モバP「サッカーの練習?」晴「おう!」 (31)

初投稿です。注意点としては以下の通りです

・メインはP、凛、晴
・ギャグ系
・Pが変態
・一部キャラ崩壊気味(主に凛)

短めですがよろしくお願いします

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凛「晴は本当にサッカー大好きだね、プロになりたいの?」

晴「ああ、プロのサッカー選手ってみんな小さい頃から必死に練習してるだろ?オレもそれくらい頑張らねーとって思って練習したいんだけど……」

凛「外、雨降ってるね」

晴「だからなんか外じゃなくてもできる練習法とかねーかなーって思って聞いたんだよ」

P「なるほど、気持ちはわかった、俺も協力しよう」

晴「ホントか!サンキュープロデューサー!」

凛「へえ、プロデューサーってサッカーのことわかるんだね」

P「ああ、なにしろ高校の時の友達の兄貴の同僚がサッカーの全国大会に出場したことがあるらしいからな」

凛「つまりプロデューサーは特に詳しくないんだね」

晴「なんだよーサッカーの事わかんねーのかよ。でも、とにかく協力してくれるんだな、オレはフォワードになりたいんだけどフォワードってわかるか?」

凛「シュート撃つ人だね」

晴「まあそういう役割だな。で、シュートの練習とかしたいんだけどいい方法あるか?」

P「ああそれならあるぞ、キック力を測定する方法が」

晴「え、そんなのあんかよ!やらせてくれ!」

P「よし、じゃあ任せろ」スッ

凛「…………」

晴「…………」

凛「なんで四つん這いになったの?」

晴「なんでこっちに尻向けてるんだ?」

P「さあ、どうぞ」

晴「いや何がどうぞなのか全然わかんねーよ」

凛「…………」ゲシッ

P「ヒィッ!ありがとうございますっ!」

晴「なんだかよくわかんねーけど楽しそーだな……」

凛「シュートの練習はやめよう。危ないよ、色んな意味で」

晴「えー、ヘディングシュートの練習もしたいんだけどなあ」

P「ヘディングシュートってことは跳躍力が重要だな、それなら俺は自信あるぞ」

凛「バレー部とか陸上部とかに入ってたの?」

P「いや中学の頃近所に銭湯があってだな、そこの男湯と女湯のしきりが背の高いやつがジャンプすればなんとか向こうを覗けそうな高さで、俺は楽園を目指して毎日しきりの前でピョンピョンと……」

凛「うん、立派な犯罪だね」

P「若気の至りさ、実際には覗けなかったし。番台のおっさんにバレてめっちゃ叱られた」

凛「逮捕されなくてよかったね、いや、残念だったね」

晴「プロデューサーの犯罪遍歴はどうでもいいとして練習法考えてくれよ」

P「そうだな、それじゃあお手本を見せよう。えーと及川さん!」

雫「なんですかぁ?」

晴「プロデューサーが見せるんじゃないのか?」

P「俺のような大男がピョンピョン跳ねるのは危ないからな。及川さん、晴にジャンプのお手本を見せてあげてくれませんか?」

雫「えーと、こうですか?」ブルン

P「そうそう、そんな感じで何度かお願いします」

雫「ほっ、ほっ、ほっ、ほっ、こうですかぁ?」ブルンブルンブルンブルン

P「ええ、とても素晴らしいです」

雫「えへへ、ありがとうございますぅ」

P「いえいえこちらこそ、とても参考になりました」

雫「そうですかぁ、ご用件はこれだけでしょうか?」

P「はい、十分堪の……、勉強になりました」

雫「では私は失礼します~」

P「……ふう、凄かったな」

凛「凄かったね」

晴「いや、そんなに跳べてなかったように見えたんだが……」

P「なんだ参考にならなかったのか?それじゃあ俺が晴の頭上に手をかざすから晴はジャンプして俺の手に何度もタッチしてくれ。この練習法はどうだ?」

凛「なんだか普通の練習法っぽいね」

晴「そうだな、ちょっとは効果ありそうだ」

P「よし、じゃあやってみてくれ」

晴「おし、いくぞ、よっ」ピョンパチンッ

P「お、ギリギリ届いたな、もうちょっと低い方がいいか?」

晴「いやこの高さでいい、よっ、ほっ」ピョンパチンッピョンパチンッ

凛(普通に練習している……)

P「よしよしいいぞ、このまま頑張れ」

晴「はっ、よっ、ほっ」ピョンパチンッピョンパチンッピョンパチンッ

P「その調子、その調子」ジー

P(ナイスへそチラ!)

凛「……やっぱりやめた方がいいと思う。犯罪の臭いがする」

P「いやお腹ならセーフだろう」

凛「やっぱりそういう目で見ていたんだね」

晴「はあ!?ジャンプしてるオレのこと変な目で見てたのかよ!?」

P「しまった、口が滑った」

凛「いつもスケートみたいに滑ってると思うけど」

P「その表現も滑ってるかな」

凛「うるさい」ギロ

P(今日一でキレてらっしゃる)

P「でも俺は面白いと思うぞ」

凛「今更そんなこと言っても遅いよ。とにかくヘディングの練習も終わり!晴、他に手伝えることない?」

晴「スタミナも必要だな、走り回るから」

凛「それならすでについているんじゃない?レッスンって結構大変だし」

晴「あーそうかも、言われてみればアイドルになる前よりだいぶ体力ついた気がする」

凛「スタミナはあまり特訓の必要ないかもね。いつものレッスンで鍛えられてるから」

晴「じゃあスタミナについてはおいとくか、そういえばプロデューサーってなんか栄養ドリンク飲んでたよな。オレにもわけてくれよ。一気にスタミナ回復するんだろ?」

P「スタドリのことか?あれは子供には早い」

晴「えー、なんでだよ」

P「あれに手を出すとスタミナが切れるとすぐにまた欲しくなってしまうんだ。ハマりすぎるといくら金があっても足りなくなってしまう。俺の知ってるプロデューサーなんかはあれを求めるあまり生活費をどんどん削ることに……」

凛「あれそんなに恐ろしいものなんだ。プロデューサーは大丈夫なの?」

P「俺は大人だから大丈夫だ。イベントがあって忙しい時は何本も使ってしまうこともあるけどな」

晴「プロデューサーも大変なんだな」

凛「それじゃあ他にやりたいことは……」

晴「えーと、じゃあもっと身長伸ばしたいんだけど」

凛「流石にそれは伸ばそうと思って伸ばせるものじゃないと思うよ」

P「それに気にしなくてもちゃんと成長期は来ると思うぞ。俺だって小学校の頃は変態クソチビ野郎って言われてたけど、高校に入る頃にはド変態クソノッポ野郎って言われるようになったし」

