俺P「おはよう!」 春香「はい?」 Remake (111)

誰も望んでない俺Pスレリメイク

注意
前の酉忘れた。
OFA以前の作品のリメイク
だけど、エタしたところより後はOFAの楽曲名を使う気マンマン

後は思い出したころに追加

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1468674737


春香「.....ああ、おはようございます俺Pさん」シラー

俺P「今日も元気そうだな! 今日の日課は済ましたか!」

春香「そうですねー終わりましたー」スタスタ

俺P「1日1ズッコケだぞ!」

春香「はいはい、そうですねー」



P「あれ、春香もう来てたのか。」

春香「おはようございますっ、プロデューサーさん!」

俺P「……。」




ガチャ


俺P「おや!」

千早「.........ハァ。おはようございます。」

俺P「おや、千早『72!』そんなにテンションが低いんだ。」(72の部分を強調)

千早「.....ちょっと嫌な物に出会いまして。」

俺P「そうか、今日の歌番組の収録はグループでだから。そのテンションはなんとかしとけよ!」

千早「そうですね」スゥッ

俺P「ムムム、千早も何かしらの『壁!』にぶち当たったか!」(壁の部分を強調)





千早「」ギリッ






俺P(まぁ、分かってもらえるだろうけど。基本こんな感じだから。)

春香「ねぇ、俺Pさんさ.....」ヒソヒソ

伊織「......本当......よね。」ヒソヒソ

やよい「うっうー.....」

真「ちょっと.....」ヒソヒソ



俺P(アイドル達に毛嫌いされているわけだ....)

俺P(だけど....これを何とかしなければいけないか...と聞かれれば)チラッ

P「? どうした俺P」

俺P「いや、何でもない。」


############### 回想 #################


?「デュフフwwwwww拙者;;;;;;;;;;;;;でござるwwwwwwww」


??「うおおおおおおおっ!;;;;;;;;;;;;;;;最高!」パパンパパンパン!!


############### 回想 #################



俺P(なんとかしてはいけないんだ。そう、俺は...イレギュラーだから。)



P「よし、今日はドラマの収録だ。」

雪歩・美希「はい(なの)!」

俺P「で、俺達は曲番組の収録だな」

千早・春香・真「ハァ....(やっぱりプロデューサーが良かったなぁ。)」

俺P「なんだ、元気ないなぁ。千早は兎も角春香に真よ、お前らがテンション低くてどうするよ。」

千早「...........。」

二人(誰のせいだと思っているんですか…。)

俺P「まぁいいや、俺の車に乗っていくぞ。」

三人「はーい」


バタン


貴音「....。」




小鳥「俺Pさんどうしてあんな憎まれ口を叩くんでしょうねぇ...」

律子「本当、あれさえ無ければ良いプロデューサーなのに。」ペラッ

律子「あのグループの仕事を確実に取って。CDの売り上げも上々。」

伊織「律子も小鳥もほっときなさいよ、あんな奴!」

亜美「そーだよ! この前なんて亜美に....亜美に....。」ダキッ

あずさ「あらあら、亜美ちゃんどうしたの、大丈夫?」ダキッ

亜美(うへへ、ええ感触じゃあ。)ニタァ

小鳥「このままじゃあ、アイドルたちのモチベーションの低下が止まらないわ....」

伊織「気付くの遅いのよ!」

律子「うーん。」



######################### テレビ局 #########################

俺P「さて、今日はお前たちの新曲の披露の日なんだ。」

三人「..............。」

俺P「今回は真をメインにした曲....なはずだが。今回は千早をセンターに持っていく。」

千早「えっ…」

春香・真「ええっ!」

俺P「返事は?」

真「ちょ....ちょっと待ってください!」

俺P「真、文句があるのは分かるが。今回は黙って俺についてきてもらおう。」

真「いや、そうじゃなくてどうして急にセンターを!」

俺P「いや、ただ単にそう囁いたのさ俺のゴーストが。」

千早「私も反対です。急にフォーメーションを変えられると、いくら私や真がいるからって対応しきれません。」

春香「あれ? 私、信用されてない?」



俺P「まぁなんとかなるだろ、そう囁くのさ....」

千早「ゴーストとか何とかはどうでもいいです! 今から修正するとでも言うんですか?」

俺P「ああ、その通りだ。そしてその修正の場所だが....」

春香「あれ....私なんで蚊帳の外なの?」









######################### 収録後 #########################

春香「.....凄かったね、観客席。」

千早「ええ、まさかあそこまでの反応だと思ってなかったわ。」

俺P「デュフフフwwほれ見ろ! 良い反応だったろww!? 観客席を感動の渦に巻き込んだんだぞお前らが!」

真「じゃあ、俺Pはこれを見越して.....。」

俺P「スマン、俺も正直此処までだとは思ってなかった。本当は最初奇を衒うノリだったんだがなぁ。」

俺P「練習してる時の千早を見て少し試してみたくなったんだ。」

千早「試す?」

俺P「いま頭にある企画に千早が合ってるかどうか.....ってやつかな?」


俺P「まぁ、実績は出来たから、後は企画を通せばいいだけっすな。」

千早「俺Pさん....」

俺P「まぁ、企画が通ったら少し大変になるかもしれねぇ。体調管理はしっかりしとけ。」

俺P「それ以上色々と無くなったら大変だ。」

千早「」ムッ

俺P「よし、じゃあ帰るぞお前ら。」

真「......折角ちょっと見なおしたのに。」

春香「本当だね。」


######################### 事務所 #########################

俺P「ただいまー」

律子「あっ、俺プロデューサー」


律子「俺プロデューサー」

俺P「おっ、どうしたパイナップル(おっ、どうした律子)」

律子「パイ.......コホン。その、あんまりこう言いたくはないんですけど」

律子「その憎まれ口なんとかなりません? アイドル達が本気で嫌がってます。」

俺P「うーん、そう思っててもなぁ、つい思った事を口に出してしまうんだよ。」

律子「口に出してしまう…、なら『出したくなる』で止めてください。」

俺P「むぅ.....。」


........。


俺P「!?」ピコン

俺P「」サワッ

律子「!? なんですか!急に髪を触って。」

俺P「........Fire in the hole!!」

律子「は?」

俺P「ファイアーインザホール!!」

律子「何がいいたいんで......」

############### 律子脳内 #################

Fire In The Hole!!(爆発するぞ!)

何が爆発する?

あれ、そういえばさっき私の髪触ってたような......

############### 律子脳内 #################


律子「俺プロデューサー......あなたって人は!」

俺P「パッ.....パイナポー」

律子「誰の頭がパイナップル爆弾ですか!!」


ゴツン!

.


律子「もうっ! 信じられない!」

亜美「あーあ、りっちゃんでもだめだった?」

伊織「本当、なんで社長はあんなのを雇ったのよ。」

俺P「何故かって言うと俺は外面がいいのさ」デコピン

伊織「いたっ。触んないでよ!」

俺P「世の中にはこういう言葉があります『長いものには巻かれろ』。」オデコピン!

俺P「水瀬の人間なんだから痛いほど痛感してんだろ」デコナデナデ

伊織「」ナデナデサレテル

伊織「.....何がいいたいわけ。」マダナデナデサレテル

俺P「いや、そのまんまの意味。」

伊織「......馬鹿にしてるの、水瀬を。」

俺P「いや。お前を馬鹿にしてる。」


グイッ


伊織「.....調子に乗らないで。黄河は水たまりを叱りはしないって言うけど私の考えは違うわよ」

俺P「俺が水たまりじゃなくてアマゾン川だと知らないのか? おでこサンシャイン。」

伊織「」ギリッ

伊織「このおっ!!」グアッ

あずさ「伊織ちゃん....そこらへんで」

伊織「」ブン!!

