リア充「まど☆マギで一番好きなキャラって誰?」キョロ充「え」 (55)

息抜きで書くので過度な期待はNG。
大学か高校設定かはぼかします

リア充「キョロ充ってアニメあんまみないんだっけ?」

キョロ充「ジョ、ジョジョとかエヴァとか進撃の巨人なら見るぜ!」
(リア充や女がひかなそうなアニメはチェックしといてよかった・・・)キョロキョロ

リア「じゃ、まどか☆マギカとか見てなさそうだな。今日はオタを誘うか。 おーいオター」

キョロ「!?」

オタ「ん?何?」

リア「今日さぁ・・・まどマギ語りたい気分なんだけど・・・ついてこない?」

オタ「へぇ、リア充君もまどかとか見るんだ。でも女さんも一緒じゃないの?」

リア「あ、やっぱ女のこと彼女か何かと勘違いしてる?そういうのじゃねーから。
なんなら一緒に布教しちゃおうぜ。いいよな?女」

女「うーん・・・別にいいよ。話題にもなったし実はちょっとそのアニメ興味あるんだよね」

キョロ(お、女も一緒に来るのか・・・どうしよう・・・行かなきゃ・・・女を口説くチャンスなのに)キョロキョロ

キョロ「ま、魔法少女まどか☆マギカだろ?しってる知ってる!俺も行くよ!」


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リア「なんだ、知ってたのか。早く言えよ」

キョロ「あ、あはははゴメンゴメン。お、俺もリア充が「魔法少女」見てるなんて意外だったからさ」

オタ(略称、そこ拾ったやつ初めて聞いた)

リア(あ、多分コイツ見てないわ)

リア「じゃ、行くか。オタ、金ある?誘ったの俺だから今日はおごるわ」

オタ「え、マジっすか?オッスお願いしまーす」

女「何その返し方。オタ君ってもしかして結構面白い人?」

キョロ「え?オタも来るの?」

リア「は?え?って何?お前話の流れ聞いてた?」

キョロ「えっと、それは俺が「魔法少女」見てない場合の話でしょ?
俺が話し相手になるからさ。オタには帰ってもらっても・・・」

リア「いや、誘ったの俺だから。俺が来て欲しいっていったから来てもらうだけの話だから。」

キョロ「そ。そうだよねー。いやいや、変な意味はねーよ。念のため確認しただけ。そうかーオタも来るのかー」キョロキョロ

キョロ「えっと・・・それとさ・・・昨日も集まったじゃん?だから今日俺持ち合わせが・・・」

リア「は!?」



※オタ君は同じアニメが好きな人がいてテンション上がってる補正で。

キョロ「いや、口座にはあるんだよ・・・引き出すの面倒じゃん・・・?」キョロキョロ

リア「いや、それくらい待つよ?」

キョロ「ごめんなさい。嘘でした口座もスッカラカンです」

リア「え?なんで嘘ついたの?」

リア「つーかさ、辞退で良くない?まどマギ(本当に)知ってるなら
別に今日焦ってお前と話さなきゃいけない理由無いし」

キョロ「え、オタには奢るのに?」

リア「誘ったからな」

キョロ「俺は誘われてないの?」

リア「え、それわざわざ言わなくちゃ駄目?

俺空気悪くなると思ってワザと黙っててあげたんだけど」

オタ「あわわ・・・」アタフタ

オタ「だ、駄目だよリア充君喧嘩は、そうだ!僕今日はお金あるからさ
僕におごる予定だったお金キョロ充君に使ってよ」

リア「え、なんかマジゴメン。そこまでするんだったら俺が全員分持つわ。キョロ充もそれで文句ないよな?」

キョロ「あ・・・うん。ありがとうなリア充。俺のために(キリッ)
今度バイト代でたらすぐ返すわ」

リア(お前のためじゃなくてオタの面子つぶさない為なんだけどな)

女「おーそーいー!!何やってんのよアンタら」

店的な場所

キョロ「ちょ、ちょっとトイレ」

オタ「あぁ・・うん。」

リア(オタもいちいち反応しなくていいから。そんなどうでもいい発言に)

トイレ

キョロ「いいいいいいいいいいい
今のうちに調べなきゃ、まどか☆マギカ検索」キョロキョロ

「キャラだけでも覚えなきゃ・・・ストーリーは・・・絵柄からして
ほのぼの系だろ・・・!適当にあわせときゃなんとかなる!

