【オリジナル】目標達成を目指すファンタジーストーリー【安価とコンマ】 (72)

とある大陸。

そこでは、様々な大陸が暮らしている。

ある種族は、獣のように大地を駆け抜け。

ある種族は、魚のように悠々と海を泳ぎ。

ある種族は、魔の力を自由自在に操り。

ある程度は平和で、ある程度は不穏。

そこそこに協力し、そこそこに争う。

【貴方】は、これからそんな世界で生きていく事になる。

とある目的を持って。


[このスレについて]

定番のファンタジーな世界で【貴方】と呼ばれる主人公が、設定した目標達成に向けて、安価とコンマを駆使して奮闘するスレです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1468759179

「やぁ、元気?」

【貴方】は、誰かに話しかけられました。
何処となく軽い感じを受けます。

「ん、あ、俺? 俺は神よ。神様神様」

「信じてないかもしんないけど、とりあえず俺の事信用してもらわんと、君、下界に降りられないからね」

俄かには信じがたいですが、どうやら【貴方】は生を受ける前の存在のようです。

「さて、さっそく君の事聞いちゃおっかな」

何だか釈然としませんが、【貴方】は流れに身を任せる事にしました。

「まず、君は男? それとも女?」


↓1(男or女のみ)

「なるほど、君は【女】なんだね。オッケーオッケー」

「じゃあ次だ。君はどんな種族なのかな?」


・種族一覧

◆ナージア
魔力の扱いに長けた種族
見た目は現実世界の人間に似ている
魔導を苦もなく操れるが、身体面では劣る

体力-2 耐久性-2 敏捷性-2 魔力+5

◆ビースト
獣の血が流れている種族
見た目は流れている血によって様々で、高い身体能力を誇る
だが、思考まで獣に近づいているらしく、魔導も不得手である

体力+5 耐久性+3 精神力-2 知識-3 敏捷性+3 魔力-5

◆ギャンブラリア
豪運を誇る種族
基本的な能力は低めだが、とにかく幸運
また、手先も器用である
見た目はナージアに似ている

体力-2 耐久性-2 器用さ+2 敏捷性-2 魔力-2 幸運+8


↓2

「ほぉ、君は【ナージア】なんだね。面白い面白い」

「ではでは、君の能力値を決めちゃおっか」


・能力値はコンマで決めていきます。
1(ファンブル)が一番低く、0(クリティカル)が一番高いです。

↓1 十の位 【体力】 一の位 【耐久性】

↓2 十の位 【精神力】 一の位 【知識】

↓3 十の位 【器用さ】 一の位 【敏捷性】

↓4 十の位 【魔力】 一の位 【幸運】

「へぇ、君の能力値はこんな感じなんだ」

【体力】4
【耐久性】1
【精神力】2
【知識】6
【器用さ】2
【敏捷性】7
【魔力】13
【幸運】10

「魔力が高いね……ナージアの中でもかなり優秀だ」

「それに、なんて幸運なんだ! ギャンブラリアと遜色ないよまったく! その分体は脆いけどね!」

「あ、そうだ」

「君は人生の目標を決めるわけだけど、それを思い出す年齢を決めなきゃね。生まれた瞬間から目標に縛られるなんてイヤだろ?」

「何歳がお好み?」


↓2(0~9歳、50~100歳はナシ)

※最初なので若い人で行きたいなと思ったのです。そういう安価の仕方すれば良かったですね。

「ふむふむ、君は【13】歳で目覚めたいわけね。了解、調整しよう」

「さてさて、お待ちかねの君は誰なんだ? という質問だ。好きに答えてくれたまえ」


・注意!!

あり得ない、設定が細かすぎる、不適切なものは安価下とします。


↓1~3くらいまで

「なーんと、そういう感じ? おけおけ」


・設定安価により、以下のイベントスキルを獲得しました。

【プロローグにおける従者の獲得】
【許婚との邂逅】
【追っ手による捕縛判定イベント】


「後二つさ、頑張っていこう」

「君の習得している魔導を教えてもらおうかな」

「ん? 魔導が何かって? そうだなぁ……君の魔力の使い方ってとこだね。君がどんな魔力の使い方をするのか教えてくれよ」


・【貴方】は魔力が【13】なので、習得できる魔導は【4】つです。
↓4まで、魔導名をお願いします
(例:『狂言回し』『火炎』)

【習得魔導】

『治癒』
身体の内外問わず、損傷や病気を魔力によって癒す
酷い損傷・重大な病気の場合には無効

『乖離』
結合しているものを強制的に分離させる

『改心』
一時的に対象の感情を逆の感情に反転させる
効力は半日ほど

『隠密』
周りから存在を認識できなくする
呼吸・発声などいかなる事をしても認識されない


「はー、なかなか凄い魔導を持っているね。素晴らしい」

「よし、最後だ!」

「君の、達成すべき目標を教えてくれよ!」


↓3からコンマの一番高いものを採用
(やりにくいものは安価下)

