ことり「どこまでのヤンデレなら許してくれる?///」 (297)


短いのをいくつか。
ことほの。


穂乃果「そんな頬染められてもなあ。ヤンデレは怖いよ」

ことり「一日に何百通もメールするのは?」

穂乃果「あ、話進めるんだ?まあ……メールくらいはいいかな。返信は出来ないけど」

ことり「十分おきくらいに電話するのは?」

穂乃果「ん~、ギリギリセーフ?」

ことり「逐一、今何してるの?とか聞いちゃうのは?」

穂乃果「束縛されるのはイヤかなあ」

ことり「じゃあじゃあ、髪の毛とか爪とか、自分の血を染み込ませたお洋服をプレゼントするのは///」

穂乃果「アウト~。完全にアウト~。重い~。怖い~」

ことり「しないよ?しないからそんなに距離とらないで?」

穂乃果「そうだよね。さすがのことりちゃんでもね。あ、このクッキーおいしい」サクサク

ことり「ちなみにお菓子に髪の毛とか爪を混ぜるのは」

穂乃果「」ペッペッ

ことり「入ってないから。愛情しか入ってないからペッペッってしないで」

穂乃果「そういう冗談言っちゃうあたりヤンデレの要素を感じちゃうよ。ゴクゴク……ぷはっ。…………このドリンク、ラベル貼ってないけど何?」

ことり「ことりオリジナルドリンク♪通称ことリンク♪」

穂乃果「通称とか知らないから……ちょっと飲んだけど変なもの入ってないよね?」

ことり「よだれと汗と涙とオシッコと愛液……どこからが変なもの?」

穂乃果「変なのはことりちゃんの頭だったよ」


こんな感じで。


ことり「はい、マカロン♪」

穂乃果「」パクパク

ことり「はい、チョコレート♪」

穂乃果「」モグモグ

ことり「はい、アイスクリーム♪」

穂乃果「」ペロペロ

ことり「はい、ことり♪」ヌギッ

穂乃果「」プイッ

ことり「はい、グミキャンディ♪」

穂乃果「……あんまり食べると太っちゃう」

ことり「太ったらことりが美味しく召し上がるよ」

穂乃果「お菓子の家の魔女に弟子入りでもしたの?」


穂乃果「髪型変えてみよっかな」

ことり「え?」

穂乃果「え?って?」

ことり「なんで?」

穂乃果「なんで真顔なの?」

穂乃果「ことりがほのまげ結ったのにことりが穂乃果ちゃんを可愛くしたのにことりとお揃いなのに穂乃果ちゃんことりのことキライになったのねえ穂乃果ちゃんイヤだよキライにならないでよことりはこんなに穂乃果ちゃんのこと好きなのにねえねえねえねえああそっか髪型変えるってことりみたいにロングにするってことだよねそうだよそうに違いないよなあんだ嬉しいなあそれなら髪を伸ばしてる間は今のままでいいよね絶対変えないでね何があっても変えないでね変えたらことりも髪切るから穂乃果ちゃんみたいに大好きな穂乃果ちゃんみたいにあれじゃあことりが穂乃果ちゃんと同じ髪型にすればいいんだ簡単なことだったね穂乃果ちゃんハサミ貸してくれる?チョキチョキするからチョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキ」

穂乃果「ゴメン、謝るから。ゴメン」


穂乃果「くしゅん」

ことり「風邪?」

穂乃果「かなー?」

ことり「ティッシュあるよ」

穂乃果「ありがと」チーン

ことり「ゴミ捨てとくね」

穂乃果「うん」つ○

ことり「ポイッ」

穂乃果「ことりちゃんのカバンにポイッてしたように見えたけど」

ことり「風邪で朦朧としてるんだよ」

穂乃果「朦朧としてるのはことりちゃんの方だと思うけど」

ことり「のど飴あるけど舐める?」

穂乃果「ん、舐めとく」

ことり「ふぁい♪」レロ

穂乃果「ことりちゃんが舐めてない飴くれる?」


穂乃果「RPGしよー♪」

ことり「まずはアバターを作るんだね♪」

穂乃果「性別は女の子でー♪」

穂乃果「んー、髪はショートにしよっかな」

ことり「え?」

穂乃果「…………ロングにするね」

ことり「うんうん♪」

穂乃果「髪の毛の色は黒――――」

ことり「」ジィー

穂乃果「グレーっぽい方が可愛いかな……」

ことり「うんっうんっ♪」

穂乃果「声は低めの……」

ことり「ぴいっ!?」

穂乃果「高い方にします……」

ことり「」ニッコニッコ

穂乃果「名前は……剣士だしう――――」

ことり「」(・8・)

穂乃果「ことりにします……」ブルブル

ことり「いざ、冒険へ!♪」


穂乃果「Zzz……」クークー

ことり「……………………」

ことり「」スッ

ことり「ことりちゃん大好きことりちゃん大好きことりちゃん大好きことりちゃん大好きことりちゃん大好きことりちゃん大好きことりちゃん大好きことりちゃん大好きことりちゃん大好きことりちゃん大好きことりちゃん大好きことりちゃん大好きことりちゃん大好きことりちゃん大好きことりちゃん大好きことりちゃん大好きことりちゃん大好きことりちゃん大好きことりちゃん大好きことりちゃん大好き」

穂乃果「……………………うぅ」

ことり「穂乃果ちゃんの全部はことりのもの穂乃果ちゃんの全部はことりのもの穂乃果ちゃんの全部はことりのもの穂乃果ちゃんの全部はことりのもの穂乃果ちゃんの全部はことりのもの穂乃果ちゃんの全部はことりのもの穂乃果ちゃんの全部はことりのもの穂乃果ちゃんの全部はことりのもの穂乃果ちゃんの全部はことりのもの穂乃果ちゃんの全部はことりのもの穂乃果ちゃんの全部はことりのもの穂乃果ちゃんの全部はことりのもの」

穂乃果「っうわああぁ!!!」ガバッ!

