まほ「七夕か…」 (195)

※pixivでSSを書いているものです。

※このSSは百合SSというより黒森峰仲良しSSかと思われます。

※みほはまだ転校していません。

※みほまほです。

※初スレ立てです。
わからないことまみれですが投下していきます。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1467647282

まほ「…ん?なんだこの笹は」

「あ、隊長、もうすぐ七夕じゃないですか?」

まほ「ああ…そういえばそうだな」

「ということでうちも七夕しようということで、笹を持ってきました」

「だめ…でしょうか」

まほ「ふふっ、いいじゃないか、やろうか」

「よしっ!隊長許可が出たぞ!」

「しかも隊長がやろうって言ってくれたんだ!」

「とっとと準備するぞてめぇら!」

「「「おーっ!」」」

まほ「…もうそんな季節か」

みほ「お姉ちゃんっ♪」

まほ「おお、みほか」

みほ「何してるの?」

まほ「もうすぐ七夕だろう?」

みほ「あ、だからこんなに笹があるんだね」

まほ「うちはあまりこういうことしないからな、たまにはなと思って」

みほ「えへへ、そうだね!」

まほ「みほもやるか?」

みほ「お姉ちゃんがやるなら私もやるよ」

まほ「じゃあやろうか」

みほ「うんっ!あっ手伝いまーす!」

「おお副隊長!ありがとうございます!」

みほ「いえいえ、ほらお姉ちゃんも!」

まほ「ああ、今行くよ」

「おお隊長もきたぞ!」

「これは私達もっとやる気が出るぜ!」

みほ「ふふっ、みんな楽しそうだね」

まほ「まだ七夕していないのにな」

みほ「これからももっとこういうことしていこうよ?」

まほ「そうだな、皆の士気も上がるだろうし」

みほ「えへへっ」

1時間後

「「「できたー!!」」」

まほ「皆、お疲れ様」

みほ「お疲れ様でしたっ」

「「「お疲れ様でした!」」」

みほ「短冊は作ったの?」

「それがまだなんです」

まほ「ふむ…」

みほ「どうしよっか…」

まほ「よし、赤星」

赤星「はっはい!!」

まほ「ちょっと来てくれるか」

赤星「はいっ」

みほ「小梅さんこんにちは」

赤星「みほさん、こんにちは」

赤星「それで隊長、何か御用でしょうか」

まほ「ああ、これから私とみほと赤星で短冊を作ろうと思うんだ」

みほ「あっ、いいね」

赤星「そ、そんな私でいいんですか…?ほかに逸見さんとかいるじゃないですか」

みほ「エリカさん今日風邪で休んじゃっていないんだよね」

赤星「あっ…そういえば見かけないですね」

まほ「ということだ、引き受けてくれるか?」

赤星「はい!喜んで!」

まほ「ということだみほ、いいな?」

みほ「私は全然大丈夫!」

まほ「よし、明日は七夕だ!短冊はないが自分の願いを考えておくように!」

「「「はい!」」」

まほ「それじゃ皆、今日はもう解散で大丈夫だ、お疲れ様」

「「「お疲れ様でした!」」」

まほ「…さて、じゃあ二人共、隊長室まで来てくれ」

2人「はいっ」

コンコン
赤星「赤星です」

みほ「私が居るからノックしなくて大丈夫だよ」ガチャッ

みほ「お姉ちゃん来たよー」

赤星「し、失礼します…」

まほ「ああ、二人共よく来た、道具は用意してある」

みほ「なんか隊長室に折り紙とか新鮮だね」

赤星「そうだね…」

まほ「さて、じゃあ作ろうか」

2人「はいっ」

まほ「…それでどうやって作るんだ?」

ズコーッ

みほ「もうっ、お姉ちゃんってそういうところあるよねっ」

赤星「あはは…」

まほ「す、すまんこういうのに疎くてな」

みほ「疎くても作り方ぐらいわかっててもおかしくないと思うなぁ…ただの短冊だし」

赤星「まず折り紙を半分に折ります」

みほ「半分に折ったら折れ線に沿ってハサミで切ります」

赤星「切ったらこの穴あけパンチで穴を開けます」

みほ「その穴に紐を通します」

2人「完成っ」

まほ「おお…あっという間だな」

みほ「覚えた?」

まほ「ああ、きっちり覚えた」

赤星「じゃあ作っていきましょうか」

みほ「ふんふん~♪…ちょっとお姉ちゃん、なんでこんな斜めに切ってるの?」

まほ「ん…?いや私はちゃんと切ってるつもりなんだがどうも斜めになってしまう」

みほ「もう…じゃあお姉ちゃんは穴開けてくれる?これなら手先の器用不器用関係ないからね」

まほ「ああ、わかった」

赤星「…ふふ」

みほ「どうかした?」

赤星「いや…本当にお二人は仲良しだなって…」

まほ「ああ、小さい頃からそうだ」

みほ「喧嘩なんてもう10年ぐらいしてないよね」

まほ「そうだな…私はみほが愛おしくてたまらないからな」

みほ「も、もうお姉ちゃんったら…///」チョキチョキ

赤星「ちょっ、みほさん折り紙が粉々になってる!」

みほ「あ、あらら…」

まほ「…ふふ」

みほ「…えへへ」

赤星「…ふふふ」

三人「あはははは!」

まほ「できたな」

みほ「ざっと三百枚ってところかな」

赤星「たくさん作りましたね」

みほ「…こんな作ってどうするの?」

まほ「二人と一緒に作っていたらあっという間にこんなに作っていた」

赤星「そんな…光栄です」

みほ「とりあえずお疲れ様でした」

まほ「ああ、お疲れ様」

赤星「お疲れ様でした」

みほ「ねえ小梅さん、今度三人で一緒にどこか出かけない?」

まほ「いいな、今回のお礼もしたい」

赤星「いいんですか!?…ありがとうございます!」

みほ「それじゃまた明日ね!」

まほ「外も暗い、気をつけて帰ってくれ」

赤星「はい!失礼しました!」

まほ「…みほはいい友達を持ったな」

みほ「えへへ、小梅さんはほんとにいい人だよっ」

まほ「ああ、私も話しててわかったよ」

みほ「明日エリカさん来るといいね…」

まほ「『ただの風邪だ、明日は絶対来ます』と言っていたからきっと大丈夫だろう」

みほ「エリカさんに明日七夕やるよって言ったらびっくりするかな?」

まほ「普段こういうことしないからな、きっと驚くぞ」

みほ「じゃああとで電話で伝えておくね」

まほ「ああ、頼んだ」

みほ「じゃあお姉ちゃん、私たちも帰ろっか」

まほ「そうだな」

西住家
まほ「…ということですお母様」

みほ「だめ…かな」

しほ「…」

まほ「…」

みほ「…」

しほ「…まあたまにはこういうこともしないといけないわね」

まほ「それじゃあ…!」

しほ「ただし」

まほ「っ」

しほ「…ほどほどにね?」

まほ「…!はいっ!」

みほ「ありがとうお母さん!」

しほ「ほら、二人共お風呂行ってらっしゃい」

2人「はいっ!」

ヤッタネオネエチャン! アア!

しほ「…二人にはもっと遊んで欲しいけど…ごめんね」

失礼言い忘れてました、すこしここから過激な部分があります。

浴場

みほ「お母さんが許可してくれるなんて思わなかったよ」

まほ「そうだな…秘密でやるしかないと思っていた」

みほ「これで堂々とできるね!」

まほ「ああ」

みほ「お姉ちゃんはどんな願い事するの?」

まほ「それはいっちゃいけないだろう?」

みほ「あはは、そうだよね」

まほ「言ってしまったら願い事が叶わない、と聞いたことがある」

みほ「秘密だね」

まほ「ああ、だから明日まで秘密だ」

みほ「そうだね」

まほ「…」

みほ「…お姉ちゃん、体洗ってあげる」

まほ「どうした唐突に…」

みほ「いいから、やらせて?」

まほ「わかった、頼む」

ゴシゴシ

みほ「痛くない?」

まほ「ああ、気持ちいいよ」

みほ「よかった」

ゴシゴシ

まほ「ま、前は自分で…」

みほ「…」ウワメ

まほ「うっ…わ、わかった」

みほ「えへへっ♪」

ゴシゴシ

みほ「お姉ちゃんおっぱいおおきい…」

まほ「言わなくていい…///」

みほ「くびれもきゅって…」

まほ「…///」

みほ「…」モミモミ

まほ「ひゃっ…///み、みほ!さすがにやりすぎだぞ!///」

みほ「…そう、かな」

まほ「どうしたんだ今日は…」

みほ「…きっとお姉ちゃんの願い事は戦車道関連だろうなって思って」

みほ「すこし嫉妬しちゃった」

みほ「ごめんね」

まほ「…そうか」

まほ「よし、じゃあ次は私はみほを洗ってあげよう」

みほ「えっ、いいよ…」

まほ「私の体をあんなに触ったのに自分になったらだめなのか?」

みほ「うっ…///わかった…///」

まほ「ふふ…よろしい」

ゴシゴシ

まほ「…みほもおっぱい大きいじゃないか」

みほ「お姉ちゃんほどじゃないよ…///」

まほ「肌もスベスベだし…」

みほ「は、恥ずかしいよ…///」

まほ「私はおっぱい揉まれちゃったんだけどなぁ…」

みほ「ううっ…///」

まほ「ふふ…」

まほ「足も綺麗…太ももも…」ムニッ

みほ「んぅ…///」

まほ「そして…ここも…」

みほ「だ、だめっ!///」

まほ「ふふっ、さすがにやりすぎたな、ごめんねみほ」ナデナデ

みほ「もう…///」

まほ「ほら、流して上がろうか」

みほ「うん」
ザバァ

みほ「あつーい…」

まほ「ほら、パ○コ」

みほ「わーい!」

まほ「…ふふふ」

みほ「ん?」

まほ「いや、可愛いなぁって」

みほ「…///」

しほ「二人共上がってきたわね、ご飯できてるわよ」

まほ「わかりました」

しほ「あ、ご飯前なのにアイス食べて」

みほ「ごめんなさーい」

しほ「ちゃっちゃと食べてご飯食べてね」

まほ「はい」

みほ「おいしいね」

まほ「ああ、冷たくて美味しいな」

しほ「ネギいる?」

みほ「ほしい」

まほ「お願いします」

しほ「はい」パラパラ

まほ「ありがとうございます」

しほ「食べ終わったら歯磨きして、はやく寝なさいね」

しほ「明日はせっかくのイベントなんだから」

みほ「うん!」


2人「ごちそうさまでした」

しほ「お粗末さまでした」

みほ「あ、そうだエリカさんに電話しなきゃ」

まほ「そうだったな」

みほ「ねえお姉ちゃん、今日も一緒に寝よ?」

まほ「ああ、いいぞ」

しほ「今日は暑いから冷房つけながら寝なさい」

みほ「はーい」

まほ「腹冷やさないようにな」

みほ「そうだね」


prrrrr…

エリカ『もしもし』

みほ「あ、エリカさん起きてた」

エリカ『起きてちゃ悪いかしら』

みほ「そんなことないよ」

エリカ『それでなんの用かしら』

みほ「エリカさん風邪大丈夫?」

エリカ『ええ、だいぶ熱も引いたし、明日は行けるわ』

みほ「その明日なんだけどね」

エリカ『何かあったの?』

みほ「明日戦車道のみんなで七夕するの」

エリカ『…はぁ!?何言ってるのよあんた!』

みほ「みんなで協力して作ったんだー!」

エリカ『あなた本気?』

みほ「お姉ちゃんもやろうって言ったんだよ?」

エリカ『…それは本当?』

みほ「うん、今お姉ちゃん居るから変わろうか?」

エリカ『そうして』

みほ「わかった、はいお姉ちゃん」

まほ「変わったぞ、エリカ大丈夫か」

エリカ『はい、明日はいけそうです』

まほ「そうか、まだ病み上がりなんだから無理するなよ」

エリカ『ありがとうございます、それより隊長、本気ですか?』

まほ「なにがだ」

エリカ『明日七夕するって話ですよ!』

まほ「ああ、するぞ、私もやろうと言った」

エリカ『そんなことしたら西住流の名が…!』

まほ「ああ、お母様も許可してくれた」

エリカ『なっ…!』

まほ「そもそも私たちの戦車道は娯楽が少なすぎる」

エリカ『当たり前です、私たちは勝つために…!』

まほ「その勝つために娯楽を増やそうと言っているんだ」

エリカ『…は?』

まほ「いいか、うちは娯楽が少なすぎる、よって士気が下がる」

まほ「これによって負ける可能性だって出てくる」

エリカ『…』

まほ「そんな焦る必要はない、ずっとやるつもりはない、適度に増やすつもりだ」

エリカ『…はぁ、わかりました』

まほ「明日来てくれるな?」

エリカ『ええ、行きます』

まほ「よかった、じゃあ明日のために何か願い事を考えておいてくれ」

エリカ『わかりました』

まほ「それじゃみほに変わる、おやすみエリカ」

エリカ『おやすみなさい隊長』

みほ「ね?」

エリカ『全く…』

みほ「そんなこと言ってお姉ちゃんと一緒に遊べるのが楽しみな癖に」

エリカ『ぐっ…///』

みほ「…お姉ちゃんは渡さないから」ボソッ

エリカ『…?何か言った?』

みほ「ううん、なんでもない」

エリカ『じゃあ私は願い事考えるから、おやすみ』

みほ「うん、おやすみエリカさん」

プツッ

みほ「エリカさん元気そうだったね」

まほ「ああ、明日元気に来るだろう」

まほ「それでみほ」

みほ「何?」

まほ「『お姉ちゃんは渡さないから』ってどういうことだ?」

みほ「き、聞こえてたの!?」

まほ「そりゃあ隣に居れば嫌でも聞こえてしまう」

みほ「…エリカさんにお姉ちゃんを取られたくないから」

まほ「…ふふ」

みほ「…?」

まほ「私はみほがエリカに取られると思っていたんだがな」

みほ「そ、それはないよエリカさんはお姉ちゃんが憧れだもん」

まほ「そうか、じゃあ心配しなくて大丈夫だな」

みほ「…なんの心配?」

まほ「みほは私とエリカどっちを選ぶ?」

みほ「エリカさんには悪いけどお姉ちゃん!」

まほ「即答だな…」

みほ「じゃあお姉ちゃんはエリカさんを選ぶの?」

まほ「そんなわけないじゃないか、エリカには悪いがみほを選ぶ」

みほ「えへへっ…///」

まほ「さあ、願い事を考えよう」

みほ「私もう決まってるんだぁ…」

まほ「奇遇だな、私もだ」

みほ「じゃあもう寝よっか」

まほ「そうだな」

みほ「おやすみお姉ちゃん…」ギュッ

まほ「おやすみみほ」ギュッ


翌日

エリカ「おはようございます、2人とも」

みほ「元気そうだね、おはようエリカさん」

まほ「ああ、エリカおはよう」

エリカ「…本当に笹とか短冊とか用意してあるんですね」

みほ「だから言ったでしょ?」

まほ「今日の訓練はなし、楽しくやろう」

エリカ「…はい」ニコッ

まほ「それじゃ2人とも放課後にな」

みほ「うんっ、またねお姉ちゃん」

エリカ「はい、また」

みほ「エリカさん願い事考えた?」

エリカ「いっぱいありすぎて一つに絞るのすごい大変だったわ」

みほ「もうエリカさんたら欲張りなんだから」

エリカ「一つに絞ってきたんだから欲張りじゃないでしょ」

みほ「それもそうだね」

エリカ「あんたこそ考えてきたんでしょうね?」

みほ「もちろん!すっと決められたよ」

エリカ「いいわね無欲で」

みほ「むぅ、私にだって欲しいものとかいっぱいあります!」

エリカ「あーはいはい、教室行くわよ」

みほ「もう!」

放課後

まほ「さあみんな!短冊に願い事を書いて笹につけろ!」

「「「おーっ!」」」

「あんたどんな願いことにしたの?」

「えー秘密ー」

「どうせ食べ物関連でしょ」

「失礼だなー!」

キャハハ

エリカ「…初めて見ましたよこんな緩んでるの」

みほ「いいじゃん、みんな楽しそうで」

まほ「そうだな、すごく楽しそうだ」

赤星「そうですねー」

みほ「あ、小梅さん」

まほ「おお、昨日はありがとう」

赤星「いえいえ、私なんかで良ければいつでも」

みほ「あ、お姉ちゃん明日暇?」

まほ「常にみほと一緒に行動しているからみほが暇なら私も暇だ」

みほ「小梅さんは?」

赤星「特に予定はないよー」

みほ「じゃあ明日三人で一緒にケーキ食べにいこ!」

まほ「そうだな、そうしよう」

赤星「あ、ありがとうございます…///」

エリカ「な、なんで赤星が!?」

みほ「昨日短冊作るの手伝ってくれたんだー」

まほ「そのお礼にな」

エリカ「ぐぬぬ…」

赤星「なんかごめんなさい…」

エリカ「…いいのよ、明日楽しんでらっしゃい」

赤星「…!はいっ!」

みほ「なんだ、『なんで赤星なんかが隊長と!』とかいうのかと思った」

エリカ「私そんな嫌なやつじゃないわよ」

みほ「ふーん…?」

エリカ「そ、そうよね?」

赤星「あはは…」

まほ「まあまあ、短冊に願い事書こうじゃないか」

みほ「そうだね」

赤星「はい」

エリカ「はい」

カキカキ

まほ「かけたか?」

みほ「お姉ちゃんは?」

まほ「私はかけた」

赤星「私もです」

エリカ「私も」

まほ「じゃあ笹に付けようか」


まほ「つけたな」

まほ「叶うかな…」

みほ「…願い事、叶うといいな」

赤星「そうだね…」

エリカ「私のは絶対に叶うわ」

まほ「ほう?じゃあ見てみようか」


『戦車道大会10連覇しますように』逸見エリカ


みほ「なんだかエリカさんらしいね」

まほ「そうだな」

赤星「同じく」

エリカ「…///」

まほ「それじゃ赤星のも見てみよう」


『みんなが楽しく元気でいてくれますように』赤星小梅


みほ「小梅さんっ!」ギューッ

まほ「素晴らしいな…」

エリカ「赤星にしちゃあいい願い事じゃない」

赤星「いえいえ…このぐらいしか思い浮かばなくて…みほさん苦しい///」

みほ「あっ、ごめんごめん」

まほ「これからもよろしくな、赤星」

赤星「はいっ!」

エリカ「さて、あとはお二人のですが…」

みほ「わ、私のはいいよ…絶対叶わないし…」

まほ「私も…きっと無理だろう」

エリカ「…」

赤星「…見てみましょうか」

エリカ「そうね」

みほまほ「あわわわわ」


『みほと結婚できますように』西住まほ


『お姉ちゃんと結婚できますように』西住みほ


赤星「うん、予想できてました」

エリカ「きっとこうだろうなって思ってた」

みほ「お、お姉ちゃん…本当?///」

まほ「み、みほこそ…///」

みほ「私は…本気だよ」

まほ「…私も本気だ」

みほ「お姉ちゃんっ///」ギュッ

まほ「みほっ///」ギュッ

エリカ「…えっ今までお互い好きだってわかってなかったの!?」

赤星「まあ…お二人らしいというかなんというか…」

エリカ「びっくりだわ」

みほまほ「えへへ~…///」

エリカ「みてあの二人の表情」

赤星「いかにも溶けそうなぐらい笑ってますね」

エリカ「…幸せそう」

赤星「私はあの二人が話してるだけで幸せです」

エリカ「…そうね、私たちは見てるだけで幸せよね」

赤星「はい」

まほ「っと、そろそろ終わりだな」

みほ「はぁ、楽しかった」

エリカ「たまにはいいですね、こういうの」

まほ「だろう?」

みほ「よかったエリカさんも気に入ってくれて」

エリカ「…ふんっ///」

みほ「小梅さんどうだった?」

赤星「すっごく楽しかったよ」

まほ「それはよかった、これからも定期的にやっていくからよろしくな」

赤星「はいっ」

まほ「皆楽しめたか!」

「「「はーい!」」」

まほ「これからも定期的にこういうイベントをやっていく!異論はないな!」

「「「おーーっ!!」」」

まほ「来週から次の練習試合の相手、継続高校との戦いの練習をしていく!」

「「「はいっ!」」」

まほ「日曜日療養するように!解散!」

「「「お疲れ様でした!」」」

みほ「さて、じゃあ帰ろっか」

エリカ「そうね」

赤星「はい」

まほ「皆、すこし寄り道していかないか?」

みほ「珍しいねお姉ちゃんが」

エリカ「槍でも降るんじゃないですかね」

赤星「どこへでもついていきますよ」

まほ「じゃあコーヒーでも飲みながら話をしよう」

みほ「なんの話するの?」

まほ「次のイベントはいつにするかって話だ」

エリカ「は、はやっ」

赤星「なんだかんだで隊長楽しんでましたしね」

みほ「じゃあ次はいつか決めに行こっか?」

まほ「ああ、いこう」

エリカ「仕方ないわね」

赤星「お供しますっ」

おしまいです、一方的ですみませんでした。

ほかに何か希望があれば書かせていただきます。

Pixivで読んだわ
面白かった

夏祭りとかは?

個人的に前回大会で優勝してた場合の黒森峰ifが読みたい

乙です

>>20
ありがとうございます。

>>20
ありがとうございます。

>>21
では夏祭り書きましょう。

>>22
ふむ…ではいつかスレ立てしてそれを書かせていただきます。

>>23
ありがとうございます。

継続高校との練習試合が終わって1週間後…

みほ「ねえお姉ちゃん」

まほ「どうした?」

みほ「ここらへんで夏祭りするところってあったっけ?」

まほ「…あまり聞かないな」

みほ「だよね…はぁ、夏祭り行ってみたいなぁ」

まほ「ふむ…」

エリカ「おはようございます二人共」

みほ「あ、エリカさんおはよー」

まほ「エリカか、おはよう」

小梅「みほさん、隊長、エリカさんおはようございます」

みほ「小梅さん!おはよー」

まほ「赤星、おはよう」

エリカ「なんかいつもこの4人で登校してるわね」

みほ「いいじゃん楽しいし」

まほ「そうだな、賑やかなのはいいことだ」

小梅「ですね」

エリカ「まあそうですけど…」

まほ「…うーん」

エリカ「どうしました?」

まほ「ここらへんで夏祭りを開催するところって知ってるか?」

エリカ「…聞いたことないですね」

小梅「私もわからないです…」

みほ「そうだよねぇ…」

まほ「…はっ」

みほ「何か思いついた顔してるね」

エリカ「…まさかとは思うけど」

小梅「そのまさかが起きそうですね」

まほ「私たちで夏祭り開催すればいいじゃないか」

三人「やっぱりねーーー!」

みほ「でもいいね…やってみたい!」

エリカ「ちょっみほ…!」

小梅「確かに…面白そう」

エリカ「赤星まで…!」

みほ「エリカさんは嫌なの…?」

まほ「そうなのか…?」

エリカ「うう…わかりました、やるなら参加します」

まほ「さすがエリカ」

みほ「わかってるね!」

小梅「うふふ」

エリカ「うるさいわね!」

すみません少々出かけます。

ただいまもどりました。
続き書きます。

まほ「よし、じゃあ決定だ」

みほ「みんなに報告しないとね!」

小梅「夏祭りっていうぐらいなんですから他の学校の人たちも呼んでみたらどうでしょう?」

エリカ「うーん…それはまだいいんじゃない?」

まほ「そうだな、私たちでやってみて、いい感じだったら来年の夏あたりに他の学校の生徒を呼んでやってみよう」

みほ「えへへ、楽しみ」

エリカ「だけどまだ出し物すら考えてないんだから」

小梅「みんなで考えましょう」

まほ「じゃあとりあえず報告しようか」


まほ「みんな聞いてくれ!」

「どうしました隊長」

「次の練習試合が決まったんですか?」

「次はサンダースかな?それとも聖グロかな?」

まほ「いや、練習試合の話じゃない」

みほ「これから定期的にイベントをやるって話したよね?