あそこの○○の魔法かっこよかったなーとか言っとけば

ええと・・・桃色がまどかで・・・」キョロキョロ

店内

リア「アイツまどマギ見てないわ」

オタ「やっぱり?」

女「そうなの?」



リア「ごめんなオタ。今日はアイツに合わせてやってくれねーかな?
多分勝手に自爆してもうこの話題に無理に入って来なくなるからさ」

オタ「リア充君が謝ることないよ。むしろリア充君の意外なところ見れたし
奢ってもらってるしだから感謝しなくちゃ。

同じ趣味があるってわかっただけでも十分楽しいよ」

女(何この純粋な生物)

リア「ちょっとだけ談議しようぜ。まず3話!」

オタ「あぁ・・・3話ね。って、いきなり?」



キョロ「おまたせ。何の話してたの?」

オタ「いや3話がすごかったって話だよ」

キョロ「あ、ああ3話!すごかったすごかった!」キョロキョロ

リア「まさかマミさんの首が飛ぶなんてなー」


オタ「!!!!?」

キョロ「え」

女(マミさん・・・?どのキャラ?え・・?首が・・・飛ぶ?何それ)

キョロ(どどどどどどど・・・・どういうことだ・・・・く、首が飛ぶ?
どんなアニメかわからなくなって来た・・・・ホ、ホラーなのか・・・
い、いや・・・ギャグなら次の回でリセットとかあるし・・・・)

オタ(リ、リア充君!?わざわざキョロ充君に相槌打つチャンスあたえてどうするの!?)


リア「マミさんの首を飛ばしたアイツだけは許せないよなー?キョロ充」

キョロ充「(ひっ・・・)そ、そうだ。メチャゆるせんよなー」キョロキョロ


リア(自爆して架空の敵の名前を言うかと思ったけど言いそうに無いな)


リア「そう。許せないのは」







リア「営業部の前田部長」



オタ「ブフォ!」


女「きゃああああ?オタ君!?何やってんの!?」

女「こんなにこぼしちゃって・・・ホラ、じっとしてて」フキフキ

オタ「ズビバゼン」ダラダラ

キョロ(お、女がオタのこぼした物を拭いてる・・・だと・・・!?
い、いや、今はそんなことより前田部長って・・・?

ますますどんなアニメかわかんねー!!

いや、まてよ・・・確かマミって一番大人っぽいキャラだったよな・・・

中学生設定だって聞いたけど・・・マミって奴だけ違うのかな・・・

営業部・・・首が飛ぶ・・・そのキーワードから導き出される答え・・・


巴マミは・・・


OL!?)



リア「」ニヤニヤ

キョロ「ふ、不景気だからね。マミも災難だったね。俺らも就活のときは頑張らないとね」


リア「ブハッ」


オタ「ちょw」
(舞台設定なんだよそれw魔法少女どこ行った)

女「パンツ(ズボンの意味)汚れてない?大丈夫?」

オタ「///・・・!?・・・いいって!そこは自分で拭くって!」オタオタ

キョロ(なああああああ!?なんかこっちはこっちですごいことになってる!?
い、いやでも元々女ちゃんって世話焼きキャラだったし。こ、これがキッカケで

オタと仲良くなるって事は無いと思いたい・・・)キョロキョロ

リア「体小刻みになって飲み物漏れてるぜ?」

キョロ「あっ・・・(いや、でもこれはチャンス!お、女ちゃん!)」キョロッ

リア「しかたねーな。オレが拭いてやる」



キョロ「アッー!!!!!!!!!」

リア「6話もすごかったよな」

キョロ「すごかった、すごかった!」キョロキョロ




オタ「さやか(ソウルジェム)が営業(キュウべぇ)にセクハラ(パイタッチ)されたあげくに
同期のまどかに突き落とされるなんてね」


キョロ「ああ、すごかったすごかった!

