【モバマス】乃々「百合とレズの違い?」 (48)

キャラ崩壊注意

百合レズ注意

大した解説はしない注意



@某楽屋



幸子「はい。ちょくちょく聞きますけど、詳しくは分からないんです」

幸子「なので、教えてもらえれば……と」

乃々「勉強熱心なのは良いと思いますけど……」

乃々「どうして私なんですか?」

乃々「そういうことはむしろ、比奈さんとか百合子さんとかに聞いた方が良いのでは……?」

幸子「身近にいたから、というのもありますが……」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1469284085

幸子「乃々さんって少女漫画がお好きですよね?」

乃々「あ、はい、そうですけど……」

幸子「それなら百合とレズの違いも詳しいと思いまして」

乃々「なるほど……」

幸子「お願いします! ボクに百合とレズの違いを教えてください!!」

乃々「えっと……私程度の知識で良ければ」

幸子「ありがとうございます!!」

乃々「まず幸子さんは、百合やレズをどのくらい知っていますか?」

幸子「どっちも、女の子同士でキャッキャウフフ……くらいですね」

乃々「なるほど、そのくらいですか」

乃々「正直なところ、この2つの違いは、媒体や個人の思考によって大きく異なるので……」

乃々「残念ですが『これで完璧』と言えるものはないと思います」

幸子「そうなんですか……」ションボリ

乃々「ただ、私の経験上、最も納得したもので良ければお教えしましょう」

幸子「本当ですか! ぜひお願いします!」

幸子「それで、どんな基準なんですか?」

乃々「ズバリ――」







乃々「『1人でも成立すればレズ、2人いて成立すれば百合』です」

幸子「成立……人数……?」

幸子「えっと、それはどういう意味でしょうか?」

乃々「それでは、具体的に説明しますね」

乃々「ものすごく極端に説明しましょう」

乃々「まずはレズです」



――
――――

美玲(はぁ~……やっぱりここの景色は最高だなッ!)

美玲(さすがはアイドル事務所、可愛い子ばっかりじゃんか)

美玲(おっ! あれはカワイイアイドルの幸子だ!)

美玲(ややっ! 今事務所に帰って来たのは、オカルトアイドルの小梅じゃん!)

美玲(ふふふ……どの子を食べちゃおうかな~?)

乃々「ヤメタイ警察ですが一体何してるんですか?」ズイ

美玲「あ、いえ、別になんでもありませ~ん」ソソクサ

美玲「ふぅ……やっぱり帰って、恋人の輝子を抱くか……」トボトボ

――――
――



幸子「何ですかこの茶番は」

乃々「まぁ、偏見に満ちたところもあるとは思いますが……」

乃々「極端なところ、出てきた名前を誰に変えても、特に問題ないですよね?」

幸子「確かに……この美玲さんにとっては、女性であることが大事でした」

乃々「そうなんです。誰が相手だろうと、彼女1人ですでにレズが成立しているわけです」

幸子「これがレズですか」

乃々「次に百合です」



――
――――

美玲(はぁ……ちっとも気持ちが落ち着かない)

美玲(ここには、ウチを愛してくれる子がたくさんいるっていうのに……)

美玲(生意気だけどウチを慕ってくれる、カワイイアイドルの幸子)

美玲(寂しがり屋で甘えん坊な、オカルトアイドルの小梅)

美玲(2人とも絶世の美少女なのに、恋愛とは違う気がする……)

乃々「それはきっと友情なんですよ」スゥ

美玲「2人は友情……それじゃ、愛情は……」ダッ

美玲(やっぱりウチは、輝子と一緒じゃなきゃ……!)タッタッタッ...!