凛「そうだね、人は身長じゃないよね」

晴「でもよぉ、本当に伸びるか不安なんだよな」

凛「じゃあ牛乳飲むとか?」

晴「牛乳は飲んでるけどよ、効果ある感じしねーし、どっちかってっと最近胸が少し大きくなった気が……」

P「何ィッ!?」

凛「声が大きい」

P「いやこれは由々しき事態だ、つまり今の公式のプロフィールとはバストサイズが異なるんだな!?」

晴「いやでも多分ちょっとしか変わんねーし」

P「いかんいかん虚偽のプロフィールをそのままにしておくのは!今すぐに測る必要がある!それじゃあ正確なサイズを測るために服を……」

ガチャッ

早苗「あ、お疲れ~」

P「あ、どうもお疲れ様です」

早苗「大きな声で何の話してたの?」

P「あ、いやちょっとサッカーの話で盛り上がってまして」

早苗「ふーん、じゃああたしは先に帰っちゃうわね。凛ちゃんと晴ちゃんもバイバーイ♪」

P「はい、さようなら」

凛「お疲れ様です」

晴「お疲れさん」

P「…………」

凛「…………」

晴「…………」

P「……ふう、緊張した」

凛「プロデューサー、なんで早苗さんのこと苦手なの?」

P「いや片桐さんがというより婦警さんにはあまりいい思い出がなくてな……」

凛「なにやらかしたの……」

P「最近の婦警さんって私服でおとり捜査とかするんだな……」

凛「ホントになにやらかしたの」

晴「で、オレの身長の話はどうなったんだよ」

凛「そうだったね、こういうのは実際に背の高い人を参考にするといいんじゃない?プロデューサー以外で」

晴「えーと、それじゃあ、きらりさーん!」

きらり「んー?なにかな☆」

晴「きらりさんどうやってそんなに大きくなったんだ?」

きらり「晴ちゃんおっきくなりたいのぉ?でも晴ちゃんは今でもとってもかっこいいと思うにぃ☆」

晴「かっこいいって話じゃなくてオレはサッカー選手になりたいんだよ」

きらり「んー、そっかー☆スポーツ選手は身長大事だもんね☆でもおっきくてもいいことばっかりじゃないよぉ?」

晴「えーでもオレ男子にはチビってからかわれるしさあ、背が低いよりは高い方がいいんじゃねーのか?」

きらり「おっきすぎたらサイズの合うの服も少なくなっちゃうしぃ、男の子でもちょっと怖いなーって思われちゃうかもしれないよぉ?」

P「そんなことないぞ、俺は120cmから190cmまでいけるぞ」

凛「下限おかしくない?」

晴「周りにどう思われたって気にしねーし。そもそもオレきらりさんが怖いなんて思ったことねーよ、いい人だし」

きらり「……そうなんだぁ、ありがと☆やっぱり晴ちゃんってかっこいいね☆」

晴「そ、そうかあ?で、大きくなるコツみたいなのは……」

きらり「うーん、わかんない☆」

晴「気長に待つしかないのかよ……」

凛「まあ身長ってそういうもんだよね」

P「晴は今でも十分可愛いから気にするな」

晴「だから可愛いってのは嫌だっていつも言ってるだろ……」

P「で、どうだ。少しはサッカー選手に近づけたか?」

晴「今までの流れでなんで上達したと思えるんだよ、ほとんど練習になってねーじゃねーか」

P「そうかあ、サッカー選手になるのは難しいな」

晴「オレがやったことってピョンピョン跳ねたぐらいだろーが」

凛「やっぱり屋内だとやれること少ないね」

P「しかしこの雨じゃとても外ではなあ」

ガチャ

美嘉「うーサイアクー、外、雨降りすぎー」

莉嘉「ねー、お姉ちゃんの服透けちゃってるよ」

美嘉「ちょっと!プロデューサーも居るのに言わないでよっ!」

莉嘉「あーゴメンゴメン☆」

美嘉「はあ、さっさと着替えてこよ」スタスタ

莉嘉「アタシもー」バタバタ

P「…………」

凛「…………」

P「さて、外で練習しようか」

凛「1人でやれば?」

晴「結局なにも出来なかったな」

凛「仕方ないよ、晴れてる日の方が多いんだからその日に頑張り続ければきっとプロになれるよ」

晴「でもこういう日に頑張るか頑張らないかで差がつくと思うんだよなー」

P「焦る必要はないんじゃないか?晴はアイドルとして頑張っているし、学校で男子といつもサッカーしているんだろ?人並以上に頑張っているはずだし休むことも大切だぞ」

凛「いいこというね、ド変態クソノッポプロデューサー」

P「女の子にあだ名で呼ばれるとなんだかドキドキするな」

晴「それをあだ名として受け入れるって心が広いなプロデューサー」

凛「マゾなだけだと思う」

晴「……マゾってなんだ?」

凛「ごめん、晴とは一切関係ない言葉だから忘れて」

P「幸子みたいな人のことだよ」

凛「本人が聞いたら怒るよ」

P「でも間違ってはいないだろう」

凛「えーっと、うーん、そう……かも」

晴「なんだマゾって、どういう意味なんだ?」

凛「えーっと、良い言い方すれば我慢強くて、ピンチでも負けない強い心を持った人のことかな」

晴「良い言葉じゃん、オレもマゾになりたい」

凛「いやでも、人前であまり使っちゃ駄目だよ。特に幸子に言っちゃうと恥ずかしがっちゃうから」

P「幸子は面と向かって褒められると弱いからな」

晴「そうなのか、褒め言葉なのに人前で言っちゃうと駄目なのか」

凛(やっぱり今の説明じゃ伝わってなさそうだね)

凛「とりあえず今日はサッカーの練習は難しいんじゃないかな。晴れの日なら私も出来るだけ付き合うからその時に頑張ろうよ」

P(無理やり話題戻したな)

晴「わかったよ、でも晴れたらちゃんと一緒に練習してくれよ?とにかく今日は付き合ってくれてありがとうな、2人共」

P「ああ、お疲れ様」

凛「お疲れ様、晴」

凛「…………」

凛(よく考えたら私ってプロデューサー以上に何もしてない……?)

翌日

晴「よし!今日は晴れたぞ!」

幸子「こんにちは晴ちゃん、今日は昨日と違っていい天気で気持ちいいですね。まあボクは雨でも晴れでも年中無休でカワイイですけどね!」

晴「あ、幸子に相談したいことがあるんだけどいいか?今、他に誰もいないし」

幸子「ん?晴ちゃんがボクに相談ですか?いいですよ、カワイイボクがなんでも答えてあげましょう!」

晴「ああ、人前だと言いづらいことなんだけどな」

幸子「ほほう、ぜひ話してください」

晴「幸子って実はマゾなんだろ?オレもマゾになりたいんだけどどうすりゃなれるんだ?」

幸子「!?」

おわり

処女作でしたが読んでくださってありがとうございます

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