(ガルパン)そど子「遅刻するわよ!早く起きなさい」 男「ムニャムニャあと3年……」 (19)

そど子「ダメ!早く起きるの!」

男「いーやーだー」

そど子「ふん!」

男「ぐはぁ!」

そど子「先に下に行ってるからとっとと着替えて
来なさい」

そど子「おばさん、男の奴起こしました」

母「いつもありがとうねぇ
みどりこちゃんみたいな子があの子のお嫁さんになってくれると安心なんだけど」

そど子「もうーなに言ってるんですか//
あいつはただの幼馴染で…」

男「なに話してんだよ、早く行こうぜ」

そど子「な、なんでもないわよ!」



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学校

俺「おはよー」

みほ「あっ、男君おはよう」

男「おう、西住」

みほ「あのね……男君…」

男「?どうした?」

みほ「話したいことがあるから放課後
体育館の裏に着てくれる……?」

男「ああ、構わないよ」

みほ「じゃあ待ってるから」

放課後

そど子「男、帰るわよ」

男「今日は用事があるから先に帰ってて」

そど子「用事って何よ」

男「いろいろあるんだよ、じゃあな」

体育館の裏

男「ごめん待った?」

みほ「ううん今来た所」

男「それで話って?」

みほ「ずっと前から好きでした!
私と付き合ってください!」

男「こちらこそよろしくお願いします」

みほ「ひぐっ……ぐすって」

男「なんで泣くんだよ」

みほ「絶対フラれると思ったからぐすっ」

男「なんで?」

みほ「園さんと付き合ってると思ったから…」

男「ああ、あいつはただの幼馴染だから」

みほ「良かったぐすっ」

男「とりあえず送るから一緒に帰ろう」

みほ「うん!」




翌朝

そど子「男!起きなさい!」ガチャ

みほ「男君起きて」ユサユサ

男「ああ、西住おはよ」

みほ「おはよう」

そど子「なんで西住さんがいるのよ…」

男「聞いて驚け!俺達付き合うことになったんだぜ」

みほ「よろしく」

そど子「え…………」

男「これでそど子にもう起こしてもらわなくても
すむからさ」

そど子「そうね……」

男「まぁ朝めしでも食おうぜ」

そど子「私は先に行くわね…」

男「ああ、また学校で」

男「いただきます」

みほ「いただきます」

母「まさかこの子にこんなかわいい彼女が
できるなんてね」

みほ「えへへ」

母「馬鹿な息子だからよろしくお願いね」

みほ「はい!」

みほ「男君そろそろ時間だよ」

男「おう」

学校 昼

みほ「お弁当作って来たんだ
一緒に食べよう」

男「じゃあ屋上行こうか」

みほ「だね」

屋上

みほ「はい」

男「すげぇ美味そうじゃん」

みほ「味の方は自信ないけど」

男「味も最高だよ。西住は料理うまいなぁ」

みほ「みほ」

男「え?」

みほ「みほって呼んで欲しいな//」

男「ああ、じゃあ…みほ」

みほ「照れくさいね」

男「うん」

みほ「じゃあ続き食べよう」

男「ああ、食べよう」

放課後

みほ「男君帰ろ!」

男「だな、あっそど子だ」

そど子「…………」

男「そど子仕事中?」

そど子「…………」フン

男「なんだあいつ」

みほ「早く行こ?」

男「おう」

みほ「あのね…今日お母さんが男君を家に連れて
来なさいって言ってたんだけど」

男「それは緊張するなぁ」

みほ「嫌……?」

男「嫌じゃないよ!行く行く」

西住宅

男「ここみほの家?」

みほ「そうだよ」

男「スゲーでかいな」

みほ「そうかな?」

男「家の五倍くらいあるんだけど」


まほ「いらっしゃい」ガラガラ

みほ「あっお姉ちゃん」

男「どうも」

まほ「君が男君か、みほがお世話になってる」

男「いえいえこちらこそ」

みほ「とりあえず私の部屋に行こう」

男「おう」

みほの部屋

みほ「イスがないからベットに座ってもらっていい?」

男「わかった」

みほ「それにしても暑いね」ヌギヌギ

男(誘っているのか……?)