ガシッ

貴音「伊織。それ以上はいけません。」

伊織「その手を放しなさいよ.....貴音。」

貴音「いいえ....放しません。」



伊織「.........。」

伊織「もういいわ。」フイッ

俺P「.............。」

貴音「俺プロデューサー。少し....。」







######################### 別室 #########################

俺P「求愛か?」

貴音「残念ですがお話と言うのは...........」

俺P「この事務所を辞めてほしいとかそういう話か?」

貴音「まぁ、それはこれから次第ですね。」

貴音「そろそろ、貴方が何者か教えていただきたいのですよ。」


俺P「......どういう意味だ。」

貴音「白ばくれないでください。あなた様の気配はこの街...いや最早この世界の物ではない。」

貴音「それだけではなく、ユニットのメンバーの信頼が殆ど0にも関わらずユニットが解散せず、かつ人気も上々。」

貴音「更にメンバー個人の能力を生かしている。普通の人間にはできません。」

貴音「あなたはこの事務所に来て日が浅い、それなのに此処までやる事が出来るのならば....。」

貴音「それは『既に当人の事を知っている人間』が出来る事。」

俺P「.......ははっ。」

俺P「流石、四条貴音って感じだな。」

貴音「で.....予想はあってますか。」

俺「ああ....俺はこの世界の人間じゃない。」

貴音「..........。」

俺「此処まで話したんだ、経緯....と言うか身の上話をしたいんだが構わないだろうか。」

貴音「ええ.....構いませんよ。」


######################### 回想 #########################


 事の発端はお前達とは別の世界でのことだった。
 まぁ、意味が分からんとは思うが黙ってて聞いてくれ。


─ 適当な場所 ─

俺「デュフフwwww 拙者『俺氏P』というでござるwwwwww」

(*この作品はフィクションです実際の人物・団体・俺氏Pとは一切関係ありません。俺氏Pが実在すればの話だけど。)

友「......キモい、やめてかえれ。」

俺「全く、友氏Pは辛らつですなコポォwwww」

友「コポォをやめい!」


 俺Pこと俺は......まぁ、そんな事はいいんだ。ごく普通の一般人ってやつだ。
 そして、俺は世間一般でいうオタク趣味を持ってて「アイドルマスター」ってゲームにハマってたんだ。

 それに関する細かい経緯は置いておくとして、俺はその作品にのめり込み何時しかライブにも参加するようになった。


[貴音:らいぶ.....ですか。]


 ああ、俺は冬に開催されるライブに友達と参加していた。そいつを仮に友と呼ぼう。
 友と会場に到着した俺は物販列に並ぼうとした。これに関してはお前らのライブと同じだ。
 だから想像できるだろ?


[貴音:ええ、真有難い事です。]




 だけど物販の所には警備員のおっさんが立っていて
 「朝の6時に時計台に案内の人が来るからそれまで時計台で大人しくしてろ」って言われた。

 おっと、先に言っておくが実際はもっと丁寧だったぞ。

 まぁ、それはさておいて続きだ。仕方ないので俺達は時計台で案内役の奴を待つことにした。
 その間にも同類がいてそいつらと仲良くなったりもしたもんだ。


[貴音:それは良きことで。]


 お前らも年頃の女の子だからバーゲンやタイムセールスにも敏感だろ。
 1円1銭が命銭だもんな。それに数も限られている。それは俺達も同じだった。

 さて、他人に後れをとれば欲しい商品が手に入るかどうか謎で
 時計台から物販の所まで距離があるとなったらどうなるだろう......言わずもがな競争だ。
 何千人と言う奴が同じ場所に向かって走り出すんだ。


[貴音:.................。]ジーッ


 なんだよ、その「見てみたかった」って目は。


[貴音:ハッ!!]


 俺も必死こいて走ったんだが段差に引っ掛かってしまってな。吹っ飛んでしまった。
 だが、列の移動は止まらない。俺は何人もに踏まれて.......気を失った。


[貴音:なんと。]


そして気がつけば俺は.......。


############### 765プロダクション 社長室 #################


社長「それじゃあ、よろしく頼んだよ君ぃ!」

俺P「......えっ!?」


 765プロダクションのプロデューサーとなっていた。

.


[貴音:貴方様もしかしてその「あいどるますたあ」というゲームとは]


 お前は察しがいいな、「流石数々の二次創作で狂言回しの役を請け負っただけあるよ」。


[貴音:何か変な気分がしますね。]


 スマンそんなに深く考えないでくれ、
 俺にとっては確かにお前らはゲームのキャラだったがお前らにとっては
 俺が一体何であったかなんて分かりやしない。

 下手すればお前らの世界が本物であることも考えられる。


[貴音:君が深淵を見ている時には、深淵が....というものですね。]


 それで俺は喜んだものさ

 俺がプロデューサなんだと。
 俺が主人公なんだと。

 「私たちが此処まで来れたのも、ファンの皆さんのおかげです」なんて言われた事は数知れずだが。
 「私たちが此処まで来れたのも、あなたのおかげです。」なんて言われる事はこの先ないだろう。

 それは、俺だけではなくアイドルファン、作家のファン、スポーツ選手のファンの多くも同じだ。

 俺はずっと、本人にそういわれてみたかったかった。
 俺はお前たちのプロデューサーになれたのだと。
 本物のアイドルに言われるんだと本気で喜んだ。


[貴音:ですが、それは違ったと。]
.


俺「ああ、俺はPはPだが、多くのアイドルを抱える主人公PではなくモブPだった。」

俺「もっと悪い言い方をすれば俺はいなくてもいいイレギュラーだった。」

俺「さて、貴音に質問だ。『1+1=2』という式にイレギュラーである何かが紛れ込み『x』が入り込み『1+1=2+x』って式が出来上がってしまった。」

俺「どうすれば元通りになる?」


貴音「そのような事を言われましても..........貴方様、まさか。」

俺「.......そう、そのイレギュラーの『x』が0になってしまえばいい。それで全て解決だ。」

貴音「そのためにあのような......」

俺「もし俺がもとの世界に戻れたとしても、お前らにとっては『嫌いな奴が居なくなって清々した』って程度にしかならない。」

俺「誰も困らない。誰も苦しまない。」

俺「俺は苦しいけどね。」

俺「でも、.....正直それでいいとさえも思う。」

貴音「ですが、自分の担当した人間だけでもしっかり中を育もうとは.....」

俺「.......俺の担当は『春香・千早・真』だろ?」

貴音「え、ええ。」

俺「あいつらが担当があのPから俺に変わった時のあいつらを見たか?」



俺「すごい悲しい目をしていたんだ......。」


.


俺「どれだけ頑張っても俺は765Pにはなれっこないんだ。」

俺「まぁ、元の世界に戻ったらちゃんと全員のプロデュースをやるさ。」


貴音「俺P殿、その世界には…!!」

俺「......どうした大きな声出して。」

貴音「その中には『響』はいますか!!」

俺「.................。」







 我那覇 響(がなは ひびき)沖縄出身の女の子。
 細かいプロフィールは置いておくが、ダンスに長けておりその実力たるや真を凌ぐ程である。

 俺がこの世界に入って最初に知った事は『我那覇 響』のみ961プロに居たことだった。
 逆にいえば星井美希・四条貴音のみ961プロから765プロに移籍していた。

 驚くべきことに、SPの世界だと思い込んでいたが『ジュピター』もいるという始末だ。つくづくやりにくい。







貴音「響は...」

俺「......ああ、一緒だ。」

貴音「......そうですか。」

貴音「それは真に喜ばしい。所謂重畳というものです。」

俺「やっぱり、あいつがいないと寂しいか。」

貴音「いえ、孤独と呼ばれるものには慣れております。」

貴音「しかし、お陰で俺P殿への違和感の正体が分かりました。....最後に一つ。」

貴音「そのような事をせずとも、無事に帰れる方法はあるのではないですか?」

俺「.....あると思うか?」

貴音「それを探すのも有りだと思いますが。」

俺「そうか......そうだな。」

俺「それならよ、できれば一緒に探してくれないか。その方法を。」

貴音「ふふっ、できればそうしたいところなのですが....。」

俺「??」

貴音「あまり私が関わり過ぎるのも如何なものかと思いましてね。」

俺「ハァ、お前この時点で十分関わったじゃねえかよ!!」

貴音「ヒントを与えるキャラなど跋扈してますよ。貴方様。」

貴音「では.....」スタスタ



俺「.............。」



俺「そういえばこの前美味しそうなラーメン屋見つけたんだよなぁ!!」オッキナコエ



貴音「チラッ (´・ω│壁」

俺「.......手伝ってくれたら好きなだけ奢ってやるんだけどなぁ。」

貴音「はしごしても宜しいですか?」 (´・ω│壁 チラッ

俺「.......好きにしろ。」



貴音「畏まりました。それでは、俺P殿のために粉骨砕身頑張りましょう。」

俺「ああ、そうそう。1つ忘れてた。」

貴音「?」

俺「普段は他のアイドルと同じように俺を嫌って接するように。」

貴音「......本当に俺P殿は。」

貴音「.....いえ、それが俺P殿の選ばれる道ならば何も言いますまい。」

俺「.....ありがとう。」









千早「.......うそ。」

千早「どうして......。」


.


######################### 次の日 #########################

事務所にて

春香「」カリカリ

千早「」カリカリ

真「」カリカリ


真「ねぇ、春香此処の問題なんだけど・・・」

春香「ああ、此処はこの公式とこの公式を足したら、この公式が出来るでしょう。」

真「えっ、ちょっと待って・・・」



千早(俺Pの方針でレッスンや仕事が終わりそれでも時間が空いているときは、各々の勉強することになってるけど。)



############### 回想 #################

俺「貴音、分かってると思うがこの事は口外するんじゃねぇぞ。」

貴音「ええ、分かっております。」

############### 回想 #################


「......ン」

千早(あの人は何故.....自分が嫌われてまでも.....。)

「.....ハヤチャン!」

俺P「おい、壁女!」

春香「かっ....壁女ぁ!?」

千早「!?」ハッ!!