「ま、まさか…」

「また何かイベント…!?」

「楽しいのだといいなぁ」

まほ「ああ、きっと楽しくなるぞ、夏祭りだ!」

「「「うおおおお!!!!!」」」

エリカ「す、すごい熱気ね」

小梅「みんな嬉しいんでしょうね」

みほ「それで出し物を決めたいんだけど…」

「夏祭りといえばわたあめは外せないです!」

「りんご飴!」

「金魚すくい!」

「やきそば!」

「射的!」

「あとは花火!」

まほ「花火か…」

みほ「花火って空に打ち上げるほうだよね?」

「「「もちろん!」」」

エリカ「でもそれを用意するのにかなりの費用がかかります…」

小梅「厳しいですね…」

みほ「難しいかも…」

「そうですよね…」

「今の話はなかったことにしてください…」

まほ「…いや、やってみよう」

「「「ええっ!?」」」

エリカ「やってみようって…!」

みほ「…何か考えがあるの?」

まほ「…まあ、ないわけでもない」

小梅「それは…?」

まほ「…お母様だ」

みほ「お母さんに頼む…ってこと?」

エリカ「…家元が許すとは思えません」

小梅「失礼ながら私も…そう思います」

まほ「…どうかな」

みほ「…賭けてみよっか」

エリカ「では結果が出るまで他の出し物考えましょうか…」

小梅「…お二人共、無茶はなさらないでくださいね…?」

みほ「大丈夫だよ、ありがとう小梅さん」

まほ「ああ、ダメと言われたら潔く諦める」

「花火なんてなくても私達なら楽しめます!」

「そうですそうです!他のもの考えましょう!」

「お化け屋敷とか!」

まほ「はは、まるで学校の文化祭みたいだな」

「それならメイド喫茶とかもいいじゃない!」

みほ「夏祭りっていうより文化祭だね…」クスッ

エリカ「隊長の…メイド服…」ゴクリ

小梅「エリカさん、変な妄想しないでくださいね」

エリカ「し、してないわよ!」

「逸見さん変態だー!」

「隊長逃げてー!」

エリカ「うるさいわねあんたたち!」

アハハハハ

まほ「…出し物を考えるだけでこんなに楽しいなんてな」

みほ「やっぱりみんなイベント楽しみなんだよ」

エリカ「…継続の練習試合の時、皆の動きが全然違いましたもの」

小梅「やっぱりこういうことしたほうが士気上がるんですね…」

まほ「ふふ、これでもっと強くなれるな」

みほ「そうだねっ」

小梅「…えへへっ」

エリカ「ふふっ…さあみんな!隊長も楽しめるようにもっといろんな出し物考えなさい!」

「「「おおーーー!!」」」

まほ「エリカも楽しそうだな」

みほ「やっぱりエリカさんもこういうこと好きなんだよ」

小梅「素直じゃないですね」

まほ「…みほ、お母様の件、一緒にいてもらっていいか?」

みほ「もちろんだよ、説得できるように頑張ろうね」

まほ「…ああ」

まほ「皆、今日はお疲れ様!詳しい開催予定は後に伝える!解散!」

「「「はい!」」」

みほ「お疲れ様」

エリカ「お疲れ様でした」

小梅「お疲れ様でした」

まほ「ああ、三人共お疲れ様」

エリカ「二人共、どうかお気をつけて」

みほ「もうやだなぁ、別に死ににいくわけじゃないんだから大丈夫だよ」

まほ「ああ、okでもダメでも連絡するよ」

小梅「…あの」

みほ「ん?どうしたの小梅さん」

小梅「今更なんですけど、私みなさんの中に入って会話しちゃってますけど…」

まほ「それがどうした?」

小梅「いえ…私が三人の中に入っちゃっていいのかなって…」

エリカ「本当に今更ね」

みほ「いいんだよ、私の友達なんだし」

小梅「みほさん…!」

エリカ「そうよ、友達なんだから一緒に話すなんて普通でしょ?」

小梅「エリカさん…!」

まほ「ああ、みほの友達であり、エリカの友達でもある、ということは私の友達でもあるわけだ」

小梅「隊長まで…!」

小梅「…こんなに嬉しいこと、初めてです!」

みほ「だからこれからもよろしくね?」

エリカ「その…よろしく」

まほ「これからもこの四人で楽しくやろう」

小梅「…っ!はいっ!」

みほ「さ、帰ろっか」

まほ「じゃあエリカ、またあとで連絡する」

エリカ「はい」

小梅「ではまた明日」

みほ「小梅さんには私が連絡するね?」

小梅「はい!」

またすこし過激な部分があります。
西住家
まほ「ただいま戻りました」

みほ「ただいまー」

しほ「おかえり、二人共」

まほ「お母様、すこしお話が…」

しほ「…お風呂入ってからにしなさい」

みほ「…はい」

浴場
まほ「…はぁ」

みほ「…大丈夫だよ」

まほ「…だといいな」

みほ「…また洗いっこしよっか」

まほ「じゃあ私から先にしようか」

みほ「お、お姉ちゃんスポンジは…?」

まほ「今回は素手でやる」

みほ「ほ、本気!?」

まほ「ああ…行くぞ」
ゴシゴシ
みほ「んひゃっ…んぅ…///」

まほ「へ、変な声を出すなっ///」

みほ「す、素手でやるからでしょっ…ふぅ…///」

まほ「う、ううぅ…///」

みほ「ひゃっ、ダメそこはっ…///あぁっ///」

まほ「あ、泡まみれでどこ触ってるかわからない///」
ジャーッ
みほ「はぁ…///はぁ…///」

まほ「す、すまん…いけないところ触っていたかもしれない…///」

みほ「…お姉ちゃん座って」

まほ「ま、まさか…」

みほ「そのまさか。はやく座って」

まほ「は、はい…」
ゴシゴシ
まほ「んにゃぁ…///はぁっ…///」

みほ「ふふふ…もっとしてやる…」

まほ「んんっ!///んやぁ…///」

みほ「ふふ…あれ、なんで泡がどんどん赤く…?」

まほ「ほ、ホントだ…はっ!」

みほ「は、鼻血が…」バタンッ

まほ「みほっ!みほーー!!」

すみませんnewgame見てて遅れました

みほ「ん…んん…」

まほ「みほ!」

みほ「あれ…お姉ちゃん」

まほ「大丈夫か?」

みほ「…あ、そっか、お姉ちゃんの体洗ってたら鼻血出して倒れちゃったんだったね」

まほ「もう浴場でこういうことするのはやめよう、危ない」

みほ「そうだね…」

しほ「ご飯できたわ」

まほ「今行きます」

みほ「行こっか?」

まほ「ああ」


みほ「わぁ、親子丼だぁ」

まほ「おいしそうだな」

しほ「出来立てだから火傷に気をつけて食べなさいね」

二人「いただきます!」

みほ「んーっ、おいしー!」

まほ「お母様の料理はいつでも美味しいな」

しほ「…ふふっ、ありがとう」

しほ「それじゃ、すこし作業があるから食べ終わったら話とやらを聞くわ」

まほ「…はい」

みほ「今はとりあえず食べよ?」

まほ「そうだな」

モグモグ

二人「ごちそうさまでした」

みほ「…」

まほ「…」

みほ「行こっか…」

まほ「ああ…」
ギュッ
みほ「私も居るから…ね?」

まほ「…ああ、本当に心強いよ」

まほ「お母様」

しほ「入りなさい」

まほ「はい」

しほ「…それで、話というのは何かしら」

まほ「…その…」

しほ「遠慮しないで言ってみなさい」

まほ「…」

みほ「学校で夏祭りをしたいの!」

しほ「夏祭り…?」

まほ「出し物を考えていて…花火というのが候補に挙がりまして…」

しほ「花火っていうのは、手に持つものじゃなくて空に打ち上げる方かしら」

みほ「そう…」

しほ「それで?」

まほ「…正直、私たちにはそんな予算はありません」

しほ「でしょうね」

みほ「それで、お母さんにも協力してほしいなって…」

まほ「…非常識なのはわかっています」

みほ「だけど、こういうイベントをやることによって私達の仲間の士気が上がってるの!」

まほ「前回の継続との練習試合、動きが違うと思いませんでしたか?」

しほ「…確かに」

みほ「…だめ…かな」

まほ「…無理なのはわかっていますが…どうかお願いします、お母様」

しほ「…」

まほ「…」

みほ「…うぅ」

しほ「…ふふ」

まほ「お母様…?」

しほ「私は無理とか、ダメとか言ってないでしょう?」

みほ「…っ!」

まほ「い、いいんですか!?」

しほ「ええ、私の知り合いの花火師にお願いしておきましょう」

みほ「やった!やったよお姉ちゃん!」ギューッ

まほ「ああ!」ギューッ

しほ「ただし!」

まほ「は、はい」

しほ「…その、私も行って、いいかしら」

みほ「お、お母さんも?」

しほ「だめかしら…?」

まほ「い、いえ!そんなことありません!」

しほ「ありがとう、二人共」

みほ「ううん、私たちこそ、ありがとうお母さん」

まほ「感謝いたします、お母様」

しほ「いや…今まで戦車道、西住流というもので縛っていてごめんね」

まほ「お母様…」

しほ「本当はもっと遊ばせてあげたかった…だけど…」

まほ「いいんです、お母様」

しほ「まほ…」

まほ「西住流を継いだ私ですが、今もすっごく楽しいです」

まほ「後悔なんてしていません」

みほ「私もそうだけど…お姉ちゃんと、いっぱいの友達と一緒に居るから楽しいよ!」

しほ「二人共…」

まほ「なので今回のこと、本当にありがとうございます」

みほ「ありがとう、お母さん」

しほ「…お安い御用よ」

まほ「では、詳しい予定が決まったらお教えします」

しほ「ありがとう」

みほ「じゃあお母さん、おやすみなさい」

しほ「おやすみ、二人共」


まほの部屋
みほ「やったね!」

まほ「ああ…!」

みほ「正直お母さんが許可してくれるとは思わなかった」

まほ「そうだな…奇跡に等しい」

みほ「エリカさんに連絡しないとね!」

まほ「赤星にもな」

みほ「お姉ちゃんも、小梅って呼んでもいいと思うんだ」

まほ「し、失礼じゃないかな」

みほ「大丈夫だよ、お姉ちゃんに名前で呼ばれるなんて光栄です!って喜んでくれると思うよ」

まほ「そ、そうか…」

みほ「じゃあ、私小梅さんに連絡するね」

まほ「ああ」
バタン
まほ「…ふぅ」

まほ「さてと…」

prrrrrr…
エリカ『はい、隊長』

まほ「エリカか」

エリカ『…ダメでしたか』

まほ「聞いて驚け、許可をもらった」

エリカ『ええっ!本当ですか!』

まほ「ああ!」

エリカ『なんと…!まさか許可をもらうとは思いませんでした』

まほ「私もだ…」

エリカ『…明日みんなに伝えたらびっくりするでしょうね』

まほ「だな、それだけだ、聞いてくれてありがとう」

エリカ『はい!おやすみなさい隊長!』

みほの部屋
prrrr…
小梅『もしもし、みほさん?』

みほ「ねえ聞いて小梅さん!花火、お母さんが許可してくれたの!」

小梅『ええ!本当!?』

みほ「本当!まさかお母さんが許可してくれるとは思わなかったけど…!」

小梅『私もダメだと思ってた…』

みほ「だけど代わりに夏祭りお母さんも一緒に来るんだー」

小梅『わぁ…!じゃあ一層楽しい夏祭りにしなきゃね!』

みほ「そうだね!」

小梅『明日は忙しくなりそうだね』

みほ「楽しい忙しいになりそう」クスッ

小梅『あはは、そうだね』

みほ「あ、そうそうお姉ちゃんが小梅さんのこと名前で呼びたいって!」

小梅『そ、そんな…!光栄だよ!』

みほ「ふふ、それじゃ、明日ね!おやすみ」

小梅『うん!おやすみなさい!』

みほ「ふぅ…」


まほの部屋
ガチャッ
みほ「エリカさんに伝えた?」

まほ「ああ、伝えた」

みほ「ちゃんとお母さんが来ることも?」

まほ「…あ」

みほ「もう…」
(まほのpartでエリカにしほが来ること言ってなかったのでここでカバー)
prrrrr…
エリカ『みほ、聞いたわ、やったわね!』

みほ「うんそうなの!ビックリしちゃった」

エリカ『私もびっくりしたわ…』

みほ「それでお姉ちゃんが言い忘れてたことがあるんだけど」

エリカ『何?』

みほ「夏祭り、お母さんも来るから」

エリカ『…』

みほ「エリカさん?電波悪いのかな」

エリカ『ええええええ!!!!???』

みほ「うわぁびっくりした」

エリカ『そ、それは本当?』

みほ「うん、それが条件で花火許可もらったの」

エリカ『そ、そう…』

みほ「ということだから、また明日ねっ」

エリカ『え、ええ…おやすみみほ』

みほ「うんっ、おやすみエリカさん」

面白いぞ

みほ「ふう、楽しみだね!」

まほ「そうだな、お母様も楽しめるようにもっと出し物を考えないとな」

みほ「そうだね…」

まほ「…今日はもう遅い、もう寝ようか」

みほ「うん…お姉ちゃん」

まほ「ああ、一緒に寝よう」

みほ「…えへへっ」

まほ「おやすみ、みほ」

みほ「うんっ、おやすみなさい…」


翌日 夕方…
まほ「今日の訓練は終了!さあ皆の楽しみな夏祭りの出し物決めだ!」

「「「おおー!!」」」

みほ「その前にみんなに話があるよ!」

まほ「昨日話した花火だが…」

「きっとダメだったんだろうな…」

「しょうがないよ…」

「みんなで楽しめればそれでいいじゃん!」

エリカ「ちょっと最後まで話聞きなさい!」

まほ「私のお母様が許可してくれた!」

「「「…」」」

「「「ええええええ!!!!」」」

「てことは…うちの学校で空に大きな花火が打ち上がるってことですよね!?」

まほ「ああ、そうだ!」

「「「うおおおおお!!!」」」

「すっげぇ!マジすっげぇ!」

「これはもっと楽しみになってきた!」

みほ「だけど一つ条件があるの!」

「「「その条件とは…?」」」

まほ「夏祭りにお母様が来る!」

「「「ということは…」」」

まほ「お母様を楽しませられる夏祭りにしなきゃな?」

「「「いえーい!!!」」」

「すごい、今私やる気に満ち溢れてる!」

「私も!」

「他のところだったら『プレッシャーが…』とか言ってるんだろうけど!」

「うちらは違うぜ!」

「やるぞてめぇら!」

「「「うおおおお!!!」」」

小梅「…すごい熱いですね」

みほ「前の七夕以上だね…」

まほ「じゃあみんな!もっと出し物を提案してくれ!!」

「「「はーい!!」」」

>>39
ありがとうございます。

まほ「今日は終了!あとは開催日だけだ!」

みほ「開催日は私たちで決めるから楽しみに待っててください!」

「「「はーい!」」」

まほ「それじゃあ解散!」

「「「お疲れ様でした!!」」」

小梅「ふふ、まだ夏祭りしていないのにすでに楽しかったですね」

エリカ「そうね、話し合いだけでこんなに楽しいだなんて」

まほ「開催日になったらもっと楽しくなるぞ?」

みほ「忘れられないような楽しい日にしようね!」

小梅「えへへ、そうだね」

まほ「小梅も参加してくれてありがとう」

小梅「い、いえ…同じ戦車道をしているものですし、当然です!」

エリカ「とうとう隊長に名前で呼ばれたわね…」

小梅「え、えへへ…!」

エリカ「…じゃあ、私も名前で呼ぶわ」

小梅「うんっ、ありがとうエリカさん!」

エリカ「…これからもよろしくね、小梅」

小梅「うん!」

みほ「じゃあ開催日は私達で決めるから、またあとで連絡するね?」

エリカ「わかったわ」

小梅「よろしくね」

まほ「では私たちも帰ろう」

みほ「うん!」

エリカ「お疲れ様でした隊長」

小梅「お疲れ様でした!」

まほ「また後でな」

二人「はい!」

みほ「またね~」

まほ「…お母様が行ける日にしないといけないな」

みほ「そうだね…聞いてみよっか」

まほ「ああ、そうしよう」

西住家
みほ「たっだいま~♪」

まほ「戻りました」

しほ「おかえりなさい、随分ご機嫌ね?」

みほ「うん、今日は練習したあとみんなで出し物決めてたんだ~♪」

まほ「必ずお母様も楽しくなるようなものにします」

しほ「ふふ、楽しみにしてるわ」

しほ「あ、そうそう、ほかに何か金銭面的にあったら言いなさいね」

しほ「できる限り出すわ」

まほ「そんな…ありがとうございます…っ!」

みほ「お母さんだいすき!」

しほ「ふふ…私も大好きよ、みほ、まほ」ナデナデ

まほ「お母様、また少しお話があります、今回はそんな大変なことじゃありません」

しほ「わかったわ、とりあえずお風呂入ってらっしゃいな」

みほ「は~い♪」

まほ「はい」


浴場
みほ「えんた~えんた~みっしょ~ん♪」

まほ「…ふふ」

みほ「どうしたの?」

まほ「いや、そんなご機嫌なみほは久々に見るなってね」

みほ「うんっすっごく楽しみっ♪」

みほ「とか言ってお姉ちゃんも顔にすごい楽しみって書いてあるよ?」

まほ「ああ、私も久々にすごくワクワクしている」

みほ「だよね~♪」

まほ「…さて、そろそろ上がろうか」

みほ「そうだね、のぼせちゃうしね」


しほ「今日のご飯は冷やし中華です」

みほ「わぁおいしそー!」

まほ「綺麗だな…」

二人「いただきます!」

みほ「んーっ、やっぱり夏にはもってこいの食べ物だよね~♪」

まほ「そうだな、冷たくてさっぱりしておいしい」

しほ「ふふ、よかった、それじゃあ作業があるから食べ終わったら来なさい」

まほ「はい」

みほ「…ねえお姉ちゃん」

まほ「ん?」

みほ「なんかお母さん、変わった気がしない?」

まほ「…そうだな、すごく丸くなった気がする」

みほ「そうだよね…私たちがちっちゃい頃の時のお母さんになってるよね」

まほ「…懐かしいな」

みほ「いつものお母さんも好きだけど…今のお母さんの方がもっと好きだなぁ」

まほ「確かに、すごく話しやすいな」

みほ「だよね」

まほ「…夏祭り、絶対に成功させて、お母様も楽しめるようなものにしような」

みほ「うん!」

二人「ごちそうさまでした!」

まほ「じゃあお母様の所へいこう」

みほ「そうだね」

すみません、今日は睡魔が襲って来るので寝ます。
また明日(今日)続き書きます。
大体19時~投稿し始めます。
それでは、おやすみなさい、いい夢を

蕩けるわ

まほ「お母様」

しほ「入りなさい」

まほ「はい」

しほ「どうしたの?」

まほ「夏祭りを開催するのですが、お母様がお暇な日っていつでしょうか…」

しほ「そうね…ここ最近だと暇な日なんてないわね」

まほ「そんな…」

みほ「せっかくお母さんも楽しめられる夏祭りに出来ると思ったんだけど…」

しほ「もう…」

まほ「え…」

しほ「行けない、なんて言ってないでしょう?」クスッ

みほ「わぁ…!」

まほ「それでは…!」

しほ「好きな日にしなさい、そこに無理矢理でも夏祭り行けるようにするわ」

まほ「はい!」

みほ「えへへ、楽しみにしててねお母さん!」

しほ「ええ、待ってるわ」

まほ「では今日中に開催日を決定しますので、また後ほど」

しほ「わかったわ」


みほ「やっぱりお母さん変わったね」

まほ「そうだな…無理な日でも絶対来てくれるって言ってくれるなんてな」

みほ「うん…いつにしよっか?」

まほ「天気がいい日にしないと花火もきれいに映らないだろうしな…」

みほ「設置とかもあるしね…」

まほ「…1週間後の日曜日、とかどうだろうか」

みほ「天気は…今のところ晴れだね」

まほ「じゃあてるてる坊主を前から作っておいて晴れることを祈ろう」

みほ「ふふっ、お姉ちゃん可愛い」

まほ「…///いいから作るぞっ///」


みほ「できたっ」

まほ「みほは手先器用だから綺麗だな」

みほ「お姉ちゃんも…綺麗とは言えないけど可愛いよっえへへっ」

まほ「ありがとう」ギューッ

みほ「えへへ…」ギューッ

まほ「じゃあお母様に伝えに行こうか」

みほ「そうだね」

みほ「お母さん!」

しほ「っ!もうびっくりしたじゃない」

みほ「ご、ごめんね?」

しほ「次からゆっくり開けなさいね?」

みほ「はーい!」

まほ「夏祭りの日程なんですが、1週間後の日曜日、ということになりました」

しほ「ふむ…わかったわ、無理矢理にでも行くわ」

みほ「…ごめんなさい」

しほ「なんで謝る必要があるの?私が行きたいから行くのよ」

みほ「…っ!えへへっ!」

まほ「今日はもう遅い、寝ようかみほ」

みほ「そうだね!」

しほ「はい、おやすみ二人共」

まほ「おやすみなさいお母様」

みほ「おやすみなさい!」


みほの部屋
みほ「じゃあ今日は私がエリカさんに連絡するね!」

まほ「じゃあ私が小梅に連絡しよう」

prrrrr…
みほ「もしもしエリカさん?」

エリカ『はいはいみほ、日程決まったのね?』

みほ「うん、来週の日曜日!」

エリカ『ふむ…わかったわ』

みほ「エリカさんは何か用事あったりした?」

エリカ『あっても夏祭り最優先するに決まってるじゃない』

みほ「えへへっ」

エリカ『今日はもう寝るわ、また明日ね』

みほ「うん、おやすみエリカさん!」

みほ「はい、終わったよ」

まほ「じゃあ次は私だな」

prrrr…
小梅『た、隊長!』

まほ「ああ小梅か、起きていたか」

小梅『はい、日程いつになるか楽しみでずっと起きてました!』

まほ「来週の日曜日になった」

小梅『なるほど…いい天気になるといいですね…いや、絶対なります!』

まほ「ふふ、そうだな」

小梅『わざわざ日程教えてくれてありがとうございます』

まほ「わざわざなんて言わないでくれ、私達は友達だろう?」

小梅『…えへへ、そうでした、ありがとうございます!』

まほ「ごめんな、こんな時間に、おやすみ小梅」

小梅『はい、おやすみなさい隊長!』

>>45
ありがとうございます。

まほ「私も終わったぞ」

みほ「じゃあ寝よっか?」

まほ「そうだな」

みほ「今日は私の部屋で一緒に寝ようねっ」

まほ「ふふ、いいぞ」

みほ「ほら来てきて?」

まほ「はいはい」モゾモゾ

みほ「えへへ…おやすみお姉ちゃん」

まほ「ああ、おやすみみほ」ナデナデ


翌日
まほ「皆聞いてくれ!開催日が決定したぞ!」

「「「おお!!!」」」

「隊長、いつになったんですか!」

まほ「来週の日曜日だ!」

「「「おー!!!」」」

まほ「今から設立を行う!」

「「「はい!!!」」」

まほ「皆怪我の無いように気をつけて設立を行ってくれ!」

みほ「何かあったら私達に言ってください!」

「「「はい!!!」」」

まほ「それでは始め!」

みほ「頑張るぞー!」

「「「おーっ!!!」」」

ワイワイガヤガヤ

エリカ「みんな張り切ってるわね…」

小梅「私たちも手伝おう」

エリカ「そうね」

みほ「私たちはどうする?」

まほ「そうだな…人手が足りてないところがあったら私たちで入ろう」

みほ「わかった」

まほ「それまでほかのところの様子を見て、なんのお店なのか聞いてみるのもいいかもな」

みほ「あ、いいね、そうしようよ」

まほ「じゃあ行ってみようか」


まほ「進展はどうだ?」

「あ、隊長、そりゃあもうみんなやる気に満ち溢れてすごい進みようですよ」

みほ「ここはなんのお店にするの?」

「ここではたこ焼きですね」

まほ「ほう、誰かたこ焼き作る人が居るわけだな?」

「はい、昔、関西のほうに居た子がいてその子が作ってくれるそうです」

みほ「それでみんなはその子のカバーって感じだね?」

「そうです!」

まほ「ふむ、美味しいのを作ってくれ」

「はい!」

まほ「では引き続き頑張ってくれ、何かあった連絡するように」

みほ「またね~」


まほ「進展はどうだ?」

「隊長!まあぼちぼちってところですかね」

まほ「何かあったらなんでも言ってくれ」

みほ「人手が足りないなら手伝うよ?」

「いえ、大丈夫です!」

みほ「そう?ここは何を出すの?」

「ここは射的ですね」

まほ「ふむ、射的か」

「一回、戦車でやる射的、なんていうのも考えたんですか景品が吹き飛びそうなのでやめました」

みほ「あはは、確かにどこか行っちゃいそうだね」

まほ「その発想力は大事だ、これからもいろんなところで活用してみるといい」

「はい!」

みほ「景品はどういうものになるの?」

「そうですね、ぬいぐるみや戦車のプラモデル等ですね」

まほ「…ん?なんだそのペットボトルに入ってる紙は」

「あ、これも一応景品なんですよ」

みほ「どういう景品なの?」

「この夏祭り限定なんですけど、どこでも一回無料になる券、です」

みほ「へー!」

「あまりいっぱい発行すると怒られちゃいますので先着2名までとなってます!」

まほ「そうだな、学校の方にも無理言ってるし、ここらへんは仕方があるまい」

みほ「楽しそうだね!」

まほ「そうだな、夏祭りが始まったら遊びに来よう」

「ありがとうございます!」

みほ「何かあったら言ってね!」

まほ「では頑張ってくれ」

「はい!」


みほ「どうかな?」

「あ、副隊長と隊長!」

まほ「おや…人が少ないな」

「はい、今日風邪で休んでしまっているのが二人居てですね…」

みほ「あ、じゃあ私達手伝うよ」

「そんな…!隊長達の手を煩わせるわけには…!」

まほ「いいんだ、仲間だろう?」

「…!はい、おねがいします!」


まほ「ふぅ、ここまでやれば残りはできるな?」

「はい!ありがとうございます!」

みほ「私たちも手伝うところがなくて暇だったからまた何かあったら呼んでね?」

「はい!」

まほ「ところで、ここは何をやるんだ?」

「はい、ここはわたあめを作ります」

みほ「やっぱりわたあめは祭りには必要不可欠だよねー♪」

「そうですよね!」

まほ「ふむ…その割には砂糖の量が少ないようだが…」

「ふっふっふ…隊長、驚かないでくださいね?」

まほ「…っ」ゴクリ

「ここではコーヒー味のわたあめや苺味のわたあめ、メロン味のわたあめやミ○キー味のわたあめと、いろんな味のわたあめが!」

「あ、決してD社のネズミの味じゃないですよ?ミ○キーはママの味~の方ですよ?」

みほ「すごい!そんなに作れるんだ!」

「飴を入れるだけでわたあめができるんです!」

まほ「ほぉ…!」

「だけど少しサイズが小さいので、一本50円です」

みほ「100円で2本買えるんだ!」

「試しに隊長と副隊長に作ってみましょう」

「隊長はなにがいいですか?」

まほ「ふむ…じゃあコーヒーで」

「かしこまりました、副隊長は?」

みほ「じゃあ…ミ○キー味で!」

「了解です、少々お待ちくださいね…」
ガーッ
「出来上がりです!」

みほ「いただきまーす…!」
モグモグ…
みほ「わぁ、ミルクの風味がすごいよ!」

まほ「ふむ、じゃあ私も頂こう」
モグモグ
まほ「おお、コーヒーのあの香ばしい香りと少し苦いのがいいな…!」

「どうですか?」

みほ「すごいよ!いっぱい味もあって楽しそう!」

まほ「そうだな…」

「マイナーな人用にハッカ味とか、サル○アッキ味とかもありますよ」

みほ「お、おうぅ…」

まほ「相当マイナーだな…」

みほ「…うん、美味しかった、ありがとう」

まほ「ここも楽しみだな、是非頑張ってくれ」

「はい!」

みほ「またね~」


まほ「やあ、進展はどうだい?」

「あ、隊長!」

まほ「…君は誰だ?」

みほ「なんで男の人がいるの…?」

「あ、これは失礼いたしました…私、このお嬢様の執事をさせていただいております」

まほ「お、おう…そうか、ありがとう手伝ってくれて」

みほ「か、かっこいい…」

「もう!隊長達本気にしないでください!」

「お嬢様、大丈夫でございますか?」

「あんたも二人を困惑させないで!」

「あはは、失礼しました、私男装をしていました」

みほ「な、なんだ…びっくりした…」

まほ「なるほど…執事喫茶、というところか」

「ご名答です!この学校自体男が少ないので、男装してすこしでもその気になろう、というつもりで!」

みほ「確かに男の人少ないからねぇ…」

まほ「君、男装とても似合っているな」

「あはは、ありがとうございます!」

みほ「私、男の人にしか見えなかったよ…」

まほ「私もだ…」

「それなりに人気が出るんじゃないかな…と思ったんですが、どうでしょうか」

まほ「人気が出ても出なくても好きにやるといい、楽しくやれればそれでいいだろう?」

「…!はい!」

みほ「でも今はその男装やめるように!」

まほ「ほかの者たちがびっくりしてしまう」

「そうですね、化粧落としてきます」

みほ「人とか足りてる?」

「はい、大丈夫です」

まほ「そうか、何かあったら言ってくれ、では頑張ってくれ」

「はい!」


みほ「進展どうかな?」

「ふふふ…いらっしゃいませ隊長、副隊長…」

まほ「お、おう…」

「進展をご覧になりたいのなら中へお入りください…ふふ…ふへへへへ!!」

みほ「あ、あわわわ…」

まほ「と、とりあえず行ってみよう…」

ヒュ~…

みほ「ま、真っ暗だよお姉ちゃん…」

まほ「そうだな…」

みほ「手握ってて…?」

まほ「ああ…」ギュッ

みほ「うぅ…」

「うわああああああ!!!!!」

二人「きゃああああああ!!!」

みほ「はぁ…はぁ…」

まほ「な、なるほど…ここはお化け屋敷ということか…」

みほ「だね…」

「ふふふ…隊長副隊長…後ろにお気をつけくださいね…いへへ…」

みほ「う、後ろ!?」バッ

まほ「な、なんだ!?」バッ

みほ「なーんだ…何もいないじゃん…」

まほ「脅かさないでほしいな…」

「ぎょえええええ!!!」

二人「ひええええええ!!!」

みほ「ふえぇ…グスッ」

まほ「な、なかなかレベルが高いな…」

みほ「も、もう少しで出口だよ…」

まほ「そうだな…」

「今度こそ後ろに気をつけてくださいね…きひひ…」

みほ「ど、どうせ何もないから振り向かないよ私は」

まほ「いや、本当にいるかもしれない…」フリムキ

「ぐおおおおおおおお!!!!」

二人「にゃあああああ!!!!」

みほ「はぁ…はぁ…グズッ」

まほ「う、うぅ…」

「お疲れ様でしたお二人共!」

みほ「う、うん…本当に疲れたよ…」

まほ「せ、戦車道以上に疲れた…」

「副隊長顔がぐちゃぐちゃです、ティッシュどうぞ」

みほ「あ、ありがとう…」チーン

まほ「…ここはお化け屋敷ってことだな」

「はい、体験してもらった通り、お化け屋敷です」

みほ「結構レベル高いよ…」

「あはは、そう言って貰えてうれしいです」

まほ「肝試しみたいで夏にはぴったりかもな」

みほ「そうだね…」

まほ「でもほどほどにな?」

「えへ、善処します」

まほ「ここは大丈夫そうだな」

みほ「そうだね」

まほ「頑張ってくれ」

「はい!」

みほ「またね~」

まほ「時間も時間だ、今日はこの辺にしようか」

みほ「今日はこの辺でっていうか、これっきりにしない?」

まほ「なるほど、私たちも知らない状態で、楽しみを増やすってことだな?」

みほ「そういうこと♪」

まほ「わかった、とりあえず集合をかけよう」

まほ「皆、今日はひとまず解散だ!まだ開催予定日まで時間はたっぷりある!のんびりやっていこう!」

「「「はい!!」」」

まほ「それじゃあ解散!お疲れ様!」

「「「お疲れ様でした!!!」」」

まほ「ふぅ」

みほ「お疲れ様、お姉ちゃん」

エリカ「お疲れ様でした」

小梅「お疲れ様でした!」

まほ「ああ、皆お疲れ様」

エリカ「隊長と副隊長、すごく疲れているように見えますが…」

小梅「そういえばお化け屋敷の方面ですごい叫び声が…」

みほ「うん…あそこで一番疲れたよ…」

まほ「なかなかレベル高いぞあそこは」

エリカ「そ、そうなんですか…」

小梅「いろんな店回っていたみたいでしたが、どうでした?」

まほ「まだ設立したてだから出来ていないところも多かったが、どういうものをやるのか、とかいろんなことを聞いてきた」

みほ「夏祭り開催したらわたあめ屋さん行ってみて!美味しかった!」

まほ「あまり詳しくは言えないが、行ってみるといい」

エリカ「わかりました、行ってみます」

小梅「楽しみですっ」

まほ「では私たちも解散しよう」

みほ「そうだね」

エリカ「ではまた明日ですね」

小梅「お疲れ様でした!」

まほ「ああ、またな」

みほ「またね~」


西住家
みほ「ただいま~♪」

まほ「戻りました」

しほ「おかえりなさい、今日はすごく騒がしかったわね?」

みほ「うん、今日は設立をしてたのっ!」

まほ「本当にいろんなお店があります、私たちも数件行って、あとはお楽しみに取っておこうということになりました」

しほ「ふふ、楽しみだわ」

みほ「じゃあお母さん、お風呂行ってくるねっ」

まほ「行ってまいります」

しほ「はい、行ってらっしゃい」


浴場
みほ「は~…」

まほ「気持ちいいな…」

みほ「ね~…」

まほ「…頑張ろうな」

みほ「うんっ!」

明日早いので今日はここまで。
とりあえず明日には完結するかと思います。
完結したら>>22のSSを書いてみようかと思います。
そして、こんなに長くなってしまって申し訳ないです。
くどいと思いますが、どうかお付き合いください。
それでは、おやすみなさい。

