おそ松「三次元行っちゃう?」チョロ松「は?」(15)

おそ松「いやー俺たちさー去年の秋にアニメ化して以来すげー人気じゃん?
マジでラブライブに引けとらないぐらいになったし
ネットでもかわいいだのイケメンだのめっちゃ言われてるし」

チョロ松「いやそのかわいいだのイケメンだの言ってる層がやばいから。
あんな99.999パーブスな連中にモテて嬉しい訳ない」

チョロ松「あとあいつらだいたいが毎日のように僕らのホモセックス妄想して興奮してる様な連中だよ!?
会っても1秒たりとも途切れることなくゲスな目で見られるよ!?」

一松「出た、ライジング」
トド松「下心100%なのはお互い様でしょー」
チョロ松「いや僕は違うから。もっとちゃんと愛をもっt
おそ松「じゃーいいの!?」
チョロ松「!?」

おそ松「このまま二次元の空間で燻ってても6人揃ってずっとクソ底辺だよ!?
でも俺たちがアイドルのそれと同然の扱いになってる三次元行けば多分めっちゃチヤホヤされるよ!?
それこそお前贔屓の橋本にゃーなんか目じゃねえぐらい!」

チョロ松「うぅ...」
トド松「あと下手したら『リアル六つ子』なんて言ってテレビ出れるかも知んないよ!?
一度どこかの局が嗅ぎつければ恐らく数字取りに他の局も芋づるみたいにやってくる!
そうなれば出演料ザックザクだから!またしばらく遊べるから!」
十四松「あ"そ"べ"る"!!あ"そ"べ"る"ゥ"ー!」

チョロ松「いやここまでの話全部憶測じゃねえか!
俺は絶対行かないからな!」

2分後
2016年8月12日
東京国際展示場

おそ松「来たー!」

一松「夏コミ。カモの巣」
チョロ松「カモ言うな。ていうか絶対ただのレイヤーと思われるでしょこれ。」

おそ松「まーだグチグチ言ってるよ。結局来たくせに」

トド松「あ....いやでも」

キモオタ「....キッショw」
ゴキ腐「オイイイイイwwwww」
ゴキ腐リ「キャーwwwwトッティーwwwww」

トド松「結構好感触じゃないこれ?」

おそ松「ああ...質はともかくとして

あれ?カラ松は?」

「....松girls.....!!!」

女「キャアアアア!」
カラ松「待て!なぜ逃げる!?
Wait for me!!!!!My pretty sweeeeeets!!!!!」

チョロ松「マジかよあいつ......」

トド松「一応僕らのビジュアルも三次元のそれなんだし例の三点セットであのテンションはキツいわー」
十四松「あはは!!!!マジ不審者!!!あはは!!!!」

~例の三点セット~
・クソ革ジャン
・クソグラサン
・クソタンクトップ

チョロ松「いやお前だよ十四松!!お前も大概やばいから今だけはそのテンションやめて!」

おそ松「ところで一松は?」
トド松「向こうで吐いてる」

女「ぎゃあああああああ!!!」
一松「ぅお"お"えぇっぷ....!」ビチャビチャ
男「あああああ!!きったねぇ!!!」

おそ松「あー....大勢に見られんの苦手そうだしねぇ」
チョロ松「おい!吐くにしても道の真ん中ですんな!女の子達のキャーのニュアンス光の速さで変わってっちゃってるよ!」

チョロ松(やばいぞ......!なんだこのデジャヴは.....!!)

