男「俺がクズになった理由」 (41)

男「…はぁ」

男「…本当にこんなのでいいのかね」

男(…まぁ、取り敢えずアイツの言う通りにしてみるか)

男(クズノートを書け、か…)

クズノート

俺はクズだ
自分でも自覚しているが卑怯で汚い男だ
例えば、俺はクラスで表向きでは大人しく物静かな生徒として通ってる
…だが、裏ではクラスの中心的人物の弱みを握り、そいつを使ってクラスを俺の思うままに導いている
他にも、中学時代にいじめられた経験のある生徒が高校デビューをして、俺の双子の妹をいじめてたんだが…
俺はそいつの過去を例のクラスの中心的人物に吹き込み、本人やそいつの友人、クラスメイトの前で執拗に中学時代の話をさせた
その結果、そいつは変なプライドがあったからか、伸びきった鼻をへし折られ不登校になった
まだまだ、俺のクズっぷりを表す話はあるが、その話はまたの機会に書く事にする
       男



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1470107169

男(……そもそも何で俺が“クズノート”を書くようになったか)

男(それには訳があr)

コンコン

双妹「ご飯だよ」ガチャ

男「…あ、はい、今行く」

妹「ん?それ、何書いてたの?」

男「…お前は知らなくてもいい事を書いてた」

妹「あ、そう…まぁ、夕飯冷めちゃうから早いとこ降りてきなよ」ガチャン

男「お、おう」

男(…さて、邪魔が入ったが少しこのノートを書く事になった切っ掛けについて振り替えるとしよう)

一ヶ月前 学校
ガヤガヤ

男「………」ペラッ

DQN「うぇーいwwww」

ギャル「お前、二日酔いかよwwww」

DQN2「まぁ、昨日は大分飲んだからな」

DQN2「というより、こいつは普段から酔ってるのと変わらないけどな」

ギャル「wwwww」

DQN「ちょwwwそれはねーわwwww」

男「………」ペラッ

女「…ねぇ、男君」

男(…あぁ、うるせぇ……でも)ペラッ

女「ねぇ、聞こえてる?」

男(……まぁ、こいつらの生殺与奪は俺が握ってる訳だし、気にいらなくなればいつでも…)

女「おい」

男(ん、急に本のページの上に影が…)ペラッ

女「…ねぇ、無視するの?」グイッ

男「…うわっ、何だよお前!」

DQN「女さんwwwww男の襟首掴むとかwwwwグッジョブwwww」

男(…あいつ死んだな、覚えとけy)

女「…どうして私を無視したの?」

男「…お前こそ何でいきなり襟首掴むんだよ?」

女「…そんな事はどうでもいいから」

男「はぁ?何だt」

女「…取り敢えず着いてきなさい」ガシッ

DQN「おぉっとwwww女さんwww男を掴んでwwww」

男「ちょっ、何なんだおm」

女「いいからはよ」ズルズル

DQN「これはwwwwwwwww」

男(よしDQNは消す)ヒキズラレ

女「…」ズルズル

荒らしその1「ターキーは鶏肉の丸焼きじゃなくて七面鳥の肉なんだが・・・・」 
↓ 
信者(荒らしその2)「じゃあターキーは鳥じゃ無いのか? 
ターキーは鳥なんだから鶏肉でいいんだよ 
いちいちターキー肉って言うのか? 
鳥なんだから鶏肉だろ?自分が世界共通のルールだとかでも勘違いしてんのかよ」 
↓ 
鶏肉(とりにく、けいにく)とは、キジ科のニワトリの食肉のこと。 
Wikipedia「鶏肉」より一部抜粋 
↓ 
信者「 慌ててウィキペディア先生に頼る知的障害者ちゃんマジワンパターンw 
んな明確な区別はねえよご苦労様。 
とりあえず鏡見てから自分の書き込み声に出して読んでみな、それでも自分の言動の異常性と矛盾が分からないならママに聞いて来いよw」 
↓ 
>>1「 ターキー話についてはただ一言 
どーーでもいいよ」 
※このスレは料理上手なキャラが料理の解説をしながら作った料理を美味しくみんなで食べるssです 
こんなバ可愛い信者と>>1が見れるのはこのスレだけ! 
ハート「チェイス、そこの鰹節をとってくれ」
ハート「チェイス、そこの鰹節をとってくれ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469662754/)


余談
7 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします sage 2016/07/28(木) 09:06:48.44 ID:10oBco2yO
ターキー肉チーッスwwwwww
まーたs速に迷惑かけに来たかwwwwwwwww

