千早「……紙がない」 (29)

書き駄目無し。
多分、キャラ崩壊。

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皆さん、こんにちわ。如月千早です。
私は現在、トイレに閉じ込められています。

理由はトイレットペーパーが無いという事。
紙がなく、神はいなかったのです。


千早「神は死んだ……」

ガタッ

千早「はっ!?」

千早(誰かいる??これはチャンスかもしれないわ)

コツ…コツ…

千早(お願い気づいて??!)



伊織「あわわわわわわわわ……」

ジャアアアアアアアアアアアア……

伊織(どどどど……どうしよう。ウォシュレット、ウォシュレットが止まらないわ……)

伊織(しかも強度が5段階の1番強ってどうなってるのよ……耐える、耐えるのよ)

伊織(か、考えるのよ。床を水浸しにする事なく脱出する方法を??)


コツ…コツ…

伊織(えっ、この音は隣の個室から?)

伊織(誰かいるのね??それなら私も??)

コツ…(た)コツ…(す)コツコツ…(けて)

コツ…コツ…コツコツ…

千早(返信が来た??)

千早(助かった。あとは紙を渡してもらえさえすれば)

千早「あ、あの……??」

千早(だ、駄目だわ。このトイレの個室は全部で3つ。隣の個室以外にも誰か居るかもしれない)

千早(隣の人に知られるのは仕方ないとしても第三者に知られるのは本意ではないわ)

千早(声を出さず……紙、紙をてにいれるのよ!!)

コツコツコツ…(紙を)コツコツコツコツ!!(ください!!)


ジャアアアアアアアアアアアア……

コツコツコツ…コツコツコツコツ!!

伊織(返事が来た……でも何を伝えたいのかしら?)

伊織「……」

伊織「うーん」

伊織「コツコツコツ…?・・・…同じ。ハッ!?」

伊織(コツコツコツ…コツコツコツコツ!! 訳)同じ状況!! )

伊織(ななななな…何てことなの。まさか隣の個室でもウォシュレットが壊れているなんて……絶望的だわ)

伊織(ま、まだよ。まだ逆の個室があるのだから!!)



響「……」

響「水が流れない……」

ジャアアアアアアアアアアアア……

響(隣の個室からはさっきからウォシュレット音が響いているから水が流れてるのは確実)

響「水が…水が欲しいぞ……」


コツコツコツ…

響「……」

コツコツコツ…

響「……」

コツコツコツ…

響「……」

コツコツコツ…

バン!!!!

響「!?」


伊織(伊織ちゃんがここまで合図を送ってんだから返事くらいしなさいよ!!)

響(え……今の……壁を叩かれた?)

響(もしかして・・・…自分何かしちゃったのか?)

バン!!!!

響(絶対…何か怒ってるぞ……)

響「うう…・・・水は流れないし。隣の人は怒ってるし東京は恐い所だぞ……」


バン!!!!

千早「返事がない・・・だけど個室の壁を叩いている音が聞こえる」

千早「これはどう言う事なのかしら?」

千早「はっ!?分かったわ」

千早(隣も紙がなくて更に隣に紙を貰おうとしてるんだわ)

千早(つまり隣にいるのは同士!!仲間なわけね)


同刻…トイレ前

ギュルルルルルル…

貴音「はあ……はあ……」

貴音「なぜ…なぜなのです。なぜ誰もトイレから出てこないのです」

貴音「早くしなければ……はうっ、お腹が……」

ギュルルルルルル…

別の戦いが繰り広げられていた。

急遽、友人が家に来るというトラブルに見舞われることになったので
多分、今日はここまでです。

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