【艦これ】提督「安価で艦娘の健康管理をする」 (786)

某鎮守府

提督「健康診断の結果が出た?」

大淀「はい。これが先日の定期検診の結果です(ドサッ)。提督はこれからやってくる子たちに、必要に応じて健康管理のためのアドバイスをしてあげてください」

提督「なるほど……指揮官として部下の健康状態は把握しておかねばならないか」

大淀「はい。まずは↓3さんですね」


※艦娘の健康状態はコンマで決まります(0に近いほど破滅的、80-は健康優良児です)

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重巡ポーラ (43)やや悪


ポーラ「提督?ポーラです~。はいりますよ~」ガチャ

提督「おお、ポーラか。さて、ポーラの結果は」

・・・

提督「う~ん、少し悪いところがあるようだ。」

大淀「(やはり"アレ"のせいでしょうか…?)。ポーラさんは↓2に問題があるようですね」

大淀「肝臓に問題がありますね」

提督「やはりというべきか…肝機能がかなり悪くなっているという診断結果が出ている」

提督「そういえば以前に夜間の飲酒は禁止していたが、昨日もまた呑んでいたそうだな(ジロリ)」

ポーラ「ふえ~?なんでそれを知って……あっ!?」

提督「どうやら本当に飲んでいたようだな。もはやきみには荒療治しかない、↓2を申し付ける。」

提督「私の知り合いに山寺の住職がいる。そこで当面修行してこい!」

ポーラ「え~!?え~っとぉ、その、勝利の美酒が飲めないところに行くのは嫌かな~なんて?」

提督「喝だ!」

ポーラ「ビクッ」!?

提督「お前の身はお前だけのものじゃない。お姉さんを始めとして、多くの人がきみのことを心配しているんだ」

ポーラ「提督……」

提督「それにお寺でも勝利の美酒は飲めるぞ」

ポーラ「え?本当!?」

提督「ああ、人間にとって最高の美酒とは自分に打ち勝つことなんだ。ついでに脂っこい食生活もなおしてきなさい(ニッコリ)」

ポーラ「あ~ん、許してください~!」ズルズル

・・・

大淀「性根を入れ替えてきてくれるといいですね。次は↓3さんです」

まさか出るとは思わなかった......

⬇1のコンマが奇数なら破滅、偶数なら超健康で判定したいと思います。

ビスマルク「戦艦ビスマルク、入るわ」ガチャ

提督「うむ、さて診断結果は……」

提督「む、なんだこれは!?」

大淀「何かあったんですか?」


提督「このチャートを見てみろ!」

大淀「均整のとれた見事な5角形ですね…」


提督「ビスマルク、君は艦娘として完璧な健康を保っている」

ビスマルク「常にコンディションを整えておくのは当然でしょう?でもいいのよ、もっと褒めても?」

提督「きみは全艦娘の模範だ。褒章として大本営から金一封が届いている。」

ビスマルク「そうなの?それなら受け取っておくわ」

ビスマルク「ところで、貴方からは何かもらえないの?」

提督「俺からは特に何も用意していなかったが、ここはきみの頑張りに応じて、できる範囲のものなら何でもあげよう」

ビスマルク「Danke.それなら↓2が欲しいわ」

提督「指輪……か」


提督「分かった。きみがレベル限界に達したらケッコンカッコカリの指輪を渡すことを約束する」

ビスマルク「Danke♪これで私が貴方の、その……初めてのケッコン相手よね?」

提督「まあ、そうなるな。いやしかし、こんな時でも戦力アップに余念がないとは恐れ入った」

ビスマルク「え?」

提督「きみはまさしくドイツが生んだ艦娘の鑑だな!」


ビスマルク「……ねえアトミラール、一つ言っておきたいのだけれど」

提督「なんだ?」

ビスマルク「私が早寝早起きやお肌の手入れを欠かさないのは、戦艦としての心がけもあるけれど」

ビスマルク「貴方のためでもあるのよ?」///


ビスマルク「それじゃあ演習があるから失礼するわ。指輪のこと、忘れたら許さないわよ!」

・・・

提督「ビス子はおいしくて強くなるとは、よく言ったものだな」

大淀「提督はもっと乳酸菌でも摂ったほうがいいかもしれませんね……次は↓3さんです。」

夕雲 (8 壊 滅 的)



夕雲「提督、夕雲です」コンコン

提督「夕雲か、入っていいぞ」

夕雲「失礼しますね」ガチャ


提督「さて、夕雲の結果はこれか」

提督「む、なんだこれは!?」

大淀「(きっと、いい結果が続いたんでしょうね)」


提督「あまりにも悪すぎる!」

大淀「」

大淀「夕雲さんに限ってそんなわけが…」

提督「私も信じられないが、現実だ…」

提督「全体的に悪いが、特に↓2は緊急性を要するレベルだ」

提督「特に悪いのは最後のメンタルチェックだな」

大淀「抑うつ状態と診断されていますね…」

提督「不眠・食欲不足、そして過労といった症状が積み重なっている」


提督「最近よく眠れているか?」

夕雲「ええと、寝つきはよくないのだけれど……でも、明け方に少し、うとうとしたりするわ」

提督「食欲はあるか?」

夕雲「最近あまりないのだけれど……でもダイエットにちょうどいいくらいだわ」

提督「疲れがたまっているんじゃないのか」

夕雲「それはみんな同じことよ、それに一番艦として私は頑張らなきゃいけないわ」


提督「胃潰瘍の初期症状さえ見られるが、ストレス性のものと考えるほかなさそうだ」

提督「夕雲、きみには明日…いや今から↓2してもらう」


提督「1年だ、丸1年間入渠しろ!」

夕雲「な、長すぎるわ!それにそんなことをしたら妹たちの面倒は……」

提督「黙れ!俺は今、猛烈に怒っている!」

提督「こんなになるまで黙っていたお前に!」

提督「そしてなにより、お前がそんな状態になっていることに気づきもせずに甘えていた俺に!腹が立って仕方がない!」ガシャーン

提督「ハア……ハア……」


大淀「提督、血が……」

提督「そんなに俺が信用できなかったか?」

提督「そんなに妹たちは頼りなかったか?」

夕雲「いえ、違うの…」ポロポロ

夕雲「夕雲は…夕雲はただ……お役に立ちたかっただけなの」ポロポロ

提督「艦だって時には港で休息することが必要なんだ。無理を続ければ、いつか走る事さえできなくなってしまう」

提督「しばらくゆっくり休んでくれ。そしてまた元気になって帰ってきてくれ」

提督「あいつらならきっとお前がいなくてもなんとかやれるさ。それに、ドックにいても話し相手くらいにはなれるだろう?」

夕雲「はい…必ず、また戻ってくるわ」

大淀「しかし、1年も入渠するのはかえって健康に悪いのでは?」

提督「うちのドックはスーパー銭湯や健康ランドのようなものだ」

提督「自慢ではないが、ドックには全財産の3/5を注ぎ込んだ」

大淀「そうだったんですか……(いつの間に絆創膏貼ったのかしら?)」


提督「もう二度とあんな悲劇は繰り返さない」

大淀「そう願いたいですね。気を取り直して次は↓3さんです」


※本日はここまでで

伊58 (17 かなり悪い)


ゴーヤ「ゴーヤ、入りまーす!」ガチャ

提督「来たか。さて、ゴーヤの結果は……」


提督「またこんな結果か!」

ゴーヤ「また?どういうことでち?」

大淀「これはかなりの重症ですね……↓2については、すぐにでも対処が必要です」

提督「過労か……」

大淀「はい。慢性的な頭痛や、めまいがあるということです」

提督「おそらく他の症状も、根本的には疲労から来るものだろうな」

提督「ただでさえ命にかかわることを、なぜ黙っていたんだ、ゴーヤ?」


ゴーヤ「……言ってもどうにもならないと思ったんだよ」

ゴーヤ「潜水艦はただでさえ息が詰まる仕事なのに、出撃や遠征で休む間もない」

ゴーヤ「でも、ゴーヤたちが頑張らないと仕事が回らないのは分かっていたから、耐えてきたんだよ」

提督「そうだったのか…」

ゴーヤ「たまの休みだって後輩の指導で休む暇なんてない。今日だって本当は……」

提督「もういい!分かった」

提督「俺の考えが足りなかった。これからは必ず↓3を約束する。それでいいか?」

提督「休日保障だ、有給40日を約束する。」

ゴーヤ「それは何年分ですか?」

提督「いや、年有給40日だ」

ゴーヤ「!」


提督「大規模作戦前後は必ずしも申請が通らないかもしれないが、それ以外の期間なら遠慮なく言ってくれ」

ゴーヤ「外に出たりしてもいいの?」

提督「ああ、休暇日には何も予定を入れないことも約束しよう」

ゴーヤ「あと、みんなにも約束してくれる?」

提督「勤務日数の多い者には、同じような待遇を与えよう」

ゴーヤ「てーとく……ありがとうでち!」

・・・・・・

大淀「調子のいい約束をしてしまいましたが、これからどうなさるおつもりですか?」

提督「いや、考えてみれば今までが異常だったんだ。前からいる者たちに頼りすぎていた」

提督「これからは新しく着任した潜水艦たちにも練度をあげてもらい、負担を分散する」

提督「遠征もきちんとローテーションを組んでやっていこう」

大淀「なるほど、すぐに改めるのは提督の良いところです」

提督「できれば言われる前に気付きたかったものだ……次は↓3か」

陽炎 (94 とても良い)


陽炎「指令!陽炎よ、入るわね」ガチャ

提督「相変わらず元気がいいな陽炎は、この分だと結果も…」

・・・

提督「うん、合格だ。全く問題ない」

陽炎「当り前よ!ネームシップとして体調管理もしっかりやってるんだから」

提督「そうだな。日ごろから多くの妹をまとめてくれていることだし、何かご褒美をあげよう」

提督「欲しいものはあるか?」

陽炎「そうねえ…じゃあ↓2をちょうだい!」

陽炎「部屋にエアコンをちょうだい!」

提督「構わんが、部屋の構造によっては取り付けられないかもしれんな」

提督「それに駆逐艦寮でも談話室などにはエアコンが付いていたはずだが」

提督「やはり部屋にも欲しいのか?」

陽炎「う~ん、私は気温とかあんまり気にしないタイプだし、できれば使いたくないんだけどね」

陽炎「でもこの時期はかなり寝苦しいのよ」

提督「ここら辺は窓を開けると涼しい風も結構入ってくるぞ?」

陽炎「それはそうなんだけど、寝苦しいのには他に理由があるのよ」

提督「そうなのか?」

陽炎「その……夜中に、不知火が寝ぼけて抱きついてくるのよ///」

提督「なん…だと…」


提督「……分かった、明日にでも業者を呼ぼう」

陽炎「本当!?さーんきゅっ♪」

・・・

提督「私はエアコンになりたい」

大淀「……次は↓3さんですね」

川内 (17 かなり悪い)


川内「入るよ~」ガチャ

提督「やあ、川内……なぜ千鳥足なんだ?」

川内「いやあ、なんか昼は眠くてさあ」フラフラ

提督「おいおい、もっとちゃんとしてくれよ?」

提督「どれ川内の結果は…」

・・・・・・

提督「色んな数字がめちゃくちゃだ!」

大淀「なぜ今まで無事だったのか不思議なくらいですね」

提督「中でも↓3の症状はかなり深刻だな」

提督「かなり深刻な寝不足だ」

大淀「記憶力や思考力の低下はそのせいでしょうか?」

提督「おそらくな。極めつけはこの日中の異常な眠気だ」

提督「おい、川内」

川内「」ポー

提督「起きろ!夜戦だ川内」

川内「えっ、夜戦!?」

提督「真っ昼間から何を言っているんだ。きみの寝不足解消のために↓2を命じる」

提督「長良とトレーニングをするように。これから毎日な」

川内「長良と?」

提督「日中しっかり運動することで、自然と夜も眠れるだろう」

提督「筋肉痛になるまでしっかりやってもらうからな」

川内「嫌!そんなことしたら夜戦ができなくなっちゃう」

提督「甘えるな!」

提督「睡眠不足は重大なミスにもつながる。そんな体たらくのお前に旗艦は任せられない」

提督「当面は長良にやってもらうことにする」

川内「そんな……」

提督「今のお前は駆逐艦にも悪影響だ。きちんとした生活リズムを作って出直してこい」

川内「……明日からちゃんと頑張れば、また旗艦にしてくれるの?」

提督「考えておく。それと頑張るのは今からだ、さっそくトレーニング室に行ってこい」

川内「提督のバカー!」タッタッタッ

・・・

大淀「これで良かったんですかね?」

提督「長良なら上手くなだめてくれるさ。次は↓3だ」




長良 (19 かなり悪い)