>>1のSSテンポとか雰囲気とか好きだわ

>>56
ありがとうございます、うれしいです。

そして着々と設立は進んでいき…
ついに夏祭り前日。

まほ「皆、ついに夏祭り前日だ!」

「「「おおーーー!!!」」」

「隊長、もうすでに楽しみです!」

「私なんか設立始めた頃から楽しみです!」

「私は夏祭りの話をした時点で楽しみでした!」

まほ「ははは、そうだな、皆楽しみにしていたんだ」

まほ「明日のために今日は解散して家でゆっくり休んでくれ!」

「「「はい!」」」

まほ「それでは、解散!」

「「「お疲れ様でした!!」」」

みほ「…いよいよだね」

まほ「ああ…ここまで長かった」

エリカ「長かったですけど…楽しかったですね」

小梅「明日は絶対忘れられない日になりそうですね」

みほ「…えへへ」

まほ「どうした?」

みほ「ううん、明日みんなの楽しそうな笑顔を見れるって考えるだけでニコニコしちゃうなって!」

三人「天使かな」

みほ「え?」

まほ「いや…楽しもうな」

みほ「うんっ!」

エリカ「はいっ!」

小梅「皆で楽しみましょう!」

四人「おー!!」

まほ「では、また明日な」

みほ「またね!」

エリカ「はい、では」

小梅「良い夢を!」


西住家
まほ「戻りました」

みほ「ただいまー!」

しほ「おかえり、二人共」

しほ「ついに明日ね?」

みほ「うんっ!」

まほ「きっとお母様も楽しめるものになっています」

しほ「ワクワクして寝れなそうね」

みほ「ちゃんと寝てよ~?」

しほ「ふふ、大丈夫よ」

まほ「では、お風呂へ行ってまいります」

みほ「いってきまーす!」

しほ「はい、明日大変なんだからゆっくり入ってらっしゃい」

浴場
二人「ふぃ~…」

まほ「…いよいよだな」

みほ「そうだね…」

まほ「…ははっ、なんか戦車道大会と同じぐらい緊張しているよ」

みほ「もう、まだ早いよぉ…」クスッ

まほ「みほは緊張しないのか?」

みほ「しないよ、だって楽しいイベントでしょ?」

まほ「そうだが…」

みほ「変に緊張して楽しめないと嫌でしょ?」

まほ「うむ…」

みほ「だからお姉ちゃんも緊張する必要ないと思うよ」

まほ「だが、お母様を楽しめられるか…」

みほ「大丈夫だよ!」

まほ「…なんでそう言い切れるんだ?」

みほ「だってさ、私たちのお母さんだよ?」

まほ「っ!」

みほ「ちっちゃい頃はあんなに笑ってたじゃん!」

まほ「…ははっ、そうだな」

みほ「最近のお母さん見てて、絶対楽しめられるだろうなって確信してたんだ~♪」

まほ「…よし、みほのおかげで緊張がほぐれたよ」

みほ「えへへ、よかった!」

まほ「明日、全力で楽しもう」

みほ「うんっ!」


みほ「ふぅ、さっぱりー!」

しほ「おかえり、ちゃんと身体拭いた?」

みほ「もちろんだよー!」

しほ「当日になって風邪引く、なんてなって欲しくないから…」

みほ「えへへ、大丈夫、明日楽しみにしててね!」

しほ「ええ、すでに楽しみだわ」

まほ「お母様、今回の件いろいろと本当にありがとうございます」

しほ「もう、気にしなくていいのよ」

まほ「…」

しほ「親子、でしょ?」

まほ「…はは、みほにも同じようなことを言われました」

しほ「ふふ、あなたは真面目すぎるのよ」

みほ「そうだよー!もうちょっと楽観的に行こうよ!」

しほ「そうそう」

まほ「…そう、ですね」

みほ「ほら、笑顔笑顔!」

まほ「…え、えへへ…」

しほ「…」

みほ「…」

まほ「…はっ!」

しほ「元々まほは可愛かったけど…」

みほ「笑っていたほうがもっと可愛いよ!」

まほ「も、もう、二人共からかわないで!///」

アハハハ…


まほの部屋
みほ「お母さんとあんなに楽しく話したの久々だったね!」

まほ「そうだな…私も久々に敬語を使わずに話をしてしまったよ」

みほ「そうだね、お姉ちゃんももっと笑おうね?」

まほ「ぜ、善処する」

みほ「…じゃあ、寝よっか」

まほ「ああ、そうだな…」

二人「おやすみなさい…」


翌朝
みほ「ふあぁ…おひゃよー…」

しほ「あら、おはよう、すごいわよ寝癖…」クシクシ

みほ「あっ…えへへ、髪梳かしてもらうのすっごく久々…」

しほ「…そうだったわね」

しほ「…ごめんね」

みほ「もう!夏祭り当日なのに謝らないの!」

しほ「は、はいっ」

みほ「今日は絶対楽しくするんだから!」

しほ「…うふふ、わかった、ほら、できたわよ」

みほ「ありがとー♪」

まほ「おはようございますお母様」

しほ「おは…あなたもなかなかすごいわね、来なさい」

まほ「あ、ありがとうございます」

しほ「…あなたにこうするのも久々ね」

まほ「そうですね…」

しほ「…はい、できたわよ」

まほ「ありがとうございます」

しほ「朝ごはんできてるわよ」

二人「はーい」

二人「いただきます」

みほ「おいしーっ♪」

まほ「ふふ、みほはいつも元気だな」

みほ「今日はもっと元気になるよっ」

まほ「はは、そうだな」

みほ「お姉ちゃん元気元気!」

まほ「これでもすごく元気だぞ?」

みほ「…確かに目つきが柔らかいねっ」

まほ「むっ、いつもはきついみたいな言い方だな」

みほ「き、気のせいじゃないかな」

まほ「みほ~?」ワキワキ

みほ「きゃーっ♪」

しほ「ほら二人共、遅刻しちゃうわよ」

二人「はーい」

まほ「お母様、学校の授業が終わり次第一回こちらへ戻り、お迎えにあがります」

しほ「ええ、わかったわ」

みほ「それまではお仕事とか頑張ってね?」

しほ「ありがとうみほ」

二人「ごちそうさまでした!」

しほ「お粗末さまでした」

まほ「ではお母様、後ほど」

みほ「いってきまーす!」

しほ「はい、行ってらっしゃい、気をつけてね」
バタン
しほ「…えっと、たしかここに…」


エリカ「隊長、みほ、おはようございます」

小梅「おはようございます、ついに当日ですね!」

まほ「ああ、エリカ、小梅、おはよう」

みほ「二人共おはよーっ!そうだねーすごい楽しみ!」

エリカ「さあ、気合いれて楽しむわよ」

小梅「私、授業終わったら一旦家に戻らないといけないのですが大丈夫でしょうか?」

まほ「私たちも戻る、大丈夫だぞ」

エリカ「…一応私も戻っておくか…」

みほ「じゃあ、授業終わったらこの四人は家に戻って、また集まろうか?」

まほ「私たちはお母様を連れて来る」

エリカ「じゃあ17時ごろとかどうでしょう」

小梅「ふむ…その時間でいいかと思われます」

まほ「わかった、じゃあ17時にここで集合だ」

エリカ「はい」

小梅「わかりました」

みほ「じゃあ教室行こっか?またねお姉ちゃん!」

まほ「ああ!」

放課後
みほ「ふぅ…」

エリカ「お疲れ様」

小梅「みほさんお疲れ様!」

みほ「二人こそお疲れ様でした!」
ガラッ
まほ「みほ!」

みほ「お姉ちゃん、来るの早いね」

まほ「そうか?まあいい、家に戻ろうか」

みほ「そうだね」

エリカ「では私たちも」

小梅「はい!」

まほ「じゃあ17時にいつものところで」

みほ「集合だね!」

エリカ「わかったわ」

小梅「はーい!」

まほ「またあとでな」


西住家
まほ「お母様!とうとうやってまいりました夏祭り!」

みほ「迎えに来たよー!」

しほ「あら、ありがとう二人共、その前にちょっと来て欲しいのだけど」

二人「?」

しほ「いいからいいから」


みほ「わぁ…!」

まほ「こ、これは…!」

しほ「そう、浴衣よ、お古だけどね」

みほ「すごい綺麗!」

まほ「本当にこれお古なんですか…?」

しほ「そ、そうよ」

みほ「…」ジーッ

まほ「…」ジーッ

しほ「は、はい白状します、あなたたちのために買ってきました」

二人「ええっ!」

みほ「わあ…すっごい嬉しい!」

まほ「私も…感動に震えています!」

しほ「ふふ、気に入ってくれて良かったわ」

しほ「じゃあ着付けましょうか」


しほ「できた」

まほ「…♪」

みほ「お姉ちゃん綺麗!」

まほ「みほもな…!とてもキュートだ」

みほ「えへへー、ありがとう!」

しほ「じゃあ、案内してもらえるかしら、我が娘たち?」

二人「はい、お母様!」


エリカ「…ふぅ」

小梅「あ、エリカさーん!」

エリカ「あら、小梅来たのね」

小梅「エリカさんこそ、早いですね!」

エリカ「待たせてたりしたら隊長に呆れられちゃうでしょ?しかも家元までくるんだから…」

小梅「そうだね…っ」

エリカ「…似合ってるわよ、浴衣」

小梅「ふふっ、そういうエリカさんこそ、綺麗だよ?」

エリカ「…///あ、ありがとう///」

みほ「みんなー!」

まほ「待たせたな」

エリカ「は、はわわぁあ…!」

小梅「わぁ、二人共、美しいです!」

エリカ「た、隊長の浴衣…!みほの浴衣…!」

みほ「えへへー、どう?似合う?」

まほ「その…なんだ、どうだ?」

小梅「みほさんはとっても可愛くて、隊長は美の塊です!」

エリカ「も、もう言葉にできないぐらい可愛くて綺麗です…!」

みほ「お母さんが買ってくれたの!」

まほ「私も買ってくれたんだ」

エリカ「はぁ…素晴らしいセンスですね…」

小梅「みほさんはこういうのが似合う、とかわかってるんだろうなぁ…」

しほ「もちろんです、親ですもの」

エリカ「はっ!」

小梅「は、初めまして!みほさんと隊長にはお世話になっております…!」

エリカ「わ、私も同じくとてもお世話になっています…!」

しほ「もう、そんなに硬くならないで?今日は楽しむために来たんだもの、もっと明るくいきましょ?」

小梅「…っ!はい!私、赤星小梅って言います、どうぞ今日はよろしくおねがいします!」

エリカ「私、逸見エリカと言います、今日は楽しみましょう!」

しほ「小梅さんとエリカさんね…よく二人から話は聞いてるわ」

しほ「こちらこそ、いつも私の娘がお世話になっています」

しほ「どうぞこれからも仲良くしてあげてね?」

しほ「と、これぐらいにして、行きましょう?」

みほ「お母さんすごく楽しみにしてくれてるから、行こっか?」

まほ「さあ、行こう!」

エリカ「はい!」

小梅「れっつごー!」

ガヤガヤ
まほ「賑わっていますね」

しほ「これみんな戦車道受けてる子達よね?」

みほ「そうだよー」

しほ「…みんな明るい表情してるわね」

エリカ「えっと…その…」

しほ「しほって呼んでくれて構わないわ」

エリカ「はい!しほさんにもみんなの明るい空気を分けましょう!」

小梅「そうです、楽しみましょうね!」

しほ「…ふふ、そうね」

まほ「一度集合かけますが…お母様どうしますか?」

しほ「ここで見てるわ、行ってきなさい」

まほ「わかりました、じゃあ行こうか」

しほ除く三人「はい!」

まほ「集合!!!!」

「「「はい!!!」」」

まほ「今日は遂に、皆の楽しみにしていた夏祭りだ!」

「「「いえーい!!」」」

まほ「今日はめいっぱい楽しむように!!これは隊長命令だ!」

「「「おーー!!!」」」

まほ「…お母様も来てるから、その…頑張れよ?」

みほ「お母さんは私たちと一緒に行動するから、私たちが来たらおかあさんも一緒にいるって思ってね?」

「「「お、おお…!」」」

しほ「…皆、そんな緊張しないで?」

まほ「お、お母様!?」

しほ「今日は西住流家元として来たんじゃないの、一人のお客だと思ってほしい」

「「「…」」」

しほ「だから、私がいても堅苦しい挨拶とかなし!わかったかしら?」

「「「うおおお!!!!」」」

しほ ビクッ

「「「今日は、楽しみましょう!!」」」

しほ「…そうね!楽しみましょう!」

「「「いえええええい!!!」」」

まほ「…というわけだ、20時頃に花火が打ち上がる、見たい奴らは場所取りしっかりしろよ?」クスッ

「「「みんなで楽しく見るから大丈夫でーす!!」」」

みほ「…ふふっ、それじゃあ」

まほ「夏祭り、開催だ!!」

「「「おーう!!!」」」

しほ「…みんな元気ね、ビックリしちゃった」

まほ「七夕やる前はあんなに元気じゃなかったんですけどね…」

みほ「まあいいじゃん、明るく戦車道って!」

しほ「…そうね」クスッ

みほ「それじゃあお母さん、行こう?」スッ

まほ「行きましょう、お母様」スッ

しほ「…ええ、行きましょう」ギュッ

エリカ「では、私たちは他を回っていますね」

小梅「楽しんできてくださいね!」

しほ「あら…一緒に来てくれないの?」

エリカ「うふふ、行きたいですが、ただでさえ少ない家族とのイベントです、是非娘さんたちと楽しんできてください」

小梅「もう少しイベントをやったら、私たちも一緒に行かせてもらいます!」

しほ「…ふふ、ありがとう、楽しんでくるわ、あなたたちも楽しんでらっしゃい?」

二人「はいっ!」


しほ「しかし本当にいっぱいあるわね…」

みほ「でしょー?」

まほ「みんながたくさん提案してくれたんです、一つも却下はしていません」

しほ「ふむ…」

みほ「どこ行こっか?」

まほ「どこでもお供します、お母様」

しほ「そうね、じゃあまずは無難にたこ焼きでも」


「へいらっしゃい!」

しほ「たこやき二つくれるかしら」

「お、二つも買ってくれるのかい?うれしいねぇ、そら、おまけにもう一つあげるぜ!」

しほ「あ、ありがとう…」

「…いつも隊長達にお世話になってます」

しほ「いいえ、こちらこそ」

「六百円ですぜぇ!」

しほ「はい、どうぞ」

「まいど!この夏祭り、楽しんで行きなよ!」

しほ「ふふ、ありがとう」


しほ「二つだけ買うつもりだったのにあの子、おまけしてくれたの」

みほ「ああ、あの子」

まほ「すこし関西に滞在していたそうで、たこ焼き作るの上手だそうです」

しほ「そうなの?はい、二人共」

みほ「ありがとーっ♪」

まほ「ありがとうございます」

みほ「でも、なんで二つだけ買おうとしてたの?」

しほ「二人にあげて、たこ焼き頬張って幸せそうにしてるあなたたちを見ようと思って」

みほ「…///」

まほ「お母様も楽しんでもらわないといけません///!」

しほ「そんな姿のあなたたちを見るだけでも楽しいわ♪」

まほ「も、もうっ///」

みほ「えへへっ」
パクッ

「「「うっまあああああい!?!?」」」

しほ「想像以上に美味しかったわ…あれお店出せると思うわ」

みほ「あんなにおいしいたこ焼き初めてたべた…」

まほ「あっという間に食べてしまいましたね…」

しほ「…金魚すくい」

みほ「じゃあいってみよー!」

まほ「ほら、行きましょう!」

しほ「あ、ちょっ」


「いらっしゃーい、あ、隊長、副隊長」

みほ「こんばんわ、繁盛してる?」

「えへへ、割と!」

まほ「ポイを三つくれるか?」

「いいですよ、はい」

しほ「いくらかしら」

「三つなので、九十円ですね」

しほ「…はい」

「ちょうどですね、ありがとうございます」

みほ「取れるかな~?」

まほ「金魚すくいって難しいよね…」

「コツがいるんですよ!金魚の尻尾をポイに乗らないようにして…ほいっ」

しほ「…ほう」

みほ「わぁ!」

まほ「上手だな」

「あはは、これでも結構練習してるんですけどね」

しほ「…とう!」パシャッ

みほ「お母さんすごい!」

まほ「もうコツをつかむなんて…さすがお母様」

「家元、お上手です!」

しほ「あ、あはは…ありがとう///」

みほ「んー…えいっ!」パシャッ

みほ「あちゃー…」

「難しいですもん、しょうがないですよ、残念賞で金魚一匹あげます」

みほ「わーい♪」

まほ「…」

まほ「はっ!」パシャッ

まほ「きたっ!」

「…あれ?」

みほ「今お椀の中に入ったと思ったんだけど…」

しほ「でもいないわね」

ピチッピチッ

「あらら、地面に落ちてますね」
ヒョイッ
ポチャン

「ということで、隊長も残念賞です」

まほ「ぐ、ぐぬぬ…」

みほ「あはは、勢いありすぎて地面に行っちゃうなんてある意味すごいね…」

しほ「ふふ、ほどほどにね?」

まほ「…はい」クスッ

「それでは、まだまだいろんな出店あるんで楽しんでいってくださいね!」

しほ「ええ、ありがとう」


みほ「次はどこ行こっか?」

しほ「うーん…いっぱいありすぎて悩んでしまうわね」

まほ「時間はたっぷりあります、ゆっくり行きましょう」

しほ「りんご飴でも買いましょうか」


しほ「すみません、りんご飴…」

「いらっしゃい!あ、家元さん!いつも隊長達にお世話になってます!」

しほ「いいえ、こちらこそ…いっぱいあるわね」

「はい!苺やもも、ぶどうやさくらんぼなど、いっぱいありますよ!」

みほ「わぁ、本当にいっぱいあるね!」

まほ「すごいな、こんなにあるのは初めて見る」

「あ、隊長、副隊長、いらっしゃい!」

みほ「いらっしゃいました♪」

まほ「こういっぱいあると悩んでしまうな」

みほ「えへへ、お姉ちゃんお母さんみたい」

しほ「ふふ、二人はなにがいいのかしら」

みほ「私苺!」

まほ「ではぶどうを」

しほ「じゃあ私はりんごを」

「はい、苺とぶどうとりんごですね…合計二百五十円です!」

しほ「…なんでこんなに格安なの?」

まほ「稼ぎを目的としたものじゃありませんからね」

みほ「だからみんな手軽に手を出せるんだー♪」

しほ「そうね、手軽に手を出しやす過ぎて食べ過ぎちゃいそう」

まほ「それもまた一つの楽しみです」

みほ「ねーっ♪」

「ちょうどですね、ありがとうございます!」

「楽しんでいってくださいね!」

しほ「ええ、ありがとう」


みほ「苺はお団子みたいに三つくっついてるからみんなで食べられるね♪」

まほ「ぶどうも紫色の団子みたいな感じでいっぱいくっついているな」

しほ「りんごは変わらないわね」

みほ「みんなで食べさせ合いっこしよ!」

うう…睡魔が…襲ってきて…完結できませんでした、明日は休日なので必ず完結させます…
すみません、おやすみなさい、いい夢を

一旦乙
期待して待ってる

良いな

まほ「いいぞ、じゃあ私はみほの苺を」パクッ

みほ「じゃあ私はお母さんのりんごを!」シャクッ

しほ「じゃあ私はまほのぶどうね」パクッ

みほ「んーっ♪」

まほ「果実の酸味とコーティングされた砂糖がうまいな」

しほ「そうね…なかなかレベル高いわね」

みほ「たこ焼きといいこういう食べ物系もしかして全部レベル高いのかも!?」

まほ「こらこら、ハードルを上げるんじゃない」

しほ「こうなってくると次も食べ物で行ってみたいわね…」

みほ「どこにしよっか?」

まほ「私のおすすめはわたあめですね」

みほ「あ、そうだね!わたあめ行ってみようよ!」

しほ「二人がおすすめするなら行ってみるしかないわね」


みほ「やっほー♪」

まほ「やあ」

「あ、隊長副隊長!いらっしゃい!」

みほ「もっとわたあめの種類増えてるのかなって思って!」

「もちろんですよ!りんご味にレモン味、キ○リトール味なんていうのもありますよ!」

まほ「おお…他にもいっぱいあるな」

「さぁ、好きなの選んでいってくださいね!」

しほ「じゃあレモン味くれるかしら」

「いいですよ!あと何になさいます?」

みほ「じゃあ…キ○リトール味!」

まほ「私はコーヒーで」

「隊長ブレないですね!かしこまりました!」


「へい出来上がり!百五十円です!」

しほ「はい、どうぞ」

「ちょうどですね!まいどです!」

しほ「いつも娘たちがお世話になってるわね」

「いえいえ、私たちの方がお世話になってます!」

しほ「ありがとう、それじゃあ頑張ってね!」

「はい!ありがとうございました!」


みほ「キ○リトール味…ひんやりするのかな?」

まほ「前にコーヒー味を食べてからやみつきになってしまった気がする…」

しほ「いただきましょう」

みほ「んーっ!ひんやりしてるよー!」

まほ「んー…美味しいなぁ」

しほ「これも美味しいわね」

みほ「でもあっという間になくなっちゃうね」

まほ「一つがちっちゃいからな、仕方ない」

しほ「でも美味しかったわ」

>>69
ありがとうございます、今日中には完結させてみせます

>>70
ありがとうございます。

みほ「次はどこ行こっか?」

しほ「そうね…」

まほ「そろそろ遊べる出店とかどうでしょう?」

しほ「例えば?」

みほ「射的とか!」

まほ「そうですね、射的とか」

しほ「ふむ…では行ってみましょうか」


まほ「やあ」

「お、来ましたね!いらっしゃい!」

みほ「射的やりたいんだけど…」

「いいですよ、15発で200円です」

しほ「相変わらず安いわね…はい」

「ちょうどですね、ありがとうございます」

まほ「よし、勝負だ」

みほ「いいよ!一人の持ち玉5発で景品いっぱい落とせたら勝ちだね!」

しほ「5発だけだと一個も落とせない可能性があるわね…ごめんなさい、もう一セットくれるかしら?」

「いいですよ、はいどうぞ」

「なんか面白そうなのでこの15発は無料で大丈夫ですよ!」

しほ「ありがとう!」

「いえいえー、頑張ってくださいね~」

みほ「これで一人持ち玉10発になったね?」

まほ「ふふ…10発全部使ってすべて落としてやる」

しほ「それは無理じゃないかしら…2~3個落とせたら上出来ね」

みほ「じゃあ私から行ってみようかな」

みほ「あー!限定ボコがあるー!」

「やっぱり副隊長反応すると思いました!」

みほ「もう勝負とか関係なしであれ取りにいく!」

まほ「お、おう…」

しほ「発案者が投げ捨てちゃったわね…じゃあのんびりやりましょうか」

まほ「そうですね」

みほ「イカサマとかしてないよね?」

「やだなー、そんなわけないじゃないですか、ほら、接着材とか重りとかないでしょ?」

みほ「だよね、ようし、いくぞー!」

パン
パン
パン
パン
パン
パン
ゴトッ
みほ「わーい♪」

「おお、6発で落とすとは、さすがですね…はい、どうぞ」

みほ「ありがとー♪えへへーっ♪」

まほ「よかったなみほ」

しほ「おめでとう」

みほ「ありがとう!3発余ったから二人にあげる~!」

3発じゃない、4発だ…

まほ「じゃあお母様、2発どうぞ」

しほ「ありがとう」

まほ「じゃあ私が行きましょう…」

まほ「…ティーガーⅠのプラモデルだと…!」

「やっぱり隊長が反応しましたか…」

まほ「全力で行かせてもらう!」

パン×10
ゴトッ

まほ「あ、危なかった…」

「あと二発でしたね…取れてよかったです、はいどうぞ」

まほ「ありがとう」

みほ「じゃあ最後はお母さんの番だね?」

まほ「何を狙うんです?」

しほ「ねえ、そのペットボトルはなんなの?」

「これはですね、この夏祭り限定の食券みたいなものです」

しほ「それを取ればどこか無料になるみたいな感じかしら?」

「そうです、一つにつき一枚消費します、例えばやきそば三つ頼んだら三枚使うってことですね」

しほ「なるほど…」

「狙いますか?」

しほ「ええ、狙ってみるわ」

パン
ゴトッ
「わお…グレイトショット!」

みほ「すごーい!」

まほ「さすがです、お母様」

しほ「まさか一発で落ちるとは思わなかったわ」

「えーっと…三枚入ってますね、はいどうぞ」

しほ「ありがとう」

みほ「いっぱい玉余っちゃったね…」

まほ「そうだな…どうしましょう」

しほ「…これ、返すわ」

「全部打たなくていいんですか?」

しほ「私達だけで景品全てとってしまう気がするから、やめておくわ」

「そうですか…」

しほ「その玉、次やりにきた子達に分けてあげて?」

「わかりました!」

しほ「じゃあ、行くわね」

「はい!ありがとうございました!」


みほ「えへへ~ボコ~♪」ギューッ

まほ「まさかここでティーガーⅠのプラモデルが手に入るとは…」

しほ「ふふ、良かったわね二人共」

みほ「その券何に使うの?」

しほ「んー…まだ使うには早いわね…」

しほ「あら、お化け屋敷があるじゃない」

みほまほ「げっ…」

しほ「どうしたの?」

みほ「お母さん…行くの?」

しほ「面白そうじゃない」

まほ「う、ううぅ…」

しほ「なるほど…あの時叫び声が聞こえたと思ったらあなたたちの声だったのね…」

みほ「家まで届いてたの!?」

しほ「そりゃあもちろん」

まほ「結構レベル高いんですここ…」

みほ「しかも私たちが来たのは設立途中だったから…」

しほ「グレードアップしてるかもしれないってことね」

まほ「そうです…」

しほ「じゃあいきましょうか」

みほまほ「うええっ!?」


「ふふ…いらっしゃい…どうぞ入ってください…涼しくなれますよ…うふふふふふふふ」

しほ「じゃあ行ってきます」

みほ「お姉ちゃん…」

まほ「ああ、手をつなごう…」


しほ「凝ってるわね…」

みほ「ふえぇ、入るだけでこわいよぉ…」

まほ「こ、こんなに怖くなってるなんて…」

しほ「まだ入ったばっかりでしょう?」

まほ「そ、そうですが…」

「うわああああ!!!」

しほ ビクッ

みほまほ「きゃあああああ!」

しほ「へー…幽霊役もすごい凝ってるのね…」フニフニ

「あ、ありがとうございます…」

しほ「いえいえ」

みほ「怖いよお姉ちゃぁん」

まほ「大丈夫だ…私がついてる…」

しほ「もう、大げさねぇ」

「ぐおおおお!!!」

みほまほ「にゃああああ!!!」

しほ「ほう…このゾンビフェイスもなかなかね…これメイクでしょう?」

「は、はい」

しほ「すごいわね…」

みほ「お母さんすごいなぁ…」

まほ「どんな修羅場をくぐればあんな耐性がつくんだ…」

みほ「やっと出口だよぉ…」

まほ「いや…油断はできない…」

しほ「もう終わりでしょう?大丈夫よ」

「三人共、後ろを振り向いてはいけませんよ…ぐへへへへ…」

みほ「み、見ないよ私は!」

まほ「わ、私も見ない」

しほ「何もいないでしょう?」フリムキ

「ぎゃあああああああ!!!!」

しほ「あらいたのね」

みほまほ「うええええええ!!!」


「お疲れ様でした!涼しくなれましたか?」

しほ「ええ、ちょうどいい感じになったわ」

「それはよかったです!おふたりは…聞かなくても大丈夫そうですね」

みほ「はぁ…はぁ…」

まほ「れ、レベル高すぎだ…」

「あはは、ありがとうございます!」

しほ「途中のゾンビフェイクとかって、あれ仮面じゃないわよね?」

「はい、メイクです」

しほ「すごいわね、あんなメイク出来る子がいるのね?」

「はい、メイクするのが好きな子が居て、その子がするとすごいんです!」

「あの子にかかればどんなパッとしない子でもキラキラ可愛い子の出来上がりです!」

みほ「へー、すごいねぇ」

まほ「いつか私たちもお願いしてみたいな」

「隊長達はすでに可愛いじゃないですか、やだなー」

みほまほ「///」

しほ「ふふ、良かったわね」

みほ「あまり脅かしすぎてショック死させないようにね?」

「あはは…善処します」

まほ「さすがにショック死はまずいぞ!?」

しほ「それじゃ、頑張ってね」

「はい!ありがとうございました!」


みほ「お母さんすごいね…」

しほ「あら、これでも結構怖がっていたのよ?」

まほ「嘘です、あんなズンズン進んでいって怖いも何もありません」

しほ「ふふ、それもそうね、だけど楽しかったわ」

みほ「お母さんが楽しめたならそれでいいよ♪」

まほ「はい、その通りです」

みほ「次はどこに行こっか?」

しほ「…執事、喫茶…」

まほ「行ってみましょうか?」

しほ「え、ええ…」

みほ「れっつごー!」

「「「おかえりなさいませ、お嬢様」」」

みほ「やっほー♪」

まほ「ふむ、様になってるな」

しほ「…かっこいい」

みほ「結構お客いるね!」

「はい、なかなか人気です」

まほ「普通に話してみてくれ」

「いやぁ、やっぱり周りに男の人が少ないからか、私たちの男装を気に入ってくれたりする人いっぱいいるんですよねぇ」

みほ「だよねぇ、かっこいいよ♪」

「ありがとうございます、お嬢様(キリッ」

まほ「注文とってもらっていいか?」

「はい、かしこまりましたお嬢様」

みほ「お母さんは何にする?」

しほ「ねえ、この券ってここでは有効かしら?」

「はい、大丈夫です」

しほ「じゃああなたのおすすめで三人分用意してくれるかしら?」

「かしこまりました、少々お待ちくださいお嬢様」

まほ「おすすめはなんだろうな」

みほ「ちゅーだったりして!」

しほ「さすがにそれはないでしょう…」

まほ「楽しみですね」


「おまたせいたしました、本日のおすすめ、カルボナーラでございます」

みほ「おお、無難」

まほ「美味しそうだな」

しほ「見た目からしてレベル高いわね」

みほ「それで、なんで三人執事さんが来たの?」

「それではお嬢様、お手をお借りします」

チュッ

三人「!?」

「では、ごゆっくりどうぞ」

みほ「はえー…」

まほ「手の甲にキス…か」

しほ「執事ってあんなことするのかしら」

みほ「結構漫画とかで見るよ?」

しほ「そうなの?」

みほ「うん!」

まほ「ちょっと来てもらっていいか?」

「はい、どうしましたかお嬢様」

まほ「普通で大丈夫だ、これがここのおすすめなのか?」

「そうなんですよ、一人がちょっとふざけた感じで提案したやつなんですけど…」

「これが結構人気で…おすすめにしてしまおうということでこうなりました」

「もしかして不快な気分にさせてしまいましたか…?」

まほ「いやそんなことはない、新鮮な気分を味わったよ、ありがとう」

みほ「私もかっこいいって思った!」

しほ「ええ、なかなか面白いこと考えるわね」

「ありがとうございます!」

まほ「ありがとう、ほら、お嬢様が呼んでいるぞ?」

「本当だ、では失礼いたします、お嬢様」

しほ「じゃあ頂きましょうか」

三人「いただきます」


三人「ごちそうさまでした」

みほ「すっごい美味しかった!」

まほ「ああ、アンツィオでもこんなおいしいパスタは食べたことないな」

しほ「是非作り方を知りたいぐらいだったわ…」

みほ「あ、もうそろそろで花火始まるよ!」

まほ「本当だ、では行きましょうお母様」

しほ「ええ、行きましょう」

みほ「じゃあね~♪」

「「「いってらっしゃいませ、お嬢様」」」

まほ「もうすぐで花火が始まる、お前たちもそろそろ切り上げて花火を見に来い」

「「「はい!」」」


まほ「ふぅ…」

みほ「ここいいんじゃない?」

しほ「じゃあここに座ってましょうか」

まほ「何かお飲み物でも買ってきます、なにがいいですか?」

みほ「りんごジュース!」

しほ「お茶で」

まほ「わかりました、少々遅れてしまいます、すみません」

しほ「わかったわ、行ってらっしゃい」

みほ「…本当にありがとうお母さん」

しほ「ふふ、いいのよ気にしなくて」ナデナデ

みほ「んっ…」

しほ「この花火は、あなたたちへのプレゼントと思ってくれればいいわ」

みほ「…えへへっ」

しほ「これからまほは大変な時期になるわ」

みほ「…そうだね」

しほ「だから、あなたもまほの手助けをしてあげてね?」

みほ「私、何かできるかな…」

しほ「できるわ、あなたはいつでも落ち着いていて、パッと行動できる」

しほ「そういうところが、みほのいいところだわ」

みほ「お母さん…えへへ、ありがとう」

しほ「だから、お願いね?」

みほ「うん!」

しほ「ふふ、いい返事」

まほ『これから花火が打ち上がる!』

みほ「あ、お姉ちゃんだ」

しほ「遅れるってそういうことだったのね」

エリカ「あ、いたいた」

小梅「みほさん、しほさーん!」

みほ「あ、エリカさん小梅さん!」

しほ「夏祭り、楽しめた?」

エリカ「そりゃあもちろんです」

小梅「こう見えて、結構はしゃいでいたんですよ?」

エリカ「ちょっ、小梅!///」

小梅「えへへ」

しほ「よかったわ」

エリカ「しほさんはどうでした?」

しほ「ええ、今までの夏祭りで一番面白かったわ」

小梅「あは、よかったです!」

しほ「これから花火も始まるみたいだし、今日の事は忘れないでしょう」

まほ『お前たち、準備はいいか!』

「「「おー!!!」」」

まほ『カウントダウンだ!5!』

「「「4!」」」

みほ「3!」

エリカ「2!」

小梅「1!」

ヒュ~…ドン!

「「「たーまやー!」」」

「「「いえーーい!!!」」」
ワーキャー

まほ「ただいま戻りました」

みほ「お疲れ様、お姉ちゃん」

しほ「おかえりまほ」

エリカ「おかえりなさい隊長」

小梅「カウントダウンお疲れ様です!」

まほ「はい、みほ、りんごジュース、お母様、お茶です」

みほ「ありがとー♪」

しほ「ありがとう」

ドンッ ドンッ

みほ「綺麗…」

まほ「ああ…」

エリカ「大きいですね…」

小梅「天気も良くて、ばっちりですね」

みほ「お母さん、花火何発打ち上がるの?」

しほ「多分2万発ぐらい」

4人「ええ!?」

みほ「2万発って…」

まほ「あの隅田川の花火大会と同じぐらいですよ…!?」

しほ「ふふ、さっきみほにも言ったけれど、これはあなたたちへのプレゼント、と思ってくれていいわ」

エリカ「…っ!」

小梅「私、感激です!」

まほ「お母様…」ウルッ

しほ「ふふっ、来年もやりなさい?今回みたいに2万発は出せないけど、1万発ぐらい出します」

4人「はい!!」

しほ「さあ、花火をみましょう」


みほ「ん~…!」

まほ「すごかったな…」

エリカ「途中から迫力がすごかったですね…」

小梅「そして綺麗でした!」

しほ「ふふ、よかったわ」

みほ「花火は私たちが楽しませられちゃったね!」

まほ「そうだな」

エリカ「しほさん、今日の事、ありがとうございました」

小梅「ありがとうございました!」

しほ「いいの、だけどその代わり」

エリカ小梅「はい」

しほ「…これからも、みほとまほをよろしくお願いします」

エリカ「…もちろんです、命をかけても守ります」

小梅「私こそ、よろしくお願いします」

みほ「ふふ、エリカさんったら、戦争に行くわけじゃないのに」クスッ

まほ「小梅、エリカ、これからもよろしく頼む」

2人「はい!」

しほ「では、解散しましょうか」


エリカ「私はここで」

小梅「私もここで」

しほ「はい、2人とも、今日はありがとう」

エリカ「いえいえ、こちらこそ」

小梅「お気をつけてお帰りください!」

まほ「またな」

みほ「またね~!」

まほ「…今日はどうでしたか?」

しほ「ええ、すごく楽しかったわ」

みほ「えへへ、よかった!」

しほ「…これから忙しくなります、まほ、頑張りなさい」

まほ「大丈夫です、みほがいますから」

みほ「うん、私もできるだけカバーするから!」

しほ「…ふふっ、あなたたちなら大丈夫そうね」

翌日
2人「ごちそうさまでした!」

しほ「お粗末さまでした、じゃあ気をつけて学校行ってきなさい」

みほ「はーい、いってきまーす!♪」

まほ「お母様も、お仕事頑張ってください」

しほ「ええ、ありがとう」

まほ「では、行ってきます」

しほ「はい、行ってらっしゃい」

しほ「…ふふっ」

おしまい。

こんな長くてくどいSSにお付き合いくださり、ありがとうございました。
少しでも楽しめてくれたらうれしいです。
次は>>22のSSを書こうかと思っていますが、私が書いちゃって大丈夫でしょうか…?

>>74
発案したのはまほでした…申し訳ない脳内補完お願いします

いろいろなイベントを経て遂に戦車道全国大会前日…
まほ「皆、明日は遂に戦車道全国大会だ」

「「「おーっ!!」」」

まほ「ここで優勝すればどうなると思う?」

「「「黒森峰女学院は10連覇する!!」」」

まほ「そうだ!だから皆、全力で戦おう!そして勝とう!」

「「「おーっ!!」」」

まほ「私からは以上だ、次は副隊長だ」

みほ「ええっ!?聞いてないよ!?」

まほ「いいからいいから」

みほ「え、えっと…」

みほ「明日は遂に戦車道全国大会です」

みほ「一週間ほど前は明日の天気が大雨になるって言っていたけど」

みほ「今みると快晴になるんだって」

みほ「みんなで作ったてるてる坊主のおかげだね!」

「「「いえーい!!!」」」

みほ「だけど無茶して怪我だけはして欲しくないな、だから皆気をつけてね?」

「「「はーい!!!」」」

みほ「じゃあ、明日は勝とう!頑張ろうね!」

「「「おーっ!!」」」

みほ「私からは以上です」

まほ「じゃあ皆、今日はお疲れ様、明日のためにゆっくり休んでくれ!解散!」

「「「お疲れ様でした!」」」

エリカ「お疲れ様でした隊長」

小梅「お疲れ様でした!」

まほ「ああ、二人共お疲れ様」

みほ「もうお姉ちゃん!いきなりはダメだよびっくりしちゃったじゃん!」

まほ「ははは、ごめんごめん」

エリカ「でも、みほらしかったわ」

小梅「そうだね、みほさんならこう言うだろうなって思ってた」

みほ「えへへ…」

まほ「遂に明日は全国大会だ、共に頑張ろう」

エリカ「はい、援護は任せてください」

みほ「私も援護するよ!」

小梅「みほさんは主力でしょ…?」

みほ「うう…」

まほ「大丈夫だ、私とみほが一緒なら最強のチームになれるさ」

エリカ「悔しいけど、その通りよ」

小梅「二人が組んだら絶対誰にも負けないよ!」

みほ「えへへ…うん、頑張るね!」

まほ「よし、今日は気を休めるために一緒にケーキでもどうだ?」

エリカ「是非お供させていただきます!」

小梅「賛成です!」

みほ「…ふふ」

まほ「どうした?」

みほ「いや、前のお姉ちゃんならこんな風に人前で笑ったりしなかっただろうなって」

まほ「そうか?」

エリカ「そうですね、七夕の時に初めて笑顔を見た気がします」

まほ「そ、そんなにか!?」

小梅「初めて見たときはなんか感動しました」

まほ「笑っていたつもりだったんだがな…」

みほ「私の前では笑ってくれたけどね」ドヤッ

エリカ「ぐぬぬ…」

小梅「あはは…」

みほ「ふふ、これからもいっぱい笑おうね?」

まほ「ああ、そうだな」

エリカ「そうね」

小梅「もっと隊長の笑顔見せてくださいね!」

まほ「…///」

みほ「ほら、ケーキ食べにいこっ?」

まほ「ああ」

エリカ「何にしましょうか」

小梅「まだケーキ屋さんについてないのにもう考えるの…?」


ケーキ屋さん
みほ「あ、見て見て、戦車ケーキだって!」

まほ「ふむ…もう少しで全国大会だからっていうことで限定らしい」

エリカ「じゃあこれを食べるしかないですね」

小梅「どれぐらい種類あるんだろうね?」


みほ「あ、Ⅱ号戦車がある!」

まほ「渋いな…おお、パンターF型があるじゃないか!」

エリカ「二人の好きな戦車があるということはシュトゥルムティーガーも…!?」

エリカ「…ない」

小梅「…マウスがある…これにしよ」ボソッ

みほ「すみませーん!」

「はい、ご注文をどうぞ」

みほ「この戦車ケーキで、Ⅱ号戦車と」

まほ「パンターF型と」

エリカ「パンターもう一つ追加で」

小梅「マウスで」

「はい、確認させていただきます」

「戦車ケーキの、Ⅱ号戦車一つとパンターF型二つと、マウス一つでよろしいですか?」

みほ「大丈夫です」

「かしこまりました、すみません、マウスの方、少々お時間頂きますがよろしいでしょうか?」

小梅「はい」

「では少々お待ちくださいませ」

みほ「マウスなんてあるんだ…どこにあるの?」

小梅「ここに書いてあるよ」

まほ「ふむ…」

エリカ「これ…全部食べられるの?」

小梅「どうだろうね…」

エリカ「なんで頼んだのよ!?」

小梅「なんか…頼まないといけない感じがして…」

エリカ「なによそれ…」

みほ「おいしそう、ちょっと分けて?私のもあげるから」

小梅「いいよ♪」

まほ「私もほしい」

小梅「もちろんです、みんなで食べましょう!」

エリカ「…全部食べれるのかな…」


「おまたせしました、Ⅱ号戦車ケーキとパンターF型ケーキ二つです」

みほ「わぁ、おいしそうっ」

まほ「なかなか凝ってるな…」

エリカ「なんか食べるのもったいないですね…」

「マウスの方はもう少しお待ちください」

小梅「はーい」

みほ「はい、小梅さんあーん」

小梅「あ、あーん」

みほ「おいしい?」

小梅「うん、甘くておいしい」

まほ「小梅、あーん」

小梅「隊長まで…あーん」

まほ「どうだ?」

小梅「うん、キャラメルの香ばしい香りがあって美味しいです」

エリカ「羨ましい…」

みほ「ほらエリカさん、あーん」

エリカ「あ、あーん…///」

みほ「ふふっ」

エリカ「な、なによっ///」

みほ「なんでもないよっ」

まほ「エリカ、ほらあーん」

エリカ「いただきます!あーん」

まほ「ふふ…」

エリカ「なんで隊長まで笑うんですか…」

まほ「なんでもないぞ」

エリカ「もうっ!」

小梅「あはは」

「大変お待たせしました、マウスケーキです」

みほ「えっと…」

まほ「これは…」

エリカ「食べ物なの…?」

小梅「わぁおいしそう!」

「では、ごゆっくりどうぞ」

小梅「いただきまーす!」

モグモグ

小梅「おいしい!」

小梅「はい、みほさんあーん」

みほ「あーん♪」

みほ「んーっ、おいしいね!」

小梅「はい隊長、あーん」

まほ「あ、ああ…あーん」

まほ「ふむ…味は全然上等だな…」

小梅「エリカさんもあーん!」

エリカ「あーん…」

エリカ「へぇ、でかいだけで味は良くないのかと思ったけど普通に美味しいわね」

小梅「おいしいー♪」モグモグ

みほ「す、すごい速さでなくなっていくね…」

まほ「小梅は甘いもの好きなのか?」

小梅「はい、大好きです!」

エリカ「しかし、本当に幸せそうに食べるわね」

小梅「だって美味しいんですもん」

みほ「ふふ、ほっぺにクリーム付いてるよ?」ペロッ

エリカ「ちょっ!?」

小梅「え、えへへ…ありがとうみほさん///」

まほ「おっと私もドジしてクリームついてしまった」

みほ「もう、お姉ちゃんったら仕方ないんだから」ペロッ

まほ「ありがとうみほ」ギュッ

みほ「えへへ、どういたしまして」ギュッ

エリカ「…///」

みほ「もう、素直じゃないんだから…」ペロッ

エリカ「あ…ありがと…///」

みほ「ふふっ」

「あ、あのっ!」

まほ「ん?」

「に、西住まほ選手…ですよね?」

まほ「そうだが…」

「私、まほ選手のファンなんです!明日大会ですよね!?」

まほ「ああ、ありがとう、そうだ明日は大会だ」

「頑張ってください!応援しに行きます!」

まほ「ありがとう、頑張るよ」

「はい!では!」

みほ「相変わらずお姉ちゃんは人気だね」

エリカ「そりゃあ隊長だもの」

まほ「意味がわからんが…すこし恥ずかしいな」

小梅「ふふ、恥ずかしがる隊長可愛いです、はいあーん」

まほ「あ、あーん…///」

小梅「はい、ごちそうさまでした」

みほ「はやっ!」

エリカ「ちょっと、私まだ全部食べてないわよ!?」

小梅「それはエリカさんが遅いだけだよー」

まほ「すごいな…かなりの量があったはずなのに」

小梅「甘いものは別腹って言いますから♪」

みほ「私ケーキだけでお腹いっぱいになっちゃった」

まほ「夕御飯食べれなくなったらお母様悲しむぞ?」

みほ「が、頑張って食べる」

まほ「といっても私も結構お腹いっぱいだ」

みほ「…頑張ろうね」

まほ「…ああ」

エリカ「ほ、程々にしてくださいね…?」

小梅「大会初日から具合悪いなんて最悪ですからね…」

まほ「さて、そろそろいい時間だ」

みほ「じゃあ解散にしよっか」

エリカ「そうね」

小梅「はい!」

まほ「すみません、お会計を…」

「あー…大丈夫ですよ、そのまま帰っていただいて」

みほ「えっ!?」

まほ「そんな…悪いです」

「いえいえ、私たちもいいもの見せてもらいましたし」

「なによりまさかマウスケーキ全部食い切る人が出るとは思わなかったので…」

「店長も『あの女子高校生組はタダで帰らせて大丈夫だぞ』って鼻血出しながら言ってましたし」

エリカ「じゃあお言葉に甘えて…」

小梅「ごちそうさまでした!」

「いえいえ、また来てくださいね」

「ありがとうございましたー」


みほ「まさかお金払わないで大丈夫とは…」

まほ「ラッキー、だったな」

エリカ(隊長がラッキー…)