◆【貴方】について

〈性別〉女

〈年齢〉13

〈種族〉ナージア

〈ステータス〉
【体力】4
【耐久性】1
【精神力】2
【知識】6
【器用さ】2
【敏捷性】7
【魔力】13
【幸運】10

〈イベントスキル〉

【プロローグにおける従者の獲得】
【許婚との邂逅】
【追っ手による捕縛判定イベント】

〈習得魔導〉
【治癒】
身体の内外問わず、損傷や病気を魔力によって癒す
酷い損傷・重大な病気の場合には無効

【乖離】
結合しているものを強制的に分離させる

【改心】
効力は半日ほど

【隠密】
周りから存在を認識できなくする
呼吸・発声などいかなる事をしても認識されない

〈目標〉
【真に仕えるべき主人を探す】

《とある森》

「探せッ、この森に逃げ込んだのは間違いないんだッ」「くそっ、ガキ一匹見つけられないなんて、恥以外の何物でもねぇぞ!」「行くぞ、ここにはいない!」

馬のいななく声が響き、男達の喧騒が遠ざかっていく。
後に残るのは、森の静寂。

『……行ったみたいですわ』

否、それだけではない。

「はぁ……全く野蛮な人達だ。お嬢様に何かあったらどうする気なんでしょうね」
『わたくしを丁重に扱う気など毛頭無いでしょう』
「それはまぁ、そうですけど」

現在、森には二人の人間がいる。
一人は、黒髪の肌の白い少女。触れたら壊れてしまいそうなほど華奢なのが目につく。
一人は、執事服を身に纏った男。長躯であり、筋肉もそれなりにありそうだ。

『………あ』

その時、【貴方】は目覚めた。

【貴方】が、とある事情から追われている少女である事に。

【真に仕えるべき主人を探す】という目的がある事に。

『行きましょう』
「え……どこへ?」

『目標を達成しに、ですわ』

かくして、【貴方】の物語はこれから始まるのである。

というわけでプロローグです。勝手に執事を同行させます。

執事の名前と魔導名だけ安価して今日は終わりです。

↓2 執事の名前

↓3 魔導名

お疲れ様でした。

■【ヘイゼル】について

〈性別〉男

〈年齢〉25

〈種族〉ナージア

〈立場〉【貴方】の執事

〈ステータス〉
【体力】6
【耐久性】6
【精神力】6
【知識】5
【器用さ】8
【敏捷性】6
【魔力】6
【幸運】5

〈習得魔導〉
【異堕天】
詳細不明
本人曰く「あんまり使いたくないし、使えない魔導」

【爆炎】
誘爆性を持つ炎を操る
炎は任意で爆発させられる

ヘイゼルの魔導は2つでした。ミスです。なので安価下のも採用させて頂きました。

また、【韋駄天】→【異堕天】と変更しています。ご了承を。

ゆっくりと進めていきたいと思います。

[季節:春]

【貴方】は状況を整理する。

現在、【貴方】は何者かによって追われている。自宅は襲撃され、家族や他の従者の生死は不明。
【貴方】には相思相愛の許婚がいるが、彼もその襲撃時に【貴方】の自宅にいたため、どうなってしまったか分からない。

そう、【貴方】に帰る場所は無い。

だが幸いな事に、【貴方】の傍らには信頼できる執事、ヘイゼルが控えている。
【貴方】は残念ながら身体能力に難がある。彼がいれば、これからの逃亡生活は楽になるだろう。

とにかく、街に行くべきだろうか。追っ手がいる可能性はあるが、拠点や物資が手に入りやすいだろうし、そして何より【貴方】の目標に値する人間がいるかもしれない。
ここの森に拠点を構える事だって可能だ。

つまるところ、【貴方】は自由なのである。行動に制限は無い。

「どうしますか?」

ヘイゼルが【貴方】に問う。

↓1 何をする?

【貴方】は街に行く事を決断した。

いつまでもこの森にいるよりはマシだろうし、【貴方】の目標は【真に仕えるべき主人を探す】事である。こんな森にいたら見つかるものも見つからない。

その前に、持ち物を確認しておこう。
急な襲撃だったため、充分な準備ができたとは言えないが……唯一の救いは手際の良いヘイゼルがいた事だろうか。


・このスレの判定は【判定値より下が出たら成功】です。判定値は【貴方】の能力値や状況によって決まります。

【持ち物確認】

幸運:10

突然の襲撃:-5

ヘイゼルの存在:+1

判定値:6

↓1 コンマ一桁判定

※0は10扱いで、クリティカルです。韋駄天……そうか、そっちの能力の方が良かったですね。でも、今回はこっちでいきます。申し訳ない。
あと、判定値じゃなくて目標値でした……間違えた。脳内変換お願いします。


目標値:6

判定値:5

成功!