俺P「勉強もせずにボーっとしおって、良い御身分なこったで。」

千早「すみません、少し考え事をしていたもので。」

俺P「まぁ、進んでるんなら良いんだけどな。」ペラペラペラ



俺P「........あ、そうそう言い忘れてた。」ペラペラ

千早「?」

俺P「今度開催されるフェスに、お前たちが招待された。」

春香・真「................。」

千早「..........。」

俺P「..........。」


春香・真「.........えっ、」









三人「えええええええええええええええええええっ!!」









1(二)どうみても俺たちがライブで見た泣き顔だよ
2(遊)素人のフェラじゃねーぞコレw
3(一)改めてみるとぶっさいくな顔だな
4(左)もうなんつーか涙を流さないようにするのが精一杯だった
5(三)全身の力が抜けて何も意欲が湧かないのにチンコだけ勃起した
6(右)あんな乳首でよく声優やろうと思ったな
7(中)ちんこはかつて無い程勃起して心は苦しいのに精液が、なぜだ
8(捕)アルバム3800円もすんのにハメ撮り780円かよ
9(投)えみつんが気持ち良さそうで良かった


春香・真「何で今更!!」

俺P「いったろ、忘れてた。スマン。」

春香「イヤイヤイヤ、それじゃあ勉強する暇ないじゃないですか!」

真「そうですよ!年下に加法定理教わってた時間を返してください!」

春香「レッスンですよ、レッスン!」

真「ほら、千早も何か言ってよ!」

千早「私は.....」



俺P「シャラアアアアアアップ!!」

春香「シャラップじゃないです!」

俺P「Shut fuxx up!!」

春香「言い方変えても駄目ですッ!!」



俺P「いいか! 今日のお前らはレッスンをした!テレビ番組に出たわけじゃあないが仕事もした!」

俺P「そりゃあ、若いから無茶は効く....だが、無茶は積み重ねるとボロとなって出てくるもんだ。」

俺P「それに、俺は詰め込みって奴が大嫌いでな。例え甘いと言われてもしたくは無いんだ。」



真「はぁ.....」

千早「それで俺Pさん。他のフェスの参加者は....。」

俺P「ああ....ちょっとだるいぜ。先ず765は俺達と竜宮だ。」

春香「えっ、そんな。」

俺P「それで114514プロの………」

真「............。」

俺P「346プロの……………」

千早「.............。」


俺P「そして、『961プロ』の我那覇響とその他3名だ。」

千早「そ....その他3名って」ププッ



俺P「資料を見る限りじゃあ従来のフェスとは様相が違うが....。」

千早「どのような形態のフェスなのかは詳細に書かれてないということですか。」

俺P「ああ、だから蠱毒みたいな方法で最強のアイドルを決めるのかもしれないし。」

俺P「単に、プロダクションという垣根を越えたファン感謝イベントかもしれない。」

俺P「........だけどよ。千早!」

千早「は、はい。」

俺P「真!」

真「はい」

俺P「リボン!」

春香「ヴァイ! ......えっ!?」


千早「  .....くくっ」プププ



春香「もう!俺Pさん。」

俺P「冗談だ.....春香」

春香「はい!」




俺P「どんなイベントだろうが関係ない!」

俺P「他のアイドルのファンを食い散らかせ。」




俺P「千早の歌唱力で」

俺P「真のダンスで」

俺P「春香の.....求心力?で」

春香「何で私だけ『?』がつくんですか!」


俺P「会場を魅了しろ。」

俺P「そして勝て、『竜宮』にも『114514プロ』にも『346プロ』にも、そして『961プロ』にも。」

春香「ちょっと、何事も無かったように話を進めないでください!」

俺P「わかったか!」

真・千早「はいっ!」

春香「むぅ....。」



いつの間にか私たちの俺Pさんに対する怒りや憎しみと言ったものは消えてました。
私達の慣れ.....でしょうか。それか毒気が抜けたのでしょうか。

どちらにせよ、これで私たちは1つのチームとなって進み始めた。
俺P「はずだった......」











春香「ちょっと、俺Pさん人のナレーションに入り込んで縁起でもない事言わないでくださいよ!」

俺P「あっ、バレた?」

.


######################### フェス当日 #########################

俺P「アイドルの皆さん!フェスティバルですよ、」

春香・真・千早「フェスティバル!」



シ~ン

伊織「..........。」

亜美「..........。」

律子「..........。」

その他アイドル「..........。」

あずさ「あらあら~」


俺P「おい、どうするんだよこの雰囲気」ヒソヒソ

春香「知りませんよ、俺Pさんが言いだした事じゃないですか。」ヒソヒソ

俺P「よし、真ここで『まっこまっこりん』だ、やれ!」ヒソヒソ

真「嫌ですよこんな雰囲気の中で!」ヒソヒソ

俺P「なんだよ、根性無しだな。」ヒソヒソ


?「全く、騒がしい奴らだぜ。」

?「そうだね....これだから765プロは......。」

真「!? お前は....。」

俺P「ほお、何の用だ。」




俺P「我那覇響と....」

響「........。」

俺P「天ヶ瀬冬馬」

冬馬「気安く名前で呼ぶんじゃねぇよ。」

俺P「おっと、何か嫌われるようなことしちゃったかな。」

響「何をいまさら、765プロのくせに......。」

俺P「あーやっぱり響って今こういうキャラなんだな。」ヒソヒソ

春香「そうなんですよ....。ってキャラ?」ヒソヒソ


俺P(こっちの春香もゲームのようには行ってないか。)

真「響ッ! 今日という今日は!」

響「ふんっ! それは一体何回目さー!」

俺P「あー、始まった。そんでお前ら何で来るんだよ。」

冬馬「俺達が何処にいようが勝手だろ、それに俺達も参加者なんだからよ。」

俺P「あれ、響はともかくお前出場してたっけ? 俺の資料には我那覇響と他三名って...」



冬馬「略すんじゃねえ! ちゃんと書いてあんだろうが、『jupiter』ってよ!!」

千早(プロデューサーまだそれ引っ張ってたのね。)



俺P「まぁ、いいや。そんでお前ら邪魔だからとっとと消えろ!去ね!」

冬馬「お前らが消えろ、765プロ。」

響「そうだぞ!(便乗)」

?「何やってるんだ冬馬、大声なんか出して。」

?「正直、恥ずかしいったらありゃしないよ。」

冬馬「チッ、来やがったかよ。」

真「うわっ....」

俺P「伊集院北斗と御手洗翔太か.....。」



翔太「全く、何してるのさ冬馬君」ショターン!!

北斗「ほら、そこのエンジェルちゃん達も落ち着いて。」ウホーン!!

俺P「.............。」

俺P「春香・真・千早........」

三人「?」






俺P「すまない、ホモ以外は帰ってくれないか」ドーン!!






全員「........はい?」












暫くお待ちください












.


俺P「.......あの、ホントごめんなさい。」

翔太「ははっ、765プロにも面白いお兄さんがいるんだね。」

北斗「ほんと、見ていて飽きないよ。」

響「フンッ!」



黒井「お前達、何時までそこにいるんだ、」

響「あっ、社長!」



俺P「うわー、きやがったー。」

黒井「おや、イモ臭い雰囲気がすると思っていたら、765プロの奴らじゃないか。」

俺P「そういえば、この社長とは初対面なんだよな....」

俺P「ああ、どうも初めましてー(棒)。」

春香「俺Pさん挨拶する気が無い!」
.


黒井「何だお前は。」

俺P「このたび新しく765プロに入社した俺Pでございます、以後.....忘れてください。」

真「えっ!」

黒井「貴様....どういうつもりだ。」

俺P「ご安心を、貴方の事も以降忘れますから。.....嫌でしょう嫌いな765プロの人間に覚えられるの。」

黒井「貴様ああッ!!」




俺P「次に貴方は『所詮は高木の所のプロデューサー、程度が低い』....という。」

黒井「所詮は高木の所のプロデューサー、程度が低い.......ハッ!」

俺P「あれ、意外に乗ってくれた。さすがセレブ。」


響・冬馬・(春香)「それ....セレブ関係なくないか(ですか)?」

俺P「えっ、何聞こえない。」

黒井「ええい!耳障りな奴らめ! お前達行くぞ、これ以上奴らといればお前たちが腐る。」

俺P「何でも腐りかけが一番いいんだぜ。」

黒井「五月蠅い! 黙れ!」



俺P「ウィ!!(フランス辺りの言葉で「はい」の意味)」

千早「行っちゃいましたね。」

真「よかったぁ、ボクいっつも北斗って人に言い寄られてるんです。」

真(まぁ、俺Pさんのあのセリフが大きかったと思うけど....)



############### 回想 #################

俺P「すまない、ホモ以外は帰ってくれないか!」ドーン

############### 回想 #################


.