(えええええええええええええええええええええ!?
さやかってキャラもOLなの!?

つーか、なにその欝展開!?本当に何のアニメだよおおおおおおおおい!?)」


リア(なるほど、オタはあえて嘘はついてない方向で追い詰めるつもりか。)


キョロ「ま・・・まぁOLってストレスたまるらしいからね・・・ハハハハ・・・」



オタ「www」プルプル
(OLって言い切っちゃったよ!知らない間に誘導されてるよ!こっちからは一言もOLなんて設定言ってないのに!)

(むしろストレスMAXはこれからの話だよ!)


リア「そもそも先輩に対して口の聞き方がなっちゃいない」とか
「茶がマズイ。マミはそんなことも教えてくれなかったのか」とか
「思い込みが激しい」とか散々いわれてきてたもんな。」



オタ「ちょ・・・やめてwwwマジギブw」
(リア充君も乗ってるなオイ。嘘が織り交ぜてあるけど全部が嘘じゃないとこがポイントか。

「茶がまずい」ってセリフは無いけど、マミさんは紅茶のイメージから「お茶くみ係」を結び付けてるんだね。

半信半疑だったけどリア充君本当にまどか何度も見てそう。
昨日今日見た人がそんな気の効かせた嘘言えないよ)


キョロ「女同士のいじめって怖いよなー。女も気をつけろよー」キョロッ

女「あ、うん」(コイツ定期的にアタシに目合わそうとしてるな)


リア(いじめじゃねーってのwwww)プルプル

オタ(むしろ女同士の友情の話なのにwww)プルプル


女「ってかさやかって子の扱いひどくない?」



で、どれが>>1なの?