穂乃果「……はぁ……はぁ……っ……」グスッ

ことり「おはよ♪穂乃果ちゃん♪」

穂乃果「おはよ……」

ことり「どうかした?」

穂乃果「怖い夢見た……」グスッ

ことり「よしよし♪大丈夫だよ♪」ポンポン

穂乃果「ん……」ギュッ

ことり「怖くないからね~♪」



ニタァ


穂乃果「ッ!」

ことり「どうしたの?」

穂乃果「紙で指切っちゃった……」

ことり「」ビリッ

ことり「穂乃果ちゃんの指をよくも……」ポソッ

穂乃果「こわっ」

ことり「大丈夫?」

穂乃果「ん、絆創膏巻いておく」

ことり「」パクッ

穂乃果「おわっ……なんかゾクッてした。でも、ありがとうことりちゃん。もう大丈――――」

ことり「」チゥチゥ

穂乃果「あれ、これ血吸われてない?」


穂乃果「あいうえお作文するよ~♪」

ことり「わーい♪」

穂乃果「よーっし、まずは穂乃果の、ほ~」

ことり「ホルマリン漬けにしたい♪」

穂乃果「穂乃果の、の~」

ことり「飲み干したい♪」

穂乃果「穂乃果の、か~」

ことり「髪の毛一本までことりのもの♪」

穂乃果「こんなに狂気に満ちたあいうえお作文あるんだね」


ことり「たとえばね、家での穂乃果ちゃんの日常を盗撮したとします」

穂乃果「もしもし警察ですか?」

ことり「仮定ね。仮定」

穂乃果「そんな仮定無いよ」

ことり「どこまでなら盗撮を許せる?」

穂乃果「ゴメン、意味がわからない」

ことり「お店番してるところまで?居間まで?自分の部屋まで?トイレまで?お風呂まで?」

穂乃果「犯罪を容認しろって言ってる?」

ことり「もう、ことりをなんだと思ってるの?」プンプン

穂乃果「ストーカーと重度のヤンデレとどう思っててほしい?」

ことり「穂乃果ちゃんを見守る天使と思ってもらえれば♪」

穂乃果「天使の家に遊びに来て、天使の部屋が私の部屋とまったく一緒の仕様になってても?」

ことり「穂乃果ちゃんのお部屋をイメージしたの♪」

穂乃果「完璧すぎてヒクくらいの再現度だよ。いやすでにことりちゃんにヒイてるけどね?なんだったら昨日カーペットにこぼしたジュースのシミまで同じだよ」

ことり「自分の部屋だと思ってくつろいでね♪」

穂乃果「ことりちゃんにヤンデレ要素を感じてから警戒を怠ったことはないよ」


ことり「じゃじゃーん♪手品やるよー♪」

穂乃果「手品?」

ことり「タネも仕掛けもないこのハンカチ……パッと振れば~穂乃果ちゃんの脱ぎたてパンツに~♪」

穂乃果「」バッバッ

穂乃果「……返して」

ことり「続いて~♪このシルクハットに魔法をかけま~す♪ワン、ツー、スリー♪なんと中から穂乃果ちゃんが昨日捨てたはずの使用済みナプキンが~♪」

穂乃果「」ペシン

ことり「あんっ♪」


穂乃果「ことりちゃん、ペン回しって出来る?」

ことり「ん~」クルッ ポトッ

ことり「出来ないよぉ」

穂乃果「難しいよね」

ことり「あ、でも」クルクル クルクル

ことり「注射器回しなら♪」ギュイィィィン

穂乃果「その注射器の用途について話し合お――――回転すごっ」


穂乃果「今度は恋愛シミュレーションゲームやるよ――――」

バキッ

ことり「ことり以外を好きになるゲームなんかやる必要ないよ」マガオ

穂乃果「……はい」


穂乃果「お腹すいた……お肉とか食べたい」

ことり「」ヌギヌギ

穂乃果「そういうのじゃなくて」

ことり「」ショボン

穂乃果「さっぱりと、鶏肉とか食べたい」

ことり「」ヌギヌギ♪

穂乃果「違うって言ってるよね?」


穂乃果「……恋人とかほし――――」

ことり「」チャキ

ことり「ねえ、今……なにを言おうとしたの?」

穂乃果「なんでもないからハサミ下ろして?ね?」



穂乃果「ことりちゃん、ダーツで勝負だよ!」

ことり「うんっ!」つ注射器

穂乃果「だからなんで持ってるの?」


ことり「ことりっクーイズ♪」

穂乃果「なにが始まったの?」

ことり「問題です!今ことりが一番欲しいものはなーんだ♪」

穂乃果「えー、わかんないよ~」

ことり「ヒント、それは女の子です」

穂乃果「ヒントっていうか確定して私だと思ったけど」

ことり「も~♪穂乃果ちゃんてば自意識過剰だよぉ♪」

穂乃果「正解は?」

ことり「穂乃果ちゃん」

穂乃果「一点の曇りも無いじゃん」


穂乃果「ヤンデレだとやっぱり、私と仲良くしてる人に嫉妬したり恨んだりとかしちゃう?」

ことり「穂乃果ちゃんはことりのこと誤解してない?」プンプン

穂乃果「誤解どころかド正論だと思ってるけど」

ことり「いくらことりが穂乃果ちゃんのことを全てを捧げるくらい愛してるとしてもだよ。海未ちゃんを刺したり、絵里ちゃんを階段から突き落としたりしないもん」

穂乃果「発想が斜め上すぎるよ。そこまで想定してないよ。あと愛が重い」

ことり「穂乃果ちゃんが悲しむことはしないよ。何故なら穂乃果ちゃんのことが好きだから///」

穂乃果「幼なじみがヤンデレになって十分悲しいんだけど」


ことり「ねえねえ穂乃果ちゃん♪手形とらせて♪」

穂乃果「手形?」

ことり「この粘土に手をグッて♪さあさあ♪」

穂乃果「んっ」グッ

ことり「エヘヘ♪やったぁ、穂乃果ちゃんの手形~♪わぁ、指紋かわいいっ♪」

穂乃果「そんな褒め言葉ある?」

ことり「生命線もキレイだなぁ♪」

穂乃果「ちなみに何するの?」

ことり「やんっ///そんなこと聞いちゃうなんて穂乃果ちゃんのえっち///」

穂乃果「手形からどんな妄想が繰り広げられてるの?」


穂乃果「なんだろ、この紙」

ペラッ

穂乃果「……………………」

ことり『穂乃果ちゃんへ♪ことりからのプレゼントですっ♪』

穂乃果「……………………」

首輪

糸のこぎり

千枚通し

スタンガン

穂乃果「……………………」チラッ

壁|8・)「……………………」

壁|8^)「」ニコッ

ことり『受け取ってくれないと、ことりのおやつにしちゃうぞっ♪』

穂乃果「……………………いらない」


ことり「……………………」ペラ

穂乃果「?」

ことり「……………………」ペラ

ことり「……………………」トサッ

ことり「……………………」ペラ

穂乃果「ことりちゃん」

ことり「……………………」…

ことり「……………………」ペラ

穂乃果「ことりちゃん、何読んでるの?」

ことり「……………………」ペラ

穂乃果「?」

穂乃果「」ソーッ

『ips細胞 不可能を可能にした細胞』

『同性愛の謎 なぜクラスに一人いるのか』

穂乃果「普通の本のはずなのに、なんでこんなに寒気がするんだろう」


ことり「あー……………………噛みつきたい」

穂乃果「どこに?」

ことり「たまにあるんだけどね?穂乃果ちゃんの下唇に噛みつきたいときが」

穂乃果「甘噛みだよね?」

ことり「……………………」

穂乃果「甘噛みって言って」

ことり「……………………」プイッ

穂乃果「安心してことりちゃんの方見れないから甘噛みって言ってお願い」


ことり「んぅー……」

穂乃果「どうしたのそんなに悩んで」

ことり「えっとねー、ちょっとわからないところがあって」

穂乃果「勉強?一緒にやる?」

ことり「穂乃果ちゃんの学力がことりより上なら頼むんだけど、そうじゃなくてね」

穂乃果「今貶されたのはスルーの方向でいいかな?」

ことり「これなんだけどね?」

穂乃果「なになに?……なにこれ?」

ことり「魔法陣」

穂乃果「はい?」

ことり「魔法陣」

穂乃果「……はい?」

ことり「穂乃果ちゃんをことりの虜に出来る悪魔を呼び出そうかなって。もしくはことりと穂乃果ちゃん以外を……………………なんでもないのよなんでも♪」

穂乃果「悪魔が目の前にいるからこの魔法陣は本物かな」


穂乃果「カラオケに来たよっ!」

ことり「いっえーい♪」

穂乃果「なに歌う?なに歌う?」ウキウキ

ことり「穂乃果ちゃんの好きな歌でいいよ♪」

穂乃果「ほんと?じゃあー、私たちは未来の花――――」

ことり「」ピシッ

穂乃果「……グラスにひび入ったよ?」

ことり「気のせいじゃない?」

穂乃果「……やっぱり孤独なHeavenにしようかな」

ことり「」ビシッ

穂乃果「……やっぱりひび入ってない?」

ことり「目の錯覚じゃない?」

穂乃果「……錯覚CROSSROADSもいいよね――――」

ことり「」パリーン

穂乃果「…………スピカテリブル歌おうかな」

ことり「きゃあ~♪穂乃果ちゃ~ん♪」


ことり「おっぱい揉んでいい?」

穂乃果「いや」

ことり「そっか……」

穂乃果「うん」

ことり「おっぱい揉んでいい?」

穂乃果「やだ」

ことり「そっか……」

穂乃果「うん」

ことり「おっぱい揉んでいい?」

穂乃果「無理」

ことり「そっか……」

穂乃果「うん」

ことり「おっぱい揉ん――――」

穂乃果「いいよって言うまで続くの?」


ことり「おまん――――」

穂乃果「絶対いいよって言わないから」


穂乃果「スマホのロック解除番号がことりちゃんの誕生日に変わってる……」

穂乃果「……待ち受けがことりちゃんのセクシーポーズに変わってる……」

穂乃果「メールの着信音……」

ことり『穂乃果ちゃんっ♪メールが来たみたいだよ♪……ことりからじゃないよね……ねぇ……誰から?』

穂乃果「なにこれ、こわい」

ことり『穂乃果ちゃんっ♪電話だよ♪穂乃果ちゃんの愛妻ことりからだよっ♪』

穂乃果「……電話……もしもし?」

ことり『もしもし穂乃果ちゃんっ♪私、ことり♪』

穂乃果「知ってるけど」

ことり『今……穂 乃 果 ち ゃ ん の 後 ろ に い る の♪」

穂乃果「」ゾクッ


穂乃果「Zzz……」クークー

ことり「……………………」

ことり「」スッ

ことり「穂乃果ちゃんはレズ穂乃果ちゃんはレズ穂乃果ちゃんはレズ穂乃果ちゃんはレズ穂乃果ちゃんはレズ穂乃果ちゃんはレズ穂乃果ちゃんはレズ穂乃果ちゃんはレズ穂乃果ちゃんはレズ穂乃果ちゃんはレズ穂乃果ちゃんはレズ穂乃果ちゃんはレズ穂乃果ちゃんはレズ穂乃果ちゃんはレズ穂乃果ちゃんはレズ穂乃果ちゃんはレズ穂乃果ちゃんはレズ穂乃果ちゃんはレズ」

穂乃果「……………………うぅ」

ことり「私は南穂乃果私は南穂乃果私は南穂乃果私は南穂乃果私は南穂乃果私は南穂乃果私は南穂乃果私は南穂乃果私は南穂乃果私は南穂乃果私は南穂乃果私は南穂乃果私は南穂乃果私は南穂乃果私は南穂乃果私は南穂乃果私は南穂乃果私は南穂乃果私は南穂乃果」

穂乃果「っうわああぁ!!!」ガバッ!

穂乃果「……はぁ……はぁ……っ……」

ことり「おはよ♪穂乃果ちゃん♪」

穂乃果「おはよ……」

ことり「どうかした?」

穂乃果「怖い夢見た……」グスッ

ことり「よしよし♪大丈夫だよ♪」ポンポン

穂乃果「ん……」ギュッ

ことり「怖くないからね~♪」

ことり「ところで……穂乃果ちゃんのお名前は?」

穂乃果「みな………高坂穂乃果だよ」



ニマァ


穂乃果「なんだろ、この紙」

ペラッ

穂乃果「……………………」

ことり『これらの道具を自由に使ってことりへの愛を表現しなさい♪』

穂乃果「……………………」

包丁

注射器

薬品

金槌

ガスバーナー

電動ドリル

穂乃果「……………………」チラッ

壁|8・)「……………………」

壁|8^)「」ニコッ

ことり『十分以内に出来なかった場合、ことりのおやつにしちゃうぞっ♪』

穂乃果「……………………帰りたい」



ことり「でーきたっ♪穂乃果ちゃんのぬいぐるみ~♪」

ズーン

穂乃果「……ことりちゃんことりちゃん」

ことり「なに?」

穂乃果「デフォルメって知ってる?」

ことり「難しいことよくわかんない♪」

穂乃果「うん、じゃあ言わせてね。等身大で限りなく私に似せたぬいぐるみは、ぬいぐるみじゃないよ。生き写しだよ。髪の毛一本一本までこまかっ。質感リアル。どう作ったのこれ」

ことり「髪は穂乃果ちゃんのくしに絡まってた素材を。あとは……秘密♪」

穂乃果「鳥肌ものだよ」

ことり「喜んでくれて嬉しい♪」

穂乃果「ただただ身の毛がよだってるよ。なにこの禍々しいオーラ。夜中に動き出さないよねこれ」

ことり「えっ?そうなったら二人の穂乃果ちゃんがことりを……?」トクン

穂乃果「いっさいがっさいときめく要素は無かったよね?」


穂乃果「生まれ変わったら何になりたい?」

ことり「んー、なんだろう」ウーム

ことり「穂乃果ちゃんは?」

穂乃果「私は――――」

ことり「まぁ、穂乃果ちゃんは穂乃果ちゃん以外に生まれ変わるのなんか許さないけど」

穂乃果「」ゾクッ

ことり「あ、それならことりも、またことりに生まれたいかな♪もう一度生まれてもずぅっと穂乃果ちゃんを愛するね♪」

穂乃果「生まれ変わったらヤンデレじゃなくなってね……」


穂乃果「……なんだろこれ」ペラッ

穂乃果「ことりちゃんのチーズケーキのレシピだ」

穂乃果「ことりちゃん、チーズケーキ作ってきてくれるのかな~♪」チラ

レシピ

ことりの髪の毛

穂乃果「いや、なんで初っぱなの材料から歪んでるの……」


ことり「穂乃果ちゃ~ん♪チーズケーキ作ってきた~♪」

穂乃果「……………………」

ことり「さぁ、め し あ が れ♪」

穂乃果「」ダッ!

ことり「アハハ、待って~♪」タタタ…


ことり「水35リットル、炭素20kg、アンモニア4リットル、リン800g、石灰1.5kg 、塩分250g、硝石100g、硫黄80g、鉄5g、フッ素7.5g、ケイ素3g、その他少量の15の元素……」

