言おうか。お前には何かしらの魅力がある」

虎千代「ただの子供にはない、魅力という物がある」

転校生「うーん・・・」

虎千代「今はわからなくてもいいさ。だが、いずれ分かる時がくるさ」

虎千代「その時が楽しみだな」

~補給~

虎千代(しかし、魔力はもらえるとはいえ、この場所だ)

虎千代(気温が低い上に、足場も悪い。体力の消費が激しいな)

虎千代(転校生の段ボール車も、ここではうまく使えないようだ)

虎千代(あの年の子供に、一日中歩き通しというのもつらいだろう)

虎千代(さて、どうしたものか・・・)

転校生「とら、とら」

虎千代「ん?どうした?」

転校生「めぇつぶって!」

虎千代「こうか?」

転校生「それで、おくちあーんして!」

虎千代「これでいいか?」アーン

転校生「それじゃ・・・はい」

虎千代「むっ、これは・・・飴玉?」

転校生「きのうみっちゃんからもらったのがぽけっとに2つはいってたの!だから、おすそわけ!」

虎千代「ありがたい、が・・・これはおまえがもらったものだろう」

転校生「こーゆーときはたすけあいだよ!こまったときはおたがいさまだから!」

虎千代「!」

転校生「あとね、ここにはいるまえにね、ぽんつくからもらったちょこと、めありーからもらったれーしょん?と、えっちゃんからもらったびすけっとと、あさりんからもらったぐみがあるよ!」

虎千代「・・・さすがだな、転校生」ナデナデ

転校生「えへへ・・・はやくここからでて、みんなにおれいいわなきゃね!」

虎千代「ああ。心配しているだろうから、早く出ないとな」

虎千代(こういうところだよ。お前の強さは)

~疲れ~

虎千代「・・・」ブルッ

転校生「とら、だいじょーぶ?」

虎千代「ああ、大丈夫だ。進もう」

転校生「でも、つかれてるよ?きゅーけいしようよ」

虎千代「お前は大丈夫なのだろう?なら、アタシが休むわけにはいかない」

転校生「むー・・・じゃあ・・・」

虎千代「?」

転校生「ぼく、ここからうごかないもんね!」ドスン

虎千代「はあ?」

転校生「じゃすみんをつかえば、ちゃんとこていできるんだもん。うごかないよ!」

虎千代「本当か?・・・むっ、なるほど。これはなかなかだな・・・」グッグッ

転校生「これでもうすすめないもんね!」

虎千代「そいやっ!」

ビリッ

転校生「え」

虎千代「あ」

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!じゃすみぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃん!!!!!!」

ジャスミン:虎千代に引っ張られた際に破れ、惨死

~届いたもの~

ァァァァァァァ

エレン「!」

薫子「この・・・声は・・・」

メアリー「ああ、間違いねぇ」

月詠「転校生!よかった、生きてたのね!」

・・・

鳴子「・・・ふむ。子どもの声というものは遠くまで届きやすいものだが・・・」

鳴子「意外なところで役に立つんだね。さて、これを夏海に伝えておくか」

・・・

虎千代「ぐうっ・・・なんて泣き声だ・・・耳が・・・」

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

虎千代「これでは動けん・・・くそっ、お前の勝ちだよ、転校生」

~安心する顔~

兎ノ助「虎千代!転校生!無事だったか!」

虎千代「ああ、ただいまかえった」

転校生「ただいまー!」

兎ノ助「よかった・・・もしお前らに何かあったらって思うと、俺、俺・・・」

転校生「だいじょーぶだよ!だって、とらはがくえんさいきょーだもん!」

虎千代「・・・ふふ。だが、ありがとう、兎ノ助。お前の顔が見れたら、なんだか安心したよ」

兎ノ助「そ、そうか?ぐへへ、照れるじゃねーか」

転校生「ぐへへー」

虎千代「・・・はぁ、こういうところがなければいいやつなんだがな」

~おかえり~

転校生「ふーちゃん!ただいまー!」

風子「転校生さん!」ダッ

転校生「ふぇ?」

風子「おかえりなさい・・・よく、無事で・・・っ!」ギュゥゥゥゥ

転校生「ふーちゃん、いたいいたい!」

風子「はっ!す、すいません、つい・・・」

転校生「うう・・・でも、ありがとっ!」

風子「いや、それはこっちのセリフですよ。無事でいてくれて、ありがとーごぜーます」

転校生「う?」

風子「・・・さ、疲れたでしょ。今日はもうゆっくり休んでくだせー」

転校生「ええ、だいじょうぶだよ!まだまだげんきげんき!」

風子「あー・・・それじゃ、ここに座ってもらえます?」ポンポン

転校生「ふーちゃんのおひざ?わかった!」

風子「それで、目を瞑ってもらって」

転校生「うん」

風子「そのまま、撫でられてて下せー」

転校生「うん・・・」

・・・

転校生「すぅ・・・すぅ・・・zzz」

風子「5分とかからずぐっすり寝ちゃって、やっぱり疲れてたんじゃねーですか」

風子「・・・第7次侵攻が、もうすぐ起こる。アンタさんは、ウチらの要です」

風子「今は休んで、しっかりえーきをやしなってくだせー」

風子「アンタさんが本領を発揮するのは、もうすぐなんですから」

~新たな後輩~

真理佳「・・・これが、例の『転校生』さん?」

転校生「おねーちゃん、だれ?」

真理佳「ああ、自己紹介がまだだったっけ。僕は円野真理佳!」

真理佳「この前転校してきたばっかりで、クエスト初めてなんだ!」

真理佳「未熟者だけど、いろいろ教えてね!」

転校生「あたらしいてんこうせい・・・こうはい?」

真理佳「え?まあ、そうなるのかなぁ」

転校生「・・・」ムフー

真理佳「?」

転校生「よし!それじゃあ、せんぱいがいろいろおしえてあげよう!」

真理佳「あ、えっと・・・じゃあ、呼び方もセンパイで!」

転校生「うんうん!それじゃあ、まりちゃん、いっしょにがんばろうー!」

真理佳「あ、ちょっと待ってください」

~ヒーロー志望~

真理佳「ずっと、夢だったんです。ミスティックと戦う魔法使いになるのが」

転校生「そうなの?どうして?まもの、こわくない?」

真理佳「だって、世界を守るスーパーヒーローってカッコいいじゃないですか」

真理佳「僕、ヒーローになりたいんです!名前も考えてます!」

転校生「そうなんだ!」

真理佳「はい!【ウィンディ・ガール】で!僕が戦闘服の時はそう呼んでください!」

転校生「うぃんでぃ・がーる・・・ながい・・・」

真理佳「ええ、これくらいバシッと!」

転校生「うーん・・・いんちゃんでいいや」

真理佳「よくないよっ!?」

転校生「それじゃあ、いくよ!いんちゃん!」

真理佳「ちょ、ちょっと!センパイ!せ、せめてウィンディとか、もっとカッコよく!カッコよくお願いしますって!!!」

~この箱何の箱?~

真理佳「そういえば、これって何の箱ですか?」

転校生「これ?あしたばだよ」

大型四輪駆動段ボール『明日葉』:多少地形が悪くても活動できるようにタイヤが大きくなった。調子に乗った結希が最高時速120km/hまで出せるようにしたらしいが、リミッターがかかっているため普段は30km/hが限界。

真理佳「・・・傭兵?」

転校生「?」

真理佳「いや、あの伝説の傭兵の蛇さんも段ボールを使って隠密行動をするらしいから、ふと気になったんです」

転校生「しらないなぁ・・・」

真理佳「それならいいんですけど・・・あっ!来ました!円野真理佳、行きます!」

・・・

真理佳「隙あり!これでどうだっ・・・うわっ!?」

真理佳「危なっ・・・そ、そんな、魔法が・・・通じてない・・・せ、センパイ!」

転校生「どうしたの?」

真理佳「あ、いや・・・だ、だって僕は、魔法使いに・・・戦う力を手に入れたのに・・・」

真理佳「きゃっ!ちょ、ちょっと待って!やり直し、やり直し!」

真理佳「せ、センパイ、助けてください~!死んじゃいます~っ!」

転校生「はぁ・・・あしたば、りみったーかいじょ!とつげきっ!」ギャルルルルルル

~まだまだ~

真理佳「す、すいません・・・助けてもらっちゃいました・・・センパイ、魔法が使えないのに・・・」

転校生「こーはいをたすけるのはせんぱいのおしごとだもん!」

真理佳「あの・・・これって、僕だから、ですよね?」

真理佳「・・・魔法使いが弱いんじゃないですよね?僕が弱いんですよね?」

転校生「・・・うん。そうだよ」

転校生「なーちゃんとか、えっちゃんとか、とらならあれぐらいすぐにたおしてる」

転校生「れーちゃんも、ともちゃんも、なっちゃんも、ももももも、みんなたおせるとおもうよ」

真理佳「そっか・・・よかった」

転校生「?」

真理佳「あ、いえ。僕が弱いなら、これから強くなればいいやって」

転校生「そうだよ!」

真理佳「そうですよね。魔法使いになったからって、すぐに強くなるわけじゃないです」

真理佳「それにほら、ヒーローってやっぱり成長が醍醐味じゃないですか!」

転校生「そうなの?・・・そうだね!」

真理佳「こうなったら帰ってすぐに鍛えないと!センパイ、急いで帰りましょう!」

転校生「え?くえすと・・・」

真理佳「なにやってるんですか?早く!センパイもですよ!」

転校生「あっ、えっと・・・」

真理佳「だってヒーローには相方も必要なんです。センパイ、コンビ組みましょう!」

転校生「あ、ぼくは、その・・・」

真理佳「これからよろしくお願いしますね!」

転校生「うう・・・いんちゃん、にがて・・・」

~一件落着?~

―少し前―

イヴ(あら、今日は転校生さんはいないんですね。まあ、静かでいいですが)

里菜「転校生のやつ、またクエストに行ったって聞いたぞ」

萌木「この前生徒会と大変な目に合ったばかりなのに、すごいなぁ・・・」

里菜「しかも、新しい転校生とだろ?」

イヴ「・・・それって、大丈夫なんですか?」

萌木「うーん、新しい転校生はとりあえず転校生くんと一緒に初クエストに行く・・・みたいな傾向があるけど・・・」

萌木「第7次侵攻が迫っていて、魔物も強くなってるし・・・」

イヴ(・・・ハンカチを拾ってもらった借りがあります。借りは、返しておきたいですね)

イヴ(しかし、直接姿を見せるのも・・・)

萌木「ふ、冬樹さん?どうしました?」

・・・

―現在―

真理佳「うーん、でも、これどうしたらいいんだろう・・・」

転校生「こういうときは、きゅーえんよーせーをしたらいいんだよ!えっと、とらはつかれてて、えっちゃんとふーちゃんはいそがしいから・・・」

魔物「隙だらけや!」

真理佳「あっ!魔物が!」

転校生「あしたばがーど」キンッ

魔物「なんやて!?」

転校生「うーん、だれよぼうかな・・・」

真理佳(す、すごいなぁ・・・度胸があるというか・・・)

??「そこまでよ!」

転校生「?」

??「はっ!」

魔物「ワイは倒される運命にあったんや・・・」ボシュウウウウ

真理佳「き、霧になった・・・!だ、誰だ!?」

転校生「・・・いぶ?」

いぶ?「・・・だ、誰のことかしら。私は通りすがりの前日仮面よ」

転校生「はぁ・・・(どうみてもいぶだよね・・・へんなのかぶってるけど)」

真理佳「す、すごい!あの魔物を一発で!」

聖夜仮面「いくら段ボールが頑丈だからって、過信はしないようにしなさい。それだけよ」

真理佳「あっ、行っちゃった・・・カッコいい・・・」

転校生「・・・おとなって、めんどくさいなぁ・・・」

~で~

転校生「うーん・・・」

ありす「ぁ・・・ぅし・・・の・・・?」

転校生「あ、ありすちゃん。えっとね、そーだんしていい?」

ありす「だぃじょ、ぶ・・・だよ」

転校生「あのね、さっきくえすとにいったときにちょっとたすけてもらったひとがいるの」

転校生「でもね、そのひとはへんなのをかぶっててね、じぶんじゃないってゆってきいてくれないの」

転校生「おれいしたいのに、どうしたらいいのかな・・・」

ありす(・・・思ったより難題だった・・・どうしよう)

ありす(えっと、まずは整理しなきゃ。転校生くんを助けてくれた人をAとして、Aさんはなにかかぶりものをしてて)

ありす(それで転校生君はAさんにお礼を言いたいけど、Aさんは否定してて・・・)

ありす(うーん・・・こっそりお礼をすればいいんじゃないかな?)

ありす「きずかぇ・・・ぃょ、に・・・ぉぇぃ、を・・・」

転校生「きづかれないようにかぁー・・・うーん、じゃあ、のえるんにちょっときいてみよっかな?」

転校生「ありすちゃん、ありがとっ!」

ありす(冬樹さんに聞くってことは・・・え?もしかして、転校生君を助けたのって・・・)

ありす(だとしたら、転校生くん。聞く相手間違ってるよ・・・)

ありす(お手伝い、してあげよ)

今日はここまで!ごめんなさい、イヴがまた壊れました。そんなつもりはなかったんだけど、壊れました。イヴ本人は気付いてないけど、壊れました。
どうしてこうなっちゃうんだろうね・・・イヴが壊れたり秋穂が変態になったり・・・
なるべく本編に沿いつつ保護者達を崩壊させていく予定だったんだけどな・・・
まあ、あれはイヴじゃなくて前日仮面だしいいか。たぶんこの先も出てくるけどイヴじゃないし大丈夫。うん。
虎千代とのクエスト後で度胸がかなりついた模様。そんじょそこらの魔物程度になら怯みません。でもすぐ泣く。
危うくありすを出し忘れるところだった・・・危ない危ない。これ書いてる途中に思い出したんで急いで追加しました。
ありすの不足は命にかかわるからね!
ありすありあり(合言葉)

今日の初登場キャラ
http://imgur.com/pH1xJB3.jpg
まりちゃん(いんちゃん)

ありすありあり
やはりイヴは壊れる運命にあるのか...最後は前作までみたいになるのかなw

ありすありあり
時たま魔物が喋るのほんとすこ

ありすありあり
実家のような安心感
はりゃほれうまうー

~あずにゃんの誕生日~

梓がつかさに連れていかれてたので会えませんでした。

転校生「あずにゃんにあえなかった・・・」

クレプリ「まあ、プレゼントは明日にでも渡せばいいさね」

ありす「ょし、ょし・・・」ナデナデ

その後、みんなでマグロパーティーをしました。

~第七次侵攻~

兎ノ助「転校生」

転校生「ん?なあに、うのさん」

兎ノ助「第七次侵攻が始まったことはさっき虎千代から聞いたな」

転校生「うん」

兎ノ助「それじゃあ、魔法使いの先輩として、進路指導官として俺からの忠告だ」

兎ノ助「君の力は、今回の侵攻では大いに役立つだろう。なんせ、規模が規模だ」

兎ノ助「魔力の回復は魔法使いにとって何よりも大切なことの一つだ。魔力がある、それだけでみんなに不安がなくなる」

兎ノ助「みんなが『まだ戦える』そう思うだろう。そして君は、そのためにこの場所を走り回ることになる」

兎ノ助「その道中で、多くの魔物とも遭遇するだろう」

兎ノ助「国連軍が前線で戦ってくれているから、降りてくるのは比較的弱いやつらばかりだ」

兎ノ助「だが、何事にも例外というものはつきものだ。もちろん、起きないに越したことはないんだが」

兎ノ助「学園生たちはも全力で君のことを守るだろう。だが、それでもどうしようもない事態が発生するかもしれない」

兎ノ助「君や、他の者の力では対処できないような、そんな事態が発生するかもしれない」

兎ノ助「もし、そんなことが起こったら、君の力でどうしようもなくなった時は」

兎ノ助「真っ先に逃げるんだ」

転校生「ええ!?」

兎ノ助「君の力はそれだけ大事な物だ。君は何よりも自分の安全を優先させなければならない」

兎ノ助「学園では、結希や望、心が指示をしている。学園まで逃げてこれれば、彼女たちが君を保護してくれる」

兎ノ助「こんなことは言いたくないし、考えたくもないが、今回の侵攻で学園生が多く死亡する・・・そんな可能性もある」

転校生「・・・」

兎ノ助「そんなことはないように願っているが・・・だが、約束してくれ」

兎ノ助「絶対に、何があっても死ぬな。生きるんだ。君が生きてさえいれば、俺たちは希望を持ち続けられる」

兎ノ助「君は、人類の希望だ。だから、自分の命を守ることを、一番に動いてくれ。・・・俺からは以上だ」

転校生「・・・わかった、よ」

兎ノ助「・・・よし!それじゃあ行ってこい!頑張れよ、転校生!」

転校生「・・・はい!」

~転校生の力~

薫子「会長、ご気分はどうですか?」

虎千代「ああ、すこぶる快調だ。一日以上休みが取れたんだ」

薫子「とはいっても、あの洞窟内に1日以上閉じ込められていたのですし・・・」

虎千代「あそこで転校生が泣いてくれなければ、もっと・・・それこそ、2日以上閉じ込められていたかもしれない」

虎千代「あいつが持っていた菓子や食料のおかげで、ある程度補給もできた」

虎千代「もし、あいつが、例えば南たちと同学年くらいだったとしたら・・・こうはいかなかったかもしれんな」

薫子「会長・・・」

虎千代「アイツのおかげで、アタシは存分に戦える。今回の借りは、生徒会長として、結果で返さねばならないな」

薫子「・・・そうですね。それでは、私もお手伝いをいたしますわ」

虎千代「ああ、よろしく頼む。さて、他はどうなっているか・・・」

・・・

転校生「いんちゃん!とおまわりするよ!」

真理佳「えっ!?で、でも、すぐそこに魔物が・・・」

転校生「ちかくにれーちゃんたちがいるからごーりゅーして、かいふくしてからいっきにたおすの!ほきゅーがさき!」

真理佳「うう・・・でも・・・」

転校生「しきかんめーれーだよ!」

真理佳「わ、わかりました・・・」

~走り回る~

転校生「ともちゃん!なっちゃん!れーちゃん!」

智花「あ、転校生くん!」

夏海「あ、来てくれたわね!怜が一番魔力使ってるから先に補給を!」

転校生「わかったよ!」ビビビ

怜「ありがとう、助かる」

転校生「むこうのほうにまものがでたから、たいじおねがい!」

夏海「わかったわ!」

・・・

転校生「はるのん!さらちゃん!ありすちゃん!のえるん!あきちゃん!たっちゃん!だいじょうぶ!?」

ありす「ぁぃ・・・じょぶ、ぇす」

クレプリ「まだまだ平気さね」

秋穂「こっちは大丈夫です!」

さら「強い魔物は来てませんよお」

龍季「魔力もそんなに使ってねぇしな」

ノエル「まあ、秋穂ちゃんのお姉ちゃんがいるしねー」

春乃「あたしたちは大丈夫だから、他のところに行ってきなさい」

転校生「わかった!あ、でもまりょくだけ!」ビビビ

・・・

転校生「ふーーちゃーーん!!!!!」

風子「おや、転校生さん。わざわざ来てくれたんですか?」

転校生「まりょくのおとどけだよ!はい!」ビビビ

風子「んっ・・・ありがとうごぜーます。さーて、もーひと踏ん張りといきましょーかね」

真理佳「はぁ・・・はぁ・・・センパイ、は、速い・・・」

~みんなに~

転校生「のいばあ!ござる!みゅー!」

自由「おお、転校生くん!って、ああー、また魔物が」

姫「転校生さん、下がっていてください」

刀子「ここは拙者たちの出番でござる!」

転校生「わかったよ!がんばって!」ビビビ

・・・

転校生「まみちか!りっちゃん!大丈夫!?」

千佳「え?あ、あー・・・ちょっと休憩中・・・」

律「ま、こっちにはそんなに強いの来てないけどな」

・・・

転校生「おばちゃん、まりょくは?」

チトセ「そうね、補給しておいてもらおうかしら」

転校生「はーい!」ビビビ

・・・

転校生「おばあちゃん!あさりん!」

浅梨「あ、先輩!」

アイラ「おお、少年か。どうじゃ?怪我はないか?」

転校生「だいじょーぶ!」ビビビ

・・・

転校生「ゆかちゃん!もももも!」ビビビ

ゆかり「あっ、来てくれたわ」

もも「転校生くん、ありがとう!」

転校生「かいふくまほーはまりょくいっぱいつかうんだよね?またくるからね!」

~エール~

転校生「めありー!ほむほむ!あずにゃん、なーちゃん!」

メアリー「・・・んん?ああ、転校生か」

梓「わざわざこんなとこまで・・・」

焔「・・・」

つかさ「・・・下がっていろ。来るぞ」

転校生「わ、わかった!まりょくだけでも!」ビビビ

・・・

転校生「えっちゃん!ぽんつく!」

エレン「来たか。怪我は・・・ないみたいだな」

月詠「あんたも一回休憩しなさいよ。それ、魔力駆動なんでしょ?そっちにも魔力使うんじゃないの?」

転校生「だいじょーぶ!全然平気だよ!」

月詠「改めてバケモノ魔力よねぇ・・・でも、この前洞窟に閉じ込められているんだし、体調崩さないようにしなさいよ」

転校生「・・・ぽんつく、なんかお母さんみたいだね」

真理佳「はぁ・・・はぁ・・・せ、せんぱい・・・」

エレン「あと、同行者の体力も考慮してやれ。お前はそれに乗っているだろうが、こいつらは走り回っているんだからな」

転校生「さー、いえっさー!きょーかん!」

・・・

転校生「えびちゃん!えみりゃ!しゃるちゃん!」ビビビ

あやせ「あら、転校生さん」

エミリア「わざわざここまで来てくれたんですね」

シャルロット「まだ、疲れはありませんか?少しでも疲れを感じたら、一度休憩してくださいね」

転校生「ありがとう!でも、まだまだだいじょうぶだよ!」

・・・

転校生「みっちゃん!ふくぶちょー!うーちゃん!まりょくだよ!」ビビビ

ミナ「おお、サーヴァント!」

恋「よしよし、よく来てくれたの。ほれ、梅干じゃ。疲れに効くぞ」

転校生「いらない!」

恋「!?」ガーン

卯衣「幼い子どもは酸味の多いものを嫌う傾向にあると聞くわ。だからこの反応は仕方ないものよ」

恋「そ、そうじゃな!なら卯衣もどうじゃ?」

卯衣「いらないわ」

~メンテナンスを~

転校生「ゆーきーちゃーん!」

結希「転校生くん、来たわね。それじゃあ、すぐにメンテナンスを済ませるわ」

心「あ、これお茶です」

転校生「んぐ、んぐ、んぐ・・・ぷはぁ!ありがとっ!」

望「転校生、どうだ?ボクの指示したルートにそんなに魔物は出なかっただろ」

転校生「うん!ほんのちょっとだけだったよ」

心「あっ、あとこれどうぞ。ちょっと喉がガラガラになりだしてますよ」

転校生「うへー、のどあめかー・・・すーすーしてきらいー・・・」

心「ごめんなさいごめんなさい!もっと気の利いたもの用意できなくてごめんなさい!」

望「んじゃ、こっち舐めとけよ。はちみつ100%の飴だから、喉にも効く・・・と思う」

転校生「はーい」

結希「転校生くん、終わったわよ。まだ休憩していく?」

転校生「ううん、すぐにいくよ!みんなまってるもん!ゆきちゃん、ふたみん、のぞみん、ありがとっ!」

心「はうう・・・だ、大丈夫でしょうか・・・他の生徒の方々・・・」

望「ああ、一言も発してなかったな。まあ、お茶は飲んでたし、飴もねじ込まれてたし、大丈夫なんじゃね?」

結希「転校生君も人使いが荒いわね・・・」

~再開~

転校生「もえちゃん!りな!」

萌木「あっ、転校生くん」

里菜「おー、それもかっこいいな!」

転校生「めんてしたてのほやほやだよ!」ビビビ

・・・

転校生「かりんちゃん!れな!このは!」

香ノ葉「だーりーん!まっとったでーーー!!!!!」スリスリスリスリ

花梨「おー、転校生。疲れてないか?ちょっと休憩していくべ」

レナ「てんこー、れな、まもる!」

転校生「ありがとっ!でもだいじょうぶだよ!」ビビビ

・・・

転校生「るーちゃん!あおいちゃん!」

葵「あっ、転校生さん!そ、その奇妙な乗り物は!?」

転校生「あしたばだよっ!」

ソフィア「あしたば・・・とぅもろーりーふですね!」

転校生「そうなの?」ビビビ

・・・

転校生「あやちゃん!じゅんちゃん!」

絢香「あっ、転校生くん。怪我は・・・なさそうだね(他の子たちがヤバそうだけど)」

純「あちこち走り回ってんでしょ?疲れてないの?」

転校生「ぼくはだいじょうーぶだけど、いんちゃんたちが・・・」

真理佳「ぜぇ・・・ぜぇ・・・あ、せ、センパイはお気になさらず・・・」

~状況~

転校生「ゆきしろさん!さっちゃん!だいじょうぶ!?」

紗妃「ええ、こちらはまだまだ余裕があります」

ましろ「余裕があるだなんてようゆうわね・・・ふふ」

転校生「相変わらずだね・・・」ビビビ

・・・

転校生「ゆさ!」

鳴子「おや、転校生くん。わざわざ来てくれたのかい?」

転校生「もちろん!ゆさもがんばってね!」

鳴子「ああ、頑張るさ。君の声援にこたえないとね」

・・・

転校生「ちゃおー!めいりーん!」

小蓮「あっ、転校生ネ!」

明鈴「んあ?おお!来てくれたアルか!」

転校生「これ、さっきかりんちゃんからもらったの!さしいれだよ!」ビビビ

明鈴「うはー!やったアル!それじゃ、ちょっと休憩して・・・」

小蓮「もうちょっとあとで食べるネ!今は目の前のあいてヨ!」

・・・

転校生「はっちゃん!さーちゃん!」

初音「よっす転校生。それ、完全に乗りこなしてるな」

沙那「JGJのロゴが入った段ボールで戦場を駆け回る男子児童・・・宣伝にはバッチこいですね」

初音「身内だらけのところで宣伝してどうすんだよ」

転校生「あはは・・・」ビビビ

・・・

転校生「ゆーちゃん、どお?」

聖奈「ああ、転校生か。状況は優勢だ。お前が随時補給をしに行ってくれているから、すぐに戦況を立て直せている」

転校生「そっか・・・よし!もっとがんばるぞ!」

聖奈「だが、無茶はするなよ。疲れたらいつでもここに来て休め。いいな」

転校生「はーい!」

~ピンチ~

転校生「のぞみん、つぎはどこにいけばいいの?」

望『えっとだなぁ、そこから一番近いところは・・・うーん、なんか、全部ビミョーに遠いな』

転校生「えー、それじゃあ、つかれてそうなひとのとこ?」

望『前に居るやつらは戦いなれてるやつらだし、半ばあたりにいるやつらのとこに補給しにいったらいいんじゃないか?』

転校生「はーい!それじゃ、いっかいきるね!」

真理佳「えっと、次はどっちへ?」

転校生「えっとねぇ、まんなかぐらいのひとたちだから・・・あっちか・・な・・・」

真理佳「どうしました?せんぱ・・・ま、魔物!しかも、一体じゃない!」

転校生「う、うしろにも・・・そーいん!げいげきたいせー!」

真理佳「は、はい!わかりました!」

・・・

真理佳「くっ、強い・・・っ!」

転校生「いんちゃん!みんな!」

モブ子「これ、私たちだけでたおせるの!?」

モブ美「ちかくに誰もいないんでしょ?じゃあやるしかないじゃない!」

モブ佳「いざとなったら、転校生君だけでも・・・」

転校生「だ、だめだよ!ちゃんとみんなでいかなくちゃ!」

~約束~

真理佳「はぁっ・・・はぁっ・・・」

モブ子「くそっ・・・全然効いてないじゃない・・・」

モブ美「こんなに魔力もらってんのにね・・・」

モブ佳「転校生くんのほうには行ってないけど・・・もう・・・」

転校生「あっ・・・み、みんな・・・」

真理佳「・・・センパイ!ここは僕たちに任せて、行ってください!」

転校生「!」

モブ子「すぐに救援呼んでくれたら大丈夫だから、頼んだわよ!」

モブ佳「さって、こっからが正念場か・・・!」

モブ美「お願い、行って!」

転校生「うっ、でも・・・」

兎ノ助【君の力でどうしようもなくなったときは、真っ先逃げるんだ】

転校生「うのさん・・・」

真理佳「センパイ、早くっ!」

モブ美「円野!危ない!余所見すんな!」

真理佳「えっ?あ」

転校生「いんちゃん!」

~ヒーローは遅れてやってくる~

真理佳「うっ・・・ぶ、無事・・・?」

梓「ふぅー、なんとか間に合ったッス!」

転校生「あ・・・あずにゃん」

怜「遊佐から、お前たちが魔物に囲まれていると聞いて飛んで来たんだ」

転校生「れーちゃん・・・」

紗妃「もう、あなたは真っ先に逃げるべきだったのに・・・なんて、そんなこと、転校生さんにできるわけありませんよね」

転校生「さっちゃん・・・」

風子「よく持ちこたえてくれたましたね。んじゃ、ウチらのかわいいこーはいたちを虐めてくれたけじめ、きっちりつけてもらいましょ」

転校生「ふーちゃん!みんな!」

・・・

真理佳「す、すごい・・・あの魔物たちを、あんなふうに・・・」

梓「ふぅー、これで面目が立ったッスね」

風子「力押しだけが戦いじゃねーんですよ。さて、とりあえずここは凌げたんで、もうひと踏ん張りです」

怜「私たちが抜けたところには待機組が出張ってくれているはずだ。急いで戻らねば」

紗妃「何はともあれ、無事でよかったですね」

転校生「・・・あ、ありがと・・・ありがとっ!」

風子「ん、よろしい。んじゃ、引き続き頑張って下せー」

~戦争終結~

虎千代「・・・終わったか。長かったな」

つかさ「そうか?後ろでふんぞりかえっているからそう感じるだけだ」

虎千代「そうかもな・・・転校生たちが魔物に囲まれたという話は聞いたか?」

つかさ「ああ。服部が全力で向かっていたからな」

虎千代「お前はいかなかったのか?」

つかさ「私には別の相手がいた。だから行けなかった」

虎千代「そうか・・・」

つかさ「貴様こそ、行かなかったのか?」

虎千代「ああ。いや、行けなかった・・・の方が正しいか。水無月に止められたんだよ」

虎千代「『わざわざ他の生徒たちの不安をあおるつもりですか?』ってな」

つかさ「・・・ふっ、そうか」

虎千代「そんなことをいいながら、自分はすでに動いていたという話だ。まったく・・・」

~実は~

イヴ「・・・」

萌木「ふ、冬樹さん。どうしたんですか?仮面なんか持って・・・」

イヴ「い、いえ。なんでもないわ」

イヴ(いつでも出れるように待機してたのに、一番遠くにいて間に合わなかった・・・)

里菜「変な奴だなー」

イヴ「あなたに言われたくありません」

里菜「そうか?リナ、そんなに変か?」

萌木「ちょっと楽観的なとこはあるけど、変かといわれると・・・」

里菜「まあ、萌木の方がよっぽど変だもんな!」

萌木「ええ!?わ、私!?」

里菜「だって、本読んでたら周りのことに気付かなくなるし、浅梨と転校生が一緒にいたら鼻息が荒くなるし・・・」

萌木「そ、そんなことないよっ!鼻息荒くなんかならないもん!」

里菜「えー、絶対なってるさ!リナ、この目で見たのだ!」

萌木「なってない!」

里菜「なってる!」

萌木「なってない!」

里菜「なってる!」

イヴ「・・・仲、いいですね」

~今日は~

―風子の部屋―

風子「ふぅ、やっと終わりましたね」

転校生「みんなぶじでよかったね!」

風子「ええ。アンタさんも、あそこでよく飛び出していきませんでしたね」

転校生「えっと、うのさんとやくそくしてたんだけど、でも、みんなのことほおうっておけないしってかんがえてて・・・」

風子「そーですね。・・・あの状況で、他の生徒たちを見捨てられないのは当然です」

風子「ですが、だからといって無茶しよーとしなかったのもせいちょーですね」

風子「いつもなら、あそこで飛び出して段ボールを盾に体張ってたでしょーし」

転校生「うっ・・・そうかも・・・」

風子「いーんです。アンタさんはまだ子供なんですから、好きなだけ無茶して。それをさせないのがウチらの役目ですから」

転校生「ふーちゃん・・・」

風子「さ、今日はもう寝ましょ。ウチも疲れましたし、アンタさんもこの9日間戦い通しで疲れたでしょ」

風子「おやすみなさい、転校生さん」

転校生「おやすみなさい、ふーちゃん」

今日はここまで!梓の誕生日、最初は書いてたんですが、途中データが2回吹っ飛びまして・・・
別に前日仮面はどこかの斉藤さん(棗さんの方が正しいけど?)みたいに仮面を引き渡すことはない・・・はずです。
頑張って男前な兎ノ助を書きたかったら誰だこいつみたいになった。兎ノ助はやっぱりセクハラさせないとね!
でもさすがに6歳児の前では自重している様子。ていうか大体風子が一緒にいるので自重せざるを得ない。
第七次侵攻が終わったから、一回小ネタ集やって、デートだ!秋風ほりでぃ!みんなの私服!みんなが至福!
ありすの出番が少なかったけど、クリスマスになったら本気出す。あと人形の館で本気出す。夏祭りとジューンブライドでも本気出す。
水族館と対抗選抜戦でも本気出さなきゃ。
ありすありあり(合言葉)

ありすありあり
結構忘れてきてるから七次侵攻読み直してこよ...

ログボでありすが来たぞ!

>>405なんだと!?これは5凸するしかない...

ログインボーナスのアリスかわいい

~脅迫状~

絢香「『あなたの秘密を知っている』・・・か」

絢香「・・・まさか・・・ね」

・・・

絢香「あ、転校生くん。ちょっといいかな?」

転校生「ん?なーに?」

絢香「ちょっとお話したいなーって思ったの。今大丈夫?」

転校生「うん!」

絢香「それじゃあ、こっちに来て」

転校生「はーい」

・・・

絢香「ふぅ、さて、到着っと」

転校生「おはなしってなにー?」

絢香「えっとね、ちょっと聞きたいことがあったのよね」

転校生「?」

絢香「簡潔に聞くわ。あたしの秘密、誰かに話したりした?」

~念のため~

転校生「え?あやちゃんのひみつ?いってないよ!」

絢香「本当?」

転校生「ほんとだもん!」

絢香「・・・ん、よろしい。それならいいんだけど・・・はぁ・・・」

転校生「えっと・・・なんで、ぼくがいってないってわかるの?ぼく、うそついてるかもしれないよ?」

絢香「うーん・・・まあ、喋っていっか。あたしね、人の考えていることが読めるの」

転校生「えっ?」

絢香「転校生くんが何を考えて何をしようとしているのか・・・全部わかっちゃうの?」

転校生「ほんとー?」

絢香「うん。今、転校生くんは『昨日のえるんがくまさんパンツ履いてたよ』って考えて・・・何考えてるのよ」

転校生「ほんとだー!すごーい!」

絢香「なんでパンツの柄なんか知ってんのよ・・・ああ、一緒にお風呂入ったときに・・・」

転校生「そういえば、まだあやちゃんのおへやでおとまりしてないなぁ」

絢香(あたし、あんまし部屋見られたくないから断ってんのよね・・・。ごめんね、転校生くん)

~犯人~

―後日―

「おい、そこのガキ」

転校生「・・・おにーちゃん、だれ?」

「だれだっていいんだよ。お前、随分とオレの絢香と仲がいいみたいだな」

転校生「むっ・・・あやちゃんはおまえなんかのものじゃないもん」

「あ?ガキが、調子乗ってんじゃねぇぞ。子供だからって誰にでも甘やかしてもらえると思うなよ」

転校生「・・・」

「何だよその眼は、文句あんのかよ」

転校生「もんくしかないよ。おまえがあやちゃんをこまらせてるはんにんだな」

「はあ?何言ってんだよ。絢香は俺に構ってもらって喜んでんだよ。わっかんねーかなー?」

転校生「おまえみたいなじこちゅーなやつ、ぼくきらいだ。あやちゃんも、ぜったいすきにならない」

「おーおー、俺もお前みたいな生意気なガキ嫌いだよっと!」ブンッ

転校生「まえかわがーど」Miss!

「え?段ボールにとめらr」

転校生「みなせじきでん」

―玉天崩(一夫多妻去勢拳)―

「ぐおっ!?」Critical!

転校生「・・・ふん、だ」You Win!

・・・

「くっそ、あのクソガキめ・・・容赦なく大事なところ殴ってきやがって・・・今度会ったらぶっ殺してやる・・・」

鳴子「ふむふむ、だれをぶっ殺すんだい?」

「そりゃあもちろん、あの転校生・・・え?」

鳴子「詳しく話を聞かせてもらおうか」

「あ・・・」

・・・

絢香「もうっ!危ないことしちゃだめでしょ!今回は大丈夫だったからいいけど・・・」

転校生「だって、あやちゃんをこまらせてるの、ゆるせなかったんだもん」

絢香「まったく、この子はもう・・・」ナデナデ

~加速する悪戯~

初音「よし、転校生!本日の指令だ!」

転校生「はい、たいちょー!」

初音「今日の任務はずばり!スカートめくり20人切りだ!」

転校生「りょーかいであります!」

・・・

―風紀委員室―

転校生「さっちゃん!ふーちゃん!おっはー!」

風子「おっはーです」

紗妃「お、おっはー・・・?こ、これでいいんでしょうか」

転校生「もっとげんきよく!おはもあー!」

紗妃「変わってるじゃないですか!」

転校生「んー、じゃあ、おはらっきー!」

紗妃「せめて統一してください!」

風子「しかし、どーしました?朝からここに来るなんて」

転校生「それはね、えへへ・・・といやっ!」バサッ

紗妃「へ?」

風子「はい?」

転校生「おおー」

紗妃「な、なななななななにするるるrんんでしぃかkつぃwlはsぢj!」

風子「さてさて、この悪ガキはなにをおもいたったんで・す・か・ねーっと」

転校生「さっちゃん、ぱんつうらおもてはんたいだよ」

紗妃「え!?」

風子「え?」

転校生「いまだっ!にげろー!」スタスタスタスタ

風子「あっ、こら!廊下ははし・・・早歩き!?」

紗妃「い、委員長!私、裏表逆になってますか!?ねえ、ねえ!」

風子「自分で確認して下せー」

紗妃「お、お手洗いに行ってきます!」

~被害者たち~

転校生「あっ!さらちゃん!ありすちゃん!おっはよー!」

さら「あ、転校生さん!おはようございますぅ!」

ありす「ぉぁょ・・・ござ、ます・・・」

転校生「ていやっ!」バサッ

さら「ふぇ?」

ありす「・・・・・・!?」

転校生「かわいいいちごだね!それじゃ!ぼくいくね!」

さら「え?・・・あれ?」

ありす「・・・・・・・・・・・・・!?」

紗妃「こらーっ!転校生さん、まちなさーーーい!!!!!」

・・・

転校生「まみちか!りっちゃん!みゅー!おっはよー!」

千佳「お、転校生。朝から元気ねー」

律「よしよし、元気なことはロックにつながる!お前はロックだ!」

自由「いやー、これはまねできないっすわー」

転校生「とぉやっ!」バサッ

千佳「はい?」

律「うん?」

自由「おや?」

転校生「・・・まみちか、スケスケだね!」

千佳「え、な、な、何言ってんのよ!」

律「え?千佳、お前どんなのはいてんだ?」

自由「あー、これアレっすわ。今日告るつもりのやつっすわ」

転校生「それじゃ!」

千佳「あ、て、転校生ぇーーーー!!!!」

~大暴走~

紗妃「こらーーー!!まちなさーーい!!!!」

転校生「ひゃっはーーー!!!ぜかましーーーー!!!!」ギャルルルルルル

夏海「何あれ。段ボールカーに乗ってる転校生と、それを追いかける紗妃?」

智花「うーん、転校生くんが悪戯でもしたのかな?ってこっちに来る!」

転校生「あ、ともちゃん!なっちゃん!おはよー!」キキッ

夏海「おはよー。何したの?」

転校生「こうしたんだよっ!」バサッ

夏海「え?」

智花「はい?」

転校生「・・・なっちゃん、パンツにあなあいてるよ」

夏海「え!?うそっ!?・・・マジだ。さっき木に登ったときの!?」

紗妃「お、おいつきました・・・・はぁ・・・はぁ・・・」

転校生「それじゃっ、ぼくにげるから!またねー!」ギャルルルルルル

紗妃「ま、まちな・・・さ・・・も・・・むり・・・」

~みいつけた~

初音「おーおー、やってるねぇ」

初音「ていうか、最初に風紀委員からやったのか・・・あいつ、度胸あるなぁ」

初音「しかし、そんなにこれが欲しいかねぇ」

つ段ボールウイング

初音「こんなのつけても空なんかとべねーのに、子どもって単純だよなー」

「そーですね。すーぐ乗せられちまうんですから」

初音「おっ、やっぱそう思う?・・・って、誰だ!」

風子「さて、詳しくお話聞かせてもらってもいーですかね?」

初音「あっ・・・はい」

~お子様~

イヴ「・・・あの段ボール・・・」

萌木「あ、あれはですね、その・・・」

イヴ「いえ、わかってます。どうせ中にあの子が・・・きゃっ!?」パカッ

萌木「えっと、その中にはこの前取り寄せた本が入ってて、ホラー物ばかりなんですけど・・・」

イヴ「び、びっくりしたわ・・・」

転校生「すきありっ!」バサッ

萌木「ひゃいっ!?」

イヴ「え?」

転校生「・・・かわいいくまさんだね!」

萌木「え?私はそうじゃないから・・・あっ(察し)」

イヴ「・・・て、転校生さん・・・あなたは・・・」

転校生「のえるんもきょうくまさんだよ!」

萌木(そっか、転校生くんが昨日寝た場所が・・・)

紗妃「転校生さん!ここにいましたか!」

転校生「じゃ!ぼくはいくね!」

イヴ「ま、まちなさい!こら!」

紗妃「あれ?冬樹さん?まさかあなたも?」

萌木「図書室ではお静かにー・・・って、誰も聞いてないよね、そうだよね・・・」

~確保~

転校生「すたんだっぷ!すたんだっぷ!すたんだっぷ!うーちーこーむのはー♪」ギャルルルルルル

紗妃「こらー!!!まちなさーーーいい!!」

イヴ「逃がさないわ!」

転校生「ぜんそく、ぜんかい!」バサッ

聖奈「なっ!」

月詠「えっ!?」

転校生「ぴにゃーーーー!!!!!」

紗妃「もう!誰ですか!子供にあんなものを与えた人は!」

イヴ「宍戸さんですね。連絡してみますか?」

紗妃「したところで止められるとは思いませんが・・・」

転校生「にゃはははははははーーーー!!!!といやーーっ!」バサッ

シャルロット「あら、転校生さん」ガシッ

転校生「あ」

シャルロット「悪戯は、いけませんよ?」

紗妃「シャルロットさん!そのまま離さないでおいてください!」

転校生「ううーーー!!!シャルちゃんのぱんつくろいろーっ!」

シャルロット「あら、まだ続けるんですか?転校生さん」ギリギリギリギリ

転校生「いたいいたいいたい!ぎぶぎぶぎぶーっ!」

紗妃「はぁ・・はぁ・・・ご協力、ありがとうございます・・・」

シャルロット「いえいえ。道を誤った子を正すのもわたくしの役目ですから」

イヴ「さあ、もう逃げられないわよ。覚悟しなさい」

転校生「うう~・・・」

~理由~

風子「おや、おかえりなさい。黒幕を捕まえておきましたよ」

初音「放せー!あたしはちょっと喋っただけだってばー!」

紗妃「こっちは実行犯を」

転校生「ただいまー!」

イヴ「随分とのんきね・・・」

風子「さーて、転校生さん。あんたさんのやってきたことはわりーことですよ。そこんとこわかってます?」

転校生「こーそくにすかーとめくっちゃだめってかいてないもん!」

紗妃「この、屁理屈を・・・!」

風子「はぁ、さて、どーしましょ。子供にモラルを説くってゆーのもむずかしーですし」

イヴ「セクハラじゃだめなんですか?」

風子「うーん、まあそれでもいーんですが、それだと神宮寺の方がつけあがっちまうんで」

初音「大丈夫大丈夫!悪用なんてしないって!」

風子「はいはい。んじゃ、まずなんでこんなことをしたのか、ききましょーか」

転校生「え?えっと・・・」

風子「まさか本当にこれがほしかったわけじゃねーですよね?」

転校生「えっと・・・うん・・・」

紗妃「なんですか?それ」

風子「どーやら、神宮寺がこれを餌にしてやらせてたみてーで」

初音「や、やだなー、ちょっとした遊びじゃんかよ。ほら、茶目っ気ってやつ?かわいいもんじゃんか。な?な?」

紗妃「・・・」ギロッ

初音(こ、これ、ガチで切れてるやつだ!やべぇ、やべぇよ!)

~だって~

転校生「・・・だって」

風子「ん?」

転校生「だいななじしんこーおわったのに、みんないそがしいいしがしいって、ずっと、あそんでくれないんだもん・・・」

転校生「ふーちゃんも、さっちゃんも、れーちゃんも、あずにゃんも、ずっとおしごとばっかだもん・・・」

初音(ああ、冬樹は仕事してないんだな)

風子「はぁ・・・よーするに、構ってほしかったってことですか?」

転校生「・・・うん」

紗妃「もっと方法があったでしょう?それこそ、直接言うとか・・・」

初音「わかってないなー。それができないからこういう手段をとったんだって」

紗妃「どういうことですか?」

初音「忙しそうにしてるやつに直接遊んでほしいっていうのも気が引けるんだよ。だから、別の手段で気を引くんだよ」

初音「めんどくさいんだよな、子供心って」

イヴ「それをあなたがいいますか」

風子「ま、やっちゃいけねーことには変わりないんで、ちゃんと罰は与えますよ」

転校生「はい・・・」

風子「まず、神宮寺。アンタさんには学園への奉仕活動を命じます。具体的にはこの棟の掃除ですね。月宮にやらせねーよーに」

初音「へいへい、やればいいんだろ」

風子「んで、転校生さんにはウチらの仕事を手伝ってもらいます」

転校生「!」

風子「今日からしばらく、見回りに付き合ってもらいますよ。覚悟して下せー」

転校生「・・・うん!」

紗妃「やれやれって感じですね」

イヴ「まったく、面倒だわ」

ありすログボ記念のおまけ

~思春期反抗期~

ありす(20)「んー、学園はあんまり変わってないなぁ」

クレプリ「ま、そんな壊れるようなことが起こってないからなー」

ありす「んー・・・あっ、あれは・・・おーい!」

転校生(13)「えっ?・・・あっ、楠木先輩、どうも、お久しぶりです」

ありす「楠木・・・先輩?」

クレプリ「うーん・・・違和感がぱねぇさね」

転校生「どうしたんですか?何か学園に用事が?会長に連絡とった方がいいですかね?」

ありす「・・・転校生くん」

転校生「は、はい」

ありす「そんな他人行儀に私のことを呼ばないでほしいな。ほら、卒業前みたいに『ありすちゃん』って呼んで?」

クレプリ「ほれほれ、どうした?少年」

転校生「えっ、えっと・・・そんな、先輩に失礼じゃないですか」

ありす「5年も一緒にいたんだし、今更でしょ。ほら、ね?」

転校生「えっと、うう・・・あ、あり・・・だああ!」

ありす「どうしたの?」

転校生「うっせ!いいじゃねーか!俺が何て呼んだって!」

ありす「えー、あんなに『ありすちゃん、ありすちゃん』って言いながら一緒に遊んだのになー」グリグリ

転校生「そんな昔のこと、もういいだろ!」

ありす「だーめ。転校生くんがちゃんと呼んでくれるまで逃がさないよ」ガシッ

転校生「う、腕つかむなよ・・・」

ありす「・・・」ジーッ

転校生「うっ・・・ば、ばーか!ありちゃんのばーか!ありすちゃんなんかきら・・・ちょっとすきだかんな!」ダダダダダダ

クレプリ「あっ、逃げられたさね」

ありす「・・・ふふ、嫌いって言えないんだ。かわいい♪」

クレプリ「・・・ありす。あいては未成年だからな。犯罪はだめさね」

ありす「そんな目で見てないから!」

転校生(くそっ、なんであんな美人になってんだよ!卒業前はもっとちんちくりんだっただろ!)

転校生(胸をとか押し付けやがって、べたべた触りやがって!くそっ!くそっ!)

この後めちゃくちゃおはなしした

今日はここまで!ログボありすきたあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!
でもこの前さらちゃんに突破素材使ったばっかりだああああああああ!!!!!!!!
さら5凸したばっかりだおおおおおおおお!!!!!素材集めなきゃああああああああ!!!!!!
5凸ありすとさらちゃんを並べたいよおおおおおおお!!!!!!!生きる希望が湧いてくるうううううう!!!!!!
生きててよかったああああああああ!!!!!!グリモアばんざああああああああああいいいいいい!!!!!
ありすううううううううううううううううううう!!!!!!!!!!
ありすありあり(合言葉)



ありすマジ天使

ありすありあり

ありすありあり
今回の可愛すぎだろ!もう天使にしか見えねえよ!後ろのクレプリとうさぎもかわいいな

~朝っぱらから~

転校生「のーぞーみん!おーきーて!」

望「んんん・・・あと2時間・・・」

転校生「はーい」

時刻[5:30]

・・・

時刻[7:30]

転校生「のーぞーみん!おーきーて!」

望「ん・・・あと5時間・・・」

転校生「だめー!」

望「ああ、もう・・・なんだよ、こんな朝っぱらから・・・」

転校生「おそと!おでかけするんでしょ!」

望「えー?そんなこと言ってたっけ?」

転校生「もう!みんなでいくんだよ!このはとかあおいちゃんとかまってるよ!ゆきちゃんにもでろっていわれたでしょ!」

望「うう、わかったよ、起きりゃあいいんだろ!ああもう、めんどくさい・・・」

転校生「はい、これおようふく!ぼく、あさごはんもってくるね!」

望「ん、よろしく。・・・あー、あいついると楽だなー・・・」

~おでかけ~

香ノ葉(来た・・・来たで!この日が!)

香ノ葉(ここでダーリンのハートをがっちりつかんで、うちも保護者の一員になるんや!)

香ノ葉(そうしたら、ダーリンがおとまり→着せ替え自由→一緒にお風呂→一緒におねんねのコンボがいつでも使えるようになるっ!)

香ノ葉(そしてダーリンの心の奥にうちという存在を刷り込むんよ!)グヘヘ

葵「白藤さん、どうしました?」

あやせ「これは、ちょっと危ないことを考えてる顔ね~」

エミリア「あ、危ないことですか!?」

月詠「ただ妄想してるだけじゃない」

転校生「おまたせー!てつおびんでーす!」キキッ

大型段ボール『鉄男』:かなり大きめの四輪駆動段ボール。転校生と大人一人くらいなら乗れます。最高時速はジョニーより遅め。

望「あー、これ楽だな。今度からこれで移動しよう」

香ノ葉「ダーリン!と、望ちゃん、おはようさん」

転校生「えびちゃん、このは、えみりゃ、ぽんつく、あおいちゃん、おはよー!」

望「え?全員と知り合いなのか?お前?・・・やるなぁ」

あやせ「楯野さん、今日はずいぶんおめかししていらっしゃるんですね~」

望「これは白藤に言われて着たんだよ。ボクの趣味じゃない」

転校生「ちょっとうれしそーだったよ」

望「こ、こら!転校生!何言ってるんだよ!ぜ、全然そんなことないからな!本当だからな!」

月詠「はいはい、そういうことにしとくわよ」ニヤニヤ

望「くそっ、こいつムカつく・・・」

~行けない人達~

風子「はぁ、なーんでこんな後処理ばっかしてんでしょーね、ウチらは」

怜「・・・なあ、氷川。委員長はどうしたんだ?」ヒソヒソ

紗妃「今日、転校生さんは複数の生徒と街に遊びに行くんですよ。それで・・・」

怜「心配なのか?」

紗妃「いえ、どちらかというと一緒に行きたかった側面の方が強いかと」

風子「はぁー・・・」

怜「それじゃあ、お土産でも頼んでおきますか?」

風子「いえ、そこまでしてもらわなくても・・・あら?転校生さんからメールが」

転校生『お土産買って帰ります。期待していてください。By転校生 代筆:海老名あやせ』

風子「・・・よし、今日も頑張りますか!」

紗妃「わかりやすいですね・・・」

~お洋服~

香ノ葉「まずは服ぅ見よな。女の子はきれいに着飾らんと♪」

望「服はもういいよ・・・ボク単独行動でいい?」

転校生「だめ!」

香ノ葉「ムリよ、結希ちゃんから言われてんよ。望ちゃんを1人にしたらダメやって」

望「くそっ、宍戸のやつ・・・ボクは1人で平気って言ってんのに・・・」

転校生「ゆきちゃんものぞみんがしんぱいなんだよ。ねー♪」

香ノ葉「ねー♪」

望「はぁ・・・めんどくさ・・・」

香ノ葉「まぁそう言わんで、一緒に次の服選ぼ?」

転校生「おてつだいするよっ!」

望「な、なんでこいつも一緒なんだよっ!自分の服ぐらい自分で選ぶっての!」

転校生「かわいいのえらんだげる!」

~類は友を呼ぶ~

春乃「さて。今日は過去最大の買い出しになるわ・・・秋穂、楽しみに待っててね!」

鳴子「カートとリュックを持ってきてよかった・・・これはいつもの10倍以上になるぞ」

鳴子「まあ、ボクの分もあるし、帰りはトラックを手配しよう。いいね?春乃君」

春乃「2台にして」

鳴子「なるほど、わかった。でも、寮の部屋に入り切るのかな?」

春乃「あたしと秋穂の部屋を合体させて増築すれば問題ないわ」

春乃「ああっ!でもいっそ新しく家を買えば・・・秋穂とあたしの愛・の・巣!」

鳴子「なるほど、その手もあるか・・・ローンは平気かい?」

春乃「どうにかするわよ」

鳴子「そうか・・・じゃあ、あとで近くのモデルハウスを見に行こう」

春乃「調べておいて」

鳴子「OK。家は最後だな・・・次はどこを見るんだい?」

春乃「そこの服屋よ。もっとも、秋穂の可愛さに負けちゃう服のが多いけど」

鳴子「素材が良すぎるとかえって大変だよね。・・・おや?あっちにいるのは・・・」

~遭遇~

香ノ葉「なぁなぁダーリン、これなんてどうやろ?ピカチュウのパーカーやって!」

転校生「ほんと!?ほしいー!」キラキラ

香ノ葉「こっちのネコミミ付きとか、ウサミミ付きとかもどーお?うちとしては一回着てほしいな~って」

鳴子「これはこれは。転校生くん、白藤君。偶然だね、こんにちは」パシャッ

転校生「あっ、ゆさ!こんにちは!ゆさもきてたんだ!」

香ノ葉「ひゃあ!?ゆ、遊佐さん・・・それに瑠璃川さんやないの」

鳴子「今日は2人でお買い物に来とったん?」

鳴子「ああ。春乃君は妹さんを祝ってあげるそうだよ」

香ノ葉「秋穂ちゃん、愛されとるなぁ」

転校生「はるのん、あきちゃんのことだいすきだからねー」

香ノ葉「うちもダーリンのことだいすきやえ?」

転校生「ぼくもこのはのことすきだよ?」

香ノ葉「ぐほぁ!?」

転校生「あとねー、ゆさのもー、えみりゃもー、ぽんつくもー、えびちゃんもー、あおいちゃんもー、のぞみんもー、はるのんもー、みんなだいすきだよっ!」

鳴子「グフゥ!そ、そうか・・・ありがとう・・・」

・・・

月詠「ゴハッ!」

望「ゲホッ!」

葵「ど、どうしたんですか!?」

あやせ「あらあら、そんなこと言われたら、私、興奮しちゃいます~」

エミリア「海老名さん!?なにがあったんですか!?」

~おひるごはん~

香ノ葉「さて、一休みしよな、みんな」

望「やっと休憩だよ・・・あー疲れた疲れた」

転校生「はいのぞみん、おみずだよ」

望「あんがと。んぐっ、んぐっ・・・」

香ノ葉「望ちゃん、まだ最初の場所に行っただけやないか」

望「引き籠りにとっては外出だけでも苦痛なの!」

香ノ葉「せっかくおめかしして来たんやから、もっと楽しんだ方がええんちゃう?」

望「ボク、その楽しみの場所だけ言って帰るつもりだったんだけど」

転校生「えー、そーなのー?ぶー」

望「な、なんだよ、結局ちゃんとついて来てるだろ!」

転校生「はい、のぞみん。めにゅーだよ。どのぴざにする?」

香ノ葉「もうピザは確定なんやね」

望「えーっと、んじゃ、マルゲリータピザとサラミピザ、あとドリンクバーな」

香ノ葉「相変わらずなんやなぁ・・・」

転校生「ぼくもぴざだいすきー!」

葵「あのー・・・ピザとはそんなに美味なものなのでしょうか?」

望「ん?そりゃお前、ピザさえあれば他に何もいらないだろ?」

葵「わたくし、ぴざというものを食べたことがありませんので・・・」

望「そんなに気になるなら注文すりゃいいじゃないか」

葵「はい!そういたしますね!」

・・・

葵「チーズがこぼれてしまって、上手く食べられません・・・」

望「ちょっとぐらいこぼれても別にいいだろ・・・」

~一口交換会~

あやせ「はい、転校生くん。あ~ん」

転校生「あーん・・・もむもむ・・・おいしー!」

エミリア「じゃあこっちもどうぞ。はい、あーん」

転校生「あーん」

月詠「まるで餌を待つ雛鳥ね」

香ノ葉「でも、おいしそうに食べるの見てたらかわいいんよ。はい、あーん」

転校生「あーん」

望「甘やかされてんなぁ・・・」

転校生「のぞみんのぞみん」

望「ん?なんだ?」

転校生「はい、あーん」

望「え、えっ?ぼ、ボクは別に・・・」

転校生「あーん」

望「・・・ああ、もう!やりゃいいんだろ!やりゃ!あ、あーん・・・はぐっ」

転校生「どう?ぴざいがいもおいしいでしょ?」

望「・・・う、うまいじゃんか」

転校生「はい、ぽんつくも、あーん」

月詠「えっ!?ツクもなの!?」

香ノ葉「次!次はうちに!」

葵「わたくしも、あーんなるものをしてみたいです!」

望「テンションは同じなのに温度差がスゴイよな」

~宅急便~

卯衣「・・・・・・」

あやせ「あら~?卯衣ちゃんがいますね~」

エミリア「た、立ったまま寝てます・・・!危ないから起こしてあげないと」

卯衣「立華さん、立華さん。起きないと危ないですよ」

卯衣「・・・ブルームフィールドさん?それに海老名さんも」

あやせ「卯衣ちゃん、今日は一人でお出かけしてたんですか~?」

卯衣「いえ・・・天文部できたの。でも、いつの間にかこうなった」

エミリア「大変じゃないですか!早く連絡を取らないと」

卯衣「・・・・・いえ、来てくれたみたい」

あやせ「あらあら~?あれは・・・転校生さんもいっしょですね~」

転校生「たっきゅーびんでーす!まりょくのおとどけにまいりましたー!」

ミナ「いたーっ!まったく、どこに行ったのかと思ったぞ!」

卯衣「ごめんなさい。魔力の消費を抑えていたら寝てしまっていたの」

転校生「ほきゅーするねっ!びびびー」ビビビ

ミナ「こんな人ごみで寝る奴がいるか!【組織】の資格に狙われたらどうする!」

卯衣「以後、気を付けるわ」

ミナ「全く、しようのない奴め・・・行くぞ!皆が待ちかねておる!」

ミナ「ではさらばだ!この借りはいずれ返すぞ!」

転校生「またのごりよー、おまちしておりまーす」

あやせ「ミナちゃん、しっかり部長しててえらいですね~」

~本領発揮~

望「はぁ、やっとついた・・・」

転校生「げーせんだー!ひゃっほーーー!!!!」

香ノ葉「あっ、ダーリン!走ったらあかんえ!」

転校生「はーい」

葵「これがゲームセンター・・・ずいぶんにぎやかな場所なのですね!」

あやせ「エミリアちゃん、太鼓、叩いてみない?」

エミリア「えっ!?太鼓が叩けるのですか!?や、やります!やらせてください!」

月詠「んー、なんか面白いの無いかなぁ・・・」

望「さて、転校生!行くぞ!BOのロケテストだ!並べ並べ!」

転校生「ならべならべー!」

・・・

純(行きたかった・・・あたしも行きたかった・・・・ッ!なんでこんな日に限って撮影なのよーー!!!!)

絢香「じゅ、純ちゃん?血の涙まで流さなくても・・・」

~占い~

香ノ葉「うう・・・ダーリンとの占い、全然うまくいかんのよ・・・」

転校生「う?」

香ノ葉「いや、なんでもないえ・・・はぁ・・・」

転校生「だいじょーぶだよ!こーゆーのはあたるもはっけあたらぬもはっけだもん!まみちかがいってたよ!」

香ノ葉「ああ、あの娘も、そういうの好きそうやもんなぁ」

転校生「それに、あさもいったけど、ぼく、このはのことだいすきだからっ!」

香ノ葉「だ、ダーリン・・・そうやねっ!2人の間に愛があったら、占いなんか関係ないんよ!」

香ノ葉「うちもだいだいだーいすきやえ!ダーリン♪」ムギュウウウウウ

転校生「えへへ・・・」

月詠「・・・風紀委員が見てたら即捕まるやつね・・・」

~勝つまで~

望「んー、格ゲーでもすっかな・・・おっ?」

転校生「しょーぶだ!のぞみん!」

望「いいぞ!勝負だ、転校生!ボクに勝てると思うなよ!」

転校生「みゅーとかじゅんちゃんときたえたもん!みせてあげるよ!」

・・・

望「あ、危なかった・・・後一手、読み間違えてたらやられてた・・・」

転校生「あー、まけちゃった・・・もいっかい!」

望「お?リベンジか?よしよし、何回でも受けてやろうじゃないか!」

・・・

―13回目―

転校生「もーいっかい!」

望「も、もう勘弁してくれ・・・腕が・・・」

~じつりき~

転校生「たいこたたくのー!」

葵「太鼓があるんですか!?ゲームセンターは、楽器までおいているんですね・・・!」

転校生「ちがうよー!たいこのげーむがあるの!いっしょにやろ!」

葵「は、はい!ぜひ!」

・・・

転校生「これでね、すきなきょくをえらんでね、たたくんだよ!」

葵「な、なるほど・・・チュートリアルもやらせていただきましたし、至れり尽くせりですね!」

転校生「さいしょはあおいちゃんがすきなのえらんでいいよ!」

葵「わ、わたくしがですか!?えっと、えっと・・・あまり知っているのが・・・あっ、つ、ついあたってしまいました!」

転校生「だいじょうぶだよ!ちゃんともどれるから!」

葵「い、いえ!これもまた運命だと思い、挑戦してみます!」

転校生「でも・・・」

画面『きたさいたま2000』

転校生「これすっごいむずかしいやつ・・・ま、いっか!」

・・・

転校生「ふるこんぼだどん!」

葵「うう・・・ぜんぜんできませんでした・・・転校生さん、あんなにできるなんてすごいです!」

転校生「きたえたからねー」

~帰り道~

転校生「ん・・・ふわぁぁぁ・・・」

あやせ「あらあら、疲れちゃったのかしら?」

エミリア「今日一日動きっぱなしでしたからね」

香ノ葉「大丈夫?まだ歩ける?」

転校生「だい・・・じょぶ・・・」

月詠「もう、服とか景品とかで段ボールがいっぱいじゃないの」

望「うう、ボクも疲れた・・・」

葵「もう夕暮れ・・・そろそろ帰らないといけませんね。名残惜しいです・・・」

あやせ「そうね~。でも、早く帰らないと怒られちゃいますし~」

エミリア「また来ればいいんですし、ね?」

葵「・・・そうですね。次は、越水さんや、他の方も一緒に連れて行きましょう!」

転校生「ふにゅ・・・みんなで・・・いっしょに・・・」

あやせ「仕方ないですね・・・えいっ!」ダキッ

香ノ葉「あ、あやせはん、大丈夫なん?荷物も持ってるし・・・」

あやせ「でも、半分以上は転校生さんの段ボールに乗せてもらってますし、大丈夫ですよ~」

転校生「すぅ・・・すぅ・・・zzz」

香ノ葉「こ、これが保護者の本気・・・と、途中で交代やえ!うちもだっこしたいんよ!」

転校生「みんなで・・・また・・・いっしょに・・・zzz」

~はじめての~

ありす「・・・」チクチク

転校生「~♪」

クレプリ「・・・お?ありす、生地が足りないさね」

ありす「ぇ?ぁ・・・んと・・・?」

クレプリ「手芸部の部室にまだ残ってたか?」

ありす「たしか、のこっ・・・な・・・」

転校生「じゃあ、ぼくがかってきてあげる!」

ありす「ぇ?」

クレプリ「え?」

転校生「おつかい、がんばるよ!」

クレプリ「あー・・・どうする?ありす」

ありす「それじゃ・・・ぉねがぃ、します」

クレプリ「んじゃ、メモ用意するから、ちょこっと待っててくれさね」

転校生「はーい!」

~エマージェンシー~

風子「なんですって!?転校生さんが一人でお遣い!?」

怜「だそうです。今しがた冬樹の妹から情報が入ってきました」

紗妃「あ、あわわわわ・・・・ひ、ひとりでなんて、早すぎます!時期尚早です!」

梓「いやいや、もう転校してきて2ヶ月たつんですし、街にも慣れてると思うッスよ?」

風子「んじゃ、服部」

梓「げ、なんかいやな予感が・・・」

風子「行って来て下せー。もちろん、バレないように」

梓「・・・了解ッス(過保護だと思うんスけどねぇ)」

~似たり寄ったり~

梓「さてさて、転校生くんはっと・・・おお?あそこにいるのは・・・」

前日仮面「・・・よし、大丈夫、ルートはあってる」

梓「・・・見なかったことにしときましょ。って、よく見たら他にも」

[変装]薫子「転校生さんのはじめてのおつかい・・・皇さんに頼んでスタッフを手配すべきでしたでしょうか・・・」

[●REC]夏海「そうそう、そっちであってるわよー。よしよし、いい感じいい感じ」

[ストーキング]秋穂「うんうん、今のところは順調順調」

[メタルギア]メアリー「あっ、馬鹿野郎、話しかけられても無視しろっての、クソが!あのおっさん!」

[熟練の業]沙那「はい、もしもし、沙那です。先ほどの男性は身元確認をしておきます。はい、わかりました、初音様」

[やっぱり心配]ありす「ぁ・・・とぉり・・・すぎ・・・」

[迷子]浅梨「あれー?ここの景色見たことないなぁ・・・やっぱり、あそこのトラックがなくなってたから・・・」

梓「しかも、あれ・・・」

[宍戸結希]ドローン「・・・」

[双美心]ドローン「ゴメンナサイ!」

[遊佐鳴子]ドローン「・・・」

梓「・・・みんな、大変ッスねぇ」

~一致団結~

転校生「あーりーすちゃん!かってきたよー!」

ありす「ぁぃぁと・・・ござぃ、ます」

クレプリ「少年、よくやったさね!はじめてのおつかい、完遂だな!」

ありす「ょくぇき・・・した・・・♪」

転校生「えへへ、ほめてほめてー♪」

・・・

鳴子「編集は完了したよ」

風子「ありがとーごぜーます。データ、あとで焼いてくだせー」

鳴子「もちろん構わないさ。学園への放送時間は19:30でいいね?」

虎千代「助かる。さすがに公共の電波に乗せるわけにはいかないが、身内だけでも楽しもうじゃないか」

エレン「19:30だな。わかった、その時間までに訓練は切り上げておこう」

梓(・・・みんな病気ッスね、これ)

~放映~

テレビ『いってきまーす!』

ミナ「は、はじまった!だ、大丈夫だったのか!?」

恋「じゃないと放送できんじゃろ」

心「ちゃんと確認していましたけど、無事にこなしてはいますよ」

卯衣「子どもは、どれくらいから一人でお遣いをするの?」

梓「まあ、それは人次第ッスが・・・やりたいんスか?」

卯衣「興味あるわ」

・・・

テレビ『あのね、しらない人からおかしをもらっちゃダメってふーちゃんがいってたの!』

風子「おお、ちゃんと覚えてくれてましたか!」

花梨「あいつは素直でいい子だすけ、ちゃーんとやってるべな」

ましろ「今もなお、すなおですからね・・・ふふ」

・・・

テレビ『えっと、これ・・・かな?あれ?こっち?』

智花「店員さんに!店員さんに聞くんだよ!転校生くん!」

怜「大人を頼るんだ!転校生!」

夏海「大丈夫だから!ちゃんとやったから!落ち着いて!」

・・・

テレビ『おかし・・・あ、だ、だめだもん!ちゃんとおつかいするんだもん!』

ノエル「誘惑に勝った!えらいっ!」

さら「我慢できるの、すごいですぅ!」

秋穂「今度はおかしのお遣いに行こうね!わたしと一緒に!」

・・・

テレビ『無事、転校生はありすに生地を届けることができたのでした・・・FIN』

月詠「転校生・・・成長したわね・・・ぐすっ」

もも「もう一人前なんですね・・・ぐすっ」

アイラ「おぬしら、感情移入しすぎじゃろ・・・ぐすっ」

エミリア「子供の成長は、いいものですね・・・ぐすっ」

あやせ「こうやって、大人になっていくんですね~・・・ぐすっ」

転校生「みんななんでないてるの?」

ありす「ぅぇし・・・から、だよ」

クレプリ「少年が成長したことを喜んでるんさね」

転校生「そうなの?・・・えへへ、そっかー・・・えへへ♪」

今日はここまで!裏では絢香が『はじめてのおつかい』のディレクターと話をしてたとかなんとか。
明日はふくぶちょーとえびちゃんとあやちゃんの誕生日して、いい風呂の日をして、天の登場かな。
ポチと戦うのはもうちょい後で。あの頃は魔物がここまでリアルな犬に近づくなんて思わなかった。
コミュイベをもっとコミュイベらしくしたいんだけど、そうしたらストーリーがおざなりになるし、ぶっちゃけあんまり覚えてないんですよねこの辺は・・・
このころから・・・というかのぞみんは最初から人付き合いが嫌いな寂しがりやをやってたんだよね。かわいい。
ありすありあり(合言葉)

ありすありあり
話しかけたおじさんは無事だったんだろうかw

ありすありあり
まるで学園のアイドルだなw

おじさん
後にJGJの新兵器の実験台に...www

~捗らせる~

転校生「ふーちゃん、いそがしそう・・・」

転校生「おてつだいしたいけど、ぼく、なにもできないし・・・」

転校生「うう・・・」

??「そんな時は!」

転校生「!?」

??「君にシンクロするパーソナルエンタメAI!」

1号「ハッカドールにおまかせ!です!」

転校生「・・・ふーちゃーん!なんかきたーー!!!」

1号「あ、ちょっと!大丈夫だから!ちゃんと入園許可証も持ってるから!ほら、ほら!」

転校生「そうなの?」

1号「そうですよ!あ、初めまして!お困りのあなたを捗らせる、ハッカドール1号ですっ!」

転校生「・・・で、いっちゃんはなにしにきたの?」

1号「もちろん!あなたを捗らせに!」

転校生「はかどらせる?」

1号「あー、えーと、どういったらいいのかな・・・お、お手伝い!お手伝いしに来ました!」

転校生「えー・・・んー・・・ぼくじゃなくて、ほかのひとでもだいじょうぶ?」

1号「え?どういうことですか?」

転校生「あのね・・・」

~どうする?~

1号「なるほど、風紀委員長さんがずっと忙しいから、捗らせてあげたいと」

転校生「できる?」

1号「おまかせください!それじゃあ早速・・・早速、何すればいいんでしょう?」

転校生「ほんとにだいじょうぶかなぁ・・・」

・・・

風子「あー・・・最近また転校生さんをほったらかしですね」

風子「前の1件もありましたし、なんとかしてーんですが・・・」

風子「仕事は仕事ですし、どーしましょうかね」

??「そんなときは!」

風子「おや?」

1号「君にシンクロするパーソナルエンタメAI!」

1号「ハッカドールにおまかせ!です!」

風子「あー、そういや現実時間の2年前ぐらいにもコラボしてましたね。サインはもういーんですか?」

1号「はい!たくさん書いてきましたんで!・・・ってそうじゃないんです!」

1号「実はわたし、ある人に頼まれてあなたを捗らせに来ました!」

風子「ある人?・・・もしかして、転校生さんですか?」

1号「あ、わかります?そうそう、その通りです!」

風子「っていっても、別にやらせるよ―なことはねーんですが・・・」

1号「そ、そんなこと言わないでくださいよ~、ほら、雑用でも何でもしますから!」

風子「ん?今なんでもするって・・・」

1号「な、なんでもはちょっと・・い、いえ!ハッカドールとして、何でもやり切ります!」

風子「はぁ、そーですか。ま、そーは言われても任せられるもんは何もねーのが現状ですし、もう帰ってだいじょーぶですよ」

1号「そんな~!」

~カモフラージュ~

転校生「ふーちゃん!いっちゃん!」

風子「おや、転校生さん。どーしました?」

1号「あ、転校生さん!どうしましょう、もうやることないって・・・」

転校生「ちょっとふたりとも、めをつむってもらっていい?」

風子「こーですか?」

1号「はい!これでいいですか?」

転校生「えっと、これをこーして、ここをこーして・・・」

1号(あれ?なんか髪を触られてる?)

風子(腕を触って、なんかつけてるんでしょーか?いや、これは外してる・・・?)

転校生「それじゃ、いっちゃんだけめをあけて!」

1号「はい!わかりまs」

転校生「そいやっ!」ズビシッ

1号「ひぎゃぁ!?」

転校生「えへへ、ふーちゃん、もーいーよ!」

風子「はい、どーなりました・・・おや」

1号「目が、目が~~~~~~!!!!」

風子「・・・何したんですか?」

転校生「からこんいれたの」

風子「・・・ごしゅーしょーさまです」

・・・

転校生「はい、かがみ」

1号「うう・・・まだ目が痛い・・・え?」

風子「おや、まあ・・・」

1号「これが・・・わたし・・・?」

転校生「うぃっぐつけてー、りぼんかえてー、ふーちゃんそっくり!」

風子「ごてーねーにウチの腕章までとっつけちゃって・・・」

1号「え、えっと・・・これってつまり、完全に代役?」

風子「んじゃ、あとはよろしくおねげーします。転校生さん、それじゃ部屋までいきましょーか」

転校生「うん!」

1号「ええ!?ま、丸投げ!?」

~風紀委員長1号~

紗妃「あ、委員長。すいません、少し聞きたいことが・・・?」

1号「な、なんでごぜーますか?」

紗妃「・・・誰ですかあなた!」

怜「何を言っているんだ氷川。委員長じゃないか」

紗妃「いやいやいや!神凪さん、本気で言っているんですか!?」

怜「金髪碧眼で胸が小さい・・・どこからどう見ても委員長じゃないか」

紗妃「あなたの判断基準はそこなんですか!?」

1号「胸のことは余計です!」

紗妃「もしかして、冬樹姉妹の区別がついてなかったりします・・・?」

怜「大丈夫だ。本を持っている方が冬樹で、持っていないほうが冬樹だ」

1号「どっちも冬樹じゃないですか!」

紗妃「区別の方法!」

紗妃「はぁ・・・それで、あなたはいったい?」

1号「あ、わたしはですね、君にシンクr(ry」

紗妃「ああ、なるほど・・・偶には委員長に休んでもらってもいいでしょう。それでは、1号さん。本日はよろしくお願いします」

1号「あ、はい!よろしくおねがいします!」

紗妃「では早速、本日の業務を・・・」

~ハッカドール~

1号「君にシンクロする!パーソナルエンタメAI、ハッカドール!」

1号「あなたの好みを分析し、1日3回、エンタメニュースをお届けしますっ!」

1号「もう使ってる人はいつもありがとうございます!」

1号「知ってるけど使ってない人は、ぜひダウンロードを!」

1号「まだ知らなかった人はハッカドールで検索して、使ってみてくださいね!」

1号「以上!ハッカドールからわたし、ハッカドール1号がお送りしました!」

自由「宣伝乙」

~ふくぶちょーのたんじょーび~

転校生「み、みっちゃん・・・これ・・・」

ミナ「・・・何も言うな、サーヴァント」

梓「マジでやるとは・・・」

心「ごめんなさいごめんなさい!私がもっと気をつかっていれば!」

卯衣「もはや回避は不可能と判断したわ」

恋「どうした?食わんのか?この・・・」

恋「梅干ケーキ」

梓「まだちょこーっと乗せるだけならわかるんスけどねぇ・・・」

ミナ「一面が梅干しで埋まってる・・・」

心「見てるだけで酸っぱいです・・・」

卯衣「転校生くん、魔力の補給をお願いするわ。食べると魔力が一気になくなりそうだから」

転校生「・・・え、えーい!いただきます!」ビビビ

ミナ「くっ、腹は決まった!後は我が糧とするのみだ!」

梓「しゅ、修行だと思えば!」

心「これは全部イチゴこれは全部イチゴこれは全部イチゴこれは全部イチゴこれは全部イチゴこれは全部イチゴこれは全部イチゴこれは全部イチゴこれは全部イチゴこれは全部イチゴこれは全部イチゴこれは全部イチゴこれは全部イチゴこれは全部イチゴこれは全部イチゴ」

卯衣「味覚情報の分析を一時的にシャットアウトするわ」

転校生「・・・」パタッ

ミナ「さ、サーヴァントーーーーー!!!!!!!」

転校生:ショックで5時間寝込んだ
ミナ:涙目になりながらもなんとか完食
梓:転校生を保健室に連れて行ったあと戻ってこなかった
心:途中で体調不良により退室
卯衣:食べきった後にサイズが半分になる
恋:ご満悦

~えびちゃんのたんじょーび~

エミリア「さ、サプライズは失敗しましたが・・・」

シャルロット「パーティー自体は始められてよかったです」

姫「すいません、私、タイミングが悪かったみたいで」

あやせ「いいのよ~、それよりも、私、野薔薇さんのお話も聞きたいわ~」

姫「そうですか?それでは、先ほどお淹れしたローズヒップティーの説明から・・・」

コンコンコン

あやせ「はい、どちらさまですか~?」

転校生「えーびーちゃん!おたんじょーびおめでとー!」

あやせ「あら、転校生くんですか~、ありがとうございます」

転校生「はい!これ、ぷれぜんとだよ!ありすちゃんといっしょにつくったの!」

あやせ「ありすちゃんも?あらあら、楽しみね~」

エミリア「あ、転校生くん、こっちにどうぞ」

シャルロット「ケーキもありますよ。今、切り分けますね」

転校生「け、けーき?そ、それって、うめぼしはのってない?」

エミリア「ケーキに、梅干し?」

シャルロット「イチゴなら乗っていますが・・・」

あやせ「もしかして、梅干しが食べたいの?」

転校生「うめぼしいやー!もうやだー!」ピァァァァァ

エミリア「転校生さんにいったい何が・・・」

姫「何をどうしたらここまで拒否反応を?」

シャルロット「主よ、彼の者に光を・・・」

あやせ「はい、転校生くん。いちごよ、あーん」

転校生「うう、あーん・・・あまーい!」

~いい風呂の日~

ソフィア「転校生さん!今日は何の日かご存知ですか!?」

転校生「え、なんのひ?」

ソフィア「ふっふっふ・・・それは、11月26日、そう、いい風呂の日です!」

転校生「おおー・・・?なんで?」

ソフィア「1126と並べると、いいふろと読めるからですよ」

転校生「るーちゃん、はくしきー」

ソフィア「それほどでもありますかね!スプリンギングのことに関して私のらいとに出る人はいません!」

転校生「すごーい!」

ソフィア「と、いうわけで、早速れっつスプリンギング!」

転校生「すぷりんぎーんぐ!」

~大浴場~

転校生「うわー!ひろーい!」

ソフィア「おや、大浴場に来たのははじめてですか?」

転校生「いっつもおへやのおふろだからね!」

ソフィア「そうですか!それでは、大きなお風呂に入浴する際の心得をてぃーちしましょう!」

転校生「よろしくおねがいします!」

ソフィア「まずはかかり湯!ぼでぃの汚れを落とし、身体を湯に慣らします!」ザバァ

転校生「かかりゆ!」ザバァ

秋穂「かかり湯!」ザバァ

ソフィア「次に身体をうぉっしゅします!皆が使う場所では大事なマナーですよ!」

転校生「だいじなまなー!」

秋穂「転校生君の体はわたしが洗ってあげるね!」ペロペロ

ソフィア「そして体を洗い終わったら・・・ついに!お湯に浸かります!」

転校生「おゆにつかるー!」

秋穂「転校生君の残り湯・・・転校生くんの出汁・・・」ハァハァ

ソフィア「そしてりらっくすすれば・・・はふぅ~、こんぷりーとで~す」

転校生「みっしょんこんぷりーと!」

秋穂「お疲れさま!」

ノエル「・・・秋穂ちゃん、何やってるんだろ?」

さら「楽しそうですねぇ。私もあっちにいってきます!」

ノエル「あっ、じゃああたしもー」

春乃「水も滴るいい秋穂・・・スッバラスィーーーー!!!アッメイジーーング!!」

~あやちゃんのたんじょーび~

転校生「はっぴばーすでーとぅーゆー♪はっぴばーすでーとぅーゆー♪」

転校生「はっぴばーすでーでぃーああーやちゃーん♪はっぴばーすでーとぅーゆー♪」

転校生「おめでとー!」

絢香「わざわざありがとう、うれしいな」

転校生「さーちゃんといっしょにけーきつくったんだよ!たべてたべてー!」

絢香「ほんと~?おいしそう~」

絢香(明日撮影なのに、こんな夜に・・・でも、この笑顔を前に断ることなんて、できない!)