>>21

本命:オタ キョロ充

穴馬:リア充

万馬券:女

答え:あとがきにて

オタ「悪いねw」

リア「悪いなw」

キョロ「さ、さやかちゃんかわいそうだよなー・・・若い命がこんな形で失われるなんて
お、女ちゃんもいい人見つけてさっさと専業主婦になっちゃいなよー

OLなんてロクなもんじゃ・・・」キョロキョロ


オタリア「「でもさやかが絶望していくのはこれからなんだよなー」」



女「え?さやかってキャラは死んじゃったんじゃないの?」


キョロ「えっ?」キョロッ




オタ「死んでるよ。(契約した時点で)」


リア「でも普通に(職業:学生としての)仕事場(学校)に来るんだよな。」


キョロ「えっ?えっ?」キョロッ


女「なにそれ怖い」

オタ「好きな人が居るからね」

リア「この前まで入院してたからな。様子が気になるんだ」

女「ゾンビになってまで会いに来たって事?」

キョロ「えっ?えっ?えっ?」


キョロ「・・・・・・・」



キョロ「う・・・うぇーいwwwwww」


オタリア女「!?」

オタ「ゾンビになったところをさらに追い討ちをかけられるんだよ」

リア「同期の友達に「私も上条恭介君のことお慕いしてましたの」って」

女「エグッ!その友達エグい。なにそれ、ゾンビになった相手だから今なら勝てるって奴?エグスギィ!」

キョロ「うぇーいwwww」

オタ「それでまどかに「仁美に恭介とられちゃうよ」って泣きついて・・・」


女「え?なにそれ?まどかってさやかを突き落としたキャラじゃないの?
そんな相手に相談するの?えっ?えっ?さやかちゃんってキャラはドMなの?」

キョロ「う・・うぇーーーー」


オタ「Mだよ(公式設定)」


キョロ「!?」

ネタが思い浮かばないのと恭さや長編に早くとりかかりたいのでオチまで加そく

キョロ充「今日聞いたまどか☆マギカの内容」

�魔法少女とはまどか達が勤める薬品会社の社畜OLを指す

�魔女とは30歳になっても彼氏ができないOLの総称

�さやかは恭介(宣伝部の社員CMの曲を自作している)の手を直すため
新薬の実験に同意。恭介は助かったがさやかは副作用でゾンビになる

�ゾンビになったところを仁美が宣戦布告。さやかは恭介と仁美が付き合ったその日
30歳の誕生日を迎えて魔女化

�ほむらは20年後の未来から会社の体制を正すためにやってきた

�最終的にまどかが母と協力して会社を乗っ取っとり、
「若返る薬」を作って5人は中学2年生からやりなおす

キョロ充「す・・・すごい内容だけど・・・本当に話題になるほど
面白い作品とは思えない・・・現実的な舞台で現実的なドロドロがあるし・・・」


キョロ充「で・・でも・・・次にまたリア充から話題を振られたときのために・・・見なきゃ・・・
レ・・・レンタルでいいよね・・・この前巨人のコミック買ったばっかだし・・・」


その頃

リア「いろいろ嘘設定足してったらひどくなったな」

オタ「ひどくなったね」

女「え?アレ嘘だったの!」


女「じゃあ、さやかちゃんが不幸になるようなアニメじゃないんだね!
いや〜なんかあたしと近いものがあるからちょっと感情移入しちゃって・・・」


リア「不幸かも」

女「エッ」

オタ「あれで救われたって解釈もあるけど」


女「えっ!?なんなのよそれ!やっぱり見せなさいよまどマギ!気になるじゃない!
恭介ってやつが本当にそんな恩知らずな奴か見せてよ!

本当はぜんぜん違うストーリーなんでしょ!?」

オタ「違うけどね・・・」


リア「オレは本編のDVDもってるわけじゃないからな。
たまに見返したいときレンタルするくらい。オタは?」

オタ「愚問。ブルーレイで全部揃えてる。でも
テレビ版から修正とかあるから違法サイトでテレビ版も見ることを薦める」


女「うーん。落ち着いて見たいからブルーレイかな。今度オタ君の家に行っていい?」

オタ「えっ」ドキッ



ガチャッ

女「お邪魔します」

オタ「入って、どうぞあれ?一人?」バックンバックン(心臓の音


女「リア充のやつ来れないってさ」

オタ「え!?(えええええええええええ!?
ちょとおおおおおおリア充君!?

僕リア充君も来るから今日の話OKしたのにいいいいいいいいい

お、女の人と二人きりなんてぼぼぼぼぼぼぼぼぼ僕には無理だよおおおおおおお!!)」


別の場所

リア「人間最初は誰でも童貞なんだよ。

きっかけの段階では誰も戸惑うもんさ。
だから俺が罠を張らせてもらった。オタが一皮むけるようにな。

がんばれオタ。せめて連絡先交換するくらいには進めておけよ」


別の場所

TV画面「わたしだって絶望する必要なんて、無い!」

キョロ「・・・・・・・」


キョロ「お・・・思ってた話と・・・違う・・・

ど、どうしよう・・・リア充とオタの奴・・・嘘ついてたんだ・・・

本当かどうかもわからず・・・相槌うっちまった・・・・

お、おれ・・・適当な奴って思われちゃった・・・

そ、それにこのアニメに出てくる・・・キュウべぇって奴・・・もしかして・・・

・・・・・いや・・・今はそんなことよりも・・・・・

お、女ちゃんにまでいいかげんなやつって思われるのは・・・絶対回避だ・・・


手段はまだある・・・オレ達キョロ充が・・・リア充のウソを鵜呑みにしたとき
後付で使える魔法の言葉がな・・・」



キョロ充「お前らのウソに付き合ってやったんだよ!」

オタ「次にお前が言うセリフは「お前らのウソに付き合ってやったんだよ!」だ!」

キョロ「お前らのウソに付き合ってやったんだよ!・・・ハッ!?」


オタ「あ、ゴメン。今のはただジョジョ(こいつにジョセフって言っても何代目かもわかりそうにない)の
真似しただけだよ、続けて」


キョロ「ま、まったく人が悪いよなーリア充も、まどマギマスターの俺の前で
堂々とあんなウソ設定言ってくるなんて・・・まぁ俺も便乗して楽しんでたんだけどね!」


リア「ふーん・・・・(認めないつもりなのね。)
じゃあ、改めて聞くけど、みんなまど☆マギのキャラで誰が一番好き?」

キョロ「え」


女「うーん。誰かなぁ・・・・」

キョロ充(考えろ・・考えろ俺・・・正直・・・
話の内容を頭に入れるのに精一杯でだれがどうとかまだうまくつかめない・・・

今日こんな話題振られるとは思ってなかったんだ・・・

確か・・・オタ寄りの考え方の奴はほむら、リア充よりの考え方の奴はさやかが好きだと聞いたことがある

だったら俺が言うべき答えは・・・さやか・・・!!そうださやかだ!