長良「司令官、長良よ」

提督「長良か、入ってくれ」

長良「失礼するわ」ガチャ

提督「ちょうどよかった、長良に頼みたいことが……顔色が悪いな、大丈夫か?」

長良「はい、長良は大丈夫です」

提督「いや、その台詞はアウトだ。まあいい、ささっと終わらせよう」

提督「長良の診断結果はこれだな」

・・・

提督「まさかお前も不健康だなんて、思いもしなかった……」

大淀「しかも川内さんと同じくらいの結果ですね。↓2が致命的と書かれています」



骨肉腫(悪性)、大動脈弁閉鎖不全症

大淀「悪性骨肉腫、大動脈弁閉鎖不全症ですね」

提督「知らない病気だな……ちょっと医学大辞典を取ってくる」


提督「命にかかわる病気じゃないか!」

大淀「なぜ…なぜ今まで気づけなかったんでしょうか……」

提督「長良、どうして言ってくれなかった……」

長良「ち、違うの司令官!私も今まで自分の体が病気だなんて知らなかったの!」

提督「腫瘍の周辺は相当痛むだろう」

長良「てっきり筋肉痛が長引いてるだけだと考えてて…」

提督「心臓だって苦しくなることがあったはずだ」

長良「それもオーバーワークで一時的に苦しいだけだと思っていたわ…」

提督「なんということだ……」


提督「とにかく今できる最善のことをしよう。↓2だ」

提督「手術だ。それしかない」

提督「ただちに軍病院に行ってもらう」

長良「司令官…ごめんなさい」

提督「なぜ謝るんだ。真面目で職務熱心なきみが抜けるのは痛手だが、これは仕方がないことだ」

提督「ここのことは心配しなくていい。とにかく体をちゃんと治してきてくれ。それだけだ……」

長良「はい……」

・・・

翌日長良は鎮守府を去った。妹たち、そして大勢の仲間に見送られて。

見送りの中には、あの川内の姿があった。

川内「私、頑張るから……長良の分まで、ちゃんと頑張るから」

つぶやきは、発車する車のクラクションよりも力強く響いた。


イイハナシダナー(棒)

提督「昨日は大変だったな…」

大淀「提督の対応は適切でした。長良さんはきっと、助かるはずです!」

大淀「何事も早期の対処が肝心です。今日は↓3さんからですね」


※続きはまた明日

大鳳

すまんsage
>>1

大鳳 (64 それなり)


大鳳「おはようございます!大鳳です!」ガチャ

提督「やあ大鳳、おはよう」

提督「……そういえば大鳳、きみはトレーニング好きだったよな?」

大鳳「はい!筋トレは全ての基本ですから」

提督「まさか、どこか痛かったりしないよな?」

大鳳「いいえ、特にないけれど……変な顔してどうしたの?」

提督「そうか、いや、それならいいんだ」

提督「よし、大鳳の結果はこれだな」

・・・

提督「うん、悪くない結果だ」

大鳳「トレーニングの成果ね!」

体得「だが、一つ言わせてもらえば↓2は改善したほうがいいな」

提督「俺への恋煩いは治したほうがいいぞ(ニヤリ)」

大鳳「な、ななな何を言っているのあなたは!?」

提督「冗談だ、すまん」

大鳳「もう、提督!」

提督「だが、よく一緒に訓練しないかと誘ってくるだろう」

提督「あれはどういったわけなんだ?」

大鳳「そ、それは運動不足が心配で誘っているだけよ」

大鳳「それに、男性が相手だと筋トレもはかどるから」

提督「本当にそれだけか?」ジー

大鳳「な、なんですか?」


提督「大鳳、きみには明日から↓2を命じる」

提督「運動教室の開催を命じる」

大鳳「運動教室……ですか?」

提督「ああ、お前と違って、この鎮守府には不健康な者もいる」

提督「健康づくりの第一歩は、規則正しい生活と適度な運動だ」

提督「私が指名するものや希望者を集めて、毎朝トレーニングをやってほしい」

大鳳「それは大変いい案だと思います!」

大鳳「でも……指導するのが私で大丈夫かしら……?」

提督「私は、真面目で頑張り屋なきみが一番適任だと思った。やってくれるか?」

大鳳「提督……わかったわ。運動教室、やってみます!」

提督「ありがとう。だが、これは運動習慣を身に着けることが目的だ」

大鳳「あまり根を詰めずに、リラックスしてやってくれればいいからな。」

大鳳「はい!」

・・・

提督「大鳳には、ついついからかいたくなる何かがあるよなあ」

大淀「(何かを体得しつつありますね、この人は)」

提督「さて、次は↓3か」

嵐 (51 普通)


嵐「指令、嵐きたぜ」ガチャ

提督「きたか嵐、ちょっと待っててくれ」

・・・

提督「嵐の診断結果は……うん、普通だな」

嵐「普通ってどういうこった?」

提督「格別良くはないが、悪くもないということだ」

嵐「あー、なんかすっきりしねえなあ」

提督「では改善点を挙げてみよう。嵐の場合、↓2を改善した方がいいと書かれているな」

提督「やせすぎを改善したほうがいいな」

嵐「やせすぎ?なんだよ、もっと太れってことか?」

提督「太る……と言うと語弊があるな。筋肉もつける必要がある」

嵐「でもさ、オレにとっては今のままで困ることはねえぜ」

提督「今はそうでも、この先大きくなれないと困るだろう?」

嵐「それはそうかもしれねえけどさあ……」

提督「明日から↓2というのはどうだ?」

提督「二郎巡りはどうだ?」

嵐「二郎?誰のことだい?」

提督「違う違う。二郎というのはラーメン二郎っていうラーメン屋のことさ」

大淀「ちょっと提督!?」

提督「二郎はいいぞ!味よし量よし」

提督「肉、野菜、炭水化物。全ての栄養素が入った、成長期にピッタリな完全食だ」

提督「そうなのか!?よっしゃ!早速二郎に行ってくるぜ!」

提督「あ、そうだ。二郎は食券制だからな」

提督「それと食べる前にトッピングを聞かれるから、ちゃんと『全部マシで』と答えるんだぞ!」

嵐「オッケー、任しときな!」

・・・

後日、二郎に出没する赤髪の少女を見かけると幸運になるという噂がラーメンフリークの間で広まった。

そして萩風は、最近嵐がニンニク臭いと嘆くようになった。

嵐「完飲、ごっそさん」

大淀「どうなっても知りませんからね!」

提督「店の心配か?一航戦や戦艦を送り込むわけじゃあるまいし……」

大淀「違います!あんなのラーメンじゃなくて○の餌じゃないですか!」

提督「お前……ジロリアン前で言ってはならんことを!」

大淀「ああ……どうしてこうなってしまったんでしょう……」

大淀「もういいです…次に行きましょう」

大淀「↓3さんが廊下で待っていますから……」

五十鈴 (39 やや悪い)


五十鈴「提督、五十鈴よ」コンコン

提督「おお、五十鈴か、入っていいぞ」

五十鈴「失礼するわ」ガチャ

五十鈴「あれ?大淀さん、元気ないけどどうかしたの?」

提督「やはり長良のことが心配なんだろう」

提督「もちろん一番つらいのはお前たち姉妹だろうが……な」

五十鈴「そうね……ねえ、長良はちゃんと治るのよね?」

提督「ああ、難しい手術になるが、長良ならきっと耐えきれるはずだと私は信じている」

五十鈴「そう……なら良かったわ」

提督「長良が安心できるように、きみもしっかり健康管理をしないとな」

五十鈴「そうね。でも私は絶対大丈夫よ!」

提督「五十鈴らしいな。結果を確認してみよう」

・・・

提督「うーむ……」

五十鈴「な、何よ?」

提督「言いづらいんだが、きみもあまり良くはないな」

五十鈴「えっ、どうして!?」

提督「診断書には↓2が問題だ。と書かれている」

提督「どうやら君は、『高プロラクチン血症』らしい」

五十鈴「えっ!?わたし病気なの!?」

提督「大丈夫だから、まずは説明を聞いてくれ。」

提督「大淀、頼んでいいか?」

大淀「はい。『高プロラクチン血症』とは、プロラクチンというホルモンの血中濃度が高くなる疾患です」

大淀「プロラクチンとは、脳下垂体から分泌されるホルモンで、生殖、排卵、妊娠、授乳などと深い関係があります」

大淀「このプロラクチンは授乳をつかさどっており、母乳を作れるように乳腺を発達させます」

大淀「また、授乳期に排卵を抑制し、次の妊娠を抑えるのも、プロラクチンの働きによるものです」

大淀「つまり、生理不順や、生理が止まってしまうことが起こります」

提督「だそうだ。何か心当たりはないか?」

五十鈴「そういえば、最近よく胸が張るような感じがしてて、その……お乳が漏れてくることもあったわ///」

提督「詳しく聞かせてもらおうか」

大淀「生理についてはどのように考えていましたか?」

五十鈴「遅いだけだと思ってたわ……」

五十鈴「……ねえ、どうしたらいいの?」

提督「落ち着いてくれ。命にかかわるような病気でないことは確かだ」

大淀「明確な原因がないのに高プロラクチンになっている場合は、たいていストレスが原因と考えられるそうです」

大淀「ストレスによって自律神経が乱れると、ホルモンのバランスが崩れてしまいますからね」

提督「ストレス解消のために↓2をやろう」

提督「じい、やろう」

五十鈴「じい?」

提督「知らないのか?オ○ニーだよ、○ナニー」

五十鈴「えっ!?」

提督「君は改二になって成長した肉体を持て余している」

提督「ストレスが溜まりがちなのはそのせいだ」

五十鈴「ふ、ふざけないで!失礼するわ!」

提督「待て五十鈴!」ガシッ

提督「やり方を知らないなら私が教える」


豊満なタンクに手を伸ばす

や、やめて提督

ほら、オイルが漏れてきているぞ?

やっ…///そんなこと…言わないで……

ほら、吸ってやる チュー

あっ///

・・・

提督「どうだ?」

五十鈴「少し……すっきりしたわ」

提督「そうか、それは良かった……」

提督「またいつでも頼んでくれ、おまえたちのためなら何でもする」

五十鈴「バカ……///」


大淀「提督、今回だけは見逃しましたが、今後、ああいったことは控えてくださいね?」

提督「ゲエッ、大淀!」

大淀「R送りになってしまいますから。分かりましたか?」

提督「はい……」

大淀「次は↓3さんです」


※今回はここまで

なお

提督「じいをやろう」

五十鈴「じい?」

提督「じい、来てくれ」

じい「久しぶりですな、若」

みたいな展開も考えましたが、リビドーに負けました。

瑞鳳 (61 それなり)


瑞鳳「入っていい?」コンコン

提督「瑞鳳か、構わん入ってくれ」

瑞鳳「こんにちは!」ガチャ

提督「うん、やっぱり平たいと安心だな」

瑞鳳「提督……今なんて言ったの?」

提督「あ、いや、飛行甲板に傷などないか確認しただけだ」

瑞鳳「もう!傷なんてあるわけないでしょ!」

瑞鳳「ちゃんとお手入れしてるんだから!」

提督「そうだな、瑞鳳なら体調管理もしっかりできていると信じているぞ」

提督「さて……」


・・・


提督「なかなかの結果だな」

瑞鳳「えへへ、でしょ?」

瑞鳳「小柄だけど、いつも結果を出せるように頑張ってるから!」

提督「うむ、瑞鳳は流石だな」

提督「しかし、一つだけ、↓2が気になるな」

提督「格納庫のまさぐり過ぎが気になるな」

瑞鳳「ふぇ!?格納庫……?」

提督「ああ、君は私が見るところ、よく格納庫をまさぐっている」

提督「たまに、私に卵焼きを持ってきてくれる時など、私が食べている横で、しきりに格納庫をいじっている」

提督「艦載機のポジションが気になるのかもしれないが、あまりいじり過ぎるのは、良くないのではないか?」

瑞鳳「ああ…///わ、私そんなこと……」

瑞鳳「ああああああああああ」プシュー

提督「ど、どうしたんだ瑞鳳?急に赤くなって?」

大淀「少し執務室が暑かったようですね。私が外へ連れて行きます」


大淀「もういいですよね?」

提督「あ、ああ」

・・・

[廊下]

大淀「瑞鳳さん、誰にも言いませんから安心してください」

大淀「でも……今度からは控えましょうね?」

瑞鳳「はい……」

大淀「瑞鳳さんにはちゃんと言っておきましたから」

提督「今思えば、恥ずかしかったんだろうな」

大淀「え?」

提督「自分の気づかない癖を、他人から指摘されるのは、なかなか恥ずかしいものだ」

大淀「はあ……。それはそうですね」

大淀「でも提督にだけは言われたくなかったと思いますよ」

提督「大丈夫だ、私はそんなことで、役に立つ艦娘を外したりはせん」

大淀「もういいです。次は↓3さんですね」

足柄 (90 とても良い)