ー 開演前 ー

俺P「さて、作戦会議だ。」

千早「やっと、まともな議題ですね。」

春香「たしか、今回は歌を全面的に押し出す作戦でしたね。」

俺P「ああ、俺の予想だと961プロは『ダンス』を、竜宮は『ビジュアル』を推していくだろう。」

俺P「今のあいつらにはある意味それがベストだから。」

春香「でも私達は『ボーカル』と『ダンス』の2つですね。」

千早「その中で敵の搦手となりえるのは『ボーカル』。」

真「でも、できればダンスで.....」


俺P「真としてはそれが一番だと言うのは俺にも痛いほど分かるが。」

真「ええ、分かってます。1%でも勝率が上がるならボクは...」

春香「真.....。」

俺P「それで、フォーメーションだが.......。」




─ その近くで ─

黒影(へへっ、765プロ。)

黒影(残念だが、お前たちを......)



カチャカチャカチャカチャ


黒影(活躍させるわけにはいかねぇよ.....)




俺P「これがフォーメーションだ」

真「ボクが....センターに。」

千早「私と春香は後方ですね。」

俺P「ああ、千早はバックコーラス的なやつだ。......不満か?」

千早「いえ....。でも、この前の新曲ではないだなと。」


真「そういえばそうですね.....」

俺P「.......あっ!」

春香「えっ、何ですかその『いけねっ、忘れてた』って感じの声は。」

俺P「のワの;」


千早「もうっ、何をやっているんですか!」

俺P「申し訳ないッ!! 別の事に気を取られ過ぎたッ!!」

春香「別の事?」

俺P「ああ....。」

俺P「黒井社長がな....気がかりなんだ。」

三人「!?」



俺P「あの社長、聞いたところによると765プロを結構敵視してるって話だろ。」

俺P(まぁ、大体知ってるんだけど知らないふり。)

俺P「なら、ある程度妨害してきても全く不思議ではない。」


春香「俺Pさん....」

千早「でもそこまで大きな妨害じゃない.....そうでしょ俺Pさん。」

俺P「だろうな....。あって、マイクが1つ電池が無いとかそういうレベルだろ。」

春香「それでも大問題のような....」


俺P「誰かが怪我をするレベルなら、確実に自分の所に足がつくしな。」

春香「それもそうですけど。」

俺P「俺が『ボーカル』曲を選んだのもそういう所にある。視覚は誤魔化されやすいが聴覚は誤魔化されにくい。」

真「最悪、千早ならマイクなしのアカペラやりそうですしね。」

千早「.....頑張るわ。」

真「じょ、冗談...だよ..ね?」



司会者『それではこれより、フェスティバルを開催したいと思います。』

観客「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」

司会者『トップバッターはああああああ、765プロダクションからだあああああ!!』





           ディスプレイ:『竜宮小町』





観客「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!」

竜宮「君が触れたから~♪(七彩ボタン)」



俺P「............。」




竜宮「大人に~♪」

真「今はまだ.....無いようですね。」

俺P「そんな初っ端からあるかよ....あるとすれば....」


竜宮「いつの間にか~♪」

俺P「サビの辺りだ....」

真「ええ~っ、ないですよ~?」


竜宮「君がふれた~♪」

春香「ありませんでしたけど....」

俺P「........。」




竜宮「初めまして僕~♪」

千早「......終わりますよ。」

俺P「」


♪ 七彩おわり ♪


伊織「ありがとう!!」



観客「うおおおおおおおおおおおおおっ!!」


観客「いおりん罵ってえええええええええ!!」


観客「亜美ちゃあああああああん!!」


観客「あずささん、結婚してください!!」


俺P「おでこサンシャイン!!」


伊織「誰よ今『おでこサンシャイン』って言った奴!!」




ー 数十分後 ー

春香「結局妨害はなかったですね。」

俺P「..........。」

司会者『続きまして346プロからあああああああああああああ!!』



俺P「.....考えすぎだったか。」





司会者『つづいては961プロからああああああああああああああ!!』




           ディスプレイ:Jupiter




黄色い声「キャアアアアアアアアアアア!!」


♪ Alice or Guilty ♪


冬馬「みんな! 今日は少ない時間だけどジュピターのライブ楽しんでくれ!」

俺P「あいつ、しれっと自分たちのワンマンライブみたいに言いやがった。」


木星「嘘の~♪」

黄色い声「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」

俺P(ジャ○ーズのライブもこんな感じなんだろうなぁ。)



俺P「真、しっかり見ておけ。男がやるダンスだが、見て学ぶ価値は十分ある。」

真「はい」ジーッ


Alice or Guiltyの伴奏が終わるとすぐに別の前奏が流れ始めた。
ピアノの旋律が心地よく耳に入る。


俺P・真「この曲は.....」

前奏と主に表れたのは響だった。







響「貴方の遺伝子が、呼んでる。」




                ディスプレイ:我那覇響




♪ Next Life ♪






俺P「ジュピターと響のコラボレーション.....だと。」

真「すごい.....圧巻。」

春香「勝てるの.....私たち。」

俺P「そんなこと言うな.....勝つんだ。」





響「時計の針~♪」

春香「響ちゃんのダンスは男の人にも負けてないね。」

真「ボクも負けてないよ!」

千早「ええ、そうね。」


俺P「そうだね~(棒)」

真「なんですかそれ!」





♪ Nextおわり ♪




司会者『続きまして.........765プロから!!』

俺P「よし.....いってこい。」

三人「はいっ!!」



俺P「................。」



      _| ̄|_| ̄|  | ̄|_| ̄|__| ̄|_| ̄|   | ̄|_| ̄|_| ̄|
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l_j_j_j と)   | |  |     / l_j_j_j と)    | |  |     / l_j_j_j と)   | |  |     /



それは彼女達がステージに上がり、歓声を一身に受け止め
今、歌いだそうとした途端だった....



?「」ニヤッ!!




ガタン!!

という、音と共に辺り一帯が闇に包まれた

観客A「うわっ!」

観客B「停電だッ!!」

俺P「何っ!!」


春香「えっ! 何これ!」

観客「うあああああああっ!!」

真「大変だよ、会場がパニックになってる!」

俺「チッ!! 千早なんとかこの場を鎮めてくれ」

千早「どうやってですか!」

俺「真が言ったように、マイクなし・アカペラでGO!」

千早「ええええええっ!」




冬馬「チッ! どうなってやがる。」

春香「冬馬君!」

冬馬「ったく、厄介事をもってくるぜ765プロは。」

響「ホント呆れる!」

真「響」

北斗「このままだとエンジェルちゃん達が帰っちゃうかもしれないしね」

千早「えっと......」

翔太「場を収めるの、手伝ってあげる」

春香「えっと....デコくん....」

翔太「絶対いま特徴で言ったでしょう。」


伊織「ちょっと、何のんきに話してるのよ!!」

亜美「うあうあ~、会場がブラックサンダ―だよ。」

伊織「それを言うならブラックアウトじゃない?」

亜美「そうとも言う~。」



春香「みんな、どうやら今停電が起きたみたいなの!」

伊織「まだまだ、終わんないから。」

亜美「勝手に帰っちゃだめだよん!」


観客「アイドルの声が聞こえるぞ!」

観客「うおおおおおおおおおおおおおおっ!!」


─ 俺Pサイド ─

俺P「くそっ! 何で停電なんだ。黒井社長の奴やってはならん手を。」

?「おい! まだ原因は見つかってないのか!」

俺P「この声は....黒井社長」

黒井「その声は高木の所のか。」

俺P「今の良いかた....犯人は貴方じゃなかったのか。」

黒井「フンッ! 貴様のような奴に説明する義理は無いが、私が犯人扱いされるのも癪だからな。」

黒井「特別に教えてやる、この停電は私がやったのではない。」



俺P「ええっ~、貴方が犯人だったらこの後961プロに卑怯な手で完敗になってそこから立ち直るシナリオにできたのに...」

黒井「知らんッ! 貴様の願望をかなえてやる義理もない。」

俺P「むぅ.....しかし停電となるとブレーカーか。」

黒井「そこは既に調べてある。」

俺P「断線」

黒井「特に致命的となるような断線もなかった。」

俺P「早ッ!! 流石黒井社長。」


黒井「下らん話はもういい! いち早く原因を考えろ。」

俺P「うーん......。」



俺P「となると、考えられるのは.....」


.............。


黒影「」カチャカチャカチャカチャ


.............。


俺P「ん? 待てよ!」




─ アイドルサイド ─

パッ!!