そう・・・ここでさやかと答えるメリットは他にもあるんだ・・・それは・・・)キョロッ


女(なんかキョロ充の目線がまたキモい)


オタ「僕は・・・さやかかな!」

キョロ「えっ!?」


リア「俺は・・・ほむらかな」


キョロ「えっ!?えっ!?えっ!?」キョロキョロキョロ

キョロ(なななななななな・・・・なんだよこれえええええええ!?

正反対の答えがきやがったああああああああ!?ウソだろオタ!?

テメーはおとなしくほむらと答えて現実にいやしない黒髪ロング貧乳クーデレにはぁはぁしてればいいんだよおおお

秋葉原のアンケートとかでオタが選ぶ嫁は毎回貧乳キャラが一位になってんじゃねーか!!

さやかを選ぶんじゃねええええさやかって先に言われた!!

こ、これは・・・最悪の流れになるとしたら・・・・)


リア「そういえば女ってさやかに似てるよな」


女「そう?」


オタ「あっ・・・いやいやいや違うんだ!女さんに雰囲気通じるからとかそういう意味で言ったんじゃなくて
放送当時から一番好きなキャラはさやかだったし・・・」オタオタ


キョロ(ぶふううううううううううううううう!!!!!!

はい!最悪の流れそのまんまいただきました!!!!

これで俺がさやかって言おうが女ちゃんはなんの感慨も受けません!!全部二番ぜんじです!!

好きなキャラはさやかって言うのもオレ!!「そういえば女ちゃんってさやかに似てるね」って言うのも全部オレ!

って計画して一発逆転を狙ってたのにいいいいいいいいいいい!!!)キョロキョロキョロキョロジタバタ


女(さっきからキョロ充の動き、表情がすべてキモイ)


リア「照れるなって。素直になろうぜ。オタ」

オタ「えっ・・・いや・・・その・・・」オタオタ


リア「あ、ゴメンオレそういえば約束あったんだ。いくぞ、キョロ充」

キョロ充「えっ!?約束!?そ・・・そんなのオレは聞いてないぞ!」


リア「いっつも誘いもしないくせに来るくせに今更何言ってんだ、行くぞホイ」

キョロ「いやああああああああ!!ひきずらないでええええ」ズルズル


オタ「リ、リア充君!?ちょっと!女さん置いていくの!?待ってよ!
僕一人じゃ間が持たせられないよ!」


リア「だーかーらー!彼女とかじゃねーっつーの。
一度家に呼んだ関係なんだからなんとでもできるだろそれくらい!!」


キョロ「・・・・!?・・・リ、リア充、今のどういうこと・・・」


リア充2「オッスリア充まってたぜ早く行こうぜ」

リア3「あれ?キョロ充も来るの?別にいいけど・・・」

リア(目線)「(あっちあっち)」


オタ「」オタオタ

女「オタ君?どうしたの?アタシは別にオタ君と一緒なら話せるよ」


リア23(目線)「(なるほど)」

リア「(と、いうわけで今日は悪いけど、キョロを引き取ってくれねーか?
こいつもこいつで根が悪い奴でもないから。)」


二人きりになれる店的などこか

女「そっか。オタ君はさやかちゃんが一番好きなんだ」

オタ「うん。まぁね。
実際に事情を全部把握してる立場からかもしれないけど、僕が恭介なら絶対さやかを見捨てたりしない」

女「なんか、そういう人信用できるな。さやかちゃんがあのアニメの中じゃ一番
現実の女の子に近い感じだったし。あたしは自分に似すぎててさやかちゃんの行動に
痛さを覚えちゃった感じだけど。

