【シンフォギアSS】調「夏休みの」切歌「宿題デース!」 (24)

8月某日

切歌「夏休みの宿題が…終わらないデェエエエエエエス!」

調「そういえば聞いたことがある、こんなときは先輩に頼れと」

切歌「おお!調はやっぱり頼りになるデース!」

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【警告】
キャラ崩壊、呼称のミスがあるかもデス

調「まずはどの教科?」

切歌「日本史のワークが終わらないデス!」

調「まずは未来さんに…」PRRRRRR

未来『あれ?調ちゃん?どうしたの?』

調「切ちゃんが日本史教えてほしいって…」

未来『宿題?えーと、ごめんね、今、響の宿題手伝ってるから…』

調「忙しいところごめんなさい、他を当たってみます」ピッ

切歌「デェェェェェェェェェス!(絶望)」

調「仕方ないよ、他の人のところに行こう」

切歌「そうするデスよ」

(翼の部屋)

コンコンコンコンコンコン

翼「ん?マリアか?まだ大掃除は必要な…い?なんだ、暁か」

切歌「………センパイ、強盗と戦ってたデスか!?」スッ

調「まさか…またノイズ!?」スッ

翼「待って!違うから!」

調「じゃあ…アサシン?」

翼「違うわよ!…ただ片付いてないだけ、マリアが週一で掃除に来てくれるようになってからだいぶ良くなったけどね…」

調「マリア……」

切歌「やっぱりお母さんデース…」

翼「それで?何か用があるんでしょう?」

切歌「お恥ずかしながら…宿題を教えて欲しいのデス!」

翼「日本史…任せなさい!」

切歌「おぉ…やっぱり持つべきは友と先輩デスな~」

翼「調子に乗らない」

(1時間後)

翼「こんな感じかしらね」

切歌「オォ………感謝感激デース!」

翼「私とマリアもしばらくはこちらにいるから、何かあったら頼るといい」

調「(汚部屋の前でラフな格好なのにカッコよく言われても…)」

調「それで、切ちゃん、次は?」

切歌「家庭科で一食分作るデース!」

調「ブリッジの方に行ってみよう」

(ブリッジ)

藤尭「平和だなー、冷房の効いたオフィスでレーダー眺めるだけの国連職員だってよ…」

切歌「藤尭サーン!」

藤尭「うおっ!?どうした?」

調「藤尭さんは料理が趣味だって聞いて」

藤尭「まぁ、自分で食べるためなんだがな…」フッ

切歌「家庭科の宿題を手伝ってほしいのデス!」

藤尭「分かった、厨房に行こう」

調「(この行動の速さ、これが大人の秘訣…ッ!?)」メモメモ

(厨房)

切歌「オーソドックスにカレーを作るデス!」

藤尭「火元と包丁には気を付けるんだぞー」

調「大丈夫、包丁よりこっちの方が使いやすいから…」スッ

切歌「シュルシャガナはダメデス!」

藤尭「(大丈夫か?この二人…)」

(1時間後)

藤尭「しまった、寝てたか…」

切歌「もう少しで完成デース」

調「隠し味もバッチリ」b

切歌「調ー、はいデス」

調「……思った通りの味が出た」

切歌「藤尭サンも、どーぞデス!」

藤尭「おっ、どれどれ?匂いは…いい感じだな」ペロッ

藤尭「…!?(何だこれ?辛みが全然ないのはまだ仕方ないとしても甘みと苦みと酸味を足して2で割ったものにカル●スの原液をぶっかけた感じの味は!?)」

藤尭「ちなみに…隠し味って何を…?」

切歌「んー…あー…えーと…愛情デース?」

調「(いろいろ入れすぎて何入れたか忘れたんだ…)」

空の○ルピス原液のボトル「やあ」

空のキ●コーマン醤油のボトル「ちーすw」

レモンの皮「おいすー^^」

藤尭「(やっぱりお前らかー!?)」フラッ

調「藤尭さん、大丈夫…?」

藤尭「だ、大丈夫だ…仕事がまだ残ってるから席外すぞ…」フラフラッ

調「行っちゃった…フラフラだけど大丈夫かな?…ハッ!スタミナ=ウナギが入っていない!…でもウナギは高級食材…」ブツブツ

切歌「調ー?何をブツブツ言ってるデスかー?……おいしいデスよー?」

切歌「次は英語デース!」

調「英語といえば…」

きりしら「「マリア!」」


切歌「ということで教わりに来たデース!」

マリア「よく来たわね、二人とも、翼から話は聞いているわ、宿題よね?」

切歌「そうデース!毎日の一行日記を英訳するものデース!」

マリア「それで私のところに、分かってるわね」

切歌「まずはこれデス!」

日記『たまさかマリアもイギリスに渡米だったデース、寂しいけどマリアを応援するデース!』

日記『海に行って天気予報が外れて雨が降らなかったのは勿怪の幸いデース!』

マリア「切歌…」ホロリ

マリア「切歌…」ホロリ

切歌「まず、たまさかってどう訳すデスか?」

マリア「たまさかでしょ?たまさか…たまさか…たまさか…たまさか…?」

調「(原文を直した方が楽なんじゃないかな?)」

(二時間後)

マリア「ごめんなさい二人とも、わたしには無理よ!たまさかを英訳するなんて!」ダッ!