穂乃果「ことりちゃん……それ、何のために覚えたの?」


穂乃果「しりとりで勝負だよ!」

ことり「負けないよ♪」

穂乃果「まずはしりとりの、り~♪」

ことり「リンパをキュッってしてみたい♪」

穂乃果「イチゴ♪」

ことり「ゴツン♪ってしてみたい♪」

穂乃果「イタリア♪」

ことり「穴という穴を埋めてみたい♪」

穂乃果「命♪」

ことり「ちぎってみたい♪」

穂乃果「イカフライ♪」

ことり「命が尽きるまで一緒にいたい♪」

穂乃果「しりとりって何かをまず話し合おう」


ことり「もっと、そばに行っていい?」

穂乃果「……………………」

ことり「ねぇ……穂乃果ちゃん」

穂乃果「……………………」

ことり「おねがぁい♪」

穂乃果「トイレの個室覗きながら言うことじゃないよね」


ことり「穂乃果ちゃん、手繋ご♪」

穂乃果「その手に持ってる強力瞬間接着剤をなにに使うのか説明してもらってからでもいい?」

ことり「なんでもないのよなんでも♪ほら、はやく♪」

穂乃果「よし、まずは中和剤買いに行こう?」


ことり「黒いおひげ危機一髪であそぼ~♪」

穂乃果「飛び出す人形に海未ちゃんって書いてあるけどなんで?」


ことり「穂乃果ちゃん、おなかすいてない?」

穂乃果「さっきご飯食べたばかりだから、別にかな」

ことり「女の子は満腹時に性欲が強まるらしいよ」

穂乃果「だから?」

ことり「ムラムラしてない?」

穂乃果「まったく」

ことり「ことりはしてるよ?」

穂乃果「だから?」


穂乃果「んー、なんか今日体調悪い……クラクラする……」フラフラ

穂乃果「帰ろうかな……」

穂乃果「……あれ?あそこにいるの……ことりちゃん?」

穂乃果「なにしてるんだろ」

ことり「」つ注射器

ことり「……………………よし、穂乃果ちゃんに採血しに行こーっと♪」

穂乃果「」ウデ カクニン

穂乃果「痕は無い……」

ことり「穂乃果ちゃんの血~♪」エヘヘ

穂乃果「……未遂でありますように」


ことり「もし、もしだよ?ことりが死んだら誰と付き合う?」

穂乃果「ことりちゃんと付き合った覚えはないけど、んー……そしたら海未ちゃんじゃない?」

ことり「……海未ちゃんね」カキカキ

ことり「海未ちゃん以外だと?」

穂乃果「絵里ちゃんとか?」

ことり「」ギリッ

ことり「……絵里ちゃんね」カキカキ

穂乃果「一応聞くけどデスノート的なやつじゃないよね?」


ことり「穂乃果ちゃ~ん♪シャンプー詰めておいたよ~♪」

穂乃果「なんでことりちゃんが家にいるのかはさておき、とりあえずありがとう」

ことり「どういたしまして♪」

穂乃果「じゃ、シャワー浴びてくる」

ことり「うんうん♪」

穂乃果「……ちなみに」ピタッ

ことり「?」

穂乃果「シャンプーの容器にシャンプー以外のものが混入されていた場合、ことりちゃんのことしばらく無視するから」

ことり「え?むしろご褒美♪」

穂乃果「入れたんだね……」


穂乃果「日常のいたるところに……やつは潜んでいる」

穂乃果「部屋の片隅」

穂乃果「クローゼットの中」

穂乃果「本棚の隙間」

穂乃果「湿気のあるところ、薄暗いところを特に好む」

穂乃果「気配を感じるのに、その姿は見えない」

穂乃果「やつは早いうえに飛ぶ……機動力は……圧倒的だ……」

穂乃果「……すり減っていく私の神経……」

穂乃果「もう限界だ……」

穂乃果「逃げよう……ここから、今すぐ」

ことり「ひどいよ穂乃果ちゃん!いくらことりが鬱陶しいからって、ことりに何も言わずにどこかに行っちゃうなんて!」

穂乃果「いや……Gが出たから部屋を出ていこうって話なんだけど……」

穂乃果「ことりちゃん……私のベッドの下で何してるの?」


ことり「(穂乃果ちゃんの処女膜という名の)かーべーは♪」

穂乃果「Hi♪Hi♪Hi♪」

ことり「(力ずくで)壊せーるもーのさ♪」

穂乃果「Hi♪Hi♪Hi♪」

ことり「(それを邪魔する人たちを)たおせーるもーのさ♪」

ことり「(ありったけの愛を)じーぶーんかーらーもーっと♪」

ことり「(穂乃果ちゃんの全てをことりものにするための)ちーかーらーをー出してよ♪」

穂乃果「合間合間に見え隠れするドス黒い思いは何?」


穂乃果「ことりちゃんって身体柔らかいよね~」

ことり「うんっ♪だからどんな体勢でだって穂乃果ちゃんのこと撮影出来ちゃう♪」

穂乃果「もっと世の中のためになることはあると思うんだ」


ことり「穂乃果ちゃんを監禁したとして」

穂乃果「そんな恐ろしい仮定するの?」

ことり「まずは冷暖房完備の快適な部屋から出られないようにおやつをたくさん用意するよね」

穂乃果「私のことなんだと思ってるの?」

ことり「次にフカフカのベッドに、退屈しないようにテレビやゲームも用意しないと」

穂乃果「VIPルームかなにかなの?」

ことり「運動も出来るようにジムも併設して、ついでに温泉なんかも引こうかな」

穂乃果「パラダイスだね」

ことり「最後にことりがいれば完璧だよね♪」

穂乃果「どうしよう、監禁されたくなってきた」


ことり「さっそく用意してみました♪穂乃果ちゃん専用監禁ルーム♪」

穂乃果「……思ってたのと違う」

ことり「ええっ!?冷暖房完備の極楽空間だよ!?おやつにベッドにゲームもあるんだよ!?」

穂乃果「うん……でも、鉄格子とコンクリートの壁に囲まれたガチな牢獄だとは思わないじゃん。壁と天井の壁紙が一面のことりちゃんだとは思わないじゃん」

ことり「寝ても覚めてもつねに千人以上のことりが穂乃果ちゃんを見守ってくれるんだよ!?」

穂乃果「トラウマだよ。いつおやつにされるんじゃないかってヒヤヒヤするよ」

ことり「せっかく用意したのに……」

穂乃果「まぁ、普通の部屋が一番ってことだよね。監禁のことはとりあえず忘れて、私の部屋でダラダラしようよ」

ことり「うんっ♪じゃあ、急いで壁紙貼り替えるね♪」

穂乃果「牢獄よりむしろそっちの方がいやなんだけど」


穂乃果「たっだいまー。おーやつー」

ことり「穂乃果ちゃん。帰ったらまず手を洗うの」メッ

穂乃果「はーい」ブー

ジャブジャブ

穂乃果「洗った~」

ことり「今日海未ちゃんと手繋いだでしょ?もっとしっかり洗いなさい」プンスコ

穂乃果「どういう意図で言ってるのそれ」


ことり「いる?いらない?ゲームしよ~♪」

穂乃果「なにそれ?」

ことり「片方が、もう片方にとって絶対必要なものを言っていくの。たとえば、ことりは穂乃果ちゃんに、おやつ、って言います。すると穂乃果ちゃんは
?」

穂乃果「おやつはいるね」

ことり「でしょ?でも宿題なら?」

穂乃果「いらないかな?っていうか、やりたくない」

ことり「相手にとって不必要なものを当てちゃったら負けね♪」

穂乃果「これ勝負が着くのに結構な時間がかかるんじゃない?……暇だからいいけど」

ことり「じゃあ穂乃果ちゃんからでいいよ♪」

穂乃果「うん。じゃあ、友だち」

ことり「はい穂乃果ちゃんの負け~♪」

穂乃果「ちょっと待って」

ことり「なに?」

穂乃果「価値観が違いすぎるよ。必要でしょ、友だち」

ことり「ことりには穂乃果ちゃんさえいればいいよ」(・8・)

穂乃果「そのマジ顔やめてもらっていい?」


ことり「穂乃果ちゃん、穂乃果ちゃんにマフラー編もうと思うんだけど、何色がいい?」

穂乃果「あー……赤いのとか?」

ことり「赤ね♪よしっ……何cc要るのかな……」ボソッ

穂乃果「一応言っておくけど、赤黒いのはいやだかから」

ことり「え?ダークレッドは嫌い?」

穂乃果「そんないい風に言わないでくれる?全然ダークレッドじゃないよ。いやある意味ダークだけど。私の知ってるダークレッドとは別物だよ。ダークレッドどころかカオスレッドだよ」

ことり「もう穂乃果ちゃんてばおもしろいこと言うね♪わかった♪じゃあ、プレゼント当日に真っ赤に染める♪」

穂乃果「いったい何がわかったの?」


ことり「まぁ、ことりの……とは言ってないんだけどね」ニタッ


ことり「ロシアンマカロン~♪イェーイ♪」

穂乃果「イェーイ♪」

ことり「ここに二つのマカロンがあります♪どちらかはアタリ♪どちらかはハズレです♪」

穂乃果「じゃあ、こっち♪」パクッ

穂乃果「」モグモグ

穂乃果「」モグ…

穂乃果「……」モサッ

穂乃果「」つ髪

穂乃果「……ちなみに、これは?」

ことり「ハズレ♪」

穂乃果「だよね」

ことり「アタリにはことりの愛液を混ぜたのに、残念だったね穂乃果ちゃん♪」

穂乃果「いや、むしろこっちがギリギリアタリくらいだよ」


ことり「もうすぐ穂乃果ちゃんの誕生日だね♪」

穂乃果「あ、うん。そうだね」

ことり「なに欲しい?♪」

穂乃果「んー、なにもらったら嬉しいと思う?」

ことり「ことりの……歯とか?」

穂乃果「プレゼントに混入してたらもう二度とことりちゃんと喋らない」

ことり「喋らなくても気持ちが通じる仲だもんね♪」

穂乃果「気持ち通じてるなら歯とか贈らないで」

ことり「それ以外だと……」

穂乃果「爪とか髪の毛とか、ことりちゃんの身体の一部は全部考えからはずしてね」

ことり「それじゃなにあげたらいいの!」プンスコ

穂乃果「ことりちゃんがまともになってくれたら、それが一番のプレゼントだよ」

ことり「わかった……」

穂乃果「わかってくれたならよかった」

ことり「プレゼントはなにか考えておくね。ケーキは作るよ。なにがいい?♪」

穂乃果「イチゴたくさん乗ったやつ!」

ことり「……ちなみに、ことりが一度食べて消化して出したものをイチゴとは……」

穂乃果「呼ぶはずないでしょ」


ことり「明日はいよいよ穂乃果ちゃんの誕生日~♪」

ことり「あ~♪楽しみだな~♪」

ことり「お部屋も飾り付けしなきゃ♪」

ことり「みんなで♪穂乃果ちゃんのことお祝いしてあげようね♪」チクチク ヌイヌイ

ことり「ねー♪」

ことりぐるみ6206体目「」


ことり「穂乃果ちゃん♪誕生日おめでと~♪」イェーイ

穂乃果「……………………」

ことり「も~、どうしたの穂乃果ちゃん♪いつもみたいにパーっと騒いでいいんだよ♪」

穂乃果「……………………」

ことり「みんな♪穂乃果ちゃんにハッピーバースデーは?♪」

ことりぐるみ総勢6209体「」

ことり「もう、みんな恥ずかしがり屋さんなんだから」

穂乃果「……………………」

ことり「大丈夫♪何も言わなくてもわかってるよ♪言葉にならないほど嬉しいんだよね♪」

穂乃果「……………………」

ことり「パーティーはまだまだ始まったばかりだからね♪」

空ビン……コロン

穂乃果「……………………」Zzz…

ことり「たーくさん……お祝いしようね……♪」ニタァ


穂乃果「……」ムニャ

穂乃果「あれ、寝てた?」

ことり「おはよ、穂乃果ちゃん♪もう朝だよ♪」

穂乃果「ことりちゃん?……あれ、私の誕生日……」

ことり「穂乃果ちゃん、いっぱいはしゃいで疲れて寝ちゃったんだよ♪」

穂乃果「……?そう……だっけ?」

ことり「ケーキも食べたし、プレゼントもあげたでしょ?ほら♪」

ことりぐるみ6209体目「」

穂乃果「ん……あんまり覚えてないかも」ボー

穂乃果「ていうか、なんか……身体だるい」

ことり「起きたばっかりだからだよ♪」

穂乃果「なんかすっごい貧血になったみたい……」

ことり「ことりの膝貸してあげるから、もう少し横になったら?」

穂乃果「ん……そうする……」コテン

空ビン……注射器……

ことり「おっとと……♪」サッ

穂乃果「ん?」

ことり「なんでもないのよなんでも♪」

ことり「ほら、ことりぐるみを抱いておやすみ♪」ナデナデ

穂乃果「んむ……」ギュッ

穂乃果「あれ……なんか、このぬいぐるみの腕のとこ……なんか赤い染みついてる」

ことり「それはね……ことりが穂乃果ちゃんのことだーい好きっていう♪」





お ま じ な い ♪


ホノカチャン♪


イタクシナイカラネ♪


チュー


エヘヘ,マッカデカワイイ♪


プスッ


ハイ,アナタニモ♪


プスッ


アナタニモ♪


プスッ


チョットズツダヨ♪


ホンノスコシ…


イッテキズツ…


ジャナイト…ホノカチャン,オキナクナッチャウモン


ダカラ,チョットズツナノ♪


ダーイスキナホノカチャン♪


ホノカチャンノゼーンブ,コトリノモノダヨ♪

エヘヘ…


ウフフ…


ナデナデ…









グリン









ことり「ねぇ、な に 見 て る の ?」


穂乃果「たまにはことりちゃんにプレゼントをしようかな」

ことり「えっ?ついに穂乃果ちゃんの頭部をくれるの?♪うわぁ、どこに飾ろう♪」キラキラ

穂乃果「そんなドクタースランプ感覚であげられないよ」

穂乃果「じゃなくて、はい」つ

ことり「お花?」

穂乃果「まぁ、これくらいはね」

ことり「……………………」


お→お腹に赤ちゃんがいるの

は→八ヶ月だって

な→名前は『ほとり』と『このか』どっちにしようか



ことり「……ことり、働く!」フンス

穂乃果「なんで?」


( ミ)



