童貞「今日は好きなあの子がウチに来るぞぉおおお」【安価】 (16)


童貞「今の高校に入ってからずっと気になっていたあの子! 遂に!」

童貞「クァアア! ヤっちまうのか! ヤっちまうのか俺!」ドタバタ

童貞「この日の為に家中のあちこちにゴムを用意し、媚薬とローション、お香まで隠しておいた!」

童貞「フォウォオオオオ!! 完璧だぜ! 明日からは夏休みだし明日までウチの親も帰って来ねえ!!」

童貞「今日はあの子と遊んで良い雰囲気になったら告ってからベッドインだな!」

童貞「シャァアアァアアア!! フゥッ! アムロォゥッ!!」

< ピンポーン


童貞「……」スッ、スタスタ……


図書委員「あの、こんにちは?」

童貞「さっき学校で会ったばっかじゃないッスか」

図書委員「えへへw 何となく挨拶したくなっちゃった」

童貞「とりあえず上がりなよ、暑かったでしょ」スッ

図書委員「ありがとー、わぁ、冷たい麦茶美味しい……!」

図書委員「それじゃ、宿題やっちゃおっか」

童貞「おう、頼りにしてますぜ図書委員スァン」


童貞(んんんんん!!! 可愛い!! 控え目な服装可愛い!! 夏なのに白ワンピースみたいなの着てて暑くねぇのかなぁ!? フォウォオオオオやっべぇ可愛い!! 私服ってだけなのになんか制服と違って柔らかそう! 良い匂いする! あぁあんっ図書委員ちゃん可愛い!!)



【好きな女の子が家に来る】

【ほんの少しの勇気と、知恵を振り絞れば誰もが通るイベントである】

【これはとある街の童貞が、青春の一ページを繰り広げるだけの物語だ】

【……その筈だった】

【しかしこれは、想像を絶する惨劇の始まりに過ぎなかったのだ】

【貴方は童貞の気持ちになって、図書委員をしているクラスの地味な女子と24時間を過ごす】

【そう、24時間過ごすのだ】

【エンディングを見る為に、貴方は童貞として図書委員と恐怖の1日を、過ごさなければならない】


【さぁ、始まる】

【まず図書委員を家に入れた、ではその次は?】

【家族の部屋は使用できない、故に勉強する場所となる候補は四箇所】


「童貞の部屋」

「居間」

「風呂場」

「トイレ」


【選びたまえ、童貞】

下2

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