〈持ち物〉

・純金貨×50

・純銀貨×100

・高価なドレス×1
庶民にはとても買えない価値の高いドレス
これを着ている者は間違いなく上流階級の者だろう

・【防御】の杖×2
魔導【防御】の効果を持つ小型の杖
一度だけ攻撃を防ぐ
使うと消滅する

・魔力生成液×3
魔力を凝縮し液体に変えたものが小瓶に入っている
魔力の無いところでも、これを周りに散布する事で、魔導を使う事ができる

・結婚届×1
許婚との結婚のための書類
必要項目は全て埋まっているが、許婚のサインがまだ無い


なるほど、これだけ金があれば生活に困る事は無いだろう。
だが、【貴方】とヘイゼルの現在の格好は軽装のドレスと燕尾服だ。
【一目で令嬢だと分かる格好をしている】のは理解しておくべきだろう。

高価なドレスは【貴方】のお気に入りだが、もしもの時は売っても良い。かなりの金額になるはずだ。

【貴方】は追われている身のため、身分を証明する行為はできるだけ避けるべきだ。
だが、【貴方】の持っている結婚届は【充分な身分証明になり、また、それを捨てる事はできない】事は頭の片隅に置いておこう。

「お嬢様、準備の方は大丈夫ですか?」
『えぇ、いつでも出発できるわ』
「では、参りましょう。ここから一番近い街は東の方向です」


↓1 街の名前

↓2、3くらいまで 街の特徴

[季節:春][現在地:ワタンカライ]

ワタンカライ。
国境付近に位置する商人の街。
国境近くにあるため、人の出入りが激しく、必然的に物資の出入りも激しい。
数多くの店が存在し、価格競争が苛烈なため、大体の物資が安価で手に入るのが特徴だ。
ただし、大国【ケルベロス帝国】の支配下にありながら、国境付近という事から治安維持が徹底されていない。
裏通りには近づかないのが賢い選択であろう。


『わぁ……』

【貴方】は感嘆の声を上げる。ほとんど家から出なかった【貴方】には、この街は刺激的だろう。
もちろん、その刺激には危険も伴う。

「お嬢様、危ないですよ」

だが、そんな心配はヘイゼルの存在によって杞憂となる。彼がいれば危険は無いだろう。

↓2 どうする?

※ちなみに【追っ手危険度判定】がありましたが、幸運10のため自動成功でした


『とりあえず、服を着替えましょう。
わたくしも、ヘイゼルも、こんな服では目立ってしまいますわ』

「そうですね。服屋を探しましょう。
お嬢様の美貌に見合う服を探さなくて。
もっとも、そんな服が簡単に見つかるとは思えませんがね……」

【貴方】はいつものように苦笑する。
ヘイゼルの発言は、世辞ではなく、根っからの本心なのである。


【服屋を探そう】

幸運:10

目標値:10

・自動成功であるが、差が少ないほど良い服屋が見つかる

↓1 コンマ判定

【服屋を探そう】

目標値:10

判定値:10

クリティカル!!


「ハッ……お、お嬢様!
あの店です! あの店にしましょう!!」

ヘイゼルが指差したのは、商業通りの一角、上品な桃色の看板の店である。店頭に並んでいる服の数々は、まるで貴族のドレスだ。それでいて派手過ぎない……なるほど、確かに好都合な服屋である。

『まぁ……いいんじゃないかしら?』

【貴方】は楽しみで踊る心を隠し、平静を装って発言した。

「ふふ……楽しみですね。行きましょう」

どうやらヘイゼルにはお見通しなようだ。少し気に食わないが、まぁ拗ねるほどの事でもない。

[服屋『月の女神』]

「あらぁ~、いらっしゃ~い」

その服屋の店長は、どこか気怠げな茶色の長髪を持つ女性だった。
どうやらこの女性一人で切り盛りしているらしい。

店長はその雰囲気とは裏腹に、手際よく【貴方】達の服を用意してくれた。ヘイゼルは自分の服については失念していたようだが……
ちなみに、生活に困らない程度の服を買っても純銀貨を一枚消費するかしないかである。やはりこの街の物価は低い。

「あ、そうだぁ~。あなたたち、知ってる?
明日、ケルベロス帝国の第一皇太子が来るらしいわよぉ~」

『!』

ケルベロス帝国の第一皇太子。
それは、仕えるべき主人としては最適であろう。
真に仕えるべき主人であるからはどうかは別だが……一目会っておくのは良いかもしれない。
【明日、ケルベロス帝国の第一皇太子がこの街に来る】。覚えておこう。

※クリティカルにより、イベントスキル【ケルベロス帝国第一皇太子との邂逅】を獲得しました



服は手に入れた。そろそろ宿に行きたいところだが、まだ少し時間はある。

↓2 何をする?


街を見て回ろう。もしかしたらここを拠点にするかもしれないのだ。何があるか確認するのも悪くない。

↓1 どんな店がある?

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