(・ ミ)



(8・ )



(・8・)



穂乃果「……今、ことりちゃんのぬいぐるみが勝手に動いた気が……」

穂乃果「気のせいだよね……」



(・8・)



(^8^)


ことり「はぁ~……ある日突然穂乃果ちゃんが大量発生しないかなぁ……」

穂乃果「しないよ」


ことり「月が綺麗ですね……って知ってる?」

穂乃果「死んでもいいわ、だっけ?」

ことり「ことりも言われたいなぁ///」チラッチラッ

穂乃果「ホントに死んじゃいそうだからイヤ」


ことり「夏だし、百物語とかやってみる?♪」

穂乃果「あー、じゃあ……」



穂乃果「これは実際にあった話なんだけどね……」



穂乃果「ある蒸し暑い夜のことだよ。夜中、寝苦しくて目が覚めたの。三時くらいだったかな?あ、別に天井に貼られたことりちゃんの何百枚っていう写真の目線が気になったとかじゃなくて……いや、それもあるけど。のどが渇いちゃってね」



穂乃果「水を飲みに下に降りたらね、調理場の方から物音がするの……。お父さんかな?こんな時間から仕込みかな?って思ったの」



穂乃果「邪魔しちゃ悪いかな~って、そーっと調理場を覗いてみたらね……黒い人影が調理場で蠢いてるの……まるで這いずるようにね……。怖くて離れようとしたんだけど、ついそれに見入っちゃったの……好奇心、っていうのかな……。でね、その人影は小さな声でボソボソって呟くの……」



???『ん~、やっぱりこんなところに穂乃果の毛は落ちてませんね~』



穂乃果「……って。鳥肌が立ったよ……。どうやらそこで気を失っちゃったみたいでね?朝、お母さんに起こされたの……」



ことり「なんか……怖いね……」

穂乃果「いや、ことりちゃんだよ。ことりちゃんが一番怖いよ。勝手に夜中に人の家の調理場で怪しいことしないでよ。ドン引きだよ」

ことり「………………ことりじゃないよ?」

穂乃果「……へ?」

ことり「だって、穂乃果ちゃんの毛が欲しかったら穂乃果ちゃんから直接採取するもん」

穂乃果「それはそれでドン引きだけど…………え?……え?」

穂乃果「じゃあ、あれは……?」


ことり「やんやん♪おくれそーぉです~♪」タタタタ

ことり「やんやん敵まで~ダァシュ♪」タタタタ

ことり「はじめーてーのー決闘♪ゴ・メ・ン……じゃ、済まないことがあるって……教えてあげるよ……ねぇ……ねぇっ!」ギロリ

穂乃果「どこに向かってるのかは知らないけど、血走った目で両手に包丁持って街中を走るのは確実にアウトだと思うんだ」ガシッ


ことり「穂乃果ちゃん♪旅行行かない?二人っきりで♪」

穂乃果「なに急に。明日学校なんだけど、帰ってこられる?」

ことり「もちろんだよ♪」

穂乃果「まあ、日帰りならいいかな」

ことり「え?黄泉帰りだよ?」キョトン

穂乃果「どこに誘おうとしてるの」

ことり「穂乃果ちゃんとことりの二人っきりの世界だよ♪」

穂乃果「帰ってこられる保証ゼロなんだけど」

ことり「生まれ変わっても恋人になろうね♪」

穂乃果「ヤンデレじゃなくなってくれるならね」


ことり「穂乃果ちゃ~ん♪お弁当――――」

穂乃果「あ、さっき海未ちゃんがくれた。おいしかったよ」

ことり「……………………」



ことり「穂乃果ちゃ~ん♪準備運動一緒に――――」

穂乃果「あ、もう海未ちゃんとやっちゃった。海未ちゃん激しすぎだったよ」

ことり「……………………」



ことり「穂乃果ちゃ~ん♪次の新曲の衣装なんだけど――――」

穂乃果「あ、私と海未ちゃんのデザイン一緒なんだっけ?海未ちゃんから聞いたよ。楽しみにしてる」

ことり「……………………」



ことり「穂乃果ちゃ~ん♪ちょっとあの海未ちゃん二度とラブアローシュート撃てなくしてくる~♪」

穂乃果「ちょっと>>25で自分が言ったセリフ思い出してもらっていい?」


穂乃果「……………………」タプタプ

ことり「あれ?穂乃果ちゃん、なにしてるの?」

穂乃果「海未ちゃんにメール」

ことり「嘘だよね!?ことりには全然返信してくれないのに!?」

穂乃果「一日何百ってくるメールに返せって言うのが無理だよ」


ことり「……………………」タプタプ

穂乃果「ことりちゃんもメール?」

ことり「うん♪海未ちゃんに♪」

穂乃果「ふーん」

ことり「♪」



ことり『ことりにもメールしてよ~♪穂乃果ちゃんばっかり構って寂しいよ~(>_<)』


ことり『ロイヤルミルクティーでも飲みながら、穂乃果ちゃんの魅力について語らない?♪』


ことり『すっごく盛り上がると思うんだ♪』


ことり『よーっし、そうなったらお菓子もいるよね♪』



ことり『うんと気合い入れてお菓子作るから、楽しみにしててね♪』


ことり『みんなも呼んじゃう?♪』


ことり『チョコレートケーキも焼くね♪あー、楽しみだな~♪』


ことり『約束だよ?♪』


ことり『ンフフ♪……ほんとうに――――』



ことり「楽しみだね」






ことり「ね?」


ことり「Zzz……」クークー

穂乃果「……………………」

穂乃果「」スッ

穂乃果「」ナデナデ

ことり「Zzz……」クークー

穂乃果「寝てるときは、普通に可愛いのにね」クスッ


ことり「……んぅ」ムクリ

ことり「ふあぁ……」ノビー

穂乃果「おはよ」

ことり「おはよーのちゅーは?」グシグシ

穂乃果「しない」

ことり「んむ…………?……スンスン」

穂乃果「どうしたの?」

ことり「ことりの頭から穂乃果ちゃんの右手の匂いがする……」スンスン

穂乃果「……気のせいだよ」


穂乃果「流しそうめんとかしてみたくない?」

ことり「えっ、そんなに血は出せないよ……」ショボン

穂乃果「普通に水で食べさせて」


ことり「曽根崎心中って悲しいお話だね」

穂乃果「だね」

ことり「……………………ことりと心中――――」

穂乃果「絶対しない」


バンッ!

グシャッ!

ことり「アハハ、ねえ……痛い?海未ちゃん……」

グリッ!

ことり「アッハハ♪もう声も出せないの?惨めだね、こんな……叩かれて、折られて……♪フフッ♪」

ダンッ!

ことり「でも、こんなのじゃ終わらないよ?切り刻んで、燃やして、最後に穂乃果ちゃんとことりで食べ尽くしてあげる……♪」

ことり「ことりたちの中で生き続けてよ……嬉しいよね……海未ちゃん♪」ニタァ

穂乃果「パン作りしてるときになんて邪悪な顔してるの」


穂乃果「そういえば、今日海未ちゃんの家にお泊まりに行くんだけど」

ことり「なんで!?ことり呼ばれてない!!あと言われてない!!」

穂乃果「たしか、今日ことりちゃんは家族で旅行に行くんでしょ?内浦ってところだっけ。別に初めてじゃないし、言う必要無いかなって」

ことり「図ったね……海未ちゃん……………………」ギリッ

穂乃果「あ、お土産忘れないでね」

ことり「うん……地元の子の頭部とかでいい?」

穂乃果「地元の警察に厳戒態勢を強いてもらうように連絡した方がいいのかな」

ことり「海未ちゃんになにかされたらすぐにことりに連絡してね!!?これ、護身用のチェーンソー!」つ

穂乃果「どんな状況設定?護身出来ないよ。いや、出来るけど。限りなく出来ないよ」

ことり「あと濃硫酸も!」つ

穂乃果「なんでそんなの持ってるの」

ことり「それと、寂しくないようにことりぐるみも持って行って!!」

ことりぐるみ「」怨怨怨怨怨怨怨怨怨

穂乃果「これが一番怖いんだけど」

ことり「やっぱりことりも海未ちゃんの家に行こうかな……」

穂乃果「むしろ来る方が心配が増えるんだけど。旅行行きなよ」

ことり「だって~……」

穂乃果「大丈夫だって」

ことり「帰ってきたとき穂乃果ちゃんが海未ちゃんに靡いてたら……そのときは、ことり何するかわからない」

穂乃果「今も何するかわからないから現状維持ってことかな」

ことり「だって穂乃果ちゃんはことりのだもん!!」

穂乃果「はいはい」ポンポン

穂乃果「気を付けて行ってきてね」

ことり「……うん///でもその前に……」

ことり「海未ちゃんにメールだけしておく♪」タプタプ



ことり『一晩だけ、穂乃果ちゃんのこと預けるけど……変なことしたら許さないからね。穂乃果ちゃんにケーキを持って行ってもらうから』

ことり『夕ごはんのあとにでも食べてね。あ、そうだ、穂乃果ちゃんの入浴シーンを撮っておいてくれると嬉しいな♪もちろん穂乃果ちゃんには』

ことり『ヒミツだよ♪』

ことり『ね、海未ちゃん♪』



ことり「よし♪」

穂乃果「なんてメールしたの?」

ことり「んー、秘密です♪」


ことり「ことりと離ればなれなのに、穂乃果ちゃんてばメール一つくれないんだから」

カーン

ことり「今ごろ穂乃果ちゃん、海未ちゃんとご飯食べてるのかなぁ……」

カーン

ことり「お風呂も一緒に入るんだろうなぁ……」

カーン

ことり「お布団にくるまりながら、楽しくお話するんだろうなぁ……」

カーン

ことり「キスとかしないよね?」

カーンッ

ことり「ギューってしないよね?」

カーンッ

ことり「それ以上のこととかしないよねっ!?」

カーーーンッ!

ボキッ!