足柄「足柄よ、提督!」ゴンゴン

提督「足柄か、入ってくれ」

足柄「失礼するわ!」ガチャ

提督「うむ、足柄は今日も調子がよさそうだな」

足柄「私はいつでも健康そのものよ!」

足柄「このボディをみれば一目瞭然でしょう?」

提督「まあ、私もそうだと思うが、気づきにくい病気もあるからな」

提督「(特に足柄は、油っこい食生活だろうからな)」

提督「さて、足柄の結果は……」

・・・

提督「申し分ないな、どこからどう見ても健康体だ」

足柄 「当然ね!いつも最高のコンディションで臨むのが、私のモットーよ!」

提督「いい心がけだ」

提督「足柄には特別に褒賞を与えよう。私にできることなら何でもいいぞ」

足柄 「そうね……それなら↓2をいただくわ!」

足柄「豚の飼育をさせて欲しいの!」

提督「豚だって!?」

提督「か、確認するが、君が言っているのは偶蹄目イノシシ科の動物だよな?」

足柄「当然じゃない。それ以外の豚がいるの?」

提督「いや、それならいいんだが……」

大淀「なぜ豚を飼育したいのですか?」

足柄「私が考えているのは食材の有効利用なの」

足柄「この鎮守府では、毎日多くの食材が消費されているわ」

足柄「でも一方でかなりの分が、残飯として捨てられてしまうの」

提督「ああ、出撃の有無などによっても、消費量は変わってくるからな」

足柄「だから、豚を飼うことでムダになる食材を減らしたいのよ」

提督「そういうことだったのか……」

提督「疑って悪かった。早速その方向で話を進めよう」

提督「食堂の横に空き地がある。そこなら飼育小屋を建てられるだろう」

大淀「はい。あそこなら、部屋からも離れていますからね」

大淀「しかし、なぜ急に豚を飼うことを思いついたのですか?」

足柄「その……実は前に輸送船を護衛したんだけれど……」

足柄「その時にね、船に乗っていたブタちゃんたちが可愛かったのよ///」

大淀「そうでしたか」クスッ

・・・

大淀「足柄さんにも意外な一面があったんですね」

提督「本当にそうだな」

提督「しかし一つ思ったのだが、豚にトンカツを与えるとどうなるのだろう?」

大淀「えっ」

大淀「……食べるんでしょうかね、トンカツ?」

提督「あまり考えたくないな……。次は↓3か」

呂511(以下ろーちゃん) (23 悪い)


ろーちゃん「提督!ろーちゃんです!」ガチャ

提督「うん、時間通りだな。そこに掛けてくれ」

ろーちゃん「失礼しますって!」

提督「最近はどんな感じだ?」

ろーちゃん「はい……頑張ってます。はい!」

提督「そうか。君には期待してるからな」

提督「さて、それじゃあ今から、この前の健康診断の結果を教えるぞ」

・・・

提督「畜生!」

ろーちゃん「」ビクッ

大淀「どうされましたか?……これは良くないですね」

提督「ああ、↓2のせいで、こんな数値だ」

提督「翼状片……だそうだ」

大淀「家庭の医学によりますと、『翼状片とは、白目の表面を覆っている結膜が、黒目に入り込んでくる病気。自覚症状としては充血や異物感などがある。鏡で自分の目をみれば一目瞭然で、[白目の一部が黒目に伸びてきた]というような表現がなされる』とのことです」

提督「手術は必要なのか?」

大淀「放置しても問題はないのですが、根本治療には手術が必要です」

大淀「また、翼状片が瞳の近くまで伸びてくると乱視が発生して見えにくくなるため、この場合も手術が必要となります。」

ろーちゃん「やっぱり……悪い病気なんですか?」ウルウル

提督「いや、そうじゃない。きちんと手術すれば治るものだ。おそらく難易度の高い手術でもない」

提督「それより……目をみせてごらん」

ろーちゃん「でも……」

提督「いいから」

ろーちゃん「はい…」

提督「濁っているよ。綺麗な青い海が……どうして言ってくれなかったんだ?」

ろーちゃん「最初はね、ちょっと目に何か入ったのかなって思って……」

ろーちゃん「でもどんどん痛くなってきて、あんまり見えなくなってきて、怖くて……」

ろーちゃん「だけど……だけど、でっちたちは忙しそうで、迷惑かもって思ったら、相談できなくて……」ポロポロ

提督「……これが深刻な病気だったら取り返しのつかないことになっていたかもしれない」

ろーちゃん「……」

提督「良く見えない状態で敵と遭遇したら、命を落としていたかもしれない」

ろーちゃん「……」

提督「お前たちはいつか故郷へ帰るかもしれない。でも、それまでは大事な仲間だ。」

提督「どんなことでもいい……何かあったらちゃんと言ってくれ」

ろーちゃん「はい……!」

提督「わかったらもう泣き止んでな、ほら、拭いてやるから」

提督「明日、腕利きの名車を呼ぶから、きちんと治してもらおうな」

ろーちゃん「提督。怒ってる?」

提督「怒ってないよ。でも今度同じことがあったら怒る」

ろーちゃん「…うん、了解ですって!」

・・・

提督「何か起こる前で良かったよ……」

大淀「そうですね、本当に……」

提督「もっと気軽に相談できる体制を作らねばな。さ、次は↓3だ」

名車ってなんだよ……眼医者です

※とりあえず曙で行きます
 不知火はちょっと辛いですが、次回やります


曙 (29 悪い)


曙「曙よ!クソ提督!」ガチャ

提督「やあ曙、調子はどうだ?」

曙「ふん!あんたに言ってやる義理はないわね」

曙「さっさと結果を言いなさいよ」

曙「どうせあたしが悪いわけないんだから」

提督「そう焦るな……」ガサゴソ

提督「あった、これだ」

提督「どれ、曙の結果は……」

・・・

提督「曙よ……、なんだかんだ言っても、君の実力は信用していたんだがなあ……」

曙「何よクソ提督?言いたいことがあるなら早く言ってよね!」

提督「自分の目で見た方が早いか……これだ」ピラッ

曙「何よこれ……。↓2ってどういうこと!」

曙「悪性脳腫瘍ってどういうことよ!」


曙「まさか私……癌なの?」

提督「そうだよ……」

曙「冗談じゃないわよ!私が……そんな」

提督「断じて冗談などではない」

曙「そんな……でも、何とかなるんでしょ?」

大淀「……悪性脳腫瘍は、増大速度が速いのが特徴です」

大淀「加えて、周囲組織との境界が不明確な腫瘍のため、手術での完全摘出が困難です」

大淀「手術の後に放射線治療や抗がん剤による治療を行いますが……」

提督「若年性の癌は進行が速い。5年後の君の生存確率は高くないだろう……」

提督「残念だが、君には退役してもらう」

曙「嘘よ!嘘よ嘘よ嘘よ!こんなの嘘に決まってるわ!」

曙「ねえ提督?これは夢なんでしょ?早く起きてよ!」

提督「曙……」

曙「そうなの?私がいい子じゃないから罰が当たったの?」

曙「でも、でも私はまだみんなと一緒にいたい!」

 「提督のために戦いたい!」

 「こんな終わり方なんてイヤ!」

大淀「曙さん……」

曙「これからいい子になるから!」

 「もう二度とクソ提督なんて言わないから!」

 
 
 「なんとかしてよ!提督……!」



 「・・・・・・」


 「 うわぁぁぁぁん 」

※すいません、本日はここまでで。
 続きは木曜日の22時から始めたいと思います。
 ありがとうございました。

>>1

ポーラ (43)肝機能低下
ビスマルク(00)
夕雲(08)うつ病⇒1年間入渠
伊58(17)過労
陽炎(94)
川内(17)過度な睡眠不足
長良(19)悪性骨肉腫、大動脈弁閉鎖不全症⇒即、手術・入院
大鳳(64)
嵐(51)
五十鈴(39)高プロラクチン血症⇒0721
瑞鳳(61)
足柄(90)
呂511(23)翼状片⇒手術
曙(29)悪性脳腫瘍⇒退役
不知火(25)???

こうして見ると9/15が身体に問題があって内3名は重症て、どんだけブラック鎮守府やねん…

提督「曙」

曙「うわああああん」

提督「よっ、横綱!」

曙「ああああああん」

提督「少し効き過ぎたようだな」

大淀「そうですね」

提督「さて……」

提督「曙!お前を退役になぞするものか!」

曙「え”っ?」

提督「診断書をよ~く見てごらん」

曙「なにこれ、上から紙が貼られているじゃない……」ペラッ


曙「これ、脳腫瘍(良性)じゃない!」

提督「それ(悪性)は、私が書き足した」

曙「な、なんでそんなこと」

提督「それは後で説明する」

提督「それより大事なことは、良性でも脳腫瘍があるという事実だ」

提督「大淀、説明を」

大淀「はい、曙さんの本当の病名は良性脳腫瘍です」

大淀「症状として軽い頭痛やめまいが起こることがあります」

大淀「良性脳腫瘍は、急激な増大や転移をすることは稀なことが悪性腫瘍との大きな違いとなります。」

大淀「治療方法は腫瘍の種類や性格、場所によって異なり、必ずしも摘出手術は必要ではありません」

大淀「しかし曙さんの場合は無症状、かつ腫瘍自体も小さいため、とりあえず経過観察ということでした」

提督「だが、それでも何が起こる可能性はゼロではない。あまり無茶はするなよ?」

提督「七駆の連中には伝えておくから、体調が悪い時は無理せずに休め?」

提督「それから定期的にMRIを取りに行ってもらうからな」

提督「以上だ」

曙「はあ……ってだから!何でこんなことしたの!」

提督「お前は体調が悪くても周りに相談しなさそうな艦娘筆頭だったからな」

提督「少し荒療治をさせてもらった」

提督「曙、よく聞いてくれ。体調不良を隠して無理をすることは、先ほどのように深刻な事態にも繋がりかねない。よく分かっただろう?」

提督「これからは些細なことでも違和感があれば、ちゃんと相談するんだぞ?」


曙「……ソ……ク」プルプル

提督「なんだ?」

曙「ご忠告ありがとうございます。クソ提督♪」(ニコッ)

提督「き、急にどうした?もうクソ提督とは言わないんじゃなかったのか?」

提督「先ほど、これからはいい子になると言っていたではないか」

曙「そう……ねえ、私の懺悔は楽しかった?それは良かったわね!」バキッ

提督「うわらばっ!」

大淀「見事な上段蹴りですねえ」

曙「○ねっ!」ゲシッ

提督「ひでぶっ」

大淀「続いてかかと落としも決まりました」

曙「ふんっ!私だって本当に悪い時に言わないほどのバカじゃないわよ」

曙「今回の件で分かったのは、病気を舐めちゃいけないってこと」

曙「それと……」

曙「クソ提督は心底クソってことよ!このスーパークソ提督!」バタン



悪性脳腫瘍は致命的な病気かと思われるので、コンマ29と整合性を取るため、
悪性の部分は提督の書き換えであり、本当は良性腫瘍であったと解釈しました。
可能な限り安価で書きますが、場合によっては少し程度を変えることなどがございます。
悪しからず。

参考までにコンマと症状の対応表を置いておきます(微妙な変更有)。

0-9 破滅的    緊急性を要する
10-19 かなり悪い 即座の対応が求められる
20-35 悪い    何らかの対処が必要
36-45 やや悪い  長期的な改善が必要
46-55 普通    気になる点が存在する
55-65 それなり  一つあるとすれば○○が少し問題
66-80 良い    強いて言えば○○が気になる
80- とても良い 問題ナッシー

不知火 (25 悪い)


