【ガルパン】あゆみ「梓、大事な話だからよく聞いてね」 (25)

梓「どうしたの?突然うちに来たと思ったら急に改まって.....」

あゆみ「あのね、言いにくいんだけど.....」

あゆみ「梓の行動はちょっと、ううん、すごくおかしいの」

梓「え?」


※書いてる人間が一番おかしいので苦手な方、嫌いな方はここで引き返してください。今のうちだぞ



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梓「えっと.....わたし何か変なことしてたかな?」

あゆみ「うん。予想はしてたけど、自覚なかったかぁ」

梓「あの、例えば?」

あゆみ「まずこの部屋からしておかしいんだけど、軽いところから行くね」

あゆみ「まず、この前更衣室で西住隊長の制服の匂いを嗅いでたよね?」

梓「み、見られてたんだ......恥ずかしいなぁ」//////

あゆみ「ここまでは100歩譲ってセーフなんだけどね」

あゆみ「さすがに西住隊長の体操服を袋に詰めて振り回した後、袋の空気が抜けないように取り出したのは理解できないの」

梓「?」

あゆみ「あれ、何してたの?」

梓「何って......西住隊長の匂いを袋に詰めてただけだけど.....」

あゆみ「あのね、それは一般的におかしなことだよ?」

梓「......そっか、やっぱり体操服を持ち帰るのが一般的には

あゆみ「違う!さっき譲っちゃったけど、匂いを嗅ぐっていうのがちょっともうおかしいの!!」

あゆみ「ちょっとじゃなくてもう度を超えておかしいの!!!」

梓「え、えぇっ!!」

あゆみ「それからね、梓時々練習終わった後にIV号にこっそり乗り込んでるでしょう?」

梓「う、うん」

あゆみ「それ自体はね、変じゃない。全く変じゃないんだよ?」

あゆみ「問題は、乗り込んで車長席に執拗に頬を擦り付けてることなの!」

梓「な、なんで知ってるの?」

あゆみ「たぶん、袋を振り回すところを見てさえなければ気にも留めなかったんだけど、あまりにも様子がおかしいから何してるのか知りたくなっちゃって.....」

あゆみ「結果知らなければ幸せだったな、って思ったんだけど」

梓「で、でもほら、座り心地気になるでしょう?」

あゆみ「普通は座り心地を確かめたかったら椅子に座るんだよ.....」

梓「あ、でも、西住隊長の椅子になりたいって言ってるわけじゃないし......」

あゆみ「うん、その発想がおかしいって気づこう?」

梓「でも、河嶋先輩は会長に言われて迷わず踏み台に......」

あゆみ「そっかぁ、判断基準狂わせる材料が近くにいたかぁ」

梓「そっか、あれもおかしなことだったんだね。いつ言われてもいいように心の準備はしてたんだけど......」

あゆみ「踏み台を用意しよう。人間じゃないのを」

あゆみ「あと、最近梓ゲームやってるよね?アイドル育てるやつ」

梓「うん。プロデューサーになってSランクアイドルを育てるゲーム」

あゆみ「いいよ?ゲームは普通だよ?もういっそゲームを買った理由が『西住隊長にソックリなキャラクターがいたから』って言うのを無視したっていいよ」

あゆみ「でもね、そのキャラクターに『澤 みほ』ってつけるのはもうちょっとコメントができないほどおかしいよ!」

梓「やっぱりわたしが西住の姓になるべきだよね。うん、それはおかしいかなって自分でも

あゆみ「違う!違うよ!!もうなんだかわたしがおかしい気がしてきたけど、ストレートに『西住 みほ』でよかったじゃん!なんで『澤 みほ』にしちゃったの!」

梓「欲が出ました」シュン

あゆみ「まぁ、いいよ。好きな人の苗字と自分の名前を組み合わせたりは、まぁ、ギリギリ許容範囲かも知れない」

あゆみ「でもね、しきりに『声が違う.....声が違う......』って呟くのはやめて!!!」

あゆみ「別の問題が!別の問題が発生しちゃってるの!!もう結構あのゲームの触れちゃいけないところに触れてる感じになってるの!!!!」