だから一番好きなのは杏子かな」

オタ「あんさややな?」

女「えっ?」

オタ「あ、ごめんこっちの話。やっぱり女さんは一般的な
女の子って感じの意見が多いね。

実際杏子は男子女子問わずに人気が高いんだ。」

女「ふふっ。オタ君、だいぶ自然な感じで話せるようになったんじゃない?」

オタ「あっ・・・そういえばそうだね。
なんでだろう。女性と話すのは慣れてないはずなのに・・・

女さんと一緒なら気分が安らぐみたい」


女「なぬっ!?それは・・・女ちゃんに対する愛の告白と受け取っていいのですかな?」


オタ「いやいやいや・・・ごごごご、ごめんなさい!そそそそそういうつもりで
言ったんじゃなかったんだ!!そ、そういうこと僕に言われても女ちゃんだって迷惑でしょ?」


女「え?そうなの?なんだー残念!オタ君なら信用できると思ったのに」

オタ「え・・・・?」

オタ「え・・・・あの・・・その・・・・

ほ・・・本気・・・・ですか?」

女「オタ君次第だよ」

オタ「あの・・・今日自覚した気持ちなんだけど・・・どうも僕
家に呼んだあの日から、女さんのこと好きになってしまったみたいで。」

女「うん」

オタ「だから・・・その・・・僕とお付き合いしてくれたら・・・
それはとっても嬉しいなって」

女「いいよ」

オタ「え・・・!?」

女「いいよって言ったよ。なんなら耳元でもう一度?」

オタ「わあああああ!?ご、ごめんなさい!まだ近くに来られるのは慣れてないんです!

わかった。わかったから!ほ、本当に付き合ってくれるんですね?

で、でも・・・なんで・・・僕、一度も女性と付き合ったこと無いですけど・・・それでも
いいでしょうか?」


女「言ったでしょ。君は信用できるって。
それにあたしだって男友達多いから誤解されやすいんだけど、そういうの無いよ。」

オタ「い・・意外です。本当に女さんはすばらしい方で・・・
ものすごい良いスタイルもしてらっしゃるのに・・・」

女「・・・スケベ」ポッ

オタ「ごごごご、ごめんなさい!ほ、ほめたつもりなのに・・・や、やっぱり僕には
女心なんて・・・わからないままなのかな・・・」


女「じゃあ、これからはあたしが教えるよ」

オタ「えっ」

女「あたしからも言わないと伝わらないかな?」



「あたしを彼女にしてください」



オタ「お・・女さん・・・!!

こ、こちらこそよよよよよ、よろしくお願いします!!」


女「じゃあ、これからはさん付けや君付けやめようよ。ちゃんと名前で呼び合おう!」

オタ「う・・・うん!!」


その頃キョロ充自宅

キョロ充「・・・・・・」

キョロ充携帯「メールが届きました」

キョロ充「・・・・」カパッ

リア充(メール)「オタと女が付き合うことになった。お前からも祝福してやれよ。
オタの連絡先は・・・」


キョロ充「・・・・・」


キョロ充「キュウべぇ・・・・」ボソッ

キョロ充「キュゥべえ・・・いるんだろ・・・オレのこと・・見てるんだろ?

出て来いよ・・・」


キュゥべえ「やれやれ・・・僕はもう用済みじゃなかったのかい?」ひょこっ

キョロ充「まずはじめに・・・あの、まどか☆マギカってアニメはなんなんだ?
なんで・・・お前とおなじ名前のキャラクターが出てくるんだ・・・?」


キュゥべえ「僕をモデルにしたキャラクターだって事は間違いないよ。

ただ、感情エネルギーの採取の仕方はぜんぜん違うし。僕がターゲットにしてるのは

少女じゃなくて、君達キョロ充と呼ばれる若い男性なんだけどね」


キュゥべえ「おそらく、脚本家の虚淵が過去に僕と契約したキョロ充からいろいろ話を聞いて参考に
したんだろうね。感情に無い僕らでもよくできてるアニメだと感心するよ」


キョロ充「オレを・・・騙したのか・・・・」


キュゥべえ「騙すという言葉自体僕らには理解できない。

君は新しい学校に入学するとき願っただろう?