切歌「マリアー!どこ行くデスかー!?」ダッ!

調「切ちゃん、日本語の方変えよう」タッ!

切歌「マリアがどっか行ってしまったので!気を取り直して次の教科デース!」

調「理科…」

切歌「誰が得意デスかね?」

ウェル博士「さあ望むがいい!英雄の復活ヲォオオオオオオオ↑!」

調「うわ、出た」

切歌「どう見ても死んでるはずデス!」

ウェル博士「酷いなァ~英雄、もとい英霊のボクがそんな問題ちょちょいのぱっぱで終わらせてやるって言ってるのにィ~」

調「(幽霊を見た、って日記に書こうかな)」

ウェル博士「貸してみな、アハハハハハハハ!この程度の問題でボクを欺こうなんて1000年早いんだよォ!転生して出直しな!」カリカリカリカリカリ

調「博士…すごい」

切歌「今までで最ビックリ賞デス!」

(10分後)

ウェル博士「終わりだァァァァァッ!ついでにLinkerをもっと改良するレシピも書いておいてやったぞ、ボクの死後も実験に付き合ってもらおうか!アハハハハハッ!」

調「ウェル博士…やっぱり…」

切歌「最低の英雄デス!」

ウェル博士「フン!アディオス!」スーッ

調「消えちゃった…」

切歌「でも理科は終わりデース!」

調「次は…」

切歌「音楽デス!…楽器を何か一つマスターすること…デスか?」

翼「案ずるな、三味線なら心得がある!」バンッ!

調「翼さん…」

翼「マリアが泣きながら私の部屋に駆け込んできてな、『たまさかって、たまさかってどう訳すのよー!』と、号泣していたぞ」

切歌「あー、それは…」

調「日本語のチョイスもおかしかった、ということで…」

翼「和室まで来てちょうだい、三味線の基本を教えるわ」

(和室)

翼「まずは手本を見せるわ」

三味線「ベーンベーン♪」ヤーハイヤーセツナーヒビクー…ヤーハイヤームジョォーヘー

切歌「三味線が歌ってるデース!?」

三味線「」アーメッノーハバキリーヤァーエェー

調「すごい…」

翼「こんなところね、さあやってみなさい」

切歌「はいデス!」

三味線「べんべんベーンw」

翼「なってないッ!スパルタでいくわよ?」

切歌「ひぇ~デース!」

調「(エルフナインちゃんにハープ教わっててよかった…)」

(二時間後)

切歌「デース!」

三味線「ベェェェェン♪」ララララーオキーテガーミデスー

翼「頑張ったわね、合格よ」パチパチパチパチ

切歌「ありがとうございましたデース!…っとっとっとぉぉぉ!?」バターン

切歌「足が痺れて動けないデース!」

調「(切ちゃんの足の裏、突っつきたい…)」

調「さて、次は…」

切歌「数学、国語…自由研究…読書感想文…山積みデース!」

クリス「お前ら、どうしたんだ?」

切歌「クリスセンパイ!」ウルウル

クリス「ただ事じゃ無さそうだな…どうしたっていうんだ?」

切歌「かくかくしかじかデース!」

クリス「はぁ~…わかった、アタシの部屋に来い、どうにかしてやる」

切歌「センパイ~!」ギュッ

クリス「うるせえ!暑苦しいだろ!///」

9月1日 リディアン音楽院1年教室

調「(こうして切ちゃんは一応宿題を終わらせることが出来ました、私はすでに終わらせていたので大丈夫です。後から聞いた話ですが、

日本史の空欄には戦関係以外ほとんど「防人」「剣」と埋めてあったり、藤尭さんが倒れていたのが発見され大騒ぎになったり、マリアが英語に自信を無くしてふさぎ込んだり、

案外、大惨事になりました、そしてその切ちゃんはというと…)」

担任「暁さん!職員室まで来なさい!」

切歌「カンペキだったはずデーーーーーーーース!調ええええええ!助け…」ガラッ ピシャッ

調「(先生に連れていかれちゃいました、宿題は自分でやらなきゃだめだ、という教訓ですね、おしまい)」

暑かったので勢いだけで書いた、反省はしていない。GXからもう1年という現実を受け入れたくない今日この頃。HTML化依頼してきます

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