――――
――



幸子「だから何なんですかこの茶番は」

乃々「この例の場合、出てきた名前を変えると、問題がありますよね?」

幸子「確かに……この美玲さんにとっては、輝子さんであることが大事でした」

乃々「そうなんです。美玲さんと輝子さん、この2人がいるからこそ百合が成立しているわけです」

幸子「これが百合ですか」

乃々「どんな作品にも例外は存在するので、分類というのは難しいのですが……」

乃々「私が思うに、カップリングの重要度だと思います」

乃々「カップリング……つまりカプは、そのキャラである必要がありますよね」

乃々「それを強く出すと百合、弱いとレズ……その程度ではないでしょうか」

乃々「ちなみに、人によっては『この条件さえ守れば何をしても百合だ』という方もいるそうです」

乃々「つまり『百合の体裁を維持していれば、どれだけエロエロでも百合なんだよ!!』ということですね」

乃々「個人的には、そんな性描写が強すぎる作品は『レズ』と呼んだ方が似合ってると思いますが……」

幸子「むむ……難しいんですね」

幸子「でも、百合かどうかの違いは、なんだか分かった気がします」

乃々「拙い説明で、果たして役に立ったかどうか……」

幸子「いえ、ボクにはよく分かりました! ありがとうございます!」

乃々「どういたしまして」

幸子「……」

幸子「……あの」

乃々「はい?」







幸子「もう少し、例を聞きたいんですけど……///」

乃々「おやおや」ニヤァ

乃々「茶番じゃなかったんですか?」

幸子「最初はそう思っていたんですが……」

幸子「なんだか楽しくなってきまして」

乃々「幸子さんも、こちら側の世界に足を踏み入れたようですね」フフフ

乃々「……で、誰で百合っときますか?」

幸子「そうですね……」

幸子「まずは『しょうこうめ』でお願いします」

乃々「オーソドックス且つ王道できましたか」

――
――――

【しょうこうめ】

@輝子の部屋



輝子「ホラ、こんなに元気に傘を開いたんだ……」

小梅「わぁ……おっきいね」

輝子「研究の成果が出た、フヒ……」

輝子「コツは毎日……や、優しく頭を撫でるんだ」

小梅「のびのびと育ったんだね」

輝子「私たちも、もっと大きく、のびのびと育とう」

輝子「よろしくな、小梅」ナデナデ

小梅「……エヘヘ」ニヘラ

――――
――

乃々「はい百合」

幸子「短いですね」

乃々「そもそもカプの時点で百合が成立しているようなものですので」

乃々「これだけ短くしても大丈夫なんですよ」

乃々「ちなみに>>1はもっと『///』とか『ドキドキ』とかを入れようと思ったらしいですけど、敢えてやめてみたそうです」

乃々「でも、十分百合してると思いますよ?」

幸子「確かに」

幸子「そう考えると、カプってすごく強力なんですね」

乃々「そうなんです」

乃々「だからこそSS作者たちは、様々なカプを研究・発展させるわけですよ」

幸子「その先に、最高の百合が存在すると信じて……ですか」

乃々「その通りです」

乃々「幸子さんも、百合が分かって来たみたいですね」ニヤァ

乃々「……で、次はどなたですか?」

幸子「次は『みれうめ』でお願いします」

乃々「滾りますねぇ……!」

――
――――

【みれうめ】

@街中



小梅「今日は、本当にありがとう」

美玲「気にしなくていいって。ウチも買い物したかったからな」

小梅「でも、たくさん荷物をもってもらっちゃって……」

美玲「これでも、輝子と乃々を抱えてライブしてるんだぞ? これくらいヘーキだって」

小梅「フフ……そうだね」

美玲「……そうだッ。せっかくだから、オマエの部屋でファッションショーするぞッ!」

小梅「えっ?」