みほ「隣いいかな」

男「お、おう」

みほ「ねぇ?私がなんで君を好きになったかわかる?」

男「ごめん、わからない」

みほ「クラス替えで友達と離れて一人ぼっちの私に声かけてくれたよね」

男「そうだっけ」

みほ「うん、その日からどんどん男君に引かれていったの」

男「そうだったんだ」

みほ「だからね…」抱き

男(腕に胸が当たってる…)

みほ「だから男君にはなにされても構わないよ」

男「みほ!」抱き

……
…………

男「始めてだろ?痛くなかった?」

みほ「ううん、男君とひとつになれて嬉しいから……」

男「そっか」

まほ「二人とも晩御飯ができたぞ」

みほ「男君も食べて言ってね」

男「じゃあごちそうになるよ」

しほ「初めましてみほの母です」

男「どうもみほさんとお付き合いさせていただいてます男です」

しほ「よろしく」

まほ「ほらお赤飯だ」

みほ「//」

男「じゃあいただきます……」

まほ「沢山食べなさい」


男「じゃあ俺そろそろ帰ります」

みほ「気をつけてね」

自宅

男「ただいま」

母「おかえり、みどり子ちゃんが風邪引いて寝込んでるらしいからこれもってお見舞い行ってきな」

男「これは?」

母「プロテイン」

男「えー」

そど子の家

男「お邪魔しまーす」

男「うわっ真っ暗じゃん」

男「そど子の部屋も電気ついてないな」

男「そど子入るぞ」コンコン

そど子「何しに来たのよ!出てって!」

男「なに言ってんだよ!」

そど子「うるさい!出てって!」

男「泣いてんのか……」

そど子「泣いてないわよ!あんたなんて西住さんの所に行っちゃいなさいよ!」

男「なんでみほが出てくんだよ」

そど子「うるさい!」

男「落ち着けって!」抱き

そど子「あっ…………」

男「落ち着いたか?」

そど子「うん…………」

男「どうしたんだよ」

そど子「別……」

男「別にってことはないだろ」

そど子「私もあんたが好きだった……」

男「うん」ナデナデ

そど子「西住さんと仲良くしてる男を見てると悲しくなって……イライラして……」

男「そっか」ナデナデ

そど子「うん……」

男「俺もみどり子が好きだよ」

そど子「でも西住さんが好きなんじゃ……」

男「今はみどり子が好きだ」ナデナデ

そど子「バカ……」

…………
……………………

そど子「しちゃったわね」

男「ああ……」

そど子「今日はもう帰って」

男「うん……」

5ヶ月後

みほ「大事な話があるんだ……」

男「どうした?」

みほ「あのね…妊娠した…」

男「マジか……」

みほ「うん……」

男「卒業したら結婚しよう」

みほ「はい!」

西住宅

男「娘さんを僕にください!」

しほ「本気ですね」

男「はい!」

しほ「わかりました、卒業するまで子供は私が育てます、男さんは卒業したらすぐ家に婿入りしてください」

男「わかりました」

自宅

男「今日はいろいろあったな」

ピーンポーン

そど子「話があるんだけど出てこれる?」

男「ああ、いいよ」

海岸

男「それで話って?」

そど子「妊娠した」

男「冗談だろ?」

そど子「冗談なわけないじゃない!」

男「あのさ…おろしてくれないかなぁ」

男「みほも妊娠しててさ
結婚する約束もしてて……」

そど子「もういい!この子は私一人で育てるわ!」

男「そんな……」

そど子「死んじゃえ」グサッ

男「ぐはぁ!」

そど子「あんたが悪いのよ!あんたがぁ!」ザクザク

男「………………」

そど子「あ……」ダッ

みほ「たまには海岸の散歩もいいな」

みほ「あれ?誰か倒れてる……」

そど子「私は悪くない……」

そど子「メールだ」

男「屋上で待ってる」

そど子「…………」


屋上

そど子「誰よ!出てきなさい」

みほ「………………」グサッ

そど子「痛い!」

みほ「大丈夫です、急所は外しました」

そど子「西住さん……」

みほ「なんで男君を殺したんですか?」

そど子「それはアイツが子供をおろせって言うから!」

みほ「なるほど」

みほ「じゃあ死んでください」

…………

………………

みほ「見てください男君、星が綺麗ですね」

男の首「…………」

みほ「これからもずっと一緒ですよ」

終われ!

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