ことり「はぁ……はぁ……!!……あっ、五寸釘折れちゃった……」

ことり「まだまだ……足りないのに……」つ藁人形


穂乃果「」ゾッ

穂乃果「え?あ、うん……なんか寒気が。いや、風邪とかじゃなくて、たぶんことりちゃんが藁人形に釘でも打ち込んでるんだと思う」

穂乃果「うん、まぁ幼なじみだからね~。アハハ、もう慣れたよ」

穂乃果「んー、そりゃたまには怖いし危ないし、は?って思うときもあるよ。っていうか、しょっちゅう」

穂乃果「いや、知ってると思うけど別に付き合ってないから」

穂乃果「……海未ちゃんと?…………え?…………あー、そう……なんだ」

穂乃果「……そっか」

穂乃果「あ、いや……ごめんね。なんか、そういう風に考えたことなかったからさ。もちろん嬉しいよ?改めて言われてスゴいビックリしてる」

穂乃果「いやいや嫌いじゃないよ?むしろ好きだよ。大好き」

穂乃果「ただ……やっぱり……うん」

穂乃果「ごめんね。海未ちゃん。……ありがとう」

穂乃果「……………………ごめんね」ヨシヨシ

穂乃果「うん、ごめん……」

穂乃果「大好きだよ、海未ちゃん……これからもずっと……大好きな友だちだよ」ギュッ


バタバタバタ……

バンッ!

ことり「はぁっ……はぁっ!た、ただいまっ!!」ゼーッゼーッ

穂乃果「そんな息も絶え絶えの旅行帰りってなに」

ことり「何もなかった!?何もなかったよね!?」ズイッ

穂乃果「近い」

ことり「海未ちゃんは!?海未ちゃんはどこ!?消さなきゃ!ああでもその前に穂乃果ちゃんの消毒を!!早く穂乃果ちゃん!早くオキシドールに浸かって!!」

穂乃果「やだ。あ、ねえそれよりお土産は?♪」

ことり「はいこれ!」つ

穂乃果「みかんどら焼きだ♪」

ことり「そんなことより、はやく皮剥いで!!」

穂乃果「服脱いでみたいに言われても。ことりちゃんが思うようなことはなにも無かったって」

ことり「ほんと!?ほんとに!!?キスとかしなかった!?抱きしめたり抱きしめられたりしなかった!?エッチなこととかしなかった!!!?」

穂乃果「あー……うん。なにも」

ことり「穂乃果ちゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

穂乃果「うるさっ」

穂乃果「まったく……」



穂乃果「おかえり、ことりちゃん」


チリン

チリーン

穂乃果「はぁ……和かだね」

穂乃果「風鈴の音を聞きながら冷たい麦茶を飲んでダラダラする……」

穂乃果「至福のひととき……」

ことり「夏はこれに限るね穂乃果ちゃん♪」

穂乃果「そうだね~」

ことり「あ、あれもやる?」

穂乃果「あれって?」

ことり「サバト♪」

穂乃果「そんな夏の風物詩聞いたことないよ」


ことり「プール?」

穂乃果「うん」

ことり「なんで?」

穂乃果「暑いからだけど」

ことり「……ダメ」

穂乃果「意味わかんないんだけど。行こうって言ってるじゃん」

ことり「穂乃果ちゃんの水着姿を他人に見せびらかすんでしょ?絶対ダメ」

穂乃果「人を露出狂みたいに言わないでくれる?そういうもんだよ」

ことり「ビニールプールで我慢しなさい」

穂乃果「我慢出来るわけないじゃん。バカなの?」

ことり「本当ならプールも貸しきりにしたいくらいなんだよ?なんで穂乃果ちゃんを他の人の体液が混ざり合った汚水に浸けなきゃいけないの?」

穂乃果「テンションだだ下がりだよ。じゃあいいよ。ことりちゃんは来なくても。海未ちゃん誘うから」

ことり「せいぜい人生最後のプールを楽しむことだね海未ちゃん……」ギリリ

穂乃果「たかがプール行くのになんでそんな呪詛の言葉ぶつけられるの」


穂乃果「ケホッ……コホッ……夏風邪ひいた……」

ピピピ……

穂乃果「……うわ、39度……」

穂乃果「けっこう、マジメにツラいかも……ケホッ」

穂乃果「……そういえば、今日はことりちゃん来ないな」

穂乃果「いや、別に来なくていいし……風邪うつっちゃうからむしろ来ないでほしいんだけど」

穂乃果「来たら来たできっと……」



ことり『穂乃果ちゃん!大丈夫!?穂乃果ちゃん専用の特効薬作ってきたよ!!はい、ことりの体液!!』



穂乃果「もしくは……」



ことり『穂乃果ちゃん!風邪!?お腹開いて臓器ごとウィルスもらっていい!?』



穂乃果「……とか言い出すんだろうな」

穂乃果「ことりちゃんって……いつからあんなヤンデレになったんだっけ……」

穂乃果「カハッ!ゴホッ!……はぁはぁ、おぇ……」

穂乃果「あ、ダメだ……」ボヤー

穂乃果「これ……は……」コテッ


――――――――

穂乃果「いっくよー!がおー!」

ことり「きゃー♪」

穂乃果「にげるなー!まーてー!」

ことり「おーにさんこーちら♪てーのなるほうへ~♪」

穂乃果「つかまえちゃうぞー!がーおー♪あっ!」クキッ

ズザァ

ことり「きゃははは♪……あれ、ほのかちゃん?」

穂乃果「……ぇ」ポロポロ

穂乃果「うぇぇぇぇぇぇん!!!いたっ、いたいよぉぉぉぉ!!!おかぁざぁ~ん!!!」

ことり「ほのかちゃんっ!だいじょうぶ!?おひざからちが……」

穂乃果「っあぁぁぁぁぁん!!!ぅわぁぁぁぁぁぁん!!!」

ことり「な、なかないでほのかちゃ……そうだ!」

スッ

ペロッ

穂乃果「ふぇ?」グスッ

ことり「こーやってね、なめればきっとなおるよ!」

穂乃果「ほんと?」クスン

ことり「うん!」

穂乃果「えへへ……ちょっといたくなくなってきたかも……」グス

ことり「ほんと!?よかったぁ♪じゃあ、もっとなめるね♪」ペロッ ペロッ

穂乃果「くすぐったいよぉ。……ありがとう、ことりちゃん。ことりちゃんはほのかのいのちのおんじんだね!」

ことり「そんなぁ……///」ペロッ コクン

ことり「……………………?」

ペロッ

ことり「……………………オイシイ」

穂乃果「ことりちゃん?」

ことり「……………………」エヘッ

ことり「これからも、ことりがほのかちゃんのこと守まもるからね♪」

――――――――


ことり「穂乃果ちゃん」

穂乃果「ことりちゃん?」

ことり「穂乃果ちゃん、今までごめんね。ことり……もう穂乃果ちゃんにひどいことするのやめるから」

穂乃果「え?」

ことり「ことりもう、穂乃果ちゃんに近付かないから」

穂乃果「なん……」

ことり「バイバイ」

穂乃果「ことりちゃ……待って……待ってよ!ことりちゃん!!ことりちゃんっ!!!」


穂乃果「ことりちゃんっ!!!」ガバッ

ことり「ぴいっ!?ほ、穂乃果ちゃん?」

穂乃果「はぁはぁ……あれ、ことり……ちゃん」

ことり「う、うん……ことりだよ?」

穂乃果「はぁっ……はぁっ……夢……」ビッショリ

ことり「穂乃果ちゃん、すごい汗だよ?舐めていい?」

穂乃果「……今日は、来るの遅かったんだね」

ことり「え?あ、うん。穂乃果ちゃんのお薬とかいろいろ買ってたから」

穂乃果「……そっか」

ことり「あ、もしかして寂しかった?」

穂乃果「うん」

ことり「ごめんね寂しい思いさせて♪今日はずぅっと穂乃果ちゃんのそばにいるから――――」

ことり「……へ?」

穂乃果「」ギュッ

穂乃果「すごい……寂しかった……」ギュウ

ことり「ほ、穂乃果ちゃ!?///」

穂乃果「離れちゃやだよ……。ことりちゃんが私のこと守ってくれるんでしょ……?だったら、そばにいてよ……」ウルッ

ことり「ほのっ、穂乃果ちゃ――――///」プシュウ

穂乃果「私は……ことりちゃんのことが……」

ことり「」ボフン

ことり「」バタン

穂乃果「ことりちゃん?ことりちゃん……?」

ことり「~//////」



穂乃果「私……ことりちゃんのことが……」



穂乃果「……私、なに言おうとしたんだろ」コテン

穂乃果「顔が熱い……。これはきっと……風邪のせいだ……」


ことり「風邪治ってよかったね~♪」

穂乃果「うん。看病ありがと」

ことり「どういたしまして♪」

穂乃果「今度お礼するよ。なにがいい?」

ことり「……眼球&#9825;」

穂乃果「以外で」

ことり「じゃあデートして&#9825;」

穂乃果「ん」

穂乃果「どこ行く?」

ことり「安価下1行きたいなー♪」

>>144
ゴメン、いつもの癖で&#9825;で書いてた。
気にせんといてください。

あと、多分こっから安価でネタ募集しますわ。
どう終わらせるかは決まってるけど、それまでにポンポン短めの投稿していくので、お題くれたらヤンデレに仕上げます。

とりあえず、再安価下1でデート行きたいとこ。


ことり「じゃあ、公園行きたいな♪」

穂乃果「公園?」

ことり「昔よく遊んだよね♪」

穂乃果「海未ちゃんと三人でね」

ことり「え?海未ちゃんいた?」

穂乃果「記憶改竄しないで。ていうか、そんなとこでいいの?」

ことり「え、じゃあ天国とかでもいい?」

穂乃果「公園行こう。公園大好き」

穂乃果「でもなんで急に公園?」

ことり「よくピカチュウが出るらしいから♪」

穂乃果「一人で行きなよ」


ことり「今日は穂乃果ちゃんとデート♪」モガモガ

穂乃果「そうだね」

ことり「いい天気だね♪」モガモガ

穂乃果「そうだね」

ことり「いつもの公園だけど空気がおいしいよ♪」モガモガ

穂乃果「しらないよ」

ことり「テンション低いよ穂乃果ちゃん♪もっと楽しんで♪」モガモガ

穂乃果「じゃあとりあえず、スカートの中から頭出してくれるかな」

ことり「ことりから快適空間を奪うの!?」モガモガ

穂乃果「このままだと熱中症にること受け合いだけど。ていうかそのまま喋らないでよ。くすぐったい。そもそもなんでスカートに頭突っ込んでるの」

ことり「だってここにマンキーがいたから♪」

穂乃果「いないよ。百歩譲っていたとしても、どくから待ってよ」

ことり「んー、マンタインとマンムーが見つかるまでねばってもいい?」

穂乃果「アップデート実装されるまでスカートの中から微動だにしないつもりなの?」


安価下1
お題


ことり「あはは♪そーれっ♪」パァン

穂乃果「……………………」ペシッ

ことり「えーいっ♪」パシンッ

穂乃果「……………………」ペシン

ことり「バドミントンって楽しいね♪」スパンッ

穂乃果「シャトルを海未ちゃんの人形みたいに仕立ててなかったら楽しかったよ」ポトッ


安価下1
お題


ことり「お帰りなさいませ、穂乃果様っ♪あなただけのメイド、ミナリンスキーですっ♪」

穂乃果「おー、ミナリンスキーだ」

ことり「なんなりと命令してね♪あ、これサービスのお菓子♪」

穂乃果「市販品のお菓子ってこんなに安心するんだね」パクッ

ことり「どういう意味?」プンプン

穂乃果「いつも髪の毛入りを警戒する方の身にもなりなよ」

ことり「ワッツ?ナーニヲイッテルンディースカ?」アーハン?