9 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします sage 2016/07/28(木) 09:12:33.84 ID:LxY8QrPAO
>>7
はいNG設定


この速さである
相変わらずターキー肉くん=>>1という事を隠す気も無い模様

31 ◆xmciGR96ca4q sage saga 2016/07/28(木) 12:50:19.79 ID:g6WSU+sH0
昨夜寝ぼけてスレ立てミスったんで憂さ晴らしも兼ねて久々のロイミュ飯でした。書き溜め半分残り即興なんで色々アレかもしれませんがアレがアレなんでアレしてください何でもシマリス(熱中症

建てたら荒れると判ってるスレを憂さ晴らしに建てる
つまり>>1は自分の憂さ晴らしにs速を荒らして楽しんでる

うーん、いつも通りのクズ>>1で安心するわー

屋上

女「…よし、ここならいいか」

男「…はぁ、はぁ…背中が痛い」ゲッソリ

女「…はいはい、痛いのは解ってるから、まずはそこの椅子に座ろうか」

男「…嫌だね、帰らせてもr」

女「あー、そういえばさ、私面白い事知ってるんだー」

男「何だと?」

女「>>5(男の弱み)」

再安価
>>7(男の弱味)

すまない、また間違えた

再安価
女「安価下↓(男の弱味)」

女「男君ってさ、超シスコンなんでしょ?」

男「!?」

女「あら、図星ね」

男「違う!」

女「まぁ、否定しても事実は変わらないんだけどね」

男「いや、だから俺はシスコンじゃないかr」

女「そんな事実を認めない貴方には証拠を見せてあげる」


男のシスコンっぷりを表す証拠
できるだけ具体的に!>>11

観察日記をつけてる
※なお、妹は実在しない

女「これな~んだ♪」

男「…そ、それは!」

女「男君の妹観察日記~♪」パチパチ

男「」

女「これ読ませて貰ったけど、ここに書かれてる妹ってどう考えてもエロゲの妹じゃん」

男「」

女「そんなエロゲ的展開を妄想するに飽きたらず、こんな妄想妹観察日記つけちゃってるなんて…」

男「」

女「男君の隣のクラスの双子妹ちゃんが知ったら、何て言うだろうね?」

男「」

女「このエロゲ妹の設定、双子妹ちゃんがベースになってるけど大分そこから妄想を膨らませてるね^^」

男「」

女「あ~あ、双子妹ちゃんは自分を妄想に使われてるなんて知ったら…」

男「お願いもうやめて!俺のライフはゼロよ!」

女「ふっ、解ったらそこに座りなさい」

男「はい、すみません」

女「まぁ、何だ…私は男君の弱みを握ってる訳だけど……そうね…」

男「もう煮るなり焼くなり好きにしろ」

女「なら、私の>>14になって貰うわ」


>>14

1、友達
2、配下
3、パシリ
4、その他

4、性奴隷…いやまてよこれ、R18系はダメだったはず。
ならばこれだ!!
1、友達(実は女はボッチ)