美玲「オマエの部屋まで寄るだろ? だから遊びに行きたいんだけど……ダメか?」

小梅「ううん。嬉しい」

美玲「よーしッ! それじゃ帰るぞッ!」

小梅「おー」

――――
――

幸子「言いそうです」

乃々「そうでしょう」

幸子「お2人は似たファッションセンスしてますからね」

幸子「こういうときの相性はバツグンですよ」

乃々「私もよく、美玲さんに服の相談をしています」

幸子「ボクたちでは、主に輝子さんが注意されていますね」

乃々「輝子さんは美玲さんにも注意されていますよ」

幸子「しょうこうめサンドイッチを味わう輝子さん」

乃々「……あれ? すごく羨ましく思えてきました……」ハッ

幸子「あの……その『みれのの』をオーダーしたいのですが……」

乃々「本人を前によく言えますね」

幸子「あ……やっぱりダメですか?」

乃々「かまわんよ」フッ

――
――――

【みれのの】

@楽屋



美玲「あぁッ!? また服が乱れてるぞッ!?」

乃々「え? あ、本当だ……」

美玲「さっきまで机の下にいたな? ダメだぞ乃々ッ!」

乃々「うぅ……むーりぃー……」

美玲「まったく……」

美玲「ホラ、こっち向いて。ウチがネクタイ締めるから」

乃々「あ、はい……」クルリ

美玲「……よし、これでオッケー」キュッキュッ

美玲「オマエだって、こうすりゃ可愛いんだから」

乃々「え……///」

美玲「もっと自信持てよ……な?」

乃々「あ、かわ、その……む……///」マッカッカ

乃々「むーりぃー……!!」ダダダッ

美玲「あ、おいッ!? もう本番だぞッ!? 逃げるなッ!!」

――――
――

幸子「乃々さんカワイイ」

乃々「うぅ……ちょっと美化しすぎました……///」

幸子「いいえ、すごく乃々さんらしかったです!」

幸子「そして、すごく美玲さんらしかったです!」

乃々「あ……ありがとうございます」

幸子「それじゃ、今度は『さちこうめ』で良いですか?」

乃々「とうとうご自分の登場ですね」

幸子「最初からいくと、肉食と思われるかと思いまして……」

――
――――

【さちこうめ】

@お化け屋敷



幸子「ひ、ひぃぃぃぃ……!」ガクガクブルブル

小梅「幸子ちゃん……顔色悪いよ?」

幸子「そ、そそ、そんなことないですよ……!」ガクガクブルブル

小梅「すぐそこに非常出口あるから、そこから――」

幸子「だ、ダメです!!」

小梅「え?」

幸子「せ、せっかく小梅さんといるのに……」ガクガク

幸子「小梅さんと楽しめないなんて、嫌なんです……」ブルブル

小梅「幸子ちゃん……!」

幸子「うぐぐうぅぅ……!」ガクガクブルブル

小梅「……ふふ」クスッ

小梅「はい……手を握ろ?」ギュ

幸子「……あ、ありがとうございます……」ギュ

小梅「うふふ……」

――――
――

幸子「ボク、格好悪くないですか?」

幸子「結局小梅さんのお世話になってますし……」

乃々「でもあの幸子さんが、小梅さんのために頑張ってるんですよ?」

乃々「そこがとても格好いいんじゃないですか」

幸子「そ、そういうものですか……?」

乃々「そういうものです」

幸子「……よく分からない世界ですね……」

乃々「他はどうですか?」

幸子「それでは『しょうみれ』をお願いします」

乃々「おっチュートリアルの焼き直しをご所望ですか?」

幸子「そういうところです」

乃々「……なんで美玲さんが多いんですか?」

幸子「偶然ですが何か?」

――
――――

【しょうみれ】

@ステージ裏



美玲「ふぃ~! お疲れ~!」

輝子「お疲れ……」

美玲「最後のオマエのパフォ、良かったぞッ! やるじゃんッ!」

輝子「フヒ……ど、どうも」

美玲「いやホントに良かったッ! 最高ッ!!」ダキッ

輝子「あ」ギュ...