穂乃果「その下手な外人わりと好きだよ。ていうか、メイド喫茶でミナリンスキーに奉仕してもらえるって、なんかいいね」

ことり「でしょでしょ?♪どんなことでも命令していいんだよ♪あ、首絞める?♪」

穂乃果「ジュース飲む?みたいな感覚で言わないでくれる?ん、じゃあ……こっち来て座って」ポスポス

ことり「?」ストッ

穂乃果「んしょ」ゴロン

ことり「!!?///」

穂乃果「しばらく……膝枕、してくれる?」

ことり「ひゃっ、ひゃい!喜んでっ!///」

穂乃果「ん……」ゴソ

ことり「はわわわわわ……///」

穂乃果「……ねぇ」

ことり「ワッツ!?///」

穂乃果「頭くらいは……撫でていいよ?」

ことり「!!!///」

穂乃果「あれ……ことりちゃん?おーい」ヒラヒラ

ことり「~///」キュー

穂乃果「……………………バーカ」ゴロン


次お題
安価下1


穂乃果「魚釣り?」

ことり「うん♪」

穂乃果「いいけど、やったことないよ?」

ことり「大丈夫♪簡単だよ♪まず針に穂乃果ちゃんの下着をつけるでしょ?」

穂乃果「なにが釣れるの」

ことり「ことり♪」ハムハム

穂乃果「魚釣りどこいったの」


次お題
安価下1


ことり「ポーカーしようよ♪」

穂乃果「……やだ」

ことり「なんで?」

穂乃果「イカサマの匂いがする」

ことり「やる前から?疑うなら穂乃果ちゃんのトランプ使おうよ」

穂乃果「ストーカーがそう言うあたり、もうイカサマを疑っちゃうけど」

ことり「勝ったら穂乃果ちゃんの言うことなんでも一つだけ聞いてあげる♪」

穂乃果「私が負けたら?」

ことり「ことりのお願い聞いて♪」

穂乃果「リスクが大きすぎるよ。なにお願いされるの」

ことり「ことりとムカデ人間して♪とか」

穂乃果「全力でお断りだよ」

ことり「じゃあ、勝った方のほっぺたにチュウするのは?♪」

穂乃果「ムカデ人間との落差が……まぁ、それくらいなら」



安価下1 穂乃果

安価下2 ことり

コンマの大きい方が勝利。
00は100扱い。
コンマ同じ場合は再安価。


穂乃果「ツーペア……」

ことり「ワンペアだ♪ことりの負けだね♪」

穂乃果「うん」

穂乃果(危なかった……)

ことり「じゃあ、ほっぺにチューするね♪」

穂乃果「ん」

ことり「エヘヘ~♪」

チュッ

穂乃果「……………………」

ことり「~♪」

穂乃果「……………………あれ」

ことり「どうかした?」

穂乃果「……いや」

穂乃果(なにもない……っていうか、これって勝っても負けてもことりちゃんが得するだけじゃ……)

ことり「♪」

穂乃果「……………………もう一回戦ね」

ことり「いいよ♪」


次お題
安価下1


穂乃果「うわっ、懐かしいなー」

ことり「なになに?」

穂乃果「ゲームボーイアドバンス。昔のもの整理してたら出てきた」

ことり「昔よくやったね~♪ソフトは何入ってるの?」

穂乃果「んー、ロックマンエグゼ6だ」

ことり「懐かしい~♪ことりも好きだったよ♪グレイガとファルザーだっけ♪」

穂乃果「……あー、思い出した」

ことり「またやりたいな~♪ことりも探そうっと♪」

穂乃果「ファルザーのマネしたことりちゃん……ビーストアウト……リアルだったなぁ」ゾッ


次お題
安価下1


穂乃果「お買い物にきたよ♪」

ことり「いぇーい♪」

穂乃果「新しい服買お~っと♪」

ことり「なんでことりが作った服以外着るの?ねえ
?」

穂乃果「……はい」


次お題
安価下1


ことり「……………………」

ガーッ ガーッ

穂乃果「……………………」

ことり「……………………」

ガーッ ガーッ

ことり「あ、ルンバも動かそう」

ウィーン

ことり「……………………」

ガーッ ガーッ

穂乃果「……………………」

ことり「空気清浄機もかけとこう」

ピッ

ゴオォ

ことり「……………………」

ガーッ ガーッ

ことり「リフォームしようかな」

穂乃果「私の家なんだけど」

ガーッ ガーッ

ウィーン

ゴオォ

穂乃果「海未ちゃんが遊びに来た日、ことりちゃんは必ずこうなる」

ガーッ ガーッ


次お題
安価下1


穂乃果「」チョロチョロ

ことり「」ニコニコ

穂乃果「ねぇ」チョロチョロ

ことり「ん?♪」ニコニコ

穂乃果「ついに直に見ちゃうんだね」

ことり「穂乃果ちゃんの全てを知りたくて♪」

穂乃果「出てって」ゲシッ

ことり「やんっ♪」

穂乃果「トイレの鍵を新しくしよう……」


次お題
安価下1


穂乃果「……………………」ウトウト

ことり「穂乃果ちゃん、眠たい?」

穂乃果「ん……」コクッ

ことり「お昼寝する?」

穂乃果「……やめとく」

ことり「どうして?」

穂乃果「ことりちゃんが、スッゴい笑顔でハサミを取り出したから」

ことり「大丈夫♪寝てる間にちょっとだけ切るだけだから♪」

穂乃果「どこを?」

ことり「……………………」

穂乃果「ねえ」

ことり「……………………」

穂乃果「ねえってば」


次お題
安価下1


穂乃果「遊園地だよっ」

ことり「ふぅ~♪」

穂乃果「どこ行くどこ行く?」

ことり「穂乃果ちゃんと一緒ならどこにでも♪」

穂乃果「こいつぅ~」

ことり(遊園地が好きすぎて穂乃果ちゃんのテンションがおもしろいことになってる……)

穂乃果「じゃあ、安価下1行きたいな」


穂乃果「ジェットコースタ~♪」

ことり「やっぱり最初はこれだよね♪」

ガタンガタン

ことり「きゃ~♪高~い♪」

ゴトンゴトン

穂乃果「くるよくるよ」ワクワク

ことり「きゃ~♪」ギュー

ゴオォォォォォォォォ

ことほの「わ~!♪」

ビュオォォォォォ

ことり「やーん♪はやーい♪」

穂乃果「正直いつものことりちゃんの方が怖いけど、やっぱり楽しいよ~」

ことり「飛ばされちゃう~♪」

穂乃果「しっかり掴まってて~」

ことり「あ、じゃあ今ホッチキス出すから~♪」

穂乃果「しがみつくまでで勘弁してください~」


ことり「は~♪怖かった~♪」

穂乃果「うん……怖かった」

ことり「あのグルグル回るところスゴかったね♪きゃ~♪ってなっちゃった♪」

穂乃果「うん……本当にホッチキス出してきたときなんか鳥肌ものだったよ。完全レバーしてるのに全然完全じゃなかったよ」

ことり「も~♪穂乃果ちゃんてば♪次はどこ行く?♪」

穂乃果「そうだね……遊園地は始まったばかりだよ。次は安価下1!」


ことり「は~♪怖かった~♪」

穂乃果「うん……怖かった」

ことり「あのグルグル回るところスゴかったね♪きゃ~♪ってなっちゃった♪」

穂乃果「うん……本当にホッチキス出してきたときなんか鳥肌ものだったよ。安全レバーしてるのに全然安全じゃなかったよ」

ことり「も~♪穂乃果ちゃんてば♪次はどこ行く?♪」

穂乃果「そうだね……遊園地は始まったばかりだよ。次は安価下1!」


穂乃果「ミラーハウスに来たよ」

ことり「鏡の迷路だ~♪」

ゴチン

穂乃果「いたっ……」

ことり「鏡におデコぶつけちゃう穂乃果ちゃん可愛い♪」

穂乃果「……うるさい」

ことり「それにしても……」キョロキョロ

ことり「穂乃果ちゃんがいっぱいだぁ……♪」ニタァ

穂乃果「」ゾクッ

ことり「これだけ穂乃果ちゃんがいたら……あんなことやこんなことし放題……♪」ジュルリ

穂乃果「ミラーハウスで舌舐めずりしてる人初めて見たよ」


穂乃果「次はことりちゃんが行きたいとこ決めていいよ」

ことり「んー、それじゃあ安価下1行こっ♪」


穂乃果「お化け屋敷かぁ」

ことり「あれ、もしかして穂乃果ちゃん怖い?♪」

穂乃果「いや……ことりちゃんの方が怖いから楽しめるかなって思って」

ことり「穂乃果ちゃんたら冗談ばっかり♪」

穂乃果「冗談で笑えないから言ったんだけど」

ことり「さー、れっつごー♪」


ウーラーメーシーヤー

ことり「きゃー♪」ギュー

穂乃果「思ったより怖い……お化け役の人リアルだなぁ……。うわ、こっちからも」

ア"ァァァァァァァ

ことり「なに穂乃果ちゃんを驚かそうとしてるの?本物のお化けにしてあげようか?」

ウアァァァァァ!