不知火「不知火です」ガチャ

提督「」ピクピク

不知火「どうしたのですか、提督?潰れた蛙のような格好ですよ」

大淀「大したことではありませんよ、不知火さん」

大淀「それより、体調はいかがですか?」

不知火「完璧よ。不知火に落ち度はありません」

大淀「それは大変結構です!今、結果を確認しますからお掛けになって下さい」

不知火「いえ、このままで結構よ」

・・・

大淀「不知火さんの結果は……あら、どうしたのかしらこれ」

提督「どうした大淀?」

提督「これは……数値52、普通だな」

大淀「提督、それはさかさに見た数値です。」

大淀「早く首の角度治してください」

提督「ああ、そうか」ゴリッ

提督「数値がたった25じゃないか!」

不知火「なんでしょうか。……不知火に落ち度でも?」

提督「ドスの利いた声で言っても無駄なこと。お前の落ち度は↓2だ。」


若干グロ注意


提督「擦り傷だ」

不知火「擦り傷……ですか」

提督「まあ、『元は』と言うべきかもしれんが」

不知火「……バカにしないでちょうだい」

不知火「不知火はこう見えても歴戦の勇者です。擦り傷切り傷仲間の数は、数少ない自慢です」

不知火「もちろん重大な損傷は入渠して治していますが、それでも跡はいくつか残っています」

不知火「しかし、これは全て名誉の負傷です。最前線で戦う駆逐艦としての誇りです」

不知火「それを侮辱するというのであれば……」

不知火「いくら司令でも、不知火は容赦しませんよ」ギロッ


提督「おお……こわ」

提督「ところで不知火?こんな都市伝説を知っているか?」


提督「ある男が海水浴に行き、転んで膝にけがをした。」

   傷は深かったが、男は軽くすすいで絆創膏を張るだけで処置を済ませた。
 
   しばらくすると、男は膝に違和感を感じていた。

   膝の曲げ伸ばしに違和感を感じ、耳を澄ませるとパキパキという音がするようになった。

   そして、膝の違和感はますますひどくなり、ついに動かなくなった。

   慌てて病院に駆け込んだが原因が分からず、レントゲン写真を撮ることになった。

   レントゲンを撮るとそこにはーーー


  

  「 フジツボが密生していたんだよ 」


不知火「ま、まさか……」

提督「数か月前の作戦。お前は足を深く切り、陽炎に曳航されて帰ってきたな」

提督「ゆっくり傷を癒せと言ったのに、お前は修復剤を使って、仲間とともに再出撃した」

提督「違和感、あるんだろう?膝裏に?」

不知火「あっ……あっ…」ジワッ

提督「その時のフジツボが、お前の中でジワジワと繁殖して」

提督「お前の膝裏に張り付いているんだ」

提督「ビ ッ シ リ」


不知火「うっ!」ドサッ

大淀「……気絶したみたいですね」

提督「しばらく寝かせておくか」

大淀「本当にあるのですか……その、フジツボが」

提督「実は詳しくは知らん」

大淀「どういうことです?」

提督「フジツボだか巻貝の仲間だか、そういったものがレントゲンに写っていたのは事実だ」

提督「だが詳しい状況は検査してみるしかないだろう」

大淀「早期の対処は必要ないのですか?」

提督「もちろん切除は必要だ」

提督「だがこれは数日置いたところで、どうなるものでもないからな」

不知火「うーん、うーん」

提督「……陽炎を呼ぶか」


・・・


提督「」ジンジン

大淀「プッ、アン○ンマンみたいですね」

提督「目覚めた不知火と、事情を聴いた陽炎さんにきつい一発をお見舞いされたからな」

提督「だが弱気な不知火は、めったに見られるものではないからな。後悔はしていない!」

提督「泣きながら陽炎に抱き付く様は最高だった!」

不知火「何か言いましたか」ギロッ

陽炎「まだパンチが足りないの、指令?」

提督「いや、何でもない。もう十分足りてます」

陽炎「そう、じゃあ戻るわね」

提督「ああ、そうだ。退室するついでに↓3を呼んできてくれ」


鳳翔 (55 普通)


提督「鳳翔を呼んできてくれないか?」

提督「この時間は店の仕込みをしていると思う」

陽炎「はーい」

・・・

鳳翔「提督、鳳翔です」コンコン

提督「入ってくれ」

鳳翔「失礼します……あら、ひどいお顔ですね」

提督「ああ、駆逐艦の相手は辛いよ」

鳳翔「ご苦労様です……あの、どういった御用件で?」

提督「この前の検診を君も受けていただろう?あれの結果が届いた」

提督「今一人一人に診断結果を基にアドバイスをしているところだ。」

提督「ちょうど時間が空いたから、君にも言っておこうと思ってね」

提督「さ、座ってくれ」

鳳翔「失礼しますね」

提督「さて、鳳翔の診断書はこれだな……」

・・・

提督「うん、概ね平均的と言えるだろう」

鳳翔「まあ、そうですか」

提督「だが、↓2なのが気になるな」

提督「洗剤かぶれが気になるな」

鳳翔「洗剤かぶれですか……お見苦しいところを見せてしまいました。申し訳ありません」

提督「とんでもない!見苦しいなんて思ったことはない!」

提督「炊事も洗濯も、皆のために励んでくれていることだ」

提督「ただ、君の美しい手が赤くなっているのを見ると、何とも言えなくてなあ」

鳳翔「まあ……ありがとうございます」

鳳翔「でもこれは仕方のないことです。お料理は、私が好きでやっていることですから」

提督「しかし、そうは言っても心配だ」

鳳翔「冬場はあかぎれに泣かされますから、それに比べれば今の時期は何てことありません」

提督「(なんとかしてやりたいなあ)そうだ。↓2というのはどうだろう?」



すみませんが、明日早いので今回はここまでとします。
次回からsage外します。ゾロ目ボーナスについては、検討します。
ありがとうございました。



帰ってきたので、一旦疑問点を整理させてもらいます。

Q.マニアックな病気はOK?
A.ヘイ構わん。時間はかかるが調べる。


Q.不知火の症状は?
A.コンマ20-35の範囲なので、『対処は必要だが、一刻を争うわけではない』レベルと想定。

つまり、『不知火の膝裏に何かが生息している』←発覚した症状
この後、病院で精密検査と切除手術を受ける←必要な対処

提督が殴られたのは、怪談を持ち出して不知火を泣かせたから。
分かりづらくて申し訳ない

なお、仮に数値がもっと低かった場合
コンマ1桁:足を切断する可能性が生じるレベル
コンマ10代:早急に手を打たないと歩けなくなるレベル


Q.なぜ提督が結果を伝えているの?
A.それは仕様です。


[ゾロ目ボーナス]
80未満:80超えの子と同じく、安価でご褒美
88,99,00:ご褒美に加え、ものすごい景品を贈呈


以上です
22時ごろから始めます

11とか22でご褒美ってことは健康的って解釈でおk?

じゃあ、ビスマルクのときにした00の大破滅or超絶健康の判定安価はしないでok?

>>348 その場合、健康数値とは違う名目で渡します
>>351 オッケー!(ズドン)

提督「食器洗い機、というのはどうだろう?」

鳳翔「食器洗い機……ですか?便利だというお話は聞いたことがあります。」

鳳翔「でも私、最近の機械には疎くて……ちゃんと使えるでしょうか?」

提督「なに、洗濯機と同じようなものだ。誰でも使えるようになっている」

提督「手配は私に任せてもらおう」

大淀「提督。確認しておきますが、経費では落ちませんよ」ボソッ

提督「え……、そうなのか?」

大淀「はい」

提督「…気にするな。鳳翔の為だ」

鳳翔「どうかされましたか?」

提督「いや、なんでもない」

提督「それより、食器洗い機も結局、全員の役に立つものだ」

提督「君の日ごろの頑張りへの感謝として、私から君個人に何か送らせてくれないか?」

鳳翔「そんな!私にはもったいないです!」

提督「頼む。ここは私も譲れない」

鳳翔「本気、なのですね……」

鳳翔「それでしたら、↓2を希望します」

鳳翔「ふ……二人での温泉旅行を希望します!」

提督「ほ~、そりゃいいな。じっくり疲れを癒してきてくれ」

提督「ところで誰と行くんだ?」

提督「やはり空母の誰かか?それとも店の常連か?」

提督「いや~私も行きたいくらいだ……なんて」

鳳翔「提督と二人での温泉旅行を希望します!」

提督「え……」

提督「……」

提督「そういう、ことなのか?」

鳳翔「はい」

提督「つまり、鳳翔は俺を憎からず思ってくれている、ということだよな」

鳳翔「はい……」

提督「そう、か……」

鳳翔「あの、ご無理を申し上げるつもりはありません」

鳳翔「提督はどうでしょうか、私と温泉に行きたいですか?」

提督「……行きたくない男がいるものか」

提督「いや、こういう言い方は卑怯だな」

提督「最高だよ。鳳翔と一緒に温泉に行けたら」

提督「ぜひ一緒に行ってほしい」

鳳翔「はい//」

提督「……」

鳳翔「あの、では、私はこれで……」

提督「あ、ああ。食洗機は近いうちに手配する」

鳳翔「はい」

大淀「そうじゃないでしょう?」

提督「今晩店に行く。旅行についてはそこで相談しよう」

鳳翔「はい!失礼しました!」バタン

・・・

廊下

鳳翔「キャッ!成功よ!」ピョンピョン

鳳翔「私だって、やる時はやるのです!」フンス

↓3「鳳翔さん……?」

榛名 (14 かなり悪い)


榛名「あの、鳳翔さん……?」

鳳翔「……榛名さん?」

鳳翔「ああっ!私ったらなんてこと」

鳳翔「失礼しますね!」ドヒューン

榛名「鳳翔さんも何かあったのかしら?」

榛名「……」

榛名「提督。榛名、参りました」コンコン

提督「榛名か。入ってくれ」

榛名「失礼します」ガチャ

提督「最近調子はどうだ?」

榛名「はい……榛名は大丈夫です」

提督「そうか、それなら安心だ」

提督「もう長い付き合いになるが、榛名に心配させられたことは一度もないからな」

提督「さて、榛名の結果は……」

・・・

提督「14か……14だって!?」

提督「嘘だろおい……」

大淀「榛名さん……」

提督「榛名……どういうことだ?」

提督「君は↓2だと書かれている」

提督「カフェイン中毒と書かれている」

提督「仕事柄、私もコーヒーを飲むことが多いから気を付けている症状だな」

提督「重度のカフェイン中毒になると、カフェインを摂取しなかった場合に起こる症状は……」

提督「頭痛を始めとして、眠気、集中力の減退、疲労感、不安、抑うつ、運動遂行能力の低下、発汗、嘔気等があげられる」

提督「何が原因だろうか?」

榛名「紅茶かもしれません」

提督「確かに、お前たち4姉妹は常に紅茶を嗜んでいるから、そのせいもあるだろう」

提督「だが、お前は異常に血圧が高かったそうだ」

提督「健康診断の前にも紅茶を飲んだのか?」

榛名「……そうかもしれません」

提督「紅茶の場合、がぶ飲みでもしないとこんなことにはならないな」

提督「何か隠しているな」

榛名「……」

提督「お前は常習的に多量のカフェインを服用しているはずだ」

榛名「……」

提督「出せ!」

榛名「……これです」ポイッ

提督「やはり持っていたか」

榛名「はい。市販されている、カフェインの錠剤を飲んでいます」

提督「一日いくつ飲んでいるんだ?」

榛名「少なくとも2箱は飲んでいます」

大淀「2箱!?摂取量の目安を大幅に超えてますよ……」

提督「榛名……なぜだ」

提督「お前は薬物なぞに頼ることはない。そう信じていたのに」

榛名「……提督は何もご存じないのですね」

榛名「榛名はこうするしかないんです」

榛名「金剛お姉さま、比叡お姉さまはいつも明るく、周りのみんなを元気づけています」

榛名「榛名にとっては太陽のような存在です」

榛名「霧島も、明るくて、場を仕切るのが上手くて……」


榛名「3人とも、しっかり自分を持って生きています」

榛名「でも榛名は違います」

榛名「榛名は、3人に付いていくだけです」

榛名「……カフェインを飲むと、そんな榛名でも明るくなることができるんです」

榛名「みんなの前で、暗い気持ちにならないでいられます」

榛名「それは、いけないことなのでしょうか?」


提督「榛名……もういい」

提督「↓2」

提督「瑞鶴」

榛名「えっ?」

榛名「榛名と瑞鶴が協力して、過去の記憶に囚われいた大和を救った話がある」(※鶴翼の絆2巻)

提督「知っているな」

榛名「……」

提督「今お前に必要なのは、仲間に頼る事だろう?」

提督「姉妹でよく腹を割って話し合ってみろ」

提督「ぶちまけてみろ、そのままのお前を」

提督「金剛も比叡も霧島も、きっとお前の苦しみを分かち合ってくれる」

榛名「……」

提督「お前が陰で支えているから、明るくいられる」

提督「あいつらは、それが分からない太陽じゃないさ」

榛名「はい、はい……!」ポロポロ

・・・

提督「榛名は大丈夫だろうか……」

大淀「信じましょう。4姉妹の絆を……」

↓3「失礼します」コンコン


ひとつ前の安価が有効かどうか微妙なので、今回は瑞鶴と鈴谷を両方やります。


瑞鶴 (29 悪い)

瑞鶴「失礼しまーす」コンコン

提督「来たか、瑞鶴。さあ、こっちに来てくれ」ガチャ

瑞鶴「な、何よ提督さん」

瑞鶴「その感慨深そうな目つきは何なの!?」

提督「いや、なんでもない」

瑞鶴「え~、気になるじゃない!」

提督「さて、幸運の空母の健康はどうかな」


・・・

提督「悪いな」

瑞鶴「えっ、嘘?私が?」

瑞鶴「青い人の結果と間違えてない?」

提督「いや君だよ。↓2がダメダメだな」

提督「胸がダメダメよ」

瑞鶴「え?」

提督「胸だよ、むねむね」

瑞鶴「……提督さん、よっぽど死にたいの?」(ニッコリ)