「リア充のグループに入りたい」って。それは間違いなく実現したじゃないか。」

キュゥべえ「今でも契約による祈りの効果は持続している。
君が望めばリア充は適当な受け答えにせよ返事を返してくれるよ。

事実、君の事は「悪い奴じゃないから」と他のリア充にもフォローを入れてるくらいだし」

キョロ「今更・・・どうやってリア充達に会えばいいんだ・・・会話が・・・
スカスカやないか!!」

キョロ「こんなことなら・・・オタクやソロ充の方がマシだった!なんで・・・なんでオレは
リア充のグループに入れるなら最下層でもかまわないなんて願ってしまったんだ!?

オレがお前と出会わなければ・・・少なくともキョロ充なんて呼ばれずにすんだのかな・・・」

キュゥべえ「それはわからない。でも、これだけは言える。
君がオタを続けていれば女を彼女にできるかどうかは別として僕と契約することはなかっただろうってね」


キョロ「・・・・!?・・・・

ど、どういう事だ!?」

キュゥべえ「君の試験日は2011年2月だった。ちょうどまどか☆マギカ放映中だった。

受験生だからアニメとか控えるのは当然だけど、君はひそかに頭の中で「脱オタして入学デビューするぞ!」
っていう下心があった。

だからアニメは見ないし情報を集めることもしなくなった。まど☆マギが話題になったとき君は
読んだことも無いファッション雑誌片手に新しい学校で

モテモテアゲアゲな自分を妄想しながらうっとりしていた」


キュゥべえ「そして2012年。総集編である劇場版が公開されたときも、君は
「まど☆マギの客層キモオタくせーっリア充のオレには無理!」とか思ってチェックしなかっただろ?

もっともこれは僕と契約した後の出来事だから無駄なんだけど、ここで
まど☆マギを見てれば軌道修正くらいにはなっただろう。

なんせ、あの作品にはやり方はちがえど、僕達インキュベーダーの本性が描写されてるわけだから

素直にオタを続けていればまど☆マギという作品を視聴して僕が実際に現れても
契約せずに警戒できただろうってね。」


キョロ「あ・・・あ・・・・悪魔め・・・・お・・・お前も・・・作品内の
キュゥべえと一緒なのか・・・!?お・・・オレを・・・

魔女にするために・・・契約したっていうのか・・・・!?」


キュゥべえ「魔女とは違うね」

キョロ「じゃあ一体・・・俺たちをどうするつ・・も・・


ハウッ!?」ピシッ!パキパキパキ・・・・・


キュゥべえ「はじまったみたいだね」

キョロ「オレの・・・スマホ(前述の携帯描写は無視してくれ)が・・・ひび割れてきた?」

キュゥべえ「僕と契約してキョロ充になった者。それはスマホと精神が一体化することを指す。
精神に深いダメージを受けるとこうしてスマホも壊れる仕組みさ」

キョロ「そ・・・そんな話・・・聞いてない・・・はうっ・・心がい・・痛い・・・」

キュゥべえ「聞かれなかったからね。」

キョロ「そ・・そんな・・・あのスマホには登録した・・・いろいろなリア充たちがいるのに・・・

番号なんて・・・頭に入ってるわけ無い・・・スマホが壊れたら・・・俺と・・・リア充の繋がりが・・・

消えてしまうの・・・に・・・」ピシピシピシピシ・・・・・パキン!!


キョロ充「うっ!!」ぷしゅううううううううううう


キョロぼっち「俺は・・・?僕は・・・?何者だ・・・?

他人のグループに居られなくなった俺は・・・一体何者なんだ・・・?

わからない・・・自分のことをよく知っている自分でさえ・・・自分のことが・・・
他人に合わすことしかしてこなかった僕は・・・一体何者なんだ・・・・だ・・・誰か・・・」





キョロぼっち「俺のそばに近寄ってくれエエエエエエエエエエエエェェェェェェ!!!」


キュゥべえ「エネルギー回収完了っと」ぴょん♪


キュゥべえ「この国では、友達も彼女も居なくて私生活も自分のやりたいようにせず
顔色をうかがってばかりの者を「ぼっち」と呼ぶんだろ?

だったら・・・リア充の周りをキョロキョロしてるくせに
いずれキョロぼっちになる君達のことは、キョロ充と呼ぶべきだよね?」


オワリ

キョロ充ぼっち化回避ルート

リア充「なんだかんだで俺はお前を評価してるんだぜ?上から目線でウザい言い方かもしれないけど」

キョロ充「・・・どういう事だ?」

リア充「並みのキョロ充じゃないってことだ。そこまでいったらキョロ充極めてみろよ。

キョロ充はキョロ充でもどこにでもあふれてるキョロ充とキョロ充の中のキョロ充じゃぜんぜん違うぜ?」


キョロ充「・・・・・うまくイメージが掴めないんだけど・・・」


オタ「ガキの使いで言うところの山ちゃんポジションやな?」


リア充「それだ!ナイス喩え!」


キョロ充「お・・・俺に・・・月亭方正の役回りをしろ・・・と・・・?」


リア充「ガキの使いでも山ちゃんがいなかったらいなかったで寂しいじゃん?

散々いじられてるけど、ああいうのが一人くらいグループにいた方が楽しいと思うぜ?」


オタ「僕もオタであることに開き直って好き勝手やってたら彼女ができました。
リア充君に誘ってもらえるようになりました」


キョロ充「(ズキィッ)うっ・・・もう女ちゃんを先取りされた時点で心が痛いんですが・・・」


リア「そこまでは責任もてん」


オタ「僕も変にオタであることを恥じてた時期は女性に縁が無かったから差し引き0でしょ」


リア「それと・・・お前は勘違いしてるけど、もし俺みたいなヤツをリア充って呼ぶのなら、

それはポケモンで喩えるところのピカチュウなんだよ。」


キョロ「え・・・・?」


リア「進化前が存在するって事。俺もソロ充って呼ばれてる者の活動をしてた時期があったってこと。

ソロ充から進化したのがお前らの言うところのリア充なんだ。

素直な気持ちを全面に出して自分の思うがままに行動してたら自然と仲間が寄ってきたってだけの話

オタとリア充ってのは表裏一体なんだ。方向は違うけど俺は思うがまま行動するオタに共感を覚えたから

友達になってくれねーかなーって考えただけ。」


キョロ「そ・・・そうだったのか・・・はは・・・俺ってほんとバカ・・・

俺は・・・リア充グループに最後まで喰らいついたヤツがリア充に進化できると思ってた・・・

たとえ、どんな卑怯な手を使ってでもって・・・」

リア「ん。まぁそこに気づけただけでも良しとしようぜ」


リア「そんでもってお前の考えもあながち間違いじゃない。ここまで必死に喰らいついたお前を俺は

並みのキョロ充とは扱わない。真のキョロ充。一人の男として尊敬する。」


リア「だからさ、改めて友達になろうぜ。お前みたいな知ったかぶりしたりするヤツもそれはそれで

いい思い出になると思うからさ」

キョロ「リ・・・リア充・・!!」

キョロ「こっちこそ、よろしく。あ、あとオタ、その・・・色々すまなかった

そして・・・おめでとう。女ちゃんと幸せに」

オタ「キョロ充君・・・ありがとう・・・」


リア「そんじゃ、キョロ充の本音ってヤツを聞きたいな。

誰のご機嫌を伺うまでも無く言ってみ?結局お前はまど☆マギで誰が一番すきなの?」


キョロ「お・・・俺は・・・まどっちかな・・・」キョロッ






リア「ロリコン」

オタ「ロリコン」

女「ロリコン」


キョロ「えっ」


完。

レスは少ないけど、見てくれてる人が居るみたいなのであとがき。

結論的にオタ=俺 が現実世界でさやかちゃん似の美少女とイチャラブしたかったから書いただけの話。

くぅ〜W

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