十四松「まずい...!ピンチだ...!!ここはウケをとって誤魔化さないと!!」

チョロ松「やめて!!!後生だからやめろ!!!!!」

十四松「ゥ~~~~~~~~」
「「「「「ぶ ん れ つ ゥ !!!!!」」」」」
チョロ松「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"」
トド松「チョロ松兄さん!」
チョロ松「あ"?」
トド松「一松兄さんの......!お腹が.......!」


.........ブピー.........ゴロゴログル......グリュリュ...ブッ

チョロ松「持 ち ネ タ 感 覚 で の 排 泄 を や め ろ」

おそ松「耐えろ!!!耐えるんだ一松!!!!
一松クラスタの間でも多分それの需要はない!!!!」

一松「ごめん....!!!!!
みんな.........!!!」

女A「し"ょ"く"し"ゅ"!!し"ょ"く"し"ゅ"!!」腕クネクネ

キモオタ「75863!!75864!!!」巻いたポスターブンブン

チョロ松「一松ゥー!!!」
十四松(オリジナル)「一松兄さん!!」

一松「ふんっ....ぬ........!!!」

腐女子「イチ!ニ!サン!
ダーーーーーーーー!!WWWWWW」

カラ松「BROTER!!!!!」
一松「クソ.....松......!」ブプッ......!

入場者全員「「「「「「「マッスルマッスルWWWWWWWW
ハッスルハッスルWWWWWWWWWWWWWWW」」」」」」

ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ
ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ

8月12日

16時
その辺の河川敷

一松「いやー......」
カラ松「いやー......」
十四松「いやー.............」
「「「出禁........喰らったねー.....」」」
チョロ松「いやお前らのせいだから!僕とか完全にとばっちりだから!!」

カラ松「コネクトは閉ざされてしまった....さらば
友よ....!愛する者よ....!」
トド松「友?カラ松兄さんの相手してくれた人とかいたの?」

おそ松「レイヤーにいたみたいだよ。男。メッシュのタンクトップにグラサンっつーカラ松に近いファッションだった。んでずっと腕後ろに組んでた」
チョロ松「いやそれ駄目な奴だよね?僕らとは別ベクトルでクズな連中だよね?」

一松「俺もあの後レイヤーで絡んできた奴が何人かいたな....
ピンクのネクタイに黒スーツで髪逆立ててた。
大声を出すナリとかブッチッパとか言ってしきりに囃し立ててきたな。」

チョロ松「気持ち悪っ....レイヤーってそんなんもいんのか」

トド松「というかコミケ滅茶苦茶じゃないの?
大半が十四松兄さん化したみたいだし。」
おそ松「あの辺にゃ二度と近づけないね」

トド松「つーかこの後どうすんの?
盛大にやらかしたしもうテレビ出演料とか言ってる場合じゃなくなったよ?帰る?」

おそ松「はー結局ヤレなかったなー」

一松「もうお開きにしよう
残る奴は残る。あとは先に帰る。俺はもう帰るよ」

トド松「んーじゃ僕も」
チョロ松「僕も」
おそ松「俺も。そういや今日新台入ってたんだ」

十四松「ぼくは残る!!!ここめちゃくちゃおもしろい!!」
カラ松「俺は残るぜ」

トド松「それじゃー二人はもう少し好きにやっといて。じゃあお先」
「「「「お先ー」」」」

20時

渋谷の街角

カラ松「ふぅ・・・」
十四松「路上ライブやんの!?!?!?」

カラ松「ああ....」

カラ松(長年かき鳴らし続けたアコースティックギター・・・・)

カラ松(フッ....お前は今日という日のために俺と巡り合ったのかも知れないな....)

翌日

松野家

「「「「ええええええ!?」」」」

おそ松「何!?何!?もっかい言ってカラ松!十四松!」

カラ松「フッ.....いいだろう...!
イエスタデイ..!俺たちはSHIBUYAにてBLUESを
十四松「カラ松兄さんと路上ライブしてたらすごいブス二人が声かけてきてその後その
ブス二人についていったらヤらせてくれた!!!」

チョロ松「うっそでしょ!!!???え"え"え"!?」
一松「殺す」
トド松「一番童貞捨てる事のない二人だと思ってたのに...!」

十四松「吐きそうだった!!!カラ松兄さんは花の精の一件で免疫ついてるけど!!!」

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