瑞鶴「全機爆装、準備出来次第発艦!目標、母港執務室の…」

提督「待て!早まるな話せばわかる。つまりは↓2ということなのだよ」

提督「痩せすぎということなのだよ」

瑞鶴「痩せすぎ?」

提督「そうだ」

瑞鶴「別にいいじゃない。それって何か良くないの?」

大淀「瑞鶴さん。痩せすぎは、女性ホルモンの低下を招きますよ」

大淀「適度な脂肪は女性ホルモンの生成に大切ですからね」

瑞鶴「え……っ、そうなの?」

提督「しっかり栄養を取らなければ、貧血などのリスクも上がる」

提督「痩せすぎは万病の元なんだ。もっとちゃんと食べてくれ」

提督「このままでは過酷な戦争を生き残れるか、お兄さん心配だ」

瑞鶴「でもね、私としてはそれなりに食べてるつもりだよ?」

提督「どうしたものかな……」

提督「よし!瑞鶴。君は明日から↓2をするように」

提督「俺と一緒に食事をするように」

瑞鶴「えっ、提督さんと!?」

提督「ああ、瑞鶴がきちんと食べているか見守るためには、俺が見るのが一番だ」

提督「思うにな、瑞鶴は好き嫌いが激しいんじゃないか?」

提督「だから必要な量の食事がとれないんだと思うぞ」

瑞鶴「うっ……そんなことは……あるかもしれないけど」

提督「そこら辺含めて俺がしっかり面倒見てやる」

提督「ビシバシやるからな!覚悟しとけよ!」

瑞鶴「くっ……」

・・・

提督「全体的に薄いんだよ、あいつは」

提督「空母としてはそっちの方が正しいという気もするがな」

大淀「その言葉、口が裂けても瑞鶴さんの前では言っちゃダメですよ」

提督「そうだな……さ、次は鈴谷だな」

鈴谷 (45 やや悪い)


鈴谷「チーッス!鈴谷だよ」ガチャ

提督「う~ん」

鈴谷「どしたの?」

提督「鈴谷はいい身体してるなあ」

鈴谷「お?ついに鈴谷の魅力に気づいちゃった?」

鈴谷「ナニする?」

提督「そうだな……健康診断の結果発表をしよう」

鈴谷「も~ノリ悪いなあ」

・・・

提督「鈴谷は……45。ちょっと悪いかな」

提督「不摂生な生活してるんじゃないのか?」

鈴谷「むむむ……ねえ、どこが悪いの?」

提督「ズバリ、↓2だ」

提督「ズバリ、お腹のお肉だ」

鈴谷「え、そこ~?」

提督「文字通りたるんでいるというわけだな」

鈴谷「あぁー、もぅテンション下がるぅ…」

提督「↓2で改善してみろ」


提督「実は今、ポーラが寺で修行中なんだがな……そこで修行してこないか?」

鈴谷「えっお寺?いや、鈴谷、ああいう暗いところはちょっち苦手かなって」

提督「じゃあ最上型全員で行くか?」

鈴谷「え~!?そんなのひどいじゃん!」

鈴谷「行くなら鈴谷一人で十分でしょ」

提督「言ったな?今確かに一人で寺に行くと言ったよな?」

鈴谷「あっ、いやちょ」

提督「安心しろ、お前以外にも不健康な最上型がいたら送り込んでやるから」

鈴谷「そういう問題じゃないしー!提督のバカー!」


・鈴谷が山寺に行くことになりました
・他に不健康な最上型がいた場合、山寺行きになります

・・・

提督「ところで大淀、この診断書、3サイズが塗りつぶされているんだが……」

大淀「はい、仕様です」

提督「まさかお前……」ピラッ

大淀「透かしてみても無駄ですからね」

提督「Shit!!」

大淀「さ、次は↓3さんです」



今回はここまで。


深酔いにつき本日休みます

23時ごろから始めたいと思います

熊野 (84 とても良い)


熊野「ごきげんよう、熊野ですわ」

提督「熊野か」

提督 (山寺送りになった熊野……苦労するだろうな)

提督「フフッ」

熊野「人の顔を見るなり吹き出すなんて……ずいぶんなご挨拶ね?」

提督「すまんすまん」

提督「ちょっと思い出し笑いをな……」

提督「これから健康診断の結果を伝えるが、どこか悪いと感じる所はないか?」

熊野「ないですわ」

提督「即答か……」

提督「では今から結果を発表するぞ」

・・・

提督「偽りなく完璧だな」

熊野「当然ですわ。疑っていらしたの?」

提督「いや、先ほどの鈴谷があまり良くなかったのでな」

熊野「私は鈴谷と違って早寝早起きですもの。間食も控えておりますし……」

熊野「何よりエステを欠かしておりませんもの!」
「」
提督「そ、そうか」

提督「いずれにせよ、常に健康を意識するのは良いことだ」

提督「そういう者には、特別にご褒美を与えている」

提督「君にも何かあげよう。私が何かしてもいいぞ」

熊野「はむ、そういうことでしたら↓2をいただきますわ」

熊野「提督と二人きりで、ホテルのディナーをいただきたいですわ」

提督「ほう、ホテルでディナー、か……」

提督「私と、二人で……」

提督「……」

熊野「……」


提督「照れるな///」

熊野「もう!しっかりしてくださいな」

提督「う、うむ。つい浮かれてしまった」

提督「しかし考えてみれば、君たちの立場では、他にエスコートを頼める人間はいない訳だからな」

熊野「そういう理由ではありませんわ!」

熊野「私も……その、……好きでもない人とディナーに行きたくはありませんもの」

提督「そう……か」

提督「いや、本当に提督冥利に尽きるな」

熊野「そうですわ」

提督「よし。では今度の週末、どうだ?」

熊野「私は大丈夫ですわ」

提督「では、決まりだな」

提督「どこか希望のロケーションはあるか?」

熊野「お任せしますわ」

提督「うーむ、それは荷が重いな……」

熊野「エスコート、期待していますわ」クスッ

・・・

提督「熊野に評価されているとは驚いたな」

大淀「彼女も参戦するとは、少し意外でしたね……」

提督「しっかりエスコートしないとなあ」

大淀「情報戦は大事ですからね、後でしっかり調べてあげてください」

提督「そうだな。さて、次は↓3か」

熊野(84→94)が正しい数値です


最上(9 破滅的)

最上「提督、入るよ」コンコン

提督「どうぞ」

最上「お邪魔しま~す」ガチャ

提督「最近の調子はどうだ?」

提督「結果が悪かったら寺で修行してもらうぞ?」

最上「あははは。それは聞いたことない冗談だね」

提督「ははは。果たして冗談かな?」

提督「ともあれ結果を見てみよう」

・・・

提督「……冗談じゃねえよ」

大淀「最上さん……。落ち着いて聞いてください、あなたは↓2です」

アオブダイとドクツルタケによる食中毒コラボ

最上「あはは、さっき食べたキノコに当たったかな、それとも昨日食べたサカナかな?」

提督「冗談言ってる場合かバカ!これは先日の検診結果だ!お前は↓2なんだよ!」

え、再安価てことは>>448喰った上に>>453なのか?
もがみん、死ぬの?

>>455
>>448はモガミンジョークとして無効にしますm(__)m

最上「聞いたことないなあ」

大淀「運動に関係した脊髄や小脳の神経が変性する難病です」

大淀「歩くとふらついたりめまいがするなどの症状から始り、体の動きが徐々に制限されていくようです」

大淀「重くなると……寝たきりになります」

最上「最近、たまにふらつくことがあるとは思ってたんだけどね……」

最上「まさかそんなに重い病気だったなんて、正直ショックだよ」

最上「難病ってことは、治療法はないのかい?」

提督「現在のところ、根本的な治療法はない」

提督「運動失調の改善と症状の進行の抑制を目的とした治療薬があるが、効き目には個人差がある」

最上「ねえ、提督。……僕、どうしたらいいのかな?」

提督「↓2」

提督「入渠だな、1年ほど。夕雲といっしょに」

最上「もしかして、それで治るの?」

提督「いや、入渠はあくまで外傷を治すもの。体内の異常には効果がない」

大淀「そうですね……」

提督「今まではそう思われていた」

大淀・最上「!?」

提督「しかし、入渠とは本来、艦娘を万全の状態にするということだ」

提督「最近判明したことによれば、外傷の治癒以外にも様々な効用があることが分かってきた」

提督「あの湯に含まれる成分は、もしかしたら、神経細胞の異常に効く……かもしれない」

提督「例えるなら、リウマチや神経痛の治療として、温泉で湯治をするようなものだ」

最上「でも、みんなは戦っているのに自分だけ休むなんて……なんだか嫌だな」

提督「だが、この可能性にすがるしかないんだ」

提督「もちろん一日中お湯につかっていろ、とは言わない」

提督「たまには事務仕事を頼むかもしれない」

提督「後方支援も立派な役目だろう?」

最上「うん……そうだね」

・・・

提督「……」

大淀「……」

提督「神に祈ることしかできないのが、もどかしい……」

大淀「はい……」

↓3「失礼します」コンコン

蒼龍 (69 良い)


蒼龍「失礼します」コンコン

  「…… ……」

蒼龍「誰もいないのかな?」ガチャ

蒼龍「あれ?提督、いるなら返事してください」

蒼龍「提督?」

提督「……ああ、蒼龍か」

大淀「実は先ほど、ショックな出来事がありまして……」

蒼龍「何かあったんですか?」

大淀「(でも蒼龍さんなら……)。蒼龍さん、こう言ってあげてください」ゴニョゴニョ

蒼龍「えっ!?そんな恥ずかしい……」

大淀「お願いします」

蒼龍「提督、大丈夫?その……○っぱい揉む?」

提督「蒼龍ーーー!(ガバッ)」モミモミモミ

蒼龍「はあ……」

提督「うぅ…うぅ…」モミモミモミモミモミモミモミ

蒼龍「提督、そろそろ……ね?」

提督「ハッ!?俺は今まで何を」

・・・

蒼龍「落ち着いた?」

提督「ああ、さっきまでおちこんでいたが、もう大丈夫だ」

提督「私は私に今できることをやる、それだけだ」

提督「差し当たっては君に健康診断の結果を伝えるぞ」

・・・

提督「うん、上々だ」

蒼龍「本当?どこにも悪いところはありませんか?」

提督「そうだな……」

提督「強いて言えば↓2が気になるくらいだな」

提督「はみ出てる」

蒼龍「え、はみ出てる……弓の話ですか?」

提督「いや、違うんだ」

提督「その……九九艦爆が、はみ出てる」

蒼龍「艦爆が……あっ」ポロリ

蒼龍「どうして!?あっ、急いでしまわないと!」ムギュムギュ

大淀「提督……鼻血、出てますよ?」

蒼龍「やだ、ちょっと……あっち向いててください!」

蒼龍「提督があんなに揺らすからですよ!」

蒼龍「もう私失礼します!」バタン

・・・

提督「ティッシュはどこだったかな」

大淀「はあ……呆れました」

大淀「次は↓3さんですから、鼻の下縮めてください」



今回はここまで

コンマ20以下の闘病話、ご褒美話については、いくつかこのスレに短編(非安価)の投下を考えておきます
ありがとうございました

弥生 (32 悪い)