小梅「そうですね、ラッキーです!」

みほ「じゃあ明日は遂に大会初日」

まほ「ああ、共に頑張ろう」

エリカ「はい」

小梅「はい!」

みほ「じゃあまた明日ね~」

エリカ「…夕御飯頑張りなさいよ」

みほ「う、うんっ」

まほ「それじゃあな」

小梅「はい、またあした!」


西住家
みほ「たっだいま~」

まほ「戻りました」

しほ「あら、お帰りなさい、すこし遅かったじゃない」

みほ「お姉ちゃんとエリカさんと小梅さんの三人と私でケーキ屋さん行ってきたの!」

まほ「あ…お母様の分を買ってくるのを忘れていました…」

しほ「いいのよ、楽しかった?」

みほ「うん!楽しかったし美味しかった!」

まほ「小梅がマウスケーキというとても大きいケーキをいとも簡単に平らげていました」

しほ「マウス?マウスって戦車の?」

みほ「明日から戦車道大会でしょ?それに合わせて戦車をモデルにしたケーキが売ってたの!」

しほ「へー…」

まほ「あ、お母様がすこし興味沸いてる」

しほ「そ、そんなことないわ…ほら、お風呂行ってらっしゃい」

みほ「はーい♪」

まほ「わかりました」

しほ「…ということは夕御飯は少なめにしたほうがいいかしらね」


みほ「ふんふ~ん♪」

まほ「…」

みほ「どうしたの?」

まほ「いや、毎年戦車道大会をやるだろう?」

みほ「そうだね」

まほ「みほが戦車道大会前日でそんなに嬉しそうな姿初めて見るなって思ってな」

みほ「…そうだね」

まほ「何か理由があったりするのか?」

みほ「…すこし、ね」

まほ「ふむ、聞かせて欲しい」

みほ「…私、戦車道が好きじゃない時があったんだ」

みほ「それでしかも大会がある」

みほ「なんで好きじゃない物で大会なんかしなくちゃいけないんだろうって思ってた」

まほ「…なるほどな」

みほ「でも、今は全然違うよ」

みほ「七夕のイベントを始めてから大好きになっちゃった」

みほ「もう毎日が楽しくてしょうがないんだ♪」

みほ「今回の大会だってそう、私達負ける気がしないんだ」

まほ「ああ、もとよりないさ」

みほ「だから、全力で頑張ろうね!」

まほ「ああ、全力で、そして10連覇を目指す」

みほ「うん!」

まほ「…さあ、そろそろ上がろうか…」

みほ「…夕御飯…食べきれるかな…」


しほ「はい、今日の夕御飯」

みほ「あれ?」

まほ「お母様…今日は少なく見えるのですが…」

しほ「…あなたたち、ケーキでお腹いっぱいになってるんでしょう?」

みほ「えへへ…バレてた」

まほ「申し訳ありません…」

しほ「残してもいいから、ゆっくり食べなさい」

みほ「はーい」

まほ「いただきます」
モグモグ
みほ「おいしい!」

まほ「ケーキでお腹いっぱいでも美味しいな」

しほ「ふふ、よかった」

みほ「ごちそうさまでした!」

しほ「はやっ!…全部食べきったのね…」

みほ「今ならおかわりできそう!」

しほ「やめなさい」

みほ「はーい…」

まほ「ごちそうさまでした」

しほ「あら、まほも食べきったのね」

まほ「せっかく作ってくださったんです、残すわけにはいきません」

しほ「ふふ、ありがとう」

しほ「あとで話があるわ、二人共、お腹が落ち着いたら私の部屋に来なさい」

二人「はい」

みほ「はい、お姉ちゃんお茶」

まほ「ああ、ありがとう」

みほ「ふひー…」

まほ「満腹だな」

みほ「いいことだね」

まほ「…」ボーッ

みほ「…」ボーッ

まほ「…そろそろ行くか」

みほ「うん」


まほ「お母様」

しほ「入りなさい」

まほ「お母様、お話とは」

しほ「もちろん、明日からのことです」

みほ「…」

しほ「…」

まほ「…」

しほ「…ふふっ」

二人「?」

しほ「二つほど言わせてもらいます」

まほ「はい」

しほ「まず一つ目」

しほ「西住流らしく、徹底的に叩きのめしなさい」

みほ「はい」

しほ「そして二つ目」

しほ「…あなたたちなら大丈夫、絶対10連覇できるわ」ニコッ

まほ「…!」

みほ「えへへっ!」

しほ「それだけ。明日から大変よ、今のうちにゆっくり休んでおきなさい」

まほ「はい、それでは失礼します、おやすみなさい」

みほ「おやすみなさいお母さん!」ホッペニチュッ

まほ「…失礼します」ホッペニチュッ

しほ「…」

バタン

しほ「…!?」

みほの部屋
みほ「はへ~…」

まほ「なんだその力の抜けた声は」

みほ「今のうちにゆっくり休んでおかないとね?ほらお姉ちゃんも」

まほ「ふむ…」

まほ「…ふぅ…」

みほ「ねえお姉ちゃん」

まほ「どうした?」

みほ「ちゅーして?」

まほ「…」チュッ

みほ「んっ…もっと」

まほ「…全く」チュッチュッ

みほ「にへへ~…///」

まほ「じゃあ次はみほの番だな」

みほ「う、うん…///」チュッ

まほ「足りないな」

みほ「う、うぅ…///」チュッチュッ

まほ「まだまだだな」

みほ「じゃ、じゃあこうする///」ギューッ チュッ

まほ「んっ…///」

みほ「…えへへ」

まほ「…このまま一緒に寝ようか」

みほ「そうだね…」

まほ「おやすみ、みほ」zzz
みほ「うん、おやすみ、お姉ちゃん…」zzz

最高だ!

ここからプラウダ戦をどう書くのか

>>103
ありがとうございます。

>>104
私はあまり戦闘系のものを書けないので少ししかかけませんが…(涙)

これは癒される

>>107
ありがとうございます。

翌朝
まほ「…よし」

みほ「行こっか」

しほ「じゃあ二人共、初戦頑張ってらっしゃい」

まほ「はい、勝ってきます」

みほ「絶対勝てるよ!」

しほ「慢心はだめよ?どんな相手でも油断しないように戦ってきなさい」

まほ「では、行ってまいります」

みほ「行ってきます!」

しほ「はい、行ってらっしゃい」


エリカ「あ、隊長、みほおはようございます」

みほ「エリカさんおはよー!」

まほ「おはようエリカ」

エリカ「まだ小梅が来ていないのです」

みほ「珍しいね、小梅さんが最後なんて」

まほ「何かあったのだろうか」

小梅「遅れてすみません!」

エリカ「そんなに待ってないわ、どうしたのよ?」

小梅「10連覇出来るようにお祈りしてたんです!」

まほ「なるほど」

みほ「じゃあ遅れてもしょうがないね」

エリカ「全く、じゃあいきましょうか」

まほ「ああ」


まほ「さあ皆!今日は全国大会初戦だ!」

「「「おーっ!!!」」」

まほ「必ず勝つぞ!絶対に10連覇を果たす!」

「「「うおーーー!!!」」」

みほ「頑張っていきましょー!」

「「「えいえいおー!!!」」」


まほ「作戦はこうだ」

エリカ「ふむ…」

みほ「わかった、頑張るね」

小梅「私たちも支援します」

まほ「よし、じゃあ皆準備はいいな?」

「「「準備okです!」」」

まほ「ではパンツァーフォー!」

みほ「パンツァーフォー!」


勝者 黒森峰女学院


女学院じゃなくて女学園です、すみません。

エリカ「まあ、当然よね」

みほ「もう、慢心はダメだよ?」

まほ「エリカもすこし危ない部分があった、油断は禁物だ」

エリカ「はい…すみません」

みほ「エリカさんはすぐ怒って突っ込んじゃうからなぁ」

エリカ「謝ってるじゃない…」ショボン

みほ「ふふっ、でもあんまり無理しちゃダメだよ?」ナデナデ

エリカ「も、もう…///」

まほ「エリカずるいぞ」

小梅「あはは…」

みほ「あ、小梅さん」

まほ「お疲れ様、大丈夫か?」

小梅「はい、初戦でやられてしまうとは申し訳ないです」

まほ「仕方があるまい、ぬかるみで進めなかったのだから」

みほ「その間に敵戦車が来るなんて嫌なタイミングだったね」

エリカ「今回はしょうがないわ、お疲れ様」

小梅「次こそ頑張ります」

みほ「無理しないでね?」ナデナデ

小梅「あっ…えへへ、ありがとう」

まほ「…むぅ、小梅まで」

まほ「…よし、皆今日はお疲れ様!」

「「「お疲れ様でした!」」」

まほ「明日は2回戦目だ、気を引き締めていこう!」

「「「はい!!」」」

まほ「明日も早い、今日は解散にしよう!」

「「「はい!!お疲れ様でした!!」」」

まほ「とりあえず私たちも帰ろう、また明日だな二人共」

エリカ「はい、隊長もお気をつけて」

小梅「また明日!」

みほ「また明日ね~!」


西住家
みほ「ただいま~!」

まほ「戻りました」

しほ「お帰りなさい、お疲れ様」

まほ「いえ、これぐらいでは疲れていません」

みほ「私も!」

しほ「ふふ、それは逞しい限りだわ」

まほ「でもお腹がすきました」

みほ「私も~…」グー

しほ「じゃあ作るから、お風呂行ってらっしゃい」

二人「はーい」

みほ「ざばぁ」ザバァ

まほ「…」ムスッ

みほ「もうっ、お姉ちゃんそんなほっぺ膨らませてたらずっとそのままになっちゃうよ?」

まほ「だってみほ、私だけ撫でてくれなかった…」

みほ「撫でて欲しいの?」

まほ「…みほがしたいなら」

みほ「もう、お姉ちゃんは素直じゃないなぁ」

まほ「…」

みほ「私人間だから言葉で言ってくれないとわからないな~?」

まほ「…撫でて」

みほ「ん?聞こえなかったな~…?」ニヤニヤ

まほ「…撫でて…ほしい///」ウワメ

みほ「ぐはっ///」

みほ「ず、ずるいよ上目遣いなんて…///」

まほ「…///」

みほ「でも、妹に撫でられるってなんかおかしいよね」クスッ

まほ「だからみほが撫でてくれたら私も撫でる」

みほ「ほんと?」

まほ「うん」

みほ「…じゃあごはん食べてからにしよっか」

まほ「そうだな…そろそろ上がろう、のぼせてしまう」

みほ「はーい」


しほ「はい、今日はカツ丼です」

みほ「試合に勝つ!ってこと?」

しほ「それもあるけど、ちょうど肉が余っていたから」

まほ「なるほど…では」

二人「いただきます!」

みほ「んーっ、サクサクでおいしいっ♪」

まほ「卵もトロトロでおいしいな」

しほ「ふふ、ありがとう」

みほ「お母さん、あーん!」

しほ「あ、あら…あーん」

みほ「おいしいね!」ニコッ

しほ「え、ええ…そうね///」

しほ(最近娘たちが積極的で嬉しいわ)

しほ「食べ終わって落ち着いたらまた私の部屋に来なさい」

みほ「はーい」

まほ「わかりました」

しほ「ゆっくり食べなさいね」

みほ「…最近のお母さん、よく笑ってくれるよね」

まほ「そうだな…お母様の笑顔を見るとほっこりするな」

みほ「そうだね!」

二人「ごちそうさまでした!」

まほ「みほ、お茶」

みほ「ありがとー」

二人「…」ボケーッ

まほ「じゃあ行こうか」

みほ「うん」


まほ「お母様」

しほ「入りなさい」

まほ「はい」

しほ「明日は二回戦ね」

みほ「うん」

しほ「今日の試合、見させてもらいました」

まほ「何かダメなところとかありましたでしょうか…」

しほ「いえ、何もないわ、その調子で行きなさい」

まほ「はい」

しほ「でも…エリカがすこし危ないわね」

みほ「そうだよね…すこしちょっかい出されただけで怒っちゃうから…」

しほ「だからみほ、あなたが抑えてあげなさい」

みほ「私にできるかな…」

しほ「もちろん、あの子あなたにはキツく見えるでしょうけど意外とみほのこと思ってるのよ?」

みほ「そう、なの?」

しほ「ええ、だからあなたが言えば止まってくれるわ」

みほ「うん、わかった」


エリカ「…なんかどこかで私が怒ったらすぐ暴走する人みたいな扱いされてるような気がする…」

しほ「小梅は…あれは不運としか言いようがないわね」

みほ「あそこだけぬかるんでたからね…」

しほ「小梅は問題ないでしょう、共に頑張りなさい」

まほ「はい」

しほ「話は以上です、明日も大変だからゆっくり休みなさい」

みほ「はーい、おやすみなさいお母さん!」

まほ「おやすみなさい、いい夢を」

しほ「おやすみ、二人共」

しほ「…またほっぺにちゅーしてくれるのかと思ったけど…」


まほの部屋
みほ「ふぅ…」

まほ「…」ジーッ

みほ「ふふ、ほら、頭こっちに出して?」

まほ「ん」

みほ「よしよし…お姉ちゃんはかっこよくて、私の大好きな人…」ナデナデ

まほ「…///」

みほ「これからもずっとに一緒にいようね…」ナデナデ

まほ「うんっ…///」

母娘の仲が良い西住家はいいなぁ
お母さんにあーんとかたまらん!
あぁ、しぽりんも娘にあーんとかしないだろうか
もっともっと甘やかして欲しい

みほ「ふふ…かわいい…」ナデナデ

まほ「みほぉ…///」

みほ「はいっ、おしまい」

まほ「あっ…」

みほ「明日も早いんだし、今日はもう寝よう?」

まほ「…そうだな」

みほ「えへへ~お姉ちゃんのベッドー♪お姉ちゃんの匂い♪」

まほ「あ、あまり嗅がないでくれ…///」

みほ「えー?私お姉ちゃんの匂い大好きなのに」

まほ「うう…///」

みほ「ほら、お姉ちゃん一緒にねよ?」

まほ「ああ」モゾモゾ

みほ「おやすみなさいお姉ちゃん」

まほ「ああ、おやすみ…」


翌日
二人「ごちそうさまでした」

しほ「はい、お粗末さまでした」

みほ「お姉ちゃん今日も頑張ろうね!」

まほ「ああ、勝ちに行こう」

しほ「勝ってらっしゃい」

二人「はい」

みほ「じゃあ」

まほ「行ってきます」

しほ「はい、行ってらっしゃい、気をつけてね」


まほ「今日は2回戦目だ!気を引き締めていこう!」

「「「はいっ!!」」」

みほ「今回の相手はすこし強いらしいから気を付けようね!」

「「「はい!!!」」」

まほ「よし、では持ち場につけ!」

「「「おー!!!」」」

まほ「パンツァーフォー!」

「「「パンツァーフォー!」」」


勝者 黒森峰女学園

エリカ「ふぅ、当然ですね」

まほ「ああ、ここで負けてられないな」

みほ「もう、エリカさん!」

エリカ「げっ、みほ…」

みほ「すこしちょっかい出されただけで怒るのやめよう?」

エリカ「はい…すみません」

まほ「すこし抑えることを覚えよう」

エリカ「はい…」

小梅「その怒りを違うことに使いましょうね」

>>113
そうですね、仲良し西住家は最高です…!

みほ「次から言わせないでね?」ニコッ

まほ「エリカ、これは従わないと本気で怒るやつだぞ…」

エリカ「は、はい…」ゾクッ

小梅「みほさんが本気で怒るとこ見たことないです」

エリカ「そういえば私も」

みほ「えー?これでも私怒ってる方なんだよ?」

まほ「私はみほが本気で怒っているところは今まで2回しか見たことないな」

小梅「隊長ですら2回しか見たことないんですか…」

エリカ「なんというか…優しいのね」

みほ「…まあ確かにその2回は記憶がなくなるぐらい怒った時かな」

小梅「ヒエッ」

まほ「あの時は誰にも手に負えんからな…」

エリカ「どういう感じなんですか?」

みほ「い、言わなくていいよぉ」

まほ「一応二人には知ってもらおう」

みほ「うう…」

まほ「みほが本気で怒る時っていうのは怒鳴ったりしないんだ」

小梅「ふむ」

まほ「だがなぜかみほの周りに黒いオーラが漂うんだ」

エリカ「えぇ…」

まほ「それのおかげで近づけなくなる」

まほ「だから仲直りするにもどうすればいいのかわからない」

小梅「話は聞いてくれるんですよね?」

まほ「聞いてはくれるが…」

エリカ「くれるが…?」

まほ「顔を見て話ができない」

エリカ「えっと…」

まほ「こ、怖すぎるんだ…直視できないぐらい…」

みほ「そ、そんな顔してるの!?」

エリカ「みほ…あなた…」

まほ「お母様も見れないって言っていたぞ」

みほ「うーん…」

小梅「みほさんを怒らせるのはやめた方がいいってことですね…」

みほ「今もエリカさんに怒ってるんだってばー!」

エリカ「はい…これ以上怒らせないようにします…」

まほ「ああ、そうしてくれ」

みほ「もう…」

まほ「ごめんな?」ナデナデ

みほ「んっ…許します」

エリカ「ちょろい」

小梅「ちょろいですね」

「「「隊長!!」」」

まほ「おお、すまないすまない待たせたな」

まほ「今日も皆のおかげで勝てた!」

まほ「明日は準決勝だ!」

「「「おお!!!」」」

まほ「必ず勝つぞ!」

「「「はい!!!」」」

まほ「明日のために今日は解散だ、お疲れ様!」

「「「お疲れ様でした!!」」」

「いやーあの四人の話してるところ見てるだけで和むね」

「そうだね、今日の疲れが吹っ飛んだよ」

「みほさんが怒るとそんなになっちゃうんだね…」

「みほさんに…怒られたい…///」

みほ「こらー!///」

「「「きゃーっ!」」」

みほ「もう…///」

まほ「私も優しく怒られたい」

みほ「お姉ちゃん?」ニコッ

まほ「はい…ごめんなさい」

エリカ「とりあえず今日は帰りましょうか」

まほ「そうだな」

小梅「お疲れ様でした」

みほ「またね~」


西住家
みほ「ただいま…」

まほ「戻りました」

しほ「おかえりなさい…あら、みほどうしたの?」

みほ「なんでもないよ…」

まほ「みほが本気で怒ったらどうなるのかという話をいつもの四人で話をしていたんです」

しほ「ああ…」ガクブル

みほ「お母さんも怖がってたの!?」

しほ「だってあなた…あれは怖すぎるわよ…」

まほ「一回目はお母様がボコの包帯や傷を全部外してきれいにしてしまったことと…」

しほ「二回目はまほがみほの私物を勝手に見た時…だったわね」

みほ「私の私物だってお姉ちゃん達だったら見せてって言ってくれれば見せたんだよ?」

まほ「お母様、これからもみほを怒らせるないように気をつけましょう」

しほ「そうね…」

みほ「お姉ちゃんお風呂入ろ?」ニコッ

まほ「…はっ!」

しほ「が、頑張ってねまほ」

みほ「ほら、行こう?」ニコニコ

まほ「はい…」

しほ「ゆ、夕御飯作って待ってるわね…」

みほ「お姉ちゃんっ♪」

まほ「ど、どうした」

みほ「お風呂入ろ、ほら服脱いで♪」

まほ「あ、ああ…」

ガラガラ

みほ「ほら座って座って」

まほ「わかった…」

みほ「身体洗ってあげるね?」

まほ「ま、待て、風呂場ではこういうことしないって約束じゃ…」

みほ「あれだけ私のこといじったのに?」

まほ「うう…」

みほ「ふふん♪」

まほ「す、好きにしてくれ///」

みほ「じゃあボディーソープ使って…あわあわー」

みほ「そして…」

フニュン

まほ「やあっ///」

みほ「ふふ、私の身体でお姉ちゃんの身体を洗って私も洗えて効率的だね?♪」

まほ「んっ…///」

みほ「ふっ…///んぅ…///」

まほ「み、みほ…///」

みほ「なに、お姉ちゃんっ…///」

まほ「な、なんだか頭がぼーっとしてきた…///」

みほ「うん、私もだよ…///」

まほ「あっ…ふぅっ…///」

みほ「ほらほら…」ゴシゴシ

まほ「ま、待ってみほ…やぁあっ///」

[自主規制]

ザバァ

みほ「ふぅ♪」

まほ「はぁ…///はぁ…///」

みほ「私をいじりすぎるとこうなるんだよ?」

まほ「…」

みほ「お姉ちゃん?」

まほ「じゃあこれからも定期的にいじる」

みほ「なんで!?」

まほ「また…こういう風にされたいから…///」

みほ「…///」

しほ『二人共、今日は随分長いお風呂ね?はやく上がってきなさい』

まほ「はい、お母様」

みほ「今上がるー!」

まほ「…」

みほ「何も言わなくてもして欲しいならしてあげるのに…///」

まほ「…///」


二人「いただきます」

しほ「召し上がれ」

みほ「ムグムグ…おいしー♪」

まほ「いつもながらおいしい」

しほ「ふふ、ありがとう」

みほ「…ねえお母さん」

しほ「ん?」

みほ「お母さんって私たちと一緒にご飯食べてくれないけど…」

しほ「…ふふ」

しほ「私はあなた達がおいしいってにこにこしながら食べてるところを見てるだけでお腹いっぱいなの」

みほ「お母さん…!」

しほ「あ、いやちゃんとご飯食べてるわよ?だけどこうやってゆっくりあなたたちの顔を見ていたいのよ」

まほ「なるほど…///」

みほ「じゃあ…お母さん、あーん」

しほ「えっ…」

まほ「なるほど、いいな、お母様、あーん」

しほ「ま、まほまで…」

みほ「本当は一緒に食べて欲しいけどそういう理由があるならしょうがないよね」

まほ「だから私たちも一緒にお母様を楽しませよう」

しほ「だっ、だからあなたたちの嬉しそうな笑顔で楽しんでるんだけれど…」

みほ「まあまあ」

まほ「まあまあ」

しほ「もう…」

しほ「あーん」

しほ「…これで、なんて言ったらいいのかしら」

みほ「おいしいって言えばいいと思うよ?」

しほ「自分で作った料理なのに?」

まほ「お母様、あーん」

しほ「…あーん」

しほ「…あなたたちがあーんしてくれたから、おいしいわ」

みほ「…///」

まほ「ま、まさかそうやって返ってくるとは思いませんでした…///」

しほ「ふふ、ほら、はやく食べちゃいなさい」

2人「はーい」


2人「ごちそうさまでした」

しほ「お粗末さまでした」

しほ「お腹が落ち着いたら私の部屋に来なさい」

まほ「はい」

みほ「はーい、お姉ちゃん、お茶はいる?」

まほ「ああ、いる」

みほ「じゃあとってくるねー」

みほ「はい、お茶」

まほ「いつもありがとう」

みほ「お姉ちゃんだってとってきてくれる時あるし、こっちこそありがとう」

まほ「じゃあお互いに」

2人「どういたしまして」

みほ「ふひー…」

まほ「…ふぅ」

みほ「…行こっか」

まほ「ああ」


みほ「お母さん、来たよー」

しほ「入りなさい」

みほ「はーい」

しほ「2人とも、今日もお疲れ様」

しほ「今日の試合の様子も見させてもらったわ」

しほ「やっぱりエリカが危ないわね」

みほ「だから次はしないようにって忠告したんだ~!」

まほ(お母様)

しほ(どうしたの)

まほ(その忠告したときのみほの顔、私たちが経験したあの時の顔と同じ顔でした)

しほ(それは…まずいわね)

まほ(私からもエリカに言っておきましたが…)

しほ(…私からも言っておいたほうがいいかしらね)

まほ(そうしていただけるとうれしいです)

みほ「お姉ちゃん?お母さん?」

まほ「あ、いやなんでもないぞ、すこし内緒の話をしていたんだ」

みほ「内緒の…話?」

しほ「そ、そうそう、内緒の話」

みほ「私に内緒にする必要あるの…?」

まほ「そ、そうだ、みほをびっくりさせるためにすごいことをしようと思ってな」

しほ「だからみほもびっくりして心臓が止まらないように鍛えておきなさい?」

みほ「…なんか嘘っぽいけど、そういうことにしておいてあげる」

2人「ふぅ…」

しほ「そうだみほ、エリカに電話してくれる?」

みほ「いいけど…お母さんエリカさんと話したいの?」

しほ「そう、すこし用事を思い出してね」

みほ「わかったー、ちょっと待ってね」

まほ「お母様、今日のお話は以上でしょうか?」

しほ「ええ、二人共ゆっくり休みなさい」

みほ「はい、ボタン押せばエリカさんにつながるよー」

しほ「ありがとう、話終わったら返すわね」

みほ「はーい」

まほ「それではお母様、おやすみなさい」
みほ「おやすみなさーい」

良いなぁ
ほっこりする

>>123
ありがとうございます。うれしいです。

prrrr…

エリカ『はい、どうしたのみほ?』

しほ「エリカ、元気?」

エリカ『し、しほさん!?これみほの携帯ですよね!?』

しほ「私がエリカの電話番号知らないからみほの携帯を借りてるのよ」

エリカ『そうでしたか…それで、ご要件はなんでしょう?』

しほ「あなた、大会始まってからみほに怒られてばかりじゃない?」

エリカ『うう…はい、確かに』

しほ「私もあなたのその短気、危ないと思うのよ」

エリカ『うう…』

しほ「でも、悪いとは言わない、負けず嫌いなのよね」

エリカ『…』

しほ「だけど次をみほを怒らせたらだめよ?絶対よ?」

エリカ『し、しほさんまで…』

しほ「まほが言うには本気の顔だったって聞いたわ」

エリカ『確かに、今まで見たことがない顔でした』

しほ「あー…じゃあ本当に怒らせないようにしなさい」

エリカ『そんなに…ですか?』

しほ「下手すると、死ぬわよ」

エリカ『ええっ!?』

しほ「だから怒らせないように、わかったわね?」

エリカ『わ、わかりました…』

しほ「それだけ、明日は準決勝、頑張りなさい」

エリカ『はい!では、失礼します』

しほ「…ふぅ」


コンコン
しほ「みほ、起きてるかしら?」

ガチャ

まほ「みほは寝てしまっています、私が預かっておきます」

しほ「ありがとう…で、なんであなたはみほの部屋から出てきたの?」

まほ「最近はよく一緒に寝るんですよ」

しほ「そう…ふふっ」

まほ「…?」

しほ「…ずっと仲良しでいてね」

まほ「もちろんです、大切で大好きな妹ですから」

しほ「それじゃ、おやすみまほ」

まほ「はい、おやすみなさいお母様」


しほ「…ふふっ、姉妹愛で戦車道10連覇して欲しいわね」


翌朝
まほ「…んっ」

まほ「…朝か」

みほ「すぅ…すぅ…」

まほ「ふふ…みほはいつでも可愛いな…」ナデナデ

みほ「んっ…」パチッ

まほ「悪い、起こしたか?」

みほ「おねえちゃん…えへへぇ…」ギューッ

まほ「…朝だぞ、おはよう」ギューッ

みほ「おはよー…」ウトウト

コンコン
しほ『おはよう、朝ごはんできてるわよ』

まほ「はい、今向かいます」

みほ「んぅー…」ノビー

まほ「朝ごはんできてるぞ、行こう」

みほ「うん」


みほ「お母さんおはよー」

まほ「おはようございます、お母様」

しほ「おはよう、二人共」

みほ「今日の朝ごはんもおいしそー!」

まほ「そうだな」

しほ「召し上がれ」

二人「いただきます」

みほ「やっぱり朝はお味噌汁だよねー」

まほ「ごはんと味噌汁があるだけで十分なのにおかずもあるっていうのは最高だな」

みほ「ねー」

しほ「…」ニコニコ

まほ「あ、みほほっぺにご飯粒付いてるぞ」

みほ「本当?とってー」

まほ「全く…」チュッ

みほ「ありがとー」

しほ「…」

しほ(慣れないわね…)