春香「あっ!」

観客「明かりがついたぞ!」

伊織「ふぅ、観客が退きやしないかとヒヤヒヤしたじゃないの。」

冬馬「.............。」スタスタ

春香「冬馬君?」

冬馬「.......なんだよ。」

春香「あの、ありがとう。助けてくれて。」

冬馬「べっ、別にお前らを助けるためにやったんじゃねぇよ。俺達のライブを邪魔されるわけにはいかなかっただけだ。」

翔太「ホント、冬馬君は素直じゃないんだから。」

北斗「だけど、困った人を放っておけない。そこが、冬馬のいいところだけどな。」



俺P「ひゃあああああっ、怖かったー。」

千早「俺Pさん、どうでした?」

俺P「細工されてたな。配電盤とか機械とかに色々....。」

真「そんなの良く見つけましたね!?」

俺P「いや、偶然? でもよかったよ。」

俺P「いま、ほかの人が犯人を見つけ出している。」




俺P「まぁ、ともあれこれでお前らの歌声を聴かせられるな」

三人「はいっ!」

主催者「あの~、その事なんですけれど....」



俺P「ぬぁにぃ~! 中止するだぁ!!」

主催者「大変申し訳ございません....ですが、こういう事態が起きてしまった以上は.....」

千早「次は観客に被害があるかもしれないって事ですね。」

俺P「ふざけてんじゃねぇぞ、何のために俺があんな冒頭で盛大なスベリ芸をやらかしたと思ってるんだくぁwwwwせdrふじこ!!」


春香「俺Pさん落ち着いて!」

真「どうどうどう!」

俺P「俺は暴れ馬か!」



千早「でも、此処で中止してしまえば観客のみんなが....」

春香「そうだよね....別の事務所のファンのひとでも楽しみにしてきた思いは一緒だもんね。」

俺P「.........。」



アナウンス『ピンポンパンポーン(亜美)』



俺P「ん? この声は?」



アナウンス『ちょっと、何勝手に触ってるのよ!(伊織)』

アナウンス『いいじゃん、ちょっとくらい~。(亜美)』

アナウンス『向こうのおじちゃんがOKしてくれたんだしぃ~。ファンサービスしちゃおうYO!』



観客「亜美ちゃんだ!」

観客「うおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」


俺P「あいつら何やってんだ....おい、パイナップルはどうした!?」

アナウンス『んっとね~、りっちゃんならさっきトイレに行ったきり居なくなったあずさお姉ちゃんを探しに行ったよ。』


観客「がははははははは」


観客「あずささんサイコー!!」


観客「亜美ちゃんもっとしゃべってー!!」

亜美「アイアイサー(マイク片手に)」

俺P「『アイアイサー!』じゃねえよ!」




亜美「うあうあ~、俺Pくん何するのさー」

俺P「ちょっ! お前もこっち来い! 大事な話がある!」

亜美「大事な話.....ハッ! もしかして!告白!?....」

俺P「んなわけねえだろ!」



観客「ワハハハハハハハハ」



俺P「......ったく。」

アナウンス『お客様にご連絡いたします。(俺P)』

観客「どうしたどうした」

アナウンス『先ほどの停電ですが人為的に起こされた可能性が確認されました。(俺P)』

アナウンス『お客様の身を第一に考えまして、このフェスはこれにて中止とさせていただきます(俺P)』



観客「ええええええええええええっ!」


観客「ふざけんな!」


観客「不審者がナンボのもんじゃい!」


観客「まこりんを一目みしてくれーっ!」


観客「壁ーっ! 俺だーっ! 結婚してくれ―!!」


千早「くっ...」

春香「予想通りといえばそうですが.....すごいですね。」

俺P「俺も気持ちはよく分かるぞ.....」

真「どうするんですか、この雰囲気!」



俺P「それなんだがな.....お前ら、竜宮を呼んできてくれないか。」





警備員「お帰りはこちらになりまーす!」

警備員「慌てないでくださーい!」


観客1「なんだよ....折角楽しみにしていたイベントだったのにな....」

観客2「本当だよ....。」

観客4「やべぇよ…やべぇよ…」


観客3「いやぁ、参りましたよ。」

観客5「まぁ、でも身の危険があるからね.....仕方ないね。」


屋上

俺P「はははっ! 見ろ! 観客がゴミのようだ!」

真「それーつき落としちゃうぞー(棒)」

俺P「ひいいいいいいいいいいいいいっ!!(迫真)」


春香「俺Pさんおびえ過ぎですwwwwww」




伊織「で、何するわけ?」

俺P「えっ、分かんないの?」

伊織「当り前でしょ!」


俺P「えっ、分かるよな?」

千早「ええ、私はすぐに分かったわ。」

春香「屋上に来た瞬間何するか予想できましたよ!」

真「だよねー!」


亜美「はるるんたちも良い具合に俺Pくん色にそまってるねぇ。」

あずさ「あの~、それで何をしたらいいのでしょうか。」

俺P「はい、それはですね。......春香、頼んだ。」

春香「了解です!」タッタッタッ








春香「みんなあああああああああ!」

観客67「ん? 何の声だ?」

観客654「おい! あそこに天海春香がいるぞ!」

観客72「72!(72を強調して)ああっ! 765プロの面々だ!」




千早「くっ....」





春香「みんなまだまだ物足りないよね!」

観客「おおおおおおおおおおおっ!」

千早「だから特別に」

真「ボク達が此処で一曲だけ特別ライブするよ!」


観客「うおおおおおおおおおおおっ!!」


亜美「なるほど~」

あずさ「あらあら、それじゃあ。」テトテト

あずさ「私も参加しようかしら~。」テトテト

伊織「あ、あずさ!」

亜美「亜美もいく~!」ダダッ

伊織「ちょっと待ちなさいよ!」オイカケル


♪ my song(アカペラ) ♪

春香「始まっていく~♪」

観客「うおおおおおおおおおおおおおおっ!!」



─ 響サイド ─

765アイドル「私の歌声で~♪」

響「........。」

俺P「どうしたよ、そんな所でぼっとしてさ。」

響「うわあっ!」

俺P「そんなに驚く事はねーだろ。」



響「後ろから不意打ちとは、流石卑怯な手を使うプロダクションは違うさー!」

俺P「なんだよ、後ろからπタッチがよかったか?」

響「なっ//// この変態! 765プロには変態プロデューサーまでいるんだね!」


俺P「そんな偏見もなんとかできる。そう、π Touch ならね!」ドヤァ!

響「...上手い事言ったつもりでいるだろうけど。『全ッ然』言えてないからね。」




響「で、何か用?」

俺P「お前も参加していいんだぞ?」

響「フンッ! 要らないさ!」

俺P「何をそんなに意地になって.....」


響「意地になってない!」キッ!!


俺P「ふーん、だといいんだけどな。」

響「私は765プロなんかに絶対に負けない!」

響「特に.....真や貴音、美希たちには絶対ッ!」


俺P「楽しいか? そんなんでアイドルやってさ?」

響「楽しいかどうか何かでアイドルなんてやるもんじゃないさ!」

俺P「そんなんで、どうやってファンを楽しませるつもりだよ。」

響「魅せるつけるさ! 自分のダンスで!」


俺P「そうか.....」

響「そうさ、元々自分には美希や貴音はいらなかった! 自分ひとりで完璧なんだ!」

俺P「.............。」



響「765プロ、肝に銘じておくといいさ。」

響「次会場で合うときは真剣勝負さ。」

響「どちらかが朽ち果てるまで。」

響「じゃあ」スタスタスタ



─ 765アイドルサイド ─

観客「うおおおおおおおおおおおおおおお!」

春香「よかった.....みんな喜んでくれてる!」

伊織「あいつが考えたにしては良い案だったわね。」

亜美「はるるん! 最後はあれやろうよ!」

春香「よしっ、じゃあいくよ!」



俺P「おお、俺も混ぜてくれないか。」

春香「勿論です!」

春香「この人がこれを発案してくれたプロデューサさんですよ!」

観客「うおおおおおおおおおおおっ!!」

春香「それじゃあ皆さん! 知ってる人も知らない人も!」

真「最後は何時ものでしめるよ、準備はいい!?」

観客「うおおおおおおおおおおおおおおっ!」

観客19「って.......いつものって何だ?」

観客72「雰囲気でわかる!」



春香「では行きますよ。観客の皆さん! 次はフェスティバルですよ!」

全員「フェスティバルウウウウウウウウウウウ!!」


「ありがとおおおおおお!!」


「うおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」












─ 夜 ─

社長「いやぁ、大盛況だったそうじゃないかね君ぃ。」

俺P「へへぇ、そうでございやしょう社長さん」ヘコヘコ

社長「初めアイドルたちと上手く行かなかったようで心配していたんだが。これからもがんばったくれたまえよ!」

俺P「勿論でございやすぅ」ヘコヘコ




春香「..........。」

千早「..........。」

真「...........。」





春香「やっぱり、俺Pさんってよくわかんないね。」

千早「そうね....。」

真「.........。」

つづきはまた今度ー
先みたいなら同じタイトルでエタ前のがあるから見てください。

ぶっちゃけ、そんな変わりません誤字とか修正した位っすあと細々したセリフがかわったくらいっす

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:  :  :  :  :  :  :  :           ⌒ヽ : 
 
      彡(゚)(゚)          /
      彡   と   ____/
     /::::  |    [(゚)|圖|(゚)]< タエガタキヲタエ…
     .|:: |:  |   | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  シノビガタキヲシノビ…イキスギィ!イクイクイク…



あれから数週間が経過した。


######################### 事務所 #########################

春香「」カリカリ

真「」カリカリ

千早「」カリカリ


春香「千早ちゃん、この問題なんだけど....」

千早「春香もわからないの? 困ったわね、真は?」

真「この問題でしょ? 商の公式使うんだろうけど....」

俺P「ああ、それ? 先ず因数分解してみそ.....」


5分経過


俺P「....で、これで全部積分したらおしまい。」

春香「ぷぱー、俺Pさん。この問題だけで疲れました....。」

俺P「なんやかんや、これが一番難しい問題だからな。」


千早「それにしても私達、だいぶ学力が付いてるわね。」

真「この前のテスト良い点数で褒められたんですよ。」

俺P「ああっ、ついにカンニングしたな!」(某ネコ型ロボット風に)

真「何でボク信用されてないんですか!」



俺P「まぁ、みんな最近仕事に勉強に手いっぱいだったろうから。明日のお前らのスケジュール明けておいたから適当に遊んで来い!」

春香「ホントですか!」

真「やりぃ!!」

千早「ふふふっ。」


俺P「.......だから、課題もう1枚頑張ろう。」

三人「えええええええええええええっ!」

春香「汚い、流石俺Pさん汚い。」

真「汚ぇ根性ですね!」

千早「:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::」ボソボソボソボソ

俺P「やっべぇゾ~、壁から呪文が.....」




俺P「まぁ、それはまた今度でいいか。まぁ、今日もやることないしもう上がっていいぜ!」

三人「やったー!!」


キャー

         キャー


春香「どうする? 今から何処か行く?」

千早「いいわね。行きましょう!」

真「ボクもいくよ!」


俺P「.............。」


スッ

貴音「で、本日は如何様に...」

俺「貴音....実はな。少しずつ見えてきたんだよ。」

貴音「と言いますと、帰る方法ですか?」

俺「ああ.....」










俺「我那覇響」

貴音「!?」










俺「あいつをお前達の許へと戻ってこさせる必要があるのかもしれない。」

俺「イレギュラーの俺が我那覇響(イレギュラー)を正せばあるいは....。」

貴音「ですが恐らくそれは簡単なものではございません。」

貴音「響は黒井殿の事を知っていて、だからこそあのお方に依存しているのですから。」

俺「その方が楽だからな...」


貴音「ですが響は黒井殿のやり方には合っていない......」

俺「ああ、分かってる。つらいだろうな独りは。孤独の王者ってのは響きはいいんだがなぁ、響だけに。」

貴音「.........。」ムッ

俺「......だからこそ、もう後には退けないんだろうなぁ。」ソンナカオスルナッテ

俺「貴音。」


貴音「はい。」



俺「こっち(765プロ)に来てどうだった。」

貴音「ええ、敵であった私たちを受け入れていただき、感謝の言葉しかございません。」

俺「だが、響はお前達を弱者の慣れ合いに感化された負け犬と罵った。」

貴音「ええ、そして響は一人黒井殿の所へ残った。」


俺「なら、見せてやろうか。王を殺す奴隷の一撃を」

貴音「私たち....奴隷、なのですね。」

俺「ああ、すまん。つい、俺Pの癖が出てしまった。」

貴音「努々、俺Pに呑みこまれませぬように。」

俺「.....そうだな。さて、話の続きだ。」


俺「IU(アイドルアルティメイト)の開催が決定された。」




(*:IUはアイマス2とSPのを適当にベース・ミックスしてます)


貴音「.....そうですか。」

俺「765プロダクションからは俺のチームとオリジナルP(オリP)のチーム、秋月律子の竜宮小町がでる。」

貴音「........。」

俺「IUの参加条件は一定数以上のファンが必要だが、お前らには無縁の話だ」

貴音「それと、チームが誰かのプロデューサーに属していることでございましょう。」

俺「ああ、お前らは俺達がプロデュースをするよりもお前らで動いた方がやり易いと判断して。」

俺「特に何もしなかったのが裏目に出てる」

俺「だから、お前らは俺かオリPの担当という体にする。」


俺「ただし、どっちの担当になるか決めるのは俺達でも社長でもない。お前らだ。」

俺「お前らがこの人となら最後まで頑張れるって奴の所へ行け。」


貴音「でしたら....」

俺「待て!」

貴音「........。」


俺「星井美希.....あいつと相談しろ。」

貴音「ですが!」

俺「オリPには伝えてある、あいつもお前らが俺を選ぶなら一生懸命やると言っている。」

俺「それは俺も同じだ。まぁ、あいつと俺では頑張るモチベーションの方向が違うけどな。」



俺「兎に角、1日の猶予を与えるからしっかり話し合え。」

貴音「.....畏まりました。」






- 貴音退室 -

俺「........あそこで俺は言うべきだったかもしれないな。」

俺(お前らの力が必要だって.....。)


ガチャッ

千早「」

俺P「あれ、ドアが開く音がしたのにドアには壁しか見えないぞ~」

千早「」


俺P「.......。」


俺「茶化しても無駄っぽいな。」

千早「四条さんと何を話してたんですか。」



俺「お前らには関係ないだろ、ってか春香たちはどうした。」

春香「呼びました?」

真「ボクもしっかりいますよ。」


俺「遊びに行くんじゃなかったのかよ。」

春香「そうでも言わないと、俺Pさん警戒して動かなかったんですもん。」

千早「もう一度聞きます、四条さんと何を話してたんですか。」


俺「あくまで俺の口から言ってほしいんだな。」

千早「物分かりがよくて有難いです。」

俺「.....いつかは言わなきゃならん事だと思ってた。」

俺「いや、お前らと距離を置いている事が最善と思うまではそんな事は考えてなかったが。」

真「..........。」

俺「分かった。ただし、一度しか言わないからな。」


######################### 響の家 #########################

響「ホラ、みんな。餌だぞ。」

ペット「」ウオオオオオオオオオオオッ!!


ガツガツガツガツ!!


響「そんな慌てなくてもいいさー、ゆっくり食べるんだよ。」

いぬ美「ワンワン」

響「...........。」


############### 回想 #################

俺P「楽しいか? そんなんでアイドルやってさ?」

############### 回想 #################


響「.........。」

響「貴音....美希...。」ボソッ

響「」ハッ!

響「自分は一体何を考えて! ダメさ、自分は!」




響「自分は......」





─ 俺Pサイド ─

俺「以上だ。エニイクエスチョン?」

真「何故英語....」

春香「じゃあ、響ちゃんが私たちの仲間になれば.....」

俺「あくまで可能性だけどな。」


真「でもどうやって.....。」

千早「......そのためのIUですか。」

俺「Exactry(そのとおりでございます)」


俺「取りあえず、IU説明だが先ずオーディションで64人選抜だ。まぁ、これに関しては765プロは問題ないと思ってる。」

俺「そこから、予選2回・準々決勝・準決勝・決勝と勝ち進んでかなきゃならんオチですばい。」

真「九州北部の人ですかあなたは。」

俺P「そんでもっティーノ.......」

春香「何ですかその、イタリア人的な名前は。」

俺P「オーデションの上位4位はシード扱いとして実質4回で済む。」

俺P「オーデションの目指すはこれだ。これでだいぶ楽になる筈だ。」



俺P「......春香」

春香「はい」

俺P「千早」

千早「はい」

俺P「真」

真「はい」




俺P「俺に力を貸してください。」

三人「.......。」




春香・千早・真「喜んで!」





千早「ふふふっ」

俺「どうした、お前がギャグ以外で笑うなんて。」

千早「ええ、だって.....」

三人「やっとチームは一つになったんですから!」


俺「.......。」

俺P「そうだな。」


俺P「あ、そうだ。そういえばこのチームの名前を決めたんだ。」

春香「そういえば、すっと『私達3人のユニット』って体で、名前決まって無かったですよね。」

俺P「それで、俺が決めたんだが聞いてくれないか。」


春香「ええ~何か勘で『ゼノグラシアーズ』とかになりそうな....」

俺P「.......そんなんでいいのか?」

春香「いや、ダメです。」

俺P「だろ?」




俺P「名前は 『The E@rth(ジ・アース)』」

春香「ジ・アース」


俺P「天『海』 春香」

俺P「如『月』 千早」

俺P「菊『地』 真」

俺P「地球に関係している単語があるだろ?だからさ。」

春香「俺Pさん.....」









春香「いや、それだいぶ無理ある名付けです。」

俺P「えーっ、力作だと思ったんだけどなー。」




春香「でも、俺Pさんが一生懸命考えてつけてくださった名前だから....この名前でいいです。」

春香「二人も、これでいいよね。」

千早「ええ。」

真「うん!」



春香「行くよ、『The E@rth』IU制覇するよ!」

全員「オー!!」



その後、765フェアリー組は俺の担当になった。
美希はオリPの担当になりたがっているんじゃないと考えていたが。
どうも美希にも多少のイレギュラーがあるらしく、案外すんなりと了解を得たようだ。