弥生「司令官……弥生、です」コンコン

提督「弥生か、入っていいぞ」

弥生「はい」ガチャ

提督「こんにちは、弥生」

弥生「こんにちは……」

提督「弥生は最近、困っていることはあるかな?」

弥生「いえ……ありません」

提督「それは良かった」

弥生「あの」

弥生「そんなに気を使わなくても……大丈夫です」

提督「そ、そうか(相変わらず固いな)」

提督「じゃあ、この前の健康診断の結果を発表するからな」

弥生「はい……」

・・・

提督「う~ん、良くないなぁ」

大淀「これは心配ですね」

提督「弥生、君は↓2と診断された。心当たりはあるかな?」

提督「虫歯と診断された。心当たりはあるかな?」

弥生「虫歯……ハッ」

大淀「(顔色が変わりましたね……)」

提督「弥生?」

弥生「いえ、なんでもありません」

提督「隠していたな?」

弥生「その……」

提督「虫歯は軽い病気ではないんだ」

提督「放っておけばそこから細菌が入り込んで、感染症になることだってある」

提督「早めの治療を心がける必要がある」

弥生「はい……」

提督「とにかく、明日から歯医者に診てもらうこと」

提督「私が紹介状を書くから。いいね?」

弥生「……」

弥生「歯医者さんは怖い、です」

弥生「痛そうだし……」

提督「あのなあ、弥生」

提督「確かに治療は痛いかもしれないが、放っておくともっと痛くなるぞ?」

提督「歯に気を取られて、戦闘中に思わぬ不覚を取ることも考えられる」

提督「分かるよな?」

弥生「はい……」

提督「大丈夫。行ってみれば、思ったよりなんとかなるもんだ」

提督「子どもには、痛くないように配慮してくれるはずだ」

弥生「司令官が言うなら……そうかも」

弥生「ちゃんと、治してきます……」

提督「うん、よろしい」

提督「それから、もう一つ言いたいことがある」

弥生「はい……なんでしょうか?」ビクッ

提督「進水日おめでとう!」

弥生「司令官……覚えていてくれたの?」

提督「ああ。お前のことはちゃんと見てるからな」

提督「これはお祝いに渡そうと思っていた、間宮券なのだが……」ピラッ

提督「虫歯の歯にはよくないだろう。また完治したら取りに来なさい」

弥生「はい。司令官、ありがとう」

・・・

提督「弥生は可愛いなあ」

大淀「歯医者さんを怖がるのは年相応でしたね」

大淀「でも、あと少し酷かったら神経まで達していました」

大淀「そうなれば、歯を抜くしかありませんでしたよ」

提督「……我慢するタイプの子は気を付けないとな」

提督「さて、次は↓3か」

三隈 (94 とても良い)


三隈「提督、三隈です」コンコン

提督「入ってくれ」

三隈「はい!」ガチャ

三隈「三隈、参りました♪」

提督「嬉しそうだな、何かいいことあったか?」

三隈「だって、久しぶりに提督とお話できますもの」

三隈「最近は、あんまりお話できませんでしたから」

提督「そうか。ここも大きくなったからな」

提督「色々な子に気を配るのはなかなか、大変だ」

三隈「提督も、たまにはお休みしてくださいね?」

提督「そうだな」

提督「三隈の方は、疲れが溜まっていたりしないか?」

三隈「いいえ、ばっちりですわ♪」

提督「君が言うと、なんだか安心感があるな」

三隈「そうでしょうか?」

提督「ああ。診断結果を見て確認しよう」

・・・

提督「おー、いい数値だ」

提督「やっぱり、三隈は健康管理をしっかりやっているんだな」

三隈「そう言っていただけると、嬉しいですわ♪」

提督「ところで、診断結果が特に良い者には、特別にご褒美をあげているのだが」

提督「三隈は何がいい?」

三隈「そうですわね……」

三隈「↓2はいかがですか?」

今度の週末、高級和食料亭でディナーを二人きりで

コンマも同じ、望みも同じ
さすが、仲のいい姉妹だね( ´´ิ∀´ิ` )

三隈「今度の週末、高級和食料亭で夕食をいただきませんか?……二人きりで」

提督「(熊野に続いてディナーのお誘いか)」

提督「いや、今週末は……ダメだ」

三隈「そんな」ウルウル

三隈「お断りだなんて、悲しいですわ」グスン

提督「!?」

提督「いや違う。誘いは嬉しい」

提督「ただ、今週末は外せない用事があってな」

三隈「何か、ありますの?」

提督「ああ。チョット、お偉いさんとネ……」

三隈「残念ですわ……」


提督「……代わりに、来週末なら空けられるはずだ」

三隈「本当ですの?」

提督「ああ、本当だとも」

三隈「では、来週末に参りましょう♪」

提督「うむ。承知した」

提督「ところで、店は私が選ぶのか?」

三隈「そちらは、くまりんこにお任せください♪」

提督「そうか。それなら頼んだ」

三隈「はい!」


・・・

提督「忙しくなるなあ」

大淀「三隈さんは、底知れぬ恐ろしさがありますね……」

提督「そうか?いい子じゃないか」

大淀「そこは否定しませんけれども……」

提督「次は↓3だな」

ksk

利根 (5 壊滅的)

提督「次は利根だな」

利根「吾輩が参ったぞ!」バタン

提督「おお、来たか利根」

利根「今日も暑いのう、提督」

提督「ああ、熱中症に気を付けたいな」

利根「うむ」

提督「さて、ではこれから健康診断の結果を伝えるが……」

提督「利根はきちんと自分で生活できているか?」

利根「む、どういうことじゃ?」

提督「筑摩に頼りきりだったりしないか?」

利根「失敬な。吾輩とてやるべきことはやっておる」

提督「そうか?」

提督「まあいい。それも結果を見れば分かること……」

・・・

提督「」

大淀「」

利根「なんじゃ?二人とも固まって」

利根「吾輩の規格外の数値に腰を抜かしおったか」

利根「どれ、見せてみよ」ピラッ

利根「↓2とは……。どういうことじゃ?」

え、何?瑞鳳以上に格納庫まさぐり過ぎて頭おかしくなったてこと?
だからノーパンなのか

利根「イクイク病とは……どういうことじゃ?」

提督「……まさか、この病気にかかっているとは思わなかった」

大淀「……本当に驚きましたよ」

利根「一体どうしたのじゃ?」

提督「利根、落ち着いて聞いてくれ」ガシッ

利根「んぁっ……!」ビクンビクンビクン

提督「あっ」

利根「くっ……また、来おったか……」ビクンビクン

大淀「利根さん!?」

利根「大丈夫じゃ……もう……慣れたものよ」ビクンビクン

利根「何か分かっておるのなら……説明を、頼むぞ…」ビクンビクン

大淀「利根さん」

大淀「この病気は、その……」

提督「いや、私から説明しよう」

提督「イクイク病とは、常に性的欲求が起こり、些細なことで性的刺激を感じ続ける病気だ」

提督「性的刺激を感じ続けることで、日常生活が困難になる」

提督「身体にも心にも大きな負担がかかる、難病だ」

利根「そう……か。吾輩のこれは……病だったのじゃな……」ビクンビクン

利根「治療法は……あるのか?」ビクンビクン

提督「この病気の原因は不明とされ、治療法も確立していない……」

利根「バカな……!」ビクンビクン

利根「治療法が、ないじゃと……!」ビクンビクン

提督「(なんとか……なんとかならないだろうか)」

提督「↓2という手は、あるかもしれない」




明石に脳みそ(精神)をいじらせる

>>1乙です。

>>548から

提督「明石なら……なんとかしてくれるかもしれない」

提督「工廠に行くぞ。大淀、留守は頼んだ」

大淀「分かりました」

提督「利根、歩けるか?」

利根「す、すまぬ、無理そうじゃ……」ビクンビクン

提督「仕方ない、抱えて行くとしよう」

・・・

工廠


明石「提督、明石の工廠へようこそ!」

明石「あれ、どうして利根さんを抱いているんです?」

提督「明石、実は今から修理を頼みたい」

明石「分かりました!」

明石「ってあれ、今日は出撃ありましたっけ?」

提督「いや、出撃で怪我をしたわけではないのだが……」

提督「とにかくこれを見てくれ」

提督「ほら利根、降りてくれ」

利根「すまぬ、思った以上に揺れがきつくてな……」ビクンビクン

利根「もう、ダメじゃ……」ビクンビクンビクンビクン

利根「」プシャー----

明石「……」

提督「……」


明石「提督」

提督「……なんだ?」

明石「どう見てもヤリすぎだわ」

明石「ここまで駅弁で来たんですか?」

明石「これを私に見せて何がしたいんですか?」

明石「利根さんじゃなくて提督を修理するべきじゃ……」

提督「オーケー。言いたいことは分かるが、完全に誤解だ」

提督「利根はこういう病気なんだ」

明石「えっ?」

提督「実はイクイク病という病気でな」

明石「聞いたことありませんよそんな病気」

提督「詳しく説明すると長くなるんだが…………」

提督「……という病気だ」

提督「かくなる上は、脳手術しかないと思う」

提督「できるか?」

明石「……その病気は、私にとっても未知の分野が多すぎます」

明石「……治る保証はできません」

提督「だろうな……。しかし、このまま放っておくわけにはいかない」

提督「全ての責任は私がとる」

提督「頼む、利根を救ってやってくれ……」

明石「提督……」

明石「分かりました。全力で頑張ってみます!」

・・・

利根「済まぬ、明石。吾輩のために……」ビクンビクン

明石「利根さん……」

明石「必ず楽にしてあげますからね」

明石「今は少し、眠っていてください……」プスー

・・・

翌日

プルルルル

提督「はい、こちら提督」

明石「利根さんが目覚めました!」

提督「分かった。すぐに行く」


☆コンマで手術成功判定

現在の数値5に、出た数値を+
計20以上なら利根は艦娘として復帰可能

コンマ50以下はそのまま、50を超えた場合は1/2
ゾロ目は2倍

↓2

※とりあえず今回はここまで

98*1/2=45
・利根の健康値が50(普通)まで上がりました

↑はミス
98*2/1=49
・利根の健康値が5+49=54(普通)まで回復しました


提督「利根、大丈夫か?」

利根「我輩は...一体」

利根「ずいぶん長い間、眠っていた気がするのじゃ……」

提督「いや、昨日会ったじゃないか」

提督「執務室でイクイク病のことが分かって、工廠に来ただろう?」

利根「う~ん、よく思い出せぬのう……」

提督「まさか、覚えてないのか?」

明石「まあまあ提督。何にせよ治ったならいいじゃないですか」

明石「記憶については……。色々ありましたからね、ショックで一時的に忘れているだけですよ」

大淀「確かに、大きな病気の後には記憶の混濁が見られることがあるといいますからね」

提督「まあ、無理に思い出す必要もないかもしれんな」

提督「とにかく治って本当に良かった。ありがとう明石」

明石「いえいえ、お役にたてて何よりです♪」


・・・

後日(執務室にて)


??「うむ、この時間は誰もおらんな」コソコソ

??「提督の椅子に座ってにおいをかいでいると…」

??「身体が、何かを思い出すのじゃ///」ビクンビクン

??「すまぬ、すまぬ提督。吾輩、もう……あっ///」プシャ―――

提督「あれ、イスが濡れてるな」

大淀「雨でも吹き込んだんでしょうか?」

提督「まあいい。それよりまた健康診断を続けるぞ」

大淀「色々あって遅れてしまいましたからね」

提督「気を取り直して。次は↓3だな」

大淀 (86 とても良い)


提督「大淀、君に決めた!」

大淀「私ですか!?」

提督「そうだよ」

提督「ある意味一番心配している」

大淀「まあ。私が自己管理できていないと思っていらっしゃるんですか?」

提督「違う。遅くまで執務に付き合ってもらうことが多いからな」

提督「帰れと言っても帰らないし……」

提督「というわけで、きっちり見させてもらうぞ」

大淀「そこまでおっしゃるのでしたら、どうぞ」

・・・

提督「ぐうの音も出ないほど健康体だな」

大淀「うふふ、そうでしょう」

提督「ご褒美をあげなくてはな」

大淀「私にも……いいんですか?」

提督「まさか、お前にだけやらんわけにはいかん。受け取って呉」

大淀「では、↓2を頂いてもいいですか?」

大淀「この鎮守府丸ごと頂いてもいいですか?」

提督「何だと!?」

提督「何を言っているのかわかっているのか?」

大淀「へへ、待ってたんだよ。この日をずっとな」

提督「このゲス野郎が!」

大淀「さよなら、提督♪」ジャキン

提督「たかが人間を殺すのにそれを使うのか?」

提督「来いよ大淀、艤装なんか捨ててかかってこい」

提督「それとも、俺が怖いのか?」

大淀「誰がテメェなんか!テメェなんかこわかねぇ!」

大淀「素手でぶっ殺してやるっ」ダッ

提督「」ガシッ

大淀「くっ」

提督「現役の俺に勝てると思ったか?」

大淀「私だって!手を放しなさい!」

提督「だが断る」

提督「クンクン、藤の花の香りがするな」

大淀「あっ…///もっと近くに……」

提督「どれどれ」


提督&大淀「プッ」

提督&大淀「AHAHAHAHAHAHA」

・・・

提督「いやあ、面白かったなあ」

大淀「久々ですね」

提督「これを理解してくれるのはお前だけだからな」

大淀「はい♪」


↓3 次の患者「(見ちゃいました……///)」

※今回はここまで


プリンツ・オイゲン(40 やや悪い)