二人「ごちそうさまでした」

しほ「お粗末さまでした、じゃあ準決勝、勝ってきなさい」

まほ「もちろんです」

みほ「がんばろー!」

まほ「それでは行ってきます」

みほ「いってきまーす!」

しほ「はい、行ってらっしゃい、気をつけてね」

みほ「お母さんも仕事頑張ってね!」

しほ「ええ、頑張るわ」

バタン

しほ「…ふぅ」

しほ「頑張りますか」

まほ「皆、おはよう!」

「「「おはようございます、隊長!」」」

まほ「今日は準決勝だ、ここで躓くわけにはいかん、必ず勝つぞ!」

「「「おおー!!!」」」

まほ「試合開始までまだ1時間ほどある、整備等しておけ」

「「「はい!!」」」

まほ「それでは解散!」


小梅「おはようございます、隊長、みほさん、エリカさん」

みほ「小梅さん、おはよー」

まほ「小梅、おはよう」

エリカ「おはよう」

小梅「いきなりですが、マカロンを作ってきたんです、食べませんか?」

みほ「マカロン!」

まほ「みほの大好物じゃないか」

小梅「そうだったんですか、どうぞ食べてください」

エリカ「へぇ…見た目もばっちりじゃない」

まほ「まるでプロが作ったマカロンだな」

みほ「いただきまーす!」モグモグ

まほ「どうだ?」

みほ「甘くてさっくりしてておいしいーっ!」

小梅「あはは、よかったです」

まほ「いろんな色があるんだな」

小梅「一応味違うんですよ?」

エリカ「へぇ…この黄色は?」

小梅「色はすこし着色しましたけど、レモン味です」

まほ「この紫色は?」

小梅「それはブルーベリーですね」

エリカ「ふむ…」モグモグ

エリカ「…え、すっごいおいしい」

まほ「だな…これはお店に出せるぞ」

小梅「あはは…うれしいです」

エリカ「あなたにこんな才能があったなんて…」

みほ「エリカさん、小梅さんに失礼だよ!」

エリカ「そうね、ごめん」

小梅「いえいえ、いいんです」

まほ「いやしかし本当においしいな」

みほ「ねー!」

まほ「試合直前じゃなかったらぜひコーヒーや紅茶で一緒にたべたいな」

エリカ「なんで今持ってきたのよ…?」

小梅「上手く出来たから皆さんに食べていただきたくて…」

みほ「小梅さん…大好き!」ギューッ

小梅「えへへ、ありがとうございます///」ギューッ

まほ「小梅、ありがとう、また作ってきてくれるか?次は私たちが休日の時に」

小梅「もちろんです!」

エリカ「楽しみに待ってるわ」

小梅「はい!」

まほ「おっと…あっという間に試合開始十分前だな…作戦はこうだ」


まほ「それでは皆、パンツァーフォー!」

「「「パンツァーフォー!」」」

試合開始から四十分後
みほ「前方敵発見、お姉ちゃんどうする?」

まほ「まだこちらには気づいていない…か」

エリカ「攻撃しましょう」

まほ「…そうだな、戦力は削いでいったほうがいいだろう」

みほ「…!後ろに敵戦車が!」

まほ「!何両だ!?」

みほ「三両…」

エリカ「…舐めてるのかしら」

まほ「だが挟まれたのは事実だ、前方を突破するほかあるまい」

みほ「後ろの三両が撃ってきたよ!」

まほ「エリカ、危ない!」

エリカ「っ…と…かすっただけです、安心してください」

エリカ「くそ…よくも当ててくれたわね…」

エリカ「…はっ」

(しほ『次みほを怒らせたらだめよ?絶対よ?』)

エリカ「…抑えろ…」

まほ「前進だ、急げ!」

~~~~

勝者 黒森峰女学園

みほ「ふぅ…危ない危ない」

まほ「油断したな…挟まれるとは」

小梅「大丈夫ですか…?」

まほ「ああ、小梅こそ大丈夫か?」

小梅「ええ…さすがに準決勝になってくると相手も強いですね…」

みほ「小梅さんも頑張ってくれたよ、ありがとう」

まほ「ああ、お疲れ様」

エリカ「…はぁ」

小梅「エリカさんも、当てられたのによく怒らなかったね?」

エリカ「…まあ、いろいろあってね」

小梅「…?」

みほ「次は遂に決勝、プラウダ高校とだね」

まほ「ああ、気を引き締めよう」

エリカ「…はい」

小梅「…」

まほ「…大丈夫だ、私たちなら絶対に勝てる」

いやぁ…本当に戦闘物の文章苦手で…
見るに堪えないと思いますが…それでもよかったら見てやってください…

まほ「皆、今日もお疲れ様!」

「「「お疲れ様でした!」」」

まほ「明日は遂に決勝戦だ」

「「「…」」」

まほ「これに勝てば10連覇だ」

「「「…」」」

まほ「…大丈夫、私たちなら絶対に勝てるさ」

「「「…!」」」

まほ「だから、全力で共に戦おう!」

「「「おー!!!」」」

まほ「今日は解散!」

「「「お疲れ様でした!!」」」

まほ「私たちも解散しよう、明日は一番気を引き締めねばならん」

エリカ「そうですね、ではお疲れ様でした」

小梅「お疲れ様でした!また明日です!」

みほ「またね~!」

まほ「しっかり休めよ、二人共」

二人「はい!」


西住家
みほ「ただいまー」

まほ「戻りました」

しほ「おかえりなさい、お疲れ様」

まほ「…今日はすこし油断していたようです」

しほ「そうね、試合見させてもらったわ」

まほ「…」

しほ「まあ、誰でも失敗はあるわ」

まほ「はい…」

しほ「とりあえずお風呂行ってきなさい」

みほ「いってきまーす!」


まほ「…」

みほ「…そんな落ち込まないで?」

まほ「…」

みほ「お母さんも誰にでも失敗はあるって言ってたでしょ?」

まほ「…」

みほ「次はしっかりやれば大丈夫だよ」

まほ「…そうだな」

みほ「今落ち込んじゃったら明日に響いちゃうよ?」

まほ「…ああ、すまない心配をかけた」

みほ「ううん、いいよ」

まほ「…明日のために気合を入れよう」

みほ「…洗いっこ…?///」

まほ「…ああ///」
[自主規制]

みほ「…はぁ///」

まほ「今日は一段と…激しかったな…///」

みほ「うん…明日は大事な日だからね…///」

しほ『…二人共、聞こえてたわよ』

みほ「お、お母さん!?」

まほ「…っ」

しほ『仲良しなのはいいけど、お風呂でやったらのぼせちゃうわよ?』

まほ「…お母様怒ってないんですか…?」

しほ『怒る理由がないもの』

まほ「…っ!」

しほ『あなたたちがどんなことをしようとも、拒みはしないわ』

みほ「お母さん…」

しほ『ほら、上がってきなさいご飯できてるわ』

まほ「はい」


2人「いただきます!」

しほ「はい、召し上がれ」

みほ「おいしーっ」

まほ「今日はさっぱりだな」

しほ「ふふ、よかったわ」

みほ「…本当に怒ってないの?」

しほ「ええ、二人で性的なことをしてようとも私は何も言わないわ、むしろ喜ぶわ」

まほ「…///」

しほ「でも、やりすぎはだめよ?」

みほ「うんっ!」

しほ「今日はご飯食べ終わったらそのまま寝ちゃいなさい、明日は一番大変なんだから」

まほ「わかりました」


二人「ごちそうさまでした!」

しほ「はい、お粗末さまでした」

まほ「お茶とってきます」

みほ「ありがとー」

しほ「…みほはまほのこと好き?」

みほ「うん、お母さんと同じぐらいすき!」

しほ「そ、そう…///」

みほ「なんで?」

しほ「いや、もしかしたら…と思ったんだけど大丈夫そうね」

みほ「えー?」

しほ(いやいややってるのかと思ったけど)

みほ「お母さん、私明日頑張るよ!」

しほ「あら、今日とかは頑張らなかったのかしら?」

みほ「そ、そういうわけじゃないよ!明日は一段と頑張るってこと!」

しほ「ふふ、わかってるわ」
しほ「ええ、頑張ってらっしゃい」
みほ「うん!」

まほ「戻りました、はいお母様」

しほ「ありがとう」

まほ「みほも」

みほ「ありがとー」
ゴクゴク
しほ「ふぅ…明日は私も見に行きます」

まほ「はい」

しほ「くれぐれも油断と無茶はしないように」

みほ「はい」

しほ「それだけ、じゃあ二人共、おやすみ」

まほ「おやすみなさい、お母様」

みほ「おやすみなさい!」


みほの部屋
みほ「…」

まほ「どうした?」

みほ「…すこし不安だなって」

まほ「明日の決勝戦か?」

みほ「うん…」

まほ「…わからなくもない」

まほ「だが、私たちなら絶対に勝てる」

まほ「なんだかそう思えるんだ」

みほ「お姉ちゃん…」

まほ「今まで色んなイベントやるたびに皆の士気が上がって動きが変わってきたじゃないか」

みほ「そうだね…」

まほ「明日になればプラウダもびっくりするはずだ」

まほ『黒森峰ってこんな明るい学校だったっけ』

まほ「とな」

みほ「…ふふっ、そうだね、前と比べて全然違うもんね」

まほ「ああ、だから絶対に負けない」

みほ「10連覇を勝ち取る…!」

まほ「ああ、だから弱音なんて吐くな、頑張ろう」

みほ「うん!」

まほ「さあ、寝よう明日は大変だ」

みほ「お姉ちゃん、ぎゅってしながら寝よ?」

まほ「ああ、いいぞ」
モゾモゾ
みほ「…あったかい」ギューッ

まほ「みほもな」ギューッ

みほ「えへへ…」

まほ「このまま一緒に寝よう」ナデナデ

みほ「うん…おやすみお姉ちゃん…」

まほ「ああ…おやすみ…」

…zzz

しほ「…微笑ましいわ」

しほ「…ふふっ」

翌朝
まほ「んっ…」

まほ「…遂に決勝戦か」

まほ「…絶対に勝つ」

みほ「すぅ…すぅ…」

しほ「すぅ…すぅ…」

まほ「ふふ…みほは可愛いn…!?」

みほ「んぅ…おはよーお姉ちゃん」

まほ「あ、ああおはよう…」

みほ「どうしたの…?」ウトウト

まほ「あ…いや…」

みほ「あーお母さん…そんなとこで寝ちゃったら風邪ひいちゃうよー…?」ウトウト

まほ(驚かないのか…)

しほ「…ん」

みほ「お母さん、おはよー」

まほ「おはようございます、お母様」

しほ「…おはよう」

しほ「…いま何時かしら」

みほ「6時だよー」

しほ「…はっ!ごめんなさい、朝ごはん作ってないわ!」

まほ「いえ、まだ全然時間ありますし、作りましょう」

みほ「お手伝いする!」

しほ「全く…いい娘たちを持ったわ」

まほ「さあ、顔洗って朝ごはん作りましょう」


しほ「ふぅ…ごめんね二人共」

まほ「いえ、いつも作ってもらっているんです、こちらこそごめんなさい」

みほ「そしてありがとう!」

しほ「今日は三人で作った朝ごはんだから私も一緒に食べるわ」

まほ「はい」

みほ「わーい!」

しほ「それでは」

三人「いただきます」

みほ「んー…お味噌汁美味しいなぁ」

まほ「やはりお母様が作る味噌汁は美味しいです」

しほ「ありがとう、まほが作った目玉焼きとみほが作った焼きジャケおいしいわ」

まほ「いえ…私は卵を落として焼いただけですから…」

みほ「私も焼いただけだよ?」

しほ「それだったら私はお湯に味噌溶かして具材入れただけよ?」

三人「…」

まほ「もう全部美味しいです!」

みほ「そうだね!」

しほ「ふふ」

モグモグ

三人「ごちそうさまでした!」

しほ「さあ、ここからが本番よ」

まほ「はい」

しほ「勝ってきなさい」

みほ「うん!」

しほ「西住流の名にかけて」

まほ「それでは」

みほ「行ってきます!」

しほ「行ってらっしゃい、また後で会いましょう」


まほ「おはよう、エリカ、小梅」

みほ「おはよー!」

エリカ「隊長、みほおはようございます」

小梅「おはようございます!」

まほ「今日は遂に決勝戦だ」

エリカ「ここですべてが決まりますね…」

みほ「絶対に勝とうね」

小梅「もちろんです!」

まほ「皆、おはよう!」

「「「おはようございます!」」」

まほ「今日は遂に決勝戦だ、ここで勝てば10連覇だ!」

「「「おおーーー!!!」」」

まほ「絶対に勝つぞ!」

「「「はいっ!!!」」」

まほ「以上!まだ少し時間がある、整備等しておけ!」

「「「はい!」」」

カチューシャ「少しいいかしら?」

まほ「…カチューシャ」

ノンナ「おはようございます」

みほ「おはようございます」

カチューシャ「今回の試合、私たちが必ず勝つから、10連覇なんてさせないわ」

まほ「ふっ、それはどうかな」

カチューシャ「ふん、そうやって余裕こいてられるのも今のうちよ、行くわよノンナ」

ノンナ「はい、今日はよろしくお願いします」

みほ「はい、お互い頑張りましょう」

ノンナ「はい」ニコッ

エリカ「あのちびっこはいつもどおり生意気ですけど…」

小梅「ノンナさんは礼儀正しいですよね」

まほ「そうだな、いつものプラウダって感じだ」

みほ「私たちがどれだけ進化したか見せつけてあげないと」

エリカ「動きがまるで違うし」

小梅「黒森峰とは思えない動きをしてやりましょう」

まほ「ああ、そうだな」

まほ「今日の作戦はこうだ」

みほ「ふむふむ…」

エリカ「…随分思い切ってますね」

小梅「これはプラウダを翻弄できそうですね」

みほ「…私がフラッグ車でいいの?」

まほ「ああ、フラッグ車を作戦の要にするのはどうかと思うが…」

エリカ「みほなら行けるわ」

小梅「そうですね、黒森峰のトリッキーといえばみほさんですもん」

みほ「そうかな…?」

まほ「ああ…こんな重要な役を押し付けて申し訳ない」

みほ「ううん…でも」

まほ「ん?」

みほ「…ちゅーしてくれたら頑張る」

まほ「なっ…ここでか?」

みほ「だめ…?」

エリカ「あ、あわわ…」

小梅「なんて大胆な…」

まほ「わかった…」

みほ「えへへ…」

まほ「…んっ」チュッ

みほ「ん…」チュッ

エリカ「はわー…///」

小梅「いいなぁ…」

みほ「えへへ、絶対成功させるからね!」

まほ「ああ、ありがとう」

「「「ヒューヒュー!!」」」

「いいですね姉妹で!」

「ちゅーしましたよ!」

「私たちの栄養分きたー!」

「もう勝てる気しかしねぇぜ!」

まほ「こ、こらからかうんじゃない!///」

みほ「ふふ…///」

「絶対勝つぞー!」

「「「おー!!」」」


カチューシャ「…黒森峰ってあんな騒がしい学校だったかしら」

ノンナ「いえ…何か変わったのかもしれませんね」

ピーッ!

「これより、黒森峰女学園対プラウダ高校のフラッグ戦を始めます」

「礼!」

「「「「「よろしくお願いします!!!」」」」」


まほ「…行くぞ」

カチューシャ「行くわよ!」

まほ「まずは偵察させる、2両ほど行ってくれるか」

「はい!」

まほ「ここに止まっていても仕方があるまい、前進しよう」

みほ「うん」

ガーッ

「敵車両発見!横一列に並んで前進しています!」

まほ「早いな…まずは危険なKV-2を倒す」

エリカ「重戦車ですね…」

みほ「偵察隊、射程範囲にいる?」

「はい」

みほ「じゃあ撃っておちょくってくれるかな?」

エリカ「なっ…」

まほ「ふむ…戦力の分散か」

みほ「そう、2両居るから別れて左右から攻撃して」

小梅「なるほど…」

「了解しました!」


カチューシャ「まだ見えないのかしら…」

ノンナ「遅いですね…」

ドンッ

カチューシャ「っ!どこから!?」

ノンナ「…左に一両」

カチューシャ「一両だけ…?まあいいわ、確実に倒すために2両送るわ」

ノンナ「右にも一両います」

カチューシャ「なによ、小賢しいわね…そっちにも2両行ってくれるかしら」


「左の偵察隊、2両前線から離しました!」

「右も2両離しました!」

みほ「うん、じゃあ逃げ続けて」

「「了解しました!」」

まほ「とりあえず4両離したから残り16両か」

エリカ「その前線に何両いたかによりますね…」

みほ「そういえばその前線にフラッグ車はいたのかな?」

「いませんでした!」

みほ「うん、わかったありがとう、頑張って逃げ続けて」

まほ「さて…私たちはどうするか」

エリカ「相手の前線にフラッグ車がいないのなら戦う意味もないですが…」

まほ「だが戦力は削っていかねばならん」

みほ「私は相手のフラッグ車がいないと作戦にならないし…」

まほ「よし、皆フラッグ車を囲むように前進しよう」

エリカ「しょ、正面から行くんですか!?」

まほ「ああ、そうだ」

みほ「ふふ…」

まほ「さあ行くぞ!」

ここから糞下手くそな戦闘物文章です
小梅「…きました」

まほ「よし、戦闘準備」


カチューシャ「見つけた…なにあの陣形」

ノンナ「真ん中にフラッグ車がいますね…」

カチューシャ「バカみたいね、やっちゃいましょう」

ノンナ「はい」


まほ「撃ってきたな、私たちも応戦だ」

エリカ「撃て撃て!!」

まほ「よし、主力は大体こちらに攻撃していること確認できた」

みほ「じゃあ後ろで待機してる戦車は回り込んでくれるかな?」

「了解です!」

「奇襲してやります!」

まほ「あと、フラッグ車を探す車両がほしいな」

「では私が行ってきます!」

まほ「ああ、頼んだ、隠密行動で頼む」

「はい!」

小梅「一両撃破!」

まほ「素晴らしい、この調子で行こう」

みほ「お姉ちゃん、ノンナさんの乗ってる戦車には気をつけてね」

まほ「ああ、もちろんだ」

エリカ「ぐっ…このっ…!」

みほ「エリカさん…?」

エリカ「はいすみません」

みほ「…今日は許します、存分に怒りをぶつけてやってください」

エリカ「もっと撃て!殺す勢いで当てろ!」


カチューシャ「ちょ、なんかすごい硬い陣形よあれ!?」

ノンナ「もう少し時間をください…ぐっ」ガン

カチューシャ「ノンナ!?」

ノンナ「弾がかすって揺れて集中できない…」

カチューシャ「なんなのよあれ!」


エリカ「…そういえばKV-2が見当たらないですね」

まほ「確かに…戦力になるんだから隠す必要もないだろうし…」

みほ「…フラッグ車の護衛…?」

まほ「まさか…おっと、話をしていたらおでましだ」


カチューシャ「ちょっとニーナ!遅いわよ!」

ニーナ「すみませーん…」

カチューシャ「まあいいわ、あの塊に思いっきり撃っちゃって!」

ニーナ「はいー!」


まほ「まずい、来るぞ」

方言がわからない…
カチューシャ「ちょっとニーナ、どこ狙ってるのよ!」

ニーナ「難しいんですー!」


まほ「よし、KV-2に集中砲火だ」

エリカ「撃て!」


カチューシャ「ちょっ、ニーナ逃げなさい!」

ニーナ「そ、そんなこと言ったってこの車が重すぎるべ~!」

ドンッ
シュッ


まほ「よし、KV-2をやった」

みほ「皆やっぱり士気が上がって当てるのが上手になってる!」

エリカ「皆やるわね!」

小梅「…っ!危ない!」


ノンナ「…くっ」


小梅「よかった…」

まほ「よし、ここは一旦退こう、驚異が一つなくなった」

みほ「後退後退!」


カチューシャ「後退…!?」

ノンナ「黒森峰が後退…」

カチューシャ「って驚いてる場合じゃないわ、追うのよ!」


エリカ「まずいですね…すごい追いかけられてます」

小梅「そりゃあもちろんこっちにはフラッグ車がいるんですもの…」

まほ「フラッグ車は見つかったか?」

「はい、壁に隠れています!」

みほ「ふむ…」

まほ「うーむ…」

みほ「じゃあ、追い掛け回してくれる?」

「えっ…!?」

エリカ「…!?」

まほ「…どうするつもりだ?」

みほ「いまこうやって前線の人たちに追いかけられてる」

まほ「うむ」

みほ「それで相手のフラッグ車を追いかけ回せば間違いなく前線の方に無線がいく」

まほ「ふむ」

みほ「ほとんどはフラッグ車の方に行くんじゃないかなって」

まほ「なるほど」

エリカ「それで残った車両は私たちで各個撃破ってことね」

みほ「そういうこと」

まほ「よし、そういうことだ、全力で追いかけ回せ」

「はい!」

みほ「なんなら倒してくれていいんだよ?」

「ぜ、善処します」

みほ「ふふ、気をつけてね」

「はい!」


「カチューシャ隊長すみません、フラッグ車見つかりました!」

カチューシャ「なっ…!」

ノンナ「まずいです、どうしますか」

カチューシャ「先にやられたらまずいわ、援護に行くわよ!」

ノンナ「相手の方は…!」

カチューシャ「3両ほど残して偵察してなさい!」

ノンナ「はい、急ぎましょう」

カチューシャ「わかってるわよ!」


まほ「…大成功だな」

みほ「えへへ」

エリカ「よし、3両だけ残したみたいね」

まほ「逃がさん…!」


まほ「よし…片付けたぞ」

みほ「まだフラッグ車追いかけてる?」

「はい!」

みほ「じゃあこっちに誘導してくれるかな?」

「やってみます!」

まほ「…遂に作戦を実行するときがきたな」

みほ「こっちに素直に来てくれればいいけどね…」

エリカ「…かなり危険ね」

小梅「みほさんなら大丈夫!」

みほ「うん、頑張るよ」


カチューシャ「まだ逃げてるでしょうね!?」

「はい!」

カチューシャ「いいわ、そのまま逃げ続けなさい」



「撃って右に行かないように誘導して!」

「了解!」

「よし、そのまままっすぐ…!」

「副隊長!まもなくそちらに敵のフラッグ車が行きます!」

みほ「…ふぅ」

まほ「私たちも援護したいがこの作戦はみほの力だけで戦うしかない」

エリカ「だけどプラウダの方も攻撃できないはずだから、あなたはフラッグ車だけを狙いなさい」

小梅「私たちも頑張りますから、みほさんも頑張ってください!」

みほ「…うん、ありがとう」

「広いところに出ます!」

みほ「…前進!!」

「…!隊長、罠です!」

カチューシャ「広いところに誘い込まれた…!?」

ノンナ「…ですが相手のフラッグ車もいるようです」

カチューシャ「やるしかないわ、全員フラッグ車を狙いなさい!」

「「「Ураааааааа!!!!」」」


みほ「みなさん舌噛まないように気をつけて!ぶつかりますよ!」

「なっ…!相手は正気か!?」

みほ「くっついていれば攻撃は相手も攻撃できません、私たちでなんとかするんです!」

みほ「私たちなら行ける!死ぬ気で当ててください!」

「「「了解!!」」」


カチューシャ「な…なんなのよぉ!」

ノンナ「カチューシャ、このままだと攻撃できません!」

カチューシャ「ぐっ…!!」


まほ「よし、みほは上手くやってるようだ、私たちもやらなければ」

エリカ「全車砲撃用意!」

まほ「撃て!」

小梅「撃てー!!」


ノンナ「カチューシャ、私たちも攻撃されています!」

カチューシャ「…私たちもフラッグ車を見守るしかないわ、相手の本隊に撃って撃って撃ちまくりなさい!!」


みほ「…!!」

「くっ…いつまでくっついてるつもりだ…!!」


まほ「…みほっ…!!」

エリカ「何やってるの!もっと撃ちなさい!」

小梅「私たちはこれぐらいしかできないんです!もっと撃って!」


カチューシャ「ぐぬぬ…!!」

ノンナ「…」


みほ「…!今です!撃て!」

「なっ…」


まほ「…」

エリカ「…!」

小梅「……」


カチューシャ「…」

ノンナ「…はぁ」


シュコッ

「プラウダ高校フラッグ車、行動不能!」

「よって、黒森峰女学園の勝利!!」

エリカ「やった…」

小梅「…!」ウルッ

まほ「…やったぞ…!やった!!」

「「「うおおおおお!!!!!」」」

みほ「…ふぅ…」

「副隊長、お疲れ様でした」

「副隊長の指示があったからこそ勝てました!」

みほ「いえ、みなさんのおかげです…!本当にありがとう!」ギューッ

「やりましたね!」

「ああ…やった!」



カチューシャ「…」

ノンナ「…今回は私たちの負けですね」

カチューシャ「…わかってるわよ…」



みほ「よいしょ…」

まほ「みほっ!!!」ギュッ

エリカ「よくやったわ!!」ギュッ

小梅「うええ…よかったよぉ…」グスッ

みほ「え、えへへ…」

まほ「ありがとう…みほ…!」

エリカ「あなたが居て本当によかったわ…!」

小梅「うんっ…うんっ!」グスッ

カチューシャ「…優勝おめでとう」

みほ「あっ…」

まほ「ありがとう」

カチューシャ「黒森峰らしくない戦い方でびっくりしたわ」

カチューシャ「フラッグ車に乗ってたのはあなた?」

みほ「はい、そうです…」

カチューシャ「…名前は」

みほ「西住まほの妹、西住みほです」

カチューシャ「…素晴らしかったわ、あんな動き真似できない」

みほ「いえいえ…私は作戦を実行しただけです…でもありがとうございます」

カチューシャ「…作戦を発案したのはあなたなの?」

まほ「…まあな」

カチューシャ「…変わったのね」

まほ「ふふ、わかるか?」

カチューシャ「ええ」

まほ「…お疲れ様」

カチューシャ「ええ、お疲れ様、来年は絶対に負けないわ」

まほ「ああ、待ってるぞ」

ノンナ「では」

カチューシャ「ピロシキ~」

まほ「…やったんだな」

エリカ「ええ、やりましたよ、10連覇」

小梅「うええ…」グスッ

みほ「もう、小梅さんいつまで泣いてるの!折角勝ったんだからもっと笑顔笑顔!」

小梅「うん…グスッえへへ!」

まほ「…ふぅ」

「隊長!」

「隊長!!」

まほ「…ああ、皆、とりあえずお疲れ様」

「「「お疲れ様です!!」」」

まほ「まだ実感が湧かないが…10連覇達成できたぞ!」

「「「うおお!!!!」」」

まほ「今回勝てたのはみほ、副隊長のおかげだ」

「副隊長万歳!」

「みほさんかっこかわいい!!」

みほ「えへへ…ありがとう」

まほ「今回私たちはあまり目立った戦果は挙げられていないが…」

「隊長だって作戦考えたじゃないですか!」

「前の隊長だったら守りが硬い西住流そのものの戦い方でしたでしょうけど」

「今回は奇抜で楽しかったです!」

まほ「…ふふ、そうか」

まほ「…皆、よく頑張ったな」

「「「いえーい!!!」」」

まほ「さあ集合写真だ、皆笑顔だぞ!わかったな!」

「「「はい!!!」」」


「はい笑って~」

「撮りますよー」

カシャ


まほ「皆、改めてお疲れ様、今日はこれで解散にしよう!」

「「「お疲れ様でした!!!」」」

しほ「おめでとう、皆」

まほ「お母様」

エリカ「しほさん、来てらしたんですね」

しほ「もちろんよ、娘たちが決勝戦やってるんですもの」

小梅「ふふ、そうですよね」

しほ「…今回の作戦、まほが考えたの?」

まほ「…はい」

しほ「…やるじゃない」

まほ「…!」

しほ「やっぱりあなた、変わったわね」

まほ「…そうでしょうか」

しほ「ええ、そうよ」

しほ「みほ」

みほ「…はい」

しほ「お疲れ様」

みほ「うん…ありがとう」

しほ「どうしたの?元気ないけど」

みほ「ううん、ただ実感が湧いてないだけだよ」

しほ「…そうね、10連覇だもの」

みほ「それもそうだし、よくあんなに上手くいったなって…」

しほ「私は出来ると思ってたわ」

みほ「お母さん…」

しほ「よく頑張ったわね」ナデナデ

みほ「んっ…えへへ」

まほ「…」ジーッ

しほ「まほも、よく頑張ったわ」ナデナデ

まほ「…はい!」

エリカ「…微笑ましい」

小梅「ねっ」


しほ「二人共、今日はお疲れ様、気をつけて帰りなさい」

エリカ「はい、お疲れ様でした」

小梅「そちらこそお気をつけて!」

みほ「ばいばい!」

まほ「またな」

しほ「…今日は何にする?」

みほ「…カレー」

まほ「いいな」

しほ「じゃあカレーの具材買いにいきましょうか、運ぶの手伝ってくれる?」

まほ「もちろんです」

みほ「うん!」


西住家
しほ「二人にお話があります」

二人「??」

しほ「一週間後、10連覇の記念としてお祭りやるからよろしくね」

みほ「…」

まほ「…」

みほ「…何しよっか?」

まほ「そうだな…明日辺りエリカたちに聞いてみようか」

みほ「そうだね」

しほ「あ、あら…?」

まほ「あ、いえいえちゃんと驚いてますよ」

みほ「でも今日は疲れちゃったから…」

しほ「そ、そう…」

グ~
みほ「お腹すいた!」

まほ「先にお風呂だ」

みほ「そうだね」

しほ「じゃあ作って待ってるわよ」

二人「はーい!」

しほ「…さてと、愛する娘たちのために愛情をたっぷり入れますか」

おしまい。

とりあえずここで終わります。

まるで中学生の厨二病黒歴史ノートみたいな戦闘シーンで申し訳ないです…本当に苦手なんです…。
もう戦闘物は私が持たないので書きません!絶対です!!

まほみほ10連覇いいね!
この状態から勘当→大洗ルートは哀愁漂い過ぎるもんな

ペラペラ

まほ「ふむ…最近はこういうのが流行っているんだな…」
コンコン
みほ「お姉ちゃ~ん」

まほ「みほか、入っていいぞ」

みほ「はい、最近暑いからアイス買ってきたよ」

まほ「おお、ありがとう」

みほ「一緒に食べよ」

まほ「ああもちろん」

みほ「つめたーい♪」

まほ「やっぱり夏にはアイスだな」

みほ「冬にこたつの中で食べるアイスもいいけどね」

まほ「雪見大福とか最高だな」

みほ「ねーっ♪」

まほ「なあみほ」

みほ「うん?」

まほ「みほの中で何か流行りっていうのはあるのか?」

みほ「ボコ!」

まほ「だろうと思った」

みほ「夏仕様とかのボコもあるんだよ!」

まほ「麦わら帽子とかかぶってるのか?」

みほ「そうそう!あとは法被着てるのとか!」

まほ「なるほどなぁ…」

みほ「お姉ちゃんは?」

まほ「みほだが?」

みほ「…うん?」

まほ「私の中の流行りはみほだ」

みほ「…んーと???」

まほ「だから今こうやってアイス食べてるみほをだな」パシャリ

みほ「なるほど」

まほ「ふふ、あとで現像しよう」

みほ「じゃあ私もお姉ちゃん撮っていい?」

まほ「わ、私を撮っても面白くもなんともないぞ?」

みほ「私だって撮っても面白くないよ?」

まほ「私は楽しいからいいんだ」

みほ「じゃあ私だって楽しい」

まほ「…好きにしろ///」

みほ「いぇーい♪」カシャ

まほ「うぅ…///」

みほ「ねえお姉ちゃん、ポーズ撮ってみてよ?」

まほ「ぽ、ポーズ?」

みほ「そうそう、例えば上目遣いとか~」

まほ「…こ、こうか?」ウワメ

みほ「そうそう!いいね~!」カシャ

>>149
そうですね、皆笑顔で終わって欲しいですからね!
ありがとうございます。

まほ「う、うぅ…///」

みほ「いいよー、その恥じらってる姿もとてもいい!」カシャカシャ

まほ「ま、まてみほ///」

みほ「うん?どうしたの?」

まほ「は、恥ずかしい…///」

みほ「お姉ちゃんはこういうの慣れてないもんね…」

まほ「ああ…だからやめてくれると…」

みほ「やめないけどね」カシャカシャ

まほ「み、みほが意地悪だぁ///」

みほ「ふふ、可愛いよお姉ちゃん…大好き」ボソッ

まほ「み、耳元で囁くなぁ…///」

みほ「えへへ…本当だよ?お姉ちゃん大好き!結婚したいよ」

まほ「ぐぅ…///わ、私もみほが大好き…///」

みほ「…っ!!///もうっお姉ちゃん本当に可愛すぎ!///」カシャカシャ

まほ「うう…///」

しほ「騒がしいわね…」

みほ「あ、お母さん」

しほ「何してるの?」

みほ「お姉ちゃんが可愛すぎるから写真撮ってるの」

しほ「…あなた本当にみほよね?」

みほ「え?どう見たってそうでしょ?」

しほ「…疲れてるのかしらね」

まほ「お母様、みほを止めてください…///」

しほ「…みほ」

みほ「うん?」

しほ「…ほどほどにね」

みほ「はーい」

まほ「お母様…!」

しほ「あなただってわかっているでしょう?いつものみほじゃないときは誰にも止められないって」

まほ「た、確かにいつもあわあわしているみほじゃないのはわかりますが…」

しほ「覚悟を決めなさい、いまのみほは『やんちゃみほ』状態なんだから」

まほ「はい…落ち着くまで頑張って相手します…」

しほ「でも、『やんちゃみほ』も可愛いからいいじゃない」

まほ「そうですね…」

しほ「それじゃ、頑張りなさい」

まほ「はい…!」

みほ「お話は終わった?」

まほ「…ああ、終わった」

みほ「じゃあ次何しよっか?」

まほ「写真はもういいのか?」

みほ「私のお姉ちゃんフォルダが潤ったから大丈夫だよ」

まほ「そうか…ではどうするかな」

唐突の安価をしてみます >>154

ちなみに女の子同士でできることならなんでも大丈夫です

ですができるだけ健全なものでお願いします。

そしてこんなに遅くなって申し訳ありません。

おお来てたか!

安価は同じように2人でお母様の写真をとってその後記念のスリーショット

ちょっとおちゃめなしぽりん見てみたい

>>154
ありがとうございます…まさか待っていてくれていた人がいたとは思いませんでした…。
本当にありがとうございます、すごく嬉しいです。
そして安価了解しました。

まほ「…よし、決めたぞ」

みほ「何する?」

まほ「お母様を撮ろう」

みほ「お母さんを?」

まほ「ああ、お母様は写真に写りたがらないだろう?」

みほ「あー、確かにそうだね」

まほ「ということでお母様を撮ろう作戦開始だ」

みほ「おーっ!」


まほ「お母様、少しよろしいでしょうか?」

しほ「あらまほ、みほはどうなったの?」

みほ「呼んだ?」

しほ「みほもいるのね、それでどうしたの?」

まほ「『やんちゃみほ』を抑えるために協力をしてほしいのです」

しほ「なるほど…わかったわ、何をすればいいのかしら?」

まほ「私とみほで話して決めたのですが…」

しほ「ふむ」

まほ「お母様を撮ろう、ということになりました」

しほ「なるほど…」

しほ「え?」

まほ「なのでお母様、素直に撮られてください」

しほ「ちょ、ちょっと待って、私そういうのに弱いことあなたたちだって知っているでしょう!?」

まほ「ですがこうでもしないと『やんちゃみほ』が抑えられない気がするのです」

しほ「…それは本当なの?」

まほ「…おそらく」

しほ「はぁ、わかったわ…」

まほ「ありがとうございます…!」

みほ「あ、お母さんお話終わった?」

しほ「ええ、好きに撮りなさい」

みほ「いいの!?わーい!」

みほ「じゃあ撮るよー」カシャカシャ

しほ「…私なんて撮って楽しいのかしら」

まほ「みほの気が済むまで手伝ってあげてください」カシャカシャ

しほ「あなたまで撮るの!?」

まほ「ええ、『私とみほで話して決めた』ことですから」

しほ「うぐぐ…///」

みほ「おっ、お母さんいいねその顔ー!」カシャカシャ

まほ「ふむ、確かにいい恥じらい顔です」カシャカシャ

しほ「まほは私のこと撮って楽しいの!?」

まほ「そうですね、いつもと違うお母様が見れて私は楽しいです」

しほ「みほは!?」

みほ「うん?楽しいよ?」

しほ「…育て方間違えたかしら…」

カシャカシャ

しほ「ちょ、ちょっと待って…」

まほ「はい?」

みほ「どうしたの?」

しほ「私もあなたたちのこと撮りたいのだけれど…」

みほ「それはダメだよ、お母さんは被写体だもん」

まほ「そうです、みほが満足するまで付き合うって約束です」

しほ「娘達がいじめる…」

みほ「おお!涙目お母さんすっごい可愛い!」カシャカシャ

まほ「素晴らしい…これは連写モードだ」カシャカシャカシャカシャ

しほ「みほはともかくまほは楽しみすぎじゃないかしら…」

まほ「気のせいですよ」

みほ「ねえねえお母さん」

しほ「何かしら」

みほ「猫のポーズしてみて?」

しほ「な゛っ…」

まほ「ふむ…私も見てみたいですね」

しほ「…(やらなきゃだめ?)」まほに訴える目

まほ コクン

しほ「わ、わかりました…」

みほ「えへへ、まだかな~?」

しほ「…こう、かしら」

みほ「うーん、もうちょっと身体くねらせて?」

しほ「こう…?」

みほ「そうそう、それで手はグーにして、「にゃーん」って言ってみて?」

しほ「そ、そこまでするの!?」

みほ「そうだよー、大切な写真だもん」

しほ「辱めにしか感じないのだけれど…」

まほ「そんなことありません、今時他の子じゃお母様の猫のポーズ見ても「気持ち悪い」って言うでしょうけど私たちは違います」

みほ「お母さん可愛いよ?」

しほ「なんだか娘に言われるのも複雑ね…」

しほ「…にゃーん」

みほ「違う違う、「にゃーん♪」だよ?」

まほしほ(可愛い)

しほ「…にゃ、にゃーん♪」

みほ「よし、録画した」

しほ「ええ゛っ!?」

まほ「さすがみほ、侮れない」

しほ「さすがに録画はまずい、消して!」

みほ「だめー、私の宝物にするんだもんねー」

しほ「もう!」

まほ「なんだかんだお母様も楽しそうじゃないですか」

しほ「…まあ確かにこうやってあなたたちと絡むのも久々だしね」

良いな

おばさん何しとんwwwwww

まほ「そうですね、最近は戦車道ばかりで遊んだりするっていうことがなかったですもんね」

みほ「そうだよ、たまには一緒に遊ぼうよお母さん!」

しほ「…私もあなたたちと一緒に旅行とか行きたいけれど…」

まほ「…わかってます、お忙しいのに無理言ってすみません」

みほ「むーっ…」

しほ「そうね、こういう感じ久々で忘れていたわ」

しほ「これからはお互い時間ができたら言いましょう」

みほ「わぁ!」

まほ「お母様…!」

しほ「…隙あり!」カシャ

みほ「うわ!」

まほ「と、撮られた…!」

しほ「私はもう被写体じゃない、あなたたちを被写体にしてあげるわ…!」

まほ「よし…負けませんよ」

みほ「お母さんとお姉ちゃん両方撮ろう」

しほ「…行くわよ!」

まほ「行きます!」

みほ「わあああ!!」


しほ「はぁ…はぁ…」

まほ「さ、さすがお母様…まだまだ現役ですね…」

みほ「写真取りすぎてメモリいっぱいになっちゃったよ…」

しほ「…ふぅ、久々にあなたたちと遊んで気分がすっきりしたわ、ありがとう」

まほ「私たちも楽しかったです」

みほ「このお母さんの「にゃーん♪」動画は宝物にするね!」

しほ「…いいけど誰にも見せないでよ?」

みほ「うん!」

まほ「そうですお母様、三人で遊んだ記念として写真を撮りませんか?」

しほ「…確かに一緒に映った写真なんてあなたたちが子供の頃ぐらいだものね」

みほ「いいね!撮ろう撮ろう!」

まほ「じゃあお母様は真ん中でお願いします」

しほ「わかったわ」

まほ「私が左、みほが右だ」

みほ「はーい!」

まほ「…よし、タイマーセットして」

しほ「…ふぅ」

みほ「ほらお母さん笑って?」

しほ「こ、こうかしら」ヒキツリ

まほ「こ、怖いですお母様」

みほ「んー…あ、じゃあこうしよう」ピトッ

しほ「!?」

まほ「なるほど、私たちが左右から頬をくっつける作戦か」

みほ「そうそう!」

しほ「ちょ、ちょっと二人共…恥ずかしい…///」

まほ「いいじゃないですか、これも親子の親睦を深めるためです」ピトッ

みほ「もう深まってるけどねー」プニッ

しほ「…全く」

しほ「ふふっ」

カシャッ


翌日

みほ「現像できたよー!」

まほ「おお、来たか」

しほ「見せてみなさい」

みほ「写真現像するのに五千円ぐらい使っちゃった」

しほ「そんなに写真撮ってたの…?」

まほ「おお、見てください、このお母様の猫ポーズ、セクシーです!」

しほ「ちょ、ちょっと見せないで…///」

みほ「わぁ、このお姉ちゃんすごい楽しそうだよ!」

まほ「本当だ…まあ確かに楽しかったしな」

しほ「あなたのこんな顔久々に見たわ」

しほ「あら、みほもすごい笑顔ね」

みほ「ほんとだー」

まほ「こんな笑顔他の人の前じゃ絶対見せないだろうな…」

しほまほ(宝物にしよ)

みほ「はい、どうぞ」

まほ「お、記念写真だな」

しほ「ふむ…」

みほ「お母さん、すごい優しい笑顔してるね」

まほ「そうだな…」

しほ「い、言わないでよ恥ずかしい…///」

みほ「昨日は楽しかったなぁ」

まほ「またいつかこういうことしたいです」

しほ「そうね…」

みほ「ちょっと喉渇いたからお茶飲んでくるー」

まほ「ああ、行ってらっしゃい」

まほ「…お母様、お気づきでしょうが」

しほ「…ええ、そうね」

しほまほ「『やんちゃみほ』が治ってない…」

prrrrr…

しほ「はい…ええ…わかりました、今から向かいます」

しほ「ごめんなさいまほ、今から向かわなくちゃいけなくなってしまったわ、『やんちゃみほ』を治すのはあなたに任せたわ」

まほ「はい、わかりました、お気をつけて行ってきてください」

しほ「行ってきます」

まほ「…『やんちゃみほ』を人前に見せるわけにもいかない…どうすればいい…」

まほ「…とりあえず>>162をしよう」
また安価です、お願いします。

ごめんなさい、>>163の間違いです。

しほを使った安価はできなくなっているのでお願いします。

あぁ魂が浄化されていくのを感じるわ
凄く癒されるありがとう

連続で安価とったらアレなので
安価下

徹夜でボコの鑑賞

>>158
ありがとうございます。

>>159
でも結構お母様の猫ポーズ見てみたくありませんか…?

>>163
いえいえ、こちらこそ安価していただきありがとうございます。

>>164
すごく難しい感じですがやってみます。

まほ「…よし、みほが好きな物に徹底的に付き合ってみよう」

まほ「みほが好きなのはボコだったな」

みほ「いまボコって聞こえたよ!?」

まほ「ああ、みほおかえり」

みほ「お姉ちゃんただいま、はいお茶」

まほ「おお、ありがとう」

みほ「それで、ボコがどうしたの?」

まほ「んくっ…んくっ…ふぅ、いや、みほの好きな物に徹底的に付き合おうと思ってな」

みほ「わぁ、嬉しいな!でもボコも好きだけどお姉ちゃんのほうが好きだよ?」

まほ「わ、私はいいんだ///ぜひボコのよさを教えてくれ」

みほ「えへへぇ、わかった!じゃあ私の部屋に来て?」

まほ「ああ(…大丈夫かな、色々と)」

みほの部屋
みほ「じゃあボコのどんなことを知りたい?」

まほ「そうだな…いまみほが一番好きなボコってどれなんだ?」

みほ「一番好きなボコかぁ…難しいなぁ…」

まほ「たくさん種類があるよね」

みほ「うーん…これかな」

まほ「…ミイラ?」

みほ「包帯ボコ(増し増し)だよ!」

まほ「なるほど…本当に増し増しだな…顔が見えない」

みほ「ここまでなってるのに頑張るボコ…かっこいいよね…!」

まほ「そうだな…諦めない心をもっている」

みほ「そう!そうなんだよお姉ちゃん!」

まほ「だがボコは強くなったりしないのか?やられてばかりで悔しいだろう」

みほ「でもやられるのがボコだから…!」

まほ「ふむ…ではやられずに勝つボコっていうのは存在しないわけだな」

みほ「そうだね、絶対にないと思うよ」

まほ「みほは勝ってしまうボコを見てみたいのか?」

みほ「え?…うーん、考えたこともなかったなぁ…」

まほ(そこまでなのか…)

みほ「見てみたいけど…見たらなんか崩れちゃう気がするんだよね…」

まほ「なるほどな…ずっと負けるのがボコっていうことだな」

みほ「そうなんだよ…頑張るんだけど負ける…これがボコだからね」

まほ「ふむ、では少し話題を変えよう」

みほ「なになに?」

まほ「みほはどうしてボコを好きになったんだ?」

みほ「どうしてボコを好きになったか…」

まほ(正直少し心配だ)

みほ「…確か昔に…」





みほ「たまたま通りかかったお店の近くでショーがやってたの」

まほ「ふむ」

みほ「どうせ家に帰ってもお姉ちゃんたちいないし見ていこうかなってなったのね」

まほ「ふむ」

みほ「そのショーを最初見たときは『なにがしたいのこれ…』って思ってたんだよね」

まほ「まあそうだろうな」

みほ「だけどボコが諦めずに敵と戦ってるところを見てて、すっごく応援がしたくなったの」

まほ「…ふむ」

みほ「だから私『頑張れー!頑張れー!』って応援してた」

まほ「みほは優しいからな」

みほ「結局負けちゃったんだけど、なぜかすっきりしたの」

まほ「叫んだことによって…ということか…?」

みほ「それでショーが終わった後にスタッフさんに聞いてみたの」

みほ『さっきのボコボコにされていたクマはなんて言う名前なんですか?』

みほ「ってね」

まほ「ふむ」

みほ「そしたら『ボコって言うんです』って言われた」

まほ「私だったら『そのままじゃないか…』と思うだろうな」

みほ「私も思ったんだけどね…だけどスタッフさんにね」

『またここでボコショーをやるので是非来てくださいね』

みほ「って言われたの」

まほ「そのときは結構人気だったのだろうか…」

みほ「だから毎日その通りを通ってたの」

まほ「なるほど」

みほ「それでまたやってたから、見て、またやってたから見て…って繰り返してたらいつの間にか好きになってたんだ」

まほ「ふむ…」

みほ「スタッフさんに『グッズとかないんですか?』って聞いたら」

『買ってくれるんですか!?』

みほ「って驚かれちゃったよ」

まほ「やっぱり人気なかったんだな…」

みほ「それで裏のルートらしいところを教えてもらって、いっぱいぬいぐるみとか買ったんだー」

まほ「裏のルートって…何か危ないことされてないか?大丈夫だったか?」

みほ「危ないこと…?んーと、グッズを買うたびに泣いてくれる店員さんならいたよ」

まほ「よほど嬉しかったんだな…」

みほ「だけどそのお店もう潰れちゃってさ」

まほ「そうか…」

みほ「だから今は通販とかで買ってるんだ」

まほ「なるほどな…」

みほ「と、言うことです」

まほ「ふむ、ありがとう話してくれて」

みほ「ううん、いいんだよこのぐらい」

まほ「うーむ…それじゃあ次はだな…」

※捏造申し訳ないです。

みほ グーッ

みほ「あっ…」

まほ「…おや、もうこんな時間か…みほと話していると時間が短く感じるよ」

みほ「私も…こんなにボコの話を真面目に聞いてくれる人は初めてだよ、ありがとうお姉ちゃん」

まほ「いいんだ、だってみほのお姉ちゃんなんだから」

みほ「えへへ、お姉ちゃん大好きっ」ギュッ

まほ「ふふ…」ナデナデ

まほ「さて、夕ごはんにしようか」

みほ「そうだね」

まほ「冷蔵庫の中は…」

みほ「サワークリーム、牛肉、玉ねぎ、マッシュルーム、トマト、牛乳…」

まほ「うーん、ビーフストロガノフを作れと言ってるのと同じだな」

みほ「そうだね、つくろっか」

まほ「ああ、そうだな」

割愛

みほ「できた!」

まほ「おお、とても美味しそうだ」

みほ「だね!ではでは」

2人「いただきます!」

まほ「んー…この少々酸味があるのが美味しいな」

みほ「うんうん…やっぱり二人で作ると美味しいねっ」

まほ「そうだな…」

みほ「お母さんにも食べてもらおうね」

まほ「ああ、少し多めに作っておいて良かったな」

みほ「そうだね」

まほ「んー…美味しかった」

みほ「お姉ちゃん食べるの早いよね」

まほ「みほが食べてるところじっくり見たいからな」

みほ「もう…///」モグモグ

まほ「ふふ、可愛い」

みほ「ごちそうさま!次は私がはやく食べてお姉ちゃんの食べるところ見るんだから!」

まほ「それは楽しみだ、よし片付けよう」

みほ「はーい」

カチャカチャ
みほ「ねえお姉ちゃん」

まほ「うん?」

みほ「なんで急にボコのこと知りたがったの?」

まほ「うっ…それは…」

みほ「…」ジーッ

まほ「い、今の状態のみほを外に出すわけには行かないんだ」

みほ「…?私普通だよ?」

まほ「いや、違う、私はわかっているんだ」

みほ「そうなのかな…?自分でもわからないや」

まほ「よし、じゃあ検査をしてみよう」

みほ「検査?」

まほ「うむ、なに、ただ一つのことを行うだけさ」

みほ「いいよ、何すればいいのかな?」

まほ「私の目をじっと5分間見つめてみろ、絶対に目を離すな」

みほ「わかった」

5分後
ppppp…
みほ「5分たったよ?」

まほ「うむ…やはり今のみほを外に出すわけには行かないな」

みほ「えー?そうなの?」

まほ「ああ、だから気にせず一緒に話をしよう」

みほ「まあお姉ちゃんといっぱい話できるなら私も嬉しいからいいんだけどねっ」

まほ(普通のみほだったら2分ぐらいで頬を染め目を逸らし始めるんだ、恥ずかしがり屋だからな)

みほ「それじゃあ私の部屋へれっつごー!」

まほ「ごー」


みほの部屋
まほ「それでは再開しようか」

みほ「あ、ボコのことを知りたいなら映画とアニメを見ればすぐわかるよ!」

まほ「…なるほど(映画とかあったのか…)」

みほ「よし、じゃあ一緒に見よう」

まほ「ちなみに全部見るのにどれぐらい時間かかる?」

みほ「全部見る?そうだなぁ…朝日が昇るぐらいになるかな」

まほ「…わかった(て、徹夜だと…)」

まほ(徹夜なんて大事な作戦を考える時ぐらいにしかしないぞ…)

みほ「あ、じゃあお菓子持ってくるね」

まほ「ああ、ありがとう」
バタン
まほ「…大丈夫か私…私までボコ好きになってしまったらどうしよう…」

まほ「いやみほの趣味を知れたらもっと仲良くなれるだろうし嫌ではないが…」

まほ「…まあ明日も休みだし大丈夫か…」

まほ「あ、ちなみに私たちはすでにお風呂に入っているぞ」

みほ「戻ったよー、あれお姉ちゃんどこ向いて話してるの?」

まほ「いや、なんでもない、じゃあみようか」

みほ「うん!」

ヤーッテヤルヤーッテヤル♪

みほ「ふんふんふーん♪」

まほ「…(可愛い)」

オイコラ、オマエタチ、ブツカッタゾ!

ヤッチマエ!

ウワア、ナニヲスルヤメロォ

みほ「頑張れ…!」

まほ(…みほは何回も見ているはずなのに応援してしまうんだな…)

まほ「が、頑張れー」

チュンチュン…

みほ「ふあぁ…全部終わったよ」

まほ「あ、ああ…」

みほ「どうかな?ボコのことわかったかな?」

まほ「ああ、よぉくわかったよ」

みほ「えへへ、よかったぁ」

まほ「朝になってしまった、もう寝ようか」

みほ「そうだね」

まほ「おやすみ、みほ」

みほ「…まってお姉ちゃん」

まほ「どうした?」

みほ「その…一緒に寝よ?」

まほ「…はぁ、しょうがないな」

みほ「えへへ、ありがと」

まほ「おやすみ、みほ」ギュッ

みほ「おやすみなさい、お姉ちゃん」ギュッ


しほ「ふぅ…まさか泊まることになるとは思わなかったわ」

しほ「ただいま…ってまだ寝てるわよね」

しほ「…じゃあ二人の寝顔でも見ますかね」

しほ「まずはみほから…ふふふ」

しほ「失礼しま…」

みほまほ「すぅ…すぅ…」

しほ「…本当に仲が良くて嬉しいわ」


しほ「あら、何か作ってあるわね」

しほ「ビーフストロガノフ…」

しほ「…いただいてみましょうか」

しほ「ふむ…美味しいじゃない」

prrrr…

しほ「あら」

しほ「はいもしもし…おはようございます…はい…わかりました、準備出来次第そちらに向かいます」

しほ「…はぁ、少しぐらい休ませて欲しいわね」

しほ「…だけど、二人の寝顔が見れて癒されたわ」

しほ「書置きを残しておきましょう…」

しほ「…それじゃ、行ってくるわ」

しほ「…そういえば『やんちゃみほ』は治ってるのかしらね?」

しほ「一応>>172しなさいと書いておきましょう」

しほ「では本当に行ってきます」


ここでまた安価です。
次から『やんちゃみほ』が解けている状態から始まります。
それを知らずに母の書置き通りに続行するお姉ちゃん…
一体どんなみほが見れるんでしょうね?
ということで安価お願いします。
そして寝ます、おやすみなさい。


お母様のせいで治ってるのに続行させられるまほ不運かわいい

とにかくみほが恥ずかしくなるくらいひたすら甘やかしなさい

>>171
ありがとうございます。
まほ自身も楽しんでやっていることなので不運ではないのです。

>>172
安価ありがとうございます。
みほまほは私の栄養分になるのでありがたいです。

早くみほまほの睦み合いが見たいよぉ

まほ「ふあぁ…」

みほ「すぅ…すぅ…」

まほ「…ふふ、みほはいつ見ても可愛いな」

みほ「…えへへ…お姉ちゃん…一緒にあそぼー…」

まほ「ああ、今日も一緒に遊ぼうな」

まほ「…さて、顔洗ってくるか」


まほ「ふぅ…おや?」

『おはよう。今日の朝に帰ってきたのだけれどまた用事が入ってしまったわ。ごめんなさい。
やんちゃみほは治ったかしら?治ってないと大変だから、みほが恥ずかしくなるくらい甘やかしてみなさい。
今日の夜には帰って来れるだろうから、夕ごはんは待っててね。』

まほ「ふむ…やんちゃみほが恥ずかしくなるくらい甘やかすっていうのはどれぐらいやらなきゃいけないんだろうか…」

まほ「とりあえずみほが起きたらやってみようか」

1時間後…
みほ「んん…ふあぁ…」

まほ「みほ、おはよう」ナデナデ

みほ「あ、お姉ちゃん…えへへ、おはよう」

まほ「相変わらずみほは可愛いな」ナデナデ

みほ「えへへ…お姉ちゃんも可愛いよ?」

まほ「ふふ、ありがとう」ナデナデ

まほ「ほら、顔洗おう?」

みほ「うん!」


パシャパシャ

みほ「ふぅ」

まほ「ほらみほ、こっち向いて?」

みほ「何おねえちゃわぷっ」

まほ「顔拭かないとね」フキフキ

みほ「えへへ、ありがとうお姉ちゃん」

まほ「どういたしまして、朝ごはんどうしようか?」

みほ「んー…ピザトーストでもつくろっか」

まほ「そうしようか」


みほ「玉ねぎとマッシュルームとケチャップとチーズとコーンだね」

まほ「お、ちょうど全部あるじゃないか」

みほ「よし、つくろー!」

まほ「おー!」

みほ「じゃあお姉ちゃんマッシュルーム切ってくれる?」

まほ「わかった」

ザクザク トントン

みほ「よし、食パンにケチャップ塗ってー…」

まほ「具材のせて…」

みほ「チーズかけて…」

まほ「オーブンで焼く」

2人「できたー!」

みほ「んーっ、おいしいー♪」

まほ「ああ、二人で作ったからもっと美味しく感じるよ」

みほ「そうだねー、やっぱりお姉ちゃんと一緒に作るとおいしい♪」

まほ「ふふ、私もだ」

みほ「んふー♪」

まほ「もう…口元にケチャップ付いてるぞ?」

みほ「本当?ありがとー」

まほ「まった」

みほ「うん?」

まほ ペロッ

みほ「!///」

まほ「よし、取れたぞ」

みほ「ありがとー///」

まほ「ふふ」モグモグ

みほ「あーん…ムグムグ…うん、ごちそうさま!」

まほ「私も、ごちそうさまでした」

まほ「洗い物しよう」

みほ「ありがとー、じゃあ私お茶用意するね」

まほ「ああ、ありがとう」


まほ「よし、終わった」

みほ「はい、お姉ちゃん」

まほ「ありがとう」ゴクッ…ゴクッ…

まほ「ぷはぁ」

みほ「いい飲みっぷりだね」

まほ「喉渇いていたからな」

みほ「しょっぱいもの食べたら喉渇いちゃうもんね」

まほ「うむ、さてこのあとどうしようか?」

みほ「うーん…どうしよっか…」

まほ「外に出るにもこの暑さではな…」

みほ「あ、お姉ちゃん、オセロがあるよ」

まほ「オセロか…はっ」

みほ「どうしたの?」

まほ「みほ…ここは一つ勝負をしよう」

みほ「わー、いいね」

まほ「負けた方はなんでも一つ言うことを聞くっていうのはどうだ?」

みほ「え゛っ…お姉ちゃん強いしなぁ…」

まほ「何、そんな無茶な要求はしない、一緒にお風呂入ろうとかそのぐらいだ」

みほ「あっ、それぐらいだったら大丈夫だよ、やろっか」

まほ「本当にいいんだな?」

みほ「えっ、別に無茶な要求しないんでしょ?」

まほ「もちろんだ、みほを恥ずかしい目に合わせたくない」

みほ「えへへ、ありがとう、大丈夫だよ♪よし、私白ね、いっくよー!」

まほ「ま…負けた…!?」

みほ「わーいわーい♪お姉ちゃんに勝ったー♪」

まほ「くっ…さあ、なんでも言うことを聞こう、言ってみろ」

みほ「それじゃあね…」

まほ「…ゴクッ」

みほ「その…今日一日…お姉ちゃんに甘えたいな…なんて…///」

まほ「…え?」

みほ「だめ、かな」

まほ「いや、全然構わない、むしろ大歓迎だ」

みほ「わーい♪」

まほ(私が勝ったら甘えさせるつもりだったが…結果オーライだな)

みほ「えへへ~お姉ちゃんお姉ちゃん♪」スリスリ

まほ「ふふ」ナデナデ

まほ(…なんだか私が恥ずかしくなってきた…ダメだ、絶対にみほが恥ずかしくなるぐらい甘やかせねば)

まほ「なあみほ、一緒にケーキ食べに行かないか?」

みほ「ケーキ?わーい、食べにいこー♪」

まほ「よし、じゃあ用意しようか」

みほ「うん!」


まほ「できたか?」

みほ「うんっ!」

まほ「…日焼けしてしまうぞ、ほら帽子」

みほ「ありがとー」

まほ「よし、行こうか」

みほ「うん!」


みほ「ふんふんふふ~ん♪」

まほ「ご機嫌だな」

みほ「もちろんだよ、お姉ちゃんと一緒にいるといつもご機嫌なんだよ?」

まほ「そ、そうか…///」

みほ「えへへ~♪」

エリカ「あ」

みほ「あ、エリカさん」

まほ「おお、エリカ」

エリカ「お二人共、こんにちは」

みほ「こんな暑い日にどこに行くの?」

エリカ「それはお互い様でしょ…」

みほ「私たちはねー、一緒にkもごっ」

まほ「少し戦車の備品をな」

エリカ「なるほど…我々のためにありがとうございます!」

まほ「エリカはどこへ行くんだ?」

エリカ「私は食材の調達に」

まほ「そうか、最近暑いからいっぱい買いすぎてダメにしないようにな」

>>175
すみません、遅れました。

エリカ「はい、ありがとうございます」

まほ「水分補給も忘れずにな、それじゃ」

エリカ「はい、そちらこそお気をつけください」

まほ「ああ、ありがとう」


みほ「ぷはっ…もう、なんで嘘ついたの?」

まほ「みほと一緒にケーキを食べにいくんだ、エリカには悪いが邪魔はさせない」

みほ「…///」

まほ「私はみほとだけ一緒にケーキを食べたいからな」

みほ「…えへへ、嬉しい///」

まほ「さあ、行こう?」

みほ「うん!」


ケーキ屋さん
イラッシャイマセー
みほ「わぁ、いっぱいあるね」

まほ「そうだな…これは悩みそうだ」

みほ「私いちごのショートケーキ!」

まほ「早いな…んー…」

みほ(悩んでるお姉ちゃん可愛いなぁ)

まほ「よし、レモンタルトにしよう」

みほ「わぁ、美味しそうだね」

まほ「すみません」

「はい、ご注文はお決まりでしょうか?」

まほ「いちごのショートケーキとレモンタルト一つずつください」

「かしこまりました、少々お待ちください」

みほ「楽しみ♪」

まほ「ふふ、可愛い」

みほ「えへへ♪」

まほ「…なあみほ」

みほ「うん?」

まほ「今から5分間私の目を見続けてくれ、目を逸らしてはだめだ」

みほ「えっ…うん、やってみる」

まほ「…」ジーッ

みほ「…」ジーッ

3分後…

みほ「も、もうだめ///」

まほ「…!」

まほ(もうやんちゃみほではないということか…)

まほ「ふふ、みほの顔がしっかり見れて幸せだ」

みほ「お、お姉ちゃんの顔も綺麗でか、可愛かったよ///」

まほ「あ、ありがとう///」

まほ(ここでもう甘やかすのはやめるべきなんだろうが、みほの命令で今日一日だからな)

まほ(…といっても、毎日甘やかしたいがな)

「おまたせしました、いちごのショートケーキとレモンタルトです」

みほ「わぁ、美味しそうだね」

まほ「うむ…」

みほ「それじゃ食べよっか」

まほ「そうだな」

2人「いただきます」

みほ「お姉ちゃん、あーん」

まほ「こらこら、先にみほが食べて?」

みほ「はーい♪」

みほ「んー、おいしいよお姉ちゃん♪」

まほ「そうか、よかった」

まほ「じゃあ私も」

まほ「…うむ、甘味と酸味が絶妙でおいしい」

みほ「じゃあはい、あーん」

まほ「あ、あーん…」

みほ「美味しいでしょ?」

まほ「ああ、甘くて美味しいな」

まほ「じゃあ私もだ」

まほ「あーん♪」ニコッ

みほ「お、お姉ちゃん」

まほ「うん?」

みほ「そんな笑顔、私以外に見せないでね…」

まほ「…ふふ、もちろんだ、みほにしか見せないとっておきの笑顔だぞ」

みほ「…!///えへへ、お姉ちゃんだいすきっ!」アムッ

みほ「んーっ、こっちも美味しいね♪」

まほ「だろう?」

みほ「えへへ、お姉ちゃんと食べてるから幸せ♪」

まほ「ああ、私もみほと一緒に食べれて幸せだ、もう結婚しよう」

みほ「も、もうお姉ちゃんったら…まだ早いよ…///」

まほ「はは、それもそうだな…ん?」

みほ「んー、ごちそうさま!」

まほ「あ、ああごちそうさま…」

みほ「このあとどうしよっか?」

まほ「ふむ…おや、もうお昼か」

みほ「でももうケーキでお腹いっぱいだよ?」

まほ「だな…じゃあ家に戻って夕ごはんまでだらけようか」

みほ「わーい、お姉ちゃんと一緒にのんびり過ごせる♪」

まほ「ふふ、私も嬉しいよ」ナデナデ

みほ「あ…えへへっ」

まほ「よし、じゃあ帰ろうか」

みほ「うんっ!」

まほ「…手をつないで帰ろう」

みほ「うん、いいよっ」ギュッ

まほ「…ふふ」

みほ「ふんふ~ん♪」

まほ「ふふ、相変わらずご機嫌だな」

みほ「もちろん!お姉ちゃんと手つないで歩くなんて何年ぶりだろうと思って!」

まほ「そうだな…時間がなかったからな」

みほ「だから今日はこれからの分ずっと手つなぎたいな?」

まほ「ああ、もちろんだ」

みほ「えへへっ」

エリカ「おや」

みほ「エリカさん!」

まほ「やあ、さっきぶりだな」

エリカ「ええ…」

まほ「いい戦車の備品がなかったからそのまま戻ってきてしまったよ」

エリカ「そうでしたか…お疲れ様です」

まほ「エリカは…結構買ったみたいだな」

エリカ「こんな暑い中毎回毎回買いに来たくないですからね」

まほ「確かにそうだな…」

エリカ「…みほ」

みほ「うん?♪」

エリカ「幸せそうね」

みほ「うん!」

エリカ「…ふふ」

エリカ「では、家で母たちが待っているので失礼しますね」

まほ「ああ、気をつけて帰れよ」

エリカ「はい、ありがとうございます、隊長達もお気をつけて」

みほ「じゃーねー!」

エリカ「またね」

みほ「エリカさんお使いだったんだね」

まほ「結構重そうだったが…」

みほ「エリカさんあれでも結構力持ちなんだよ?」

まほ「そうなのか」

みほ「うん、私のことをお姫様抱っこできるぐらい!」

まほ「…ほう?」

みほ「うん?」

まほ「よし、みほ行くぞ」

みほ「へ…わぁ!?」

まほ「おお、みほは軽いな」

みほ「ちょ、ちょっとお姉ちゃん恥ずかしいよぉ!///」

まほ「いいじゃないか、今日は一日中甘えてくれるんだろう?」

みほ「も、もう…///」

みほ「…」ギュッ

まほ「…っ///よし、帰ろう///」

みほ「うん…///」

「あらあら…」
「すごいわね…」
「ラブラブして…微笑ましいわ」

みほ「み、皆見てるよぉ…///」

まほ「ふふ、恥ずかしがってるみほも可愛いな」

みほ「もう…お姉ちゃんってば…///」

まほ「…よし、ついた」

みほ「お、下ろしてくれる?」

まほ「だめだ、部屋まで行くぞ」

みほ「うう…///」

みほの部屋
まほ「よいしょ」

みほ「…///」

まほ「…さて、どうする?」

みほ「な、なんだか疲れちゃった」

まほ「ふむ、ではお昼寝でもしようか」

みほ「わーい、もちろんお姉ちゃんも一緒に寝てくれるんでしょ?」

まほ「ああ、もちろんだとも」

みほ「えへへっ」

みほ「よいしょっと…ほら、お姉ちゃんも隣に寝て?」

まほ「ああ」ゴソゴソ

みほ「…ねえお姉ちゃん」

まほ「うん?」

みほ「正直、私甘え方がわからないんだ」

まほ「ふむ」

みほ「お姉ちゃんにどうやって甘えればいいか…」

まほ「簡単なことじゃないか」

みほ「どうすればいいのかな…?」

まほ「ほら」

みほ「…っ///」

まほ「私を抱きしめてご覧?」

みほ「い、いいの…?」

まほ「いいんだ、ほら」

みほ「…///」ギュッ

まほ「ふふ…よしよし…」ナデナデ

みほ「うぅ…///」

まほ「みほは可愛いな…私だけのものだ」

みほ「そ、それはもちろんだけど…///」

まほ「ふふ、ありがとう…ん?」

みほ「ねえ、お姉ちゃん…」

まほ「うん?」

みほ「このままギュってしたまま寝ていい…?」

まほ「ああ、私もギュってしながら寝るつもりだったぞ」

みほ「…えへへ、ありがとう…おやすみなさい…」

カァ…カァ…

みほ「すぅ…すぅ…」

まほ「んっ…おや、もう夕方か…」

みほ「んっ…お姉ちゃん…大好き…えへへぇ…」

まほ「…ふふ」ナデナデ

みほ「んぅ…ふあぁ…」

まほ「おはよう、みほ」

みほ「んー…おはようお姉ちゃん」

まほ「もう夕方になってしまった」

みほ「本当だ…」

まほ「そろそろお母様も帰ってくる頃だろう」

みほ「そうだね」

まほ「よし、お母様帰ってくるまで何しようか」

みほ「そうだなぁ…もう一眠り…」

まほ「だめだ、夜寝れなくなってしまう」

みほ「そうだね…じゃあ一緒にすごろくやろ!」

まほ「すごろくか…2人でできるものなのか?」

みほ「もちろん大勢いたほうが楽しいと思うけど…お姉ちゃんとならなにしても楽しいとおもうなっ」

まほ「そうか…///」

みほ「じゃあ私からね?」

まほ「ああ、いいぞ」

みほ「えいっ」 3

みほ「えーと…『お姉ちゃんと一緒に寝る』一回休みだ…」

まほ「じゃあ私の番だな」 4

まほ「ふむ…『妹の可愛いところを見て元気が出た』2進むだそうだ」

みほ「いいなー」

まほ「じゃあ次も私の番だな」 2

まほ「『妹がアイスを食べるところを眺めた』一回休みだそうだ」

みほ「よーし、お姉ちゃんに追いついちゃうぞ!」 5

みほ「えーと…『お姉ちゃんと結婚することになった』ゴールすると子供ができるんだって」

まほ「ふむ」

みほ「よーし、じゃあまた私の番だね」 1

みほ「『お姉ちゃんが危機!見事あなたが助けラブポイント+!』だって」

まほ「ラブポイントってなんだろうな?」

みほ「わからない…」

まほ「よし、じゃあ私の番だな」 5

まほ「『妹の好きな食べ物を作った』ラブポイント+だそうだ」

みほ「このポイントは何に使うんだろうね…」

みほ「よし、行くぞー」4

みほ「『もうすぐゴールだ、頑張れ』何もなしだって」

まほ「早いな…よし」2

まほ「『妹と結婚し幸せな暮らしになった』4進むだと」

みほ「よーし、えいっ」3

みほ「『ゴール!』わーい!」

まほ「早いな…」

みほ「えへへー」

まほ「…あえて言わなかったが」

みほ「うん」

まほ「このすごろく凄いピンポイントだな」

みほ「私とお姉ちゃんでやれば幸せな気持ちになれるね」

まほ「今も十分幸せだが…みほと結婚できるなんて最高だな」

みほ「え?するに決まってるじゃん」

まほ「あはは、そうだったな…ん?」

しほ ただいまー

みほ「あ、お母さん帰ってきた」

まほ「よし、出迎えだ」

みほ「うん!」


みほ「お母さん、おかえりー」

まほ「お帰りなさい、お母様」

しほ「二人共、ただいま」

しほ「今から夕ごはん作るから待っててね」

みほ「はーい!」

しほ「それとまほ、ちょっと来て」

まほ「はい?」

しほ「…どう?みほは」

まほ「はい、通常に戻りました」

しほ「そう、わかったわ、お疲れ様」

まほ「いえ、私自身も楽しかったので大丈夫です」

みほ「…ねえお姉ちゃん」

まほ「ん?」

みほ「こっちきて」

まほ「どうした?」

みほ「…」チュッ

まほ「…!?///」

しほ「まぁ…」

まほ「ど、どうしたみほ…?」

みほ「ううん、ただしたくなっただけ」

まほ「そうか…///」

みほ「あ、それとお母さん」

しほ「どうしたの?」

みほ「私お姉ちゃんと結婚するから」

まほ「やっぱり聞き間違いじゃなかったー!!」

しほ「あら、いいんじゃない?」

みほ「いいの!?わーい♪」

まほ「お、お母様私もみほと結婚できるのは嬉しいですがここでは姉妹婚はできません!」

しほ「簡単な話じゃない、姉妹婚できる国へ行けばいいんだから」

まほ「とても簡単な話ではない気がするのですが…」

しほ「ほら、夕ごはん作るから手洗いうがいしてらっしゃい」

みほ「はーい♪」

まほ「は、はい…」


みほ「えへへ、嬉しいな♪」

まほ「ああ、私もとても嬉しいよ」

まほ「とりあえず手洗いうがいだな」

みほ「うんっ!」
ガラガラガラ ペッ
まほ「よし、戻ろう」

みほ「はーい」


しほ「おかえり、できてるわよ」

まほ「さすがお母様、早いですね」

みほ「早いのに美味しいのがお母さんの料理だよね」

しほ「ふふ、ありがとう、ほら食べちゃいなさい」

まほ「では…」

2人「いただきます!」

しほ「今日の献立はかぼちゃの煮付けとぶりの煮付けです」

まほ「煮物なのにこの速さ…さすがです」

みほ「おいしー♪」

しほ「私は仕事があるから二人で食べててね」

2人「はーい」

しほ「それとまほ、後で私の部屋へ来て」

まほ「わかりました」

しほ「それじゃまた後でね」

みほ「仕事頑張ってね!」

しほ「ありがとう」
バタン
みほ「ねえお姉ちゃん」

まほ「うん?」

みほ「さっきから気になってたんだけど…なんでお母さんとこそこそしたりしてるの?」

まほ「う゛っ…そ、それはだな…」

みほ「言えないならいいんだよ…?」

まほ「…みほには人格が二つあるのは知っているか?」

みほ「うん、知ってるよ?」

まほ「あれ…?」

みほ「可愛いお姉ちゃんを見てると意地悪したくなったりするからね…」

まほ「…じゃあ私はあまり愛想を振りまかない方がいいんだろうか」

みほ「それはだめ、私が死んじゃうから」

まほ「そ、そうか…」

みほ「だからそのままのお姉ちゃんでいてね」

まほ「ああ、わかったよ」

こんなつまらないSSを読む人はいないでしょうが私が好きなのでこのまま続けます

みほ「うん、食べた食べた」

まほ「美味しかったな」

みほ「うん!」

2人「ごちそうさまでした!」

しほ 食器はそのままでいいわよー

まほ「だそうだ」

みほ「じゃあ私先に部屋に戻ってるから後で来てね?」

まほ「ああ、わかった」


まほ「お母様」

しほ「入って」

まほ「失礼します」

しほ「『やんちゃみほ』が治っててよかったわ」

まほ「そのことなんですが…」

しほ「うん?」

まほ「わ、私が可愛いから『やんちゃみほ』になって意地悪したくなるそうです…///」

しほ「あら…そうだったのね…」

しほ「じゃあこれから抑える必要もないのかしらね」

まほ「どうなんでしょう…」

しほ「まあそれはまた今度考えるとして…今日はどうするの?」

まほ「今日の朝みほとオセロをやりまして」

しほ「ふむ」

まほ「『負けたほうがなんでも一つ言うことを聞く』というルールでやったんです」

しほ「へぇ」

まほ「それで私が負けてしまいまして…」

しほ「あら、珍しいこともあるものね」

まほ「みほに命令されたのが『今日一日お姉ちゃんに甘えたい』だったんです」

しほ「今日の目的とぴったりじゃない」

まほ「なので今日寝るまでみほを甘えさせようと思います」

しほ「いいんじゃない?二人はもう結婚する仲なんだし」

まほ「う…///」

しほ「そう、わかったわ、あとはまほに任せます」

まほ「それでは、行ってきます」

しほ「ええ、行ってらっしゃい」

みほの部屋
ガチャ
みほ「あ、お姉ちゃんおかえり」

まほ「ああ、ただいま」

まほ「みほ、ちょっとおいで」

みほ「なになに?撫でてくれるの?♪」

まほ「みほに膝枕してあげようと思って」

みほ「えっ、いいの?わーい、お姉ちゃんの太ももを味わえるんだね!♪」

まほ「そ、そういうふうに言わない///」

みほ「はーい、では早速…」

ポフッ
みほ「えへへー…♪」

まほ「ふふ、可愛い」ナデナデ

みほ「んふー…♪きもちいいよお姉ちゃん…」

まほ「そうか、それはよかった」

みほ「お姉ちゃんの太もも気持ちいい♪」

まほ「大丈夫か?首とか痛くならないか?」

みほ「うん、大丈夫だよ♪えへへー♪」

まほ(完全に猫だな)

みほ「お姉ちゃん…私眠くなってきちゃった」

まほ「おっと、それはだめだ、ちゃんとベッドで寝よう?」

みほ「えー…もったいないよ…」

まほ「またいつでもしてあげるから」

みほ「ほんと?」

まほ「ああ」

みほ「学校でもしてくれる?」

まほ「そ、それは…」

みほ「じゃあもったいないからやめないー」

まほ「わ、わかった…しよう」

みほ「えへへ、わーい!お姉ちゃん大好き♪」

まほ「全く…」

みほ「お姉ちゃん、一緒に寝よ?」

まほ「ああ、いいぞ」

みほ「ギュってしていい?」

まほ「じゃあ私もしていいか?」

みほ「もちろんだよ!♪」

まほ「よし、じゃあ寝ようか」

みほ「うんっ!」

まほ「おやすみ、みほ」

みほ「おやすみなさいお姉ちゃん…」

まほ「…ふふ」ナデナデ

みほ「すぅ…すぅ…えへへぇ…」

まほ「…私も寝てしまおう」

まほ「すぅ…」


しほ「さてさて、娘たちの寝顔を見に行くのコーナーですよ」

しほ「前回はみほからだったから今回はまほから…」

しほ「おじゃましま…いないじゃない」

しほ「ていうことは…」

しほ「…やっぱりね」

みほまほ「すぅ…すぅ…」

しほ「そんなに抱き合っちゃって…ほんと仲良くて私も嬉しいわ」

しほ「…おやすみ、二人共」

おしまい。

これ以上やると本当にgdるんでやめます。
一度このスレを閉じていつかガルパン安価スレでも立てにまたきます。
その時また皆さん会えたら嬉しいです。
こんな糞みたいなSS見て下さりありがとうございました。

乙です

おつ
この西住姉妹で大洗との全国大会みたかったな…


可愛かった

>>191
ありがとうございます。

>>192
戦闘物は本当にだめなので勘弁してください…

>>193
ありがとうございます。

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