その後オーディションを受け、上位4位は


1 我那覇響
2 961の3バカトリオ
3 フェアリー(美希・貴音)
4 竜宮小町

となった。『The E@rth』は6位になった。


春香「ごめんなさい、私のせいでッ....」グスン

千早「春香のせいじゃないわよ....」

真「そうだよ、ボクだって...」


俺P「二人とも、その慰めはやめとけ。春香のせいなのは間違いないんだから。」

真「俺Pさん!」

俺P「ただし、春香馬鹿みたいに落ち込むのもだめだ。謝罪もダメ。」

俺P「ミスは成功で取り返せ。それをしなけりゃ永遠に6番だ。」

春香「俺Pさん.....はいっ!」

俺P「お前達がやる人間だと信じてる。1番になる可能性を秘めた人間であるとな。」

俺P「それに面白そうじゃねぇかよ、6位のユニットがIU制覇なんてよ!」

真「俺Pさん.....」


俺P「それじゃあ、次3位通過おめでとう。」

美希「むぅ...私たちはついでなの。」

貴音「まぁ、良いではありませんか。それで、貴方様。」

俺P「ああ、フェスの組み合わせは恐らくあさってまでに公表されると思うんだ。」


俺P「それまでにお前らには特別な特訓をしようと思っている。」

美希「ミキ、大変なのはいやなの。」

俺P「好きな物おごってやろうと思ってたのに」ボソッ

美希「ミキ、ものすごく頑張るの!だから、いっぱい頼んでいい!?」

貴音「また、ラーメン梯子しても宜しいですか!!」


俺P「よーし!おじさん張り切っちゃうぞー!!」





美希「」オニギリハフハフ

貴音「」ラーメンズルズル

俺P「(´;ω;`)」オカネガキエテイク.........

三人「あはははは......」




そして、IUが開催された。
公平な抽選の結果俺達『The E@rth』は準々決勝でシード4の竜宮小町と、準決勝で961のアレと
決勝で向こうの準決勝の勝者になる。


俺P「ぶっちゃけ、俺達が順調に勝ち進めば確実のこの面々との戦いだろうな。」

俺P「特訓の成果も上々....。」

俺P「ただし、相手側との実力差はどれだけ埋まってるかは分からない。」


俺P「だがやるしかない。もう、賽は投げられたんだ。」





─ 961サイド ─

冬馬「我那覇、IUの組み合わせ表はもう見たか。」

響「」メイソウ

冬馬「.....おい」

響「黙ってて....」


冬馬「.......。」

冬馬「そうかよ。邪魔して悪かったな。」スタスタ



響「...........。」

響「決着付けてやるさ、どっちがより強者か。」




─ 予選1(The E@rth) ─

俺P「さて、今回の相手はこれと言って脅威は感じていない。勿論手を抜くようなことはしないしさせない。」

俺P「相手の強みはビジュアルという情報を事務員さんが手に入れてくれている。」

俺P「俺らのチームはビジュアルは苦手だな.....。」


春香「俺Pさん、今回は私メインで.....。」

俺P「いや、春香は次に『I want』を歌ってほしいと思ってる。とするなら......。」

俺P「真メインで、エージェント行くか。」

三人「はいっ!」


─ 会場 ─

敵チームP「ようし、所詮の相手は6位だけど負けが決まったわけじゃないんだ、行くぞ!」

敵チームメンバー「はーい!」

俺P「......真、手を抜くなとは言っているがまだソロダンスは禁止だ。温存する。」

真「わかりました。」







─ 結果 ─

敵チームP「ク...クアドラプルスコア(四倍)....だと...」

俺P「おい、インフレ漫画みたいなスコア叩き出してんじゃねえよ!」

真「へへっ、張り切っちゃいましたよ!」

千早「.....で、結局真の曲は新曲じゃないんですね。」

真・俺P「........あっ。」


千早「まぁ、真がいいならいいんだけど....。」




P「凄いな。」

俺P「オリP、見てたのかよ。」

やよい「うっうー、みなさん格好よかったですよ。」

春香「やよい、有難うね!」

千早「高槻さんたちのユニットはどうだったの?」


雪歩「うん、なんとか初戦突破したよ。」

真美「でもでも、マミ的には手を抜いててもいけるかな―、って相手だったの(美希のものまねしながら)」

(* ちなみにオリPのユニットメンバーは「真美・やよい・雪歩」)


俺P「ζ'ヮ')ζ<うっうー、そのまま、油断して負けちまえばいいかなーって。」

やよい「ううっ。」

春香「ぜ....絶望的に似てない。」

千早「;;;;;;;;;;;;;;;;」ボソボソ




P「おいおい、ヤバい雰囲気になってきてるぞ。」

俺P「全く、誰のせいか」

P「いや、お前のせいだな。」

俺P「あ、やっぱり? まぁ、いいや。」

俺P「次も頑張ろうぜ、みんな。」

P「そうだな。」





─ 予選2(The E@rth・フェアリー) ─


俺P「はい、前回伝えたと思うけど今回は春香の『I want』でいきます。」

三人「はい!」


俺P「.....で、フェアリーなんだが。」

俺P「オリPに許可もらって『キラメキラリ』で行くことにしたんだ。」

俺P「よっ、俺P天才!」



全員「自画自賛(なの)」ボソッ




─ 結果 ─

俺「ボロ勝ちボンバー!」

春香「俺Pさん、Pが抜けてますよ!」

貴音「まさか、らいぶの描写をきんくりされるとは...」

美希「ミキ的には楽が出来てよかったの。」


俺P「それで、次は『The E@rth』は竜宮と。フェアリーは.....これもフェアリーなら勝てるかな?」

貴音「貴方様。」

俺P「分かってる、勿論手抜きは無しだ。俺も手を抜かない。」


俺P「ただ、フェアリーが準決勝にたどり着く確率より断然『The E@rth』が準決勝にたどり着く確率が少ない。」

俺P「俺だって、依怙贔屓なんかしてくないさ。」


俺P「.......恐らく『竜宮小町』は『七彩ボタン』.....だろうな。」

俺P「千早の『arcadia』....いや、だめだな。千早で『おはよう.....」


千早「『眠り姫』....」

俺P「ほう....。」


俺P(そういえばアニメでもそんなのあったなぁ。)

俺P(パクリと言うのは如何なものか..うーん。)

俺P「いいや! 今は俺がプロデューサーだ!」



俺P「やっちまえ!」





######################### オンステージ #########################

伊織「......来たわね。」

俺P「よう、おでこサンシャイン。勝ち残ってるな。」

伊織「ええ、今回も勝ちあがるわよ。」オデコサンシャインイウナ


俺P「悪いな、俺達も負けるわけにはいかないんだよな。」

律子「それは私達もですよ。俺Pさん。」

律子「今、私が何を考えてるかわかりますか。」

俺P「...........。」


俺P「ファイアー・イン・ア・ホール?」

律子「......ブッ[ピーーーーー]しますよ!」

俺P「だめだ、律っちゃんはそういうこと言わない!」

律子「誰のせいだと思ってるんですか!」




伊織「ほら、落ち着きなさいよ。律子らしくないわね。」

律子「フシュルルルルルルルルル!!」

俺P「ほら、キャラが崩壊してるぞ!」

律子「だから、誰のせいだと思ってるんですかぁ!」


俺P「むぅ....。」


スタッフ「あの、すみませんお二方そろそろ準備が整いますので。」

伊織「あっ、はーい(猫)」

俺P「出たよ、おネコサンシャイン....」

伊織「なんですって(ドス)」ギロッ

俺P「ヒエッ!」


律子「ほら、みんな行くわよ!」

俺P「俺達も行くか。」




─ 俺Pサイド ─

俺P「『SMOKY THRILL』が来るな。」

千早「そうですね....。」

俺P「ある意味どっちが観客を魅了するかがカギになってしまったが。」

俺P「千早をメインにしていてよかった。必ず勝てるなんて言わんが...」
俺P「歌声で魅了する事において千早の右に出る人間はいないと思っている。」



─ 竜宮サイド ─

律子「..........。」

律子「」ニヤァ

亜美「うあうあうあー、りっちゃんが物凄い笑みをしてるってばよ!」

あずさ「あらあら~(亜美ちゃんキャラが変わってるわよぉ)」

律子「.....あそこ(俺P)のチーム。私達の衣装で『SMOKY THRILL』って読んでくれたわね。」


あずさ「そうですねぇ....」

亜美「あずさお姉ちゃん、頑張ってね!」

伊織「あんたも頑張りなさいよ。」

亜美「イエッサー!」




─ ライブ開始 ─

 聞きなれない音楽が流れ始めた。

俺P「何だよ....この歌...。」

いや、俺は知っている.....だが、この曲は「竜宮小町の曲では無い筈だ」
                        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
なんで、この曲が.....流れてんだよ!






竜宮曲 ♪Mythmaker♪







つづきはまた今度


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俺P(『Mythmaker』なんてそんな馬鹿な!)

チラッ!