穂乃果「そういうもんだよ。お化け役の人に謝りなよ。断末魔の叫びあげてたよ」


ことり「怖かったね~♪」

穂乃果「ホントにね」

ことり「最後に出てきた黒髪の落武者が一番怖かったかも♪ことりに日本刀持って襲いかかってきたもん♪」

穂乃果「あー、海未ちゃん?」

ことり「……………………は?」

穂乃果「今日ここでバイトするって言ってたから。ここのチケットくれたのも海未ちゃんだし」

ことり「ことり聞いてないよ?」

穂乃果「言ったら――――」

ことり「ちょっと海未ちゃんをここの地縛霊にしてくる♪」

穂乃果「そうなるから言わなかったんだよ」

ことり「じゃあなに!?ことりと穂乃果ちゃんのデートを邪魔するつもりなの!?」

穂乃果「さあ?まあでも三人で回れば――――」

ことり「すぐにここから離れよう!!早く!!安価下1にでも行こう!!」グイッ

穂乃果「ことりちゃん力強っ」


穂乃果「……で、ティーカップね」グールグール

ことり「楽しいね~♪はぁ、ティーカップに入ってる穂乃果ちゃん……///骨の髄まで飲み干したいなぁ♪」

穂乃果「今だともれなくことりちゃんもティーカップの中だけど」

穂乃果「あ、あそこにいるの海未ちゃんじゃない?」

ことり「」ピキッ

穂乃果「おーい、海未ちゃ――――おおお」ノシ

グルングルン

ゴウンゴウン

穂乃果「ちょっ、こと……りちゃん……はやっ、酔うから……ちょっと……スピード……落とし、おぇ……」

ことり「穂乃果ちゃんの視界に入らないで!」

穂乃果「視界っていうか……目も開けられないんだけ……どおおお――――」

ギュイィィィィィン


穂乃果「……酔った」グデー

穂乃果「スッゴい気持ち悪い……」

穂乃果「ん、ありがとう……」ペロ

穂乃果「まったくことりちゃんてば……めちゃくちゃやるんだから……」

穂乃果「今?お手洗い行くってさ。うん」

穂乃果「海未ちゃんは一緒に回んないの?いや、一緒に回ればいいじゃん。なんでことりちゃんから隠れてるの」

穂乃果「そりゃ、隠れてた方がお互い安全なんだろうけどね。いくらことりちゃんでも、本気で海未ちゃんをどうこうしないよ」

穂乃果「邪魔をしたくないって……別にそんなこと思ってないよ。むしろ一緒に遊びたい」

穂乃果「……もしかして、この前のこと……気にしてる?」

穂乃果「そっか……。ゴメンね」

穂乃果「そうだけど……ゴメン。それでもやっぱり私、海未ちゃんとは付き合えない。海未ちゃんは、私の大切で大好きな友だちだから」

穂乃果「ことりちゃん?」

穂乃果「……………………そう……なのかな」

穂乃果「自分でも……よくわからない」

穂乃果「でも……一緒にいたいとは思うよ」

穂乃果「もちろん、変なことしなければ……だけどね。あはは」

穂乃果「……もう帰るの?」

穂乃果「そっか。アイス、ごちそうさま」

穂乃果「またね、海未ちゃん」


なんか書いてて、海未ちゃん亡くなっててお盆で戻ってきたみたいな感じになってしまいましたが、海未ちゃんは健在ですm(__)m


ことり「お待たせ~♪」

穂乃果「んー、待ってないよ」

ことり「あれ、アイス買ったの?」

穂乃果「うん」

ことり「ふーん……海未ちゃんのフレーバーなんて珍しいなぁ……」

穂乃果「ただのバニラだよ。それより、次はどこ行く?」

ことり「穂乃果ちゃん決めて~♪」

穂乃果「それじゃ……安価下1がいい」


穂乃果「この迷路広いな~。迷っちゃいそう」

ことり「迷ってもことりがいるから大丈夫♪」

穂乃果「あー、鳥の帰巣本能みたいな?」

ことり「え?穂乃果ちゃんなに言ってるの?正気?」

穂乃果「まさかことりちゃんにそんなこと言われる日がくるとはね。驚天動地だよ」

←→

穂乃果「あれ、どっちが正解だろ」

ことり「わかんないね♪」

穂乃果「二手に分かれて行ってみ――――」

ことり「なんで?」

穂乃果「いえ、一緒がいいです」

ことり「うんうん♪ことりたちはいつも一緒だよ♪」

穂乃果「でもどっちかわからないし……」

ことり「……かーべーは♪」

穂乃果「Hi♪Hi♪Hi♪」

ことり「こわせーるもーの――――」

穂乃果「ノッといてなんだけどそれやったら遊園地出禁になるからやめて」


穂乃果「暗くなってきたし、そろそろ帰ろっか」

ことり「そうだね♪それじゃ最後に、アレ乗ろ♪」

穂乃果「観覧車……遊園地の最後を飾るド定番だね」

ことり「はやくはやく~♪」

穂乃果「はいはい」



ことり「わぁ~♪高いね~♪すごくいい景色♪キレイな夜景だね♪」

穂乃果「うん、そうだね」

ことり「え?ことりちゃんの方がキレイ?もう、穂乃果ちゃんったら♪」ヤンヤン

穂乃果「幻聴聞こえちゃってるよ」

ことり「わあぁ……///」キラキラ

穂乃果「キレイっていうより、可愛いかな」ボソッ

ことり「え?可愛い?」ヤンヤン

穂乃果「幻聴だよ。幻聴」

穂乃果「……来てよかったね。楽しかった」

ことり「うんっ♪」

穂乃果「海未ちゃんに感謝だね」

ことり「しないもん」

穂乃果「頑固だなあ」

穂乃果「また来ようね。今度は三人で」

ことり「やだ。穂乃果ちゃんと二人がいい」

穂乃果「少しくらい折れなよ。まったく……」


ことり「……………………」タプタプ



ことり『ありがとう』



ことり「……………………」



ことり『』



ことり「楽しかったけど釈然としない……。やっぱり、送るのやーめた」プクー


次お題
安価下1


ごめん、ファイナルファンタジーか、フレンドリーファイアかどっちか悩んだんでどっちも書いてみる。


ことり「ファイナルファンタジーっておもしろいよね♪」

穂乃果「どうしたの急に」

ことり「ことりも魔法とか使いたいなぁ♪」

穂乃果(ことりちゃんはどっちかっていうとモンスター側の方が似合ってるけど)

ことり「あ、敵になって穂乃果ちゃんと闘うのもおもしろいかも」

穂乃果「心読まれた?そうなったら勝てる気しないんだけど」

ことり「穂乃果ちゃんのためなら世界も滅ぼせるよ♪」

穂乃果「思い出の中でじっとしてて」


穂乃果「ことりちゃんとFPSをして遊んでみた」

パンッ

パンッ

パンッ

ことり「~♪」

穂乃果「……ねぇ」

ことり「なに?♪」

穂乃果「同じチームなんだけど」

ことり「そうだね♪」

穂乃果「なんで私ばっかり撃つの。敵を撃ってよ。しかも確実にヘッドショットして。どこから撃ってるのこれ。とんだ凄腕スナイパーだよ。まだ一人も倒せてないんだけど。私のこと嫌いなの?」

ことり「好きだからこそ、ことり以外に傷つけられる穂乃果ちゃんは見たくないの!」

穂乃果「このゲーム自体向いてないんだね」


次お題
安価下1


ことり「へいらっしゃい♪」

穂乃果「なにしてるの?」

ことり「お寿司屋さんだよ♪」

穂乃果「いやそうじゃなくて」

ことり「なに握る?♪指?♪」

穂乃果「エビみたいに言うのやめて。だからそうじゃなくて」

ことり「もー、ちゃんとわかってるって♪まずはアガリからだよね♪」

穂乃果「うちのトイレでなにしてるのって聞いてるんだけど」


次お題
安価下1


穂乃果「……………………」

錆びた釘

グリセリン

有刺鉄線

蛇の抜け殻

ユーグレナ

ことり「さ、カレー作るよ♪」

穂乃果「世界の理が覆っても無理だよ」


次お題
安価下1


ことり「もしことりが契約して魔法少女になっちゃったらどうする?」

穂乃果「……………………」

穂乃果「ついにそこまで頭が病んだのかって心配する」

ことり「そうじゃなくて!」プンスコ

ことり「魔法少女になったら、日夜危険な魔女と戦わなくちゃいけないんだよ?魔法少女の中には、頭をパクって食べられちゃった子もいるんだから」

穂乃果「ことりちゃんはむしろ食べる側だと思うんだけど」

ことり「魔女じゃなくて魔法少女!」プンスコ

穂乃果「……まあ、魔法少女になってもことりちゃんはことりちゃんかな」

ことり「えへへ♪概念になっても穂乃果ちゃんを愛するからね♪」

穂乃果「そう言われるとただただ恐怖を覚えるけど」


次お題
安価下1


穂乃果「格闘王への道をプレイするよー」

ことり「おー♪」

穂乃果「やっぱり能力はプラズマが強いよね。ミラーの防御も捨てがたいけど」

ことり「ことりは断然アイスかな♪」

穂乃果「珍しいね。なんで?」

ことり「アイスなら、穂乃果ちゃんを今のままずーっと凍らせられるんだもん♪」

穂乃果「身の毛がよだつよ」

ことり「いつでも穂乃果ちゃんを見守れるようにニンジャもいいし、穂乃果ちゃんに近付く人たちを切り刻めるカッターもいいな♪ボムもハンマーもソードもコピーもぜーんぶ♪」