プリンツ「(見ちゃった……///)」

プリンツ「(Admiralと大淀がくっついて……キャー///!)」ガタッ

提督「そこにいるのは誰だ!」

プリンツ「あ、提督さんっ!」

提督「なんだ君か。驚かせないでくれよ」

プリンツ「別に驚かせるつもりじゃ……」

プリンツ「ってそれより、今大淀さんと何してたの!」

提督「何でもないぞ、ちょっと組手の練習をしてただけだ。」

提督「そうだろう大淀?」

大淀「ええ、そうですね。ちょっと運動してただけだから……」

プリンツ「怪しい……」ジトー

提督「君の方こそどうした。執務室を除きに来たのか?」

プリンツ「うぇ、私!?」

プリンツ「私は提督に呼ばれたから来たんです!」

提督「ああ、そうだったな。では本題に入ろう」

提督「この前の健康診断の結果が届いてな」

提督「どうだ、自信あるか?」

プリンツ「健康診断?もちろんバッチリだと思います!」

提督「そうか、では結果を確認しよう」


・・・


提督「良いか悪いかで言えば…」

プリンツ「ゴクリ」

提督「悪い結果だな」

プリンツ「ええ!そんなあ」

プリンツ「なんでなの?」

提督「↓2だからだ」

提督「やや糖尿だからだ」

プリンツ「トウニョウ?」

大淀「血糖値がやや高いということです」

プリンツ「えっ、そうなの?」

提督「このままではいけないな、↓2で改善しよう」

提督「こういうのは結局、食生活が原因なんだよな」

プリンツ「はい……」

提督「とはいえ、慣れ親しんだ食生活をいきなり変えるのは難しいだろう」

提督「そんな君にはヤマノススメ」

提督「ポーラや鈴谷が修行している山寺があるから、そこに行ってみよう」

プリンツ「山!?でも、ビスマルク姉さまから離れるのは……」

提督「実は、プリンツについてはそれも気になるんだ」

プリンツ「えっ!?」

提督「山での修業を通じて自分一人で生き抜く力を磨いてくるんだ」

プリンツ「そんな、急に言われても……」

提督「大丈夫。君ならできる!」

プリンツ「提督がそこまで言うなら……」

プリンツ「私、頑張ってみる!」

・・・


提督「また1人、山流しにしてしまった」

大淀「重巡ばかりなのはなぜなんですかね……?」

提督「さあな。さて、次は↓3だな」

※続きは日曜日にやります





時雨(97) とても良い

時雨「僕だよ、提督」コンコン

提督「時間通りだな、入ってくれ」

時雨「失礼するね」ガチャ

時雨「こんにちは、提督。僕に何の用かな?」

提督「健康診断の結果を伝えようと思ってな」

提督「自分の体調について、何か思うことはあるか?」

時雨「僕は元気だよ。問題ないと思う」

提督「そうか、それならいいんだが…。一応確認しておこう」

・・・

提督「よし、よし」

大淀「完璧に近いですね」

提督「この結果は日ごろの努力の賜物だ。実に立派だよ」

時雨「そうかな?そう言ってもらえると、僕も嬉しいよ」

提督「ご褒美に何か欲しいものはないか?」

時雨「欲しいもの……」

時雨「↓2……かな」

時雨「僕を解体してほしい」

時雨「辞めたいんだ、艦娘を」

提督「おいおい……穏やかじゃないな」

提督「どうしてそう思ったのか、理由を聞いてもいいか?」

時雨「↓2」

時雨「看護師になるために学校に通いたいんだ」

時雨「僕は分からなくなった……」

時雨「艦娘として敵の命を奪い続けることは、本当に正しいことなのか」

時雨「最前線で命のやり取りをすることが、怖くなったのかもしれない……」

時雨「だから、人の命を救う看護師になってみたい」

時雨「人の役に立つ仕事に就きたいと思ったんだ」

時雨「ダメ……かな?」

提督「ダメだ。貴重な戦力を失うわけにはいかない」

時雨「提督……」

提督「普通の提督ならそう言うだろうな」

提督「だが、私は違う。認めよう」

時雨「本当かい!?」

提督「他でもない時雨がそこまで言うんだから、良く考えてのことなのだろう」

提督「無理やり引き止めたりはしないよ」

提督「だが、解体はしない」

提督「予備役に編入しておく。いつでもここに戻ってこれるように……な」

時雨「提督……!」

時雨「僕、学校に行っても頑張るよ」

提督「ああ」

大淀「正直、時雨さんを失ったのは痛いですね……」

提督「いや、駆逐艦時雨は必ず戻ってくる」

大淀「え?」

提督「自分が平穏な生活を送る間も、鎮守府で仲間が命がけで戦っている」

提督「このことに、あの娘が耐えられるわけがない」

提督「今の時雨は、一時的に怖気づいて迷っているだけさ」

大淀「だったら……なぜ引き止めなかったのですか!」

提督「それでも、迷いが生じた者は戦場に出せない」

提督「それに、自力で気づいてほしかったんだよ」

提督「良くも悪くも、自分は艦娘として生きるのが性に合ってるってことにね」


提督「さ、続けようか。次は↓3の番だな」

今まで誰が出てきたかとあと夏イベント登場艦はOKなのか気になるな

夕張

pola

>>641>>644 ↑読もう…
重巡ポーラ (43)やや悪
ビスマルク(100)
夕雲 (8 壊 滅 的)
伊58 (17 かなり悪い)
陽炎 (94 とても良い)
川内 (17 かなり悪い)
長良 (19 かなり悪い)
大鳳 (64 それなり)
嵐 (51 普通)
五十鈴 (39 やや悪い)
瑞鳳 (61 それなり)
足柄 (90 とても良い)
呂511(以下ろーちゃん) (23 悪い)
曙 (29 悪い)
不知火 (25 悪い)
鳳翔 (55 普通)
榛名 (14 かなり悪い)
瑞鶴 (29 悪い)
鈴谷 (45 やや悪い)
熊野 (94 とても良い)
最上(9 破滅的)
蒼龍 (69 良い)
弥生 (32 悪い)
三隈 (94 とても良い)
利根 (5 壊滅的)
大淀 (86 とても良い)
プリンツ・オイゲン(40 やや悪い)
時雨(97) とても良い

>>641
艦娘は制限しません

>>645
ありがとう!超助かる!


浜風(51 普通)

浜風「浜風です」コンコン

提督「入っていいぞ」

浜風「失礼します」

提督「う~ん」

浜風「なっ、なんですか。私の兵装に、何か?」

提督「外見から体調の変化を読み取ろうとしたが……分からないな」

浜風「ちょっと、提督!」

提督「悪い悪い。ではこれから、先に実施された健康診断の結果を発表する」

浜風「はい!」

・・・

提督「可もなく不可もなく……普通かな」

浜風「なるほど……。でしたら、良くなかった部分を教えてください」

浜風「改善していきますから」

提督「そうだな……↓2という点が気になるな」

提督「小さい虫歯があるそうだ。早めに治すように」

浜風「虫歯、ですか……」

提督「ちょっと間食が多いんじゃないか?」

浜風「面目ありません……」

浜風「秋は色々とおいしい季節なので、つい……」

大淀「(浜風さんの場合、一年中何か食べているような気もしますが……)」

提督「まあ、料理したり食べたりしてるときの浜風は可愛らしいと思うけどな」

浜風「なっ///」

浜風「何を言うんですかいきなり!」

提督「すまんな」

浜風「まったく…///」

提督「それはともかく。食べたらきちんと歯を磨くこと。約束だぞ」

浜風「はい。了解です!」

・・・

提督「意外と子供っぽいところもあるんだね」

大淀「そうですね」クスッ

提督「お次は↓3だな」

※今回はここまで、ありがとうございました。
続きは火曜日に

夕張


安価、これじゃはっきりせんし↓にずれそう

大和(20 悪い)

提督「大和……か」

大淀「最近はあまり出番がありませんが……」

提督「元気にしてるといいんだがなあ」

大和「提督。大和です」コンコン

提督「入ってくれ」

大和「失礼しますね」ガチャ

提督「久しぶりだな、大和。体調に変わりないか」

大和「……」

提督「やまちゃん?」

大和「あっ、はい。特には、変わりありません」

提督「そうか」

提督「それじゃ、健康診断表で確かめてみよう」


・・・


提督「良くないな。実に良くない」

大和「やっぱり……」

提督「↓2ということだが、心当たりがありそうだな」

提督「想像妊娠と書かれているが……」

大和「想像なんかじゃありません!」バンッ

提督「えっ」

大和「大和のお腹には、赤ちゃんがいるんです!」

提督「オーケー、分かった。分かったから落ち着いてくれ」

大和「はい……」

提督「まず聞きたいが、誰の子だ?」

大和「↓1」

大和「提督です」

提督「は?」

大和「そんな……ひどすぎます!」

提督「ひどいと言われても、覚えがない……」

大和「忘れたんですか!」

提督「いや、本当に分からないんだ」

大和「この前の作戦期間中……一緒に寝たじゃないですか!」


(回想……)


大和「提督、報告書をお持ちしました」ガチャ

大和「ご不在のようですね……」

大和「はあ、疲れました……ちょっとそこのお布団で横になりましょう」ゴロン

大和「zzz」

チュンチュン

大和「朝ですね……いつの間にか」

提督「zzz」

大和「提督が、大和の隣で……。一晩一緒に寝たということは」

大和「大和、妊娠しちゃいました!」

大和「お疲れのようですから、報告書だけ置いてこのまま立ち去りましょう!」










提督「ああ、その時か」

大和「ようやく思い出していただけましたか?」

提督「ああ、だが事実は違う」

提督「あの日、執務室に戻った俺は」

提督「布団の上に、毛布に包まれた艤装があるのを発見した」

提督「誰かの嫌がらせかと思って腹が立ったが……」

提督「俺の力じゃ動かせそうになかったし、諦めて寝たんだよ」

提督「まさか中に大和がいるとは思わなかった」

提督「それに何より……」

提督「一緒に寝ただけじゃ子どもはできない」

大和「そんな……私、子どもの名前まで考えていたのに!」

提督「知らんな」

大和「うぅ……こんなことって」

・・・

提督「箱入り娘にも困ったもんだ」

大淀「そうですね……今度勉強会でも開きましょうか?」

提督「そうしてくれると助かる。次は↓3だな」


如月「司令官、来たわ」ガチャ

提督「やあ如月」

提督「最近、体調はどうだ?」

如月「あら、気にかけてくれるの?」

如月「私はいつでも大丈夫ですわ」

如月「司令官も元気にしてる?」

提督「ああ、もちろん」

如月「それなら良かったわ」

提督「ところで、健康診断の結果が届いた」

如月「まあ、見せて見せて♪」

提督「ほら、これだ」

・・・

提督「何一つ悪いところはないな」

如月「あはっ。でも、当然と言えば当然ね」

提督「日ごろから手入れを怠らないのは立派なことだ」

提督「そんな如月には何かご褒美をあげよう。何がいい?」

如月「あら、ありがとう。それなら、↓2がいいわ」

如月「提督との結婚式がいいわ」

提督「何?」

大淀「如月さん……それは」

如月「丘の上の教会で式を挙げて、睦月型のみんなに祝福してもらって、そのあとは2人きりで……」

提督「ははは。また俺をからかっているのか?」

如月「えっ?」

提督「君は日ごろから誘惑するというか…そういった言動が多いが……」

提督「こんな時くらい普通に欲しいものを言っていいんだぞ?」

如月「私、そんなつもりじゃ……」

提督「そもそも艦娘ということを置いても、君は結婚できる歳じゃないだろう?」

如月「……実際に結婚するのは、今すぐじゃなくてもいいの」

如月「司令官と約束ができたら、それだけでいいの」

提督「うん?」

如月「私、本気なのよ」

提督「はは。そのセリフはあと4年ほどしたら使いなさい」

如月「それじゃあ、遅いのよ」ボソッ

大淀「……」

提督「ほら、これ(間宮券)やるから。アイスでも食べてくれ」

如月「……司令官」

提督「どうした?」

如月「私、あきらめないから。絶対よ」バタン


提督「恋に憧れる年ごろ、なのかな?」

大淀「……本気の女の子に、年は関係ありませんよ」

提督「もう少しマイルドに言えば良かったのかなあ」

大淀「私からはあえて何も言いません」

提督「?」

↓3「失礼します」

※今回はここまで。次は金曜日にやります

比叡(46 普通)