女「私の友達になってくれない?」

男「…へ?」

女「いや、私こう見えてぼっちなのよ…男君も見た感じ友達いないようだしさ、ね?」

男「…俺に拒否権は?」

女「え、何言ってるの? ないわよ?」

男「ですよね、はい…じゃあ、友達くらいならなりますよ、えぇ」

女「よし、今の言葉忘れちゃ駄目よ」

男「あぁ、多分忘れない」

女「なら、早速だけど放課後私の家に招待するわ」

男「え、何言ってるの?行かn」

女「来 る の よ ね ? 」

男「…はい、行きます」

放課後 女の自宅前

女「ここよ」

男「豪邸……だと……」

女「いいから早く中に入るわよ」

男(いや、しかし何とご立派な……こんな暴力ぼっち女がお嬢様だったとは…」

女「暴力ぼっち女がお嬢様で悪かったわね、聞こえてるわよ」

男「しまった」

女「ただいま~」ガチャ

執事「お帰りなさいませ、お嬢様」

女「執事、今日は友達を連れてきたわ」

男「お、お邪魔します」

執事「おや、これはこれはお嬢様のご友人でしたか…お嬢様と仲良くして頂いてありがとうごさいます」

男「いえいえ…」

執事「ささ、お上がり下さい…紅茶でも用意させますので」

男「は、はぁ…どうも」

女「さ、3階の談話室に行くわよ…色々とお話したい事があるからね」

男「お、おう…」

3階 談話室

女「さ、そこに座って」

男「おう、じゃ遠慮なく」

女「そういえばさ、男君って休み時間にいつも本を読んでるよね」

男「まぁ、休み時間に話すような友達がいないからな」

女「ふぅん…で、何読んでるの?」

男「孫子とか名将言行録とか、歴史ものだとか兵法書関係をよく読むな」

女「へぇ……私はその手の知識はないから色々と教えてほしいな」

男「まぁ、いいけど」

女「ありがと、その代わりに私は母が哲学者だったからちょっと考えさせられるような話をしてあげるね」

男「あぁ…同級生でそんな話が出来る奴なんていたんだな」

女「ま、そう思うのも仕方ないよね…ウチの学校馬鹿ばっかりだし」

コンコン

女「どうぞ」

執事「失礼致します…紅茶をお持ちしました」ガチャ

女「ご苦労様」

執事「どうぞ」コトッ

女「ありがとう、男君にも」

執事「承知しました、どうぞ」コトッ

男「あ、どうも…」

執事「いえいえ…ではごゆっくり」

男「……」ズズッ

男「…ふぅ、ホッとするな」コトン

女「でしょ? 私は紅茶には全く詳しくないから解らないけど、執事曰くロシアの高級ブランド品らしいわ」

男「そうなのか…さすがだな」

女「まぁ、ね…さて、取り敢えず私の母の話を少ししようかな」

男「あ、そうだったな…女さんの母ってどんな人なんだろ」

女「そうね…母は哲学だとか思想だとかに直向きで、寝食を忘れて思索に耽っているような人だった」

男「だった…?」

女「だった、というのは母は4年前に他界したから、なんだけど」

男「あ、すまない…」

女「いや、いいよ…それでね、母は文字通り哲学に生きて哲学に死んだんだよ」

男「あぁ、哲学とかって場合に寄っちゃ人を狂わせるからな…ニーチェなんかがそうだったが」

女「そう、別に哲学に限った事じゃないけど何でも使い方次第なのよ」

女「正しく使えば暮らしや心を豊かにするものも間違った使い方を誤れば身を滅ぼすもの…という事を私は嫌というほど見てきたから…」

男「………」

女「私自分で言うのもなんだけど、人を見る目があるから、男君とならこういった話が出来るんじゃないか、と思ってね」

男「そうか……ただの暴力ぼっちお嬢様じゃなかったんだな」

女「………まぁ、そういうことね」

女「……」ズズッ

女「…んー、いい味」コトン

男「…なぁ」

女「ん、何?」

男「その、女さんは哲学とか思想を母に教わったのか?」

女「うん、まぁ…母に教わったっていうのもあるけど私自身、厨二病患者だったっていうのもあって、母の真似して部屋に籠って思索に耽ってみたり、母から教わった事を基に独学でやってた、ってところかな」

男「まぁ、哲学って教わるものではないからな」

女「うん…」ズズッ

男「んで、哲学のどういう話が好きなんだ?」

女「うーん、胡蝶の夢とか水槽の脳みたいに現実とは何か、と考えさせられるような話に惹かれるな」

男「ふぅん…よく解らん」

女「胡蝶の夢っていうのはね、中国に荘子という思想家がいたんだけど」

女「その荘子はある時夢を見たの」

女「蝶になり百年もの間、ひらひらと花畑を飛び回る夢なんだけど、あまりにも長く蝶になっていたせいか、目覚めた時にある疑問を感じた」

女「今のは人間荘子が見た夢だったのか、それともこれはあの蝶が人間になった夢なのか、という疑問をね」

男「なるほど……」

女「しかし、何が現実で何が幻かなんて神のみぞ知ること」

女「人間荘子が見極められる事ではないけれど、幻であっても体験した事は事実であるから、どちらも人間にとって現実である、という話」

男「ふぅん、じゃあ水槽の脳ってのは?」

女「私達は脳を水槽に入れられホルマリン浸けにされていて、外部から与えられた電気信号によって虚像を見せられているのでは、今見ている世界は外部から意図的に見せられた仮想世界ではないのか、という話ね」