絢香(だって、わざわざ手作りった感じがしてるんだもん!クリームの塗った後のムラとか店のやつにないのが見えてるんだもん!)

絢香(転校生君もすっごい不安そうにしてるし・・・)

転校生(大丈夫かな・・・まずくないかな・・・おいしくできたかな・・・)

絢香(・・・ええい!明日のことはもういいわ!今のアタシはアイドルじゃない、皇絢香よ!)

絢香「それじゃ、いただきまーす」

転校生(ちゃんとともちゃんはへやにいれなかったし、だいじょうぶだよね・・・?)ドキドキ

絢香「・・・うん!おいしい!」

転校生「ほんと!?」

絢香「ほんとだよ。転校生くん、ありがと」ナデナデ

転校生「えへへ・・・ぼくもたべるー!」

絢香「それじゃ、あーん」

転校生「あーん・・・おいしー!」

絢香「うふふ、おいしいね(ホント、この子いい子だわ・・・)」

翌日、朝から走り回っている絢香が見られますが、無害です

~如月天登場~

天「ふーん、あんたが噂の転校生ね。なんだ、ただの子供じゃない」

転校生「おおー・・・かっこいい・・・」キラキラ

天「ん?これ?」

転校生「ロボットだーーー!!!すごーーーい!!!!」

天「あら、あんたこの発明の素晴らしさがわかるのかしら」

転校生「すごい!かっこいい!うごかしてー!」

天「はい、これでどう?」

転校生「うごいたーーー!!!!!」

天「ま、あそこのヤツじゃこんなことはできないわよね」ドヤァ

結希「・・・」

転校生「もっとみせてー!」

天「いいわよー、そらっ!どうよっ!」

転校生「ほおおおお!!!!!!!」

結希「・・・くっ」

~結希のターン~

転校生「すごいなー、かっこいいなー」

天「・・・ん?あんた、それ何?」

転校生「これ?あしたばだよ!」

天「段ボール?」

転校生「うん!これね、まもののこーげきもふせげるの!」

天「ふーん・・・そうね・・・1時間、いや、30分でいいわ。待ってなさい」

転校生「?」

・・・

天「はい、完成よ。小型移動シェルター、『お守りマキナくん』よ。そんなんよりこっちの方が耐久も上だし使いやすいでしょ」

転校生「えー・・・いらなーい」

天「なっ!?な、ななな・・・なんですって!?わ、私の作ったシェルターが・・・いらない!?」

結希「・・・ふふ、天。転校生くんのことをわかってないわね」

天「な、なによ!」

結希「はい、転校生くん。新しい段ボール、『クラウン』よ」

転校生「あたらしいのー!!!」

結希「陸・海は制覇したから、空に挑戦してみたわ。低空ならば飛べるようになっているわよ」

空中移動段ボール『クラウン』:羽のない扇風機の原理で下方向に大量の空気を送り込み、その力で浮遊する。魔力駆動で、恐ろしく燃費が悪い。が、転校生には関係ない。

転校生「ふおおおおおお!!!!!!そらだーーーー!!!!!」

結希「ま、ざっとこんなものね。科研に閉じこもってばかりの科学者さんにはわからないでしょうけど」ドヤァ

天「こ、こいつ・・・・ムカつくわね・・・!!!!」

転校生「ういたーーー!!!とんだーー!!!さあ、いきますよ!ざーぼんさん、どどりあさん!」

結希「起動実験ね。とりあえずグラウンドまで行ってみましょうか。行くわよ、ドドリアさん」

天「ちょっと待ちなさいよ!なんであたしがドドリアなのよ!」

転校生「ひゃっはーーーー!!!!わたしのまりょくそうりょうは53まんですよーーー!!!!」

・・・

紗妃「近くの女子のスカートがめくれるので禁止です!」ピッピー

転校生「えー」

結希「(´・_・`)」

~ありとありすと~

ありす「てんこ・・・く・・・なに、みてぅの?」

転校生「ありさんのぎょーれつ」

クレプリ「どした?観察日記でもつけるのか?」

転校生「こうやってね、ありさんのとおりみちにね、さとうをおくの。そしたらね、ありさんがはこんでいくの」

ありす「ぅん・・・?」

転校生「それをね、じーっとみてるの」

ありす「たのしぃ・・・?」

転校生「あんまし。でも、みたくなるんだよね」

ありす「ちょっ・・・きにな・・・」

クレプリ「どれどれ?」

転校生「・・・」ジー

ありす「・・・」ジー

クレプリ「・・・」ジー

・・・

怜「もう夜だから、帰ろう、な?」

転校生「や!まだみるの!」

怜「楠木・・・」

ありす「・・・」ジー

怜「・・・」ジー

・・・

風子「ミイラ取りがミイラになってどーするんですか!」

怜「す、すいません・・・つい集中してしまって・・・」

転校生「またあしたみるのー!」

ありす「ぁしたも・・・み・・・す・・・」

紗妃「明日もやるんですか・・・」

今日はここまで!なんか皆すごい仲がいいけど、これまだ一年経ってないんだぜ。
ギスギスしたのは苦手だから、どうしてもこうなっちゃう・・・ドロドロの恋愛劇とか苦手です。ヤンデレとか超苦手。
ハッカドールとのコラボ、これくらいの時期だったなぁって思ってたらイベントと被ってたんで、急遽今日書きました。
この次のコラボはまどマギだったかな?口調勉強しとかないと・・・
ありすありあり(合言葉)

今日の初登場キャラ
http://imgur.com/NF2ueq4.jpg
いっちゃん(ハッカドール1号)(右の方)

ありすありあり
自然に混ざる秋穂と警戒されるメインさん...
怜がちょっとポンコツでかわいい

~逃げられない~

転校生「あきちゃんのおへやにおとまりー!」

秋穂「お風呂も歯磨きも全部やってあげるからね!」ハァハァ

転校生「おねがいしまー・・・す・・・」

ぬいぐるみ「(●)≡(●)」

転校生「やだぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」ダダダダダダ

秋穂「あれっ!?転校生くん!?」

・・・

さら「どうしたんですか?」

転校生「あきちゃんのおへや、こわいの・・・・・・お?」

人形「うっす」

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

さら「転校生さん!?」

・・・

転校生「うう・・・ぐすっ・・・」

あやせ「あらあら、どうしたの?」

人形「・・・」

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

あやせ「あ、あらあら~?」

・・・

ありす「あっ・・・てんこ・・・く・・・?」

転校生「こわいぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」

ありす「ぇっ・・・・・・」ガ-ン

・・・

転校生「ぴぅぅぅぅ・・・」

風子「あー、はいはい、よくわかりませんけど、この前貰ったものあげますから泣き止んでくだせー」

転校生「ふーちゃぁん・・・」

風子「確かこのあたりに置いてたはず・・・」

転校生「ぴぅ?」

風子「あっ、ありました。これですこれです。どーですか?」

ぬいぐるみ「くまー」

転校生「」バタッ

風子「転校生さん!?ほ、保健委員!いや、救急車ーーーー!!!!!」

ちょっと諸事情により本日分が書けてないので、今日はこれだけです。
PCが更新プログラムの構成を終えてくれないんや・・・
PCは数回再起動しますってなったまま使われへんのや・・・
明日は、明日こそはちゃんとやりますから!頑張りますから!ありすに誓いますから!
ありすは7位(俺の中では1位)

なん...だと...?
PCが原因なら仕方ない

ありすは俺の中でも1位

~旧科研~

転校生「おおー・・・きかいがいっぱい・・・」

結希「興味がわくかもしれないけど、危険だから一人で行動しないように」

転校生「はーい」

天「・・・やっぱり段ボールなのね。もう空は飛ばなくていいの?」

転校生「せまいところでつかってもきどーりょくがいかせないってえっちゃんがいってた」

結希「あれは足場が不安定な場所で使うのがいいわ。今回みたいな人工物で固められた場所では普通に歩いた方がいいわね」

天「ふーん、そんなもんなの」

転校生「だからね、きょうはかくれたりもしなくてよさそうだから、あーすをもってきたよ」ガチャガチャ

天「地球?」

結希「ARS、ね」

天「アルスじゃなくて?」

結希「そこは語感優先よ」

・・・

[プライドオファー]イヴ「へくちゅっ!」

~科研嫌い~

明鈴「科研は嫌いアル!」

小蓮「科研は嫌いネ!」

結希「何があったの?」

ましろ「相馬さんが来なかった理由と里中さんが来なかった理由を話したらこうなりました」

ましろ「各々理由はありますが、その怒りはもはや書けん・・・ふふ」

転校生「5てん!」

ましろ「何点満点ですか?」

転校生「100てん」ガチャガチャ

ましろ「上々ですね」

結希「どこが?」

天「むしろ下の下じゃない」

~ポチ~

天「Prototype Of Treasonable Impelement・・・ポチ」

転校生「ぷろとたいぷおぶとぅりーずなぶるいんぺれめんと!ぽち!」

結希「それが、あれね」

(U^ω^)「わんわんお!」

転校生「うへー、かわいくなーい」ガチャガチャ

天「そりゃ可愛いわけないでしょ。霧の魔物なんだから」

結希「下がっていて、転校生くん。魔力の補給だけ頼むわ」

転校生「わかったよ!」ビビビ

天「これが魔力が入ってくる感覚・・・なんか、すっごいくすぐったい」

結希「気をつけなさいね。人によっては快楽を得て虜になる人もいるから」

天「そいつもうダメなんじゃない?」

・・・

春乃「秋穂大丈夫!?」

秋穂「へっくちゅ!」

ノエル「今くしゃみをする前にすでに動いてなかった!?」

~忍術~

梓「忍術は科学の祖先みたいなもんッスからね。結局のところ化学変化の応用とかだったり・・・」

転校生「えっ」ガチャガチャ

梓「ってこともなく忍術は忍術として忍者に伝わる超能力的なあれッス!」

転校生「そうだよね!」パァァァァ

天「どっちなのよ!」

梓「察してくださいよ!」

結希「あなたも大変ね・・・」

梓「いやいや、これくらい序の口ッスよ。むしろ楽しいぐらいで」

転校生「あずにゃんらせんがんできるもんね!」

梓A「おっと、それは内緒のはずッスよ?」

梓B「まあ内緒にする理由もないッスけど」

梓C「あ、転校生くん、これ、ぶちょーがくれた飴玉ッス」

転校生「あめちゃんだー!」

天「・・・!?・・・・・・!?」

結希(そういえば、どうして彼は飴をちゃん付けするのかしら?)

~何してたの?~

心「そ、そういえば転校生さん!」

転校生「ふたみん、何?」

心「少し気になったことが、い、いえ!何でもないです!私なんかが質問しようとしてすみません!」

転校生「ゆるしてあげる!」

心「ほんとうですか!?ありがとうございます!」

転校生「それで、なにをききたいの?」

心「あ、あの、さっきからガチャガチャしてるなぁーって思って・・・」

転校生「あ、これ?なんかいっぱいおちてるからあつめてるの」

心「なんだか、なんでも集めてますね」

転校生「いろんなかたちのがあるから、かえったらつみきにしてあそぶの!」

心「木じゃないのに積み木扱いされる何かの部品・・・」

転校生「あーすはにもつはこびようだから、きょうはだいかつやくだよ!」

心「で、でも、変な薬品とかついてたら・・・」

転校生「なんかいろみずみたいなのがはいってたのもいれたよ?」

心「それ危ないパターンじゃないですかぁ!!!」

風子「はーい、没収でーす」

転校生「えー」

~お弁当~

転校生「・・・」

梓「なんスかそれ?ってうわっ!臭っ!開けてないのに臭いがスゴイ!」

転校生「ともちゃんが、あさからがんばってくれたおべんとう・・・」

結希「食べちゃだめよ」

ましろ「ここで転校生さんに倒れられては困りますわ」

風子「それはこっちで処分しときますから」

小蓮「何よりも優先すべきは命ネ!」

心「優しさは無謀とは違いますよ!」

明鈴「それは人間の食べ物じゃないのだ!」

天「散々な言われようね。毒が入ってるわけでもないんでしょ?」

結希「毒は入っていなくても毒が発生することがあるわ」

天「え?・・・え?」

転校生「・・・えいっ!」パカッ

梓「あっ、なんか光っt」

風子「そいやっ!」ブォン

(U^ω^)「わんわんおおぅ!?」パクッ

                               ヽ`
                              ´
                               ´.

                           __,,:::========:::,,__
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  ゙゙゙゙゙;;;;;;;;............        ;゙                              ゙;       .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;.............................              ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
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~クエスト完了~

結希「・・・ポチの殲滅を確認したわ」

天「うそでしょ!?」

転校生「」

風子「危機一髪でしたね」

心「死ぬかと思いました・・・」

ましろ「とっさに氷のドームを作りましたが・・・何とか間に合いました」

明鈴「お弁当怖いお弁当怖い・・・」

小蓮「大丈夫ネ!花梨のお弁当は爆発しないヨ!」

梓「現代世界で作れるもんじゃねーッスよ、あれ」

ARS:爆発に巻き込まれて塵と化した

~うーちゃんのたんじょーび~

卯衣「パーティはクエストに出るときのものじゃなかったのね」

心「確かにどっちもPartyですが・・・」

恋「梓、なんで説明しなかったんじゃ?」

梓「え、そっちの方が面白いじゃないッスか」

転校生「そっかー、きょううーちゃんのおたんじょーびだったんだ」←クエストに行くと聞いて連れてこられた

ミナ「サーヴァントよ、無知は罪なり。だが、既知となった以上はそなたの罪は赦されている」

転校生「???」

恋「要は今日知ったんだから一緒に祝おうねってことじゃ」

転校生「うん!あっ、そうだ!うーちゃんうーちゃん!」

卯衣「なにかしら?」

転校生「こんどね、ゆきしろさんたちとね、いっしょにね、ぱんつくるの!」

梓(どうでもいいッスがひらがなのせいで『パンツくる』って言ってるようにも取れるッスよね)

ミナ(マジでどうでもいいな)

転校生「だからね、いっしょにね、めろんぱんつくってね、いっしょにたべよ!」

卯衣「わかったわ。詳しい日取りを教えてほしい」

心(ついにメロンパンツを食っちゃいました・・・)

恋(メロンパンツってなんじゃ。かぼちゃパンツの亜種か)

ミナ(てか、それだとパンツ食って一緒に食べるって言ってることにならないか?二回も食うのか?)

梓(そりゃあメロンパンツと普通のパンツがあるんでしょう)

心(というか、そろそろこの話題やめません?一応食事中なのに下品ですよ?)

~新たなるありす~

転校生「あーす2ごう・・・あーつー!」

ありす「?」

クレプリ「いきなりどうしたさね」

転校生「えっとね、このまえのきゅーかけんであーすがばくはつにまきこまれてなくなっちゃったから、あたらしいのをもらったの」

クレプリ「それでARS号2、アーツーか。納得さね」

試作型段ボール『ARS2』:耐久性能が上がり、尚且つ軽くなった段ボール。正式名称『ARISU2(ありつー)』

ありす「・・・みゅぅつ・・・?」

クレプリ「オレっちもおんなじこと思ったから気にすんな」

転校生「まえとくらべてかるくなったけど、たいきゅーせーのーがあがったよ!」

クレプリ「あ、これポリゴンの方さね」

ありす「ぁーすのちりぃ、ぁっぷぐれーど・・・たして、こぅか・・・?」

クレプリ「あとは怪しい機会を持たせてまた誰かと交換したらZになるな」

転校生「いまはそらちゃんもがんばってくれてるからねぇ」

クレプリ「正規ルート(=宍戸製)じゃないこととか・・・」

転校生「それじゃ、なにかもってくものある?」

ありす「ぇと・・・これ・・・ぉへゃ、まで」

転校生「ありすちゃんの、おへや?」

転校生「・・・・・・」

クレプリ「少年?おーい、しょうねーん」

クレプリ「・・・気絶してるさね」

ありす「・・・・・・!?」

~あおいちゃんのたんじょーび~

転校生「あおいちゃん!」

葵「まあ、転校生さん。どうしました?」

転校生「おたんじょーびのおいわいに、さーちゃんといっしょにけーきつくってきたよ!」

香ノ葉「ダーリン、お菓子も作れるんやね(知ってるけど)」

ソフィア「沙那さんの料理はべりーでりしゃすですからね!すうぃーつもおいしいですよ!」

葵「米里照り謝す?水津?」

転校生「るーちゃん、なにいってるかわかんない」

香ノ葉「沙那ちゃんの料理はおいしいし、お菓子もおいしいっていっとんよ」

葵「そうなのですか?」

香ノ葉「うーん、これは重症やね」

ソフィア「やはり私がてぃーちんぐするしか・・・!」

香ノ葉(レッツとスプリンギングを同時に使う子には正直任せられへんのよ・・・)

転校生「うーん、おばあちゃんにたのんでみる?」

香ノ葉「ああ、アイラちゃんなら教えるんとかも得意そうやし、日本語もバリバリやし、適任かもせーへんね」

ソフィア「わたしもっ!わたしも教えます!」ピョンピョン

葵「そうですか・・・では!早速歓談部に出向いて教わりに行きましょう!」

香ノ葉「ついでにお紅茶の淹れ方もおしえてもらいまひょ」

ソフィア「わたしも・・・てぃーちんぐできますよ・・・?」

転校生「どんまい!」

~バリバリバイリンガル~

アイラ「おー?妾に英語を教わりたいとな?」

葵「はい!」

あやせ「これが、この前野薔薇さんからもらったローズヒップティーで~」

香ノ葉「前のお誕生日にもらったやつ?」

あやせ「そうなんです~これ、とってもいい香りなんですよ~」

エミリア「『生粋』・・・なまいき、違う、きっすい・・・『日直』・・・ひじき、違う、にっちょく・・・うう、漢字は難しいです・・・」

転校生「ぼくもおべんきょーするー!」

アイラ「よしよし、では皆まとめて妾が面倒みてやろうではないか!」

アイラ「東雲塾の開講じゃ!」

あやせ「はい、お茶が入りましたよ~」

ソフィア「おお!ぐっどすめるですね!」

香ノ葉「うーん、なんかうちも優雅になった気分なんよ」

あやせ「そうでしょ~?ただ、お値段は怖くて聞けなかったわ・・・」

香ノ葉「1グラム云万円したり?」

ソフィア「おお・・・そう考えたらもっと大事飲みたくなってきました・・・」

あやせ「冷泉さんにも、はい。このカップでよかったんですよね?」

葵「はい!本日もらったものですが、早速使わせてもらってます!」

エミリア「ちょっと休憩・・・あ、このケーキおいしいですね」

転校生「でしょでしょ?ほめてほめてー!」

エミリア「よしよし」ナデナデ

香ノ葉「やーん、ダーリンは料理もできてかわいくて魔力もたくさんあって最高なんよ~」ナデナデ

アイラ「・・・聞かんか!おぬしら!せっかく妾がキメたのに!あと妾にも寄こせ!」

To Be Continued・・・

今日はここまで!AM04:00が一日が切り替わるタイミングだからちゃんと宣言は守った!
アースにアップグレード(JGJ製)を持たせて結希と通信交換するとアーツーになります。
アースにあやしいマキナくんを持たせて天と通信交換するとアー乙になります。
正規進化の3はまだですか。シルフカンパニーがんばれよおい。
氷川さんがメイクを覚えたけど、本編カードで眼鏡氷川さんとか出るのかな。出てほしいな。
メイクで女を磨きながら転校生に(物理的に)近寄る氷川さん・・・秘めた想いが炸裂しますね。
ありすはそろそろメイクとかに興味を持ち出すお年頃かな?香ノ葉の色気講座の後で調べてたりしそう。

ありす「めいく・・・て、みまし・・・」

転校生「いつもの君でもよかったよ」ナデナデ

とにかく大成功ですね。
ありすありあり(合言葉)

一昨日の初登場キャラ
http://imgur.com/9abUGTV.jpg
そらちゃん

ありすありあり
メインさんは卒業後に軍じゃなくてJGJに行った方がいいんじゃないかな...

~東雲塾~

アイラ「まあ、今日はエミリアの面倒を見るから、英語はまた後日じゃの」

葵「そうですか・・・」シュン

エミリア「あ、あの、私が後日でも・・・」

アイラ「お主の分の準備しかできてないだけじゃ」

転校生「そっかぁ・・・」

アイラ「それに、少年も来よったしの。いろいろと面白いことを思いついたんじゃ」

香ノ葉「おもしろいこと・・・?」

アイラ「うむ。名付けて、『実感体験ことわざ講座』じゃ!」

ソフィア「実感・・・」

エミリア「体験・・・」

転校生「ことわざー?」

あやせ「あらあら、それは・・・楽しそうね~」

アイラ「そうじゃろうそうじゃろう。クックック、では少年!手を貸せ!準備に移るぞ!」

転校生「はーい!」

~壁に耳あり~

エミリア「ここは、作法室?」

香ノ葉「ここでどんなことわざを体験するん?」

アイラ「ヒントは壁と障子じゃ」

葵「もしかして、『壁に耳あり障子に目あり』ですか?」

エミリア「そんなことわざが?」

アイラ「そうそう。百聞は一見に如かずじゃ。実際やってみりゃ覚えるじゃろ。少年、準備はいいか?」

転校生「いいよー!」

アイラ「では、スタートじゃ!」

・・・

エミリア「・・・一人にされちゃったけど」

エミリア「ここで何を実感するんだろ?」

・・・レガ・・・デ・・・

エミリア「あれ?壁の向こうから声が・・・」

エミリャ・・・エビチャン・・・オッパイ・・・

エミリア「なんか不穏な単語が・・・」

エミリア「・・・壁に耳をつければ聞こえるかしら」

エミリア「よいしょっと」ピタッ

「このまえね、えみりゃがね、えびちゃんのおっぱーがうらやましいっていってたの」

「あらあら、そうなの?うーん、エミリアちゃんも十分あると思うんだけど・・・」

「なんかね、しゃるちゃんとえびちゃんといっしょにいるといたたまれなくなるんだって」

「あやつでそうなら妾はどうなるんじゃ」

「ま、まだうちはおおきくなるんよ!これからなんよ!」

「大丈夫です越水さん!まだまだ大きくなりますよ!」

「ほわい!?なんで私に振るんですか!?」

「あ!これいっちゃだめだったんだ!ひみつねー!」

エミリア「声が筒抜けですよ・・・ていうか!転校生くんもなんで言っちゃうんですか!」

~障子に~

エミリア「はぁ、やめとこ。これ以上聞いてても悲しくだけだわ」

エミリア「あれ?障子の向こうに影が・・・誰かいる?」

エミリア「・・・うーん、声は聞こえないなぁ・・・」

エミリア「でも気になるし・・・」

エミリア「・・・えいっ!」プスッ

エミリア「あとで貼りなおせばいいよねっと・・・さて、誰がいるのかな・・・」

メアリー「・・・」ジー

エミリア「うひゃぁ!?め、メアリーさん!?なんでいるの!?」

メアリー「なんだようひゃあって。アタイがいちゃいけねーのかよ」

エミリア「い、いや、別にそんなわけじゃ・・・」

アイラ「おーし、もういいぞー」

メアリー「あんだよ、これから弄ってやろうって時に終わりか?もうちょっと延長させろよな」

エミリア「私としてはもうこれで終わってくれた方が・・・心臓に悪いし」

アイラ「そうか?しかたないの」

アイラ「さて、今回のことわざ講座はこれで終了じゃ」

アイラ「今回は『壁に耳あり障子に目あり』じゃ。隠し事はとにかくバレやすいものだから、注意をせよという戒めじゃな」

エミリア「ああ、だから私の隠し事を壁の向こうで・・・って!私の隠し事をばらしてどうするんですか!」

アイラ「そっちの方が覚えやすいじゃろ?ま、今回の授業料と考えておくんじゃな」

エミリア「うう、世間は冷たいです・・・」

~テスト~

エミリア(今日は国語の追試の日・・・)

エミリア(今日に向けて頑張ってきたんだもの!絶対にいい点を取って見せる!)

エミリア(待ってて、東雲さん!私はやって見せるわ!)

エミリア(東雲塾の名に懸けて!)

・・・

あやせ「それで、どうだったの?」

エミリア「あっ、えっと・・・あまり聞かないでください・・・」

シャルロット「これは・・・察しましたわ」

あやせ「ちょっと見せてもらってもいいかしら?」

エミリア「え、えっと・・・だ、誰にも言わないでくださいね?」

あやせ「ええ~、それはもちろん~」

シャルロット「これは・・・」

あやせ「まあ・・・」

エミリア「言わないでください!」

Q.隠し事はとかく漏れやすいものだから、注意せよという戒めのことをことわざで何という?以下の言葉を使って書け
壁 障子

A.壁に耳あり障子にメアリー

あやせ「たしかにいましたけども・・・」

エミリア「うう・・・」

ガチャ

転校生「えみりゃ、テストだめだったってー?」

エミリア「な、何で知ってるんですか!?」

転校生「みんなしってるよ」

エミリア「なんで!?」

シャルロット「これぞ、壁に耳あり障子に目あり・・・ですね」

~えみりゃとくえすと~

エミリア「はぁ、先日は散々でしたけど・・・」

エミリア「切り替えないと!第七次侵攻を乗り切ったからって、魔物がいなくなるわけじゃないんだから!」

エミリア「勝って兜の緒を締めよ、ですもんね!東雲塾でやりましたから!」

エミリア「というわけで転校生くん、よろしくお願いします!」

転校生「え?あ、うん。よろしくね!」

エミリア「それで、今回の討伐対象なんですが、洞窟の奥にすむ・・・」

エミリア「コウモリ、のようです・・・あまり被害は出ていませんね」

転校生「そっか、大丈夫なんだね」

エミリア「私たちが転校間もないから、何度の低いクエストを、ということでしょうか」

転校生「そうなのかな?」←転校間もないのにタイコンデロガやブルイヤールと対峙した人

エミリア「まあ・・・腕試しにはちょうどいい相手、と考えましょう」

転校生「はーい」

エミリア「それでは、でっぱつです!」

転校生「・・・え?でっぱつ?」

~騎士の魔物~

エミリア「あれは・・・」

転校生「こーもりじゃないね」

エミリア「群体性の魔物も報告されてますが、コウモリは洞窟から出ませんし・・・」

エミリア「何よりあの騎士は、群体などではありませんでした」

転校生「ひとりぼっちだったね」

エミリア「ええ。ですから、異なる魔物です。しかも人型は・・・私も初めて見ました」

エミリア「人型は珍しいんです。霧の魔物は変化にいくつか法則がありまして」

転校生「そうなの?」

エミリア「ええ。一般的に、先頭に適した姿形を取ることが多いのです」

エミリア「なので、生身ではあまり強くない人間の形は取りません」

転校生「??」

エミリア「ほとんどが獣の姿です。他にも過去に存在した異形の生物などですね」

エミリア「不思議ですよね。霧の魔物は【なぜそうなのか】がほとんどわかりません」

転校生「ふわぁぁぁ・・・・」

エミリア「なぜ生まれるのか、なぜ人を襲うのか。なぜ多様な形態をとるのか」

エミリア「なぜ、私たちの文化圏にのみ存在する空想の生き物の姿も取れるのか」

転校生「zzz」

エミリア「・・・うっ!ま、またあの騎士が・・・!構えてください!」

エミリア「・・・転校生くん!?起きて!目の前に魔物が来てますから!起きて!お願い!」

転校生「うん・・・?・・・zzz」

エミリア「転校生くーーーーーーん!!!!!!!!」

~スリーピーホロウ~

エミリア「スリーピーホロウ・・・首なし騎士ですね」

エミリア(転校生くんもスリーピーですが・・・これじゃあ雪白さんみたいですね)

転校生「でゅらはんじゃないの?」

エミリア「あんまり違いはないかもね」

転校生「そうなんだ。・・・あっ、あそこ」

エミリア「来ましたね。転校生さん、今度こそ下がっていてください」

段ボール「はーい」

エミリア「エミリア、行きます!」

・・・

エミリア「ふう、何とか倒せました・・・が」

転校生「こーもりはまにあわないね」

エミリア「そうですね。仕方ありません、今日は一度戻って、報告をしましょう」

エミリア「コウモリは後日になるか、別の方がするのかはわかりませんが・・・」

転校生「だいじょーぶだよ!ぐりもあのひとはつよいもん!」

エミリア「・・・そうですね!」

~怒られる~

虎千代「・・・ふむ・・・ああ、まぁ、校則違反には間違いない」

虎千代「クエスト放棄と非討伐対象との戦闘は結構な違反だからな」

虎千代「2人とも初めてだじゃら、水無月風紀委員長、お手柔らかに」

風子「ええ。わかってますよ。まずエミリア・ブルームフィールド」ドドドドドド

エミリア「ひっ!」

虎千代(怒気が隠しきれてないぞ・・・)

エミリア(こ、怖い・・・すっごく怒ってる、怒ってるってレベルじゃないよぉ・・・)

風子「しばらくウチらと一緒に校門で取り締まりです。7時に登校して下せー」ドドドドドド

風子「ルール遵守の大切さを叩き込んであげます。そりゃもう、みっちりと」ドドドドドド

エミリア「は、はい!わかりました!」

虎千代(水無月としては転校生を連れていて・・・というのが問題なんだろうが・・・)

風子「で、転校生さん。あんたさんは彼女を止めなかったんで厳重注意です」

風子「まあ、止めろっていうのも酷な話ですが、ルールはルールなんで」

転校生「はーい」

風子「ええ、ほんともうそれはそれは酷な話で本当はおとがめなしと行きたいんですが、風紀委員長として見過ごすわけにはいかないんで、よろしくおねげーします」

風子「氷川とセンセからお話があるんで、ちゃんと聞いておくよーに」

転校生「はーい」

風子「ちゃんと釘は刺しておきますがもしなんか理不尽に怒鳴られるとかそういうことがあったらいつでもウチのことを呼んで」

虎千代「次だ、次。いつまでたっても進まないじゃないか」

~人型の魔物~

風子「おや、すいません、つい。それと、2人とも【人型】について講義を受けるよーに。転校生さんはともかく、そっちもまだでしたよね?」

エミリア「・・・すいません、今回の魔物が人型ということですが・・・何が問題なのでしょう・・・」ビクビク

エミリア「確かに珍しいですが、講義を取るほどのものとは思えませんが・・・」ビクビク

風子「そりゃそーでしょ。イギリスは人類根源説じゃねーですか」ドドドドドド

転校生「じんるいこんげんせつ?」

風子「ま、その辺はまた今度として。あんたさんは人間から生まれた魔物が人間に似てても不思議には思わないでしょ」ドドドドドド

風子「ですがグリモアは違いましてね。【武器を使う知能】を持つ魔物・・・」ドドドドドド

風子「放っておくべからず、なんで。そーいう意味で、これでも減刑してるんですよ」ドドドドドド

エミリア「・・・はぁ・・・わかりました。人型の魔物については、認識を改めます」ビクビク

風子「結構。郷に入っては郷に従えといーます。きちんと理由も説明しますんで」

風子「転校生さん。アンタさんも受けるんですが・・・」

風子「・・・理解できるんですかね?」

虎千代「まあ、聞いておいて損はないだろう。難しいかもしれないが、聞くだけでも価値がある」

転校生「がんばりまーす!」

風子「・・・ちょっと講義役の人にわかりやすく伝えるよう話をしてきます」

虎千代「落ち着け。それはアタシがやっておくから」

エミリア(この人たち、怖いよ・・・)ビクビク

~ゆきしろさんのたんじょーび~

ましろ(さて、本日はわたくしの誕生日ですが・・・)

ましろ(転校生さんには伝えてません。もちろん、きちんとした理由があります)

ましろ(優しい転校生さんのことです、今日までもたくさんの生徒の誕生日を祝ってきたと聞きます)

ましろ(そこで、料理をふるまうなり、プレゼントをあげるなりしているとか・・・)

ましろ(そこでましろん考えました。これに託けて呼び方を変えさせればいいと)

ましろ(ゆきしろさんという呼び方は過去の呼び方にすればいいと)

ましろ(今はこうやって料理部の皆さんに祝ってもらっています。きっと、転校生さんももうすぐ来るでしょう)

コンコンコン

「かりんちゃん、はいっていーい?」

花梨「ああ、大丈夫すけ、入ってきな」

ましろ(来ましたね。作戦開始です)

転校生「ゆきしろさん!おたんじょーびおめでとー!これ、ぷれぜんとだよ!」

ましろ「ジーザス!」

転校生「!?」

ましろ「い、いえ、なんでもありません。それより、どうしてわたくしの誕生日を?」

転校生「かりんちゃんからきいてた」

ましろ「ふふ・・・そうですか・・・ふふ・・・」

花梨「ん?どうした?ましろ。また泣いちまって・・・な、なんでおらの肩をつかむっきゃ?なんでそんな恨めしそうに見てるっきゃ?」

ましろ「うふふ・・・うふふふふ・・・」

小蓮「ま、ましろが壊れたネ!」

明鈴「あー、うめ」

レナ「にく!にく、うま!」

~喧嘩~

「きょうじゃないとだめなの!やくそくしたのに!」

「だから、それはさっきから謝ってるじゃねーですか。ウチも一緒に行きたいのはやまやまですが、どーしても仕事が立て込んでまして・・・」

紗妃(あら?転校生さんと、委員長?風紀委員室で何を・・・)

「もういい!」ガラッ

紗妃「えっ?」

転校生「ふーちゃんなんて、だいっっっっきらいだーーーーー!!!!!!!!!!」ダダダダダダ

紗妃「て、転校生さん!?中でいったい何が・・・!?」

風子「あ・・・・」

紗妃「委員長、大丈夫ですか?いったい、何があったんですか?」

風子「転校生さん・・・・まって・・・」フラフラ

紗妃「い、委員長!落ち着いてください!だ、誰か!誰かいませんか!」

・・・

風子「すいません、取り乱しました・・・」

紗妃「まったく・・・」

怜「それで、どうしたんですか?どうして喧嘩を?」

風子「それなんですがね、前々からちょっと一緒に出掛ける約束をしてたんですが、ちょいと仕事が立て込んでまして・・・」

紗妃「予知の魔法使いについての件ですか?」

怜「あとは、もうすぐ行われるパーティーのことについてでしょうか」

風子「えー。まあ、ほんとにいろいろとあるんですが、主だったものはそれらですね」

紗妃「それで転校生さんと口論になり」

怜「転校生が怒って出て行ったと・・・」

風子「怒って・・・怒ってるだけならいいんですが・・・完全に・・・嫌われて・・・」グスッ

紗妃「い、委員長!大丈夫ですから!お気を確かに!」

風子「でも・・・大嫌いってぇ・・・」グスッ

怜「転校生も、一時的に興奮していただけです。落ち着いて話せば、ちゃんとわかってくれますよ」

風子「そ、そーですか?ほんとですか?」

紗妃(委員長、動揺しすぎてちょっと幼児退行してる・・・)

怜(しかし、転校生がこれほど怒るなんて、いったい何が・・・)

~だって~

クレプリ「それで、オレっちたちのとこに来たのか?」

転校生「うん。もうふーちゃんなんかしんない!」

ありす「・・・にが・・・ったの・・・?」

転校生「・・・ありすちゃんならいっか」

転校生「あのね、今日ね、ここのばしょでね、このふぇあがあるの」

ありす「りんご・・・ぇぁ・・・?」

クレプリ「あー、しかも開催日が今日だけ・・・」

ありす「・・・ぇで?」

転校生「それでね、ふーちゃんをびっくりさせたくてね、ずっとまえからやくそくしてたの」

転校生「でもね、ふーちゃんがね、きょうはいそがしいからいけないって・・・」

クレプリ「風紀委員長だもんなぁ・・・」

転校生「もういいんだもん。ちけっともまみちかたちにあげたし、もうしんない!」

ありす「ぁぅ・・・どぅし・・・?」

クレプリ「何とも言えないさね。正直言って、オレっちたちが手を出せる話じゃないからなー」

ありす「ぉちつぃ・・・・また・・・はなし・・・ぃよ?」

転校生「や!ふーちゃんとなんかしゃべらないもん!」

クレプリ「うーん、重症さね」

ありす「ぅぅ・・・」オロオロ

転校生「ふーんだ!ありすちゃん、あそびにいこ!」

ありす「ぁ・・・ぅん・・・」

ありす(このままで、いいのかな・・・何かできないかな・・・)

今日はここまで!今までのスレでは書いたことなかった喧嘩というものを書いてみました。
大人の事情なんか子供は察せないし、察せたとしても感情が許してくれないんですよね。
風子がすっごいショック受けてるけど、あの子も普通16歳の女の子なんです。感情を表に出してしまう時だってありますよ。
って感じのことを765プロの若くて美しい事務員さんが言ってたって書けって言われた。
魔法学園の生徒って、大人びてたり達観してたりするけれど、どこまでいっても【子供】なんですよね。
そんな子供たちが切磋琢磨して、死ぬかもしれない危険と戦って・・・
そんな中、洞窟に閉じ込められたり銃で撃たれたり裏世界に飛ばされたり特急危険区域に何度も行ったりする転校生マジすげぇ
そしてその直後にキャンプに行ったりデートに行ったりする転校生マジメンタル強ぇ。
危険に囲まれても兎ノ助をおびき出すために生身で突撃する転校生まじイケメン。これはありすも惚れますわ。
ありすありあり(合言葉)

ありすありあり
今思えば転校生って入学してからすごいことになってたんだなぁ。そんな中でもいろんな女子口説いてたと思うと...

ありすありあり
転校生は世界を救うために生み出されたなんかすごい存在な可能性

ありすありあり
むしろ今までが物分り良すぎたし、肝も座り過ぎてたw

ありすありあり
まあ本編の転校生さんは説教とかはしても絶対喧嘩とかしないだろうしな

~保護者の憂鬱~

風子「はぁ・・・」

花梨「今リンゴ向いてるからな。もう少し待ってけろじゃ」

風子「わかりました。それにしても、ウチが忙しいのは転校生さんもわかっていたでしょーに」

風子「そもそも風紀委員長っていう立場上そうそう外出したりできないわけで」

風子「新しい転校生のこととかクリスマスのこととかいろいろと処理しなきゃならねー案件がありますし」

花梨「ほれ、剥けたべ」

風子「・・・」ショリショリ

風子「クリスマスが近くなると浮かれる生徒たちも出てくるわけでそっちにも気を回さないといけませんし」

風子「かといってそれをほかの風紀委員に任せてもめんどくせーことになるし」

風子「氷川はすぐ暴走するし冬樹はサボるし神凪は気づかないし」

花梨「おかわりくうか?」

風子「・・・」ショリショリショリショリショリ

~クリスマス近し~

さら「もうすぐクリスマスですねぇ」

龍季「そうだな。ちゃんと夜更かししないで寝るんだぞ?じゃないとサンタがこねーからな」

さら「はい!パーティーのあと、すぐお布団に入りますぅ!ね、シロー」

シロー「わんっ!」

龍季「よしよし、それでいいんだ。夜更かししてたら大きくならねぇしな」

さら「はい!おっきくなりたいですぅ!」

さら「あ、龍季さんはサンタさんにおねがいしましたか?」

龍季「え?あー、俺はなぁ、もう子供じゃねーし、あんまいいことしてねーし」

さら「大丈夫ですよぉ!サンタさんはちゃんと見てくれてますから、龍季さんが優しい人だってわかってくれてます!」

シロー「ぷすー」

龍季「・・・ま、期待しないで待ってるよ」

さら「はい!いっしょにまちましょお!」

~ぷんぷん~

転校生「・・・」プンプン

クレプリ「うーん、一日たっても機嫌は治ってないさね」

ありす「ちょっ・・・しんぱ、ぇす」

転校生「あ、ありすちゃん。どうしたの?」

ありす「ぁ、ぇと・・・っと・・・にな・・・」

クレプリ「少年が一人で何してるのかなーって気になったんさね」

転校生「ぼく?ぼくはね、くりすますぷれぜんとのじゅんびしてるの」

クレプリ「少年がか?」

転校生「うん!さんぽぶのみんなとね、ぷれぜんとこーかんするの!だからね、ぼーしをあみあみしてるの」

ありす「・・・・・・!」

クレプリ「ってことは、当日は散歩部のみんなと一緒に過ごすのか?」

転校生「うーん、のえるんがじっこーいーんだからそれはできないとおもうなぁ・・・」

ありす「ぁ、じゃ、じゃぁ・・・くぃすます・・・は・・・」

転校生「?」

ありす「ぅぅ・・・」

クレプリ「ありす!がんばれ!」

ありす「ぁ、ぁたしと・・・ぅぅ・・・っぱ、むりぃ・・・・」

クレプリ「もうちっとがんばれや、ありす!はぁ、仕方ないさね。ありすのことは気にしないでくれ」

転校生「?」

~クリスマスイブ、朝~

さら「とぅいんくるめーりーくーりーすまーす♪」

転校生「めーりーくーりすまーす♪」

秋穂「はーじーまるウィンターランド♪」

さら・秋穂・転校生「「「あーるいーてこーお♪」」」

春乃「やっばい・・・秋穂かわいい・・・天使の歌声・・・秋穂の歌声でこの世が浄化される・・・」ボタボタ

秋穂「お姉ちゃん、鼻血、鼻血!」

転校生「ぴぅっ!?」

さら「え、えっと、てぃっしゅ!これです!」

春乃「秋穂ぉ・・・秋穂可愛いよ秋穂ぉ・・・」ツメツメ

ノエル「ごめーん、お待たせー!」

さら「あ、ノエルちゃん!大丈夫ですよぉ!」

転校生「それじゃあ、ぷれぜんとこーかん、かいしー!」

秋穂「開始っ!」ハムッ

転校生「うひゃぁ!びっくりした!」

・・・

風子「・・・楽しそう、ですね」

梓「委員長、出て行ったらどうッスか?」

風子「いえ、邪魔はできませんよ」

梓「はぁ、まあいいッスけど、その手に持ったもの、早めに渡して仲直りしてくださいッス」

風子「・・・できたらいいんですけどねぇ」

梓(こういうところだとヘタレっすねぇ)

~クリスマスイブ、昼~

転校生「いふよぁはっぴえんゆのぅいっくらっぷょあはん♪」パンパン

心「If you're happy and you know it, clap your hands♪」パンパン

ミナ「なにゆえに神の下僕達の言霊を操るのか?」

恋「わっちもいんぐりっしゅは苦手じゃから、できれば日本語のほうが・・・」

心「ごめんなさいごめんなさい!私なんかが他国の言葉に手を出してごめんなさい!」

転校生「でも、なんかこっちのほうがふいんきでない?」

梓「まあ英語の方がクリスマスっぽいッスね。あと、雰囲気ッスよ」

恋「というより、そもそもなんでそれを?」

ミナ「サーヴァントが呪文を唱えるのはいつものことじゃないか?」

梓「呪文扱いされる幸せなら手を叩こうさん・・・」

転校生「えー?だって、くりすますはみんなしあわせだから!」

梓「おや、そうとは限らないッスよ。クリスマスになるとどこのお店も商戦が活発になって大人たちはお金のために争い戦い・・・」

ミナ「も、もしや、【組織】の陰謀か!」

転校生「???」

ミナ「煉獄チョップ!」

梓「ぐぶぅ!?」

心「ごめんなさいごめんなさい!服部さんが夢も希望もないことを言ってごめんなさい!」

恋「梓も余計なことをいうでないぞ」

梓「うッス」

~クリスマスイブ、パーティー~

初音「うわー、全然足りてねーじゃん」

転校生「めーりんがいっぱいたべてるからねー」

初音「あいつ、あたしが食おうとしたものも含めて横からかっさらってくからな」

転校生「すっごいたべるよね。ぼく、あんなにたべれないや」

沙那「大丈夫です。彼女の食事量は大人の男性のそれを超えていますから」

初音「沙那ー、腹減ったー」

沙那「かしこまりました。では、すぐにお持ちします」

初音「あ、ちょっと待った・・・せっかくなら、会場全体に追加で持って来ようぜ?」

初音「・・・あ、とお姉さまへの差し入れにアワビ料理も欲しいなぁ」

沙那「承知しました」

初音「にししし・・・こりゃ面白いことになるぜ」

沙那「この規模ですと、もう少し人手があった方がよさそうですね・・・」

初音「親衛隊・・・いや、あいつらより適任なのがいるじゃねーか、そこに」

転校生「うん?わかった!おてつだいするね!」

沙那「ですが、パーティーの方はよろしいのですか?」

転校生「だいじょーぶ!ぼくいっぱいたべたもん!」

初音「まあ、こいつ食う量そんなに多くないし、燃費いいからな。んじゃ、がんばれよっと」

転校生「がんばるよっと!」

沙那「ありがとうございます。それではよろしくお願いしますね」

初音「オッシャ、行ってこい!タップリ用意してガッツリ食わせてくれよ!」

~心配だべ~

転校生「こっち、きりおわったよー」

沙那「ありがとうございます」

花梨「こっちの下ごしらえも済んだべ、次のに取り掛かるか」

転校生「はーい。あっ、ちょっとざいりょうがたりないかも・・・ぼく、とってくるね!」タッタッタ

花梨「あ・・・行っちまっただ」

沙那「行動が早いのはいいことですけど、彼はもう少し子供らしく甘えてもいいと思いますけどね」

花梨「うーん、水無月とも喧嘩したばっかで、まだ仲直りしてねぇって聞いてるすけ、心配だべな」

沙那「転校生さんが水無月さんと?また奇妙な話ですね」

花梨「水無月が約束をドタキャンしたんだべ。風紀委員長の仕事が立て込んでたみたいでなぁ」

沙那「となると、もしかしたら空元気かもしれないですか」

花梨「だべな。月宮も、なんか変だと思ったら気にかけてやってけろじゃ」

沙那「かしこまりました」

転校生「とってきたよー!」

沙那「ありがとうございます。では、再開しましょうか」

~仕上げをお願いします~

沙那「本日はありがとうございました。重ねてお礼を申し上げます」

沙那「あなたのおかげで、初音様とご希望に添えることができました」

転校生「どーいたしまして!」

沙那「すぐに戻られますか?ささやかながら、こちらをどうぞ」

沙那「初音様のものとは別に、ケーキをお作りしておきました」

転校生「けーきだー!やったー!」

沙那「といっても、記事などは里中さんたちが作っていたものなのですけれど」

転校生「けーき♪けーき♪」

沙那「ふふ、喜んでもらえて何よりです。少し浮かない表情をしてたものですから、心配していたんです」

沙那「随分お疲れのご様子。詳細は存じ上げませんが・・・」

沙那「初音様のご希望とはいえ、無理をお願いして申し訳ありませんでした」

転校生「だいじょーぶだよ!おてつだいすきだから!」

沙那「・・・ふふ。よろしければ、ここでお召し上がりください」

沙那「きっと会場に戻れば、また引っ張りだこになるでしょうから」

転校生「さーちゃんは?」

沙那「私のことはお気になさらず。後片付けが少しだけのこっちおりますので」

転校生「えっと、さーちゃんのぶんは?」

沙那「・・・あなたに食べていただくものでございますから、私の分はございませんよ」

~初音のこと~

転校生「えー・・・うー・・・じゃあ、はんぶんこしよ!」

沙那「ええ・・・はぁ・・・半分?もともと小さいケーキをさらに半分に・・・」

沙那「それでは何が何やら・・・」

転校生「はんぶんこするの!」

沙那「・・・かしこまりました。ちょうど最後のチュロスが出来上がりましたので、1本いただきましょう」

沙那「そしてこちらも半分ずつ。これでご満足いただける量になりましたでしょうか」

転校生「はんぶんこー!いただきまーす!」

沙那「では、私も失礼しますね。・・・初音様以外の方と食べるのは久しぶりです」

転校生「そーなの?」

沙那「はい。それがまさかあなただとは思いもしませんでしたが」

沙那「どうでしょう。お口に合えばよろしいのですが・・・」

転校生「おいしいよ!」

沙那「・・・・・・・・・さようですか。思えば初音様以外の方の好みを知りませんでしたから」

沙那「市販のものより甘いと思いますが、喜んでいただけてうれしいですね」

転校生「おいしいー」モグモグ

沙那「・・・初音様は、お友達の多い方ではありません」

転校生「そーなの?」

沙那「はい。ご自身はそれでもいいとしていますが、寂しがっているのはわかります」

沙那「私もできる限りそれをお慰めできるよう努力しておりますが・・・」

沙那「たまにあなたが相手をしてくれる時、初音様はこの上なく楽しそうです」

沙那「そのことについてもお礼を申し上げなければいけませんね」

転校生「うーん、いっつもにししってわらってない?」

沙那「確かに、笑ってはいらっしゃいますが、心の底から笑えていることは少ないのです」

沙那「そして、あなたと一緒にいると初音様は心の底から笑っている・・・それが、私もうれしいのです」

沙那「さて、お礼の代わりと言ってはなんですが、なにかお困りの時はお申し付けください」

沙那「私にできる範囲でお答えしますよ。ええ、なんでも結構です」

沙那「例えば、喧嘩の仲裁とか、ですかね」

~クリスマスとシスターと~

転校生「じんごーべー、じんごーべー、すっずっがーなるー♪」

シャルロット「転校生さん、ご機嫌はいかがですか?」

転校生「あ、しゃるちゃん!げんきだよー!ごはんもおいしいし、おてつだいもたのしいよ!」

シャルロット「さようでございますか。ディナーの不足分を追加していただいたと聞きました。幼いながらも、立派ですね」

転校生「えっへん!」

シャルロット「ええ、あなたさまは立派で、誰にでも分け隔てなく優しさを分け与えられる・・・」

シャルロット「きっと、サンタクロースもあなたのことを見てくれていますわ」

転校生「そうかな?」

シャルロット「ええ。明日の朝を楽しみに待っておくといいでしょう」

転校生「うん!くつしたもよーいしたし、おてがみもおいといたもん!」

シャルロット「あら、準備万端ですね」

転校生「ありすちゃんにおしえてもらってね、いっしょにくつしたあんだんだ!」

シャルロット「まあ、自前のものを用意なさったんですね」

転校生「えへへー、すごいでしょー」

シャルロット「ええ。主も、きっとあなたのことを評価してくださいますわ」

転校生「かみさまもほめてくれる?」

シャルロット「ええ、きっと」

転校生「そっかぁ・・・えへへ」

シャルロット「うふふ」

~緊急出動~

風子「・・・あー、知ってますよ。数日前にトラックが襲われたやつでしょ?」

薫子「ええ、そうです。そして魔物の移動経路を追跡すると・・・」

風子「この学園が標的だったと。まあ、そーでしょーね」

風子「どっちかって言うとあのれんちゅーの【通り道】にトラックが入り込んだ・・・」

風子「そのほーが正しいでしょーね。念のため第1報の時から準備してました」

薫子「それは僥倖です。・・・もしかして、そのために転校生さんの・・・」

風子「・・・」

薫子「いえ、私からは何も言わないことにしておきます。・・・クリスマスパーティの最中に申し訳ありませんね」

風子「心にも思ってないこと言わなくていーので。こっちも仕事です」

薫子「・・・まあ、よいでしょう。魔物は散会した国軍を【無視】して進攻中です」

薫子「戦うにあたっては、1度彼らの足を止めなければ、素通りするでしょう」

風子「風紀委員が出るのはそのためですか」

薫子「生徒会は年末の調査に向けて手続きが忙しく、手を貸せませんが・・・」

薫子「精鋭部隊がバックアップにつきます。うまく使ってください」

薫子「それでも足りない場合は、パーティ中でも構いません。一般生徒に出動を」

風子「ウチの判断でいーんです?」

薫子「もちろん。今回の作戦はあなたに一任します。信頼してますよ」

風子「アンタさんに信頼されてもうれしくねーですが、いーでしょ。やりましょ」

風子「もとから断るつもりはありませんでしたがね」

薫子「・・・転校生さんは、連れて行かなくてよろしいでしょうか。必要ならばすぐにでも」

風子「いらねーです。と、いうより来させちゃいけません」

風子「6歳の子供が、お祭りを楽しんでるんですよ。わざわざ中断させてこわーいところに連れていくなんてひどいじゃねーですか」

風子「子供は子供らしく、自由に楽しんでもらいましょ」

~ありすちゃんと~

転校生「あーりーすちゃーん!めりーくりすまーす!」

クレプリ「お!おいーっす、少年。元気かい?ちなみにオレっちは微妙なとこさねー」

転校生「えー、大丈夫ー?」

クレプリ「ま、これでも人形だから、割と大丈夫さね。ほれ、ありすもあいさつしなって」

ありす「・・・ぁ・・・ぅ・・・こ、こん、ばん、は・・・」

転校生「こんばんはー!」

クレプリ「ん。よく出来ました。はなまる、あげちゃうさね」

転校生「ありすちゃん、その服可愛いね!」

ありす「ほ、ほんと・・・?」

転校生「うん!うさちゃんのみみとか、かわいいよ!」

ありす「ぁ、てん・・・く、も・・・ける・・・?」

転校生「つけるー!」

[うさ耳]転校生「つけたー!」

クレプリ「少年が来ることを見越して予備を用意しておくたぁ、策士さね、ありす」

ありす「・・・ふぇ!?そ、そんな、じゃ・・・・な・・・」

ありす「た、たまた・・・から・・・ね・・・?」

転校生「ありすちゃん、ありがとー!あっ、これ!どーぞ!」

クレプリ「おっ、ココアか?しかもあったか~いやつか、気が利くさね、少年」

ありす「ぁ、ぁの・・・ぁりぁと、ござ、ます・・・」

転校生「どーいたしましてー!」

~クリスマスだから~

転校生「ありすちゃんは、ぱーてぃーはいいの?」

ありす「ぇと・・・ひと、ぉぉぃの・・・にがて・・・ぇ・・・」

クレプリ「あんましわちゃわちゃしたのは好きじゃないんさね」

転校生「そうなの?・・・じゃ、ちょっとまってて!前川、ごー!」

クレプリ「おお!?速い!?科学の力ってすげー!」

ありす「すごぃ・・・ぇす・・・」

・・・

転校生「おまたせー!おりょーりもってきたよー!」

クレプリ「わざわざすまねーな、少年。ほれ、ちゃんとお礼言えよ、ありす」

ありす「ぁ、ぁりぁと、ござ、ます・・・ぃただき、ます」

転校生「どーぞめしあがれー!」

ありす「ん・・・」モキュモキュ

ありす「ぉぃし・・・♪」

転校生「ほんと?それね、ぼくがつくったんだー♪」

ありす「・・・・・・!?ほ、ほん・・・?」

クレプリ「少年、弱冠6歳にしてやるさね・・・」

~夜の学園~

クレプリ「こうやって、夜の学園にいるってのもシャレオツだなー」

転校生「しゃれおつ?」

ありす「ぉしゃれ・・・ぇす・・・」

転校生「ああ!そーだね!あんまし、ふだんはいないもんね」

クレプリ「ちょーど、ここの噴水もきれいに飾り付けられてるのに誰もいないから、夜の密会にはもってこいさね」

転校生「みっかい・・・?」

ありす「めっ・・・!」

クレプリ「おっと、すまないさね。ま、こーやって静かに過ごすってのもいいもんだよな」

転校生「そうだねー・・・あれ?」

ありす「ぁ・・・ぁぇは・・・」

クレプリ「・・・神凪に、風紀院長に、氷川に・・・風紀委員?」

転校生「あ、おそとに・・・」

クレプリ「何かあったのか?」

転校生「・・・」

ありす「きに・・・る・・・?」

転校生「・・・うん」

ありす「ぁたしは、もぅぃぃぇすから、ぃって・・・さぃ・・・」

転校生「ほんと?・・・ごめんね」

クレプリ「気にすんな!こっちの方が年上なんさね、心配されなくても大丈夫!」

転校生「そっか、それじゃあ・・・くちゅっ!」

ありす「ぁ、さむぃ・・・ら・・・こぇ・・・」

転校生「手袋・・・?作ってくれたの?」

ありす「ぃつも、ぃっしょに・・・てくれる、転校生く・・・に、ぉれぃ、ぇす」

クレプリ「あったか仕様だからな!使ってやってくれ」

転校生「はーい・・・あ、そうだ!はい、これ!ぼくからもね!めりーくりすます!」ギャルルルルルル

ありす「ぷれぜんとの・・・はこ?」

クレプリ「中身は?」

ありす「ぇと・・・ぁっ・・・てぶく・・・」

クレプリ「思いがけずプレゼントが被っちまったさね。少年の前では作業しないようにしてたのになー」

ありす「・・・ぁったか・・・♪」

~鐘の音は遠く~

風子「・・・さ、がんばらないといけませんね」

紗妃「この魔物たちは学園に向かっているのでしたっけ」

風子「ええ。他の人間なんかには目もくれず、ただ学園に向かって進んでいます」

風子「これが学園に到着しちまったら、パーティなんてやってる暇はありませんよね」

怜「みんなが楽しんでいるのだから、そうならないようにしないといけませんね」

梓「ぶちょーたちも楽しんでますし、転校生くんもお手伝いして回ったりしてましたからね」

風子「ま、そーゆーことです。それに、第七次侵攻で一番軽傷だったのがウチらなんですから」

風子「たまには精を出しましょ」

イヴ「・・・しかし、かなりの規模みたいですね。本当に、転校生さんは連れてこなくてよかったんですか?」

紗妃「ふ、冬樹さん、今転校生さんと委員長は・・・」

風子「いえいえ、冬樹の言ってることはごもっともです。ちゃんとやるならそっちのほーがいーでしょーが・・・」

風子「こんな夜更けに、パーティで楽しんでる6歳児を駆り出すわけにもいきませんよ」

風子「ちょいとウチの私情も入ってはいますが、そっちがメインです。仮にそのことがなくてもそーするつもりでしたし」

イヴ「・・・わかりました」

風子「すみませんね、ほんと。ですが」

風子「学園を、ひいては学園生をメンタル面で守るのがウチらの仕事なんで。そこんとこ、よろしくおねげーします」

風子「ウチがあの子にしてあげられるのは、こんなことぐらいですから」

今日はここまで!ふーちゃんとの喧嘩は3日目に突入します!
風子と転校生の喧嘩を見て、イヴは何を思うのか。エレンはどう動くのか。
なぜ転校生がこんなにも【いい子】なのか。それらは次回に!
イベントの内容見たらパーティ大1部→鐘の音→2部ってなってるっぽかったんで、そうしてみました。
イヴの誕生日もやるし、ノエルの誕生日もやるし、ゆえも登場・・・できるのかなぁ。
クリスマス衣装のありすもかわいいよね!ココア飲ませてあげたい!
ありすありあり(合言葉)

ありすありあり
言われる前に自分からココアを持ってくるなんてこの転校生本編よりできる...!?

~いつもの~

風子「さて、そろそろ第一波が・・・」

紗妃「・・・・・・・」

梓「・・・・・・」

イヴ「・・・・・・」

怜「どうしました?」

風子「いや、なーんか見覚えのあるものがあるんですよねー」

段ボール「・・・・・・」

風子「・・・こら、そこの転校生」

段ボール「い、いないよー」ビクッ

風子「いるじゃねーですか」パカッ

ブル谷イル子「キシャアアアアアアアア!!!!」

風子「きゃあああああああああ!!!!!」

転校生「よし!ひっかかった!」

紗妃「何をやってるんですか!」

~喧嘩続行~

風子「・・・何しに来たんですか」

転校生「さあ?」

風子「無許可の学園の外出は禁止ですよ。特に、こんな夜中に子供だけでの外出は埼玉県の条例的にもアウトです」

転校生「そんなのしらないよーだ」

風子「はぁ、そーですか。んじゃ、さっさとおかえりくだせー」

転校生「やだ」

風子「・・・はぁ?」

転校生「ふーちゃんのいうことなんかきかないもーんだ」

風子「・・・悪い子にはサンタさんからプレゼントが届きませんよ?いいんですか?」

転校生「べつにいいもん」

怜「委員長、そろそろ・・・」

風子「あー、すみません。転校生さん、邪魔ですからかえって下せー」

転校生「やっだもーん。ふーちゃんこときらいだから、いうことなんかきかないよ」

風子「はぁ、さて、どーしましょーか・・・神凪、すみません、代わりに言ってやって下せー」

怜「わかりました。転校生、ここは危ないから帰るんだ。もうすぐ魔物が来る」

転校生「ふーんだ。ぼくふーきいーんもきらいなわるいこだからぷれぜんともいらないし、いうこともきかないもん」

~親の心子知らず~

怜「・・・どうしましょう」

風子「・・・今ならまだおとがめなしにしておきます。早くパーティにお戻りくだせー」

転校生「・・・やだよ」

風子「邪魔なんですよ。さっさと帰れ」

転校生「・・・やだ」

風子「あんたさんに構ってる暇はないんですよ。今ならまだ服部が送っていけますから」

梓「え、自分ッスか!?」

転校生「・・・かえらないもん」

風子「帰れっつってんでしょうが!」

パシン

紗妃「な、委員長!やりすぎです!」

転校生「うぅ・・・かえらない!かえらないもん!」

風子「ここはあぶねーんですよ!あんたさんがいて守り切れる保証はねーんです!」

転校生「だいじょうぶだもん!まえかわがあるもん!」

風子「あんたさんがここにいるとウチはそっちにも気を回さなきゃならねーんです!」

風子「もし想定外の強さの魔物がいたらどうするんですか!そんな紙箱なんか軽く吹き飛ばす力を持った魔物がいたらどうするんですか!」

転校生「だいじょうぶだもん!こわれないもん!」

風子「帰れっつってんでしょこのクソガキ!ウチの言ってることがわかんねーんですか!!!!」

~子の心親知らず~

転校生「・・・わかんないよ!なんでかえらなきゃいけないんだよ!」

風子「危ないからって言ってるでしょうが!転校生さんが思ってるよりも魔物ってのは未知のものなんですよ!」

転校生「だからって、まほうつかいがまもののまえでにげるなんてしていいわけないでしょ!」

風子「あんたさんはまだ子供です!子供は子供らしく大人に任せてりゃいーんです!」

転校生「こどもでもまほうつかいだ!まほうつかいはたたかわなきゃいけないんだ!」

転校生「まほうつかいがまものとたたかわなくて、だれがまものとたたかうんだよ!」

転校生「ぼくにはちからがあるんだもん!もってるちからは、つかわないといみがないでしょ!」

風子「あんたさんは無事でいなきゃならねーんです!こんなところで危険を冒しちゃいけねーんですよ!」

転校生「あぶないとこならなんかいもいった!それでもちゃんとかえってきてる!」

風子「今までがそうだからって次がそうとは限らねーんですよ!」

転校生「あぶなくてもまものとたたかうのがまほうつかいでしょ!」

風子「あんたさんみたいな魔法も使えない魔法使いがどうやって魔物と戦うんですか!」

転校生「つかえるもん!おばあちゃんととっくんしたもん!」

風子「そんな一朝一夕でどうにかなる問題じゃねーんですよ!」

エレン「ストップだ。魔物が目前まで迫っている。転校生は私が預かるから、風紀委員は戦闘準備を」

風子「・・・にげださねーよう、よろしくおねげーします」

転校生「やっ!たたかうの!いくの!はなして!」ジタバタ

エレン「転校生、落ち着け。今のままではまともに行動できないだろう。一度頭を冷やすんだ」

~意地っ張り~

転校生「・・・」プンプン

エレン「さて、転校生。とりあえずはここにいろ」

メアリー「なんだ?来てないって聞いてたが・・・」

エレン「いつの間にか来ていたらしい。兎ノ助もパーティの裏方として働いていたから、誰も門の監視をしていなかったみたいだ」

転校生「・・・ちゃんとくえすとはうけたもん」

メアリー「ん?じゃあここにいても問題ないじゃねぇか」

エレン「そうではあるんだが・・・まあ、感情的な問題だよ」

転校生「・・・」

メアリー「お前と、えーっと水無月だったか?あいつが喧嘩中なんだって?」

転校生「・・・」

メアリー「はぁ、だんまりか。ま、いいけどよ」

エレン「転校生。お前はどうしてきたんだ?」

転校生「・・・まものが、いるから」

エレン「私たちや風紀委員が出ているから、おとなしく任せておけばよかったじゃないか」

転校生「いっぱいまものがいるってきいたから。まりょく、たりなくなるっておもったの」

エレン「しかし、ああも仲違いしては意味がないじゃないか」

転校生「・・・ふーちゃんがもらってくれなくても、ほかのこもいるもん」

転校生「ありすちゃんとか、さらちゃんとか、みんながたのしくしてるのに、じゃまされちゃいやだもん」

メアリー「おーおー、立派な志じゃねぇか。だがな、妙な正義感振りかざしてばっかだと、いつか痛い目見るぜ」

転校生「・・・いたいのはいやだけど、みんながいたいのはもっといやだから」

転校生「だから、たたかうんだ。たたかわないと、いけないんだ」

メアリー「・・・そーかよ」

~水無月風子という生徒~

紗妃「・・・委員長があんな風に怒っていたのは初めて見ました」

怜「委員長は5年前に風紀委員長になったと聞いている」

怜「まだ10だか11だかのときだ。幼いながらにいろいろと経験してきてはいるだろうが・・・」

怜「少なくとも、こんな保護者のような役目をするのは初めてだったのだろう」

紗妃「いろいろと初めてで、その中ではじめて喧嘩をして、そしてタイミング悪く魔物の集団が来た・・・」

怜「そしてあの転校生の態度ときた。・・・それでも、戦闘となったら切り替えている」

紗妃「ええ。すごい人です」

怜「・・・なぜ風紀委員長になろうとしたんだろうな」

紗妃「どうしたんですか?」

怜「いや、ふと気になっただけだ」

風子「別に、風紀委員長を目指したのに特別な理由はねーですよ」

紗妃「あ、委員長・・・聞いてたんですか?」

風子「ウチの前で内緒話ができると思わねーことです。ま、理由なんて、アンタさんがたと同じですよ」

風子「魔法使いに覚醒したら、今までと環境が一変する。そーすると、一般人とは常識が変わってくる」

風子「そんな人たちを、誰かが正してやらねーといけねーでしょ。ウチが言ってるのはそれですよ」

風子「体も社会的地位も人間扱いされねーんで、せめて心だけはね」

風子「・・・間違っても、魔法使いに覚醒したからって、自ら死地に向かう必要はねーんです」

風子「少なくとも、子供の内は、ね」

~イヴの心境~

イヴ(・・・委員長は、単に転校生さんが嫌いだからあんなことを言ったわけじゃない)

イヴ(むしろ逆。転校生さんが心配で、守りたいからこそ、あんなことを言っている)

イヴ(そして転校生さんも、私たちの手助けがしたくて、あんなことを言ってでも残ろうとした)

イヴ(お互いを想い合っているから、お互いが気付つけあってしまう)

イヴ(だからと言って、お互いに離れてばかりだと精神が安定しない)

イヴ(ヤマアラシのジレンマ、といったところでしょうか)

イヴ(・・・私は、どうなのだろう)

イヴ(私は、あの二人と同じ?)

イヴ(・・・いえ、違うわ)

イヴ(私はただ、エリートであらなければいけないだけ)

イヴ(そのために、不要なものを切り捨てている)

イヴ(・・・それだけよ。そうじゃないと・・・)

イヴ「・・・認めるものですか。体も、社会的地位も人間扱いされないだなんて」

風子「冬樹っ!!」

イヴ「っ!?いけない、敵は・・・」

イヴ「きゃあっ!?」

~悲鳴と決心~

転校生「!」

エレン「・・・何かあったみたいだな」

メアリー「行くか?」

エレン「ああ、動こう。転校生、お前はどうする?ここに残るか、それとも、水無月たちのもとへ行くか」

転校生「・・・いくよ。いかなきゃ、ここにきたいみがない」

転校生「ちからは、つかわなきゃ」

・・・

怜「冬樹!委員長!」

風子「あたた・・・いや、やっちまいました。服部が止めてくれることを祈ります」

紗妃「お怪我は!?」

風子「打ち身だけです。ウチのことはいーんで、冬樹を」

風子「神凪、まだ敵が来てます。アンタさんなら大丈夫でしょ」

怜「了解しました」

風子「ウチは神凪のバックアップに回ります。氷川、冬樹を」

紗妃「はい」

~回復魔法~

紗妃「なぜ・・・?侵攻ほどの魔物じゃないのに、なぜ冬樹さん、こんなケガを・・・」

イヴ「・・・う・・・」

紗妃「冬樹さんッ!回復魔法を・・・」

紗妃(私の魔力で、足りるんでしょうか。いえ、とにかく今はやらないと・・・)

転校生「さっちゃん!いぶ!」

紗妃「て、転校生さん!」

転校生「まりょくわたすから!かいふくしてあげて!」

紗妃「わざわざここまで、ありがとうございます。おかげで、何とかなりそうです」

転校生「いぶ、だいじょうぶ?」

紗妃「・・・ガードした形跡がない・・・不意打ちだったのでしょうか」

イヴ「・・・ノ、ノエル・・・」

紗妃「・・・・・・・・・あ、ノエルさん・・・?」

イヴ「・・・・・・・・・ごめ・・・な・・・?」

イヴ「!」

イヴ「私は・・・魔物の攻撃を・・・?」

転校生「いぶ!おきた!」

紗妃「動いてはいけません!回復しきってからでないと・・・!」

イヴ「いえ・・・失態は・・・取り戻さなくては・・・!」

紗妃「冬樹さん!」

転校生「だめだよ!むちゃしたら、のえるんがかなしくなっちゃうよ!」

イヴ「あの子は関係ありません。これは、私の問題です。幸い、怪我はひどくありません」

紗妃「・・・・・・・・・・・」

イヴ「戦線に戻ります。ご迷惑を」

紗妃「・・・冬樹さんたち、仲が悪いと聞いていましたが・・・」

紗妃「先ほど妹さんの名前を・・・まさか・・・」

~鋭い~

転校生「・・・ふーちゃんも、いぶといっしょにいたんだよね?」

紗妃「え、ええ」

転校生「・・・いかなきゃ。さっちゃん、いそいで」

紗妃「ど、どうしたんですか?」

転校生「・・・なんか、やなきぶんが、するの」

紗妃「待ってください転校生さん!速い、速いです!追いつけn」

・・・

イヴ「・・・・・・」

風子「およ、怪我はもういーんですか?」

イヴ「問題ありません」

風子「わかりました。んじゃ、そろそろ・・・」

転校生「ふーちゃん!」

風子「・・・何しに来たんですか。アンタさんは後方で待機してたはずでは?」

紗妃「お、追いついた・・・はぁ・・・はぁ・・」

風子「氷川も一緒・・・ってことは、悲鳴をきいてわざわざ?」

転校生「けが!けがしてるでしょ!」

風子「冬樹のことなら診てたアンタさんたちが一番わかって」

転校生「ふーちゃんが!けが!」

風子「!」

転校生「・・・ひだりて、みせてよ」

風子「・・・」

転校生「みせれないん、だよね?それくらいひどいけがなんでしょ?」

風子「別になんでもありませんよ、こんくらい」

転校生「うそだ!だって、いまもいたそうにしてるもん!」

風子「んなもん気のせいです」

転校生「ならみせてよ!」

風子「しつけーですね。なんでもねーって言ってんでしょ!」

~ストッパー~

紗妃「あ、あの、委員長?」

風子「・・・問題ねーですから、本当に・・・ええ」

エレン「意地を張るのもそれくらいにしておくんだな」

風子「あ、あれ?来るのはえーですね」

メアリー「そいつの言ってる通りだ。テメー、左の手首折れてんだろ」

紗妃「手首!?」

風子「あっ!よけーなこと言って!このくらいへーきですから!」

転校生「うそ!ふーちゃんずっといたそうなかおしてるもん!はやくなおさないと!」

風子「あんたさんに心配されるようなことじゃねーですよ」

転校生「さっちゃん!まりょくわたすから!はやく!」

紗妃「え、ええ!」

風子「いらねーです。だいたい、あんたさんはウチのことが嫌いなんでしょ?わざわざ助ける必要ねーじゃねーですか」

転校生「でも、なおさなきゃ!いたいでしょ!」

風子「大丈夫って言ってるでしょ」

転校生「ぴぅぅ・・・ぐすっ・・・・おねがいだから・・・なおしてよぉ・・・・」

紗妃「て、転校生さん、泣かないで・・・」

転校生「うそだからぁ・・・・ふーちゃんきらいじゃないからぁ・・・なおしてよぉ!!!」

転校生「ふーちゃんのことだいすきだからぁ!おねがいだからぁ!なおしてぇ!」

風子「っ!」

転校生「うそついてごめんなさいぃ・・・!いいこにするからぁ・・・ちゃんとこーそくもまもるからぁ・・・」

転校生「いうごどぎぐがらぁ、ずぐにがえるがらぁ・・・ぢゃんど、なおじでぇ!」

風子「転校生さん・・・」

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

紗妃「い、委員長!まずはこちらで応急処置を!すぐに待機している保健委員を呼びます!」

風子「・・・ふぅ、泣く子にゃ適いませんね。わかりましたよ」

エレン「こちらは任せておけ」

イヴ「・・・お先に」

メアリー「ああ!?なにテメー人のモン盗ろうとしてんだ!ぶん殴るぞ!」

~クエスト完了~

風子「・・・ふしょーしゃ10名。いずれも軽傷。手首が折れるって軽傷なんですねぇ」

怜「冬樹は怪我自体は軽くてよかった。不意を突かれて少し気絶していたようです」

風子「さいですか。・・・ウチらの、ひいてはウチのせーなんでしょーね」

怜「どうしてですか?」

風子「少しこっちを見て、思い悩んでたみたいなんで。喧嘩をしてる姿が、自分たちにでも重なったんじゃねーですかね」

怜「そうですか・・・」

風子「冬樹の問題点は、やっぱりメンタルですね。今のウチが言えたことじゃねーですが」

風子「人のことに口出しする前に、自分のこと、解決しないといけませんね」

・・・

転校生「いぶ、だいじょうぶ?いたくない?」

イヴ「・・・・・・・・・」

ゆかり「転校生くん、ありがと。冬樹さんで最後だからもう平気よ」

ゆかり「冬樹さんも、自分の体を大事にしてね。ノエルちゃんも心配してるからね」

イヴ「・・・・・・・・・!」

イヴ「あの子は、関係ありません・・・」

ゆかり「そう?とっても似てるのにね、あなたたち」

イヴ「似ている?」

ゆかり「どこが、って具体的に言えるわけじゃないけどね」

ゆかり「保健室に来たとき、たまに間違えるもの。服も性格も全然違うのにね」

転校生「うーん、せいかく、ちがうかなぁ・・・」

ゆかり「あら?転校生くんは何かわかるの?」

転校生「えっとねぇ、なんていったらいいんだろ・・・どっちも、なんか、ぶきよーだよね」

イヴ「・・・・・・・・・!」

転校生「それと、いっしょーけんめーになりすぎて、なんにもみえなくなっちゃうとことか」

ゆかり「確かにノエルちゃん、走り出したら止まらないもんねぇ」

イヴ(私とあの子が、似ている・・・?しかも、この子は、はっきりと示して・・・)

イヴ(・・・・何者、なの。あなたは・・・)

~帰りのバスで~

風子「・・・」

転校生「・・・ふーちゃん、その・・・ごめ」

風子「ごめんなさい。今日の、そんで今日までのことは、ウチが悪かったです」

転校生「え、えっと、ぼくも、ふーちゃんいそがしいのわかってたのに・・・」

風子「でも、約束は約束です。それを破ったのはウチですし、今日だって意地張ってあんたさんにひどいことをしました」

風子「本当に、もうしわけねーです」

転校生「・・・いいよ。だって、ふーちゃんのこと、だいすきだもん。ゆるしたげる」

風子「・・ありがとう、ごぜー・・・ます・・・」

転校生「あ、れ?ふーちゃん、ないてるの?も、もしかして、まだいたいとこあるの!?」

風子「あ、あれ・・・?おかしいですね・・・けがはもう治ったんですが・・・」

風子「おかしい、です・・・どこもいたくねーのに、涙が・・・とまらない・・・」

風子「うぅっ・・・ううぅぅぅ・・・・」

転校生「・・・ふーちゃん・・・だいすきだよ」ナデナデ

風子「ぅ、ウチも、・・・転校生さんのこと・・・大好き、ですよ・・・ぅぅ」ギュッ

風子「だから、もうちょっと、このままで・・・」

転校生「うん。ぼくも、このままが、いいかな・・・」

~いい子~

鳴子「・・・なるほどね」

夏海「どうしたんですか?」

鳴子「前々から、彼はいい子過ぎると思ってたんだ」

夏海「転校生ですか?まあ、6歳児にしては結構・・・」

鳴子「さて、夏海。一つ質問をしよう。どうして転校生くんは今回は喧嘩をしたんだろうね」

夏海「え?そりゃあ、怒ったからじゃ?」

鳴子「言い方を変えよう。なぜ転校生くんは、いままで誰とも衝突してこなかったんだろうか」

夏海「えっ?えーと、それは、転校生がいい子だからで・・・」

鳴子「じゃあ、どうしていい子なのか。考えたことはあるかい?」

夏海「そういわれると、うーん・・・正直、初めて会った時からそんな悪いことしてる印象がないんですけど・・・」

鳴子「そう、学園に転校してきた当初から、いい子なんだ。これが肝だ。そして、今回の喧嘩の一因でもある」

夏海「どういうことですか?」

鳴子「こういう時に大切なのは、相手の立場になって考えることだ。夏海、君がもし、6歳・・・いや、とにかく幼いころに魔法使いに覚醒していたとしよう」

鳴子「そんなとき、君はどう行動する?」

夏海「ちっちゃいころかぁ・・・あんま覚えてないんですけど、けっこうやんちゃしてたかも・・・」

鳴子「まあ、それに関しては転校生くんもしているんだが・・・順を追って考えていこうか。具体的なシチュエーションを想定してね」

~恐怖~

鳴子「彼は、6歳という幼さでこの学園に転校してきた。いや、転入といった方が正しいのかもしれないね。なんせ学校に行ったことないから」

夏海「小学校入学前でしたっけ」

鳴子「年齢から考えるに、そうだろうね。続けよう。彼は、親元を離れて、一人魔法学園まで連れてこられるわけだ」

鳴子「自分より年上ばかりの、魔法学園に、子供がたった一人で来るわけだ。君ならどう思う?」

夏海「えっと、ちょっと、怖い、かも」

鳴子「そう、怖いんだ。そして彼は転校してそうそうにクエストにも向かっている。そこで、魔法使いの力というものを見たわけだ」

鳴子「親の庇護のもと平和に暮らしてきた少年が、目の前で自分より何倍も大きな魔物と、それを倒す魔法使いを目にするわけだ」

鳴子「当然、怖いに決まってるさ。魔物も、魔法使いもね」

夏海「・・・あれ?でも、確か転校生って、すぐに智花と仲良くなってて・・・」

鳴子「そうだね。すぐに南君と仲良くなった。そして、守ってもらっていたんだ。クエスト中は、ね」

鳴子「そうしたら、こう考えないかい?『仲良くなれば、守ってもらえる』」

夏海「でも、子供ですよ?」

鳴子「意識してなくても、無意識には考えるんじゃないかな。証拠に、彼は頻繁に泣いている」

夏海「え?どういうことですか?」

鳴子「彼が学園で初めて泣いたのは転校初日の楠木君の前で転んだ時だ。そのときは痛みが原因で泣いたんだろうが、すぐに楠木君が手当てをしてくれた」

鳴子「そしたら、こう考えるわけだ。『自分が泣けば、誰かが助けてくれる』」

夏海「???」

鳴子「続けるよ。彼の記録を追っていくと、意外なことに訓練中なんかには泣いていないんだ」

夏海「あ、なんかエレンの無茶な特訓を受け入れて泣かずにやり切ったって・・・」

鳴子「ああ。次に泣いたのは、風槍君と対峙したときだ。難解な言葉を使う彼女は、はっきりいって不気味だったんだろうね」

夏海「まあ、子供からしたら怖い、か」

~警戒~

鳴子「そして、その時はすぐに水無月君が駆けつけてくれた。まあ、その時までにすでに無意識下で考えてはいただろうが・・・」

夏海「何をですか?」

鳴子「夏海。泣いたときに、というかあらゆる場面で、助けてくれる人間というのはどんな人間だい?」

夏海「えっと、友達とか、仲間、とか・・・」

鳴子「そうだね。まあ、おおざっぱに味方としよう。彼はこの魔法学園で味方を作らざるを得なかった。なぜかって?―――怖いからだよ」

鳴子「一人だと怖いから、味方が欲しかった。だから、味方を作ろうとした。じゃあ、どうやって味方を作るのか、だ」

夏海「ああ!それで、【いい子】になってみんなと仲良くなって、味方になってもらえるように・・・」

鳴子「まあ、そういうことだね。多分無意識でだけど、彼はそうしているんだと思う」

鳴子「手伝いが好きだとか、言われたことをちゃんと聞くだとか、自分を守るために、無意識に行動していたんだ」

夏海「ああー、納得しました。だからいままで敵を作るような喧嘩はしてこなかった・・・あれ?」

夏海「じゃあ、なんで今回は?」

鳴子「そこだよ。今まではしてこなかった、だが今回はした。これは、彼の心境の変化が表れている」

鳴子「要するに、今までのいい子っぷりは警戒心の表れだったわけだ。そして今回、それを一時的に解いてみた」

鳴子「あるものを求めるために、ね」

~子供だもの~

夏海「あるもの?」

鳴子「さて、夏海。子供が一番必要とするものは何かな?」

夏海「えっと、おもちゃ・・・じゃないし、おかし・・・でもないし・・・」

夏海「むむむ・・・母親、とか?」

鳴子「そうだ。特に男の子なんだ。母の姿を求めたくなる。そこで、転校生くんは探していたわけだ。自分の母親代わりになる人物を」

夏海「でも、なんでそれであの風紀委員長が?」

鳴子「夏海。母親っていうのは、ただ優しいだけじゃないんだ。いいことをしたらほめてくれて、悪いことをしたら叱ってくれる」

鳴子「危ないときは助けてくれる。不安な時は慰めてくれる。頑張りたいときは背中を押してくれる」

鳴子「暴走しそうなら止めてくれて、調子に乗っていたら厳しくしてくれる。そして何より、本音をだしてぶつかり合える。そんな存在なんだ」

鳴子「さて、夏海。今のを聞いたら、水無月君は適任だと思わないかい?」

夏海「あー、確かに・・・ほめもするし、叱りもするし、優しいし、厳しいし・・・」

鳴子「そして、今回の喧嘩。お互いが、腹の底から本音を出せた。そして、仲直りできた」

鳴子「ちょっとした儀式みたいなものだよ。母親として認める、最後のね」

夏海「儀式って、なんか上から目線な気が・・・」

鳴子「仕方ないよ。これから長く学園で過ごしていくんだ。きちんとした母親を選ばないと、失敗したときに大変なことになるから」

夏海「あー、なるほど」

鳴子「まあ、元からいい子っていうのはあると思うんだけどね。それでも、今回の件はそういうことだと思うな」

鳴子「妬けるね、まったく・・・」

~パーティに復帰~

風子「ん、やっと到着ですか・・・」

転校生「ただいまー!!!」

紗妃「元気ですねぇ」

怜「仲直りができて、本人の期限もいいんだろう」

イヴ「・・・では、私は図書室に」

転校生「んー?・・・あっ!いぶ!」

イヴ「・・・なんですか?」

転校生「これ!おたんじょーびだから!はっぴーばーすでーー!!」

イヴ「別にいr」

風子「もらってやってくだせー。少なくとも、今日アンタさんは助けられてるんですから」

イヴ「・・・わかりました。ありがとう、転校生さん」

転校生「うん!おべんきょうがんばってね!めりーくりすます!」

風子「プレゼント、ねぇ・・・あっ!」

転校生「どうしたの?」

風子「えっと、その・・・う、ウチも、こんなの用意してみたんです・・・」

転校生「えっとー・・・にっとぼー?」

風子「その、今回のお詫びというか・・・」

転校生「えへへ、ありがと!これ、おかえしだよ!」

風子「これは・・・手袋ですか?」

転校生「ありすちゃんにもあげたんだけどね、ふーちゃんと、なかなおりしたかったから・・・」

風子「・・・転校生さん!」ガバッ

転校生「わわっ!」

風子「・・・ありがとうごぜーます」ギュゥゥゥゥ

転校生「・・・・めりーくりすます、ふーちゃん」

風子「メリークリスマス、転校生さん」

・・・

怜「・・・この後、どうしようか」

梓「いやー、正直おなか一杯ッスわ」●REC

紗妃「仲直りできたみたいで、よかったです」

イヴ(プレゼント、中身は・・・ひざ掛け、かしら。この時期にはありがたいわね・・・)

~母親じゃないけど~

ありす「・・・てんこ・・・く・・・なか・・・ぃ・・・たん・・・」

クレプリ「おー、あの姿見たらそうっぽいさね」

ありす「ょか・・・」

クレプリ「うんうん、少年も、元気なかったからなぁ」

ありす「こぇ・・・また・・・んきに・・・」

クレプリ「そうだな。おっ、会場に移動するみたいさね。どうする?ありす」

ありす「・・・きょぅは、このまま・・・」

クレプリ「ん、オレっちはありすの意思を尊重するさね」

ありす「・・・めぃ・・・ぃすます・・・」

クレプリ「だな。ありすも早く寝ないと、サンタクロースがこないかもな」

ありす「・・・・・・・!!」

ありす「ゃ、ゃだよぅ・・・ぅぅ・・・」

クレプリ「あー、冗談さね。ありすはいい子だから、ちゃーんと来てくれるからな」

ありす「ほんと・・・?」

クレプリ「もっちろん、ほんとさね。オレっちがありすに嘘ついたことあったか?」

ありす「・・・なんか・・・か・・・」

クレプリ「まー、過去のことなんか水に流すさね」

ありす「・・・・・・」

クレプリ「そ、そんな目で見ないでくれぇ!」

今日はここまで!思ったより長引いたので、明日クリスマス後編やってノエルの誕生日とゆえ登場をします!
ふーちゃんとの喧嘩終わり!これからすっげぇ仲良くなるよ!周りが引くぐらい仲がいいよ!
味方を変えればバカップル・・・まあ、仲のいい母親と子供ってことで。
ありすはお姉ちゃんポジを淡々と狙っています。秋穂も狙っています。さらはお友達です。
イギリスキター!レティ初公開だー!
現地妻かな?現地妻かな?落としちゃうのかな?
卯衣の水着がやべぇ。なんていうか、その・・・ね?いいですよね?
あー、卯衣と同棲したい・・・
ありすありあり(合言葉)

新カードは水着だけど虚乳なんだよなぁ
ありすありあり

ありすありあり
風子と転校生に感動して不覚にも涙が…

ありすありあり
卯衣は思ったよりでかかった。まあ同じ大きさのもももかなりでかかったし着痩せするタイプと考えれば...

~クリスマスはまだ続く~

怜「・・・あれ?」

転校生「どーしたの?」

怜「いや、委員長と一緒じゃないのかと思ってな」

転校生「ふーちゃんはじごしょりがあるからいっちゃったよ」

怜「いいのか?」

転校生「うん。ふーちゃんもがんばってるんだもん、おーえんしなきゃ!」

怜「そうか。よしよし、えらいぞ」

・・・

夏海「・・・あれも警戒してる状態、なのかなぁ」

夏海「理由は聞いたけど、やっぱ実感ない・・・」

智花「夏海ちゃん、どうしたの?」

夏海「ん?ああ、転校生、いい子だなーって思って」

智花「そうだね。転校してからずっと、いい子なんだよねぇ」

夏海(味方づくり、か。確かに味方だらけになってるわよね)

夏海(・・・すごいなぁ)

~プレゼント大作戦~

ノエル「なんとかしてお姉ちゃんにプレゼントを渡さないと・・・」

ノエル「転校生くん、どお?抜けられそう?」

転校生「・・・あっ」

ノエル「どうしたの?」

転校生「え、えっと・・・だ、だいじょうぶだよ!」

転校生(どうしよう、さきにわたしちゃった・・・)

ノエル「・・・まあいいや!お姉ちゃんは図書室にいるはずだし、そろそろ作戦開始しよ!」

ノエル「・・・はあ、プレゼント、・・・うまく渡せるかな・・・」

転校生「だいじょーぶ?」

ノエル「あんまし大丈夫じゃないかなぁ・・・。また拒否されたらどうしようって・・・」

ノエル「でも、でもさ。転校生くんの話きいてるとさ・・・」

ノエル「昔のお姉ちゃんと変わらない気がしてくるんだ」

ノエル「だからがんばる。お姉ちゃんに少しでも近づきたいの」

ノエル「・・・でも、やっぱり怖いからさ・・・」

ノエル「勇気、ほしいな」

~かんぱい~

転校生「さーあなたっかーらーめりくりすます♪わったしっかーら、めりくりすます♪」

あやせ「こんばんは~、パーティ楽しんでますか?」

転校生「たのしんでるよー!いえー!」

あやせ「聞きましたよ~。転校生さん、お手伝いや・・・お手伝い、大変でしたねぇ」

転校生「だいじょーぶだよっ!」

あやせ「うふふ、それでも、まぁ・・・元気になってくれたみたいで、よかったわ」

転校生「あれ?げんきなかった?」

あやせ「ええ~。水無月さんと喧嘩してから、ずっと元気がなかったように見えたの」

あやせ「でも、今は元気になってる・・・・ということは、仲直りできたのかしら?」

転校生「うん!ふーちゃんとね、なかなおりしたよ!ふーちゃんだいすき!」

あやせ「あらあら、うふふ。それじゃあ~、仲直り記念に、乾杯しましょうか」

あやせ「炭酸は、大丈夫ですよね?はい、こどもビール~」

転校生「しょわしょわだー!」

あやせ「そして私はシャンメリーで・・・それでは・・・はい、かんぱい♪」

転校生「かんぱい!」

~サンタクロース~

梓(さて、自分は今から子供たちのプレゼントを用意するわけですが・・・)

梓(えっと、ぶちょーのぶんと、さらちゃんのぶんと、あきほちゃんと、ありすちゃんの分は確認した・・・)

梓(あと依頼されてるのは、立華先輩と転校生くんッスね。転校生くんはともかく立華先輩は信じてくれてるんでしょうか・・・)

梓(つーわけで部屋に侵入なう、イン立華先輩の自室っと。さてさて、ほしい物は何ですか~)

手紙『記憶』

梓(無茶ぶり!これどうするんスか!・・・おっと、追記がある)

手紙『P.S.無理ならばメロンパンで』

梓(・・・食べ物をこの靴下に入れろってことッスよね。うーん、さすがにコンビニのを買ってくるわけにはいかないし・・・)

梓(・・・いいこと思いついたッス。さてさて、ふたみんに連絡っと)

・・・

梓(んで、転校生くんの今日の就寝場所は・・・間宮先輩の部屋ッスね)

梓(んじゃ、ちょこっとお邪魔しま~す)

梓(さてさて、転校生くんは何が欲しいのかな~っと・・・よ、読みにくい・・・)

梓(まあ、まだ字が書けないから仕方ないっちゃ仕方ないんですが・・・なんとか解読してみましょう)

手紙『ふーちゃんとなかなおり』

梓(あー・・・・・・もう、これは大丈夫ッスよね)

梓(んじゃ、例のアレを用意しときますか。月宮先輩に連絡っと)

梓(これで大丈夫ッスね。んじゃ、さっさと希望のもの揃えに行きますか!)

~聖夜の贈り物~

―12月25日朝―

ミナ「恋!恋!見ろ!禁断の魔導書が届けられたぞ!」

恋「ん?どれどれ?・・・おお!ミナが欲しがってたやつじゃの!よかったの、ミナ」

ミナ「クックック、我が魔力は聖夜の支配者すらも魅了するか」

恋「聖夜に馬車馬のように働く支配者・・・」

・・・

さら「たつきさん!たつきさん!みてください!」

龍季「んん?どうした?さら」

さら「新しいリュックをサンタさんがくれたんですぅ!これで、今度おさんぽに行きますよぉ!」

龍季「おおー、よかったな、さら。いい子にしてたからだな。来年も頑張れよ」

さら「はい!わたし、来年もちゃんといい子にしてますねぇ!」

・・・

秋穂「お姉ちゃん、お姉ちゃん!サンタさんが!プレゼントくれたよ!」

春乃「んん~、サンタさんからのプレゼントで喜ぶ秋穂キュートすぎっ!秋穂のいい子具合で世界が救えるっ!」

秋穂「このソーイングセットで転校生くんの服を作れるようになって・・・えへへ、楽しみだなぁ」

春乃「秋穂の服を作ってあげたいのにデザイン力が足りない・・・無力なお姉ちゃんを許して!」

秋穂「大丈夫だよ!お姉ちゃんが買ってくれる服、みんなかわいいから!」

~皆に届く~

ありす「ぁ・・・ぉ・・・んぎょ・・・・」

ありす「とどぃ・・・」

クレプリ「おおー、やったな、ありす!これ、ずっと欲しがってたもんなぁ。高くて手が出せなかったけど、サンタクロースに感謝さね」

ありす「ぅん・・・さんたさ、ぁりぁと、ござ、ます」

クレプリ「よくできました。はなまる、あげちゃうさね」

・・・

卯衣「これは・・・写真?」

卯衣「パーティ会場で撮ったもの・・・かしら」

卯衣「・・・これが、記憶・・・新しい、記憶・・・」

卯衣「・・・サンタクロースは、すごいわね」

卯衣「次は、過去の、と指定してみようかしら」

・・・

転校生「ん・・・あーっ!ちかちゃん!ちかちゃん!」

千佳「んー?どうしたの・・・?うち、もうちょっと寝たいんだけど・・・」

転校生「サンタさんが!プレゼントくれたの!これ!」

千佳「えっと?JGJフューチャー主催、冬のリンゴフェア・・・の招待チケット?」

千佳「前もらったのに似てるけど・・・あんた、何が欲しいって頼んだの?」

転校生「えっとね、ふーちゃんとなかなおりがしたいって・・・」

千佳「・・・なるほどねぇ。んじゃ、これ1枚で2人行けるみたいだし、誘ってみたら?」

転校生「そーするー!ふーちゃんのおへやいってくるー!」

千佳「・・・元気が出たみたいで、よかった」

~のえるんのたんじょーび~

転校生「のーえーるん!たんじょーびおめでとっ!」

ノエル「あっ、転校生くん!ありがと~、用意してくれたんだ!」

転校生「うん!まりちゃんといっしょにね、かっこいいのさがしたよ!」

ノエル「・・・え?円野さんと、かっこいいの?」

転校生「うん!」

さら「どんなのでしょお?」

秋穂「わくわく!」ペロペロ

ノエル「あ、開けていい?」

転校生「どうぞーっ!」

ノエル「どれどれ~」パカッ

ノエル「・・・仮面?」

転校生「うん!」

ノエル「・・・んじゃ、つけてみるね」

[聖夜仮面]ノエル「私は正義の使者、聖夜仮面!楽しいクリスマスを守るため、やってきたのだ!・・・どう?」

転校生「のえるんかっこいー!」

さら「ノエルちゃん、かっこいいですぅ!」

秋穂「ノエルちゃん、いい感じ!」

聖夜仮面「そ、そうかな?えへへ・・・よーし!今日はこのまま過ごしちゃうぞー!」

この後イヴが通りがかった直後に仮面を外しますが、無害です。

イヴ(どうして、あの子まで・・・まさか、仮面ブーム!?)※違います

~今日はゆっくりと~

風子「あ、ここにいましたか、転校生さん」

転校生「あっ、ふーちゃん!おしごとは?もういいの?」

風子「ええ、今しがた終わったところですよ」

転校生「それじゃあ!」

風子「ええ、行きましょーか。サンタクロースからのプレゼント、ありがたく使わせてもらいますよ」

転校生「うん!いこーっ!」

風子「ちゃんとはぐれねーよーに、手、つないでおきますからね」

転校生「はーい!」

・・・

梓「いやー、助かったッス」

沙那「礼には及びません。私も、あの子には感謝していますから」

沙那「それに、転校生さんには昨日のお礼もありますし、ね」

梓「でも、急な話だったのによく準備できたッスね?」

沙那「この状況を見越して、初音様を通してあらかじめ打診していました」

梓「さっすが、できるメイドは違うッスね~」

沙那「おほめにお預かりしまして光栄です。サンタクロースさん」

~コーヒーブレイク~

転校生「これがコーヒー・・・」

葵「これが、かの大人の飲み物・・・」

転校生「ぼくもね、のんだことないからね、いっしょにのも!」

葵「はい!それでは、いざ!」

転校生「いざ!」

転校生「~~~~~~!?!?!?!?!?!?!?」

葵「んんっーーッ!?」

葵「・・・なっ、なんれすかこれ・・・に、にが・・・にがいれす~・・・っ!」

転校生「にぎゃぃぃ・・・・・むりぃ・・・」

葵「これが飲めたとき、大人になるのですね・・・私には無理ですぅ・・・」

転校生「これのまなきゃいけないなら・・・おとなにならなくてもいいよ・・・」

秋穂「残った転校生くんの分はわたしがっ・・・む、むりぃ~~~~!!!!」

香ノ葉「うまいっ!(ダーリンの飲みさし!最っ高!)」ゴクゴク

葵「白藤さん、二人分のコーヒーをあんなにゴクゴクと・・・」

転校生「すごいなぁ・・・」

~やきいも~

―山奥―

転校生「おちばをあつめて~、あーつーからどさっ!」

あやせ「うふふ、ありがとうございます~。それじゃ、やりましょうか」

転校生「やきいもだー!」

あやせ「それじゃあ、料理部のお友達からもらってこれを入れて・・・あとは待つだけですね」

あやせ「うーん!早く食べたいです~」

転校生「やっきっいも♪やっきっいも♪」

・・・

風子「はぁ、何事かと思いましたよ。山から煙が上がってましたから」

転校生「ごめんなさい・・・」

あやせ「ごめんなさい・・・」

風子「はいはい、次からは気を付けて下せー。んじゃ、撤収でーす」

紗妃「え?いいんですか?没収とか・・・」

風子「没収してどーすんですか。食うんですか?捨てるんですか?捨てるにしてはもったいないでしょ」

紗妃「えっと・・・」

風子「ま、そーゆーことです。今回は厳重注意ってことで、早めに処分だけおねげーします」

転校生「はーい。あ、ふーちゃんもたべる?」

風子「うちは勤務中なんで、遠慮しときます」

紗妃(ちょっと食べたいかも・・・)

あやせ(氷川さん、食べたさそうな顔してるわね~)

~お約束~

焔(昼飯どうすっかな・・・学食はうるせーし、どの定食にも味噌汁ついてるし・・・)

転校生「えっと・・・あれ?あさりんどこだろ・・・ここでまちあわせ・・・」キョロキョロ

ドンッ

転校生「ぴぅっ!」

焔「いてっ、何突っ立ってんだよ。邪魔d」

当時の心境を、彼女はこう語る

焔「いやな、別に意識してぶつかったわけじゃないんだ。ちょっと考え事してただけなんだ」

焔「んで、ぶつかって倒しちまったわけなんだけどな。見えたんだよ。鬼が」

焔「鬼の風紀委員長なんていわれてるけどさ、あれ誇張表現じゃなかったんだな」

焔「なんていうか、般若の面っていうの?そんな感じだったな」

焔「仲直りしたてっていうのもあったと思うよ?それも踏まえて、タイミングが悪かったんだろうな」

焔「あの時は、マジで死を覚悟したな・・・」

・・・

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

風子「さて、辞世の句は詠みましたか?もう言い訳はねーですか?」

風子「それじゃ・・・覚悟して下せー」

今日はここまで!ゆえ子登場前に越水さん家にお出かけがあったの忘れてました。と、いうわけでゆえはもうちょい後になるかな。
明日は丸々越水温泉に使います。スレでは出してないけど合宿とかもやってるんで、お泊まりは初めてじゃないのです。
グリモアとは関係ないですが、デレステで遊佐家のこずえちゃんが実装されました!ひゃっほい!めっちゃ動いてる!かわいい!俺も隣でお昼寝したい!
そういやまだ転校生くんはありすとお昼寝してないな。今度やらせよう。そうしよう。
ありすありあり(合言葉)

ありすありあり
イヴの壊れ具合が進んでいるようなw

ありすありあり
あの悲劇の温泉イベントをやるのか(棒)
そしてオチ担当が板に付いてきた焔ほむほむ

~第一回うのすけズバリ!~

兎ノ助「うのすけ!」

七撫「ズバリ!」

七撫「はい、というわけで始まったね、【うのすけズバリ!】」

兎ノ助「って、おい!誰だお前!っていうかこれなんだよ!何も聞いてないよ俺!」

七撫「えー、それじゃあ自己紹介だねっ!私は浦白七撫。七回撫でるって書いて七撫だよ」

七撫「こっちはサボテンのメノコ姉さん」

兎ノ助「おお、そうか・・・で、誰だよ」

七撫「そして、【うのすけズバリ!】とは、学園の生徒たちから集めた質問に兎ノ助がお答えするコーナーです」

兎ノ助「いや、それはゲームの方でもやってるからいいんだけどさ・・・夏海じゃねぇの?」

七撫「だって、ここで出とかないといつ出られるかわからないし」

七撫「ほら、私って初登場が北海道奪還の時だからさ、これから1年以上登場できないんだよね」

兎ノ助「な、なるほど・・・」

七撫「と、いうことで!このコーナーはまだまだ登場が先の生徒たちを出すために作られたコーナーです!」

兎ノ助「ぶっちゃけたな!」

ちひろ「ここじゃないとおまけとか息抜きのときしかでれないんですよぉ~」

寧々「ネネ、学園長なのにまだまだ出られないんだもん!」

みちる「ほんと、ヤになっちゃうよ!」

レティシア「まったくだ」

茉理「出番をよこせー!」

七撫「あっ、こら!今回は私なんだから!帰った帰った!」

兎ノ助「・・・え、次回以降もあんの?」

~質問コーナー~

七撫「えー、それじゃあ早速最初の質問、どどん!あきっぽいどさんからの質問です」

七撫「・転校生くんの衣類ってどこにしまってるの?」

兎ノ助「え・・・なんで転校生のこと?」

七撫「ようはなかなか表に出てこない設定暴露コーナーだからねー」

兎ノ助「まあ服とかそもそも用意しなくていいんだけどな。制服あるし」

七撫「でも、着替えあるんだよね?」

兎ノ助「もちろんあるぞ。この前香ノ葉たちと出かけたときに、少なくとも香ノ葉と鳴子が買ってるからな」

兎ノ助「んで、肝心の場所だが・・・まあ、大体は生徒たちの部屋だな」

七撫「え、どういうこと?」

兎ノ助「転校生が自分で持ってきた服は2着だけ、それ以外は学園生たちが自分の好みの服を買い与えてるんだ」

兎ノ助「さっき言ったような香ノ葉とか鳴子が買ったやつはそのまま本人たちの部屋にしまってある」

七撫「へぇー。それじゃあ、持ってきた2着の服は?」

兎ノ助「ありすの部屋にしまってあるぞ。だから転校生は取りに行けない」※転校生はありすの部屋がトラウマ

七撫「なんで楠さんの部屋に?」

兎ノ助「ありすはそういうのの管理はばっちりだからな!風子とかはその辺無頓着だから、あんまり任せられないらしいぞ」

七撫「なるほどねー」

兎ノ助「まあ、設定なんて途中で変わる可能性はあるけどな」

七撫「設定の意味ないじゃん!」

~その2~

七撫「じゃあ次の質問!ででん!」

兎ノ助「夏海といい、ほんと効果音統一しないよな」

七撫「最強の吸血鬼さんからの質問!」

兎ノ助「誰だかわかったんだが、無視でいいんだよな?」

七撫「・なんで転校生は頑なに呼び方を変えてくれないの?」

七撫「それじゃ、本人に聞いてみよっか」

兎ノ助「え?俺が説明するんじゃないの?」

転校生「え?よびかた?うーん・・・だって、かえるよーなものじゃないし・・・」

七撫「でも、変えてって言われてない?」

転校生「えー、それでおぼえちゃってるんだもん」

七撫「だってさ」

兎ノ助「補足しておくと、本気で嫌がってたら呼び方は変えてくれるからな。花梨は実際に変えてもらってるし」

兎ノ助「だから変えてもらってない奴はなんだかんだそれで納得してるってことだ」

七撫「転校生くん、鋭いもんね」

~その3~

七撫「では次の質問、聖夜の前夜さんから」

七撫「・なんでわた冬樹イヴさんは毎回壊れていくんですか?」

兎ノ助「おい」

七撫「だってさ、姉さん。わかる?」

メノコ「( *´艸`)」

七撫「世界の意思だってさ!」

兎ノ助「その顔でそんなこと言ってるのか!?」

七撫「ちなみに、実は一番最初のスレからすでに崩壊してるから、もはや逃れられない運命だと思うよ」

兎ノ助「イヴ・・・強く生きろ・・・」

七撫「次は一匹ほむほむさんから」

七撫「・なんでアタ来栖さんは出るたびにボコられるんですか?」

七撫「続いて、秋穂はマイスウィートエンジェルさんから」

兎ノ助「え?答えないの?」

七撫「・最近いもう秋穂ちゃんが変態と化しているのですがどうしてでしょうか?」

七撫「そして氷柱の姫さんから」

兎ノ助「ねえ、無視しないで?おねがい」

七撫「・どうしてわた氷川さんは脳ピンって呼ばれてしまうんですか?」

七撫「最後にグリモアメインヒロインさんから」

兎ノ助「ねえ、俺の声聞こえてる?実は聞こえてないとかないよね?」

七撫「・メインヒロインのわた南さんの出番が少ないのはおかしいです!」

七撫「全部世界の意思だよ!」

兎ノ助「便利だな世界の意思!」

七撫「今日の【うのすけズバリ!】はここまで!次回のアシスタントは汐ファンガールのあの娘だよっ!」

兎ノ助「俺がメインのコーナーなのにぜんぜん答えられなかった・・・」

七撫「質問がある人は名前欄に#ありすありありって入れて質問を書き込んでね!気分次第で答えるから!」

七撫「それじゃ、シーユー!」

兎ノ助「シーユー!・・・ってこれなんだよ、恥ずかしいな、おい」

~旅のマネーを稼ぎます!~

ソフィア「この調子で働けば、大分への交通費が稼げそうです!」

転校生「ほんとー?」

ソフィア「はい!転校生さん、お手伝いさんきゅーべりまっちです。休憩してくださいー」

転校生「るーちゃんは?」

ソフィア「ワタシはもう少し頑張ります。急いで路銀をなんとかしなければ・・・」

転校生「たいへんだよねぇ」

ソフィア「だって、急に【うちの温泉が大変だからすぐ戻ってこい】って言われたら・・・」

ソフィア「心配になっちゃいます。いったいどうしたんでしょうか・・・」

ソフィア「旅館、つぶれそうなんでしょうか?でも、そこそこお客さんいるんですよ」

ソフィア「ワタシも、魔物と戦った報酬のマネーは実家に送ってますし!」

転校生「おおー、えらーい!」

ソフィア「遠く離れてても越水旅館を応援マインドです!」

ソフィア「・・だから交通費がないんですけど・・・エヘヘ・・・」

香ノ葉「聞いたで!ソフィアちゃん!年末里帰りするんやて!?」

ソフィア「やや、香ノ葉さん、葵さん、いらっしゃいませー!めいあいへるぷゆー?」

転校生「めーあいへるぷゆー?」

葵「あ、それじゃあちょっとお茶菓子を・・・」

香ノ葉「いやいや、葵ちゃん。買い物しに来たんやないんやえ」

葵「はっ!そうでした!」

香ノ葉「あのな、ウチらも温泉連れてってもらお思て」

葵「あの、あの・・・わたくしも一度温泉旅館というものに泊まってみたくて!あ、このお饅頭おいしそう・・・」

ノエル「それなら150円だよー」

香ノ葉「あ、じゃあうちもちょっと選ぶんよ。ちょっと待って、一緒に買お。ダーリンは何食べたい?」

転校生「プリンー!」

ソフィア「・・・あれ?温泉は?」

~旅館の危機~

ソフィア「こほん!それじゃあ茶道部フレンズのよしみで、松のVIPルームを・・・」

ソフィア「・・・あ、でも、どうやら温泉がぴんちだそうでおもてなしできるかどうか・・・」

香ノ葉「そうなん?どないしはったんやろねぇ。もしかして魔物のせいやろうか・・・?」

香ノ葉「でも魔物のせいだったら、やっぱりウチらも言った方がええかもやで?」

葵「そうですよ。そうでなくても女性の1人旅は危険ですから。ねえ、転校生さん?」

転校生「もぐもぐ・・・え?うん、そうだね!」

ソフィア「え、あ、あの、転校生さんも一緒に来てくれるんですか!?」

香ノ葉「来るよねぇ?ねえダーリン?ね?」

転校生「え、あ、うん」

ソフィア「わおー!ふぁんたすてぃっく!みなさん交通費は大丈夫なんですかー?」

葵「大丈夫・・・?交通費が大丈夫とはどういうことですか?」

香ノ葉「ま、葵ちゃんは心配あらへんねぇ。ウチもクエストの報酬貯めとるし」

転校生「ぼくもぜんぜんつかってないよ。あとでうのさんにきいてみるね」

ソフィア「そ、そしたら一緒に越水温泉に来てくれるんですね!嬉しいです!」

ソフィア「みんなで実家に帰れると思うとすごく楽しみですねー!」

ノエル「いいなー、温泉。アタシも行きたいなー・・・予定あるけど」

ソフィア「また、行ける時に一緒に行きましょう!」

もも「それじゃ、旅行用品そろえないとね!これとか、これとかどう?」ニュッ

葵「買います!」

香ノ葉「はやっ!」

~荷造り~

風子「おや、転校生さん。どーしたんで?そんな大きなカバンなんか持って」

転校生「にづくりー」

風子「はいはい、にづくり・・・ん?ちょっとまってくだせー」

風子「にづくりって、どこかに行くんですか?泊りで?」

転校生「うん!るーちゃんのおうちまでいってくるのー!」

風子「越水の実家って確か・・・大分!?」

転校生「えっと、おかしと、ゲームと、トランプと、おようふくと・・・」

風子「え、ちょ、うち、そんなの聞いてませんよ!」

転校生「あれ?そうだっけ?」

風子「め、メンバーは!?誰と一緒に行くんですか!?」

転校生「このはとー、あおいちゃんとー、るーちゃん!」

風子「白藤と冷泉と越水・・・」

白藤:ストーカー
冷泉:箱入り娘
越水:どこか抜けてる

風子「・・・不安しかねーー!!!!!!」

~新幹線~

葵「これが、新幹線!わたくし、初めて乗りました!こんなにも速いものなのですね!」

転校生「はやーい!すごーい!」

香ノ葉「ふふ、楽しそうやねぇ・・・」

ソフィア「気持ちはわかります!初めてだとえきさいてぃんぐしますよね!」

転校生「あ、そーだ!きねんしゃしん、きねんしゃしん・・・」

香ノ葉「んじゃ、みんなで撮ろな♪みんな真ん中寄ってー」

葵「こ、こうですか?」

ソフィア「写ってます?入ってます?」

香ノ葉「入っとるよー。そんじゃ、はい、チーズ」

パシャッ

・・・

風子「・・・服部」

梓「なんスか?」

風子「ちょっと転校生さんの様子を・・・」

梓「さすがに九州は無茶ッス!」

~キノコはやみー~

香ノ葉「はぁ・・・はぁ・・・と、遠い・・・長い・・・」

ソフィア「あっ、このキノコおいしいんです。小さい時よく食べました」

葵「まあ、なんと鮮やかな!自然の恵みですねえ」

転校生「おいしそー!」

香ノ葉「ちょ、ちょっと!やめや!その色完全に毒キノコやないの!」

ソフィア「え?食べても大丈夫ですよ?りとるクセがありますが」

葵「香ノ葉さん、わたくし、食べてみたいです。これも人生経験のため!」

転校生「ぼくもたべるー!」

香ノ葉「あかんて、葵ちゃん、ダーリン!困難食べたら人生終わるわ!」

ソフィア「んー・・・あ、そしたらこっちの茶色い傘のはどうですか?」

ソフィア「これは美味しいですよー。間違いないです!色も普通ですし」

香ノ葉「・・・あ、ほんまや。普通のキノコやなぁ。うーん、でも・・・」

ソフィア「生で食べられますよ!はむっ・・・」

転校生「はむっ」モキュモキュ

香ノ葉「あっ!あらら・・・食べてもた・・・ってダーリン!ダーリンはあかん!ほら、はよ、ぺっ、ぺっしてな!」

ソフィア「んん!やみー!」

転校生「やみー!」

香ノ葉「・・・大丈夫?おなか壊さんの・・・?」

ソフィア「のーぷろぉ!歯ごたえ・・・シャキシャキしてます・・・」

転校生「いいかんじー!」

葵「本当ですか?わたくしも・・・」

香ノ葉「ちょい待ち、葵ちゃん。食べたらあかん」

ソフィア「美味しいでしゅし、食べるとなんか楽しい気分になれるんでしゅよ!」

転校生「あははー!なんかたのしくなってきたー!あははははーーー!!!」

香ノ葉「・・・ソフィアちゃん?ダーリン?」

~暴走~

ソフィア「そういえば、このキノコが好きな天狗さんがいてですねー」

葵「まあ、天狗様が。昔話の中だけかと思っていましたが・・・」

ソフィア「そうでしょう?ワタシが小さいときからいつも遊んでくれるんでしゅよー」

転校生「ぼくはかっぱさんとあそんだもんねー」

ソフィア「んは・・・ふふふふ・・・」

香ノ葉「あかん、吐き出させよ。葵ちゃん、そっち押さえて」

ソフィア「しょわねぇしょわねぇ!吐かんで平気やきな!」※『しょわねぇ』:心配ない,大丈夫

香ノ葉「!」

転校生「このははしんぱいしょーやなー」

香ノ葉「!?し、しもた!ダーリンも食べたんやった!」

葵「なんと、まあ!」

転校生「こんなんたべたぐらいでなーんもあらへんって!」

香ノ葉「だ、ダーリン・・・関西出身やったんやね・・・」※これの他にも、飴をちゃん付けするのは関西人の特徴です

葵「お二人とも、急に言葉が変わりましたね」

香ノ葉「コテコテの大分弁と関西弁やで、普段のしゃべり方はなんなん?演技?」

転校生「えんぎちゃうって!ふつーにしゃべってもつーじひんおもってかんとーべんべんきょうしたんやで!」

ソフィア「転校生さんはすごいっちゃ。ソフィな、東京ン言葉よう話されんきなぁ・・・」

ソフィア「英語ン方がようできっき・・・やき・・・」

ソフィア「そげんくされ言わんじくり!」

香ノ葉「ぐあー、思いわぁ!ダーリンも、うちに乗っからんであっちの段ボールに早ぅのり!」

葵「お二人の言葉がよくわかりません・・・転校生さんの方は、香ノ葉さんのしゃべり方に似てるような気もしますが・・・」

香ノ葉「・・・はっ!これって、もしかして運命!?」

~温泉掘削~

香ノ葉「んー、温泉掘るってゆっても、ちょっと限度があるんよ・・・」

香ノ葉「うちらはか弱い女の子やし、ダーリンはまだこどもやし・・・」

ソフィア「うーん、やっぱりでぃふぃかるとでしょうか?」

葵「あきらめてはなりません!聞いたことがあります。あきらめたらそこで試合終了だと!」

香ノ葉「さすがの安西先生も温泉掘るなんて想像してへんのよ」

転校生「んー、もってきたのでなんかつかえるの・・・」フヨフヨ

香ノ葉「ていうか、ダーリンのそれ、うらやましいわぁ。まあ、山道で転んだりする心配がない分、いいんやろうけど・・・」

浮遊段ボール『ニュークラウン』:風の力を使わずに魔導科学的な何かで浮かせることに成功した。別名、『英語の教科書』

転校生「あっ、そらちゃんからもらったこれ、つかう?」

砂場掘削ドリル『あなほりマキナくん』:段ボールでは勝てないと踏んだ天が独自に遊び道具を開発したもの。これがあれば砂場の王様になれるらしい。

ソフィア「おおー!ふぁんたすてぃっく!これで、掘って掘って掘りまくれますよー!」

香ノ葉「ソラえもんとユキえもんに感謝やね」

葵「学園の方向は・・・どちらでしょうか?お辞儀をしなければ・・・!」

~温泉といえば~

香ノ葉「卓球!」

転校生「たっきゅー!・・・ぼく、できない・・・」

香ノ葉「ダーリンにはうちが手取り足取り教えたるからなぁ♪」

・・・

葵「牛乳!そう、聞いたことがあります!お風呂を上がった後の飲み物には、それにふさわしい飲み方があると」

転校生「そうだよ!おふろあがりのぎゅーにゅーはね、こう、ね」

転校生「こしにてをあてて、せなかをのばして、ぐいっと!」

葵「おー!で、では!今す実践を!わたくしも、牛乳を買いに行ってまいります!」

・・・

ソフィア「マッサージ!今日は長旅と、温泉探しとでたいあーどでしょうから、マッサージをしますよ!」

転校生「おねがいしまーす!」

ソフィア「では、ぬぇい!」

転校生「うぐっ!」

~お土産~

転校生「あーりーすちゃーん!たっだーいまー!」

ありす「ぁ・・・ぉぁぇり、なさ・・・」

転校生「はい、おみやげ!おーいたみやげ!」

クレプリ「おっ?どんなのなんだ?何を買ってきてくれたんさね?」

転校生「ざびえるー」

ありす「ふらんしすこ・・・ざび・・・!?」

・・・

クレプリ「なるへそ、ざびえるっていう菓子があるんだな。納得さね」

転校生「あとねー、ありすちゃんのためにねー、ぷりんどら!」

ありす「!!!!」

転校生「そらちゃんからもらったれいぞーまきなくんでひやしながらかえってきたよ!」

小型食品保存装置『冷蔵マキナくん』:超小型の冷蔵庫で、転校生のリュックに入るほどの大きさ。ニュークラウンに乗せて運びました。

ありす「ぷり・・・どら・・・?」キラキラ

転校生「うん!はい、これ!」

クレプリ「よかったな、ありす!ありがとな、少年」

ありす「ぁり・・・ぁと・・・」

転校生「どういたしまして!いっしょにたべようね!」

ありす「ぅん・・・・っしょに・・・♪」

今日はここまで!ふーちゃんはお留守番してました。
ソフィアの方言可愛いよね。萌木がはぁはぁするのもわかる。
普段ルー語なのに感情高ぶって出てくるのは反則だと思います。
転校生くんは関西出身になりました。自分の出身がそこなんで。まあ気づいてた人は気づいてたかも。
うのズバはマジでやります。ペンネームは学園の勝手に誰かのを設定します。希望があれば聞くかもね。
質問がなくてもやります。勝手にやります。じゃないと出番が・・・マジで・・・
明日こそゆえ子を・・・!そしてテスタメントを・・・!どうでもいいけどテスタメントで変換しようとしたら契約者になった。ミナが喜びそうな変換だな。
ありすありあり(合言葉)

ありすありあり
メインさんはもともと出番少ないからね。世界(運営)の意思だからねしょうがないね

ありすありあり
メインさんは本編でも出番貰うと圧倒的ヒロイン力で本当にメインヒロインになっちゃうからね仕方ないね(棒)

~西原ゆえ子登場~

ゆえ子「あなたが、転校生さんですね?」

転校生「そーだけど・・・おねーちゃん、だれ?あたらしいてんこーせー?」

ゆえ子「はい。ゆえは西原ゆえ子と申します。予知の魔法使いですよ」

転校生「よちー?」

ゆえ子「えっと、未来が視えるといえばわかるでしょうか?」

転校生「うーん・・・あんましわかんないからいいや!よろしくね、ゆえちゃん!」

ゆえ子「はい、よろしくお願いします、転校生さん。それは、お近づきのしるしにこれを」

転校生「んー?・・・ほーせきだ!」

ゆえ子「いえ、それはパワーストーンd」

転校生「ふーちゃーーん!!!!ゆえちゃんからほーせきもらったーーーー!!!」ダダダダダダ

ゆえ子「・・・まあ、本人が喜んでいるからいいでしょうか?」

~学園の地下~

月詠「ちょっと!なんで学園の地下に魔物がでるのよ!」

焔「いいから構えろ。ぐずぐずしてたらやられるぞ」

転校生「ゆえちゃん、こっち!」

ゆえ子「すみません、ゆえは戦闘は苦手なものでして・・・」

ハーピーA「ポッポォォォォォォォ!!!」

ハーピーB「ピジョォォォォォォン!!!」

ハーピーC「ピジョットォォォォォ!!!」

ハーピーP「ご主人どこー?スーはー?」

月詠「・・・なんか明らかに一匹違うの混じってるんだけど」

焔「・・・イチイチ気にすんなよ。全部燃やせばいい話だ」

※ハーピーPは燃やす前に気づいたらいなくなっていました

~ちっちゃい~

ゆえ子「日本の技術はここまで進歩していたんですね。段ボールが乗り物になっているだなんて・・・」

月詠「こんなの古今東西どこをさがしてもこいつのだけよ」

転校生「えー、だんぼーるぶーむ、くるとおもうけどなぁ」

焔「来てたまるかよ、んなもん」

ゆえ子「しかもなかなかの乗り心地・・・バッテリーは大丈夫なのですか?」

月詠「魔力駆動で転校生が魔力送ってるから実質バッテリー切れなんかあってないようなもんよ」

転校生「さいきんはそらもとぶんだよ!」

ゆえ子「なんと!ダンボールは大空へ!?」

転校生「まだちょっとだけしかうけないけど・・・ゆえちゃんならちっちゃくてかるいからのてもだいじょーぶそー」

ゆえ子「ち、ちっちゃ・・・」ガーン

転校生「えびちゃんがのったときはうかなかったしなぁ」

月詠「やめなさいよ。本人がいないところで株を下げないであげてよ」

転校生「あさりんもぽんつくもほむほむもたぶんうくよ?」

浅梨「あっ、それじゃあ今度乗ってみたいです!」

月詠「・・・ってちょっと待ちなさい!それ暗にツクたちがちっちゃいって言ってるでしょ!ねえ!」

転校生「ぽんつくがそーおもうならそーなんじゃない?」

月詠「きーーー!むかつくーーー!!!」

焔「・・・うっせーよ、いちいち喚くな」

ゆえ子「ゆえは成長が抑制されていたから小さいだけであってこれからもっと大きくなるのです。ええ、希望は捨ててはいけません、希望は前に進むんです・・・」ブツブツ

~合流~

転校生「んー、もえちゃんたち、むずかしいはなしばっか・・・」

さら「あ、転校生さん!おいつきましたー!」

秋穂「やっと会えたね!大丈夫?けがはしてない?寂しくなかった?わたしは寂しかったよ!」ペロペロ

転校生「あきちゃん、くすぐったいよー」

龍季「・・・・・・は?なにやっt」

春乃「秋穂ぉ~~!!人の心配してる秋穂も、んー!ぷりってぃー!ふぁんたすてぃーーーっく!!!!」チュパチュパ

龍季「マジでなにやってんだ!?」

ノエル「あ、これはいつものだから大丈夫です、はい」

龍季「冬樹!?目が死んでるぞ!?」

ノエル「大丈夫です。ノエルちゃんは今日も元気です」

さら「ノエルちゃん、最近ちょっと疲れてるみたいで・・・」

里菜「大変だよなー、お互い」

萌木「・・・えっ?リナちゃんがそれを言うの?」

里菜「えっ?だって萌木いっつも考え出したら止まらないし、今日だってリナがいなかったら全然進まなかったさ」

萌木「だってあの建物だよ!?歴史的価値がすごいんだよ!?しかもそんなのが全然風化せずに残ってるんだよ!?そんなの調べない方がおかしいよ!」

里菜「あんなのただの家にしか見えないさ。な、月詠?」

月詠「え、つ、ツクにふらないでよ!」

転校生「ぽんつくー、がんばれー!」

ゆえ子「・・・なんだか、楽しくなってきましたね」

浅梨「転校生くんといるといつもこんな感じですよ」

焔「・・・チッ、うぜー」

~お気に入り~

転校生「それでね、よくわかんなかったけど、てすためんと?をみつけたの」

風子「そーですか。お疲れさまでした、今日はゆっくり休んで下せー」

転校生「えー、ぼく、ぜんぜんつかれてないけどなー」

風子「見えなくても疲れってのは体に溜まってるもんなんですよ。ほら、ウチのいうことを聞いて、今日はお休みしてくだせー」

転校生「うーん・・・じゃあ、ここ!」ポスン

風子「膝の上?」

転校生「ここがいちばんゆっくりできるのー」

風子「そーですか。なら、このまんま、ゆっくりしていってくだせー」ナデナデ

転校生「えへへ・・・♪」

風子(地下に魔導書・・・めんどくせー予感しかしませんが、そっちは専門の人らに任せて・・・)

風子(ウチはとりあえず、転校生さんに危険が及ばないよーにしないといけませんね)

風子(ウチのできる限り、この子をまもらねってあげねーと・・・)

~年末憂鬱~

ありす「もぅ・・・ぐ・・・・おしょ・・・つ・・・」

クレプリ「あー、そういやそんな時期さね」

ありす「ぅぅ・・・」

転校生「どーしたの?」

クレプリ「ああ、実はな、ありすはおもちが苦手なんさね」

転校生「おもちって、あのうにょーん?」

クレプリ「そうそう、うにょーん」

ありす「おしょぅがつ・・・おぞぅに・・・るから・・・・」

転校生「あー、そっかー。おぞーににおもちはいってるもんねー」

ありす「でも・・・ことし、こそ・・・・がんば・・・」

クレプリ「そのいきさね!」

転校生「でも、おぞーにのまえにおそばだよ!としこしそば!」

ありす「ぉそば・・・!」

クレプリ「あれもいいもんさね。まあ、オレっちは食えねーけど」

転校生「きょねんはね、つきみそばだったんだー♪ことしはなにかなー?」

ありす「おそば・・・たのしみ、ぇす・・・♪」

転校生「もーいーくつねーるーとーおーしょーおーがーつー♪」

ありす「ぉぞぅに・・・」

転校生「でもおそば!」

ありす「ぉそば・・・!」

クレプリ「・・・まあ、二人が楽しそうで何よりさね」

今日はここまで!すいません!短いです!途中までやってたデータが飛びました!2時間半が水の泡に!急きょ書き直しました!
本来はもうちょっと長かったんですけど・・・もうちょっとゲームに沿ってたんですけど、端折りに端折ってこれだけに。
データはこまめに保存しないと・・・でも集中してたら保存するのを忘れちゃう・・・
段ボールに乗って浮くのは梓までです。つまり浮遊可能重量42kgで、ノエルちゃんがギリギリです。
身長体重バストウエストヒップすべてにおいてワースト3に入るありすは無論浮きます。
転校生くんは体重が22kgなのでありすと一緒だと浮いてくれません。
次回はお正月っすね。ありすとおもち祭りだ!なおカードは持ってない模様。ほしい・・・
ありすのカードを全部集めるまでグリモアはやめれません!全部のありすエピをみるんだ!
ありすありあり(合言葉)

ありすありあり
ノエルが代表会議の後半と近い状態に...秋穂ェ

~質問~

―12月31日―

転校生「ねーねー、さっちゃん、あずにゃん」

梓「どうしました?」

紗妃「何かご用ですか?」

転校生「あのね、どーてーってなに?」

梓「・・・え?」

紗妃「・・・はい?」

転校生「なんかね、よくわかんないけどね、このまえめありーがね、げーむしながらね」

メアリー【Fu〇k!くそ、この童貞やろうが!クサレ<censored>もぎ取ってやろうか!とっとと動きやがれ!】

転校生「って」

紗妃「何言ってるんですかあの人は!」

梓「ど、どうしましょう、これは先々のことを考えて教えておいた方がいいのか、ごまかした方がいいのか・・・」ヒソヒソ

紗妃「教えられるわけないでしょう!」ヒソヒソ

梓「んじゃ、自分にまかせてくださいッス。ごまかすのは得意なんで」ヒソヒソ

紗妃「お願いしますよ、ほんと・・・」ヒソヒソ

転校生「ねーってばー」

梓「おっほん!転校生くん、その答えは自分らでは教えることができないッス。なぜなら自分たちも知らないから!」

転校生「えー?めありーがさっちゃんならしってるって・・・」

紗妃「なんで私なんですか!なんで名指しなんですか!」

梓「と、いうことでそういうのはもっと知ってそうな人に聞いたらいいと思うッス!」

転校生「はーい。ききにいってくるー!」

紗妃「・・・って全部丸投げしただけじゃないですか!」

~類友~

秋穂「ねぇ、お姉ちゃん」

春乃「なぁに、秋穂?」

秋穂「ひめはじめってなに?」

春乃「あ、秋穂!?どこでそんな言葉を!?」

秋穂「えっと、この前、神宮寺さんに『仲のいい男女が新年にやる遊びってないかなぁ?』って聞いたら『そりゃひめはじめだろ』って」

春乃「あのクソアマァ!純情無垢な天使秋穂に何教え込んでんだ!今すぐ引き裂いて段ボールの墓の中に紛れさせてやる!」

秋穂「転校生くんとひめはじめしたいなぁ・・・」

春乃「秋穂。それ、絶対外で言っちゃだめよ?」

・・・

さら「たつきさん、たつきさん」

龍季「ん?どうした、さら?」

さら「ヴァージンってなんですか?」

龍季「ぶっ!・・・さ、さら!どこでんなこと聞いたんだよ!」

さら「えっとですねぇ、この前りっちゃんさんとちかちゃんさんがですねぇ」

龍季「よし、あいつらか。シメてくる」

さら「え?なにするんですかぁ?」

龍季「よーしよし、さらはいい子だから、ちょっとここで待っててくれよ」

さら「はーい!・・・けっきょく、ヴァージンってなんなんでしょうね、シロー?」

シロー「くぅーん・・・」

~質問といえば~

アイラ「そう、妾!」

結希「・・・いきなりどうしたの?」

天「こっちは忙しいんだから、騒がないでよね」

アイラ「辛辣じゃのう・・・じゃが、そのうち子供たちがぎょーさんやってくるぞ、ふっふっふ」

・・・

転校生「ねーねー、もえちゃん!」

秋穂「あの、霧塚先輩!」

さら「萌木さん!」

転校生「え?」

秋穂「あれ?」

さら「うん?」

萌木「さ、三人とも、図書館ではお静かにー・・・」

転校生「あきちゃんとさらちゃんも、もえちゃんになにかききにきたの?」

秋穂「も、ってことは転校生くんも?」

さら「ぐうぜんですねぇ」

ノエル「いや、これはもはや運命・・・そう、運命だよ!」

さら「あれ?ノエルちゃん、いつのまに?」

ノエル「転校生くんとさらちゃんと秋穂ちゃんが図書室に入るの見てさー、ちょっと気になって入ったんだ」

転校生「それで、えっと、だれがきく?」

秋穂「あ、わたしは別に後でも・・・」

さら「こういうのは小さい子から順番に聞いていくんですよ!」

転校生「じゃあ、ぼくだ!あ、でもれでぃーふぁーすとってあるし、どうする?」

秋穂「転校生くんは可愛いからレディーファーストも使えるよ!」

ノエル「使えないから!無理だから!」

萌木「図書館ではお静かにー・・・」

~頼りになる~

転校生「それじゃーねー、あのねー、もえちゃん。どーてーってなに?」

イヴ(!?)

ノエル「!?」

萌木「どーてー?・・・童貞?えっ?それ、誰から?」

転校生「あのね、めありーが」カクカクジカジカ

萌木「ああ、テンション上がってたのかな・・・それで、童貞についてだね」

転校生「うん!」

イヴ(え、説明するんですか!?性行為のせの字も知らないような子供に教えるんですか!?)

ノエル(え、え、どうすんの!?これマジで教えちゃうの!?大丈夫なの!?)

萌木「童貞っていうのは転校生くんみたいな純粋な男の子のことだよ。ちなみに、女の子の場合は処女、またはヴァージンっていうかな」

さら「おおー!ヴァージンって、じゅんすいな女の子のことなんですねぇ!」

秋穂「じゃあ、ひめはじめってなんですか?」

萌木「諸説はあるんだけども、正月に軟らかく炊いた飯(=姫飯(ひめいい))を食べ始める日とも、「飛馬始め」で馬の乗り初めの日とも、「姫糊始め」の意で女が洗濯や洗い張りを始める日ともいわれるね」

萌木「他には、火水(ひめ)始めで、火や水を初めて使う日。女伎(ひめ)始めで、衣服を縫い始める日とかがあるかな」

秋穂「それじゃあ、お正月に男女でするっていうのは?」

萌木「昔は、新年に仲のいい夫婦が一緒にご飯を食べたり、一緒に馬に乗ったりしたんじゃないかな?」

秋穂「なるほど!霧塚先輩、さすがです!」

ノエル「頼りになるぅ!そこに痺れるぅ!憧れるぅ!」

イヴ(ほんの少しでもよろしくないことを考えた自分を恥じないと・・・)

ノエル(うまくごまかした、というか躱したなぁー、さすが・・・)

萌木(転校生の幼い肢体をただ本能の赴くままに弄ぶ秋穂ちゃん。そばで見ているさらちゃんは、二人が何をやっているのかわかっていないけれど、気が付くと秘部に手を伸ばしていて、転校生くんも今まで感じたことのない新たな悦楽を次第に受け入れていき、秋穂ちゃんもまた彼の顔が快楽に染まっていくのを見ながら己の内の炎を静かに燃え上がらせ・・・)

~結果~

紗妃「あ、て、てて転校生さん!ど、どうでした?なにかわかりました?」

風子「ん?何かあったんで?」

梓「いやー、ちょいと面倒なことが・・・」

転校生「どーてーのことはもえちゃんがおしえてくれたよ!なんかね、じゅんすいなおとこのこのことだって!」

風子「まあ、間違ってはいませんね」

転校生「あとね、おんなのこはしょじょとかばーじんっていうんだって!」

梓「その通りッスね」

転校生「それでね、あしたあきちゃんとひめはじめするのー!」

紗妃「な、な、な、何を言ってるんですか!何をするって!?」

転校生「だから、ひめはじめ」

紗妃「そ、その年齢でそんなこと!まだけ、けけけっここっけっこけこけっこんしているわけでもないのに!」

風子「氷川、落ち着いて下せー」

紗妃「こんなことで転校生さんの童貞が失われるなんてあっていいわけないんですから!転校生さん!ひめはじめなんて絶対に」

転校生「え?どーてーってなくなるものなの?」

梓「あちゃー、氷川先輩、やらかしたッスね」

転校生「ねーねー、さっちゃん?やっぱりしってるのー?」

風子「氷川、ちゃんと相手してあげるんですよ。もちろん健全な意味で」

紗妃「・・・・・・・・・え?」

萌木が呼ばれる5秒前、略してMY5

~地球にいない~

転校生「もうすぐ・・・12じ・・・」ワクワク

ミナ「跳ばねば・・・我らが唯一時の流れから解放される時刻だ!」

恋「おお、あれか。日付が変わる瞬間にジャンプするあれか」

卯衣「日付が変わる瞬間にジャンプして、何か起こるの?」

心「えっと、1年が変わる瞬間に地上にいなかったってこと満喫するため・・・でしょうか?」

卯衣「それで、何が起こるの?」

心「ごめんなさい、ごめんなさい!私の知識不足で立華さんに理解をさせることができなくてごめんなさいー!」

梓「いやいや、ふたみん。こんなのマジで意味がないヤツッスから。意味を求めること自体が無意味ッスから」

卯衣「そうなの?」

ミナ「卯衣もやってみろ!楽しいぞ!」

転校生「うーちゃんもちきゅーからいなくなっちゃえー!」

卯衣「そうね、せっかくだし、飛んでみようかしら」

梓「もうすぐッスね」

心「か、カウントダウンが!」

ミナ「5!」

恋「4!」

梓「3!」

心「に、2!」

転校生「いちーっ!」

バサァ

ミナ「ハッピーニューイヤぁぁぁぁぁ!?卯衣ー!どこ行くんだー!」

卯衣「え、飛ぶんじゃなかったかしら?」

梓「Flyじゃないッス!Jumpッス!」

転校生「・・・らいねんはぼくもおそらとぶーっ!うーちゃん、らいねんはおんぶしてね!」

卯衣「構わないわ」

ミナ「あ、ずるいぞ!我も!我も飛ぶのだ!」

恋「・・・今年も、騒がしくなりそうじゃの」

・・・

自由「そーいや、転校生くんは連れてこなくてよかったんすか?二年参り」

姫「連れて行こうと思ったんですが、水無月さんに怒られてしまいまして・・・」

自由「ま、たしかにこんな夜中に外に連れ出すなんて許可が下りるわけないっすよね」

刀子「ううむ、こどもは厄介でござるな・・・」

~1月1日~

ありす「ぉぞ・・・に・・・ぅぅ・・・」

転校生「おぞーにたべたらmいっしょにはつもーでいこーね!」

クレプリ「おおう、地味に鬼畜さね、少年・・・」

ありす「ぉもち・・・べなきゃ・・・」

転校生「がんばれ♪がんばれ♪」

ありす「ん・・・むぐ・・・・むぐ・・・・」

クレプリ「おお、ありすが、もちを食ってる!」

ありす「んぐ・・・・んっ!?」

クレプリ「ど、どうした!?」

転校生「ありすちゃん!?」

ありす「んーー!!んーーー!!」

クレプリ「の、のどに詰まったのか!?」

転校生「えっと、えっと、えっと、これだ!そうじき!」

クレプリ「え?」

転校生「すいだすよー!そいやっ!」キュポンッ

ありす「んぐっ!?・・・ぷはぁ」

転校生「ありすちゃん、だいじょーぶ?」

ありす「ゃ、ゃっぱぃ、ぉもち・・・きらぃ、ぇす・・・」

~新年のご挨拶~

風子「新年あけましておめでとーごぜーます」

転校生「おめでとーごぜーます」

風子「さて、今年もはじまりましたし、転校生さんのもくひょーは?」

転校生「んーとねー・・・はるのんと、ほむほむとおともだちになるの!」

風子「・・・難易度高くねーですか?」

転校生「むずかければむずかしいほどたっせいしたときはそうかいだってのぞみんがいってたよ!」

風子「おや、意外な人物が」

転校生「だからことしは、しばりぷれいきわめるからへやからいっぽもでないって」

風子「よーし、宍戸に連絡しますか」

・・・

転校生「ふーちゃんはー?」

風子「ん?ウチですか?そーですね・・・」

風子「今年も、あんたさんや、ほかの学園生たちを守ることですかね」

転校生「そっかー・・・うん!いっしょにがんばろーね!」

風子「えー、がんばりましょー」

風子(虎や遊佐たちが卒業するんです。この子を守れる人間が減るんですから)

風子(強く、ならないと)

~ゆきちゃんとはつもーで~

結希「手伝い、ありがとう。正直こんなに早く終わるとは思わなかったわ。あとは私の分だけだから、行きましょうか、初詣」

転校生「ほんと!?いくーっ!」

結希「そんなに喜ぶことなのかしら?」

転校生「だって、ゆきちゃんとおでかけしたことないもん!だから!」

結希「・・・そうね。【お正月くらいは】お出かけしましょうか」

・・・

結希「・・・あら?」

結希「いつの間にか、はぐれてるわね」

結希「ていうか、人の波に流されて・・・抵抗できないわ」

結希「転校生くんは大丈夫かしら」

・・・

転校生「ゆきちゃん・・・どこぉ・・・?」

転校生「ぴぅぅ・・・ゆきちゃん・・・」

転校生「どこぉ・・・・・・・?」

ドンッ

転校生「あいたっ!」

「いってーな!クソガキ!ちんたら歩いてんじゃねーよ!」

転校生「ぴぃ・・・ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

~保護~

怜「特徴的な鳴き声が聞こえたと思ったら・・・・おまえだったか、転校生」

転校生「ぴぅぅ・・・ひっぐ・・・ぐすっ・・・」

結希「ごめんなさい、気が付いたらはぐれてしまっていて」

小蓮「大丈夫カ?怪我はないカ?」

転校生「ひといぶつかってぇ・・・・しりもちついたぁ・・・」

恋「おーよしよし、痛かったじゃろう。ほれ、梅干しじゃ。食って元気を出せ」

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

恋「なぜ泣く!?」

怜「ど、どうしたんだ!?なにがあった!?」

転校生「うめぼしやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!うめぼしこわいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」

結希「梅干しは酸味が強いから、子供の舌には合わないと思うわ」

恋「なんと!わっちの梅干しが食えんというのか!なんということじゃ!」

小蓮「ていうか、壺ごと持ち歩くなんてやるネ、あなた・・・」

~一難去って~

怜「さあ、泣き止んだなら、もう一度行ってくるといい。お参りもまだだろう?」

転校生「あ、うん!ゆきちゃん、いこ!」

結希「ええ、わかったわ。行きましょうか」

小蓮「ワタシはちょっと屋台巡りしてくるネ!」

恋「わっちはもう少し休ませてもらおうかの」

怜「そうか。では私はお勤めに行ってくる」

・・・

結希「えっと、二礼二拍一礼だったかしら?」

転校生「えっと、なんかれーちゃんがまえにそんなかんじのことをいってたような・・・」

転校生「あ、でもさきにおさいせんだよ!」

結希「そうなの?えっと、いくらいれればいいのかしら」

転校生「なんか、5えんで、『ごえんがありますように』とか25えんで『にじゅうにごえんがありますように』ってなるんだって」

結希「なら、25円入れておきましょう」

転校生「ぼくもいれるー!・・・あれ?」

結希「どうしたの?何かあった?」

転校生「おさいふが・・・ない・・・」

今日はここまで!明日はスリ探しだぜ!はたして転校生の財布を盗んだ人間は生きて帰ることができるのでしょうか・・・
1ヶ月かかって4か月分くらい進んだから、単純計算1年進めるのに3ヶ月かかってかかって、2年目終了の8月までに半年かかって・・・
その間にも本編は進んでいくわけだから・・・これかなり長くなるんじゃね?ヤバくね?
まあ、あまりにも長くなりそうならその時はその時で考えます。今はとりあえず卒業の日までが第一目標です。
1ヶ月でイヴがこの崩壊具合で秋穂の変態具合がこれくらいでノエルの壊れ具合がこんな感じだから、半年後にはヤバいことになってそう。
どこかで止まってくれると思うんだけどなぁ・・・無理だろうなぁ・・・
ありすありあり(合言葉)

ありすありあり
このままだとノエルの精神がやばいことになりそうだなぁwいつか笑顔が消えるんじゃ...

いやいや、狂気の笑顔でしょwww

~上げて落とされる~

風子「そういや、転校生さんの好きなものってなんですか?」

転校生「ふーちゃん!」

風子「ありがとーごぜーます。でもそういうことじゃなくてですね」

転校生「んー、だんぼーる?」

風子「まあ、そりゃそーですか。好きな食べ物とかは?」

転校生「ぼくね!とろろがすき!」

風子「とろろって・・・ああ、山芋のすりおろしですかね」

転校生「とろろをね、たまごとおしょーゆとまぜまぜして、ごはんにかけてたべるの!おいしいの!」

風子「それくらいならウチでも・・・よし、ちょいと待っててくだせーな」

転校生「はーい」

・・・

風子「つーわけでゆーはんです。リクエスト、というかまぁウチが一方的に聞いただけですが、とろろをよーいしましたよ」

転校生「わぁい!いただきまーす!」

風子「あと、備え付けに茄子のおひたし、それとぶりの煮付けを里中きらもらいました」

転校生「!いぁわ」ガ-ン

風子「どうやって発音したんですか!?」

転校生「なす・・・なす・・・」

風子「え、ど、どーしました?いったい何が・・・」

転校生「ぴぅぅぅぅ・・・」

風子「な、なんで泣くんですか!?里中!里中ー!ヘルプ!ヘルプミーーーー!!!」

息抜き的なあれ。転校生くんは茄子の他にも生姜が苦手という設定です。
なぜか生姜が食えないんですよね、自分。紅生姜とかもダメで、形容し難いんですが、とにかく苦手です。
最近はマシになりましたが、苦手なものは苦手ですね。
風子と一緒に見回りしたい(健全)

~可能性~

結希「なんですって、財布がない?」

転校生「おとしたのかなぁ・・・?もしかして、あのとき?」

結希「ぶつかって転んだ時かしら。それなら、神社の方に届いているかもしれないわね」

結希「とりあえずここは私が出すから・・・あら?」

結希「・・・」

転校生「どうしたの?」

結希「いえ、まさか、そんなはず・・・」ゴソゴソ

結希「・・・財布が、ないわ」

転校生「ゆきちゃんもおとしたの?」

結希「人波にさらわれたときに、もしかしたら。しかたないわ、一度戻りましょう」

転校生「はーい」

結希(それ以外の可能性も、考えないといけないわね。これだけ人がいるんだもの)

~被害~

怜「いや、届いてないな。宍戸はともかく、転校生のものは楠木が作ったあれだろ?」

転校生「うん。ありすちゃんがつくったとくべつせー!」

怜「なら、すぐにわかるはずだ。届いたらすぐに知らせるよ。それとも、しばらく休んでいくか?」

転校生「んー、そーするー」

結希「神凪さん、少しいいかしら」

怜「わかった。私たちは表に行ってくるから、南条、転校生を頼む」

恋「了解じゃ。ほれ、転校生、なにかするかの?」

転校生「あ、それじゃあ・・・」

・・・

怜「さて、転校生には聞かれたくない話、か」

結希「ええ。実は、李さんが財布を落とした、という話をここに戻ってくるまでに聞いたのよ」

結希「そのほか、彼女や私たち以外にも財布を無くしたという人物がいるみたいよ」

怜「・・・スリ、か?」

結希「その可能性があるわ。もちろん、みんなそろって落としているという可能性もあるけれど」

怜「わかった。南条が今社務所で休んでいるだろう?あいつも、財布を落としたようなんだ。一緒に来ていた風槍が、境内を探しているみたいだが・・・」

夏海「あっ、ミナならさっき会ったわよ。財布を探してたら財布なくしたーって、言ってたわね」

怜「夏海、来ていたのか」

夏海「あったりまえじゃん!んで、スリが出たって?詳しく話を聞かせてもらえないかしら」

~穏便に~

夏海「被害は結構深刻ね。もしこれが風紀委員長とかエレンとかに知られたらヤバいことになるわよ」

結希「死人が出るわね」

怜「冗談・・・とは言い切れないな」

夏海「まあ、部長はもう知ってるんだけどね。大変お怒りよ」

結希「もう任せていたらいいんじゃないかしら」

夏海「ってことで部長から伝言よ『僕は転校生くんを引き付けておくから、その間に頑張ってくれ』だって」

怜「・・・まあ、いいか」

夏海「んじゃ、あたしは囮捜査してくるわ。こう、財布に細い紐をつけて・・・財布に・・・あれ?」

結希「ないのね」

夏海「いやいや、そんなはず・・・あれ?お、おかしいな・・・さっきまでちゃんと・・・」

怜「どっちみち、囮捜査なんて危険なことはやらせられんさ。まずは怪しい人物がいないか、調べてみよう」

夏海「ちぇっ、せっかく巫女怜とか転校生の写真撮ろうと思ってたのに」

夏海「ちぇっ、せっかく巫女怜とか転校生の写真撮ろうと思ってたのに」
→「ちぇっ、せっかく犯人捕まえに来た巫女怜とか転校生の写真をばっちり撮ろうと思ってたのに」

~気づいてる~

転校生「・・・ゆきちゃんたち、おそいなぁ」カコッ

恋「よほど話し込んでおるのじゃろう。意外と気が合うのかもしれんぞ」スカッ

鳴子「これで転校生くんが11勝目だね。はい、筆」

転校生「つぎはどこにかこっかなぁ」

恋「そろそろわっちの顔が真っ黒になるぞ」

転校生「てゆーか、ふくぶちょーよわいよね」

恋「運動はあまり得意じゃないんじゃ。ミナには負けんがの。どんくさいから」

転校生「んー、でも、ふくぶちょーもおさいふとられちゃったんでしょ?いっしょじゃない?ぼくもだけどさ」

恋「・・・うん?」

鳴子「あれ?気づいてたのかい?」

転校生「うん。だって、みんながみんななくすのっておかしいし」

鳴子「やっぱり鋭いね、君」

転校生「よくいわれるよー・・・できた!」

恋「な、何を描いたんじゃ?」

鳴子「額に第三の目が書かれたね。風槍君に見せたら喜ぶんじゃないかな」

転校生「あっ、そろそろうーちゃんにまりょくわたしにいかなくちゃ!」

恋「自由じゃのう・・・」

~救世主~

転校生「うーちゃん!」

卯衣「転校生くん、わざわざありがとう。早速で悪いんだけど、魔力の補給をお願いできるかしら」

転校生「いえいえ、どーいたしまして」ビビビ

卯衣「んっ・・・・・・ありがとう、もう十分よ」

転校生「それでね、うーちゃん、おさいふ、もってる?」

卯衣「ええ、持ってるわ。ここにちゃんと」

ドンッ

「おっと、ごめんよ」

卯衣「・・・あら?ないわ」

転校生「いまのやつだ!どろぼー!ぼくとみんなのおさいふかえせー!」

卯衣「私の、盗まれたのね。・・・取り返さないと」

・・・

「けっ、ガキなんかに捕まるかよ」

??「なるほど、あなたが犯人ですか」

「え?」

前日仮面「覚悟なさい!この前日仮面が成敗しtこら!逃げるな!」

「あらよっと。ちょろいもんだぜ」

前日仮面「待ちなさい!くっ、速い!この人ごみの中をあんなスピードで!」

??「そこまでだ!クリスマスキック!」

「ああ、またkぶべっ!?」

聖夜仮面「神聖なる神社で悪事を働くだなんて、この聖夜仮面が許さない!さあ、みんなの財布を返せ!」ギギギギ

「あだだだだだ!ぎぶ!ぎぶ!」

前日仮面「追いついたわ。さて、もう逃げられると思わないことね」

「な、なんだこいつら!ダサい仮面つけてるくせに!」

仮面s「「誰の仮面がダサいって!?」」

「ひぃっ!」

転校生「あ、みつけたー!つかまってるー!」

卯衣「謎の人物が応戦中よ。加勢しましょう」

~似たもの同士~

怜「協力、感謝する」

前日仮面「人として当然のことをしたまでです」

聖夜仮面「困ってる人がそこにいる・・・だから助けただけだよ」

ミナ「か、かっこいい・・・・!!」

恋「え?」

怜「ぜひ、名前を聞かせてもらえないか」

転校生「え?」

前日仮面「名乗るほどのものではありませんが・・・人は私を前日仮面と呼びます」

聖夜仮面「聖夜仮面、そう呼んでくれたらいいかな。それじゃあ、あたしはこれで」

前日仮面「次の場所へ向かわなければいけないわ。残念だけど、お別れね」

聖夜仮面「さようなら、グリモアの皆さん。そして、前日仮面。幸運を祈るよ」

前日仮面「こちらこそ、聖夜仮面」

怜「名乗らず去っていくか・・・できた者たちだ」

転校生「・・・れーちゃんって、ときどきへんだよね」

卯衣「あれがヒーローなの?よくわからないわ」

心「あれはあんまり参考にしない方が・・・」

・・・

ノエル「さらちゃん、秋穂ちゃん、お待たせ!」

さら「あっ、おかえりなさい!」

秋穂「どうしたの?お手洗いに行ったっきりなかなか戻ってこなかったけど」

春乃「心配そうな秋穂の顔・・・。大丈夫よ!秋穂のはいざとなったらお姉ちゃんが全部飲むから!」

ノエル「え?あー、ちょっと並んでてさ!人多いから!」

ノエル(アタシが見失うような動きをする相手を、すぐに発見した・・・前日仮面、何者なんだろう)

・・・

イヴ(私が拘束する前に素早く逃げ出たあいつに追いつき、一方的に倒した・・・聖夜仮面、何者なのかしら)

里菜「zzz」

萌木「里菜ちゃーん?ここで寝たら風邪ひくよー?」

~もえちゃんのおたんじょーび~

転校生「もえちゃーん?」

萌木「・・・・・・」

転校生「うーん、ごほんよんだままうごかないなぁ・・・」

転校生「おたんじょーびだから、ぷれぜんともってきたのに・・・」

転校生「うーん、はっちゃんにきいてみよっと」

・・・

初音『そういう時はだな、後ろから抱き着いて、優しく『愛してる』って耳元で囁いてチューしてやればいいと思うぜ』

転校生「ありがと!」

・・・

転校生「もえちゃーん」

萌木「・・・・・・」

転校生「やっぱり聞こえてないなぁ・・・よし!」

転校生「えっと、うしろからだきついて・・・くびにうでをまわすかんじで・・・」

萌木「・・・・・・」

転校生「愛してるよ、もえちゃん」

萌木「ひゃいっ!?」

転校生「そして、ちゅー!」チュッ

萌木「!?」

里菜「萌木ー、ケーキの準備できて・・・も、萌木が転校生とキスしてるーーーー!!!!!」

イヴ「なんですって!?」

アイラ「なんじゃと!?」

沙那「そんな!」

萌木「えっ!?えっ!?」

転校生「あ、気づいたー!」

萌木「えっ!?ええっ!?えええっ!?」

初音がこのあと24時間耐久説教の刑に処されますが、無害です

~初詣(3回目)~

ありす「♪」

転校生「いっしょ♪いっしょ♪ありすちゃんといっしょ♪」

ありす「・・・・こくんと・・・・ぃっしょ・・・♪」

クレプリ「んー、にしてもまだ人が多いさね。もう正月も終わったってのになぁ」

転校生「このまえは、ゆきちゃんとはぐれちゃったんだよね」

ありす「ぁ・・・じゃ・・・て、てを・・・つ・・・」

転校生「うん!て、つなご!」

ありす「ぅん・・・はぐぇ・・・ぶなぃ・・・ら・・・」

・・・

ありす「・・・・・・にぇ・・・・・」ペコペコ

転校生「にはくしゅ!」パンパン

ありす「・・・ぃちぇ・・・・・・」ペコリ

クレプリ「ん、ばっちりさね。何願ったんだ?」

転校生「えっとね、えっと・・・あっ!いっちゃだめなんだよ!」

クレプリ「えー、ちょっとぐらいいいじゃねぇか、ほれほれ」

ありす「ぉ・・・にんぎょ・・・めっ・・・!」

クレプリ「へいへい」

ありす(今年も、転校生くんやさらちゃんと、仲良く過ごせますように)

転校生(みんなをまもれるぐらい、つよくなれますよーに)

今日はここまで!ストーリーを原作からかけ離れた改変をしたら冬樹姉妹が壊れてました。
シリアスなイベントの改変はできないけど、シリアルなイベントなら変えてもいいよねとか考えてます。
前日仮面と聖夜仮面はお互いの正体に気づいていないので、共闘もします。
ノエルがこんなことした理由は、グリモアの学園生が乱闘騒ぎ起こしたら大変だから仮面で顔を隠してたってことで。
まあ、あの場にはるのんがいたら秋穂のが盗まれる瞬間に犯人の手首が360°回転してそうだけど。
次はおばあちゃんの誕生日して、ゆさとクエストに行って、さっちゃんの誕生日か。
ありすありあり(合言葉)

ありすありあり
これで壊れてる...?って思ってしまったwイヴは壊れてるのが普通になってきている...

ありすありあり
よかった……姉の奇行に引いてく妹はいなくなったんだね……

~おばあちゃんのたんじょーび~

転校生「しゃーるーちゃん!」

シャルロット「あら、転校生さん。どうしました?」

転校生「おばあちゃんみなかった?」

シャルロット「東雲さんですか?おそらく、歓談部の方にいらっしゃるかと」

転校生「そっか、それじゃ、おへやにはいないんだね」

シャルロット「どうかなさいましたか?」

転校生「んーとね、おへやにぷれぜんとおいとこうとおもって。おてがみかきたいからね、しゃるちゃん、てつだって!」

・・・

アイラ「ううむ、難しいのう・・・」

アイラ「シャルロットに気を使わせすぎるのもよくないが、かといって討伐されるのも嫌じゃし・・・」

アイラ「・・・お?なんじゃ、これ?プレゼントボックス?」

アイラ「書き置きがあるの、どれどれ・・・」

手紙『あいらちゃんへ いつもまほうをおしえてくれるおれーです。おたんじょうびおめでとう』

アイラ「字ががたがたじゃの・・・ま、こうやって『あいらちゃん』と書いてくれるあたり、実はツンデレというやつじゃったりするのかの?」

アイラ「で、どれどれ?中身は?・・・トマトの種?それとミキサーの製作キット!?」

アイラ「そ、育てろというのか!?作れというのか!?一から!?」

アイラ「うーむ、あやつもずれとるのう・・・ん?」

アイラ「つーことはこれって家庭菜園?・・・まさか、ここでもババア扱いか!?」

アイラ「いや、でもそうとは限らんし・・・でもあやつのことじゃから・・・」

アイラ「あー!テスタメントのこともあるのに、悩みの種が増えた!!!」

・・・

シャルロット「どうして直接渡さなかったんですか?」

転校生「え?そっちのほうがおもしろくなりそーだから。あと、こまってるおんなのこってかわいいよね!」

シャルロット「・・・神よ、この少年を正しき道へとお導きください」

~いたずら~

転校生「ふわぁぁぁ・・・んむむ・・・さっちゃん、あさだよー・・・」

紗妃「んん・・・今日は非番なんです・・・・・ゆっくりさせてください・・・・zzz」

転校生「あ、寝ちゃった。・・・くひひ、よーし」

・・・

紗妃「転校生さん!転校生さんはどこですか!」

怜「氷川、おはよう。今日は非番じゃ・・・!?」

梓「ひ、氷川先輩wwwwどうしたんスかwwwwwそれwwww」

http://imgur.com/6hKgRbL.jpg

紗妃「朝起きたらこうなってたんですよ!昨日は転校生さんが私の部屋に泊まったから・・・!!!」

怜「そ、そうか・・・ふふ・・・そ、そりぇはさいな・・・ふふ・・・さいなん・・・だったな・・・くふふ・・・」

紗妃「しかもこれ、油性マジックなんです!洗っても洗っても落ちなくて!」

梓「てwwwんwwwこwwwうwwwせwwwいwwwくwwwんwwwやるッスねwww」

紗妃「二人とも笑ってないで、転校生さんを探してください!」

梓「了解ッスwwwあ、写真撮ってもいいッスかwww」

紗妃「服部さんは笑いすぎです!」

翌日、校内新聞に『転校生のいたずらに注意!!』との見出しとともに参考資料として写真が貼らましたが、無害です

~ゆさとクエスト~

鳴子「そういえば、転校生くん。君とはまだクエストに行っていなかったよね」

転校生「うん、ゆさとはまだだよー」

鳴子「そうか、よし。それじゃあ、行こうか」

転校生「いきなりー?わかったー」

鳴子「物分かりが良くて助かるよ。一度君の実力を見ていたかったからね」

鳴子「よろしく頼むよ、転校生くん」

・・・

風子「・・・遊佐と転校生さんがクエスト・・・あくえいきょーがなきゃいーんですが・・・」

紗妃「いろんな人の悪影響が既に出てきてる気がしますが」

風子「一昨日のあれ、まだ怒ってるんですか?」

紗妃「当たり前です!あんなさらし者にされて、今朝も登校中に謎のアイドルから眼鏡を勧められたんですよ!!」

風子「まーまー、あんくらいかわいいもんじゃねーですか。いままであんなのは全然やってなかったんで、むしろ新鮮ですね」

紗妃「当事者じゃないからそんなこと言えるんです!まったくもう、写真もいつの間にとられたのやら・・・」

風子「はぁ、ま、そっちは置いといて、です。遊佐が何を企んでいるのか・・・しっかり読まねーといけませんね」

風子「読めるよーにならねーと、いけませんからね」

~クエストへ~

鳴子「ふふ・・・やっと君と組むことができたよ。今日はよろしくね」

転校生「よろしくー!」

鳴子「6歳という若さで、前代未聞のクエスト達成率を誇っている。いいね、すごく興味があるよ」

転校生「みんながつよいからね!」

鳴子「それが、どうもそれだけじゃないみたいなんだ」

鳴子「たしかに、他の生徒が強い、というのももちろんあるだろう。だけど、どうやらみんな、君と組むとやる気が出てくるらしいんだ」

転校生「どーして?」

鳴子「そうだね、魔力が切れる心配がないという点。そして、『なんとしてでも守らないといけない』という意識が出てくる点」

鳴子「やる気、という側面を考えると後者が大きいんじゃないかな。他にも、一生懸命応援しれくれるから・・・なんてのも聞くね」

鳴子「君がほかの生徒たちの強さを引き出している秘訣、報道部部長として、俄然興味をそそられるわけさ」

転校生「ゆさのいってること、ちょっとむつかしい・・・」

鳴子「そうかい?まあ、今はわからなくても、いずれわかるようになるさ」

鳴子「取材は道中におこなうとして、まずは討伐対象の確認をしよう」

鳴子「ここ最近、森のはずれから赤ん坊の泣き声がするって噂があった」

鳴子「どうも調べたところ、【いるはずのない赤ん坊】がいるらしい」

転校生「え?そ、それって・・・」

鳴子「僕も興味があって調べてたんだ。どうも幽霊の類だね」

鳴子「そう・・・お化け退治だよ」

~怪談再び~

鳴子「ことのはじまりはこう。かつてこのあたりにはとても貧乏な村があった」

鳴子「草を食べ、泥をすすり、生きていくのも大変だったそうだ」

鳴子「ずっとひもじいのを我慢してきたけれど、ある年、とてつもない寒さによっていよいよ食べるものがなくなった」

鳴子「食べるものはない。だが食べないと死んでしまう・・・それで、村の人たちはどうしたと思う?」

転校生「えっと、なにかたべるものをみつけてきたとか?」

鳴子「そう、食べるものを見つけたんだ。本当は、食べるべきじゃないものをね」

転校生「え?な、なにをたべたの?」

鳴子「大人たちは食べるものがないと死んでしまう。そして、自分の目の前には力の弱い子供たち・・・」

鳴子「さて、どうしたと思う?大人たちは、何を食べたと思う?」

転校生「も、もしかして・・・!!!」ブルブル

鳴子「・・・ふふ、転校生くんもちょうど、小さい子供だね」

転校生「!?!?!?!?」

鳴子「それ以来、この地域では犠牲になった子供たちの幽霊がさまよい出て・・・」

鳴子「こう尋ねるんだそうだ」

鳴子「【あなたを食べさせて】・・・って」

転校生「ぴぃぃ・・・・」

鳴子「・・・おい、転校生くん、君の後ろ・・・」

鳴子「後ろに来てるぞっ!!」

転校生「ぴぅぅぅ!?!?!?」

~お化け~

転校生「おばけなんてなーいさ!おばけなんてうーそさ!ねーぼけーたひーとが!みまちがーえたーのさ!」

鳴子「だけどちょっとだけどちょっと?」

転校生「ぼくだってこわいな!」

鳴子「いやいや、ごめんごめん。見事なタイミングで現れたものだね」

転校生「まほうーがきいてよかった・・・」

鳴子「・・・そりゃあ、魔法は効くさ。魔物だからね」

鳴子「人型の魔物は珍しいんだ。君とブルームフィールドは騎士と戦ったようだけど」

鳴子「それが今度は赤ん坊だってさ。ふふ、魔物の生態も驚きに満ちているね」

転校生「ま、まもの、なの?お、おばけじゃないの?」

鳴子「ん?そうだよ。魔物だよ・・・クックック、君は本当に素直だなぁ」

転校生「えっ?えっ?」

鳴子「ごめんごめん、謝るよ!」

鳴子「怪談は僕の作り話だ。子供を食べた事実なんかない」

鳴子「ここに村があったとか、そういうのも知らない・・・ふふ・・・」

鳴子「敵は全部、霧の魔物だよ。それは間違いない」

転校生「ほ、ほんとにほんと?うそついてない?」

鳴子「ああ、ほんとさ。その理由はだね」

鳴子「ここを切り抜けたら話そうか」

~雑談~

鳴子「さて、まじめな話をするのも疲れてきたし、さっき怖がらせたのもあるし、お詫びと行っちゃなんだが楽しい話でもしようか」

転校生「ほんと?いきなりこわいはなししない?」

鳴子「しないとも。僕は君に嫌われたいわけじゃないし、怖がられたくもない」

鳴子「さて、それじゃあ、君の好きなものの話でもしてみようか。君は段ボールが好きみたいだけど、どうして好きになったとか、理由はあるかい?」

転校生「え?うーん・・・こう、びびっときた!」

鳴子「つまり、特に理由はないけど好き、か。もちろん、人間だからそんなこともあるだろうね」

鳴子「そう、人間理由はないけど好きなものっていうのがあるよね。君のそれが段ボールなみたいに、僕にもそういうものがある」

転校生「それってなんなの?」

鳴子「そうだね、僕の場合は、知ることそのものかな」

鳴子「世界の謎を解き明かしたり、いろんな人のことを調べたりするのもそうだ」

鳴子「魔物はいったいどうして出てきたのか、えらい人はどう考えているのか・・・そんなことを知るって考えると、ワクワクするんだ」

転校生「おおー」

鳴子「さて、それじゃあ今度は君が質問していいよ。知らないこと以外なら森羅万象有象無象天地人何でも知っている僕がお答えしようじゃないか」

転校生「すごーい!なんかかっこいい!」

鳴子「ふふ、当然のことを言ってるまでだ」

転校生「じゃあねー・・・えっと・・・ぼくのこと、すき?」

鳴子「えっ?」

転校生「おしえてっ!ぼくのこと、すき?」

鳴子「・・・うん、もちろんさ」

転校生「えへへ・・・ぼくもゆさのことすきだよっ!」

鳴子「・・・この年齢ですでに女たらしか・・・将来が危ぶまれるな、これは」

~クエストほーこく~

転校生「ふーちゃん、ただいまー」

風子「転校生さん!おかえりなさい!」ギューッ

転校生「ぎゅー!」

風子「なんか変なことはされてませんか?変なことは言われませんでしたか?いじめられたりしてません?変なこと聞かれたりしてないですか?」

梓「質問語尾が豊富ッスね」

転校生「だいじょーぶだよ!あのね、あのね、ゆさもね、ぼくのことすきだって!」

風子「ん?どーゆーことですか?」

転校生「えっとね、なんかね、なんでもきいていいっていうからね、ぼくのことすき?ってきいたの。そしたらね、すきだって!」

風子「・・・ウチの方が好きですからね!」

梓「変なところで対抗心出すッスね、委員長」

転校生「ぼくもふーちゃんすきだよ?ゆさもおんなじくらい!」

風子(これは喜ぶべきなんでしょうか・・・)

転校生「あずにゃんのこともすきー!」

梓「じ、自分ッスか!?意外なとこでぶっこんできたッスね」

転校生「あずにゃんはー?」

梓「え?あ、ああー、もちろん好きッスよ!むしろ愛してるまであります」

転校生「あいしてるー!」

風子「ウチも愛してますよ!ウチも!」

梓(もしかして、意外と独占欲強い?それか、対抗してるだけか・・・どっちともとれるッスね、これ)

~要注意人物~

紗妃「さて、と。見回りに行きますか。最近は転校生さんの悪戯が多くなってきましたし、そっちにも注意しないと・・・」

紗妃「まったく、誰の影響を受けたんでしょうか。よく私たちと一緒にいるというのに・・・」

紗妃「・・・はっ!もしかして、犯人は身内の中に?服部さんとか・・・だ、だめです!仲間を疑うなんて!」

紗妃「おや?あそこにいるのは、転校生さんと、楠木さん?」

・・・

―噴水前―

転校生「すぅ・・・すぅ・・・zzz」

ありす「ぉつかぇ・・・ま・・・」

クレプリ「うーん、ぐっすりさね。ありすの膝枕なんて、なかなか味わえないんだぞー、少年」

ありす「ぃろぃろ・・・つかぇ・・・て・・・」

クレプリ「可愛い寝顔さね」

転校生「んん・・・まま・・・」

クレプリ「やっぱり、母親が恋しいんだなぁ」

ありす「・・・ままは、ここ、ぇすょ・・・」

クレプリ「おっ?今日は攻めるな、ありす」

ありす「ぉへゃ、きてくれなぃから・・・」

転校生「まま・・・おっぱぃ・・・」ゴソゴソ

ありす「ふぇ?ゃ・・・そこ・・・だめ・・・!!」

クレプリ「しょ、少年!それはよろしくないさね!おーい!しょうねーん!」

転校生「おっぱぃ・・・」チュパチュパ

ありす「ゃ・・・すわな・・・」

クレプリ「あわわわわ、ここ全年齢対象スレなのに!モザイクが必要になっちまうさね!林檎さんに怒られる!」

紗妃「なにやってるんですかーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」

~さっちゃんのたんじょーび~

紗妃「まったくこの子は、いくら寝ぼけているからってやっていいことと悪いことが・・・」

転校生「すぅ・・・すぅ・・・zzz」

紗妃「ただいま戻りました」

梓「誕生日おめでとうございますッス!・・・あら?」

風子「誕生日おめでとーごぜーます・・・おや?」

怜「氷川誕生日おめでとう・・・ふむ」

紗妃「あ、ありがとうございます・・・いつの間に、こんなの・・・嬉しいです」

風子「背中のお子様はどーしたんで?」

紗妃「えっと、なんというか・・・寝ぼけて授乳中だったところを連れてきた?」

怜「・・・なんだと?氷川、まさかお前が・・・」

梓「えっ、氷川先輩ってそんな趣味が・・・」

風子「あー、よし!風紀委員何も見なかったし、何も聞かなかった!撤収でーす」

紗妃「えっ!?えっ!?」

風子「ウチらはちょっと席外してるんで、どーぞお好きなだけ。あっ、法に触れない範囲でおねげーしますよ」

怜「なんという・・・なんという・・・・」

紗妃「ちょ、ちょっと!誤解です!私にそんな趣味はありません!話を!話を聞いてください!」

風子「いえいえ、人のせーへきにとやかくは言いませんよ。そうなっちまったもんはしかたねーですから」※風子は大体察しています

梓「あっ、そこのお菓子とか飲み物とか自由に食べていいんで。6歳ともなると歯が発達してるから、噛まれないように注意してくださいッス」※梓もなんとなく察しています

怜「・・・・・・・・・・私は、何も見なかった・・・そうだ、それでいいんだ」※怜は本気です

紗妃「だから!話を!聞いてください!」

この後めちゃくちゃ弁解した

イヴ(・・・氷川さん、そんな趣味があったなんて・・・これは、入らない方がいいわね)

今日はここまで!さっちゃんの落書きにはPaint.netというソフトを使いました。
紗妃に授乳については[保育士]のカードイラスト参照。そっから着想を得た結果、ありすが授乳しました。
本当はシャルロットとかあやせとかましろとかにしようと思ってたんだけど、自分の中のいろいろなものと協議した結果こうなりました。後悔はしていない。
ありすにはバブみがあるからね!しかたないね!ありすの息子になりたい人生だった。
でも結婚したいから息子じゃだめだ。旦那になって吸わせてもらおう。そうしよう。
ありすありあり(愛言葉)

ありすありあり
林檎に怒られる...流しっこ... うっ、頭が...

混浴副会長のSSRがRに差し変わって目を疑った思い出

ありすありあり
林檎さんこわい林檎さんこわい

~十八番~

ミナ「サーヴァント!サーヴァントはいるか!」

段ボール「いないよー」

恋「いるではないか」

ミナ「ふっ、その程度で我が瞳を欺こうとは笑止!」

心「て、転校生くーん、でてきてくださーい!」

梓(あっ、これっていつものアレかな?)

卯衣(段ボール箱の内部に生体反応なし)

ミナ「封印、解除!」

ブル谷イル子「キシャアアアアアア!!!!」

ミナ「ぎにゃあああああああ!!!!!!」

恋「おおう!?」

心「ひぃぃぃ~~~~ごめんなさいごめんあさい、食べないで~~~!!!!」

梓「いやー、見事に引っかかりましたねー」

卯衣「・・・それで、転校生くんはどこにいるのかしら」

・・・

転校生「あー、まけたー!」

望「ボクのゲッコウガに勝てると思ったか!100年早い!」

転校生「むー、つぎはさむすでやるもんね!かつもん!」

望「よし、勝負だ転校生!」

~ジ・ハード~

ミナ「・・・つまり我々の目的は!この愚かな戦いに終止符を打つことだ!」

恋「長い!ほかのものは行ってしもうたぞ!」

転校生「zzz」

卯衣「zzz」

梓「ぶちょーの話が長いから二人とも寝ちゃってますね。転校生くーん、立華せんぱーい」

心「お、おきてー、こんなところで寝たら風邪ひくよー・・・・」ユサユサ

転校生「ぺぁぅっ!!!」

心「ひぅっ!?ごめんなさいごめんなさい!私なんかが転校生さんの安眠を阻害してごめんなさい!」

卯衣「はっ!転校生くんがオオカミになった夢を見たわ」

ミナ「今回はサーヴァントも召喚している!聖戦を始めるぞ!」

恋「まだ続いとったか」

卯衣「・・・転校生くん、魔力が少なくなったら、お願いね」

転校生「はーい」

恋「すまんのう。てれびげーむで楽しんでたところを急に連れてきてしもうて」

恋「じゃが、来てもらったからには頼りにしとるぞ」

転校生「まっかせて!」

恋「詫びと言ってはなんじゃが、ほれ、梅干しを」

ミナ「総員退避!」

梓「転校生くん、捕まってくださいッス!」

転校生「うめぼしやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!」ピァァァァ

卯衣「空中なら大丈夫よね」

心「ごめんなさいーーーーー!!!!!!」

恋「・・・なぜじゃ!」

~オニ~

ミナ「・・・そこかっ!?」

心「ひぃっ!」

転校生「ぴぅっ!?」

恋「こりゃ、ミナ!無暗に驚かせるな!」

ミナ「い、いる気がしたのだ!我が邪眼が捉えられるものなどない!」

恋「そもそもおぬし、今回の魔物がなんなノア、ちゃんと資料を読んでないじゃろ!」

ミナ「フハハハハ!疾風の魔法使いは全てを識る!」

恋「じゃあ言うてみろ」

ミナ「魔物だ!組織の陰謀によりバイオ生成された危険な生物兵器だ!」

転校生「きょーのまものって、おにだよね?」

梓「おや、知ってたんスか?」

ジャクテンハシップウ、コイツラヲゼンメツサセナイト

転校生「いっつも、くえすとにでるまえに、ゆさとふーちゃんととらからじょーほーをもらうの」

ヤツラノケイカクガダイ2ダンカイニ

梓「おおう、ガチな布陣じゃないッスか」

エエイ、ソコマデジャ!ワッチガイチカラセツメイシテヤル!

転校生「でね、おにでしょ?だからね、ひみつへーきをよーいしたんだ!」

ヤ、ヤメロ!シッコウブハソシキニダマサレテイルンダ!

卯衣「秘密兵器?そんなものがあるの?」

ソンナジョウホウハシンヨウデキナイ!

転校生「うん!おににはね、まめがきくんだよ!だからね、いっぱいもってきたの!」

卯衣「大量の炒り豆・・・効くの?」

梓「効かないと思うッスよ」

転校生「あとねー、はりでしょ?きびだんごでしょ?あとひーらぎいわし!」

心「・・・きびだんごはあとで食べましょう!」

~ご対面~

ミナ「ななななんでこんなデカいのが・・・」

梓「うひゃー、強そうッスね~」

心「こ、これがオニ・・・!!!」

転校生「まめ、よーい!」

卯衣「貸して。私が投げるわ。あなたの力ではこの距離からだと届かない確率が高い」

転校生「はーい、よろしくね!」

恋「本気で豆を投げるのか?」

卯衣「魔法を織り交ぜれば十分な威力になるはず」

梓「もうすぐ節分だし、ちょうどいいんじゃないッスか?」

ミナ「わ、我にも寄越せ!サーヴァント、円卓の騎士全員に配るのだ!」

梓「え、自分らもッスか!?」

心「む、無理ですよぉ~~~!!!」

恋「こら、ミナ!無茶を言うでない!」

転校生「はい、これ。まだまだいっぱいもってきてるからね!」

ミナ「え~、仕方ない。卯衣、行くぞ!」

卯衣「攻撃!」

・・・

アイラ「おおう!?」

あやせ「あら、どうしたんですか?」

アイラ「いや、何かこう、鳥肌というか悪寒というか・・・」

エミリア「寒いですか?暖房の温度を上げても・・・」

アイラ「そういうやつじゃないんじゃ」

~天文部~

梓「・・・あちゃー・・・なんかクリスマスから、あんまり運がないッスねぇ・・・」

梓「ひいふうみぃ・・・なんで自分の周り、こんな魔物が集まるんでしょ」

ミナ「梓ーっ!どこにいるんだーっ!」

転校生「あずにゃーん!どこーー!!!」

梓「あっ、まず!」

梓「ぶちょーっ!こっちは魔物ばっかッス!来ちゃダメっす!って、うわっ!」

梓「っぶねー、もう、人が喋ってんだからちょっとは空気読んでほしいッス!」

梓「自分、逃げますから、ちょっと戻って合流しましょっ!」

ミナ「できるか愚か者がっ!お前は円卓の騎士の一員だ!」

ミナ「我は疾風の魔法使い!最強にして騎士団のリーダーだぞ!」

梓「ぶ、ぶちょー、なんで来ちゃったんスか!気持ちはありがたいッスけど・・・」

転校生「せーげんかいじょ!あしたば、いっけぇぇぇぇぇぇ!!!!とつげきぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」

梓「うおうっ!?転校生くんも、そんなとこに突撃なんか危ないッスよ!ってあれ?」

転校生「かみかぜとっこぉぉぉぉぉ!!!!あ。あずにゃん、大丈夫?」

梓「段ボールがひとりでに鬼に向かって突撃して吹っ飛ばした!?馬力やべーー!!!」

ミナ「ふっ、さすがはサーヴァントだ。これで距離は取れた!今の内に迎撃態勢を整えるぞ!」

恋「待たんかミナ!転校生!まったく、梓の指示も聞かずに飛び出しおって・・・」

心「あの段ボール、リモート操作ができるんですね。知りませんでした」

転校生「まりょくおくったらうごかせるよ!」

卯衣「転校生くんの要望は見た目は普通の段ボール箱であることだから、ドクターが頭を悩ませているのをよく見るわ」

梓「む、むぅ・・・全員来ちゃったッスか。仕方ないなぁ・・・」

梓(でも、こんだけ余裕ができたのはうれしい誤算ッスね。まったく、ぶちょーも転校生くんも・・・)

ミナ「行くぞ!聖戦の後に残るのは我らの勝利だけだ!」

明日葉:オニに向かって突撃した後、オニの猛攻に耐え切れず粉砕。

~見覚え~

紗妃「先ほどの魔物で最後ですね。残存、ゼロです」

恋「うむ。霧を払ったぞ。帰ってゆっくりしようではないか」

紗妃「それで、その・・・その手に持っているのは?」

転校生「あしたばだよ。あのね、まものとたたかったんだよ!まものをぶっとばしたの!」

紗妃「そうですか。それで、こんな姿に・・・帰ったら、供養しましょうか」

転校生「うん!」

恋(段ボール供養に疑問を覚えなくなった自分がこわい)

ミナ「眠い・・・学園まだ?」

恋「あと少しガンバレ。まったく、威勢がいいのは最初だけじゃ」

紗妃「もう危機はありませんし、よいでしょう。転校生さんは大丈夫ですか?」

転校生「だいじょーぶ!へーきだよ!」

恋「こやつもこやつで一日走り回る体力があるからのう。子供はすごいもんじゃ」

・・・

梓「それにしても、この顔、どこかで見たことあるッスなぁ・・・」

レナ「・・・・・・なに?まもの、にんげん、くう、なに?」

梓「ふたみん、例の写真、なにかわかったッスか?」

心「す、すいません。もう少々お待ちを・・・あ、で、出ました!」

梓「ん?・・・おっと、これは・・・」

心「まがやま・・・間ヶ岾昭三。霧の護り手の幹部・・・でした」

梓「・・・おやぁ?ふたみん、もーちょっとわかったりしません?」

心「え、ええと、・・・どんなことでしょう」

梓「例えばッスよ。例えば・・・この間ヶ岾ちゅーおっさんが・・・ん?おっさん?」

レナ「?」

梓「・・・・・・ああーーーっ!!!思い出した!こいつ、はじめておつかいのときに転校生くんに声をかけてたおっさんッス!」

心「・・・・・・あっ!い、言われてみれば・・・!」

レナ「まがや、てんこー、てき?」

梓「・・・と、なると・・・ちょいとまずいッスね。おそらく第七次侵攻の時に走り回ってるのが見られたんだと思うんスけど・・・」

心「霧の護り手が、転校生くんを・・・」

~警戒を~

梓「・・・やっぱりッスね」

風子「霧の護り手の間ヶ岾昭三が、転校生さんと接触していた」

風子「転校生さんのことを知ってか知らずか・・・ま、前者でしょーね」

紗妃「どうします?転校生さんを説得して外出を控えてもらうとか・・・」

怜「理由を話すわけにもいかないだろう」

イヴ「・・・」

風子「話したところで、理解できるのは深刻さだけってとこですかね。服部、とりあえずしばらくは警戒を」

梓「了解ッス!」

風子「そのほかの風紀委員も警戒を怠らねーでください。外出時はなんとかして自然に付き添うよーにましょ」

紗妃「し、自然にですか・・・」

怜「うまくできるだろうか・・・」

イヴ(仮面をかぶっていけば大丈夫よね)

梓「他への連絡はどうします?やっときましょうか?」

風子「いえ、事態が事態ですので。ウチが伝えてきます。通信傍受とかも怖いんで、直接話をしてきますね」

風子「転校生さんの安全と生活は、ウチらが守りますよ」

~みなせのたんじょーび~

沙那「お待たせしました、初音様」

転校生「おりがみかってきたよー」

初音「お?転校生も来たのか?」

転校生「さーちゃんととちゅーであってね、いっしょにきたんだよ!」

虎千代「そうか、ありがとう、二人とも」

転校生「どーいたしまして!さっ、きるぞー!ばらばらまきなくん!」

工作用裁断装置『バラバラマキナ君』:切りたいをセットしてスイッチを押すだけで自動で寸分違わず切り分けてくれる機械。いつもの段ボールは切れなかったので天が改良を目指している。

初音「あいつら、マジで暇なのか、それとも片手間でやってこれなのか・・・」

聖奈「作業が効率的に進むなら問題ない」

虎千代「糊付け用の機械とかは持っているか?」

転校生「てーぷのりなら」

沙那「輪をつなげていくのは人の手で、ですね」

虎千代「しかたない、地道にやるか」

初音「アタシ金色もーらい!」

転校生「あっ!ずるい!じゃあぼくぎんいろだもんねー!」

虎千代「今はこんな色の折り紙もあるんだな・・・長らく触っていないから、知らなかった」

沙那「メタリックな色は子供の好みですから」

聖奈「どうします?食事などは用意しますか?」

初音「へっへー、もう準備してるもんねー!」

転校生「いちおー、おかしだけつくってもってきたよ。かたてでたべられそーなやつ」

聖奈「用意周到・・・いや、もともとそのつもりだったのか」

・・・

薫子「ふう、天文部と報道部の厄介なこと・・・さて、作業をしないといけませんね」

薫子「ただいまもどりました」ガラッ

転校生「みなせ、たんじょーびおめでとっ!!」

~意識しちゃう~

ありす「・・・」ドキドキ

転校生「ありすちゃん、どーしたの?」

ありす「ふぇ?・・・ぁ、な・・・・な・・・でも・・・なぃ、ぇす」

クレプリ(あー、前のあれ引きずってるなー)

転校生「おねつ?」コツン

ありす「ひゃいっ!?」

転校生「あ、あついよ!ありすちゃん、たいへん!おねつある!」

ありす「ち、ちが・・・」

転校生「ゆかちゃーん!ありすちゃんがーーー!!!」

ありす「ま、まっ・・・ぇ・・・ぃじょぅ・・・から・・・・・!」

・・・

ゆかり「なるほど、それは災難だったわね」

クレプリ「少年もわざとやったわけじゃないんだがなー」

ゆかり「まあ、そんなことがあったら大抵の人はそうなっちゃうかも。ならなさそうな人もいるけど・・・」

ありす「ぅぅ・・・」

ゆかり「転校生くんは私がなんとかごまかしておくから、しばらくここで休んでていいわよ」

クレプリ「すまねぇな、椎名」

ゆかり「ううん、これくらいお姉さんに任せて、ね?」

ありす「ぉねがぃ・・・ます・・・」

今日はここまで!明日はバレバレバレンタイン!まさかのあのキャラが再登場・・・?
間ヶ岾が幹部のくせに自分から接触してるって?まあ、何かしらの事情があったということで。
天文部員が最初に転校生を呼びに行った部屋は転校生がその日泊まってた部屋です。
皆で今ロンドンにいるけど、転校生の英語レベルってどれくらいなんだろう。
出発前に特訓とか言われてアイラ、チトセあたりにいろいろ仕込まれてそう。実はペラペラでも不思議じゃない。
ありすペロペロ(瑠璃川)

ありすありあり
久々にダンボールが...

>>618
ミナ「我が邪眼が捉えられるものなどない!」を
ミナ「我が邪眼が捉えられぬものなどない!」に脳内修正お願いします。
何を高らかに叫んでんたんだこいつは・・・

ありすありあり
あんなに高性能なのにそれでも壊れるとか冷静に考えると転校生大変だな

~ほむほむのたんじょーび~

―月詠と浅梨が連れ出してから―

焔「・・・なんでこいつがいんだよ」

転校生「・・・?あ、ほむほむ、たんじょーびおめでとっ!」

月詠「だってあんた、転校生がらみで結構痛い目見てるじゃない」

浅梨「なので、本人も交えて回避手段の模索をということです」

転校生「あのね、ぷれぜんとね、えびちゃんといっしょにつくったよ!」

焔「い・ら・ねー。会議もプレゼントもいらねーよ。一人にしてくれ」

転校生「い、いらなかった・・・?めいわくだった・・・?」

月詠「はい、ストップ。そこで受け取らないと向こうに座ってる料理部に氷漬けバラバラ死体にされるわよ」

浅梨「とりあえず今はもらいましょう!ね?」

転校生「ぴぅぅぅ・・・」

料理部「ふふふ・・・死体にしたいわけではありませんよ」

焔「・・・チッ。おら、よこせよ」

転校生「!!!」

焔「くだらねーもんならすぐ捨てるからな」

転校生「だいじょうぶだもん!」

月詠「・・・一歩前進、てとこかしらね」

浅梨「転校生くん、かわいいなぁ・・・」

~朝から元気~

転校生「うーのーさん!おーはーよ!」

兎ノ助「おう、おはよう、転校生!今日も元気か?」

転校生「げんきだよっ!うのさんは?」

兎ノ助「俺も見ての通り元気だぜ!」

転校生「いっえーい!」

兎ノ助「いえーい!」

姫「朝から随分と元気ですわね」

転校生「のいばあ!おはよー!」

姫「はい。おはようございます。どうしたんですか?朝から」

転校生「え?あさってげんきにならない?」

姫「あなたは朝も昼も夜も元気でしょうに・・・まあ、子供は元気なのはいいことですわ」

兎ノ助「俺も!俺も元気だから!」

姫「いい歳したぬいぐるみが何を張り合ってるんですか」

~バレンタインデー、近し~

姫「では、私はバラ園の手入れがありますので、失礼しますね」

転校生「はーい!がんばってねー!」

兎ノ助「おう!がんばれよ!」

転校生「・・・ねー、うのさん。うのさんって、ごはんたべれたっけ?」

兎ノ助「俺か?えっとだなぁ・・・ぬいぐるみってことから察してくれ」

転校生「じゃあ、たべられないんだね?」

兎ノ助「・・・そういうことだ」

転校生「チョコもダメなの?」

兎ノ助「ダメなんだよっ!俺もチョコを食いてよぉ!女の子からのチョコを味わいたいよぉ!」

転校生「うーん・・・よし!」

兎ノ助「よしってなんだ!なんだんだよ!お前はいろんな女子からもらうんだろうな!ちくしょうっ!」

転校生「くふふー、ひみつー」

~パパ・ド・アンジェ~

転校生「あやちゃん!じゅんちゃん!」

絢香「あっ、転校生くん、おはよう!」

純「おはよー、どしたの?」

転校生「てれび!てれびみたよ!ちょこ!」

絢香「え?あー、あのCMかぁ」

純「どう?うまくできてた?あーいうの初めてでさぁ」

転校生「きれーだったよ!」

純「そう?ありがと」

絢香「あ、バレンタインの日にはちゃんとチョコ用意するから、待っててね」

転校生「はーい!あ、あやちゃんとじゅんちゃんって、にがいのとあまいの、どっちがすき?」

純「うーん、アタシは甘いのかな」

絢香「最近は甘いの結構食べたから、苦い方がいいかも・・・」

転校生「はーい!きたいしてていーよ!」

純「え?どういうこと?」

絢香(あっ、わざわざ用意してくれるんだ。・・・男の子なのに、手作りで)

~どうしよう~

ありす「ぁ・・・ちょこ・・・」

クレプリ「あー、そっか。もうそんな季節さね」

ありす「ど・・・しょ・・・」

クレプリ「今までまったく縁がなかったもんなぁ。つっても、今から作り始めるってのも・・・多分ほかの女子が使ってるだろうし」

ありす「かぃ・・・ぃ・・・」

クレプリ「ま、そうしようさね。手作りは来年だな」

ありす「ぅん・・・」

・・・

―2月14日―

転校生「あーりーすちゃん!お、は、よっ!」

ありす「おはょ・・・ござぃ、ます・・・」

転校生「はい、これ!ばれんたいんだから!」

クレプリ「お、わるいなー、少年。でも、今日はおとなしくもらっててもよかったんじゃないかね」

転校生「だって、グリモアにはホワイトデーイベントないし・・・」

クレプリ「メタいな、おい」

転校生「ホワイトデーはぽんつくのたんじょうびだから、そっちゆうせんだし・・・」

ありす「・・こぇ、てづくぃ?」

転校生「うん!きのう、がんばってつくったよ!」

ありす「・・・ぁりが、と・・・」プルプル

クレプリ「ありす、ど、どうしたんだ?」

ありす「ぃまか・・・ぇも・・・つくって・・・!!!」

転校生「だ、大丈夫だから!もらえるのがうれしいから!」

ありす「ざぃりょ・・・かゎなぃと・・・!!!」

クレプリ「ありす!ストップ、ストーーーップ!!!」

※なんとか思いとどまりました。

~兎ノ助にも~

転校生「うーのーさん!」

兎ノ助「大丈夫、今日はまだ始まったばかり、まだ俺はもらえる、俺はもらえるんだ・・・」

転校生「うのさん?」

兎ノ助「お?お、おお!転校生、おはよう!どうした?」

転校生「だいじょうぶ?なにかあったの?」

兎ノ助「い、いや、何かあったわけじゃなくて、むしろ何もないのが問題というか・・・」

兎ノ助「・・・って、なんで今日は浮いてるんだ?えっと、ニュークラウンだったっけ?」

転校生「うん。さすがにちょこぜんぶもっていくのはおもくて・・・」フヨフヨ

兎ノ助「まあ、新型は風が発生しないらしいからいいんだろうけど・・・くそっ!」

兎ノ助「てかお前、男子なのにチョコ用意したのか?」

転校生「あさりんもよーいしてたよ?」

兎ノ助「あいつは男子のようで男子じゃない男子だからいいの!」

転校生「よくわかんないけど・・・はい、これ!うのさんに!」

兎ノ助「え?お、俺にもくれるのか?・・・なんだこれ、ストラップ?」

転校生「えへへ、うのさん、ちょこたべれないからね、かわりにつくったの!ちかちゃんにおしえてもらったのー!」

兎ノ助「そ、そうか・・・いい子だなぁ、転校生・・・」

転校生「うのさん、泣いてるの?」

兎ノ助「ううう・・・俺は!俺は猛烈に感動している!転校生、そのままいい子で育つんだぞ!いいか、絶対だからな!」

転校生「うん!よくわかんないけど、わかったよ!」

~ごまかし~

転校生「あっ、はっちゃんと、めありーと、りっちゃんだ!どーしたの?」

初音「ん?あ、て、転校生か・・・ビビらせんなよ、おい」

メアリー「いちいち入ってくる奴にビビッてどうすんだよ」

律「お、転校生!おまえもやるか?」

メアリー「あ、おい、てめ!」

転校生「なにしてるのー?」

初音「げ、げーむだよ!ほら、今日バレンタインだろ?誰が一番チョコをもらえるかなーってみんなで予想してんだ!」

転校生「へー」

メアリー「ほら、ここに名前が書いてるから、チョコをもらえそうなやつを選ぶんだ。見事当てると、賞品がもらえるぜ~」

転校生「ほんと?えっとねぇ・・・あっ!そうだ、3人にも、はい、これ!」

初音「ん?チョコ?」

転校生「つくったの!みんなにくばってるんだよ!」

メアリー(おいおい、んなことしたらオッズが・・・チッ、だが風紀委員にチクらせるわけにもいけねーし)

律「あ、ほれうまひぞ!」

転校生「ほんと?えへへ・・・がんばってつくったんだよ!」

メアリー「んじゃ、アタイももらっとこうかな。あ、そうそう、このゲームはな、ちょーっと風紀委員には内緒にしてるんだ」

転校生「なんでー?」

初音「ほ、ほら、バレンタインとはいえ、女子が男子にチョコを渡してたら風紀委員が怒るかもしれないだろ?あの水色とか」

転校生「あー、さっちゃんかー・・・」

メアリー「そーゆーわけだから、内密に、な?」

転校生「はーい」

~お世話になった、あの人へ~

転校生「あ、みつけたー!もぶかちゃん!もぶみちゃん!もぶこちゃん!」

モブ子「あ、転校生くん、おいっすー」

モブ美「今日も元気そうねー。あ、これ。ハッピーバレンタイン」

モブ佳「あたしからもあげるー」

転校生「ありがとー!あっ、これぼくからも!」

モブ子「モブのあたしらに出番だけでなくチョコまでくれるなんて・・・!」

転校生「しんこーのときはね、ありがとっ!」

モブ美「こっちこそ、あんたがいなきゃ死んでたわよ、あんなの」

モブ佳「これからもよろしくね、転校生くん」

転校生「うんーっ!あ、まりちゃんだ!」

真理佳「ん?あ、先輩!それに、モブ子先輩とモブ美先輩とモブ佳先輩も!」

モブ美「あのときのんが勢ぞろいって、感じだね」

モブ子「ほんと、生きててよかったわー」

転校生「まりちゃんにもはい、これ!」

モブ佳「んじゃ、あたしからも。余ってたし」

真理佳「え?あ、ありがとうございます!ど、どうしよう、僕用意してないや・・・」

モブ佳「いーじゃんいーじゃん。円野、ホワイトデーには3倍返しね」

真理佳「ええ!?い、今から買ってきますから、チャラにしてくださいよ~」

転校生「らいげつ、たのしみにしてるね!」

モブ美「選択肢を奪った!?」

モブ佳「この年齢で女を手玉にしてるのねー」

モブ子「この子、将来大物になるわね・・・」

~ふーちゃんとみまわり~

転校生「ふーちゃーん!!!!」

風子「おっ、転校生さんですか。ちょーどいいところに」

転校生「はい、これ!ちょこ!」

風子「おや?これは、うれしいですねー。んじゃ、これはウチから」

転校生「ありがとー!」

風子「いえいえ、あんたさんにはお世話になってますから」

転校生「いえいえ、こちらこそー!」

風子「・・・んで、今暇してます?」

転校生「みんなにくばってるんだよ!だから、あんましひまじゃないかなー」

風子「うーん、ってことは、学園中を回るんですよね?ウチもご一緒させてもらっていーですか?」

転校生「どーぞどーぞ!」

・・・

風子「いや、ね?なんかりよーしてるみたいでもーしわけねーんですが、アンタさんといると楽でして」

転校生「どーして?」

風子「あんたさんをこーやって連れてると、【風紀委員長】から【転校生の保護者】になるんですよね」

風子「それで、みなさんあんまし警戒しなくなると。そしてボロをだしてくれる・・・」

転校生「うぃんうぃんだね!うぃんうぃん♪おおぞらに~♪」

風子(かわいい)

~雑談しつつ~

転校生「ゆえちゃん!はい、ちょこあげる!」

ゆえ子「ありがとうございます。お返しと言っては何ですが、ゆえからもどうぞ」

・・・

転校生「おーばーちゃん!はい、これ!」

風子「お、おばちゃん・・・」

チトセ「あ、ありがと。あと、できればおばちゃんじゃなくておねえさんがいいな~って」

転校生「たんじょうびになったらよんであげるよ!ことしは>>1がわすれてたかららいねんね!」

チトセ「くすん、チョコは甘いのに、転校生くんは甘くないわ・・・」

風子「座布団持ってって下せー」

・・・

風子「にしても、随分と多いですね。昨日一日見なかったのは、これ作ってからですか?」

転校生「うん!だんしりょーのきっちんね、あんましつかってなかったから、かりたの!」

風子「なるほど、そっちに行ってましたか」

転校生「みんなにおせわになってるから、そのおかえしなの!」

風子「んで、ほかの生徒もアンタさんにお世話になっているから、お返しをする、と」

風子「んー、これはちょっと・・・数がすごいことになりそーですね」

風子(転校生さんが八百長ってのはないでしょーが、巻き込まれてる可能性も否めませんからね・・・)

風子(てってーてきにやりますよ)

今日はここまで!チトセの誕生日はほんとごめんなさい!チトセ推しさん、許して!
代表選抜戦も書いてないんだけど・・・書きたくても資料がないんだ!カード持ってないんだ!
このころSRも1桁枚もってただけだったんですよ!その後も手に入れられてないんですよ!
まあ、ボロボロの卯衣と聖奈を見て、転校生はより一層頑張ることを決意したって感じで。
明日は秋穂とコミュニケーション・・・ジェノサイドラプソディ・・・
まあ、本編より態度が軟化・・・してないんだよなぁ、春乃だからなぁ・・・
秋穂の態度が違いすぎるけど、まあ秋穂だし。
ありすありあり(合言葉)


モブ子達も出番あって良かった

しかしうのすけのチビッ子との親和性の高さは異常

ありすありあり
あの秋穂とコミュニケーションだと...?!風紀委員呼ばなくちゃ...

~天秤~

風子「そーいや、転校生さん」

転校生「なあに?」

風子「アンタさん、賭け事・・・とかわかります?ギャンブルって言った方がいいですかね?」

転校生「なにそれ?」

風子「まあ、その言葉自体はいいとして、です。その賭け事ってゆーのはが校則違反でしてね」

風子「お金を使った賭け事っていうのが禁止されてるんですよ」

転校生「ふーん」

風子「そんでですね、なんかこう、人気投票みたいなのやってるの見てません?」

転校生「うんえいがらいねんやるよ」

風子「メタ発言はやめなさい」

転校生「えっと・・・あっ!」

風子「ん?もしかして、思い当たる節が?」

転校生「えっとねぇ・・・」

メアリー【あ、そうそう、このゲームはな、ちょーっと風紀委員には内緒にしてるんだ】

初音【ほら、バレンタインとはいえ、女子が男子にチョコを渡してたら風紀委員が怒るかもしれないだろ?】

メアリー【そーゆーわけだから、内密に、な?】

転校生(いっちゃだめ、なんだよね・・・でも、ふーちゃんにうそつきたくないよぉ・・・)

転校生「あー、うー・・・」

風子「どーしました?見たんですか?」

転校生「その・・・」

転校生(いったほうがいいの?いわないほうがいいの?・・・わかんないよぅ・・・)

転校生「ぴぅぅぅぅ・・・・」

風子「な、なにがあったんですか!?そんな泣くよ―なこと言いました!?」

転校生「わかんないよぉ・・・ひぐっ・・・わかんないんだもん・・・」

転校生「どうしたらいいのかわかんないよぉ・・・ぴぅぅぅ・・・・ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

風子「あー、一回落ち着いて!誰も怒ってませんから!ね?ね?」

~はじめての葛藤~

あやせ「ふんふん、そうなのね~、なるほどなるほど~」

転校生「ぼく、どーしたらいいかわかんなくて・・・」

あやせ「はい、わかりました~。このことは、私が何とかしてあげるから、転校生くんはもう気にしなくて大丈夫よ?」

転校生「ほんと?だいじょーぶ?」

あやせ「ええ、もちろん。お姉さんに任せなさ~い」

・・・

萌木「・・・はっ!私の持ちネタ!」

梓「いやいや、自分ッスよ!」

里菜「二人とも、いきなり何言ってるんだ?」

アイラ「わっかんねー、すべてがわっかんねー」

・・・

あやせ「さて、と。転校生くんは行ったわね・・・」

あやせ「えっと、水無月さんの電話番号はどれだったかしら~?」

あやせ「あったあった、これね。さて、転校生くんを泣かせる悪い子たちは、ちょっと懲らしめないといけないわね~」

あやせ「うふふふふ・・・」

エミリア(な、なにがあったんですか!?海老名さんがものすごく怖いんですが!)

シャルロット(笑顔なのに、笑顔が怖いですね)

~鬼の風紀委員長~

風子「・・・わかりました。じょーほーていきょー、ありがとーごぜーます」

あやせ『いえいえ。あの、転校生くんを責めないで上げてくださいね?』

風子「だいじょーぶですよ。あの子はむしろ被害者です。よくわからねーまま巻き込まれた、ね」

風子「転校生さん、約束はきちんと守る子供ですからね。基本的に規則も守る。今回は二者択一とゆー事態に初めて陥ってどうしたらいいかわからなくなった」

風子「その結果、混乱して泣いた・・・ま、そんな感じですか」

あやせ『転校生くん、風紀委員には話しちゃいけないって言われてたみたいでして~』

風子「アンタさんがたまたま通りがかってくれて助かりました。こんどお礼をしますよ」

あやせ『お礼は、水無月さんの手腕でお願いしますね~』

風子「あー、はいはい。わかりましたよ。ほいじゃ、切りますね・・・さて」

風子「長らくお待たせしました。風紀委員、全員いますね」

紗妃「冬樹さんがいません」

風子「後でウチが直接呼びに行きます。んで、事の顛末はわかってます?スピーカーモードで話してましたけど」

怜「バレンタインのチョコの数を賭けにしている生徒がいて、転校生が巻き込まれた・・・ですよね」

梓「ついでに口止めさせられてんスよね。んで、約束か規則かで葛藤した転校生くんはキャパオーバーして泣き出した、と」

風子「ま、そーゆーことですね。つーわけで慈悲は一切無用!怪しい奴はすぐに声をかける!ぼろが出たら即逮捕です!」

風子「転校生さんの証言から神宮寺と音無とウィリアムズは少なくとも参加しています!見つけたらすぐにウチのもとへ!」

風子「学園の風紀を乱す奴らは許しません!総員、全力で取り掛かるように!」

「「「はいっ!」」」

風子「さーて、鬼の風紀委員長っていうのが誰のことか、思い出させてあげましょーかね」

~瑠璃川姉妹~

秋穂(私のバカバカバカっ!なんでメッセージカード渡しそびれちゃったの!?)

秋穂(私の愛を可能な限り詰め込んだのに、それを渡しそびれるなんて!)

秋穂(しかも転校生くんは手作りのチョコをくれたのに私は店売りの既製品だった!)

秋穂(学園の購買で買ったような安いヤツだった!もっとモロゾフとかゴディバとかあったでしょ!)

秋穂(こんな私に、転校生くんの口の周りのチョコをペロペロする資格なんてない!)

春乃(転校生のやつ、秋穂をこんなに思い悩ませやがって・・・)

春乃(しかも年下のくせに手作りだぁ?秋穂が気を使うに決まってんだろうが!ちょっとは考えなさいよ!)

春乃(あいつは一回〆とかないといけないわね、やっぱり。うん、そうしよう。いつかやろう)

春乃(普段から秋穂にペロペロされてるくせに、チョコなんかで点数稼ぎなんか・・・)

春乃(アタシなんてまだ秋穂にペロペロされてないのに!うらやましい!妬ましい!)

春乃(ぱーるーぱー瑠璃ぱー瑠璃らーみんなー死ねばいーのにー☆)チョンチョン

春乃「ん?誰?」

転校生「はーるーのん!」

秋穂「転校生くんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」

春乃「あん?何しに来たのよ」

~あなたにチョコを~

転校生「えっとね、はるのんにね、はい!ちょこ!」

春乃「・・・え?」

秋穂「あ、これ・・・」ナデナデ

春乃「な、なんであたしなのよ。しかも、こんな手の込んだやつ・・・」

春乃(秋穂のよりグレード高いじゃないのよ!こんなことしたら秋穂が意識しちゃうでしょ!でも嫉妬してる秋穂もかわいいかも・・・)

転校生「あと、これ、あきちゃんにも」

秋穂「えっ?わ、私は朝もらったよ?」ハムハム

転校生「はるのんと、あきちゃんなかよしだから、いっしょのつくったの!あさは、ちょっとれいぞーこにおいてきちゃってたから・・・」

秋穂「あ、え、えっと、ありがとう・・・あっ!そうだ、これ!メッセージカード、朝渡しそびれてたから!う、受け取って!」チュッチュッ

転校生「えっと、・・・よめない・・・」

秋穂「・・・あっ、忘れてた」ペロペロ

春乃(こ、こいつ!秋穂と私のグレードを合わせてきただとッ!?しかも秋穂がカードを渡したいと思っているときにッ!)

春乃(・・・やるじゃないの)

転校生「まあ、いっか。おっきくなって、よめるよーになったらよむからね!」

秋穂「うん!そのときは、感想聞かせてね!」ハムハム

春乃(・・・ちょっとだけなら、認めてやってもいいかもね)

~だって~

秋穂「そういえば、なんで私たちのはちょっと豪華なの?」

転校生「えっとね、その・・・まだね、はるのんとなかよくなれてないからね」

転校生「ぼく、なかよくなりたくて・・・」

春乃「・・・」

転校生「ほむほむと、はるのんとだけ、まだなかよくなれてないから、ちょっとがんばったの」

秋穂「転校生くんマジ健気」ペロペロ

春乃「なんで、あたしと仲良くなりたいの?」

転校生「え?うーん・・・なんでだろ?わかんないけど・・・なかよくしたいの!」

春乃「・・・はぁ、変な奴ねぇ」

秋穂「お姉ちゃんが言えることじゃないと思うけどなぁ」ツンツン

転校生「それでね、おばあちゃんがいってたの。『なかよくなりたかったら、いぶくろをつかめ』って!」

秋穂「転校生くんのおばあちゃんは転校生くんをお嫁に出すつもりなの?」プニプニ

春乃「だからこれ、ねぇ。・・・ちょっと用事ができたわ」

秋穂「あれ?お姉ちゃん?どこいくの?」

春乃「心配しないで大丈夫よ。ちょっと野暮用だから」

春乃(・・・もらった分ぐらいは、返さないとね)

~お菓子の家~

あらすじ:萌木がアイラに無茶ぶりされたよっ!

萌木「転校生くん、ありがとう。でも、疲れたらいつでも休んでいいからね?」

転校生「だいじょーぶ!それに、ぼくもおかしのいえつくりたいの!いっしょにがんばろっ!」

萌木「そ、そっか。それじゃあ、よし!一緒にがんばろう!」

「「おー!」」

・・・

萌木「結構大きなものになるから、一枚壁とかは無理だよね・・・」

萌木「チョコをレンガみたいにして、組立てていくとか?」

転校生「つみきならとくいだよっ!」

萌木「それじゃあ、その方向で進めよっか。えっと、じゃあチョコを湯煎して・・・」

転校生「もえちゃん!おゆにとかしちゃだめっ!おゆでとかすの!」

萌木「え?ああ!やっちゃった!ああ、い、いそいでとらないと、ああ、ああー!」

・・・

萌木「な、なんとかレンガ一個できた・・・」

転校生「これ、たいりょーせーさんはむりだよね」

萌木「型も足りないし冷蔵庫も足りないし時間も足りないし・・・」

転校生「・・・どーしよっか?」

萌木「うーん、どうしよ・・・」

~現実~

萌木「あはは、あんまり思い通りにいかないね」

転校生「そーだねー」

萌木「・・・現実、なんだよね。私、本当に転校生くんといっしょに、こんなことしてるんだよね」

転校生「どうしたの?」

萌木「あっ、えっと、ちょっと感慨深いというか・・・こんなこと、はじめてだったから」

萌木「私の魔法ってね、妄想を具現化する魔法・・・頭で考えたことを、そのまま出す魔法なの」

萌木「でもね、私が強く思ったものしか出せないから、王子様とか、そんなのしか出せないし、動揺するとすぐに消えちゃうし」

萌木「だから、転校生くんと、誰かとこんなことをするなんて考えてもみなかったんだ」

萌木「だから、ありがとう、転校生くん」

転校生「えっと、ね。ぼくも、もえちゃんといっしょにおかしつくって、たのしかったから、その・・・」

転校生「またいっしょにやろうね!」

萌木「・・・うん、また、一緒に、だね」

~結果~

メアリー「はぁ、はぁ、くそっ、どこで漏れたんだ・・・って、考えるまでもねぇか」

メアリー「だ、だが、逃げ切ったぞ・・・」

鳴子「おめでとう。結果発表まで逃げ切ったのはどうやら君と僕だけのようだ」

メアリー「マジかよ。くそっ、あんときさっさと帰しときゃよかった・・・」

鳴子「鬼の風紀委員長が本気の本気になったんだ、そりゃ逃げ出せる生徒なんかほとんどいないよ」

メアリー「んで、データは?」

鳴子「ここに」

メアリー「よし、んじゃ早速確認、っと。・・・ああ?なんでだよ!」

鳴子「おや、予想外だったかい?今年一番チョコをもらったのは、例年通り生徒会長の武田虎千代だ。このデータは正確だよ」

メアリー「なんであの転校生じゃねーんだよ!くそっ!」

鳴子「さて、もういいかな。ふふ、今後とも、報道部をよろしく」

メアリー「ああ、くそ!担がされたか!」

エレン「ああ、そうだな」

メアリー「あん?なんでエレンがここに・・・」

エレン「今回水無月が徹底捜査に踏み切った理由を聞いたら、私も動かざるを得んさ」

メアリー「いったいどうゆう・・・」

風子「はいどーも、風紀委員です」

メアリー「げっ」

風子「話、きかせてもらえますね?」

メアリー「エレン、お前まさか!」

エレン「少し頭を冷やしてくるんだな。まったく、くだらんことをやりおって」

メアリー「ち、ちっくしょぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

~事の顛末~

鳴子(さて、危なかった・・・結果的には生徒会長が一番多くもらった。たしかに例年通りだ)

鳴子(だけど、途中までは確かに転校生くんが一番だったんだよね)

鳴子(だけど、霧塚くんと作って大量に余ったチョコレートをおすそ分けと称して生徒会に持って行ったとき、受け取ったのが武田虎千代だ)

鳴子(チョコをもらった数、の賭けだったからね。嘘はついてないよ)

鳴子(・・・泣かしてしまった、か)

鳴子(ちょっと自重しようかな。もうすぐ卒業なんだ。最後ぐらい、笑わせてやりたいな)

鳴子(子供を笑わせる方法・・・そんなこと、考えたことなかったな)

鳴子(これを僕の卒業レポートとしようか)

鳴子(遊佐鳴子最後の記事は子供の笑わせ方について)

鳴子「さて、とりあえず、図書室にでも行ってみようかな」

・・・

春乃「はい、転校生」

転校生「あ、ちょこ・・・いいの?」

春乃「ホワイトデーに帰すのも変だし、ここで渡しとくわ。・・・おいしかったわよ」

転校生「う、うん!ありがと!」

~いっぱいいっぱい~

転校生「うのさん、おっはっよ!」

さら「うのちゃん、おはようございますぅ!」

ありす「おぁよ・・ござ、ます」

兎ノ助「おう、おはよう!今日も元気か?」

さら「はい!今日もげんきげんきですよぉ」

転校生「げんきまんぱん!だいじょーぶ!」

ありす「げ、げんき・・・ぇす」

兎ノ助「よろしい!そんなおまえらにはいい子いい子してやんなきゃな!」

さら「うのちゃん、バレンタインはいくつチョコもらったのですかぁ?」

クレプリ「あっ、それオレっちも気になるさね」

兎ノ助「ぐっ・・・なんでそんなこと聞くんだ?」

転校生「うのさん、いくつもらうのかなぁって、さっきはなしながらとーこーしてきたの!」

兎ノ助「あー、えっと、そ、そうだ!転校生、おまえはどうだったんだ?」

転校生「ぼく?いっぱい!」

さら「転校生さん、すごかったですよぉ!」

ありす「だんぼ・・・5こ・・・」

さら「わたしもあげたのですが、あふれそうになってましたぁ」

転校生「みんなからもらったもんね!」

ありす「らぃね・・は、てづく・・・くる・・・ら・・・」

転校生「まってるよ!いっしょにがんばろーね!」

兎ノ助「ぐぬぅぅぅぅぅぅぅ!ってか、段ボール5個って、どこに置いたんだよ、それ!」

転校生「ゆきしろさんのかぞくのまえ!」

兎ノ助「え?・・・あ、ああ!前に言ってたあの雪だるまか!天然の冷蔵庫、それなら大丈夫だな」

さら「シローもたくさんもらいましたねぇ」

シロー「わんっ!」

兎ノ助「・・・いくつ?」

クレプリ「たしか、13個だったさね」

ありす「ぉにんぎょぅさ・・・11こ・・・」

兎ノ助「・・・・・・犬と人形に負けた・・・」

クレプリ「おまえさんもぬいぐるみだろ?」

今日はここまで!風紀委員長史上最大の激怒でした。この日は転校生と一緒に寝た模様。
明日は忙しいから、ちょっと更新できないかも。できそうならやります。昼にちょっとやるかもしれません。
最初のおたすけ魔法少女もやらなきゃ。懐かしいなぁ、幼女がボコスカ殴ってきたあの時のシステム・・・
今はおたすけ事態やらなくなったしね。代わりに見回りとマジクリが追加された感じ。見回りの方かな?どっちかというと。
超連携スキル、ありすは『A未満同盟』と『プチモア』と『月色乙女』で確認しました。
たしか1年目か2年目の9月に、十五夜記念の銀髪オンリーガチャやってたんでそれを思い出しつつやったらビンゴ!
自分のパーティで発動するのは『グリモアへようこそ!』と『絶対風紀委員会』と『ばいーんどいーん』です。
あれか、巨乳が目の毒だから相手に毒ダメージを与えるのか。それとも貧乳たちの精神を削っていってるのか。
ありすありあり(合言葉)


新しい対抗戦のBGMがカッコ良くてテンション上がりますねぇ
とりあえず天文部のメンバーの超連携は強いし役に立ちますよ~

ありすありあり
そうだった。エレンも保護者だったw

超連携は料理部5人で楽しいクッキング(全班3ターンリジェネ)、そのうち1人もしくは全員をメインさんにすると楽しい???クッキング(全班3ターン毒)になる。美味しい料理もメインさんが関わるだけで兵器に...

~将来有望~

転校生「ゆさー、みてみてー!」

鳴子「うん、これは・・・ぷっ、くく・・・よ、よくこんな写真撮れたね。くしゃみをする寸前の氷川君の写真なんて・・・くくく、あっはっは、なんだこの顔!」

転校生「おもしろい?」

鳴子「ああ、最高だよ。これはもう大きくなったら報道部員かな?」

・・・

ミナ「さ、サーヴァント!裏切ったな!」

転校生「がくえんないでのまほーはきんし!」

風子「よく連れてきてくれました。んじゃ、氷川に引き渡しましょーかね」

ミナ「わ、我を誰だと心得ている!疾風の魔法使い、ミナ・フランs」

風子「はいはい、続きは氷川とおしゃべりしてきてくだせー。にしても、見事な手腕でしたよ、転校生さん」

転校生「えへへー」

風子「大きくなったら風紀委員ですね、これはもう」

・・・

ましろ「見事な腕前・・・将来は料理部に入りましょうかい?」

・・・

虎千代「今はまだ子供だが、将来は生徒会役員・・・いや、生徒会長ぐらいになってるかもな」

・・・

鳴子「転校生くんは大きくなったら報道部だ!これは譲れない!」

風子「何言ってるんですか?風紀委員に決まってるでしょ?」

ましろ「彼の腕は一般生徒としておくにはもったいないですよ」

虎千代「転校生の伸びしろを見れば将来どれほど強くなるかは想像がつかんほどだ。生徒たちをまとめる生徒会こそふさわしいと思うが?」

エレン「ちなみに、転校生。お前自身はなにになりたいんだ?」

転校生「え?散歩部がいいなぁ」

秋穂「あきちゃん大勝利ぃぃぃぃぃぃ!!!」

~シュミレーション~

自由「転校生くん進化シュミレーション~」

純「とりあえずこのままレベル上げてったら神宮寺に進化するわよね。あの悪戯好き加減といい」

望「最大まで懐かせて昼にレベルアップで水無月に、夜にレベルアップで遊佐とか?」

自由「訓練所でレベルアップするとエレン先輩に、クエスト中にレベルアップで生天目先輩っすね」

純「包丁を持たしてレベルアップで里中かな」

望「アレンジ素材を持たせると南になるぞ」

自由「あんなのに進化されてたまるもんっすか!」

純「シローを手持ちに入れてレベルアップでさらちゃん、人形で楠木、サボテンで浦白?」

望「喧嘩をしたままレベルアップで冬樹姉妹のどっちか。確率は半々」

自由「ケムッソやめて!厳選できない!んじゃ、ギターを持たせて律氏、メイクをすると千佳氏」

純「ゼクシィで我妻に」

望「やめろよ!あんなのが増えてたまるか!」

自由「蟹鍋中に海老名先輩」

純「ドーナツでエミリア」

望「緑茶と煎餅でおっぱいシスター」

純「トマトジュースか輸血パックで東雲かな」

自由「うーん、歓談部なのに食べ物進化しか思いつかない・・・」

望「あっ、あ~でも、うん、やめとこ」

純「なによ、気になるじゃん」

自由「大丈夫っす!自分、下ネタは慣れてますんで!」

望「いや、確かに下っぽくはあるけど・・・タオルを持たせて露天風呂でレベルアップするとみなs」

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とりあえずここまで。夜は出来たらします。
転校生がイーブイである可能性。進化先は様々ですね。
ありすありあり(合言葉)

ありすありあり

シミュレーション、な

おっふ、サーセン・・・以後気をつけます

ありすありあり
タオル子さんに進化はだめだ...

超連携のメインさん5人は不具合だったというのをついさっき知った...

~揺れる心~

クレプリ「なー、少年」

転校生「なにー?」

クレプリ「カレーとシチューどっちが好き?」

転校生「かれー」

クレプリ「じゃあ、カレーとプリンは?」

転校生「プリンー!」

クレプリ「んじゃ、プリンとありす」

転校生「ありすちゃん!」

ありす「・・・・・・!」

クレプリ「んじゃ、ありすととろろは?」

転校生「え?うーん・・・」

ありす「・・・・・・」ドキドキ

転校生「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ありすちゃん」

ありす「・・・」ホッ

クレプリ「すっげぇ間があったけど気にしないことにするさね」

クレプリ「・・・んじゃ、オレっちとありすは?」

転校生「ありすちゃん!」

クレプリ「そこは即答かい!」

ありす「・・・どんまぃ」ドャァ

クレプリ「ドヤ顔のありすもかぁいいけど、今はムカつくだけさね!」

ありす「ぁ・・・・・・ぁたしと、だんぼ・・・・・・は・・・?」

転校生「え?だんぼーる!」

ありす「!?」ガ-ン

クレプリ「ありす・・・・・・どんまい」ニタァ

ありす「・・・・・・!・・・・・・!」ポカポカ

クレプリ「や、やめろ!悪かった、オレっちが悪かったから!そんな怒るなよぅ!」

転校生「でもだんぼーるよりはとろろのほうがすきかなー」

ありす「・・・?」

クレプリ「ここにきてピラミッドが崩れた!?」

昨日ありすを書いてなかったことに気付いて指が震えてきたので急いで書きました。
もうすぐありすSSRが手に入る・・・待ち遠しい・・・
智花の楽しい???クッキングはネタとして残しておいて欲しい所存。なお編成するとクラッシュする模様。智花の料理は現実にまで被害を及ぼす。
ありすありあり(合言葉)

~第2回 うのすけズバリ!~

兎ノ助「うのすけ!」

ちひろ「ズバリ!」

ちひろ「と、いうわけで第二回、うのすけズバリ!はじまりましたぁ~」

兎ノ助「前回みたいに世界の意思でのごり押しやめろよ!」

ちひろ「それじゃあ、最初のお便りはぁ~」

兎ノ助「おい、返事をしろよ!」

ちひろ「じゃ~ん、仲月さらさんからのお便りですぅ~」

兎ノ助「さらー!ペンネームの意味今度教えてやるからなー!」

ちひろ「・転校生さんのダンボールってどこにおいてるんですか?」

兎ノ助「ああ、それはだな、魔導兵器開発局と風紀委員室と女子寮だ」

ちひろ「なんでそんなに分けてるんですか?」

兎ノ助「転校生は自分の部屋がないからな。あの大量の段ボールを置く部屋がない。つーわけで一か所にまとめることは難しいんだ」

兎ノ助「魔導兵器開発局にあるのはクエスト用、風紀委員室にあるのは学園生活補助用、女子寮にあるのは外出用だ」

兎ノ助「まあ、どれがどれとかは特に決めてないけどな!」

ちひろ「段ボールかぶって移動してると、かくれんぼしてるみたいでちょっと楽しくなってくるんですよぉ~」

兎ノ助「え?やったの?」

ちひろ「はい!」

~まだまだズバリ!~

ちひろ「というわけで、次のお便り、ツクツクボウシさんから」

ちひろ「・転校生の服以外の私物ってどこに置いてんの?」

兎ノ助「ああ、これはだな。たしか卯衣の部屋だ」

ちひろ「・・・あれ?どうしてですか?」

兎ノ助「基本的に物がないからだ。だから卯衣の部屋には転校生が遊ぶ用のおもちゃとかが置いてあって、たまに卯衣も使ってるらしいぞ」

ちひろ「立華先輩もですか?」

兎ノ助「ひとりで黙々と積み木を積んでいる姿を見たからな」

ちひろ「うさちゃんが?」

兎ノ助「おう」

風子「・・・お話、聞かせてもらえますね?」

兎ノ助「あ、あれだから!望の部屋を訪ねた帰りだから!なんもやましいことはしてないから!」

風子「はいはい、続きは風紀委員室で聞きますからねー」

ちひろ「あっ、行っちゃった・・・」

~もっとズバリ!~

虎千代「虎千代!」

ちひろ「ズバリ!」

ちひろ「急きょ代役で生徒会長さんに来てもらいましたぁ~」

虎千代「兎ノ助は、またか・・・まあ、いいか」

ちひろ「それじゃあ、さっそくお便りを、どどん!狂った人形遣いさんからです!」

ちひろ「・転校生くんのプロフィールを教えてください。お洋服を作りたいんです」

虎千代「既に転校生の服は大量にあるんだが・・・まあいいか」

虎千代「生徒名簿に載っているものだと、
【クラス】サンフラワー(風子と一緒)
【年齢】6
【血液型】B
【身長】115㎝
【体重】22㎏
【スリーサイズ】B:不明 W:不明 H:不明
【所属】なし
【好きな食べ物】とろろ
【嫌いな食べ物】なすび
【趣味】気になったこと
【特技】魔力譲渡
【在学年数】1年未満
 だな」

ちひろ「へぇ~」

虎千代「他にも、関西出身だとかそういうのもあるが・・・まあそのあたりはまた話題に上るかもしれないな」

ちひろ「わかりました、ありがとうございますぅ~」

虎千代「これで終わりか?」

ちひろ「はい。うのすけズバリはみなさんからのお便りを募集しています。次回のアシスタントは学園長さんですね~」

虎千代「新しくてちっちゃい方だぞ」

ちひろ「それじゃあ、えっとぉ、し~ゆ~」

虎千代「シーユー」

~鍛錬~

真理佳「そういえば教官」

エレン「どうした?」

真理佳「先輩・・・転校生くんって、訓練とかしなくていいんですか?もっと体力とかつけた方が良かったり・・・」

エレン「子供に無理をさせて体力をつけようとしてもつかないさ。それに、あいつの場合は放っておいた方が体力がつく」

真理佳「そうなんですか?そんなに効率がいい方法が?」

エレン「まあ、明日一日転校生とともに行動してみろ。それでわかるさ」

真理佳「はぁ・・・」

・・・

―05:30―

真理佳「zzz」

転校生「まーりーちゃん!おーきーて!」

真理佳「むにゅむにゅ・・・なんですかぁ、せんぱぁぃ・・・まだ5時半じゃないですかぁ・・・」

転校生「いっつもこれくらいにおきるよ?」

真理佳「せんぱい、やりますね・・・はっ!そうだった!今日一日先輩と一緒にって話だった!」

転校生「はやくー、てれびはじまっちゃうよー」

真理佳「こんな朝からテレビ・・・?元気だなぁ・・・」

~おさんぽしましょぉ!~

―7:30―

転校生「さらちゃん、あきちゃん、のえるん、おはよー!」

真理佳「おはようございます!今日はよろしくお願いします!」

さら「おはようございますぅ!」

秋穂「おはよう、転校生くん!円野先輩、おはようございます」

ノエル「おっはよ~、んじゃ、行こっか!シロー、ゴー!」

シロー「わふっ!」

真理佳「あれ?行先、決まってないんですか?」

さら「散歩部はですねぇ、シローがいきたいところまでおさんぽしにいく部活なんですよぉ」

真理佳(まあでも、転校生くんもいるし、そこまで遠くに行かないよね・・・?)

・・・

―11:30―

真理佳(学園を出て、崖を登って、道なき道を進んでついた街は・・・)

真理佳「ここどこっ!?」

さら「さあ?」

ノエル「えっとねぇ、地図によると『宇都宮』だって」※参考までに、Goggleマップによるとさいたま市から宇都宮まで徒歩で17時間です

秋穂「餃子!餃子食べよ!」

転校生「ぎょっうっざ!ぎょっうっざ!」

真理佳(はっ!教官が言っていたのって、まさかこの距離を歩いているから・・・?確かにこれなら・・・!)

~まだまだ~

―15:30―

真理佳「学園に到着っと」

さら「おつかれさまでしたぁ!」

ノエル「それじゃ、総員解散!好きにしてよし!」

秋穂「転校生くんはどうするの?」

転校生「このあとみっちゃんたちとかくれんぼするよ!」

真理佳「え、まだ遊ぶんですか!?」

転校生「あそぶよ?」ナンデ?

・・・

ミナ「ふはははは!よく来たなサーヴァント!さあ、今こそ雪辱を果たすとき!」

恋「前回は梓とお主の二人勝ちじゃったからの。今度こそ負けん!」

転校生「ふっふっふ、ぼくのだんぼーるおんみつじゅつにかてるかな?」

梓「自分の隠れ身の術は破れないッスよ!」

卯衣「前回の敗因は転校生くんが段ボールの中にいると思い込んでいたもの。思い込みが敗因にになったわけね」

心「ごめんなさいごめんなさい!まっさきに見つかってごめんなさい!」

真理佳「えっと・・・僕はどうしたらいいんだろ・・・」

転校生「それじゃ、じゃんけんするよっ!さーいしょーはぐー!」

・・・

真理佳「鬼になって2時間・・・先輩と服部さんと立華先輩が見つからないっ!」

真理佳「・・・はっ!こ、これが魔物から身を守るための一種の訓練になっているのかも!なら、こっちは魔物の巣を探す訓練だ!」

梓「はい、タイムアーップ」

~調理場は戦場~

―18:30―

花梨「こっちついかだべ!」

小蓮「炒飯一丁お待ちネ!」

ましろ「冷やし茶わん蒸しです・・・どうぞ、むしあがれ・・・うふふ」

明鈴「ふふふ・・・レナ、ボク相手によくぞ持ちこたえたアル。だけど、ボクはまだ腹3分目アルよ!」

レナ「3ぶん?・・・レナ、まだまだ、くう!」

転校生「まりちゃん、こしょうとって!そのあとこれあらって!」

真理佳「は、はい!」

真理佳(あの二人がどんどん食べるから、料理の数が大変だ!)

真理佳(お互いに指示を出し合って料理を作って運んでいく・・・はっ!これが先輩たちの連携につながっているのか!)

真理佳(僕だってがんばらないと!)

転校生「まりちゃん!あわ、あふれてるよ!」

真理佳「え?あ、ああ!やっちゃった!」

小蓮「後で掃除しとくネ!だからこっち手伝うよろし!」

明鈴「おかわりアル!」

レナ「れな、まだくう!」

真理佳「あ、はい!」

~最後の試練~

―20:00―

転校生「おふろー!」

真理佳「ここで疲れをしっかりとって、明日に備える・・・効率的だ!」

ソフィア「あ、転校生さん!うぇるかむです!」

転校生「きょーこそまけないぞー!」

真理佳「え?え?何するんですか?」

ソフィア「耐久すぷりんぎんぐ勝負です!今のところ12戦12勝0敗ですからね!」

真理佳(はっ!これで耐久力を・・・!)

真理佳「僕も、僕もやります!やらせてください!」

・・・

転校生「だいじょーぶ?」パタパタ

真理佳「うう、まさかのぼせるなんて・・・」

転校生「またまけちゃったねー。あっ、そうだ!あいすあるよ!」

真理佳「本当ですか?いただきます・・・」

転校生「ともちゃんがつくってくれたやつだから、いっしょにがんばろうね!」

真理佳「南先輩がですか?何かあるんですか?」

転校生「・・・しらないことって、しあわせなんだなぁ」

真理佳「えっ?えっ?」

転校生「だいじょうぶ!ゆかちゃんはよんだから!」

真理佳「なんで椎名先輩を呼んだんですか!?ねぇ、なんで!?」

転校生「・・・ぐっどらっく!」パクッ

真理佳「えっ!?先輩!?・・・ぼ、僕も!」パクッ

真理佳「うっ」

~結果~

月詠「で、どうだったの?」

真理佳「はい!学ばせてもらいました!あれなら、確かに鍛錬は必要ない、と言っても過言ではないです!」

月詠「え?あれ全部に付き合ったの?ツクは最初の散歩だけでダウンだったんだけど」

真理佳「宇都宮までっていうのがすごいですよね」

月詠「ツクのときは熱海まで行ったけど?」アイスタベテカエッテキタ

真理佳「えっと、熱海熱海・・・片道だけで丸一日かかるじゃないですか!」

月詠「え?半日で行って帰ってきたわよ?」

真理佳「どんなスピードで行ったんですか・・・」

月詠「あいつら(散歩部)の散歩に付き合うときはね、速度と時間を気にしたら頭がいかれるわよ」

真理佳「は、はぁ・・・」

月詠「ツクとしては智花手作りアイスを食べきったのがスゴイと思うんだけど」

真理佳「いや、僕は一口で倒れちゃったんで、残った分は先輩が・・・」

月詠「あいつの胃、頑丈すぎるわね」

真理佳「まあ、目が覚めたら二人仲良く保健室でしたけどね」

月詠「それを正常って思えるのが智花の料理の怖いところよ」

真理佳「これって、会長とか教官でも倒れるんですかね?」

月詠「この前、。お弁当の爆発で魔物を殲滅したらしいわね」

真理佳「生天目先輩や遊佐先輩も倒れるんですか?」

月詠「多分ね」

真理佳「もしかして、この学園で一番強いのって・・・」

梓「アンタのように勘のいい転校生は嫌いッスよ」

真理佳「え?」

・・・

真理佳「あれ?僕、昨日なにしてたっけ・・・」

月詠「あんた、訓練やっててぶっ倒れたのよ」

真理佳「そうだったかな?うーん・・・」

グリモアの闇は深い・・・

~めありーのたんじょーび~

メアリー「あー、ひどい目にあった・・・」

転校生「・・・」キョロキョロ

メアリー「お?あれは・・・キシシ、おーす、転校生」

転校生「!」ビクッ

転校生「!!!」ワタワタ

転校生「!!!!!」サササッ

メアリー「なんだ?なーにビビってんだよ」

転校生「だ、だって、ぼく、えびちゃんに、げーむのこといっちゃったし・・・」

転校生「いわないってやくそくしたのに・・・ぐすっ・・・」

メアリー「ほーう?それでアタイが怒ってると思ってるのか?」

転校生「う、うん・・・」ビクビク

メアリー「よし、んじゃそこにいろよ。いいな、動くなよ」

転校生(き、きた・・・でも、やくそくやぶったし、ちゃんとあやまらなきゃ・・・)

転校生「ご、ごめんなs」

メアリー「ばーか。おめーは悪くねーよ」コツン

転校生「・・・ふぇ?」

メアリー「お前はそもそも約束を破ってねぇ。アタイは風紀委員に言うなって言っただけで、誰にも言うなって言ったわけじゃない」ナデナデ

メアリー「・・・巻き込んじまって、悪かったな」

転校生「あ・・・うぅ・・・」

メアリー「よし、飯食いに行くぞ。風飛のバーガー屋だ!アタイのおごりだぞ、好きなだけ食え!」

転校生「あ、・・・うん!めありー、たんじょーびおめでとー!」

メアリー「んじゃ、アタイの誕生日祝いってことでグレードをさらにあげてやろう!おら、そこの守谷と我妻ァ!隠れてないで出てこい!行くぞ!」

月詠「えっ?つ、ツクたちも!?てか、なんで誕生日祝われる側が奢るのよ!」

メアリー「何言ってんだ。お前らは自分の分は自分で払え」

浅梨「え~、ぶー!後輩差別はんた~い!」

メアリー「却下だ」

月詠「転校生は奢るのに?」

メアリー「年齢差を考えろよ」

メアリー「まっ、アタイに飯を奢ってもらいたいんなら、一回でもアタイに勝ってみるんだな。けけっ」

~準備は大切~

ありす「てんこ・・・く・・・」

転校生「なぁに?」

ありす「これ、にっと・・・ぅ・・・と、くつし・・・らまき・・・」

転校生「え?いいの?」

ありす「ぅん。すき・・・じょ・・・でしょ?」

クレプリ「雪に囲まれてさむ~い雪の山でもあったか仕様さね!っていっても、スキー中は使わない方がいいかもしれないけどな」

転校生「はーい!ありすちゃん、ありがとっ!」

ありす「風邪と、霜焼・・・と・・・きをつけ、て」

転校生「はーい!」

クレプリ「ありすも行けたらよかったんだがなー、残念ながら抽選に漏れちまったんさね」

転校生「いつかいっしょにいきたいね!」

ありす「ぅん。・・・っしょに・・・」

転校生「それでね、ゆきちゃんがね、ゆきやまよーのだんぼーるよーいしてくれたよ!」

特型雪上段ボール『吹雪』:浮遊可能でソリにもなる素敵な段ボール。段ボールの底部分が不自然に白い。ロシア語翻訳機能もついている。

ありす(どこかでみたことあるような・・・)

転校生「すきー、たのしみだなー」

今日はここまで!メアリーの姐御感を出したかった。
なんかあり得ない時間であり得ない場所に行ってるけど、わんすもあで埼玉から街→海岸線→崖という謎ルート通っているわけだし多少はね?
明日はお助け魔法少女。転校生、初めての雪山体験です。はしゃぎすぎ注意!
それをやったら第2回代表選抜戦・・・はスルーして、あそこに行きます。ヤバいな、これ。
ありすがストーリーにかかわってないから、全然出せてないけどありすSSRが入った日はありすデーになると思います。
ありすありあり(合言葉)

ありすありあり
裏世界か...この転校生で大丈夫なんだろうか

ありすありあり
散歩部の謎ルートと浅梨の謎ルート
どっちがヤバイんだろうな

メインさんの超連携あれ不具合だったのか…

ふと思ったけどこれ風飛の風に散りてのとき転校生にトラウマ生まれるんじゃね?

~初めての雪山~

転校生「ふゆだ!」

里菜「雪だ!」

さら「スキーですよーー!!!!」

初音「うるせー!声でけーよ!」

メアリー「ガキなんだからはしゃがせときゃいいんだよ。お前もガキなんだから一緒に遊んできたらどうだ?」

初音「誰が行くかよ。スキーなんてもう何回目やら。今更騒ぐほどじゃねーよ」

エミリア「懐かしいなぁ・・・イギリスにいたときもよくスキーしに行ってたなぁ・・・」

転校生「えっと、ふぶき、ふぶき、ふぶきはどこだ!」

さら「手に持ってますよぉ」

転校生「どうだった!えっと、ひらいて・・・くみたてて・・・いくぞーーー!!!」フワァ

里菜「あっ、浮いた!?里菜もそれ乗りたい!絶対楽さ!」

さら「わたしも!わたしも!」ピョンピョン

転校生「こーたいだよ!それじゃあいってきまーす!」

エミリア「雪の上を歩かずに飛ぶなんて、この外道が!恥を知りなさい!」

転校生「!?」

初音「お前も落ち着けよ」

~子供同士~

転校生「ぬふふー、すべるぞー!」

少年「なんだおまえ、だんぼーるなんかですべるのか?かっこわるいの!」

転校生「むっ、ゆきちゃんがつくってくれただんぼーるはすごいんだもん!そらもとべるんだもん!」

少女「えー、たのしそー!あたしもやりたーい!」

少年「ばーか、だんぼーるはそらをとばないだろ!うそつき!」

転校生「うそじゃないもん!」

少年「うそだ!」

少女「ねーねー、とんでー!」

転校生「いいよ!といやっ!」フワァ

少年「と、とんだ!すげー!」

転校生「ふふん、うそじゃないっていったもんね!どうだ!まいったか!」

少女「のりたいのりたい!のせてのせて!」

転校生「いいよ!おじょうさん、どうぞー!」

少女「わーい!」

少年「あっ、ずるいぞ!おれものせろよ!」

転校生「うそつきっていってくるよーなこはのせないもんねー!べーだ!」ベー

少女「べーだ!」ベー

少年「お、おまえがへんなこというからわるいんだろ!それだってなんかいんちきしてるはずだ!」

転校生「いんちきなんかしてない!かがくのちからだもん!」

少年「いんちき!」

転校生「してない!」

少女「あわわわわ・・・」

~そり勝負~

さら「転校生さん!あれ?おともだちですか?」

転校生「こんなのともだちじゃないもん!」

少年「こんなうそつきともだちなわけねーだろ!」

さら「え?え?」

少女「えっとね、あのね」カクカクシカジカ

さら「むむむっ、それは、うーん・・・どうしましょぉ・・・」

初音「なら、勝負すればいいんじゃね?そりと段ボールで」

転校生「いいよ!まけないもんね!」

少年「そんなかみなんかにまけないからな!」

初音「んじゃ、スレッドファイト、レディーゴー!」

・・・

メアリー「っしゃ!我ながら傑作だぜ!このスノーマンはよぉ!さて、と。あいつはどこかな・・・ん?」

ドドドドドド

メアリー「なんだ?土煙、いや雪煙?スキーか?スノーモービルか?・・・っておいおいおい!こっちに来る!」

ズシャァァァァァ

メアリー「ぬおわ!?」

転校生「いっちばーん!」

少女「いっちばーん!」

メアリー「な、なんだお前かよ、びっくりさせんなよなぁ・・・ってまだ来る!」

少年「うわぁ!」

ズシャッ

少年「いったーい・・・」

メアリー「ああああ!アタイのスノーマンが!てめぇ!」

少女「あわわわわ・・・」

エミリア「メアリーさん、落ち着いてください!」

メアリー「大丈夫か?怪我はないか?」

少年「う、うん・・・」

エミリア「・・・あれ?」

~子供の扱いは~

エミリア「怒らないんですか?」

メアリー「生憎、ガキの扱いは慣れてんだよ。つーか、あんなスピードで降りたら危ないに決まってるじゃねぇか」

少年「ごめんなさい・・・」

転校生「ごめんなさい・・・」

少女「しょーぶしてたんだよ!」

メアリー「なーるほどな、そりゃ白熱するわけだ。んじゃ、次からは気をつけろよ」

転校生「はーい!」

少年「はーい!」

少女「はーい!これ、またあそこまでのぼるの?」

転校生「むふふー、これはとべるんだよ!のぼるのもらくしょーらくしょー!」

少年「あっ!ずるいぞ!」

エミリア「雪山を足で登らないだなんて、上等な料理にハチミツをブチまけるがごとき思想!!!」

転校生「!?」

メアリー「なんでお前がキレてんだよ」

~今日も今日とて~

風子「・・・」ソワソワ

紗妃「委員長ー?転校生さんが心配なら電話でもしたらどうですかー?」

風子「い、いえ、お構いなく・・・」ソワソワ

梓「この光景にも慣れたもんッスね」

怜「転校生はしっかりしているから、大丈夫だと思うんだが・・・」

紗妃「今回の雪山には子供も多いと聞いてますから、お友達ができるといいですね」

風子「ああ、喧嘩したりしてねーでしょうか・・・雪崩に巻き込まれたりとか・・・」

怜「心配しすぎじゃないか?」

梓「でもここ、雪崩が起きやすい場所があるから注意ってなってるッスよ。立ち入り禁止にはなってるみたいッスけど」

紗妃「まあ、そんな雪崩なんてそうそう起こるものじゃないですよ」

風子「フラグを立てるなッ!」

~ゆきやこんこん~

転校生「ゆーきーやこんこん♪あーられーうやこんこん♪」

少年「ふってもふってもまだふりやまぬ♪」

少女「いーぬーはよろこびにわかーけまわり♪」

子供3人「「「ねーこはこたつでまるくーなるー♪」」」

シロー「わんっ!」

さら「あれ?シロー、シロー、どこですかー?」

里菜「大変だ!大変なんだ!」

転校生「あれ、りなちゃん、どーしたの?」

里菜「さっきこの雪を食べてみたんだけどな・・・ぜんぜんおいしくないんだ!」

転校生「しろっぷあるよ?」

里菜「マジか!なんでもってるんだ!でももらうさ」

さら「あ!わたしも食べます!シローも食べますか?」

シロー「くぅーん・・・」

少年「おれもー!」

少女「あたしもー!」

転校生「ゆきやまかきごおりぱーてぃーだー!」

・・・

エミリア「あ、あんなスキーしたりしてるところの雪なんか食べて、おなか壊さないでしょうか・・・」

初音「いいんじゃね?あたしもよく食ってたし」

メアリー「アタイも食いに行くかなぁ」

沙那「ああやって子供は免疫機能をつけていくんですよ。仮にお腹を壊してもまあ、グリモアの保健委員は優秀ですので」

エミリア「大丈夫かなぁ・・・」

~雪崩~



メアリー「・・・ん?なんだ今の音」

初音「音?なにも聞こえなかったぞ?」

メアリー「・・・ありゃぁ・・・雪崩だ」

・・・

里菜「転校生~っ!こっちなのだぁ!」

転校生「りなちゃーん!なにがあったのー!?なんかどばーってしてたよーっ!」

少女「ゆきが、いっぱい・・・」

少年「こ、こわくなんかないぞ!」

エミリア「・・・あ、転校生くん。無事だったんですね」

さら「あの、あのですね!男の子が一人、ゆくえふめいなんだそうです!」

里菜「ゆくえふめい?もしかして・・・この雪崩に?」

エミリア「ええと・・・そうとは限らないのですが・・・」

メアリー「おい、雪崩が起きたってのになにボーっとしてやがんだ」

メアリー「さっさとそこのガキ共、連れて帰りやがれ」

エミリア「ま、待ってください!もしかしたら1人、巻き込まれてるかも・・・」

メアリー「いま聞いたぜ、イギリスガール。だから帰せっつってんだ」

メアリー「雪崩でこの辺の雪が柔らかくなってんだよ。避難させろ」

メアリー「そこの犬連れもだ。埋まってんなら雪掘るんだ。足手まといは帰ってな」

さら「・・・・・・うぅ・・・・・・」

メアリー「転校生。お前はそれ乗ってりゃ大丈夫だろ。魔法使うだろうから残っとけ。ただし、絶対に降りるなよ」

転校生「わ、わかった!」

メアリー「アタイは軍で救助もやってんだ。見つけてやるから黙って言うこと聞きな」

エミリア「・・・お、お願いします・・・」

~救助~

メアリー「いいか!小規模な雪崩だが、雪崩ってもんは巻き込まれたら生存率は低い!」

メアリー「ただのガキだ。ビーコンも持ってねぇし、対処法も知らねぇ」

メアリー「発生から5分!ガキの体力だったら残り5分と考えろ!」

メアリー「だが言っておくことはある。30秒で言うから耳の穴かっぽじって聞け」

メアリー「色黒。テメーは耳がいい。声を出していないか聞き取れ」

里菜「おうさ。任せるのだ」

メアリー「探す間は魔法使うな。なにやっても傷つける恐れがある」

メアリー「アンダスタン?手で掘るんだよ。だが見当は付ける」

メアリー「ゾンデ棒使え。使い方のレクチャー受けただろ。道具は使うもんだ」

メアリー「いいな。もしガキが埋まってるなら、助けなきゃ死ぬ。覚悟しておけ」

転校生「たすけなきゃ、しぬ・・・」

里菜「・・・大丈夫さ。絶対に助けるからな」

・・・

メアリー「・・・残り1分。チッ、ここも違ぇ・・・埋まってんならさっさと出てこいっつの」

里菜「いたー!いたのだー!」

メアリー「!!」

転校生「すぐいくよ!!!」

・・・

里菜「出すぞ、掘り出すぞ!・・・ググ、一人じゃ時間がかかるのだ・・・」

メアリー「バカヤロー!見つけた後は魔法だろうが!筋力を強化して周りを掘れ!」

里菜「お、そ、そうだ・・・えやっ!」

転校生「まりょくをっ!」ビビビ

里菜「きたきたきたきたっ!ていやっ!」

里菜「うおっ!ぬ、抜けたのだ!」

エミリア「お待たせしました!タンカです!」

メアリー「Good!おせーが間に合やどうでもいい!乗せろ!」

~お別れ~

―なんだかんだあって、帰りの時間―

転校生「ひぐっ・・・ぐすっ・・・やだぁ、まだあそぶのぉ・・・」

少女「やだやだ!まだいっしょにいたい!」

少年「もっといっしょにあそびたい!」

エミリア「ど、どうしましょう・・・」

里菜「リナ、こういうのは苦手なのだ・・・」

さら「えっと、えっと、あうう・・・」

メアリー「はぁ、どーすんだよこれ」

初音「沙那!お前の出番だ!」

沙那「かしこまりました。転校生さん、もう戻らないといけない時間です」

転校生「やだやだ!」

沙那「・・・一期一会という四字熟語があります。人生には、一生に一度しかない出会いのことを指しますが、もともとこれは茶道の言葉です」

沙那「『どの茶会でも出会いは一度きりだ。だからこそ、精一杯おもてなしをしよう』といった感じで受け止められています」

沙那「あなたたちは、一緒に遊んで、けんかして、仲直りして、また遊んで・・・精一杯の時を一緒に過ごしました」

沙那「別れというものは寂しいものですが、だからこそ人は心を尽くすんです」

子供達「・・・」

沙那「さて、3人とも。確かに今日ここで皆さんはお別れですが、だからと言ってもう一度会えないとは限りません」

沙那「こういう時は、何を言うんでしたっけ?」

転校生「・・・ま、またねっ!またあそぼうね!」

少年「お、おれも!また!またあそぼ!」

少女「またねっ!!!またいっしょにあそぼうねっ!!」

初音「どうだ!ウチの沙那は!」

メアリー「一期一会、か。・・・ふーん」

少年「おれ、がんばってまほーつかいになるから!ねーちゃんたちみたいにみんなをたすけれるようになるから!」

少女「あたしも!あたしもまほうつかいになる!」

転校生「まってるよ!まってるからね!やくそくだよ!がっこうでまってるからね!」

エミリア「これで、魔法使いの印象がよくなるんでしょうか・・・」

メアリー「少なくとも、あのガキ共にはそう見えるみたいだぜ?」

さら「・・・転校生くん、なんだかちょっとおっきくなりましたねぇ」

里菜「こどもってすぐデカくなるからな」

沙那「子供は、こうやって成長していくんですよ」

転校生「またねっ!またねーっ!」

~心配だった~

―学園―

転校生「ただいまーっ!」

風子「おかえりなさい!怪我はねーですか!?危ないことはありませんでしたか!?」

転校生「だいじょーぶだよ!あとね、おともだちもできたよ!おんなじぐらいのとしだって!」

風子「おお、転校生さんについに同年代の友達が・・・これで氷川化は避けれましたか」

紗妃「どういう意味ですか、それ」

転校生「あっ、さっちゃん!ただいまっ!」

紗妃「はい、お帰りなさい。もう、心配しましたよ」

梓「雪崩が起きたって知らせを聞いた瞬間の皆さん、面白いことになってましたしねぇ。あ、ムービー残ってますよ?見ます?」

風子「は、服部!」

転校生「みるー!」

紗妃「こら!いけません!」

転校生「えへへ、いちごいちえー!」

~やきもち~

転校生「でねっ、でねっ、それでねっ、みんなでまたねっていってね、ゆびきりしたの!」

ありす「そぅ・・・んだ・・・」

転校生「まほうつかいになって、がくえんにくるって!やくそくしたんだよ!」

ありす「・・・・・・」

転校生「あれ?どうしたの、ありすちゃん?おもしろくなかった?」

ありす「・・・べつぃ・・・」

転校生「うーん、なんかやったかなぁ・・・」

ありす「・・・・・・ぁたしの・・・ぅが・・・」

転校生「?」

ありす(ありすの方が、転校生くんと仲いいもん・・・)

転校生「うーん・・・おみやげ、はちゃんとかってきたし・・・」

ありす「・・・」ツーン

この後30分ぐらいお話したら機嫌が直りました

今日はここまで!明日はありすデーなので、最初から最後まで全編ありすでお送りします。
ここのイベント見返してたら、さらちゃんがイギリスに行きたいって言ってたんだよなぁ。
まさか本当に実現するとは、当時は思いもしなかった。
代表選抜戦はカードがないので飛ばします。特急危険区域で変態共と転校生だけで行動するというヤバい状況なんて書けません。
その次に裏世界へ。一日で終わるかどうかはわかりません。だって2週間続いたイベントだし。そういや、これくらいの時期に例の事件のあれ、これくらいの時期でしたねぇ・・・
花散りはある程度の計画はあるよ。転校生がヤバい状況になるのは確定。理由は、裏世界の事情を呑み込んだうえでこのスレを読み返して見ればわかるかも。
ありすありあり(合言葉)
ありすありあり(合言葉)
大事なことなので2回言いました。

ありすありあり
花散りの前にパンドラで鳴子先輩の死体目撃もあるんだよなぁ
...興奮しちゃいます~!

花散りがゲームの通りに終わったとしても子供には重すぎる荷物だよなあ

ありすありあり
とうとう裏世界か...

~克服したい~

※転校生はありすの部屋が苦手です

転校生「・・・」ススス

ありす「ぁ、てんこ・・・く・・・おぁょ・・・ござ、ます」

転校生「お、おはよっ!ありすちゃん!ぼく、ちょっといそいでるから!それじゃ!」タッタッタッ

ありす「ぁ・・・・・・むぅ」

クレプリ「今日も逃げられちゃったなぁ」

ありす「なんとか・・・たい・・・な・・・」

クレプリ「そうだなぁ。少年がありすの部屋に来たのって後にも先にもあの日だけだからなぁ」

ありす「・・・ぇも、どぅし・・・ょ・・・」

クレプリ「そこを考えないとなぁ。ま、オレっちも考えてはいるんだが、なーんにも思いつかないんさね」

ありす「ぅーん・・・」

・・・

風子「あ、ご飯粒ついてますよ。まったく、どーやったらおでこにひっつくんですか」

秋穂「こどものご飯粒ってわけのわからないところにつきますよね」ヒョイパク

転校生「てへぺろ☆」

風子「瑠璃川、不法侵入です。後で風紀委員室まで」

秋穂「えー、またですか?」

~相談してみよう~

クレプリ「かつて偉い人は言ったさね。三人寄れば文殊の知恵と!」

ありす「?」

クレプリ「オレっちたちは今まで2人で考えてきたから、解決策が思いつかなかったんさね」

クレプリ「つまり!あと一人足せばきっとうまくいくさね!」

ありす「ぉぉ・・・・・・・!!」

クレプリ「んで、誰か宛はあるか?」

ありす「ぇっと・・・・・・・さらちゃん?」

クレプリ「まあ、選択肢がそれくらいしかないよな」

・・・

さら「なるほどなるほど、わかりましたぁ!そういうことでしたら、わたしもお手伝いしますよ!」

シロー「わん!」

クレプリ「おっ、助かるさね。うまくいったらハニートースト奢るからな。ありすが」

ありす「・・・・・・ぇ?」

さら「ほんとですかぁ!?がんばらないと!ハニートースト!」

シロー「わんっ!わおーん!」

ありす「・・・・・・ぉこづか・・・りる、かな・・・」

~当たって砕けろ~

さら「この前ノエルちゃんがですねぇ」

ノエル【困ったことがあったらとりあえず当たって砕けろだよ!】

転校生【それでいぶともなかなおり!】

ノエル【い、いやそれは慎重になったほうがいいかなーって・・・】

秋穂【当たる前から砕けてるよ!?】

春乃【冷静に突っ込みをする秋穂、クールビューティー!博識!】

さら「って言ってたんです!」

クレプリ「最初の一文だけならやってみようって思えたのに!」

ありす「・・・でも、ゃらなきゃ・・・にも、ぉこらな・・・」

さら「そうですよぉ!とりあえずやってみましょぉ!失敗したらあとではんせいすればいいんです!」

クレプリ「そ、そうさね!とりあえず思いつくこと手あたり次第にやってみるか!」

「「おー!」」

シロー「わふっ!」

ありす「ぉー・・・!」

~一回目~

その①:とりあえず無理やり入れてみよう

クレプリ「なら捕まえないといけないさね。どうするんだ?ふん縛るのか?」

さら「ふふふ・・・わたしにはひさくがあります!」

ありす「ひさ・・・?」

さら「まずは転校生さんをみつけて・・・いました!あそこです!」

転校生「ふるえるほどこころもえつきるほどあーつくー♪」

クレプリ「楽しそうに歌ってるさね」

さら「この作戦は、ある程度近くに来てからじゃないとこうかをはっきしないんですぅ」

ありす「・・・んな、さくせ・・・なの・・・・・・?」

さら「それは、見てからのお楽しみです!あ、こっちに来ました!」

転校生「そーのーちーのーさーだーめー♪じょーーーーーーーーーーーーーーじょっ!!!!」

さら「まだです、まだ・・・じゅうぶんにひきつけて・・・」

ありす(さらちゃん、いったいなにするんだろう・・・)

さら「きました!今です!」

~踊れ~

さら「ダンソンッ!フィーザキーッ!」タンタンッ

さら「ドゥーザディーサーザコンサッ!」タンタンッ

シロー「わんっ!」

ありす「!?!?!?」

転校生「!!!」

さら「ダンソンッ!フィーザキーッ!」タンタンッ

さら「ドゥーザディーサーザコンサッ!」タンタンッ

シロー「わんわんっ!」

転校生「だんそん!ふぃーざきー!」タンタンッ

さら「ドゥーザディーサーザkニーブラ!」

転校生「ぐえっ!」グギッ

シロー「わおんっ!」

さら「・・・つかまえましたぁ!」

クレプリ「それでいいのか!?」

ありす(・・・ちょっと楽しそうかも・・・あ、あっちから来るのは・・・)

風子「仲月、ぼーりょくはいけませんよ」

さら「え?あ・・・」

風子「風紀委員室までどーぞ。部活仲間が待ってますよ」

さら「あ、ありすちゃん!わたしのことはいいから、早く行って下さ・・・もういません!」

風子「楠木も?・・・あとで話を聞きますか」

~結果~

ありす(とりあえず、段ボール詰めにして部屋まで持って帰ってきたけど・・・)

ありす(段ボールに車輪がついててよかった。さすがに私の力じゃ運べないもんね)

クレプリ「部屋に連れ込むことには成功・・・さあ、あとは少年が起きるのを待つだけさね」

ありす「ぅん・・・」

転校生「う、ううん・・・うう?あれ?ここは・・・」

ありす「ぁ、ぉき・・・」

(●)≡(●) (●)≡(●) (●)≡(●) (●)≡(●)
  (●)≡(●)  (●)≡(●) (●)≡(●) (●)≡(●)←人形の目
 (●)≡(●) (●)≡(●) (●)≡(●) (●)≡(●)

転校生「!?!?!?!?」

クレプリ「いよっす少年!首は大丈夫か?」

転校生「あ・・・あ・・・」

ありす「?」

転校生「お、おじゃましましたぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」ダダダダダダ

ありす「!?」

クレプリ「あ、少年!?少年!かむばーっく!!!」

~次の方法~

春乃「うん?転校生が部屋を怖がって逃げていくって?」

クレプリ「そうなんさね。なんとかならねぇかなぁ」

ありす「ょろし・・・ぉねがぃ、します・・・」

春乃「うーん・・・そうね、アンタらには秋穂が仲良くしてるし、何とかしてあげたいけど・・・」

春乃「単純だけど、好きな食べ物で釣ってみるとか?」

クレプリ「それさね!」

ありす「・・・てんこ、くんの・・・・きな、たべもの・・・・・・?」

春乃「さすがにそこまでは知らないわね。・・・ちょっと待ってて」

ありす「?」

春乃「あ、もしもし、遊佐?あたしよ。転校生の好きな食べ物を教えて」

春乃「別にあたしがどうこうするわけじゃない。ただの義理よ」

春乃「ふんふん・・・わかったわ。ありがと」

春乃「とろろ芋だって」

ありす「ほんと・・・ぇすか?」

春乃「遊佐の言ってることが正しいならね。特にそれを使った好きな料理もあるらしいけど・・・作ってこようか?」

クレプリ「ありす、どうする?頼むか?」

ありす「・・・じ、じぶ・・・で・・・ゃりた・・・ぇす」

春乃「よし、わかったわ。それじゃあ、レシピだけ渡しとくから里中にでも声をかけて調理室を借りなさい」

クレプリ「なにからなにまですまねぇな」

春乃「お礼は秋穂の人形でいいわよ」

ありす「ゎかり、ました・・・」

~お料理~

里中「これが自然薯、これが温泉卵だべ。ちゃんと手袋はつけたか?」

ありす「つけ、ました」

里中「よしよし、なら大丈夫だべ。それつけとかないと、かゆくなるからなぁ」

里中「転校生が好きな料理ってのはシンプルな奴だべな。とろろ芋をご飯にかけて温泉卵を載せて醤油をかけて食べるっつーやつだ」

里中「んで、これ自体は簡単だば、ちゃーんと下処理ばしなきゃなんねーべ」

里中「じゃねーと食べたときに口まわりがかゆーくなっちまうんじゃ」

ありす「はぃ」

クレプリ「下処理?面倒なやつか?」

里中「そんなに難しくねぇべ。5秒くらい熱湯をかけて、冷ましてから調理するんだ」

里中「山芋のかゆみってのは酸や熱によわいんだけろ、転校生は酸っぱいのは苦手だべな」

里中「ちょっとひと手間くわえてやってけろじゃ」

ありす「がんばぃ・・・す・・・」

里中「んだ、オラはここで見とくからな。わかんねーことがあったらなんでも聞けよ?」

クレプリ「了解さね!さあ、ありす!やるぞ!」

ありす「ぉ、ぉー・・・!」

~二回目~

―ありすの部屋―

[目隠し]転校生「あきちゃんー、ここどこー?」

秋穂「もうちょっとだからね。待っててね(目隠し転校生くん!エロいよ!こんなの見てたら私のオータムが紅葉しちゃうよ!)」ハァハァ

ありす「でき・・・ました・・・」

転校生「ありすちゃん?・・・あっ、このにおい・・・」

秋穂「それじゃ、そいやっ!」バサッ

転校生「うおっ!まぶしっ!」

クレプリ「少年が好きだっていう、『山かけ温玉丼』さね!」

ありす「どぅぞ・・・めしぁが・・・」

転校生「やったー!いただk」

 (●)≡(●)  (●)≡(●) (●)≡(●) (●)≡(●)
(●)≡(●)  (●)≡(●) (●)≡(●) (●)≡(●)←人形の目
  (●)≡(●) (●)≡(●) (●)≡(●)(●)≡(●)

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ありす「!?!?」

秋穂「あ、あれ?」

ガチャッ

風子「風紀委員です!なにやったんですか!」

転校生「ふーちゃぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!こわぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」

ありす「・・・ぇ?・・・ぇ?」

~苦手な理由~

風子「転校生さんが楠木の部屋を苦手に思ってる理由?」

クレプリ「かぁいくてらぶりーでぷりちーなありすは少年と仲はいいんだけどよぅ、少年、一回この部屋に泊まったっきり来てくれなくなったんさね」

ありす「ぅぅ・・・」

風子「あー、確かですねぇ、人形が怖いとかなんとか・・・」

クレプリ「えっ!?マジで!?オレっちダメ!?」

風子「アンタさんは人形感全然ねーじゃねーですか。確か、本人からきいた話によるとですね」

風子「夜中にトイレに起き出した時、大量の人形の目が暗闇の中にあって怖かった・・・だそうです」

クレプリ「あー、ありすは寝るとき豆電球の方点けて寝るからなぁ。それで見えちゃったのかもな」

ありす「ど・・・して?ぉ・・・んぎょ・・・かゎぃ・・・?」

風子「まあ、人形自体はかわいいんでしょーけど、くらーいところで黒光りする目があらゆる方向からこっちを見ている・・・」

風子「多分、大人でも怖いですよ、それ」

風子「ま、そんなことが原因で転校生さんはアンタさんの部屋を怖がってるわけです」

クレプリ「じゃあ、どうしようもないのかぁ」

風子「・・・そこでてーあんなんですが、楠木」

ありす「?」

風子「一回だけ、人形を片付けてみません?」

~三度目の正直~

ありす「ごめんなさ・・・・・・きょぅだけ、しまぃ、ますね」

ありす「ちゃんとぁとで、だしますから、ね」

クレプリ「んー、この量をしまうのは大変さね」

ありす「でも、てんこぅせ・・・くんと、ぃっしょに、ぉへゃで・・・」

クレプリ「だなぁ。ごめんな、ちょいとだけ我慢しててくれよー。明日になったらちゃんとまた出すからな」

・・・

もも「どうも!お届け物でーす!」

クレプリ「え?なんか頼んでたっけ?」

もも「ほら、転校生くん」

転校生「う、うん・・・」

ありす「ぁ・・・」

転校生「あ、あの、ありすちゃん・・・ごめんなさい・・・」ビクビク

ありす「・・・こぅせぃく・・・は、ゎるくな・・・・・・ょ」

転校生「でも、ありすちゃん、かなしくさせちゃったし・・・」

クレプリ「謝るのはオレっちたちの方さね。ごめんな?この部屋、人形がいっぱいだもんな。怖かったよな」

転校生「・・・うん」

ありす「かたづけ・・・したから・・・」

転校生「ほ、ほんと?」

クレプリ「おうともさ!」

ありす「りょぅり・・・つくぃ、なぉしたか・・・・・・ぃっしょに、たべよ?」

転校生「う、うん!ありすちゃん、ありがとっ!だいすき!」

ありす「ぁ、ぁりすも・・・ぇす」

もも「仲直り、ってわけでもないんだろうけど・・・でも、よかった」

~もってきたもの~

転校生「ごちそーさまでしたっ!」

ありす「ぉそまつ・・・さまぇす」

クレプリ「うーん、言い食べっぷりだったさね」

転校生「おいしかったよ!こんどは、ありすちゃんがたべたいのつくったげる!」

ありす「ぃっしょに、つくろ・・・?」

転校生「うんーっ!」

クレプリ「すっかり元気さね。よかったよかった」

転校生「あっ、そうだ。ぼくのおよーふく、ありすちゃんのおへやだっけ?」

クレプリ「あー、そういえばなんかそんな感じのやつ仕舞ってたな。どこに置いたっけ?」

ありす「たし・・・・・・ここ・・・」

クレプリ「クローゼットか・・・ん?あ、ありす!そこを開けちゃだめだ!」

ありす「ふぇ?」ガチャ


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転校生「」バタン

クレプリ「さっきそこに人形全部詰め込んで・・・っておそかったさね」

ありす「ぁ・・・」

※結局、転校生が人形が苦手なのは克服されませんでした

今日はここまで!予告通り全編ありすでお送りしました!PCからスレ内で名前検索かけるとありすが一番多くHITします。
メインの風紀委員長をさしおいて一番です。怜と夏海で検索した後に智花で検索すると悲しいことになるのでやめましょう。
最近智花出してないなぁ。最後に喋ったのはクリスマスの時だなぁ・・・あれ?メインヒロインってなんだったっけ。
まあ裏世界探索にもちゃんと出てくるし(出番が多いとは限らない)4月1日に本領発揮だし(出てくるとは限らない)
次回は裏世界探索です。転校生は果てして無事に帰ってくることができるのか・・・
ありすの王子様になりたい(人形劇)

ありすありあり
まあ6歳相手に飯テロ多発させるわけにも・・・
あれ? 既に保健室送りにまでなってる話がある?

ありすありあり
メインヒロインとは万人に受け入れられるよう癖のない、汎用性のある無個性でなければならない
まぁ、だがら個性あるキャラに出番取られるんだけどね

裏世界探索の前にゆかりとクエストがあるのを忘れてました。
・・・・・・・・・やらないと。
つーわけでごめんなさい。裏世界やる前に「おせっかいと紙一重の親切」の方をやります。
あれだけ宣言してたのになぁ・・・

ありすありあり
メインヒロイン出たら話が進むからね...

~魔法使いの基本~

転校生「まだーいわなーいでじゅーもんめーいたそのことば♪あいーなんてはねのようにかるい♪」

ゆかり「あ、転校生くん、ちょうどよかったわ、急いで!」

転校生「んにゃ?」

ゆかり「茨木の山奥なんだけど、突然現れた魔物と訓練中の国軍が鉢合わせたの」

転校生「えっ?へーたいさんが?つよいんじゃないの?」

ゆかり「国軍って言っても新兵の、新しく兵隊になった人たちばっかりで・・・」

ゆかり「現場が混乱しちゃったから、ずいぶん対応が遅れちゃってね」

ゆかり「急がないと、大怪我した人もいるんだって」

転校生「ええ!?たいへんだ!」

ゆかり「一応、援軍が到着するまでの一時しのぎなんだけどね」

ゆかり「それじゃ、行きましょ。じゃんじゃん回復魔法使うから、覚悟しといてね♪」

~おせっかいと紙一重の親切~

ゆかり「・・・ふう。ちょっと休憩してもいいかな」

ゆかり「さすがに魔法を使い続けると、魔力が減らなくても疲れるよ」

転校生「だいじょーぶ?」

ゆかり「うん、ちょっと休憩したらすぐ動けるから、心配しなくても平気よ」

ゆかり「・・・こんなにたくさんの怪我人を見るのが初めてだからね」

ゆかり「それにしても、こんな状況になるまで対応が遅れるなんて・・・」

ゆかり「この近くだけで十数人。命に係わる重傷の人もいるし・・・」

転校生「へーたいさん、すっごいいたそうだった・・・」

ゆかり「・・・嫌なもの見せちゃったよね。ごめんね。でも、転校生くんがいてくれて助かったよ」

ゆかり「私一人だと魔力が持たなかったはずだから。ありがと」

転校生「うん、どーいたしまして」

ゆかり「じゃ、休憩がてら見回りに行こうかな。ざこ退治。来るでしょ?」

転校生「え?いいの?」

ゆかり「気分転換だよ。体動かしたら気がまぎれるしね」

転校生「じゃあ、いく!」

~狼の魔物~

ゆかり「狼、数が多いね。それになんだか統率された動き・・・」

ゆかり「普通、このくらいの大きさの魔物は知能も低いはずだけど・・・」

転校生「えいしょ、よいしょ、うわっ!」ドテッ

ゆかり「あ、大丈夫!?怪我してない?」

転校生「だいじょーぶだいじょーぶ!へーき!」

ゆかり「本当に大丈夫?・・・けがしてたら見せてね。なおすから」

転校生「いいの?」

ゆかり「いいのいいの!君が倒れちゃったら私もみんなを治療できなくなるもん」

ゆかり「回復魔法ってコスパ悪いのよ。ケガの重さに比例するし」

ゆかり「使える人少ないから、一人の負担が大きいしね」

転校生「そーなの?」

ゆかり「そうだよ。正直、転校生くんがこれから重宝されるのってそういう場面だと思うんだ」

ゆかり「偉い人たちがどう判断するかはわからないけど、特に現場ではね」

転校生「???」

ゆかり「あはは、まだわからないかぁ。ま、とにかく、私も頼りにしてるよ・・・ちょ、ちょっと、あれ・・・なに?」

転校生「っ!」

ゆかり「危ない、なにかくる!大きいよ!」

~大きな狼~

ゆかり「・・・さっきの・・・狼たちのボス、だよね・・・霧から生まれたのは間違いないけど」

ゆかり「あいつが狼たちを統率してるの?」

転校生「すごく、おっきい・・・」

ゆかり「魔物が野生の獣みたいな動きをするなんて、あったっけ?」

転校生「うーん、しらないなぁ・・・」

ゆかり「私、そんなに学校の授業真面目に聞いてるわけじゃないけどさ」

ゆかり「毒を持つ魔物がいないかとか、結構自分で調べるのよ」

ゆかり「でも・・・そんな知識を持つ魔物なんて・・・」

ゆかり「ねえ、これって、増援を待ってる時間、ないかも」

転校生「・・・うん。はやくたおさなきゃ、あぶないよ」

ゆかり「私の他にも回復魔法が使える子がいるから、ケガ人はその子に任せよう」

ゆかり「また襲撃してくる前に、私たちで倒すの!こっちから行こう!」

転校生「うん!」

・・・

ゆかり「・・・やっと見つけた。何してるんだろ。おとなしいね」

転校生(なんか、ちっちゃいのが・・・いる?)

ゆかり「もしかしたらさっきの戦いで、思ったより傷ついているのかも」

ゆかり「今なら倒せるかもしれないよ・・・!」

ゆかり「気づかれる前にっ!」

~狼の魔物~

ゆかり「・・・あのさ・・・さっきの狼・・・子供を守ってたみたいだった・・・よね?」

転校生「・・・うん」

ゆかり「ホントに魔物なのかな?だって魔物にそんな感情はないって聞いてるし」

転校生「ゆきちゃんがね、まもののことはぜんぜんわかってないんだって」

転校生「だから、いままできいたことないよーな、れーがいってのがいっぱいいてもおかしくないんだって」

ゆかり「・・・そっか、そうだよね。そもそも、転校生くんだって今まで聞いたこともないような例外の魔法使いなんだし」

ゆかり「ありがとう、転校生ん。おかげで目が覚めたよ」

ゆかり「魔物は魔物。私たちはその脅威からみんなを守るのは仕事だもの」

転校生「うん!」

ゆかり「多くの人は戦う力を持たない。私たちが魔法を使えるのは、だからだよ」

ゆかり「自分の持てる力で、みんなを助けられたら、それより嬉しいことはないもの」

転校生「まほうのちからで、みんなをえがおにでいたら、とってもうれしいよね」

ゆかり「うん、そうだね。それじゃあ、そのためにも、ちゃんと倒しちゃわないとね」

ゆかり「さ、追い詰めたよ。今度こそ倒さなきゃ!」

~未知の世界へ~

聖奈「椎名!転校生!戻ったな!」

転校生「あ、ゆーちゃんだ!」

ゆかり「・・・結城さん?そんなに慌ててどうしたの?」

聖奈「生徒会室に来い!伝えることがある!」

転校生「あっ、いっちゃった」

ゆかり「・・・ど、どうしたのかしら」

・・・

ゆかり「もう1つの世界?」

虎千代「ああ、信じがたいと思うが、そういう場所がある」

転校生「なんか、みっちゃんがすきそーなはなしだね」

ゆかり「あ、確かに。風槍さんが大喜びで飛びつきそうね」

虎千代「続けるぞ。東雲たちが行って、戻ってきた。詳細は今、副会長がまとめている」

ゆかり「誰かケガしたの?それならすぐに見せて」

虎千代「いや、そういうのはなかった。だが向こうに強力な魔物がいることがわかった」

虎千代「だから次のクエストに、桃世を連れて参加してほしい」

ゆかり「・・・つまり、私もその・・・もう1つの世界に?」

虎千代「ああ。・・・そして、転校生、お前もだ」

転校生「・・・」

ゆかり「え?でも・・・まだ小さいのに・・・」

虎千代「予想はしていたことだが、向こうは酷い」

虎千代「ゲートは一定時間で閉じ、また向こうで魔法を使わなければならない」

虎千代「だから次の探索のときには考えられる学園の最大戦力を用意して臨む」

虎千代「戦闘要員、バックアップ要員を合わせて、侵攻後最大のクエストになる」

虎千代「フフフ・・・すでに仕事はないと思っていたが、ここにきてこれだ」

虎千代「死人を出すわけにはいかない。協力してくれ」

転校生「・・・」

ゆかり「・・・わ、わかったわ。でも無茶は・・・」

~最後まで~

虎千代「なにも向こうの魔物を全滅させようってワケじゃない」

虎千代「あくまで偵察だ。危険だと判断したらすぐに帰る」

ゆかり「武田さんには前科があるんだからね」

虎千代「それを言われると痛い・・・予測できないことは多いからな」

ゆかり「まぁ、いいわよ。なにかあった時のために私がいるんだし」

ゆかり「日程が決まったら教えてね」

虎千代「ああ、頼む・・・転校生」

転校生「・・・」

虎千代「さっきアタシは参加してくれといった。だが、お前はこの話を断ってもいい」

虎千代「向こうは少なくとも・・・ここのような平和な所じゃない」

虎千代「補給も満足にできない場所だ。お前の力が絶対に必要だ」

虎千代「・・・この話を持ち出した時、水無月は最後まで反対していたよ」

虎千代「【あんな小さい子供を、どれだけ危険かすらもわからない場所へと連れて行くわけにはいかない】とな」

虎千代「最終的に、お前の意思に任せると言って、折れてくれた。だから、お前には決定権がある」

虎千代「それを踏まえたうえで、アタシからのお願いだ」

虎千代「頼む。アタシたちを助けてくれ」

転校生「・・・・・・わかった。とらの、みんなのおてつだい、するよ」

転校生「みんなを、たすけなきゃ」

虎千代「・・・ありがとう。本当に、助かる」

虎千代「だが、安心しろ。お前は絶対に危険な目には合わさない。アタシたちが命を賭してでも守って見せる」

虎千代「約束だ」

~日常と非日常~

さら「あ、転校生さん!おかえりなさい!」

ありす「ぉつかれ・・・ま、ぇす」

転校生「あ、うん。・・・ふぅ」

クレプリ「どうしたんだ?なんかあったのか?」

転校生「・・・なんか、たいへんだなぁって」

さら「みんな、忙しそうにしてますねぇ」

ありす「・・・にか・・・ぁったの・・・かな・・・?」

転校生「ぼくも、あんましわかってないけど、みんなたいへんみたいだよ」

さら「何かお手伝いできたらいいんですけどねぇ」

クレプリ「オレっちたちじゃ何にもできないのが現状さね」

シロー「わふぅ・・・」

ありす「・・・ぉねがぃ、し・・・ぃく?」

転校生「あ、じんじゃまで?」

さら「そうですねぇ。こまったときは、かみさまにおねがいしましょお!」

シロー「わんっ!」

クレプリ「おっ、じゃあ今から神凪神社だな!」

転校生「いくぞー!まえかわ、ごー!」

~おねがい~

転校生「とうちゃーく!いっちばーん!」

さら「にーばーん!」

シロー「わんっ!」

ありす「ょんば・・・」

クレプリ「ありすは動くの、そんなに得意じゃないからなぁ。次回また頑張るさね」

転校生「けっこーあせかいちゃったね。ふゆなのに」

ありす「さむく・・・も・・・ぁせは、かく・・・ょ?」

さら「そうですねぇ。あ、転校生さん、ありすちゃん。かえったら一緒にお風呂に入りましょお!今日はソフィアちゃんが、とくせい入浴ざいをいれてくれるみたいなんですぅ!」

転校生「ほんとー?」

ありす「ぃっしょ・・・に・・・」

転校生「えっと、じゃあおさいせんしに・・・あれ?ふーちゃん?」

風子「おや、転校生さんと楠木、それに仲月ですか。こんにちは」

さら「こんにちはぁ!」

ありす「こ、こんにち・・・は・・・」

クレプリ「おいっす!どうしたんだ?なんで神社に?」

風子「神社に来る理由なんて、お願いだとかお守りだとかそーいったもんぐらいでしょ。ウチはりょうほーですが」

風子「アンタさんたちも?」

転校生「うん!あのね、なんかみんないそがしいからね、かみさまにおねがいしにきたの!」

さら「みんながはかどりますように・・・でいいんでしょうか?」

ありす「ぃぃと・・・ぉも・・・」

風子「ま、とやかくは言いませんけどね。暗くなる前に帰ってくるよーに」

転校生「はーい」

さら「はーい!」

ありす「ゎかり・・・した・・・」

風子「ん、いい返事です」

~流しっこ~











薫子「大変申し訳ありませんが、このレスは不適切な内容が含まれていたために規制されましたわ」










~【組織】の魔の手~

卯衣「・・・・・・」

ミナ「どうして戦闘服なんだ?・・・んー・・・」

ミナ「フォーリンエンジェル!まさか【組織】の手のものが!?」

卯衣「・・・・・・・・・・・・」

卯衣「そう。組織のスナイパーがあなたを狙っている」

ミナ「す、スナイパーだと?」

卯衣「スナイパー。詳しくはWikipedia参照。ここは危険よ」ガシッ

ミナ「ふぇっ?あ、お、おいちょ・・・な、なにを」

卯衣「最短距離で狙撃手の死角へ。少し飛ぶから手を離さないで」

ミナ「う、うぎゃああああぁぁぁぁっ!」

恋「・・・・・・・・・・・・?」

恋「はっ!も、もしやあれは・・・」

・・・

ミナ「・・・ひぃっ・・・ひぃっ・・・な、なんだ急に・・・!」

卯衣「ここなら窓はないわ。安全よ」

結希「それはどうかしら?」

ミナ「あ、宍戸結希・・・な、なんのことだ?」

結希「これまでの研究者、宍戸結希は仮の姿・・・」

結希「私は実は【組織】の手のものだったのよ」

ミナ「ななな、なんだとっ!」

結希「風槍ミナ。あなたは【組織】について知りすぎた」

結希「消えてもらうわ・・・ええと・・・シンファ・リ・ティエリア。世界の選択に従うべき」

心「し、宍戸さんっ!あ、ああ、あなたは、ここでく、くいとめます!」

心「ぶ、部長は逃げてください!」

結希「私を止められるとでも思っているのかしら。こちらには【組織】の最高幹部が来てくださっているのよ。既に学園のどこかに潜んでいるわ」

ミナ「な、な・・・」

卯衣「行きましょう。ここはもう安全ではない」

心「い、行ってください!そ、そして、学園のどこかにいる、か、幹部を倒してください!宍戸さんっ!あなたの相手はわ、わわ、私ですっ!」

結希「ふふ、あなたもデクにしてあげるわ。かかってきなさい。実は私は手を汚されるだけで動けなくなるわ」

ミナ「心ーっ!」

~【組織】の幹部~

梓「・・・おや。どーしました、おふたりとも」

ミナ「あっ!な、なかで心がっ!宍戸結希が【組織】の手先で・・・っ!」

梓「ほうほう、ふむふむ。では自分が助けてきましょうかね」

ミナ「あ、あと、幹部が学園のどこかにいるって!探さないと!」

卯衣「・・・幹部がいるとして、学園の中で潜みやすい場所は限られているわ」

梓「そっすねぇ。協力者がいれば、それも楽になると思うッスけど」

ミナ「え?ま、まさか・・・」

梓「幹部は、この中にいるでしょうね。自分らを確実に一人ひとり始末するために」

ミナ「こ、心が!心が一人で戦っている!」

「どうだっ!こっちはまりょくがきれないんだぞ!ふたみんなんかにまけないもん!」

「ま、まさか、転校生さんが、幹部だったなんて・・・!」

梓「あ、これはヤバい状況ッスね。自分が助けてくるッス」

ミナ「だ、大丈夫なのかっ!?」

梓「お任せあれ。一命を賭してでも救って見せますよ」

梓「もし自分が死んじゃったら、骨はジャスミンの隣にお願いするッス」※ジャスミン:虎千代が破った段ボール

ミナ「・・・死ぬなっ!いいなっ!」

梓「せいぜい頑張るっす。では、御免」

恋「おおい!お主ら!」

卯衣「・・・あなたに任せるわ。私は中の人たちと一緒に」

恋「む?あ、ああ・・・うむ」

恋「むぅ・・・妙に手の込んだことを・・・」

ミナ「れ、恋、どうしよう・・・」

恋「ええと、そうじゃのう・・・おお、そうじゃ」

恋「ここで仲間を見捨てては、円卓の騎士の名が泣くぞ?」

ミナ「・・・そ、そうだなっ!【組織】の手から世界を守るのが疾風の魔法使いの・・・」

恋「ほれ、入ろうぞ」

ミナ「あっ!待てっ!」

~みっちゃんのたんじょーび~

ミナ「み、みんあ!我1人がに、逃げるわけには・・・」

ミナ「・・・あ、あれ?制服?」

梓「ドッキリ!」

卯衣「・・・成功・・・」

転校生「だよっ!」

心「あぅあぅ・・・」

ミナ「・・・・・・・・・・・・?」

恋「・・・お主の誕生日じゃから一芝居うったんじゃよ。わっちに黙ったまま」

ミナ「・・・え?ど、ドッキリ?」

梓「どースか自分の演出!ドキドキワクワクだってでしょ?」

ミナ「・・・・・・じゃ、じゃあ宍戸は・・・・・・」

卯衣「ドクターは【組織】の手先ではないわ」

心「お、お願いして研究室を貸していただきました・・・」

ミナ「て、転校生は?」

転校生「けーきやいてるとちゅーに、だんぼーるとりにきたら、まきこまれたの」

ミナ「・・・・・・・・・・・・」

恋「ふむ、ちっと狂ってしまったが、まぁよい」

恋「ミナよ。誕生日おめでとう」

ミナ「・・・う、うぅ・・・【組織】・・・本当だと思ったのに・・・」

恋「おい」

~のぞみんのたんじょーび~

転校生「しょーぶだのぞみん!」

望「お、来たな、転校生!今日は気分がいいからな、ぼこぼこにしてやるよ!」

転校生「まけないぞー!」

望「んで?なにやるんだ?」

転校生「かくげー!」

望「よーしよし、やってやろうじゃないか。ボクのスティック捌きを見るがいい!」

・・・

望「ふはははは!これで21連勝!ま、本気を出したらこんなものかな?」

転校生「・・・・・・」

望「あ・・・ちょ、ちょーっと本気を出し過ぎたかな?つ、次はちょっとだけ手加減してやっても・・・」

転校生「のぞみん、のぞみん。てれびがへんだよ」

望「・・・な、なんだ!?が、画面がバグってる!?」

望「ど、どうしたんだ!?なにがあったんだ!?お、おい!」

望「あ、なんか映像が勝手に切り替わった!なんだこれ!?」

エレン『今日の訓練はここまでだ!』

花梨『ふぅ、そろそろだべ』

夏海『来た来た、シャッターちゃーんす!』

紗妃『なにをやっているんですか!』

望「が、学園の映像?なんでこのテレビに・・・」

エレン『―――我々の―――』

花梨『中に』

夏海『裏』

律『ぎり』

紗妃『ものが』

梓『いる』

望「え?う、裏切り者?」

虎千代『てん』

さら『こ』

萌木『うせ』

香ノ葉『いに』

もも『きを』

クレプリ『つけろ』

真理佳『そ』

アイラ『しきの』

シャルロット『かん』

春乃『ぶ』

姫『だ』

結希『・・・』

望「あ、あれ?宍戸?なんで?」

結希『楯野望!きさま!見ているなッ!』

望「組織ってなんだよっ!中二かよ!ってかなんだよこれ!」

~せっかくだから~

結希『ごめんなさい。昨日の風槍さん用に製作途中で没になったものを使いまわしたのよ』

望「使いまわすなよ!どうせなら新規でやれよ!」

結希『そんな時間ないわ。あと、誕生日おめでとう』

望「お、おお・・・あ、ありがと・・・」

転校生「もーすぐピザがやけるよっ!かりんちゃんがもってきてくれるから、いっしょにたべよーね!」

望「え?も、もしかして、手作り?」

転校生「うん!きょうのために、うーちゃんといっしょにもりおーちょーのトニオさんにならいにいったんだよ!」

望「うわ、がんばるなぁ・・・ま、まあ、一応・・・あ、ありがとう」

転校生「どーいたしまして!」

望「よし!そ、それじゃあ、ボクは気分がいいから、魅せプレイをしてやろうじゃないか!何が見たい?なんでもやってやるぞ!」

転校生「すぺらんかー」

望「よし!つけるからちょっとまってろ!」

・・・

望「くそっ、また死んだ!もう一回だ!」

転校生「ねーのぞみん、ピザ来たよー?」

望「ちょっと待っててくれ!今いいところなんだ!もうちょっとで感覚が戻・・・ああ!死んだ!」

転校生「うーん、しっぱいしたかなぁ・・・でも、たのしそうだからいっか」

望「もう一回だ!見てろよ、転校生!今度こそクリアするからな!」

~前夜~

風子「・・・明日には、行っちまうんですね」

転校生「うん。でもちょっとのあいだだよ?」

風子「それでも、心配なものは心配ですよ。・・・わざわざ、神頼みに行くくらいは」

転校生「そっか・・・」

風子「ウチは、生徒会やそのほかの生徒がいない間の学園を守らなきゃいけません。だから、アンタさんたちと一緒には行けません」

風子「だから、せめてこれを」

転校生「おまもり?」

風子「はい。旅行安全御守・・・旅行ってわけじゃねーですが、遠いところに行くって意味では近いもんがありますので、まあそれで」

転校生「・・・ありがと」

風子「はい。んじゃ、そろそろ寝ましょーか。寝不足で明日動けない、なんてなったら大変ですからね」

転校生「はーい、おやすみなさーい」

・・・

風子「・・・転校生さん、寝ましたか?」

転校生「ん・・・まだ・・・ちょっと、ドキドキしてて・・・」

風子「・・・ウチもです。アンタさんが、これから危険な所に行くと考えると、不安で仕方ねーんです」

風子「ねぇ・・・今からでも、断りませんか?」

転校生「えっ?」

風子「アンタさんはまだまだ子供です。それも、6歳というとても小さな子供。仲月の半分じゃねーですか」

風子「そんなアンタさんが、わざわざ危ないところになんて、行かなくてもいいんです。・・・誰が何を言おうと、ウチが守りますから」

風子「だから、転校生さん」

転校生「だめ」

転校生「だめだよ。とらと、やくそくしたもん。たすけるって」

転校生「・・・おてつだいできるなら、しなくちゃ」

転校生「ぼくのちからは、みんなのために、あるんだもん」

風子「・・・・・・わかりました。意志は固いみてーですし、もう何も言いません」

風子「ただ、絶対に、絶対に、無事で帰って来て下せー。それだけ、ウチと約束してください」

転校生「うん。ちゃんと、かえってくるよ」

風子「絶対ですよ・・・・絶対、ですからね・・・」

風子(神様ってのがこの世にいるとするならば、ウチはアンタさんを恨みますよ)

風子(こんな小さな子供に、こんなでっかい荷物持たせたこと・・・)

風子(そんなもん持たせてるんですから、最後まで責任もって守ってやってくだせーよ?)

風子(ちゃんと、最後まで、無事で・・・)

今日はここまで!次こそちゃんと裏世界に行きます!
風子はついていってるかどうか確認とれなかったんで、ついていってないことにしました。
ミナのたんじょうびのあれ、結希もこんなことやるんだなぁって思ってたのを思い出しながら書きました。
意外と茶目っ気は持ってるゆきちゃんかわいい。望はフリーダムさんとの戦闘を終えた後の話ってことで。
裏世界の何がつらいってありすが出てこないことなんだよなぁ・・・学園での描写を挟むしかないか。
ありすありあり(合言葉)

ありすありあり
やっぱり裏世界は重いなぁ...

~出発直前~

風子「大丈夫ですか?忘れ物はありませんか?ハンカチは?ポケットティッシュは?水筒は?」

転校生「ふーちゃん、もう15かいめだよー」

虎千代「水無月、そろそろ出発したいんだが・・・」

風子「ですけど!なにか忘れ物があったら取りに帰ってこれないんですよ!そういう場所なんでしょ!」

エレン「魔物より前に足止めを食らうとは・・・」

鳴子「水無月君、大丈夫だ。仮に忘れ物があたとしても、ほら」

風子「?」

智花「こ、香ノ葉ちゃん?そのおっきな荷物は・・・?」

香ノ葉「ウフフ、ダーリン用の道具1080式なんよ。ダーリンのためにあらゆるものを取りそろえといたんよ」

恋「卯衣、その両手の紙袋は・・・?」

卯衣「私の部屋に置いてあった遊具類よ。白藤さんに持っていくよう頼まれたわ」

梓「荷物になるだけじゃないッスかねぇ・・・」

怜「立華。私もいくつか持とう」

真理佳「あっ、僕も持ちますよ!」

望「あいつら、やるなぁ・・・」

姫「刀子!自由!今すぐ私たちも用意いたしますわよ!」

刀子「えっ!?」

自由「ええっ!?いやいやいや、無茶っすよ!もう出発だってのに!」

風子「・・・逆に不安ですね」

薫子「気持ちはわかります」

聖奈「無駄なものは持っていくな!邪魔になるだけだ!」

アイラ「あいつら、これからゲートの先に行くというのに、緊張感ないの」

つかさ「・・・まだなのか」

チトセ「まあまあ、余興みたいなものだと思って、ね?」

~裏世界~

転校生「・・・・・・ここどこー?」フヨフヨ

アイラ「ここは裏世界じゃ」

転校生「うらせかい?」

アイラ「なんじゃ、何も聞いとらんのか?」

転校生「なんかいってたよーなきがするけど・・・むつかしくてぜんぜんわかんなかった」

アイラ「あー、そういうことか。ま、ぶっちゃけ妾もよくわかっとらん」

アイラ「遊佐や朱鷺坂はなんか知っとるみたいじゃが・・・」

転校生「そっか。じゃ、きーてくるね!」

アイラ「おう、行ってこい!・・・果たして、ちゃんと教えるのか、それとも躱すのか・・・見ものじゃのう」

・・・

転校生「ゆさー、ゆさー」

鳴子「おや、どうしたんだい?」

転校生「ここ、どこー?」

鳴子「ここは・・・そうだね。それじゃあ、少し話そうか」

転校生「うん!」

鳴子「さて、じゃあ、そうだね。前に言ったことあるかもしれないけど、僕はこの世界に来たことがある」

転校生「そうだっけ?」

鳴子「まあ、本編外で話しているから覚えてないかもしれないけどね。君と同じ、6歳のときだ」

鳴子「僕は事故でここに来た。霧の嵐は知ってるかい?」

転校生「なんか、にゅーすでみたことあるよーな、ないよーな・・・」

鳴子「霧が竜巻のように突然発生し、巻き込まれた人は行方不明になる・・・」

鳴子「ここに来るときに通ったゲートと同じものが、ほんの少しの間だけ開いていたんだね」

鳴子「行方不明になった人は、そこを通って裏世界に・・・ほとんどは帰れない」

鳴子「僕は運がよかった。いろいろなことを知ることができたしね」

鳴子「さて、転校生くん。例えばここ、おかしいと思わないかい?」

転校生「?」

~裏世界の人工物~

鳴子「【どこか別の世界】、【霧の魔物の世界】・・・なんでもいいんだけど・・・」

鳴子「このガレキ、人が作った建物が壊れたものだろ?」

転校生「・・・あっ!じゃ、じゃあ、もしかして、【ここ】には・・・」

鳴子「・・・そう、こちらにも【人】がいる。だけど、まだ東雲君たちには内緒だよ」

転校生「なんでー?」

鳴子「誰もが、君のように素直じゃないからさ」

鳴子「さて、僕は運よく助けられ、運よく霧の嵐に巻き込まれて帰ってきた」

鳴子「だけど・・・ここは前と別の場所みたいだ」

鳴子「まずは調べてまわろうじゃないか。僕も探し物があるんだ」

転校生「なにか、おてつだいしたほーがいい?」

鳴子「いや、僕のことはいい。それよりも、あそこでほら、生徒会長と生天目つかさが言い争いをしている」

鳴子「魔力補給も大事だが、ああいうのを諌めるのも君の得意なことだろ?」

~休憩中~

香ノ葉「ダーリン、大丈夫?疲れてない?」

転校生「へーき!だって、あるいてないし」フヨフヨ

智花「改めて、それすごいなぁ・・・宍戸さん、が作ったんだっけ?」

転校生「うん。ゆきちゃんのかがくりょくのすいをあつめてつくったっていってた」

香ノ葉「それで、なんで名前をソフィアちゃんがつけたん?英語の教科書になってもうたやん」

智花「ああ、ニュークラウン・・・」

転校生「なまえかんがえてたときに、たまたまとおりかかったから」

香ノ葉「・・・ってことは、うちがそこにおったらうちが名前つけとったかも?」

転校生「しれないね」

香ノ葉「・・・次はタイミングを合わせるんよ!」

智花「そこまでこだわることかなぁ」

怜「ただいま戻った。・・・?」

智花「あ、おかえり、怜ちゃん」

香ノ葉「おかえりやえ」

怜「そこの女児は誰だ?」

智花「転校生くんだよ?」

怜「私の知っている転校生は男なんだが」

香ノ葉「休憩時間やからちょっとおめかししたんよ。制服はインナーみたいにしとうから、緊急でも大丈夫やえ!」

怜「そ、そうなのか?・・・わからん」

~国連軍~

兎ノ助「転校生のやつ、こんなとこに来てるのに元気だなぁ・・・」

エレン「あっちこっちを動き回ってるみたいだ。マイペースというかなんというか・・・」

兎ノ助「まあ、あいつがいつも通りだと他の生徒も緊張が和らぐだろうし、いいんじゃねえか?」

エレン「突然いなくなるから別の意味で緊張はするがな。常に気を張らなければならないことに変わりはない」

兎ノ助「その辺は鳴子とか香ノ葉とか梓がいるし、任せてもいいんじゃないか?」

エレン「軍と行動を共にしているんだ。勝手がわからないこともあるだろう」

兎ノ助「そっか。なんだかんだいって、あいつらも子供だからな。もちろん、お前もだぞ。なんかあったら頼れよ!」

エレン「ご忠告、痛み入る」

兎ノ助「相変わらず固いなぁ・・・おっ?転校生?」

転校生「えっちゃーん!うのさーん!」

兎ノ助「ぶっ!?な、なんて格好してんだ!」

[魔法少女]転校生「え?このはとともちゃんがきがえさせてくれたの」

兎ノ助「浅梨みたいなことになってるぞ・・・ま、まあ、それはいいとして、どうしたんだ?」

転校生「あのね、あのね、さっきおっちゃんたちからちょこもらったのー」

兎ノ助「おー、そうかそうか。それじゃあちゃんと礼を・・・おっちゃん?」

転校生「うん。へーたいさんのおっちゃんたち」

兎ノ助「そ、そうか、国連軍のやつらから・・・もう仲良くなったのか」

転校生「【げんきなじょうちゃんだな、ほれ、ちょこやるよ】っていってくれたよー」

兎ノ助「その格好だと女に間違えられても仕方ない、か。浅梨みたいなもんだし」

エレン「・・・・・・」

転校生「それじゃあ、もーちょっとおはなししてくるねー!」

兎ノ助「おう、いたずらするなよー!」

転校生「わかってるよー!」タッタッタ

兎ノ助「・・・で、さっきからなんで黙ってたんだ?」

エレン「内なる巨人を抑えていたところだ」ボタボタ

兎ノ助「鼻血!鼻血出てるぞ!おまえ春乃みたいになったなぁ!前言撤回!全然固くねぇ!」

エレン「これが、クリムゾン・レッドだ」

兎ノ助「冗談言ってる場合か!」

~表世界~

さら「あ、氷川さん」

ありす「こんにち・・・ゎ・・・」

紗妃「こんにちは。どうしました?」

さら「えっとですねぇ、転校生さん、見てませんか?ちょっと探しているんですけど、見つからなくて・・・」

クレプリ「今日、スイパラでいちご&プリンデーだから誘おうと思ったんさね」

紗妃「あら、そうなんですか?それで、転校生さんは、えっと・・・そう!クエスト中です!」

さら「ええ、そうなんですかぁ?」

紗妃「はい。ちょっと遠方まで行っているので、帰ってくるのは遅くなるかと」

ありす「ほかの・・・とた・・・も・・・?」

紗妃「(い、意外と鋭い・・・)は、はい。結構大切なクエストみたいで、生徒会をはじめいろんな人が向かっています」

さら「そうなんですねぇ。わかりましたぁ!」

クレプリ「少年も大変だなぁ・・・」

ありす「もっかぃ・・・んじゃ、ぃく・・・?」

さら「そうですねぇ、転校生さんの無事をお祈りしに行きましょお!」

紗妃「では、気をつけて行ってきてくださいね」

さら「はーい!」

ありす「ぁぃ・・・」

~心配無用~

風子「はいはい、そこの生徒ー、なーにやってんですか」

・・・

風子「まったく、こっちは心配でたまらねーってのに、その他の生徒はいつもどーり・・・」

風子「知らないのは仕方ないとして、上がいない時ぐらいもーすこしおとなしくできないんですかね」

風子「・・・」

風子「・・・転校生さん、大丈夫でしょうか・・・」

・・・

転校生「あっ、でんぱつながってるー」

智花「あ、ほんとだ」

怜「これなら、学園とも連絡が取れるかもしれない。委員長に電話してみたらどうだ?」

転校生「そーするね。えっと、ふーちゃんのばんごー・・・」

・・・

prrrrrrr

風子「っ!?て、転校生さん!?もしもし!」

転校生『もしもし、ふーちゃん?』

風子「ええ、そうですよ!な、なんで電話が!?」

転校生『なんかね、でんぱがつーじてたから、かけてみたの。そしたら、かかったの』

風子「そーでしたか、それはよかったです。・・・どーですか?怪我とかしてません?」

転校生『いまのところはだいじょーぶだよ。あっ、あのね、へーたいさんたちからちょこもらったよ!ちゃんとおれいいえたよ!』

風子「兵隊?・・・国連軍から!?やりますね・・・ま、ちゃんとお礼を言えたのなら、結構です。よく出来ました」

転校生『えへへー。あ、みなせがよんでるから、ちょっといってくるね!』

風子「わかりました。ほーこくありがとうごぜーます」

転校生『またねー』

ツーツーツー

風子「・・・」

紗妃「ただいま戻りました」

風子「氷川!転校生さんから電話が!電話が来たんです!」

紗妃「お、落ち着いて下sええ!?裏世界から!?電波がつながってるんですか!?」

風子「向こうでもちゃんとやれてるみたいで、わざわざほーこくしてくれましたよ」ニマニマ

紗妃「はぁ・・・いたずらしてないか、心配です・・・特に、ストレスがたまるでしょうから・・・」

風子「その辺はわきまえると思っていますが・・・まっ、こっちに戻ってきたら思いっきり遊ばせましょ。それでいくらかマシになるでしょ」

~料理を~

香ノ葉「特別なスープをあーなたーに、あーげる、あったかいんだからぁ♪」

転校生「あれ、このは、なにしてるの?」

香ノ葉「あ、ダーリン。あのな、ちょっと内緒やねんけど、料理つくっとんよ」

転校生「おりょーり?ぼくもやりたい!」

香ノ葉「あー、ごめんな、材料、あんまり持ってこれんかったんよ。他の人には内緒で持ってきた分やから、秘密やえ」

転校生「はーい」

香ノ葉「こういうときこそおいしいもん食べて、栄養つけなあかんのよ。特にダーリンは、要やからね」

転校生「かなめー?」

香ノ葉「それだけ大事ってことなんよ。さ、たっぷり食べて、身体休めよな」

転校生「はーい。あ、このははー?」

香ノ葉「うち?うちは大丈夫やえ。さっき軍用食食べたから・・・」

転校生「んー、はんぶんこしよ!いっしょにいたべる!」

香ノ葉「ええ、でも、ダーリンの分しか作ってないんよ?ていうか、そんだけしか持ってこれんかったし・・・」

転校生「むー、いっしょにたべるの!じゃないとたべない!」

香ノ葉「もー、しゃーないなぁ。それじゃ、はんぶんこ、しよか」

転校生「はんぶんこー!・・・おいしー!」

香ノ葉「ありがとうな、ダーリン。・・・んっ、おいし♪」

・・・

智花「れ、怜ちゃん?ももちゃん?なんで私を羽交い絞めに?」

もも「ちょっと危険性を感じたので」

怜「貴重な食料を無駄にさせないためだ」

~強行~

つかさ「ハハハハ!いいだろう!私が生きて戻ったら・・・決着をつけるぞ!」

虎千代「な、お、おい!話を聞いていなかったのか!」

虎千代「くそっ!つかさを失うわけにはいかん。朱鷺坂!転校せ・・・いや、お前は・・・」

転校生「なーちゃんといっしょにいけばいいんでしょ?」フヨフヨ

虎千代「いや、お前はいい。残っていてくれ。みすみす危険な所に行かせるわけには・・・」

転校生「なーちゃん!まってー!」

虎千代「あ、おい!転校生、まて!」

チトセ「彼の名前を出したのが運の尽きね。2人のお守りは私に任せて。それに、生天目さんも転校生くんがいるとなれば好きにはできないでしょうから」

虎千代「すまん、任せる。・・・くそっ!」

チトセ「転校生くんも、向こう見ずな性格だからね。ちゃんとストッパー役、してくるわ」

虎千代「・・・頼んだ。あと、つかさが鯨沈使おうとしたら止めろ。いいな」

チトセ「げいちん?魔法のこと?」

虎千代「特別な魔法というわけじゃない。ただの肉体強化だ」

虎千代「ただし重ね崖をする。肉体の限界まで負担をかける」

チトセ「・・・そんなの、身体が持たないじゃない」

虎千代「目の前の相手を倒すためなら、アイツは命を捨てることも厭わない」

虎千代「魔物を見つけたら殺さずにはいられないヤツだ。ためらうことはないだろう」

虎千代「それに、転校生が魔力を送るとなると、どこまでやるのかが見当もつかない」

チトセ「・・・わかったわ。お馬鹿さんね。魔物を全滅させるなら生きなきゃいけないのに」

今日はここまで!裏世界だけど、一回目の探索はそんなに鬱要素ないんだよね。二回目以降はヤバいけど。
次回、裏世界の続き。たぶん次回で終わると思うけどなぁ・・・
転校生くんはもう魔法少女の格好ではありません。ちゃんと着替えました。
休憩中は割と自由に遊んでる転校生くん。寝るときは卯衣と一緒です。卯衣が起きるのが遅いから。
ロンドンイベントで真理佳がかわいい。沙那さんもかわいい。梓もかわいい。浅梨はこわいい。
ありすはかわいい(真理)

ありすありあり
メンバー的に仕方ないけど
マリオットの棺になったらありすマシマシでお願いします(真剣)

ありすありあり
クリムゾンレットで思い出したけどエレンとのクエストのとき転校生が指揮を取ってた気がするけど
この子はちゃんと指揮取れるのかな...

~地下世界~

つかさ「ふむ・・・地下か。こんなところがあるとはな」

チトセ「・・・・・・・・・・・・」

チトセ「本当に強いわね、この子・・・見くびっていたわ」

チトセ「ブルイヤールを似て躯体強化だけで倒すなんて意味わかんない」

転校生「どーだ!なーちゃんつよいだろー!」フンス

チトセ「なんであなたが偉そうなのよ」

チトセ「・・・それで、この地下に何かあると思うの?」

つかさ「なにかではなく魔物だ。いる・・・息をひそめた強者が」

転校生「・・・・・・」

つかさ「さっきまでは隠せんようだな。天敵がいないと油断しているな」

チトセ「野生のカン、とでもいうべきかしらね?まぁ、いいわ」

チトセ(転校生くんも緊張してる・・・いつでも段ボールに隠れられるよう体勢を変えたわね)

チトセ(つくづく勘のいい子だわ)

チトセ「確かにいるわ。それもこれまでに比べて遥かに強い魔物が・・・」

チトセ「まず間違いなくタイコンデロガね。さすがにこれ以上は危険よ」

チトセ「一度戻って、報告しましょう」

つかさ「勝手に行け。私はこのまま進む」

つかさ「貴様の命令に従う理由はない」

~戦い~

チトセ「会長さんから無理をさせるなと言われているの」

チトセ「あくまで進むというなら力ずくでも止めるわよ」

つかさ「ん?やる気になったのか。ならば・・・始めるか?」

転校生「ふ、ふたりとも、おちついて・・・」

チトセ「転校生くん、魔力を頂戴。生天目さんには渡しちゃだめよ。この子を止めないといけないんだから」

つかさ「私は一向にかまわん」

転校生「あうあう・・・・・・?なんか・・・いる・・・?」

チトセ「・・・・・・遅かったわね」

つかさ「ククク、地下の深くから魔物がやってくる・・・邪魔をするなよ」

チトセ「1体じゃないわ。さすがにそれは聞けないわね」

チトセ「地上に出すわけにはいかないし、この子もいるんだもの。私も戦うわ」

転校生「うう・・・ふ、ふたりとも、とりあえずいっしょにたたかって・・・」

つかさ「・・・・・・ふん。勝手にしろ。転校生、朱鷺坂の側にいろ。私のもとへは来るなよ」

つかさ「私は器用な戦い方はできんからな」

~姫落下~

姫「きゃあっ!」ヒューン

刀子「な、なんだとっ!?」

自由「・・・あ、お嬢が落ちた・・・」

自由「えっ!?な、なんで!?」

刀子「ひ、姫殿っ!」

自由「刀子先輩!今のいったい・・・ゲッ。なんすかこの穴」

刀子「なんということだ、崩落してしまった・・・姫殿が・・・」

刀子「ぬ、ぬおおっ!自由、人を呼んで来い!拙者は行くぞっ!」

自由「ちょタンマ!魔法使わず飛び降りちゃダメでしょ!」

自由「自分、国軍の人と立華氏呼んでくるっすから!」

自由「ちゃんと肉体強化してから飛び降りるんですよ!」

・・・

転校生「うわわっ!?」

チトセ「転校生くん!」

つかさ「転校生!」

段ボール「うう・・・」

チトセ「段ボールの一部が見える・・・。よかった、うまく守ってくれてるわ。・・・改めて、すごい段ボールね」

つかさ「転校生!聞こえるか!返事をしろ!」

段ボール「き、きこえるよ~・・・おもくてうごかせない・・・」

チトセ「はぁ、気をつけて戦ってたつもりだけど、予想以上に地盤が脆いみたいね」

つかさ「とりあえず、ひっぱりだすか」

チトセ「そうね。あなたならそれくらい・・・」

刀子「姫殿ーっ!」

チトセ「あら・・・あの子・・・」

~両者救出~

刀子「ハァ、ハァ・・・お、お主ら姫殿を見なんだか!?」

チトセ「姫・・・野薔薇さんのこと?」

刀子「左様!崩落に巻き込まれて落ちてしまわれた!」

つかさ「・・・見ての通り、ここが岩戸土砂でふさがっている。この辺りにいないなら向こう側だな」

刀子「なんだと!い、今すぐっ!」

チトセ「待って。そうなると、なおさら転校生くんの手がいるわ。かといって、引っ張り出すわけにはいかないし・・・」

刀子「転校生?どこに?」

つかさ「そこに埋まっている段ボールだ。一部だけ出ているだろう」

刀子「なっ、無事か!転校生!」

段ボール「ぼくはだいじょーぶ~・・・あー、あなほりまきなくんおいてきちゃった・・・」

チトセ「なにそれ?」

段ボール「あなほりようにそらちゃんがつくってくれたやつなの。ひっぱれないならしたからでれないかなって」

つかさ「そんなものなど使う必要はない。私が掘る!」

・・・

転校生「だっしゅつせいこー!」

チトセ「ふぅ、冷や冷やしたわ・・・」

つかさ「ケガはないな?」

転校生「へーき!あっ、でも、にゅーくらうん・・・」

刀子「完全に埋まってしまっているでござるな」

チトセ「栓のようになっている可能性があるから、抜くわけにはいかないわ。あきらめましょう」

転校生「うう・・・ごめんね・・・」

チトセ「さて、野薔薇さんのとこへ向かいましょう。気絶してる可能性が高いわね」

チトセ「わき道からぐるりと回りましょう」

~割りと余裕~

―転校生が埋まってる間―

風子「あら、転校生さんからもあっと?」

転校生<(うまってるなう)

風子「え?」

転校生<(うごけなう)

風子「ど、どーゆーことですか!?」

転校生<(いっぱいおちてきてだんぼーるうまた。だんぼーるがーどせいこー)

風子「何がいっぱいおちてきたんですか?」

転校生<(すなとかつちとか)

風子「・・・砂とか土とか・・・書いて字のごとく土砂崩れ?」

転校生<(たぶんそれ。かんじよめない)

風子「ああ、そーですか。・・・にしてはよゆーですね」

転校生<(うごけなうだけ。あっ、ござるがおちてきた)

風子「まあ、無事ならいいんですが・・・危険な目にあってるじゃねーですか!あの虎!」

~捜索~

つかさ「来たな、私が相手だ!」

刀子「姫殿ーっ!どこにおられるかーっ!」

転校生「のいばあーっ!どこーっ!?」

チトセ「はぁ、これだけで大声で騒がれると魔物がどんどん寄ってくるわね」

チトセ「その分、彼女の元に向かう魔物が減るのはいいことだけれど・・・」

つかさ「構わん。もっと騒げ。私も腕の振るいがいがある」

チトセ「はぁ・・・結局こうなるのね」

チトセ「転校生くん、あなたは私の手を離さないで。明かりをともしてるけど、影が多いから」

チトセ「死角から突然、魔物が飛び出してくるかもしれないからね」

・・・

刀子「姫殿っ!刀子が参りましたぞ!」

姫「う・・・・・・うぅ・・・・・・」

刀子「いかん、足が岩に・・・くっ!」

転校生「ふんぬぬぬぬぬ・・・おもくてうごかせない・・・」

チトセ「どいて・・・土砂に巻き込まれてこれなら運がいいわ」

チトセ「死んじゃったらさすがに治せないものね」

チトセ「生天目さん、岩、動かせる?」

つかさ「よかろう。貴様が手当てする間、私が魔物を近づけさせん」

チトセ「っていって、戦えればそれでいいのよね・・・しかたないわ」

チトセ「さすがにこれが終わったら戻るから。あなたもいっしょよ」

チトセ「転校生くんも、身を護る最大の手段を失っているんだから」

つかさ「・・・ふん。好きにしろ」

・・・

チトセ「さて、転校生くん、見ちゃだめよ」

転校生「え?」

チトセ「野薔薇さんの足はすぐに治療しないと危ない。それくらいまでひどいことになっているわ」

チトセ「こんなことでトラウマを持たれたら困るもの。支倉さんも見ない方がいいわ。ないとは思うけど・・・」

チトセ「魔物が生天目さんを抜けてこないか、見張っててちょうだい」

刀子「し、しかし姫殿をこのままにしては・・・!」

チトセ「あなた、回復魔法使える?」

刀子「・・・・・・むぐ・・・・・・」

チトセ「治療中は戦う余裕もない。あなたが頼りなの」

チトセ「それに彼女のけがを見て、卒倒でもされたら運ぶ荷物が増えるから」

転校生「ござる、おねがい・・・」

刀子「・・・あ、あいわかった・・・助けて下され・・・」

チトセ「大丈夫よ。命に別状はないし、ケガも治るわ」

チトセ「彼の魔力があるからね」

転校生「まりょくそーしん!びびびー!」ビビビ

~脱出~

智花「す、すごい・・・階段ができちゃった・・・」

恋「ふぅ・・・いまじねーしょんを形にできるのがわっちの魔法じゃよ」

恋「絵さえ描けば、たいていのものは召喚できる」

恋「といっても原理は他の魔法と同じでな。魔力を物質に変換しとるだけじゃ」

恋「じゃから穴の底とつなぐ大きさの階段はそれ相応の魔力を使うし・・・」

恋「他の魔法と同じく、短時間で霧散してしまう・・・むぅ・・・」ドサッ

智花「あっ!れ、恋ちゃん!」

チトセ「ふぅ・・・あら、転校生くん、出番よ」

チトセ「魔力切れなら回復してあげればすぐ治るわ。ついでに私が運ぼうかしら」

転校生「ふくぶちょー!おきてー!」ビビビ

・・・

転校生「もーかえるの?」

結希「ええ。もともと1週間が限度と決めていたから」

天「アンタも散々だったわね。ま、無事ならとやかく言うことないわ」

転校生「かえったらおはかつくらないと!」

天「ちなみに、その墓石代ってどこから出てるの?自腹?」

結希「学園長のポケットマネーよ」

天「うそでしょ!?」

ニュークラウン:裏世界の地下空間にて土砂に巻き込まれ救出不可能に。

~帰還~

転校生「ただいわぷっ!」

風子「おかえりなさい。ケガはないですか?病気はしてませんか?ちゃんとご飯食べれましたか?ちゃんと睡眠はとったんですか?」

転校生「だいじょーぶだよー」

風子「ならよかったです。そいじゃ、今日はさすがに疲れたでしょーから、ゆっくりしててくだせー」

転校生「ふーちゃんは?」

風子「ちゃんと一緒にいますよ」

転校生「えへへー・・・ふーちゃんといっしょ♪ふーちゃんといっしょ♪」

風子(ま、仕事丸投げしてきたんですけどね。引継ぎの分は作っておきましたし、一日くらいはだいじょーぶでしょ)

・・・

紗妃「神凪さん、服部さん、あなたたちも疲れているでしょうに、すいません」

怜「いや、大丈夫だ。優先すべきは転校生のケアだからな」

梓「これくらい余裕綽々ッスよ」

紗妃「まったく、冬樹さんもこんなときくらい来ればいいのに・・・」

・・・

イヴ(・・・出るタイミングを失ったわ)

千佳「あいつ、風紀委員よね?なんで風紀委員室の前で立ち往生してんの?」

律「さあ?」

~睡眠不足~

兎ノ助「はぁ・・・服がドロドロだぜ。しょうがねーか、昨日の今日だもんな」

兎ノ助「全員くたくただったし・・・あとで花梨に洗濯してもらおう」

兎ノ助「・・・みんな休めてたらいいんだけどな」

結希「・・・・・・」

兎ノ助「言ってるそばから休めてなさそうなヤツが来たな」

結希「新しい案を考えないと・・・形状は・・・素材を・・・いっそ・・・」

兎ノ助「結希?大丈夫か?おーい」

結希「急いでるの、ごめんなさい」

兎ノ助「おいおい、ふらついてんじゃねーか。その調子だとまた寝てねーな」

兎ノ助「俺から執行部へ報告できることはしとくぜ?」

結希「あ、寝不足はそれが原因じゃないの」

兎ノ助「え?」

結希「今回、転校生くんが段ボールを喪失したから新しいものをどうするか考えてまとめてたら夜が更けてて・・・」

兎ノ助「寝ろ!」

結希「以前のものは空中・・・すでに地上と水上は制覇した・・・はっ、地中にいけるようにすれば」

兎ノ助「一回寝ろ!おかしくなってるから!」

~疲労過多~

紗妃「・・・委員長、どうしたんですか?なんだか、顔が赤いような・・・」

風子「・・・迂闊でした。転校生さんの疲れ具合が、まさか睡眠中に出てくるとは」

紗妃「え?」

風子「あの子、疲れてると寝てるときに母親を求めるみてーです」

紗妃「母親を?」

風子「はい。んでですね、端的に言うと・・・吸われました」

紗妃「はいぃ!?」

風子「楠木がやられたって聞きましたが、あれはまずいですね。なにかに目覚めそうになりましたよ」

紗妃「やめてください、委員長!」

風子「まあ、あそこまで疲れることはそうそうないと思いますが、今後は対策を考えないと・・・」

紗妃「対策ってどうするんですか?」

風子「鋼の下着をつけるとか?」

紗妃「無茶にもほどがありますよ」

~π~

転校生「ありすちゃんはっけん!」

ありす「ぁ、てんこぅせ・・・く・・・」

転校生「へーい!ぱいたーっち!」

ありす「ふぇ?」

クレプリ「何やってんだ、少年!」

転校生「・・・あれ?・・・あれ?」ペタペタ

ありす「・・・ど・・・し・・・の・・・?」

クレプリ「それ以上言うなよ!それ以上言うなよ!」

転校生「・・・ない」

ありす「・・・・・・」

転校生「さらちゃんのほーがあったよ!もっとたべなきゃ!」

クレプリ「あわわわわ、オレっちしーらない!オレっちしーらない!」

ありす「・・・・・・さらちゃ・・・の・・・こへ・・・」

転校生「?」

クレプリ「え?」

・・・

ありす「せんせ・・・こく・・・ぇす」

さら「?」

ありす「ぉっきく・・・ります・・・さらちゃ・・・りも・・・!」

さら「ど、どうしたんですかぁ?」

クレプリ「乙女心は複雑なんさね」

秋穂「はい、転校生くん!パイタッチどうぞ!さあ、さあ!」

転校生「へーい!のえるんたーっち!」

ノエル「なんであたしなの!?あ、秋穂ちゃん、そんな目でみないで!ていうか転校生くんなにやってるの!?」

秋穂「こっち!こっちだよ!手はここ!ほら!ね!」バサッ

転校生「なんでおふくぬいだのー?」

ノエル「秋穂ちゃん!それはだめだから!ここアタシの部屋!春乃さんすっごいにらんでる!ああもう誰か助けてー!」

今日はここまで!明日は諸事情により誕生日四人分+ありすの話だけになると思います。
転校生が裏世界に行くことで一番ストレスをためていたのは風子でもありすでもなく秋穂です。
春乃が秋穂と1週間一切の接触なしって考えたらわかりやすいかも。そんくらいのストレス。
ついに750レス超えましたねぇ。残り1/4しか残ってないですよ。
さすがにこのスレだけで終わると思ってないので1000に近づいたら次スレは建てます。
転校生の指揮とかぶっちゃけ全然考えてないや。その時になったら何とかなるさ。
ありすぺたぺた(くっ)

~はるのんのたんじょーび~

秋穂「よいしょっと。おねえちゃん、喜んでくれるといいけど・・・」

花梨「ん、うまそうだべ」

花梨「こっためんこい妹が頑張って作ってくれてんだすけ、喜ばねえわけねえ」

秋穂「だといいんですけど・・・うーん、おねえちゃん料理上手だからなあ」

転校生「りょーりはあいじょーだよっ!いっしょうけんめーつくったりょーりはうれしいんだよっ!」

花梨「転校生が言うと説得力が違うなぁ・・・」

智花「秋穂ちゃん!これ入れるとコクが出てオススメだよ」

花梨「智花、いらねえもん混ぜたらダメだすけな。せっかく上手くいってるんだすけ」

智花「え、でもぜったいおいしいですよぅ・・・」

転校生「おいしいのとあぶないのはべつだよ!」

秋穂「あはは、ありがとうございます。じゃ、ちょっと入れてみようかな?」

転校生「あー・・・あきちゃん・・・」

智花「ホント?あのね、できるだけたっぷり入れるのがコツだよ♪」

花梨(今『ちょっと』って言ったばかりだけろじゃ・・・)

・・・

秋穂「おねえちゃん、お誕生日おめでとう!これ、クッキー作ったの」

春乃「あ、あ・・・あき、あ・・・」

春乃「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

春乃「あ・・・・・・あ・・・・・・」

秋穂「おねえちゃん?」

春乃「・・・・・・・・・・・・」

秋穂「おねえちゃん!おねえちゃん!?」

春乃「・・・神棚に・・・祀る・・・」

秋穂「いちいち大げさだよ。そんなことしなくてもいいからちゃんと食べてっ」

秋穂「ね、開けてみて!ほらほら、すごくかわいい形でしょ?」

春乃「・・・あ・・・ほんと・・・じゃ、1個だけ食べてみるね・・・あぁ・・・秋穂のクッキー・・・」

春乃「いただきまーす・・・」

秋穂「・・・どお?おいしい・・・?」

春乃「・・・・・・・・・・・・」

バタン

秋穂「お、おねえちゃん!?おねえちゃーん!!」

・・・

転校生「ごめんね、はるのん・・・ぼくにはむりだったよ・・・」

智花「転校生くん、なーにしてるの?」

転校生「はっちゃんにおねがいごと。ちょっとおふくもってきてーって」

智花「?」

転校生(これがぼくからのおたんじょーびぷれぜんと、だよ)

この後ナース服を着た秋穂に看病されて再び倒れる春乃が見られましたが、無害です

~ゆーちゃんのたんじょーび~

―卯衣から食生活の改善を勧められた後―

聖奈「野菜か・・・ぐぬぬ・・・」

聖奈「しかし、苦手なものは苦手なんだ・・・やはりサプリメントで・・・」

ガラッ

転校生「ゆーちゃん!おたんじょーびおめでとー!」

聖奈「ん?転校生か、ありがとう。わざわざ来てくれたのか」

転校生「うん!よる、けーきつくるから、たのしみにしててねっ!」

聖奈「そうか、わかった。楽しみにしているぞ(夜か・・・夜に糖質の塊か・・・い、いや、そんなこと考えてどうする!わざわざ作ってくれるんだぞ!)」

転校生「それでね、かりんちゃんがおべんとうつくってくれたから、いっしょにたべよ?」

聖奈「む?そうだな。立華からもらった分もあるし、食事休憩にするか」

転校生「それじゃー、はい!これがゆーちゃんのぶん!」

聖奈「ありがとう。里中の弁当か、まだ暖かいな。さて、中身は・・・」

青椒肉絲「ピーマンたっぷりアル!」

野菜炒め「玉ねぎ、キャベツ、パプリカの巣窟だべ」

野菜の肉巻き「アスパラガスとニンジンッスよ」

聖奈「」

聖奈(く、食わねば・・・なるまい・・・転校生の前だ・・・いや、そうじゃなくてもだが・・・)

聖奈(ん?待てよ、転校生が野菜好きという可能性もある。その名目でもしかしたら・・・!)

聖奈「て、転校生・・・あっ」

転校生「なすびの、にもの・・・ぴーまんの、にくづめ・・・」

聖奈「・・・・・・一緒に頑張ろう、な」

転校生「うん・・・」

※ちゃんと二人とも完食しました

~つくよちゃんのたんじょーび~

月詠「ふぇ、うぇっくしゅ!・・・ううっ、いづになっだらぐるのよー!」

月詠「あっだまぎだ・・・もうがえっでやろうがじら・・・」

月詠「ふぇ、ひっくしゅ!まだなの・・・」

転校生「つーくーよちゃん!」

月詠「ふぇ?」

転校生「だいじょーぶ?おくすりもってきたから、いっかいなかはいろ?」

月詠「あ、あんだなんでそっち※からぐるのよ・・・」※校舎側

転校生「え?だって、ぼくあさからいたし・・・」※転校生くんは朝の05:30起きです

月詠「はやすぎでじょ・・・」

転校生「とりあえず、いこ!ほらほら、もっとひどくなっちゃうよ!」

月詠「あっ、ま、まっで・・・ひ、ひっぐし!」

月詠「・・・あれ?」

月詠「あ、あんた、ちょっとま・・・うぇ、うぇっぐしゅ!」

転校生「つくよちゃん、どしたのー?」

月詠「あ、えっど・・・そ、そうよ!いま、ツクのことなんてよん・・・へっくしゅ!」

転校生「おたんじょーびだからとくべつだよっ!ほら、はやくー!ちょこけーきよーいしたからー!」

月詠「ちょ、ちょっとまちなさいよ!なんで今日だけなの・・・うぇっぐし!」

転校生「くしゃみできこなえーい!」

月詠「もう・・・ふぇっくしゅ!」

~刺繍~

ありす「・・・」チクチク

転校生「なにしてるの?」

ありす「ししゅ・・ぇす・・・」

転校生「ししゅー?」

ありす「こぅゃ・・・て・・・ぃとで・・・ぇを・・・」

転校生「あ、はーとまーく!すごーい!」

ありす「こぇは・・・かんた・・・し・・・」

ありす「ゃって・・・る・・・?」

転校生「やりたいやりたい!」

ありす「それじゃ・・・っちに・・・て」

転校生「はーい!」ポスン

ありす「・・・ぉひざ・・・・・・?」

転校生「おひざー!」

ありす(どうしよう・・・見えにくい・・・私がちっちゃいから・・・)

ありす「ぁ、ぁの・・・みぇなぃ、から・・・その・・・」

転校生「あ、ご、ごめんなさい・・・」

ありす(わたしが、もっと大きかったら・・・!)

クレプリ(ありす、がんばってカルシウムとろうな。でも牛乳は飲み過ぎるなよ?ポンポン痛くなるからな?)

~このはのおたんじょーび~

香ノ葉「おお・・・おおお・・・」

ソフィア「どーですか!ぷりてぃーでしょ?」

[スウィートフェアリー]転校生「このは、きたよっ!」

参考画像
http://imgur.com/mFoT5M6.jpg

葵「な、なんと!転校生さんは女の子だったのですか!?」

転校生「おとこのこだよー」

香ノ葉「あ、な、なにこれ・・・ど、どうしたん・・・?」

ソフィア「ふっふっふ、今日のために用意してたんです!ありすちゃんがめいくしてくれましたよ!」

葵「楠木さんが作ったんですか!?ほぇー、洋服とは、作れるものだったんですね・・・」

ソフィア「今までどうやってできていると思ってたんですか!?」

香ノ葉「ダーリン・・・ダーリンダーリンダーリン!」ギュゥゥゥ

転校生「えへへー」

香ノ葉「うち!うちもう死んでもいい!幸せすぎる!夢ちゃうよね?夢ちゃうよね!?」

ソフィア「すごい喜びようですね」

葵「転校生さんをお呼びして正解でした!」

香ノ葉「ダーリン、頬っぺたつねって!かくにんして!!!さあ、さあ!!!!!!!」

転校生「それじゃ、えへへ・・・」

転校生「おたんじょーび、おめでとっ」チュッ

香ノ葉「」

ソフィア「つねってと言われたほっぺにきすですか・・・やりますね!」

葵「・・・あら?白藤さん?おーい・・・あら?」

ソフィア「あれ?このはさん、どうしましたー?」

転校生「し、しんでる・・・・・・」

ソフィア「おっと、だいしちゃいましたか・・・ってそれはだめですよ!?香ノ葉さん!香ノ葉さーん!おきてーーー!!!」

香ノ葉「うぇへへへへ・・・うち・・・しあわせもんやわぁ・・・いきるきぼうがわいてくるぅ・・・」

今日はここまで!短くてすいません!
明日は汐ファンです!はたして、転校生はちゃんと楽しめるのだろうか!?
ありすありあり(合言葉)

ありすありあり
そういえば聖奈さんって野菜嫌いだったっけ。歳のわりにしっかりしてるけど子供っぽいとこあってかわいい

野菜嫌いジャンク好きってのも意外だったわ

~第3回うのすけズバリ!~

兎ノ助「うのすけ!」

寧々「ズバリ!」

兎ノ助「このコーナーは学園生たちからの質問に俺が答えるコーナーだ!」

寧々「ねー、ネネの出番はまだなのー?」

兎ノ助「お前はこのスレで出れるかも怪しいなぁ・・・」

寧々「えー、ぶー!」

兎ノ助「いいから進めてくれよ。ほら、お便り来てるだろ?」

寧々「はーい。それじゃあ、うみんちゅさんからのおたよりだよ!」

寧々「・萌木って絵本持ってなかったか?なんで転校生に聞かれたときに貸してあげなかったんだー?」

寧々「えっと・・・」

兎ノ助「こういう時は本人を呼ぶんだよ。つーわけでこい!萌木!」

萌木「は、はい!すいません!」

寧々「ねー、なんで絵本貸してあげなかったのー?」

萌木「すいませんごめんなさい!そ、その、・・・ちっちゃい子供だから、汚されたりしたら嫌だなって思って・・・」

兎ノ助「でもさらを勧めてたよな?」

寧々「生贄だね!」

萌木「そ、そんなつもりはなかったんです~~~!!!!」

~それでもズバリ!~

兎ノ助「萌木のちょっと黒い一面が見えたところで次だ次ィ!」

寧々「はーい。岸田産夏みかんさんからのおたよりだよー!」

寧々「・転校生って授業ないよね?普段学園でどう過ごしてんの?」

寧々「あ、これネネも気になる!いっつもどこいるんだろ?学園長室には遊びに来てくれないのに!」

兎ノ助「えー、まず結論から言うとどこにでもいるぞ」

寧々「どういうこと?」

兎ノ助「まずあいつは女子寮で寝泊まりしてるから、天気が悪い日はたいていそこで過ごしてる。その中でも特に望の部屋だな」

寧々「誰?」

兎ノ助「授業免除の引き籠りだ。実は望は転校生と一緒に過ごしている時間が一二を争うぐらい長いぞ!」

望「まぁー普段から一緒にゲームやってるしな!ボクも仕方なく付き合ってやってるんだ!」

寧々「呼んでもないのに勝手に来たね」

兎ノ助「まあ、今のは雨の日のことで、晴れの日は普通に遊びまわってるぞ」

兎ノ助「バラ園、図書室、噴水前、プール、空き教室・・・まあ、どこにでもいるな」

兎ノ助「あとは、他の授業免除の生徒と一緒にいたりする」

兎ノ助「魔導兵器開発局で結希や天、歓談部部室でシャルロットやアイラ、天文部部室で卯衣といるのが今のところ目撃されてる」

兎ノ助「あと、普通に授業にも混じってるぞ」

寧々「ええ?大丈夫なの?あんましわかんないんじゃないの?」

兎ノ助「まあな!高等部だろうが中等部だろうが参加するし、ぶっちゃけわかってない!」

兎ノ助「でも、実技の時間はバリバリだぞ。家庭科、技術、体育、美術、音楽とかいるだけで他の生徒のやる気が上がる・・・らしい」

兎ノ助「転校生もちゃっかりいろいろやってるけどな」

寧々「へー。寧々もそうしてみよっかなぁ・・・」

~もいっちょズバリ!~

寧々「それじゃあ最後のお便り、いってみよー!巫女巫女剣士さんから!」

寧々「・転校生ってどうして料理ができるんですか?」

兎ノ助「あー、これは本人に聞いてみるか。おーい、転校生ー!」

転校生「はーい!」

寧々「ねーねー、なんで転校生って料理作れるの?」

転校生「えっとね、まほーつかいにかくせいしたときなんだけどね」

転校生「おかーさんがね、あのね、みんなのいぶくろをつかんでってね」

兎ノ助「長いし読みづらいから再現VTRを用意したぞ!スタート!」

母『転校生さん、これから魔法学園で生活するんですし、あるてーど家事ができねーとこまりますよ?』

母『料理ができる子供は人気者まったなしです。さ、にゅーがくまでもーちょいありますから、今の内におぼえちゃいましょ』

母『これで将来有望なお嫁さん候補増やして・・・いや、なんでもねーですよ』

母『だいじょーぶです。ウチがしっかり仕込んであげますからね』

兎ノ助「と、まあこんな感じで母親がつきっきりで基礎を仕込んだらしい」

兎ノ助「それからは料理部のやつらとか食堂のおばちゃんと一緒に練習してたらあそこまでできるようになったらしいぞ」

寧々「へー。最初からできたわけじゃないんだねー。なんかがっかり」

転校生「・・・りょーりできないくせに」

寧々「いいもーん、ネネは作ってもらうからいいんだもーん」

転校生「そんなんじゃおよめにいけないよ?」

寧々「そんときは転校生がもらってくれるんでしょ?」

転校生「えー、やだなー。ふーちゃんとかありすちゃんがいいなー」

寧々「なんでー?ネネ学園長なんだよ?」

兎ノ助「・・・子供同士の痴話喧嘩が始まったところで終了だ!シーユー!」

寧々「結婚するの!じゃないと退学だよ!」

転校生「りょーりもおそーじもできないおよめさんもらっちゃだめっておばーちゃんがいってたもん!」

兎ノ助「おーい、もうお開きだぞー!」

~ようこそ!汐浜ファンタジーランドへ!~

転校生「ふぉおおおおおおおお!!!!!!」

紗妃「転校生さん。遊園地に来たからといって、はしゃぎ過ぎてはいけませんよ。遊ぶときは節度を持っt」

転校生「ゆーえんちだーーーー!!!!!わーい!!!!!」ダダダダダダ

紗妃「あっ、こら!危ないから走ってはいけません!止まりなさい!転校生さん!」

転校生「へぷっ」ボヨン

ハート?「・・・」

転校生「あ、ごめんなさい・・・」

ハート?「・・・」コクリ

転校生「あ、えっと、しゃしんしゃしん・・・さっちゃん!しゃしんとってー!」

紗妃「え?あ、はい。それでは、はい、チーズ」

ハート?(こうやってたまに転校生についていれば、秋穂には疑われない。転校生も楽しめる。アタシは秋穂を見守れるしバイト代も入る。一石三鳥ね)

転校生「よーし!あそぶぞーーー!!!!」

~迷路~

転校生「めいろー?」

姫「ええ。私たちはここに入りますが、転校生さんはいかがなさいますか?」

刀子「楽しさは拙者が保証しよう!」

自由「中で迷っても途中で抜けれますしね。どうっすか?」

転校生「うーん、いくー!」

姫「では決まりですわ!野薔薇として、完璧にこの戦いを制覇して見せますわ!」

刀子「いざ!」

自由「出陣!」

転校生「おー!」

・・・

焔「なんだあれ?野薔薇の野郎が戦いだって?」

焔「わざわざ転校生を連れて行ってるし・・・行くか」

焔「魔物がいるんなら、ストレス発散になるだろうし」

~勘が良すぎて~

転校生「きらきらーだいやもんどー♪かがやくーほしのようにー♪」スイスイー

転校生「えいこーしぼーこーなんとかしてはいろう♪てんさいしゅうさいとっぷめざして♪ごーごー!」

転校生「・・・あれ?」

[Complete! 出口]

転校生「・・・?なんだろ、これ・・・」←ひらがな以外はまだ読めない

転校生「うーん・・・でぐち・・・?でも、めいろがこんなにかんたんなわけないか」

転校生「でぐちどこかなー」

・・・

転校生「ぴぅぅぅぅ・・・ここどこぉ・・・」

転校生「・・・あっ!ほむほむー!!!」

焔「あ?何やってんだよお前?何してるんだ?」

転校生「ぴぃぃぃぃ・・・でぐちが、みつからないのぉ・・・」

焔「・・・迷子かよ。チッ、ついてこい」

・・・

転校生「でれたー!ほむほむすっごーい!」

焔「どっかのお節介が目印おいてっただけだよ、チッ・・・じゃあな。アタシはこれで」

転校生「ありがとねー!またねー!」

焔「・・・チッ、もう会わなくていいよ」

~二人きりで~

転校生「あ、のいばあ!のいばあー!」

姫「あら、転校生さん。どうでした?迷路の方は。無事に脱出できましたか?」

転校生「あのねー、ほむほむがね、つれてってくれてねー!」

姫「あら、来栖さんが?意外ですけど・・・さすがは転校生さん、といったところでしょうか」

転校生「?」

転校生「・・・あっ!のいばあ、だいじょーぶ?あし、いたくない?」

姫「ええ、もう平気ですわ。あの時は、大変お世話になりました」

姫「私の足を治すための魔法に、あなたの魔力を使っていただいたとか」

姫「お礼を申し上げますわ。ありがとうございます」

転校生「どーいたしまして!」

姫「バラ園でのクエストのときも、あなたにはお世話になってばかり・・・」

姫「それに、まだまだ子供ですが、あなたの功績は目を見張るものばかりです」

姫「ぜひとも、一度本家にお招きしたいですわね」

転校生「のいばあのおうちー?」

姫「ええ。その時は、みんなが野薔薇ですから、ぜひとも名前の方でお呼びいただけたらと」

転校生「かんがえとくー」

姫「もう、まったく・・・」

姫(最初は親よりも自分の方が、ふさわしい相手を見つけられる・・・)

姫(そんな反抗のような理由であなたを選びました。無謀なのはわかっていましたが、自分が完璧に育て上げればいいと、そう思っていました)

姫(今では、あなたは私の手で縛るべきではないと、そう思っています)

姫(本当、まるで弟ができたよう・・・そんな風に、考えてしまっていますわ)

姫(あなたは、のびのびと成長すべきです。そしていつか、あなたが大きくなったときに)

姫(あなたが、私をふさわしいと思ってくれるのなら・・・なんて、まだまだ先の話ですわね)

転校生「のいばあ、どーしたの?」

姫「あ、ええと、自由と刀子が来ないなと考えていたのです。ですが、来ないものは仕方ありませんね」

姫「転校生さん、ラビットプールエリアに行きますわよ!まずはマーメイドコースターから、乗れるだけ乗りましょう!」

転校生「おー!」

~現実は厳しい~

姫「これがマーメイドコースターですわ!さあさあ、行きますわよ!」

転校生「はーい!」

姫「少し並んでいますが、これくらいなら待ち時間も短いでしょう」

転校生「たのしみー♪」

・・・

姫「さて、順番が来ましたわね」

転校生「わーい!」

従業員「あー、すいません、お客様」

姫「はい、私たちですか?」

転校生「なあに?」

従業員「非常に申し訳ないんですが・・・その、身長制限が・・・」

姫「え?」

転校生「え?」

従業員「こちらのアトラクション、安全上の配慮のため120cm未満の方は乗れないことになってるんですよ」

転校生「え・・・」

姫「そ、そんな・・・」

従業員「料金はお返しいたしますので、大変申し訳ありませんが、またの機会をお待ちしております」

転校生「ぴぅぅぅ・・・・・・」

姫「あっ」

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」

~意気消沈~

姫「別のアトラクションに!そこなら大丈夫なはずです!」

転校生「そ、そうだね!そうだよね!」

・・・

従業員「あー、だめだめ。この子は乗れないよ」

・・・

従業員「この身長じゃだめですねー、他のをあたってください」

・・・

従業員「無理無理ムリムリカタツムリッスよ~!別のとこでおにゃーしゃーす」

・・・

転校生「・・・」ズーン

姫「あ、あの、転校生さん・・・」

転校生「ぼく、そのへんあるいてくる・・・ばいばい・・・」

姫「あ、は、はい・・・」

転校生「はぁ・・・・・・」

姫(このままでは、転校生さんが汐ファンを嫌いになってしまうかも・・・そんなことダメですわ!)

姫(なにか対策を考えないと・・・!!!野薔薇の名に・・・いえ、私の誇りに懸けて!!)

~ダウナー~

転校生「はぁ~・・・」トボトボ

純「ん?おーい、転校生ー。どうしたの?」

転校生「なんでもない・・・」

絢香「・・・あ~、そっかぁ」

純「え、絢香わかったの?」

絢香「え?あ、あの、ほら、転校生くん、まだちっちゃいから・・・」

純「ああ、そういや身長制限あるやつとか結構あるわね。ってことは、乗れなかったんだ。そりゃ落ち込むわ」

転校生「・・・」

純「どうする?このままほっとくわけにもいかないしさ」

絢香「うーん、どこか転校生くんでも遊べそうなところ・・・ほら、純ちゃん、汐ファンガールやってたんでしょ?なにかないの?」

純「なにかないのって言われても、アタシが紹介してたのってたいてい身長制限あるやつだし・・・あれ?」

絢香「どうしたの・・・って、あれ?転校生くんがいない?」

純「もういっちゃったのかしら。次合う時までになんか考えとこ」

絢香「そうだねー。せっかく楽しみにしてたのに、かわいそうだよ!」

純「普段頑張ってる分、報われてもいいはずだし、ね?」

~掲示板~

紗妃「あ、転校生さん。どうしたんですか?」

転校生「あっ、さっちゃん・・・しゅしゅかわいーね・・・」

紗妃「こ、これは無理やり・・・って、何かあったんですか?」

転校生「べつに~?・・・はぁ」

紗妃「確実に何かあったパターンじゃないですか。ほら、話してみてください」

転校生「だいじょーぶだよ。さっちゃんもたのしまなきゃ・・・はぁ」

紗妃「こんな状態のあなたを放っておいて楽しむことなんてできません!」

紗妃(とはいえ、転校生さんが頑固なのは事実・・・ここは行動を起こすしかないんですが・・・)

紗妃(こういうときは、学園掲示板を頼りましょう!同じ学園生同士です、きっと助けてくれるはず!)

紗妃(お願いします!いいアドバイスをください!)

~グリモア交流板~

263 : 以下、名無しにかわりまして魔法使いがお送りします []:2015/03/19(木) 11:18:06.03 ID:BraiNPinkS

 転校生くんが落ち込んでいるんです!助けてください!
 私、子供の対応は苦手でして、どうしたらいいのかわからないんです・・・

264 : 以下、名無しにかわりまして魔法使いがお送りします []:2015/03/19(木) 11:18:52.53 ID:ButyoYUSan
 
 そういうときは母の愛情だよ。子供が困ったときに頼りになるのは母親さ

265 : 以下、名無しにかわりまして魔法使いがお送りします []:2015/03/19(木) 11:19:12.89 ID:DolLmasTer

 やさしく抱きしめてあげるといいと思います。そして、そっと頭をなでてあげてください

266 : 以下、名無しにかわりまして魔法使いがお送りします []:2015/03/19(木) 11:19:29.42 ID:MinDSEaker

 転校生くんの落ち込み写真はよ

267 : 以下、名無しにかわりまして魔法使いがお送りします []:2015/03/19(木) 11:21:17.99 ID:SmallIncho

 くっ、仕事さえなければすぐに飛んでいくのに・・・いっそもう丸投げして・・・

268 : 以下、名無しにかわりまして魔法使いがお送りします []:2015/03/19(木) 11:22:07.17 ID:AdultsinOme

 やろうとしたら同僚に止められたわ。くすん

~アドバイス通りに~

紗妃「な、なるほど!」

紗妃「ま、まずは抱きしめて・・・えいっ!」

転校生「わぷっ」

紗妃「えっと、ここから、母の愛でしたっけ?」ナデナデ

転校生「あぅぅ・・・さ、さっちゃん?」

紗妃(母の愛・・・母親・・・)

転校生「くるしい・・・」

紗妃(そういえば、転校生さんは眠っていると無意識に母親を求めるんでしたっけ)

紗妃(特に、疲労状態やストレス過多だとその傾向が多い・・・)

紗妃(母の愛といえば・・・・・・こ、これしかありませんね)

紗妃「て、転校生さん!」

転校生「なに?」

紗妃「元気を出してください!」

転校生「えっと・・・」

紗妃「わ、私の胸を吸ってもいいですからッ!」

転校生「・・・・・・・・・・・・え?」

姫「え?」

自由「は?」

刀子「うむ?」

秋穂「はえ?」

ハート?(おねえちゃんの胸は秋穂専用だから!秋穂のためにあるから!)

沙那「あら」

焔「うわぁ・・・」

純「ふ、風紀委員・・・なにしてんのさ・・・」

絢香「あ、あはは・・・(どうしてその思考になっちゃったの!?)」

紗妃「え?・・・・・・え?」

転校生「さっちゃん・・・・・・なにいってるの?」

~元気の代償~

転校生「さっちゃーん、バスからでてきてよー!」

紗妃「来ないで下さい!あんな大勢の前で醜態をさらして、私、もう生きていけません!」

姫「だ、大丈夫ですから!私たちは何も聞いていません!」

刀子「う、うむ!」

自由「そ、そうっす!」

紗妃「嘘です!明らかにあの場に居合わせたじゃないですか!」

焔「めんどくせー・・・こんな痴女ほっとけよ」

春乃「黙れ小娘。空気読めよ」ズドン

焔「ごはっ!」

秋穂「私も転校生くんに吸ってほしいなぁ・・・」

純「誰にでも一時の気の過ちはあるからさ!」

絢香「どうしよう・・・」

沙那「おいしいスコーンを見つけましたので、一緒に行きましょう、さあ」

紗妃「もう食べましたっ!おいしかったですっ!」

転校生「むぅ・・・そうだ!さっちゃん!でてきてくれないなら、すかーとめくりするよ!」

紗妃「だ、だめです!ただでさえあんなことがあったという・・・のに・・・ううう~~~~!!!!!」

沙那「逆効果でしたか」

転校生「さっちゃーん、だれもきにしてないからー!」

紗妃「いっそ、殺してーーー!!!!」

~大変だったよ~

転校生「ってことがあったの」

ありす「そ・・・なんだ・・・」

転校生「でもなんでおっぱいなんだろうね?」

ありす「ぉぼぇ・・・な・・・?」

クレプリ「あー、あの時は少年、ぐっすりだったからなー」

転校生「?」

ありす「ぇと・・・ぁ・・・ゎかけの、ぃた・・・ぇす」

転校生「ふーん、そっかぁ・・・」

クレプリ「まあやっちまったもんはしょうがないさね。にしても、あのお堅い風紀委員がなぁ」

ありす「もし・・・て・・・けぃ・・・の・・・」

クレプリ「ん?あ、あー!あれかぁ!・・・いやいやいや、どこにもそんなのなかったさね!」

転校生「?」

ありす「・・・ぉつかれ・・・ま・・・ぇす」

転校生「うん、つかれたよ・・・きょーはもーおやすみするの。うーちゃんのおへやでねるの」

クレプリ「おう、おやすみー」

ありす「ぉゃす・・・さぃ・・・」

今日はここまで!桃色ブレインさんの本領発揮です!
初めて掲示板風に書いてみましたけど・・・違和感ありますかね?大丈夫だといいんですが・・・
レティシアがなんか、うん、残念だ・・・2週間前はあんなにかっこよかったのに・・・
望が選抜生徒になるとか、どういう状況だこれ。また単位を餌に釣られたのかな?
ありすはロンドンでもかわいいです。一緒にマダム・タッソー館(蠟人形館)に行きたいなぁ・・・
ありすありあり(合言葉)

ありすありあり
さすが脳ピン

このお母さん何か誰かに似てるんだよなぁ…

ありすありあり
なるほどIDはがそうなっているのか
とりあえず羽衣とチトセは自重だなw

やべぇ書き間違えた
羽衣じゃなくて心だ
熊本弁覚えないと・・・

掲示板ID上から

ブレインピンク
ぶちょーゆさ
ドールマスター
マインドシーカー
スモールいいんちょ
アダルトしののめ

ってことかな?

ありすありあり

~卒業式~

『これを持ちまして、グリモワール魔法学園卒業式を終了いたします。卒業生、退場!』

薫子「ぐすっ・・・虎千代ぉ・・・」

夏海「うわーん!ぶちょー!まいつでもた来てくださいよー!」

花梨「ましろ、軍でもがんばってけろー!!」

梓「これで生天目先輩から解放されるッスけど・・・ちょっと寂しくなりますね」

転校生「???」

転校生(そつぎょーってなんだろ・・・ていうか、これなにしてるの?)

鳴子「卒業といったってまだしばらく学園には残るんだから」

虎千代「いいじゃないか。慕われている証拠だ」

ましろ「今日になってこんなに泣かれると・・・恐々としてしまいますね」

つかさ「ふわぁ・・・寝るか・・・」

転校生「???」

~教えて!萌木先生!~

転校生「もえちゃん、もえちゃん」

萌木「どうしたの?」

転校生「そつぎょーってなに?」

萌木「え?」

転校生「ていうか、きのうのあれって、なにしてたの?なんかおはなしきいて、うたうたって、なんかしてて・・・ぜんぜんわかんなかった」

萌木「あはは、そっか。まだ卒業とか体験したことないもんね」

萌木「えっと、今日やったのはお別れ会、みたいなものかな」

転校生「おわかれかい?だれの?」

萌木「卒業生たちの。ほら、生天目さんと、武田さんと、遊佐さんと、雪白さん」

転校生「・・・・・・えっ?」

萌木「あの人たちも卒業なんだよね・・・まぁ、籍自体はまだ学園にあるから、学園を出るのは今月が終わってからだろうけど・・・」

転校生「みんな、いなくなっちゃうの?」

萌木「すぐにいなくなっちゃうわけじゃ」

転校生「やだ!そんなのやだ!」タッタッタ

萌木「あっ、転校生くん!?ど、どうしよう・・・」

里菜「萌木ー、今泣きながら走ってる転校生見たんだけど、なにかあったのか?」

萌木「あっ、えっとね・・・」

~いなくなるのは~

転校生「とらーっ!」

虎千代「うん?どうした、転校生」

転校生「あのね、あのね、その、とらが、いなくなっちゃうって、ほんと?」

薫子「卒業のことですか?」

転校生「うん。あのね、もえちゃんがね、そつぎょーしきは、おわかれかいだっていってたの。うそだよね?いなくなったりしないよね?」

虎千代「・・・いや、本当だ。アタシたちは、4月1日をもって学籍が消え、このグリモアから去る」

転校生「あ・・・や、やだ!そんなのやだ!いっちゃだめーっ!」

薫子「転校生さん、気持ちはわかりますが、私たちは学生です。学園に所属している以上、卒業は避けられないことです」

転校生「やだやだ!いかないで!とら、おねがい!」

虎千代「そういうわけにもいかん。いつまでも学園の世話になるわけにはいかないからな」

転校生「うう~~~~ゆさーっ!ゆさーっ!」タッタッタ

虎千代「行ったか・・・さて、説得は頼んだぞ」

薫子「今年でこれだと、2年後は大変なことになりそうですね」

虎千代「ああ、水無月がそうか・・・さて、仕事を続けよう」

~いっちゃだめ~

転校生「ゆさー!ゆさー!」

鳴子「おや、転校生くん。いらっしゃい」

夏海「あ、て、転校生・・・」

智花「転校生くん・・・」

転校生「ゆさはいなくならないよね!?ちゃんといっしょにいてくれるよね!?」

夏海「え?ど、どういうこと?」

鳴子「彼は卒業の意味を分かってなかったんだよ。この様子だと、さっき知ったばかりかな」

転校生「ねえ、ゆさ!」

鳴子「そうだね、答えは『ノー』だ。僕は学園を去らないとならない」

転校生「や、だ・・・やだ!いっちゃやだよ!ずっといっしょなの!」

鳴子「転校生くん。僕は、この前君に僕が好きなことを教えたよね」

転校生「うん・・・」

鳴子「僕は知ることが好きだ。世界の謎を解き明かしたい。そのためには、世界をこの目で見ないといけないんだ」

鳴子「自分で知って、自分の目と耳で確かめる。なんなら鼻も口も手も使う。そうやって、世界を知る」

鳴子「だから、僕はここを出て、世界を見に行くんだ。・・・応援してくれないかな?」

転校生「うう~~~~!!!やだ!いっちゃだめだもん!いっちゃやだもん!や!」

鳴子「やれやれ、一筋縄ではいかないな」

智花「転校生くん・・・」

夏海「転校生・・・」

転校生「もういい!ゆさはあとまわし!ゆきしろさーん!」タッタッタ

智花「わ、私追いかけます!転校生くん、待ってー!」タッタッタ

夏海「あっ、い、いいんですか?部長」

鳴子「いいさ。仕方のないことだ・・・。それに、来年は君の番だよ、夏海」

夏海「うーん、転校生がアタシのことそんなに思ってくれてるのかなぁ」

~いやだもん~

転校生「ゆきしろさん!」

ましろ「あら、転校生さん。どうしました?」

花梨「腹減ったのか?すぐに作るすけ、まっててけろ」

転校生「そうじゃないの!ゆきしろさんは、でていかないよね!」

ましろ「どういうことですか?」

転校生「がっこう!ちゃんといっしょにいてくれるよね!」

花梨「ああ、卒業のことか?それは難しいっちゃ・・・」

ましろ「里中さん、ここは私が」

ましろ「さて、転校生さん。私が北海道出身ということは話しましたね?」

転校生「う、うん」

ましろ「私はあの場所を取り戻したい。そのためには、兵隊さんになる必要があります」

ましろ「北海道は魔物だらけ。そんな場所に行けるのは兵隊さんぐらいだからです」

転校生「そんなの!ぐりもあのみんなもつよいから、みんなでたたかえば!」

ましろ「・・・そんなに簡単なものではないんですよ」

ましろ「転校生さん。この世界は、あなたが知っている以上に複雑で、残酷で、無慈悲です。あなたはまだ子供、何も知らない子供です」

ましろ「そして私たちは、子供のままではいられません。大人になる時が来たんです」

ましろ「・・・寂しいかもしれませんが、そういうものなんですよ」

転校生「やだ・・・おとなになんてならなくていいもん!こどものままでいいじゃん!」

ましろ「おっと、泣かれてしまいましたか・・・いつか分かりますよ。大人にならなければいけない時というものが」

転校生「ぐすっ・・・やだぁ・・・やだよぉ・・・なーちゃーーん!!!」タッタッタ

ましろ「・・・・・・いって、しまいましたか」

花梨「ましろ・・・よく頑張ったべな」

ましろ「ふふ、ここまで思われているなんて、私は幸せ者ですね」

~戦え~

転校生「なーちゃーん!」

つかさ「転校生か。なんだ」

転校生「なーちゃんはいっちゃわないよね!ちゃんと、ここにいるんだよね!」

つかさ「そんなつもりはない」

転校生「だって!うらせかいも、いっぱいつよいのいるのに!」

つかさ「確かにそうかもしれん。が、表にも強い魔物なら山ほどいる」

つかさ「今までは学園というものに縛られてきたが、もはやしがらみもなくなる」

つかさ「私は南に行く。南半球だ。あそこは魔物の巣窟になっている」

転校生「なんで!?こっちでだって戦えるでしょ!」

つかさ「私は、ぬるま湯につかっているだけでは満足できないんだ」

つかさ「闘争こそ我が人生。戦いの渦中にいることこそ至福」

つかさ「私は戦いに生き、戦いに死ぬ女だ。だからこそ、戦いを求める」

つかさ「ここではダメなんだ」

転校生「やだぁ・・・あぶないよ・・・」

つかさ「強くなれ、転校生。貴様は、その力を持っている限り戦わざるを得ない」

つかさ「戦え。己自身と戦い、克己し、強くなれ。そして、私のようにはなるな」

つかさ「私は、戦いの中で捨ててきてしまったものがある。それはもう取り返せんものだ」

つかさ「お前は、そうなるなよ。お前はお前のままでいるんだ」

転校生「やだぁ・・・行かないでぇ・・・」

つかさ「南で緑の変死体が見つかったという知らせが入ったら、それは私が闘争の中で逝けたという証だ」

つかさ「私の生きざまを、見届けてくれ。頼んだぞ、転校生」

~慰めて~

転校生「やだぁ・・・」

ありす「ょしょし・・・」ナデナデ

クレプリ「卒業だもんなぁ・・・仕方ないっちゃ仕方ないさね」

ありす「さびし・・・ぇす・・・」

転校生「いっちゃやだよぉ・・・いかないでぇ・・・」

クレプリ「こればっかりはどうしようもないさね」

ありす「ぅ・・・ん・・・・」

転校生「なんでなのぉ・・・やだよぉ・・・」

ありす「・・・このま・・・・・・ぉちつ・・・まで・・・」ナデナデ

クレプリ「そうだな。少年、目一杯泣け。泣いて泣いて、ちゃんと、祝ってやろうな」

転校生「ひぐっ・・・やだぁ・・・いっちゃやだぁ・・・いいこにするからぁ・・・わがままいわないからぁ・・・おかしもいいからぁ・・・」

ありす「・・・」ナデナデ

~渡すもの~

鳴子「夏海、これを」

夏海「なんですか?さっきのことについて、まだ何か・・・」

鳴子「いや、そうじゃない。これに関しては、君の友達と共有してかまわないし、なんなら学園生たちに知らせてもいい」

夏海「えっと、【転校生調査書】・・・?」

鳴子「そう。特異な体質を持ち、幼く、無垢な転校生くんに関する情報をできる限りまとめたものだ」

鳴子「今後、彼と学園生活を送っていくうえで、役立ててくれたらいいなと思ってね」

夏海「えっと、転校生のプロフィールと、好きなもの嫌いなもの、特異なこと、性格、主義、いろいろ書いてますね」

鳴子「一部は観察による推測も交じっているから、更新は任せたよ、夏海」

夏海「ええっ!?あたしですか!?」

鳴子「君がやらなきゃ誰がやるんだ。なんのために僕が調べたと思っているんだ」

夏海「そうですけどぉ・・・」

鳴子「彼がどう育つかは、これからの学園生にかかっている。残念ながら、僕はもう育児に参加できないからね」

鳴子「彼のこと、よろしく頼むよ、夏海」

夏海「部長・・・はいっ!報道部部長、岸田夏海!転校生のことも含めて、部長の名に恥じないように頑張ります!」

鳴子「その意気だ。頑張れ、夏海」

~引継ぎ~

虎千代「悪いな、待たせてしまって」

風子「あいちち・・・手短におねげーしますよ。さすがに辛いですから」

虎千代「つかさと戦ったようだな。あいつの行く先を塞げる生徒はそういない」

風子「ほめ過ぎですよ、さいしゅーてきには突破されてしまいましたし」

虎千代「つかさの話と食い違ってるな。まあ、どっちが本当かは言いんだ」

虎千代「・・・水無月」

風子「お断りします」

虎千代「・・・・・・・・・・・・」

虎千代「そういうとは思ったが、お前以上の適任者がいない」

虎千代「お前が次の生徒会長だ」

風子「・・・・・・・・・・・・」

風子「確かにはやく生徒会長を決めろ、と思ってましたけどね」

風子「いくらなんでも無茶ぶりがすぎます。引継ぎも何もしないまま・・・」

風子「放り投げていなくなるつもりですか」

虎千代「引継ぎはいらないだろう。お前は生徒会の業務をすべて知っているからな」

風子「・・・・・・・・・・・・」

虎千代「生徒会が権力を乱用しないよう、活動を正確に把握しているはずだ」

虎千代「それがお前の信条だからな」

風子「・・・次の風紀委員長はどーするつもりですか」

虎千代「服部に聞いたぞ。冬樹イヴを【指名している】ようだな」

風子「・・・あの忍者・・・そーいえば今は生徒会の依頼のみ引き受けてるんでしたね」

虎千代「副会長がいつの間にか契約していた。おかげで会計がカンカンだ」

虎千代「まあ今日で期限切れだけどな」

風子「はぁ・・・やっぱり嫌ですよ」

~懸念と本音と建て前と~

風子「だいたい、そんなめんどくせーのについちまったら転校生さんとの接触時間が減るじゃねーですか」

風子「ただでさえ少ないっていうのに、これ以上減らしたくねーですよ」

虎千代「むっ、そう来たか・・・だが、その心配はない」

風子「なんでですか?」

虎千代「本当は本人に先に言うつもりだったんだが、転校生を生徒会に誘おうと思っている」

風子「はぁ!?何考えてんですか!」

虎千代「生徒会は風紀委員と同じくクエスト免除だ。よほどのことがない限り出ることがない」

虎千代「アイツが危険な目に合う確率も下がるだろう。・・・アタシにはそれができなかったがな」

風子「6歳で生徒会なんて、バカも休み休みいいなせー」

虎千代「アタシは本気だ。これから、学園内の様々な団体が転校生を欲しがるだろう」

虎千代「ならいっそ、お前の目が届く範囲で見れる場所に置いていた方がいいんじゃないか?」

虎千代「生徒会に入っていれば、執行部もその他の外部勢力も、おいそれと手を出せんさ」

風子「・・・・・・・・・・・・」

虎千代「と、皮算用はここまでにしておこう。水無月、頼む」

虎千代「アイツを守れる学園を、お前が作ってやってくれ」

風子「しばらく考えさせてくだせー」

虎千代「今日中だぞ」

風子「ここまで引き延ばしたんですから、ギリギリでいーでしょ」

風子「まってく、ほんと、めんどーなことになりましたね」

今日はここまで!ついに卒業ですね!いやー、学園生が減るのは辛いなー(棒)
次回で卒業編は終わりですが、ちょっと書き溜め作りたいので明日中に行けるかどうかはわかりません。
卒業終わって、四月馬鹿やったら、カードエピソードネタをやってく予定です。
神凪家へのあいさつとか、冷泉家へのあいさつとか、夏祭りとか、望の呼び出しとか。
ありすありあり(合言葉)

この転校生はちっこいから身体の成長も早いはずで
という辺りで保護者すぐに気づきそうだな

ありすありあり
四月馬鹿ネタやるのかwww

ありすありあり
まずは一回目か...

~ふてくされ~

転校生「・・・」

風子「はぁ、なーにやってんですか」

転校生「あっ、ふーちゃん・・・」

風子「聞きましたよ。卒業せーたちに出て行かないように言いにいったんですって?」

転校生「うん・・・」

風子「・・・たしかに、アンタさんはそう思ってるかもしれません」

風子「それは、アンタさんだけじゃなくて、ほかの生徒たちもです。武田に、遊佐に、生天目に、雪白に、まだ残っていてほしい」

風子「そう思ってます。もちろんウチもです」

転校生「だったら!」

風子「でもですね、あの人たちは、自分でやりたいことをやろうとしてるんです」

風子「それは、学園にいたらできないこと。あの人たちは、やりたいことをやるために、今まで努力してきたんです」

風子「自分の目標のために、今まで頑張ってきたんです。それを、引き留めることなんて、誰にもできません」

転校生「うう・・・」

風子「それぞれに、自分の道がある。そして、ウチらができることは、それを応援することです」

風子「応援してあげましょ。祝ってあげましょ。笑顔で、見送ってあげましょ」

転校生「・・・・・・うん・・・」ポロポロ

風子「ん、いい子ですね・・・」ナデナデ

~お祝い~

転校生(おいわい・・・そつぎょーの、おいわい・・・)

転校生(みんなが、がんばってきた、おいわい・・・)

転校生(えがおで、おみおくり・・・)

転校生「うう~・・・」

秋穂「転校生くん、どうしたの?悩み事があるなら相談に乗るよ?」ハスハス

春乃「ああ、悩める子羊に手を差し伸べるなんて・・・聖母!女神!秋穂!」

転校生「あきちゃん・・・あのね・・・」

・・・

秋穂「そっか、先輩たちの卒業か・・・」

転校生「どうしたらいいんだろっておもって。・・・ぼく、わがままいっちゃったから・・・」

秋穂「うーん、どうしよ、お姉ちゃん」

春乃「・・・別に、特別なことなんかしなくていいのよ」

転校生「え?」

春乃「何かしようとしたら、その分別れが辛くなる。だから、一言言ってあげるだけでいいのよ」

春乃「『いってらっしゃい』ってね」

転校生「・・・うん!」

秋穂「お姉ちゃん、さすが!」

春乃「ま、それほどでもあるかしら」

転校生「あきちゃん、はるのん、ありがとっ!ぼく、ちょっといってくる!」

秋穂「はーい!がんばってねー!・・・あっ!」

春乃「どうしたの?」

秋穂「・・・ハスハスはしたけど、ペロペロしてない・・・」

~準備~

転校生「あーりーすちゃん!」

ありす「ぁ、てんこ・・・く・・・」

クレプリ「おっ、元気は出たのか?」

転校生「うん!それでな、ちょっとおねがいがあって・・・」

ありす「?」

転校生「今日、ありすちゃんのおへやにおとまりしたいなーって」

ありす「・・・・・・!?」

クレプリ「だ、だいじょうぶなのか、少年?」

転校生「あっ、えっと、おにんぎょ、しまってくれたらうれしいかな・・・あはは・・・」

ありす「・・・んび・・・てき・・・す・・・」

クレプリ「わかったさね!ありす、がんばるぞ!」

・・・

転校生「ふーたーみん♪」

心「ひゃいっ!な、なんですか!?ごめんなさい!」

転校生「ちょっとおねがいがあるんだけど、いいかな?」

心「わ、私にですか!?そ、そんな、私なんかが頼られるなんて!」

転校生「おねがい、ふたみん」

心「わ、わかりました!転校生さんのため、不肖双美心、精一杯努めます!」

転校生「ほんと?それじゃあ、あのね」ゴニョゴニョ・・・

・・・

転校生「あずにゃーん!」

梓「おや、転校生くんじゃないッスか。どうしました?」

転校生「あのね、おねがい、していーい?ちゃんとおかねもってきたから・・・」

梓「あー、自分、依頼はお金を取りますけどお願いならもらわないッスよ。それに、依頼の方はまだ受けれないんで」

梓「つーわけで、お願いなら無料で引き受けるッス!」

転校生「あ、えっと、じゃあ、いい?」

梓「で、どーゆ―ことッスか?」

転校生「あのね、みんなの部屋のね・・・」ゴニョゴニョ

梓「ええっ!?マジッスか!?あー、でも引き受けるって言っちゃったしなぁ・・・」

転校生「おねがい!なんでもするから!」

梓「ん?今なんでもするって・・・いや、冗談ッス。服部梓、転校生くんのお願い、確かに聞きどけました!」

~てつだって~

転校生「まみちかー!」

千佳「うん?あ、転校生」

律「うーっす。どうしたんだ?」

自由「間宮氏にようっすか?」

転校生「うん!あのね、あのね、ちょっとおねがいがあるの!」

千佳「うちに?ま、いいけど。何?」

転校生「あのね・・・」ゴニョゴニョ

千佳「あー、おっけ。その時間なら、今からがんばりゃ余裕っしょ」

律「なんか手伝った方がいいか?」

千佳「いや、大丈夫よ」

自由「んじゃ、あとで自分差し入れ持っていきますね」

千佳「それは普通にうれしいわ。よろしくー」

・・・

転校生「さーちゃーん!」

沙那「あら、転校生さん。どうしました?」

初音「おっ、転校生」

転校生「あのね、くっきーつくりたいの!いっしょにつくろっ!」

初音「おまえなら一人で作れそうだけどな」

沙那「危険だからと許可が下りないんです。初音様、よろしいでしょうか」

初音「あー、いいぜ。ただし!アタシにも後で食わせろよ」

転校生「はーい!」

~ありがとう~

梓「転校生くん、終わったッスよー」

転校生「ありがとっ!これ、おれい!」

梓「おっ、クッキーッスか。ありがたくいただきます」

・・・

心「お、終わりました!しっかり送っておきましたよ!」

転校生「ありがとー!ふたみん、これあげる!おれいだよ!」

心「あっ、可愛いクッキー・・・こ、こんなもの、くずぅな私がもらってもいいんでしょうか!?」

転校生「自信作だよ!おいしく食べてね!」

心「は、はいっ!心していただきます!」

・・・

転校生「まーみーちーか!」

千佳「ん?もうちょっとかかるわよ?」

転校生「これ、さしいれ!さーちゃんといっしょにやいといたの!」

千佳「あー、クッキーね。あんがと、そこ置いといて」

自由「うーっす、お茶が入ったっすよー」

千佳「あ、うーん・・・ちょうどいいし、ちょっと休憩にしよっか。まだ時間はあるし」

転校生「はーい」

・・・

初音「おー、毎回腕上げてるな、アイツ」モグモグ

沙那「料理は経験がものを言いますからね」モグモグ

初音「ふーん・・・アタシもやってみよっかなぁ・・・ロシアンたこ焼きとか作ってみたいし」

沙那「お教えいたしましょうか?」

初音「気が向いたらなー」

~大事なもの~

ましろ「さて、荷物のチェックをして、調理室へ行きますか」

ましろ「えっと・・・よし、よし、よし」

ましろ「・・・あら?・・・あれが、ないですね」

ましろ「転校生さんから誕生日プレゼントにもらったあれが・・・」

ましろ「ない・・・ない・・・どこにも・・・!」

・・・

鳴子「・・・ふむ」

鳴子「誰かが入った形跡があるな。貴重品は持ち歩いているから問題はないけど・・・」

鳴子「・・・・・・なるほど」

鳴子「やられた。手帳カバー、置きっぱなしだったか。これはまいったな」

鳴子「さて、どうしたものか」

・・・

虎千代「・・・ん?なんだ、メールか」

虎千代「水無月から・・・じゃないな」

虎千代「・・・なんだと?」

・・・

つかさ「『お前の大切なものは預かった』か」

つかさ「ふん・・・おもしろい、私への挑戦状と見た」

つかさ「『3月31日23:30 校門前で待つ』」

つかさ「ククク・・・楽しみ過ぎて血が騒ぐぞ・・・」

つかさ「ふはははははは!」

~こっそりと~

―23:10―

ありす「ふわぁぁ・・もぅ・・ねむぃ・・・ぇす・・・んむぅ・・・」

クレプリ「そろそろ寝るか?ありす、少年」

転校生「うん、そうだね!」

クレプリ「少年は寝る前でも元気だなぁ・・・」

ありす「ん・・・zzz・・・」

クレプリ「ありすー、ほら、ベッドまで数歩さね。がんばれよー」

ありす「ぁぃ・・・ん・・・」

転校生「おやすみなさーい」

ありす「ぉゃす・・さ・・・zzz」

クレプリ「おう、少年。おやすみ」

・・・

―23:15―

ありす「すぅ・・・すぅ・・・zzz」

転校生「・・・よし、ねたね」

転校生「はやく、いかなきゃ。じかんが・・・」

転校生「えっとあれ、どこおいたっけ・・・あ、ここだここだ」

転校生「よし、じゅんびはできた・・・」

転校生「いざ!でっぱつ!」

ありす「んんむ・・・」

転校生「あ、こえちっちゃく・・・」

~校門前で~

―23:25―

虎千代「・・・ふむ」

鳴子「おや」

つかさ「ふん」

ましろ「あら」

虎千代「ってきり、お前たち2人はすでに出ているものと思っていたが・・・」

鳴子「僕もそのつもりだったんだけどね。ちょっと事情があるんだ」

つかさ「・・・あと5分、か」

ましろ「あら、ということは、生天目さんも?」

鳴子「『も』ということは君もなのか。そして、僕もだよ」

虎千代「アタシもだが、卒業生を一堂に集めたのか?いったいなんのために?」

ましろ「こういうのは遊佐さんの得意分野では?特異な相手を見つけるのが得意・・・ふふ」

鳴子「そうなんだけどね、例のメールの送り主の特定ができなかったんだ。まあ、その時点でほとんど絞られるんだけど」

虎千代「お前相手にそんなことができるというと・・・双美か?」

つかさ「私たちに気づかれずものを盗むようなやつもいる。複数犯だろうな」

ましろ「となると、服部さん・・・天文部?」

鳴子「と、なると動機か。ただの悪戯にしては度が過ぎているし、南条君が賛成するとは思えない」

つかさ「そんなものどうでもいい。・・・時間だ」

~送り主~

虎千代「出てこい!アタシたちはここだ!」

兎ノ助「・・・」

鳴子「兎ノ助?」

兎ノ助「・・・あれ?なんでお前ら集まってるんだ?もしかして、学園を出る前に俺に会いに来てくれたとか」

つかさ「違うな。お前じゃない」

兎ノ助「がーん!なんだよ!いきなりその言い草はないだろぉ!?」

ましろ「兎ノ助さん。あなたと私たち以外に、ここに誰か来ていませんか?」

兎ノ助「誰か、というより、あれは置いてあったんだが・・・」

段ボール「・・・」

兎ノ助「でも、転校生は今日ありすの部屋で寝てるんだぜ?わざわざ抜け出すようなことはしないと思うけどなぁ」

つかさ「・・・」パカッ

転校生「すぅ・・・すぅ・・・・・・んん?・・・あっ!ねちゃってた!」

虎千代「何をやっているんだ、転校生」

ましろ「ほら、よだれが垂れていますよ」フキフキ

転校生「んー」

兎ノ助「・・・っておい!転校生、なんでいるんだよ!」

~お見送り~

転校生「えっと、あのね、ご、ごめんなさい!」

兎ノ助「え?え?どうしたんだ?」

虎千代「転校生。何について謝っているんだ。言ってくれないとわからないぞ」

転校生「えっと、あの、その・・・みんなのだいじなもの、かってにとっちゃったから・・・」

ましろ「なるほど、服部さんも双美さんもあなたが?」

転校生「うん・・・」

鳴子「どうして、こんなことしたんだい?わからないな」

転校生「あの・・・みんなそつぎょーで、やっと、やりたいことができるようになって」

転校生「でも、ぼく、わがままいって・・・みんな・・・こまらせて・・・」

転校生「みんな・・・ひぐっ・・・ごべんなざい・・・」

つかさ「・・・」

転校生「ぢゃんど・・・あやまらなぎゃっで・・・おぼっで・・・ごめんなさいぃ・・・」

転校生「おうえんしなきゃって・・・がんばれって・・・いいだぐて・・・」

虎千代「・・・そうか。ありがとう、転校生」

ましろ「ふふ、いいんですよ。きっと、委員長さんに諭されたんですね」

鳴子「・・・かなわないなぁ、あのお母さんには」

つかさ「・・・」

~お前に~

兎ノ助「落ち着いたか?」

転校生「うん・・・とったもの、かえすね」

虎千代「ああ、ありがとう・・・というのも変だな」

鳴子「いいじゃないか。ありがとうで」

ましろ「あら?これは・・・?」

つかさ「ハンカチか?こんなものは持っていなかったはずだ」

転校生「えっと、まみちかにおねがいして、てつだってもらって、いっしょにつくったの。ちょっとだけだけど・・・」

転校生「そつぎょーのおいわい、したくて・・・」

虎千代「そうか・・・まいったな、ここまでされると、どう言ったらいいかわからん。だが、ありがとう、だな」

ましろ「はい。ありがとうございます」

鳴子「大事にさせてもらうよ」

つかさ「・・・転校生。悪いが、私は受け取らない」

転校生「え、い、いらなかった・・・?」

虎千代「つかさ?これくらいは・・・」

つかさ「私はこれから南に行く。そこでなくさず持っていられる自信がない」

つかさ「だから、お前に預けておく」

転校生「!」

つかさ「・・・お前が卒業するときに、とりにくる。これも、な」

転校生「え、これ、なーちゃんのだいじな・・・」

つかさ「しっかり、保管しておけよ。私が戻ってきたときに、失望させるな」

転校生「う、うん!」

虎千代「なら、アタシも、これは預けておこうかな」

ましろ「わたくしは、ハンカチの方はいただきます。こちらのプレゼントは、あなたに」

鳴子「ふむ、それじゃあ、君にはこれを預けよう。僕が使っていた取材メモだ」

転校生「えっ!?」

鳴子「大事にしてくれよ。これは僕の人生が詰まっているんだ。また、取りに来るからね」

虎千代「ああ、また」

ましろ「鳥のように、飛んで取りに戻りますわ」

つかさ「任せた」

転校生「・・・うん!」

~先輩へ~

兎ノ助「お前ら、言ったからには、ちゃんと約束守れよ!じゃねーと、俺が怒るからな!」

鳴子「兎ノ助が怒るのか、それは怖い。怒られたくないし、ちゃんと戻ってこないとね」

虎千代「そうだな。それじゃあ、行ってくる」

ましろ「兎ノ助さん、転校生さん。留守の間、しばらくお願いします」

つかさ「強くなれ、転校生」

鳴子「いってきます」

兎ノ助「おう!行ってこい!」

転校生「『いってらっしゃい!』」

虎千代「さて、アタシはこっちだ」

ましろ「わたくしはこちらに」

鳴子「僕は向こうだな」

つかさ「私はあっちだ」

転校生「うう・・・いっちゃった・・・」

兎ノ助「転校生・・・よく頑張ったな」

転校生「・・・とらちよせんぱい!なるこせんぱい!ましろせんぱい!つかさせんぱい!」

転校生「いままでおせわになりました!ぐりもあは、ぼくたちがまもるから!みんなでがんばるから!」

転校生「だから!またねっ!また、また・・・またあおうね!」

兎ノ助「・・・4人とも!死ぬんじゃねぇぞ!」

転校生「・・・ぴぅぅぅ・・・」

転校生「うのさん・・・とらが・・・ゆさが・・・ゆきしろさんが・・・なーちゃんが・・・いっちゃった・・・」

転校生「いっちゃったよぉ・・・・・・ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」

兎ノ助「・・・一つ、成長したな、転校生。それでいいんだ」

兎ノ助「強くなれ。君は、そうやって、大人に近づくんだ」

~任せた~

虎千代「・・・水無月」

風子「・・・なんですか、虎」

虎千代「わざわざ見送りに来てくれたのか?」

風子「いーえ、夜の学園に無断で侵入したお子様におせっきょーでもしよーと思いまして」

ありす「ぁ・・・ぁの・・・」

虎千代「楠木もか。ありがとう」

風子「楠木、行きますよ。兎ノ助が今保護してるはずなんで」

ありす「ぁ・・・ぇと・・・」

虎千代「行ってこい」

ありす「ぁりぁと・・・ござ、まし・・・た・・・!」

風子「学園のことは、ウチらに任せてくだせー」

クレプリ「少年はオレっちたちが責任もって育てるからな!」

虎千代「ああ、頼む。あいつは、強くなる男だ。アタシが保証する」

虎千代「任せたぞ、生徒会長」

風子「任されましたよ、生徒会長」

~帰ろう~

―23:50―

兎ノ助「おっ!風子とありす!見ての通りだ」

転校生「すぅ・・・すぅ・・・zzz」

クレプリ「泣き疲れたのか?」

兎ノ助「だろうな」

風子「それに、普段の転校生さんの就寝時間からだいぶ遅れてますからね。はやくベッドまで連れて行きますよ」

ありす「・・・ょしょし・・・」

転校生「すぅ・・・とら・・・ゆさ・・・ゆきしろさ・・・なーちゃ・・・がんば・・・て・・・」

風子「ええ、がんばってくれますとも。だからゆっくり、おやすみなさい」

風子「楠木も、こんな遅くにすみませんでしたね」

クレプリ「まあ、ありすは夜なべして人形作ったりするときもあるし、これくらいは慣れてるさね。な、ありす?」

ありす「ふわぁぁ・・・んみゅ・・・・・・」

クレプリ「あれー?」

風子「今日は楠木の部屋ってなってるんで、楠木の部屋まで連れて行きます。兎ノ助、そこの段ボールをおねがいしますね」

兎ノ助「おう!まかせろ!」

風子「帰りましょ。ウチらの部屋に。明日から新学期なんですから、ね」

ありす「ふみゅぅ・・・・・・ねむぃ・・・ぇす・・・」

クレプリ「ありすー、もちっとがんばれ、な?さすがに風紀委員長・・・じゃなかった。生徒会長も二人も背負って連れて帰れないさね」

風子「あんまし体格が良くねーですからね。頼みますよ」

兎ノ助「いざとなったら俺が!」

クレプリ「ただし兎の字、てめーはだめだ」

兎ノ助「がーん!」

風子「・・・転校生さん、よく頑張りましたね」

転校生「すぅ・・・すぅ・・・また・・・みんなに・・・」

~おはようグリモア~

兎ノ助「いやー、今日から年度初めだな。心機一転、真面目にやらなきゃな」

ミナ「心機一転・・・ククク、確かに心機一転は重要だな・・・」

兎ノ助「お前、意味わかってねーだろ」

虎千代「おはよう。朝早くから元気だな」

ミナ「・・・・・・・・・・・・」

ミナ「あれ?」

兎ノ助「おー虎千代。アレだな。お前もついに来年卒業だな」

虎千代「ああ。まあ、会長職の激務から解放されるのは少し嬉しいかもしれん」

兎ノ助「バカ、会長職より国連軍の兵卒の方が忙しいって多分」

虎千代「かもな。まあ、できることをやるだけだ」

虎千代「じゃあ始業式の準備があるから、アタシは行くぞ」

兎ノ助「おう、頑張れよ」

ミナ「・・・た、武田虎千代・・・あれ?なんで?」

兎ノ助「どうした?」

ミナ「ど、どうしたじゃないっ!ヤツは昨日で卒業したんじゃないかっ!」

ミナ「なんで平然と登校してるんだ!」

兎ノ助「・・・・・・・・・・・・」

兎ノ助「卒業?誰が?」

ミナ「武田虎千代が!あと生天目つかさと雪白ましろと遊佐鳴子・・・」

兎ノ助「おいおい、エイプリルフールにしたって下手なウソだぞ」

~あれ?~

兎ノ助「そいつらの卒業は今年後・・・つまり来年の3月じゃんよ」

ミナ「・・・ななな・・・はあ?」

怜「おはよう、兎ノ助に風槍」

転校生「おっはっよ!」

兎ノ助「おはよう、怜・・・に転校生。お前たちも心機一転だぞ!」

ミナ「あっ!怜、神の巫女!さっき虎千代が登校してきて・・・」

怜「・・・ん?どういうことだ?」

転校生「え?」

ミナ「あいつら昨日で卒業だったろ!それなのに、兎ノ助が来年とか言ってて・・・」

怜「・・・なんだって?」

兎ノ助「エイプリルフールだ、エイプリルフール」

ミナ「にしたって、本人が登校してきてるのはおかしいじゃないか!」

怜「風槍・・・もしかしたらただの計算違いかもしれないぞ」

怜「会長たちの卒業年度は今年度のはずだ。今年で6年目だからな」

ミナ「・・・・・・れ、怜まで・・・」

ミナ「うぅ・・・ぅ・・・・・・」

怜「・・・風槍はどうしたんだ?嘘にしては・・・うろたえ方が普通じゃないぞ」

転校生「???」

兎ノ助「・・・うーん、確かにちょっと簡単にあしらいすぎたかも」

兎ノ助「でも虎千代たちが卒業したって、意味わかんねぇだろ?」

怜「ふむ・・・確かに、妙な物言いだな。私の方で調べてみるか」

兎ノ助「え?別に風紀委員が動くようなことじゃないだろ?」

怜「フフフ、私は夏以来、風槍とは友達なんだよ。それじゃあ、行ってくる」

兎ノ助「おう!・・・確かに、あんなウソ言って喜ぶようなヤツじゃないしなぁ・・・」

転校生「ねーねー、うのさん」

兎ノ助「お、転校生。おはよう。ちょっとミナの様子見てくれないか?」

兎ノ助「なんか様子がおかしいんだ。虎千代たちが昨日卒業したって・・・」

転校生「・・・え?そうじゃないの?」

兎ノ助「・・・え?な、なんだよその反応・・・」

転校生「だ、だって、きのう、みんなおわかれして・・・またねって・・・うのさんも・・・」

兎ノ助「やめろよな、ハハハ・・・いるいる、いるよ。だって卒業してねえし」

兎ノ助「今年度だよ、あいつらの卒業は・・・」

転校生「あれ?あれれ?・・・あれー?ふーちゃんがせいとかいちょーになったりしてない?」

兎ノ助「なってないぞ。ていうか、アイツ風紀委員長じゃねえか。なんで風子がやるんだよ」

転校生「・・・・・・あれ?」

今日はここまで!明日は四月馬鹿!カオスです!
全力でネタに走ります。性転換だけでにはしないといっておきます。
代わりに、普段のより短くなるかも。転校生の精神が持つ限り続けますが・・・
風子はお母さん。ありすはお姉ちゃん。
ありすありあり(合言葉)

ありすありあり
やっぱり転校生は気づいたか...

ありすありあり
そういえばこれも謎なんですよね
なんで転校生は記憶の修正を受けていないのか、そしてこの転校生はおかしいことを指摘出来るものを持ってるんですね

♂グリモア♂

転校生「・・・・・・あれ?」

うの「あ、転校生ちゃん、おっはー」

転校生「え、いやいや、ぼくおとこのこだよ!?」

うの「うんうん、わかってるわかってる。男(に憧れる女)の子だよね!」

転校生「なんかおかしくなかったかな!」

風間「おーい転校生、なーにやってんだ」

転校生「あ、ふーちゃ・・・じゃない!?だれ!?」

風間「え?だれって、風間だよ、ふ・う・ま。忘れちまったのか?まったく、しゃーねーな」

転校生「え?え?え?」

風間「あ、そういえば転校生。あーすがお前のこと探してたぞ。朝起きたらいなかったーってな」

転校生「だからだれ!?」

うの「あれあれれ?転校生ちゃん、なんだか今日はおかしいね」

風間「うーん、熱でもあるのか?紫に診てもらっとくか?」

転校生「・・・なんかちがうきがする!だれだ!」

~みんながみんな~

零「おはよう、転校生。どうした?ズボンなんかはいて」

転校生「そりゃズボンだよ!」

夏生「あれじゃね?浅梨と同類のあれ」

智一「えー、転校生ちゃん、男装趣味が?・・・ってこんな年から!?」

零「性同一性障害の可能性もあるな。一度、しかるべき機関に連れていくべきか」

転校生「なにいってるのさ!ぼくおとこのこだもん!ほら!ちゃんとついてる!」

月「お、おまえ!何ズボンをパンツごと脱いでるんだよ!見えてる、見えてるから!」

智一「どう見ても女の子のそれだから!早く履いてくれ!」

転校生「・・・え?・・・な、ない・・・」ペタペタ

夏生「あー、こんなやつなんか聞いたことあるような。蝶が自分か自分が蝶かわからなくなるやつ」

零「胡蝶の夢だな。となると、男になった夢でも見ていたのか?」

転校生「そ、そうなの・・・かな・・・?」

紫「そこの4人ともー。そろそろ授業始まるよー」

零「む、そうか。気になるなら一度宍戸のもとに行ってきたらどうだ?」

転校生「わ、わかった!行ってくる!」

~すべてがおかしい~

―魔導兵器発明局―

転校生「ゆきちゃぁぁぁ!?なんかちがうううう!!!!」

有希「・・・ユニーク。あと、私はゆきではない。ゆうき」

転校生「なんかちがう!なんかちがう!おんなのこにしかみえないのにちがう!」

エレン「宍戸博士!」

転校生「あっ、えっちゃん!」

エレン「大至急、立体起動装置の点検を頼む!来栖の分が突然外れて顔面から落ちたんだ!」

転校生「きょじんのひとぉ!」

シャルル「あ、転校生。ここにいたんだ」

エレン「シャルル・デュノアか。どうしたんだ?」

転校生「しゃるるぅ!?」

シャルル「ど、どうしたの!?そんなの驚いて!?」

転校生「なんでだよ!おんなのこじゃないのかよ!」

シャルル「えっ!?(ば、ばれた!?転校生に!?)」

エレン「早く魔物を駆逐しないと・・・絶対に海を見るんだ!」

転校生「でんしゃでいけるよ!のりものつかえよ!」

天海「私は天海!誰よりも命の価値を知る者!」

転校生「もうやだぁぁぁぁぁ!!!!」

~カオスは止まらない~

転校生(なんなの!?いったい、なにがあったの!?)

「ジュン。さっさと紅茶を入れてきなさい」

転校生「じゅんちゃんとりっちゃん!?でも、なんかこえが・・・」

ジュン「いた、痛いって律紅!わかった、わかったから!もうちょっとまて!」

律紅「使えない下僕ね。なんのためにお父様があなたに私を渡したと思ってるの?」

ジュン「楠木が作ったやつが動き出して勝手に僕のもとに来たんじゃないか!」

転校生「なんだよこのメガネ!だれだよ!」

絢香?「そこまでかしら!ここで会ったが百年目!」

転校生「ここもなかのひとつながり!?」

絢金糸雀「この絢金糸雀がこんどこそ倒してやるかしら!」

転校生「・・・もう、みなかったことにしよ」

~知りたくなかった~

転校生(いった、なにがおこってるんだよ!なんでこんなことになってるんだよ!)

「本日の散歩部の目的地を発表する!」

転校生「さ、さんぽぶ・・・みたくないけど、きになる・・・」

定男「クロが示した通り、本日の目標はもはや何度目かもわからぬ富士山の登頂!」ムキッ

秋生「さださん、それはもちろん・・・」ウホッ

定男「無論、樹海からの攻略である!」

聖哉「サバイバルならこの聖哉君にお任せ!くまぐらいなら指先一つでダウンだよ~」ゴリッ

定男「また、本日は龍季兄貴と春樹さんがごどうこうなさる!心してゆくように!」

秋生「押忍!あ、転校生ちゃんはどうしますか!?」ハァハァ

聖哉「ガチムチロリコンと一緒に行動させるわけないでしょ!」

秋生「疲れた転校生をおんぶしたり汗をペロペロしたりしたくないのかっ!」

聖哉「もしもし、裂(さき)さんですか?」

秋生「あっ、まってごめんなさい。もうつかまりすぎてヤバいんですホント待ってお願い」

定男「散歩部なるあぁぁぁぁぁ!!!!あの程度振り切らんかぃぃぃぃ!!!!」

クロ「にゃー」

転校生「・・・ボクハナニモミテイナイ」

~天使降臨~

あーす「あ・・・てんこ・・・ちゃ・・・」

転校生「え?えーと・・あーすくん?」

あーす「あって・・・ょ。つかれ・・・て・・・?」

狂った王子様「おいおい、大丈夫かよ?保健委員呼ぶか?」

転校生「いや、いいから!だいじょうぶ!・・・」

狂った王子様「どうしたんだ?」

転校生「・・・」パンパン

あーす「わわっ、ど、どうしたの?」

転校生「た、タマがある!チンも!もうやだぁぁぁぁぁ!!!!」ダダダダダダ

あーす「え?ぁ・・・ぃっちゃ・・・た・・・・」

狂った王子様「うーん、こーんな美少年ほっといてどこに行く気なんだ?まったく・・・」

・・・

転校生「あのこなら・・・あのこなら!あさりん!」

浅梨「あ、転校生ちゃん。どうしたんですか?」

転校生「・・・おとこのこ?」

浅梨「やだなぁ、おんなのこだよ?転校生ちゃんとお・な・じ」

転校生「だよねっ!よかった!・・・でもなんでずぼん?」

浅梨「だって魔法少年だし」

転校生「・・・あさりんは、あさりんだったか」

~救いの手~

転校生「はぁ・・・ゆーうつだ・・・」

ミナ「さ、サーヴァント!ここにいたか!」

転校生「あれ?みっちゃん?・・・なんでおんなのこなの?」

ミナ「知らん!・・・え?や、やっぱり我はここでは男・・・なのか?」

転校生「え?ちょ、ちょっとまって。ねぇ、ぼくっておとこのこ?」

ミナ「そうだろ!?」

転校生「みっちゃーん!」

ミナ「サーヴァントー!」

東「おっと、ぶちょー、何してるッスか?また風紀委員ににらまれるッスよ」

心太「いや、君が風紀委員じゃ・・・」

蓮「ミナ、ほどほどにしておくんじゃぞ。転校生がつぶれてしまうからの」

ミナ「あっ!だ、大丈夫か!?」

転校生「だ、だいじょうぶだよ!それで、えっと・・・」

ミナ「こいつらは、出てきた順に東(あずま)、心太(ところ)、蓮(れん)だ」

卯衣「・・・」

ミナ「えっと、こっちは立華で・・・」

転校生「ういじゃないの?」

卯衣「立華です。名前で呼ばないでください」

転校生「たちばなちがいだよ!?」

転校生「ああ、もう、いったいなんなのーーー!!!!!」

~夢オチ~

ガバッ

転校生「はぁ・・・はぁ・・・」

ありす「すぅ・・・すぅ・・・zzz」

転校生「・・・ゆ、ゆめ?・・・ゆめ、だったの?」

ありす「すぅ・・・すぅ・・・」

転校生「ゆめ・・・だよね?・・・ぼくについてるし・・・」

ありす「すぅ・・・すぅ・・・」

転校生「・・・・・・」ペタペタ

転校生「・・・ありすちゃん、おっぱいないからさわってもわかんない・・・」

転校生「・・・」ゴソゴソ

ありす「ぁっ・・・ん・・・」※寝言です

転校生「んー・・・・・・ない!ついてない!ゆめだったんだ!」スリスリ

ありす「ん・・・ぁっ・・・ぁっ・・・・」※寝言です

転校生「よかった~・・・・・・きょうはもうねるのやめとこ。あさごはんつーくろっと」

・・・

ありす「ん・・・ぁさ・・・・・・?」

ありす「!?!?!?」

クレプリ「どうしたんさね、ありす?・・・あー、おもら」

ありす「ち、ちが・・・してなぃ・・・!!!」

クレプリ「でもよう、この染みは・・・」※汗です

ありす「ちがぅ・・・これ・・・」

クレプリ「え?どうしたんだ?」

ありす(な、なんで・・・・・・?でも、とりあえず・・・)

ありす「ぁらわ・・・きゃ・・・。てんこ、くんが・・・・・・もどっ・・る・・・ぇに・・・」※汗です

クレプリ「ま、まあいいの・・・か???」

そして校門前へ

今日はここまで!夢オチです!やり合い事1割ぐらい詰め込みました!次は来年かな!
明日からカードエピソード消化に移ります。マリオネットの棺はもうちょい先で。
ありすのあれは寝汗だからね。だから何にも問題ないよね。
あーすあーあー(♂)・・・語呂悪いな

ありすありあり
いろいろとひどすぎるw


ただ一言言うとしたら、ひでえ…


こいつぁひでぇ……w 特に最後
よし、何人かはあのままにしよう。戦闘力高くなってるし

~生物兵器輸出契約~

―クエスト終了後―

智花「それじゃあ、またなにか一緒にするときはよろしくね」

転校生「はーい!ともちゃん、よろしく!」

智花「それじゃあ、またね」

転校生「はーい!・・・あっ、あの、ともちゃん!」

智花「うん?どうしたの?」

転校生「えっと、その、・・・ぼくと、おともだちになってくれる?」

智花「転校生くんの?」

智花(あ、でも学園に来て右も左もわからない状態だし、一人だと不安だよね・・・)

智花「わかったよ!それじゃあ、友達第一号だね!」

転校生「やったぁ!!」

智花「それじゃあ、これからもよろしくお願いします」

転校生「よろしくおねがいしまーす!」

智花「うーん、こんなに年の離れた友達ができたのは初めてだし・・・」

智花「あっ、そうだ。こんど、お弁当作ってきていいかな?」

転校生「え?ともちゃんがつくるのー?」

智花「はい!それじゃあ、腕によりをかけて作るからね!」

転校生「えへへ、ともちゃんのおべんとう、たのしみだなー」

~探し物は何ですか?~

ありす「ぁ・・・てんこ・・・く・・・」

転校生「あっ、ありすちゃん!・・・あれ?くれぷりは?」

ありす「ぇと、さがし・・・て・・・・」

ありす「・・・こうせぃ・・・ん・・・・みてません・・・か?」

転校生「んーと、えーと・・・あっ!そういえば!」

ありす「・・・っ!み、みたん・・・ですか・・・?」

ありす「ど、どこに、あった?」

転校生「たしかねぇ・・・」

・・・

転校生「やっぱり、これくれぷりだったんだねー」

ありす「そっか・・・おひる、ベンチで食べてるときに・・・そのまま・・・」

ありす「・・・ぁの、ありがと・・・」

クレプリ「よぉよぉ。オレっちを見つけてくれてサンキューな、少年。ほめてやるさね」

クレプリ「でも、見つけたんなら落し物んとこに届けてくれてもよかったんじゃないか?」

転校生「えっと、もしかしたらありすちゃんがさがしにくるかもっておもってたら、わすれちゃってたの」

クレプリ「ま、オレっちとありすを、再び巡り合わせてくれたことには感謝さね」

ありす「・・・ぉ、にんぎょ・・・ぉょぅ・・・ょごれ・・・」

クレプリ「あー、長い間ベンチに放置されてたからなぁ。メンテナンス、しっかり頼むさね、ありす」

転校生「バイばーい、またねー」

クレプリ「またなー!あっ、ありすはもうちょい喋っててもいいからな?」

ありす「・・・ぇ、ぁ、ぇと、こ、困る・・・よぅ・・・」

転校生「えっと・・・おはなし、する?」

ありす「ぁ、ぁの・・・またの・・・きかぃ・・・に・・・」

~チョコ販の戦い~

月詠「ちょっと、そこの転校生!」

転校生「・・・ん?あ、ぽんつく」

月詠「誰がぽんつくよ!ってそうじゃない!」

月詠「・・・アンタ、ツクのお気に入りの【30個限定!購買部特製チョコ】」

月詠「全部買い占めたでしょ!!返しなさい!」

転校生「え?さいごの1こしかかってないよ?」

月詠「・・なら、それをツクに残しておきなさいっての!」

月詠「さあ、そのビニールに入ってるチョコ、今すぐツクに渡しなさいよ!」

転校生「もうたべたよ」

月詠「なんですって!?・・・ぐぅ・・・っ!お、覚えておけーっ!」

月詠「ツクを怒らせたこと、末代まで後悔させてやるんだからっ!」

転校生「はぁ・・・」

転校生「あっ、ぽんつくがえっちゃんにつかまった。なんかおこられてる」

転校生「・・・しーらないっと」

~明日って~

転校生「わたーしーにかーえーりなーさーいー♪めぐりーあうーたーめー♪」

月詠「待ちなさい!購買に行きたければ、このツクを倒していくことね!」

転校生「え?こーばいにはいかないけど?」

月詠「・・・は?な、なんで購買に行かないの!?チョコ買いに行かないの?