比叡「呼ばれて参りました、比叡です!」

提督「オッス、入れ」

比叡「失礼します」ガチャ

提督「さて、健康診断の結果を渡す前に聞きたいんだが」

提督「比叡も最近無理してないか?」

比叡「私も?」

提督「先ごろ、榛名カフェイン中毒事件があったからな……」

提督「お前も無理に頑張りそうで心配なんだよ」

比叡「心配させてすいません……。ですが、あの後に姉妹でしっかり話し合いましたから、もう大丈夫です!」

比叡「互いに思っていたことを話せて、前よりも絆を深めることができました!」

提督「それは良かった」

比叡「それに、私については心配ご無用です!いつでも気合満々ですから!」

提督「そういうところが心配なんだが……」

提督「とにかく結果を見るとしよう」

・・・

提督「まあ、普通の範疇だろう」

比叡「ん~。お姉さまに追いつくためには、もっと頑張る必要がありますね……」

提督「そうだなあ。数値がここ止まりの大きな要因は↓2だな」

提督「試作カレーの味見のせい……だろうな」

比叡「どういうことです?」

提督「備考欄に、劇物を摂取している疑いがあると書かれている」

大淀「まさか比叡さんも薬物に手を……」

比叡「ヒエッ!?濡れ衣です!」

提督「だからカレーなんだよ。色々入ってるだろ、あれ?」

比叡「はい!健康に良さそうなものは片っ端から入れています!」

提督「その過程で、食べられないものまで入れているはずだ」

提督「大概の食材はカレーにぶち込めば食えるが……」

提督「お前のカレーは、はっきり言って身体が受け付けないからな」

比叡「ガーン」

提督「↓1を命じる。いいな?」

提督「厨房出入り禁止だ!」

比叡「そんなぁー!」

提督「健康のことを考えると、お前に料理をさせるわけにはいかない」

比叡「(´・ω・`)」ショボーン

大淀「あれ?ちょっと待ってください」

大淀「味見レベルで影響が出るのであれば、もしカレーを丸ごと摂取した場合……」

提督,比叡「……」

提督「惨劇が起こる前に、やめようね?」

比叡「アッハイ」



提督「レシピ通り作ってくれればいいのに……」

大淀「メシマズとは、得てしてそういうものです」

提督「oh……。次は↓3か」

ウォースパイト(80 とても良い)

ウォースパイト「Here comes Warpite!」コンコン

提督「ヘイ、構わん入れ」

ウォースパイト「Good morning, Admiral.」

提督「調子はどうだい?」

ウォースパイト「I'm pretty good!」

提督「それは良かった」

ウォースパイト「今日はどうしたの?」

提督「ここへ来た時にやってもらった、ヘルスチェックの結果を返そうと思ってな」

ウォースパイト「I see.」

提督「長旅の疲れもあると思うから、結果はあまり気にしないでもいい」

ウォースパイト「Alright.」

・・・

提督「素晴らしい。極めて良好な結果だ」

ウォースパイト「Great!」

提督「ご褒美……結果へのお祝いとして君に何かあげよう」

ウォースパイト「Are you sure? 本当にいいの?」

提督「ああ、ここではそれがルールなんだ」

ウォースパイト「I got it.それなら、↓2を頂けると嬉しいわ」

ウォースパイト「この戦争が終わったら結婚してほしいわ」

提督「は?Pardon?」

ウォースパイト「Would you marry me?」

ウォースパイト「嫌なの?」

提督「嫌と言うよりも、俺と君はまだ知り合ってから日も浅いし……」

ウォースパイト「そう?なら、私のことをもっと良く知れば結婚してくれるのね?」

提督「……参考までに聞くが、どうして俺をそこまで思ってくれているんだ?」

ウォースパイト「↓1」

ウォースパイト「戦艦ビスマルクが貴方と結婚するんでしょう?」

ウォースパイト「代わりに私が、貴方のwifeになるわ」

提督「どうしてそうなる」

ウォースパイト「あの国の船に負けるわけにはいかないもの。戦場でも、それ以外でも」


提督「……聞いてみれば、なんと情けない」

提督「下らない対抗心で身を犠牲にするとは……恥を知れ!」

ウォースパイト「!?」

提督「今は人類が一つにまとまって敵と戦うとき」

提督「内輪もめをしている場合ではない」

提督「偏見は捨てて、ビスマルクたちと話をしてくれ」

提督「そうすれば、必ず分かり合えるはずだ」

ウォースパイト「Admiral……」

大淀「ウォースパイトさん」

大淀「私たちは過去から逃れられない存在です。しかしそれでも、過去の対立までもを引きずる必要はないでしょう?」

ウォースパイト「……That's right.」

提督「それと、ビスマルクと約束した結婚とは、カッコカリのことだ」

ウォースパイト「Really!?」

提督「彼女だって軽々しく身を差し出すはずがないだろう」

ウォースパイト「そう言われれば、そう……」

「分かったな?もっと自分を大切にしてくれ」

ウォースパイト「……ごめんなさい。私が間違っていたわ」

ウォースパイト「貴方の気持ちも考えず、突っ走ってしまったみたいね」

提督「分かってくれればいいんだ」

ウォースパイト「ありがとう、提督。私の間違いを正してくれて」

ウォースパイト「……そうだわ。これから、時々でいいから私を秘書艦にしてちょうだい」

ウォースパイト「そうしたら、お互いのことをもっと良く知れるでしょう?」

提督「分かった。そうしよう」

ウォースパイト「That's a promise.Thank you!」ガチャ

・・・

提督「いきなりびっくりしたよ」

大淀「そうですね。心臓が止まるかと思いました……」

提督「それは驚き過ぎだろう。次は↓3だな」

※今回はここまで。ありがとうございました。
 結婚フラグ多くて草生える

金剛 (74 良い)


金剛「提督、私デース!」バーン

提督「ハイ金剛。ハワユー?」

提督「アイムファインセンキュー!」

金剛「提督も元気ですか?」

提督「金剛の英語を聞いて、元気が出たよ」

金剛「本当デスか!?私の声で元気になってくれて嬉しいネー!」

提督「(ネイティブ発音じゃないから安心したとは言えないな)」

金剛「♪」

提督「それじゃ、これから健康診断の判定を見せるぞ」

・・・

提督「なかなかやるじゃないか」

金剛「これが私の実力デース!」

提督「あとは、↓2を改善すれば言うことなしだな」

提督「肩こりを改善すれば言うことなしだな」

金剛「肩こり、デスかー?」

提督「そうだ。肩こりや腰痛は艦娘がなりやすい病気の一つだからな」

金剛「言われてみれば、そんな気がして来まシタ……」

提督「↓1で改善しよう」

提督「私が背中全体をマッサージしよう」

金剛「て、提督が、ワタシにマッサージを……」

金剛「お願いしマース……///」

提督「よし。それじゃソファーに寝てくれ」

大淀「あの…、執務室でそれはどうなのでしょう?」

提督「いやいや、指圧には自信があるんだ。悪いがちょっと外に出て、誰か来ないか見ていてほしい」

大淀「はぁ……信じていますからね、提督?」

提督「大丈夫大丈夫。治療行為だって安心しろよ」

金剛「テイトクー!まだデスかー?」

提督「ちょっと待っててくれ!」


※今回はここまでとします。ありがとうございました。
 続きは来週の水曜日にやります。


いつもの衣裳を脱がせ、うつぶせに寝てもらう。
背中からお尻にかけての綺麗なラインに、思わず唾を飲む。

まずはオイルを塗ると声を掛け、瓶からこぼれるオイルを背中に垂らす。

「ひゃん!冷たい!」

取り合わずに、手のひら全体を使ってオイルを白い背中に広げていく。
両手を背中に置いて、親指で背中の筋肉をほぐしていく。少しずつ、上へ、上へ

「うっ、うっ」

ぐっ、ぐっと押し込むたびに、下で喘ぐ金剛。
その白い背中の下で、筋肉が張っているのが分かる。。
ここに大きな重圧がかかっているのだろうと思うと、自然と手に力が入る。

肩まで行き着くと、肩甲骨の間を丁寧に押していく。

「あっ、そこはだめデス!」

「いいから、力を抜け」

声をかけると、ようやく抵抗が弱まってくる。


一通りほぐすと、また腰から上へ、今度は掌底で押していく。

「あっ、くぅっ」

慣れてきたのか気持ちよさそうな声を上げる金剛。

その肩を、今度は優しく揉んでやる。

「どうだ?」

「気持ち、イイデス……」


続けて、首の付け根を中心にコリをほぐしてやる。

「くっ、くすぐったいデース」

下で悶える金剛の白いうなじが目にまぶしい。


・・・


「ふう…こんなものか」

終了後、金剛は起き上がることができなかった。
ベランダで一服していると、しばらくして身支度を整えた金剛がやってきた。


金剛「あの、提督……」

金剛「また、シテクレマスカ?」

提督「……」

提督「お前が求めるなら、いつでも」

・・・


提督「久々だったが、なんとか上手くやれたよ」

大淀「金剛さんの顔が上気してましたけど……」

提督「それはマッサージの効果です」

↓3「失礼します」

明石(67 良い)


明石「失礼しまーす!」ガチャ

明石「あれ、大淀どうしたの?提督の顔をじろじろ見て」

大淀「別に、何でもないわ」

明石「ふーん。まあいいわ、後で聞かせてもらうから」

明石「ところで、今日はどんなご依頼ですか?」

提督「今日は違うんだ。前に受けてもらった健康診断の結果を見せようと思ってな」

明石「なるほど。しかし、私は大丈夫だと思いますよ」

明石「自分で点検してますから!」

提督「しかし、自分では見えない部分もあるかもしれないからな、確認しよう」

・・・

提督「おー、いい数字だな」

明石「ふふ、言った通りでしょう?」

提督「ただ一つ、↓2なのが惜しまれるな」


提督「少し視力が低下しているのが惜しまれる」

大淀「これは納得ですね」

明石「あー、視力についてはあんまり自覚してなかったですね…」

明石「最近、遠くを見る機会ってあんまりなかったので」

提督「↓1で解決しようか」

提督「メガネを掛けてみたらどうだ?」

明石「メガネ、ですか?」

提督「ああ。この視力なら掛けるべきだと思う」

明石「まあ、一理ありますね」

明石「ちなみに提督は好きですか、眼鏡っ娘?」

大淀「!」

提督「俺に眼鏡属性はないぞ」

明石「え~!そうなんですか?」

提督「ゴホン。とにかく、最近はフレームがお洒落なメガネや、高機能なメガネもあるから」

提督「お前に合うメガネがきっと見つかるはずだ」

明石「そうですね、今度探しに行きます」

明石「大淀も行く?」

大淀「そうね。そうしようかな…」


・・・


提督「明石はどんな眼鏡を買うんだろうなあ」

大淀「…気になりますか?」

提督「あいつの眼鏡にかなうメガネが気になるんだ」

提督「しかし、大淀はそのシンプルな眼鏡が似合っていると思うぞ」

大淀「ふふ。そうですか」

提督「急に機嫌良くなったな」

大淀「いえいえ。次は↓3さんですね」






夕張(90 とても良い)

夕張「夕張です!×3」ゴンゴンゴン

提督「3回も言わなくていい!」

夕張「お待たせ!明石に言われて来たんだけど、健康診断の結果発表やってるんですよね?」

提督「そうだな」

夕張「早く結果を知りたくて、つい急いじゃって……」

提督「そんなに気になるのか?」

夕張「やっぱり私自身のデータだから、早く知りたかったんです」

提督「そ、そうか。では早速確認しよう」

:::

提督「うん、どの数値も問題なしだ」

夕張「本当!う~ん、でもちょっと残念な気もしますね」

提督「なぜだ?」

夕張「データを見て、改善する必要がなくなっちゃったんだもの」

提督「それなら代わりに、健康を保っているご褒美として何かあげよう」

夕張「本当!?なら、↓2を貰ってもいいかしら?」

夕張「提督の健康も管理させてもらって良いかしら?」

提督「と言うと?」

夕張「ほら、提督って健康に無頓着なところがあるでしょ」

提督「そうかね」

夕張「朝も眠そうな時があるし」

夕張「忙しいと食事を抜いちゃうこともあるし」

夕張「遅くまで執務室の明かりが点いていることも多いし」

提督「(よく見ているな)」

夕張「だから、私に管理させて欲しいんです」

提督「どうやって?」

夕張「週一でいいから、私を秘書艦にして下さい!」

提督「…分かった。そうしよう」

夕張「それと、定期的に提督のデータを取らせてほしいんです」

提督「ふうん」

夕張「それで、もし病気の兆候があった時には、私の指示に従ってね」

提督「えっ、それは……」

夕張「大丈夫。ちゃんと実行可能な改善案を考えておくから。私に任せてねっ!」


・・・


提督「参ったなあ」

大淀「夕張さん…恐ろしい子!」

↓3「」コンコン


※今回はここまで。次回は土曜日にやります。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年09月22日 (木) 23:54:13   ID: 0zMkoY3M

見てて楽しいなぁ

2 :  SS好きの774さん   2016年09月26日 (月) 20:03:41   ID: v4l0OVBJ

これは最後に提督かな?

3 :  SS好きの774さん   2016年09月27日 (火) 06:45:55   ID: ucVcwjA1

髪が薄いのはどうしたらいいの?(37歳)

4 :  SS好きの774さん   2018年10月03日 (水) 16:47:27   ID: kp2SG2u_

男性型脱毛症はいい薬があるから病院行って

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