美玲「……練習のためとはいえ、いつも厳しいこと言ってたのに……」

美玲「ウチと一緒にいてくれて……ありがとうな」

輝子「別に……イヤだとは、思わなかった」

輝子「み、美玲は私の……親友、だからな」ニコッ

美玲「……」ギュウ

美玲「しばらくこうさせて」

輝子「わ、分かった」

美玲「……」ギュウ

輝子「……」ナデナデ

――――
――

幸子「いいですね~」

乃々「いいでしょ~」

幸子「……でもこれ、明らかにインディヴィのライブですよね?」

幸子「乃々さんはどこにいるんですか?」

乃々「必要であれば、いるはずの人間すらいなくなる――」

乃々「それが百合です」

幸子「ふむふむ……勉強になります!」カキカキ

乃々「……どうします?」

幸子「こうなったら、最後までいきますよ!」

幸子「次は『しょうさち』でお願いします」

乃々「承知した」

――
――――

【しょうさち】

@CGプロ



幸子「はい! ここでカワイイポーズ!」

輝子「こ、こうか……?」

幸子「それじゃダメですよ」

幸子「目線はしっかり、ポーズは自信をもって、清純さとエロさは半々を意識して……ハイッ!」ズビッ

幸子「……という感じです」

輝子「む、難しいな……」

輝子「……はい!」ズビッ

輝子「どうだ?」

幸子「んー……微妙……」

輝子「そ、そんなぁ……」ウル

幸子「~~!?」ドキッ

輝子「……? どうした幸子?」

幸子「///」ドキドキ

幸子「な、なんでもありません!」

幸子「ホラ! 今のポーズをあと20回!」

輝子「お、おう……!」

――――
――

幸子「ギャップ萌え的な?」

乃々「ギャップ萌え的な」

幸子「いやぁ……輝子さんを分かってますねぇ!」

幸子「彼女はむしろ、ふとした素の表情が、一番可愛いんですよ」

乃々「ええ、そうでしょうとも、そうでしょうとも」

幸子「だからボクたちも、気を付けないといけませんね」

幸子「うっかり萌え地雷を踏まないように」

乃々「……お次は?」

幸子「では『ののうめ』でお願いします」

乃々「む……なかなか難しい注文がきましたね」

幸子「敢えて後半に持ってきました」

乃々「こやつやりよる」

乃々「仕方ありませんねぇ……ここらで力技を披露しましょう」

――
――――

【ののうめ】

@水族館



小梅「あ、ごめんなさい……待ったよね?」

乃々「このくらい、待ったのうちに入らないんですけど」

小梅「でも……本当にごめんなさい……」

小梅「せっかく2人で出かける時間を作ったのに……」

小梅「うっかり寝坊をしたせいで……」シュン

小梅「私、なんでもするから……」

乃々「なんでも、ですか?」

小梅「……うん……」フルフル

乃々「それなら……決めました」

乃々「今日はずっと笑っていてください」

小梅「えっ……」

乃々「その代わり、いつもの可愛らしい笑顔以外は認めませんから……」チラッ

小梅「……!」

小梅「うん!」ニッコリ

――――
――

幸子「出ました秘密のデート!!」

乃々「出しました秘密のデート!!」

幸子「でもこの乃々さん、ちょっと大人すぎじゃないですか?」

乃々「うるさいですー、私も年上の意地があるんですー」ンベー

幸子「まあ、それは分かりますよ。小梅さんの前では、頼れる年上でいたいですよね」

乃々「そういう意味では、常にリーダーシップを発揮する幸子さんを、私は尊敬してるんですよ?」

幸子「そ、そんなに褒めても、カワイイしか出ませんよ!?」

乃々「よっ幸子さんっ!」

幸子「フフーン」~カワイイ

乃々「……まだいきますか?」

幸子「当然! お次は『しょうのの』です!」

――
――――

【しょうのの】

@机の下



乃々「……」グスッ

輝子「あの……」

乃々「……」グスッ

輝子「お隣さん……?」

乃々「……」ヒッグ

輝子「ずっと見てたけど……」

輝子「私は、乃々の味方だから……な?」

乃々「……」グスグス

輝子「……」

輝子「お邪魔します」ゴソゴソ

乃々「……」エグエグ

輝子「……」

輝子「……」ギュ...

