男「よう地理少女、地理しようぜ」

地理少女「いいよ！私地理大好き！」

男「よし。」

男「じゃあ早速問題だ」

地理少女「かかってこい！」

男「五大湖を全て言え！」

地理少女「了解！」

地理少女「スペリオルヒューロンミシガンエリーオンタリオ！！」

地理少女「余裕♪」

男「強いな、さすが」

地理少女「まーね。早く次行ってよ！次！」

男「おう」

男「スイスの湖を三つ！」

地理少女「うわっ、急に難しくなった」

地理少女「とりあえず…チューリヒ！」

男「うむ。」

地理少女「えっと…ボーデン！」

男「正解。次でラストだな」

地理少女「やった！レマン！」

男「やりなおし」

地理少女「え…何か違う？レマン」

男「ちゃんと湖(こ)まで言えよ」

地理少女「レマン湖…え？何？」

男「れ………まん…こ」

地理少女「…あ゛っ///」

男「よし…三つだな」

男「ん？どうした地理少女？」

地理少女「く、くっだらない！」

地理少女「高校生とは思えない！」

男「え？俺がなんかした？」

地理少女「……ま、まぁ？地名だし？私はあんまり気にしないけど？」

男「何の話？」

男「まあいいや。次行くぞ。ラムサール条約に…」

地理少女「ねえちょっとまって。」

男「どした？」

地理少女「沖縄って言ったら怒るよ？」

男「は？沖縄？なんで？」

地理少女「知ってるくせに！」

男「え…？沖縄のラムサール…あぁ、これか」

《漫湖》

男「うなぎこ」

地理少女「…は？」

男「うなぎこ？」

地理少女「ねえあなたわざとやってるでしょ」

男「それはそうとラムサールって何？」

地理少女「水鳥の保護条約だよ」

地理少女「イランのラムサールで決まったの」

男「まず水鳥って何さ」

地理少女「水辺に住む鳥」

男「そうじゃなくて、具体的に」

地理少女「ハクチョウとか丹頂とかだね。」

男「そんなの沖縄にいるのかよ」

地理少女「あー、いないね」

地理少女「沖縄だとなんなんだろ？知らないかも」

地理少女「電子辞書ひいてみてよ」

男「はいよ」

男「うなぎこ…と。あれれ？おかしいな？でてこないぞ？」

地理少女「でるわけないでしょ」

男「なんて読むの？」

地理少女「…本当に知らないの？」

男「知らない。教えてよ」

地理少女「うーん…」

地理少女「男君は嘘つくような人じゃないよね…」

男「ああ、俺を信じろ」

地理少女「じゃあ、一度だけ、一度しか言わないよ？」

地理少女「それ…実は」

地理少女「まんこ、って読むんだよ…///」



男「勝った」

地理少女「なっ…///」

男「あった…えっとね。シギとチドリだってよ」

地理少女「この変態！」

男「どした？」

男「あぁ、湖の名前か」

地理少女「バカ！意地悪！」

男「地名なんだし気にすんなよ」

地理少女「あ、あなた今勝ったって、そう言ったじゃない！」

男「わかったって言ったのさ」

地理少女「ふん！どうだか」ｼﾞﾄｰ

男「なんか怒ってる？」

地理少女「当たり前だよ！」

男「さて続き」

地理少女「もう変なのはやめようね？」

男「…」

地理少女「無視しないでほしいなぁ」

男「1969年、中国とソ連の国境紛争があった島は？」

地理少女「それ世界史じゃないの？」

地理少女「まあわかるけどね」

地理少女「ダマンスキー島！」

男「おー正解！」

男「世界史もできるのかー。すごいな」

地理少女「まあね♪人並みにはできるよ！」ﾄﾞﾔｧ

男「さすがだな。じゃあその中国名どうよ？」

地理少女「えっと…珍宝島！」

男「よく聞こえなかった。ゆっくりともう一回たのむ」

地理少女「ち…ん…ぽ…あっ！！」

男「ふっ」

地理少女「最悪…またやられた……///」

男「ははははは」

地理少女「こ、この変態め！」

男「次。日本の祭りで出てくるタイヤつきの出し物」

地理少女「地理なの…？」

地理少女「山車…だよね」

男「正解。まぁ簡単だよな」

地理少女「うん…」

男「じゃあ山車って１０回言ってよ」

地理少女「なんだか嫌な予感がするよ…？」

男「気のせい」

地理少女「山車山車山車山車山車山車山車山車山車山車」

男「じゃあこれ読んで」

『中種子』

地理少女「なかだし！」

地理少女「簡単っ！」

地理少女「種子島の街でね！みなみだしと西之表市と３分してるの！」

地理少女「どやぁ？」

男「ふふ、ひっかかったな」

地理少女「…え？」

地理少女「なかだしじゃないの？子って、し、って読むじゃん？」

男「正解は、なかたね」

男「そんなん連呼すんなよ」

地理少女「そっか…じゃあなかだしってなんだっけ……？」

男「中に出すことだよ」

地理少女「？…ピンと来ないけど下品な気がする」