男「過激ではあるが……否定は出来ない話だな…」

女「そうね、否定できないからそういった事を考えてたまに眠れなくなったりするのよね」

男「……」ズズッ

男「…ふぅ」コトン

女「ふふっ、それ、癖になる味でしょ?」

男「あぁ、俺は普段紅茶なんて飲まないけどたまにはいいかもな」

女「さ、私ばっかり哲学の話をしてるからさ、男君の話も聞きたいな」

男「俺の話?そうだな、じゃあ…>>24の話でもするか…」

女さんの彼氏になる話

男「女さんの彼氏になる話でもするかぁ…」

女「えっ?」

男「あ、ごめん、女さんの彼氏になる夢を見た話な」

女「あ、そう…でも案外そっちが現実かもね」

男「まぁ、荘子曰くどっちも現実だという訳だ」

女「そうね……で、どんな夢だったの?」

男「何故か夢の中では女さんと既に付き合ってるところから始まって、俺の家でレアカードかけて二人で遊戯王してる夢だった」

女「ふぅん、遊戯王ねぇ…パパがしてたけど私はやった事ないわねぇ…」

男「じゃあ、俺がデッキ貸してやるからその内勝負しないか?」

女「うん、その内…ね」

眠い……明日用事あるので寝ます
続きは明日の時間がある時に書く…
お休みなさい

お前らただいま
用事終わったので続き書きます

女「………」ズズッ

女「…それで男君は歴史と兵法が好きなんだっけ」コトン

男「あぁ、歴史と兵法はセットで嗜む事でより深く楽しめるからな」

女「ふぅん…“彼を知り己を知れば百戦して危うからず”とかいうのを聞いた事があるけどあれなんだっけ?」

男「それは孫子だな」

男「孫子は損失を避け、戦わずして勝つ事を理想とする兵法書として有名だ」

女「へぇ……つまり男君は今巧い事言ったつもりだったんだね」

男「いや、そういう訳ではないけどな」

女「あ、そう…損失を避ける孫子ねぇ」

男「はいはい、とにかく損失せず戦力を温存して勝つ事を説いていて、戦争は騙し合いであるとも説いているんだ」

女「なるほど……それで戦わずして勝つにはどうすればいいの?」

男「敵の心を攻める事だな…例えば敵の配下の部隊を寝返らせたり、兵糧攻めや水攻めなどで戦意喪失させたり、要はこちらに降伏して味方するのが賢明だと思わせる事だな」

女「ふぅん……心を攻める、か」

男「そう、例えこちらよりも戦力のある敵でも心を攻める事で戦わずして勝つ事が可能だという訳だ」

女「なるほどね…」

男「他にも敵の結束を瓦解させて同士討ちにさせたりとかでも味方の損失を抑えて敵を撃破できるぞ」

女「…うーん、結構兵法って卑怯なんだね」

男「そりゃそうさ、戦争ってのは国の存亡のかかった重要なものなんだから卑怯だろうと何だろうと確実に勝たなければいけない訳だし」

女「…まぁ、そうだけど……私はあまり卑怯な手を使うのは好きではないな」

男「そっか…女さんは心が綺麗なんだな」

女「そう…ね」

男「………」ズズッ

男「……ふぅ、ご馳走さま」コトン

女「お粗末さま、といっても私が淹れた訳じゃないけどね」

男「まぁ、細けぇこたぁいいんだよ…」

女「そうね…さて、そろそろ暗くなってきたし帰った方がいいんじゃない?」

男「そうだな……今日はもう帰るか」


1階 玄関

執事「今日はお嬢様のお相手をして頂いてありがとうございます…お嬢様も楽しそうにしておりましたので、また遊びにいらっしゃって下さいませ…」

男「いえいえ、美味しい紅茶も頂けましたしこちらこそありがとうございます」

執事「そうですか、お気に召されたようで何よりです」

女「じゃあ今度は私が男君の家にお邪魔しようかしら」

男「その内な、じゃあまた明日」

女「うん、また明日学校で、ね」

男「お邪魔しましたー」ガチャ

お前ら、すまない
昨日は疲れていて書けなかった…
その分今日は書くつもりです

自宅

男「ただいまー」ガチャ

双妹「あ、兄ちゃんお帰り~」

男「父さん達は仕事か?」

双妹「うん、夜勤だって」

双妹「だから私が夕飯作っといたから、早めに食べるんだよ」

男「あれ、お前はもう食べたの?」

双妹「そうよ、私はシャワー浴びたらもう寝るから、食器は自分で片付けるように!以上!」

男「へいへい、俺もちゃっちゃと食って寝るか」

翌日 登校中


双妹「兄ちゃん忘れ物はないか確認した?」

男「あってもお前のクラスに教科書借りに来るから大丈夫」

双妹「はぁ……出来ればそんな事にはならないようにしてほしいんだけどな…」

男「はいはい、そうですねー(棒)」

女「あ、シスk」

男「女さんおはよう!」

女「おはよう、男君は双妹がいるから元気なのかな?シスk」

男「あ、そろそろ着くぞ」

女「そうね、じゃあ私とシスk」

男「俺らはこっちだから、また後でな!」

双妹「う、うん?」

狂室

ワーワーガヤガヤ

男「何双妹の前でシスコン連発してくれてるんだよ」

女「だって事実じゃん」

男「あのなぁ……とにかく止めてくれよ」

女「だったらさ、こういうのはどうかな?」

男「何だ、また交換条件か」

女「うん、私と一緒にクズノートをつけない?」

男「いきなり突拍子もない事を言いますな」

女「まぁまぁ……あのね、私思ったんだ」

女「クズな部分を持ち合わせない人間っていないんじゃないか、って」

男「はぁ……」

女「男君が好きな歴史上の偉人や英雄達だってそう…彼らは確かに輝かしい、私達とは比べ物にならない人達だと思う」

女「でも彼らだって人間だから欠点だったり、弱さだったり、心の醜さを抱えて、それでも力強く生きてたんだよ…」

男「………」

女「私達の手の届かないような、そんな人達ですら欠点や間違いがあるのに凡人の私達は皆、自分が正しいと思って疑わない人が多すぎる」

男「…………」

女「だからまずは自分が間違っている事を、自分がクズなんだって事を認める事から始めるべきなのよ」

男「凄く当たり前の事だけど……そうだよな、こんな当たり前のことを本当の意味で解っている人って少ないのかもしれないな」

女「そう……ソクラテスの無知の知ではないけど、自分がクズな事を知る事だよ」

女「だからさ、私と一緒にクズノートを書こう?」

男「そう、だな……まずは包み隠さず弱さを吐き出して、そこから少しずつ強くなっていけばいいんだよな」

女「その通りよ、…じゃあこれから毎日放課後私の家でクズノートを見せ合って、反省会をしましょう!」

男「やる気満々だな…反省会なのに」

女「反省しないと人は成長しないからね、反省する気満々よ」

男「ま、そうだよな…さて、そろそろ授業始まるしせk」

狂師「おらぁ、迷える子羊共席につかんかい」

お前ら久しぶり
俺が書きに来れなかった理由は想像にお任せするとして、さっさと続きを書くとしようか

放課後

男「さて、さっさと帰って寝るか」

女「なら私もお供するわ」

男「い、いつの間に後ろに…」

女「いつの間でもいいから、早く帰りましょう」

男「あ、はい…」




男宅前

男「自宅までお供する気かよ」

女「更にいうと寝室まで、ね?」

男「はいはい、じゃあ家に寄ってくんだな?」

女「え、マジで…? 寝室?」

男「な訳あるか」

女「いや、冗談だよ…それじゃお邪魔させて貰うね」

男「おk」

男「ただいま」ガチャ

双妹「あ、お帰り~」

女「お邪魔します」

双妹「あれ、兄ちゃんと同じクラスの女さんじゃん」

女「あら、シスコn」

男「お喋りはそこまでだ」

女「ごめんごめん、うっかり口が滑っちゃうところだったわ」

双妹「???」

男の部屋

男「お嬢様には窮屈な部屋かもしれんが…」

女「えー、中々綺麗な部屋じゃん!」

男「お嬢様は心も広いのか…」

女「お世辞じゃないわよ、私は性根はお嬢様じゃないし…あ、この置物いいわね~」

男「あぁ、それは」

双妹「兄ちゃんお茶持ってきたよ」ガチャ

男「おぉ、サンキュー…気が利くな」

双妹「はーい、女さんもどうぞ」コトッ

女「ありがとう、双妹ちゃん」

双妹「どういたしまして~」

双妹「はい、兄ちゃんの分ね」コトッ

男「ありがとう」

双妹「ん…よし、私も混ざろうかな」

男「いいけど、女さんは?」

女「私は双妹ちゃんとも話したかったし、構わないよ」

双妹「よっし、じゃあ……」

女「結構話し込んじゃったわね」

双子妹「うん、何か今日一日で女さんにかなり親近感が湧いたよ」

男「だってよ、女さん」

女「ふふ、未来の義妹に気に入られて良かったわ」

男「何を言い出すかと思えば…」

双子妹「寝言は寝て言え」

女「えー…私は本気よ?」

女「私、男くんがこの前見たって言ってた夢を現実にしてみたいけどなぁ…」チラッチラッ

男「お…おい、今日はやけにアピールが凄いぞ」

女「凄くたっていいじゃない、だって私は男くんの事が好きなんだから」

男「冗談もほどほどn」

女「んっ」チュッ

男「」

双子妹「」

女「じゃね~、また明日~♪」

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