穂乃果「楽しみ方が間違ってるね」


次お題
安価下1


穂乃果「……………………」ペラッ



ことり5歳 つ木の枝



穂乃果「……………………」ペラッ



ことり10歳 つ鎌



穂乃果「……………………」ペラッ



ことり17歳 つネイルガン



穂乃果「……………………」

ことり「やんっ♪そんなに昔の写真見ないでっ♪」

穂乃果「ヤンデレは進化する……」


次お題
安価下1


ことり「穂乃果ちゃん、お願い♪あんまりみんなに抱きつかないで?♪」

穂乃果「いや、スキンシップは今に始まったことじゃないし」

ことり「でないと、みんなのこと血まみれにしちゃうから♪」

穂乃果「リアルスプラトゥーンしないで」


次お題
安価下1


穂乃果「……………………」

ことり「~♪」ポイン

穂乃果「……………………」

ことり「~♪」プルン

穂乃果「……………………」ムラッ

ことり「~♪」タユン

穂乃果「……………………」ツンッ

ことり「ひゃあっ!///」

ことり「ほ、穂乃果ちゃん!?///」

穂乃果「いや、つい……」

ことり「もう///イタズラする悪い指は剪定バサミでチョキンだよっ///」

穂乃果「代償が釣り合ってない」


次お題
安価下1


ことり「えっほ♪えっほ♪」イソイソ

穂乃果「ことりちゃん?そんなにウキウキしてどうしたの?」

ことり「あ、穂乃果ちゃん♪ちょうどよかった♪ちょっとここに立ってて♪」

穂乃果「なんで?」

ことり「えへへ♪今から穂乃果ちゃんにラッキースケベを経験してもらおうと思って♪」

穂乃果「言っちゃったらラッキーでも何でもないと思うけど……は?」

ことり「穂乃果ちゃんは立ってるだけでいいの♪」

穂乃果「いや……え?」

ことり「穂乃果ちゃんてば、そんなに期待した顔して♪いやらしいなあ♪」コノコノ

穂乃果「顔色なんか不安に塗り潰されてるよ。なんでラッキースケベのシチュエーションで、銅線剥き出しの電気コード持ち歩いてるの?」

ことり「……いやん♪聞いちゃダメ♪」


次お題
安価下1


ことり「~♪」クルッ

穂乃果「……………………」

ことり「~♪~♪」ヒラッ

穂乃果「……ことりちゃん、見えてる」

ことり「なにが?♪」チラッ

穂乃果「パンツ」

ことり「やんっ♪見・せ・て・る・の♪」

穂乃果「それ私のパンツなんだけど。ありがたみ0なんだけど」


次お題
安価下1


ことり「またね~♪雪穂ちゃ~ん♪」ヒラヒラ

穂乃果「そういえばさ……」

ことり「ん?」

穂乃果「ことりちゃんって、私以外には猟奇的にならないんだね」

ことり「一度もなったことないよ!?」

穂乃果「今日エイプリルフールじゃないんだけど。いや、雪穂には何も危害をくわえないんだな~って」

ことり「もう///ことりは穂乃果ちゃんだけですっ///」

穂乃果「狂気に満ち溢れてなかったら心の底から喜んだんだけどね」

ことり「雪穂ちゃんは万が一穂乃果ちゃんが壊れちゃったときのスペア――――なんでもないのよなん――――」

穂乃果「もううち出禁でいい?」


これが精一杯の優しさm(__)m
次お題
安価下1


『未来日記』

『School Days』

『ひぐらしのなく頃に』

『ハッピーシュガーライフ』



穂乃果「……………………」

穂乃果「まずい……私の本棚がヤンデレヒロインの登場するマンガと小説で埋め尽くされてる」

穂乃果「これが普通なんだよって洗脳される……」

穂乃果「ことりちゃんが来るまでに片付けちゃおう――――」

ギシッ

ギシッ

穂乃果「!」

ことり「あれれぇ……穂乃果ちゃんの息遣いが聞こえるなぁ……」

ギシッ

ギシッ

ことり「帰ってるのぉ?ただいまって言われてないよぉ?」

ギシッ

ギシッ

穂乃果「……隠れよう」


次お題
安価下1


ことり「穂乃果ちゃん」ドゲザ

穂乃果「友だちの本気土下座ほど見たくないものはないけど、なに?」

ことり「セクハラさせてください!」ドゲザ

穂乃果「マジでどうしたの?」

ことり「ことりは……目付きのやらしい部長みたいに穂乃果ちゃんのお尻をサワサワしたいんです!肩をモミモミしたいんです!!」

穂乃果「いつもそれ以上のことやってくるのに、なんでそんな奥手っぽいの」

穂乃果「……べつに普通に触ればいいじゃん」ボソリ

ことり「え?」

穂乃果「なんでもない」

ことり「お願いぃ!」ドゲザァ

穂乃果「……わかったから土下座やめて」

ことり「いいのっ!?」パアァ

穂乃果「……ちょっとだけだよ」クルッ クイッ

ことり「ほ、穂乃果ちゃんがお尻を突き出してる……」ハァハァ

穂乃果「……はやく」

ことり「フフ、そんなに触ってほしいのかい?穂乃果くん」

穂乃果「その設定なに」

穂乃果「……いいから」

ことり「はぁはぁ……」ギンギン ソーッ

穂乃果「……………………」

ことり「やっぱりことりにはこんな破廉恥なこと出来ないよぉ~!」バタバタバタバタ……

穂乃果「……………………なんなのさ」


次お題
安価下1


ことり「AV観るのと撮るの、どっちがいい?♪」

穂乃果「その二択なら観る一択だけど。なんでそんなの持ってるの」

ことり「お母さん名義で通販で買いました♪」

穂乃果「謝った方がいいと思う」

ことり「さ、観よ観よ♪」

穂乃果「なんのAV?ジャンルは?」

ことり「安価下1♪」


穂乃果「ねと……られ?」

ことり「まあ観てみよ♪」



フフ,アノコヨリ…ワタシノホウガカンジルデショ?

ワルイトオモワナイノ?

アイスルヒトガイルノニ,ワタシノシタデカンジテ

イイワ,ミモココロモワタシニアズケナサイ



穂乃果「あー、なるほど……寝取られってそういう……」

穂乃果「……………………ていうか女の子同士なんだ」

穂乃果「いや、男の人が観たかったとかは無いんだけど……でも……」

穂乃果「……………………」ムラッ

穂乃果「……………………」チラリ

ことり「はわわわ///」

穂乃果(なんで自分で持ってきたくせに照れてるの)

穂乃果「……………………」ススッ

ことり「ほ、穂乃果ちゃん?」

穂乃果「べつに……近付きたくなっただけだし」

ことり「……………………」

穂乃果「……………………」



アアッ,ダメエェェェェェ

カンジチャウヨォ!



穂乃果「……………………こと」

ことり「はっ!これは……穂乃果ちゃんとことりと海未ちゃんに当てはめると……ムカムカするね……寝取られはダメだね!うん!ことり、違うAV持ってくる!!」バタバタバタバタ……

穂乃果「……………………」イラッ

穂乃果「わざとじゃないよね……」ムカムカ


次お題
安価下1


穂乃果「……………………」スッスッ

ことり「穂乃果ちゃん、なに見てるの?」

穂乃果「これ?ゼクシィだけど」

ことり「ついにことりと結婚を!?」パアァ

穂乃果「サイトのバナー広告に出てただけだよ……」

ことり「穂乃果ちゃんのドレスはことりが作るからね♪」

穂乃果「んー、じゃあお嫁に行くときはことりちゃんのドレスでだね」

ことり「あ、でも♪」

ことり「ことり以外とだと、ドレスに何を仕込むかわからない♪」

穂乃果「今さらだけど、自重してください」


次お題
安価下1


ことり「穂乃果ちゃん穂乃果ちゃん」

穂乃果「なに?」

ことり「ことりたちに子どもが生まれたら、どういうふうに育ってほしい?」

穂乃果「そんな話題の振り方あるんだ」

ことり「ひよこクラブ読んでたから♪」

穂乃果「なんで育児雑誌読んでるの」

ことり「どういうふうに育てる?♪」

穂乃果「相手のことを思いやれる心の優しい子に育ってほしい」

ことり「つまり、ことりみたいにだね♪」

穂乃果「誇大解釈甚だしいよ」


次お題
安価下1


ことり「老後かぁ……」

穂乃果「ことりちゃんの中でどこまで人生設計考えられてるの」

ことり「最期は……穂乃果ちゃんの手で終わらせてほしいかな~」

穂乃果「お断りだよ」

ことり「あ、もちろん穂乃果ちゃんの最期はことりの手で!!」

穂乃果「おまわりさーん、助けてー」


穂乃果「……………………ふぅ」



ことり『穂乃果ちゃん、血飲ませて♪』



ことり『穂乃果ちゃんの眼球って何味?♪』



ことり『ねえ、なんでことりだけど喋ってくれないの?』



ことり『穂乃果ちゃ~ん♪』



穂乃果「……まったく……ことりちゃんはヤンデレすぎるよ」

穂乃果「ほっくとすぐに狂気に走るし……怖いし……ほとほと困ったもんだよ」

穂乃果「いつからだろ……ヤンデレなことりちゃんに慣れたのは……」



『ことりのことが好きなのではないですか?』



穂乃果「……わかんないよ……そんなの」


穂乃果「あー……いや、そんなはずないか……」スッ

バタバタバタバタ

ことり「穂乃果ちゃ~ん♪頸動脈に噛みつかせて~♪」

穂乃果「……………………じゃなかったら」

ことり「ほーのかちゃ――――」

グイッ

ンムッ

ことり「――――――――」

穂乃果「……………………」チュウ

プハッ――

穂乃果「……………………」

ことり「――――――――」

ことり「……………………え?」

穂乃果「……………………」ドンッ

ことり「きゃっ!」バタッ

穂乃果「……………………」ガバッ

ことり「ほ、穂乃果ちゃん……///あの……え?これは……///」


穂乃果「ずっと……わかんなかった。ううん、わかんないフリしてた」

ことり「……?」

穂乃果「ことりちゃんは……ずっと私にヒドイことをしてきたのに、なんで一緒にいるんだろうって……怖い思いをしながら、ことりちゃんを突き放すことはしなかった……。なんでだろうって……」

ことり「穂乃果ちゃ……」

穂乃果「どんな形でも、ことりちゃんがそばにいてくれるのが嬉しかったんだよ。ことりちゃんが私を好きでいてくれるのが嬉しかったんだよ」

ことり「……………………!」




穂乃果「歪んでても、異常でも……私は……そんなことりちゃんのことが好きなんだよ」




ことり「――――ッ!!///」

穂乃果「私のために嫉妬してくれることりちゃんが好き。私のために怒ってくれることりちゃんが好き。変なお菓子を食べさせられるくらい……まあ、我慢するよ」

シュルシュル

プチップチッ

パサッ

プルンッ

穂乃果「……………………」つブラ

ことり「!!//////」

穂乃果「ことりちゃんになら、私の全部をあげる……痛いのも怖いのもイヤだけど……友だちを失くすことも絶対イヤだけど……それでも私は、ことりちゃんのことが好き」

穂乃果「……………………」グイッつ胸

ことり「~!!!//////」

穂乃果「わかる?……ドキドキしてるの」

ことり「!!//////」コクン!コクン!

穂乃果「お願い……ことりちゃんの口から、ちゃんと聞かせて。私のこと……好き?」

ことり「こっ///ことりはっ!///」

穂乃果「ことりちゃんは?」

ことり「ほっほほ、穂乃果ちゃんのことが……///」

ことり「すっ……す――――//////」ボフンッ

ことり「」コテン

穂乃果「なっ……嘘でしょ……ちょっと、ことりちゃん?ことりちゃんてば」ユサユサ

穂乃果「ここで気絶なんて……起きて……起きてよ、ことりちゃん」ユサユサ

ことり「」チーン

穂乃果「こ……の……」プルプル

穂乃果「ここぞというときピュアなんだから……」プルプル



穂乃果「ことりちゃんの……ヤンデレ~!!!」


穂乃果「」ムスッ

ことり「穂乃果ちゃあ~ん」

穂乃果「」プイッ

ことり「機嫌直してよ~」

穂乃果「知らない。どっか行って」ムスッ

ことり「あーん!穂乃果ちゃ~ん!……でも、拗ねた穂乃果ちゃんも可愛い……///」

穂乃果「……っさい」

ことり「なんでそんなに可愛いの~♪穂乃果ちゃん♪」

穂乃果「なんだろ。嬉しいはずなのに鳥肌がたつよ」

ことり「可愛すぎて穂乃果ちゃんになりたい♪……………………そうだ、穂乃果ちゃんの皮を剥いで被ろう♪」

穂乃果「そんな晩ごはん感覚で皮剥がされるの?」

ことり「あ、でも、そうしたら穂乃果ちゃん痛いよね?痛くて悲鳴あげちゃうよね……」ゾクゾクッ

穂乃果「……あれ?……もしかしてピンチ?」

ことり「そうだ、毎日少しずつ穂乃果ちゃんの細胞を取り込もう♪」

穂乃果「なんでそんなに猟奇的になれるの?悪魔の生まれ変わりか何かなの?」

ことり「髪の毛~♪爪~♪皮膚~♪血~♪」

穂乃果「酷いことしたらことりちゃんのこと嫌いになるから」

ことり「嫌いになられる前にことりのことを好きなままの穂乃果ちゃんで逝かせてあげるよ」

穂乃果「うっわぁ、マジな目だね」


ことり「だって穂乃果ちゃん、ことりのこと大好きだもんね♪愛してるもんね♪めちゃくちゃにしたいもんね♪」

穂乃果「そこまで言ってないよ。好きってしか言ってな……い……」ハッ

ことり「♪」ニコニコ

穂乃果「//////」カアァッ

ことり「え?なーに?」ニコニコ

穂乃果「~ッ!!!///うるっさい!!///ことりちゃんのバーカッ!!///ヤンデレ!!///サイコパス!!///もう知らない!!!///」ダダダダダ…

ことり「あーん♪待ってよ~穂乃果ちゃ~ん♪」タタタタタ…









ピタッ

クルッ

ことり「ねぇ、どこまでのヤンデレなら許してくれる?///」


おわり


これにて、ヤンデレことりちゃんを終了いたします。
お付き合いいただいた方々マジで感謝ですm(__)m
無事思い通りのエンドに持ち込めました。
途中ネタ切れで安価に頼りましたが、ご満足いただけましたでしょうか?
物足りなかったらすみませんm(__)m
そしてことりちゃん推しの方々にもすみませんm(__)m
これでも作者はことりちゃん推しです。
ありがとうございましたm(__)m



もしよければ、完結していない別作品もお楽しみくださいm(__)m
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssr&dat=1470483606


このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年07月13日 (水) 22:22:46   ID: 4D9U5QFJ

これは最高

2 :  SS好きの774さん   2016年08月20日 (土) 00:14:56   ID: HUWSAF2G

これはいいヤンデレ

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