梓「それは素直に謝るね。気をつけなきゃ」

あゆみ「なんかちょっと本題からずれた感じになっちゃったけど.....ちょうどいいし一回休憩にするね」

梓「まだあるんだ。怖い......」

あゆみ「うん、わたしも怖い」

おまえか

梓「あ、麦茶持ってくるね。喉乾いてるでしょ?」

あゆみ「うん、ありがとう。そういう気遣いはすごく普通だし梓のいいところだよ」

梓「もう////褒めたって麦茶しかでないからね!」

あゆみ「ふぅ......」ゴクゴク

あゆみ「......念のため聞くけどね」

あゆみ「この麦茶作るときに西住隊長のお風呂の残り湯使ったとかないよね?」

梓「え?......あぁ、ごめんね!わたしったら気が利かなくて......」

あゆみ「ストップ!違う、そういう意味じゃない!!」

頭おかしい(誉め言葉)

あゆみ「あのね、普通の麦茶で正解なの。疑ったわたしもどうかと思うけど、ナチュラルに西住隊長のお風呂の残り湯が出てきそうになるのはもっとどうかと思うの!」

梓「でも.....」

あゆみ「でもじゃないの!残念そうな顔もしないの!」

梓「美味しいよ?」

あゆみ「もう味の問題はいいや、個人の問題だから。もう一番の問題は当たり前のように残り湯が出てきたところかな!」

あゆみ「入手方法も聞かない!今聞きたくないから!!!」

梓「それで、どの辺りが問題でしょうか.....?」

あゆみ「全部かな!もう全部ぜぇーんぶ!!!!!」

梓「あの、落ち着いて、あゆみ」

あゆみ「そうだね、わたしが冷静さを失ったらおしまいだもんね」

あゆみ「すぅはぁ」

あゆみ「もうお風呂の残り湯問題は置いとくよ。それでね、この部屋」

梓「部屋にもおかしなところが?」

あゆみ「もうね、部屋の壁一面に西住隊長の写真が!とかなら逆に安心した。普通じゃないけど」

あゆみ「なんなら部屋の写真が優勝した時の写真一枚って言うのに救いの光さえ見えそうな気がするの」

あゆみ「でもね、梓。ちょっと質問に答えてね?」

あゆみ「この西住隊長っぽいぬいぐるみは何?」

梓「みほぐるみだよ!」

あゆみ「そっかぁ、みほぐるみかぁ」

あゆみ「ってならないよ!」

こういうの問い詰めるの紗希ちゃんだと思った

あゆみ「かわいいよ!すっごくかわいい!!手作りだろうし女の子の趣味としては間違った方向には進んではないと思う」

梓「だったら.....」

あゆみ「問題は数!多い!!もう褒めてもいいかなぁ、ってくらいすごい数!床がみほぐるみになってる!」

梓「あの、踏まないでね?」

あゆみ「踏まないよ!踏まないように移動するのが大変だったけど!」

梓「よかった」ホッ

あゆみ「うん、わたしも安心できる時が来るといいな」

あゆみ「とにかくね、梓はクレイジーサイコすらふみこえはじめ......あ.......れ.............?」バタッ

梓「......」

梓「うーん、あゆみも理解してくれないのかぁ」

梓「あの秋山先輩でもおかしいって言うし」

梓「うん、あゆみも“お話し合い”が必要だね!」

梓「でも西住隊長はダメだから......沙織さんか五十鈴先輩かな?」

梓「普通が何かはわからないけど、愛があってみんなが仲良しなら幸せだよね♪」

梓「あ、カメラまだ回ってたんだ」

梓「次は


ザーッ

...........えんd

......終わりです。始まりかもよ?
HTML化依頼出してきます。

みんなは澤ちゃんのどこがおかしいか分かったかな?

>>9
わたしです。

>>11
ありがとうございます。一度言われてみたかったw

>>16
勢いが欲しかったのと単純に山郷さん書きたかったので。ただラストもっとギャグで終わらせる予定だったんです。誰だよ澤ちゃんこんな風にしたやつ!

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