乃々「……」グスッ

――――
――

幸子「いい! これは、いい!」

乃々「なんだか、照れますね……」

幸子「無駄な言葉なんていらない! 無駄なふれあいなんていらない!」

幸子「素朴ながら、全てが伝わる労わり! 相手を尊重した思いやり!」

幸子「百合道初心者・輿水幸子! 感動しました!!」

乃々「そこまで褒められると、考えた甲斐がありましたよ」フフ

幸子「つまり、乃々さんはこうして慰められたいt――」

乃々「さあ最後ですよ幸子さん!!!!!!!!」

幸子「最後は……『みれさち』ですね」

乃々「来ましたか……」

乃々「お互いアクティブなので、とても動かしやすいんですよねぇ」

――
――――

【みれさち】

@CGプロ・小会議室



幸子「だから! あの瞬間はカワイイポーズでキメるのが究極ですよ!」

美玲「いいや! あそこはカッコイイポーズでキメるのが至高だぞッ!」

幸子「もう! 美玲さんは本当に頑固ですね!?」

美玲「その言葉、そっくりそのまま幸子に返すぞ!!」

幸子「大体、さっきから続くカッコイイ押しは何なんですか!?」

幸子「せっかく5人で、カワイイクインテットで出演するのに……!」

幸子「詳しい説明を要求します!!」

美玲「えっ……あ、その……」

幸子「絶対に答えてもらいますからね?!」ズイッ

美玲「ぁ……だって、それは……」

美玲「……」

美玲「カッコイイ幸子……見たくてさ……」

幸子「え」

美玲「……」

美玲「……な?」ウワメヅカイ

幸子「……」

幸子「///」

美玲「///」モジモジ

――――
――

幸子「これはストレートですね!」

乃々「美玲さんはツンデレですけど、色々な面で幸子さんと相性いいので、ここは素直にしてみました」

幸子「いやでもホント、美玲さんに突然こんなこと言われたら……」

幸子「ちょっと……我慢できませんね」

乃々「私も無理です」

幸子「衝動的に抱きしめやしないか、心配です」

乃々「私は無理です」

幸子「乃々さんって、美玲さんのこと結構好きですよね?」

乃々「リードしてくれる人って、素敵じゃないですか」

幸子「わかる」

乃々「……あ、もう時間ですね」

幸子「衣装は大丈夫ですか?」

乃々「幸子さんのお墨付きですよ」

幸子「……うん、ボクたち、バッチリカワイイですよ!」

乃々「そっち方面は、任せます……」

幸子「分かりました」

幸子「その代わり、ちゃんと前に出てくださいよ?」

幸子「今日は4位の乃々さんが主役なんですから」

乃々「うぅ……緊張する……」

幸子「安心してください! あなたのすぐそばには、トップアイドルがいるんですから!」

幸子「困ったら全部投げちゃってくださいね!」

乃々「幸子さんの背中が大きく見えます……」

幸子「なんなら、惚れても良いですよ?」

乃々「あっいえ大きく見えるだけですので(冷静)」

幸子「その余裕があれば何でもできますよ!! えぇ本当に!!」ナミダメ

@CGプロ・談話室



美玲「……お、そろそろ乃々たちの出番か」

小梅「2人とも、すごいよね」

輝子「特に乃々は、ランキング急上昇だったから……」

小梅「乃々ちゃん、プレッシャーに押し潰されなきゃいいんだけど……」

美玲「んー……まぁ大丈夫じゃないか?」

美玲「アイツ、やると決めたら肝座る方だし」

美玲「それに今日は、たくさんステージをこなしてきた幸子も一緒だからな」

輝子「幸子がそばにいると、すごく楽にステージに立てる……なんでだろう」

小梅「あっ出てきたよ!」

【ののさち】

@スタジオ



幸子「乃々さんは、本番前の緊張が尋常じゃないくらい酷いんですけど……」

幸子「それ以外の時は、すごくのびのびしているんですよ」

乃々「ちょ、幸子さん、それ言っちゃダメなんですけど……?!」

幸子「いえいえ、本当に優秀な子でして……」

乃々「私のイメージが崩れるんですけど……?!?!」

乃々「本当はできる子とか思われたくないんですけど……?!?!?!」

幸子「良いじゃないですか……ギャップ萌えですよ、ギャップ萌え」

乃々「本番で発揮できないギャップ萌えとか意味ないんですけど?!?!?!?!」

幸子「まぁ、それだけ努力家なんですよ」

幸子「ボクはそういう子が、昔から大好きでして」

幸子「だから乃々さんからの頼みは、断れないんですよねぇ……」

乃々「え……この間、断ってましたよね……?」

幸子「そりゃ『トレーニングから連れ出して』なんて頼み、誰がきくんですか!!」

乃々「いや、だって、ほんと……」

乃々「むーりぃー……」

小梅「あれって、百合っていうの?」

美玲「ウチはそう思ってるぞ」

輝子「2人とも……か、カワイイな」





『カワイイ!』

『むーりぃー』



終わり

百合詰め合わせでした



百合とレズの違いが分からなくなったので、

とにかくたくさん書いてみたら分かるんじゃないかと思ったけど、

百合道はまだまだ奥が深いようですね……



以上です、ありがとうございました

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom