【艦これ】ギンバイの多い鎮守府 (18)

※キャラ崩壊多めです。短め。
※初月嫁提督です。

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初月「提督の部屋に缶詰が一杯ある……」

初月「僕も見たことが無い珍しい缶詰ばかり、ちょっと気になるな」

初月「この魚の絵の描いてある缶詰は何なんだろう?」

初月「古びているけど、それでも何となく高価な気配がある、どんな味の缶詰なんだろうか」

赤城「あれ? 初月さん、缶詰の整理ですか?」

初月「え、赤城さん?」

赤城「だめですよ初月さん、缶詰は確かに保管が効きますが、ちゃんと消費しないと、

    以前みたいに缶が膨らんで食べられなくなってしまいますよ」

初月「いや、違うんだ……」

赤城「違うも何もありません、勿体ないので皆で食べちゃいましょう! ささ、行きましょうか」

初月「あ……」

初月(僕の缶詰じゃないけど……、ちょっと気になるし流されておこうかな。提督ごめん、僕は悪い嫁だ……)





提督「ワシの秘蔵のキャビアをギンバイしたのは誰だーーーーーーー!!」

大淀「ヨ級flagshipが『通商破壊だヨヨヨヨヨ』とか言って持っていきましたーーー!!」

その後、鎮守府近海の深海潜水艦は一掃された。


暁「今日は暁が秘書艦だし提督の部屋の掃除をするわよ!」

電「なのです!」

雷「この雷に任せなさい!」

響「じゃあ早速掃除を始めようか」

電「あ!」

雷「もう電ったら、提督の書類崩したらダメでしょう!」

暁「何か落ちてきたわね、何これ? 木の箱?」

響「どうやら葉巻みたいだね」

電「偉い人がプカーって吸ってるものなのです! お高いものなのです!」

暁「そんなお高いものなら一人前のレディの私にふさわしいわね、もらっていきましょう」

雷「ダメよ! 提督が悲しんじゃうわ!」

響「でも正直気になるね。どんな味なんだろう。一度試してみたい」

電「偉い人の気持ちになるのです!」

暁「この前だって鎮守府近海の潜水艦一杯沈めたし、ご褒美になるわよね!」

雷「でもあの後結局何ももらってないわ! よくよく考えたらひどくない?」

電「でも提督さんはきっとちゃんと褒めてくれると思うのです!」

響「でもそれだけじゃ足りないね。やっぱりもらっていこう」

暁「決まりね!」



提督「ワシの秘蔵のハバナ葉巻をガメたのはどこのどいつじゃーーーーーー!!」

大淀「タ級flagshipが『あばよ~とっつぁ~ん』って言って盗んでいきましたーーーーーー!!」

その後、南西諸島沖の深海棲艦の脅威は取り除かれた。


秋雲「提督~、遠征の報告に、って居ないや」

秋雲「ん? 提督の机の上に何故か見慣れたものが……、あれは、薄い高い本!! もう提督も水臭いなぁ、同志だったら言ってくれたらいいのに~」

秋雲「誰も来ないね、じゃ中身をご開帳……」

秋雲「ふむ……、他にも無いかな……」

秋雲「あ、この引き出し二重底だ、やっぱり隠してあったかぁ……」

秋雲「んー新刊のネタに困ってたから助かるけど……」

秋雲「これ全部ロー○ンメ○デンの○○石の本じゃん!」

秋雲「提督……、蒼○○……、嫁は初月……、あっ(察し)」

秋雲「これはとりあえず新刊の資料としてもっていこうか」

秋雲「提督ネタ提供ありがとね~ん」



提督「ワシのお宝本をヌッスしたのは誰じゃーーーーーーーー!!」

大淀「ツ級が北方棲姫の性教育用に持っていきましたーーーーーーー!!」

その後、北方AL海域の制圧作戦は鎮守府の完全勝利に終わった。



時津風「しれぇのお部屋のガサ入れ! ガサ入れ!」

雪風「雪風は探します!」

時津風「しれぇはみんなに隠れていいもの食べてるって赤城さんが言ってた!」

雪風「雪風は許しません!」

時津風「どう雪風? 何かあった? あった?」

雪風「雪風は……、ありました! とらやの羊羹です!!」

時津風「おてがらおてがら!」

雪風「雪風は間宮羊羹と食べ比べたいです!」

時津風「駆逐艦の皆で分け分けしちゃお、しちゃお!!」

雪風「みんなで食べればおいしいです!」




提督「ワシのとらやの羊羹をナイナイしたのは誰だぁぁぁぁぁぁーーーーーーー!!」

大淀「港湾棲姫がう○るの宴をすると言って持ち去りましたーーーーーーーーー!!」

その後、カレー洋リランカ島沖の深海棲艦基地は石器時代に戻された。



阿賀野「提督の部屋のお掃除~」

能代「阿賀野姉ちゃんとやってよ」

阿賀野「分かってるって能代~。阿賀野はとってもさいしんえ~♪」

阿賀野「あ、何か見慣れない本発見! 中身は……」

能代「阿賀野姉、さぼっちゃ駄目でしょ!」

阿賀野「何だろこの本、提督と同じ名前の主人公と初月って子が冒険してる」

能代「!?」

阿賀野「あ、でもこれ意外と面白いよ能代」

能代(あ、これはひょっとして……。ダメよ能代! 見なかったことにしないと!!)

阿賀野「ふむふむ……」

能代(でも本をあまり読まない阿賀野姉が夢中になってる、気になる……)

阿賀野「あ、掃除やらないと、この本は持って行って部屋で読もうか能代」

能代「……そうしましょうか」(ごめんなさい提督!)




提督「ワシの黒歴史本をパクったのはどこのどいつだぁーーーーー!!」

大淀「レ級eliteが『それをよこせ! レ級はflagshipになるんだ!!』って叫んで強奪していきましたーーーーー!!」

その後、サーモン海域北方でかつてない死闘が繰り広げられ、制海権を鎮守府側がかろうじて獲得した。



隼鷹「はてはて~、何かいいお酒は無いかなぁ~~~?」

ポーラ「無いかなぁ~~~~?」

初月「そこ! 何をしている!!」

隼鷹「げぇっ初月!!」

ポーラ「ポーラはギンバイしてないです」

初月「そんな言い訳が通用するか! 現行犯だぞ!」

隼鷹「そこをなんとか!!」

ポーラ「ナントカ!!」

初月「そんなに言われてもダメだ!!」

隼鷹「そんな固いことを言わずにさぁ~」(酒瓶グイー)

ポーラ「さぁ~」(初月の口にグイー)

初月「うっ……」

隼鷹「ほら、初月だって提督のお酒飲んじゃった」

ポーラ「飲んじゃった~」

初月「ぐぬぬ……」

隼鷹「これで共犯だね~」

ポーラ「だね~」

隼鷹「ということで開き直って飲もう飲もう」

ポーラ「お酒おいしいよ~」

初月(また提督の私物を守れなかった……。でもこのお酒信じられない位おいしい)



提督「ワシの誕生年のマッカラン30年を筆頭に秘蔵の酒が消えてるのはどういうことだーーーーーーー!!」

大淀「提督!! 隼鷹さんとポーラさんと初月さんから報告です!! 未知の深海棲艦が提督のお酒をグッとガッツポーズしただけで飲み干したとのことです!!」

提督「…………」

大淀「提督……?」

提督「ゆ゛る゛ざ ん゛」

大淀「提督!?」

提督「俺は怒りの王子……、RX、バイオライダー!!」

大淀「なにそれこわい」



大変結構!! 提督の活躍により、E海域の深海棲艦の絶滅が確認された!!

どっとはらい

以上です、大原部長オチが書きたかっただけなんや……。
html化依頼出してきます。

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