転校生「だって、きのうたべたし・・・」

月詠「き、昨日食べたってのは、チョコを買いに行かない理由にならないっての!」

月詠「チョコレートってのは、毎日の生活に必須なもんでしょーが!」

月詠「それをいらないって・・・っ!やばっ、もうこんな時間!?」

月詠「こんなことしてる場合じゃない・・・チョコが売り切れちゃう!」

月詠「この続きは明日よ!アンタとの決着も、明日つけてやるわ!」

転校生「あしたって、いつのあしたよ!」

月詠「明日って今さ!・・・何言わせんのよ!」

転校生「のりいーね。にしでもやってけるよ?」

月詠「なんでそんな上から目線なのよ!ツクのこと馬鹿にして!」

転校生「はやくいかないとうりきれちゃうよー」

月詠「はっ!そうだった!もう!こんなの相手にしてる間はないわ!」

転校生「ぽんつくからはなしかけてきたのになぁ・・・」

~圧倒的勝利~

月詠「ふふん、昨日ぶりね。いきなりだけど、ツクはアンタに勝負を申し込むわ!」

転校生「んー?」

月詠「ここ数日、アンタにかまっていたせいで購買部の限定チョコを買えてないのよ」

転校生「きょうのぶんは?」

月詠「今日も売り切れてたし・・・と、ともかく!ツクはアンタと決着をつけたいのっ!」

転校生「はぁ」

月詠「勝負は簡単よ!明日のお昼休みに、限定チョコを多く買った方の勝ち」

月詠「いいわね?逃げたら承知しないわよ」

転校生「にげないよー」

月詠「アンタなんかがこの学園NO.1軍師、守谷月詠に敵うはずがないんだからっ!」

・・・

転校生「・・・どんまい」

月詠「うぐぐ・・・っ!な、んいよ、笑いたければ笑えばいいわ!」

月詠「どうせツクは運動能力ゼロの軍師よ。途中で3回も転ぶほどの運痴よ!」

月詠「魔物とも1対1じゃ、まともに戦えない軍師ですよーだ」

転校生「ぼくもだよ?」

月詠「うっさいわばーか!アンタに言われたくないのっ!」

月詠「で?アンタはチョコ買えたの?買えてないなら、勝負は引き分けよ!」

転校生「はい」

月詠「・・・ぐぅ・・・っ、じゅ、12個も・・・わ、わかった、わかったわよ!」

月詠「アンタの勝ち。それでいいんでしょ?まったくもう・・・」

月詠「・・・ちなみに、どうやって買ったの?」

転校生「こーばいにかいにいったら、みんながみちあけてくれて、ちょこまでのみちができたの」

月詠「モーセ!?」

~神凪家の食卓~

―人面樹討伐後―

怜「・・・そういえば、家族がお前に会いたがっている。改めて礼を言いたいそうだ」

転校生「そーなの?」

怜「ああ。質素で済まないが、昼食でも食べに来ないか。自慢の転校生だと紹介しよう」

転校生「いくいくー!あ、でも、じんじゃって、いそがしくないの?」

怜「ここ最近は行事もないし、休日でもすいているからな」

転校生「へー。あっ、おひるごはんは、れーちゃんがつくるの?」

怜「・・・ん、そうだな。休日の料理は私が作るから・・・そ、そうなる。わ、私の料理だ」

転校生「わーい!たのしみだー!」

怜「そそ、そんなに期待されると・・・まいったな・・・あまり自信はないが」

怜「お、恩人への礼だ。全力を尽くそう。では予定が決まったら教えてくれ」

転校生「ぼくはいつでもあいてるよ?」

怜「なら、一番直近の休日にするか。善は急げというしな」

・・・

転校生「ごはんおいしかったし、みんなやさしかったし、すっごいたのしかったよ!」

怜「そういってくれると嬉しい。時々愉快すぎるほどではあるが、あの騒がしさは、私は好きだ」

転校生「ぼくもすきー!」

怜「そうか?またいつでもきていいぞ。お前のことだ、いつでも喜んで迎え入れるさ」

転校生「またよろしくねっ!」

怜「ああ。こちらこそ、よろしく」

~週に一度のお楽しみ~

絢香「あ、転校生くん。おはよー」

転校生「おはよー」

絢香「こんなところでなにしてるの?授業は受けてないんだよね?」

転校生「ひまをもてあましているのです!」

絢香「んー、そっか・・・あたしは授業だからちょっと構えないんだけど・・・そうね」

絢香「放課後、ちょっと付き合ってよ」

転校生「いいよー。なにするの?」

絢香「さっきの仕事中においしいラーメンのお店が話題になったんだけど・・・」

絢香「あたし、食べる役じゃなかったから生殺し状態なのよ」

転校生「あやちゃん、らぁめんたべたいの?」

絢香「ま、そういうこと。転校生くんと一緒だと、何かあってもいいわけが利くし。ごちそうするわよ」

・・・

絢香「んー、けっこー並んでるなー。さっき生で宣伝したからかな」

絢香「ったく、どの店の行列も可愛い子限定の列作れっての」

転校生「えー、でも、それじゃあぼくならべないよ?」

絢香「転校生くんはかわいいから最前列に並ばせてくれるわね」

転校生「そーなの?・・・なんか、ちょっと、うーん・・・おとこのこなのに・・・」

絢香「子供のうちはあきらめなさい。まーいいや。並ぶか―。ラーメンだし、回転率早いでしょ」

・・・

絢香「ふぅ~満足満足。どう?美味しかったっしょ?」

転校生「うん、おいしかったー!あやちゃん、ありがと!」

絢香「どういたしまして。四条さんが目の前で美味しそ~に食べてるのを見てるだけってのが辛かったのよ~」

絢香「生放送でラーメン食べるアイドルなんてなかなかにないし・・・普段とのギャップがいいらしいんだけど」

転校生「たかねちゃん?」

絢香「そ。こんどあたしも食べる役にしてくれないかなー・・・あっ、この後ちょっと運動がてらウィンドウショッピングするから、疲れたらいつでも言ってね」

転校生「はーい」

今日はここまで!2014/8/14~2015/3/31までに出たカードかを確認する作業のせいで、思ったより時間を食う件。
次回は冷泉家への挨拶とか忍者と節分とか合宿とかかな。毒キノコカレー食うんだよね、転校生。なぜ6歳で二度も毒を身体に取り入れるのか。
龍季と卓球とか、3倍返し香ノ葉もやっときたい。
ありすありあり(合言葉)

ありすありあり
改めて思えば6歳であれを食べてよく無事だったな...

ありすありあり
毒キノコだろうと、智花の料理と比較すれば無害だったんだろうな・・・

~野望~

―合宿所―

小蓮「フフフ・・・山ネ!クニの言葉で言うとシャン!」

転校生「やまかー・・・ろっこうさんとかたかとりさんとかはのぼったことあるけどなー」

小蓮「それはどこカ?」

転校生「こうべ」

小蓮「神戸・・・確か中華街があるって聞いたことあるネ」

転校生「なんきんまちのこと?」

小蓮「それネ!ワタシも一度行って見分を深めたいことヨ!」

転校生「いけたらあんないするね!・・・おぼえてたら」

小蓮「まあ、地元トークはこの辺にして、ワタシはこの日を待っていたのヨ!日本の山にはヤマのように食材が眠ってるネ!」

転校生「さんさいとかいっぱいだよねー」

小蓮「草もキノコも肉もワタシが全部おいしく料理してやるヨ!」

転校生「ちゃおのりょーりって、はずれがあるからなー・・・ともちゃんほどじゃないけど」

小蓮「智花の料理であたりを引くくらいなら宝くじで6億当てた方が早いネ」

小蓮「では行くヨロシ!転校生、ゴー!・・・あ、ゴーは英語ね。中国語違う」

転校生「わかってるよ」

小蓮「この合宿で料理を披露することにより!我が三星飯店の名を轟かせるのヨ!」

小蓮「・・・とりあえずは校内からネ」

~ちゃおかれー~

小蓮「うほー、これはスゴいネ。あっという間に集まったヨ!」

転校生「わぁ、いっぱいだ!」

小蓮「そっちは・・・なんだ、それだけカ?もっと気合入れるヨロシ!」

転校生「ていうか、それってたべれるの?」

小蓮「食べられないものなんかないネ!この世は全部食材ダヨ!」

転校生「そーなのかー」

小蓮「これもこれも・・・少し毒あるかもしれないガ、抜けば平気ネ」

小蓮「ちょっぴり残ってもまあ、死んだりはしないヨ調味料みたいなものネ」

転校生「へーそーなのかー」

小蓮「日本の野草はあまり知らないが大丈夫ネ。私の腕にかかれば極上の料理ヨ!」

転校生「でも、きょうのごはんってカレーつくるんじゃなかったっけ?ざいりょーあったよ?」

小蓮「合宿にカレーとは芸のカケラもないヨ・・・私の腕が泣く・・・」

転校生「でもぼく、かれーたのしみだよ?ちゃおカレーたべたーい」

小蓮「むむむ、そこまで言われると・・・仕方ないネ。こういう時こそ本気を出すヨ!」

小蓮「みんながひっくり返るような、ちゃおカレー作って見せるヨ!」

小蓮「試食は頼むネ!こういうのは他人に任せるのがいいのヨ!」

転校生「はーい」

・・・

転校生「」

エミリア「何があったんですかっ!?何をしたんですかっ!?」

小蓮「うーん、やっぱりあれを入れたのがまずかったカ・・・」

この後つかさの一撃で全部吐き出しましたが、転校生はしばらく動けませんでした

~卓球~

―夕方―

転校生「たっきゅー?」

龍季「温泉っていやこれだろ。やったことねーけど」

転校生「ぼくもないよ?」

龍季「俺が勝ったら、そうだな・・・誰が一番気に入ってる、とか聞いてみるかな。もちろん、女子全員の前で、だ」

転校生「それじゃあ、ぼくがかったらねー・・・かわいいおふくきてもらうよ!」

龍季「おーおー、やってやるよ。着てやる着てやる。ま、ありえねーけどな」

龍季「そんじゃ、行くぜ!」

・・・

転校生「かったー!ぼくのかちー!」

龍季「んっだよコラァ!1回買ったからってヨユーぶっこいてんじゃねーぞ!」

龍季「チッ。玉が軽すぎるぜ・・・まずこれに慣れねーと・・・」

転校生「いーわけはみぐるしーよ?」

龍季「うっせ、次だ次!てかんなことどこで覚えてくんだよおまえ」

転校生「えー、ぼくのかちじゃないのー?」

龍季「俺ははじめから3回勝負つったぞコラ!いーから始めっぞ!」

・・・

龍季「グッ・・・あと少し、だってのに・・・クソッ!もう1回だ!」

転校生「えー、ちょっとつかれてきたのにー」

龍季「テメーに拒否権はねぇ!5回勝負だっつっただろ!」

・・・

龍季「次だ!俺のサーブからな!」

転校生「つぎぼくのばんだよ?」

龍季「ああ?じゃあいいよそっちからで!」

・・・

―夜―

龍季「はっ・・・はっ・・・ど、どーだ。一本取ってやったぜ・・・」

転校生「はぁ・・・はぁ・・・つ、つかれた・・・」

龍季「これでさっき言ったこと、しっかり実行してもらうからな。覚悟しろよ・・・へへ・・・」

転校生「たっちゃん、7かいまけたでしょー」

龍季「・・・ぐっ・・・うるせー、わかってるよ!」

龍季「着るっつったのは俺だからな。なんでも着てやるよ」

転校生「だってさ、このは」

香ノ葉「その言葉を待っとったんよ!」

龍季「なぁ!?」

香ノ葉「うふふ・・・これはあそびg、着せ替えがいがあるえ!さあ!はよぅこっちに!朝比奈龍季のファッションショー開始やえ!」

龍季「お、おま、てんこうせ、おぼえてろよーーー!!!!」

~小さな闘争~

ありす「ぷりん・・・・ぷりん・・・♪」

クレプリ「テレビで話題のプリン、2時間並んで買ったもんな。そりゃ嬉しいよな」

ありす「帰ってから・・・ゅっくり・・・」

クレプリ「よーく味わって食べるんだぜ?ありす」

ありす「わかってる・・・ょ・・・」

転校生「あっ、ありすちゃん!」

ありす「!」ビクッ

転校生「なにしてるのー?」

ありす(落ち着いて、わたし。今ここで優先すべきなのはこのプリンを冷蔵庫にしまうこと)

ありす(転校生くんもプリンは好き。だから、これの存在を知られるとおねだりされる可能性がある)

ありす(できるだけ、自然に、転校生くんから・・・離れる!)

~努力VSコミュ力~

ありす「ぁ、ぇと・・・ちょっと・・・ね・・・?」

クレプリ(だめだー!ありすは普段から人と接触しないコミュ障なんだから自然を装うとか無理難題にもほどがあるさね!)

転校生「あっ、なにもってるの?」

ありす「!!!」

ありす「な・・・なんでも、な・・・なぃ・・・から・・・・・・ね?ぷりんとかじゃ・・・な・・・」

転校生「ぷりんがあるの?」

ありす「!?」

クレプリ「いや、バレバレさね」

転校生「ふーん。あっ、もしかして、ぱぱ・ど・あんじぇの?」

クレプリ「おっ、知ってるのか?」

転校生「うん。きのう、あやちゃんかがCMにでたときにもらったっていうの5こぐらいもらったから」

ありす「!?」

転校生「おいしかったなー・・・あっ、まだうーちゃんのおへやにあるとおもうけど、いる?うーちゃんがたべてなかったらあるとおもう」

ありす「ぁ・・・ぁたし・・・2時間・・・ならん・・・」

クレプリ「どんまい、ありす」

~冷泉家にご挨拶~

葵「転校生さん、探しましたよ!さあさあこちらへ!」

転校生「わっ、わっ、な、なに?」

葵「はっ・・・わ、わたくしとしたことが、申し訳ありません」

葵「実家で新年のお祝いをするので、お友達も呼んで来いと言われまして」

葵「家族に転校生さんのお話をしたら、是非お会いしたいと」

葵「なのでよろしければ!車を!用意しておりますので!」

転校生「んー、ひまだし、いーよ!」

・・・

葵「お待たせ笹川。転校生さん、うちの運転手です」

転校生「あー、あのときの・・・」

葵「あら?面識ありましたっけ?」

転校生「すてねこ?とまちがえられたときに、ちらっとみえた」

葵「・・・ああ!あれですか!そういえば、あのときも笹川を呼びましたね」

転校生「でも、すぐにないちゃったし、あいさつしてなかったーって。えっと、はじめまして、きょーはよろしくおねがいします」

葵「・・・そうでしょう、そうでしょう!転校生さんは礼儀正しいの!」ドヤァ

転校生「なんであおいちゃんがどやがおしてるの?」

~お父様にご挨拶~

転校生「なんか、いっぱいひとがいたねー」

葵「はい。みなさん、優しい方なのですよ?」

転校生「うん!おかしもらったー!」

葵「まあ、早速仲良くなられたんですね!さすがです、転校生さん!」

転校生「へへーん」フンス

葵「それでは、ふすまの開け方と座り方だけお教えしますね。まずふすまは・・・」

・・・

葵「せすじょを伸ばして、足はこう・・・そう!その体制でぐっと!2時間ほど!」

転校生「ええっ!?2じかん!?」

葵「はい!・・・いつも、転校生さんにはわたくしが知らないようなことをたくさん教わってますから、こういうのはなんだか、とても新鮮ですね」

葵「・・・あ。お父様がいらっしゃいました。応接間に行きましょうか」

転校生「あおいちゃんのおとうさんかー」

葵「しっかり紹介させていただきます!男の子のお友達を紹介するのは初めてなので緊張しますが、やってみせましょう!」

転校生「おー!」

・・・

転校生「なんか、びっくりしてたね」

葵「すいません、わたくしとしたことが、年齢の方を伝えてなかったようで・・・」

転校生「でも、おかしおいしかったし、おはなしもたのしかったよ?」

葵「そういっていただけると嬉しいです。お父様も、転校生さんのことを気に入ってくれたみたいで」

葵「・・・ですが、ですが!どうしてあんなことまで言ってしまったんですか!」

葵「がんばって隠してたのに!もう!」

転校生「えー、いーじゃん。たのしそーだったし。これからもほーこくおねがいしますってたのまれたしね!」

転校生「めーるあどれすもこーかんしたのー。いつでもほーこくできるよ!」

葵「うう・・・転校生さんは意地悪です・・・」

~豆まきルナティックモード~

梓「忍法、タヌキ隠れの術~。なんちて・・・あれ?何してるんスか?転校生くん」

転校生「え?それはねぇ・・・」

梓「待てよ、普通に考えてこんな子供に鬼役はやらせない・・・ってことは、あー、豆ぶつけに来たんスか?」

転校生「けーたいとりだしぽぱぴぷぺー♪」

梓「うん?」

転校生「たーいじしてくれま・す・か?」

つかさ『わかった。そこだな』

梓「え」

転校生「・・・」ニッコリ

梓「な、なな、なんで電話しちゃうんスか!よ、よりにもよって生天目先輩に!!!」

転校生「みつけたらおかしかってくれるってなーちゃんがいってたから!おにはそと!ふくはうち!」

梓「自分の命はお菓子より安いんスか!?」

つかさ「ククク・・・見つけたぞ!」

梓「ひ、ひぃっ!あ、そ、そうだ!今投げたら転校生くんにあたるッスよ!いいんスか!?」

段ボール「あ、ぼくのことはおかまいなく」

つかさ「だ、そうだ」

梓「や、やめてぇ~~~~!!!!!」

今日はここまで!ふーちゃんが全然出てないな!グリモアだからかな?
次回は里菜の婿だとかチトセのケータイだとか香ノ葉の3倍返しとか。
秋穂のチョコとか明鈴と夏祭りとか。
一番出番が少ないのは多分レナだけど、レナのカード全然持ってないんですよね。
植物園と羽子板は持ってるけど、両方今年のガチャだし。
転校生のコネ、このままいくとヤバくなりそうだな。いろんな人と仲良くなるよ。寧々とタメ張れるようになるかも。
ありすありあり(合言葉)

ありすありあり
さらっとディスられるメインさんぇ...

ありすありあり
最近の転校生さんは割とタフ

~一大事~

ありす「ぉなか・・・ぃっぱぃ・・・」

転校生「おなかいっぱーい。おいしかったね」

クレプリ「いままでスイパラなんて行く機会なかったからなぁ。ありす、カロリーちゃんと計算しとけよ」

ありす「・・・・・・」

クレプリ「ありすー?現実から目を背けるなー」

里菜「大変だ!大変なんだ!ちょっと今すぐ来てくれ!」

転校生「えっ?あっ、りなちゃん。ぼく、いまありすちゃんと」

里菜「話している最中など関係ない!リナの一大事だ!助けてくれ!」

転校生「ええっ、でm」

里菜「早く早く、今すぐ来ないと冬のプールに沈めるぞ!」

クレプリ「おっ、さむそっ!」

里菜「ほら、いくぞ!悪いな、ちっこいの、少し借りるぞ!」

ありす「ぁ・・・ぃっちゃ・・・」

クレプリ「強引さね」

・・・

里菜「・・・・・・ということなんだ。わかるか?」

転校生「ぜんぜん」

里菜「・・・むむぅっ、わからないか。それじゃあもう一度説明するぞ」

里菜「リナはな、婿を探しているのだ」

~おばぁが来る!~

里菜「だから、お前が知っている奴の中で誰かいないか?紹介して欲しい」

転校生「うーん、モブナレフとかモブドゥルとかモブ明とかなら・・・」

里菜「いや、さすがにあのむさ苦しい奴らは嫌だぞ」

転校生「それじゃあ、うーん・・・しらないなぁ・・・あさりん?」

里菜「あれを見せたっておばぁが納得するわけないさ!」

里菜「うぅ、このままじゃリナがおばぁに殺される」

転校生「おばぁ?」シノノメー

里菜「・・・ん、そうだな。急に言われてもおまえには伝わらないな」

里菜「・・・ちゃんと話す。だから、一緒に探して欲しいぞ」

里菜「リナがここにいられるのは家族のみんなと約束したからだ」

転校生「そうなの?どうして?」

里菜「・・・もともと家族はこの魔法学園に反対していたからな」

里菜「だけど、リナが無理を通してこの学園に入れてもらえるようにお願いした」

里菜「その時、婿を心配していたおばぁと約束したのだ」

里菜「次に会う時には必ず婿を連れてくる、って・・・」

里菜「ついさっき電話で話をしたら、どうやらおばぁがこっちに来るみたいなのだ」

里菜「ど、どうすればいいのか・・・一緒に考えてくれ」

・・・

萌木「で、どうなったの?」

里菜「うん?転校生が里菜の婿になれば万事解決だってことになったさ」

萌木「お、オネショタ!?アウトだよ里菜ちゃん!」

里菜「萌木は何を言っているんだ」

~食欲の秋~

―祭り会場 2日目―

明鈴「おっす!待ってる間に焼きとうもろこし食べちゃったのだ」

転校生「あれ?きのうもたべてなかったっけ?」

明鈴「うん?そうそう、昨日だいたい屋台は制覇しちゃったアルよ」

明鈴「だから今日は、昨日美味しかったところをもう一度回るんだヨ!」

明鈴「そういえば見てたアルよ。紗妃に詰め寄られてたけど、なにアルか?」

転校生「え?あきちゃんといっしょにまちあわせするから、なにかあったらすぐによびなさいって」

明鈴「・・・?秋穂と待ち合わせ?なんだ、それなら気にすることなかったアル」

明鈴「君は優しいからいつもボクに付き合ってくれてるのだ」

明鈴「たまには一人でも寂しくないヨ!・・・あいや、ちょっとは寂しいけど」

転校生「めいりん?」

明鈴「秋穂はまだ来てないアルか?・・・じゃあ、それまで食べ歩きするアル!」

~食べ分け~

明鈴「これ、小蓮の小籠包アルよ。さすがに絶品ネ」

明鈴「はふはふ・・・うーん、美味しいアル!でも花梨が結構手を入れてるアルね」

明鈴「ボクは花梨の味はわかるのだ。小蓮もズルしちゃ三ツ星上げられないネ」

転校生「え?わかるの?」

明鈴「だいたい誰の味かはわかるアルよ。えっへん」

明鈴「前に食べさせてもらったけど、料理がうまいのは神凪と春乃アル」

転校生「ふたりともじょーずだよねー」

明鈴「花梨の方が美味しいけどね。風子はこれからに期待ってとこアル。ていうか君の方が料理は美味しいヨ?君が作ってあげればいいのに」

転校生「こどもごころはふくざつなの!」

明鈴「ふーん、そんなもんアルか・・・まあ、風子が練習すればするほど、試食係のボクのご飯も多くなるから別にいいアル」

明鈴「ただ、逆に智花の料理はダメアル。ボク、ダメ」

明鈴「アレは料理って言うより毒薬アル。なんで普通の食材かアレが・・・ブルブル」

明鈴「いくら練習してもうまくならないのだ。わざとやっているとしか思えないアル」

転校生「じんるいのえいえんのてーまだね・・・」

~自転車~

―特級危険区域終了後―

チトセ「報告も終わった。怪我もない。授業は免除。じゃあ、どうす?」

転校生「あそぶー!」

チトセ「それじゃあ、さっきも言った通り、案内よろしくね」

チトセ「この辺はあまり詳しくないから、まかせるわ」

チトセ「それじゃあ、自転車で行きましょうか」

転校生「じてんしゃー?ばすは?」

チトセ「そ、自転車。バスはあるの?・・・じゃあ自転車で」

チトセ「そっちの方が、風情があるでしょ?」

転校生「・・・ぼく、のれない・・・」

チトセ「大丈夫よ。後ろに乗ってくれればいいから、ね?」

転校生「ふたりのりでしょ?あぶなくないの?」

チトセ「大丈夫よ。なんなら、おんぶしながらでもいいわよ?」

転校生「それはそれでこわいなぁ・・・」

~ケータイ~

―風飛市―

チトセ「・・・ここは平和ね。故郷が遠く感じるわ・・・なーんて、子供の前でする話でもないか」

チトセ「そうだ。ケータイ、買おうかしら。君は持ってる?」

転校生「がくえんしきゅーのやつなら」

チトセ「あら、そうなの?まあ、私は持っていないからどっちにしろ、買っといた方がいいわよね」

チトセ「ケータイで、学園の案内も見られるんでしょ?入学案内に書いてたわよ」

転校生「そーなの?あれ、ぜんぜんわかんなかったからすてちゃった!」

チトセ「まあ、文字が読めないから仕方ない、か・・・」

チトセ「もしかして、ケータイ持ったのも初めて?」

転校生「うん!」

チトセ「んー、それじゃあ、あんまり参考にならなさそうだけど・・・これも経験よね、うん」

チトセ「せっかくだから、転校生くんに目利きしてもらおうかしら。おねーさんのケータイ♪」

転校生「らくらくほんがおすすめだよー」

チトセ「露骨な老人扱いはやめてもらえないかしら!?」

~チョコっとバレンタイン~

秋穂「もうすぐバレンタイン・・・おねえちゃんと、さらちゃんと、ノエルちゃんと・・・」

秋穂「・・・ふひひ・・・今年はて、転校生くんに・・・」

さら「わぁ、わたしももらえるんですか?」

ノエル「ふっふっふ、ノエルちゃんもちゃーんと、二人の分用意しとくからね!」

秋穂「ふたりとも、甘いのでいいよね?苦いののほうがいい?」

さら「あまいのでおねがいします!」

ノエル「アタシもそっちのほうがいいかなー」

秋穂「わかったよ。転校生くんも甘いのが好きだったから、スウィートでいいよね」

秋穂「喜ぶ転校生くん・・・口まわりにつくチョコ・・・なめとって・・・唇まで・・・」

秋穂「嗚呼ッ!濡れるッ!」

ノエル「いきなり何言ってるの!?」

さら「どこが濡れるんですかぁ?」

秋穂「それはもちろん」

ノエル「言わせねーよ瑠璃川ァ!」

~迷う~

秋穂「うわぁ、去年以上にいっぱい・・・迷うなぁ」

秋穂「あ、かわいい!これ、さらちゃんにしよ!こっちはノエルちゃんで・・・」

秋穂「おねえちゃんにはボンボンアソートを・・・リキュールが入っててもいよね?」

秋穂「・・・それで、転校生くんには・・・」

秋穂「ガラナちょ」

ノエル「置いてないから!」

秋穂「あれ?ノエルちゃん?なんでここに?」

ノエル「ちょっと店番のサポートをお願いされたからね。ももちゃん先輩にレジは教えてもらったし」

秋穂「そうなんだ。てっきりツッコミのためだけに来たのかと」

ノエル「アタシもしたくてしてるんじゃないからね?」

秋穂「そうなの?ツッコミといえばノエルちゃん、ノエルちゃんといえばツッコミ、もはや切っては切れない関係だって聞いたけどなぁ」

ノエル「誰からきいたの!?」

秋穂「朝比奈先輩が・・・」

ノエル「何言ってるのあの人!?」

秋穂「『この学園はあいつがいればツッコミが成り立つな』って言ってなかったよ」

ノエル「言ってないんだ!なぜ言った!」

秋穂「このツッコミっぷり・・・さすが学園のツッコミ隊長!」

ノエル「切り込み隊長みたいに言わないでくれるかなー」

秋穂「そういえば、よくガラナチョコなんて知ってるね?」

ノエル「そのことば、そっくりそのまま返すよ」

秋穂「わたしはまあ、あのお姉ちゃんの妹だし」

ノエル「・・・まあ、アタシだって14歳で思春期の女子だし・・・ね?」

秋穂「ノエルちゃんのえっち!」

ノエル「あんたにだけは言われたくないよ!」

~ホワイトデー、お返し合い~

転校生「あーりすちゃん!」

ありす「ぁ、転校生、くん。ぁたしも・・・・さがして・・・」

転校生「そーなの?それじゃあね~、はいっ!ほわいとでーのおかえしー!」

クレプリ「うーん、少年、バレンタインの時も配ってなかったか?」

転校生「でも、チョコもらったし・・・」

ありす「ぁ、ぁたしも・・・転校生、くんに・・・ぉ、ぉかぇ・・・ぇす」

転校生「ほんとー?ありがとっ!」

ありす「手作り・・・から・・・ぉぃし・・・なぃ、かも・・・」

ありす「ぃらなかったら・・・すて・・・」

クレプリ「あーりーす、そういうことは言っちゃだめさね。少年も気負いしちまうっての」

転校生「ここでたべていい?」

ありす「ぇ?ぁ、ぇと・・・ま・・・」

転校生「ぱくっ、もぐもぐ・・・」

ありす「ぁ・・・」

転校生「うん!おいしい!」

ありす「ほ、ほんと・・・?」

転校生「ほんとだよ!ありすちゃん、ありがと」

ありす「ぅ、ぅん・・・!」

クレプリ「よかったな、ありす!あんだけ失敗した甲斐があったさね!」

ありす「し、しーっ、しーっ」

転校生「だいじょうぶだよ!ぼくもしっぱいしてるもん!」

クレプリ「お揃い、さね」

ありす「ぉそろぃ・・・ぇへへ」

転校生「えへへ、ぼくのも、がんばってつくったから、おいしくたべてね!」

ありす「ぁ、ぅん・・・!」

今日はここまで!カードエピソード編はいったん終了。明日から本編はいりまーす
マリオネット・・・はもうちょっとまってね。先に転校生が『違和感』について調べるから。
秋穂をただペロペロしたりストークしたりする変態にしてたらただの春乃だなぁと思ってより危なくしてみました。
なんか忘れてるような気がするけど大丈夫だよね。宣言しておいてやってないものなんてないよね。
ありすありあり(合言葉)

ありすありあり
相変わらずノエルは大変そうだなぁw

ありすありあり
今回、姉が比較的まともな分まだマシな状態のノエルちゃん

ありすありあり
>>793に見えるヒキニートゲーマーの呼び出しとか たぶん気のせいだよね

ありすありあり
というか2年近くプレイしてるのに未だに里菜のエピソードのカード持ってないから状況が全然分からん

持ってないって
こないだすごろくで里菜じゃなかったか?

~もうすぐ登場なのにね~

兎ノ助「うのすけ!」

みちる「ズバリ!」

兎ノ助「・・・お前、もうすぐ出てくんじゃん。個々の出番ぐらい他のやつに譲ってやれよな」

みちる「なによー、もうすぐっつったって>>1のことだからマリオネットの館で1ヶ月ぐらい使うんでしょ?」

兎ノ助「さすがに使わねーよ!ネタが足りねーよ!」

みちる「というわけで雑談はこの辺にして、お便りを読もっか」

兎ノ助「おまえその辺さっぱりしてるよなー」

みちる「それじゃあ絶世の京美人さんからの質問」

みちる「・転校生くんって女装に抵抗はないの?」

兎ノ助「って女装させてるの質問者本人じゃねぇか!」

みちる「一応匿名だよー。それでだけど、どうなの?」

兎ノ助「まあ、そこんところ本人がよくわかってないってのは確かだ」

兎ノ助「ふりふりのかわいい服を着てるとみんなからちやほやされてうれしいってのもあるらしい」

みちる「ふーん・・・このまま女装に目覚めて我妻さんみたいにならないことを祈らないとね」

兎ノ助「それは本気で勘弁してほしいな」

~それでもズバリ!~

みちる「それではでは~次の質問で~ござい~ます」

兎ノ助「なんだよその喋り方」

みちる「ペンネーム、梅星人さんからのお便りです」

兎ノ助「これは『うめぼしじん』なのか?『うめせいじん』なのか?」

みちる「多分前者だね。どどん!」

みちる「・例の仮面姉妹の正体を知ってるのってどれくらいいるの?」

みちる「仮面姉妹って聞くとあれだね、仮面夫婦とか仮面浪人とかそっちっぽく聞こえるよね」

兎ノ助「そういうこと言わないの!つってもこれは本人を呼ぶわけにはいかないし・・・」

聖夜仮面「なになに、呼んだー?」

兎ノ助「げっ、呼んでもないのに来やがった」

聖夜仮面「っていっても、アタシは別に正体隠すつもりないしなー。あの時は魔法学園の生徒ってのがバレないようにしたかっただけで」

みちる「そうなの?」

兎ノ助「まあ、それはそうとして、とりあえずリストアップしたものを鳴子が用意してくれたから、見せるぞ」

【前日仮面(ちなみにイヴは前夜という意味である)】
・転校生
・恋
・結希
・鳴子
・夏海
・ありす
・卯衣

【聖夜仮面】
・転校生
・秋穂
・さら
・春乃
・結希
・鳴子
・夏海
・卯衣

鳴子「接触済みで気づいているのはこれくらいかな。逆に接触していて気付いてないのは円野君とか神凪君とかぐらいだ」

鳴子「本人同士は気づいてないよ。姉はともかく妹は気づきそうなものなんだけどね」

聖夜仮面「この仮面、つけてたらちょっと視界が悪くなるんだよねー」

兎ノ助「・・・だそうだ!」

みちる「さすがの情報収集力だね」

~もいっちょズバリ!~

みちる「それじゃあ最後のお便りー、どどん!」

みちる「・学園掲示板って誰が使ってるの?」

兎ノ助「生徒の大半が使ってるな。転校生の情報共有とかに」

みちる「あれ、ID固定だからあんまり使いたくないんだよねー。身バレ怖いし」

兎ノ助「身内に身バレしてなんかデメリットあるのか?」

みちる「ほら、思いがけず他人の変態性とか垣間見てうわぁ・・・ってなったりするじゃん?それが自分にもあるかもって考えると」

兎ノ助「そういう場で性癖を暴露しないの!俺にも見せろよ!」

みちる「あれ学生専用だから、進路指導官は無理かなー」

兎ノ助「ちくしょう!」

みちる「まあ、大体は通称とか名前とかがIDに反映されるから、それでわかるんじゃないかな?」

兎ノ助「智花だとメインヒロインとか、メシマズとかか?」

みちる「智ちゃんは【DestRoyER】だね」

兎ノ助「マジか!?」

みちる「ウソだよ。本当は【MainHeroine】だから」

兎ノ助「やめろよな。あいつの場合それでも通じるから・・・」

智花「・・・」

みちる「あ、あれ?智ちゃん?どうしてここに?」

兎ノ助「と、智花?本編は次のレスからだぞ?な?ほら、早く戻れっ「どうせ私の出番なんかありませんから」諦めんなよ!」

智花「兎ノ助さん、そういえばご飯食べれるんでしたよね?」

みちる「わ、私はこれで!ガンバレ!」

兎ノ助「あ、おい!こら、逃げるな!智花、その手に持ってるのはなんだ!?」

智花「これですか?フレンチトーストです!」

兎ノ助「ウソだ!フレンチトーストは紫に変色してうめき声をあげたりしない!やめろ、やめろ、やめ」

~違和感~

転校生「うーん・・・おかしい、よね」

転校生「夢だったのかなぁ・・・」

転校生「・・・」

転校生「みんなからあずかった、あれ・・・」

転校生「かくにん、しよ。たからばこにしまったよね」

転校生「えっと、たしかありすちゃんにのおへやに・・・」

・・・

転校生「」

風子「なんで・・・なんでこんなことに・・・っ!」

ありす「転校生・・・くん・・・!」

望「ぼ、ボクのせいじゃないからな!変な音が聞こえたから来てみたら倒れてて・・・」

クレプリ「手の込んだ自殺というかなんというか・・・前もここに人形しまってたのになぁ」

~聞いてみよう~

転校生「ゆきちゃん、ゆきちゃん」

結希「転校生くん、どうしたの?新しいのはまだできてないわよ」

転校生「ぼくがだんぼーるのことだけでゆきちゃんとおはなししにくるとおもってるのならおおまちがいだよ?」

天「なんでそんな上から目線なのよ」

結希「そうね、ごめんなさい。それで、何か用かしら」

転校生「えっとね、とらとか、ゆさってそつぎょうしてなかったっけ?」

結希「・・・私の記憶通りだと、彼女たちの卒業は今年のはずだけど」

結希「少し待って、学園に籍が残っているかどうか調べてみるわ。天、転校生くんの相手をお願い」

天「アタシは保母かっ!」

・・・

結希「おまたせ・・・なにしているの?」

天「使い終わってたりいらなくなった機材あげたら弄りだしたのよ」

転校生「なんにもわかんないけど、なんかさわってみたかったの。うごかないけど」

結希「そう。それで、あなたが言っていた4人の学籍だけれども・・・」

結希「残っているわ。彼女たちはまだ卒業していなくて、卒業は今年よ」

転校生「そっか、ありがと」

結希「どういたしまして」

転校生「うーん、やっぱり、ゆめだったのかなぁ・・・」

結希(なにかあったのかしら)

~あってみよう~

転校生「・・・」ジー

花梨「ましろ、お前、転校生になんかしたか?さっきからずっとこっち見てるすけな」

ましろ「いえ、身に覚えはありませんが・・・」

小蓮「こういう時はとりあえず謝っとくのが日本人の美徳だと聞いたヨ」

明鈴「土下座?土下座アルか?」

ましろ「誤っていれば謝りますが・・・何も覚えがないんですよね」

・・・

段ボール「・・・」

鳴子「はぁ・・・」

夏海「・・・部長、なにかしました?」

鳴子「思い当たることがありすぎて何かしてないって言えないのが辛いね」

夏海「何やってるんですか」

鳴子「夏海も人のことは言えないと思うけどなぁ」

・・・

段ボール「・・・」

つかさ「・・・何をしている」

段ボール「ぴっ!?な、なんにもないよー」

つかさ「・・・はぁ、気が乗らんな」

つかさ「出てこい。街に行くぞ」

段ボール「え?」

つかさ「ついてこい」

段ボール「あ、うん」

~新たなる出会い~

転校生「・・・」ジー

虎千代「なあ、副会長。転校生はどうしたんだ?」

薫子「さあ、私はなにも・・・会計」

聖奈「存じ上げません。書記は?」パチパチ

チトセ「なーんにも。聞いてみたら?」

虎千代「暇なだけならいいんだが、あいつは鋭いからな。なにか厄介ごとがなければいいが・・・」

聖奈「なにか学校の備品を壊したとかですかね。でもそれなら・・・」パチパチ

薫子「風紀委員の方に連絡があると思います。そして風紀委員からは何も」

虎千代「うーん、わからん・・・転校生」

転校生「・・・あっ、な、なに?」

虎千代「何をしてるんだ?」

転校生「えっと、えっと・・・そ、それ!きになったの!」

聖奈「うん?・・・そろばんか?」

転校生「うん!たのしい?」

聖奈「これは計算機だ」

転校生「えー、うっそだー!」

チトセ「本当よ。日本には室町時代からある伝統的なもの。現存する最古のものは紀元前300年ごろのものがあるっていわれるようなね」

転校生「ほんとー?」

薫子「歴史云々の信ぴょう性はともかく、そろばんが計算機なのは本当ですわ」

~そろばん~

転校生「どーやってつかうの?」

虎千代「それはだな、パチパチっとやって、シュッって感じだな」

転校生「みなせ、にほんごにして」

虎千代「・・・アタシは説明が苦手なんだ」

薫子「そろばんの玉を上下に動かして数を表現します。加減乗除の四則演算をこのそろばんで表現することができますわ」

転校生「そーなんだ・・・すごい!」

聖奈「それなら・・・確かここに余っているものが・・・あった、これをやろう」

転校生「え、いいの?がくえんのびひんじゃないの?」

聖奈「私の私物だ。もっとも、使うことがないからしまっておいたがな。ここで埃をかぶっているよりはお前が使ってくれた方がいい」

転校生「ほんと?ありがとっ!・・・どーやってつかうの?」

虎千代「副会長、パス」

薫子「では、私は会計に」

聖奈「作業中ですので書記に」

チトセ「東雲さんなら知っているんじゃないかしら?自称312歳らしいし」

転校生「おばあちゃんか・・・うん!きーてくる!いってきまーす!」

虎千代「行ったか・・・で、結局何しにたんだ?」

チトセ「さあ?」

~東雲塾、再び~

アイラ「東雲塾開講じゃ!本日の授業はそろばんについて!」

エミリア「よろしくお願いします!」

転校生「よろしくおねげーします!」

あやせ「転校生くん、水無月さんの口調がうつってるわよ?」

転校生「え?そーかな?」

エミリア「東雲さんのしゃべり方がうつるよりはいいんじゃないですか?」

アイラ「ちょっと待て、それはどういう意味じゃ」

あやせ「もしアイラちゃんのがうつってたら、ショタジジイ・・・興奮しちゃいます~」

アイラ「お前は何を言っておる」

転校生「しょたじじい?なにそれ?」

あやせ「アイラちゃんとか恋ちゃんの対極に位置する子のことよ~」

エミリア「ロリババアの反対みたいなものですか?」

あやせ「なんでそっちを知っているのかしら」

アイラ「妾とあいつを一緒にするな!妾の方が経験豊富なんじゃぞ!」

転校生「やっぱりおばあちゃんはおばあちゃんなの?」

エミリア「・・・ホンヤクオネガイシマス!」

あやせ「やっぱりアイラちゃんはババアなの?ってことかしら?」

アイラ「翻訳結果に棘がないか?」

エミリア「東雲さんが普段から年寄りアピールするから・・・」

アイラ「妾、なんか嫌われるようなことしたかのう・・・」

~いつか~

転校生「だんまくごっこでしゅーいのせんきょーすばやくはんだんするために、らくとふぇりんはちるのののうみそはついくさせるたんぱくせいぶん」

クレプリ「よくそれをソラで歌えるさね」

ありす「すご・・・」

転校生「いっぱいきいたらねー」

クレプリ「そういや、部屋のクローゼットに何か置いたのか?取りたいものでもあったのかね?」

転校生「え?・・・うーん・・・なんだっけ・・・」

ありす「ゎすれ・・・?」

転校生「・・・あっ!そーだった!・・・まっ、いっか」

クレプリ「いいのか?」

転校生「ちゃんと【たからばこ】があそこにあるよね?」

ありす「ぅん」

転校生「うん。じゃあ、いいの。ちゃんと【ある】んだもん」

クレプリ「そうか?」

転校生「うん」

転校生(まだ、わからない。ゆめなのか、ほんとうなのか・・・だけど)

転校生(だれかが、ほんとうだっていってくれるとき、あれをあけよう)

転校生(・・・とりあえずは、みっちゃんまちかな)

転校生(みっちゃんは、たぶん、ぼくといっしょだから)

今日はここまで!転校生は気付いているものの、それを確信できない状態です。
里菜のエピソードは
いきなり現れる→智花と会話中の転校生を連れていく→男の紹介を頼む→おばぁに催促されていることを伝える→おばぁが来ないという連絡が入る→転校生でいいや
って流れだったはず。
次回からマリオネットにはいります!お待たせしました!ありすメインです!転校生のトラウマがヤバい!
転校生は人形もホラーも苦手です。つまり・・・
ありすありあり(確定)

それにしてもなんで転校生は気づいているんだろうか
ありすありあり

ありすありあり
紫のフレンチトーストならメインさんのことだしまだわかるけどうめき声あげる料理ってなんだよ...

ありすありあり

ごめんなさい >>1のことだからマリオットで次スレ移動になるまでネタが続くと思ってました

ありすありあり
メインヒロインさん今大活躍だよ(ループ能力が)

ありすありあり
算盤は関羽が考案したという俗説もあったな
時代的に無理がある説だけど

~新たなクエスト~

「汐浜の丘の上には、古い洋館があるらしいよ」

「そのお屋敷の主はヘンクツで有名な人形収集家でね・・・」

「ある時気がくるって変死したんだ」

「主人の死体からは人形の手足が見つかったらしい」

「屋敷に残された人形た達は、今もそこにいるって話だよ・・・」

・・・

律「ばっかでー!人形のオバケとか、んなことあるわけねーし!」

律「だいたいクエスト発令されてる時点で霧の魔物ってことだろ?」

律「詳細わかってるし全然怖くねーじゃん。なに怪談風に仕上げてんだよ」

千佳「うっさい!つべこべ言わないでウチのかわりに行ってきてよ!」

律「いいぜ、申請しといてやるよ。何が怖いんだろうなぁ千佳は~?」

千佳「無理なモンは無理なの!じゃあ引継ぎの手続きするから頼むね」

律「はいはい。今度スペシャルパフェオゴリだかんなー」

ありす「・・・・・・・・・・・・」

クレプリ「どうしたありす。もしかしてクエスト行きたいのか?」

ありす「ぉにんぎょ・・・ん・・・かわ・・・ぃそ・・・」

クレプリ「頼んでみるかい?人数が増える分には問題ないだろうさ」

ありす「・・・!ぃい・・・の?」

クレプリ「ありすは人形のことになると熱心だからな。止めてもムダさね」

クレプリ「あっ、そうだ。せっかくだし、あの少年も連れて行こうぜ。そしたらオレっちも安心だし」

ありす「転校生くん・・・と?・・・はじめ・・・て・・・」

クレプリ「ありすの能力に少年の魔力があれば百人力さね。ついでに初の共同クエスト~って感じだな」

ありす「・・・・・・」ジトー

クレプリ「あれ?あんましウケない?」

~不気味な洋館~

転校生「ここが?」

聖奈「今回のクエストの場所だ。外から見ても広い洋館だな」

律「ふーん、怪談になるぐらいはあって、けっこー雰囲気出てるじゃん」

ありす「・・・・・・」

クレプリ「おおう、結構集まってるさね」

怜「楠木、今日はよろしく頼む。転校生、委員長から聞いていると思うが、今日は私がお前の担当だ。できるだけ離れないようにな」

転校生「う、うん・・・」

ありす「・・・」キュッ

転校生「ありすちゃん、なんでおててつないだの?」

ありす「・・・ちょっと、こわ・・・から・・・」

クレプリ「見れば見るほど不気味だもんなぁ・・・」

ゆかり「うう、ちょっと怖くなってきた・・・で、出ないよね・・・?」

シャルロット「大丈夫ですよ。すでに知っていると思いますが、クエストが出ている以上、相手は霧の魔物」

シャルロット「幽霊や妖怪といった怪異の類ではありません。魔法を使えば倒せる相手です」

律「わーかってるって。さて、千佳に写真撮ってやろーっと。あいつどんだけビビるかな~」

聖奈「クエスト中だ。あまりお遊び気分になるなよ」

律「へいへい、お堅いなぁ」

~クエスト内容~

風子「・・・」

紗妃「委員長、どうしたんですか?」

風子「いえ、ね。今回のクエストについてちょっと気がかりなことが」

紗妃「神凪さんたちが行っているアレですか?」

風子「えー。いやね、シャルロットも神凪も、結城も椎名もいるんです。メンツ的には問題ねーです」

風子「まあ音無もさすがにあばれねーでしょうし・・・ですがね」

風子「今回の討伐対象について、見ました?」

紗妃「はい。なんでも、人形に霧が取り付いて動いているとか」

風子「さて、ここで問題です。転校生さんが気絶するほど苦手なものは?」

紗妃「え?えーと・・・あっ」

風子「そーゆーことです。加えて、どこかの報道部長のせいで怪談話も苦手になってましてね」

風子「人形×ホラー・・・ありきたりっちゃありきたりですが、今回はタイミングが悪かったですね」

紗妃「はぁ・・・」

風子「・・・というわけでちょっとみてきま」

紗妃「委員長ー、神凪さんに全部任せるって言ってたの誰でしたっけー?」

風子「うっ」

紗妃「さっきも言った通り、メンツ的には全く問題ないんですから。焦らず報告を待ちましょうよ」

風子「でもですね・・・」

紗妃「委員長。なんだか、意思が弱くなってません?」

~人形の館~

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

ありす「お、ぉちつぃ・・・・!」

クレプリ「あちゃー、そういや少年、人形が苦手なんだった・・・」

怜「それに、ホラーも苦手だと委員長が言っていた。・・・最悪の組み合わせだな」

ゆかり「おーいっ!転校生くーん!神凪さん、ありすちゃんも!」

怜「2人とも、会えてよかった」

ゆかり「あらら、転校生くんも泣いちゃったのかぁ・・・」

聖奈「すまん。音無が先行してしまったから、追おうとしたのだが・・・」

ゆかり「すごい悲鳴上げて奥へ走ってっちゃったのよ。怖いの苦手だったのね」

ゆかり「シャルロットさんが追っかけてくれたんだけど、どっちも見失っちゃって」

怜「そうか・・・意外と入り組んだ建物のようだな」

聖奈「まあ広いといっても洋館の中だ。すぐに会えるさ」

聖奈「音無はともかく、あのシスターがいれば心配いらないだろう」

ゆかり「そうなの?いつも優しくて、おっとりした感じだけど・・・」

聖奈「ヴィアンネ教司会は魔物退治の先駆け。そこから派遣された【使徒】だ」

聖奈「彼女らは魔物を神の敵であるとして、絶対に容赦はしない」

聖奈「正確がどうであれ使徒である以上、あのシスターも例外ではないだろう」

ゆかり「へえ・・・すごいのねえ。歓談部でおせんべ食べて勧誘してるイメージしか・・・」

ゆかり「・・・あれ?転校生くんは?」

聖奈「アイツならたった今、私の後ろで泣いていたはずだが」

ゆかり「にしては、泣き声も聞こえない・・・泣き止んだのかな?」

聖奈「そうすぐに泣き止むものなのか・・・椎名?神凪と楠木はどうした」

ゆかり「え?あれ・・・いない、なんで・・・?」

聖奈「・・・これは・・・」

聖奈「単独行動にならんよう気をつけろ。私の側から離れるなよ」

~魔物に子供に~

転校生「・・・・・・!?」

怜「どうした、転校生」

転校生「ゆ、ゆかちゃんとゆーちゃんは!?」

怜「それならそこに・・・あれ?」

クレプリ「どこにもいないさね」

ありす「ぉぃてか・・・た・・・?」

怜「いや、結城がついているんだ。不用意な行動はとらないだろう」

転校生「も、もしかして・・・お、おばけが・・・?」

クレプリ「お、おいおい、そんなわけないじゃねーか。な?な?」

転校生「ぴぅぅぅぅぅ・・・・」

ありす「な、なかなぃ・・・で・・・」

怜「霧の魔物が空間を変異させる・・・といった事例は聞いたことがある。空間自体に霧が取り付いていると、そうなるらしい」

クレプリ「つまりどういうことだってばよ」

怜「つまり、この館自体に」

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!ふーちゃーーーーん!!!!!!!!」

怜「お、落ち着け!委員長はここにはいないぞ!」

ありす「・・・!・・・!」オロオロ

~ワルノリ~

転校生「ぴぐっ・・・・ぐすっ・・・」

ありす「だぃじょ・・ぶ・・・?」ナデナデ

怜「やっと落ち着いたか・・・普段の委員長の苦労が少しわかるような気がするよ」

ありす「まだ・・・じゅぅぶんの・・ぃち・・・くらぃ、ぇす」

クレプリ「こと人形とホラーに関してはすぐに倒れたり泣いたりするからなぁ」

転校生「だってぇ・・・」

ありす「こわぃ・・・ん・・・ね」

転校生「ぅん・・・」

クレプリ「少年、後ろ!」

転校生「ぴぅっ!?」

シーン

クレプリ「うっそ~。冗談さね」

転校生「ぴぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

ありす「ぉにん・・・ぎょ・・・めっ」

クレプリ「オレっちが悪かったさね。少年、泣き止んでくれよぅ」

転校生「クレプリのばかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

怜「・・・先が思いやられるな」

~狂った姫様~

怜「楠木、足元に気をつけろ。歩きづらいようだったら手を貸そう」

クレプリ「そしたら両手が埋まっちまうさね」

怜「それもそうか。じゃあ、転校生、手をつなぐか?」

転校生「うん・・・おねがい・・・」

ありす「・・・・・・・・・・・・」

怜「・・・どうした。結城と椎名のことが心配か?」

ありす「・・・・・・・・・・・・」

クレプリ「気にすんなぃ。あいつらだって強いんだ、大丈夫さね」

怜「そうだな。2人ともしっかりしている。わかっているじゃないか楠木」

クレプリ「・・・お、おう。ん?いやオレっちはありすじゃねーよ?」

怜「ああ、なんだったか。名前があるのだったな」

クレプリ「おうさ!【狂った姫様】と書いて、クレイジープリンセスと読む!」

クレプリ「姫様でもクレプリでも好きなように呼・・・んぁっ!?」

マリオネット「キシュゥゥゥゥ・・・」

ありす「・・・・・・・・・!!」

転校生「やだやだ!ありすちゃんつれてかないでぇ!!!」

怜「楠木!近づくな!」

ありす「・・・・・・・・・っ!!」

~お友達だから~

クレプリ「・・・心配ないさね。もうこのマリオネットは動かねえ」

ありす「・・・・・・ぅ・・・・・・」

転校生「ひぐっ・・・もうやだぁ・・・おうちかえるぅ・・・」

怜「だが相手は魔物だ。動かないからと言って不用意に近寄るな」

ありす「・・・・・・ごめ・・・な、さ・・・」

クレプリ「神凪よう、あんまりありすを叱らねぇでやってくれ」

クレプリ「ただでさえ人形たちが無残な姿になってハートが傷ついてるんさ」

怜「む・・・楠木は人形が好きなのだったな」

怜「しかしこの館のは・・・愛らしいとはいいがたいが・・・」

ありす「・・・・・・・・・・・・」

クレプリ「ありすにとっちゃみんな可愛いお友達さね」

転校生「こわぃぃぃ・・・・・・」

クレプリ「なあありす。こいつらは霧で操られてるだけなんだよな?」

ありす「・・・・・・ぅん・・・・・・かわ・・・ぃ、そ・・・・・・」

怜「だが手を抜けばこちらがやられてしまうぞ」

ありす「・・・・・・でも・・・・・・」

ありす「・・・・・・ぁ・・・・・・!!」

クレプリ「あっ!おいっ、そっちはさっき強そうなのが・・・」

クレプリ「ダメ!ダメだってありす!少年、ありすを止めてくれぇ!」

転校生「」

クレプリ「ダメだ!白目剥いて泡吹いてる!」

怜「ま、待て!すぐに行く!」

~旅は道連れ世は非情~

ありす「・・・・・ぅご・・・ぃ・・・た・・・」

ありす「・・・いぃ、子」

怜「驚いたな・・・敵の人形も操れるのか?」

クレプリ「正確には物を動かす魔法さね。ありすは特に人形を操るのが得意ってわけさ」

ありす「・・・・・・ぅ。で、でも・・・・・・た、くさん・・・・・・は・・・・・・」

クレプリ「10体ぐらいいけるよな?少年が手伝ってくれれば多分もっといけ・・・ってやべっ!少年忘れてた!」

転校生「」

怜「て、転校生!起きろ!だ、だめだ!心臓が止まっている!」

ありす「ふぇ!?」

クレプリ「あ、えーと、人工呼吸!心臓マッサージ!それと、それと、AED!」

怜「心臓マッサージは私がやる!楠木、そっちを頼む!」

ありす「・・・・・・ぇっ!?」

ありす「じんこ・・・こきゅぅ・・・・・・・!?」

クレプリ「はやくしろっ!! 間にあわなくなってしらんぞーーっ!!」

ありす「ぁ、ぇと・・・ごめ、な・・・」

転校生「ふばぁっ!!!」ゴチン

ありす「!?」ゴチン

クレプリ「あ、起きた少年がありすと頭をぶつけあって・・・ふ、二人とも気絶した!?」

怜「こ、この場合は速やかに安全な場所へ・・・だめだ!この館自体が安全じゃない!」

クレプリ「少年、ありす!起きろーっ!!!!!寝たらしぬぞーー!!!!」

ありす「」

転校生「」

今日はここまで!ありすの行動で転校生がヤバい。
次回もマリオネットの続きっす。さすがに次スレまでには終わる・・・はず。うん。
なんか雰囲気ぶち壊している気がするけど、このスレは>>2にある通りコメディだからね。シリアスよりもシリアルだからね。
シリアルといえばシスコーン派です。近所のスーパーで買いだめしたりします。コーンフロスティは値段が高いんだよね・・・
今回のガチャ、結希が、その、色っぽくて・・・下品なんですが、<censored>しちゃいましてね・・・
事後って言われても信じるし、押し倒す5秒前でも信じる。あの状態で耐えるとか転校生くんマジやべえ。尊敬する。
転校生は絶食系男子。浅梨は肉食系女子(♂)。
ありすありあり(合言葉)

ありすありあり
これ転校生の精神もつんだろうか...

ありすありあり
今更なんだがこのスレ、置いてきぼりになりがちなグリモアのストーリーのおさらいになってすごい助かるw

~復活の儀~

前回のあらすじ!
ありすと転校生がごっつんこして気絶中!

クレプリ「おいおいおいおいおい、どうすんだ!?起きなきゃヤバいさね!」

怜「・・・私に考えがある」

クレプリ「なにっ、本当か!?」

怜「ああ。ここに、智花が持たせてくれたおにぎりがある。転校生が空腹になったら食べさせてあげてくれと頼まれたものだ」

クレプリ「ま、まさか・・・」

怜「これを2人の口にねじ込む!」

クレプリ「やめろぉ!死人にムチ打つ気か!?」

怜「だが、虎穴に入らずんば虎子を得ずというじゃないか」

クレプリ「こういうのは泣きっ面に蜂っていうんだよ!」

怜「ふだが八方ふさがりなのも事実だ。起死回生の秘策はこれしかない!」

クレプリ「ダブルパンチはやめろ!」

怜「だが危ない所に登らねば熟柿は食えぬ!」

クレプリ「さっきからこのことわざ故事成語合戦はなんなんだよ!」

転校生「うーん・・・はっ!ともちゃんのにくじゃがをたべるやくそくしたゆめをみた!」

クレプリ「しょ、少年!起きたか!危なかったな、もう少しで・・・」

怜「じゃあ、この智花のおにぎりは楠木に食べさせればいいのだな」

転校生「なにやってんの!?」

~復活~

ありす「ごめぃゎ・・・ぉかけ・・・ました・・・」

怜「いや、構わない。それよりも、だ」

怜「楠木。もしかして館中の人形を全て操るつもりか?」

クレプリ「全部はさすがに無理さね。バラバラに壊れているやつらもいるし」

クレプリ「物を動かす魔法に加えて、霧の魔物からイニシアチブを奪うわけだからな」

クレプリ「霧だけドバーッと払えりゃいいんだがね・・・うまい方法がないもんか」

怜「そうか・・・楠木、あまり無理をするなよ。お前が怪我をしては元も子もない」

怜「魔力はなるべく温存しろ。今は霧を払うことを優先するんだ」

転校生「おねがいだから、おねがいだからひっぱらないで!でもひとりでいくのもだめだよ!」

ありす「・・・・・・・・・・・・」

クレプリ「神凪の言う通りさね、ありす。あいつらを救いたいのはわかる」

クレプリ「オレっちだってそうさ。だが1人でどうにかしようとすんな」

クレプリ「霧の魔物はエグいぞ。油断したらすぐ殺されちまう」

ありす「・・・でも・・・ほ・・・っとけ、な・・・」

クレプリ「だーっもう、わからず屋さね!それに、これ以上少年にトラウマ植え付けてどうすんだ!」

クレプリ「さっきからかなりヤバいからな!ずっとガタガタ震えてるし!」

ありす「・・・・・・・・・!」

ありす「ごめ・・・なさ・・・」

転校生「え、だだだだいじょうぶだよ?へ、へへへいきだから」

怜「全然ダメじゃないか」

~クレイジープリンセス~

怜「楠木。私から提案だ」

怜「襲ってくるマリオネット以外は極力壊さないようにする」

ありす「・・・・・・!」

怜「だが、お前や転校生の身に危険が及ぶようなら倒す」

怜「その上でお前が救えそうな奴がいたら一緒に助けよう。それでいいか?」

ありす「・・・・・・!は・・・ぃ!」

怜「よし。では約束だ」

転校生「ま、まりょくはいっぱいあるから・・・い、いっぱいたすけようね」

ありす「ぁ・・・りがと、ござ・・・ます・・・」

怜「・・・転校生。少しいいか?」

転校生「なーに?」

怜「くれいじー・・・なんだったか」

転校生「クレイジープリンセス」

怜「そうそう。クレイジープリンセスだが、あれは腹話術で動かしているのではないのか?」

転校生「ふくわじゅつ・・・?なにそれ?」

怜「ああ、えっと、楠木が動かして楠木が自分でしゃべってるんじゃないのか?」

怜「自分を制したり、文句を言ったり、とてもそうは思えないのだが・・・」

転校生「ありすちゃんがねちゃってもしゃべるしうごくし、それはないとおもうよ」

怜「・・・そういえば、さっき気絶中も動いていたな。気が動転していて気づかなかったよ」

怜「あの人形は一体なんなんだ?お前は知っているのか?」

転校生「さあ・・・でもね、いっこだけわかるよ」

怜「?」

転校生「くれぷりはね、ありすちゃんのだいじなおともだちだってこと」

~お姉ちゃんだから~

ありす(転校生くんにも、神凪さんにも、気を使わせちゃった・・・)

ありす(特に、転校生くんは私の都合で振り回しちゃってるし・・・物理的に)

ありす(・・・お人形が苦手なのに、勇気を出して、あんなことを言ってくれた)

ありす(私の方がお姉ちゃんだから、守ってあげないといけないのに)

ありす(ちゃんと、任されたのに・・・)

ありす(・・・・・・)

ありす(あれ?)

ありす(任された・・・?誰に?)

ありす(なんだろう、なんか、変・・・気のせい、かな)

ありす(・・・とにかく、しっかりしないと)

ありす(勇気、だせるかな)

クレプリ「ありすー、あんまり思いやむなよ?」

ありす「ぁ・・・でも・・・」

クレプリ「少年は、ありすのことちゃーんと知ってくれてるさね。だから、大丈夫だ」

クレプリ「甘えるところは甘えていいんさね。そのぶん、普段甘やかしてるんだから、な?」

ありす「そ・・・かな・・・?」

クレプリ「おうともさ。できることから一歩ずつ、進めばいいんさね」

ありす「う、ぅん・・・」

~大切なお友達~

怜「楠木、魔力は足りているか?辛くなったらすぐに転校生に言え」

転校生「だいじょうぶー?」

ありす「・・・ぃ・・・じょぶ、ぇす」

怜「うん?」

クレプリ「大丈夫だとさ。声が小せえからな、ありすは」

転校生「そうかな・・・?ちゃんと聞こえるけどなぁ」

クレプリ「そりゃありすの口が少年の耳のすぐそばにあるからさね」

ありす「・・・め、なさ・・・」

怜「気にするな。渡曽もあまり話すのは得意ではない」

クレプリ「でもよかったなぁありす、病弱な頃はこんなに動けなかったのに」

怜「体が弱かったのか?」

クレプリ「そうさね・・・昔はずっと部屋に引きこもりがちだったなぁ」

転校生「のぞみんみたいに?」

クレプリ「あれほどガチじゃない」

クレプリ「だからありすはあんまり人と話すのが得意じゃないんさね。友達も・・・」

ありす「・・・・・・もだち・・・・・・た・・・・・・から・・・・・・」

クレプリ「・・・そうさね。オレっちやほかの人形やぬいぐるみが友達だった」

怜「なるほど、楠木には大切な友達が沢山いるのだな」

転校生「おへやのおにんぎょうも、クレプリもうさぎも、いっつもきにかけてるもんね」

ありす「・・・・・・!」

~助けたい~

ありす「てん・・・せ、く・・・・・・んな、ぎ・・・さ・・・の、っ・・・ぁた、し・・・」

怜「なんだ。ゆっくりでいいぞ」

ありす「・・・たす、け・・・たい、です。おに・・・ぎょ・・・ん、みん、な・・・」

怜「ああ。私にできることは最善を尽くそう」

転校生「ぼくにできることなら、なんでもするからね!」

ありす「はぃ・・・!」

クレプリ「よかったな、ありす。2人とも、ありすの味方さね」

ありす「ぅん・・・」

ありす「あ、ぁりぁと、ござ、ます」

怜「気にするな。友達を助けたいのは、誰だって一緒だ」

転校生「いっつもありすちゃんにいろいろしてもらってるもん。おれーだよ!」

クレプリ「・・・いい友達を持ったな、ありす」

ありす「・・・・・・ぅん」

~克己心~

転校生「・・・・・・・」ビクビク

怜「転校生、大丈夫か?」

転校生「だ、だいじょうぶ・・・」ブルブル

ありす「こぇ・・・ふるぇて・・・」

クレプリ「かっこいいこと言っても、怖いもんは怖いもんな」

転校生「うっ、こ、こわくなんかないもん!」

怜「転校生。あまり無理はしなくていいんだ。お前はまだ子供なんだから、私をもっと頼ってくれていい」

ありす「ぁ・・・・・・ぁの・・・」

怜「いや、私たち、だったな」

クレプリ「わかってるじゃねぇか」

転校生「・・・ううん。だめなの。まものなのに、こわくてたたかえないのは、だめ」

転校生「だって、また、こんなことになるかもしれないもん」

転校生「おにんぎょうが、もうまもにならないなんて、そんなことないもん」

転校生「だから、こっきしんをもたないと、いけないんだもん」

ありす(克己心・・・)

怜「考え方は立派だが・・・やはり、うーむ・・・どうしたものか・・・」

~VSマリオネット~

怜「まあとにかく、お前は私が守るから・・・来たな」

ありす「・・・・・・っ!おに・・ぎょ・・・・・・っ!」

クレプリ「こっちに来る!ありす、少年、下がってろ!」

転校生「う、うん・・・・!」

怜「さて、魔物よ。邪魔をするなら斬る!」

マリオネット敵「キシェェェェェェェ!!!!!」

クレプリ「オレっちアターック!」

ありす「・・・!・・・!」

転校生「ぅ、ぅぅ・・・・・・ぅ?」

転校生「え?・・・あ・・・・あ・・・う、うしろ・・・」

ありす「ぇ?・・・・・・ぁ・・・」

マリオネット黒「乳酸菌とってるぅ?」

マリオネット翠「おまえもマリオネットにしてやるですぅ!」

マリオネット桃「おまえもうにゅーにしてやるのー!」

マリオネット蒼「残していこうか、私たちの足跡・・・!」

マリオネット紅(さっき私の声に似た人間にやられかけたのだわ)

マリオネット黄「そろそろカナも引退かしら」

マリオネット白「口惜しい・・・口惜しい・・・」

怜「転校生!楠木!離れろ!」

転校生「あ・・・・・・・あ・・・・・・」ヘタヘタ

ありす「っ!」

クレプリ「ありすっ!」

怜「間に合えっ!」

~生きることとは、戦うこと~

転校生「・・・・・・あれ?」

マリオネット「オー、イェー!ウゥーワァー!!」

怜「さっきの・・・人形・・・?」

ありす「おに・・・ぎょ・・・さ・・・!転校生、くんを」

ありす「まもって・・・・!!!」

マリオネット「オーケー!イッツミー、マーリオ!フッフー!」

転校生「あ、ありすちゃ・・・」

クレプリ「な、なんか変な感じはするが・・・助かったさね!」

怜「よくやった楠木!あとは任せろ!」

クレプリ「本気、見せてやるさね!」

マリオネット「オー!マンマミーア!」

・・・

怜「ふう、なんとかなったな・・・楠木、助かった」

クレプリ「さすがにヤバいと思ったさね」

ありす「ぉ人形が・・・たすけて、くれた・・・から・・・」

転校生「ありすちゃん・・・ありがと」

ありす「ぃい・・・よ」

ありす「だって、ぁたし・・・ぉねえちゃ・・・だから・・・」

~合流~

怜「結城、椎名!」

ゆかり「わあぁやっと会えた~!よかった・・・!」

ゆかり「音無さんとシャルロットさんには会ってないみたいね」

怜「ああ。ここまで部屋をくまなく調べてみたがいなかった」

怜「相当な数を調べたが・・・やはり、魔法で館の空間が歪められているか・・・」

聖奈「霧だな。建物ごと霧が憑りついて魔物になっているケースだ」

ゆかり「珍しいけどそういうこともあるみたいね。授業で習ったでしょ?」

転校生「じゃあ、どうするの?」

ゆかり「で、その場合は大規模な魔法で一斉に霧を払わないといけないんだけど・・・」

怜「む・・・私は魔法より剣が得意だからな・・・」

ゆかり「わたしも回復魔法は得意なんだけど・・・あ、結城さんて背中に羽あるよね」

ゆかり「卯衣ちゃんみたいに羽から魔力出して、どばーって払えないの?」

聖奈「私の得意魔法は光の槍だ。あの羽は自由に出すことはできない」

ゆかり「え、そうなんだ。じゃあありすちゃんは・・・」

ありす「・・・・・・・・・・・・」

クレプリ「ありすはオレっちみたいのが得意だぜ!」

ゆかり「おぉ・・・て、転校生くんは・・・」

転校生「これがぜんりょく!」ポッ

クレプリ「ライターの火が全力だよな」

ゆかり「あ、あはは・・・どーしよっか?」

~大規模魔法の使い手~

シャルロット「転校生様!みなさまもご無事で!」

律「ぐぅぅ、ぐずっ・・・もーやだ・・・がえるぅ」

ゆかり「わ、音無さん声ガラガラじゃない。大丈夫?」

転校生「よしよし」ナデナデ

律「叫びすぎだ・・・づらい・・・」

聖奈「音無、まさか自分の声で戦ったのか?」

聖奈「あの魔法は範囲を限定するのが難しいから禁止されていたはずだろう」

律「だっでぇ!じょーがないじゃんか、死ぬかと思っだんだから!」

転校生「ま、まあまあ・・・しょうがないよ、ね?」

シャルロット「まさかあそこまで周囲に影響する魔法だと思いませんでしたわ」

シャルロット「あれだけ無差別ですと禁止されても仕方がありませんね」

シャルロット「おかげでわたくしも耳が・・・うふふふ」

律「ひぐぅ・・・ごべんだざい・・・」

転校生「りっちゃん、はい、あめちゃん。なめて」

律「うう・・・でんごうぜいがやざじい・・・・ありがど・・・」

ありす「・・・・・・・・・・・・!」

クレプリ「お、どうしたありす?」

ありす「・・・・・・・・・・・・!!」

クレプリ「!そうか音を使う魔法だったら・・・おい少年!出番さね!」

~全力全壊~

律「うっひょおぉー!すっげぇ魔力!転校生お前すげーな!?ただの子供じゃなかったんだな!」

怜「今泣いたカラスがもう笑ったな」

律「だってよ、こんなにブーストしてでっけー声だせるなんて初めてで・・・

転校生「びびびー!」ビビビ

聖奈「転校生、限界まで注ぎ込め。館全体の霧を払わねばならんからな」

聖奈「音無、魔物相手に遠慮はいらん、思いっきり叫べ。椎名、準備は?」

ゆかり「う、これでいいのかな・・・防壁とか普段張らないから自信ないよ・・・」

怜「頼んだぞ、音無」

転校生「りっちゃん、いっけー!」

律「んじゃいっくぞー!すーっ・・・」

クレプリ「おっと、全員耳をふさげ!」

律「ーーーーー!!」

~帰ろう~

ありす「・・・・・・・・・・・・」

クレプリ「よかったな。キレーに霧が晴れた。大したもんだ、律ちゃんは」

クレプリ「音響兵器っていうのか?建物も人形もヒビが入ったくらいで済んだし」

ありす「・・・・・・・・・・・・」

クレプリ「・・・そろそろ出ようぜ、もうみんな外さね」

ありす「・・・も、ちょっと・・・だけ・・・」

クレプリ「1体くらい連れていきゃいいのに。オレっちは嫉妬なんかしないぜ」

ありす「・・・だめ・・・」

クレプリ「まあなぁ。どうせご主人の館にいたいんだっつーんだろー?」

クレプリ「しょーがないさね。オレっちだってありすの側がいいもんよ」

ありす「・・・・・・・・・・・・」

転校生「あーりすちゃん」

怜「楠木」

ありす「ぁ・・・」

クレプリ「おっと、迎えが来たさね」

ありす「・・・ん」

転校生「・・・また、こよ?みんなで、こよ?」

ありす「ぇ・・・?」

怜「しばらくは封鎖されるが、いずれ解放される。その時にまた来ればいい」

転校生「せーとかいのゆーちゃんと、ふーきいーんのれーちゃんがいるからね!」

クレプリ「権力はこういう時に使うもんさね」

怜「私にそこまでの権限はないが・・・その時になったら、頼んでみるさ」

ありす「・・・・・・・・・はぃ!」

~克服~

風子「・・・」

ありす「・・・」

転校生「・・・」

クレプリ「少年。そこクローゼットを開けたら、人形が入ってるさね」

風子「本当にだいじょーぶなんですか?別にわざわざ・・・」

転校生「の、のりこえるんだ・・・きょうふをこくふくすることは、いきること!」

転校生「せかいのちょうてんにたつものは!ほんのちっぽけな「きょうふ」をももたぬものッ!」

ありす「がんば・・・!」

転校生「いざっ!」

・・・

転校生「うーん・・・うーん・・・」

クレプリ「10秒ぐらいは耐えたんだけどなぁ・・・」

ありす「ぃきなり・・・おぉかった、かも・・・」

クレプリ「ぎっしり詰まった状態はやっぱりまずかったか・・・何個かだけ部屋に出すか?」

風子「ちょっとずつ慣らしていきましょ。時間はあるんです、焦らずゆっくりと成長すればいーんです」

風子「転校生さんはこれから12年、ここにいるんですからね」

ありす「・・・がんばって・・・・ね」ナデナデ

今日はここまで!マリオネット終わり!次回のありすイベントはハワイだ!
ストーリーにはあんまり絡まないけどハワイで絡ませる!原作無視とか知らない!
そのあとは夏祭りだなー。転校生と一緒に人ごみに流されるよなぁ・・・
意外と短いとか言わないでね。アレ以上伸ばしたら転校生の精神が崩壊してたかもしれないので。あと律の喉。
次回からミナ関連をやって、シャルロットの誕生日とつかさの誕生日。
部活ロワイヤルやって次スレかな。部活ロワイヤルはモブで遊びまくるいい機会だし。
970超えたら次スレ建てます。1000取りとかする・・・?
ありすありあり(合言葉)

おつ

ありすありあり
人形の中に赤い服の配管工とか他にもいろいろいたような...