観客15「おい! 竜宮の方を見てみろよ!」

観客976「あずささんの新曲か!」

観客73「うおおおおおおおおおおおっ!」


ゾロゾロ


俺P「くそっ、観客が流れていってやがる....」

観客23「おい、お前も行こうぜ!」

観客72「いや、俺はこっちに残ってる。」



俺P(『The E@rth』の固定ファンが残ってくれているが......それでも竜宮新曲の印象に負けてる)



千早「~♪」

俺P「くそっ.....」

律子「貴方達に負けるわけにはいかない....今回は勝ちに行かせてもらいました。」

俺P「パイナップル....(律子....)」

律子「もう、ネタで隠したりしないんですね(呆れ)」

俺P「んで....話は何だよ。」



律子「いえ、特に何も。....ですがプロデューサーとして考える事は同じではないですか?」

律子「それは舞台袖で見守る方が良いですけど....ここでこうやって勝負の行方を見守るのもね。」

俺P「.........。」

律子「最初は私一人で9人をプロデュースしていこうと意気込んでたんですけど、竜宮だけでも精一杯。」

律子「おかげで、残りのメンバーをずいぶん燻らせて仕舞った。」

俺P「そして次に1人目のプロデューサー(オリP)が残りのみんなを。」

律子「それでも足りなくて俺Pさんが来てくれて、ようやくこの事務所のアイドルみんなの蕾が開いた。」

律子「最初貴方が来た時心配したんですよ。全然アイドルと仲良くならないんですから。」

俺P「まぁ、こっちにも色々事情があってな。」

律子「まぁ、無理に事情を説明しろとは言いません。でも、今はちゃんとあの子たち(春香・千早・真)と上手くやってる。」

俺P「.............。」

律子「そして今私たちはIUの準決勝出場をかけて貴方達と戦ってる。」

俺P「律子.....。」

俺P「どっちが勝っても恨みっこなしだからな。」

律子「ええ.....ですが。」






─ 竜宮サイド ─

竜宮「~♪」

観客「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」キャーキャーキャー

─ ジアースサイド ─

三人「~♪」

観客「ルルル~」サイリウムササゲ


律子「スコア的に見ても、盛り上がり的にみても。」

俺P「『もう、私たちの勝利は決まったようなもの』.....か。」

律子「....はい。」





俺P「もし本気でそう思うならよ、律子。お前が俺のアイドルを燻らせたのも納得だよ。」

律子「なっ!!」




♪ 間奏 ♪

春香「わっ、このままじゃ負けちゃう。」

真「大変だよ.....。」

千早「.....。」



############### 回想1 #################

春香「大変どうしますか!」

俺「チッ!! 千早なんとかこの場を鎮めてくれ」

千早「どうやってですか!」

############### 回想2 #################

真「そうだ! 困った時は千早の....」

千早「ええっ!」

############## 回想終了 ################


千早「......春香」

春香「何、千早ちゃん。」














千早「マイク......あずかってて。」














♪ 間奏終了 ♪



ジアース側観客「うおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」

律子「えっ、『The E@rth』側の盛り上がりが急に....」

俺P「ほほぉ....まさか、それで盛り上げるたぁな。」




俺P「歌に全てをかけている。歌に関して禁欲でいられる千早だからこそできる芸当。」




千早「ねむりいいいいいいいいいいいいいいひめええええええええええ♪」マイクナシ

観客「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」




俺P「マイクなし....か。」

俺P「だけど、此処は外なんだがなぁ。何で此処まで声が通るんですかねぇ。」

俺P「しかも伴奏つきなのに。」

律子「....。」アゼン





千早「今はいらないから~♪」マイクナシ

観客72「やべぇよやべぇよ....」

春香「凄い千早ちゃん....。」

真「」ウズウズ




♪ 眠り姫終了 ♪
♪ Mythmaker終了 ♪

律子「お願い....」

俺P「.....頼む。」


観客「ザワザワザワザワ」

俺P「......遅いな。結果の発表がよ。」

律子「.......。」


ボンボン

アナウンサー『あーてすてす』

観客「どうしたんだ」ザワザワ



アナウンサー『これは前代未聞の事態です。』





観客「まさか.....!!」

アナウンサー『えー、完全に「同点」です。』



ザワザワ....



            ザワザワ



千早「........。」

伊織「........。」

真「」ウズウズ



アナウンサー『今回の事態は真に予想し得なかった事態でございました。』

アナウンサー『ですので、協議の末この場合は特例といたしまして....』

アナウンサ『このまま2曲目で決着をと言う形になりました』

観客「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」


千早「よかった....」

春香「千早ちゃん凄い!!」

真「よかった....負けるかと思っちゃったよ。」


アナウンサー「それでは15分インターバルと次曲の準備をよろしくおねがします。」

俺P「.......ふぅ。」

律子「.........。」

俺P「行くぞ律子、2曲目のセッティングだ。」

律子「これで....勝ちますからね。」


─ 準々決勝・二曲目(The E@rth) ─

俺P「千早お前マジかよ!お前!」

俺P「お前、その貧」

千早「;;;;;;;;;;;;;;;;」ギロッ

俺P「........(=ω=`;)」(アセ)

俺P「俺のミスで危うく負けそうになったが皆が諦めなかったお陰で次がやってきた。」

俺P「.......真。」

真「はいっ!」

俺P「すまんかったな。」

真「!?」




俺P「竜宮は俺達を倒すために隠し弾を用意していた。」

俺P「そして、俺たちは危うく負けて、お前の活躍の機会をつぶすところだった。」

俺P「でも、それは卑怯ではなく、そうまでしてでも倒すべきだと認められたんだ。」

俺P「俺はその気持ちにこたえたいと思っている。それに真。」

真「?」




俺P「お前、今最高に昂ってるだろ!?」

真「はいっ!」




俺P「千早のパフォーマンスを見てうずうずしてただろ!!?」

真「はいっ!!」




俺P「 も う 、 今 に で も 爆 発 し そ う だ ろ ! ! ! ? 」

真「 は い っ ! ! ! 」




俺P「良し!行ってこい!!」

真・春香・千早「はいっ!!」



俺P「曲は....」






♪ tear ♪

真「どれくらい~♪」

観客「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

観客72「やっと新曲きやがったあああああ!!」




真のパフォーマンスを一言で表すなら,神がかりの一言に尽きた。


真「~♪」


観客はただただ見惚れていた。
菊地真と言う才能の塊に....。

如月千早という才能に感化され、既に開いた筈の才能は実を結んでいた。


♪ 間奏 ♪


真「いくよ!」


俺は確かに、真に間奏のソロダンスを勧めていた。

観客は声を上げる事を忘れ息をのんでいた。そして、そのまま呼吸をすることを忘れていた。
その波は『The E@rth』のステージにとどまらず、竜宮小町まで浸食していた。



これ程なのか、菊地真。



そして曲が終わっても....沈黙は続いていた....





律子「負けた.....。」

亜美「........。」ポタッ

あずさ「亜美ちゃん...。」


伊織「くっ.....くやしいけど2曲目が...。」

律子「ごめんなさい、私の対策不足だったわ。」

亜美「ごめんね.....亜美....亜美...。」

伊織「.....。IA(アイドルアカデミー)」

亜美・あずさ・律子「!?」

伊織「あれを制覇するわよ.....今度は負けない。今度こそ私たちが.....。」

伊織「だから、くよくよするのはやめましょう! 次に向かって頑張りましょう。」

律子「伊織....。」

あずさ「伊織ちゃん....。」



─ その後 (伊織単体) ─

伊織「シャル....」

シャル「」

俺P「アレ、おでこサンシャインじゃないか。こんなところでどうしたよ。」

伊織「なっ/// アンタどうしてここに。」

俺P「いや、春香達にジュースおごったろうと思ってたところでさ。」

伊織「....そう。」




俺P「.......いい戦いだった。」

伊織「!?」

俺P「仲の悪いチームは勝てないが、慣れ合ってるチームも同じだ。」

俺P「お前はリーダーとして、此処まで頑張ったんだろうな『伊織』。」ナデナデ

伊織「!?」



伊織「.....アンタに名前で呼ばれたのはじめてな気がするわ。」

俺P「そうだっけな?まぁ、いいや。」

伊織「そうよ、こんな時に卑怯じゃないの.....。」



伊織「準決勝進出.....おめでとう。」

俺P「........。」

伊織「春香たちに伝えておきなさい。」

伊織「私たちに勝ったんだから....ちゃんと優勝....しなさいよ。」ウルウル



伊織「絶対に....負けるんじゃないんだからぁ.....」ナミダ

伊織「絶対に...」ヒック



俺P「.....おう、任せとけ。」

俺P「じゃあ、俺は行くからな。」



─ 別地点 ─

春香「プロデューサーさん?」

俺P「春香....か。」

春香「何処へ行ってたんですか。」

俺P「お前らにジュースでも振舞おうかなって。」

春香「あっ! ありがとうございます!」

俺P「それよりもさ──。」

俺P「負けられん理由が増えてしまったよ。」

今無性にオリジナルSSが書きたくなったので、つづきはまた今度


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