ありすありあり
なんか蒼い人とか違うアイドルがいたような……w

~風槍ミナの困惑~

恋「のうミナよ。先に言っておくと、会長たちは卒業しておらん」

恋「なぜなら卒業するのは来年の3月じゃからのう」

ミナ「・・・ぐ・・・ぐぅ・・・でも、でも・・・」

恋「じゃがミナよ。わっちはお主が嘘を言ってると思うワケではない」

恋「きっとこの前再発したものが関係しとる・・・と思う」

ミナ「・・・め、目が?」

恋「宍戸のところへ行こう。ヤツなら何か答えをくれるはずじゃ」

恋「悩むのはそれからでも遅くはあるまい」

ミナ「・・・う、うん・・・」

ミナ「・・・・・・・・・・・・」

ミナ「み、みんなと違う・・・こんな目、いらない・・・」

恋「・・・・・・・・・・・・」

恋「わっちはお主のことが好きじゃぞ。なにがあろうとも変わらん」

兎ノ助「お、恋・・・ミナ・・・」

恋「うむ、ちょうど急いどるでな。悪いが行くぞ」

兎ノ助「・・・お、おう」

兎ノ助「・・・・・・・・・・・・」

兎ノ助「卒業したはず、か・・・どうなってんだ?」

兎ノ助「転校生も、何か知っているのかな・・・」

兎ノ助「あいつも、そう言ってたしな・・・」

~宍戸結希の思惑~

結希(・・・風槍さんがの目が再発している)

結希(そして、彼女の会長たちが卒業しているという発言)

結希(後者の発言は、つい2日前、聞いたばかりね)

結希(・・・転校生くんが、4月1日に同じことを聞きに来たわね)

結希(あのときは、エイプリルフールか何かと思っていたけれど・・・)

結希(どうやら、そうじゃないみたいね)

結希(このことを風槍さんに伝えたら、彼女には悩みを共有できる仲間ができる)

結希(だけど、安易に行動を起こしてはいけないわ。確証は一切ないのだから)

結希(今のところ、風槍さんには南条さんがいてくれる)

結希(転校生くんは、あまり気にしてはいないみたいね)

結希(夢だったかも、というくらいだから)

結希(科学は信用から始まる。そして、現状を疑うことで進む)

結希(疑え。世界を。記録を。もはやデータは信用できないわ)

結希(あの2人の言うことが正しいなら、必ずどこかに矛盾点が存在する)

結希(こういうのは私の得意分野ではないけれども・・・)

結希(やらないと)

~しゃるちゃんのたんじょうび~

あやせ「シャルロットさん、お誕生日おめでとうございま~す!」

転校生「おめでとーございまーす!」

エミリア「ではケーキを・・・はいっ!」

シャルロット「まあ・・・!わたくしの名前まで入れてくださったんですね・・・嬉しいです」

あやせ「転校生くんが作ってくれたのよね~」

転校生「ありすちゃんにおなまえかいてもらったの!ぼく、えーごかけないから・・・」

シャルロット「そうでしたか。後で楠木さんにもお礼を言わないといけませんね」

シャルロット「ああ主よ、優しき友人とこの佳き日を過ごせることに感謝します」

あやせ「お茶もエミリアちゃんが選んでくれたのよ~」

エミリア「はい!シャルロットさんは緑茶がお好きなので、お茶屋さんで」

シャルロット「ありがとうございます。いい香り・・・」

シャルロット「ところでアイラさんは今日も・・・?」

あやせ「誘ったんだけど、外せない用事があるとか言ってたわ~」

シャルロット「そうですか・・・残念です」

エミリア「あ、でも東雲さんからプレゼントを預かってきたんですよ!」

シャルロット「東雲さんから・・・?」

~復活祭~

あやせ「えぇ?スーパーのビニール袋じゃない。ホントにプレゼント・・・?」

転校生「まあ、ぷれぜんとはなかみがだいじだし」

シャルロット「こ、これは・・・」

エミリア「ゆでたまご・・・ですかね」

あやせ「もう、アイラちゃんたら。お弁当じゃないんだから~」

シャルロット「他にもなにか入って・・・ええと、これはウサギ・・・?」

あやせ「あ、汐浜ファンタジーランドのモップちゃん」

エミリア「ロップちゃんですね」

転校生「しおふぁん・・・」ズーン

エミリア「・・・というか、このマスコット課外授業のお土産でもらった・・・」

あやせ「え、エミリアちゃん、しーっ」

シャルロット「・・・・・・・・・・・・」

あやせ「あ、あのね、アイラちゃんてちょっと変わってるから・・・」

シャルロット「この贈り物・・・」

シャルロット「わたくしのことを本当に理解していただいているんですね」

あやせ「・・・へ?」

転校生「・・・?」

シャルロット「感激です・・・東雲さんにちゃんとお礼を言わなくては」

あやせ「ま、まぁ・・・シャルロットちゃんがいいならいいけど・・・」

シャルロット「うふふ、いいのです。これ以上の贈り物はありませんわ」

転校生「・・・あっ!」

エミリア「何かわかったんですか?」

転校生「えっと、もーすぐよーすたーだ!」

シャルロット「惜しいです。イースター、ですよ」

シャルロット「もうすぐ、復活祭ですからね」

~なーちゃんのたんじょうび~

※梓と虎千代がつかさと訓練所に行く約束をとりつけてお寿司を食べさせに来たよ

転校生「なーちゃん、おたんじょーびおめでとー!」

つかさ「ぬっ、転校生か。ありがとう」

梓「な、生天目先輩が・・・お礼を・・・!?」

虎千代「あいつは転校生には甘いからな」

転校生「きょう、おすしたのんだんだよね?だから、ちゃわんむしつくってきたよ!」

梓「おおっ!寿司にぴったりじゃないッスか!さっすが、気が利く~」

つかさ「これか?」

転校生「うん!めしあがれー!」

つかさ「では・・・・・・うん、うまい」

転校生「ほんと!?」

つかさ「ああ、本当だ。・・・転校生、この後暇か?」

転校生「ひまだよー」

つかさ「私はこの二人とともに訓練所に行く。どうせなら貴様も来い」

転校生「いくいくー!」

虎千代「転校生がいれば、より全力を出せるな」

梓「げっ、ってことはいつもより強い・・・?」

つかさ「貴様らとの全力の戦い、楽しみにしているぞ!転校生、おかわりはあるか?」

転校生「あるよー」

つかさ「なら、もらおう」

梓「い、生きて帰れるかな・・・」

~奮起~

夏海「転校生の行動を観察しましょう!」

鳴子「・・・どうしたんだい?」

夏海「いや、最近ちょっとネタがマンネリ気味だな~って思って」

夏海「ほら、やっぱりどうせ乗せるならハプニングとかあったほうがいいじゃないですか」

鳴子「転校生くんは鋭いから、下手な罠はすぐに見破られるよ?」

夏海「重々承知です!すでにやられてます!」

鳴子「何をしようとしたんだ・・・知ってるけど」

鳴子「まず古典的な方法として落とし穴を掘っていたら後ろから転校生くんに突き落とされたんだよね」

夏海「うっ」

鳴子「次に廊下に飴を並べて罠まで誘導しようとしたら最後の1個だけ残してどこかに行っちゃったり」

夏海「うぐぅ」

鳴子「寝顔撮影しようとしたら落書き済みの支倉君に追いかけまわされたり」

夏海「うぐぐっ」

鳴子「さて、僕が知っているだけで8連敗なわけだけども、どうするんだい?」

夏海「こ、今回は直球で行きます!他の生徒にも手伝いを要求して!」

鳴子「ふむ、まあいいんじゃないかな」

夏海「え、いいんですか?」

鳴子「大きな計画を立てるという経験も必要だ。やってみたいことがあるなら、やってみるといい」

鳴子「もちろん、面白くなかったらボツだけどね」

夏海「う、が、がんばります・・・」

~モニタリング~

夏海「あーあー、聞こえるー?」

智花『聞こえるよー』

怜『なあ、本当にやるのか?正直騙すようで気が進まないんだが・・・』

夏海「大丈夫よ。ちゃんとやることはやるから」

智花『それにしても、3つだけ願いが叶う、かぁ・・・たしかに一度は考えるよね』

怜『今回は転校生に3つの願いを聞いて、できる限り叶えるんだったか』

夏海「そうそう。アイラ―、そっちの準備はいいー?」

アイラ『できとるぞー。ククク、少年の返答が楽しみじゃ・・・場合によってはそれでしばらく弄ってやろうかの』

夏海「それじゃあ、モニタリング、スタート!」

・・・

転校生「・・・・・・」

転校生「らんぷ・・・?」

転校生「えっと、なんてかいてあるんだろ・・・3かいこすってください・・・?」

転校生「あらじん?」キュッキュッキュッ

魔神『ぐぬああああああ!!!!!』

転校生「!?」

智花『うわ、すっごいリアル・・・そういえば、魔法の使用許可って出てるの?』

怜『ああ。委員長が渋々了承していたよ。あとで動画をよこすように言われた』

アイラ『あやつも正直じゃのう』

夏海『さて、それじゃあ智花、任せたわよ』

智花『う、うん!』

魔神(智花)『よくぞ、我をここから出してくれた』

転校生「え?かいてあるとーりにしただけだし」

アイラ『妾の召喚魔法でランプから出たように見せかけたが・・・気づかんかの?』

魔神『我は貴様に感謝している。褒美として3つの願い事をかなえてやろう』

転校生「3つのねがいを4つにして」

夏海『即答!?』

~願い~

魔神『・・・』

智花『えっと、夏海ちゃん、どうしよ?』

夏海『ノーで』

智花『うん!』

魔神『そ、その願いは私の力を超えているため、叶えることができないのだ』

魔神『願いをかなえるパワーが3回分しか残っていないのでな』

転校生「そっかー・・・じゃあ」

魔神(怜)『願いをかなえるパワーの増加も無理だぞ』

転校生「ちぇっ」

夏海『怜、ナイス!』

怜『これくらい先読みできるさ。さあ、続けよう』

魔神『では、改めて聞こう。少年よ、何を願う?』

転校生「うーん・・・あっ!」

転校生「えっとね、1こめはね、ふーちゃんのおしごとをへらすの!」

智花『これは?』

夏海『おっけーで』

魔神『よかろう。風紀委員長の仕事を減らせばいいのだな・・・ふんっ!』

魔神『・・・これで願いは叶った。あと2つだ』

~叶えて~

怜『夏海・・・ちゃんと叶えるんだな?』

夏海『あーうん。なんとかするわよ。次よ、次!』

魔神『では、2つ目の願いを聞こう』

転校生「えっと、じゃあ・・・」

転校生「ばけつぷりんがたべたい!」

魔神『わかりました!腕によりをかけて』

夏海『智花!口調口調!』

魔神『こ、こほん。よかろう。用意しておこう。それではあ、最後の願いだ』

転校生「えっと、さいごはね・・・」

転校生「・・・・・・」

転校生「みんなが、えがおになれたら、いいな・・・」

魔神『・・・』

智花『えっと・・・』

夏海『おっけーよ』

智花『え?でも、大丈夫なの?』

夏海『アタシに考えがあるから大丈夫よ』

怜『夏海の考えか・・・裏目にでそうだな』

夏海『こらそこ、そういうこと言わないの』

魔神(アイラ)『では、叶えてしんぜようぞ!』

智花『あっ、私のセリフ!』

アイラ『妾にも一回ぐらいやらせてくれたっていいじゃろう?』

魔神(夏海)『少年よ、今日の夜を楽しみにしていろ』

転校生「?」

~Dreams come true~

風子「転校生さん」

転校生「あっ、ふーちゃん!」

風子「急に仕事がなくなったんで、どこか行きません?暇だったらですけど」

転校生「あ・・・うん!」

転校生「ねがい・・・かなった!」

・・・

怜「まったく、こっちは私達に丸投げか」

梓「まあまあ、いいじゃないッスか。たまにはこれくらい」

紗妃「動画は夜からでしたっけ?なら夜までに終わらせないといけませんね」

イヴ(・・・今回は間に合ってよかった)

・・・

転校生「えっと・・・あ!」

ありす「ぁ・・・転校生・・・く・・・」

クレプリ「おいっす、少年!」

風子「こんにちは、楠木。清く正しく生きてますか?」

クレプリ「ありすの清廉潔白っぷりはそんじょそこらの生徒が束になってもかなわないさね!」

ありす「ぅ・・・いぃすぎ・・・」

転校生「ありすちゃんはいいこだもんねー」

風子「ま、あんたさんの生活っぷりはこの子をとーしていろいろきーてますがね」ワシャワシャ

転校生「わっ、わっ」

~おっきなおっきな~

転校生「あっ、そうだ!ばけつぷりん!」

ありす「!?」

クレプリ「え?もしかして・・・あるのか!?」

転校生「たぶん」

風子「多分ってなんですか多分って(知ってますけどね)」

ありす「どこ・・・どこ・・・?」

転校生「えっと、ぷりんだから、れーぞーこかな?ばけつがはいりそーな」

風子「んじゃ、ちょーりしつに行ってみますか」

・・・

ありす「ぉお・・・・」

[転校生へ]バケツプリン「俺やで!」

転校生「ふぉおおおおお!!!!!」

クレプリ「すごく・・・大きいです・・・」

風子「かなりでけーですね・・・食べきれます?」

転校生「みんなでたべよっ!さらちゃんたちはよんだ!」

秋穂「転校生くんからお誘いもらったよー」ハスハス

ノエル「いえーい!おさそいありがとー!」

さら「わあ!おっきいですぅ!」

風子「・・・ま、食べきれなかったら明日食べればいいだけですし」

風子「各自、夕飯が食べられるぐらいにして置いて下せー」

「はーい!」

~配信~

※転校生は風子とお出かけ中

紗妃「さて、そろそろですね」

梓「なんとか終わったッスねー」

怜「私はすでに内容を知ってはいるが・・・」

イヴ「ネタバレ厳禁!」

怜「わかっている」

・・・

転校生『えっとね、1こめはね、ふーちゃんのおしごとをへらすの!』

あやせ「あらあら、自分ことよりもそっちが優先なのね」

エミリア「やっぱり、いい子ですよね・・・」

シャルロット「優しい子ですね」

・・・

転校生『ばけつぷりん!』

香ノ葉「あ~、ダーリンかわいい~!!!もープリンならうちが富士山級のつくったるんよ~!!!」

葵「はて、バケツプリンとは?」

レナ「れな、みる!かりん、ばけつ、ひやす!」

ソフィア「里中さんが作ったプリンですか・・・さうんずでりしゃすです!」

・・・

転校生『みんなが、えがおになれたら、いいな・・・』

ミナ「サーヴァント・・・」

恋「・・・もしかしたら、転校生はお主に元気がないのに気づいておるのかもしれんの」

ミナ「・・・そっか。心配、してくれてるんだ」

恋「・・・明日は、笑顔で会いに行かねばの、ミナ」

ミナ「ふ、ふふふ、フハハハハハ!当然だ!我を誰だと心得ている!疾風の魔法使い、ミナ・フランシス・シルヴィアンド・ウィンドスピアだぞ!」

恋「その意気じゃ、ミナ」

~反響~

鳴子「夏海、今回の企画はなかなかよかったよ」

鳴子「他の生徒たちからの反響もいい感じだ」

夏海「本当ですか!?よかった~、これでボツになったらどうしようかと・・・」

鳴子「いや、ボツだけどね」

夏海「・・・え?」

夏海「な、なんでですか!?他生徒の反応よかったんですよね!?」

鳴子「だって、動画配信しちゃったじゃないか。みんなが知っていることをわざわざ記事にするのもおかしな話だろ?」

夏海「・・・・・・・・・・・・あ」

鳴子「もちろん、面白い裏話があるっていうなら別だけど・・・」

夏海「な、ないです・・・みんなにスペシャルパフェ奢ったぐらいです・・・」

鳴子「それじゃあ、やっぱりボツだ」

夏海「そんな~~~~!!!!」

鳴子「次回は面白い裏話もちゃんと用意しておくんだね。いい経験じゃないか」

夏海「部長の意地悪~~!!!」

今日はここまで!次回は部活動ロワイヤル!カオス!
魔法学園だから超次元サッカー部とかテニヌ部とかバヌケ部とかあってもおかしくないよね?
またまたあいつらが再々登場します。もう準レギュラーでいい気がする・・・
転校生が心惹かれる部活動は果たしてあるのでしょうか・・・?
ありすありあり(合言葉)

ありすありあり
テニヌとかやったら生徒の数減りそう...

ありすありあり
相変わらず転校生は学園のアイドルみたいになってるなw

ありすありあり
魔法使って身体能力上げても特定のスポーツが上手くなるわけではないみたいな事ノエルが言ってたような

~仮入部~

転校生「かりにゅーぶ?」

風子「はい。今、学園は仮入部期間なんですよ」

風子「折角ですし、アンタさんも参加してきたらどーですか?」

転校生「ふーちゃんはー?」

風子「ウチは風紀委員一辺倒でやってますんで、ほかの部に入るつもりはありませんが・・・」

風子「ちょいと体験するくらいならいーかもしれませんね」

風子「ま、でもこの期間中はけっこー人が行き来するんで、問題も起きるんですよ」

風子「でも、風紀委員には部活に入ってる生徒もいますからね。そっちを優先させてやりてーですし」

風子「つーわけで、あんまり参加はできませんね」

転校生「そっか・・・」

風子「暇になったら連絡するんで、どこにいるか教えてもらっていーですかね?」

転校生「うん!」

~満を持して~

ミナ「我が同胞たちよ!【時刻】はきた!」

恋「仮入部期間じゃの。天文部に仮入部しに来たとしても、できることはないと思うんじゃが・・・」

梓「星図でも見せます?」

心「きょ、去年撮った星座の写真とか・・・ああ!出しゃばってごめんなさい!」

卯衣「zzz」

ミナ「いや、我らは【組織】と戦うために、多くの者に実態がバレるわけにはいかない」

ミナ「ゆえに、少数精鋭でならねばならないのだ」

梓「じゃ、勧誘はしないんスか?」

ミナ「いや、我らが狙うはただ一人よ」

卯衣「転校生くんかしら」

ミナ「そう!サーヴァント・・・去年は文字が書けないという理由から失敗したが、今はひらがなで書けるようになっている!」

心「い、今のウチに入部してもらうわけですね!」

恋「わざわざ仮入部期間を待たなくてもよかったんじゃ・・・」

ミナ「・・・遊佐とか雪白とか怖いし・・・」

梓「あー・・・確かに。この期間中ならにらまれる心配もないッスね。なんせそーゆー期間なんで」

恋(・・・ちょっとは、元気になったかの)

ミナ「と、いうわけで!一同、全力でサーヴァントを勧誘するぞ!」

「「「「「おー!」」」」」

~それぞれの思惑~

秋穂「そういえば、散歩部は勧誘とかやらないの?」

さら「え?」

秋穂「ほら、転校生くんとか転校生くんとか転校生くんとか」

さら「転校生さんは散歩部じゃなくてもおさんぽにいきますよ?」

秋穂「・・・それもそうだね!」

春乃(秋穂に近づく奴は・・・つぶす!)

龍季(実はたまにロリコン野郎共がたまに近づいてきたりしてたり・・・まあ、追い払ってるんだがな)

・・・

里菜「萌木ー!萌木ー!」

萌木「里菜ちゃん、図書室では静かに・・・」

里菜「あっ、ごめん・・・ってそうだ。大変なんだ!」

萌木「あっ、仮入部期間だから?水泳部にも人が入ったらいいね」

里菜「そうなんだけどな・・・でも、今はプールが使えないのだ!」

萌木「・・・・・・あっ」

里菜「プールが使えない間は筋トレとか体力づくりとか、フォームの練習しかできないんだ。これじゃあ全然アピールできないさ」

萌木「えっと・・・近くの市民プールとか?」

里菜「ダメって言われたさ。そもそも里菜一人だから、まだ部活じゃなくて、ケイヒじゃ落ちないって!」

萌木「そ、それは死活問題だね。・・・うん、私も一緒に考えるよ!」

里菜「本当か!?頼むぞ、萌木!リナはちょっと学園中まわって勧誘してくるさ!」

萌木「はーい、いってらっしゃ・・・え?私一人で考えるの?」

~引っ張りだこ~

ノエル「うあうあ~やっぱりこの時期は大変だ~」

兎ノ助「おう!大丈夫か?あんまり無理すんなよ」

ノエル「ま、ベテランサポーターのノエルちゃんにかかれば、余裕余裕!」

ノエル「・・・それに、どこの部も絶対欲しいって人がいるみたいだし」

兎ノ助「そんな人材がいるのか?お前じゃなくて?」

ノエル「うのっち、ほめすぎだよ~。ま、ほしいのは動ける人じゃないんだよね」

兎ノ助「動ける人材じゃなくて・・・マネージャーとか?」

ノエル「文化部の方も欲しがってるんだよね~」

兎ノ助「文化部も?・・・補習回避用に勉強できる奴とか」

ノエル「それは個人で雇いたいかも!でもそうじゃなくて、うーん・・・客寄せパンダ的な?」

兎ノ助「今のでわかった。転校生か」

ノエル「そーそ。仮入部にだけでも転校生くんがいると、いっぱい人が集まるからねー」

ノエル「だからみんな、転校生くんの気を引こうとがんばってるんだけど・・・」

兎ノ助「具体的には?」

ノエル「来るだけでお菓子がもらえる」

兎ノ助「お菓子だけもらって帰るやつが続出しそうだな」

~いろいろと足りない~

転校生「やきゅー・・・」

転校生「さっかー・・・」

転校生「ばれー・・・」

転校生「ばすけっと・・・」

転校生「てにす・・・」

転校生「・・・どれもにがてだなぁ」

真理佳「あれ?そうなんですか?」

転校生「あ、まりちゃん」

真理佳「こんにちは、センパイ。それで、センパイって球技苦手なんですか?」

転校生「えっと、どうぐとかおもいし、みんなおっきいし・・・」

真理佳「ああ、体格の問題・・・」

モブ美「そういう時は文化部に入るといいよー」ニュッ

真理佳「あっ、モブ美先輩。こんにちは」

モブ美「おいっすー、んで、どお?手芸部に来ない?」

転校生「・・・えっ?もぶみちゃんって、しゅげーぶだったの?」

モブ美「そっからかー・・・」

モブ子「待った待ったー!このモブ子を差し置いて転校生くんを勧誘するとは何事か!」

モブ佳「抜け駆け厳禁!」

転校生「あっ、もぶみちゃんともぶかちゃん」

真理佳「久しぶりにモブトリオがそろいましたね」

~転校生専用~

モブ子「ま、あたしらは勧誘しに来たのもあるんだけど、お得な情報を持ってきたのよねー」

転校生「おとくなじょーほー?」

モブ佳「そうそう。さすがに、一般の道具で6歳児ができるわけないってのはわかってんのよ」

モブ子「と、いうわけで、各部活が転校生くん用の道具を取りそろえてくれてるの」

転校生「そーなの?」

モブ美「そうなんだ」

モブ子「これは運動部が各自部費から出してるからねー」

モブ佳「転校生くんが仮入部しに来ても大丈夫なようにってね。折角だから、テニス部にどう?」

モブ子「バスケ部でもいいわよ!」

真理佳「って結局勧誘じゃないですか!」

モブ子「円野も来る?ってか来なよ」

モブ佳「ヒーローを目指している生徒・・・体力的にも運動能力的にも欲しい人材ね」

モブ美「ここは花嫁修業込で手芸部にっていうのもいいと思うけどなぁ」

真理佳「あ、えーと・・・センパイ、どうしましょう・・・」

転校生「とりあえず、全部行ってみよっか」

真理佳「全部ですか!?じゃ、じゃあ、僕も行きます!」

モブ子「それじゃあ」

モブ佳「2名様」

モブ美「ご案内~」

~サッカー~

サッカー部「みんな、サッカーしようぜ!」

真理佳「・・・の一言でグラウンドに来てすぐ引っ張ってこられましたね」

モブ子「サッカー部の主将、熱血だからなー」

転校生「あ、のえるーん!そらちゃーん!めーりーん!いぶー!」

ノエル「あ、転校生くんも引っ張ってこられたの?」

転校生「うん」

天「やっぱりね・・・てか、できるの?結構ルールややこしいわよ?」

転校生「てはつかわない!」

サッカー部「俺はキーパーだから使うけどな」

転校生「・・・あれ?」

明鈴「小蓮に動きすぎたらおなか減るだろうから、あんまり動くなって言われたネ」

イヴ(押しに負けてきてしまった・・・)

モブ美「アタシは運動苦手だからパスね~。みんな、がんばれ~」

モブ佳「お前もやるんだよ!」

モブ子「電車代ケチって隣町まで徒歩で行くやつが何を言ってんのよ」

モブ美「ああん、ひどーい(棒)」

転校生「いがいなこせい・・・」

真理佳「ぼ、僕だってそれぐらいできますよ!」

ノエル「散歩部にかなうとおもってるの?」

「「ごめんなさい」」

イヴ(・・・えっ?散歩部ってそんなに歩くの?せいぜい校舎まわり1周くらいじゃないの?)

~反則じゃない~

明鈴「っしゃ!なんでも止めてやるネ!」

転校生「キックりょくぞーきょーしゅーずをつけたよ!」

天「結希のお手製ね。・・・くっ!」

ノエル(うう、お姉ちゃんと一緒のチームか・・・パスとか受け取ってくれるかな)

イヴ(ノエルと一緒のチーム・・・はあ、すきを見て抜けようかしら・・・あら?委員長からもあっと?)

風子<(手を抜かずにやるよーに。転校生さんとおんなじチームなんですから、ちゃんと勝たせてあげてくだせー)

イヴ(・・・はぁ)

・・・

転校生「ひっさつの~しゅーと!」バシュン!

明鈴「甘いアル!中国4000年の力を見るネ!」

転校生「と、とめられた・・・」

明鈴「勝ったらお菓子がもらえるって聞いたアル。今のボクは、強いヨ」

転校生「うう・・・」

天「こっちの番よ!手を使わなきゃ、ハンドじゃないのよね」

ノエル「え?あ、うん」

天「バズーカマキナ君、用意!」

イヴ「なっ、は、反則でしょう!」

サッカー部「あれぐらい普通だろ?ちなみにペンギンとかでも大丈夫だ!時間を止めてもいいぜ!」

イヴ「はぁ!?」

天「アタシの科学力は世界一ィィィィィィィィィ!!!!!!」

ノエル「と、止めなきゃ!ってうわぁっ!」

鳴子『ノエルくん ふっとばされた!』

真理佳「ヒーローの力、みせてやぐぴゃあっ!?」

鳴子『まどかのくん ふっとばされた!』

サッカー部「なら俺が!ゴッドハンド!って、うわぁっ!」

鳴子『えんどうくん ふっとばされた!』

鳴子『そして、ゴール!』

~反撃~

ノエル「なんとかして、点を取らないと・・・」チラッ

イヴ(風紀委員室の方からものすごいプレッシャーを感じる・・・)

ノエル「お、お姉ちゃん!一回だけ、この一回だけ、手伝って!」

イヴ「・・・」

転校生「いぶ・・・」

イヴ「・・・サポート、得意なのよね」

ノエル「!」

イヴ「アレをやるわよ」

ノエル「お姉ちゃん・・・うん!」

ノエル「転校生くん、とにかく高くボールを!」

転校生「え?や、やってみる!・・・とぉりゃああ!!!!」

ノエル「今だ!」

イヴ「決める!」

イヴ「私がノエルの足に乗って!」

ノエル「アタシが思いっきり・・・打ち上げる!」

天「あ、あれは!」

サッカー部「伝説の・・・スカイラブ・ハリケーン!?」

明鈴「た、高くたって関係ないアル!ぶっ飛ばせば済むアルよ!」

イヴ「これは、ただのスカイラブ・ハリケーンではない!魔法を組み合わせることによってさらに威力を増した・・・!」

冬樹姉妹「「スカイラブ・ブリザードだ!」」

転校生「いっけーーーー!!!!!!」

モブ子「た、高い!でも届かないわけじゃなっうわぁ!」

鳴子『もとべくん ふっとばされた!』

明鈴「と、止めてみせるアル!体のどこかに当たってくれー!」

鳴子『めいりんくん ふっとばされた!』

鳴子『そして ゴール!ネットを突き破るほどの強力なシュートです!』

イヴ「や、やった・・・!」

ノエル「お姉ちゃん!」

パシン

鳴子『冬樹姉妹、ハイタッチでお互いを称えます!』

転校生(じつはなかいいんじゃないかな・・・)

~試合終了~

転校生「勝ったー!」

天「くっ、まさか負けるなんて・・・やっぱり、充電が切れたのが一番の原因ね」

ノエル(お姉ちゃん、行っちゃった・・・・でも、楽しんでくれたみたいで、よかった)

明鈴「あー、キーパーって思ったより動いたアル。ボク、料理部でご飯食べに行ってくるアル」

明鈴「めいいっぱい動いた後のご飯はおいしいアルよ~」

明鈴「食べたい奴らはボクについてくるアル!」

ドドドドドド

真理佳「あっ、すっごい人数が・・・」

明鈴(ましろの作戦、大成功アル!)

転校生「ていうか・・・」

モブ子「どしたの?」

転校生「もとべっていうんだね」

モブ子「モブ子はあだ名だよー。本名元部子鞠(もとべ こまり)」

真理佳「結構可愛い名前じゃないですか。小鞠先輩って呼んだ方がいいですか?」

モブ子「でもモブ子じゃないとモブトリオが結成できなくなるから、このままでいいのさ」

転校生「なんでー?」

モブ子「それについては次回!・・・あるといいな、出番」

真理佳「き、期待しましょう!」

~幽霊部員~

ありす「・・・」チクチク

クレプリ「あーりーすー、行かなくていいのか?」

ありす「ひと・・・おぉぃから・・・」

クレプリ「まー仮入部期間だけどなぁ・・・」

クレプリ「でも、ここらでありすのアピールもしていいんじゃないか?」

ありす「・・・でも・・・・・・」

クレプリ「うーん、オレっちはありすの意思を尊重するけどな?でも、こんな日ぐらいは行ってもいいんじゃないか?」

ありす「うぅ・・・・・・」

クレプリ「あっ、もあっとだ。・・・手芸部の部長からさね」

ありす「・・・ぇ?」

モブ美<(転校生くん確保~。手芸部まで連れてけそうになったらまた連絡するね~)

ありす「・・・・・・!」

クレプリ「お、行くか?」

ありす「ぅ、ぅん・・・・!」

今日はここまで!スカイラブ・ハリケーンって空想科学読本によると普通に飛ぶよりも3倍の高さまで飛べるらしいですね。
冬樹姉妹にずっとやらせたかったので、満足です。
最初は瑠璃川姉妹にしようか迷ったんですが、折角双子なのでこっちにしました。
学園で魔法を使ってますがサッカーだから全く問題ないよね。サッカーだから。
雷11は弟がやってたのをちょっとだけやらせてもらったことがあります。ツッコミどころしかなかった。サッカーで世界征服ってなんだよ・・・
モブトリオにはちゃんと名前つけてます。モブはあだ名です。全員高2です。次回出番があったら残り二人の本名判明。
ありすありあり(幽霊部員)

ありすありあり
円堂、お前グリモアにいたのか...

そういえばうのあのにありすでるとは思わなかった。4コマでも出番少ないから嬉しい

ありすありあり
まあホビーアニメだと玩具で世界征服しようとする悪の組織も居るしな(適当)

誰だよこのかわいい娘。俺、知らないんだけど
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira120953.jpg

ありすありあり

風子と聞いて釣られに来たら、>>941を見て驚愕
壁ドン以外にもあったのか……!

ありすありあり
あれは見た目が同じなだけで中身は違うと思っている

ハロウィン秋穂が小悪魔可愛かったので春乃と地獄のコミュニケーション ジェノサイドハロウィーンしてきます

>>941なんかちひろっぽい...

ありすありあり
ノエル「お姉様、アレを使うわ」
イヴ「ええ、よくってよ」
てっきりこっちかと

>>941
これなに?

>>946「この子、探してます」っていうパズル?ゲーム
壁ドンと同じで本編とは関係ない

>>947
サンクス

~テニス~

モブ佳「げっ」

ましろ「あら、これはこれは・・・」

モブ佳「うわ・・・どうしよ」

転校生「もぶかちゃん、ゆきしろさんとともだちなの?」

モブ佳「いや、因縁の相手というかなんというか・・・私、テニス部なのに体育でこの先輩に負けてるのよ。テニスで」

ましろ「正々堂々と戦い、清々しました」

転校生「そーなの?」

真理佳「・・・よし、リベンジですね!」

モブ佳「いや、できれば戦いたくないんだけど・・・」

ましろ「ふふ、私の魔球はきゅっとしてあげます」

モブ佳「ああ、もう!しゃーない、私の百八式まである波動球を見せてやんよ!」

・・・

―試合終了―

モブ佳「ぐはっ・・・負け・・・た・・・」ボロッ

ましろ「つい本気を出してしまいましたが・・・終には勝てましたね」ボロッ

ゆかり「はいはい、二人とも手当てするからおとなしくしてなさーい」

真理佳「なんでテニスやってボロボロになるんですか!?」

ノエル「え?グリモアだからねー」

転校生「まほーがくえんってすごいなぁ・・・」

~テニヌ~

転校生「・・・てにすはいいや」

モブ佳「ええっ!?ちょっとだけ、ちょっとだけでいいから!先っちょだけ!」

ノエル「でも、危なくないかな?」

モブ佳「さすがに子供相手に波動球打ったり魔球打ったりするやつはいないよー」

「ああっ!守谷さんが吹っ飛んだ!」

「この人でなし!」

モブ佳「・・・」

転校生「やっぱやめとくね」

モブ佳「あいつらーー!!!!」

・・・

モブ佳「はぁ・・・」

「真下(ましも)せんぱーい!転校生くん、どうでしたかー?」

モブ佳「完全に失敗。雪白に見せ場奪われるし、転校生くんは怖がるし」

真理佳「モブ佳先輩って、マシモって名前なんですか?」

モブ佳「そうよ。真下文佳(ましも ふみか)が私の名前」

真理佳「・・・あれ?なんでモブ佳に?」

モブ佳「下の名前をブンカって読まれてねー、マシモブンカ→モブンカ→モブ佳ってなってた」

真理佳「はぁ、あだ名にも歴史があるんですね。・・・先輩たち、行っちゃいましたけど、どうします?」

モブ佳「んー?あー、悔しいからもーちょい練習してから行くわ。仮入部の生徒もいないし。ったく、客取りもうまいなぁ、あの人は」

真理佳「雪白先輩、普段はダジャレばかり言ってるようなイメージしかないですけど・・・」

モブ佳「伊達に最高学年してないってね。やっぱ強いよ、あの人は」

真理佳「国軍とかでも十分通用するんじゃないですか?」

モブ佳「さあね。国軍の魔法使いは私らより断然強いし、ちょっと背伸びした程度じゃ届かないよ?」

~バスケ~

智花「あっ、転校生くん!」

転校生「あ、ともちゃん。・・・りくじょーぶは?」

智花「えっ?もちろん、今日は引き抜きに来たんだよ!転校生くんはどこか行った?もし暇ならこれの後陸上部に・・・」

ノエル「バスケ部の練習は結構ハードだよー?体力のこらないと思うけど」

智花「わ、私だって普段走り込みとかやってるから!同じ運動部、体力では負けないよ!」

モブ子「ほう、いいことを聞いた。じゃあ体力自慢の智花さんには特別に地獄の訓練メニューをやってもらおうか」

智花「え?」

ノエル「あー、あれきついんだよねー・・・ナムナム」

転校生「えっと、ごしゅーしょーさま?」

智花「や、やめてよ!私も仮入部なので、他の生徒と平等な扱いを希望します!」

モブ子「えー、しっかたないなー、特別だよ~?」

智花「ありがと・・・ってお礼を言うことじゃない!さっきまで特別扱いされそうだったのに!悪い意味で!」

モブ子「んじゃ、転校生くんはこっちね。低めのゴールと、軽いボール。これ使ってやってみよっか」

ノエル「わあ!ゴールお手製だ!わざわざ作ったの?」

モブ子「勝利を得るためなら努力を惜しまない!それが我がバスケ部の信念!」

智花「か、かっこいい・・・はっ!わ、私は陸上部だから、バスケ部に魂までは売らないよ!」

転校生「そしていちじかんご」

モブ子「そこには身も心もバスケ一色になった智花が・・・」

智花「ならないから!」

~バヌケ~

転校生「ねー、もぶみちゃん」

モブ美「どしたの?」

転校生「なんか、ときどきぼーるがきえてない?」

モブ美「きえてるねー。あれ黒子っていう子で、テレポートとミスディレクションを使いこなしてパスもシュートもなんでもござれの選手だよ」

転校生「あっ、でもともちゃんがなげたぼーるぜんぶはいってる」

モブ美「おーすげー。あっ、モブ子が本気で勧誘してる。困った顔でこっち見てるけどどうする?」

転校生「ともちゃーん!がんばれー!」

モブ美「おお、持ち直した。びしっと断ったね」

転校生「ともちゃん、りょーりはがんこなのに・・・がんこ、なのに・・・」

モブ美「頑固すぎるのも考え物ねー」

転校生「そういや、もぶみちゃんはなんでもぶみなの?」

モブ美「モブ子とモブ佳とよく一緒につるんでたら、気が付いたらモブ美って呼ばれてた」

転校生「へぇー・・・ほんみょーは?」

モブ美「水嶋久美(みずしま くみ)」

転校生「ぜんぜんかすってない!「み」だけ!」

モブ美「でしょー?あ、私ちょっと手芸部の方見に行ってくるから、あとで来てねー」

転校生「あ、はーい」

転校生「しゅげーぶ・・・だれかいたような・・・だれだっけ・・・?」

~オカ研~

ゆえ子「ようこそ、オカルト研究へ」

転校生「ゆえちゃんはここだったっけ?」

ゆえ子「はい。転校生さんも占いどうですか?お金は取りません。今ならなんと百発五十中です」

転校生「そーなの?」

ゆえ子「はいはい。ささ、どうぞどうぞ」

・・・

転校生「なんか、みたことあるひとがいるなぁ・・・」

Yes,I am!

オレノウラナイハ3ワリアタル!

ゆえ子「基本皆さん引っ込み思案の人見知りなので話しかけなければ無害ですよ。ささ、こっちへ」

転校生「はーい」

ゆえ子「では、さっそく転校生さんの未来を占いましょう。むむむ・・・みえ・・・!?」

ゆえ子(これは・・・まさか・・・いえ、そんなはず・・・)

転校生「どーしたの?」

ゆえ子「・・・すみません、うまく視えませんでした」

転校生「えー・・・うそだね」

ゆえ子「いえいえ、ほんとですって」

転校生「むー・・・」

ゆえ子(言えるわけ、ないじゃないですか)

ゆえ子(あなたが、銃に撃たれて死んでる未来が視えた、だなんて)

ゆえ子(・・・以前も同じものが視えました。やはり、この未来はまだ変わっていない)

ゆえ子(なんとか、ほかの人にも協力してもらいたいですが・・・)

~天文部~

ミナ「・・・来ない!」

梓「やっぱ直接呼びに行った方がいいんじゃないッスかねぇ」

ミナ「待てば海路の日和ありという。果報は寝て待てとも言う。つまり、ほしいものがある時は待つべし!」

恋「そもそも、あやつはここに普段から来慣れておるでの。わざわざ来るまでもないと考えてるんじゃないのかの?」

ミナ「えっ・・・その発想はなかった!」

心「え、ええと、転校生くんは今体育館にいますね。剣道部の様子を見ているようですが・・・どうします?」

ミナ「殴りこみだ!聖戦のときは今ぞ!」

卯衣「大丈夫なのかしら」

恋「もちろんダメに決まっておるじゃろ」

梓「ぶちょー。自分、いちおー風紀委員ッスからねー。度が越してたら咎めるッスよー」

ミナ「うっ・・・じゃ、じゃあ、どうしたら・・・」

梓「転校生くんのことッスから、呼べば来るんじゃないッスか?」

ミナ「そうか!ウィザードよ!召喚を!」

心「は、はい!ただいま!」

恋(空元気・・・ではなさそうか。まったく、心配かけおって)

恋(じゃが、まだ問題が解決したわけじゃない。ちゃんと、わっちが支えてやらんとの)

~一大事~

刀子「くっ・・・はぁ・・・はぁ・・・負け、か」

怜「はぁ・・・はぁ・・・強いな、支倉。さすがは野薔薇の守り人だ」

刀子「そちらこそ、神凪一刀流の使い手でござる。拙者の完敗だ」

怜「本来は薙刀なんだろう?いつか、そちらとも手合わせしてみたいな」

転校生「ふたりとも、すごい・・・」

姫「あなたも成長すれば、あれくらいできるようになりますわ。鍛錬を欠かさず積み重ねていれば、です」

転校生「うん・・・ぼく、がんばる!かっこよくなりたい!」

姫「その意気です。では、後日私が完璧なスケジュールを」

転校生「それはいらない」

姫「んなっ!?」

転校生「・・・あれ?なっちゃん?」

夏海「はぁ、はぁ・・・れ、怜!ちょっと匿って!」

怜「ど、どうした、夏海。いったいなにがあった!?」

夏海「い、いいから!おねがい!」

転校生「・・・ん?あー・・・あれかあ」

姫「何か知っているんですの?」

転校生「けーたいにね、めーるできょーはくじょーがおくられてきたの」

姫「あら、それは・・・ええ!?なんですって!?」

転校生「やりかえしたけど」

姫「どうやって?」

転校生「なっちゃんのぼつかいすうをばらすぞっておくりつけといた」

姫「・・・たくましいですわね」

~手芸部~

ありす「・・・・・・」ソワソワ

クレプリ「ありすー、もーちょっと落ち着けやい。さっきからぬいぐるみが全部少年になってるさね」

ありす「ここで・・・・・・もっ・・・なかょ・・・・」

クレプリ「十分仲は良いと思うんだけどなぁ」

モブ美(ふーん、ありすちゃん、そんなに転校生くんのこと好きなんだ)

モブ美(・・・実はショタコン?)

ガラッ

転校生「しつれーしまーす」

ありす「・・・・・・!」

クレプリ「お、来た!少年、よく来たさね!」

転校生「あれ?なんでありすちゃんが・・・ああ!ありすちゃん、そーいやしゅげーぶだった!」

クレプリ「忘れてたのか?ま、幽霊部員だからしゃーないっちゃしゃーないけどな」

モブ美「よく来たね~。ここが手芸部だよ。ま、見ての通り布と裁縫道具ぐらいしかないけど」

転校生「ほんとだね・・・なにしたらいいの?」

ありす「ぇと・・・ぃ、いっしょに、かば・・・つくろ・・・?」

転校生「カバン?ありすちゃん、かばんつくれるの!?」

ありす「ぁ、ぅん・・・」

モブ美「さて、あとは若いもの同士で・・・」

クレプリ「オレっちたちは外で待ってるさね」

「ありすちゃーん、がんばれー」

ありす「ぇ、ぇ・・・?ひ、ひと・・・」

ありす「ま、まって、まって・・・くださ・・・ぁ・・・」

転校生「いっちゃったね」

ありす「ぁ・・・ぅ・・・そ、その・・・つ、つくろ・・・か・・・?」

転校生「うん!」

・・・

モブ美「やべー、二人とも超かわいい」●REC

クレプリ「いい趣味してるさね。ちゃんと焼き増ししてくれよ?」

モブ美「合点承知の助」

クレプリ「センスが古いなぁ・・・」

~最終結論~

風子「すいませんね、ちょいと岸田に説教してたら合流できませんでした」

転校生「いいよ!なっちゃん、いまさっちゃんにおこられてるんでしょ?」

風子「はい。24時間耐久コースです」

転校生「ふーちゃんがあいてるならいいの」

風子「まあ、本人もやるつもりはなかったって言ってましたし・・・やってますが」

風子「反省の余地はあるんで、アンタさんが気にすることはないですよ」

風子「んでんで、どうでした?どっか入りたい部活とか、気に入った部活とかありました?」

転校生「しゅげーぶでかばんつくったよ!こんどふーちゃんにもつくったげる!」

風子「ありがとごぜーます(す、スキルの上達が早くて追いつかない・・・女として負けた気分が・・・)」

転校生「あとねぇ・・・」

転校生「さっかーもやきゅーもばすけもばれーもてにすもぜんぶあぶないんだね!」

風子「まあ、グリモアのはちょっとばかし、こせーてきですからね」

転校生「でも、ぜんぶたのしかったから・・・どこにもはいらない!」

転校生「あそびたくなったらあそびにいくの!」

風子「そーですか。・・・じゆーですね」

転校生「・・・でも、なんかわすれてるよーな・・・」

・・・

ミナ「サーヴァント、結局来なかった・・・」

梓「ほ、ほら、報道部の脅迫事件とかあって騒がしかったッスし、仕方ないッスよ」

心「ごめんなさい、ごめんなさい!私があれを転校生さんに届かないようにしなかったから!」

恋「いや、おぬしの責任じゃないじゃろ。今回は運が悪かった。まあ、また遊びに来てくれるじゃろ」

卯衣「最終的に、転校生くんはどこにも所属していない。だから、まだ可能性はあるわ」

ミナ「うう・・・次こそ、次こそ絶対入部させてやるーっ!」

今日はここまで!鳴子とか薫子とかから鍛えられた転校生は並大抵の脅迫や云々には負けません。むしろやり返すまである。
でもホラーと人形は苦手。弱点を突かれたらすぐに弱る。
本来ならミナは他の卒業生たちの様子を確認しに行ってるんだろうけど、転校生を待ってたから部屋から出てないということで。
まあ本編より元気だしいいよね。
壁ドンの会社、もう少しキャラの口調とか確認してくれてもいいんじゃないかな・・・
説明に無口って書いてるありすが全然無口じゃないよ・・・でもこのありすもありな気がしてくる。
でもやっぱりちゃんとしてほしい所存。
ありすありあり(合言葉)

ありすありあり
これで6歳なのか...

ありすありあり
天文部……w

~出会いは突然に~

転校生(さいきん、だんぼーるつかってないなぁ・・・)

転校生(はっちゃんがたいきゅーてすとでぜんぶこわしちゃったし)

転校生(ゆきちゃんもあたらしいのつくるとしてるけど、なかなかできないみたいで)

転校生(そろそろつぎすれだからだんぼーるもいっしんしたいし)

転校生(うーん・・・)

・・・

みちる「なんだ私こんな大量の段ボール運んでるんだろ」

みちる「普通転校生にこんなことさせるかなぁ?これって後輩いびり?」

みちる「・・・なーんて。ジャンケン負けただけなんだけどねー・・・なんかむなしくなってきた」

みちる「さっさと終わらせよっと」

・・・

転校生「うん?」

みちる「お?」

転校生「しらないひとがいるーーー!?!?!?!?!?」

みちる「こどもがいるーーー!?!?!?!?!?」

~目が合う瞬間~

みちる「・・・」ジー

転校生「・・・」ジー

みちる「そもさん!」

転校生「せっぱ!」

みちる「・・・君、やるね」

転校生(まえりっちゃんたちがやってたから、ちゃんとおぼえてるもんね!)

みちる「で、なんで子供がここに?もしかして、君も魔法使い?」

転校生「うん。そーゆーきみも、まほーつかいだね」

みちる「そうだよ。転校してきたばかりなんだ、よろしくね」

転校生「よろしくー」ジー

みちる「・・・」

転校生「・・・」ジー

みちる「もしかして、これがほしいの?」つ段ボール

転校生「うん!」

みちる「んじゃ、一個上げるよ。どうせ捨てる奴だし」

転校生「そうなの?もったいないなぁ・・・」

みちる「よくわかんないんだけど、魔導兵器開発局に持ってってくれって言われたんだよね」

みちる「名前からして、なんか機械の試し打ちに使ったりするんでしょ?」

転校生「あー、ゆきちゃんの・・・ばしょわかる?」

みちる「わかんない。入学案内見ながら移動中だよ」

転校生「それじゃあ、つれてってあげる!こっち!」

~ややこしい~

風子「おや、転校生さん」

転校生・みちる「「はーい・・・え?」」

風子「ん?」

みちる「え、君も転校生なの?」

転校生「えっと、てんこーせーだけどてんこーせーじゃないというか・・・」

風子「あー、アンタさん、たしか松島、ですよね」

みちる「はいはい、松島みちるでーす」

風子「どうも、はじめまして。水無月風子です。えっと、ちょいとややこしい呼称なんですが・・・」

風子「彼、あだ名が転校生なんですよ。だから、この学園で転校生って読んでたら大体この子のことって考えてもらってけっこーです」

みちる「へぇ~、そーなんだ」

転校生「ちなみに、ふーちゃんはふーきいいんちょーだよ」

みちる「・・・へっ!?あ、こ、こんな態度で、し、失礼しました!」

風子「いや、別に畏まらなくてもいーですよ。ウチは見てのとーりゆるーい感じなんで、あんまかたっくるしいのは好きじゃねーんです」

風子「これも何かの縁です、仲良くしましょ」

みちる「は、はい!」

転校生「ふーちゃん、ぼくたち、ゆきちゃんのとこにだんぼーるもってくから・・・」

風子「あっ、用事がありましたか。すいませんね、呼び留めちゃって」

みちる「い、いえいえ、とんでもない!大丈夫です!」

風子「だからそんなに・・・まぁ、その辺は追々わかってもらいますか」

転校生「それじゃ、またねー」

風子「はい、また」

みちる「い、行っちゃった・・・君、なんかすごい人と仲いいんだね・・・」

転校生「そーかな?」

~謎の段ボール~

転校生「ゆきちゃーん」

結希「あら、転校生くん。それと、松島さんね」

みちる「あっ、検査のときの人!」

結希「宍戸結希よ。どうしたの?・・・手に持っているもので分かったわ。ありがとう」

転校生「うまくいってるー?」

結希「正直言うと、あまり。さすがに陸・海・空のすべてで行動可能で耐久もあるものは高望みし過ぎだったかしら・・・もうすこし段階を踏んでから・・・」

みちる「・・・え?段ボール、なんだよね?ガンダムとか未来的なロボットじゃないんだよね?」

結希「段ボールよ」

みちる「・・・・・・ねえぇ、もしかしてこの人って・・・」ヒソヒソ

結希「頭がおかしいとか言わないようにね」

みちる「え、聞こえてた?」

結希「それくらい予想できるわ」

転校生「ぼくがゆきちゃんにおねがいしてるから、へんなこといっちゃだめだよー」

みちる「君が?はぁー・・・魔法学園って、よくわかんないなぁ・・・」

~取り締まり~

紗妃「さて、今日も一日頑張りますか」

兎ノ助「おう、紗妃。おはよう。今日から当番か?」

紗妃「おはようございます。はい、私がいるからには、猫の子一匹通しませんよ!」

兎ノ助「いや、違反してない生徒は通せよ?」

さら「おはようございますぅ!」

秋穂「おはようございまーす」

ノエル「おはよーございまーす」

紗妃「はい、おはようございます。今日も元気でよろしい」

春乃「朝から元気よく挨拶する秋穂・・・うーん、エネルギッシュ!」

龍季「もはやわけわかんねーよ」

鳴子「いつものことじゃないか」

紗妃「・・・朝比奈さん」

龍季「ん?なんだ?別になんも違反なんかしてねーっての」

紗妃「襟が曲がっていますよ、まったく・・・ほら、直しますから」

龍季「い、いいって、自分でやるから」

紗妃「すぐ終わりますから、大人しくしててください」

龍季「だからいいって」

兎ノ助「ぐふふ・・・いいもんよのう・・・」

転校生「なにがー?」

兎ノ助「そりゃもちろん、女の子同士の絡みっていうのが・・・ってうぉ!?転校生!?いつのまに!?」

転校生「いまきたばっかだよー」

兎ノ助「そ、そうか、ちなみにいまの・・・」

転校生「おんなのこがなんなの?」

風子「・・・にっこり」

兎ノ助「あ、はい・・・わかりました・・・行きます・・・」

~勘違い~

転校生「さっちゃん、おはよー」

紗妃「はい、おはようございまぁぁす!?」

転校生「どしたのー?」

紗妃「え、えっと・・・」

紗妃(え?タバコ!?今転校生さんがくわえているの、もしかしてタバコ!?)

紗妃(こ、この歳でたばこだなんて、いけません!せめて20歳になってからじゃないと!)

紗妃(そうでなくとも、タバコなんて百害あって一利無しなんですから!)

紗妃(でも、悪びれもせず使っているということは、もしかしたら何か意図があって?)

紗妃(見たところ、火はついてないようですし・・・)

紗妃(は、反抗期ですか!?反抗期なんですか!?)

紗妃(とにかく、委員長に報告しないと!)

[ココアシガレット]転校生「うまうまー」

紗妃「ふ、冬樹さん!しばらくこの場をお願いします!」

ノエル「え?あたし妹のほ」

紗妃「姉にできるなら妹にもできるはずです!それではお願いします!」

ノエル「え!?ちょっと!お姉ちゃんがやってるの見たことないよ!?・・・ああ・・・」

さら「行っちゃいましたねえ」

秋穂「どうするの?」

ノエル「えっと・・・やるっきゃない!」

~不良~

風子「まったく、発言に気をつけろっていっつもいってるでしょーに」

兎ノ助「はい、すいませんでした、以後気をつけます」

紗妃「委員長!委員長!大変です!」

風子「あれ、氷川?アンタさん当番は・・・」

紗妃「転校生さんが、転校生さんが、タバコを!」

風子「え?」

兎ノ助「え?」

紗妃「て、転校生さんが不良になっちまっただ!」

兎ノ助「どこの戦闘民族の嫁だよ」

風子「落ち着いて下せー。オチが読めましたんで」

紗妃「オチってなんですか!一大事じゃないですか!」

兎ノ助「俺、紗妃の勘違いに500ペリカ」

紗妃「兎ノ助さん!賭け事は禁止です!」

風子「うーん、真面目ですね・・・一応説明しときますと、ペリカはとある漫画の地下王国の通貨なんで、よーはじょーだんですよ」

紗妃「・・・え?」

風子「転校生さんのもおそらくココアシガレットとかそのへんでしょーし」

紗妃「ここあ・・・しがれっと?なんですか?それ」

兎ノ助「あーそういや怜の親父もよくくわえてたなー。カッコつけてるのにダサかった記憶がある」

怜「・・・」

風子「あ、神凪」

怜「・・・・・・父が、学生時代にタバコを吸っていたのか・・・?」ワナワナ

兎ノ助「だからココアシガレットだって」

怜「シガレットとはタバコのことだろう!・・・こうしてはおけない!悪いが、早退する」

兎ノ助「ああ、だから!お菓子だから!そういう駄菓子だから!」

風子「そろいもそろって面倒ですね・・・」

~風紀委員だよ!ノエルちゃん~

智花「おはようございます!・・・あれ?ノエルちゃん?それに、さらちゃんと秋穂ちゃんも・・・」

ノエル「おはよー。なんか、臨時風紀委員をおしつけられたから・・・」

さら「私たちが!」

秋穂「挨拶してるんです!」

智花「そうなんだ、へぇー・・・」

さら「おはようございまーす!」

「おはようございまーす!」

「おっはよー!」

秋穂「おはようございます!」

「おはよー」

「なんだそのたるんだ声は!秋穂に挨拶するならもっと声張れゴラァ!」

「ひ、ひぃっ!おはようございます!」

智花「なんだか、いつもよりみんな元気だね・・・」

ノエル「そりゃー、元気が取り柄の散歩部が挨拶してるんだもん!みんなつられて元気になっちゃうよ!」

智花「そっか・・・それじゃあ、私朝練があるからもう行くね。頑張ってねー」

ノエル「はーい!」

・・・

イヴ(・・・ノエルが、風紀委員に?・・・いったい、なぜ・・・)

転校生「はいらないのー?」ポリポリ

イヴ「いえ、別に入らないつもりでは・・・えっ!?」

転校生「?」

イヴ(たばこを・・・食べてる!?)

この後>>967のやり取りをもう一度繰り返しますが、無害です

~そして今日も~

紗妃(はぁ、昨日は恥ずかしい目にあいました・・・)

紗妃(でも、もう大丈夫です!同じ失敗はしません!)

転校生「やっと買えたねー」

クレプリ「意外と並んでたさね」

ありす「みんな・・・ぃっか・・・は・・・飲んで、みたぃ・・・し・・・」

紗妃「おはようございます」

転校生「おはよー、さっちゃん」

ありす「ぉはょ・・・ござ、ます」

クレプリ「おはようさね。ありす、早く行かないと、ビールがぬるくなっちまうさね」

紗妃「!?」

ありす「ぁ・・・そ、だね・・・」

転校生「さらちゃんたちもかったみたいだから、ちゃんとなまえかいとかないとね」

紗妃「なっ・・・なっ・・・なっ・・・」

[こどもびいる]転校生「ちゃんとあわあわになるかなー?」

[こどもののみもの]ありす「こっぷ・・・ひゃ・・・」

クレプリ「ちゃんと頼んであるんだよな?」

転校生「うん。ゆきしろさんががんばるって」

紗妃「あ、あなたたち!お酒は20歳になってからですよ!」

転校生「・・・え?」

ありす「・・・・・・ぇ?」

クレプリ「・・・はぁ?」

紗妃「とにかく!没収です!それとすぐに風紀委員室まで!反省文を!」

転校生「こどもびーるだよ?」

ありす「りんご・・・じゅーす・・・ぇす」

クレプリ「ノンアルコールさね」

紗妃「え?」

紗妃「・・・・・・え?」

今日はここまで!970に到達したので次スレ建ててきます!
みちると転校生が会うのはもうちょい先だった気がするけど、スレ移行前にやっちゃおうと思ったんで。
このスレはもうちょい使うので埋めないでください。一番出番が少ない生徒とか出しておきたいんで。
里菜が・・・かっこいいぞ?普段怒らない人間って本気で怒ったとき手が付けられないからなー
どこかで聞いた話だと普段怒らないから、怒ったときにコントロールができないとかなんとか。
転校生のブチギレ具合を知りたい。冷静に怒ってそうだけど、どれぐらいなのか。
ありすありあり(合言葉)

次スレ建てました。

【グリモア】風子「新しい転校生・・・6歳?」智花「今は5歳です!」
【グリモア】風子「新しい転校生・・・6歳?」智花「今は5歳です!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1475338315/)

ループしたので実は年齢が一つ引き下がってます。でも表記は6歳児で。
これの次があれば次は智花のとこが卯衣になるかな。
ありすありあり(合言葉)

ありすありあり
無個性さんは転校早々パシられてるのか...

学園に円堂キャプテンいるなら襲ってきたライの人達に「サッカーしようぜ!」の一言で平和なサッカー対決になったのになぁ…

~忘れ物ズバリ!~

兎ノ助「うのすけ!」

ヤヨイ「ズバリ!」

兎ノ助「本当は寧々とみちるの間に出て区くるはずだったんだけど、忘れてたぜ!」

ヤヨイ「前に転校生勢ぞろいおまけでも忘れられてたしね。嫌われてるのかなぁ・・・」

兎ノ助「そんなことないと思うぜ。装甲はばっちりだし」

ヤヨイ「装甲?」

兎ノ助「そうそう、(胸部)装甲」

ヤヨイ「・・・なんか、邪な念を感じたんだけど」

兎ノ助「えっ?き、気のせいだって!ほら、お便り読めよ、お便り」

ヤヨイ「なーんかごまかされてる気がするけど・・・まあいっか」

ヤヨイ「委員長(小)さんからのお便りだよ」

ヤヨイ「・転校生の好きなものを食べ物と段ボール以外で教えてください」

兎ノ助「いや、自分で聞きゃいいじゃねぇか」

ヤヨイ「まぁまぁ、せっかくだし答えてあげなよ。アタシはわかんないし」

兎ノ助「ま、こういう時は本人を呼ぶんだよな。転校生ー、出番だぞー」















兎ノ助「あれ?」

ヤヨイ「あ、矢文か飛んできた。えっと、なになに・・・」

ヤヨイ「『ただいま転校生くんは立華先輩と空の旅に行ってるんで呼び出せないッス!』だそうだよ」

兎ノ助「おい、そっちの方が気になるんだけど」

ヤヨイ「あ、追記がある。『転校生くんはゲーム類が大好物ッスよ。テレビゲームでも、ボードゲームとかでも。でも委員長が一緒にいてあげるだけで喜ぶと思うんスけどねぇ』・・・だって」

兎ノ助「てか、手紙でもその口調なのか・・・」

~続けてズバリ!~

ヤヨイ「それじゃあ、続きいくよー」

ヤヨイ「ミートドアーさんからのおたよりです」

兎ノ助「肉の扉・・・?」

ヤヨイ「・転校生くんが警戒を解いてる人物はどれくらいいるの?」

兎ノ助「風子だけ」

ヤヨイ「え?ありすちゃんとかは?」

兎ノ助「ありすも警戒されてるぞ。いつ人形が飛び出してくるかわからないからな」

ヤヨイ「それ、なんかベクトルが違う気が・・・」

兎ノ助「ちなみに転校生は警戒を解いた相手にはわがままをいいだすから、それで判断したらいいかもな」

ヤヨイ「へぇー」

兎ノ助「お願いとわがままはまた別物だぞ!」

ヤヨイ「おねがいは~したい、してほしい。わがままは~じゃなきゃやだって感じかな」

兎ノ助「そうそう。あ、卒業の時のは別だぞ。あれは気持ちが高ぶってただけ」

ヤヨイ「そうなんだ。そんなに警戒する必要あるのかなぁ・・・?」

兎ノ助「その辺は>>527-530を見てくれ」

~最後にズバリ~

ヤヨイ「それじゃあ、このスレ最後のおたよりー」

ヤヨイ「掃除好き妹さんからのおたよりです」

ヤヨイ「・先日転校生くんに『結婚しよ?』って言ったら『いいよ』って言ってくれて婚姻届けも書いてもらいました。これって婚約ですよね?あきちゃん大勝利ですよね!?」

兎ノ助「・・・あ、風子が鬼の形相で走ってる」

ヤヨイ「えっと、これってどうなるの?法的に」

兎ノ助「多分、責任能力が無いから無効になると思う」

ヤヨイ「そうなの?」

チッ
チッ
チッ
チッ
チッ

兎ノ助「え、何?いまいろんなところから舌打ちが聞こえたよ!?」

ヤヨイ「あっはっは、楽しい学園だねー。アタシも転校してくる日を楽しみにしてるよ」

兎ノ助「楽しいとかそういうのじゃねーから!誰かー!お巡りさん呼んでー!」

ヤヨイ「と、いうわけでうのズバはここまで!次スレでもあるといいねー」

兎ノ助「あるだろ!・・・あるよな?」

ヤヨイ「それじゃあ、See you again」

兎ノ助「シーユー!・・・って勝手に足すな!」

~おめでた~

レナ「てんこー!てんこー!」

転校生「あ、れなちゃん」

レナ「かりん、うむ、おめでた!おめでた!」

転校生「そうだねー、かりんちゃん、おたんじょーびだよね」

レナ「れな、かりん、あいす。れな、かりん、たすく!おおきに!」

転校生「おいわいかー・・・なんかかいにいく?」

レナ「てんこー、いっしょ!」

転校生「うん!ぼくもおたんじょーびぷれぜんとかいたかったから、いっしょにいこ!」

レナ「いっしょ、かう。れな、かう!」

香ノ葉「それじゃあ、いっしょにいこか」

レナ「このは!このは、かりん、たすく?」

香ノ葉「うん、ウチも花梨ちゃんのお祝いしたいから、一緒に買いもんいってええかな?」

レナ「このは、いっしょ!おおきに!」

転校生「うん!よろしくね!」

香ノ葉「それじゃ、さっそく行こか。かわいいのん選んで上げよな~」

・・・

律「・・・・・・え?」

律「い、今、おめでたって言ってたよな?産むって言ってたよな?」

律「えっと、つまりあれだよな?妊娠・・・だよな?」

律「ど、どうしよう・・・千佳ー!自由ー!大変だー!」

~お買い物~

レナ「このは!このは!」

香ノ葉「レナ、どうしたん?」

レナ「にんげん、いる、おおく、です」

香ノ葉「そやねー、人がいっぱいやね」

転校生「それでそれで、なにかうの?」

香ノ葉「多分やけどな、花梨ちゃんのことやから料理は自分で作ると思うんよ」

香ノ葉「料理作るんが好きやしな。やから、食べ物系は×」

香ノ葉「としたら、料理のときに使うエプロンとか、ミトンとか」

香ノ葉「そっちやなくても飼育委員の方の道具とか・・・」

香ノ葉「そんな感じので選んだあげたらいいんやないかな?」

転校生「そっかー・・・」

レナ「えぷろ?みと?」

香ノ葉「料理に使う道具やえ、レナ。ほら、前掛け前掛け」

レナ「まえかけ?」

香ノ葉「ほらほら、料理作ってるときこの辺ににかけてるやつ」

レナ「わかる!れな、まえかけ、わかる!」

香ノ葉「あちゃー、そっちで覚えちゃったか・・・ま、ええか」

転校生「エプロンならワッペンとかつけてもいいかもね」

香ノ葉「そうやね。可愛いのつけて女子力アップなんよ」

~尾ひれ~

律「だーかーらー、ほんとなんだってば!」

千佳「はいはい、どーせ勘違いでしょ」

自由「エイプリルフールは9日前っすよー」

律「嘘じゃないって!おめでたって言ってたし、産むっていってたんだって!」

律「嘘だと思うなら転校生に聞いてみろよ!あいつと誰かがしゃべってたから!」

千佳「そう?んじゃ、電話してみるわ」

自由「携帯取り出しポパピプペー」

千佳「私のいいとこ、の・べ・よ♪」

千佳「あーもしもし、転校生?ちょっと聞きたいことがあってさー」

千佳「うんうん、なんか律がえ、里中がおめでたとか産むとか言ってたって話を聞いたらしいんだけど・・・」

千佳「・・・え?マジで?」

千佳「ちょ、ま、マジなの!?ちょっとちょっと、ねえ!」

千佳「い、いつ!?相手は!?そ、そりゃ相手はいるっしょ!」

千佳「え?知らない?そりゃそっか」

千佳「うん、ありがと。そんじゃね」

千佳「・・・マジだった」

律「ほーら、ほら言ったろ!?あとでパフェ奢ってもらうからな!」

自由「いや、しかし、里中氏が妊娠したとは・・・自分、お嬢に伝えてくるっす!」

千佳「え!?広めない方がいいんじゃない!?」

・・・

ソフィア「な、なんと!里中さんがぷりぐなんと!?」

ソフィア「えっと、えっと・・・初音さーん!へるぷみー!」

~一緒に作ろ~

転校生「あーりすちゃん!」

ありす「転校生、くん・・・?どぅし・・・」

転校生「あのね、ちょっとおねがいがあるの。エプロンをね、かわいくしたいなって」

ありす「?」

転校生「かりんちゃんのたんじょーびだから、おいわいしたいなーって」

ありす「ぁぁ・・・ゎかり、した。ぉてつだぃ、します」

転校生「ほんと?ありがとっ!はやくいこっ!まってるよ!」

ありす「まって・・・?」

・・・

香ノ葉「今日はよろしくやえ、ありすちゃん・・・いや、先生!」

レナ「よろしく、たのむ、ます!」

ありす「ぇ、ぇっと・・・てんこ、く・・・こっち・・・」

転校生「なぁに?」

・・・

クレプリ「少年だけじゃなかったのか!?」

転校生「うん。さっきね、このはと、れなちゃんといっしょにおかいものいってきたの」

転校生「それでね、せっかくだしししゅーとかしたいなーってなってね、ありすちゃんができるよーって」

ありす「で、できる・・・ど・・・」

転校生「めいわくだった・・・?」

ありす「ぁ、ぅ・・・だ、だぃじょぶ、ぇす」

クレプリ「ありす、いいのか?」

ありす「ぅん。ぃっかい、きぃた・・・から」

転校生「ほんとに?・・ありがと!」

クレプリ「んじゃ、そうと決まれば早速始めるさね!今日はもう残り少ないぞ!」

~ぎりぎり~

明鈴「お腹いっぱいアル!ごちそうさま!」

花梨「おーおー、よく食べたすけな。あんだけおいしそうに食ってくれたすけ、オラもうれしいべ」

小蓮「あっ、皿洗いは私たちがやるネ!花梨はおとなしくしてるコトヨ!」

ましろ「皿洗いくらい、さらっと洗い流しますよ・・・フフ」

花梨「そうかぁ?そんじゃ、早速お願いするすけな。よろしく頼むべ」

小蓮「中国4000年の皿洗いの技術を見るネ!」ジャブジャブ

明鈴「こんな感じの洗剤ができ始めたのは最近アルよ」ジャブジャブ

ましろ「細菌を殺すのは最近の洗剤・・・フフ」キュッキュッ

ドタドタドタ

転校生「かりんちゃん!」

レナ「かりん!」

香ノ葉「はぁ・・・はぁ・・・ま、間に合ったんよ・・・」

花梨「レナと転校生と白藤か?悪いけど、もう料理は全部食っちまったすけな」

香ノ葉「え、えっと、そうじゃなくて・・・やね」

レナ「かりん!おめでた!うむ、おめでた!」

転校生「かりんちゃん、おたんじょーびおめでと!」

香ノ葉「プレゼント渡しに来たんよ。完成するのに時間かかってもうてな」

花梨「おお、わざわざあんがとなぁ。あけてもいいべか?」

転校生「どうぞー!」

花梨「どれどれ、中身は・・・おお、エプロンか!しかも、刺繍までしてくれてるすけな」

転校生「ありすちゃんにおてつだいしてもらって、れなちゃんと、このはと、ありすちゃんと、ぼくでつくったの!」

香ノ葉「エプロンの方は既製品やけど、かわいいの選んで来たえ」

レナ「かりん、うれし?」

花梨「ああ、うれしいすけ。3人とも、ありがとな。後で楠木にも礼をいわなきゃなんねぇすけな」

花梨「ありがとな。こーんなみんなに祝ってもらえて、オラは幸せもんだ」

~はっちゃんのたんじょーび・・・?~

転校生「あ、はっちゃん!」

初音「お、転校生、悪いけど、今ちょっと忙しいんだ」

転校生「そーなの?」

初音「うん。あ、お前も聞いたか?里中が妊娠したって」

転校生「にんしん?」

初音「子供ができたんだよ」

転校生「・・・え?な、なにそれ。ぼく、しんないよ?」

初音「そんじゃあ教えてやる・・・って言っても今言った通りだけどな」

初音「なんか一昨日ぐらいから噂が立っててさー。ちゃんと聞いたってやつもいるみたいだし」

転校生「そーなの?」

初音「つーわけだから、あたしも盛大に祝うためにいろいろ準備してるんだよ」

転校生「えっと、それじゃあ、はい、これ!ぷれぜんとだけ!」

転校生「はっちゃんも、おたんじょーびだから!」

初音「お?あー、そういやそうだったなー・・・すっかり忘れてたZE☆」

初音「んじゃ、ありがたくいただいとくよ。あっ、パーティーの時間になったらもあっと送るから、逐一確認しろよな」

転校生「りょうかいであります!」

~事実確認~

転校生「ふーちゃん、ふーちゃん」

風子「ん、どーしました?」

転校生「かりんちゃんにあかちゃんができたって、ほんと?」

風子「あー、噂になってるやつ・・・」

風子「十中八九嘘ですね」

転校生「そーなの?でもはっちゃんがぱーてぃーするっていってたよ?」

風子「止めて下せー。やるならやるで本人に事実確認してからするように、と」

転校生「はーい」

風子「しっかし、なんでこんな噂が・・・?」

・・・

花梨「はぁ?オラが?んなもんしてねぇべ」

沙那「やはり、でしたか。想像はついていましたが・・・」

花梨「そったらことしてる暇ねーすけな、今は小蓮や、明鈴、レナのことで手一杯だすけ」

沙那「そうでしたか。それでは、そのように伝えておきます」

花梨「悪いな、こんどなんか作るべ、リクエストしてけろじゃ」

沙那「でしたら、和風パスタをお願いしますね」

~犯人~

千佳「り~つ~!!!」

律「ま、待てよ!千佳だって転校生に聞いたんじゃん!」

千佳「喋ってた相手が相馬だったんでしょ!?そこまでちゃんと言ってよ!」

律「そこまで確認してなかったんだってばー!」

自由「やれやれっすねー。自分もノセられちゃいましたから、お嬢への弁明が大変だったっす」

律「悪かったって」

千佳「この前のパフェの分、ちゃんと返してもらうからね!」

自由「自分、アンネリーゼのウルトラスーパーデラックスパフェを所望しまーす」

律「マジで!?あれすっげー高い奴じゃん!あまりにも高すぎて全然売れないってももが嘆いてたヤツじゃん!」

千佳「こっちは恥かいたんだし、当然でしょ!」

自由「後は迷惑かけられた本人の里中氏も呼んでー、ついでに料理部の皆さんも呼んでー」

千佳「転校生も呼んじゃおっか」

律「ちょ、ちょっと待て!アタシが破産する!金が足りなくなる!」

千佳「覚悟しときなさいよ~」

自由「もうカロリーは気にしない!食えるだけ食うっす!」

律「か、勘弁してくれーーー!!!!!」

今日はここまで!次回でこのスレも終了かな。
1スレ以上書くのは初めてだから、どこまでありすエピソードを続けられるか・・・
ありすのお姉ちゃんらしさはどれくらい出せばいいのか・・・
萌木の中の人つながりの人ぐらいに出してもいいのか・・・
もちろん今回の話ではさっちゃんともえちゃんが大暴走してましたが、書くまでもなくわかるよね?
ありすありあり(合言葉)

おつ、ありすありあり
しっかしあれだな、レイドイベはほんとシリアスだな

ありすありあり
イベントがシリアス展開だからこのスレくると和むな...

~ふーちゃんといっしょ~

―5:30―

ppppppppp

風子「ん・・・朝ですか・・・」

転校生「ふわぁ~・・・ふーちゃん、おはよ!」

風子「ん、おはようごぜーます」

転校生「きょういちにり、ひばんなんだよね!」

風子「はい。どっか出かけますか?」

転校生「おでかけはいいから、いっしょにいるの!ふーちゃんといっしょ!」

風子「ん、わかりました。たまにはぐでーっと過ごしてもいーかもしれませんね」

風子「こう、ぐでーっと」

転校生「ぐでー」

風子「・・・zzz」

転校生「zzz」

~ふーちゃんとあさごはん~

―7:30―

風子「zzz・・・んん・・・?あー・・・二度寝しちゃってましたか」

風子「転校生さん、起きてくだせー。朝ご飯食べますよ」

転校生「んん・・・?ん・・・ふわぁぁ・・・むにゅむにゅ・・・」

転校生「・・・はっ!あさだ!」

風子「さっきも一回起きましたよ。久しぶりに二度寝なんてしました」

転校生「ぼくもひさしぶりー」

風子「んじゃ、ちゃちゃっと用意しちまうんでしばらくおまちくだせー」

・・・

風子「パンに目玉焼きのせただけの簡単な奴ですが、どーぞ」

転校生「いただきまーす!」ハグハグ

風子「んじゃ、ウチも。いただきます」

転校生「んっ、はんじゅくとろとろー!」

風子「ウチもだいぶんうまくなってきましたね。ほら、口についてますよ」フキフキ

転校生「んっ」

風子「ふー・・・平和ですねー」

転校生「ごちそーさま!」

風子「はい、お粗末様です」

~ふーちゃんとゲーム(アナログ)~

風子「王手」

転校生「あっ!えっと、えっと、これがこうなって、そしたらこうなって・・・こ、こうだ!」

風子「王手」

転校生「あっ!えっと、えっと・・・まいりました」

風子「ん、アンタさんもまだまだですね」

転校生「ふーちゃんつよいー」ブー

風子「趣味がアナログゲームですから。こういうのは大好きで大得意ですよ、ええ」

転校生「もっかい!もっかいやる!」

風子「いーでしょう。何回でもかかってきなせー。返り討ちにしてあげます」

転校生「こんどはまけないぞー!」

・・・

風子「はい、王手」

転校生「ああっ!・・・つ、つみ・・・です」

風子「はい、これで3れんしょー。ま、よくがんばったほうじゃねーですか?」

転校生「う~~~~!!!!」

~ふーちゃんとおひるごはん~

風子「さて、おひるごはんどーします?食堂まで行くか、作るか・・・」

転校生「つくろーか?」

風子「え、うーん・・・」

風子(転校生さんが作るとウチの自信とかその他諸々が一気に叩き潰されるんですけど・・・)

転校生「どう?」キラキラ

風子(ものすごく作りたいって顔をしてますね・・・)

風子「じゃあ、おねがいしていーですか?」

転校生「うん!」

・・・

転校生「できたよー」

風子「おお、これは・・・炒飯ですね」

転校生「きょうはうまくいったよ!ぱらぱら!」

風子「んじゃ、いただきます」

転校生「めしあがれー。ぼくもいただきまーす」

風子「んっ、なるほど、なかなかのパラパラ具合・・・これが難しいんですよねー」

転校生「みするとべちゃべちゃだからねー」

風子「もしくは焦げ焦げとか。ウチも何回焦がしたりべちゃらせたりしたことやら」

転校生「おいしい?」

風子「ええ、絶品です。おいしいですよ」

転校生「えへへ、そう?うれしいな♪」

~ふーちゃんとゲーム(デジタル)~

風子「あっ、とられた!」

転校生「このままいっきに・・・といやっ!」

風子「ああっ!耐えろ、耐えるんです!・・・ああ~・・・無理でした・・・」

転校生「いえーい!かったー!」

風子「ぐぬぬ・・・もーいっかいしましょう」

転校生「いーよいーよ。なんかいでもかかってきなさーい!」

風子「この物言いがすごくむかつく!その伸びた鼻っ柱叩き折ってやります!」

・・・

風子「ここです!」

転校生「あっ!」

風子「か、勝った!ウチの勝ちですよ!」

転校生「う、うう~・・・まだぼくのほうがかちこしてるもんね!」

風子「お、それじゃあ負けこすまでやってあげましょーか?」

転校生「きょ、きょーはこのくらいでかんべんしてあげる!」

風子「はいはい、つごうーがいーことで」

転校生「む~、いっかいかったぐらいでえらそうに~!」

~ふーちゃんとおべんきょう~

風子「んじゃ、ウチちょっと宿題やっててもいーですか?」

転校生「うん。ぼくもしゅくだいやるのー」

風子「あれ?もう授業が・・・?」

転校生「しののめじゅくのしゅくだいっ!どりるもらったんだよ!」

風子「算数ドリル・・・あー、懐かしい。こんなのつかいましたねー」

転校生「あとね、ひゃくますけーさんもやるの!じかんはかるんだよ!」

風子「それもやりましたやりました。ちっちゃいころを思いだしますねー」

転校生「ふーちゃんはいまでもちっちゃいでしょ」

風子「生意気言うのはこの口ですか!」ギュー

転校生「ほっへひっはははいへー!」

風子「まったく、いーですか?ウチがちっさいんじゃなくて周りが大きいだけなんです」

風子「だからウチはふつーなんですよ。ね?」

転校生「あいどるの『ふたみまみ』ちゃんが13さいでふーちゃんよりせもおっぱいもおっきいよ?」

風子「生意気いうのはこの口ですか!」ギュー

転校生「ほっへひっはははいへー!」

~ふーちゃんとばんごはん~

転校生「たまねぎきったよー。いためとくねー」

風子「おねげーします。ウチは付け合わせの準備しとくんで」

転校生「はーい」

風子「んー、ジャガイモをレンジであっためて、つぶしてっと。アンタさん、にんじんは大丈夫なんでしたっけ?」

転校生「だいじょーぶだよー」

風子「んじゃ、人参も切っちまって、キュウリを薄切りに・・・」

転校生「たまねぎおわったよー。あらねつとりたいけど、うちわある?」

風子「そこにありますよ」

転校生「はーい。ばさばさつばさーようせいのつばさー」パタパタ

風子「ゆでたまごも・・・うん、いい具合に固いですね。これを切るようにつぶして、塩・胡椒とマヨネーズをいれて・・・」

風子「ポテトサラダのかんせーです」

転校生「こっちもあらねつとれたから、おにくこねちゃお!」

風子「あわてなくてもひき肉は逃げませんよ。はい、投入~」

転校生「しおをひとつまみ、それでてばやくこねる!」コネコネ

風子「しっかり練ったらパン粉とさっきの玉ねぎ、それに卵にナツメグですね」

転校生「ぼくなつめぐあんまりすきじゃない・・・」

風子「んじゃ、やめときますか。どーせただの香辛料ですし。んじゃ、さらに混ぜてっと」コネコネ

転校生「よくまぜたらくーきをぬいてー」ベチベチ

風子「キャッチボールみたいに・・・って聞いたからまえ強くやりすぎて飛び散っちゃったんですよね」ベチベチ

転校生「かたちができたから・・・さあやくぞ!」

風子「さすがに今回は失敗しませんよ」

・・・

転校生「かんせー!ふーちゃんといっしょにつくった、ハンバーグ!」

風子「THE・ハンバーグってかんじのハンバーグですね。付け合わせにポテトサラダとレタス」

転校生「はやくたべよっ!おなかすいたー!」

風子「んじゃ、手を合わせて」

風子・転校生「「いただきます」」

~ふーちゃんとトランプwithありす~

風子「3のトリプル」13→10

クレプリ「えっ、早速か!?うー、パス!」14

転校生「5のとりぷるー」14→11

ありす「10の・・・とり・・・」13→10

風子「あー、パスで」

クレプリ「パス」

転校生「1のとりぷるだ!どうだ!」11→8

ありす「2の・・・とり・・・」10→7

クレプリ「おおう、ジョーカー入り・・・」

風子「こんな序盤で強いの捨てちゃっていーんですか?」

ありす「・・・Qで、かくめぃ、ぇす」7→3

転校生「え?」

風子「ぱ、パス・・・」

クレプリ「パス」

転校生「パス」

ありす「8の、だぶ・・・で・・・がして・・・」3→1

ありす「9で・・・ぁがり、ぇす」

クレプリ「な、なんつう手札だ!」

転校生「かくめいのこったまんまだし!」

風子「3を捨てたのはミスでしたねー・・・結果論ですが」

ありす「♪」

~ふーちゃんとおふろ~

風子「わしゃわしゃーっと」ワシャワシャ

転校生「あわあわー」

風子「アンタさんもけっこー髪が伸びてきましたね。切りますか?」

転校生「んー、こんどねー。どこかかゆところはございませんかー?」

風子「それどっちかというとウチが言う側なんですが」

転校生「ございませーん」

風子「ないんですか」

風子「んじゃ、そろそろ流しますよ」

転校生「はーい」

風子「それっ」ザバー

転校生「きゃーっ!・・・へーき!あたまもりマキナくん(天製作のシャンプーハット)があるもん!」

風子「本人に全くかからないように設計されたシャンプーハット、しかもオーダーメイドですか。ぜーたくすぎますね」

転校生「ふーちゃんもつかう?」

風子「さすがにウチはへーきですよ。んじゃ、ウチ洗っとくんで湯船につかっててくだせー」

転校生「はーい・・・ぶくぶくー」

風子「あんましきれーなもんじゃねーですから、のまねーよーに」

転校生「ばびぼぼぶばぼー」ブクブク

風子「なんて言ってるのかさっぱりです」

~ふーちゃんとおやすみ~

風子「んじゃ、そろそろ寝ましょっか。明日からまた、いつもどーりですよ」

転校生「はーい。おやすみなさーい」

風子「はい、おやすみなさい」

・・・

転校生「すぅ・・・すぅ・・・zzz」

風子「ぐっすり、ですね」ツンツン

転校生「わぷっ、わぷっ・・・zzz」

風子「ん、やわらけー・・・子供のほっぺたです」

風子「手も、こんなに小さい。背中も、足も、こんなに小さい」

風子「なのに、アンタさんはとてつもなく大きなものを背負ってます」

風子「・・・すこしでも、ウチが支えてやれてればいいんですけどね」

風子「この小さな手で、持ちきれない分くらいは、持ってあげよ―じゃありませんか」ギュッ

―つないだこの手は小さくて、いつか大きくなって離れてしまうけど

風子「ウチの卒業まで、3年ですか」

風子「そのあとは、どんなふーに育つんでしょーね」

風子「・・・ちゃんと、いい子でいてくれますかね」

迷子になってしまわないように、最後までちゃんと握っていよう―

転校生「すぅ・・・ふー・・・ちゃん・・・だい・・・す・・・き・・・」

風子「・・・ウチもですよ。転校生さん」

風子「おやすみなさい」

このスレはここまで!後は煮るなり焼くなり埋めるなりしてください!
風子との日常的なものを描きたかった。全編ありすやったことあるし問題ないよね?
次スレはおたすけ魔法少女!フェス会場はお任せですっ!から始まります。
転校生、初めてライブを生で見るの巻。ありすは今回もお留守番です。
ありすありあり(だと思ったか?)
ふーちゃんにふーふーしてもらいたい(願望)

ありすありあり
もう完全に親子だなぁw

ありすありあり
>>1000ならありすで小ネタお願いします

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